JP2010021051A - ディマースイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】単独のディマースイッチノブで前方照射と下方照射との間の切換操作と前照灯のオン・オフ操作を行わせることができるとともに、ディマースイッチノブを前方照射位置から下方照射位置まで回動操作する際、意図せずオフ位置まで回動操作してしまうのを防止することができるディマースイッチ装置を提供する。
【解決手段】ディマースイッチノブ1とスイッチ本体2とを具備したディマースイッチ装置において、前方照射位置にあるディマースイッチノブ1の回動軸L方向への押圧操作を規制しつつ下方照射位置にある当該ディマースイッチノブ1の回動軸方向への押圧操作を許容し、且つ、押圧操作されないディマースイッチノブ1の下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、押圧操作された当該ディマースイッチノブ1の下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の前照灯を前方に向けて点灯して光を前方照射させる前方照射位置、下方に向けて点灯させて光を下方照射させる下方照射位置、及び当該前照灯を消灯させるオフ位置との間で回動操作可能なディマースイッチノブを具備したディマースイッチ装置に関するものである。
一般に、二輪車用のディマースイッチ装置は、ハンドルバーにおける把持グリップ近傍に取り付けられたスイッチケースに配設され、車両の前照灯を前方照射(ハイビーム)と下方照射(ロービーム)とに切換操作可能とされている。かかる前照灯は、下方照射すべく光軸を進行方向に対して下方に向けた下方照射用ライトと、前方照射すべく光軸を進行方向に対して略平行に向けた前方照射用ライトとから構成されており、下方照射用ライトのみが点灯すると下方を照射し、前方照射用ライトが点灯すると前方を照射し得るよう構成されている。
ところで、ディマースイッチは、通常、前後方向に揺動可能なシーソー型のスイッチノブを有しているものが多いが、近時においては多様な形態のものが提供されるに至っている。例えば、ATVや四輪バギー等において、ハンドルバー近傍に回動式のディマースイッチノブを配設したものが提案されるに至っており、かかるディマースイッチノブにより車両の前照灯を前方に向けて点灯して光を前方照射させる前方照射位置、下方に向けて点灯させて光を下方照射させる下方照射位置、及び当該前照灯を消灯させるオフ位置との間で回動操作可能とされたものがある。
而して、運転者が当該ディマースイッチノブを前方照射位置とすると所定の電気回路が形成されて前方照射用ライトを点灯させ前方照射とするとともに、下方照射位置まで回動操作すると別の所定の電気回路が形成されて下方照射用ライトを点灯させ下方照射状態とするようになっている。また、下方照射位置から更に回動させてオフ位置とすると、電気回路が遮断されて前方照射用ライト及び下方照射用ライトの何れも点灯せず消灯するようになっている。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来のディマースイッチ装置においては、ディマースイッチノブを前方照射位置から下方照射位置まで回動操作する際、意図せずオフ位置まで回動操作してしまう虞があるという問題があった。然るに、車両の走行中に意図せず前照灯が消灯してしまうと安全面においても不具合がある。特に、ATVや四輪バギー等においては、運転者は比較的厚手の手袋等をして操作することが多く、繊細な操作が困難となっているため、ディマースイッチノブを前方照射位置から下方照射位置まで回動操作する際、意図せずオフ位置まで回動操作してしまう可能性が高い。
一方、前方照射と下方照射との間の切換操作用と前照灯のオン・オフ操作用との2つのディマースイッチノブを具備させ、それぞれで操作可能な構成とすれば上記問題は回避できると思われるものの、その場合、ディマースイッチノブが2つ必要となって設置スペースが大きくなってしまう、部品点数が多くなってしまう、或いは操作毎に操作するノブを選別しなければならない故、操作が複雑になってしまう等といった別の問題が生じてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、単独のディマースイッチノブで前方照射と下方照射との間の切換操作と前照灯のオン・オフ操作を行わせることができるとともに、ディマースイッチノブを前方照射位置から下方照射位置まで回動操作する際、意図せずオフ位置まで回動操作してしまうのを防止することができるディマースイッチ装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、車両の前照灯を前方に向けて点灯して光を前方照射させる前方照射位置、下方に向けて点灯させて光を下方照射させる下方照射位置、及び当該前照灯を消灯させるオフ位置との間で回動操作可能なディマースイッチノブと、該ディマースイッチノブを回動自在に支持するスイッチ本体とを具備したディマースイッチ装置において、前記前方照射位置にある前記ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を規制しつつ前記下方照射位置にある当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を許容する押圧規制手段と、前記ディマースイッチノブの前記下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作に伴い当該ディマースイッチノブの前記下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容する回動規制手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のディマースイッチ装置において、前記ディマースイッチノブは前記オフ位置において押圧状態が維持されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のディマースイッチ装置において、前記オフ位置から前記下方照射位置まで回動操作される過程で前記ディマースイッチノブを押圧操作前の初期状態まで戻す付勢手段を具備したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1つに記載のディマースイッチ装置において、前記押圧規制手段は、前記スイッチ本体に形成され、前記ディマースイッチノブが前方照射位置にあるとき干渉して押圧操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブが下方照射位置まで回動操作されると干渉が回避されて押圧操作を許容する突起形状から成ることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1つに記載のディマースイッチ装置において、前記ディマースイッチノブに形成され、回動操作及び押圧操作と連動可能な連動手段と、前記スイッチ本体に形成され、前記連動手段と当接して前記ディマースイッチノブを前方照射位置、下方照射位置及びオフ位置の何れかの位置で保持させる保持手段とを具備するとともに、前記回動規制手段は、当該保持手段に形成された壁形状及び段差形状から成ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、前方照射位置にあるディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を規制しつつ下方照射位置にある当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を許容し、且つ、ディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブの回転軸方向への押圧操作に伴い当該ディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容するので、単独のディマースイッチノブで前方照射と下方照射との間の切換操作と前照灯のオン・オフ操作を行わせることができるとともに、ディマースイッチノブを前方照射位置から下方照射位置まで回動操作する際、意図せずオフ位置まで回動操作してしまうのを防止することができる。
請求項2の発明によれば、ディマースイッチノブはオフ位置において押圧状態が維持されるので、ディマースイッチノブが前方照射位置若しくは下方照射位置にあるのか、或いはオフ位置にあるのか押圧状態で確認することができる。
請求項3の発明によれば、オフ位置から下方照射位置まで回動操作される過程でディマースイッチノブを押圧操作前の初期状態まで戻す付勢手段を具備したので、オフ位置から下方照射位置まで回動操作する際、ディマースイッチノブを自動的に非押圧状態まで復元させることができる。
請求項4の発明によれば、押圧規制手段は、スイッチ本体に形成され、ディマースイッチノブが前方照射位置にあるとき干渉して押圧操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブが下方照射位置まで回動操作されると干渉が回避されて押圧操作を許容する突起形状から成るので、押圧規制手段の構成を簡素化させつつ前方照射位置にあるディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作をより確実に規制することができる。
請求項5の発明によれば、ディマースイッチノブに形成され、回動操作及び押圧操作と連動可能な連動手段と、前記スイッチ本体に形成され、前記連動手段と当接して前記ディマースイッチノブを前方照射位置、下方照射位置及びオフ位置の何れかの位置で保持させる保持手段とを具備するとともに、前記回動規制手段は、当該保持手段に形成された壁形状及び段差形状から成るので、回動規制手段の構成を簡素化させつつ押圧操作されないディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作をより確実に規制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るディマースイッチ装置は、図9に示すように、ATVや四輪バギー等の車両におけるハンドルバー近傍に取り付けられ、当該車両に配設された前照灯を操作するためのものである。かかるディマースイッチ装置は、図1に示すように、回動軸Lを中心として回動操作可能なディマースイッチノブ1と、車両に取り付けられて当該ディマースイッチノブ1を回動自在に支持するスイッチ本体2とから主に構成されている。
ディマースイッチノブ1は、例えば樹脂成形品から成り、車両の前照灯を前方に向けて点灯して光を前方照射(ハイビーム)させる前方照射位置、下方に向けて点灯させて光を下方照射(ロービーム)させる下方照射位置、及び当該前照灯を消灯させるオフ位置との間で回動操作可能とされている。尚、このディマースイッチノブ1には、同図に示すように、操作状態を示す印刷又は貼りマーク等(前照灯を模したマーク及び「OFF」なる文字)が施してある。
また、ディマースイッチノブ1には、図2、3に示すように、スイッチ本体2側に突出した突起形状1a(押圧規制手段)が一体的に形成されており、当該ディマースイッチノブ1が前方照射位置にあるとき(図2の状態)、スイッチ本体2の干渉部2a(図2参照)が突起形状1aと干渉して押圧操作(回動軸L方向への押圧)が規制されている。然るに、干渉部2aには切欠き2bが形成されており、ディマースイッチノブ1を前方照射位置から下方照射位置まで回動させると、図4に示すように、突起形状1aが干渉部2aの切欠き2bに対応した位置となる。
これにより、ディマースイッチノブ1が下方照射位置にあるとき(図4の状態)、ディマースイッチノブ1は突起形状1aと干渉部2aとの干渉が回避されて押圧操作(回動軸L方向への押圧)が許容されることとなる。この状態でディマースイッチノブ1を押圧操作すると、図8に示すように、後述するスプリング8の付勢力に抗してスイッチ本体2側(同図矢印で示す方向)に移動することとなる。即ち、ディマースイッチノブ1は、前方照射位置では押圧操作が規制されるとともに、下方照射位置では押圧操作が許容されるよう構成されているのである。
また、ディマースイッチノブ1には、図3に示すように、その略中央からスイッチ本体2側に延びたシャフト3がピンPにて固定されており、当該ディマースイッチノブ1と共にシャフト3が回動し得るよう構成されている。このシャフト3の途中には、同図に示すように、防水のためのシール部材S1を有した略円筒状の挿通部材11が挿通されるとともに、その挿通部材11と隣接した位置には当該シャフト3の径方向に一体的に膨出した膨出部3aが形成されている。
膨出部3aには、図2で示すように、径方向を貫通して形成された連通孔3aaが形成されており、当該連通孔3aa内にスプリング4が配設されている。このスプリング4の両端には、同図に示すように、連通孔3aaの開口からそれぞれ突出させたピン5及びボール6が配設されており、これらピン5及びボール6は、スプリング4によりそれぞれ外側(膨出部3aの径方向外側)に向かって付勢されている。これらピン5及びボール6は、ディマースイッチノブ1の回動操作及び押圧操作と連動するものとされ、本発明の連動手段を構成している。
更に、シャフト3の基端(図3における右端)側には、付勢手段としてのスプリング8が配設されており、当該シャフト3を同図左側(押圧操作方向とは反対の方向)に向けて常時付勢している。また、シャフト3の基端側にはローラ9が配設されており、当該シャフト3の回動操作と共に当該ローラ9も回動し得るよう構成されている。尚、図3中符号S2は、防水のためのシール部材を示している。
このローラ9には可動接点(不図示)が形成されており、かかる可動接点と接触又は離間し得る固定接点(不図示)が接点板10に形成されている。而して、ディマースイッチノブ1を前方照射位置又は下方照射位置に回動操作すると、所定の可動接点と固定接点とが接触して所定の電気回路を形成し、その電気信号が配線Hを介して車両側に伝達されるとともに、ディマースイッチノブ1をオフ位置に回動操作すると、可動接点と固定接点とが離間するよう構成されている。
一方、スイッチ本体2における膨出部3aと対応する位置には、ピン5及びボール6と当接する凹凸形状7(保持手段)が形成されている。この凹凸形状7は、膨出部3aの周方向に亘って形成され、ディマースイッチノブ1が前方照射位置にあるときにピン5及びボール6と当接する凹部(図2参照)、ディマースイッチノブ1が下方照射位置にあるときにピン5及びボール6と当接する凹部(図4参照)、及びそれら凹部間に位置する凸部を有している。
そして、ピン5及びボール6が凹凸形状7の凹部と当接した状態にあるとき、その位置で当該ピン5及びボール6が保持され、それに伴ってディマースイッチノブ1が当該位置(前方照射位置又は下方照射位置)で保持されることとなる。また、ディマースイッチノブ1を保持位置(前方照射位置又は下方照射位置)から回動操作すると、ピン5及びボール6が途中の凸部上を摺動してするので、節度(操作感)が付与されることとなる。
更に、凹凸形状7には、凹部と並びの位置に形成された壁形状7a及び図3中右側の位置に形成された段差形状7bを有している。壁形状7aは、押圧操作せずディマースイッチノブ1を下方照射位置からオフ位置まで回動操作しようとする際、膨出部3aと干渉するものであり、これにより下方照射位置からオフ位置までの回動操作が規制されることとなる。
また、段差形状7bは、ディマースイッチノブ1を押圧操作しつつ下方照射位置からオフ位置まで回動操作した際、図6、7に示すように、膨出部3aの端面と当接し得るものであり、これにより、ディマースイッチノブ1はオフ位置において押圧状態が維持されることとなる。即ち、ディマースイッチノブ1を押圧操作することにより、膨出部3aの壁形状7aに対する干渉が回避され、ディマースイッチノブ1の下方照射位置からオフ位置までの回動操作が許容されるとともに、当該オフ位置において膨出部3aの端面が段差形状7bと当接するので、ディマースイッチノブ1がスプリング8による付勢力で初期状態(非押圧状態)まで戻ってしまうのを規制し、当該ディマースイッチノブ1の押圧状態は維持されるのである。
然るに、ディマースイッチノブ1をオフ位置から下方照射位置まで回動操作する場合、その回動操作の過程で、膨出部3aの端面と段差形状7bとの当接が解かれ、スプリング8による付勢力にてディマースイッチノブ1が押圧操作前の初期状態まで戻されるようになっている。これにより、ディマースイッチノブ1をオフ位置から下方照射位置まで回動操作する際、当該ディマースイッチノブ1を自動的に非押圧状態(初期状態)まで復元(ポップアップ)させることができる。
上記実施形態によれば、前方照射位置にあるディマースイッチノブ1の回動軸方向への押圧操作を規制しつつ下方照射位置にある当該ディマースイッチノブ1の回動軸方向への押圧操作を許容し、且つ、(押圧操作されない)ディマースイッチノブ1の下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブ1の回転軸方向への押圧操作に伴い当該ディマースイッチノブ1の下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容するので、単独のディマースイッチノブ1で前方照射と下方照射との間の切換操作と前照灯のオン・オフ操作を行わせることができるとともに、ディマースイッチノブ1を前方照射位置から下方照射位置まで回動操作する際、押圧操作が必要とされるため、勢い余って意図せずオフ位置まで回動操作してしまうのを防止することができる。
また、ディマースイッチノブ1はオフ位置において押圧状態が維持されるので、ディマースイッチノブ1が前方照射位置若しくは下方照射位置にあるのか、或いはオフ位置にあるのか押圧状態で確認することができる。即ち、通常、昼間においては前照灯の状態の確認は容易でないが、ディマースイッチノブ1が非押圧状態(突出した状態)であるか、或いは押圧状態(没入した状態)であるかを視認又は手で触って感触による確認を行うことにより、前照灯の状態を容易に把握することができるのである。
更に、押圧規制手段は、スイッチ本体2に形成され、ディマースイッチノブ1が前方照射位置にあるとき干渉して押圧操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブ1が下方照射位置まで回動操作されると干渉が回避されて押圧操作を許容する突起形状2aから成るので、押圧規制手段の構成を簡素化させつつ前方照射位置にあるディマースイッチノブ1の回動軸方向への押圧操作をより確実に規制することができる。
また更に、ディマースイッチノブ1の回動操作及び押圧操作と連動可能な連動手段(本実施形態においてはスプリング4で付勢されたピン5及びボール6)と、スイッチ本体2に形成され、連動手段と当接してディマースイッチノブ1を前方照射位置、下方照射位置及びオフ位置の何れかの位置で保持させる保持手段(同凹凸形状)とを具備するとともに、回動規制手段は、当該保持手段に形成された壁形状7a及び段差形状7bから成るので、回動規制手段の構成を簡素化させつつ押圧操作されないディマースイッチノブ1の下方照射位置からオフ位置への回動操作をより確実に規制することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前方照射位置にあるディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を規制しつつ下方照射位置にある当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を許容し、且つ、押圧操作されないディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、押圧操作された当該ディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容するものであれば、如何なる形態のものであってもよい。
即ち、前方照射位置にあるディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を規制しつつ下方照射位置にある当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を許容する押圧規制手段として、本実施形態においては突起形状2aとされているが、これに代えて他の手段としてもよい。或いは、押圧操作されないディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、押圧操作された当該ディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容する回動規制手段として、本実施形態においては凹凸形状7に形成された壁形状7a及び段差形状7bとされているが、これに代えて他の手段としてもよい。
更に、本実施形態においては、ATVや四輪バギー等の車両におけるディマースイッチ装置に適用しているが、二輪車や雪上車等、他の形態の車両に適用してもよい。
前方照射位置にあるディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を規制しつつ下方照射位置にある当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を許容する押圧規制手段と、押圧操作されないディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、押圧操作された当該ディマースイッチノブの下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容する回動規制手段とを備えたディマースイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明のディマースイッチ装置(ディマースイッチノブが非押圧状態)を示す外観図 図1におけるII−II線断面図(ディマースイッチノブが前方照射位置) 同ディマースイッチ装置を示す縦断面図(一部破断)(ディマースイッチノブが前方照射位置) 図1におけるII−II線断面図(ディマースイッチノブが下方照射位置) 同ディマースイッチ装置を示す縦断面図(一部破断)(ディマースイッチノブが下方照射位置) 図1におけるII−II線断面図(ディマースイッチノブがオフ位置) 同ディマースイッチ装置を示す縦断面図(一部破断)(ディマースイッチノブがオフ位置) 同ディマースイッチ装置(ディマースイッチノブが押圧状態)を示す外観図 同ディマースイッチ装置が車両に取り付けられた状態を示す模式図
符号の説明
1 ディマースイッチノブ
2 スイッチ本体
2a 突起形状(押圧規制手段)
3 シャフト
4 スプリング
5 ピン(連動手段)
6 ボール(連動手段)
7 凹凸形状(保持手段)
7a 壁形状(回動規制手段)
7b 段差形状(回動規制手段)
8 スプリング(付勢手段)
9 ローラ
10 接点板
11 挿通部材
L 回動軸

Claims (5)

  1. 車両の前照灯を前方に向けて点灯して光を前方照射させる前方照射位置、下方に向けて点灯させて光を下方照射させる下方照射位置、及び当該前照灯を消灯させるオフ位置との間で回動操作可能なディマースイッチノブと、
    該ディマースイッチノブを回動自在に支持するスイッチ本体と、
    を具備したディマースイッチ装置において、
    前記前方照射位置にある前記ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を規制しつつ前記下方照射位置にある当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作を許容する押圧規制手段と、
    前記ディマースイッチノブの前記下方照射位置からオフ位置への回動操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブの回動軸方向への押圧操作に伴い当該ディマースイッチノブの前記下方照射位置からオフ位置への回動操作を許容する回動規制手段と、
    を備えたことを特徴とするディマースイッチ装置。
  2. 前記ディマースイッチノブは前記オフ位置において押圧状態が維持されることを特徴とする請求項1記載のディマースイッチ装置。
  3. 前記オフ位置から前記下方照射位置まで回動操作される過程で前記ディマースイッチノブを押圧操作前の初期状態まで戻す付勢手段を具備したことを特徴とする請求項2記載のディマースイッチ装置。
  4. 前記押圧規制手段は、前記スイッチ本体に形成され、前記ディマースイッチノブが前方照射位置にあるとき干渉して押圧操作を規制するとともに、当該ディマースイッチノブが下方照射位置まで回動操作されると干渉が回避されて押圧操作を許容する突起形状から成ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載のディマースイッチ装置。
  5. 前記ディマースイッチノブに形成され、回動操作及び押圧操作と連動可能な連動手段と、
    前記スイッチ本体に形成され、前記連動手段と当接して前記ディマースイッチノブを前方照射位置、下方照射位置及びオフ位置の何れかの位置で保持させる保持手段と、
    を具備するとともに、前記回動規制手段は、当該保持手段に形成された壁形状及び段差形状から成ることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載のディマースイッチ装置。
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