JP2010020724A - 保守サービス用端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性に優れた保守サービス支援システムの保守サービス用端末装置を提供する。
【解決手段】ポータルサーバ17と、バーチャルプライベートネットワーク装置13と公衆通信回線網12を介して接続され、情報処理機能と携帯電話機能とを有し、接続ボタン1402がクリックされたとき、入力されたパスワードと固有に割り当てられた端末IDとをポータルサーバ17に送信することにより接続指示を行い、ポータルサイトページと固有情報とをダウンロードしてメモリに格納する。
【選択図】図1
【解決手段】ポータルサーバ17と、バーチャルプライベートネットワーク装置13と公衆通信回線網12を介して接続され、情報処理機能と携帯電話機能とを有し、接続ボタン1402がクリックされたとき、入力されたパスワードと固有に割り当てられた端末IDとをポータルサーバ17に送信することにより接続指示を行い、ポータルサイトページと固有情報とをダウンロードしてメモリに格納する。
【選択図】図1
Description
本発明は、保守サービスに用いる保守サービス支援システムに係り、特にスマートフォンなどの携帯情報端末を利用した保守サービス支援システムの保守サービス用端末装置に関する。
例えばコンピュータの保守を行う保守サービスにおいて、従来は紙の作業指示書と、マニュアルを携帯して顧客先に出向き、電話によって作業の進捗を管理センタに報告していた。
このため、携帯品が多いことにより作業の妨げになるだけでなく、管理センタの業務も人手に頼り管理コストがかかるという問題点があった。
このような点を解決するために、携帯電話とパソコンを接続し、これらを顧客先に携帯して顧客先にて必要な情報をダウンロードする技術が提案された(例えば、特許文献1)。
しかし、パソコンは重量があり、大きさも大きいため、携帯には不便であり、紛失時のセキュリティーが保ちにくいという問題点があった。
この点に関し、携帯情報端末を顧客先に携帯し、顧客先において保守履歴情報などの情報をダウンロードする技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2002−163393号公報
特開2005−346623号公報
しかし、特許文献2に記載の技術においては、携帯情報端末は画面やキーボードのキーが小さく、操作が不便であるという問題点があった。
具体的には、小さく押しにくいキーをサーバに接続するまでに平均50回タッチしたりクリックしたりしなければならず、利用するための手順や手数が操作者の負担となっていた。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、入力操作であるタッチ数を必要最小限に減らすことにより操作性を向上させた、携帯情報端末を利用した保守サービス支援システムの保守サービス用端末装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は入力手段と、表示手段と、情報処理機能と、携帯電話機能と、ホーム画面の接続ボタンがクリックされたとき、入力されたパスワードと携帯情報端末に固有に割り当てられた端末IDとを無線公衆通信回線網を介して接続するポータルサーバに送信することにより接続指示を行う接続指示手段と、ポータルサーバから、ポータルサーバが1回の接続指示に従って端末所持者の認証を行い、この認証を行った端末所持者の作業指示書及びスケジュールの検索を行って生成した、作業指示書及びスケジュールへのリンクを有するポータルサイトページ及び作業指示書及びスケジュールを受信する受信手段と、リンクがクリックされたとき、ポータルサーバにリンクのリンク先への接続指示を送信する送信手段と、を備える、ことを特徴とする保守サービス用端末装置を提供する。
本発明によれば、操作性に優れた保守サービス支援システムの保守サービス用端末装置を提供することが可能となるという効果がある。
以下、本発明による保守サービス支援システムの保守サービス用端末装置(以下、携帯情報端末と呼ぶ。)の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。なお、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
<システム構成>
図1は本実施形態の保守サービス支援システムの概要を示す構成図である。図1に示すように、本実施形態の保守サービス支援システムは、携帯情報端末11とポータルサーバ17と、業務システム30と、を備える。
図1は本実施形態の保守サービス支援システムの概要を示す構成図である。図1に示すように、本実施形態の保守サービス支援システムは、携帯情報端末11とポータルサーバ17と、業務システム30と、を備える。
携帯情報端末11は、インターネットなどの公衆通信回線網12と、擬似的にプライベートネットワークを構成するバーチャルプライベートネットワーク装置13とファイアーウォール14とを介してポータルサーバ17に接続している。携帯情報端末11が接続する公衆無線回線網12は無線公衆通信回線網である。
ファイアーウォール14によって外部ネットワークである公衆通信回線網12や内部ネットワークである社内LAN31からも隔離されたDMZ(非武装地帯)上に、メールサーバ15と公開サーバ16とを接続していてもよい。メールサーバ15と公開サーバ16は、特定の通信プロトコルだけが公衆通信回線網12からアクセスできるよう、ファイアーウォール14上の設定によって許可されているものとする。ファイアーウォール14の内側の社内LAN31には、ポータルサーバ17のほか、業務システム30及び管理者のパーソナルコンピュータである管理者PC29が接続されている。
ポータルサーバ17はポータルデータベース17A(以下、データベースをDBと呼ぶ。)を備える。
業務システム30は、例えば次のようなサーバを有する。すなわち、受付管理情報を格納する受付管理データベース18Aを備える受付管理サーバと、顧客に関する情報を格納する顧客管理DB19Aを備える顧客管理サーバ19と、顧客の有する機器の構成を格納する機器構成管理DB20Aを備える機器構成管理サーバ20と、作業履歴を格納する作業履歴管理DB21Aを備える作業履歴管理サーバ21と、資材及び部品の在庫を格納する資材在庫管理DB22Aを備える資材在庫管理サーバ22と、端末所持者のスケジュールを格納するスケジュール管理DB23Aを備えるスケジュール管理サーバ23と、故障の状況と対処の実例を格納するナレッジ管理DB24Aを備えるナレッジ管理サーバ24と、各種の文書を格納する文書管理DB25Aを備える文書管理サーバ25と、機器とその状況に対応した故障個所の診断結果を格納する故障診断DB26Aを備える故障診断サーバ26と、各種保守ツールを格納する保守ツール管理DB27Aを備える保守ツール管理サーバ27と、社員に関する情報を格納する社員管理DB28Aを備える社員管理サーバ28である。
業務システム30が備えるサーバは、これらに限られず、また、これらのうちいくつかを省略してもよい。
図2は、携帯情報端末11の概要を示すブロック図である。携帯情報端末11は、スマートフォンとも呼ばれる端末装置であり、情報処理機能と携帯電話機能とを有している。この携帯情報端末11はパソコンと比べ、携帯が容易で、バッテリー駆動時間が長く、すぐに起動して使用でき、紛失時のセキュリティーも強固であると言うメリットがある。
図2に示すように、携帯情報端末11は演算装置であるCPU111と、画像、文字を表示し、タッチパネルを有するディスプレイ112と、キーボード113と、記憶装置であるメモリ114と、スピーカ115と、マイク116、カメラ117と、外部記憶装置である外部メモリ118と、携帯電話機能を有する携帯電話通信部119と、を備える。
携帯情報端末11は、これらの他、USB(Universal Serial Bus)、Bluetooth(登録商標)などの無線通信インターフェースを有している。
次に、各データベースの構造について説明する。図3はポータルDB17Aのデータ構造を示す図である。図3に示すように、ポータルDB17Aは例えば端末に固有に割り当てられた「端末ID」と、端末所持者である社員に固有に割り当てられた「社員ID」と、端末IDに固有に割り当てられた「パスワード」と、を格納する。
図4は受付管理DB18Aのデータ構造を示す図である。図4に示すように、受付管理DB18Aは、例えば作業指示書に固有に割り当てられた「作業指示書番号」と、顧客に固有に割り当てられた「顧客ID」と、「受付情報」と、要求された部品である「要求部品」とその番号である「部品番号」と、障害受付時の対応の会話を録音した「受付音声」と、を格納する。
「受付情報」は、例えば障害を起こした機器の名称である「障害機器」と、障害の程度を表す「障害程度」と、障害を起こした機器の型番である「機器型番」と、障害を起こした機器の「製造番号」と、障害の現象を表す「現象」と、顧客に対して行った対応の内容を表す「対応内容」と、作業の進捗状況を示す「進捗」と、を含む。
図5は顧客管理DB19Aのデータ構造を示す図である。図5に示すように、顧客管理DB19Aは、例えば顧客に固有に割り当てられた「顧客ID」と、「顧客情報」と、を格納する。
「顧客情報」は、例えば顧客の名称である「顧客名」と、顧客の住所である「住所」と、顧客の電話番号である「電話番号」と、当該顧客を管轄するセンタを表す「所轄センタ」と、顧客の有する機種を表す「機種」と、顧客との契約内容を表す「契約内容」と、顧客への請求先を示す「請求先」と、を含む。
図6は機器構成管理DB20Aのデータ構造を示す図である。図6に示すように、機器構成管理DB20Aは、例えば顧客に固有に割り当てられた「顧客ID」と、「機器構成情報」とを格納する。
「機器構成情報」は、例えば機器の納入日を示す「納入日」と、機器の構成を示す「構成機器」と、を含む。
図7は作業履歴管理DB21Aのデータ構造を表す図である。図7に示すように、作業履歴管理DB21Aは、例えば顧客に固有に割り当てられた「顧客ID」と、作業指示書に固有に割り当てられた「作業指示書番号」と、作業内容を記録するカルテに固有に割り当てられた「カルテID」と、「保守履歴情報」と、を格納する。
「保守履歴情報」は、例えば作業を行った合計時間を表す「作業時間」と、行った作業の内容を示す「作業内容」と、作業内容の詳細を示す「作業詳細情報」と、を含む。
図8は資材在庫管理DB22Aのデータ構造を示す図である。図8に示すように、資材在庫管理DB22Aは、部品の種類を表す「部品コード」と、「在庫状況」を格納する。「在庫状況」は、例えば当該部品の残数を表す「残数」を含む。
図9は、スケジュール管理DB23Aのデータ構造を示す図である。図9に示すように、スケジュール管理DB23Aは、例えば端末所持者である社員に固有に割り当てられた「社員ID」と、「スケジュール情報」と、を格納する。
「スケジュール情報」は、例えば年月日時刻を表す「年月日時」と、予定の内容を表す「予定詳細」と、を含む。
図10は、社員管理DB28Aのデータ構造を示す図である。図10に示すように、社員管理DB28Aは、例えば端末所持者である社員に固有に割り当てられた「社員ID」と、「社員情報」と、を格納する。
「社員情報」は、例えば社員の氏名である「氏名」と、電子メールのIDである「メールID」と、当該社員の勤務先を示す「勤務先」と、勤務先の最寄り駅を示す「最寄り駅」と、を含む。
<システムの動作>
本実施形態の保守サービス支援システムは、入力動作の合理化を図っている。図14(a)に示す「ホーム」画面のパスワード入力フォーム1401にワンタイムパスワードが入力され、接続ボタン1402がクリックされて接続指示がなされると、携帯情報端末11はVPN(バーチャルプライベートネットワーク)接続の実行と、ポータルサーバ17への接続指示を送信する。
本実施形態の保守サービス支援システムは、入力動作の合理化を図っている。図14(a)に示す「ホーム」画面のパスワード入力フォーム1401にワンタイムパスワードが入力され、接続ボタン1402がクリックされて接続指示がなされると、携帯情報端末11はVPN(バーチャルプライベートネットワーク)接続の実行と、ポータルサーバ17への接続指示を送信する。
ポータルサーバ17は、携帯情報端末11から受信した接続指示に従い、端末所持者の認証と、端末所持者の固有情報の検索と、この固有情報へのリンクを有するポータルサイトページの生成と、ポータルサイトページの携帯情報端末11への送信と、を一連の工程として実行する。本実施形態の保守サービス支援システムは、1回の指示によりこれらの一連の工程を実行する。
ここで、端末所持者の固有情報とは、端末所持者に固有に割り当てられた各種の情報を指し、例えば作業指示書、個人のスケジュールなどがこれにあたるが、これらに限られるものではない。
また、ポータルサーバ17は、携帯情報端末11から図15に示すポータルサイトページや図16に示す作業指示書をはじめとするウェブページの生成の指示を受信したとき、このウェブページに含まれるリンクのリンク先を検査し、リンク先が無い場合にリンクの削除または変更を行ってこのウェブページの生成を行う。このように構成することにより、端末所持者の無駄な動作を抑制できるという効果がある。
図11は、携帯情報端末11とポータルサーバ17との動作を示すフローチャートである。図11に示すように、ステップS401において、携帯情報端末11はパスワード及び接続指示の入力を受け入れる。
パスワードは、VPN(バーチャルプライベートネットワーク)の接続認証に使用するワンタイムパスワードを入力する。
ステップS402において、携帯情報端末11はVPN接続の実行を行う。すなわち、携帯情報端末11はメモリに格納してあるユーザIDと入力されたワンタイムパスワードを、公衆通信回線網12を介してVPN装置に送信し、認証サーバによって認証を受ける。認証が成功した場合、携帯情報端末11はステップS403に進む。
ステップS403において、携帯情報端末11はポータルサーバ17に携帯情報端末11に固有に割り当てられた端末IDと、パスワードとをメモリ114から読みだして送信する。
ステップS404において、ポータルサーバ17は端末IDと、パスワードを受信する。ステップS405において、ポータルサーバ17は受信した端末IDに基づいてポータルサーバDB17Aを検索し、パスワードを読みだす。ポータルサーバ17は読み出したパスワードと受信したパスワードとを比較し、同一であれば認証を成功させ、同一でない場合は認証を失敗させる。認証が成功した場合、ポータルサーバ17はステップS406に進む。
ステップS406において、ポータルサーバ17は受信した端末IDに基づいてポータルDB17Aを検索し、社員IDを読みだす。
ステップS407において、ポータルサーバ17は読み出した社員IDに基づいてスケジュール管理DB23Aを検索し、当該社員の近日中の予定を読みだして記憶装置に格納する。
ステップS408において、ポータルサーバ17は読み出した近日中の予定から作業指示書番号を抽出し、図12のステップS501に進む。
続いて図12を用いて説明する。図12は携帯情報端末11とポータルサーバ17との動作を示すフローチャートの続きである。
図12に示すように、ステップS501において、ポータルサーバ17は抽出した作業指示書番号に基づいて受付管理DB18Aを検索し、作業指示書内容を読込む。
ステップS502において、ポータルサーバ17は作業指示書に記載されているリンクを読み出し、リンク先が存在するか検証する。リンク先が存在していた場合、ポータルサーバ17はステップS504に進む。ポータルサーバ17はリンク先が存在しないと判定した場合、ステップS503に進む。
ステップS503において、ポータルサーバ17は当該の作業指示書のリンクを切断するか、又はあらかじめ定められたリンク先にリンクを変更し、ステップS504に進む。
ステップS504において、ポータルサーバ17は読み込んだ社員IDに基づいて社員管理DB28Aを検索し、端末所持者である当該社員のメールIDと勤務先の最寄り駅を読込む。ステップS505において、ポータルサーバ17は読み込んだ最寄り駅を路線検索リンクに設定する。また、ポータルサーバ17は読み込んだメールIDをメールリンクに設定する。これにより、路線検索リンクをクリックすると出発駅に最寄り駅が表示され、この分だけ携帯情報端末11のタッチ操作が省略できる。また、メールリンクをクリックすると、携帯情報端末11は端末所持者の受信メールをダウンロードして表示するため、メールソフトを開いたりメールIDを入力したりする分の携帯情報端末11のタッチ操作が省略できる。
なお、最寄り駅及びメールIDの他にも、端末所持者の固有情報をリンクに設定することによりタッチ操作を減少させることが可能である。例えば、端末所持者の所属部署をリンクに設定することにより、当該所属部署における予定をダウンロードするように構成することができる。また、最寄り駅の情報を旅費リンクに設定することにより、出発駅の入力を省略するように構成することもできる。
ステップS506において、ポータルサーバ17は図15に示すポータルサイトページを生成し、ポータルDB17Aに一時的に格納する。なお、生成したポータルサイトページは一時ファイルに格納するように構成することもできる。ステップ507においてポータルサーバ17はポータルDB17Aまたは一時ファイルから一時的に格納したポータルサイトページを読みだし、携帯情報端末11に送信する。
ステップS508において、携帯情報端末11は、ポータルサイトページをポータルサーバ17からダウンロードする。
ポータルサーバ17はここまでの作業を携帯情報端末11からの1回の指示にて行う。このように構成することにより、携帯情報端末11の操作であるタッチ数が大幅に減少するという効果がある。
続いて図13を用いて説明する。図13は携帯情報端末11とポータルサーバ17との動作を示すフローチャートの続きである。以下、作業指示書の生成について説明する。作業指示書の生成においても、ウェブページである作業指示書に含まれるリンクのリンク先を検査し、リンク先が無い場合にリンクの削除または変更を行ってこの作業指示書の生成を行う。このように構成することにより、端末所持者の無駄な動作を抑制できるという効果がある。
図13に示すように、ステップS601において、携帯情報端末11はポータルサイトページ内の作業指示書ダウンロードリンクのクリックを受け入れると、当該作業指示書番号をポータルサーバ17に送信する。
ステップS602において、ポータルサーバ17は受信した作業指示書番号に基づいて受付管理DB18Aを検索し、顧客ID及び受付情報を読込む。ステップS603において、ポータルサーバ17は読み込んだ顧客IDに基づいて顧客管理DB19Aを検索し、顧客情報を読込む。ステップS604において、ポータルサーバ17は読み込んだ顧客IDに基づいて機器構成管理DB20Aを検索し、機器構成情報を読込む。
ステップS605において、ポータルサーバ17は読み込んだ情報に基づいてリンクを生成する。ステップS606において、ポータルサーバ17はリンクを先読みする。すなわち、生成したリンクのリンク先に接続する。
ステップS607において、ポータルサーバ17は各リンクのリンク先が存在するか判定する。リンク先が存在していた場合は、ポータルサーバ17はステップS609に進む。リンク先が存在していない場合は、ポータルサーバ17はステップS608に進み、リンクを切断するか、又はあらかじめ定められたリンク先にリンクを変更し、ステップS609に進む。
ステップS609において、ポータルサーバ17は作業指示書を生成してポータルDB17Aに一時的に格納する。なお、生成したポータルサイトページは一時ファイルに格納するように構成することもできる。ステップ610において、ポータルサーバ17は作業指示書をポータルDB17Aまたは一時ファイルから一時的にから読みだして携帯情報端末11に送信する。
ステップS611において、携帯情報端末11は作業指示書をダウンロードする。ステップS612において、携帯情報端末11はダウンロードした作業指示書をメモリ114のブラウザのキャッシュとは異なる所定フォルダに格納し、図17に示すステップS701に進む。
なお、ステップS612においてブラウザが閉じられたとき、携帯情報端末11はスケジュール管理サーバ23から端末所持者のスケジュールをダウンロードするとともに、ダウンロードしたスケジュールをメモリ114のブラウザのキャッシュとは異なる所定フォルダに格納するように構成することができる。
この場合、回線が切断されても再接続せずに作業指示書や予定表を閲覧することが可能となり、再接続のための携帯情報端末11のタッチ操作を削減することが可能となる。
ここで、画面の説明を行う。図14は携帯情報端末11の画面を示す図である。図14(a)は図11のステップ401において示されるホーム画面である。携帯情報端末11は、パスワード入力フォーム1401からワンタイムパスワードの入力を受け入れ、接続ボタン1402から接続指示の入力を受け入れる。
携帯情報端末11は、予定ボタン1403がクリックされると予定ページを表示し、指示ボタン1404がクリックされると作業指示書を表示し、進捗ボタン1405がクリックされると図14(b)に示す作業進捗報告ページを表示する。
図14(b)に示すように、作業進捗報告ページには、作業指示書番号を示すプルダウンメニュー1406と、日時の入力を受け入れる日時フォーム1407と、報告種別を表示する進捗ラジオボタン1408と、コメントの入力を受け入れるコメントフォーム1409と、添付ファイルのファイル名の入力を受け入れるファイルフォーム1410と、送信の指示の入力を受け入れる送信ボタン1411と、を備える。
作業進捗報告の送信は、VPNを経由せずに行えるように構成することもできる。この場合、作業進捗報告ページのフォームの内容を図1に示す公開サーバ16に送信し、この送信データをポータルサーバ17が読み込むことにより、作業進捗報告の受信を行うように構成することができる。
このように構成することにより、ポータルサーバへの再接続に要する携帯情報端末11のタッチ操作を削減することが可能となる。
図14(c)は予定ページの例である。図14(c)に示すように、予定ページには端末所持者の予定が表示される。図14(d)は作用指示書ページの例である。図14(d)に示すように、メニュー1420に対して所望の作業指示書を指定して表示させることができる。
図15は、ポータルサイトページのメニュー画面の例を示す図である。ポータルサイトページは例えばHTMLなどのマークアップ言語により記述され、ウェブブラウザに表示させることが取扱いの点で有利であるが、表示方法はこれに限られるものではない。
図15において、路線リンク1501はステップS505において生成した、最寄り駅を設定したリンクである。メールリンク1505はステップS505において生成した、メールIDを設定したリンクである。作業指示書リンク1502はステップS601においてクリックされるリンクである。
テロップ1503は、ステップS407において読み込んだ近日中の予定を、直近の予定またはこれを含むあらかじめ定められた数の予定を表示するテロップである。
ここで、テロップとは文字を順に一方向に移動させて表示する表示方法をいう。このテロップを用いることにより、携帯情報端末11の限られた画面スペースを有効に使用することが可能となるという効果がある。
図16は、作業指示書の例を示す図である。作業指示書は例えばHTMLなどのマークアップ言語により記述され、ウェブブラウザに表示させることが取扱いの点で有利であるが、表示方法はこれに限られるものではない。
作業指示書は、機器構成情報へのリンクである[機器構成]、技術情報へのリンクである[技術情報]、故障診断へのリンクである[故障診断]、顧客所在地の地図へのリンクである[地図]、保守サービスカルテへのリンクである[保守カルテ]、顧客電話番号のダイアル発信のリンク、受付音声をダウンロードするためのリンクである[受付音声]、当該部品の在庫状況を表示させるためのリンクである[在庫]のうち一つ以上を有する。
図16に示すように、作業指示書は、例えばステップS603で読み込んだ顧客情報と、ステップS602で読み込んだ受付情報及び契約情報と、ステップS604で読み込んだ機器構成情報と、を含む。
下線が引かれている[受付音声]と、[機器構成]と、[地図]と、[技術情報]と、[保守カルテ]と、[在庫]と、[技術情報]とは、リンクである。これらのリンクは、ポータルサーバ17がステップS605からステップS608によってリンクを先読みし、リンク先の存在を検証したリンクであり、リンク先が存在していない場合はリンクが切断されているか、あらかじめ定められたリンク先に変更されている。
続いて、セキュリティー対策について説明する。携帯情報端末11は、一度読み込んだ作業指示書をステップS612においてメモリの中に格納し、再接続の手間を省くように構成されている。このため、携帯情報端末11の紛失時のセキュリティー保持の問題が生じる。
本実施形態の保守サービス支援システムは、図14(b)に示した作業進捗報告ページにおいて、作業の完了の報告を行うと携帯情報端末11が格納してある作業指示書を削除するように構成されている。
このように構成することにより、操作性の向上とセキュリティーの保持の両立が可能となるという効果がある。以下具体的に説明する。
図17は図13のステップS612の続きを示したフローチャートである。図17に示すように、ステップS701において完了報告の指示が入力されたか判定する。完了報告指示が入力されていない場合、携帯情報端末11はステップS701に戻る。完了報告指示が入力された場合、携帯情報端末11はステップS702に進む。
ステップS702において、携帯情報端末11は完了の旨を公開サーバ16に送信する。ステップS703において、携帯情報端末11はメモリ114に格納してある作業指示書を削除する。
ステップS704において、公開サーバ16は完了の旨を受信する。ステップS705において、ポータルサーバ17は定期的に公開サーバ16に完了報告の受信の有無を問い合わせ、完了の報告が受信されていればこれを読みだし、受付管理DB18Aに登録する。
図18は、保守ツールのダウンロードと顧客システムへの登録の流れを示した図である。図15に示したポータルサイトページのT&D1504がクリックされると、保守ツールの一覧が表示され、所望の保守ツールを選択すると保守ツール管理サーバ27は当該の保守ツールを保守ツール管理DB27Aから読みだして携帯情報端末11に送信する。
携帯情報端末11は、ダウンロードした保守管理ツールのコピーの指示を受け付けると、USBメモリ1801などの外部記憶装置にコピーするか、USBケーブル1802などのケーブルを顧客のサーバ1803に接続して、顧客のサーバ1803にコピーする。
携帯情報端末11は、顧客のサーバ1803のログやテスト結果を業務システム30にアップロードすることも可能である。この場合、携帯情報端末11はUSBメモリ1801などの外部記憶装置や、USBケーブル1802などのケーブルを経由してログやテスト結果をメモリ114に格納する。
携帯情報端末11は、図14(b)に示す作業進捗報告の添付によって選択されたファイルを、送信のボタンがクリックされた時に業務システム30の所定のサーバにアップロードする。
このように構成することにより、顧客先において急に必要となった保守ツールでも、即座に入手することが可能となり、また、ログや検査結果をアップロードすることにより、受付センタにおけるログの解析をタイムリーに受けることができるという効果がある。
以上述べたように、本実施形態の保守サービス支援システムの保守サービス用端末装置は、ポータルサーバ17と、バーチャルプライベートネットワーク装置13と公衆通信回線網12を介して接続され、情報処理機能と携帯電話機能とを有し、接続ボタン1402がクリックされたとき、入力されたパスワードと固有に割り当てられた端末IDとをポータルサーバ17に送信することにより接続指示を行い、ポータルサイトページと固有情報とをダウンロードしてメモリに格納する。このため、本実施形態の保守サービス支援システムの接続支援システムは、操作性に優れた保守サービス支援システムの保守サービス用端末装置を提供することが可能となるという効果がある。
11:携帯情報端末、
12:公衆通信回線網、
13:バーチャルプライベートネットワーク装置、
14:ファイアーウォール、
15:メールサーバ、
16:公開サーバ、
17:ポータルサーバ、
29:管理者PC、
30:業務システム、
31:社内LAN。
12:公衆通信回線網、
13:バーチャルプライベートネットワーク装置、
14:ファイアーウォール、
15:メールサーバ、
16:公開サーバ、
17:ポータルサーバ、
29:管理者PC、
30:業務システム、
31:社内LAN。
Claims (5)
- 入力手段と、
表示手段と、
情報処理機能と、
携帯電話機能と、
ホーム画面の接続ボタンがクリックされたとき、入力されたパスワードと前記携帯情報端末に固有に割り当てられた端末IDとを無線公衆通信回線網を介して接続するポータルサーバに送信することにより接続指示を行う接続指示手段と、
前記ポータルサーバから、前記ポータルサーバが1回の前記接続指示に従って端末所持者の認証を行い、この認証を行った端末所持者の作業指示書及びスケジュールの検索を行って生成した、前記作業指示書及び前記スケジュールへのリンクを有する前記ポータルサイトページ及び前記作業指示書及び前記スケジュールを受信する受信手段と、
前記リンクがクリックされたとき、前記ポータルサーバに前記リンクのリンク先への接続指示を送信する送信手段と、
を備える、
ことを特徴とする保守サービス用端末装置。 - 前記ポータルサイトページ及び前記作業指示書及び前記スケジュールをダウンロードした後に、ダウンロードした前記ポータルサイトページ及び前記作業指示書及び前記スケジュールをブラウザのキャッシュとは異なる所定フォルダに格納してから回線を切断する後処理手段と、
予定ボタンがクリックされたとき、前記所定フォルダからダウンロードした前記スケジュールを読みだして表示するスケジュール表示手段と、
指示ボタンがクリックされたとき、前記所定フォルダからダウンロードした前記作業指示書を読みだして表示する作業指示書表示手段と、
進捗ボタンがクリックされたとき、作業進捗を報告するための作業進捗報告ページを表示する作業進捗報告ページ表示手段と、
前記作業進捗報告ページの送信ボタンがクリックされたとき、作業進捗報告を前記公開サーバに送信する進捗報告送信手段と、をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1記載の保守サービス用端末装置。 - 端末所持者の作業指示書をダウンロードするためのリンクと、端末所持者のスケジュールをダウンロードするためのリンクと、端末所持者の近日中の予定をダウンロードするためのリンクを備えるテロップと、を備える前記ポータルサイトページを表示するポータルサイトページ表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の保守サービス用端末装置。
- 前記作業進捗が完了報告であるとき、前記作業進捗送信後にメモリに格納した前記作業指示書及び前記スケジュールを削除することを特徴とする請求項2記載の保守サービス用端末装置。
- 前記業務システムから保守ツールをダウンロードし、メモリに格納することを特徴とする請求項1記載の保守サービス用端末装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008183173A JP2010020724A (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | 保守サービス用端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family
ID=41705515
Family Applications (1)
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JP2008183173A Pending JP2010020724A (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | 保守サービス用端末装置 |
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2008
- 2008-07-14 JP JP2008183173A patent/JP2010020724A/ja active Pending
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