JP4741981B2 - 設備情報管理側システム及びこのシステムを備えた設備情報管理支援システム。 - Google Patents

設備情報管理側システム及びこのシステムを備えた設備情報管理支援システム。 Download PDF

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Description

本発明は、発電プラントを一例とする設備の保守点検作業において、顧客(設備情報の管理を行う側)による保守点検発注情報とメーカ(保守点検を実施する側)による保守点検実績に基づく設備更新データとを比較し、さらに、メーカによる設備更新データを顧客の設備情報データベースに反映させる設備情報管理支援システムに関する。
発電プラントを例にとると、設備の保守点検作業を行った際、保守点検作業を実施したメーカから作業報告書(ペーパによる作業報告内容)を受け取り、報告書に記載の保守点検データをもとに、全て手入力で設備の更新データを入力する必要があり、非常に手間がかかった。
このような状況により、設備情報データベースの更新が滞った場合、今後の保守点検作業を計画する上で、まず、設備情報データベースから対象の機器を調べ、さらに、登録されている機器情報が最新のものか否かを調べ、古いデータだった場合、最新のデータを過去の作業報告書から抽出しなければならないため、莫大な工数を費やす恐れがある。
また、発注時に依頼した保守点検項目が全て実施されているかを、作業報告書をもとにチェックするが、対象となる設備によっては膨大な報告データにより審査を行わなければならなかった。
これらを解決するために、従来技術として、例えば、特許文献1に開示されているように、現場作業における保守結果を、携帯端末に入力し、携帯端末から保守データベースにネットワークを通じて登録する方法が提案されている。
特開平11−353332号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来技術は、携帯端末から送信された保守データが、保守対象となっている機器(保守点検発注における発注対象の機器)であるか、また、保守実施内容が実施すべき内容(保守点検発注における発注の実施内容)であったかどうかをチェックしておらず、間違った保守結果が登録されてしまう恐れがあった。
ここで、間違った保守データが登録されてしまった場合、次回保守時に間違った保守履歴をもとにして作業を行ってしまう可能性があり、この従来技術では品質上課題があった。
また、設備情報に更新漏れがあった場合、古い設備情報をもとに作業を実施してしまう可能性があった。さらに、顧客が独自に設備情報を管理していた場合に、この従来技術を適用した場合は、品質上課題のあるデータが、何のチェックもされずに、直接に顧客データベースに登録されてしまう恐れがあった。
本発明の目的は、上述した課題を解決するために、メーカによる保守点検実績を効率的にチェックできるようにするとともに、顧客の設備情報データベースの更新作業を効率化し、誤ったデータが登録されることを防止できる設備情報管理支援システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
設備における保守点検の管理元である管理側に設けられた管理サーバ計算機と、前記管理サーバ計算機に接続された管理端末装置と、保守点検の発注情報を格納する発注情報DBと、設備の保守点検を含めた情報を格納する設備情報DBと、を備えた設備情報管理側システムであって、
前記管理サーバ計算機は、前記発注情報DB内の発注情報と前記設備情報DB内の設備情報を保守点検施工メーカ側システムに送信する発注情報・設備情報送信部と、保守点検を実施した結果、変更となった設備情報を記録した設備更新データを前記保守点検施工メーカ側システムから受信する設備更新データ受信部と、を有し、
前記管理端末装置は、前記管理サーバ計算機が受信した設備更新データと前記発注情報DBから抽出し取得した発注情報とを比較しチェックする比較チェック部と、前記比較チェック部で前記比較の結果、差分が無かった場合に、前記保守点検の作業報告の承認入力を行い、前記作業報告の承認入力をもとに前記設備更新データを前記設備情報DBに最新データとして更新登録する作業報告承認部と、を有する構成とする。
前記設備情報管理側システムと、保守点検を実施する実施側に設けられた実施サーバ計算機、前記実施サーバ計算機に接続された実施端末装置、保守点検の受注情報を格納する受注情報DB、設備の保守点検を実施したデータを格納する保守点検DB、を有する実施側システムと、前記管理サーバ計算機と前記実施サーバ計算機とを接続する通信手段と、を備えた設備情報管理支援システムであって、
前記実施端末装置は、保守点検の実施の結果、前記保守点検DBの情報をもとに設備更新データを生成し、前記実施サーバ計算機と前記通信手段を通して前記管理サーバ計算機に送信する構成とする。
前記設備情報管理支援システムにおいて、前記実施端末装置は、作業報告書フォーマットを有し、前記作業報告書フォーマットと前記保守点検DBから抽出した保守点検実績データを合成し、作業報告書を作成する構成とする。
本発明によると、設備情報DBを簡便且つ効率的に、常に最新のデータに保つことができ、設備データの更新作業が滞ることがなくなる。さらに、更新データの登録は、更新データ確認後に自動で行われるため、これまで手入力により行っていたデータ更新作業を大幅に工数削減することができる。
また、設備更新情報は、顧客発注情報を比較した形で閲覧することができるため、設備更新データのチェック作業の質を向上させることができる。さらに、顧客側システムとしては、発注情報の送信と、作業報告書受領時の設備更新データ確認作業の追加のみであり、従来作業に比べて大幅な業務形態変更を行う必要がない。
本発明の実施形態に係る設備情報管理支援システムについて、図1〜図13を参照しながら以下詳細に説明する。ここで、本実施形態は、保守点検作業を要する複数設備からなる顧客(管理側)施設において、保守点検作業を顧客(管理側)から受注したメーカ(実施側)が、受注内容にしたがって保守点検作業を行った場合を想定している。発注情報は事前に作成されており、発注情報データベース(DB)に格納されているものとする。
図1は本発明の実施形態に係る設備情報管理支援システムにおける顧客側システムとメーカ側システムの全体構成を示すブロック図である。図2は本実施形態に係る設備情報管理支援システムにおける顧客側システムの構成と機能を説明する図である。図3は本実施形態に係る設備情報管理支援システムにおけるメーカ側システムの構成と機能を説明する図である。
また、図4は本実施形態に関する顧客側システムに配置された発注情報DBのデータ構成を示す図である。図5は本実施形態に関する顧客側システムに配置された設備情報DBのデータ構成を示す図である。図6は本実施形態に関するメーカ側システムに配置された受注情報DBのデータ構成を示す図である。図7は本実施形態に関するメーカ側システムに配置された保守点検DBのデータ構成を示す図である。
また、図8は本実施形態における設備保守点検作業の発注に係る処理手順を示すフローチャートである。図9は本実施形態における設備更新データと発注情報との比較による保守点検実績のチェックと、設備情報DBへの設備更新データの登録の処理手順を示すフローチャートである。図10は本実施形態に関する顧客側システムから送信された発注データの処理手順を示すフローチャートである。図11は本実施形態に関する受注データに対応する設備保守点検作業の準備に係る処理手順を示すフローチャートである。図12は本実施形態に関する設備保守点検作業の処理手順を示すフローチャートである。図13は本実施形態に関する設備保守点検作業終了後の処理手順を示すフローチャートである。
図1に示すハードウェア構成の設備情報管理支援システムは、顧客サーバ計算機1、顧客端末装置2、発注情報DB(データベース)、設備情報DBからなる顧客側システム(例えば、発電プラントを保有する側)と、メーカサーバ計算機3、メーカ端末装置4、受注情報DB8、保守点検DB9、携帯端末装置からなるメーカ側システム(例えば、発電プラントの保守点検作業を実施する側)と、を備えており、前記顧客側システムと前記メーカ側システムはネットワーク11により接続されている。
顧客サーバ計算機1と顧客端末装置2、及びメーカサーバ装置3とメーカ端末装置4は、常時接続型の通信手段を備えており、滞りなくデータ通信を行うことができる。携帯端末装置5は、現場機器10に対する保守点検作業を支援するために使用され、作業現場に持ち込んで、保守点検作業を支援する情報の表示と、保守点検作業の実績を入力することができる。メーカ端末装置4と携帯端末装置5は、データ通信手段を備えており、必要に応じて接続し、データ通信を行う。
次に、図2を用いて、顧客側システムのソフトウェア構成について説明する。顧客サーバ計算機1は、発注情報DB6と設備情報DB7からの情報をネットワーク11を通じて送信する発注情報・設備情報送信機能101と、メーカからネットワーク11を通じて設備更新データを受信する設備更新データ受信機能102と、設備更新データ受信機能にて受信したデータを一時記憶する更新データ一時ファイル103と、を備える。
顧客端末装置2は、メーカ側に発注情報を送信する発注機能201と、設備更新データが設備更新データ一時ファイルに保存されているかを確認し保存されている場合に更新データを表示する更新データ有無確認機能202と、メーカより受領した作業報告書を承認し設備更新データを設備情報DBに反映することを許可する報告書承認機能203と、設備更新データと発注情報DBから取得した発注内容とを比較チェックする発注内容・設備更新内容比較チェック機能204と、により構成される。
次に、図3に用いて、メーカ側システムのソフトウェア構成を説明する。メーカサーバ計算機3は、顧客から発注情報と発注に係る設備情報をネットワーク11を通じて受信し受注情報DB8に登録を行う顧客発注情報・設備情報受信機能301と、保守点検作業による設備更新データを送信する設備更新データ送信機能302と、を備える。
メーカ端末装置4は、受注情報DB8と保守点検DB9から抽出したデータを元に現場作業支援情報を作成し現場作業支援情報を携帯端末装置5に送信する現場作業支援情報作成機能401と、携帯端末装置5から受信した保守点検実績データを保守点検DB9に登録する保守点検データ登録機能402と、保守点検DB9から抽出した保守点検実績データを元に作業報告書405を作成する作業報告書作成支援機能403と、保守点検DB9から抽出した保守点検実績データを元に設備更新データを生成しメーカサーバ計算機3に設備更新データを送信する設備更新データ生成機能404と、により構成される。
携帯端末装置5は、メーカ端末装置4から現場作業支援情報を受信し作業現場において現場作業支援情報を表示する作業支援情報表示機能501と、現場で行った保守点検実績データを入力し保守点検実績データをメーカ端末装置4に送信する作業実績入力機能502と、を備える。
図4に示す発注情報DB6のデータ構成は、発注番号データに対応した工事件名データと、保守点検対象機器データと、保守点検対象機器データに対する保守点検内容データと、を含んで構成される。
図5に示す設備情報DB7のデータ構成は、機器名データに対応した形式データと、保守点検履歴データと、保守点検内容データと、構成部品データと、構成部品データの交換履歴データと、を含んで構成される。
図6に示す受注情報DB8のデータ構成は、顧客発注番号データに対応した工事件名データと、対象機器データと、保守点検内容データと、を含んで構成される。
図7に示す保守点検DB9のデータ構成は、機器名データに対応した形式データと、工事件名データと、保守点検実績データと、保守点検内容データと、構成部品データと、構成部品の交換実績データと、を含んで構成される。
図8は、設備保守点検作業の発注に係る処理のフローチャートを示した図である。まず、顧客端末装置2における発注機能201において、発注番号を入力する(ステップS101)。次に、入力された発注番号に対応する発注情報を発注情報DB6から取得する(ステップS102)。また、設備情報DB7から発注工事に係る設備情報を取得する(ステップS103)。顧客端末装置2にステップS102およびステップS103で取得データを表示し、表示された内容の発注データを発注するかの確認を入力する(ステップS105)。発注確認が入力されると、発注情報及び発注に係る設備情報データをメーカに送信する(ステップS106)。
次に、図10のフローチャートを用いて、顧客から送信された発注データに対する処理について説明する。まず、メーカサーバ計算機3の顧客発注情報受信機能301において、ネットワーク11を通じて、顧客発注情報および顧客発注情報に係る設備情報を受信する(ステップS301)。そして、受信したデータの内の顧客発注情報は受注情報DB8に登録し(ステップS302)、顧客発注情報に係る設備情報は保守点検DB9に登録する(ステップS303)。このとき、保守点検DB9に登録される設備情報は、図7における保守点検実績データおよび交換実績データが登録されていない状態となる。
次に、図11のフローチャートを用いて、受注内容に対応した現場作業の準備に係る処理について説明する。メーカ端末装置4の現場作業支援情報作成機能401(図3を参照)において工事件名を入力する(ステップS401)。次に、入力された工事件名をキーにして、受注情報DB8から保守点検対象機器を取得し、取得した保守点検対象機器をキーにして、保守点検DB9から保守点検内容データ及び構成部品データを含む機器情報を取得する(ステップS402)。そして、取得した情報を元に、保守点検機器と、保守点検機器に対応する保守点検内容と、構成部品データとを含むデータ一覧である作業支援情報を作成する(ステップS403)。これには、対象機器特有の保守点検手順を記録したデータベースを用意し、このデータベースより作業手順に沿った作業支援情報とするのが好ましい。作成された作業支援情報は携帯端末装置5に送信される(ステップS404)。
次に、図12のフローチャートを用いて、現場作業における処理について説明する。携帯端末装置5の作業支援情報表示機能501(図3を参照)において、図11のステップS404にて送信された作業支援情報を受信・記憶し、現場作業時に作業支援情報を表示する(ステップS501)。作業の都度、部品交換実績、保守点検完了日時を含む保守点検実績入力する(ステップ502)。作業終了後に、端末に蓄積された保守点検実績データをメーカ端末装置4に送信する(ステップS503)。送信された保守点検実績データは、保守点検DB9に登録される(ステップS504)。
次に、図13のフローチャートを用いて、工事終了後の処理について説明する。まず、メーカ端末装置4にて工事完了登録する工事件名を入力する(ステップS601)。次に、ステップS601にて入力された工事件名をキーにして、保守点検DB9から機器名、保守点検実績、交換実績を含む保守点検実績データ(図7を参照)を取得する(ステップS602)。取得した保守点検実績データを元に、作業結果を規定のフォーマットに記載した作業報告書の雛型を作成する(ステップS603)。作業報告書は汎用的なファイルフォーマットで出力され、未記入の項目等を記入し、印刷出力する(ステップS604)。印刷出力された作業報告書は、従来のとおり顧客に提出される。作業報告書がまとまった段階でメーカ端末装置4にて工事完了入力をする(ステップS605)。工事完了入力をすることにより、保守点検DB9から、機器名、保守点検実績、交換実績を含む設備更新データ(図7を参照)を作成する(ステップS606)。設備更新データは、メーカサーバ計算機3に送信され、さらにネットワーク11を通じて顧客システム側に送信される(ステップS607)。
次に、図9を用いて(図2も参照しながら)、本発明の実施形態に係る設備情報管理支援システムにおける主要な特徴を開示する、保守点検実績チェック、および設備情報DB7のデータ更新に関する処理について説明する。
まず、メーカから送信された設備更新データは、顧客サーバ計算機1にて受信し、更新データ一時ファイル103に一時保存される(ステップS201)。従来と同様に、印刷出力された作業報告書(ペーパー)を顧客が受領し、内容について承認すると、顧客端末装置2にて作業報告書の工事件名を入力する(ステップS203)。ステップS203にて入力された工事件名に対応した設備更新データが、更新データ一時ファイル103に登録されているかを検索する(ステップS204)。検索結果、登録が無い場合はステップS204に戻り、登録があった場合は次の処理に進む(ステップS205)。
登録があった場合、設備更新データを更新データ一時ファイル103から取得し(ステップS206)、発注情報DB6から図4において工事件名をキーにして発注情報を取得する(ステップS207)。次に、取得した設備更新データと発注情報とを比較するステップ(S208、図2の符号204を参照)となるが、具体的には、機器名をキーにして(図4に例示するように、工事件名が同一でも機器名が異なる保守点検が存在するから)、図4に示す発注情報にある作業内容(保守点検DB9の保守点検内容に相当するもの)と、設備更新データにある保守点検内容の一致レコードにおいて、設備更新データ側に保守点検実績データが存在しているか否かをチェックする(端的に云えば、発注した作業内容に対応する設備更新データに、実際に保守点検した内容が存在するか否かをチェックする)。また、部品交換周期、保守点検内容に応じた部品交換の要否を格納したデータファイルを別途用意し、部品交換が適切に行われているか否かをチェックするのが望ましい(ステップS208)。
次に、チェックを行った結果得られる設備更新データと発注情報との間の差分について表示を行う(ステップS209)。ここで、保守点検の発注対象の部品ではなかったが実際の保守点検の場で部品交換した方が良いと判断されるものをリストアップして部品交換の要否について表示を行っても良い。ステップS209の表示内容を基に作業完了承認の是非を判断し、是であらば(例えば、差分が表示されなければ)自動的に又は手動的に承認入力(図2の符号203を参照)を行う(ステップS210)。また、別途受領した印刷物の作業報告書(ペーパー)の具体的な内容等を参照して、仮に差分が表示されても保守点検の内容を判断し作業報告の承認を入力しても良い。承認入力後、設備更新データは、自動的に設備情報DBに登録され、設備情報が最新データに自動更新される(ステップS211)。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る設備情報管理支援システムは、次のような構成と効果を奏することを主たる特徴とするものである。すなわち、保守点検作業を要する複数設備からなる顧客施設において、保守点検作業を受注したメーカが、保守点検作業終了後に保守点検実績データを元に生成された設備更新データを、顧客ネットワークを通じて送信するメーカサーバ計算機を含み、また、設備更新データ受信部を設けた顧客サーバ計算機を通じて、設備更新データと、保守点検作業発注情報を含む発注情報データベースから抽出した顧客発注内容とを比較し、その差分データを表示し、前記差分データをもとに作業報告承認を行うことのできる顧客端末装置を含み、作業報告承認行為を行うことにより、設備更新データを顧客設備情報データベースに反映させる構成である。
このような構成によって、メーカが行った保守点検実績データを元に生成された設備更新データを、顧客ネットワークを通じて、顧客設備情報データベースに反映することができるため、顧客にて行う設備情報の更新作業を効率化することができる。
また、メーカより送信された設備更新データは、作業報告書承認時に発注情報と比較することにより、間違った作業がなされていないかをチェックするため、間違った保守データが登録されることを防ぐことができ、作業漏れ等によるデータの更新漏れも防ぐことができる。さらに、設備更新データは発注情報と比較チェックを行うため、直接に顧客設備情報データベースを更新することがない。
本発明の実施形態に係る設備情報管理支援システムにおける顧客側システムとメーカ側システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る設備情報管理支援システムにおける顧客側システムの構成と機能を説明する図である。 本実施形態に係る設備情報管理支援システムにおけるメーカ側システムの構成と機能を説明する図である。 本実施形態に関する顧客側システムに配置された発注情報DBのデータ構成を示す図である。 本実施形態に関する顧客側システムに配置された設備情報DBのデータ構成を示す図である。 本実施形態に関するメーカ側システムに配置された受注情報DBのデータ構成を示す図である。 本実施形態に関するメーカ側システムに配置された保守点検DBのデータ構成を示す図である。 本実施形態における設備保守点検作業の発注に係る処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態における設備更新データと発注情報との比較による保守点検実績のチェックと、設備情報DBへの設備更新データの登録の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に関する顧客側システムから送信された発注データの処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に関する受注データに対応する設備保守点検作業の準備に係る処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に関する設備保守点検作業の処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に関する設備保守点検作業終了後の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 顧客サーバ計算機
2 顧客端末装置
3 メーカサーバ計算機
4 メーカ端末装置
5 携帯端末装置
6 発注情報データベース
7 設備情報データベース
8 受注情報データベース
9 保守点検データベース
10 現場機器
11 ネットワーク
101 発注情報・設備情報送信機能
102 設備更新データ受信機能
103 更新データ一時ファイル
201 発注機能
202 更新データ有無確認機能
203 作業報告承認機能
204 発注内容・設備更新内容比較チェック機能
301 顧客発注情報・設備情報受信機能
302 設備更新データ送信機能
401 現場作業支援情報作成機能
402 保守点検データ登録機能
403 作業報告書作成支援機能
404 設備更新データ生成機能
405 作業報告書
501 作業支援情表示機能
502 作業実績入力機能

Claims (3)

  1. 設備における保守点検の管理元である管理側に設けられた管理サーバ計算機と、前記管理サーバ計算機に接続された管理端末装置と、保守点検の発注情報を格納する発注情報DBと、設備の保守点検を含めた情報を格納する設備情報DBと、を備えた設備情報管理側システムであって、
    前記管理サーバ計算機は、前記発注情報DB内の発注情報と前記設備情報DB内の設備情報を保守点検施工メーカ側システムに送信する発注情報・設備情報送信部と、保守点検を実施した結果、変更となった設備情報を記録した設備更新データを前記保守点検施工メーカ側システムから受信する設備更新データ受信部と、を有し、
    前記管理端末装置は、前記管理サーバ計算機が受信した設備更新データと前記発注情報DBから抽出し取得した発注情報とを比較しチェックする比較チェック部と、前記比較チェック部で前記比較の結果、差分が無かった場合に、前記保守点検の作業報告の承認入力を行い、前記作業報告の承認入力をもとに前記設備更新データを前記設備情報DBに最新データとして更新登録する作業報告承認部と、を有する
    ことを特徴とする設備情報管理側システム。
  2. 請求項1に記載された設備情報管理側システムと、
    保守点検を実施する実施側に設けられた実施サーバ計算機、前記実施サーバ計算機に接続された実施端末装置、保守点検の受注情報を格納する受注情報DB、設備の保守点検を実施したデータを格納する保守点検DB、を有する実施側システムと、
    前記管理サーバ計算機と前記実施サーバ計算機とを接続する通信手段と、を備えた設備情報管理支援システムであって、
    前記実施端末装置は、保守点検の実施の結果、前記保守点検DBの情報をもとに設備更新データを生成し、前記実施サーバ計算機と前記通信手段を通して前記管理サーバ計算機に送信する
    ことを特徴とする設備情報管理支援システム。
  3. 請求項2において、
    前記実施端末装置は、作業報告書フォーマットを有し、前記作業報告書フォーマットと前記保守点検DBから抽出した保守点検実績データを合成し、作業報告書を作成する
    ことを特徴とする設備情報管理支援システム。
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