JP2010020425A - 管理データベース装置および物品管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】移管作業または破棄作業後の物品の実態と物品状態情報とを確実に一致できる管理データベース装置および物品管理システム1を提供する。
【解決手段】物品管理システム1は管理データベース装置26を備える。管理データベース装置26は、物品2の保管期限を設定するための保管期限設定手段およびその保管期限を保管期限情報として保管リストに記録する保管リスト記録手段を備える。また、保管期限情報に基づき、移管予定または破棄予定の物品2を列挙した作業予定リストを作成する作業予定リスト作成手段およびその作業予定リストを提示する作業予定リスト提示手段を備える。さらに、作業予定リストの物品2のうち、実作業が完了した物品2または実作業が不実施の物品2を入力する物品状態情報入力手段および実作業の完了した物品2について保管リストを更新する更新手段を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】物品管理システム1は管理データベース装置26を備える。管理データベース装置26は、物品2の保管期限を設定するための保管期限設定手段およびその保管期限を保管期限情報として保管リストに記録する保管リスト記録手段を備える。また、保管期限情報に基づき、移管予定または破棄予定の物品2を列挙した作業予定リストを作成する作業予定リスト作成手段およびその作業予定リストを提示する作業予定リスト提示手段を備える。さらに、作業予定リストの物品2のうち、実作業が完了した物品2または実作業が不実施の物品2を入力する物品状態情報入力手段および実作業の完了した物品2について保管リストを更新する更新手段を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、物品の移管または破棄を管理する管理データベース装置およびこの管理データベース装置を備えた物品管理システムに関する。
書類やファイル、書籍等の物品は、逐次増えていくものであり、単に保管するだけでなく、保管期限を設けて倉庫等へ移管したり、破棄したりする必要がある。
保管された前記物品を管理するシステムとしては、前記物品に非接触型のICタグを取り付け、非接触ICカード用リーダ・ライタを使用して、前記物品の取り出しや返却の認識、管理、データ処理を行うシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、保管された前記物品の保管期限の指標として法定期限がある(例えば、非特許文献1参照。)。
特開平11−283123号公報(第2−3頁、図3)
[online]、株式会社エフアンドエム、[平成20年6月30日検索]、インターネット<URL:http://www.e-somu.com/business/document/document_top.html>
しかしながら、上述したシステムを使用して物品を管理し、法定期限から決定した保管期限が過ぎた物品を倉庫へ移管または破棄するようにし、各物品の状態をデータベース等にて管理したとしても、このデータベースでの物品状態情報の変更作業と、実作業すなわち前記物品の移管作業または破棄作業とは別個の作業であり、利用者が前記物品状態情報の変更作業および前記実作業を行う必要があるので、前記実作業後の前記物品の実態と前記物品状態情報とが異なってしまう危険性がある。
本発明は従来のような危険性に鑑みなされたもので、実作業後の物品の実態と物品状態情報とを確実に一致できる管理データベース装置およびこの管理データベース装置を備えた物品管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、物品の保管リストが格納された管理データベース装置であって、保管区画に保管された前記物品の保管期限を利用者に設定させる保管期限設定手段と、設定された保管期限を前記物品の保管期限情報として保管リストに記録する保管リスト記録手段と、前記保管リストの保管期限情報に基づき、前記保管区画から移管予定または破棄予定の物品を列挙した作業予定リストを作成する作業予定リスト作成手段と、前記作業予定リストを利用者に提示する作業予定リスト提示手段と、前記作業予定リストの物品のうち、移管作業または破棄作業が完了した物品、移管作業または破棄作業を行わず保管区画に保管した状態の物品を入力する物品状態情報入力手段と、この物品状態情報入力手段にて作業の完了したと入力された物品について前記保管リストを更新する更新手段とを備えるものである。
また、非接触情報記録媒体を有する物品を管理する物品管理システムであって、前記物品を保管可能な保管区画を有する保管具と、前記保管区画に保管された前記物品の非接触情報記録媒体を検知可能なアンテナ装置と、このアンテナ装置を介して前記保管区画内の前記物品を把握し、前記保管区画から前記物品を取り出す利用者を把握し、請求項1記載の管理データベース装置を有する管理部とを具備するものである。
本発明によれば、実作業後の物品の実態と物品状態情報とを確実に一致できる管理データベース装置およびこの管理データベース装置を備えた物品管理システムを提供できる。
以下、本発明の一実施の形態の構成について図1ないし図8を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2に示す物品管理システム1は、例えば企業や学校、病院、店舗等の組織にて、書類やファイル、書籍等の物品2を管理するシステムである。
物品2は、物品本体3を有し、物品本体3には固有識別情報(物品情報)を記録した非接触情報記録媒体であるRFID(Radio Frequency IDentification)タグ4が設けられている。なお、物品情報とは、例えば、物品内容、物品ID、保管場所、保管状態、取り出しに関するユーザ権限等、そのRFIDタグ4が対応する物品に関する情報が含まれるが、少なくとも固有識別情報としての物品IDを含んでいればよい。
物品管理システム1は、複数個の物品2を並べて保管可能な複数の保管具としての保管棚5を備えている。各保管棚5には複数の棚段6を有し、各棚段6は複数の物品2が出し入れ可能に保管される保管区画7が設けられている。なお、同一の棚段6内に複数の保管区画7を設けてもよい。
物品管理システム1では、複数の保管区画7のうちのいずれかが物品2の保管位置として設定されている。
物品管理システム1は、各保管区画7にそれぞれアンテナ装置8が設けられている。具体的には、アンテナ装置8は、保管棚5の各棚段6における背板部9に設けられ、同一の保管棚5に設けられた各アンテナ装置8は、マルチセレクタ10にてマルチドロップ接続されている。なお、アンテナ装置8は既設の保管棚5に後付けで設けることが可能である。アンテナ装置8は、図示しない送受信部、制御部、通信アンテナを有する。送受信部にてマルチセレクタ10側と情報を送受信し、制御部にて送受信部の送受信を制御し、通信アンテナにて誘導電磁界を形成する。通信アンテナにて形成された誘導電磁界内にRFIDタグ4が配置されると、電磁誘導作用によってRFIDタグ4に電圧が誘起され、送受信部とRFIDタグ4とが情報を通信する。アンテナ装置8は、対応する保管区画7内に保管された物品2のRFIDタグ4との通信により保管区画7内に配置された物品2を把握する
さらに、物品管理システム1は、アンテナ装置8とリーダライタコントローラ11およびマルチセレクタ10を介して接続された管理部としての管理ユニット13と、管理ユニット13と通信可能であり、例えば一日一回、一時間に一回等のような所定のタイミングにて管理ユニット13と互いの情報の通信する管理部としての管理用PC(管理用パーソナルコンピュータ)14とを備えている。
さらに、物品管理システム1は、アンテナ装置8とリーダライタコントローラ11およびマルチセレクタ10を介して接続された管理部としての管理ユニット13と、管理ユニット13と通信可能であり、例えば一日一回、一時間に一回等のような所定のタイミングにて管理ユニット13と互いの情報の通信する管理部としての管理用PC(管理用パーソナルコンピュータ)14とを備えている。
管理ユニット13および管理用PC14は物品2の保管状況を管理する管理部として機能するが、本実施の形態においては管理用ユニット13のみでも管理部として機能し得る。
管理ユニット13は、各保管棚5に設置され、アンテナ装置8を介して、対応する保管棚5内に保管された物品2のRFIDタグ4から物品IDを取得し、保管区画7内に保管された物品2の保管状況を管理する。管理用PC14は、各管理ユニット13から物品2の保管状況に関する情報を取得して、各保管棚5における物品2の保管状況を管理する。
図3および図4に示すように、管理ユニット13は、非接触型のICカード15とユーザ情報を通信可能なICカード通信装置16と、表示手段20および操作手段21が設けられたマンマシン22と、サブ基板23と、メイン基板24とから構成されている。ICカード通信装置16およびマンマシン22はそれぞれサブ基板23と通信可能であり、また、サブ基板23とメイン基板24は通信可能である。メイン基板24は、管理用PC14およびリーダライタコントローラ11を介してアンテナ装置8と通信可能であり、サブ基板23およびメイン基板24にて情報を収集し、対応する保管棚5の物品2の保管状況を管理する。
ICカード15は、RFIDに用いられる非接触情報記録媒体の一種であり、ICカード15の固有の情報であるカードIDやICカード15が付与される利用者のユーザ情報が記録されたICチップ(図示せず)が設けられたカード体であり、特定の利用者に付与される。すなわち、各利用者は、所定のICカード15を所有していることとなる。なお、ユーザ情報とは、例えば、ユーザ登録名、ユーザ登録番号、所属部署、ユーザ権限等のそのICカード15が付与された利用者に関する情報であり、ユーザ情報をカードIDと対応させて管理用PC14が記憶していてもよい。すなわち、管理用PC14が、管理ユニット13を介してICカード15からカードIDを所得し、このカードIDに対応したユーザ情報を検索することで、ICカード15の所有者を把握する構成にしてもよい。当然、ICカード15にユーザIDのみが記憶されていてもよい。
ICカード通信装置16は、外面に通信面17を有するアンテナ部18を備え、通信面17より外面側には、鉛直方向の上端部が通信面17から離間する方向へ回動可能に取り付けられ、ICカード15を保持するカード保持板19が設けられている。
アンテナ部18は、図示しない送受信部、制御部、通信アンテナを有し、アンテナ装置8と同様にICカード15と通信を行い、ICカード15から情報を取得する。
カード保持板19は、略矩形状で、上端部が通信面17から離間する方向へ回動可能に取り付けられている。ICカード15は、通信面17とカード保持板19との間に挿入され、通信面17上に保持される。
管理ユニット13は、アンテナ装置8を用いて常時RFIDタグ4と通信を行い、各保管区画7にどの物品2が保管されているかを把握する。そして、物品2が保管区画7から取り出された際、ICカード通信装置16に、カード保持板19と通信面17との間に配置されたICカード15と通信を行わせ、ICカード15に格納された情報(本例ではユーザ情報)を取得する。これにより、各保管区画7に保管されている物品2の情報を管理できるとともに、保管区画7から物品2が取り出された際にICカード通信装置16にセットされていたICカード15が何であるかということを管理できる。ICカード15は上記の通り各利用者にユニークであるため、管理ユニット13は、保管区画7から物品2が取り出された際の利用者を特定することができる。このように管理ログを取れば、後日、物品2をいつ誰が取り出したか、閲覧したかを把握することができる。
また、管理ユニット13は、取出権限のない者によって物品2が保管区画7から取り出されたことやICカード15をICカード通信装置16にセットされない状態で物品2が保管区画7から取り出されたこと等のいわゆる不正取り出しを把握することもできるため、不正取り出しを検知した際に図示しないスピーカ部を用いて警報を発したり、表示手段17にエラー表示したり、その旨を管理用PC14に通知するといった処理を行うことができる。当然、物理的な不正取り出し防止手段(例えば保管棚5が設けられた部屋の自動扉)を用いて不正取り出しを防止するように構成することもできる。
管理用PC14は、物品2の保管リストが格納された管理データベース装置26を有する管理サーバ27が設けられている。また、管理サーバ27には、物品名、物品内容、物品管理番号、保管位置、保管状態、ユーザ権限等の物品2に関する情報である物品情報や利用者名、利用者登録番号、利用者郡等のICカード15が付与された利用者に関する情報である利用者情報が記録されている。
また、管理用PC14は、管理サーバ27の情報を出力表示する表示手段28と、物品情報や利用者情報を変更する際等に使用する入力手段29と、管理用RFID通信装置30とが設けられている。
管理サーバ27は、各保管棚5に設置された各管理ユニット13と例えば一日一回、一時間に一回等のような所定のタイミングにて通信することにより、各管理ユニット13から物品2の保管状況に関する情報を収集して、物品2に関する情報を管理記憶する。なお、物品2関する情報としては、物品2の保管位置、物品2の保管状況、ユーザ権限、物品2の貸出先、物品2の貸出期限等がある。したがって、管理DBを参照すれば、物品2が保管されている保管区画7、物品2の保管状況(貸し出し中か否か等)、物品2を過去に取り出した者の一覧(ログ)、不正取り出しされた物品2の一覧(ログ)などの情報が得られる。また、ICカード15(カードID)と利用者とを対応づける情報や物品2毎の利用者の閲覧権限情報等の各管理ユニット13で用いる情報を作成し、この情報を各管理ユニット13へ定期的に送信するなどすれば、管理ユニット13毎にこれらの情報を設定する必要がなくなり、また、各管理ユニット13で共通の(すなわちずれのない)情報に基づいた処理を行うことが可能となる。
図7に示すように、管理データベース装置26は、保管リストが格納されたデータベースであり、保管期限設定手段31、保管リスト記録手段32、作業予定リスト作成手段33、作業予定リスト提示手段34、物品状態情報入力手段35、更新手段36にて構成されている。
保管期限設定手段31は、物品2の保管棚5での保管期限を利用者に設定させる。なお、物品2は、保管棚5での保管、非保管棚への移管、破棄という順または保管棚5での保管、破棄という順に保管状態が変化し、保管棚5での保管期限の他に、破棄期限や物品2の保管状態に関する保管ルールが保管期限設定手段31により設定される。
保管リスト記録手段32は、保管期限設定手段31にて設定された保管期限等の保管ルールを物品2の保管期限情報として保管リストに記録する。
作業予定リスト作成手段33は、保管リストに記録された保管期限情報に基づき、保管区画7からの移管予定または破棄予定の物品2を判断して、移管予定または破棄予定の物品2列挙した作業予定リストを作成するものである。
作業予定リスト提示手段34は、作業予定リスト作成手段33にて作成した作業予定リストを利用者に提示する。提示方法としては、例えば表示手段28に画面表示する方法を採用し得る。
物品状態情報入力手段35は、作業予定リスト提示手段34にて提示された作業予定リストに記載された物品2のうち、実作業すなわち非保管棚への移管作業または破棄作業が完了した物品2と、実作業を行わず保管棚5の保管区画7に保管した状態の物品2とを区別して利用者に入力させる。
更新手段36は、物品状態情報入力手段35にて実作業の完了が入力された物品2について、保管リストの物品2の状態情報を、非保管棚へ移管済みまたは破棄済みに更新する。
物品管理システム1は、例えば部署毎に設置され、物品2の保管状況に関する情報を閲覧したり、所望の物品を検索したりするための複数の閲覧用PC(閲覧用パソコン)38,38や物品2に関する情報を印刷するプリンタ39、ラベルライタ40等を備えている。上記したように管理ユニット13が不正取り出しを検出した際、その旨を管理用PC14に通知するようにした場合には、管理用PC14は、その旨を自身で報知するだけでなく、閲覧用PC38やプリンタ39等を用いて利用者に提示してもよい。
管理ユニット13、管理用PC14、閲覧用PC38,38、プリンタ39、ラベルライタ40は、ネットワーク41を介して接続されてそれぞれが通信可能となっている。
次に、物品管理システム1による物品2の管理方法について説明する。
物品管理システム1は、基本的に各管理ユニット13が管理下の保管区画7の状況を把握して管理するが、上記のように管理用PC14と情報を通信して例えば新規に登録された利用者の情報(カードIDやこれに対応付けられた閲覧権限情報など)を最新のものにする。また、管理用PC14において全ての保管区画7の状況等を把握できるように管理状況を報告する。これらの処理を行うための通信は、常時行う必要はなく、定期的に通信を行い、その際差分データについてやりとりを行うようにすれば、特に既存のネットワーク41を用いる場合にこれに大きな付加をかけずに済む。したがって、以下では一つの管理ユニット13における動作に着目して説明を行う。
図5は、物品2が保管区画7内から取り出された際の、この保管区画7に対応した管理ユニット13の処理の流れを示すフローチャートである。
管理ユニット13は、アンテナ装置8を介して保管棚5の各保管区画7に保管された各物品2のRFIDタグ4と常時通信し、保管区画7内の物品2の物品情報を取得して(ステップ1)、対応している保管区画7内にある物品2を把握する。
今回取得した保管区画7内の物品情報を一時的に保存し、今回取得した物品情報と前回取得した物品情報とを比較し(ステップ2)、対応する保管区画7内の物品2の保管状況に変化があったか否かを判断する(ステップ3)。
変化があった場合、すなわち、物品2が保管区画7から取り出された場合、管理DBから取得した前回の物品情報から今回取得した物品情報を差し引き、取り出された物品2を特定する(ステップ4)。
管理ユニット13は、ICカード通信装置16がICカード15と通信可能か否かを判断する(ステップ5)。この際、管理DBに登録されているICカード15がICカード通信装置16の通信面22上に配置されている場合のみ通信可能と判断する。
ICカード通信装置16がICカード15と通信可能である場合は、ICカード15からユーザ情報を取得して(ステップ6)利用者を特定し、利用者にユーザ権限(取出権限)があるか否かを判断する(ステップ7)。
利用者にユーザ権限がある場合には、管理ユニット13は、物品2が保管区画7から適正に取り出されたことを示す適正取出ログを記録して、ログ管理する(ステップ8)。
上記の通り管理ユニット13は、管理用PC14と定期的に通信を行い(ステップ9)、通信が確立した際、差分情報として上記ログの更新に伴う情報を管理用PC14に送信する。
管理用PC14は、例えば物品2の保管状況を貸し出し中に変更し、物品2を取り出した利用者を記録し、貸出期限を記録する等して管理DBを更新する(ステップ10)。
未登録のICカード15が通信面17上に配置されたり、ICカード15が通信面17上に配置されていなかったりして、ICカード通信装置16とICカード15とが通信不可と判断した場合(ステップ5/NO)や、ICカード15が通信可能であっても、利用者にユーザ権限がないと判断した場合(ステップ7/NO)は、これらの旨を管理ユニット13の表示手段20に表示して報知(ステップ11)する。表示手段20にて報知すると同時に警告音が発生するよう設定する等してもよい。
また、管理ユニット13は、保管区画7に上記物品2が存在しないことのログおよびその存在しない理由が不正に取り出されたことを示す不正取出ログを記録する(ステップ12)。
管理用PC14は、管理用PC14と通信して不正取り出しが発生した旨等の情報を送信し(ステップ13)、この情報に基づいた処理(閲覧用PC31に上記情報を電子メールなどで送信する処理)を行う。
管理ユニット13は、管理用PC14は、上記不正取り出しが発生した旨等の情報に基づいてログ管理や管理DBの更新を行ってもよく、また、その場では行わずに定期的な通信時における差分データに基づいてこれらの処理を行ってもよい。
なお、本実施の形態では、物品2の取り出しに対して、保管状況や貸出期限等を更新して物品を管理する構成としたが、このような構成には限定されず、物品2の取り出しを検知して、その取り出しが適正か否かを判断し、判断結果を報知できる構成であればよい。
図6は、物品2が保管区画7内へ返却された際の処理の流れを示すフローチャートである。
物品2が保管棚5の保管区画7へ返却されると(ステップ21)、管理ユニット13はアンテナ装置8を介して返却された物品2のRFIDタグ4を検知し、物品2を特定して物品情報を取得する(ステップ22)。
物品情報から、物品2が返却された保管区画7と保管位置情報にて示される保管区画7とが一致しているか否か、すなわち、返却位置が正しいか否かを判断し(ステップ23)、返却位置が正しい場合は、正しく返却されたという正返却ログを記録する(ステップ24)。管理用PC14との定期通信時(ステップ25)に上記の通り差分情報を送信する。管理用PC14は、この差分情報に基づき、物品2の保管状況を貸し出し中から保管中に変更する等して管理DBを更新する(ステップ26)。
管理ユニット13は、物品2の返却位置が正しくない誤返却であると判断した場合(ステップ23/NO)、その旨が表示手段17にて報知する(ステップ27)。当然、他の手段によって利用者に返却位置が正しくないことを報知してもよく、複数の報知手段を組み合わせてもよい。返却位置が正しい位置に戻された場合には、管理ユニット13は報知を中止し、ステップ24に移行する。
管理ユニット13は、所定時間返却位置が正しくない状態を検出した場合、検出位置が正しくない旨のログを取り(ステップ28)、管理用PC14にその旨を通信する(ステップ29)。管理用PC14は、管理用DBを更新して上記物品2が所定外の保管区画7に存することを閲覧者が把握可能にする。
このように物品管理システム1では、通常時、保管区画7内からの物品2の取り出しや保管区画7内への物品2の返却が適正なものか不正なものかを判断して物品2を管理する。
なお、物品管理システム1は、誤返却に対して、間違って返却された場所を物品2の保管位置として物品情報を変更するように管理サーバの情報を更新する構成としてもよい。
また、物品管理システム1は、誤返却に対して、管理ユニット13の表示手段20にて正しい返却位置を表示し、誤返却した利用者が正しい返却位置に返却し直すように促す構成にしてもよい。
さらに、物品管理システム1は、誤返却と判断すると、管理担当者に誤返却を報知し、管理担当者が正しい位置に返却し直すように促す構成にしてもよい。
物品管理システム1は、管理用RFID通信装置30を用いてRFIDタグ4と通信を行い、RFIDタグ4内の情報を読み出し、管理用PC14がこの情報に基づいて物品2の物品情報を追加・変更をしたり、管理用RFID通信装置30が未使用のRFIDタグ4と通信して、ユニークな情報を読み出し、管理用PC14がこの情報に基づいてRFIDタグ4が設けられた未登録の物品2の物品情報を新規登録したりする物品情報登録・変更処理を行うことができる。この物品情報登録・変更処理の際に、保管期限設定手段31にて保管期限等の保管ルール(保管、移管、破棄の流れや保管期限、破棄期限等)を設定し、保管リスト記録手段32にて保管期限情報を保管リストに記録する。なお、保管期限情報は適宜変更可能であるが、保管期限の設定に際しては、例えば、その物品2に関する法定期限等の最低限守るべき期限を越える期限設定の入力を受け付けない構成にすることが好ましい。最低限守るべき期限内のみにて期限設定可能にすることにより、物品2の確実に管理できる。また、最低限守るべき期間内であれば、利用状況等に応じて自由に物品2の保管期限を設定できる。
さらに、保管ルールを設定する際には、保管ルール設定済みの他の物品2から保管ルールを流用して設定できる構成にしてもよい。他の物品2の保管ルールを流用することにより、設定効率を向上できるとともに、関連した物品2や同様の物品2について共通の保管ルールにて管理でき、管理し易い。また、他の物品2から保管ルールを流用した場合は、例えば保管ルールを流用した他の物品2と移管や破棄等の作業を同時に行い易くするため、他の物品2の近くへ保管するように保管位置を提案する構成にしてもよい。
保管ルールを設定する際には、利用者から必要事項が全て入力されないと次のステップには進めない構成とすることにより、各物品2について確実に保管ルールが設定されるので好ましい。
なお、管理対象物がファイルであって、ファイルに綴じ込まれる書類が増える可能性がありファイルが未完成の場合は、保管ルールを設定せず、ファイルが完成したと利用者が判断した際に保管ルールを設定させる構成としてもよい。
物品管理システム1は、管理用RFID通信装置30にICカード15を通信させて管理用PC14にて利用者情報の追加や変更をしたり、管理用RFID通信装置30に未使用のICカード15を通信させて未登録の利用者の利用者情報を新規登録したりする利用者情報登録処理を行うことができる構成としてもよい。
物品管理システム1は、物品2を保管区画7から取り出す前にICカード15を通信させて、所定の物品2を借りるための予約(前宣言)をできる構成としてもよい。
物品管理システム1は、例えば貸出期限の前日等の所定のタイミングで利用者や管理担当者に電子メール等により貸出期限が迫っていることを報知する貸出期限徒過報知処理を行うことができる構成としてもよい。
図8は、物品2の非管理棚への移管または、破棄する際の処理の流れを示すフローチャートである。
作業予定リスト作成手段33は、一定期間毎に又は利用者から指示を受けた際、所定期間内に保管期限設定手段31にて設定した保管期限を迎えると、移管予定または破棄予定の物品2を列挙した作業予定リストを作成する(ステップ31)。
この作業予定リストを、リスト提示手段が管理用PC14または閲覧用PC38にて利用者に提示し(ステップ32)、利用者に、作業予定リストに掲載された物品2について移管作業または破棄作業を実施するか否かを判断させる(ステップ33)。
利用者に、物品2の移管作業または破棄作業を実施した物品2について、物品状態情報入力手段35にて物品2の移管作業または破棄作業が完了したという実作業の完了情報を入力させ(ステップ34)、保管リストの物品2の保管状況情報を保管中から移管済みまたは破棄済みに更新する(ステップ35)。
移管作業または破棄作業を行わなかった物品2については、利用者に物品情報入力手段35から移管作業または破棄作業を行わなかったという実作業の不実施情報を入力する(ステップ36)。
このような物品管理システム1によれば、管理データベース装置26が、保管ルールに従って作業予定リストを作業予定リスト作成手段33と、作業予定リストを利用者に提示する作業予定リスト提示手段34とを具備するので、利用者は、作業予定リストを見ることにより保管区画7から移管または破棄する物品2を容易に把握できる。また、作業予定リストの物品2のうち、移管作業または破棄作業の実作業が完了した物品2および実作業を行わない物品2を入力する物品状態情報入力手段35と、実作業の完了が入力された物品2について保管リストを更新する更新手段36とを具備するので、移管作業または破棄作業の結果に基づいて保管リストの物品状態情報を正確に更新できる。したがって、作業前に作業予定リストにて作業予定の物品2を確認し、作業後の結果に基づいて保管リストを更新するので、実作業後の物品2の実態と物品状態情報とを確実に一致できる。
物品管理システム1は、物品2に設けられたRFIDタグ4を検知するアンテナ装置8と、アンテナ装置8を介して保管区画7内の物品2を把握して管理する管理ユニット13と、管理ユニット13と情報を通信可能な管理用PC14とを備えているので、保管ルールに従って物品2を移管または破棄する際に、管理ユニット13にて保管区画7からの物品2の取り出し状況と比較することができる。したがって、移管・破棄するとされた物品2と保管区画7から取り出された物品2を一致しているか否かを判断でき、正確に実作業を実施できる。
また、取り出しが検知された物品2のみ保管リストの物品状態情報を更新するので、確実に保管リストの物品状態情報を更新できる。したがって、実作業後の物品2の実態と物品状態情報とをより確実に一致できる。
さらに、移管作業または破棄作業の際に移管予定または破棄予定以外の物品2が取り出されると、不正な取り出しとして報知できるので、作業予定リストに基づいた実作業を確実に実施できる。
物品管理システム1にさらにRFIDタグ4と通信可能なアンテナ部を設け、上記移管作業・破棄作業時に移管・破棄する物品2のRFIDタグ4をアンテナ部と通信させ(近づけ)、検出された物品2が作業予定リストに掲載された物品2である場合に物品状態情報入力手段35はその物品2を移管・破棄すると判断するように構成してもよい。このように構成すれば、移管・破棄する物品2を物品2に設けられたRFIDタグ4の情報を利用して把握することができ、より確実な移管・破棄作業を行うことができ、実際の物品2の状態と保管リストとをより正確に整合させることができる。
物品管理システム1では、保管ルールを設定したり変更したりすると、プリンタ39およびラベルライタ40にて保管ルールに基づいた背見出しやラベル等が印刷される構成にしてもよい。このような構成にすることにより、保管ルールに従った物品2の管理を徹底できる。
物品管理システム1は、作業予定リストを作成して提示するとともに、作業予定リストをプリンタ39にて印刷して発行する構成にしてもよい。このような構成にすることにより、作業予定リストを確認しながら移管作業または破棄作業を行うことができ、より正確な作業が可能である。
物品管理システム1は、作業予定リストの物品2のうち、実作業を不実施と入力された物品2については、保管期限等の変更情報を利用者から受け付け、変更情報に基づいて保管期限を再設定して保管リストの保管期限情報を更新する構成にしてもよい。このように保管期限を再設定する構成にすることにより、物品2の保管期限が過ぎたが移管または破棄されず保管棚5にて保管中のままという物品2の管理が中途半端な状態になるのを防止できるので、より的確な物品2の期限管理を行うことができる。
実作業の完了または不実施を入力し、保管リストを更新すると、移管用帳票、破棄用帳票等の帳票をプリンタ39にて印刷して発行する構成としてもよい。このような構成にすることにより、移管や破棄の履歴を残すことができ、移管または破棄後の物品2の状態を把握し易い。
物品管理システム1では、管理用PC14に設けられた管理用RFID通信装置30を用いて、移管後の非保管棚の物品2についても管理可能とし、移管後の物品2の取り出しを管理して、非保管棚に保管された物品2の取出頻度が所定の値以上になったら、再び保管棚5にて保管するように促す構成にしてもよい。このような構成にすることにより、物品2を利用者が利用し易い状態にして管理できる。
物品管理システム1では、管理ユニット13が所定のタイミングで管理用PC14と差分データを通信し、差分データに基づいて対応する保管棚5内の物品2の保管状況を管理するので、ネットワーク41に負担がかかり難い。したがって、ネットワーク41がダウンし難く、より確実に物品2の保管区画7からの取り出しを管理できる。また、ネットワーク41がダウンしても、物品2の取り出しや返却が検知できる。
物品管理システム1は、物品2が取り出された際に、登録されたICカード15と通信できない場合や、ユーザ権限のない取り出し等のような不正な取り出しを検知した場合に、不正取出ログを記録してログ管理するので、情報漏洩等の不正があった際に情報漏洩元を捜索し易い。
物品管理システム1は、ユーザ権限のある物品2が保管区画7から取り出された際に、適正取出ログおよび不正取出しログとは別に、一時取出ログを記録する構成にしてもよい。
一時取出ログは、保管区画7内に保管された複数の物品2の中から所望の物品2を手作業で探す際において、ICカード15をICカード通信装置16の通信面17上に配置したままの状態にて、利用者にユーザ権限のある複数の物品2を一時的に出し入れして確認する場合に、その場で確認しただけとされるログである。物品管理システム1をこのような構成とすることにより、物品2が取り出された際に、適正取出ログおよび不正取出しログと一時取出ログとを区別して記録してログ管理するので、物品2の貸し出し履歴をより詳細に記録でき、情報漏洩等の不正があった場合に情報漏洩元を捜索し易い。
なお、物品2の一時的な出し入れに対しては、ログを記録しないという構成であってもよい。即ち、ICカード15を通信面17上に配置している状態では、利用者にユーザ権限のある物品2の出し入れに対するログは記録されず、物品2を自由に閲覧できるようにしてもよい。
物品管理システム1は、物品移動モードを設定可能にしてもよい。物品移動モードとは、ICカード15を通信面17上に配置したままの状態にすると、アンテナ装置8がRFIDタグ4と通信せず自由に物品2を移動でき、物品2の移動が完了し、ICカード15を通信面17上から離してICカード通信装置16がICカード15と通信できなくなった際の物品2の位置を新たな物品2の保管位置として設定し直し、管理サーバ27の情報を更新するモードである。
このような構成とすることにより、複数の物品2の保管位置を移動する際に、各物品2の新たな保管位置を一つずつ設定しなおす必要が無いので、物品2の移動作業が極めて容易になる。なお、このような構成の場合であっても、ユーザ権限は管理し、権限のない物品2が触られたか(アクセスされた可能性があるか)を検証するためのログを記録してもよい。
物品管理システム1は、管理サーバ27に保管棚5の保管区画7の幅や棚の段数等の棚情報を記録し、物品情報として物品2の幅を記録して、物品情報登録処理の保管ルール設定の際に、棚情報および物品情報に基づいて、どの保管棚5のどの保管区画7に物品2を保管するかを提案する構成にしてもよい。この構成では、新規の物品2を新たに保管する際や物品2を移動する際等に保管位置が提案される。保管位置の提案に際しては、新規の物品2の物品情報を管理サーバ27に登録すると、棚情報、保管棚5の収納状況、物品情報に基づいて、新規の物品2が保管可能な保管位置を物品管理システム1が判断して提示する。そして、この提示された場所の中から利用者に保管位置を選択させ、選択された場所をその物品2の保管位置として登録する構成や、提示された場所の中で利用者が初めて新規の物品2を保管した場所を保管位置として登録する構成とされる。また、保管位置の提案に際しては、棚情報、保管棚5の収納状況、物品情報に基づいて関連する物品2が連続して保管されるか、または、関連する物品2ができるだけ近くに保管されるように保管レイアウトを計算し、物品2の移動や新規の物品2の保管位置を促す構成としてもよい。
物品管理システム1は、各保管区画7毎に優先度を設定できる構成としてもよい。この構成では、保管棚5の設置場所や保管棚5における保管区画7の高さ等に基づき、物品2が出し入れし易い保管区画7の優先度を高く設定して、使用頻度に応じて物品管理システム1が保管位置の最適プランを提案する。なお、保管区画7の優先度の設定は、自動で設定される構成でも、管理担当者や利用者にて手動で設定される構成でもよい。
物品管理システム1は、貸出先である部署や利用者等の貸出傾向に応じて物品2の保管位置の移動を提案する構成にしてもよい。この構成では、ある部署に設置された保管棚5に保管された物品2の他部署員による貸出頻度が、所定の値以上になった場合、その使用頻度が多い部署の保管棚5に保管位置を移動するように提案する。
物品管理システム1は、物品2の貸出頻度に応じて貸出期限の変更を提案する構成にしてもよい。この構成では、物品2の実際の貸出平均日数が、あらかじめ設定された貸出期限の日数を越えた場合、貸出期限の変更を提案し、貸出実態に合った保管を促すことができる。
物品管理システム1では、保管棚5に設置された管理ユニット13が、保管棚5の一部に載置されただけの構成でも、保管棚5に対して鍵等のロック手段にて固定された構成でもよい。そして、保管棚5に管理ユニット13が載置されただけの場合は、ユニット用RFIDタグを設け、物品管理システム1にて管理ユニット13の設置状態も管理可能な構成にしてもよい。このような構成にすることで、管理ユニット13の盗難が報知可能であり、盗難を防止できる。
上記物品管理システム1は、多様な物品2の管理に利用できるが、様々な期限が設定され、逐次増えていく書類および書類を綴じ込むファイルの管理に好適である。
なお、この実施の形態では、物品管理システム1が管理データベース装置26を備え、管理データベース装置26にて設定した保管期限に従って物品2を移管または破棄する際の物品2の取り出しを物品管理システム1にて管理する構成としたが、管理データベース装置26は、物品管理システム1以外であっても適用できる。さらに、管理データベース装置26を単体で利用したとしても、物品2の実際の状態とデータベースの情報とを確実に一致させることができ、また、移管作業、破棄作業を正確に行うことができる。
1 物品管理システム
2 物品
4 非接触情報記録媒体としてのRFIDタグ
5 保管具としての保管棚
7 保管区画
8 アンテナ装置
13 管理部としての管理ユニット
14 管理部としての管理用PC
26 管理データベース装置
31 保管期限設定手段
32 保管リスト記録手段
33 作業予定リスト作成手段
34 作業予定リスト提示手段
35 物品状態情報入力手段
36 更新手段
2 物品
4 非接触情報記録媒体としてのRFIDタグ
5 保管具としての保管棚
7 保管区画
8 アンテナ装置
13 管理部としての管理ユニット
14 管理部としての管理用PC
26 管理データベース装置
31 保管期限設定手段
32 保管リスト記録手段
33 作業予定リスト作成手段
34 作業予定リスト提示手段
35 物品状態情報入力手段
36 更新手段
Claims (2)
- 物品の保管リストが格納された管理データベース装置であって、
保管区画に保管された前記物品の保管期限を利用者に設定させる保管期限設定手段と、
設定された保管期限を前記物品の保管期限情報として保管リストに記録する保管リスト記録手段と、
前記保管リストの保管期限情報に基づき、前記保管区画から移管予定または破棄予定の物品を列挙した作業予定リストを作成する作業予定リスト作成手段と、
前記作業予定リストを利用者に提示する作業予定リスト提示手段と、
前記作業予定リストの物品のうち、移管作業または破棄作業が完了した物品、移管作業または破棄作業を行わず保管区画に保管した状態の物品を入力する物品状態情報入力手段と、
この物品状態情報入力手段にて作業の完了したと入力された物品について前記保管リストを更新する更新手段と
を備えることを特徴とする管理データベース装置。 - 非接触情報記録媒体を有する物品を管理する物品管理システムであって、
前記物品を保管可能な保管区画を有する保管具と、
前記保管区画に保管された前記物品の非接触情報記録媒体を検知可能なアンテナ装置と、
このアンテナ装置を介して前記保管区画内の前記物品を把握し、前記保管区画から前記物品を取り出す利用者を把握し、請求項1記載の管理データベース装置を有する管理部とを具備する
ことを特徴とする物品管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008178507A JP2010020425A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 管理データベース装置および物品管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008178507A JP2010020425A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 管理データベース装置および物品管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010020425A true JP2010020425A (ja) | 2010-01-28 |
Family
ID=41705272
Family Applications (1)
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JP2008178507A Pending JP2010020425A (ja) | 2008-07-08 | 2008-07-08 | 管理データベース装置および物品管理システム |
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JP (1) | JP2010020425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015060318A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | 株式会社リコー | 管理装置、管理システム、物体管理方法、及びプログラム |
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