JP2006225050A - 物品管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 オフィス空間を有効利用して物品を安全に保管でき、且つ、ユーザが自分の居室で所望の保管物品を取出すことができる物品管理システムを提供する。
【解決手段】 オフィスの床下空間に物品収納エリアを形成しておき、管理サーバと、オフィス床下に設けられた搬送系を使用して、ユーザが指定した物品を指定された搬出口に搬送する物品管理システム。管理サーバは、各物品に貼付されたタグが示すタグIDと対応して物品管理情報と収納位置情報とを記憶する物品情報管理テーブルと、各物品の履歴情報を記憶する履歴情報テーブルと、物品収納エリアにおける各収納庫番号と対応して使用状態を記憶するフロア情報テーブルとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の管理システムに関し、特に、オフィス空き空間を使用した物品の管理システムに関する。
ビジネス社会では、従来の部署毎の業務遂行に加えて、新たな課題に対処すべく組織されたプロジェクト単位の業務を遂行する必要性に迫られている。プロジェクト単位の業務には、プロジェクト発足時の作業ルーム設置と備品準備、プロジェクト解散時の備品、資料の後片付けという雑務が付随する。プロジェクトでの作業を効率的に進めるためには、使用される資料、その他の物品を整理して保管し、且つ、重要書類については安全性を確保した管理方式が必要となる。また、1つのプロジェクトが解散した時、部屋を別プロジェクトに速やかに解放できることが望まれる。
オフィスビル内での物品の管理方式として、例えば、特開平7−247007号公報(特許文献1)には、オフィスビルの特定の部屋を物品倉庫として使用し、物品収納時に物品内容と番号をシステムに登録しておき、搬送システムによって各物品を予め決められた収納位置に収納するシステムが提案されている。
特開平7−247007号公報
面積的に限られたオフィス空間を有効に利用して、資料、その他の物品を安全に管理するためには、物品倉庫の利用が有効となるが、上記従来技術では、オフィスビル内の専用の部屋が物品倉庫として使用されているため、物品使用の都度、ユーザが倉庫に出向く必要がある。
本発明の目的は、オフィス空間を有効利用して物品を安全に保管でき、且つ、ユーザが自分の居室で所望の物品を取出すことができる物品管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の物品管理システムでは、オフィスの床下空間に物品収納エリアを形成し、管理サーバとオフィス床下に設けられた搬送系を使用して、ユーザが端末で指定した物品をユーザ指定の搬出口に搬送できるようにしたことを特徴とする。また、本発明の物品管理システムは、各物品に貼付されたタグ情報に従って各物品を管理することを特徴とする。
更に詳述すると、本発明の物品管理システムは、オフィスの床下空間に設けられた搬送系および物品収納エリアと、上記搬送系を制御するための搬送制御システムと、上記搬送制御システムに接続された管理サーバと、上記管理サーバに接続されたタグ発行機および少なくとも1台の端末とからなり、上記物品収納エリアが、収納庫番号をもつ複数の収納庫を形成している。
本発明の物品管理システムにおいて、管理サーバは、登録済みの各物品に貼付されたタグの識別子(タグID)と対応して物品管理情報と収納位置情報とを記憶する物品情報管理テーブルと、上記物品収納エリアにおける各収納庫番号と対応して使用状態を記憶するフロア情報テーブルと、各物品のタグIDと対応して物品の履歴情報を記憶する履歴情報テーブルとを備える。
新たな物品を物品収納エリアに保管する場合、タグ発行機から発行された新たなタグIDをもつラベルを貼付した形で物品が搬送系に搬入され、上記管理サーバが、上記フロア情報テーブルから空き状態の収納庫番号を検索し、搬送制御システムに、上記収納庫番号が示す物品収納エリアへの搬入物品の搬送を指令する。また、ユーザによって端末から入力された物品管理情報と上記収納庫番号と上記新たなタグIDとを含む新たなエントリを上記物品情報管理テーブルに追加し、上記タグIDをもつ物品の登録日時とユーザ識別子とを示す履歴エントリを上記履歴情報テーブルに追加する。
上記管理サーバは、端末からタグIDと搬出口を指定して物品の取出しを要求された場合、上記物品情報管理テーブルから上記タグIDと対応するエントリが示す収納庫番号を検索し、上記搬送制御システムに、上記収納庫番号が示す物品収納エリアから上記指定された搬出口への物品の搬送を指令する、この時、上記タグIDをもつ物品の取出し日時とユーザ識別子と累計取出し回数とを示す履歴情報を前記履歴情報テーブルに追加する。
上記管理サーバは、一旦取出された物品が返却のために上記搬送系に搬入された場合、上記フロア情報テーブルから空き状態の収納庫番号を検索し、上記搬送制御システムに、上記収納庫番号が示す物品収納エリアへの上記搬入物品の搬送を指令する。この時、上記物品情報管理テーブルに記憶されている上記搬入物品のタグIDと対応するエントリに上記収納庫番号を記憶し、上記タグIDをもつ物品の返却日時を示す履歴情報を前記履歴情報テーブルに追加する。
本発明1つの特徴は、搬送系への物品の搬入口に、搬入物品の重量を測定する重量計と、物品に貼付されたラベルからタグIDを読み取るためのタグリーダを有し、上記管理サーバが、上記重量計で測定された物品重量を前記履歴情報テーブルに履歴情報の一部として記憶することにある。本発明の1実施例では、上記管理サーバが、上記フロア情報テーブルに記憶された収納庫番号を収納物品の搬出口への搬送所要時間によって決まる複数ランクに分割して管理し、返却された物品について、上記累計取出し回数によって優先度を判定し、優先度の高い物品には、取出し所要時間が短い収納エリアに位置した空き状態の収納庫番号を割り当てる。
本発明によれば、収納物品となる書籍、書類、その他が収容された箱にタグIDをもつラベルを貼付し、管理サーバが、各物品の管理情報を上記タグIDと対応して管理することによって、ユーザから搬出口を指定して物品の取出しを要求された時、物品を指定の搬出口に自動的に搬送することが可能となる。また、フロアの床下空間を物品の収納エリアとして利用し、物品の搬出/搬入口をフロアの各所に設けることによって、ユーザが自分の席に近い位置で収納物品を受け取れるため、機密性の高い物品(書類)を収納庫に保管しておき、必要に応じて取出す形式で運用することが可能となる。
以下、本発明による物品管理方法およびシステムの1実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明による物品管理システムと物品搬送系との関係を示す。
本発明は、オフィスビルの各階床面102と下の階の天井104とに挟まれた空間106(106−1、106−2)を物品300の搬送路および収納庫として利用する。本発明で扱う物品300は、例えば、図2(A)に示すように、ダンボール製あるいはプラスティック製の箱に、ICタグ303をもつラベル302を貼付した形となっている。但し、図2(B)に示す書類ファイルのように、箱に収容される個々の物品にICタグ付きのラベル302を貼付した形態とすることもできる。ラベル202は、ICタグ付きのものに限定されるものではなく、例えば、バーコードを印刷したものであってもよい。
図1において、部屋101−1は、例えば、物品の利用者が作業するプロジェクト室、101−2は、物品の管理センタを示す。本発明では、物品の搬入口(または搬出口)105をもつ床面102と階下の天井104とに挟まれた空間106に物品搬送路110−1、110−2を設置し、各階の物品搬送路を物品エレベータ111によって結合することによって、物品管理センタ101−1で受け付けた新たな物品、あるいは物品管理センタ101−1の床下収納庫に収納された物品の他の階、例えば、プロジェクト室101−1への移送を可能とする。ここでは、1フロアのプロジェクト室101−1しか示されていないが、プロジェクト室101−1に相当する部屋は、エレベータで結合される複数の階に存在できる。また、同一フロアが複数のプロジェクト室に仕切られていてもよい。
各階の床下には、搬送路110に沿った要所に、搬送物品のICタグ情報を読み取るためのICタグリーダ207(207−1、207−2、…)が配置され、物品管理センタ101−1には、後述する物品管理サーバ200、端末204、タグ発行機205が設置されている。これらの装置は、回線202によって接続されている。
図3は、物品管理サーバ200の構成を示す。
物品管理サーバ200の主体は、データベース(DB)メモリ400を備えたアプリケーション・サーバ500である。
データベースメモリ400には、個人情報管理テーブル401、履歴情報管理テーブル402、タグ情報管理テーブル403、物品情報管理テーブル404、フロア情報管理テーブル405、スケジュール管理テーブル406が用意されている。サーバ500は、これらのデータベースを使用して、後述する搬送制御ルーチン700と物品管理ルーチン710を実行し、物品管理を行う。
図4は、物品の搬出/搬入口105の直下における搬送系の構成を示す。
本発明では、物品300を搬入する時、ICタグリーダ207でタグ情報を読み取り、重量計122で物品重量を測定し、各物品の重量を物品情報管理テーブル404に記憶しておく。搬送路110は、搬送系駆動装置121によって動作し、搬送系駆動装置121は、搬送制御システム120によって制御されている。搬送制御システム120、ICタグリーダ207、重量計122は、回線202によって、図3に示した管理サーバ500と接続されている。搬送制御ルーチン700は、搬送制御システム120と交信して、物品の搬出口への取出し搬送と、新規あるいは返却物品の収納庫への収納搬送を行う。
図5は、各階の床下に形成される収納庫と搬送系との配置関係の1例を示す。
ここに示した例では、床下に2箇所の収納庫領域107−1、107−2が形成され、収納庫領域に沿って、矢印方法に物品を搬送する主搬送路110A〜110Cと、これらの主搬送路間を接続する副搬送路110D(110D−1〜110D−4)と、これらの搬送路の間で物品を乗せ変える方向転換路110E(110E−1〜110E−6)とが形成されている。
本実施例では、後述するように、物品情報管理テーブル404で、各物品の収納位置を記憶しておく。また、利用頻度の高い物品は、搬出口105にできるだけ短時間で搬送できるように、搬出口105に近い位置に収納できるようにしている。図5の例では、収納庫領域から主搬送路110A〜110Cに押し出した時、物品が搬出口105に早く届く収納位置順に括弧番号を付与した形で、収納庫番号(収納位置情報)A(1)、…A1(n)、B1(n+1)、…C(4n)が割り当てられている。
図6は、個人情報管理テーブル401に登録される個人情報エントリの1例を示す。
個人情報エントリは、本発明の物品管理システムを利用可能なユーザの識別子(個人ID)601と対応して、個人認証に必要なパスワード602、氏名603、所属部署名604、役職605を示している。
図7は、履歴情報管理テーブル402に登録される履歴エントリの1例を示す。
履歴エントリは、ICタグの識別子(タグID)611と対応して、利用開始日時612、返却日時613、申請者ID614、利用区分615、搬出口番号616、重量617、累計取出し回数618を示している。履歴情報管理テーブル402には、同一のタグIDについて、利用の都度、新たなレコードが追加される。利用区分615には、新規物品の登録、収納庫からの物品の取出し(貸出し)、貸出し物品の返却、特別処理(利用時間変更)の区分が記録され、重量617には、物品の新規登録時または返却時に計測された物品の重量が記録される。ここでは、簡単化のために、物品の取出しと返却が同一のユーザ(申請者)によって行われるものとしているが、貸出し物品については、申請者ID614を貸出し(取出し)時のユーザID614Aと返却時のユーザID614Bに分けてもよい。
ユーザが、物品毎に予め指定された利用時間帯を超えて物品を利用する場合、特別処理で利用時間帯の変更を申請する。この場合、履歴情報管理テーブル402には、返却予定日時を返却日時613で指定し、利用区分615を「特別処理」としたレコードが追加され、後日、物品が返却された時、それまで取出し(貸出し)状態となっていたレコードに返却日時613が記録され、利用区分615が「取出し」から「返却」に変更される。
図8は、タグ情報管理テーブル403に登録されるタグ情報エントリの1例を示す。
タグ情報エントリは、タグID621と対応して、現在の状態(ステータス)622と、タグ発行を要求したユーザを示す個人ID623を示している。
図9は、物品情報管理テーブル404に登録される物品情報エントリの1例を示す。
物品情報エントリは、各物品のタグID631と対応して、物品名632、収容物情報633、検索キーワード634、利用権限者ID635、内容変更権限者ID636、利用時間帯/変更可否637、登録時の物品重量638、保管期限639、登録日640、特別処理許可ユーザID641、収納位置(収納庫番号)642を示している。
図10は、フロア情報管理テーブル405に登録されるフロア情報エントリの1例を示す。
フロア情報管理テーブル405は、収納庫番号(収納位置情報)653と状態(タグID)654とを示す複数のエントリからなり、使用中のエントリには、状態654に収納物品のタグIDが記録される。尚、搬出口番号651は、各収納庫に最も近い物品搬出口(取出し口)の番号を示し、搬送路ID652は、各収納庫に隣接した主搬送路の識別子を示している。
図11は、スケジュール管理テーブル406に登録されるスケジュールエントリの1例を示す。
スケジュールエントリは、利用予約された物品のタグID661と対応して、移動開始日662、移動開始時間663、移動先(搬出口番号)664と、予約者ID665を示している。
図12は、サーバ500が実行する物品管理ルーチン710のフローチャートを示す。
ここでは、各ユーザが、物品管理センタに配置された端末204から物品管理サーバ200をアクセスするものとして説明するが、タグ発行機で発行されたICタグの貼付を必要とする物品登録以外の手続きは、社内のLANによって回線202に接続された各ユーザの個人端末(パーソナルコンピュータ)を利用して物品管理システムと交信し、ユーザが自分の居室にある搬出/搬入口で物品の取出し、返却を行うことができる。
物品管理ルーチン700を実行中のサーバ500は、先ず、ユーザからのアクセスの有無を判定する(ステップ711)。ユーザアクセスがあった場合は、ユーザに個人認証情報(個人IDとパスワード)の入力を要求し(712)、入力情報と個人情報管理テーブル401の登録情報に基づいて個人認証を行う(713)。ユーザが入力した個人IDとパスワードが、個人情報管理テーブル401に登録された個人ID601とパスワード602の関係を満たしていた場合は、サーバ500は、ユーザにアクセス目的を選択させるためのメニュー画面を端末に表示し、ユーザからの応答を待つ(714)。メニュー画面には、ユーザが選択可能なアクセス目的として、収納庫に収納すべき新たな物品の登録、物品の取出し(貸出し)、物品の返却、物品のスケジュール搬送、特別処理がある。
ユーザが新たな物品の登録を選択した場合(715)、サーバ500は、図13で説明する新規登録処理730と、図14で説明するタグ発行処理740を実行し、タグ発行機から物品に貼付すべきICタグ付きラベルを発行する。ユーザが、ICタグ付きラベルを物品の所定位置に貼付し、これを搬入口105に入れると、図15説明する物品収納処理750が実行され、物品の収納位置が特定される。サーバ500は、この後、搬送制御ルーチン700を実行して物品を収納位置に搬送し(760)、図16で説明する履歴管理処理770を実行して、ステップ711に戻る。
ユーザが、メニュー画面で貸出し物品の返却を選択していた場合(716)、サーバ500は、物品収納処理750、収納位置への物品の搬送(760)、履歴管理処理770を実行して、ステップ711に戻る。
ユーザが、メニュー画面で物品の取出しを選択していた場合(717)、サーバ500は、図17で説明する検索処理780を実行して、ユーザが指定した検索条件に該当する物品情報を画面に表示する。ユーザが取出すべき物品と搬出口を指定すると、サーバ500は、図18で説明する物品取出し処理790を実行し、搬出口への指定物品の搬送予定時刻を端末画面に表示する。サーバ500は、この後、タグID、物品の現在位置(収納庫番号)および搬出先(搬出口番号)を指定して、搬送制御ルーチン700に物品の搬送を要求し(761)、履歴管理処理770を実行して、ステップ711に戻る。
ユーザが、メニュー画面でスケジュール搬送を選択していた場合(718)、サーバ500は、図19で説明するスケジュール搬送処理810を実行した後、ステップ711に戻る。ユーザが、メニュー画面で特別処理を選択していた場合、サーバ500は、図20で説明する特別処理820を実行した後、履歴管理処理770を実行して、ステップ711に戻る。
ステップ711でユーザからのアクセスがない時、サーバ500は、スケジュール管理テーブル406の登録エントリをチェックして、移動開始時刻に達した物品の有無を判定する(220)。サーバ500は、移動開始時刻に達した物品があれば、ステップ761の取出し搬送を実行する。スケジュール搬送で取出すべき物品がなければ、予め指定された物品の並べ替え時刻になったか否かを判定する(721)。並べ替え時刻になっていなければ、ステップ711に戻り、並べ替え時刻になっていた場合は、図21で説明する物品の並べ替え処理830を実行して、ステップ711に戻る。物品の並べ替え処理は、使用頻度の高い物品を搬出口に近い収納位置に移し替えるためのものであり、ユーザによるアクセスのない時間帯、あるいは所定時間毎に周期的に行われる。
図13は、新規登録処理730の詳細を示す。
新規登録処理730では、サーバ500は、端末にデータ入力画面を表示し、ユーザに、物品名632、収納物情報633、検索キーワード634、利用権限者635、内容変更権限者636、利用時間帯/変更可否637、保管期限639、特別処理許可ユーザID641を入力させ(731)、タグ情報管理テーブル403から未使用のタグIDを検索し(732)、入力データと新たなタグID631とを含む新たなエントリを物品情報管理テーブル404に登録する(733)。利用権限者635、内容変更権限者636、特別処理許可ユーザID641は、該当者を氏名で指定し、これを個人情報管理テーブル401が示す個人ID601に置き換えて、物品情報管理テーブル404に登録してもよい。
図14は、タグ発行処理740の詳細を示す。
タグ発行処理740では、サーバ500は、タグ情報管理テーブル403から、新規登録処理730によって物品情報管理テーブル404に登録された新たなタグIDと対応するエントリを検索し、ステータス622を発行状態に変更し、個人ID623にユーザのIDを登録する(741)。サーバ500は、次に、タグ発行機205に上記タグIDをもつICタグ付きのラベルの発行を指令し(742)、ユーザに対して、端末画面を通して、物品の所定位置にラベルを貼付して搬入口に入れるよう指示し(743)、ユーザからの応答を待つ(744)。サーバ500は、ラベル貼付と物品投入が終了したことを示す応答入力を確認して、この処理を終了する。
図15は、物品収納処理750の詳細を示す。
物品収納処理750では、サーバ500は、物品の搬入口に設置された重量計122とICタグリーダ207から、搬入物品のタグIDと重量を読み込み(751A)、物品情報管理テーブル404の該当エントリに重量638として記憶する(751B)。サーバ500は、次に、履歴情報管理テーブル402から、上記タグIDをもつエントリを検索し、搬出口番号616と累計取出し回数618をチェックする(752)。タグIDと対応するエントリが未登録の場合、すなわち、処理対象物品が新規登録物品の場合は、ステップ758が実行される。
搬入物品のタグIDと対応して累計取出し回数618が記録されていた場合、サーバ500は、累計取出し回数618を所定の閾値と比較してアクセス頻度を判定する(753)。アクセス頻度が高いと判定された場合、フロア情報管理テーブル405を参照し、上記搬出口番号616と対応する高優先度の収納エリアから、空き状態の収納位置(収納庫を)検索する(754)。例えば、図5に示したフロアの場合、収納エリアA(1)〜A(n)を高優先度、B1(n+1)〜C(2n)を中優先度、B1(2n+1)〜C(4n)を低優先度とする。
フロア情報管理テーブル405が示す高優先度の収納エリアで、状態654が空きを示すレコードが見つかった場合(755)、サーバ500は、このレコードの収納庫番号653を物品の収納位置に決定し、上記レコードの状態654に物品のタグIDを記録した後、上記収納庫番号を物品情報管理テーブル404の該当エントリに収納位置(収納庫番号)642として登録する(759)。
高優先度の収納エリアが全て使用中、すなわち、タグIDが記録済みの場合は、サーバ500は、フロア情報管理テーブル405が示す次優先度(中優先度)の収納エリアから、空き状態の収納庫番号を検索する(756)。空き状態の収納庫番号が見つかった場合(757)、この収納庫番号を物品の収納位置に決定し、上述したステップ759を実行する。中優先度の収納エリアが全て使用中の場合は、サーバ500は、更に次の優先度(低優先度)の収納エリアから空き状態の収納庫番号を検索する(758)。アクセス頻度が低いと判定された物品については、中優先度の収納エリアから空き状態の収納庫を検索し(756)、新たに登録された物品については、低優先度の収納エリアから空き状態の収納庫を検索する(758)、
図16は、履歴管理処理770の詳細を示す。
履歴管理処理770では、サーバ500は、今回の処理区分を判定し(771)、新規登録の場合は、タグID611、返却日時(登録日)613、申請者ID614、利用区分615(「登録」)、重量617に有効データを含み、他の項目が初期状態に設定された新たなエントリを生成し(772)、これを履歴情報管理テーブル402に登録して、処理を終了する。
今回の処理区分が物品の返却の場合、サーバ500は、履歴情報管理テーブル402から物品のタグIDと一致するエントリを検索し、利用区分615が「取出し」の状態にあるレコードに、返却管理情報として、返却日時613と重量617を記録し、利用区分616を「取出し」から「返却」に変更して(773)、この処理を終了する。尚、申請者ID欄614が取出しユーザIDと返却ユーザIDに分かれている場合は、この時点で返却ユーザIDが記録されることになる。
今回の処理区分が物品の取出しの場合、サーバ500は、履歴情報管理テーブル402から物品のタグIDと一致するエントリを検索し、利用開始日時612、申請者ID614、利用区分615(「取出し」)、搬出口番号616、に有効データを含む取出し管理情報レコードを追加し(774)、累計取出し回数618をインクリメントする(775)。この後、フロア情報管理テーブル405から、状態654に上記物品のタグIDが記録されたエントリを検索し、状態654を空き状態に戻して(776)、この処理を終了する。
今回の処理区分が特別処理の場合、サーバ500は、履歴情報管理テーブル402から物品のタグIDと一致するエントリを検索し、ユーザが申請した返却予定日時を返却日時613として含み、申請者ID614と利用区分616(「特別処理」)に有効データを含む特別処理管理情報レコードを追加し(777)、この処理を終了する。
図17は、検索処理780の詳細を示す。
検索処理780では、サーバ500は、端末に検索条件の入力画面を表示し、ユーザから取出すべき物品(タグID)を特定するための検索条件を示すデータ入力を受付ける(781)。
タグIDの検索方法としては、例えば、
(A)個人IDを指定し、物品情報管理テーブル404から、利用権限者ID635が上記個人IDに該当するエントリを検索する方法、
(B)個人IDを指定し、履歴情報管理テーブル402から、申請者ID614が上記個人IDに該当するエントリを検索し、検索されたエントリが示すタグID611に従って、物品情報管理テーブル404を検索する方法、
(C)物品名632、収納物情報633または検索キーワード634を検索キーとして、物品情報管理テーブル404から該当するエントリを検索する方法がある。
利用権限者ID635や申請者ID614として登録された人が、今回のユーザとは別人の場合、例えば、氏名、部署名、あるいは役職を指定し、個人情報管理テーブル401から該当する個人IDを検索し、この個人IDを上述した物品情報管理テーブル404または履歴情報管理テーブル402の検索キーにしてもよい。
サーバ500は、ユーザから受け付けた検索条件に従って物品情報管理テーブル404(または履歴情報管理テーブル402)を検索し(782A)、検索されたエントリが示すタグIDに従って、履歴情報管理テーブル402を検索し、利用区分615から現在の利用状態をチェックする(782B)。次に、最終的な検索結果として、例えば、物品情報管理テーブル404が示すタグID631、物品名632、収納物情報633、利用時間帯637と、履歴情報管理テーブル402が示す利用状態を端末画面に表示する(783)。利用状態としては、現在貸出し中の物品についてのみ、申請者ID614から求めた利用者氏名を付して、利用中の表示をすればよい。
ユーザが指定した検索条件に該当する物品情報エントリが複数個見つかった場合、そのうちの1つをユーザに選択させ、取出すべき物品のタグID631と収納位置(収納庫番号)642を特定する(784)。この時、端末画面には、アクセスを終了するための選択ボタンを用意しておき、ユーザが、現在貸出し中の物品を選択した場合は、利用中表示を点滅させ、ユーザに終了ボタンの選択を促す。
次に、サーバ500は、端末画面を通して、ユーザに、物品の取出し位置となる搬出口を指定させる(785)。搬出口の指定は、例えば、ユーザが作業する部屋番号で指定し、予め用意された変換テーブルによって、物品管理サーバ200に固有の搬出口番号に変換する。ユーザが指定したフロアの搬出口マップを端末画面に表示し、マップ上で取出し位置を指定するようにしてもよい。
この後、サーバ500は、スケジュール管理テーブル406を参照し、上記タグIDをもつ物品が他のユーザから予約されているか否かをチェックする(786)。予約されていた場合、予約者ID665に従って個人情報管理テーブル401から検索された予約者氏名と、移動開始日時(662、663)とを含む予約情報を端末画面に表示し、その物品が利用予約されていることをユーザに知らせ(787)、ユーザからの了解応答を待って(788)、この処理を終了する。
図18は、物品取出し処理790の詳細を示す。
物品取出し処理790では、サーバ500は、検索処理780で特定された取出し物品の収納位置(収納庫番号)642と搬出口番号を指定して、搬送制御ルーチン700に指定物品の搬送完了予定時刻の算出を要求する(791)。搬送制御ルーチン700で搬送完了予定時刻が算出されると、これを端末画面に表示し(792)、ユーザからの応答を待って(793)、この処理を終了する。
搬送制御ルーチン700は、物品管理ルーチン710から、物品の現在位置(収納庫番号)と搬出口番号を指定して、搬送完了予定時刻の算出要求を受けると、予め用意された搬送所要時間テーブルから、現在位置(収納庫番号)から目的位置(指定搬出口)までの標準的な搬送所要時間を検索する。搬送制御ルーチン700は、物品管理ルーチン710から指令された搬送指令毎に、搬送完了予定時刻を記憶しており、前の物品の搬送待ち時間に新たに発生した搬送所要時間を加算することによって、物品毎の搬送完了予定時刻を予測し、結果を物品管理ルーチン710に応答する。
また、搬送制御ルーチン700は、図12に示したステップ761で、物品管理ルーチン710から上記物品について取出し搬送の指令を受けると、搬送制御システム120に対して、物品のタグID、現在位置(収納庫番号)、移動位置(指定搬出口)を指定して、所定のタイミングで物品の搬送を指令する。搬送制御システム120は、搬送制御ルーチン700から指令された現在位置(収納庫番号)と目的位置(指定取出し口)を搬送自動制御のパラメータ情報に変換し、搬送系(収納庫からの物品押し出し機構、収納庫への物品押し込み機構を含む)の駆動装置121を制御する。搬送中の物品の位置は、搬送路に沿って要所に配置された物体センサ、ICタグ読み取り装置によって追跡される。
図19は、スケジュール搬送処理810の詳細を示す。
スケジュール搬送処理810は、日時を指定した物品の取出し搬送予約を受付けるための処理であり、ユーザに、端末画面へのスケジュール情報の入力を要求し(811)、スケジュール情報の入力完了を待つ(812)。ここで、スケジュール情報としては、タグIDと、移動開始日時と、移動場所(搬出口)と、予約者IDが必要となる。タグIDを特定するためには、情報入力画面で、図17で説明した検索処理のステップ781〜784を実行すればよい。
スケジュール情報の入力が完了すると、サーバ500は、履歴情報管理テーブル402から、指定タグIDをもつエントリを検索し、利用区分615から現在の状態をチェックする(813)。利用区分616が「取出し」(使用中)となっていた場合(814)、申請者ID614を個人情報管理テーブル401で利用者氏名に変換し、目的物品が現在使用中であることを示すメッセージと共に端末画面に表示して、ユーザにスケジュール変更の要否を問い合わせる(815)。予約の取り消し、あるいはスケジュール変更が必要であれば(816)、ステップ811に戻る。予約物品が返却済みの状態、あるいはスケジュール変更不要の場合は、上記スケジュール情報に従って生成した新たなエントリをスケジュール管理テーブル11に登録して(817)、この処理を終了する。
図20は、特別処理820の詳細を示す。この処理は、物品情報管理テーブル404で登録者が指定した利用時間637を超えて物品を借りる場合に実行される。
特別処理820では、サーバ500は、端末画面を通して、ユーザに目的物品のタグIDまたは物品名と、希望返却日時を指定させる(821)。タグIDまたは物品名が定かでない時は、図17で説明した検索処理780を利用する。ユーザからのデータ入力が終わると、サーバ500は、指定されたタグIDに従って、物品情報管理テーブル404から該当エントリを検索し、そのエントリが示す利用時間/変更可否637と希望返却時間との関係をチェックする(822)。利用時間が変更不可となっていた場合は、不許可のメッセージを端末画面に表示し(825)、この処理を終了する。
利用時間が変更可となっていた場合、サーバ500は、希望返却日時の変更権限の有無をチェックする(824)。変更権限は、ユーザIDが、物品情報管理テーブル404に予め登録された特別処理許可ユーザID641と一致した場合に与えられる。ユーザIDが、特別処理許可ユーザID641として未登録であっても、例えば、個人情報管理テーブル401からユーザが特別な役職者であることが判明した場合は、変更権限ありと判断するようにしてもよい。
ユーザに変更権限がない場合は、ステップ825を実行して、この処理を終了する。ユーザに変更権限がある場合は、端末画面に利用時間の変更を受け入れたことを表示して(826)、この処理を終了する。特別処理820が終了すると、図12で説明したように、履歴管理770が実行され、特別処理の結果を示すレコードが履歴情報管理テーブル402に追加される。
図21は、並べ替え処理830の詳細を示す。
並べ替え処理830は、高優先度収納エリアに長期間保存されていた既に優先度の低くなった物品を他の収納エリアに移動すると共に、非優先の収納エリアに格納されている高優先度の物品を高優先度収納エリアに移動するために実行される。
並べ替え処理830では、サーバ500は、履歴情報管理テーブル402の登録エントリのうち、利用区分615から判明する物品が収納状態にあるエントリについて、返却日時613をチェックし、累計取出し回数618が過去所定期間内(例えば、1ケ月)の利用回数を示すように値を修正する(831)。次に、物品情報管理テーブル404の収納位置(収納庫番号)642から判明する高優先度の収納エリアに位置した物品について、修正された累計取出し回数618によって優先度を再判定し、非優先となった物品のタグIDを特定する(832)。同様に、中/低優先度(非優先)の収納エリアに位置した物品について、修正された累計取出し回数618によって優先度を再判定し、移動対象となる高優先度物品のタグIDを特定する(833)。
サーバ500は、次に、フロア情報管理テーブル405が示す高優先度収納エリアの空き収納庫に、ステップ833で特定された高優先度物品を順次に移動する(834)。この移動は、修正された累計取出し回数618の値が大きい物品から順に実行する。物品の移動は、搬送制御ルーチン700に、物品のタグIDと現在位置(収納庫番号)と移送先(空き収納庫番号)とを指定して、収納先の変更を指令することによって達成される。
移動すべき高優先度物品が無くなった場合は(835)、この処理を終了する。移動すべき高優先度物品が残っている状態で、高優先度収納エリアに空き収納庫が無くなった場合は、これらの高優先度物品と、ステップ832で特定された高優先度収納エリアの非優先物品との入れ替えを行う(836)。実際には、高優先度収納エリアで搬出口に近い位置にある非優先物品から順に、中/低優先度の収納エリアにある空き収納庫に移動し、高優先度収納エリアにできた空き収納庫に、高優先度物品を移動する。
以上の実施例によれば、物品管理システムのアクセスの都度、履歴情報が記録され、履歴情報の一部に、物品の収納時(登録時と返却時)に計測された物品重量値が含まれているため、例えば、収納物の一部紛失が問題となった時、履歴情報テーブル402を分析することによって、その物品を何時、誰が取出した時に紛失が発生したかを知ることが可能となる。
実施例では、簡単化のために、重量変更があった場合でも、履歴情報として物品重量を記録に残す形で、そのまま物品を収納するようにしているが、返却時の重量が貸出し時に比較して大幅に減少していた場合、端末画面を通して警報を出力するようにしてもよい。また、返却者の個人ID物品情報管理テーブルが示す内容変更権限者ID636とを比較し、比較結果に応じて、上記端末画面への警報出力を制御するようにしてもよい。
図2(B)に示したように、1つの箱にそれぞれがタグIDをもつ複数の物品が収容され、複数のタグIDで物品の取出し/返却が行われる場合は、これらのタグIDを束にした形で、物品の貸出しと返却が行われることになる。この場合、上述したように、返却時の重量が貸出し時に比較して大幅に減少していた場合、履歴情報管理テーブルに記録された貸出し時のタグIDと、返却時に読み取られたタグIDとを照合することによって、返却漏れとなったファイルを特定した形の履歴情報記録と警報出力が可能となる。
また、実施例では、各物品に予め利用可能な時間帯637を指定しておき、これを超えて利用する場合は、ユーザが特別処理によって返却日時を申請するようにしているが、返却されない物品、許容される利用時間帯を超えた物品が発生した場合、利用者に督促状を送付するようにしてもよい。督促状は、例えば、個人情報管理テーブル401にメールアドレスを登録しておき、サーバ500から電子メールの形で自動的に送信すればよい。また、物品情報管理サーバ404に、物品毎の重要度を指定しておき、重要度の高い物品に上述した返却遅れや返却漏れが発生した場合、履歴情報管理テーブル402が示す貸出しユーザとは別の利用権限者に対して、返却漏れ物品名と借用ユーザ名を電子メールで自動的に通知するようにしてもよい。
図5では、収納エリア107(107−1、107−2)に搬出口105が一箇所しか示されていないが、搬出口は、搬送路に沿って複数箇所に設けることができる。また、各搬出口に、図4に示した重量計とタグリーダ(またはバーコードリーダ)を配置して、物品の搬入口としての機能をもたせることによって、各ユーザが、自分の端末で管理サーバ200と交信し、居室内の搬入/搬出口から借用物品の返却することが可能となる。
本発明による物品管理システムと搬送系との関係を示す図。 本発明の物品管理システムで扱うICタグ付きの物品を示す図。 物品管理サーバ200の1実施例を示すブロック図。 物品の搬入口の直下における搬送系の1例を示す図。 各階の床下に形成される収納庫と搬送系との関係の1例を示す図。 個人情報管理テーブルに登録される個人情報エントリの1例を示す図。 履歴情報管理テーブルに登録される履歴エントリの1例を示す図。 タグ情報管理テーブルに登録されるタグ情報エントリの1例を示す図。 物品情報管理テーブルに登録される物品情報エントリの1例を示す図。 フロア情報管理テーブルに登録されるフロア情報エントリの1例を示す図。 スケジュール情報管理テーブルに登録されるスケジュールエントリの1例を示す図。 サーバが実行する物品管理ルーチ710の1実施例を示すフローチャート。 物品管理ルーチ710における新規登録処理730の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710におけるタグ発行処理740の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710における物品収納処理750の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710における履歴管理処理770の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710における検索処理780の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710における物品取出し処理790の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710におけるスケジュール搬送処理810の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710における特別処理820の詳細フローチャート。 物品管理ルーチ710における並べ替え処理830の詳細フローチャート。
符号の説明
101:プロジェクト室、102:物品管理センタ、106:床下空間、107:収納領域、110:搬送路、111:エレベータ、120:搬送制御システム、121:搬送系駆動装置、122:重量計、200:物品管理サーバ、204:端末、205:タグ発行機、207:タグリーダ、300:物品、303:ICタグ、400:データベースメモリ、401:個人情報管理テーブル、402:履歴情報管理テーブル、403:タグ情報管理テーブル、404:物品情報管理テーブル、405:フロア情報管理テーブル、406:スケジュール情報管理テーブル、500:サーバ、700:搬送制御ルーチン、710:物品管理ルーチン。

Claims (6)

  1. オフィスの床下空間に設けられた搬送系および物品収納エリアと、上記搬送系を制御するための搬送制御システムと、上記搬送制御システムに接続された管理サーバと、上記管理サーバに接続されたタグ発行機および少なくとも1台の端末とからなり、
    上記物品収納エリアが、収納庫番号をもつ複数の収納庫を形成しており、
    上記管理サーバが、登録済みの各物品に貼付されたタグの識別子(タグID)と対応して物品管理情報と収納位置情報とを記憶する物品情報管理テーブルと、上記物品収納エリアにおける各収納庫番号と対応して使用状態を記憶するフロア情報テーブルと、各物品のタグIDと対応して物品の履歴情報を記憶する履歴情報テーブルとを備え、
    新たな物品を物品収納エリアに保管する場合、上記タグ発行機から発行された新たなタグIDをもつラベルを貼付した形で物品が上記搬送系に搬入され、上記管理サーバが、上記フロア情報テーブルから空き状態の収納庫番号を検索し、上記搬送制御システムに、上記収納庫番号が示す物品収納エリアへの上記搬入物品の搬送を指令し、ユーザによって上記端末から入力された物品管理情報と上記収納庫番号と上記新たなタグIDとを含む新たなエントリを上記物品情報管理テーブルに追加し、上記タグIDをもつ物品の登録日時とユーザ識別子とを示す履歴エントリを上記履歴情報テーブルに追加することを特徴とする物品管理システム。
  2. 前記端末からタグIDと搬出口を指定して物品の取出しを要求された場合、前記管理サーバが、前記物品情報管理テーブルから上記タグIDと対応するエントリが示す収納庫番号を検索し、前記搬送制御システムに、上記収納庫番号が示す物品収納エリアから上記指定された搬出口への物品の搬送を指令し、上記タグIDをもつ物品の取出し日時とユーザ識別子と累計取出し回数とを示す履歴情報を前記履歴情報テーブルに追加することを特徴とする請求項1に記載の物品管理システム。
  3. 前記取出された物品が返却のために前記搬送系に搬入された場合、前記管理サーバが、前記フロア情報テーブルから空き状態の収納庫番号を検索し、前記搬送制御システムに、上記収納庫番号が示す物品収納エリアへの上記搬入物品の搬送を指令し、前記物品情報管理テーブルに記憶されている上記搬入物品のタグIDと対応するエントリに上記収納庫番号を記憶し、上記タグIDをもつ物品の返却日時を示す履歴情報を前記履歴情報テーブルに追加することを特徴とする請求項2に記載の物品管理システム。
  4. 前記搬送系への物品の搬入口に、搬入物品の重量を測定する重量計と、物品に貼付されたラベルからタグIDを読み取るためのタグリーダを備え、
    前記管理サーバが、上記重量計で測定された物品重量を前記履歴情報テーブルに履歴情報の一部として記憶することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の物品管理システム。
  5. 前記管理サーバが、前記フロア情報テーブルに記憶された収納庫番号を収納物品の搬出口への搬送所要時間によって決まる複数ランクに分割して管理し、前記返却された物品について、前記累計取出し回数によって優先度を判定し、優先度の高い物品には、取出し所要時間が短い収納エリアに位置した空き状態の収納庫番号を割り当てることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の物品管理システム。
  6. 前記管理サーバが、物品搬送の空き時間を利用して、前記フロア情報テーブルと前記物品管理情報テーブルと前記履歴情報テーブルに基づいて、前記収納エリアの収納物品について、優先度に従った配置替えを行うことを特徴とする請求項5に記載の物品管理システム。
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