JP5336106B2 - 在庫・配膳管理システム、在庫・配膳管理方法、在庫・配膳管理プログラム - Google Patents

在庫・配膳管理システム、在庫・配膳管理方法、在庫・配膳管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、在庫・配膳管理システム、在庫・配膳管理方法、在庫・配膳管理プログラムに関し、より具体的には、自動倉庫での部品、製品、商品などを含む個品の在庫の適正管理や組立ラインへの部品配膳の迅速化を可能とする技術に関する。
自動倉庫等における物品の管理技術として、例えば、倉庫棚に入庫された物品を管理する棚在庫物品管理プログラムであって、倉庫棚に物品が入庫された際に、該物品に貼付されたRFIDタグである物品RFIDタグに記録された情報を倉庫棚に貼付されたRFIDタグである棚RFIDタグに転記する転記手順と、前記転記手順により棚RFIDタグに転記された情報および物品RFIDタグの情報に基づいて倉庫棚の物品に変動があったか否かを判定する変動判定手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする棚在庫物品管理プログラム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、部品搬入管理手段で部品の搬入を管理し、組立ライン制御手段で前記部品を組立ラインに供給し製品に組み付けて当該製品を製造し、製造履歴データベースで紐付け管理を行う製品生産システムであって、前記部品搬入管理手段は、前記部品を収容した部品箱に部品箱シリアル番号が記録されたタグを取り付け、前記タグに記録された前記部品箱シリアル番号と前記部品箱に入っている部品情報を製造履歴データベースに送信する第1送信手段と、前記組立ラインの各工程の部品組み付け置き場に設けた、前記タグに記録された前記部品箱シリアル番号を読み取り前記製造履歴データベースに送信する第2送信手段と、を備え、前記製造履歴データベースは、前記部品組み付け置き場で読み込まれ前記第2送信手段で送信された前記部品箱シリアル番号を記憶し、前記部品箱シリアル番号と組立ラインでの製品の製品シリアル番号とを紐付けして記憶することを特徴とする製品生産システム(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2006−36389号公報 特開2006−293532号公報
部品ベンダー等から入庫した部品を自動倉庫にて管理し、この自動倉庫から部品を出庫させ、出庫した部品を使用する組立ラインからの指示ないし生産計画等に基づいて、部品の補充処理等を行うといった一連の流れにおいて、自動倉庫での部品在庫の適正化や組立ラインへの部品配膳の迅速化が望まれていた。そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、自動倉庫での部品在庫の適正管理や組立ラインへの部品配膳の迅速化を可能とする技術の提供を目的とする。
本発明では、部品を含む個品の出庫の際、個品を収納するセル箱を単位に出庫指示を制御する。すなわち、セル箱への個品の収納状況と他の個品に対する要求を含む出庫オーダーの内容を比較して、その結果に基づいてセル箱を特定するための処理を行う。
また、個品がセル箱のサイズを超えていると判断した場合、「擬似セル箱」(のID)を当該個品に紐付けて、管理することも本発明に含まれる。なお、より詳細には、以下のとおりである。
本発明の在庫・配膳管理システムは、他装置と通信する通信手段と、自動倉庫の各棚におけるバケットの格納状況、前記バケットにおけるセル箱の収納状況、各セル箱における部品の収納状況の各データを記録した第1テーブルを記憶する記憶手段と、入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の出庫オーダーを受け付けて、この出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定する、オーダー特定手段と、前記特定した出庫オーダーが示す出庫対象部品の情報をキーに、前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示する、出庫指示手段と、前記出庫処理の指示に伴って、該当部品を収納するセル箱を収納するバケットについて、前記第1テーブルにおける前記バケットでのセル箱の収納数を、前記オーダー部品数に対応するセル箱分だけ減算する、テーブル更新手段と、を備えることを特徴とする。
なお、前記オーダー特定手段は、前記他装置より受け付けた前記出庫オーダーをメモリに格納しておき、当該メモリに格納した出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定する、としてもよい(在庫・配膳管理方法、在庫・配膳管理プログラムの各発明における記載でも同様)。
また、前記在庫・配膳管理システムにおいて、前記出庫指示手段が、部品を用いた組立作業を行う組立ラインの所定装置より、セル箱が収納する部品の使用開始の通知を前記通信手段を介して受信し、前記使用開始通知が含む使用開始部品の情報をキーに前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示するものであるとしてもよい。
また、前記在庫・配膳管理システムにおいて、前記出庫指示手段が、部品を用いた組立作業を行う組立ラインから空になったセル箱を回収する搬送経路上に設置されたセル箱認識装置と前記通信手段により通信し、前記セル箱認識装置が前記搬送経路上を移動する空セル箱の付帯媒体に対する読取り処理により得た空セル箱の情報を取得し、前記空セル箱情報が含むセル箱の情報をキーに前記第1テーブルでの検索を実行し、該当セル箱に収納されていた部品および当該部品を現在収納している実セル箱および当該実セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示するものであるとしてもよい。
また、前記在庫・配膳管理システムにおいて、部品を用いた組立作業を行う組立ラインから空になったセル箱を回収する搬送経路上に設置されたセル箱認識装置と前記通信手段により通信し、前記セル箱認識装置が前記搬送経路上を移動する回収空セル箱の付帯媒体に対する読取り処理により得た回収空セル箱の情報を取得し、前記回収空セル箱情報が含むセル箱の情報をキーに前記第1テーブルでの検索を実行し、該当セル箱に収納されていた部品、および当該部品を現在収納している実セル箱または当該部品の収納用の空セル箱、および前記実セル箱または空セル箱を収納するバケット、および当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定して、前記特定した各バケットにおける前記空セル箱の占有率およびセル箱未収納率を算定し、空セル箱の占有率が高くセル箱未収納率が低い順で空セル箱割当バケットを特定し、前記回収空セル箱の前記空セル箱割当バケットへの収納処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示する、空セル箱割当手段を備え、前記テーブル更新手段が、前記回収空セル箱の前記空セル箱割当バケットへの収納処理の指示に伴って、前記空セル箱割当バケットについて、前記第1テーブルにおける該当バケットでの空セル箱の収納数を前記回収空セル箱の数に応じて加算するものである、としてもよい。
また、前記在庫・配膳管理システムにおいて、前記記憶手段が、セル箱内空のサイズを記録した第2テーブルを記憶するものであり、入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の入庫情報を受け付けて、当該入庫情報が示す入庫部品のサイズと前記第2テーブルにおけるセル箱内空のサイズとを比較し、セル箱内空以上のサイズを有する入庫部品を特定し、ここで特定した入庫部品の所定数毎に実存しないセル箱のセル箱IDを割り当てて、前記所定数毎の入庫部品を直接収納するバケットが収納するセル箱のIDとして前記セル箱IDを前記第1テーブルにおいて設定する、疑似セル箱設定手段を備えるとしてもよい。
また、本発明の在庫・配膳管理方法は、コンピュータが、他装置と通信する通信手段と、自動倉庫の各棚におけるバケットの格納状況、前記バケットにおけるセル箱の収納状況、各セル箱における部品の収納状況の各データを記録した第1テーブルを記憶する記憶手段とを備えて、入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の出庫オーダーを受け付けて、この出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定する処理と、前記特定した出庫オーダーが示す出庫対象部品の情報をキーに、前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示する処理と、前記出庫処理の指示に伴って、該当部品を収納するセル箱を収納するバケットについて、前記第1テーブルにおける前記バケットでのセル箱の収納数を、前記オーダー部品数に対応するセル箱分だけ減算する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の在庫・配膳管理プログラムは、他装置と通信する通信手段と、自動倉庫の各棚におけるバケットの格納状況、前記バケットにおけるセル箱の収納状況、各セル箱における部品の収納状況の各データを記録した第1テーブルを記憶する記憶手段とを備えるコンピュータに、入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の出庫オーダーを受け付けて、この出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定するステップと、前記特定した出庫オーダーが示す出庫対象部品の情報をキーに、前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示するステップと、前記出庫処理の指示に伴って、該当部品を収納するセル箱を収納するバケットについて、前記第1テーブルにおける前記バケットでのセル箱の収納数を、前記オーダー部品数に対応するセル箱分だけ減算するステップと、を実行させることを特徴とする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、自動倉庫での部品在庫の適正管理や組立ラインへの部品配膳の迅速化が可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における在庫・配膳管理システム100を含むネットワーク構成図であり、図2は本実施形態の在庫・配膳管理システム100のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態における在庫・配膳管理システム100(以下、システム100)は、自動倉庫での部品在庫の適正管理や組立ラインへの部品配膳の迅速化を可能とするコンピュータシステムである。
こうした前記システム100は、在庫・配膳管理方法を実行する機能を実現すべく不揮発性メモリなどの記憶手段101に格納されたプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種ボタン類、キーボードなどの入力インターフェイス105や、LEDやディスプレイなどの出力インターフェイス106を必要に応じて備え、さらにネットワーク140を介し、自動倉庫5の制御装置10やセル箱認識装置20等との通信を担う通信手段107などを有するとしてよい。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する手段につき説明を行う。各手段は、1つのサーバ装置等に一体に備わるとしてもよいが、ネットワーク140上に配置するコンピュータ群(前記システム100にあたるサーバ装置を含む)に分散配置し、そのうち一つのサーバ装置(システム100)の主導の下で協働する例も想定してよい。なお、前記システムは、記憶手段101において、後述するテーブル125、126を記憶している。
こうした前記システム100は、入力インターフェイス105ないし前記通信手段107を介した他装置(例えば、部品を用いた製品の生産管理を行う装置や、部品組立ライン70の現場に設置された入力端末75などを想定できる)より、部品の出庫オーダーを受け付けてメモリ103に格納し、ここで格納した出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定する、オーダー特定手段110を備える。
また、前記システム100は、前記特定した出庫オーダーが示す出庫対象部品の情報をキーに、前記第1テーブル125での検索を実行し、該当部品を収納するセル箱50および当該セル箱50を収納するバケット60および当該バケット60を格納する自動倉庫5の棚6を特定し、ここで特定した棚6からのバケット60の出庫処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示する、出庫指示手段111を備える。前記自動倉庫5の制御装置10は、例えば、自動倉庫5の棚6におけるバケット60の出し入れや、所定位置までのバケット搬送等を担うクレーン90の制御装置を想定すればよい。
また、前記システム100は、前記出庫処理の指示に伴って、該当部品を収納するセル箱50を収納するバケット60について、前記第1テーブル125における前記バケット60でのセル箱50の収納数を、前記オーダー部品数に対応するセル箱分だけ減算する、テーブル更新手段112を備える。
なお、前記出庫指示手段111が、部品を用いた組立作業を行う部品組立ライン70の所定装置75(例えば、部品組立ライン70の現場に設置された入力端末などを想定できる)より、セル箱50が収納する部品の使用開始の通知を前記通信手段107を介して受信し、前記使用開始通知が含む使用開始部品の情報をキーに前記第1テーブル125での検索を実行し、該当部品を収納するセル箱50および当該セル箱50を収納するバケット60および当該バケット60を格納する自動倉庫5の棚6を特定し、ここで特定した棚6からのバケット60の出庫処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示するものであるとしてもよい。
また、前記出庫指示手段111が、部品を用いた組立作業を行う部品組立ライン70から空になったセル箱を回収する搬送経路80上に設置されたセル箱認識装置20と前記通信手段107により通信し、前記セル箱認識装置20が前記搬送経路80上を移動する空セル箱52の付帯媒体1に対する読取り処理により得た空セル箱52の情報を取得し、前記空セル箱情報が含むセル箱の情報をキーに前記第1テーブル125での検索を実行し、該当セル箱52に収納されていた部品および当該部品を現在収納している実セル箱53および当該実セル箱53を収納するバケット60および当該バケット60を格納する自動倉庫5の棚6を特定し、ここで特定した棚6からのバケット60の出庫処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示するものであるとしてもよい。なお、前記搬送経路80としては、例えば、セル箱回収用のベルトコンベヤーを想定できる。また、セル箱認識装置20としては、セル箱の付帯媒体たるRFID1の読み書き動作を行うリーダライタを想定できる。
また、前記システム100は、部品を用いた組立作業を行う部品組立ライン70から空になったセル箱を回収する搬送経路80上に設置されたセル箱認識装置20と前記通信手段107により通信し、前記セル箱認識装置20が前記搬送経路80上を移動する回収空セル箱55の付帯媒体1に対する読取り処理により得た回収空セル箱55の情報を取得し、前記回収空セル箱情報が含むセル箱の情報をキーに前記第1テーブル125での検索を実行し、該当セル箱55に収納されていた部品、および当該部品を現在収納している実セル箱53または当該部品の収納用の空セル箱52、および前記実セル箱53または空セル箱52を収納するバケット60、および当該バケット60を格納する自動倉庫5の棚6を特定して、前記特定した各バケット60における前記空セル箱52の占有率およびセル箱未収納率を算定し、空セル箱52の占有率が高くセル箱未収納率が低い順で空セル箱割当バケットを特定し、前記回収空セル箱55の前記空セル箱割当バケットへの収納処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示する、空セル箱割当手段113を備えるとしてもよい。
なお、前記テーブル更新手段112は、前記回収空セル箱55の前記空セル箱割当バケットへの収納処理の指示に伴って、前記空セル箱割当バケットについて、前記第1テーブル125における該当バケット60での空セル箱52の収納数を前記回収空セル箱55の数に応じて加算するものである、としてもよい。
また、前記システム100は、入力インターフェイス105ないし前記通信手段107を介した他装置(例えば、部品の供給元である部品ベンダーが利用する端末200を想定できる)より、部品の入庫情報を受け付けて、当該入庫情報が示す入庫部品のサイズと前記第2テーブル126におけるセル箱内空のサイズとを比較し、セル箱内空以上のサイズを有する入庫部品を特定し、ここで特定した入庫部品の所定数毎に実存しないセル箱のセル箱IDを割り当てて、前記所定数毎の入庫部品を直接収納するバケット60が収納するセル箱のIDとして前記セル箱IDを前記第1テーブル125において設定する、疑似セル箱設定手段114を備えるとしてもよい。
なお、セル箱50およびバケット60にはRFID1が付帯しており、このRFID1の格納情報を利用して上記各手段110〜114の処理が実行されるとすれば好適である。この場合、セル箱50のRFIDには、RFIDのチップID、セル箱の種別、セル箱のID、収納する部品の品目や品名、標準の部品収納数、収納されるバケットのタイプ、といった固定的な情報(セル箱50にRFIDを付帯させる時に書き込まれて以後固定)と、当該セル箱50への部品の収納日(入庫日)、部品収納数といった可変的な情報(セル箱への部品充填時毎に書き込まれる)とが格納される。また、バケット60のRFIDには、RFIDのチップID、バケットの種別、バケットのID、といった固定的な情報(バケット60にRFIDを付帯させる時に書き込まれて以後固定)が格納される。
したがって例えば、RFIDリーダライタである前記セル箱認識装置20が前記搬送経路80上を移動する空セル箱52の付帯媒体たるRFID1に対する読取り処理を実行するにあたり、空セル箱52のRFID1の格納する、セル箱ID、収納する部品の品目や品名、標準の部品収納数、収納されるバケットのタイプを読み取って、空セル箱55の情報としてシステム100に送信する。また、前記システム100は、こうした空セル箱55の情報を取得し、第1テーブル125の該当セル箱のレコードにおいて、部品収納数をゼロ=つまり「空」と更新する。また、前記RFIDリーダライタたる前記セル箱認識装置20に対して、前記空セル箱55のRFIDへの、部品収納数=ゼロ、のデータの書き込み指示を送信する。
また、前記システム100は、部品が入庫してセル箱50に充填された際には、セル箱50に充填された部品数の指定を入力インターフェイス105で受け付けて、第1テーブル125の該当セル箱のレコードにおいて、部品収納数を充填部品数に更新する。また、自動倉庫5に設置されている所定のRFIDリーダライタに対して、前記セル箱のRFIDへの、部品収納数=充填部品数、のデータの書き込み指示を送信する。
また、前記システム100は、例えば、自動倉庫5におけるバケット60へのセル箱50の収納場所、自動倉庫5から出庫口までの経路途中(例:入庫ステーションやクレーン搬入口など)、出庫口(出庫ステーション)の各所に、それぞれRFIDリーダライタを備えて、所定品目の部品が充填されたセル箱50と、このセル箱50が収納されたバケット60とのセットについて、前記各RFIDリーダライタからのRFID読取り情報を取得し、各所で得られたセル箱50、当該セル箱50に充填された部品の品目、セル箱50を収納したバケット60、のセットの情報が一致するか判定し、出庫品の正確性を確認する処理を実行するとしても良い。
また、複数の前記セル箱50やバケット60の付帯するRFID1に対する読取りを確実なものとすべく、読取り対象の(RFIDを付帯する)前記セル箱50やバケット60の1つの群れに対し同時に読取りを実行する、複数のRFIDリーダライタをシステム100が備えるとしてもよい。この場合、前記複数のRFIDリーダライタは、その発信電波(読み書き用のもの)の到達範囲が互いに重複しないよう配置される。したがって、読取り動作予定の位置(=前記記セル箱50やバケット60の群れの位置)を中心にした所定範囲が前記発信電波の到達範囲で重複無くカバーされていることとなる。こうした構成をシステム100が備えることで、RFIDリーダライタの発信電波の干渉問題を予防するとともに、RFIDリーダライタの特性である、複数のRFIDに対する一気の読取り動作の精度を高いものと出来る。
なお、これまで示した前記システム100における各手段110〜114は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶手段101に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、システム100のCPU103がプログラム実行に合わせて記憶手段101より該当プログラム102をメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態におけるシステム100が利用するテーブルの構造について説明する。図3は、本実施形態の、(a)第1テーブル125、(b)第2テーブル126の各データ構造例を示す図である。
前記第1テーブル125は、自動倉庫5の各棚6におけるバケット60の格納状況、前記バケット60におけるセル箱50の収納状況、各セル箱50における部品の収納状況の各データを記録するテーブルである。この第1テーブル125は、例えば、棚番をキーに、該当棚番に格納されるバケット60のバケットID、セル箱収容可能数、セル箱存否情報(収納しているセル箱の数)、収納されたセル箱50のIDおよびタイプ、前記セル箱の状態(空セル箱か実セル箱か)、前記セル箱における収容対象部品および部品収容数、といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
また、前記第2テーブル126は、セル箱内空のサイズを記録したテーブルである。この第2テーブル126は、例えば、セル箱タイプをキーに、内空の長さ、幅、高さ、および適合収納場所(常温倉庫ないし空調倉庫)といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
また、セル箱50やバケット60に付帯するRFID1が格納するデータの例についても以下に示す。図4は、本実施形態の、(a)セル箱付帯のRFIDの格納データ127、(b)バケット付帯のRFIDの格納データ128の各例を示す図である。
前記セル箱付帯のRFIDの格納データ127は、例えば、UID(RFID固有のチップID)をキーに、RFID区分(貼付対象)、セル種別(収納する部品の品目毎に定義)、セル箱ID、プラントコード(セル箱を扱う事業所のID)、品目コード(収納する部品の種類)、品名(収納する部品の名称)、標準員数(セル箱に入る部品の標準員数)、バケットタイプ(収納適正バケット(高低))、更新日(RFIDのデータ更新日)、入庫日(部品の入庫日)、実員数(セル箱に入っている部品の実員数)、検査合否(収納部品の検査合否フラグ)、出荷No.(出庫先の情報)、配送先(セル箱を配送する先の名称)、注番、受番、追番(注文番号、受注番号、追加注文番号)といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
また、前記バケット付帯のRFIDの格納データ128は、例えば、UID(RFID固有のチップID)をキーに、RFID区分(貼付対象)、バケット種別(バケット箱の種別:バケット/パレット/高低)、バケットID、プラントコード(バケット箱の所有事業所)、更新日(RFIDのデータ更新日)といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態における在庫・配膳管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する在庫・配膳管理方法に対応する各種動作は、前記システム100がメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そしてこのプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。なお、セル箱50のうち、部品を(標準収容数だけ)収納しているセル箱を実セル箱53、部品を収納しておらず空のセル箱を空セル箱55、とする。
図5は本実施形態の在庫・配膳管理方法の処理手順例1を示すフローチャートである。ここで、前記システム100のオーダー特定手段110は、入力インターフェイス105ないし前記通信手段107を介した他装置(例えば、部品を用いた製品の生産管理を行う装置や、部品組立ライン70の現場に設置された入力端末75などを想定できる)より、部品の出庫オーダーを受け付けてメモリ103に格納する(s100)。
そして、前記オーダー特定手段110は、前記メモリ103に格納した出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出する(s101)。ここで抽出できた出庫オーダー群を構成する出庫オーダーが、例えば、出庫オーダーA(出庫対象部品:“p1100”、オーダー部品数:20)、出庫オーダーB(出庫対象部品:“p1100”、オーダー部品数:40)、出庫オーダーC(出庫対象部品:“p1100”、オーダー部品数:60)であったとする。この時、前記オーダー特定手段110は、前記抽出した出庫オーダーA〜Cのうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーとして、“出庫オーダーA”を特定する(s102)。
次に、前記システム100の出庫指示手段111は、前記特定した出庫オーダー“A”が示す出庫対象部品“p1100”の情報をキーに、前記第1テーブル125での検索を実行し、該当部品“p1100”を収納するセル箱50および当該セル箱50を収納するバケット60および当該バケット60を格納する自動倉庫5の棚6を特定する(s103)。図3の第1テーブル125の例であれば、前記出庫指示手段111が特定できるのが、例えば、該当部品“p1100”を収納対象とするセル箱を収納するバケット“b0001”、“b0002”となる。また、これらバケットはセル箱“c0001”〜“c0005”、“c0006”〜“c0007”を収納しており、そのうち実セル箱たる“c0001”、“c0006”を特定できる。例えば、ここでは棚番が若い“0001”であるバケット“b0001”をシステム100が選択するとする。
また、前記出庫指示手段111は、前記ステップs103で特定した棚“0001”からのバケット“b0001”の出庫処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示する(s104)。前記自動倉庫5の制御装置10は、例えば、自動倉庫5の棚6におけるバケット60の出し入れや、所定位置までのバケット搬送等を担うクレーン90の制御装置を想定すればよい。
また、前記出庫処理の指示は、出庫対象のバケット60の情報に加えて、当該バケット60からの実セル箱53の出庫数の情報も含むものとする。例えば、この実セル箱53の出庫数の情報は、自動倉庫5より出庫されたバケット60からオーダー部品数に応じた実セル箱53の取り出しを行う作業場のディスプレイ等の出力装置に、システム100が出力する。上述の例では、出庫オーダー“A”のオーダー部品数が“20”であり、前記バケット“b0001”のセル箱での部品標準収容数が“20”であるから、前記バケット“b0001”から実セル箱53を“1”つ出庫すればよいことになる。また、前記バケット“b0001”が収納していた実セル箱53は“c0001”のみであるから、従って、前記実セル箱53の出庫数としては“1”であり、出庫する実セル箱53は“c0001”となる。
前記作業場では作業員ないしロボット機構等が前記バケット“b0001”から前記出力装置に示された実セル箱の出庫数“1”に応じたセル箱取り出しを実行し、ここで取り出した“1”つの実セル箱53を部品組立ライン70向けのコンベヤなどの搬送装置80に載置して、実セル箱53の出庫がなされる。
次に、前記システム100のテーブル更新手段112は、前記ステップs104での出庫処理の指示に伴って、該当部品“p1100”を収納するセル箱“c0001”を収納するバケット“b0001”について、前記第1テーブル125における前記バケット“b0001”でのセル箱の収納数を、前記オーダー部品数“20”に対応するセル箱分“1”だけ減算する(s105)。図3の例であれば、「セル箱存否」の欄において「5」を「4」に、「収納セル箱ID」の欄において、「c0001〜c0005」を「c0002〜c0005」に、「セル箱状態」の欄において、「実:1、空:4」を、「実:0、空:4」と更新する。
一方、前記部品組立ライン70では、自動倉庫5から出庫されてきた実セル箱53を受領して、実セル箱“c0001”が収納していた部品“p1100”を使った組立作業が実行されることとなる。こうした状況において、前記出庫指示手段111は、前記部品組立ライン70の所定装置75(例えば、部品組立ライン70の現場に設置された入力端末75などを想定できる)より、前記実セル箱“c0001”が収納する部品“p1100”の使用開始(例:前記入力端末75などに部品組立ライン70の作業員が入力したデータ)の通知を前記通信手段107を介して受信する(s106)。なお、前記部品組立ライン70に備わるRFIDリーダライタ20が、前記実セル箱“c0001”に付帯するRFID1に対し、「実員数」を「ゼロ」と更新する。
すると前記出庫指示111は、前記使用開始通知が含む使用開始部品の情報“p1100”(および前記セル箱“c0001”での部品収納数“20”)をキーに前記第1テーブル125での検索を実行し、該当部品“p1100”を収納する他の実セル箱“c0006”および当該実セル箱“c0006”を収納するバケット“b0002”および当該バケット“b0002”を格納する自動倉庫5の棚“0002”を特定する(s107)。そして、ここで特定した棚“0002”からのバケット“b0002”の出庫処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示する(s108)。前記ステップs107、s108の処理は上記ステップs103、s104と同様である。
また同様に、前記システム100のテーブル更新手段112は、前記ステップs108での出庫処理の指示に伴って、該当部品“p1100”を収納するセル箱“c0006”を収納するバケット“b0002”について、前記第1テーブル125における前記バケット“b0002”でのセル箱の収納数を、前記使用開始通知が示す部品数“20”に対応するセル箱分“1”だけ減算する(s109)。図3の例であれば、棚番“0002”のレコードにおける、「セル箱存否」の欄において「2」を「1」に、「収納セル箱ID」の欄において、「c0006〜c0007」を「c0007」に、「セル箱状態」の欄において、「実:1、空:1」を、「実:0、空:1」と更新する。
このように、システム100が、部品組立ライン70での実セル箱からの部品使用開始の通知をもって追加の出庫オーダーと認識して、該当部品を収納する他の実セル箱、バケット、棚の特定と出庫処理の指示という一連の処理をあらためて実行することで、部品組立ライン70で使用する部品が欠品となる前に、該当部品を部品組立ライン70に追加配膳することが可能となり、部品組立ライン70での作業の継続性を高めることとなる。
なお、前記入力端末75からの使用開始通知をシステム100が受信する例の他に、搬送経路81上に設置されたRFIDリーダライタ20から空セル箱55の情報を取得して、追加の出庫オーダーと認識する場合も想定できる。この場合、前記出庫指示手段111は、前記部品組立ライン70から空になったセル箱を回収する搬送経路81(図1)上に設置されたRFIDリーダライタ20と前記通信手段107により通信し、前記RFIDリーダライタ20が前記搬送経路81上を移動する空セル箱52のRFID1に対する読取り処理により得た空セル箱52の情報“c0001”を取得する。なお、前記搬送経路81に備わるRFIDリーダライタ20が、前記空セル箱“c0001”に付帯するRFID1に対し、「実員数」を「ゼロ」と更新する。
また、前記出庫指示手段111は、前記空セル箱情報が含むセル箱“c0001”の情報をキーに前記第1テーブル125での検索を実行し、該当セル箱“c0001”に収納されていた部品“p1100”および当該部品“p1100”を現在収納している他の実セル箱“c0006”および当該実セル箱“c0006”を収納するバケット“b0002”および当該バケット“b0002”を格納する自動倉庫5の棚“0002”を特定し、ここで特定した棚“0002”からのバケット“b0002”の出庫処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示する。また前記テーブル更新手段112による処理も同様に実行する。
こうして部品組立ライン70から搬送経路81を通過して自動倉庫5まで回収されたきた回収空セル箱55は、自動倉庫5の棚6に格納されているバケット60にクレーン90により収納されることとなる。そこで、前記システム100の空セル箱割当手段113は、前記搬送経路81上に設置されたRFIDリーダライタ20と前記通信手段107により通信し、前記RFIDリーダライタ20が前記搬送経路81上を移動する回収空セル箱55のRFID1に対する読取り処理により得た回収空セル箱55の情報を取得する(s110)。上記までの例であれば、前記回収空セル箱55は“c0001”となる。
そこで前記空セル箱割当手段113は、前記回収空セル箱情報が含むセル箱の情報“c0001”をキーに前記第1テーブル125での検索を実行し、該当セル箱“c0001”に収納されていた部品“p1100”、および当該部品“p1100”を現在収納している他の実セル箱53または当該部品“p1100”の収納用の空セル箱52、および前記実セル箱53または空セル箱52を収納するバケット60、および当該バケット60を格納する自動倉庫5の棚6を特定する(s111)。
前記ステップs110までの処理を経た図3(a)の第1テーブル125であれば、部品“p1100”を格納している実セル箱53は残っていない。また、部品“p1100”を収納対象とする空セル箱55は、バケット“b0001”で“c0002”〜“c0005”の4個、バケット“b0002で“c0007”の1個となる。
続いて前記空セル箱割当手段113は、前記特定した各バケット“b0001”、“b0002”における前記空セル箱52の占有率およびセル箱未収納率を算定する(s112)。この例であれば、前記バケット“b0001”における前記空セル箱“c0002”〜“c0005”の占有率は、前記バケット“b0001”のセル箱収容可能数が“6”であるから、“4/6=0.67”となり、セル箱未収納率は、“2/6=0.33”となる。一方、前記バケット“b0002”における前記空セル箱“c0007”の占有率は、前記バケット“b0002”のセル箱収容可能数が“6”であるから、“1/6=0.17”となり、セル箱未収納率は、“5/6=0.83”となる。
そこで、前記空セル箱割当手段113は、空セル箱52の占有率が高くセル箱未収納率が低い順で空セル箱割当バケットを特定する(s113)。つまり、上記の場合、バケット“b0001”、“b0002”のうち、空セル箱52の占有率が高く(0.67>0.17)、セル箱未収納率が低い(0.33<0.83)、バケット“b0001”が、空セル箱割当バケットと特定される。
なお、前記ステップs113における、空セル箱割当バケットの特定に際しての判断基準は、空セル箱52の占有率が高くセル箱未収納率が低い順となるが、細かくは図7に示すような判断順位となる。ここでは、順位1として、「要求品目の空セル箱のみ且つバケットに空きが少ない」、つまり、「空セル箱52の占有率が高くセル箱未収納率が低い」上述の状態を示し、この意図としては、「棚あたりの部品充足率を上げるため空セル箱は纏めておく」となる。また、順位2としては「要求品目の実セル箱と空セル箱の混在且つバケットに空きが少ない」となり、この意図としては、「棚あたりのセル箱収容率をあげておく」となる。また、順位3としては「要求品目の実セル箱のみ且つバケットに空きが多い」となり、この意図としては、「該当品目では棚あたりのセル箱収容率が悪いので開放させたい」となる。また、順位4としては「要求品目以外が収容されているバケット」となり、この意図としては、「取り扱いが不便なのでなるべく控える」となる。
前記空セル箱割当手段113は、前記回収空セル箱“c0001”の前記空セル箱割当バケット“b0001”への収納処理を、前記通信手段107を介して自動倉庫5の制御装置10に指示する(s114)。
また、前記テーブル更新手段112は、前記回収空セル箱“c0001”の前記空セル箱割当バケット“b0001”への収納処理の指示に伴って、前記空セル箱割当バケット“b0001”について、前記第1テーブル125における該当バケット“b0001”での空セル箱の収納数を前記回収空セル箱“c0001”の数に応じて加算する(s115)。図3(a)の第1テーブル125の例であれば、バケット“b0001”のレコードにおける、「セル箱存否」の欄を、前記ステップs105までで「4」となっていたのを「5」とし、同様に「収納セル箱ID」の欄を「c0002〜c0005」を「c0001〜c0005」とし、「セル箱状態」の欄を「実:0、空:4」を「実:0、空:5」と更新することとなる。
なお、自動倉庫5の棚6にRFIDリーダライタ20が設置されていて、システム100が第1テーブル125に対して実行するデータ更新の内容を、前記自動倉庫5のRFIDリーダライタ20に通知し、該当棚のバケットに収納されているセル箱のRFID1に対して前記データ更新内容を書き込むものとしてよい。
−−−処理フロー例2−−−
続いて、部品ベンダーから自動倉庫5に入庫する部品を空セル箱55に収めて実セル箱53とする場合に、セル箱内空への部品の収まり具合によりシステム100が特有の処理を実行する例について説明する。図6は本実施形態の在庫・配膳管理方法の処理手順例2を示すフローチャートである。ここで、前記システム100の疑似セル箱設定手段114は、入力インターフェイス105ないし前記通信手段107を介した他装置(例えば、部品の供給元である部品ベンダーが利用する端末200を想定できる)より、部品の入庫情報を受け付ける(s200)。例えば、部品“p2400”の入庫情報であったとする。システム100は、この部品“p2400”のデータを、第1テーブル125に照合し、この部品を収納するセル箱のタイプを“low”と特定する(s201)。
そして前記疑似セル箱設定手段114は、前記入庫情報が示す入庫部品“p2400”のサイズと前記第2テーブル126における該当セル箱タイプ“low”のセル箱内空のサイズとを比較し、セル箱内空以上のサイズを有する入庫部品を特定する(s202)。例えば、前記入庫部品“p2400”のサイズが、「長さ:670mm、幅:430mm、高さ:120mm」であった時、前記第2テーブル126における“low”タイプのセル箱の内空サイズ「長さ:658mm、幅:448mm、高さ:167mm」とを比較し、「長さ」についてセル箱内空以上のサイズを有する入庫部品「スティック品」として特定されることとなる(s203)。同様に、「高さ」についてセル箱内空以上のサイズを有する入庫部品を「リール品」として特定する(s204)。なお、前記疑似セル箱設定手段114は、セル箱内空以上のサイズを有しない入庫部品であるが収納形態として不適切(例:球状の部品など)、として入力インターフェイス105から指示を受けた部品について「ラベル品」として特定する(s205)。
続いて、前記疑似セル箱設定手段114は、上記ステップで特定した入庫部品“p2400”の所定数毎(例:セル箱の標準収納数と同数=20)に、擬似的なセル箱を特定するセル箱ID(例:通常のセル箱IDに特定文字を付加するなど所定の規則で生成するID。なお、セルIDが通常のものと疑似セル箱とで重ならなければよいので、ID生成に際し、通常のセル箱のセルIDとは別個の算出(セルIDの生成)をしなくともよいし、別個の算出(別個のID体系に基づくセルIDの生成)を行ってもよい)を割り当てる(s206)。なお、前記疑似セル箱設定手段114は、前記擬似的なセル箱を特定するセル箱IDとして、前記実存のセル箱のセルIDとは重ならないようなIDを付与する。ここで前記疑似セル箱設定手段114が割り当てたセル箱IDを、例えば“cf1001”とする。
前記疑似セル箱設定手段114は、前記所定数毎の入庫部品“p2400”を直接収納するバケット“b0003”(前記ステップs201での処理で、“p2400”のデータを第1テーブル125に照合し、この部品を収納するセル箱を格納するバケット“b0003”と特定できる)が収納するセル箱のIDとして前記セル箱ID“cf1001”を前記第1テーブル125において設定する(s207)。従って、図3(a)の例であれば、前記バケット“b0003のレコードにおける、「セル箱存否」の欄を「2」から「3」に、「収納セル箱ID」の欄を「c0201、c0205」を「c0201、c0205、cf1001」に、「セル箱状態」の欄を「実:2、空:0」を「実:3、空:0」と更新することとなる。
以上、本実施形態によれば、自動倉庫での部品在庫の適正管理や組立ラインへの部品配膳の迅速化が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における在庫・配膳管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の在庫・配膳管理システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の、(a)第1テーブル、(b)第2テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の、(a)セル箱付帯のRFIDの格納データ、(b)バケット付帯のRFIDの格納データの各例を示す図である。 本実施形態の在庫・配膳管理方法の処理手順例1を示すフローチャートである。 本実施形態の在庫・配膳管理方法の処理手順例2を示すフローチャートである。 本実施形態の空セル箱割当の判断順位例を示す図である。
符号の説明
1 RFID
5 自動倉庫
6 自動倉庫の棚
10 制御装置
20 セル箱認識装置(RFIDリーダライタ)
50 セル箱
52 空セル箱
53 実セル箱
55 回収空セル箱
60 バケット
70 部品組立ライン
80 搬送経路(ベルトコンベヤー)
90 クレーン
100 在庫・配膳管理システム
101 記憶手段
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 通信手段
110 オーダー特定手段
111 出庫指示手段
112 テーブル更新手段
113 空セル箱割当手段
114 疑似セル箱設定手段
125 第1テーブル
126 第2テーブル
127 セル箱付帯のRFIDの格納データ
128 バケット付帯のRFIDの格納データ
140 ネットワーク

Claims (7)

  1. 他装置と通信する通信手段と、
    自動倉庫の各棚におけるバケットの格納状況、前記バケットにおけるセル箱の収納状況、各セル箱における部品の収納状況の各データを記録した第1テーブルを記憶する記憶手段と、
    入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の出庫オーダーを受け付けて、この出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定する、オーダー特定手段と、
    前記特定した出庫オーダーが示す出庫対象部品の情報をキーに、前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示する、出庫指示手段と、
    前記出庫処理の指示に伴って、該当部品を収納するセル箱を収納するバケットについて、前記第1テーブルにおける前記バケットでのセル箱の収納数を、前記オーダー部品数に対応するセル箱分だけ減算する、テーブル更新手段と、
    を備えることを特徴とする在庫・配膳管理システム。
  2. 前記出庫指示手段が、
    部品を用いた組立作業を行う組立ラインの所定装置より、セル箱が収納する部品の使用開始の通知を前記通信手段を介して受信し、前記使用開始通知が含む使用開始部品の情報をキーに前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示するものであることを特徴とする請求項1に記載の在庫・配膳管理システム。
  3. 前記出庫指示手段が、
    部品を用いた組立作業を行う組立ラインから空になったセル箱を回収する搬送経路上に設置されたセル箱認識装置と前記通信手段により通信し、前記セル箱認識装置が前記搬送経路上を移動する空セル箱の付帯媒体に対する読取り処理により得た空セル箱の情報を取得し、前記空セル箱情報が含むセル箱の情報をキーに前記第1テーブルでの検索を実行し、該当セル箱に収納されていた部品および当該部品を現在収納している実セル箱および当該実セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の在庫・配膳管理システム。
  4. 部品を用いた組立作業を行う組立ラインから空になったセル箱を回収する搬送経路上に設置されたセル箱認識装置と前記通信手段により通信し、前記セル箱認識装置が前記搬送経路上を移動する回収空セル箱の付帯媒体に対する読取り処理により得た回収空セル箱の情報を取得し、前記回収空セル箱情報が含むセル箱の情報をキーに前記第1テーブルでの検索を実行し、該当セル箱に収納されていた部品、および当該部品を現在収納している実セル箱または当該部品の収納用の空セル箱、および前記実セル箱または空セル箱を収納するバケット、および当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定して、前記特定した各バケットにおける前記空セル箱の占有率およびセル箱未収納率を算定し、空セル箱の占有率が高くセル箱未収納率が低い順で空セル箱割当バケットを特定し、前記回収空セル箱の前記空セル箱割当バケットへの収納処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示する、空セル箱割当手段を備え、
    前記テーブル更新手段が、前記回収空セル箱の前記空セル箱割当バケットへの収納処理の指示に伴って、前記空セル箱割当バケットについて、前記第1テーブルにおける該当バケットでの空セル箱の収納数を前記回収空セル箱の数に応じて加算するものである、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の在庫・配膳管理システム。
  5. 前記記憶手段が、セル箱内空のサイズを記録した第2テーブルを記憶するものであり、
    入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の入庫情報を受け付けて、当該入庫情報が示す入庫部品のサイズと前記第2テーブルにおけるセル箱内空のサイズとを比較し、セル箱内空以上のサイズを有する入庫部品を特定し、ここで特定した入庫部品の所定数毎に実存しないセル箱のセル箱IDを割り当てて、前記所定数毎の入庫部品を直接収納するバケットが収納するセル箱のIDとして前記セル箱IDを前記第1テーブルにおいて設定する、疑似セル箱設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の在庫・配膳管理システム。
  6. コンピュータが、
    他装置と通信する通信手段と、
    自動倉庫の各棚におけるバケットの格納状況、前記バケットにおけるセル箱の収納状況、各セル箱における部品の収納状況の各データを記録した第1テーブルを記憶する記憶手段とを備えて、
    入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の出庫オーダーを受け付けて、この出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定する処理と、
    前記特定した出庫オーダーが示す出庫対象部品の情報をキーに、前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示する処理と、
    前記出庫処理の指示に伴って、該当部品を収納するセル箱を収納するバケットについて、前記第1テーブルにおける前記バケットでのセル箱の収納数を、前記オーダー部品数に対応するセル箱分だけ減算する処理と、
    を実行することを特徴とする在庫・配膳管理方法。
  7. 他装置と通信する通信手段と、自動倉庫の各棚におけるバケットの格納状況、前記バケットにおけるセル箱の収納状況、各セル箱における部品の収納状況の各データを記録した第1テーブルを記憶する記憶手段とを備えるコンピュータに、
    入力インターフェイスないし前記通信手段を介した他装置より、部品の出庫オーダーを受け付けて、この出庫オーダーから、オーダー受付時期ないし出庫希望時期が所定の同一期間中であって出庫対象部品が同じである出庫オーダー群を抽出し、前記抽出した出庫オーダー群のうちオーダー部品数が少ない出庫オーダーを特定するステップと、
    前記特定した出庫オーダーが示す出庫対象部品の情報をキーに、前記第1テーブルでの検索を実行し、該当部品を収納するセル箱および当該セル箱を収納するバケットおよび当該バケットを格納する自動倉庫の棚を特定し、ここで特定した棚からのバケットの出庫処理を、前記通信手段を介して自動倉庫の制御装置に指示するステップと、
    前記出庫処理の指示に伴って、該当部品を収納するセル箱を収納するバケットについて、前記第1テーブルにおける前記バケットでのセル箱の収納数を、前記オーダー部品数に対応するセル箱分だけ減算するステップと、
    を実行させることを特徴とする在庫・配膳管理プログラム。
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