JP2007045592A - 物品管理システム - Google Patents

物品管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007045592A
JP2007045592A JP2005232804A JP2005232804A JP2007045592A JP 2007045592 A JP2007045592 A JP 2007045592A JP 2005232804 A JP2005232804 A JP 2005232804A JP 2005232804 A JP2005232804 A JP 2005232804A JP 2007045592 A JP2007045592 A JP 2007045592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
contact
tag
storage location
return
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005232804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4857651B2 (ja
Inventor
Tetsuji Ogata
哲治 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2005232804A priority Critical patent/JP4857651B2/ja
Publication of JP2007045592A publication Critical patent/JP2007045592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4857651B2 publication Critical patent/JP4857651B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】 貸し出した物品が返却されない場合に、その物品の利用者に対して、確実に返却させるための処置を図ることができる物品管理システムを提供する。
【解決手段】 非接触ICタグが添付された物品と、非接触ICタグリーダと、利用者のICカードと、ICカードリーダと、非接触ICタグリーダ及びICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、ネットワークにより管理用サーバと通信可能に接続されたコンピュータシステムとを有し、管理用サーバは、物品取出検知手段と、返却制限時間登録手段と、物品が返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、返却判定手段による判定で返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、ICカードリーダから受信した識別情報から利用者IDコードを特定し、利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限する手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保管場所を定めて工具などの物品管理を行う場合について、その保管場所から持ち出された物品の返却状況の管理を行い、貸出制限期間内に返却がされない場合には物品を持ち出した利用者に対して、知らせたり、種々の方法による制限処置を図ることができるようにした物品管理システムに関する。
従来、物品の貸し出し管理を行う場合に、それらの物品に予め識別情報を記憶させた非接触ICタグを添付させておき、物品の貸し出しの際に、非接触ICタグリーダにより非接触ICタグから識別情報を読み取るなどして、機械的に貸し出し記録を取り貸出管理を行うシステムが知られている。(特許文献1参照)
このシステムでは、貸し出し期限が過ぎた場合に、利用者のE−mailアドレス宛てに、貸し出した物品の返却依頼を自動送信するなどして知らせるようにしている。
上記の従来のシステムでは、例えばレンタルビデオ店、図書館、サンプル倉庫、美術館、各種アーカイブ(記録や文書保管所)などの所蔵品の貸出しサービスを、非接触ICタグを利用して行うための支援システムであるので、たとえ貸し出し期限が過ぎてその物品が返却されない場合でも、特に大きな問題を引き起こすというものではないといえる。
しかしながら、例えば、航空機の整備に使用する種々の工具の管理を行う場合には、整備士が保管場所から工具を持ち出して整備を行った後に、確実に工具の返却を行うことが安全性を確保する上からの求められ、うっかり工具をエンジンなどの航空機内に置き忘れるなどした場合には大事故を引き起こすことになる危険性があり、工具の管理を確実に行う必要性がある。
このようなことからも、従来の物品貸し出し管理システムの管理では、返却管理が十分でないという問題がある。
特開2003−182848号公報
そこで、本発明は、物品を借りた利用者に対して、確実にその物品を返却させるための処置を図ることができ、また、貸し出した物品が、予め定めた貸出期限を過ぎても返却されない場合に、その物品の利用者に対して、確実に返却させるための処置を図ることができるようにした物品管理システムを提供する。
本発明の物品管理システムは、非接触ICタグが添付された物品と、前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、前記管理用サーバと通信可能に接続された警報装置とを有する物品管理システムであって、前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品に関する返却制限時間を登録した返却制限時間登録手段と、前記保管場所から持ち出された物品が前記返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、前記返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、前記警報装置に対して音又は光の発生により警報処理を行わせる手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の物品管理システムは、非接触ICタグが添付された物品と、前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品に関する返却制限時間を登録した返却制限時間登録手段と、前記保管場所から持ち出された物品が前記返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、前記返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、前記物品を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理を停止させる処理を行う手段とを備えていることを特徴とする。
更に、本発明の物品管理システムは、非接触ICタグが添付された物品と、前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品が返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、返却されていないと判定された場合に、前記物品を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理を停止させる処理を行う手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の物品管理システムは、非接触ICタグが添付された物品と、前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、ネットワークにより、前記管理用サーバと通信可能に接続されたコンピュータシステムとを有する物品管理システムであって、前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品に関する返却制限時間を登録した返却制限時間登録手段と、前記保管場所から持ち出された物品が前記返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、前記返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、前記ICカードリーダから受信した識別情報から利用者IDコードを特定し、前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限する手段とを備えていることを特徴とする。
更に、本発明の物品管理システムは、非接触ICタグが添付された物品と、前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、ネットワークにより、前記管理用サーバと通信可能に接続されたコンピュータシステムとを有する物品管理システムであって、前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品が返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、返却されていないと判定された場合に、前記ICカードリーダから受信した識別情報から利用者IDコードを特定し、前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限する手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の物品管理システムは、前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、ドアゲートシステムであることを特徴とする。
更に、本発明の物品管理システムは、前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、勤怠管理システムであることを特徴とする。
また、本発明の物品管理システムは、前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、決済管理システムであることを特徴とする。
更に、本発明の物品管理システムは、前記物品が、作業用の工具であることを特徴とする。
本発明の物品管理システムは、保管場所から物品の持ち出をした者が、返却を忘れていたとしても、保管場所から持ち出された物品が返却制限時間以内に返却されない場合に、警報装置により警報が行われるので、物品の利用者に対して知らせることができるという効果がある。
また、本発明の物品管理システムは、保管場所から物品の持ち出をした者が、返却制限時間以内に返却を行わない場合に、その物品を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理が停止されるので、持ち出した物品を保管場所に確実に返却させることができるという効果がある。
更に、本発明の物品管理システムは、保管場所から物品の持ち出をした者が、返却制限時間以内に返却を行わない場合に、その物品の持出者がIDコードを用いるネットワークシステムの利用することができないので、持ち出した物品を保管場所に確実に返却させることができるという効果がある。
また、本発明の物品管理システムは、利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、ドアゲートシステムであるので、保管場所から物品の持ち出をした者が、返却制限時間以内に返却を行わない場合に、ドアを開けることができないので、持ち出した物品を保管場所に確実に返却させることができるという効果がある。
更に、本発明の物品管理システムは、利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、勤怠管理システムであるので、保管場所から物品の持ち出をした者が、返却制限時間以内に返却を行わない場合に、勤怠管理システムを利用することができないので、持ち出した物品を保管場所に確実に返却させることができるという効果がある。
また、本発明の物品管理システムは、利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、決済管理システムであるので、保管場所から物品の持ち出をした者が、返却制限時間以内に返却を行わない場合に、決済管理システムを利用することができないので、持ち出した物品を保管場所に確実に返却させることができるという効果がある。
更に、本発明の物品管理システムは、物品が作業用の工具であるので、持ち出した作業用の工具を保管場所に確実に返却させることができ、工具の置き忘れなどによる事故を未然に防ぐことができるという効果がある。
以下、本発明の実施形態に係る物品管理システムの構成を説明する図、図2は、物品に添付する非接触ICタグの平面図、図3は、本発明の実施形態に係る物品管理システムのシステムブロック図、図4は、本発明の実施形態に係る物品管理システムの処理手順を示すフローチャート図である。
図1に示すように、物品である工具1の保管場所としての保管棚2には、非接触ICタグ3が添付された工具1が複数保管され、利用者4が必要に応じて持ち出して作業できる状態に置かれている。
工具1の保管棚2には、非接触ICタグ3に記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダ5が備えられている。
尚、図1においては、非接触ICタグリーダ5は保管棚2の内部に備えられているので図示されていない。
更に、保管棚2の直ぐ隣には、工具1を持ち出す利用者が所持しているICカード6から識別情報を読み取るICカードリーダ7が備えられている。
利用者が所持しているICカード6には、利用者IDなどの識別情報が予め登録されている。
また、利用者4が工具1を使用して作業を行う作業場所には、音又は光の発生により警報処理を行うための警報装置8が備えられている。
そして、非接触ICタグリーダ5と、ICカードリーダ7と、警報装置8とは、通信線9により管理サーバ10と接続されている。
更に、管理サーバ10は、ネットワーク11により種々のコンピュータシステム12と通信可能に接続されている。
これら種々のコンピュータシステム12としては、例えば、ドアゲートシステム、勤怠管理システム、決済管理システム、パソコンシステム、警告音システム、警告ライトシステム、などのシステムがあり、ネットワーク11を介して、管理サーバ10との通信によりシステム制御可能に構成されている。
次に、工具1に添付されているい非接触ICタグ3の構成を、図2に基づいて説明する。
非接触ICタグ3は、プラスチック等の基材31に送受信手段であるコイルパターン38が形成され、当該コイルと容量素子とにより共振回路を形成して一定周波数の電波を受信し送信することができるように構成されている。
また、他の方式として、リーダライタからの搬送波の電磁誘導により電力伝送及びデータ伝送を行うようにしてもよい。
非接触ICタグ3は、100KHz〜3GHzの通信周波数で読み取り可能な構造を有している。
図示した例の場合、コイルパターン38は、導通部材34により基材31の裏面でジャンピング回路を形成してコイル接続端子38CによりICチップ32の裏面のバンプに接続している。
ICチップ32は、CPUと、メモリとが備えられている。
図示した例では、容量素子はICチップ32に内蔵されている。
このような非接触ICタグ3は、樹脂基材にラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジスト印刷後のエッチングによりコイルパターンを形成し、ICチップ32を装着し、保護用の被覆を設けることにより形成することができる。
その大きさも76mm×45mm程度以下のサイズとすることができる。
非接触ICタグ3に使用する樹脂基材31としては、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等の各種材料を使用することができ、紙であってもよい。
厚みは15〜300μmが使用できるが、強度、加工作業性、コスト等の点から20〜100μmがより好ましい。
金属箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔を使用できるが、コスト、加工性からアルミ箔が好ましく、その厚みは6〜50μm程度が好ましい。
これらの非接触ICタグ3に記録した情報の読み取りや情報の書き込みは、非接触ICタグリーダライタから非接触ICタグ3に対して共振する呼び出し信号を発信し、数cmから数十cmの距離で非接触ICタグ3からの応答信号を読み、且つ非接触ICタグ3のICチップ32のメモリに記録された情報を読み取ったり、情報を書き込んだりすることができる。
保管棚2に工具1が保管されている状態にある時には、保管棚2の内部に備えられている非接触ICタグリーダ5により、非接触ICタグ3に記憶されている識別情報が継続して読み取られている状態となっており、保管棚2から工具1が持ち出されて、非接触ICタグ3に記憶されている識別情報の読み取りを非接触ICタグリーダ5で行えない状態となることで、管理サーバ10側において、保管棚2から工具1が持ち出されたことを検知できるように構成されている。
次に、管理サーバ10のシステム構成を図3に基づいて説明する。
管理サーバ10には、非接触ICタグリーダ5と、ICカードリーダ7と、警報装置8とを接続するためのインターフェース(I/F)13、物品取出検知手段14、返却制限時間登録手段15、返却判定手段16、警報発生制御手段17、システム停止制御手段18、IDコード利用制御手段19、通信手段20、貸出情報データベース21、制御手段22などが備えられている。
物品取出検知手段14は、非接触ICタグリーダ5からの受信情報に基づいて、保管場所である保管棚2から、物品である工具1が取り出されたことを検知する機能を有している。
また、返却制限時間登録手段15は、保管棚2から持ち出された工具1に関する返却制限時間が登録されている。
返却判定手段16は、保管棚2から持ち出された工具1が、返却制限時間登録手段15に登録されている返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う機能を有している。
警報発生制御手段17は、返却判定手段16による判定で、返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、警報装置8に対して音又は光の発生により警報処理を行わせる機能を有している。
システム停止制御手段18は、返却判定手段16による判定で、返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、工具1を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理を停止させる処理を行う機能を有している。
また、IDコード利用制御手段19は、返却判定手段16による判定で、返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、ICカードリーダ7から受信した識別情報に基づいて、利用者IDコードを特定し、この利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限する機能を有している。
貸出情報データベース21には、貸し出されている工具1に関する情報が登録される。
次に、図4のフローチャート図に基づいて、本発明の実施形態に係る物品管理システムの処理手順を説明する。
利用者が、保管場所である保管棚2から、物品である工具1を持ち出す際に、ICカードリーダ7で利用者のICカード6に記憶されている識別情報を読み取らせる。(ステップS1)
ICカードリーダ7で読み取った識別情報を管理用サーバ10に送信する。(ステップS1)
そして、利用者が、物品である工具1を持ち出すことで、非接触ICタグリーダ5で読み取り状態にあったタグ情報が読み取り不能となったことを示す情報が、管理用サーバ10に送信される。(ステップS3)
管理用サーバ10に送信され、貸出情報データベース21に貸し出された工具1に関する情報として、どの工具1を、何時に、誰に貸し出したのかなどの工具貸出情報が登録される。(ステップS4)
そして、貸出情報データベース21に登録された情報に対して、貸し出された工具1が予め登録されている返却制限時間を越えていなかの返却制限判定処理が行なわれる。(ステップS5)
この返却制限判定処理において、貸し出された工具1の返却が返却制限時間を越えていると判定された場合に、次の処理を行う。
警報装置8に対して音又は光の発生により警報処理を行わせる。(ステップS6)
工具1を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理を停止させる処理を行う。(ステップS7)
識別情報から利用者IDコードを特定し、利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限する。(ステップS8)
本発明の物品管理システムは、以上の処理により、返却制限時間内に工具1の返却を行っていない利用者に、工具1の返却を促すと共に、その利用者が作業している作業を管理する作業管理システムの処理を停止させたり、利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用ができない状態に制限させるというペナルティを課すことで、強制的に工具1の返却をさせるようにすることができるものである。
また、本発明の物品管理システムでは、上記のように、返却制限時間登録手段15に登録された返却制限時間を利用しない場合でも、返却判定手段で保管場所から持ち出された物品が返却されたか否かの判定を行い、返却判定手段による判定で、返却されていないと判定された場合に、物品を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理を停止させる処理を行うようにしたり、また、ICカードリーダから受信した識別情報から利用者IDコードを特定し、利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限するなどの処置を図ることができる。
本発明の実施形態に係る物品管理システムの構成を説明する図である。 物品に添付する非接触ICタグの平面図である。 本発明の実施形態に係る物品管理システムのシステムブロック図である。 本発明の実施形態に係る物品管理システムの処理手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 工具
2 保管棚
3 非接触ICタグ
4 利用者
5 非接触ICタグリーダ
6 ICカード
7 ICカードリーダ
8 警報装置
9 通信線
10 管理サーバ
11 ネットワーク
12 コンピュータシステム
13 インターフェース(I/F)
14 物品取出検知手段
15 返却制限時間登録手段
16 返却判定手段
17 警報発生制御手段
18 システム停止制御手段
19 IDコード利用制御手段
20 通信手段
21 貸出情報データベース
22 制御手段
31 基材
32 ICチップ
34 導通部材
38 コイルパターン
38C コイル接続端子

Claims (9)

  1. 非接触ICタグが添付された物品と、
    前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、
    利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、
    前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、
    前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、
    前記管理用サーバと通信可能に接続された警報装置とを有する物品管理システムであって、
    前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品に関する返却制限時間を登録した返却制限時間登録手段と、前記保管場所から持ち出された物品が前記返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、前記返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、前記警報装置に対して音又は光の発生により警報処理を行わせる手段とを備えていることを特徴とする物品管理システム。
  2. 非接触ICタグが添付された物品と、
    前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、
    利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、
    前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、
    前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、
    前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品に関する返却制限時間を登録した返却制限時間登録手段と、前記保管場所から持ち出された物品が前記返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、前記返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、前記物品を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理を停止させる処理を行う手段とを備えていることを特徴とする物品管理システム。
  3. 非接触ICタグが添付された物品と、
    前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、
    利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、
    前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、
    前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、
    前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品が返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、返却されていないと判定された場合に、前記物品を用いて作業を行う作業現場を管理する作業管理システムの処理を停止させる処理を行う手段とを備えていることを特徴とする物品管理システム。
  4. 非接触ICタグが添付された物品と、
    前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、
    利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、
    前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、
    前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、
    ネットワークにより、前記管理用サーバと通信可能に接続されたコンピュータシステムとを有する物品管理システムであって、
    前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品に関する返却制限時間を登録した返却制限時間登録手段と、前記保管場所から持ち出された物品が前記返却制限時間以内に返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、前記返却制限時間以内に返却されていないと判定された場合に、前記ICカードリーダから受信した識別情報から利用者IDコードを特定し、前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限する手段とを備えていることを特徴とする物品管理システム。
  5. 非接触ICタグが添付された物品と、
    前記物品の保管場所に備えられ、前記非接触ICタグに記憶されているタグ情報を読み取る非接触ICタグリーダと、
    利用者が所持するための、識別情報が記憶されたICカードと、
    前記物品の保管場所付近に備えられ、前記物品を持ち出す利用者のICカードから識別情報を読み取るICカードリーダと、
    前記非接触ICタグリーダ及び前記ICカードリーダと通信可能に接続された管理用サーバと、
    ネットワークにより、前記管理用サーバと通信可能に接続されたコンピュータシステムとを有する物品管理システムであって、
    前記管理用サーバは、前記非接触ICタグリーダからの受信情報に基づいて、前記保管場所から物品が取り出されたことを検知する物品取出検知手段と、前記保管場所から持ち出された物品が返却されたか否かの判定を行う返却判定手段と、前記返却判定手段による判定で、返却されていないと判定された場合に、前記ICカードリーダから受信した識別情報から利用者IDコードを特定し、前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムの利用をできない状態に制限する手段とを備えていることを特徴とする物品管理システム。
  6. 前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、ドアゲートシステムであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の物品管理システム。
  7. 前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、勤怠管理システムであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の物品管理システム。
  8. 前記利用者IDコードを用いるネットワークシステムが、決済管理システムであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の物品管理システム。
  9. 前記物品が、作業用の工具であることを特徴とする請求項1乃至請求項8に記載の物品管理システム。
JP2005232804A 2005-08-11 2005-08-11 物品管理システム Expired - Fee Related JP4857651B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232804A JP4857651B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 物品管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005232804A JP4857651B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 物品管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007045592A true JP2007045592A (ja) 2007-02-22
JP4857651B2 JP4857651B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=37848752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005232804A Expired - Fee Related JP4857651B2 (ja) 2005-08-11 2005-08-11 物品管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4857651B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020425A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 King Jim Co Ltd 管理データベース装置および物品管理システム
CN104463562A (zh) * 2014-12-15 2015-03-25 江苏国遥信息科技有限公司 一种可过期提醒的装备管理系统
JP2020140235A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 記憶装置管理システム
CN112875123A (zh) * 2021-02-02 2021-06-01 苏州派迅智能科技有限公司 一种智能仓储物流流程方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096911A (ja) * 2000-09-20 2002-04-02 Dainippon Printing Co Ltd 管理システム
JP2003182848A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Dainippon Printing Co Ltd Icタグを利用した物品の貸出し管理支援システム
JP2004210446A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Fuji Heavy Ind Ltd 図書管理システム及び情報記録システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096911A (ja) * 2000-09-20 2002-04-02 Dainippon Printing Co Ltd 管理システム
JP2003182848A (ja) * 2001-12-13 2003-07-03 Dainippon Printing Co Ltd Icタグを利用した物品の貸出し管理支援システム
JP2004210446A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Fuji Heavy Ind Ltd 図書管理システム及び情報記録システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010020425A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 King Jim Co Ltd 管理データベース装置および物品管理システム
CN104463562A (zh) * 2014-12-15 2015-03-25 江苏国遥信息科技有限公司 一种可过期提醒的装备管理系统
JP2020140235A (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 記憶装置管理システム
JP7230583B2 (ja) 2019-02-26 2023-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 記憶装置管理システム
CN112875123A (zh) * 2021-02-02 2021-06-01 苏州派迅智能科技有限公司 一种智能仓储物流流程方法
CN112875123B (zh) * 2021-02-02 2023-02-28 苏州派迅智能科技有限公司 一种智能仓储物流流程方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4857651B2 (ja) 2012-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10497237B2 (en) Security tag for inventory and anti-theft alarm system
KR100687744B1 (ko) Reid를 이용한 수화물 분실 방지 장치 및 수화물 분실방지 방법
US20090072029A1 (en) Inventory control system
JP2010033585A5 (ja)
CA2529186A1 (en) Electronic security system for monitoring and recording activity and data relating to cargo
CN101923677B (zh) 资料保管系统及资料保管方法
CN106516352A (zh) 一种易于管理的智能物流托盘
JP2010250853A (ja) 無線周波数識別システムのアプリケーション
JP4857651B2 (ja) 物品管理システム
US11532021B2 (en) Transaction management system, transaction management method, and program
JP4328154B2 (ja) Rfidタグを用いた物品管理システム
CN116670734A (zh) 具有可停用链路的射频识别(rfid)标签
US9262897B2 (en) Image information management system
JP2010238088A (ja) 資産管理システムおよび携帯資産管理装置
JP2007256998A (ja) 物品取引システム及びサーバ
JP2003182848A (ja) Icタグを利用した物品の貸出し管理支援システム
CN202003396U (zh) 资料保管系统
JP2011063380A (ja) 媒体管理システム及び管理方法
JP2002104626A (ja) 識別用電子タグ
US10402887B2 (en) Systems and methods of product interaction recognition using sensors within a tag
JP2010117857A (ja) 文書管理システム
JP2006027748A (ja) 貸出物管理装置
JP2015175645A (ja) 装置、方法及びプログラム
JP7474131B2 (ja) 物品管理システム、物品管理方法
KR20080053338A (ko) 물품 관리 시스템, 물품 관리 방법 및 감시 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4857651

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees