JP2002096911A - 管理システム - Google Patents

管理システム

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JP2002096911A
JP2002096911A JP2000285280A JP2000285280A JP2002096911A JP 2002096911 A JP2002096911 A JP 2002096911A JP 2000285280 A JP2000285280 A JP 2000285280A JP 2000285280 A JP2000285280 A JP 2000285280A JP 2002096911 A JP2002096911 A JP 2002096911A
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Application number
JP2000285280A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishizaka
博司 石坂
Takafumi Murata
孝文 村田
Yuka Takeuchi
由佳 竹内
Yoshifumi Kanamaru
栄史 金丸
Tokiko Minagawa
登紀子 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収蔵庫や倉庫などに保管される資料や物品を
個別に、効率的かつ正確に管理することが可能な管理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 管理システムにおいて、複数の被保管物
について、被保管物識別番号及び他の関連情報を記憶し
たデータベースと、被保管物を保管するための保管領域
内に配置され、前記被保管物を保管する収容ユニット
と、前記被保管物の各々に取り付けられ、当該被保管物
に対応する被保管物識別番号を記憶した被保管物用記憶
媒体と、前記被保管物の前記保管領域への出入りの際
に、当該被保管物に取り付けられた被保管物用記憶媒体
から被保管物識別情報を読み取るゲート手段と、前記ゲ
ート手段から識別情報を受信し、被保管物の入出管理情
報を作成して前記データベースに記憶するサーバと、を
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICタグを利用し
た資料、物品などの管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】資料、物品などを収蔵庫や倉庫などに収
容して保管、管理することが行われる。通常は、管理す
べき資料などに対して識別番号を付し、台帳やデータベ
ースなどに各資料の情報を記録して管理する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、大量の資料や
物品が保管されている場合は、必要な資料や物品を収蔵
庫や倉庫から資料や物品を効率よく出し入れすることは
難しい。また、資料や物品の種類によっては、庫外に持
ち出されている時間などの詳細な情報を資料や物品毎に
比較的厳密に管理すべき場合もある。
【0004】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、収蔵庫や倉庫などに保管される資料や物品を個
別に、効率的かつ正確に管理することが可能な管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、管理システムにおいて、複数の被保管物について、
被保管物識別情報及び他の関連情報を記憶したデータベ
ースと、被保管物を保管するための保管領域内に配置さ
れ、前記被保管物を保管する収容ユニットと、前記被保
管物の各々に取り付けられ、当該被保管物に対応する被
保管物識別情報を記憶した被保管物用ICタグデバイス
と、前記被保管物の前記保管領域への出入りの際に、当
該被保管物に取り付けられた被保管物用ICタグデバイ
スから被保管物識別情報を読み取るゲート手段と、前記
ゲート手段から識別情報を受信し、被保管物の入出管理
情報を作成して前記データベースに記憶するサーバと、
を備える。
【0006】上記のように構成された管理システムによ
れば、複数の被保管物について被保管物識別情報及びそ
の他の関連情報がデータベースに記憶されている。各被
保管物には対応する被保管物識別情報を記憶した被保管
物用ICタグデバイスが取り付けられている。運搬者が
ある被保管物を持ってゲート手段を通過すると、被保管
物用ICタグデバイスから被保管物識別情報が読みとら
れ、サーバへ送られる。サーバは受信した被保管物識別
情報を利用してその被保管物に関する入出管理情報を作
成してデータベースへ記憶する。これにより、被保管物
の保管領域への入出管理が行われる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の管理システムにおいて、前記入出管理情報は、前記被
保管物が前記ゲート手段を通過した時刻を含む。これに
より、被保管物が保管領域へ出入りした時刻を管理する
ことができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の管理システムにおいて、前記ゲート手段は前記
被保管物の運搬者が所持する運搬者用ICタグデバイス
から運搬者識別情報を読み取って前記サーバへ送信し、
前記サーバは受信した運搬者識別情報を入出管理情報と
してデータベースに記憶する。これにより、被保管物を
保管領域へ運搬した運搬者を管理することができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の管理システムにおいて、特定の被保
管物識別情報を記憶する携帯型端末を備え、前記携帯型
端末は、被保管物用ICタグデバイスと通信することに
より、記憶した被保管物識別情報と同一の被保管物識別
情報を記憶している被保管物用ICタグデバイスを検出
した時に、表示及び/又は音声による告知出力を行う。
これにより、運搬者は携帯型端末と被保管物用ICタグ
デバイスとの間の通信により、被保管物の位置を容易に
探すことができる。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の管理システムにおいて、前記収容ユ
ニットの各々は前記サーバと接続されており、前記サー
バは特定の被保管物の指定入力を受け取った時に、当該
被保管物を保管している収容ユニットに指定信号を送
り、前記収容ユニットは前記サーバから指定信号を受け
取ると光及び/又は音声による出力を行う。これによ
り、運搬者は収容ユニットの光及び/又は音声出力によ
って目的の被保管物を収容している収容ユニットを瞬時
に知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。なお、本実施形態
は、本発明を博物館や資料館などの資料管理に適用した
場合についてのものである。
【0012】図1に、本発明の実施形態にかかる管理シ
ステムの構成を示す。図1において、管理システムは大
別して、管理センタ1と、収蔵庫10と、展示室20と
により構成される。収蔵庫10は展示室20に展示され
るべき多数の資料を保管する倉庫である。展示室20
は、資料を展示し、閲覧者の観覧、閲覧に供する場所で
ある。管理センタ1は、収蔵庫10と展示室20との間
で出入りする資料の管理を行う場所である。なお、収蔵
庫10、展示室20、管理センタ1のいくつかの要素は
ネットワーク5を介して通信可能に接続されるが、その
詳細については後述する。
【0013】まず、収蔵庫10の詳細について説明す
る。
【0014】収蔵庫10は複数の収蔵ユニット12を有
する。収蔵ユニット12は倉庫における棚やキャビネッ
トなどに相当するものであり、保管すべき資料の種類な
どによりその形態は異なる。複数の資料30はその種
類、分野などに応じて分類されて収蔵庫10内に保管さ
れる。収蔵ユニット12はそのような分類に応じて、あ
る程度共通する分類に属する複数の資料30を保管する
ことになる。例えば、絵画はある収蔵ユニット12に保
管され、彫刻は別の収蔵ユニットに保管されるという具
合である。各収蔵ユニット12はネットワーク5を通じ
て管理センタ1と接続されている。
【0015】資料30には、個々の資料を識別するため
の情報である資料IDを含むICタグが添付されてい
る。以下、資料に添付されるICタグを資料タグ30T
と呼ぶ。ICタグとは、小型ICチップを備え、近距離
における非接触相互通信機能と情報の読み出し/書き込
み機能を備えた小型記憶媒体であり、例えばモトローラ
社の非接触ICタグ製品Bistatix(登録商標)などが知
られている。資料タグ30Tには、その資料の資料ID
の他、その資料に関する展示用解説情報が記憶されてい
る。展示用解説情報とは、展示室20内にその資料が展
示された時に、その資料の解説として閲覧者に提供され
るべき情報である。このように、個々の資料30は資料
タグ30Tが添付された状態で、対応する収蔵ユニット
12に保管されている。なお、ICタグに対するデータ
の読み書きは、専用のリーダ/ライタなどを使用して行
われる。即ち、携帯型のリーダ/ライタや、サーバ、ゲ
ートなどに接続されたリーダ/ライタを使用してICタ
グへのデータの読み書きが行われる。
【0016】また、収蔵庫10の入口には、各資料30
に添付された資料タグ30T及び後述する職員タグとの
間で通信可能なゲート11が設けられる。ゲート11
は、資料30を収蔵庫10から出し入れする際にその資
料30に添付された資料タグ30Tと通信して必要な情
報を収集するものであり、ネットワーク5を介して管理
センタ1と接続されている。携帯型端末13は、主とし
て収蔵庫に資料30を出し入れする職員などが収蔵庫1
0内で目的の資料30や収蔵ユニット12を探す際に使
用される。
【0017】次に、展示室20について説明する。
【0018】展示室20は資料30を展示する場所であ
り、収蔵庫10から持ち出された資料30を展示するた
めの複数の展示台21を有する。展示台21の形態は資
料の種類によって異なるが、全ての展示台21には1つ
の展示台タグ21Tが添付されている。展示台タグ21
Tも前述のICタグとすることができる。
【0019】また、展示室20には、設置型端末22と
記録装置23が設置されている。設置型端末22は、閲
覧者が見たい資料を検索したり、資料の詳しい情報を取
得したい場合に操作する端末である。また、記録装置2
3は、例えばプリンタやCDライタなどであり、閲覧者
が興味を持った資料に関する情報などを紙やCD−RO
Mなどの媒体に記録する役割を有する。設置型端末22
と記録装置23はネットワーク5を介して管理センタ1
と接続されている。
【0020】また、携帯型端末24及び携帯電話25は
閲覧者が閲覧の際に使用する端末装置であり、その動作
については後述する。
【0021】次に、管理センタ1について説明する。
【0022】管理センタ1は、収蔵庫10と展示室20
との間の資料の出入りを管理するとともに、展示室内で
の閲覧者への必要な情報提供を行う役割を有する。管理
センタ1は、サーバ2と、資料データベース(以下、
「DB」とも呼ぶ。)3と、会員DB4とを備える。サ
ーバ2はネットワーク5と接続されており、収蔵庫10
内の各収蔵ユニット12及びゲート11、展示室20内
の設置型端末22及び記録装置23との間で必要な情報
を送受信する。
【0023】資料DB3は、各資料毎に種々の情報を記
憶するDBである。具体的には、図2に示すように、資
料DB3は各資料毎に、資料ID、資料名、資料分類、
展示用解説情報、現在位置情報、入庫時刻、出庫時刻、
庫内保管時間、庫外時間、入庫職員ID、出庫職員I
D、収蔵ユニットIDなどを記憶している。
【0024】ここで、資料IDとは各資料毎に付された
識別番号であり、資料名はその資料の名称であり、資料
分類は例えば絵画、彫刻などその資料の分類を示す。展
示用解説情報は、その資料が展示室20内に展示された
時に閲覧者に提供されるべき解説の情報であり、文字情
報及び/又は音声情報とすることができる。現在位置情
報は、その資料が現在どこにあるかを示す情報であり、
通常は収蔵庫10内の特定の収蔵ユニット12又は展示
室20内の特定の展示台21となる。入庫時刻とはその
資料の収蔵庫への保管開始時刻であり、出庫時刻とはそ
の資料が主として展示のために収蔵庫から持ち出された
時刻である。庫内保管時間は、その資料が収蔵庫10内
に保管されている継続時間を示す。庫外時間は、その資
料が収蔵庫10から外部へ持ち出されてからの経過時間
を示す。入庫職員ID及び出庫職員IDは、その資料を
収蔵庫10へ出し入れする作業を行った職員のIDであ
る。収納ユニットIDとは、収蔵庫10内においてその
資料を保管すべき収蔵ユニット12の識別情報である。
即ち、その資料をどの収蔵ユニット12に保管すべきか
を示した情報である。これら種々の情報が、資料毎に資
料DB3に記憶されている。
【0025】会員DB4は、その展示室20に対して予
め会員登録した個人の情報を記憶している。会員DB4
に記憶される情報としては、各会員の住所、氏名などの
他、その会員の好みの資料の分類、過去の閲覧履歴など
が含まれる。
【0026】次に、上述の管理システムにより行われる
処理について説明する。管理システムが行う処理は、大
別して収蔵庫10から資料を出し入れする際の資料入出
管理と、展示室20内における展示補助とに分けられ
る。
【0027】まず、資料入出管理について説明する。
【0028】収蔵庫10への資料の出し入れは、担当職
員などが携帯型端末13を利用して行う。いま、ある特
定の資料30を収蔵庫10から出す場合を考える。職員
は管理センタ1のサーバを操作して資料DB3から目的
の資料30の情報を探し、その資料を持ち出す旨を指定
入力する。サーバ2は、指定されたその資料の資料ID
を資料DB3から読み出し、携帯型端末13に記憶す
る。次に、サーバ2は、資料DB3内の指定された資料
に関する収納ユニットIDを参照してその資料が収納さ
れている収蔵ユニット12を特定し、ネットワーク5を
通じてその収蔵ユニット12に信号を送る。対応する収
蔵ユニット12は、この信号を受信すると、例えばライ
トの点灯や音声などにより目的の資料がその収蔵ユニッ
ト12にあることを知らせる処理を行う。
【0029】さて、職員は、目的の資料の資料IDが記
憶された携帯型端末13を持ってゲート11を通り収蔵
庫10内へ入る。収蔵庫へ出入りする各職員は職員ID
を記憶した職員タグを有している。なお、この職員タグ
も前述のICタグとすることができる。ゲート11を通
過する際には、ゲート11はこの職員タグから職員ID
を読み取り、サーバ2へ送る。サーバ2は収蔵庫10へ
出入りする許可を有する職員の職員IDリストを記憶し
ており、ゲート11から送られてきた職員IDがそのリ
ストに含まれているか否かを調べる。含まれていない場
合、サーバ2は入庫禁止を示す信号をゲート11へ送
り、収蔵庫10の扉を開かないようにするとともにアラ
ームをならすなどして無許可の人間の進入を防止する。
一方、職員IDがリストに含まれている場合は、サーバ
2は入庫許可を示す信号をゲート11へ送り扉を開放す
る。同時に、サーバ2は、送られてきた職員IDを目的
の資料に対応する入庫職員IDとして資料DB3に記憶
する。
【0030】職員が収蔵庫10に入ると、先にサーバ2
が行った処理により、目的の資料が収納されている収蔵
ユニット12はライトの点灯や音声などを発している。
よって、職員は目的の資料が収納されている収蔵ユニッ
ト12を容易に特定することができる。職員はその収蔵
ユニット12に近づき、携帯型端末13を収蔵ユニット
12に接近させる。携帯型端末13を資料30に近づけ
ると、携帯型端末13は記憶している資料IDを発信
し、同一資料IDを含む資料タグを探す。同一の資料タ
グ30Tが添付された資料30に近づくと、携帯型端末
13は告知メッセージ及び/又は告知音などを発し、職
員に目的の資料30がそこにあることを知らせる。収蔵
ユニット12は例えば棚などの形態であり、職員は携帯
型端末13を棚の端から順に資料30に近づけていくこ
とにより、目的の資料30を探すことができる。こうし
て、職員は目的の資料30を容易に見つけることができ
る。
【0031】なお、上記の例ではサーバ2から収蔵ユニ
ット12へ目的の資料の資料IDを送信して収蔵ユニッ
ト12のライトの点灯などの告知を行っているが、その
代わりに、収蔵庫10内で職員の持つ携帯型端末13か
ら各収蔵ユニット12へ目的の資料IDを送信して、そ
の資料を収納している収蔵ユニット12のライトを点灯
させるように構成することもできる。
【0032】次に、職員は目的の資料30を持って収蔵
庫10から出る。その際、資料30についている資料タ
グ30Tをゲート11に通過させる。ゲート11は、資
料タグ30Tから資料IDを読み取り、サーバ2へ送
る。サーバ2はその資料IDを受け取り、資料DB3中
のその資料の関連情報の出庫時刻を記録する。また、ゲ
ート11は職員タグから職員IDを読み取り、サーバ2
へ送る。サーバ2は同様にその資料の関連情報の出庫職
員IDを記録する。これにより、誰がいつその資料を収
蔵庫から持ち出したかを正確に管理することができる。
また、ゲート11は同時に資料タグ30Tにその出庫時
刻を書き込む。
【0033】次に、職員はその資料30を持って展示室
20に入り、所定の展示台21に資料30を置く。この
とき、専用のリーダ/ライタを利用して、資料タグ30
Tと展示台タグ21Tとの間で情報の交換が行われる。
即ち、資料タグ30Tから展示台タグ21Tへ資料ID
と展示用解説情報が書き込まれ、展示台タグ21Tから
資料タグ30Tへ展示台IDが書き込まれる。これによ
り、展示台タグ21Tには現在置かれている資料に関す
る展示用解説情報が記憶された状態となる。
【0034】次に、職員は展示台21に設置した資料3
0から資料タグ30Tを取り外し、管理センタ1へ持ち
帰り、サーバ2に接続された専用のリーダ/ライタなど
を使用してその記憶データをサーバ2に読み込む。サー
バ2は、資料タグ30Tから資料IDと展示台IDを読
み取り、資料DB3中の対応する資料の関連情報中の現
在位置情報にその展示台IDを記録する。これにより、
その資料が現在どの展示台に置かれているかをサーバ2
で把握することができる。
【0035】次に、展示室20から収蔵庫10へ資料を
戻す場合について説明する。まず、職員は未記録状態の
資料タグ30Tを持って展示室20へ入り、目的の資料
が置かれている展示台を見つける。次に、専用のリーダ
/ライタなどを使用し、その展示台21の展示台タグ2
1Tから未記録の資料タグ30Tへ資料IDと展示台I
Dを記録させる。そして、その資料タグ30Tを資料3
0に添付し、展示室20を出て収蔵庫10へ入る。
【0036】収蔵庫10の入口ではゲート11により資
料タグ30T内の資料IDが読みとられ、サーバ2へ送
られる。サーバ2は資料DB3中のその資料の入庫時刻
を記録する。また、入庫時刻と出庫時刻から、庫外時間
を計算して記録する。同時にゲート11は職員の職員タ
グから職員IDを読み取ってサーバ2に送り、サーバ2
はその職員IDを入庫職員IDとして記録する。さら
に、サーバ2は資料DB3を参照してその資料の収蔵ユ
ニットを特定し、対応する収蔵ユニット12へ信号を送
ってライトの点灯などの告知を行う。収蔵庫10に入る
と、サーバ2からの処理により目標の収蔵ユニット12
のライトが点灯しているので、職員はその収蔵ユニット
12へ資料30を収納する。こうして、資料は収蔵庫1
0内の所定位置へ戻される。なお、資料タグ30T内の
資料IDと収蔵ユニットとの対応を参照することによ
り、職員が誤った収蔵ユニットへ資料を返した場合には
収蔵ユニットなどからその旨を示す警告音などを発する
ように構成することもできる。
【0037】以上の入出管理により、資料が現在どこに
あるか、いつ誰が入庫又は出庫したか、収蔵庫外に置か
れた時間はどのぐらいであるか、などの種々の情報を管
理センタ1で管理することができる。
【0038】なお、収蔵庫内で特殊な包装や保管状態で
保管している資料などについては、資料DB3内に記憶
されている庫内保管時間を定期的に参照して包装や保管
状況のチェックなどを行うことができる。例えば、特殊
な包装剤などを使用して保管している場合に、その包装
材の交換時期などをサーバ2上で管理することができ
る。
【0039】次に、展示室20内における展示補助につ
いて説明する。閲覧者は、展示室の入口で携帯型端末2
4を渡される。なお、携帯型端末24の代わりに携帯電
話25を利用することもできる。閲覧者は展示室20内
に展示された資料を閲覧する際、関心のある資料が置か
れている展示台21に携帯型端末24を接近させると、
展示台タグ21Tに記憶されているその資料の資料ID
及び展示用解説情報が携帯型端末24に送られる。よっ
て、閲覧者は展示用解説情報を文字として携帯型端末2
4の表示部に表示させたり、音声としてイヤホンなどを
通じて聞いたりすることができる。こうして、閲覧者は
展示されている各資料の解説を容易に得ることができ
る。
【0040】さらに詳細な解説や関連情報を知りたい場
合は、閲覧者はその資料の資料IDを利用して管理セン
タ1内の資料DB3にアクセスし、詳細な情報を携帯型
端末24へ読み込み、見ることができる。この場合は、
携帯型端末24からサーバ2へ無線で接続するように構
成することもできるし、携帯型端末24を設置型端末2
2に接続してネットワーク5を介してサーバ2へ接続す
るように構成することもできる。
【0041】また、閲覧者は閲覧を開始する前に設置型
端末22を介して、又は無線でサーバ2へ接続して資料
DB3から好みの資料を検索し、その資料IDを携帯型
端末24内に記憶させることもできる。こうすると、携
帯型端末24内に記憶された資料IDに対応する資料を
おいた展示台21に閲覧者が近づくと、展示台タグ21
T中の資料IDと携帯型端末24内の資料IDとの一致
を検出して携帯型端末24が告知メッセージ又は告知音
を発してその資料がそこにあることを閲覧者に知らせる
ことができる。
【0042】閲覧者が展示室内の閲覧を終了した際に
は、閲覧者の好みの資料やその日に見た資料などのオリ
ジナルカタログなどを作成することができる。閲覧終了
時には閲覧者が携帯型端末24を使用して解説を聞いた
りした資料の資料IDが携帯型端末24に蓄積されてい
ることになる。よって、閲覧者は展示室内に設置された
記録装置23に携帯型端末24から資料IDを送信する
ことにより、好みの資料の資料IDを特定し、記録を指
示する。記録装置23は、特定された資料IDを利用し
て資料DB3にアクセスして各資料の小型複製や解説情
報などを取得し、プリント用紙やCD−ROM、CD−
R(W)などに記録する。こうして、閲覧者は閲覧した
資料のオリジナルカタログなどを作成することができ
る。なお、閲覧者が携帯型端末24を使用して解説を聞
いたりした資料の他、閲覧者が自分で気に入って選んだ
資料であっても、その資料IDを特定することにより、
同様にプリント用紙などに記録してカタログなどを作成
することができる。
【0043】また、予め登録された会員については、閲
覧前に会員番号を携帯型端末23に入力すると、その会
員の過去の閲覧記録や好みの資料分類情報などに基づい
てサーバ2側で推奨する資料を特定し、その資料IDを
携帯型端末24に記録する。こうすると、会員はその資
料に近づくたびに告知メッセージや告知音により資料の
存在を知ることができ、推奨される資料を容易に閲覧す
ることができる。また、会員の閲覧が終了した際には、
返却された携帯型端末からその日に閲覧した資料IDを
抽出して会員DB4の記憶内容を更新することができ
る。
【0044】以上のように、本発明の展示補助によれ
ば、閲覧者は関心のある資料の解説などを容易に得るこ
とができる。また、予め検索などした資料を見る場合で
も、その資料に近づく携帯型端末上に告知がなされるの
で、容易に資料を探すことができる。さらに、閲覧した
資料の資料IDの記録に基づいてオリジナルカタログな
どを作成することもできる。
【0045】なお、会員に対しては、展示システムを利
用して次のようなサービスを行うこともできる。予め会
員DBに蓄積された会員閲覧者の嗜好データから、会員
の興味のありそうな展示テーマの会のダイレクトメール
を発送し、その宛名カードに展示会主催者側で推薦する
展示物の資料IDを記憶したICタグを入れておく。会
員がダイレクトメールをもって展示会場に来場すると、
ゲートで宛名カードのICタグ内の会員情報が読み取ら
れ、会員の興味のありそうな展示物へと誘導される。
【0046】また、記録装置23を使用した出力の際
に、記録装置23に入力された資料IDの統計をとり、
展示物毎の閲覧者の関心度などを調査し、その結果を次
回以降の展示品選択・決定の参考とすることもできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各資料の収蔵庫への入出時刻や入出を行った者、保管位
置などを資料毎に管理しており、資料IDを記憶したタ
グを利用して資料の出入り管理を行うので、正確かつ効
率的な管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる管理システムの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】資料DB内に記憶される情報の例である。
【符号の説明】
1…管理センタ 2…サーバ 3…資料DB 4…会員DB 5…ネットワーク 10…収蔵庫 11…ゲート 12…収蔵ユニット 13…携帯型端末 20…展示室 21…展示台 22…設置型端末 23…記録装置 24…携帯型端末 25…携帯電話 30…資料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 由佳 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 ディー・エヌ・ピー年史センター株式会社 内 (72)発明者 金丸 栄史 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 ディー・エヌ・ピー年史センター株式会社 内 (72)発明者 皆川 登紀子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 ディー・エヌ・ピー年史センター株式会社 内 Fターム(参考) 3F022 FF01 MM08 MM11 MM22 MM26 MM32 MM35 MM70 NN38 PP06 5B049 BB21 5B058 CA17 KA02 KA04 KA06 YA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被保管物について、被保管物識別
    情報及び他の関連情報を記憶したデータベースと、 被保管物を保管するための保管領域内に配置され、前記
    被保管物を保管する収容ユニットと、 前記被保管物の各々に取り付けられ、当該被保管物に対
    応する被保管物識別情報を記憶した被保管物用ICタグ
    デバイスと、 前記被保管物の前記保管領域への出入りの際に、当該被
    保管物に取り付けられた被保管物用ICタグデバイスか
    ら被保管物識別情報を読み取るゲート手段と、 前記ゲート手段から被保管物識別情報を受信し、被保管
    物の入出管理情報を作成して前記データベースに記憶す
    るサーバと、を備える管理システム。
  2. 【請求項2】 前記入出管理情報は、前記被保管物が前
    記ゲート手段を通過した時刻を含む請求項1に記載の管
    理システム。
  3. 【請求項3】 前記ゲート手段は前記被保管物の運搬者
    が所持する運搬者用ICタグデバイスから運搬者識別情
    報を読み取って前記サーバへ送信し、前記サーバは受信
    した運搬者識別情報を入出管理情報としてデータベース
    に記憶する請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 【請求項4】 特定の被保管物識別情報を記憶する携帯
    型端末を備え、前記携帯型端末は、被保管物用ICタグ
    デバイスと通信することにより、記憶した被保管物識別
    情報と同一の被保管物識別情報を記憶している被保管物
    用ICタグデバイスを検出した時に、表示及び/又は音
    声による告知出力を行う請求項1乃至3のいずれかに記
    載の管理システム。
  5. 【請求項5】 前記収容ユニットの各々は前記サーバと
    接続されており、前記サーバは特定の被保管物の指定入
    力を受け取った時に、当該被保管物を保管している収容
    ユニットに指定信号を送り、前記収容ユニットは前記サ
    ーバから指定信号を受け取ると光及び/又は音声による
    出力を行う請求項1乃至4のいずれかに記載の管理シス
    テム。
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