JP2002342351A - 総合放送データベース作成システム及び放送局放送データベース作成システム - Google Patents

総合放送データベース作成システム及び放送局放送データベース作成システム

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JP2002342351A JP2001145313A JP2001145313A JP2002342351A JP 2002342351 A JP2002342351 A JP 2002342351A JP 2001145313 A JP2001145313 A JP 2001145313A JP 2001145313 A JP2001145313 A JP 2001145313A JP 2002342351 A JP2002342351 A JP 2002342351A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送された楽曲、放送された番組の情報等を検
索可能な状態で集積したデータベースを作成するシステ
ムを提供するである。 【解決手段】番組の番組コード、番組情報及び番組放送
時間を関連づけて集積した番組BD100と、楽曲の楽
曲コード及び楽曲情報を関連づけて集積した楽曲BD6
0と、楽曲記録媒体又はその容器から楽曲コードを読み
出す読み出し手段50と、番組BDから番組情報及び番
組放送時間を読み出し番組コードと共に記憶する第1記
憶手段70、90と、楽曲BDから楽曲情報を読み出し
楽曲コード及び楽曲放送時間と共に記憶する第2記憶手
段80、90と、番組コード、番組情報、番組放送時
間、楽曲コード、楽曲情報、楽曲放送時間、放送局名等
からなる放送データを生成する放送データ生成手段90
と、放送データを集積して総合放送DB130として格
納する総合記憶装置とを有するシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の放送局が放
送した内容に関する放送データを少なくとも前記放送局
毎に分類可能に集積した総合放送データベースを作成す
る総合放送データベース作成システム及び放送局が放送
した内容に関する放送データを集積した放送局放送デー
タベースを作成する放送局放送データベース作成システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】放送局が放送した楽曲の曲名、実演者名
を含んだ楽曲リストを作成しようとする場合、放送局に
おいて手作業で曲名等を入力して楽曲リストを作成して
いた。
【0003】またFMラジオなどでは楽曲名等の楽曲に
関する情報を楽曲と併せて放送し、放送中の楽曲の曲
名、実演者名等を受信機の表示手段に表示することがで
きるサービスが行われている。放送中の楽曲の曲名、実
演者名等を含む文字データを放送する方法としては、デ
ジタル変換された文字データを超音波音域で周波数変調
して楽曲と多重放送する方法が採られている。
【0004】このように楽曲の曲名、実演者名等の情報
を文字データとして多重放送する場合においてもその文
字データについても楽曲を放送する放送局において放送
に間に合うように手作業で入力して文字データを作成し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし楽曲リスト、多
重放送の文字データ等を作成するために曲名等を手作業
で入力していたことから、楽曲リストを楽曲が放送され
ると同時に作成することが困難であり、また文字データ
等を放送に間に合うように作成するために曲名等の入力
ミスが生じたりしていた。また曲名等の入力のための人
件費等も発生していた。
【0006】一方ラジオ放送を聴取する聴取者は、放送
を聴取して気に入った楽曲に接した場合にその曲名等を
メモ等により記録したりして覚えておく必要があった。
また番組の中で紹介された楽曲、映像、飲食店、ブティ
ック等の店舗、また娯楽施設、イベント、更には商品に
関する情報その他放送の中で紹介された事柄に関する情
報についても聴取者は、その店舗名、娯楽施設名、イベ
ント名、商品名等の情報をメモしたりして覚えておく必
要があった。この場合にこれらの情報を聞き逃してメモ
等に記録することができないという不便が生じていた。
またFM多重放送で放送されて文字データで与えられた
としてもその文字データが表示されている間にメモ等に
よって記録できない場合もある。
【0007】このような場合に曲名等について聴取者は
放送局に問い合わせることができる。しかしオペレータ
の音声による案内であるのでメモ等によって記録する必
要がある。また案内サービスの時間が例えば午前10時
から午後6時までというように制約されている。
【0008】更に放送された楽曲について各種の統計上
のデータ、例えばある楽曲が放送された回数等のデータ
については、放送された楽曲の集計を行っている専門企
業からそのデータを購入しないと分からなかった。
【0009】そこで放送局が放送した番組、楽曲につい
ての情報をその番組を識別する識別コード、その楽曲を
識別する識別コード等と共に関連づけて集積したデータ
ベースを作成してコンピュータに格納しておいて、その
データベースからの識別コードによって番組についての
情報、楽曲についての情報を検索できるようにすれば、
聴取者の不便は解消できることになると本発明者らは考
えた。そしてこの場合には放送局が番組を放送する場合
にその番組を識別することができる番組コードを、また
番組中で楽曲を放送する場合にその楽曲を識別すること
ができる楽曲コードを同時に放送して、聴取者はその番
組コード、放送コードを記録しておけば、そのデータベ
ースからその番組についての情報、楽曲についての情報
を得ることができることになり、またそのデータベース
から各種の統計上のデータを作成することができると考
えた。
【0010】そこで本発明の目的とするところは、放送
された楽曲、放送された番組の情報等を検索可能な状態
で集積したデータベースを作成するシステムを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】(第1の発明)本発明者
らは、複数の放送局が放送した内容に関する放送データ
を少なくとも前記放送局毎に分類可能に集積した総合放
送データベースを作成する総合放送データベース作成シ
ステムであって、少なくとも前記放送局が番組を放送す
る際に該番組と共に放送する該番組を識別する番組コー
ドと、該番組に関する番組情報と、該番組が放送される
番組放送時間とを関連づけて集積した番組データベース
と、前記放送局が楽曲記録媒体に記録された楽曲を放送
する際に該楽曲と共に放送する該楽曲を識別する楽曲コ
ードと、該楽曲に関する楽曲情報とを関連づけて集積し
た楽曲データベースと、前記楽曲記録媒体に前記楽曲と
共に記録された前記楽曲コード及び前記楽曲記録媒体の
容器に付された前記楽曲コードのうちの少なくともいず
れかの前記楽曲コードを読み出す楽曲コード読み出し手
段と、前記放送局が前記番組と共に前記番組コードを放
送する際に少なくとも前記番組コードに関連づけられた
前記番組情報と前記番組放送時間とを前記番組データベ
ースから読み出して前記番組コードと前記番組情報と前
記番組放送時間と前記放送局の放送局名とを関連づけて
一時的に記憶する第1記憶手段と、前記楽曲コード読み
出し手段から前記楽曲コードが与えられた場合には与え
られた前記楽曲コードと関連づけられた前記楽曲情報を
前記楽曲データベースから読み出して前記楽曲コードと
前記楽曲情報と前記楽曲が放送された楽曲放送時間とを
関連づけて一時的に記憶する第2記憶手段と、前記番組
放送時間が前記楽曲放送時間を含む場合には前記第1記
憶手段に記憶された前記番組コードと前記番組情報と前
記番組放送時間と前記放送局名と前記第2記憶手段に記
憶された前記楽曲コードと前記楽曲情報と前記楽曲放送
時間とを関連づけて放送データとして生成し、前記番組
放送時間が前記楽曲放送時間を含まない場合には前記番
組コードと前記番組情報と前記番組放送時間と前記放送
局名とを関連づけて該放送データとして生成して一時的
に記憶する放送データ生成手段と、生成された前記放送
データを放送局毎に分類可能に集積して前記総合放送デ
ータベースとして格納する総合記憶装置とを含むことを
特徴とする総合放送データベース作成システムを発明し
た。
【0012】なおここで放送とは番組コード、楽曲コー
ド等を番組と共に放送することができる多重放送であれ
ば良く、テレビ放送であってもラジオ放送であってもか
まわない。
【0013】(第2の発明)また本発明者らは、第2の
発明として、放送局が放送した内容に関する放送データ
を集積した放送局放送データベースを作成する放送局放
送データベース作成システムであって、前記放送局が番
組を放送する際に該番組と共に放送する該番組を識別す
る番組コードと、該番組に関する番組情報と、該番組が
放送される番組放送時間とを関連づけて集積した番組デ
ータベースと、前記放送局が楽曲記録媒体に記録された
楽曲を放送する際に該楽曲と共に放送する該楽曲を識別
する楽曲コードと、該楽曲に関する楽曲情報とを関連づ
けて集積した楽曲データベースと、前記楽曲記録媒体に
前記楽曲と共に記録された前記楽曲コード及び前記楽曲
記録媒体の容器に付された前記楽曲コードのうちの少な
くともいずれかの前記楽曲コードを読み出す楽曲コード
読み出し手段と、前記放送局が前記番組と共に前記番組
コードを放送する際に前記番組コードに関連づけられた
前記番組情報と前記番組放送時間とを前記番組データベ
ースから読み出して前記番組コードと前記番組情報と前
記番組放送時間とを関連づけて一時的に記憶する第1記
憶手段と、前記楽曲コード読み出し手段から前記楽曲コ
ードが与えられた場合には与えられた前記楽曲コードと
関連づけられた前記楽曲情報を前記楽曲データベースか
ら読み出して前記楽曲コードと前記楽曲情報と前記楽曲
が放送された楽曲放送時間とを関連づけて一時的に記憶
する第2記憶手段と、前記番組放送時間が前記楽曲放送
時間を含む場合には前記第1記憶手段に記憶された前記
番組コードと前記番組情報と前記番組放送時間と前記第
2記憶手段に記憶された前記楽曲コードと前記楽曲情報
と前記楽曲放送時間とを関連づけて放送データとして生
成し、前記番組放送時間が前記楽曲放送時間を含まない
場合には前記番組コードと前記番組情報と前記番組放送
時間とを関連づけて該放送データとして生成して一時的
に記憶する放送データ生成手段と、生成された前記放送
データを集積して前記放送局放送データベースとして格
納する放送局記憶装置とを含むことを特徴とする放送局
放送データベース作成システムを発明した。
【0014】なおここで放送とは番組コード、楽曲コー
ド等を番組と共に放送することができる多重放送であれ
ば良く、テレビ放送であってもラジオ放送であってもか
まわない。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の発明の実施の形態)本発
明の総合放送データベース作成システムは、複数の放送
局が放送した内容に関する放送データを少なくとも放送
局毎に分類可能に集積した総合放送データベースを作成
する作成システムである。この総合放送データベース作
成システムは、放送局が放送した内容に関する放送デー
タを生成して、その放送データを少なくとも放送局毎に
分類可能に集積した総合放送データベースを作成するこ
とができる。以下詳細に説明する。
【0016】この総合放送データベース作成システム
は、番組データベースと、楽曲データベースと、楽曲コ
ード読み出し手段と、第1記憶手段と、第2記憶手段
と、放送データ生成手段と、総合記憶装置とを含み、複
数の放送局が放送した内容に関する放送データを番組デ
ータベースと楽曲データベースと楽曲コード読み出し手
段と第1記憶手段と第2記憶手段と放送データ生成手段
とを用いて生成して、この生成された複数の放送局の放
送データを総合記憶装置に放送局毎に分類可能に集積し
て総合放送データベースとして格納するシステムであ
る。
【0017】番組データベースは、少なくとも放送局が
番組を放送する際に番組と共に放送するその番組を識別
する番組コードと、番組に関する番組情報と、番組が放
送される番組放送時間とを関連づけて集積したデータベ
ースである。このデータベースはコンピュータを用いて
作成し、コンピュータの記憶装置等に記憶させて格納し
ておくことができる。これら番組コード、番組情報及び
番組放送時間に更に放送局名を関連づけて集積しておく
こともできる。
【0018】ここで番組コードは放送局が放送した番組
を識別するために番組に付与したコードである。この番
組コードは、文字多重放送等においては、番組コードが
付与された番組と共に放送することができる。番組情報
とは番組に関する情報である。即ち番組名、スポンサ
ー、司会者、出演者の名称その他の情報、その番組の中
で紹介された様々な情報、例えばレストラン、ブティッ
ク等の店舗の名称、所在地等の情報、紹介したCD、書
籍、映画、イベント等に関する情報、また番組中のCM
(コマーシャル)情報等の情報である。即ち放送局は番
組を作成する過程で準備した様々な情報等のうちから任
意に選択して構成することができる。また番組情報の中
に放送局名を含むことができる。このようにすることに
より、番組情報からもその番組を放送した放送局名を知
ることができる。番組放送時間は、番組が放送される時
間である。番組放送時間は、放送局が作成したタイムデ
ーブルから与えられることができる。
【0019】番組データベースは少なくともこれらの番
組コード、番組情報及び番組放送時間を関連づけて集積
して作成することができる。このように番組データベー
スは少なくとも番組コードと番組情報と番組放送時間と
を関連づけて集積しているので、番組コードが分かれば
その番組放送時間と番組情報とを番組データベースから
検索して読み出すことが可能である。また番組放送時間
を指定すればその番組放送時間に放送される番組の番組
情報と番組コードを番組データベースから検索して読み
出すことができる。
【0020】なおこの番組データベースは、放送局が番
組を放送する前に予め放送内容をコンピュータの記憶装
置等に格納しておいたデータベースを利用することも可
能である。即ち一般に放送局のコンピュータの記憶装置
等には予め番組内容についてのデータがデータベースと
して集積して記憶されており、このデータベースには少
なくとも出演者名、番組名等の番組情報、また番組の放
送時間が含まれているので、このデータベースを利用し
て番組データベースを作成することが可能である。
【0021】この番組データベースはコンピュータの大
容量のハードディスク、磁気記憶媒体等の記憶装置に格
納しておくことができる。またこの番組データベースに
ついても、その情報の種類に応じて情報を分割して複数
の記憶装置に分散して構成することもできる。また複数
の放送局が一つの記憶装置を共有して格納しておくこと
もできる。一つの記憶装置に記憶領域を分割して用いて
実現することができる。この場合ネットワークを利用し
て遠隔地に設置することができる。その他適切な方法で
実現することができる。
【0022】楽曲データベースは、放送局が楽曲記録媒
体に記録された楽曲を放送する際に楽曲と共に放送する
楽曲を識別する楽曲コードと、その楽曲に関する楽曲情
報とを関連づけて集積したデータベースである。このデ
ータベースもコンピュータを用いて作成し、コンピュー
タの記憶装置等に記憶させて格納しておくことができ
る。ここで楽曲コードとはコンパクトディスク(CD)
等の楽曲記録媒体に記録されている楽曲を識別するコー
ドをいう。この楽曲コードは、文字多重放送等において
は、楽曲と共に放送することができる。
【0023】この楽曲コードとしては、国際標準音楽レ
コーディングコード(ISRC)を用いることができ
る。ISRCは、現在においては、CD等の楽曲記録媒
体に楽曲と共に記録されて用いられることが通常であ
る。このISRCを楽曲コードとして用いることができ
る。
【0024】またCD等の楽曲記録媒体を収納保持する
容器に付されたバーコードを楽曲コードを用いることも
可能である。一般にCD等の楽曲記録媒体は、CD等の
楽曲記録媒体を収納保持するケース等の容器に入れられ
て販売されている。このケース等の容器には商品の流通
販売を管理する流通コードとして用いられるバーコード
が付されている。このバーコードは容器自体に直接印刷
されていたり、また容器を更に包装しているシートに貼
付されるシール、タグ等に印刷されていたり、更に容器
を覆う紙、ビニール等のカバーに印刷されていたりす
る。日本においてはJAN(Japanese Article Numbe
r)という流通コードが用いられている。この流通コー
ドを楽曲を識別するための楽曲コードとして用いること
ができる。
【0025】またCD等の楽曲記録媒体を収納保持する
容器には、楽曲記録媒体の他に、実演者の写真、歌詞、
楽曲の解説等が印刷されたシートが納められている。こ
のシートにもバーコードが楽曲記録媒体のパッケージナ
ンバーとして印刷されている。このバーコードを楽曲を
識別するための楽曲コードとして用いることもできる。
【0026】このようにこれらのバーコードは、容器自
体に直接印刷されていたり、容器に貼付されるタグ、シ
ール等に印刷されていたり、容器の中に入れられている
歌詞カード等のシートに印刷されていたりする。ここで
「容器に付されたバーコード」とは、容器自体に印刷さ
れているバーコード、容器或いは容器を覆うカバー等に
貼り付けられたシール、タグ等に印刷されたバーコー
ド、容器の中に入れられているシートに印刷されたバー
コード等のいずれをも意味し、更にその他何らかの手段
で容器に付されているバーコードを意味する。これらの
バーコードを楽曲を識別する楽曲コードとして用いるこ
ともできる。
【0027】ISRC、バーコードのいずれも楽曲コー
ドとして用いることができる。バーコードは、ISRC
が記録されていないCDに記録されている楽曲について
も楽曲コードとして用いることができる。この楽曲コー
ドは、文字多重放送等においては、放送局が楽曲を放送
する際に楽曲と共に放送することができる。
【0028】楽曲に関する楽曲情報とは、楽曲名、楽曲
の歌手、演奏者等の実演者、楽曲の作曲家、作詞家等に
関する名称、略歴等の情報である。楽曲データベースは
作成されたこれらの情報と楽曲コードと関連づけて集積
して作成することができる。このように楽曲データベー
スは楽曲に関する楽曲情報を楽曲コードと関連づけて集
積しているので、楽曲コードから楽曲情報を検索するこ
とが可能となる。
【0029】この楽曲データベースは、自ら作成するこ
ともできるが、既に作成された楽曲データベースを利用
することもできる。
【0030】この楽曲データベースを格納する記憶装置
としては、コンピュータ等に用いられているハードディ
スク等の記憶装置を用いることができる。また複数の記
憶装置に分散して格納することもできる。また楽曲デー
タベースと番組データベースを一つの記憶装置を格納す
ることも可能である。一つの記憶装置に記憶領域を分割
して用いて実現することができる。例えばネートワーク
を利用することで、遠隔地に設置することが可能であ
る。その他適切な方法で実現することができる。
【0031】楽曲コード読み出し手段は、楽曲記録媒体
に楽曲と共に記録された楽曲コード及び楽曲記録媒体の
容器に付された楽曲コードのうちの少なくともいずれか
の楽曲コードを読み出す手段である。従って楽曲コード
読み出し手段はそれぞれの楽曲コードを読み出す手段を
両方備えることもできる。
【0032】楽曲記録媒体から楽曲コードを読み出す場
合には、現状においては通常楽曲記録媒体に楽曲と共に
記録されているISRCを読み出すことになる。放送局
が番組において楽曲記録媒体から楽曲を再生して放送す
る際に楽曲記録媒体に記録されている楽曲コードを同時
に再生して楽曲コードを楽曲から分離して読み出すこと
ができる。この場合楽曲コード読み出し手段は、再生装
置が楽曲記録媒体から楽曲を再生するために記録されて
いる楽曲及び楽曲コードを電気信号に変換して読み出す
際にその電気信号に含まれている楽曲コードを担う電気
信号を分離して読み出す分離装置として構成することが
できる。従って楽曲コード読み出し手段としての分離装
置は楽曲を再生する再生装置と一体化した形態で構成す
ることもできるし、また再生装置に接続した形態で構成
することもできる。
【0033】また楽曲記録媒体の容器から楽曲コードを
読み出す場合には、容器に何らかの方法で付されたバー
コード、例えば容器自体に印刷されたバーコード、容器
或いは容器を覆うシート、カバー等に貼り付けられたシ
ール、タグ等に印刷されたバーコード、容器を覆うシー
ト、カバー等に印刷されたバーコード又は容器に入れら
れたシートに印刷されたバーコード等を読み出すことに
なる。この場合には楽曲コード読み出し手段としてバー
コードリーダを用いて、バーコードを読み出すことがで
きる。
【0034】第1記憶手段は、放送局が番組と共に番組
コードを放送する際に、少なくとも番組コードに関連づ
けられた番組情報と番組放送時間とを番組データベース
から読み出して番組コードと番組情報と番組放送時間と
放送局の放送局名とを関連づけて一時的に記憶する手段
である。
【0035】放送局が番組を放送する際に、番組と共に
放送する番組コードに基づいて番組データベースから番
組情報と番組放送時間とを読み出して放送の準備を行う
ことができる。従って第1記憶手段は放送用機器に接続
して用いることができる。このように読み出した番組情
報と番組放送時間を番組コード及び放送局名と共に記憶
装置に一時的に記憶しておくことができる。この場合放
送局名は第1記憶手段において自動的に番組情報と番組
放送時間と番組コードと関連づけて記憶されるように設
定しておくことができる。また上述したように予め番組
データベースとして番組コードと番組情報と番組放送時
間と放送局名とを関連づけて集積しておいて、番組コー
ドに基いて番組データベースから番組情報と番組放送時
間とを読み出す際に同時に放送局名も読み出すように設
定しておくこともできる。
【0036】この第1記憶手段においては、番組放送時
間も関連づけて記憶するので、番組放送時間から番組コ
ード、番組情報等を把握することができる。この第1記
憶手段として用いる記憶装置としてはハードディスク等
を用いることができる。
【0037】第2記憶手段は、楽曲コード読み出し手段
から楽曲コードが与えられた場合には、与えられた楽曲
コードと関連づけられた楽曲情報を楽曲データベースか
ら読み出して楽曲コードと楽曲情報と前記楽曲が放送さ
れた楽曲放送時間とを関連づけて一時的に記憶する手段
である。即ち番組の放送中に楽曲記録媒体から楽曲を再
生して放送する場合に上述した楽曲コード読み出し手段
によって楽曲コードを読み出される。そして第2記憶手
段はこの読み出された楽曲コードを楽曲コード読み出し
手段から受け取り、この楽曲コードに基づいて楽曲デー
タベースからこの楽曲情報を読み出して、楽曲コードと
楽曲情報と楽曲が放送された時間即ち楽曲放送時間と関
連づけて記憶装置に一時的に記憶することができる。
【0038】この記憶装置としては、ハードディスク等
の記憶装置を用いることができる。またこの記憶装置
は、第1記憶手段で用いた記憶装置を共有することもで
きる。また第1記憶手段で用いた記憶装置とは異なる記
憶装置を用いることができる。2つの記憶装置を用いた
場合においても、これら2つの記憶装置を接続して用い
ることによって一つの記憶装置のように用いることがで
きる。この場合ネットワークを利用して遠隔地に設置す
ることも可能である。
【0039】なお第2記憶手段においては楽曲が放送さ
れた楽曲放送時間も関連づけて記憶するので、楽曲放送
時間から楽曲コード、楽曲情報を把握することができ
る。
【0040】放送データ生成手段は、番組放送時間が楽
曲放送時間を含む場合には第1記憶手段に記憶された番
組コードと番組情報と番組放送時間と放送局名と第2記
憶手段に記憶された楽曲コードと楽曲情報と楽曲放送時
間とを関連づけて放送データとして生成し、番組放送時
間が楽曲放送時間を含まない場合には番組コードと番組
情報と番組放送時間と放送局名とを関連づけて放送デー
タとして生成して一時的に記憶する手段である。
【0041】第1記憶手段に記憶された番組コードと番
組情報と番組放送時間と放送局名と第2記憶手段に記憶
された楽曲コードと楽曲情報と楽曲放送時間とを関連づ
けて放送データとして生成する場合には、番組放送時間
と楽曲放送時間とを比較して関連づけることができる。
即ち楽曲の楽曲放送時間が番組放送時間の中に含まれる
場合には、番組コードと番組情報と番組放送時間と放送
局名と楽曲コードと楽曲放送時間と関連づけて放送デー
タとして生成することができる。
【0042】また番組放送時間が楽曲放送時間を含まな
い場合には、第1記憶手段に記憶された番組コードと番
組情報と番組放送時間と放送局名とを関連づけて放送デ
ータとして生成することができる。
【0043】ここで生成された放送データを記憶する記
憶装置についても第1記憶手段に用いた記憶装置又は第
2記憶手段に用いた記憶装置と共有することができる。
即ち記憶装置を分散した形態にすることもできるし、同
一の記憶装置にすることもできる。この場合もネットワ
ークを利用して、遠隔地に設置することができる。
【0044】この放送データ生成手段によって生成され
た放送データは、番組コード、番組情報、番組放送時
間、その番組の中で放送された楽曲の楽曲情報、楽曲コ
ード、楽曲放送時間及び放送局名とが関連づけられたデ
ータである。従って番組コードからその番組で放送され
た楽曲情報を認識することができる。楽曲コードからそ
の楽曲が放送された楽曲放送時間、またその楽曲が放送
された番組情報を認識することができる。また放送局名
から放送局を認識することができる。
【0045】総合記憶装置は、このように放送データ生
成手段において生成された放送データを放送局毎に分類
可能に集積して総合放送データベースとして格納するこ
とができる。ここで格納される総合放送データベース
は、複数の放送局の放送データを放送局毎に分類しかつ
関連づけて検索可能な状態で集積して作成されたデータ
ベースである。放送データに含まれている放送局名によ
って放送局毎に放送データを分類することができる。
【0046】この総合記憶装置は、既に放送データを集
積して格納した総合放送データベースに最新の放送デー
タのみを追加して格納することができる。既に格納され
ている放送データを格納しても重複になり、記憶領域が
無駄になるからである。この場合総合記憶装置は、総合
放送データベースに追加する前に放送データ生成手段か
ら与えられた放送データが最新のデータか否かを検出し
て格納することができる。最新のデータか否かの検出
は、総合記憶装置に送信される放送データに送信済みで
あることを示す記号を付加することによって、実現する
ことができる。
【0047】この総合記憶装置は、適切な記憶容量を備
えた記憶媒体を備えたコンピュータを用いて構成するこ
とができる。記憶するデータの量に応じて適切な記憶媒
体を用いることができる。
【0048】なお放送データ生成手段において生成され
た放送データを放送局毎の個別の放送局放送データベー
スとして集積して格納する放送局記憶装置を設けておく
ことができる。このように放送局毎に個別の放送局放送
データベースを作成して放送局記憶装置に格納しておく
ことにより、直接に放送局毎の放送データを記憶した放
送局放送データベースを各放送局の利用に供することが
できる。
【0049】また総合記憶装置は、この放送局記憶装置
から読み出された放送データを総合放送データベースに
集積して格納することができる。この場合総合記憶装置
は、放送局記憶装置から総合記憶装置に送信されておら
ず、従ってまだ総合記憶装置に記憶されていない放送デ
ータのみを読み込んで格納することができる。即ち総合
記憶装置から見て新しい放送データのみを読み込んで格
納することができる。例えばバッチシステムを採用し
て、定期的に新しい放送データのみを読み込んで格納す
ることができる。
【0050】また本発明の総合放送データベース作成シ
ステムにおいては、総合記憶装置をインターネット等の
コンピュータネットワークに接続させる接続手段を有す
ることができる。この接続手段を有することにより、総
合記憶装置に格納された総合放送データベースはコンピ
ュータネットワークを介してアクセスすることができる
ようになる。従ってユーザは、楽曲コード、番組コード
を用いて、楽曲情報、番組情報を検索して入手すること
ができる。この接続手段はインターネットに接続する通
常の手段を用いて構成することができる。
【0051】更に本発明の総合放送データベース作成シ
ステムは、総合放送データベースとして集積された放送
データを集計する第1集計手段を備えることができる。
総合放送データベースを構成する放送データは、楽曲コ
ード、楽曲情報、楽曲放送時間、番組コード、番組情
報、放送局名等の情報を含んでいるので、例えば特定の
楽曲コードを含む放送データを集計することにより、そ
の特定の楽曲が放送された回数を認識することができ
る。放送局名と組み合わせて、特定の放送局において放
送された回数を認識することができる。また楽曲放送時
間と組み合わせることにより、特定の楽曲が特定の期間
において何回放送されたかを認識することができる。
【0052】この第1集計手段は、一般に総合放送デー
タベースを格納する総合記憶装置として用いられるコン
ピュータのデータ解析機能を用いて構成することができ
る。この集計結果を用いて、新しいジャンルのヒット曲
ランキング、人気商品のランキング等を作成することが
できる。
【0053】また放送の視聴者及び聴取者等が総合放送
データベースにアクセスしてきた場合に、これらの視聴
者及び聴取者がアクセスした放送データに含まれる情
報、例えば楽曲情報、番組情報等について視聴者及び聴
取者のアクセス数を集計する第2集計手段を備えること
ができる。この第2集計手段の集計結果によって放送さ
れた内容に対する視聴者、聴取者の関心の度合いを数値
データ化することができる。この場合アクセスしてきた
視聴者及び聴取者の性別、年齢、趣味等を入力してもら
うことによって、放送を視聴、聴取している人の性別、
年齢、趣味等を分析することが可能となる。
【0054】また第2集計手段によって楽曲の放送回数
等あるいは個々の放送データへのアクセス回数等の集計
がされていれば、その集計された結果をコンピュータネ
ットワークを介して入手することができる。これらの集
計手段によって集計された集計結果を必要としたり、或
いは利用したりする企業、例えばレコード会社、出版
社、広告代理店等へネットワークを用いて、リアルタイ
ムに提供することができる。
【0055】上記のように構成された総合放送ベータベ
ース作成システムは、以下のように作動することができ
る。
【0056】放送局が番組と共にその番組の番組コード
も放送する際に、放送用機器からその番組コードを第1
記憶手段に送信することができる。第1記憶手段は受け
取った番組コードを番組データベースに送信して、番組
データベースから少なくとも番組コードに関連づけられ
た番組情報と番組放送時間とを読み出し、この読み出さ
れた番組情報と番組放送時間とに番組コードと更に放送
局名とを関連づけて一時的に所定の記憶装置に記憶して
おくことができる。この場合番組データベースにおいて
放送局名も既に関連づけられている場合には、番組情報
と番組放送時間と放送局名とを読み出して、これらに番
組コードを関連づけて一時的に所定の記憶装置に記憶し
ておくことができる。
【0057】放送局が番組の中で楽曲記録媒体から楽曲
を再生して楽曲を放送する際に、楽曲記録媒体に楽曲と
共に記録されている楽曲コード、現状においてはISR
Cを楽曲コード読み出し手段によって分離して読み出し
て、第2記憶手段に送信することができる。あるいは楽
曲記録媒体の容器に付されたJAN等のバーコードを楽
曲コードとして読み出して第2記憶手段に送信すること
ができる。この楽曲コードの送信を受けた第2記憶手段
は、楽曲データベースから楽曲コードに関連づけられた
楽曲情報を読み出して、楽曲情報と楽曲コードと更に楽
曲が放送された放送時間即ち楽曲放送時間とを関連づけ
て一時的に所定の記憶装置に記憶することができる。
【0058】そして放送データ生成手段は、番組放送時
間の範囲内に楽曲放送時間が含まれる場合には、第1記
憶手段に記憶された番組コードと番組情報と番組放送時
間と放送局名と第2記憶手段に記憶された楽曲コードと
楽曲情報と楽曲放送時間とを関連づけて放送データとし
て生成して所定の記憶装置に記憶することができる。ま
た番組放送時間の範囲内に楽曲放送時間が含まれない場
合には番組コードと番組情報と番組放送時間とを関連づ
けて放送データとして生成することができる。このよう
に生成された放送データを一時的に所定の記憶手段に記
憶しておくことができる。
【0059】次に生成された放送データを総合記憶装置
に送信する。そして既に総合記憶装置に集積して格納さ
れている放送データに新しく生成された放送データを追
加して総合放送データベースを構成し、更新することが
できる。この場合生成された放送データに総合記憶装置
に送信済みか否かを識別できる記号を付加しておいて、
未だ送信されていない放送データのみを総合記憶装置に
格納することができる。
【0060】このように放送データ生成手段から生成さ
れた放送データの送信を受けて放送データを総合記憶装
置に集積して総合放送データベースを作成し格納してお
くことができる。
【0061】また上述したように放送局記憶装置を設け
ておいて、そこに放送局毎の放送データを集積して放送
局毎のデータベースである放送局放送データベースを作
成し格納しておくことができる。この場合には、総合記
憶装置はこの放送局記憶装置から新しい放送データを読
み出してこれを集積することができる。これらの場合の
いずれも放送データに送信済みか否かを識別できる記号
を付加しておいて、未だ送信されていない放送データの
みを総合記憶装置に格納することができる。
【0062】このように作成された総合放送データベー
スを用いて、そこからデータ、統計を得ることができ
る。例えば番組コードを用いて番組で紹介された情報例
えば紹介された店舗情報を得ることができる。また楽曲
コードを用いて楽曲情報を得ることができる。また楽曲
コードが含まれる放送データを集計することにより、そ
の楽曲コードを有する楽曲が放送された回数を把握する
ことができる。
【0063】従って本発明の総合放送データベース作成
システムが第1集計手段を有する場合には、総合記憶装
置に格納されている総合放送データベースから例えば特
定の実演者名が含まれる放送データを集計することが可
能である。
【0064】また本発明の総合放送データベース作成シ
ステムがインターネット等のコンピュータネットワーク
に接続する接続手段を有する場合には、コンピュータネ
ットワークに接続できる端末を有するユーザは、総合記
憶装置に格納された総合放送データベースから楽曲コー
ドを用いて楽曲情報を得たり、番組コードを用いて番組
情報を得たりすることができる。
【0065】更に総合放送データベース作成システムが
第2集計手段を有する場合には番組コードや楽曲コード
へのアクセス数を集計することによりユーザの傾向を分
析することができる。
【0066】(第2の発明の実施の形態)本発明の放送
局放送データベース作成システムは、放送局が放送した
内容に関する放送データを集積した放送局放送データベ
ースを作成するシステムである。この放送局放送データ
ベース作成システムは、放送局が放送した内容に関する
放送データを生成して、その放送データを集積した放送
局放送データベースを作成することができる。
【0067】この放送局放送データベース作成システム
は、番組データベースと、楽曲データベースと、楽曲コ
ード読み出し手段と、第1記憶手段と、第2記憶手段
と、放送データ生成手段と、放送局記憶装置とを含み、
一つの放送局が放送した内容に関する放送データを番組
データベースと楽曲データベースと楽曲コード読み出し
手段と第1記憶手段と第2記憶手段と放送データ生成手
段とを用いて生成して、この生成された放送データを放
送局記憶装置に放送局放送データベースとして格納する
システムである。
【0068】番組データベースは、第1の発明の総合放
送データベース作成システムにおける番組データベース
と同一のものを用いることができる。番組コード、番組
情報、番組放送時間についても第1の発明の総合放送デ
ータベース作成システムの場合と同一である。また番組
データベースを格納する記憶装置についても第1の発明
の総合放送データベース作成システムの場合と同一のも
のを用いることができる。従ってこの部分の説明は第1
の発明の実施の形態の説明に譲る。
【0069】楽曲データベースも、第1の発明の総合放
送データベース作成システムにおける楽曲データベース
と同一のものを用いることができる。楽曲コード、楽曲
情報についても第1の発明の総合放送データベース作成
システムの場合と同一である。また楽曲データベースを
格納する記憶装置についても第1の発明の総合放送デー
タベース作成システムの場合と同一のものを用いること
ができる。従ってこの部分の説明は第1の発明の実施の
形態に譲る。
【0070】楽曲コード読み出し手段についても第1の
発明の総合放送データベース作成システムの場合と同一
のものを用いることができる。従ってこの部分の説明は
第1の発明の実施の形態における説明に譲る。
【0071】第1記憶手段については、放送局名を関連
づける必要がない点を除いて、第1の発明の総合放送デ
ータベース作成システムの場合と同一である。即ち第2
の発明においては、第1記憶手段は、放送局が番組と共
に番組コードを放送する際に番組コードに関連づけられ
た番組情報と番組放送時間とを番組データベースから読
み出して番組コードと番組情報と番組放送時間とを関連
づけて一時的に記憶する手段である。これ以外の点は、
第1の発明と同一であるので、説明を省略する。
【0072】第2記憶手段は、第1の発明の総合放送デ
ータベース作成システムの場合と同一である。従ってこ
の部分の説明は第1の発明の実施の形態の説明に譲る。
【0073】放送データ生成手段については、放送デー
タとして、放送局名が関連づけられる必要がない点を除
いて、第1の発明の総合放送データベース作成システム
の場合と同一である。即ち第2の発明の実施の形態で
は、この放送データ生成手段によって生成された放送デ
ータは、番組コード、番組情報、番組放送時間、その番
組の中で放送された楽曲の楽曲情報、楽曲コード及び楽
曲放送時間とが関連づけられたデータである。従って番
組コードからその番組で放送された楽曲情報を認識する
ことができる。楽曲コードからその楽曲が放送された楽
曲放送時間、またその楽曲が放送された番組情報を認識
することができる。
【0074】放送局記憶装置は、このように放送データ
生成手段において生成された放送データを集積して放送
局放送データベースとして格納することができる。ここ
で格納される放送局放送データベースは放送データを検
索可能な状態で格納されたデータベースである。
【0075】この放送局記憶装置は、最新の放送データ
のみを既に格納された放送局放送データベースに追加し
て格納することができる。既に格納された放送データを
格納しても重複になり、記憶領域が無駄になるからであ
る。この場合放送局記憶装置は、放送局放送データベー
スに追加する前に放送データ生成手段から与えられた放
送データが最新のデータか否かを検出して格納すること
ができる。最新のデータか否かの検出は、放送局記憶装
置に送信される放送データに送信済みであることを示す
記号を付加することによって、実現することができる。
【0076】この放送局記憶装置は、適切な記憶容量を
備えた記憶媒体を有するコンピュータを用いて構成する
ことができる。記憶するデータの量に応じて適切な記憶
媒体を用いることができる。
【0077】また本発明の放送局放送データベース作成
システムにおいても、放送局記憶装置をインターネット
等のコンピュータネットワークに接続する接続手段を有
することができる。この接続手段を有することにより、
放送局記憶装置に格納された放送局放送データベースは
コンピュータネットワークを介してアクセスすることが
できるようになる。従ってユーザは、楽曲コード、番組
コードを用いて、楽曲情報、番組情報を検索して入手す
ることができる。この接続手段はインターネットに接続
する通常の手段を用いて構成することができる。
【0078】更に本発明の放送局放送データベース作成
システムは、放送局放送データベースとして集積された
放送データを集計する第1集計手段を備えることができ
る。放送局放送データベースを構成する放送データは、
楽曲コード、楽曲情報、楽曲放送時間、番組コード、番
組情報等の情報を含んでいるので、例えば特定の楽曲コ
ードを含む放送データを集計することにより、その特定
の楽曲が放送された回数を認識することができる。楽曲
放送時間と組み合わせることにより、特定の楽曲が特定
の期間において何回放送されたかを認識することができ
る。
【0079】この第1集計手段は、一般に放送局放送デ
ータベースを格納する放送局記憶装置として用いられる
コンピュータのデータ解析機能を用いて構成することが
できる。この集計結果を用いて、新しいジャンルのヒッ
ト曲ランキング、人気商品のランキング等を作成するこ
とができる。
【0080】また放送の視聴者及び聴取者等が放送局放
送データベースにアクセスしてきた場合に、これらの視
聴者及び聴取者がアクセスした放送データに含まれる情
報、例えば楽曲情報、番組情報等について視聴者及び聴
取者のアクセス数を集計する第2集計手段を備えること
ができる。この第2集計手段の集計結果によって放送さ
れた内容に対する視聴者、聴取者の関心の度合いを数値
データ化することができる。この場合アクセスしてきた
視聴者及び聴取者の性別、年齢、趣味等を入力してもら
うことによって、放送を視聴、聴取している人の性別、
年齢、趣味等を分析することが可能となる。
【0081】また第2集計手段によって楽曲の放送回数
等あるいは個々の放送データへのアクセス回数等の集計
がされていれば、その集計された結果をコンピュータネ
ットワークを介して入手することができる。これらの集
計手段によって集計された集計結果を必要としたり、或
いは利用したりする企業、例えばレコード会社、出版
社、広告代理店等へネットワークを用いて、リアルタイ
ムに提供することができる。
【0082】上記のように構成された放送局放送ベータ
ベース作成システムは、以下のように作動することがで
きる。
【0083】放送局が番組と共にその番組の番組コード
も放送する際に、放送用機器からその番組コードを第1
記憶手段に送信することができる。第1記憶手段は受け
取った番組コードを番組データベースに送信して、番組
データベースから番組コードに関連づけられた番組情報
と番組放送時間とを読み出し、この読み出された番組情
報と番組放送時間とに番組コードとを関連づけて一時的
に所定の記憶装置に記憶しておくことができる。
【0084】放送局が番組の中で楽曲記録媒体から楽曲
を再生して楽曲を放送する場合には、楽曲記録媒体に楽
曲と共に記録されている楽曲コード、現状においてはI
SRCを楽曲コード読み出し手段によって分離して読み
出して、第2記憶手段に送信することができる。あるい
は楽曲記録媒体の容器に付されたJAN等のバーコード
を楽曲コードとして読み出して第2記録手段に送信する
ことができる。この楽曲コードの送信を受けた第2記憶
手段は、楽曲データベースから楽曲コードに関連づけら
れた楽曲情報を読み出して、楽曲情報と楽曲コードと更
に楽曲が放送された放送時間即ち楽曲放送時間とを関連
づけて一時的に所定の記憶装置に記憶することができ
る。
【0085】そして放送データ生成手段は、楽曲放送時
間が番組放送時間の範囲内に含まれる場合には、第1記
憶手段に記憶された番組コードと番組情報と番組放送時
間と第2記憶手段に記憶された楽曲コードと楽曲情報と
楽曲放送時間とを関連づけて放送データとして生成して
所定の記憶装置に記憶することができる。また番組放送
時間の範囲内に含まれる楽曲放送時間がない場合には番
組コードと番組情報と番組放送時間とを関連づけて放送
データとして生成することができる。このように生成さ
れた放送データを一時的に所定の記憶手段に記憶してお
くことができる。
【0086】次に生成された放送データを放送局記憶装
置に送信して既に格納されている放送データと共に集積
して放送局放送データベースを構成することができる。
この場合生成された放送データに放送局記憶装置に送信
済みか否かを識別できる記号を付加しておいて、未だ送
信されていない放送データのみを放送局記憶装置に格納
することができる。
【0087】このように放送データ生成手段から生成さ
れた放送データの送信を受けて放送データを記憶して放
送局放送データベースを作成することができる。
【0088】このように作成された放送局放送データベ
ースを用いて、そこからデータ、統計を得ることができ
る。例えば番組コードを用いて番組で紹介された情報例
えば紹介された店舗情報を得ることができる。また楽曲
コードを用いて楽曲情報を得ることができる。また楽曲
コードが含まれる放送データを集計することにより、そ
の楽曲コードを有する楽曲が放送された回数を把握する
ことができる。
【0089】
【実施例】(実施例1)以下第1の発明の総合放送デー
タベース作成システムの実施例を図面を用いて説明す
る。
【0090】図1に本発明の総合放送データベース作成
システムの概要を示す。また図2に本発明の総合放送デ
ータベース作成システムのフローチャートを示す。
【0091】本実施例の総合放送データベース作成シス
テムは、楽曲DB(楽曲データベース)60と放送中楽
曲コード読出部50と放送中楽曲データ自動検索部80
と番組コード付与機能部70と一時的記憶部90と最新
データ検索/通知部140と番組DB(番組データベー
ス)100と放送局放送DB(放送局放送データベー
ス)120等を用いて総合放送DB(総合放送データベ
ース)130を作成するシステムである。そして楽曲D
B60及び番組DB100はそれぞれコンピュータの記
憶装置に格納されている。また放送局放送DB120は
放送局記憶装置に格納されており、総合放送DB130
は総合記憶装置に格納されている。なおこれらのデータ
ベースを格納する記憶装置は別途図示しない。
【0092】番組DB100は、その放送局で放送され
る番組の番組コードと番組情報と番組放送時間とが関連
づけて集積したデータベースであり、コンピュータの記
憶装置に記憶され格納されている。本実施例では、番組
DB100は、番組製作内容110をコンピュータの記
憶装置に入力することによって番組コード、番組情報、
番組放送時間等が関連づけて集積して構成したものであ
る。また楽曲DB60は楽曲の楽曲コードと楽曲情報と
を関連づけて集積したデータベースであって、コンピュ
ータの記憶装置に記憶され格納されている。この場合楽
曲コードは、本実施例では、楽曲記録媒体に楽曲と共に
記録されたISRC及び楽曲記録媒体の容器に付された
バーコードとを用いている。但し本実施例ではISRC
とバーコードを用いているが、これに代わる楽曲コード
を用いることも可能である。
【0093】キュー入力40によって番組コード付与機
能部70から放送を予定する番組の番組コードが与えら
れる。そして番組コード付与機能部70はS5において
この番組コードに関連づけられた番組情報と番組放送時
間を番組DB100から読み出す。そして放送局はS6
において番組の放送開始を指示する。放送開始に指示に
基づいて番組が開始されると、S7においてこれら読み
出された番組情報と番組放送時間と番組放送開始時間と
を番組コードと共に一時的記憶部90に送信し、一時的
記憶部90において番組コードと番組情報と番組放送時
間と放送局名と関連づけて一時的に記憶する。なお番組
コードは番組コード付与機能部70から放送用機器(テ
キスト用)30に送信されて、番組と共に放送されるこ
とになる。ここでは番組コード付与機能部70と一時的
記憶部90とで第1記憶手段が実現されている。
【0094】一方番組放送中に、S1において放送用に
楽曲記録媒体であるCD10をセットしておく。そして
S2において放送のために放送用機器(音声用)20に
おいて、楽曲が再生されると同時に放送中楽曲コード読
出部50が楽曲コードを読み出しをする。ここでは楽曲
コード読み出し手段はこの放送中楽曲コード読出部50
において実現されている。楽曲コードの読み出しは、楽
曲コードとしてISRCを用いた場合には、CD10か
ら楽曲を放送用機器20で再生する際にCD10に楽曲
と共に記録されているISRCを放送用機器20に組み
込まれているISRCを分離して読み出す分離装置(図
示しない)を用いて読み出す。そして楽曲コードとして
バーコードを用いた場合には、CD10の容器(図示し
ない)に付されたバーコードをバーコードリーダ(図示
しない)を用いて読み出す。
【0095】このように放送中楽曲コード読出部50に
おいて読み出された楽曲コードは放送中楽曲データ自動
検索部80に送られる。そしてS3において、放送中楽
曲データ自動検索部80は受け取った楽曲コードと関連
づけられた楽曲情報を楽曲DB60から読み出す。そし
てS4において読み出した楽曲コードと楽曲情報と楽曲
放送時間とを一時的記憶部90に送信して一時的に記憶
する。なお楽曲コードは放送中楽曲データ自動検索部8
0から放送用機器(テキスト用)30に送信されて、楽
曲と共に放送される。ここでは放送中コード自動検索部
80と一時的記憶部90とで第2記憶手段が実現されて
いる。
【0096】一時的記憶部90はこの楽曲コードと楽曲
情報と楽曲放送時間と番組コードと番組情報と番組放送
時間と放送局名とを関連づけて放送データとして一時的
に記憶する。この場合楽曲放送時間と番組放送時間とに
より関連づけが判断される。ここでは一時的記憶部90
において放送データ生成手段が実現されている。この実
施例では第1記憶手段に用いられる記憶装置、第2記憶
手段に用いられる記憶装置、放送データ生成手段に用い
られる記憶装置は共有されている。
【0097】このように一時的記憶部90に記憶された
放送データをS8において最新データ検索/通知部14
0が読み出す。そしてS9において最新データ検索/通
知部140は、放送局記憶装置に格納された放送局放送
DB120及び総合記憶装置に格納された総合放送DB
130に既に集積されている放送データか否かを検出す
る。放送局DB120及び総合放送DB130に集積さ
れていない放送データは最新データとして検出される。
【0098】また一時記憶部において記憶されたデータ
がまだ放送データとして完成しているか否かも検出す
る。そして放送データとして完成しており、まだ集積さ
れていない放送データは、S10及びS11において、
それぞれ放送局放送DB120及び総合放送DB130
に集積されることになる。
【0099】また本実施例においては総合放送DB13
0を格納している総合記憶装置はインターネットと接続
されており、視聴者、聴取者は総合放送DB130にイ
ンターネットを介してアクセスすることができるように
設定されている。視聴者、聴取者はインターネットに接
続可能な携帯電話機、パーソナルコンピュータ等から総
合放送DB130にアクセスして、番組コード、楽曲コ
ード、楽曲名、番組名等を基に関係する放送データを入
手することができる。
【0100】また総合放送DB130を格納している総
合記憶装置は、放送データに基いて楽曲が放送された回
数等を集計することができる第1集計手段を備えるだけ
ではなく、放送データのアクセスされた回数等を集計処
理プログラムに基いて集計することができる第2集計手
段をも備えている。この2つの集計手段は、総合放送D
B130を格納している総合記憶装置に搭載されている
集計処理プログラムによって実現されている。
【0101】この場合アクセスしてきた視聴者、聴取者
の性別、年齢、職業、住所(地域)、好みのタレントを
入力してもらうことにより、単にアクセスされた回数の
みを集計するのではなく、個々の放送データにアクセス
してきた視聴者、聴取者の性別、年齢、職業、住所(地
域)、好みのタレント等を集計して、その集計結果を分
析することによって、その放送データにアクセスする視
聴者、聴取者の傾向を把握することができる。本実施例
においては、この集計手段によって集計された集計結果
に、インターネットを介して出版社、広告代理店のよう
な集計結果を希望する顧客がアクセスすることができる
ように設定されている。
【0102】(実施例2)第2の発明の放送局放送デー
タ作成システムの実施例を、便宜上図1を用いて説明す
る。
【0103】第2の発明の放送局放送データ作成システ
ムは、図1における楽曲DB(楽曲データベース)60
と放送中楽曲コード読出部50と放送中楽曲データ自動
検索部80と番組コード付与機能部70と一時的記憶部
90と最新データ検索/通知部140と番組DB(番組
データベース)100等を用いて放送局放送DB(放送
局放送データベース)120を作成するシステムであ
る。そして楽曲DB60及び番組DB100はそれぞれ
コンピュータの記憶装置に格納され、また放送局放送D
B120は放送局記憶装置に格納されているのは、実施
例1と同様である。
【0104】また一時的記憶部90において放送局名を
この楽曲コードと楽曲情報と楽曲放送時間と番組コード
と番組情報と番組放送時間と関連づける必要はない。即
ち楽曲コードと楽曲情報と楽曲放送時間と番組コードと
番組情報と番組放送時間とを関連づけて放送データとし
て一時的に記憶することができる。
【0105】それ以外は第1の実施例と同一である。従
ってその部分の説明は実施例1に譲る。
【0106】なお放送局放送DB120を格納している
放送局記憶装置をインターネットと接続して、視聴者、
聴取者は放送局放送DB120にインターネットを介し
てアクセスすることができるように設定することも可能
である。視聴者、聴取者はインターネットに接続可能な
携帯電話機、パーソナルコンピュータ等から放送局放送
DB120にアクセスして、番組コード、楽曲コード、
楽曲名、番組名等を基に関係する放送データを入手する
ことができるようにすることも可能である。
【0107】
【発明の効果】本発明の総合放送データベース作成手段
は、番組コードと番組情報と番組放送時間と楽曲コード
と楽曲情報と楽曲放送時間と放送局名とが関連づけられ
た放送データを集積した総合放送データベースを作成す
ることができる。従って放送局毎に放送データを分類し
た総合放送データベースを作成することができる。放送
データは番組コードと番組情報と番組放送時間と楽曲コ
ードと楽曲情報と楽曲放送時間と放送局名とが関連づけ
られているので、総合放送データベースを用いて例えば
番組コードから番組情報を得たり、楽曲コードから楽曲
情報を得たりすることができる。また集計手段を用いて
総合放送データベースとして集積された放送データを様
々な観点から集計することができる。
【0108】本発明の放送局放送データベース作成手段
は、番組コードと番組情報と番組放送時間と楽曲コード
と楽曲情報と楽曲放送時間と放送局名とが関連づけられ
た放送データを集積した放送局放送データベースを作成
することができる。従って放送局の放送データを分類し
た放送局放送データベースを作成することができる。放
送データは番組コードと番組情報と番組放送時間と楽曲
コードと楽曲情報と楽曲放送時間とが関連づけられてい
るので、放送局放送データベースを用いて例えば番組コ
ードから番組情報を得たり、楽曲コードから楽曲情報を
得たりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の総合放送データベース作成システ
ムの概要を示した図である。
【図2】 実施例1の総合放送データベース作成システ
ムにおいて総合放送データベースを作成するステップを
示した図である。
【符号の説明】
50:放送中楽曲コード読出部 60:楽曲DB 70:番組コード付与機能部 80:放送中楽曲データ自動検索部 90:一時的記憶部 100:番組DB 120:放送局放送DB 130:総合放送DB 140:最新データ検索/通知部
フロントページの続き (72)発明者 袋 真司 愛知県額田郡幸田町菱池字岩堀16−1 Fターム(参考) 5B075 ND14 ND23 NK04 UU40 5C025 BA25 BA27 BA28 CA09 CA20 DA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放送局が放送した内容に関する放
    送データを少なくとも前記放送局毎に分類可能に集積し
    た総合放送データベースを作成する総合放送データベー
    ス作成システムであって、 少なくとも前記放送局が番組を放送する際に該番組と共
    に放送する該番組を識別する番組コードと、該番組に関
    する番組情報と、該番組が放送される番組放送時間とを
    関連づけて集積した番組データベースと、 前記放送局が楽曲記録媒体に記録された楽曲を放送する
    際に該楽曲と共に放送する該楽曲を識別する楽曲コード
    と、該楽曲に関する楽曲情報とを関連づけて集積した楽
    曲データベースと、 前記楽曲記録媒体に前記楽曲と共に記録された前記楽曲
    コード及び前記楽曲記録媒体の容器に付された前記楽曲
    コードのうちの少なくともいずれかの前記楽曲コードを
    読み出す楽曲コード読み出し手段と、 前記放送局が前記番組と共に前記番組コードを放送する
    際に少なくとも前記番組コードに関連づけられた前記番
    組情報と前記番組放送時間とを前記番組データベースか
    ら読み出して前記番組コードと前記番組情報と前記番組
    放送時間と前記放送局の放送局名とを関連づけて一時的
    に記憶する第1記憶手段と、 前記楽曲コード読み出し手段から前記楽曲コードが与え
    られた場合には与えられた前記楽曲コードと関連づけら
    れた前記楽曲情報を前記楽曲データベースから読み出し
    て前記楽曲コードと前記楽曲情報と前記楽曲が放送され
    た楽曲放送時間とを関連づけて一時的に記憶する第2記
    憶手段と、 前記番組放送時間が前記楽曲放送時間を含む場合には前
    記第1記憶手段に記憶された前記番組コードと前記番組
    情報と前記番組放送時間と前記放送局名と前記第2記憶
    手段に記憶された前記楽曲コードと前記楽曲情報と前記
    楽曲放送時間とを関連づけて放送データとして生成し、
    前記番組放送時間が前記楽曲放送時間を含まない場合に
    は前記番組コードと前記番組情報と前記番組放送時間と
    前記放送局名とを関連づけて該放送データとして生成し
    て一時的に記憶する放送データ生成手段と、 生成された前記放送データを放送局毎に分類可能に集積
    して前記総合放送データベースとして格納する総合記憶
    装置とを含むことを特徴とする総合放送データベース作
    成システム。
  2. 【請求項2】 前記楽曲記録媒体に前記楽曲と共に記録
    された前記楽曲コードはISRCである請求項1記載の
    総合放送データベース作成システム。
  3. 【請求項3】 前記楽曲記録媒体の前記容器に付された
    前記楽曲コードはバーコードである請求項1記載の総合
    放送データベース作成システム。
  4. 【請求項4】 前記総合記憶装置は前記放送データ生成
    手段から前記放送データを読み出して放送局毎に分類可
    能に集積して前記総合放送データベースとして格納する
    請求項1、2又は3記載の総合放送データベース作成シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記放送データ生成手段において生成さ
    れた前記放送データを集積して放送局放送データベース
    として格納する放送局記憶装置を更に有する請求項1、
    2、3又は4記載の総合放送データベース作成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記総合記憶装置は前記放送局記憶装置
    から前記放送データを読み出して放送局毎に分類可能に
    集積して前記総合放送データベースとして格納する請求
    項5記載の総合放送データベース作成システム。
  7. 【請求項7】 前記総合記憶装置をコンピュータネット
    ワークに接続する接続手段を有する請求項1、2、3、
    4、5又は6記載の総合放送データベース作成システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記総合放送データベースとして集積さ
    れた前記放送データを集計する第1集計手段を備える請
    求項1、2、3、4、5、6又は7記載の総合放送デー
    タシステム作成システム。
  9. 【請求項9】 前記総合放送データベースとして集積さ
    れた前記放送データがアクセスされた回数を集計する第
    2集計手段を更に備える請求項8記載の総合放送データ
    ベース作成システム。
  10. 【請求項10】 放送局が放送した内容に関する放送デ
    ータを集積した放送局放送データベースを作成する放送
    局放送データベース作成システムであって、 前記放送局が番組を放送する際に該番組と共に放送する
    該番組を識別する番組コードと、該番組に関する番組情
    報と、該番組が放送される番組放送時間とを関連づけて
    集積した番組データベースと、 前記放送局が楽曲記録媒体に記録された楽曲を放送する
    際に該楽曲と共に放送する該楽曲を識別する楽曲コード
    と、該楽曲に関する楽曲情報とを関連づけて集積した楽
    曲データベースと、 前記楽曲記録媒体に前記楽曲と共に記録された前記楽曲
    コード及び前記楽曲記録媒体の容器に付された前記楽曲
    コードのうちの少なくともいずれかの前記楽曲コードを
    読み出す楽曲コード読み出し手段と、 前記放送局が前記番組と共に前記番組コードを放送する
    際に前記番組コードに関連づけられた前記番組情報と前
    記番組放送時間とを前記番組データベースから読み出し
    て前記番組コードと前記番組情報と前記番組放送時間と
    を関連づけて一時的に記憶する第1記憶手段と、 前記楽曲コード読み出し手段から前記楽曲コードが与え
    られた場合には与えられた前記楽曲コードと関連づけら
    れた前記楽曲情報を前記楽曲データベースから読み出し
    て前記楽曲コードと前記楽曲情報と前記楽曲が放送され
    た楽曲放送時間とを関連づけて一時的に記憶する第2記
    憶手段と、 前記番組放送時間が前記楽曲放送時間を含む場合には前
    記第1記憶手段に記憶された前記番組コードと前記番組
    情報と前記番組放送時間と前記第2記憶手段に記憶され
    た前記楽曲コードと前記楽曲情報と前記楽曲放送時間と
    を関連づけて放送データとして生成し、前記番組放送時
    間が前記楽曲放送時間を含まない場合には前記番組コー
    ドと前記番組情報と前記番組放送時間とを関連づけて該
    放送データとして生成して一時的に記憶する放送データ
    生成手段と、 生成された前記放送データを集積して前記放送局放送デ
    ータベースとして格納する放送局記憶装置とを含むこと
    を特徴とする放送局放送データベース作成システム。
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