JP2000118633A - 商品管理システム - Google Patents

商品管理システム

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JP2000118633A
JP2000118633A JP28550198A JP28550198A JP2000118633A JP 2000118633 A JP2000118633 A JP 2000118633A JP 28550198 A JP28550198 A JP 28550198A JP 28550198 A JP28550198 A JP 28550198A JP 2000118633 A JP2000118633 A JP 2000118633A
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JP28550198A
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Takashi Moriuchi
孝 森内
Nobuyuki Teraura
信之 寺浦
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一品一様の商品についても、適切な商品管理
を可能とする商品管理システムを提供する。 【解決手段】 各識別タグ40のメモリ部にユニークな
識別コードを記憶させておく。識別タグ制御装置30
は、各識別タグに対して識別コードの送信を要求し、こ
れに応じて、各識別タグ40が、識別コードを読み出
し、識別タグ制御装置30へ送信する。そして、識別タ
グ制御装置30は、この識別コードを受信し、この識別
コードに基づき、対応する商品情報を読み出して集計す
る。さらに、識別タグ制御装置30に接続されたパーソ
ナルコンピュータ20が、この集計結果に基づく管理処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚卸し等の商品管
理の技術に関し、特に、無線通信可能な識別タグを用い
て商品を管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、全て手作業で行っていた商品の棚
卸しを自動化するため、識別タグを用いた商品管理シス
テムが提案されている。例えば特開平8−335238
号公報に開示されている商品管理システムがそれであ
る。
【0003】このシステムでは、管理装置側と無線通信
可能な応答型の識別タグを各商品に付加しておき、管理
装置側から例えばチョコレート、キャラメルというよう
な商品種類に対応するデータを送信すると、その種類の
商品に付加されている識別タグが応答データを返してく
るというものである。すなわち、各識別タグには、商品
種別毎のユニークなコードが記憶され、さらに、このコ
ードと共に、商品名、価格、その商品が陳列される棚の
番号等の商品情報が記憶されている。そして、利用者が
情報を収集しようとする商品を管理装置に対して指示
し、これに応じて管理装置が該当するコードを送信する
と、そのコードを有する識別タグが応答し、上述した商
品名、価格、商品棚番号等からなる商品情報を応答デー
タとして返してくる。したがって、管理装置は、識別タ
グからの応答データを集計し、指示された商品の数量、
価格等を算出する。このシステムによれば、利用者は、
商品種類を順に指定していくだけで、棚卸し、すなわ
ち、決算や整理のための商品の数量調査・価格評定を行
うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のシス
テムにおいては、上述したようにチョコレート、キャラ
メルというような商品種類を管理装置側から指示するこ
とが前提となっていた。つまり、全ての識別タグに対し
て商品種類をデータとして送信し、該当する識別タグを
応答させることによって、その種類の商品の数量を計数
しようとする発想の下になされていたからである。
【0005】しかしながら、例えば宝石、貴金属といっ
た基本的に一品一様の商品にあっては、商品種別毎に管
理されるものではないため、商品種別毎の管理を前提と
した従来のシステムでは、当然に管理することができな
い。本発明は、上述した問題点を解決するためになされ
たものであり、例えば一品一様の商品についても、適切
な商品管理を可能とする商品管理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
商品管理システムは、商品に付加されて用いられる識別
タグと、この識別タグとの間で無線方式の通信を行う商
品管理装置とを備えている。本商品管理システムの識別
タグは、メモリ装置等の記憶手段を有しており、この記
憶手段に、ユニークな識別コードが記憶されている。こ
こでユニークというのは、本システムで用いられる全て
の識別タグの間でユニークという意味である。すなわ
ち、この識別コードによって、全ての識別タグの中から
一の識別タグを特定できる。そして、この識別タグのデ
ータ送信手段は、記憶された識別コードを少なくとも含
むデータを送信する。
【0007】一方、この識別タグと無線通信が可能な商
品管理装置では、データ受信手段が、識別タグのデータ
送信手段によって送信されるデータ、すなわち識別コー
ドの含まれたデータを受信する。これに応じて、処理実
行手段は、受信されたデータに含まれる識別コードと、
当該識別コードに対応する商品情報とに基づき、商品管
理のための処理を実行する。
【0008】ここで「識別コードに対応する商品情報」
というのは、その識別コードを有する識別タグが付加さ
れた商品に関連する情報であり、例えば商品名、価格、
陳列棚を示す棚番号等が挙げられる。この商品情報は、
後述するように、識別タグから送信されるデータに含ま
れていることも考えられるし、商品管理装置に、識別コ
ードと対応させて予め記憶しておくことも考えられる。
処理実行手段は、異なる識別タグからのデータをユニー
クな識別コードを用いて判断し、上述したような商品情
報に基づいて、商品管理のための処理を実行する。な
お、商品管理のための処理とは、例えば数量調査や価格
評定などの棚卸し処理が一例として考えられるが、これ
には限定されず、商品情報に基づく処理であればよい。
【0009】従来のシステムは、商品種別毎に店内の商
品の数量・価格を把握するのが一般的であるという点に
着目し、キャラメル、チョコレートといった各種類の商
品に対応するコードを管理装置側(本発明で言えば、商
品管理装置に相当する。)から送信すると、このコード
を有する識別タグが応答するようにしておき、全ての識
別タグのうち、情報を得ようとする商品に付加された識
別タグを応答させることで数量等を計数するものであっ
た。ところが、一品一様の商品の管理にあっては、管理
装置側で商品種類を指示することができず、従来のシス
テムでの管理はできなかった。
【0010】そこで、本発明の商品管理システムでは、
各識別タグにユニークな識別コードを記憶させ、各識別
タグが、この識別コードを含むデータを送信するように
した。そして、この識別コードと、識別コードに対応す
る商品情報とに基づいて、商品管理のための処理を行
う。つまり、情報を得ようとする商品に付加された識別
タグだけを応答させるという発想ではなく、全ての識別
タグからのデータを受信することを前提とし、このデー
タにユニークな識別コードを含ませることによって、各
識別タグ、すなわち各商品に対応する商品情報を判別で
きるようにしたのである。これによって、従来のように
情報を得ようとする商品を管理装置側から指示する必要
がなくなり、例えば宝石、貴金属等の一品一様の商品で
あっても管理することができる。具体的には、全識別タ
グからのデータを受信し、それらデータのうち異なる識
別コードを含むデータを計数すれば商品の数を計数でき
るし、識別コードに対応する商品情報としての価格を足
していけば価格評定を行うことができる。もちろん、こ
のシステムによれば、従来のシステムで実現されていた
ような商品種別単位の管理もできる。例えば、識別コー
ドに対応する商品情報として、商品種別毎にユニークな
商品コードを用いれば、この商品コード毎に数量、価格
を算出すればよい。
【0011】なお、識別タグのデータ送信手段は、例え
ば1分というような所定時間間隔毎にデータを送信する
構成としてもよいし、例えば1日のうちの予め決められ
た時間にデータを送信する構成としてもよい。識別タグ
のデータ送信手段が例えば1分というような所定時間間
隔毎にデータを送信する構成とすれば、繰り返し現品確
認を行うことができるため、商品数量を繰り返し比較す
ることによって盗難を報知することもできる。また、次
に示すような態様で利用することもできる。それは、宝
石店等で例えば電波を遮蔽するショーケースに識別タグ
を付加した商品を並べて展示しておき、ショーケースの
中から取り出された商品に付加された識別タグからのデ
ータのみが商品管理装置にて受信されるようにしておく
というものである。ここで、識別タグのデータ送信手段
が所定時間間隔毎にデータ送信を行えば、ショーケース
から取り出された商品だけの情報、すなわち、客が手に
取って見た商品だけの情報を収集することができる。つ
まり、客が興味を示す商品がどのような商品であるかを
データとして収集することができるのである。これによ
って、統計的に客が興味を示し易い商品をより目につき
易い場所へ移動させたり、商品の仕入れに際して、販売
実績と共にこのデータを活用したりすることで、販売促
進が図られる可能性が高くなる。
【0012】ところで、各識別タグがこのようなデータ
送信を行うために、動作のための電源を各識別タグが備
える構成としてもよいが、請求項2に示すように、商品
管理装置からの非接触方式による電力供給によって動作
するよう構成するとよい。識別タグが商品管理装置から
の電力供給によって動作すれば、商品管理装置からの電
力供給がなされている期間に、識別タグのデータ送信手
段が、識別コードを含むデータを送信することになる。
つまり、商品管理装置の動作(電力供給)が前提となっ
て、識別タグがデータ送信を行うことになるのである。
その結果、商品管理装置が動作しておらず、データを受
信できない状態にあるにもかかわらず、識別タグがデー
タを送信することがなくなり、無駄なデータ送信を減少
させることができる。
【0013】このように識別タグからの無駄なデータ送
信を減少させるという観点からは、請求項3に示す構成
を採用するとよい。すなわち、その構成は、商品管理装
置が、さらに、識別タグにデータの送信を要求するデー
タ要求手段を備え、識別タグのデータ送信手段は、デー
タ要求手段によるデータの送信要求があると、データを
送信するよう構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】この場合、商品管理装置のデータ要求手段
が、識別タグにデータの送信を要求する。例えば、利用
者からの指示に応じて、データの送信を要求するという
具合である。そして、この送信要求があると、識別タグ
のデータ送信手段が識別コードを含むデータを送信す
る。このように構成すれば、商品管理装置がデータを必
要とするときにだけ、識別タグはデータ送信を行うこと
になり、識別タグからの無駄なデータ送信をなくすこと
ができる。
【0015】なお、複数の識別タグが同時に応答するこ
とによる不都合を解消するために、例えば識別タグ毎に
所定の遅延時間を設定しておき、商品管理装置からデー
タの要求があった時点から個々の識別タグが当該遅延時
間の経過を判断してデータ送信するようにしてもよい。
また、識別タグと商品管理装置との間で所定の通信処理
を実行し、商品管理装置が、送信を許可する識別タグを
識別コードに基づいて決定し、送信を許可された識別タ
グのみがデータ送信を行うようにしてもよい。
【0016】ところで、商品に付加された複数の識別タ
グから送信されるデータを受信しようとする場合、例え
ば請求項4に示すように、商品管理装置のデータ受信手
段が複数のアンテナを有する構成とし、当該アンテナを
介して各識別タグからのデータを受信できるように、当
該アンテナを各識別タグに対し適切な位置に配置するこ
とが考えられる。例えば、店内の複数のショーケースに
識別タグの付加された商品が並べられているのであれ
ば、それらショーケース毎にアンテナを配置するという
具合である。このようにすれば、どの受信アンテナから
受信したデータであるかを判断することによって、商品
の所在を確認することもできる。どの受信アンテナから
受信したデータであるかを判断するには、例えば各受信
アンテナを切り替えて、識別タグからのデータを順に受
信するようにすればよい。
【0017】一方、例えば請求項5に示すように、少な
くとも受信手段を有し、識別タグからのデータを受信で
きるような位置に移動させることのできる携帯部と、当
該携帯部と通信可能な本体部とから商品管理装置を構成
することも考えられる。この場合、利用者が携帯部を持
って店内を移動すれば、各識別タグから送信されるデー
タを受信することができる。その結果、複数の受信アン
テナを店内に配置する必要がなくなる。
【0018】このように商品管理装置の携帯部を移動さ
せて、識別タグからのデータを受信する構成において
は、請求項6に示すように、前記携帯部が、前記商品情
報を少なくとも表示可能な表示手段を備える構成とする
とよい。表示手段は、例えば液晶等を用いたディスプレ
イであることが考えられる。この場合、携帯部が識別タ
グから受信したデータに基づいて商品情報を表示できる
ため、利用者は、携帯部が正常に識別タグからのデータ
を受信しているか否かを確認できる。また、商品情報と
して、例えば宝石であれば鑑定書等の情報を用意してお
けば、客に対して情報を提供することもできる。なお、
ここで「少なくとも」としたのは、例えば携帯部が処理
実行手段を備える構成であれば、その処理結果を表示す
ることも考えられるからである。
【0019】ところで、上述したように、商品を管理す
るために用いられる「識別コードに対応する商品情報」
は、商品管理装置に記憶しておくことが一例として考え
られる。例えば請求項7に示すように、識別タグのデー
タ送信手段は、識別コードのみからなるデータを送信す
るよう構成されており、商品管理装置が、さらに、識別
コードに対応する商品情報を記憶した商品情報記憶手段
と、データ受信手段によって受信されたデータとしての
識別コードを用い、商品情報記憶手段から当該識別コー
ドに対応する商品情報を読み出す商品情報読出手段とを
備える構成とすることが考えられる。
【0020】この場合は、商品情報記憶手段に識別コー
ドに対応させて商品情報が記憶されている。そして、識
別タグが、識別コードのみからなるデータを送信する
と、商品情報読出手段が、受信された識別コードに基づ
き、商品情報記憶手段から該当する商品情報を読み出
す。したがって、上述した処理実行手段は、識別コード
及び商品情報記憶手段から読み出された商品情報に基づ
いて、商品管理のための処理を実行する。このようにす
れば、識別タグには、識別コードのみを記憶しておけば
よく、識別タグに商品情報を記憶しておく必要がなくな
るため、識別タグの構成が簡単になるという点で有利で
ある。
【0021】ただし、例えば商品数が多くなったりし
て、商品情報が膨大となった場合を考えると、商品情報
記憶手段として、記憶容量の大きなハードディスク装置
を用いることが考えられる。この場合、商品管理装置が
大型化してしまう可能性が高い。特に請求項6に示した
ように、商品管理装置の携帯部が、商品情報を表示可能
な構成としようとすると、商品情報記憶手段及び商品情
報読出手段を、携帯部が備えることなり、携帯部が大型
化してしまうことになる。
【0022】そこで、請求項8に示すように、識別タグ
の記憶手段に、識別コードと共に当該識別コードに対応
する商品情報を記憶しておき、データ送信手段は、識別
コード及び商品情報を含むデータを送信する構成として
もよい。この場合、上述した商品情報記憶手段にまとめ
て記憶すると膨大なデータとなる商品情報を、各識別タ
グに分散させて記憶しておく。そして、識別タグから識
別コードと共にその識別コードに対応する商品情報が送
信されるようにした。したがって、商品管理装置に、上
述した商品情報記憶手段及び商品情報読出手段を設ける
必要がない。つまり、商品数が多くなり商品情報が膨大
となった場合であっても、ハードディスク装置等を商品
管理装置に設ける必要がないため、商品管理装置、特に
携帯部が商品情報を表示可能な構成とする場合であって
も、この携帯部をコンパクトに設計することができる。
【0023】ただし、この場合、例えば商品の価格等の
商品情報を変更したい場合には、識別タグの記憶手段に
記憶された商品情報を書き換える必要が生じてくる。そ
こで、請求項9に示すように、商品管理装置は、さら
に、識別タグに対して、識別コード及び書き換え対象の
データを書換データとして送信する書換データ送信手段
を有し、識別タグは、さらに、書換データ送信手段によ
って書換データが送信されると、当該書換データに含ま
れる識別コードを参照し、前記記憶手段に記憶された識
別コードと一致していれば、その書換データに含まれる
書換対象のデータに基づいて、前記記憶手段に記憶され
た商品情報を書き換えるデータ書換手段を備える構成と
することが考えられる。この場合、例えば利用者からの
書換指示があると、商品管理装置の書換データ送信手段
が、識別コードと共に書換対象のデータである書換デー
タを識別タグへ送信する。一方、識別タグはデータ書換
手段を有しており、このデータ書換手段が、商品管理装
置から送信された識別コードを参照し、識別タグの有す
る識別コードと一致していれば、書換データに基づいて
商品情報を書き換える。これによって、目的とする識別
タグに記憶された商品情報のみを書き換えることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照して説明する。 [第1実施形態]図1は、本第1実施形態の商品管理シ
ステム1の概略構成を示すブロック図である。
【0025】本第1実施形態の商品管理システム1は、
「商品管理装置」としての商品管理装置10と、複数の
商品50にそれぞれ付加されて用いられる「識別タグ」
としての識別タグ40とを備えている。なお、図1で
は、便宜的に3つの商品50にそれぞれ3つの識別タグ
40が付加されている様子を示しているが、実際には、
数十〜数百という商品50にそれぞれ識別タグ40が付
加される。
【0026】商品管理装置10は、パーソナルコンピュ
ータ20と、識別タグ制御装置30を備えている。パー
ソナルコンピュータ20と識別タグ制御装置30とは、
データ通信可能な状態に接続されている。パーソナルコ
ンピュータ20は、処理部21、操作部22、表示部2
3、記憶部24及び通信部25を備えている。
【0027】処理部21は、周知のCPU、ROM、R
AM等によって構成されており、主に識別タグ制御装置
30から送信されてくる商品情報の集計結果に基づい
て、商品管理のための管理処理を実行する。操作部22
は、キーボード、マウス等の入力装置を中心として構成
されており、この操作部22を介して利用者からの指示
がなされる。表示部23は、CRT等を用いたディスプ
レイ装置を中心に構成されており、処理部21による処
理結果を表示できるようになっている。また、記憶部2
4は、例えばハードディスク装置等によって構成されて
おり、処理部21による処理結果を記憶する。そして、
通信部25は、データの送受信が可能なインターフェー
ス装置であり、この通信部25を介して、識別タグ制御
装置30が接続されている。
【0028】識別タグ制御装置30は、制御部31、送
信部32、受信部33、記憶部34及び通信部35を備
えている。制御部31は、周知のCPU、ROM、RA
M等によって構成されており、識別タグ制御装置30の
全体を制御する。送信部32は、送信用アンテナ32a
を有しており、この送信用アンテナ32aを介して各識
別タグ40に対し、所定のデータを送信したり、電力供
給を行ったりする。受信部33は、受信用アンテナ33
aを有しており、この受信用アンテナ33aを介して各
識別タグ40から送信されてくるデータを受信する。ま
た、記憶部34は、例えばハードディスク装置等によっ
て構成されており、この記憶部34には、商品に関連す
る情報である商品情報が記憶されている。通信部35
は、データの送受信が可能なインターフェース装置であ
り、この通信部35を介して、パーソナルコンピュータ
20が接続されている。
【0029】続いて識別タグ40について説明する。各
商品50に付加された識別タグ40は、1〜2センチと
いうような数センチ四方の薄板状の小型通信装置であ
る。識別タグ40のハード構成は、図2に示す如く、識
別タグ40の動作を制御する制御部41、所定の情報を
記憶しておくメモリ部42、識別タグ管理装置30へデ
ータを送信する送信部43、逆に識別タグ制御装置30
からのデータを受信する受信部44を備えている。な
お、識別タグ40のハード構成については、周知である
ため、詳しい説明は省略する。
【0030】本第1実施形態において、各識別タグ40
のメモリ部42には、全ての識別タグ40の間でユニー
クな識別コードが予め記憶されている。この識別コード
は、識別タグ40の工場出荷時に記憶しておくことが考
えられる。各識別タグ40では、識別タグ制御装置30
からの非接触方式による電力供給がなされることで、制
御部41が後述するようなデータ送信処理を実行する。
【0031】次に、本第1実施形態の商品管理システム
1の動作を図3〜図5のフローチャートに基づいて説明
する。最初に図3のフローチャートに基づき、識別タグ
制御装置30にて実行される集計処理を説明する。この
集計処理は、識別タグ制御装置30の制御部31によっ
て実行される処理であり、所定時間間隔で繰り返し実行
される処理である。
【0032】まず最初のステップS100において、商
品情報の集計要求があったか否かを判断する。この処理
は、識別タグ制御装置30の通信部35を介して、パー
ソナルコンピュータ20から送信されてくる集計要求デ
ータの有無を判断するものである。ここで集計要求があ
ったと判断された場合(S100:YES)、S110
へ移行する。一方、集計要求がないと判断された場合
(S100:NO)、以降の処理を実行せずに本集計処
理を終了する。
【0033】集計要求があったと判断された場合に移行
するS110では、各識別タグ40に対して識別コード
の送信を要求する。この処理は、送信部32の送信用ア
ンテナ32aを介し送信要求データを送信することによ
って送信要求を行うものである。これに対して、各識別
タグ40は、後述するようにそれぞれのメモリ部42に
記憶されている識別コードを送信する。
【0034】続くS120では、各識別タグ40から送
信されてくる識別コードを受信する。後述するように各
識別タグ40は、それぞれの送信タイミングで識別コー
ドを送信してくる。そこで、続くS130では、各識別
タグ40から識別コードが送信されるのに十分な時間で
ある所定時間の経過を判断する。ここで所定時間が経過
していないと判断された場合(S130:NO)、S1
20からの処理を繰り返す。一方、所定時間が経過した
と判断された場合(S130:YES)、S140へ移
行する。
【0035】S140では、商品情報の読み出しを行
う。商品情報は、上述したように識別タグ制御装置30
の記憶部34に記憶されている。この商品情報は、識別
コードに対応させて記憶されており、商品名、価格、特
徴等が記憶されているものとする。ここでは、各識別タ
グ40から受信した識別コードに対応するこれら商品情
報を記憶部34から読み出す。
【0036】続くS150では、読み出した商品情報の
集計を行う。ここでは、本第1実施形態では、受信した
識別コードに基づいて商品の数量及び各商品の価格の合
計を算出するものとする。そして、S160では、集計
結果をパーソナルコンピュータ20へ送信する。この処
理は、識別タグ制御装置30の通信部35を介し、集計
結果を所定のデータフォーマットで送信するものであ
る。
【0037】続けて、図4のフローチャートに基づき、
各識別タグ40にて実行されるデータ送信処理について
説明する。このデータ送信処理は、各識別タグ40の制
御部41によって実行される処理であり、識別タグ制御
装置30からの非接触方式による電源供給期間に繰り返
し実行される。
【0038】まず最初のステップS200において、識
別コードの送信要求があったか否かを判断する。この処
理は、識別タグ制御装置30にて実行される図3に示し
た集計処理中のS110に対応するものであり、図3中
のS110において識別コードの送信要求がなされる
と、ここで肯定判断されることになる。ここで識別コー
ドの送信要求があったと判断された場合(S200:Y
ES)、S210へ移行する。一方、識別コードの送信
要求がないと判断された場合(S200:NO)、以降
の処理を実行せずに本データ送信処理を終了する。
【0039】S210では、遅延時間が経過したか否か
を判断する。この遅延時間は、各識別タグ40毎に予め
設定されているものである。各識別タグ40は、後述す
るように識別コードの送信を行うのであるが、この遅延
時間に基づいて送信タイミングを判断する。その結果、
識別タグ40同士の送信タイミングが重なるという不都
合を回避できることになる。なお、遅延時間は、例えば
識別コードに基づいて各識別タグ40毎にユニークなも
のを設定することが考えられる。ここで遅延時間が経過
したと判断された場合(S210:YES)、S220
へ移行する。一方、遅延時間が経過していないと判断さ
れれば(S210:NO)、この判断処理を繰り返す。
【0040】S220では、識別コードを読み出す。上
述したように、各識別タグ40毎にユニークな識別コー
ドが、識別タグ40のメモリ部42に記憶されている。
そこで、ここではメモリ部42に記憶された識別コード
を読み出す。そして、S230では、S220にて読み
出した識別コードを識別タグの送信部43を介して識別
タグ制御装置30へ送信し、その後、本データ送信処理
を終了する。なお、識別タグ制御装置30は、図3中の
S120の処理にて、ここで送信された識別コードを受
信する。
【0041】さらに続けて、図5のフローチャートに基
づき、パーソナルコンピュータ20にて実行される管理
処理を説明する。この管理処理は、パーソナルコンピュ
ータ20の処理部21によって実行される処理であり、
パーソナルコンピュータ20の操作部22を介した利用
者からの指示があった時、また、所定時間経過毎に実行
される。
【0042】まず最初のステップS300において、識
別タグ制御装置30に対して商品情報の集計を要求す
る。この処理は、パーソナルコンピュータ20の通信部
25を介して集計要求データを送信するものである。こ
の処理に対応して、図3中のS100にて肯定判断され
ることになる。
【0043】続くS310では、S300の集計要求に
対し、集計結果が送信されてきたか否かを判断する。こ
の処理は、図3中のS160に対応する処理であり、パ
ーソナルコンピュータ20の通信部25へ識別タグ制御
装置30から集計結果が所定のデータフォーマットで送
信されてきたか否かを判断するものである。ここで集計
結果が送信されたと判断された場合(S310:YE
S)、S320へ移行する。一方、集計結果が送信され
ないうちは(S310:NO)、この判断処理を繰り返
す。
【0044】識別タグ制御装置30から商品情報の集計
結果が送信されてきた場合に移行するS320では、そ
の商品情報の集計結果を受信し、続くS330にて、受
信した集計結果を記憶部24へ記憶する。上述したよう
に本第1実施形態では、店内にある商品の数量及び価格
の合計が集計されて送信されるため、所定時間毎の又は
利用者から指示のあった時点での商品数量及び価格の合
計が記憶部24へ順次記憶されることになる。
【0045】そして、S340では、前回受信した集計
結果との比較を行う。続くS350では、比較結果に基
づいて前回受信した集計結果と、今回受信した集計結果
が同一であるか否かを判断する。ここで集計結果が同一
である場合(S350:YES)、S360の処理を実
行せず、本管理処理を終了する。一方、集計結果が同一
でない場合(S350:NO)、盗難等の可能性がある
と考えられるため、S360にて、パーソナルコンピュ
ータ20の表示手段23を介して異常を報知し、その
後、本管理処理を終了する。
【0046】次に、本実施形態の商品管理システム1が
発揮する効果を説明する。なお、ここでの説明に対する
理解を容易にするため、最初に従来のシステムの動作を
簡単に説明し、その問題点を提示する。従来のシステム
は、商品種別毎に店内の商品の数量・価格を把握するの
が商品管理において一般的であるという点に着目して構
成されており、キャラメル、チョコレートといった各種
類の商品に対応するコードを管理装置側(本実施形態で
言えば、商品管理装置10に相当する。)から送信し、
このコードを有する識別タグを応答させるようにしてい
た。つまり、全ての識別タグのうち、情報を得ようとす
る商品に付加された識別タグのみを応答させて数量等を
計数するのである。ところが、一品一様の商品の管理に
あっては、管理装置側で商品種類を指示することができ
ないため、このシステムでは管理できないといった問題
があった。
【0047】これに対して、本実施形態の商品管理シス
テム1では、各識別タグ40のメモリ部42にユニーク
な識別コードを記憶させておく。識別タグ制御装置30
は、各識別タグに対して識別コードの送信を要求し(図
3中のS110)、これに応じて(図4中のS200:
YES)、各識別タグ40が、この識別コードを読み出
し(図4中のS220)、識別タグ制御装置30へ送信
する(図4中のS230)。そして、識別タグ制御装置
30では、この識別コードを受信し(図3中のS12
0)、この識別コードに基づき商品情報を読み出して
(図3中のS140)、読み出した商品情報を集計する
(図3中のS150)。さらに、識別タグ制御装置30
に接続されたパーソナルコンピュータ20が、この集計
結果に基づく管理処理を行う(図5中のS330〜S3
60)。つまり、全ての識別タグ40からのデータを受
信することを前提とし、このデータをユニークな識別コ
ードとすることによって、各識別タグ40、すなわち各
商品50に対応する商品情報を判別できるようにしたの
である。これによって、従来のように情報を得ようとす
る商品を管理装置側から指示する必要がなくなり、例え
ば宝石、貴金属等の一品一様の商品であっても管理する
ことができる。
【0048】例えば、本第1実施形態では、送信された
識別タグ40からの識別コードによって商品の数を計数
し、さらに、識別コードに対応する商品情報としての価
格を積算して商品の価格の合計する。すなわち、本第1
実施形態の商品管理システム1によれば、一品一様の商
品に対する棚卸しの自動化を実現できる。
【0049】また、本第1実施形態では、パーソナルコ
ンピュータ20が、識別タグ制御装置30に対し所定時
間間隔毎に商品情報の集計を要求し(図5中のS30
0)、これに応じて送信される識別タグ制御装置30か
らの集計結果を受信し(図5中のS320)、この集計
結果が前回の集計結果と異なる場合には(図5中のS3
50:NO)、盗難のおそれがあるとして異常を報知す
る(図5中のS360)。すなわち、本第1実施形態の
商品管理システム1によれば、一品一様の商品に対する
盗難管理を実現できる。
【0050】なお、本第1実施形態では、各識別タグ4
0のメモリ部42に識別コードを記憶しており、各識別
タグ40が、この識別コードを送信するようにしていた
が、メモリ部42に識別コードと共に商品種別を示す商
品コードを記憶するようにし、識別タグ40が識別コー
ドと共に商品コードを送信するようにすれば、この商品
コード毎に商品情報を集計することもできる。また、こ
の商品コードを商品情報として、識別タグ制御装置30
の記憶部34に記憶しておき、受信した識別コードに基
づいて読み出すようにして、この商品コード毎に商品情
報を集計することもできる。すなわち、このようにすれ
ば、従来と同様の商品種別毎の数量及び価格を算出する
こともできる。
【0051】また、本第1実施形態では、商品管理装置
10の識別タグ制御装置30は、パーソナルコンピュー
タ20に接続されている。例えば通信線で接続された
り、あるいは、識別タグ制御装置30がボード形式に構
成されていれば、パーソナルコンピュータ20の拡張ス
ロットに差し込まれて接続されるという具合である。し
たがって、識別タグ制御装置30は、固定的に設置され
ることになる。
【0052】そのため、図1では、識別タグ制御装置3
0の送信部32の送信用アンテナ32a及び受信部33
の受信用アンテナ33aをそれぞれ1本ずつ示したが、
店内の各所に並べられる商品50に付加された識別タグ
40と通信を行おうとすれば、送信部32が複数の送信
用アンテナ32aを有し、一方、受信部33も複数の受
信用アンテナ33aを有する構成を採用してもよい。そ
して、例えば識別タグ40の付加された商品50が並べ
られるショーケース毎に当該送信用アンテナ32a、受
信用アンテナ33aを適宜配置するという具合である。
【0053】このような構成においては、複数本の受信
用アンテナ33aを順に切り替えて識別タグ40からの
データを受信するようにすれば、どの受信用アンテナ3
3aを介して受信された識別コードであるかを判断する
ことによって、商品50の所在を確認することもでき
る。
【0054】なお、本第1実施形態の商品管理システム
1において、識別タグ40のメモリ部42が「記憶手
段」に相当し、識別タグ40の制御部41及び送信部4
3が「データ送信手段」に相当し、図4に示すデータ送
信処理がデータ送信手段としての処理に相当する。
【0055】また、識別タグ制御装置30の記憶部34
が「商品情報記憶手段」に相当し、制御部31が「商品
情報読出手段」に相当する。また、制御部31及び送信
部32が「データ要求手段」に相当し、制御部31及び
受信部33が「データ受信手段」に相当する。そして、
図3中のS140の処理が商品情報読出手段としての処
理に相当し、図3中のS110の処理がデータ要求手段
としての処理に相当し、図3中のS120及びS130
の処理がデータ受信手段としての処理に相当する。
【0056】さらに、識別タグ制御装置30の制御部3
1及びパーソナルコンピュータ20の処理部21が「処
理実行手段」に相当し、図3中のS150の処理及び図
5中のS320〜S360の処理が処理実行手段として
の処理に相当する。 [第2実施形態]図6は、本第2実施形態の商品管理シ
ステム2の概略構成を示すブロック図である。
【0057】本第2実施形態の商品管理システム2は、
商品管理装置100と、複数の商品50にそれぞれ付加
されて用いられる識別タグ40とを備えている。なお、
図6においても、上記第1実施形態の商品管理システム
1を示す図1と同様に、便宜的に3つの商品50にそれ
ぞれ3つの識別タグ40が付加されている様子を示して
いるが、実際には、数十〜数百という商品50にそれぞ
れ識別タグ40が付加される。
【0058】商品管理装置100は、パーソナルコンピ
ュータ200と、コンパクトに構成され、店内を移動さ
せることのできるハンディターミナル300を備えてい
る。パーソナルコンピュータ200とハンディターミナ
ル300とは、無線方式でデータ通信可能となってい
る。
【0059】パーソナルコンピュータ200は、処理部
21、操作部22、表示部23、記憶部24及び通信部
201を備えている。なお、処理部21、操作部22、
表示部23、記憶部24については、上記第1実施形態
のパーソナルコンピュータ20の備えるものと同様のハ
ード構成となっているため説明は省略する。ただし、通
信部201は、無線方式によるデータの送受信が可能と
なっており、この通信部201を介して、ハンディター
ミナル300との間でデータ送受信を行う。
【0060】ハンディターミナル300は、制御部3
1、送信部32、受信部33、メモリ部304、通信部
303、操作部301及び表示部302を備えている。
制御部31、送信部32、受信部33については、上記
第1実施形態の識別タグ制御装置30の備えるものと同
様のハード構成となっているため、ここでは、メモリ部
304、通信部303、操作部301及び表示部302
について説明する。
【0061】メモリ部304は、RAM等の半導体記憶
装置で構成されている。通信部303は、上述したパー
ソナルコンピュータ200の通信部201との間で無線
方式によるデータ送受信を可能とするものであり、ハン
ディターミナル300は、この通信部303を介して、
パーソナルコンピュータ200との間でデータ通信を行
う。操作部301は、利用者からの指示を入力するため
の例えば押しボタン式の操作子を有する入力装置であ
り、この操作部301を介し、利用者は、ハンディター
ミナル300へ所定の指示を与えることが可能となって
いる。また、表示部302は、例えば液晶等を用いた小
型ディスプレイ装置である。これら操作部301、表示
部302は、ハンディターミナル300と一体に設けら
れている。
【0062】識別タグ40についてのハード構成につい
ての説明は、上記第1実施形態における識別タグ40の
ハード構成についての説明と同様となるため省略する。
本第2実施形態において、各識別タグ40のメモリ部4
2には、上記第1実施形態と同様に全ての識別タグ40
の間でユニークな識別コードが予め記憶されていること
に加え、この識別コードと共にこの識別コードに対応す
る商品情報が記憶されている。なお、識別タグ40がハ
ンディターミナル300からの非接触方式による電力供
給によって動作する点は、上記第1実施形態と同様であ
る。
【0063】次に、本第2実施形態の商品管理システム
2の動作を図7〜図10のフローチャートに基づいて説
明する。なお、上記第1実施形態の商品管理システム1
の動作と同様の処理については簡単に説明する。最初に
図7のフローチャートに基づき、ハンディターミナル3
00にて実行される集計処理を説明する。この集計処理
は、上記第1実施形態において図3を用いて説明した集
計処理と同様のものである。この集計処理は、ハンディ
ターミナル300の制御部31によって実行される処理
であり、所定時間間隔で繰り返し実行される処理であ
る。
【0064】まず最初のステップS400において、商
品情報の集計指示があったか否かを判断する。この処理
は、ハンディターミナル300の操作部301を介して
入力される利用者からの集計指示の有無を判断するもの
である。ここで集計指示があったと判断された場合(S
400:YES)、S410へ移行する。一方、集計指
示がないと判断された場合(S400:NO)、以降の
処理を実行せずに本集計処理を終了する。
【0065】集計指示があったと判断された場合に移行
するS410では、各識別タグ40に対してデータの送
信を要求する。この処理は、送信部32の送信用アンテ
ナ32aを介し送信要求データを送信することによって
送信要求を行うものである。これに対して、各識別タグ
40は、後述するようにそれぞれのメモリ部42に記憶
されている識別コード及び商品情報からなるデータを送
信する。
【0066】続くS420では、各識別タグ40から送
信されてくるデータを受信する。後述するように各識別
タグ40は、それぞれの送信タイミングでデータを送信
してくるため、続くS430では、各識別タグ40から
データが送信されるのに十分な時間である所定時間の経
過を判断する。ここで所定時間が経過していないと判断
された場合(S430:NO)、S420からの処理を
繰り返す。一方、所定時間が経過したと判断された場合
(S430:YES)、S440へ移行する。
【0067】さて特に本第2実施形態では、S440に
て、識別タグ40からのデータ受信状況をハンディター
ミナル300の表示部302に表示する。これによっ
て、利用者は、識別タグ40からのデータ受信状態を確
認できる。続くS450では、受信終了か否かを判断す
る。利用者は、S440によって表示されるデータ受信
状況を参照する等して、全ての識別タグ40からデータ
を受信したか否かを判断し、終了、未終了のいずれかを
ハンディターミナル300の操作部301を介して入力
する。ここでは、この利用者からの入力に基づく判断を
行う。ここで、受信終了と判断された場合(S450:
YES)、S460へ移行する。一方、受信終了と判断
されない場合(S450:NO)、S410からの処理
を繰り返す。
【0068】続くS460、S470は、図3中のS1
50及びS160と同様の処理であり、受信した識別コ
ード及び商品情報に基づいて商品の数量及び各商品の価
格の合計を算出し、この集計結果をパーソナルコンピュ
ータ200へ送信する。続いて図8のフローチャートに
基づき、各識別タグ40にて実行されるデータ送信処理
について説明する。このデータ送信処理は、上記第1実
施形態において図4を用いて説明したデータ送信処理と
同様のものである。各識別タグ40の制御部41によっ
て実行される処理であり、ハンディターミナル300か
ら非接触方式による電源供給がなされると実行される。
【0069】まず最初のステップS500において、デ
ータの送信要求があったか否かを判断する。この処理
は、ハンディターミナル300にて実行される図7に示
した集計処理のS410に対応するものであり、図7中
のS410においてデータの送信要求がなされると、こ
こで肯定判断されることになる。ここでデータの送信要
求があったと判断された場合(S500:YES)、S
510へ移行する。一方、データの送信要求がないと判
断された場合(S500:NO)、以降の処理を実行せ
ずに本データ送信処理を終了する。
【0070】S510では、遅延時間が経過したか否か
を判断する。この遅延時間は、各識別タグ40毎に予め
設定されているものである。各識別タグ40は、後述す
るようにデータ送信を行うのであるが、この遅延時間に
基づいて送信タイミングを判断する。その結果、識別タ
グ40同士の送信タイミングが重なるという不都合を回
避できる。なお、遅延時間は、例えば識別コードに基づ
いて各識別タグ40でユニークに設定することが考えら
れる。ここで遅延時間が経過したと判断された場合(S
510:YES)、S520へ移行する。一方、遅延時
間が経過しないうちは(S510:NO)、この判断処
理を繰り返す。
【0071】S520では、識別コードを読み出す。上
述したように各識別タグ40のメモリ部42にはユニー
クな識別コードが記憶されている。そこで、ここではメ
モリ部42に記憶された識別コードを読み出す。また、
S530では、商品情報を読み出す。商品情報は、識別
タグ40のメモリ部42に記憶されており、商品名、価
格、特徴等からなっている。ここでは、メモリ部42に
記憶された商品情報を読み出す。
【0072】そして、S530では、S520にて読み
出した識別コード及びS530にて読み出した商品情報
からなるデータを、識別タグ40の送信部43を介して
ハンディターミナル300へ送信する。送信されたデー
タは、図7中のS420にてハンディターミナル300
に受信されることになる。
【0073】さらに続けて、図9のフローチャートに基
づき、パーソナルコンピュータ200にて実行される管
理処理を説明する。この管理処理は、パーソナルコンピ
ュータ200の処理部21によって実行されるものであ
る。まず最初のステップS600において、ハンディタ
ーミナル300から集計結果が送信されてきたか否かを
判断する。この処理は、図7中のS470に対応する処
理であり、パーソナルコンピュータ200の通信部20
1へハンディターミナル300からの集計結果が送信さ
れてきたか否かを判断するものである。ここで集計結果
が送信されたと判断された場合(S600:YES)、
S610へ移行する。一方、集計結果が送信されないう
ちは(S600:NO)、この判断処理を繰り返す。
【0074】ハンディターミナル300から商品情報の
集計結果が送信されてきた場合に移行するS610で
は、その商品情報の集計結果を受信し、続くS620に
て、受信した集計結果を記憶部24へ記憶し、その後、
本管理処理を終了する。さらに、本第2実施形態では、
商品管理装置100のハンディターミナル300が商品
情報を表示できるようになっている。図10に示すフロ
ーチャートに基づき、ハンディターミナル300にて実
行される商品情報表示処理を説明する。この商品情報表
示処理は、ハンディターミナル300の制御部31によ
って実行される処理であり、所定時間間隔毎に繰り返し
実行される。
【0075】まず最初のステップS700において、利
用者からの条件入力があったか否かを判断する。利用者
は、ハンディターミナルの操作部301を介して情報表
示したい商品の検索条件を入力することができる。した
がって、ここでは、この検索条件が入力されたか否かを
判断する。ここで条件入力があったと判断された場合
(S700:YES)、S710へ移行する。一方、条
件入力がないと判断された場合(S700:NO)、本
商品情報表示処理を終了する。
【0076】S710、S720、S730の処理は、
図7中のS410〜S430の処理と同様のものであ
る。すなわち、条件入力があったと判断された場合に移
行するS710では、各識別タグ40に対してデータの
送信を要求し、続くS720及びS730の処理にて、
識別タグ40からのデータを受信する。
【0077】続くS740では、受信したデータについ
て、S700にて入力された条件に基づく検索を行う。
例えば、検索条件として価格帯が入力されているとき、
その価格帯の商品を検索するという具合である。そし
て、S750にて検索結果を表示し、その後、本商品情
報表示処理を終了する。
【0078】次に、本第2実施形態の商品管理システム
2の発揮する効果を説明する。本第2実施形態の商品管
理システム2では、各識別タグ40のメモリ部42にユ
ニークな識別コード及び商品情報を記憶させ、各識別タ
グ40が、この識別コード及び商品情報を読み出し(図
8中のS520,S530)、ハンディターミナル30
0へ送信する(図8中のS540)。そして、ハンディ
ターミナル300では、この識別コード及び商品情報を
受信し(図7中のS420)、商品情報を集計する(図
7中のS460)。つまり、本第2実施形態の商品管理
システム2においても、全ての識別タグ40からのデー
タを受信することを前提とし、このデータをユニークな
識別コード及び商品情報から構成したことによって、各
識別タグ40、すなわち各商品50に対応する商品情報
を判別できるようにしたのである。これによって、従来
のように情報を得ようとする商品を管理装置側から指示
する必要がなくなり、例えば宝石、貴金属等の一品一様
の商品であっても管理することができる。
【0079】例えば、本第2実施形態でも、上記第1実
施形態と同様に、送信された識別タグ40からの識別コ
ードによって商品の数を計数し、さらに、識別コードに
対応する商品情報としての価格を積算して商品の価格の
合計する。すなわち、本第2実施形態の商品管理システ
ム2においても、一品一様の商品に対する棚卸しの自動
化を実現できる。
【0080】また、上記第1実施形態においては、商品
管理装置10は、パーソナルコンピュータ20と、この
パーソナルコンピュータ20に接続され、固定的に設置
される識別タグ制御装置30とを備える構成であった。
この場合、上述したように、識別タグ制御装置30の送
信部32及び受信部33が、複数の送信用アンテナ32
a及び複数の受信用アンテナ33aを有する構成となる
可能性があった。
【0081】これに対して、本第2実施形態の商品管理
装置100は、パーソナルコンピュータ200と、無線
通信可能で店内を移動させることのできるコンパクトな
ハンディターミナル300とを備える構成とした。これ
によって、利用者が、ハンディターミナル300を持っ
て店内を移動すれば、各識別タグ40からのデータを受
信することができる。その結果、上記第1実施形態のよ
うに店内に複数の送信用アンテナ32a及び受信用アン
テナ33aを配置する必要がなくなり、システム構成を
簡単にすることができる。
【0082】さらに、本第2実施形態の商品管理システ
ム2では、識別コードに対応する商品情報を、識別タグ
40のメモリ部42に記憶しておく。そして、識別タグ
40が、識別コードと共に商品情報を読み出し(図8中
のS520及びS530)、識別コード及び商品情報か
らなるデータをハンディターミナル300へ送信する
(図8中のS540)。したがって、ハンディターミナ
ル300には、商品情報を記憶するための例えばハード
ディスク装置などを設ける必要がない。結果として、ハ
ンディターミナル300をよりコンパクトにすることが
できる。
【0083】ただし、この場合、例えば商品50の価格
等、商品情報を変更したい場合には、識別タグ40のメ
モリ部42に記憶された商品情報を書き換える必要があ
る。このような必要があれば、例えば書き換え要求コマ
ンド、書き換え対象の識別タグ40の有する識別コー
ド、書き換えようとするメモリ部42のアドレス、新た
なデータ、新たなデータのデータ長等を含む書換データ
をハンディターミナル300から送信できる構成とし、
各識別タグ40が、送信された書換データに含まれる識
別コードと、自身のメモリ部42に記憶された識別コー
ドとを比較し、一致していれば、アドレス情報等に基づ
いて、メモリ部42の商品情報を書き換えるように構成
すればよい。このようにすれば、目的とする識別タグ4
0のみのデータを書き換えることが可能となる。したが
って、商品を移動させることなく商品情報を書き換える
こともできる。
【0084】さらにまた、本第2実施形態の商品管理シ
ステム2では、利用者がハンディターミナル300に対
して、商品情報の検索条件を入力したことを判断し(図
10中のS700)、受信した商品情報をこの検索条件
で検索し(図10中のS740)、その検索結果を表示
する(図10中のS750)。したがって、棚卸し等の
商品管理に加えて、例えば客に対して商品の情報を提示
することも可能となる。宝石店を例に挙げれば、客の予
算に応じた商品を検索して提示したり、商品情報として
宝石の鑑定書を識別タグ40に記憶しておけば、ハンデ
ィターミナルにこの鑑定書を表示して客に提示したりす
ることもできる。
【0085】なお、本第2実施形態の商品管理システム
2において、識別タグ40のメモリ部42が「記憶手
段」に相当し、識別タグ40の制御部41及び送信部4
3が「データ送信手段」に相当し、図8に示すデータ送
信処理がデータ送信手段としての処理に相当する。
【0086】また、ハンディターミナル300の制御部
31及び送信部32が「データ要求手段」に相当し、制
御部31及び受信部33が「データ受信手段」に相当
し、表示部302が「表示手段」に相当する。そして、
図7中のS410の処理がデータ要求手段としての処理
に相当し、図7中のS420及びS430の処理がデー
タ受信手段としての処理に相当し、図7中のS440及
び図10中のS750の処理が表示手段としての処理に
相当する。
【0087】さらに、ハンディターミナル300の制御
部31及びパーソナルコンピュータ20の処理部21が
「処理実行手段」に相当し、図7中のS460、図9中
のS610,S620及び図10中のS740の処理が
処理実行手段としての処理に相当する。
【0088】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記第
1実施形態は、棚卸しという商品管理機能に加えて、盗
難管理をも行うシステムであった。しかしながら、盗難
管理は、一例にすぎず、例えば、パーソナルコンピュー
タ20に電話回線を介した通信機能を持たせ、他店舗や
本部からの商品検索を行ったり、また、商品の入出庫の
管理を行う構成としてもよい。さらに、店舗の商品には
限られず、バックヤードや倉庫などの在庫商品を管理す
ることも当然できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の商品管理システムの概略構成を
示すブロック図である。
【図2】識別タグの構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態の識別タグ制御装置にて実行され
る集計処理を示すフローチャートである。
【図4】第1実施形態の識別タグにて実行されるデータ
送信処理を示すフローチャートである。
【図5】第1実施形態のパーソナルコンピュータにて実
行される管理処理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施形態の商品管理システムの概略構成を
示すブロック図である。
【図7】第2実施形態のハンディターミナルにて実行さ
れる集計処理を示すフローチャートである。
【図8】第2実施形態の識別タグにて実行されるデータ
送信処理を示すフローチャートである。
【図9】第2実施形態のパーソナルコンピュータにて実
行される管理処理を示すフローチャートである。
【図10】第2実施形態のハンディターミナルにて実行
される商品情報表示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2…商品管理システム 10,100…
商品管理装置 20,200…パーソナルコンピュータ 21…処理部 22…操作部 23…表示部 24…記憶部 25…通信部 201…通信部 30…識別タ
グ制御装置 300…ハンディターミナル 31…制御部 32…送信部 32a…送信
用アンテナ 33…受信部 33a…受信
用アンテナ 34…記憶部 35…通信部 301…操作部 302…表示
部 303…通信部 304…メモ
リ部 40…識別タグ 41…制御部 42…メモリ部 43…送信部 44…受信部 50…商品

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユニークな識別コードを記憶した記憶手段
    と、該記憶手段に記憶された識別コードを少なくとも含
    むデータを無線方式で送信するデータ送信手段とを有
    し、各商品に付加されて用いられる識別タグと、 前記識別タグから送信されてくる前記データを無線方式
    で受信するデータ受信手段と、該データ受信手段によっ
    て受信された前記データに含まれる識別コードと、当該
    識別コードに対応する商品情報とに基づき、商品管理の
    ための処理を実行する処理実行手段とを有する商品管理
    装置とを備える商品管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の商品管理システムにおい
    て、 前記識別タグは、前記商品管理装置からの非接触方式に
    よる電力供給によって動作するよう構成されていること
    を特徴とする商品管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の商品管理システム
    において、 前記商品管理装置は、さらに、前記識別タグに前記デー
    タの送信を要求するデータ要求手段を備え、 前記識別タグの前記データ送信手段は、前記データ要求
    手段によって前記データの送信要求があると、前記デー
    タを送信するよう構成されていることを特徴とする商品
    管理システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の商品管理
    システムにおいて、 前記商品管理装置の前記データ受信手段は複数のアンテ
    ナを有しており、当該アンテナを介して前記識別タグか
    らのデータを受信できるように、当該アンテナを前記各
    識別タグに対し適切な位置に配置したことを特徴とする
    商品管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかに記載の商品管理
    システムにおいて、 前記商品管理装置は、少なくとも前記受信手段を有し、
    前記識別タグからのデータを受信可能な位置に移動させ
    ることのできる携帯部と、当該携帯部と通信可能な本体
    部とから構成されていることを特徴とする商品管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の商品管理システムにおい
    て、 前記商品管理装置の前記携帯部が、前記商品情報を少な
    くとも表示可能な表示手段を備えることを特徴とする商
    品管理システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の商品管理
    システムにおいて、 前記商品管理装置は、さらに、 識別コードと商品情報とを対応させて記憶した商品情報
    記憶手段と、 前記データ受信手段によって受信された前記データに含
    まれる前記識別コードを用い、前記商品情報記憶手段か
    ら当該識別コードに対応する前記商品情報を読み出す商
    品情報読出手段とを備えることを特徴とする商品管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】請求項1〜6のいずれかに記載の商品管理
    システムにおいて、 前記識別タグの前記記憶手段には、前記識別コードと共
    に前記商品情報が記憶され、前記データ送信手段は、前
    記識別コード及び前記商品情報を含む前記データを送信
    するよう構成されていることを特徴とする商品管理シス
    テム。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の商品管理システムにおい
    て、 前記商品管理装置は、さらに、前記識別タグに対して、
    前記識別コード及び書き換え対象のデータを書換データ
    として送信する書換データ送信手段を有し、 前記識別タグは、さらに、前記書換データ送信手段によ
    って前記書換データが送信されると、当該書換データに
    含まれる前記識別コードを参照し、前記記憶手段に記憶
    された識別コードと一致していれば、その書換データに
    含まれる書換対象のデータに基づいて、前記記憶手段に
    記憶された商品情報を書き換えるデータ書換手段を有す
    ることを特徴とする商品管理システム。
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