JP2005202713A - 来客管理システムおよびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
顧客の店舗内での行動履歴と購入物を記録することができれば、顧客の嗜好が判断でき、顧客の嗜好にあったサービスを提供することができる。
【解決手段】
店が顧客に対して発行したポイントカード1に無線タグを備えることで顧客を識別する手段とし、この無線タグの位置を検知するためのリーダー21〜23を店舗内に複数設置する。キャッシュレジスタ3では顧客の購入品を検出する。リーダー21〜23とキャッシュレジスタ3と記憶装置4とを接続し、顧客ごとの移動情報と購入品情報が自動的に記憶装置4に蓄積される。記憶装置4には表示モニタを備えた制御装置5も接続され、店舗側の操作により顧客ごとの店舗内移動履歴や購入物情報を読み出すことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、店舗で利用される来客管理システム及びその方法に関する。特に、店舗内を来客が自由に移動して商品を選択して購入する形態の店舗で利用される来客管理システム及びその方法に関する。
物流システムの進展に伴い、量販店のように大量の商品を仕入れることで商品価格を下げて、来店客の増加を図る事例が増えている。また、扱う商品の数を増やすことによっても集客効果を高め、店舗における売上額の拡大を図る事例が増えている。この背景には、パーソナルコンピュータも含めた様々な情報機器の発展に伴いデータベース管理が簡単にできるようになってきていることや、情報のデジタル化により大量のデータを扱うことがより簡単にできるようになっていることがある。
このような時代の流れにより店舗間の競争が激しくなり、商品数を増やす、または商品価格を下げるなどの商品価値を増大させることによる顧客獲得策以外に、店舗独自の顧客に対するサービスを充実させることによる顧客獲得策を図る例も増えてきている。例として、顧客にポイントカードを発行し、購入実績に基づいたポイントを付与し顧客に新たなサービスを提供することで店舗と顧客とのつながりをより深める効果を狙うなど方策が採られる。
従来技術として特許文献1に記載する顧客管理システムがある。この管理システムでは店舗が発行したカードを来客者が保有していることによって店舗に設置されたカードリーダーによって来客者を識別し、店舗内に設置された記憶装置に記録されている来客者に関する情報が店舗内の表示装置に表示され、来客者が名乗らずとも来客者が誰なのかをあらかじめ知ることができるものである。
特開2002−56171号公報
より多くの顧客の動向をつかみ的確なサービスを提供することにより顧客を維持することの必要性が増していることは上述のとおりだが、大量の顧客に対して購入実績を把握するための労力は、顧客の増加に伴って増加することになる。
また、例えば、特定の顧客が特定の商品を多く購入している、特定の商品は特定の時間に多く購入される、ある商品を購入した顧客は別の特定の商品も購入する傾向が多い、などの特定の顧客と特定の商品と時間情報を関連付けて管理することにより、店舗経営から顧客に対してより決め細やかなサービスを提供する手助けとなるが、このような情報を扱うには、来客数の増加と合わせて店舗が扱う商品種類が多いことも情報管理に関する労力の増加につながることが容易に考えられる。
また、このように購入商品をもとに顧客動向を管理している場合、来客者が興味を示しつつも購入にいたらなかった商品がある場合に記録からもれることになる。さらには、店舗内での顧客の動向を把握することにより、店舗内の来客者の流れをスムーズにする、あるいは同じ商品を何度も見にくる客を購入意思のある顧客とみなしてより積極的なアプローチを図るなどのサービス策をとれるが、やはり来客者の増加やあるいは店舗面積が広い場合は情報管理に払う労力が増加するため、このようなサービス策をとることが容易ではない。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、顧客に対するサービスの拡充を図る、あるいは新たなサービスを創造する助けとすることができ、その結果店舗の売り上げの拡大に貢献できる来客管理システム及びその方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、顧客を識別するためのRFID内蔵カードの店舗内における位置情報を検知する検知手段と、前記顧客の購入物情報を読み取る読み取り手段と、前記検知手段から検知されたRFID内蔵カードの位置情報を記憶し、前記読み取り手段から読み取られた購入物情報を前記RFID内蔵カードと関連付けて記憶する記憶手段とをネットワークで接続し、該記憶手段に記憶されたデータからRFID内蔵カードを保有する保有者の店舗内における移動経路情報と該保有者の購入物情報とを関連付けて出力する出力手段を備えたことを特徴とする来客管理システムである。
また、本発明は、前記来客管理システムにおいて、前記記憶手段は前記検知手段から検知されるRFID内蔵カードの位置情報が検知される時刻情報も合わせて記憶し、前記出力手段は更に前記記憶手段に記憶されたデータから前記保有者の店舗内の特定の個所における滞在時間を関連付けて出力するように構成したことを特徴とする。
また、本発明は、顧客を識別するためのRFID内蔵カード(無線タグ内蔵カード)の店舗内における位置情報を検知する、店舗内に複数台設置されたリーダーと、前記顧客の購入物情報を読み取るキャッシュレジスタと、前記リーダーから検知されたRFID内蔵カードの位置情報を継続的に記憶し、前記キャッシュレジスタから読み取られた購入物情報を前記RFID内蔵カードと関連付けて記憶する記憶装置とをネットワークで接続し、該記憶装置に記憶されたデータからRFID内蔵カードを保有する保有者の店舗内における移動経路情報と該保有者の購入物情報とを関連付けて表示する表示装置を備えたことを特徴とする来客管理システムである。
また、本発明は、前記来客管理システムにおいて、前記記憶装置は前記リーダーから検知されるRFID内蔵カードの位置情報が検知される時刻情報も合わせて継続的に記憶し、前記表示装置は更に前記記憶装置に記憶されたデータから前記保有者の店舗内の特定の個所における滞在時間を関連付けて表示するように構成したことを特徴とする。
また、本発明は、顧客を識別するためのRFID内蔵カードを保有する保有者の店舗内における位置情報をリーダーによって検知する検知ステップと、前記保有者が購入する購入物情報をキャッシュレジスタによって読み取る読み取りステップと、前記検知ステップで検知された保有者の店舗内における位置情報及び前記読み取りステップで読み取られた購入物情報を前記保有者と関連付けて記憶装置に記憶する記憶ステップと、該記憶ステップで記憶されたデータから前記保有者の店舗内における移動経路情報と該保有者の購入物情報とを関連付けて出力する出力ステップとを有することを特徴とする来客管理方法である。
また、本発明は、前記来客管理方法において、前記記憶ステップは前記検知ステップで検知される保有者の位置情報が検知される時刻情報も合わせて記憶装置に記憶させ、前記出力ステップは更に前記記憶ステップで記憶されたデータから前記保有者の店舗内の特定の個所における滞在時間を関連付けて出力することを特徴とする。
また、本発明は、店舗が顧客に発行するポイントカードに無線タグを内蔵し、無線タグには例えば会員番号が割り当てられており、来店者が多数におよぶ場合においても、無線タグに割り当てられた会員番号を読み取ることで来客者を特定できることを特徴としている。
また、本発明では、無線タグの読み取りは店舗内に配置されたカードリーダーで行なう。このカードリーダーを店舗内部に複数配置し、カードリーダーが無線タグを読み取ることが可能な領域を調整することによって特定の無線タグが店舗内のどの位置にあるかを自動的に判定することが可能であることを特徴としている。
また、本発明では、来客者が商品を購入するキャッシュレジスタでは、来客者が購入した商品と購入者のポイントカードの会員番号とを合わせて自動的に読み取りことが可能であることを特徴としている。
また、本発明では、カードリーダーとキャッシュレジスタは記憶装置に接続され、カードリーダーによって読み取られた情報とキャッシュレジスタにて読み取られた情報とが自動的に記憶装置に記録されることを特徴としている。
また、本発明では、記憶装置に制御装置が接続され、店舗の者が制御装置を操作することによって記憶装置に記録されている情報が制御装置の表示部に表示されることを特徴としている。
本発明によれば、来客者の店舗内における行動と行動から読み取られた来客者の嗜好と購入品とを関連付けることによって、顧客に対するサービスの拡充を図る、あるいは新たなサービスを創造する助けとすることができ、その結果、店舗の売り上げの拡大に貢献できる効果を奏する。
本発明になる実施の形態を図面を用いて以下に説明する。
図1は本発明による来客管理システムの一実施の形態を示すシステム構成図であって、図1において、1は無線タグ内蔵ポイントカード(顧客を識別するためのRFID(radiofrequency identification)内蔵カード)、21は第一のカードリーダー、22は第二のカードリーダー、23は第三のカードリーダー、3はキャッシュレジスタ、4は記憶装置、5は制御装置、6は店舗内ネットワーク、7は本発明に係る来客管理システムが設置される店舗である。
無線タグ内蔵ポイントカード1は店舗が顧客に対して発行するカードであって、購入実績によってポイントが付与されポイント数に応じて店舗が新たなサービスを提供する通常のポイントカード機能に加えて、無線タグを内蔵することによって、カードリーダー21、22、23と無線通信を行なう機能を備える。また、無線タグは各々に固有の識別番号が与えられており、また、この識別番号が発行されるポイントカード1に与えられる会員番号等のカード固有の番号と関連付けがなされており、カードリーダー21〜23との無線通信によってこの識別番号が読み取られることで多数の顧客に与えられるポイントカード1の一つ一つを識別することが可能となる。さらに店舗において、ポイントカード固有の会員番号とポイントカード1を保有する顧客の氏名等の個人情報とを関連付けた記録があれば、カードリーダーによって無線タグの位置を検知することによって特定の顧客の店舗内における位置を把握することができる。
カードリーダー21、22、23はポイントカード1に内蔵された無線タグと無線通信を行なうものであって、無線通信が可能な距離内に存在する複数のポイントカードの無線タグの識別番号を読み取る機能を備えている。無線通信を行なうためにカードリーダー21〜23が出力する電波の強度を変えたり、電波を射出するためのアンテナの指向性を調整したりすることによって、任意のカードリーダーが無線通信を行なえる範囲を調整できてもよい。勿論、カードリーダー21〜23が出力する電波の周波数を変えても任意のカードリーダーが無線通信を行なえる範囲を調整することが可能である。
図1に示す実施例ではカードリーダー21〜23は3台記載しているが、台数を限定するものではなく、店舗面積、各カードリーダーが無線通信を行なえる範囲、各カードリーダーが無線通信を行なう無線タグの最大数、などの要因によってカードリーダーの台数は任意の値とすることができる。各カードリーダーの互いの無線通信可能範囲を合わせることで店舗内の全領域をカバーすることができれば、各カードリーダーの無線通信可能範囲による領域をもって店舗内を分割化し、無線タグ内蔵ポイントカード1を保有する来客者が店舗内のどの領域にいるかを知ることが可能となる。さらに、これを時間的に継続して行なうことにより、来客者の店舗内での移動経路を調査することや任意の領域における来客者の滞在時間を調査することが可能である。さらに、無線タグの識別番号と合わせてこの記録を保持することにより、来客者が任意の領域に入場した回数を調査することが可能である。
この領域は均等な面積としてもよいが、必ずしもその必要はなく、来客者の位置分布を重点的に調査したい箇所ではカードリーダーの無線通信可能範囲を狭くすることで、来客者の位置を詳細に調査することが可能となる。
また、複数のカードリーダーの無線通信可能範囲を重ね合わせるように配置し、無線タグが複数のカードリーダーと無線通信を行なうように設計することで、例えば三角測量などを行なうことで無線タグの詳細な位置を調査することも可能である。さらにこれを時間的に連続して行なえば、来客者の移動方向を追尾することが可能である。
キャッシュレジスタ3は来客者が商品を購入する際に購入された商品に関する情報を検知する。来客者が購入実績に応じたポイント付与を得るためにポイントカードを提示することによってポイントカードが特定され、ポイントカードすなわち無線タグの識別番号とこのときの購入品との関連付けがなされて記録される。なお、ポイントカードの提示によってポイントカードを特定する手段はキャッシュレジスタ3を操作する店員が会員番号を入力しても良いし、キャッシュレジスタ近傍にきわめて小範囲で無線通信が有効な新たなカードリーダー(図示せず)を設けて無線タグの識別番号を読み取っても良く、この他にも自動的、人為的な手段を問わず様々な手段が考えられるが、ここではその具体的な手段は問わない。
無線タグ内蔵ポイントカード1がカードリーダー21、22、23のいずれによって検知されたかは検知した時刻情報とあわせて店舗内ネットワーク6を介して記憶装置4に記録される。また、キャッシュレジスタ3が検知した購入商品情報も購入時に提示されたポイントカードの識別情報とあわせて店舗内ネットワーク6を介して上記記憶装置4に記録される。
ここで、カードリーダー21、22、23とキャッシュレジスタ3が検出した情報は店員が操作することなく、自動的に記憶装置4に記録されることにより、検出結果が記憶装置4に入力される場合の情報の消失や誤って入力されることを防ぐ。
また、記憶装置4の記憶容量を限定し、入力される情報が記憶容量の限界を超える場合の記憶装置の振る舞いとして、古い情報から消去されるメモリ構成とすることで、記憶装置4に記録される情報の鮮度を維持することが可能である。
制御装置5は、例えばパーソナルコンピュータなどによって構成され、店員などの操作する者が操作しやすいためのキーボードやマウスなどの入力装置や、記憶装置4に記録されているデータ等を出力して表示するための表示装置、さらに店舗内ネットワークに接続するための接続ポートを含み、記憶装置4に記録されている情報を操作者の要求にしたがって出力手段である表示装置に表示する機能を備える。
記憶装置4のサイズによっては制御装置5を構成する例えばパーソナルコンピュータと一体化してもよい。記憶装置4としての記憶容量を大きくとることが難しくなるが、設置性の向上を図ることが可能である。
以上述べたカードリーダー21、22、23、キャッシュレジスタ3、記憶装置4、制御装置5は、店舗内ネットワーク6によって互いに接続される。ここで、ネットワークの構成はカードリーダー21、22、23が検出した情報およびキャッシュレジスタ3が検出した情報を記憶装置5に記録する際に情報が遅滞および欠損なく伝達されるものであればよく、有線接続、無線接続およびこれらが混在する構成であってもよい。無線接続の場合は信号線の配線による影響を受けず、店舗内のレイアウトの変更に関する自由度が向上する。また、カードリーダー21〜23…の各々に固有の識別番号を付与し、カードリーダから提供する情報にその固有の識別番号を添付することによって、提供を受ける側はどのカードリーダからの情報か識別することが可能となる。
図2に本発明による来客管理システムの概略図を示す。図1と同じ構成要素には同一の参照符号を付け説明を省略する。以下、図2を参照しながら本発明による来客管理システムの概略を説明する。
顧客は店舗によって発行される無線タグ内蔵ポイントカード1を持っており、顧客が店舗に来店した際は、店舗内を移動しつつ商品の中から来客者ごとの要求に合わせて購入品を選択し、図1に示すキャッシュレジスタ3にて購入する。ポイントカード1に内蔵される無線タグをカードリーダー21〜23…が検知することによって、この過程における店舗内の来客者ごとの移動履歴や店舗内の特定の場所における滞在時間などが記憶装置4に記録される。さらに店舗内の移動の結果として選択された購入品がキャッシュレジスタ3からの情報によって記憶装置4に記録される。このとき、カードリーダ21〜23…の固有の識別番号をカードリーダ21〜23…から例えば制御装置5が受信することによって、店舗内の来客者ごとの移動履歴や店舗内の特定の場所における滞在時間が正しいかどうかをチェックすることも可能となる。
記憶装置4に記録された情報は例えば制御装置5の表示装置等に表示して店員あるいは店舗の経営者によって解析され、店舗から顧客に対する様々なサービスの拡充、あるいは新規サービスの開始などの形で顧客に対して還元される。この結果として、本発明になる来客管理システムを採用した店舗から顧客が離れることを防ぎ、また顧客としても自らの行動が店舗のサービス拡充に貢献し、かつ新たなサービスを期待できるメリットがある。
図3に本発明による来客管理システムにおける情報の流れを示す詳細図を示す。図3において縦軸は時間の経過を示し、横軸は情報を扱う主体、矢印は情報、あるいは物品、金銭の流れを表わしている。
図3を用いてこれまでに説明したシステム構成の具体的な実施例を説明する。まず、店舗は顧客に対して無線タグ内蔵ポイントカード1を発行する必要がある。このカード発行時においては、店舗は顧客に対しあらかじめ識別番号が把握されている無線タグ内蔵ポイントカード1を渡し、同時にポイントカードの会員番号と内蔵されている無線タグの識別番号とを関連付けて記憶装置4に記録する。このとき、カードリーダ21〜23…の固有の識別番号を関連付けてもよい。このときの記録操作には制御装置5を使用する。
本実施例では、第一のカードリーダー21を店舗の入り口に配置する。この結果、第一のカードリーダー21が無線タグを検知した場合、この無線タグの識別番号と関連付けられるポイントカードの保有者が店舗に入店したことが判明する。この情報は第一のカードリーダー21から店舗内ネットワーク6を介して記憶装置4に時刻情報と合わせて記録される。さらには、入り口部分に複数のカードリーダーを隣り合わせて設置し、これらの無線通信可能範囲を適当に調整し無線タグを検知した時刻を合わせて記録することにより、無線タグを有する来客者が店舗内に入ってすぐに引き返したことを検知することも可能である。あるいは、複数のカードリーダーを無線通信可能範囲を重ね合わせて配置し三角測量等の技術を用いることによって無線タグを有する来客者の移動方向を詳細に検知することによっても同様の効果が得られる。
同様に、店舗内に陳列棚が複数ある場合、任意の陳列棚の一つを陳列棚Aとし、ここにカードリーダー22を設け、カードリーダー22の無線通信範囲を領域Aとする。さらに別の陳列棚の一つを陳列棚Bとし、ここにカードリーダー23を設け、カードリーダー23の無線通信範囲を領域Bとする。カードリーダー22がある時刻に無線タグ内臓ポイントカード1を検知し、適当な時間の後無線タグ内蔵ポイントカード1を検知できなくなったとする。
カードリーダー22はこれらの情報をポイントカード1の移動情報として記憶装置4に記録し、領域Aにポイントカード1を持った来客者がいた滞在時間を解析することが可能となる。さらにこの後にカードリーダー23が同じ識別番号を有するこのポイントカード1を検知した場合、この情報をカードリーダー23におけるポイントカード1の移動情報として記憶装置4に記録し、この来客者は領域Aから領域Bに移動したことが解析される。さらにこの後適当な時間を経てカードリーダー22が、同じ識別番号を有するポイントカード1を再度検知した場合、この情報をカードリーダー22におけるポイントカード1の移動情報として記憶装置4に記録し、この来客者が領域Aに訪れたのは2回目であることが解析される。このようにポイントカードの識別番号を読み取ることでポイントカードを特定して、この記録が随時自動的に記憶装置4に記録されることで、店員は制御装置5を操作することで来客者の店舗内における移動履歴を解析することができる。
カードリーダーがポイントカード保有者の滞在時間を知る具体的な方法の一実施例を以下簡単に説明する。カードリーダーはある周期毎にそのカードリーダーの無線通信範囲内にある無線タグ内臓ポイントカードをすべて調べ上げ、そのすべての識別番号を時刻情報とあわせて記憶装置4に記録する。これをある周期で繰り返すことによってカードリーダーはポイントカードを持つ来客者が無線通信可能範囲に滞在した時間を求めることが可能となる。
カードリーダーを設ける位置は棚に直接取り付けてもよく、電波を周囲一様に送受信できるように天井に取り付けてもよいが、アンテナの指向性や電波遮蔽物の存在などによって店舗が意図した無線通信可能範囲が変化してしまわないことに留意する必要がある。
なお、本実施例では説明を簡単にするためにカードリーダーを3台とし、入り口と領域Aと領域Bとに配置した例を用いたが、カードリーダーの台数、設置位置はこの例に限るものではない。ところで、カードリーダーに固有の識別番号を付与することによって、カーリーダーを設置した位置(例えば、入り口、領域A及び領域B)との対応を取ることが可能となる。
来客者は店舗内を移動しつつ、商品の中から購入品を選択し、最終的にキャッシュレジスタ3において購入する。このとき、来客者はキャッシュレジスタ3にて購入品の対価を支払うとともに購入実績に基づくポイントを得る。同時にキャッシュレジスタ3は来客者が購入した購入品情報を店舗内ネットワーク6を介して記憶装置4に記録する。このときポイントカード1の会員番号も同時に記録することにより、特定のポイントカードを有する来客者がどの商品を購入したかが記憶装置4に記録されることになる。
以上述べたように記憶装置4には顧客が来店してから購入するまでの移動情報と購入品情報が自動的に記録される。店員あるいは店舗の経営者がこれらの情報を利用するため、データ集計を行なう際には制御装置5を使用する。すなわち、店員は制御装置5を操作することによって、制御装置5から記憶装置4に記録されている情報にアクセスする。店員が要求する情報を参照する場合はこの情報が店舗内ネットワーク6を介して記憶装置4から該当する情報が読み出され制御装置4の出力手段である表示装置に表示され、店員が情報を入手できる。
図4は本発明による来客管理システムにおける情報処理の流れを示すフロー図であり、上述の情報の流れを理解しやすくまとめたものであって、動作状態をS1からS6の6状態で示している。左側の列のS1、S2、S3が顧客の動作を示し、右側の列のS4、S5、S6が記憶装置4による解析作業を示している。
状態S1は、店舗の入り口に設置されたカードリーダー21が無線タグを検知した場合にこの無線タグの識別番号を読み取って記憶装置4に記録している状態を示す。顧客が来店するごとにこの動作が行なわれ、記憶装置4に記録されていく。
状態S2は、来客者が店舗内を移動している状態を示し、各カードリーダー22〜23は各領域の無線通信可能範囲に存在する無線タグの識別番号を検知して記憶装置4に記録する。この作業も随時行なわれ、店舗内の全領域における無線タグの分布が記憶装置4に記録されていく。
状態S3はキャッシュレジスタ3で来客者が購入している状態を示し、ポイントカード1の会員番号ごとの購入品情報を記憶装置4に記録する。この作業も購入者ごとに随時行なわれ、商品の販売状況が記憶装置4に記録されていく。
一方で記憶装置4では、来客者ごとの店舗内の移動経路や各領域の時間別来客数などS1、S2で記録された来客者の移動情報を元に集計可能な情報を作成している。この状態がS4である。また状態S5では状態S4で得られた情報に合わせて来客者の購入品情報を加味してさらに多くの統計情報を作成する。
こうして記憶装置4に記録された各種統計情報は最終的に状態S6において店員による制御装置5の操作によって制御装置5の出力手段であるモニタ(表示装置)に表示される。
図5に本発明に係る来客管理システムにおける記憶装置4に記録される情報のデータファイル図を示す。図4で示した状態S1、S2、S3で記録される情報、状態S4、S5で作成された情報、その他の情報が記憶装置4に記録される際の格納領域を示している。
情報データとしてd1は、店舗が発行した無線タグ内蔵ポイントカードのリストが格納される領域である。ポイントカードの会員番号と無線タグの識別番号との関連付けもこのデータd1においてなされる。店舗がポイントカードを発行する際に顧客氏名なども記録する場合は、氏名その他の個人情報もまたこのデータd1に記録されポイントカード会員番号との関連付けがなされる。データd2はカードリーダー21が検知した無線タグの識別番号が検知した時刻とともに格納される領域である。カードリーダー21が店舗の入り口に配置されている場合は、各無線タグが入店した時刻が記録される領域となる。データd3はカードリーダー22が検知した無線タグの識別番号が検知した時刻とともに格納される領域であり、同様にデータd4はカードリーダー23が検知した無線タグの識別番号が検知した時刻とともに格納される領域である。データd5にはポイントカードの会員番号と合わせてそのカード保有者が購入した購入品が記録される。さらに、図4の状態S4、S5で作成された顧客ごとの移動経路やその他の各種統計情報はデータd6に記録される。図4における状態S6では必要に応じてこれらd1からd6に格納されるデータを参照している。
図5ではカードリーダーが3台の場合について示しているが、カードリーダーの台数に応じてd2、d3、d4に相当するカードリーダーの検知記録が格納される領域は相当数が必要となる。
図6に本発明による来客管理システムにおける制御装置5に表示される出力画面の一実施例を示す図であって図1と同じ構成要素には同一の参照符号を付け説明を省略する。図6は店舗内においてある特定の来客者がたどった移動経路である。この情報は図5におけるデータd2、d3、d4および図示していない他のカードリーダーの検知記録から作成可能である。図6の例ではカードリーダーの無線通信可能範囲を点線で区切って示している。カードリーダー22が設置されている無線通信可能範囲が図3の説明における領域Aであり、カードリーダー23が設置されている無線通信可能範囲が領域Bである。図6の例では来客者はカードリーダー21が設置されている入り口においてまず検知されたことになる。その後いくつかのカードリーダー(参照符号無し)に検知された後、カードリーダー22が設置されている領域Aで検知される。そして領域Aで検知されなくなった後、カードリーダー23でこの来客者の無線タグ識別番号が検知されたことになる。また、この来客者はその後も再度カードリーダー22によって検知され、領域Aには2回入場したことが表示されている。
図6では経路を示すのみであるが、移動履歴線の色あるいは太さを領域ごとに滞在時間によって変えることで、各領域における滞在時間も同時に表示することができる。別の例として図5におけるデータd5とあわせた統計情報を作成することにより、各領域で購入した商品点数を合わせて表示することも可能である。
なお、図6では無線通信可能範囲を点線によって矩形に表示し、隣り合う領域は重ならないかのごとく示しているが、この実施例に限るものではなく、各カードリーダーのアンテナ(図示せず)の指向性や設置位置、および電波遮蔽物の存在などによって領域の形状は変化する。また、来客者の存在位置を詳細に知りたい場合、無線通信可能範囲を狭くして位置検出制度を向上する手法、無線通信可能範囲を重ね合わせて配置して一台の無線タグを複数のカードリーダーで同時に検知して三角測量などを行ない詳細な位置検出を行なうなどの手法も考えられる。
図6に示す表示画面を多数の来客者についてさらに統計を取ることにより、売り場レイアウトを変更して来客者の流れを店舗経営者の意図に合わせて変更する目的などに活用可能である。
図7は本発明になる来客管理システムにおける制御装置5に表示される入出力画面の一実施例を示す図である。図5におけるポイントカードリストデータd1、入り口カードリーダー検知記録d2、領域Aカードリーダー検知記録d3、領域Bカードリーダー検知記録d4、キャッシュレジスタによる購入品記録d5をもとにして得ることができる情報であって、図5におけるデータd6に格納されている。
図7に示す実施例ではポイントカードの会員番号が12345番の顧客が16時25分に入店したことが示されている。これはポイントカード会員番号12345番と関連付けされている識別番号の無線タグが店舗の入り口におけるカードリーダーで16時25分に検知されたことを意味する。また領域Aに10分21秒滞在したことが示されている。これは領域Aにおけるカードリーダーによって最初に検知された時刻から10分21秒間検知されていたことを意味する。なお、この例では検知した時刻は表示していないが、表示することも可能である。また、この来客者が複数回領域Aに入場していた場合、滞在時間を合計して表示することも個別に表示することも可能である。同様にこの来客者は領域Bに3分15秒間滞在していたことが示されている。この例では領域Aと領域Bについてのみ表示しているが、他の領域についても同様に表示されるものとする。次に購入品リストとしてキャッシュレジスタ3において検出されたポイントカード番号12345の顧客が今回の来店時に購入した購入品が表示されている。この例では領域Aの商品を一点、領域Bの商品を3点購入している。なお、これらの情報が画面に収まりきらない場合、制御装置5における図示していないキーボードやマウス等の操作により画面のスクロールや切り替えが可能なものとする。
図8は本発明になる来客管理システムにおける制御装置5に表示される入出力画面の一実施例を示す図である。図5におけるポイントカードリストデータd1、領域A検知記録d3、購入品情報d5をもとにして得ることができる情報であって、図5におけるデータd6に格納されている。
図8に示す実施例では横軸に時刻、縦軸に人数をとり、ある時刻における領域Aに入場している人数とこの時刻における領域Aの商品を購入した人数の時間による推移をグラフ表示している。このグラフから、領域Aに入場する人数は早い時刻に多いが、実際に購入する人数は遅い時刻に増加しており、早い時間帯の入場者はあまり購入に至っていないが、遅い時間帯の入場者はほとんどの入場者が商品を購入していることが読み取れる。扱われている商品の特徴と合わせて展示方法の再検討を行なう、あるいは、さらに他のデータと合わせて解析し改善手段をとるなどの活用が考えられる。
図9は本発明になる来客管理システムにおける制御装置5に表示される入出力画面の一実施例を示す図である。図5におけるポイントカードリストデータd1、領域A検知記録d3、領域B検知記録d4、購入品情報d5をもとにして得ることができる情報であって、図5におけるデータd6に格納されている。
図9に示す実施例では横軸に日付、縦軸に人数をとり、領域Aと領域Bのそれぞれの入場者数と各領域の商品を実際に購入した人数の日付による推移をグラフ表示している。このグラフから領域Aの商品は日付の経過とともに入場者数も購入者数も減少しているのに対し、領域Bでは入場者数がほとんど一定であり、商品の購入者は日付の経過とともに増加していることが読み取れる。この結果を売場面積の再検討や価格の付け直しなどに活用することが考えられる。
図10は本発明になる来客管理システムにおける制御装置5に表示される入出力画面の一実施例を示す図である。図5におけるポイントカードリストデータd1、領域A検知記録d3、領域B検知記録d4、購入品情報d5をもとにして得ることができる情報であって、図5におけるデータd6に格納されている。
図10に示す実施例では横軸に各領域の滞在時間、縦軸に人数をとり、領域Aと領域Bのそれぞれの入場者数と各領域の商品を実際に購入した人数の滞在時間に対する分布をグラフ表示している。このグラフから領域Aの商品は短い滞在時間でも入場者のほとんどが購入しているのに対し、領域Bでは比較的長い滞在時間の入場者が多いにもかかわらず、ほとんどの入場者が購入に至っていないことが読み取れる。滞在時間の長さを来客者の商品に対する嗜好の結果と解釈すると、領域Bの商品は来客者の購入要求は高いが価格あるいは品揃えなどの面で問題があり購入まで至っていないことが考えられる。一方で領域Aの商品は短い滞在時間でも高い売れ行きを示しており、仕入れ数を増やす、価格を高く設定するなどの利益向上策に活用することが考えられる。
図6から図10で示した制御装置5に表示される画面例はここで記載した実施例に限るものではない。制御装置5などは、カードリーダー21〜23…とキャッシュレジスタ3とから収集できる情報およびポイントカード1に付随する情報などを組合せて、顧客の嗜好など様々な解析が可能であり、この結果として、顧客に対するサービスの拡充を図る、あるいは新たなサービスを創造する助けとすることができ、店舗の売り上げの拡大に貢献できる。
以上説明した実施の形態によれば、無線タグを内蔵したポイントカード1と、店舗内に複数配置され、発行されたポイントカードを所有する来客者の店舗内の移動経路も含めて存在位置を検知するカードリーダー21〜23…と、来客者の購入品情報を収集するキャッシュレジスタ3と、カードリーダー21〜23…とキャッシュレジスタ3とが収集した情報を記録する記憶装置4と、記憶装置4に記録された情報を店舗の人間が扱うための制御装置5とを用い、来客者の店舗内における行動と行動から読み取られた来客者の嗜好と購入品とを関連付けることによって、顧客に対するサービスの拡充を図る、あるいは新たなサービスを創造する助けとすることができ、その結果店舗の売り上げの拡大に貢献することができる。
本発明に係る来客管理システムの一実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態におけるビジネスモデルの概略図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における情報の流れを示す詳細図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における情報処理の流れを示すフロー図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における記憶装置に記録される情報のデータファイル図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における制御装置に表示される画面を示す出力画面図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における制御装置に表示される画面を示す出力画面図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における制御装置に表示される画面を示す出力画面図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における制御装置に表示される画面を示す出力画面図である。 本発明に係る来客管理システムの一実施の形態における制御装置に表示される画面を示す出力画面図である。
符号の説明
1…無線タグ内蔵ポイントカード(RFID内蔵カード)、21…第一のカードリーダー、22…第二のカードリーダー、23…第三のカードリーダー、3…キャッシュレジスタ、4…記憶装置、5…制御装置、6…店舗内ネットワーク、7…店舗。

Claims (6)

  1. 顧客を識別するためのRFID内蔵カードの店舗内における位置情報を検知する検知手段と、前記顧客の購入物情報を読み取る読み取り手段と、前記検知手段から検知されたRFID内蔵カードの位置情報を記憶し、前記読み取り手段から読み取られた購入物情報を前記RFID内蔵カードと関連付けて記憶する記憶手段とをネットワークで接続し、
    該記憶手段に記憶されたデータからRFID内蔵カードを保有する保有者の店舗内における移動経路情報と該保有者の購入物情報とを関連付けて出力する出力手段を備えたことを特徴とする来客管理システム。
  2. 請求項1に記載の来客管理システムにおいて、
    前記記憶手段は前記検知手段から検知されるRFID内蔵カードの位置情報が検知される時刻情報も合わせて記憶し、
    前記出力手段は更に前記記憶手段に記憶されたデータから前記保有者の店舗内の特定の個所における滞在時間を関連付けて出力するように構成したことを特徴とする来客管理システム。
  3. 顧客を識別するためのRFID内蔵カードの店舗内における位置情報を検知する、店舗内に複数台設置されたリーダーと、前記顧客の購入物情報を読み取るキャッシュレジスタと、前記リーダーから検知されたRFID内蔵カードの位置情報を継続的に記憶し、前記キャッシュレジスタから読み取られた購入物情報を前記RFID内蔵カードと関連付けて記憶する記憶装置とをネットワークで接続し、
    該記憶装置に記憶されたデータからRFID内蔵カードを保有する保有者の店舗内における移動経路情報と該保有者の購入物情報とを関連付けて表示する表示装置を備えたことを特徴とする来客管理システム。
  4. 請求項3に記載の来客管理システムにおいて、
    前記記憶装置は前記リーダーから検知されるRFID内蔵カードの位置情報が検知される時刻情報も合わせて継続的に記憶し、
    前記表示装置は更に前記記憶装置に記憶されたデータから前記保有者の店舗内の特定の個所における滞在時間を関連付けて表示するように構成したことを特徴とする来客管理システム。
  5. 顧客を識別するためのRFID内蔵カードを保有する保有者の店舗内における位置情報をリーダーによって検知する検知ステップと、
    前記保有者が購入する購入物情報をキャッシュレジスタによって読み取る読み取りステップと、
    前記検知ステップで検知された保有者の店舗内における位置情報及び前記読み取りステップで読み取られた購入物情報を前記保有者と関連付けて記憶装置に記憶する記憶ステップと、
    該記憶ステップで記憶されたデータから前記保有者の店舗内における移動経路情報と該保有者の購入物情報とを関連付けて出力する出力ステップとを有することを特徴とする来客管理方法。
  6. 請求項5に記載の来客管理方法において、
    前記記憶ステップは前記検知ステップで検知される保有者の位置情報が検知される時刻情報も合わせて記憶装置に記憶させ、
    前記出力ステップは更に前記記憶ステップで記憶されたデータから前記保有者の店舗内の特定の個所における滞在時間を関連付けて出力することを特徴とする来客管理方法。
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