JP2006243928A - 情報伝達媒体回覧システム、情報伝達媒体回覧方法、及び情報伝達媒体回覧プログラム - Google Patents

情報伝達媒体回覧システム、情報伝達媒体回覧方法、及び情報伝達媒体回覧プログラム Download PDF

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吉成 三宅
Kenichi Abe
憲一 阿部
Hiroyuki Iizuka
宏之 飯塚
Masanori Takaoka
真則 高岡
Akira Matsumoto
晃 松本
Tomoharu Yamaguchi
智治 山口
Takeshi Miyamoto
宮本  剛
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Abstract

【課題】回覧物を電子的に管理する情報伝達媒体回覧システム、情報伝達媒体回覧方法、及び情報伝達媒体回覧プログラムを提供する。
【解決手段】回覧物1は紙媒体110に、識別タグ100を添付し、RFIDリーダ/ライタ201により、タグIDを読み取り、リーダ/ライタ制御装置3にこれを送信し、リーダ/ライタ制御装置3では、このタグIDと送信元RFIDリーダ/ライタ201のIPアドレスを、データ処理装置4に送信し、ここで送信されたタグIDを検索条件に、データベース5内の回覧物1の回覧状況を検索し、この回覧状況に基づき、 データ編集手段42による回覧状況の更新を実行し、その更新結果と回覧のためのメッセージを生成し、出力手段43に転送し、出力手段43は、端末601に更新結果及びメッセージを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報伝達媒体回覧システム、情報伝達媒体回覧方法、及び情報伝達媒体回覧プログラムに関し、特に、回覧物を電子的に管理する情報伝達媒体回覧システム、情報伝達媒体回覧方法、及び情報伝達媒体回覧プログラムに関する。
従来、出版物や印刷物などの紙媒体の回覧は、回覧の対象者名を記入した紙(回覧札)を回覧物に添付し、回覧済の対象者が回覧札に回覧済の印や日付を記入することにより実現されていた。上記回覧方法は、簡便であり、未回覧者を容易に確認することができる。しかし、回覧物が現在どこにあるのか、誰が持っているのかを特定することができなかった。そのため、回覧物の所在を管理することができず、回覧に遅延が発生しても対処することができなかった。また、回覧中に、回覧物が紛失するという短所を有している。
特許文献1では、印刷するための文字、画像等の情報を含むコンテンツを生成するコンテンツ生成装置と、用紙に印刷を行う印刷装置と、書類に承認を行うための事務用品として機能する承認装置と、書類に設けられているRFIDを読み取る読取装置と、書類データを管理するための書類データ管理装置と、これらを接続するLANとを有し、書類の管理を用紙それ自身に付した識別子を用いて、書類を用紙レベルで識別して管理する紙製品、書類管理方法、書類管理システム、事務用品、及び事務機器が提案されている。
また、近年、印刷物や出版物の保管場所や貸し出しをRFID、記憶装置、プログラムなど構成されたシステムで管理する方法が実現されている。
特許文献2では、RFIDタグを付帯する印刷物と、印刷物の保管場所を保有するデータベースと、データベースからの検索手段とRFIDタグまたはデータベースに対する追記手段と、RFIDタグのリーダ/ライタと、RFIDリーダ/ライタを介してRFIDタグに情報を書き込む機能を有するプリンタと、印刷物保管場所に設置されたセンサとを有し、RFIDタグが埋め込まれた特定の用紙に印刷した印刷物、またはRFIDを添付した印刷物に関する印刷者(作成者)、印刷日時、印刷目的、件名などの印刷物情報を当該RFIDタグのID情報ともにデータベースに書き込むことにより、データベースを検索するときに、容易に印刷物の保管場所を特定することができる印刷物管理方法及びシステムが提案されている。
特許文献3では、利用者が保持する非接触IDカードと、非接触IDカードの読取装置と、図書に添付されたRFIDタグと、入退場ゲートに備えられたRFIDタグの読取装置とを有し、それぞれの読取装置によって、利用者の識別と図書の識別をそれぞれ行い、図書の貸出と返却を管理することにより、図書の管理を実現する図書館システムが提案されている。
特許文献4では、複数の名前と確認完了期日とが設定されると、その回覧の対象とする複数の名前の中で認証情報に対応する名前がある場合には、この名前の人への回覧が完了したものと判別され、回覧すべき人の名前の一覧表示中から該当する名前が除かれるので、この名前の一覧表示を参照することで、次に誰に回覧を回せばよいか容易に判別できる回覧管理装置が提案されている。
特開2002−120475号公報 特開2004−310293号公報 特開2002−211717号公報 特開2000−218976号公報
しかし、上記の発明は以下の問題を有している。
特許文献1記載の紙製品、書類管理方法、書類管理システム、事務用品、及び事務機器によれば、用紙にコンテンツが印刷され、各場所で承認者、回覧者を承認するための表記が行われると、それを書類データ管理装置が管理し、書類データ管理装置で蓄積されたデータを検索することにより書類の稟議、回覧状況等を容易に把握することができるが、書類を受け取ったユーザは該書類が自身に対して回覧された書類であるか否かを迅速に把握することができない。そのため、回覧元のユーザが期待しないユーザへも書類が回覧される可能性がある。また、特許文献1記載の発明は、用紙などの可視的に表記できる回覧物を対象としており、読取装置は読み取り時に可視的な表示機を柄する構成をとっているため、承認やチェックリストにしか適用できない。
特許文献2記載の印刷物管理方法及びシステム、及び特許文献3記載の図書館システムは、図書にRFIDタグを付帯させることにより、図書館内における図書の保管場所の特定、及び図書館を利用する利用者への図書の貸し出し及び返却を管理するものであり、RFIDタグを付帯した印刷物を回覧物として回覧した場合に、回覧物の所在を管理することはできない。したがって、回覧に遅延が発生しても対処できず、回覧物が紛失する可能性もある。
また、従来の回覧システムは、回覧物を電子ファイル化する電子ファイル格納サーバと、利用者と電子ファイル格納サーバとを接続するネットワークと、回覧物を検索する検索手段と、回覧物の回覧を受ける権限の有無を確認する確認手段と、回覧物の回覧実績を記録する記録手段とを有する回覧システムは多数存在するが、紙媒体で回覧される回覧物については、スキャナ等で読み取る等を行い、電子ファイル化する必要があり、簡易的な回覧物や緊急を要する回覧物に適用するのは不向きである。
また、従来の印刷物管理システムにおいては、RFIDリーダ/ライタに接続された追記手段によらなければ、印刷物に関する情報を追記することができない。よって、印刷物が順次、利用者に回覧される場合に、重複配布等の問題が生じる。さらに、RFIDリーダ/ライタを用いて印刷物についての情報を追記・回覧を行う場合に、回覧物を所持している利用者と回覧物を渡す先の利用者とを特定することができない。
また、特許文献3記載の図書館システムでは、利用者固有のIDカード等がなければ、利用者を識別することができない。つまり、従来の図書管理システムにおいて、RFIDリーダ/ライタなどの読取装置と利用者とが1対多の関係になっており、利用者を特定する方法として、利用者のIDカード等を用いており、回覧物のように利用者のIDカード等を用いずに多くの利用者を特定しなければならない回覧システムには適用できない。
さらに、従来の印刷物管理システムでは、1つのRFIDタグにより印刷物を永続的に管理するため、RFIDタグを再利用することができない。
また、特許文献4記載の回覧管理装置は、回覧物の所在を確認することができない。さらに、回覧物に関する特記事項の登録や、それらを参照することができない。
そこで、本発明は、印刷物や手書きの紙媒体、CD、テープなどの情報伝達媒体を回覧し、かつ、情報伝達媒体の回覧履歴の記録・検索を実現した情報伝達媒体回覧システム、情報伝達媒体回覧方法、及び情報伝達媒体回覧プログラムを提案することを目的としている。
請求項1記載の情報伝達媒体回覧システムは、無線交信素子が取り付けられた情報伝達媒体と、前記無線交信素子と交信し、前記無線交信素子固有の無線交信素子識別子を取得する交信装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザごとの回覧に関する回覧状況を前記無線交信素子識別子に対応させて記憶する回覧情報記憶装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザに関する利用者情報を前記交信装置固有の交信装置識別子と対応させて記憶する利用者情報記憶装置と、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を読み出し、読み出した前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を管理するデータ処理装置とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報伝達媒体回覧システムにおいて、前記データ処理装置は、前記情報伝達媒体の前記回覧状況を前記情報処理端末に出力する出力手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の情報伝達媒体回覧システムにおいて、前記交信装置は、ユーザが所有する前記情報処理端末に接続され、前記情報処理端末を介して前記データ処理装置と通信することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧システムにおいて、前記交信装置を制御する交信制御装置を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の情報伝達媒体回覧システムにおいて、前記無線交信素子と前記回覧情報記憶装置とが一体化して形成され、前記交信制御装置と前記利用者情報記録装置とが一体化して形成され、前記交信装置は、前記無線交信素子から前記無線交信素子識別子を取得したとき、前記回覧情報記憶装置から前記無線交信識別子に基づいて前記回覧状況を、前記利用者情報記録装置から前記交信装置識別子に基づいて前記利用者情報を読み出す読み出し手段と、前記利用者情報に基づいて前記回覧状況を前記情報処理端末に通知する通知手段とを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧システムにおいて、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を検索する検索手段と、検索手段によって検索された前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を更新するデータ編集手段とを有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、無線交信素子が取り付けられた情報伝達媒体と、前記無線交信素子と交信し、前記無線交信素子固有の無線交信素子識別子を取得する交信装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザごとの回覧に関する回覧状況を前記無線交信素子識別子に対応させて記憶する回覧情報記憶装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザに関する利用者情報を前記交信装置固有の交信装置識別子と対応させて記憶する利用者情報記憶装置と、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を読み出し、読み出した前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を管理するデータ処理装置とを有する情報伝達媒体回覧システムの情報伝達媒体回覧方法であって、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を検索する検索工程と、検索工程によって検索された前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を更新するデータ編集工程とを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の情報伝達媒体回覧方法において、前記データ処理装置は、前記情報伝達媒体の前記回覧状況を前記情報処理端末に出力する出力工程を有することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の情報伝達媒体回覧方法において、前記交信装置は、ユーザが所有する前記情報処理端末に接続され、前記情報処理端末を介して前記データ処理装置と通信することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項7から9のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧方法において、前記情報伝達媒体回覧システムが前記交信装置を制御する交信制御装置を有することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の情報伝達媒体回覧方法において、前記無線交信素子と前記回覧情報記憶装置とが一体化して形成され、前記交信制御装置と前記利用者情報記録装置とが一体化して形成され、前記交信装置は、前記無線交信素子から前記無線交信素子識別子を取得したとき、前記回覧情報記憶装置から前記無線交信識別子に基づいて前記回覧状況を、前記利用者情報記録装置から前記交信装置識別子に基づいて前記利用者情報を読み出す読み出し工程と、前記利用者情報に基づいて前記回覧状況を前記情報処理端末に通知する通知工程とを有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、無線交信素子が取り付けられた情報伝達媒体と、前記無線交信素子と交信し、前記無線交信素子固有の無線交信素子識別子を取得する交信装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザごとの回覧に関する回覧状況を前記無線交信素子識別子に対応させて記憶する回覧情報記憶装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザに関する利用者情報を前記交信装置固有の交信装置識別子と対応させて記憶する利用者情報記憶装置と、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を読み出し、読み出した前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を管理するデータ処理装置とを有する情報伝達媒体回覧システムの情報伝達媒体回覧プログラムであって、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を検索する検索処理と、検索処理によって検索された前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を更新するデータ編集処理とを有することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の情報伝達媒体回覧プログラムにおいて、前記データ処理装置は、前記情報伝達媒体の前記回覧状況を前記情報処理端末に出力する出力処理を有することを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項13記載の情報伝達媒体回覧プログラムにおいて、前記交信装置は、ユーザが所有する前記情報処理端末に接続され、前記情報処理端末を介して前記データ処理装置と通信することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項12から14のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧プログラムにおいて、前記情報伝達媒体回覧システムが前記交信装置を制御する交信制御装置を有することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、請求項15記載の情報伝達媒体回覧プログラムにおいて、前記無線交信素子と前記回覧情報記憶装置とが一体化して形成され、前記交信制御装置と前記利用者情報記録装置とが一体化して形成され、前記交信装置は、前記無線交信素子から前記無線交信素子識別子を取得したとき、前記回覧情報記憶装置から前記無線交信識別子に基づいて前記回覧状況を、前記利用者情報記録装置から前記交信装置識別子に基づいて前記利用者情報を読み出す読み出し処理と、前記利用者情報に基づいて前記回覧状況を前記情報処理端末に通知する通知処理とを有することを特徴とする。
本発明は、回覧物を所持しているユーザは、特にユーザを識別する手段を用いずに、回覧先のユーザのRFIDリーダ/ライタに、回覧物に添付されたRFIDタグを読み取らせることにより、データベースの回覧情報記憶部に記憶されている回覧物の回覧状況を把握し、該回覧状況を更新することにより、未回覧のユーザに手渡しするのと同様な動作でデータベースへ回覧履歴を記録するとともに、回覧物を回覧することができる。
また、本発明は、RFIDリーダ/ライタとユーザとを対応付け管理することにより、ユーザが利用者固有のIDカード等を保持しなくても、利用者を識別することができ、システムを利用することができる。
また、本発明は、すべての回覧対象者に回覧され、回覧を終了した回覧物からはRFIDタグを取り外すことができ、再び新規の回覧物に取り付けなおすことができるため、RFIDタグを再利用できる。具体的には、RFIDタグが添付された回覧物の回覧状況を把握し、その結果に応じて、回覧状況の編集及び端末へメッセージを出力し、回覧中のRFIDタグと回覧中でないRFIDタグとを分類できるため、回覧中でないRFIDタグは新規の回覧物に添付することができる。
また、本発明は、回覧物のRFIDタグを回覧中のユーザが所有するRFIDリーダ/ライタにより読み取った段階で、当該の回覧物について、まだ回覧していないユーザを端末から確認することできる。
さらに、本発明は、回覧物についての緊急性や重要箇所など、例えば、回覧物に対する特記事項や閲覧した各ユーザの所感などをデータベースに記録・更新することができる。
以下に、本発明の一実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムの構成及び処理について説明する。
まず、本実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムの構成について図1を用いて説明する。
本実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムは、回覧物1、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)、各RFIDリーダ/ライタを制御するリーダ/ライタ制御装置3、プログラム制御により動作するデータ処理装置4、回覧情報と利用者情報とを記憶するデータベース5、端末(601〜620)、及びネットワーク7を有して構成される。
なお、本実施形態においては、便宜上、回覧物の回覧を受けるユーザ数を20人とした場合を仮定し、RFIDリーダ/ライタ及び端末を20台ずつ設けた構成となっているが、RFIDリーダ/ライタ及び端末の数は制限されない。
回覧物1は、紙等の情報伝達媒体110にRFIDタグ100を添付したものである。RFIDタグ100は、付属型のRFIDタグである。回覧物は、回覧の開始から回覧の終了まで有効である。回覧の終了後は、情報伝達媒体110からRFIDタグ100を取り外し、別の情報伝達媒体に添付して再利用することができる。なお、RFIDタグ100は、一意な識別子(タグIDという)を保有し、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)により読み取ることができる。情報伝達媒体110は、紙媒体、CD、テープ、装置、業務書類などの物理的に存在する移動可能な媒体である。
データ処理装置4は、データベース5に記憶された情報を検索するプログラムである検索手段41、データベース5に記憶された情報を編集するデータ編集手段42、及び端末(601〜620)に情報を送信する出力手段43を有して構成される。
データベース5は、回覧情報記憶部51及び利用者情報記憶部52を有して構成される。回覧情報記憶部51は、回覧物1の回覧を受けるユーザ、回覧対象のユーザの回覧状況(未回覧、回覧中、回覧済)、ユーザごとの回覧の履歴(回覧開始日時、回覧終了日時)、ユーザごとの回覧物に対する特記事項、及び回覧物自体に関する情報(名称、緊急度合い、特記事項など)を記憶する。
利用者情報記憶部52は、ユーザの氏名、ユーザID、ユーザの端末のIPアドレス、及びユーザのRFIDリーダ/ライタの識別子(本実施例の形態ではIPアドレス)を関連づけて記憶する。利用者情報記憶部52に記憶される各情報を関連づけて記憶させることにより、各情報を読み出す際のユーザIDと氏名、ユーザIDと端末IPアドレス、RFIDリーダ/ライタとユーザIDの対応付けによる検索を実現している。
端末(601〜620)は、ディスプレイとキーボードを備える情報処理端末である。
なお、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)、リーダ/ライタ制御装置3、データ処理装置4、データベース5、及び端末(601〜620)には、それぞれ固有のIPアドレスが設定されており、ネットワーク7に接続されている。
次に、本実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムの処理について説明する。
具体的には、RFIDリーダ/ライタ201においてRFIDタグ100のタグID、RFIDリーダ/ライタ201のIPアドレスとが読み取られ、リーダ/ライタ制御装置3を経由し、データ処理装置4に入力されたときの情報伝達媒体回覧システムにおける動作について図2を用いて説明する。
リーダ/ライタ制御装置3を介してRFIDタグ100のタグID及びRFIDリーダ/ライタ201のIPアドレスがデータ処理装置4に入力されると、検索手段41は、まず、入力されたタグIDを検索条件に、データベース5の回覧情報記憶部51から該タグIDを検索する(ステップA1)。なお、回覧情報記憶部51には、タグIDに対応する回覧物のユーザごとの回覧状況(回覧中/回覧済み/未回覧/回覧対象外)が記憶されている。
そして、入力されたタグIDに対応するタグIDが回覧情報記憶部51に記憶されているか否かを判断する(ステップA2)。入力されたタグIDに対応するタグIDが回覧情報記憶部51に記憶されていなかった場合は(ステップA2/NO)、新規の回覧物1であると判断し、回覧物1をデータベース4に登録する回覧登録処理が実行する(ステップS1)。
回覧登録処理では、検索手段41がRFIDリーダ/ライタ201のIPアドレスを検索条件に、利用者情報記憶部52から該IPアドレスに対応する端末(601〜620)のIPアドレスを検索する。そして、出力手段43は、検索されたIPアドレスに該当する端末(601〜620)に対して、回覧物1の属性(名称、緊急度合い、特記事項等)の入力を要求する。そして、出力手段43からの要求を受けた端末(601〜620)から、回覧物1の属性がデータ処理装置4に入力されると、データ編集手段42は、回覧物1の属性と、回覧物1を回覧する各ユーザの回覧状況(未回覧)を、回覧情報記憶部51に登録する。
一方、入力されたタグIDに対応するタグIDが回覧情報記憶部51に記憶されていた場合は(ステップA2/YES)、タグIDに対応する回覧物のユーザごとの回覧状況を検索する(ステップA3)。そして、ユーザごとの回覧状況から全ての回覧対象者への回覧が終了しているか否かを判断する(ステップA4)。
ここで、全ての回覧対象者への回覧が終了している場合は(ステップA4/YES)、該RFIDタグが新規な回覧物1に付帯されたRFIDタグであると判断し、回覧物1を新たにデータベース4に登録する回覧登録処理を実行する(ステップS1)。なお、回覧登録処理について上述の通りである。
一方、全ての回覧対象者への回覧が終了していない場合は(ステップA4/NO)、RFIDリーダ/ライタ201のIPアドレスを検索条件に、利用者情報を利用者情報記憶部52から検索し、かつ該利用者情報及びタグIDを検索条件に対応するユーザの回覧状況を回覧情報記憶部51から検索する(ステップA5)。そして、回覧情報記憶部51から検索されたユーザの回覧状況が回覧中、回覧済、未回覧、及び回覧対象外のいずれに属するかを判断する(ステップA6)。
まず、回覧情報記憶部51から検索されたユーザの回覧状況が回覧済み、又は回覧対象外であると判断された場合は(ステップA6/回覧済、回覧対象外)、回覧物1の回覧を受ける必要がない利用者と判断し、データ編集手段42による回覧状況の編集等を行わず処理を終了するエラー処理が実行される(ステップS5)。なお、RFIDリーダ/ライタがスピーカやLED等を装備することにより、エラー処理が実行される際に警告音やLEDの発光により利用者に回覧済みの回覧物であること、又は該利用者が回覧対象外の回覧物であることを通知することができる。
また、回覧情報記憶部51から検索されたユーザの回覧状況が未回覧であると判断された場合は(ステップA6/未回覧)、回覧物1が未だユーザへの回覧がなされていない回覧物であると判断し、回覧物1の回覧処理を開始する(ステップS2)。回覧処理において、データ編集手段42は、回覧情報記憶部51に記憶されている該ユーザの回覧状況を回覧中に更新するとともに、回覧元のユーザの回覧状況を回覧済に更新し、出力手段43は、データ編集手段42による更新結果及び回覧物自体に関する情報(名称、緊急度合い、特記事項など)を該ユーザの端末に転送する。
さらに、回覧情報記憶部51から検索されたユーザの回覧状況が回覧中の場合は(ステップA6/回覧中)、検索手段41はタグIDを検索条件に、該ユーザ以外のユーザの回覧状況を検索する(ステップA7)。そして、ステップA7の検索結果から該ユーザ以外のユーザへの回覧状況が全て回覧済みになっているか否かを判断する(ステップA8)。つまり、該ユーザが最後の回覧者であるか否かを判断する。
ステップA7の検索結果から該ユーザ以外のユーザへの回覧状況が全て回覧済みになっていた場合は(ステップA8/YES)、回覧終了処理が実行される(ステップS4)。回覧終了処理では、まずデータ編集手段42が回覧情報記憶部51に記憶されている該ユーザの回覧状況を更新し、出力手段43がその更新結果を該ユーザの端末に転送する。
一方、ステップA7の検索結果から該ユーザ以外のユーザへの回覧状況が全て回覧済みになっていない場合は(ステップA8/NO)、回覧者確認処理が実行される(ステップS3)。回覧者確認処理では、ステップA7の検索によって検索された未回覧のユーザの情報を該ユーザの端末に転送する。
本実施形態では、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)と端末(601〜620)とが対となって特定のユーザに属し、該RFIDリーダ/ライタ(201〜220)によって前記RFIDタグ100が読み込まれたとき、各回覧物1に付帯されたRFIDタグ100のタグIDを検索条件に回覧情報記憶部51から各回覧対象者の回覧状況を迅速に把握することができる。また、その回覧状況に応じて回覧状況記憶部51に記憶されている各ユーザの回覧状況と、利用者情報記憶部52に記憶された利用者情報とを更新することにより、回覧物1が回覧されているユーザを瞬時に特定することができる。
また、本実施形態では、RFIDリーダ/ライタをネットワーク7に接続し、リーダ/ライタ制御装置3で通信内容を制御するように構成されているため、RFIDリーダ/ライタからの読取結果を、ネットワーク7を介して、データ処理装置4に通知することができる。
上記の構成によれば、回覧物1を所持しているユーザは、特にユーザを識別する手段を用いずに、回覧先のユーザのRFIDリーダ/ライタ(201〜220)に、回覧物1に添付されたRFIDタグ100を読み取らせることにより、回覧情報記憶部51に記憶されている回覧物1の回覧状況を把握し、該回覧状況を更新できる。また、回覧状況の更新時に、出力手段43が回覧元のユーザの端末へ回覧した旨のメッセージ、回覧先のユーザの端末には回覧物が届いた旨のメッセージを出力することもできる。
次に、本発明の一実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムの一実施例について図3を用いて説明する。図1に示す情報伝達媒体回覧システムと同一の構成要素については、図1と同一の符号で示す。なお、図1に示す情報伝達媒体回覧システムと同一の構成要素については、説明を省略する。
本実施例は、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)に、システム内で一意の識別子を付与し、各RFIDリーダ/ライタ(201〜220)と端末とをRF232Cケーブルで接続し、端末(601〜620)を介してネットワーク7に接続する構成としたものである。
端末(601〜620)には通信手段(801〜820)が備えられ、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)の識別子と、RFIDタグ100のタグIDとをネットワークに接続されたリーダライタ制御装置3に送信する。利用者情報記憶部52は、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)の識別子としてシステム内で一意の識別子を記憶し、ユーザと端末(601〜620)と対応付ける。
リーダライタ制御装置3は、RFIDリーダ/ライタ(201〜220)から受信したタグIDとRFIDリーダ/ライタの識別子とを検索手段41に入力する。検索手段41は、RFIDリーダ/ライタ201の識別子を検索条件に、利用者情報と回覧物1の回覧状況を検索(図2のステップA5)する。
次に、本発明の一実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムの一実施例について図4を用いて説明する。図1に示す情報伝達媒体回覧システムと同一の構成要素については、図1と同一の符号で示す。なお、図1に示す情報伝達媒体回覧システムと同一の構成要素については、説明を省略する。
本実施例では、RFIDタグ100の内部に回覧情報記憶部51を配置し、データ編集手段42により回覧状況を記録・更新する際に、RFIDタグ100の内部に対して記録・更新を実行する。また、リーダ/ライタ制御装置3内部に利用者情報記憶部51を配置する。本構成によれば、データベース5などの専用な記憶装置を使用せず、情報伝達媒体回覧システムを実現することができる。
よって、データ編集手段42は、RFIDタグ100内の回覧情報記憶部51に記憶された回覧状況を記録・更新する際、RFIDリーダ/ライタ201を介して行う。
また、RFIDリーダ/ライタ201とリーダ/ライタ制御装置3は、RFIDタグ読取時において、RFIDタグ100のタグIDとRFIDリーダ/ライタ(201〜220)のIPアドレスだけでなく、回覧状況をも同時に読み取り、データ処理装置4の検索手段41に入力する。検索手段41は入力された情報を利用して、図2に示す処理を実行する。
本実施例では、回覧状況をRFIDタグ100内に記録するため、回覧物1が本システムを利用できない環境に置かれた場合にも、RFIDタグ100の内容を一般的なRFIDリーダで読み取ることによって、回覧物1の回覧状況を検出することができる。
本実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報伝達媒体回覧システムにおいて実行される処理のフローチャートである。 実施例1に係る情報伝達媒体回覧システムの構成を示すブロック図である。 実施例2に係る情報伝達媒体回覧システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 回覧物
3 リーダ/ライタ制御装置
4 データ処理装置
5 データベース
7 端末
41 検索手段
42 データ編集手段
43 出力手段
51 回覧情報記憶部
52 利用者情報記憶部
100 RFIDタグ
110 紙媒体
201〜220 RFIDリーダ/ライタ
601〜620 端末
801〜820 通信手段

Claims (16)

  1. 無線交信素子が取り付けられた情報伝達媒体と、
    前記無線交信素子と交信し、前記無線交信素子固有の無線交信素子識別子を取得する交信装置と、
    前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザごとの回覧に関する回覧状況を前記無線交信素子識別子に対応させて記憶する回覧情報記憶装置と、
    前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザに関する利用者情報を前記交信装置固有の交信装置識別子と対応させて記憶する利用者情報記憶装置と、
    前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を読み出し、読み出した前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を管理するデータ処理装置とを有することを特徴とする情報伝達媒体回覧システム。
  2. 前記データ処理装置は、前記情報伝達媒体の前記回覧状況を前記情報処理端末に出力する出力手段を有することを特徴とする請求項1記載の情報伝達媒体回覧システム。
  3. 前記交信装置は、ユーザが所有する前記情報処理端末に接続され、前記情報処理端末を介して前記データ処理装置と通信することを特徴とする請求項2記載の情報伝達媒体回覧システム。
  4. 前記交信装置を制御する交信制御装置を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧システム。
  5. 前記無線交信素子と前記回覧情報記憶装置とが一体化して形成され、
    前記交信制御装置と前記利用者情報記録装置とが一体化して形成され、
    前記交信装置は、前記無線交信素子から前記無線交信素子識別子を取得したとき、前記回覧情報記憶装置から前記無線交信識別子に基づいて前記回覧状況を、前記利用者情報記録装置から前記交信装置識別子に基づいて前記利用者情報を読み出す読み出し手段と、前記利用者情報に基づいて前記回覧状況を前記情報処理端末に通知する通知手段とを有することを特徴とする請求項4記載の情報伝達媒体回覧システム。
  6. 前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を検索する検索手段と、
    検索手段によって検索された前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を更新するデータ編集手段とを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧システム。
  7. 無線交信素子が取り付けられた情報伝達媒体と、前記無線交信素子と交信し、前記無線交信素子固有の無線交信素子識別子を取得する交信装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザごとの回覧に関する回覧状況を前記無線交信素子識別子に対応させて記憶する回覧情報記憶装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザに関する利用者情報を前記交信装置固有の交信装置識別子と対応させて記憶する利用者情報記憶装置と、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を読み出し、読み出した前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を管理するデータ処理装置とを有する情報伝達媒体回覧システムの情報伝達媒体回覧方法であって、
    前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を検索する検索工程と、
    検索工程によって検索された前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を更新するデータ編集工程とを有することを特徴とする情報伝達媒体回覧方法。
  8. 前記データ処理装置は、前記情報伝達媒体の前記回覧状況を前記情報処理端末に出力する出力工程を有することを特徴とする請求項7記載の情報伝達媒体回覧方法。
  9. 前記交信装置は、ユーザが所有する前記情報処理端末に接続され、前記情報処理端末を介して前記データ処理装置と通信することを特徴とする請求項8記載の情報伝達媒体回覧方法。
  10. 前記情報伝達媒体回覧システムが前記交信装置を制御する交信制御装置を有することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧方法。
  11. 前記無線交信素子と前記回覧情報記憶装置とが一体化して形成され、
    前記交信制御装置と前記利用者情報記録装置とが一体化して形成され、
    前記交信装置は、
    前記無線交信素子から前記無線交信素子識別子を取得したとき、前記回覧情報記憶装置から前記無線交信識別子に基づいて前記回覧状況を、前記利用者情報記録装置から前記交信装置識別子に基づいて前記利用者情報を読み出す読み出し工程と、
    前記利用者情報に基づいて前記回覧状況を前記情報処理端末に通知する通知工程とを有することを特徴とする請求項10記載の情報伝達媒体回覧方法。
  12. 無線交信素子が取り付けられた情報伝達媒体と、前記無線交信素子と交信し、前記無線交信素子固有の無線交信素子識別子を取得する交信装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザごとの回覧に関する回覧状況を前記無線交信素子識別子に対応させて記憶する回覧情報記憶装置と、前記情報伝達媒体の回覧を受けるユーザに関する利用者情報を前記交信装置固有の交信装置識別子と対応させて記憶する利用者情報記憶装置と、前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を読み出し、読み出した前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を管理するデータ処理装置とを有する情報伝達媒体回覧システムの情報伝達媒体回覧プログラムであって、
    前記交信装置が取得した前記無線交信素子識別子及び前記交信装置識別子により、前記回覧情報記憶装置及び前記利用者情報記憶装置から前記回覧状況及び前記利用者情報を検索する検索処理と、
    検索処理によって検索された前記回覧状況及び前記利用者情報に基づいて前記回覧情報記録装置に記憶される前記情報伝達媒体に係る前記回覧状況を更新するデータ編集処理とを有することを特徴とする情報伝達媒体回覧プログラム。
  13. 前記データ処理装置は、前記情報伝達媒体の前記回覧状況を前記情報処理端末に出力する出力処理を有することを特徴とする請求項12記載の情報伝達媒体回覧プログラム。
  14. 前記交信装置は、ユーザが所有する前記情報処理端末に接続され、前記情報処理端末を介して前記データ処理装置と通信することを特徴とする請求項13記載の情報伝達媒体回覧プログラム。
  15. 前記情報伝達媒体回覧システムが前記交信装置を制御する交信制御装置を有することを特徴とする請求項12から14のいずれか1項記載の情報伝達媒体回覧プログラム。
  16. 前記無線交信素子と前記回覧情報記憶装置とが一体化して形成され、
    前記交信制御装置と前記利用者情報記録装置とが一体化して形成され、
    前記交信装置は、
    前記無線交信素子から前記無線交信素子識別子を取得したとき、前記回覧情報記憶装置から前記無線交信識別子に基づいて前記回覧状況を、前記利用者情報記録装置から前記交信装置識別子に基づいて前記利用者情報を読み出す読み出し処理と、
    前記利用者情報に基づいて前記回覧状況を前記情報処理端末に通知する通知処理とを有することを特徴とする請求項15記載の情報伝達媒体回覧プログラム。
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