JP2010018085A - コンソールボックス - Google Patents

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Nobuyuki Nagata
展之 永田
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】コンソールボックスのテーブルを、スライド中でも常に安定した状態に保つとともに、スライド途中の好みの位置に止めて使用すること、およびテーブルのスライドストロークを大きく設定することを可能とする。
【解決手段】フロア上に設置されたボックス本体に対し、その上面に重ね合わせた状態に設けられているテーブルをスライドさせることが可能な形式のコンソールボックスであって、テーブル20は、第1スライド機構30によってボックス本体10にスライド可能に支持されているとともに、該デーブルの一端部からフロアFに向けて延びた支持部材22を備えている。この支持部材が、第2スライド機構40によってフロアFにスライド可能に支持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用のコンソールボックスに関し、詳しくはカップやその他の小物類を置くためのテーブルをボックス本体の上面に重ね合わせた状態からフロア面の上方に張り出す方向へスライドさせることが可能な形式のコンソールボックスに関する。
この種のコンソールボックスにおいては、例えば特許文献1に開示されているように、テーブル(トレイ)を水平状態のままボックス本体の前方へ移動させる技術が既に知られている。この技術では、ボックス本体における収納部の開口を開閉するリッドの操作に連動して、トレイが前後方向へ移動するようになっている。
このトレイはボックス本体に対してリンクで支持され、収納部の開口がリッドで閉ざされているときは、このリッドの内側に収まっている。そして、収納部の開口を開く方向へリッドを操作したとき、トレイはリンクの作動によってボックス本体の前方へ突き出した位置に移動する。
特開2005−343208号公報
特許文献1に開示されている技術では、トレイがリンクに支えられて移動するので、移動中の姿勢が不安定であるとともに、トレイを移動途中の任意の位置に止めて使用することができない。また、トレイをボックス本体の前方へ突き出した位置に移動させた状態では、このトレイとボックス本体との重なり代を大きく確保しなければ充分な支持強度が得られないので、どうしてもトレイの移動ストロークが小さくなる。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、ボックス本体の上面に重ね合わせた状態で設けられているテーブルを、スライド中でも常に安定した状態に保つことができるとともに、スライド途中の好みの位置に止めて使用すること、およびテーブルのスライドストロークを大きく設定することが可能なコンソールボックスを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
第1の発明は、車内のフロア上に設置されたボックス本体に対し、その上面に重ね合わせた状態に設けられているテーブルをスライドさせることが可能な形式のコンソールボックスであって、テーブルは、第1スライド機構によってボックス本体にスライド可能に支持されているとともに、該デーブルの一端部からフロア面に向けて延びた支持部材を備えている。この支持部材が、第2スライド機構によってフロアにスライド可能に支持されている。
このように、テーブルを第1スライド機構および第2スライド機構で支持したことにより、該テーブルがスライド中においても常に安定した状態に保たれるとともに、テーブルをスライド途中の好みの位置に止めても安定した状態で使用できる。
また、テーブルをフルストロークでスライドさせたときのボックス本体に対するテーブルの重なり代が小さくても充分な支持強度が得られるため、テーブルのスライドストロークを大きく設定することができ、例えば後席の着座者でもテーブルを近い位置にスライドさせて使用することができる。
第2の発明は、第1の発明において、第1スライド機構は、テーブルの内側に固定されたスライドレールと、ボックス本体に固定されてスライドレールを案内するガイド体とによって構成されている。また、第2スライド機構は、フロア側に設置された左右一対のガイドレールと、支持部材に固定され、両ガイドレールに案内されてスライドする可動体とによって構成されている。
この構成においては、テーブルのスライドが円滑、かつ、より安定したものとなる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、テーブルが、そのスライドによってボックス本体における収納部の開口を開閉するためのリッドを兼ねている。
このようにリッドを兼ねたテーブルにおいて、これを大きなストロークでスライドさせることにより、ボックス本体における収納部の開口を広く開放することができ、この収納部内へのアクセスが容易になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
車両用のセンタコンソールボックスを表した図1〜図4において、ボックス本体10は車内のフロアF上に設置され、ボックス本体10の上面側にリッドを兼ねたテーブル20が設けられている。テーブル20は、ほぼ水平状態を保ったままで車両の前後方向へスライドさせることが可能であり、このスライドによってボックス本体10における収納部12の開口14が開閉される。そして、開放された開口14から収納部12、あるいはその内部に設けられている内部トレイ16に対する小物などの出し入れといったアクセスが可能である。
図1および図2は収納部12の開口14を開いた状態が示され、図3および図4は開口14を閉ざした状態が示されている。収納部12の開口14を開いた状態におけるテーブル20は、その前端部20aがボックス本体10に所定の重なり代で接合されているのに対し、後端部20bがボックス本体10から車両の後方へ離れている(図1および図2)。収納部12の開口14を閉ざした状態でのテーブル20は、ボックス本体10の上面に重なっているとともに、その前端部20aがボックス本体10から前方へ張り出している(図3および図4)。
テーブル20は、その後端部20bからフロアFに向けて延びる支持部材22を備えている。この支持部材22の下端部には、フロアFの表面に沿って後方へ延長されたベース部24が一体に設けられている。つまり、テーブル20の後端部20bは、支持部材22およびベース部24を通じてフロアFに支持されている。したがってテーブル20は、収納部12の開口14を開いたときでも、前端部20aがボックス本体10に支持され、後端部20bが支持部材22で支持されて、フロアFの上面とほぼ平行な状態に保持されている。なお、支持部材22の内部は、上面で開口した小物入れ26になっている。
テーブル20は、第1スライド機構30および第2スライド機構40によって車両の前後方向へスライドするように構成されている。第1スライド機構30は、テーブル20をボックス本体10に対してスライド可能に支持し、第2スライド機構40は支持部材22をフロアFに対してスライド可能に支持している。
第1スライド機構30は、ボックス本体10とテーブル20とによって上下から挟まれた位置に配置されている。そして、第1スライド機構30は、スライドレール32と、このスライドレール32を案内するガイド体34とによって構成されている。スライドレール32は、車両の前後方向へ長く延びているとともに、テーブル20の内側に固定されている。ガイド体34は、ボックス本体10の金属製ブラケット(図示省略)に固定されている。
スライドレール32の前後両端部近くには、ボルトなどを利用したストッパー32a,32bがそれぞれ取り付けられている。これらの両ストッパー32a,32bは、収納部12の開口14を開いた状態あるいは閉じた状態にテーブル20をスライドさせたとき、ガイド体34の前後端面に当たって個々に受け止められる。それにより、収納部12の開口14を開閉するときのスライドレール32のスライド量が規制される。
第2スライド機構40は、支持部材22のベース部24とフロアF側との間に配置されている。この第2スライド機構40は、車両の前後方向へ長く延びた左右一対のガイドレール42と、これらのガイドレール42に個別に案内されて前後方向へスライドする個々の可動体44とによって構成されている。両ガイドレール42の一方を表した図5から明らかなように、ガイドレール42はフロアFの下面側に設置され、可動体44は支持部材22内の金属製のブラケット23に固定されている。
なお、第1スライド機構30および第2スライド機構40によって車両の前後方向へスライドするテーブル20は、そのスライドストロークの任意の位置でロックできるようにロック機構(図示省略)を備えている。このロック機構のロックを解除するための操作ノブなどは、例えばボックス本体10の前面部に設けられる。
既に説明したようにテーブル20は、第1スライド機構30および第2スライド機構40によって車両の前後方向へ円滑にスライドする。そして、このスライド中におけるテーブル20は、第1スライド機構30および第2スライド機構40によって常に安定した姿勢に保たれ、テーブル20の上面にカップなどを載せたままでもスライドさせることが可能である。
また、図6で示すようにテーブル20をスライドストロークの途中で止め、必要に応じて前述のロック機構でロックすることにより、テーブル20を好みの位置で、しかも安定した状態で使用することができる。
図1および図2で示すようにテーブル20を車両の後方へフルストロークでスライドさせた状態であっても、その前端部20aは第1スライド機構30によってボックス本体10に支持されており、後端部20bは支持部材22を介し、かつ、第2スライド機構40によってフロアFに支持されている。したがって、このときのテーブル20は、ボックス本体10に対する重なり代が小さくても充分な支持強度が得られる。これにより、テーブル20のスライドストロークを大きく設定することができ、例えば後席の着座者でもテーブル20を近い位置にスライドさせて使用することができる。さらに、テーブル20のスライドストロークを大きくできることは、ボックス本体10における収納部12の開口14を広く設定することができ、この収納部12内へのアクセスが容易になる。
図3および図4で示すように、テーブル20をボックス本体10の上面に重ね合わせた状態では、ボックス本体10の後側の接合面18と、支持部材22の前側の接合面28とが互いに隙間なく接触した状態になる。これにより、図3および図4で示す状態でのテーブル20の支持部材22は、ボックス本体10に対して意匠的に連続した外観を呈し、見栄えがよい。
以上は本発明を実施するための最良の形態を図面に関連して説明したが、この実施の形態は本発明の趣旨から逸脱しない範囲で容易に変更または変形できるものである。
例えば第2スライド機構40における両ガイドレール42については、後部シートのシート用スライドレールを共用することも可能である。その場合、第2スライド機構40のために専用のガイドレール42を設置することが不要になり、コストの低減あるいは軽量化が可能になる。
テーブルを車両後方へフルストロークさせた状態のセンタコンソールボックスを表した斜視図。 図1の断面図。 テーブルをボックス本体に重ね合わせた状態のセンタコンソールボックスを表した斜視図。 図3の断面図。 第2スライド機構の構成を表した断面図。 テーブルをスライドストロークの途中で止めた状態のセンタコンソールボックスを表した断面図。
符号の説明
10 ボックス本体
20 テーブル
22 支持部材
30 第1スライド機構
40 第2スライド機構
F フロア

Claims (3)

  1. 車内のフロア上に設置されたボックス本体に対し、その上面に重ね合わせた状態に設けられているテーブルをスライドさせることが可能な形式のコンソールボックスであって、
    テーブルは、第1スライド機構によってボックス本体にスライド可能に支持されているとともに、該デーブルの一端部からフロア面に向けて延びた支持部材を備え、この支持部材が第2スライド機構によってフロアにスライド可能に支持されているコンソールボックス。
  2. 請求項1に記載されたコンソールボックスであって、
    第1スライド機構は、テーブルの内側に固定されたスライドレールと、ボックス本体に固定されてスライドレールを案内するガイド体とによって構成され、第2スライド機構は、フロア側に設置された左右一対のガイドレールと、支持部材に固定され、両ガイドレールに案内されてスライドする可動体とによって構成されているコンソールボックス。
  3. 請求項1又は2に記載されたコンソールボックスであって、
    テーブルが、そのスライドによってボックス本体における収納部の開口を開閉するためのリッドを兼ねているコンソールボックス。
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