JP2010017358A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気部品の配線を遊技盤裏側に取り回す際に、遊技者側から配線が視認されることを抑制し得ると共に、配線処理が容易な遊技機を提供する。
【解決手段】透明板12に、球通過検出スイッチ40が配設される。透明板12の裏側に配設した裏セット盤14に、側部装飾部材62と側部基板部材64が前後に重なって配設される。球通過検出スイッチ40の裏側に臨む側部装飾部材62に貫通路70が前後方向に貫通して形成される。側部基板部材64には、貫通路70と前後に整合する位置に挿通路64aが前後方向に形成される。球通過検出スイッチ40から裏側に延出する配線40aは、貫通路70および挿通路64aを介して裏セット盤14の裏側に引出される。貫通路70および挿通路64aは、前面側から裏面側に向かうにつれて経路が小さくなるテーパー形状に形成される。
【選択図】図7

Description

この発明は、透明板の前面側に設けられた遊技領域に電気部品が配設される遊技盤を備える遊技機に関するものである。
例えば遊技機の代表例の一つであるパチンコ機では、機内にセットされる遊技盤に形成された可視表示部に、機裏側に配設した液晶表示装置の表示部を臨ませ、この表示部で図柄組み合わせゲームやリーチ演出等の主たる遊技演出を表示するようになっている。またパチンコ機には、液晶表示装置の他に、始動入賞装置、電動式入賞装置、スピーカ、その他発光装置等の各種電気部品が配設されており、液晶表示装置や電気部品を作動させることで、所要のパチンコゲームが展開されると共に該パチンコゲームに合わせて効果音や装飾光を現出させるようになっている。
近年のパチンコ機は、演出の多様化やインパクトを高め、遊技の面白みを増大させることを目的として、遊技盤を合成樹脂製の透明板とこの透明板の裏側に取り付けた裏セット盤で形成した、所謂「透明遊技盤」が採用されている。しかしながら、透明遊技盤の透明板に、前記した各種の電気部品を配設した場合、該電気部品から導出する配線を、裏セット盤の裏面に配設された制御基板等に接続する必要があるため、透明板の裏面側を取り回された配線が、透明板を介して遊技者側(前側)から視認される欠点が指摘される。
そこで、非遊技領域を形成する遮光性を有する合成樹脂からなる周辺飾り構造体と、遊技領域を形成する光透過性を有する合成樹脂からなる板状構造体とを組み合わせた遊技盤において、板状構造体に設けられた電気部品の裏側に接続された配線を、周辺飾り構造体に設けられた配線通路に挿入することで、配線が遊技盤の前側から見えないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−198955号公報
特許文献1に開示のパチンコ機では、板状構造体(透明板)の遊技領域に配設した電気部品が、周辺飾り構造体に近接していれば、電気部品の配線を周辺飾り構造体の配線通路に挿入するまでに板状構造体の裏側を取り回される配線は短かいため、配線が遊技盤の前側から見える量を抑えることはできる。しかるに、電気部品が周辺飾り構造体から離間した位置の遊技領域に配設されている場合は、板状構造体の裏側を周辺飾り構造体まで取り回される配線は長くなり、当該部分では配線を隠すことができない問題がある。
また、電気部品の配線が挿入される配線通路には、該配線を容易に挿入させるための工夫は何ら施されておらず、配線処理が煩雑となる難点が指摘される。
すなわち本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、電気部品の配線を遊技盤裏側に取り回す際に、遊技者側から配線が視認されることを抑制し得ると共に、配線処理が容易な遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、
前側に遊技領域(12a)が設けられる透明板(12)と、該透明板(12)の裏側に取り付けられた裏セット盤(14)とを有する遊技盤(10)を備え、前記透明板(12)における遊技領域(12a)に電気部品(40)が配設された遊技機において、
前記裏セット盤(14)に配設されて前記電気部品(40)の裏側に臨み、前記透明板(12)を介して前側から視認可能な半透明または不透明な装飾部材(62)と、
前記装飾部材(62)における前記透明板(12)に配設された不透明な部品(40)で隠れる位置に形成されて前後方向に貫通し、前記電気部品(40)から裏側に延出する配線(40a)が挿通される貫通路(70)とを備え、
前記貫通路(70)は、装飾部材(62)の裏面側に向けて経路が小さくなるテーパー形状に形成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電気部品の裏側に臨む装飾部材に、透明板に配設された不透明な部品で隠れる貫通路を形成し、該貫通路に電気部品の配線を挿通することで、透明板の裏側を取り回される配線を隠すことができ、遊技者側から配線が視認されることを抑制し得る。また、貫通路をテーパー形状とすることで、該貫通路への配線の挿入作業が容易で、かつ貫通路から裏側へ通出する配線の位置は略一定となり、該配線の遊技盤裏側での取り回しが容易となる。更に、貫通路自体も不透明な部品で隠れるから、意匠性を低下させることもない。
請求項2に係る発明では、前記装飾部材(62)は装飾演出を行なうよう構成されると共に、前記装飾部材(62)の裏側には、該装飾部材(62)の装飾演出を制御する基板(74)および基板カバー(76)からなる基板部材(64)が設けられ、この基板部材(64)には、前記貫通路(70)と連通して前記配線(40a)が挿通可能な挿通路(64a)が前面から裏面までに亘り形成されており、該挿通路(64a)は、基板部材(64)の裏面側に向けて経路が小さくなるテーパー形状に形成されることを要旨とする。
請求項2の発明によれば、装飾部材の裏側に配設されて該装飾部材を制御する基板部材も、貫通路が不透明な部品で隠れているから遊技者側から視認され難くなる。また、基板部材に形成した挿通路をテーパー形状とすることで、前記貫通路から挿通路に挿入されて裏側へ通出する配線の位置は略一定となり、該配線の遊技盤裏側での取り回しが容易となる。
請求項3に係る発明では、前記貫通路(70)の裏面側の開口縁は、前記基板部材(64)の挿通路(64a)における前面側の開口縁と整合するかまたは内側に位置するよう設定されることを要旨とする。
請求項3の発明によれば、貫通路の裏面側の開口縁を、挿通路における前面側の開口縁と整合するかまたは内側に位置するよう設定することで、貫通路から挿通路への配線の挿入をスムーズに行なうことができ、配線処理が容易になる。
本発明に係る遊技機によれば、電気部品の配線が遊技者側から視認されるのを抑制し得ると共に、配線処理が容易となる。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機の遊技盤10を前側(遊技者側)から見た状態で指称する。
実施例に係るパチンコ機の遊技盤10は、図1に示すように、略正方形に形成されたアクリルやポリカーボネート等の光透過性の合成樹脂材からなる平板状の透明板12と、該透明板12の裏面に組み付けられる不透明な材料で形成された裏セット盤14とから構成される。裏セット盤14の裏側に対して、各種図柄を変動表示可能な液晶表示装置(図示せず)が着脱自在に取り付けられるよう構成されると共に、裏セット盤14に形成された前後に開口する可視表示部44aを介して液晶表示装置の表示面を前面側から視認し得るようになっている。
(透明板について)
図1に示すように、前記透明板12の前面には、内レール16と外レール18が半円弧状に配設されて、両レール16,18によりパチンコ球が流下可能な遊技領域12aが透明板前面に画成され、図示しない打球発射装置から発射されたパチンコ球が遊技領域12a内に打ち出されるようになっている。なお、内レール16は、透明板12の左側の上部に開放端を臨ませるよう構成され、打球発射装置から発射されたパチンコ球は、透明板12の下側から左側に両レール16,18で案内され、内レール16の開放端から遊技領域12aの上部に打ち出される。
前記透明板12の前面には、前記液晶表示装置において主に図柄変動ゲームが展開される領域を囲むセンター役物20が配設されている。このセンター役物20の上縁部には、円弧状の庇部20aが形成され、前記遊技領域12aに打ち出されたパチンコ球が液晶表示装置における図柄変動ゲームが展開される領域を横切って流下するのを該庇部20aで規制するよう構成される。また透明板12の前面には、前記センター役物20の配設位置より下方位置に、図1に示す如く、前記遊技領域12aを流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞装置22や特別入賞装置24が配設されており、該始動入賞装置22にパチンコ球が入賞することで、前記液晶表示装置において図柄変動ゲームが展開され、該図柄変動ゲームの結果、液晶表示装置に所定の図柄組合わせで図柄が停止表示されると、前記特別入賞装置24の入賞口が開放して所謂大当りが発生し、多数の賞球を獲得し得るよう構成されている。なお、前記始動入賞装置22は、開閉可能な一対の羽根部材22a,22aを備え、該羽根部材22a,22aの開放により始動入賞装置22へパチンコ球が入賞し易くなるようになっている。
前記透明板12の下方位置の前面には、前記特別入賞装置24を挟む左右両側に、電飾装置26および普通入賞具28が夫々配設されている。各電飾装置26は、不透明な材料で形成された装飾部品26aと、該装飾部品26aの裏側に配設された基板(図示せず)から構成され、該基板に実装した複数のLED30を、装飾部品26aに形成した対応する通孔を介して夫々前側に臨ませている。基板は、裏側から導出する図示しない配線を介して制御装置(図示せず)に電気的に接続され、該制御装置からの制御信号に基づいてLED30を発光演出するよう構成される。なお、図1に示す如く、前記透明板12の遊技領域12aには、前記センター役物20の外側位置に多数の遊技釘32が植設される。
前記透明板12において外レール18の外側の領域には、当該領域を前面から覆う透視不能な合成樹脂材から形成されたコーナー飾り34が夫々設けられている。各コーナー飾り34は、図1に示すように、前記遊技領域12aに臨む内周面が前記外レール18に沿って湾曲形成されている。すなわち、実施例の遊技盤10は、コーナー飾り34が配設されている部分を除く略全ての領域において、前記透明板12を介して裏側が視認し得るよう構成されている。
(センター役物について)
前記センター役物20は、略全体が透明な材料を材質として、図1に示す如く、左右方向の中央を上下に通る中央線を挟んで左右対称の形状に形成される。このセンター役物20には、前記庇部20aの下側に大型の上部装飾体36が配設され、該上部装飾体36は、前記裏セット盤14に配設された発光装置38によって裏側から照明されるようになっている。またセンター役物20の左右両側には、遊技領域12aを流下するパチンコ球が通過可能な透明なゲート部20b,20bが左右対称に形成されている。図1において左側のゲート部20bには、該ゲート部20bを通過するパチンコ球を検出可能な球通過検出スイッチ(電気部品)40が配設されている。この球通過検出スイッチ40の後部は、図7に示す如く、前記透明板12におけるゲート部20bの配設位置に対応する部位に形成されて前後に貫通する通孔12bを介して透明板12の裏側に臨むよう構成される。そして、該透明板12の後端から裏側に延出する配線40aが、後述する側部装飾部材62の貫通路70および側部基板部材64の挿通路64aを介して遊技盤裏面に引出され、後述する中継基板56を介して制御装置に電気的に接続されるようになっている。そして、制御装置は、ゲート部20bを通過するパチンコ球を球通過検出スイッチ40が検出したことを条件として、前記始動入賞装置22の羽根部材22a,22aを開放するか否かの抽選を行なうよう設定されている。
前記各ゲート部20bの前面には、不透明で所要のデザインが描かれた装飾シール42が夫々貼着され、左側のゲート部20bにおいては、該装飾シール42によって球通過検出スイッチ40が前側(遊技者側)から視認され難いようにしてある。なお、右側のゲート部20bには球通過検出スイッチ40は配設されていないが、必要に応じて球通過検出スイッチ40を配設してもよい。
(裏セット盤について)
前記裏セット盤14は、透視不能な合成樹脂材(例えばABS樹脂)から、外郭形状が前記透明板12と略整合する大きさおよび形状に形成された枠状本体44を有し、該枠状本体44の略中央位置に前記可視表示部44aが開設されている(図3参照)。前記可視表示部44aは矩形状に開口しており、枠状本体44について、図2において可視表示部44aより上側の部位を上枠部46と指称し、該可視表示部44aより下側の部位を下枠部48と指称し、可視表示部44aより左側の部位を左枠部50と指称し、可視表示部44aより右側の部位を右枠部52と指称するものとする。
前記枠状本体44の上枠部46には、上端縁から前方に延出する上壁46aが形成されると共に、下枠部48には、下端縁から前方に延出する下壁48aが形成されている。また枠状本体44の左枠部50には、左端縁から前方に延出する左側壁50aが形成されると共に、右枠部52には、右端縁から前方に延出する右側壁52aが形成されており、前記裏セット盤14は、全体として前方に開放する箱状に形成される。そして、前記透明板12は、裏セット盤14の上下および左右の壁46a,48a,50a,52aの前端に裏面を当接した状態で配設されて、該透明板12の裏面と裏セット盤14における各枠部46,48,50,52との間に所定寸法の隙間が画成されるよう構成してある(図7参照)。
前記裏セット盤14の左枠部50には、図5に示す如く、後述する側部基板部材64の挿通路64aと対応する位置に、前後に開口する通孔部54が開設され、挿通路64aから通出された前記球通過検出スイッチ40の配線40aおよびコネクタ40bは、該通孔部54に挿通されて裏セット盤14の裏側に引出されるよう構成される。また図3に示す如く、裏セット盤14における下枠部48の裏面に、制御装置に接続する中継基板56が配設される基板設置部58が設けられると共に、左枠部50の裏面における前記通孔部54から基板設置部58までの間に、複数の配線ホルダ60が形成されている。そして、通孔部54から通出された配線40aは、複数の配線ホルダ60に掛止しつつ基板設置部58まで取り回されて、前記中継基板56にコネクタ40bを介して接続されるようになっている。なお、裏セット盤14の右枠部52にも、同様に通孔部54および配線ホルダ60が形成されている。
前記裏セット盤14の左枠部50および右枠部52には、前記透明板12との間に側部装飾部材(装飾部材)62と側部基板部材(基板部材)64とが前後に重なる状態で夫々配設されている。なお、左枠部50に配設される側部装飾部材62および側部基板部材64と、右枠部52に配設される側部装飾部材62および側部基板部材64は左右対称であるので、左枠部50に配設される側部装飾部材62および側部基板部材64について詳細に説明し、右枠部52に配設される側部装飾部材62および側部基板部材64については同一部材に同じ符号を付して説明は省略する。
(側部装飾部材について)
前記側部装飾部材62は、図2に示す如く、前記左枠部50の上下方向の略全長に亘って延在する部材であって、前記透明板12の裏面に臨む前面部62aが、図7に示すように、前記左側壁50aから可視表示部44a(図7の右側)に向かうにつれて前方に膨出する弧状に形成されている。また、側部装飾部材62は裏面側が略全面的に開放して、前記側部基板部材64の前面に、該側部基板部材64を覆うように配設される。側部装飾部材62は、光透過性を有する半透明な材料から形成されると共に、前面部62aには各種の色彩によって模様が施されて、裏側の側部基板部材64が透かして見え難くしてある。すなわち、遊技盤10の前面側からは、前記透明板12を介して側部装飾部材62のみが視認し得るよう構成される。但し、側部装飾部材62は光透過性を有しており、前記側部基板部材64の後述する発光部品72から照射された光によって発光演出を行ない得るようになっている。
前記側部装飾部材62における不透明な部品としての前記球通過検出スイッチ40で前側から略隠れる位置には、図4または図7に示す如く、前後方向に貫通する貫通孔66aが、前後方向に延在する通路画成部材66によって形成されている。また通路画成部材66の内面には、前後方向に延在する複数のリブ68が所定間隔離間して形成されて、該リブ68と通路画成部材66とにより前後に貫通する貫通路70が画成され、該貫通路70に、前記球通過検出スイッチ40から裏側に延出する配線40aが前側から裏側へ挿通されるよう構成される。前記リブ68は、図6に示す如く、通路画成部材66における左内面と、上内面とに夫々複数並列に形成されると共に、各リブ68の突出端縁部は、前側から裏側に向かうにつれて内方に延出するよう傾斜している。すなわち、リブ68の突出端縁部と通路画成部材66の内面とで画成される貫通路70は、側部装飾部材62の裏面側に向けて経路が小さくなるテーパー状に形成される(図7参照)。図6に示す如く、貫通路70における前面側の開口広さをS1、貫通路70における裏面側の開口広さをS2とした場合に、S1>S2の関係となる。なお、貫通路70における前面側の開口広さS1は、前記球通過検出スイッチ40の外形と同等か僅かに大きく設定されて、該球通過検出スイッチ40によって貫通路70が略隠れるようになっている(図4参照)。また、貫通路70における裏面側の開口広さS2は、前記配線40aおよび該配線40aの先端に配設されるコネクタ40b(図3参照)の挿通を許容する大きさに設定される。
(側部基板部材について)
前記側部基板部材64は、左枠部50の上下方向の略全長に亘って延在するよう配設されると共に、該側部基板部材64の前面に前記側部装飾部材62の後端が接触する状態で配設されている。この側部基板部材64は、図7に示す如く、前面にLEDやランプ等の発光部品72を複数配設した基板74と、該基板74の前面を覆うように配設された光透過性および光拡散性を有する基板カバー76とから基本的に構成される。そして、前記発光部品72から照射される光は、基板カバー76を通して前記側部装飾部材62を裏側から照明するよう構成されている。
前記側部基板部材64における側部装飾部材62の貫通路70と前後に整合する位置に(図4参照)、該貫通路70から通出する前記配線40aが挿通可能な挿通路64aが、前面から裏面までに亘り形成されている。この挿通路64aは、前記裏セット盤14の左枠部50における通孔部54と前後に整合し、挿通路64aから通出する前記配線40aが通孔部54を介して裏セット盤14の裏側に通出されるようになっている。実施例の挿通路64aは、前記可視表示部44a側に開口するよう形成されて、該開口部は、図5または図7に示す如く、前記裏セット盤14における対応する左枠部50に形成された内壁部50b(右枠部52に配設される側部基板部材64の場合は右枠部52の内壁部)で覆われるようになっている。また、側部基板部材64における挿通路64aを画成する壁面は、該挿通路64aが、側部基板部材64の裏面側に向けて経路が小さくなるテーパー形状となるよう傾斜している。実施例では、図6に示す如く、挿通路64aを画成する左側壁と上壁が、前面から裏面に向かうにつれて内方に向けて傾斜するよう形成してある。なお、挿通路64aにおける裏面側の開口広さS4は、前記配線40aおよびコネクタ40bの挿通を許容する大きさに設定される。
前記側部装飾部材62の貫通路70における裏面側の開口縁は、図4に示す如く、前記側部基板部材64の挿通路64aにおける前面側の開口縁の一部と整合するように位置している。すなわち、実施例では、貫通路70の裏面側の開口縁における左縁および上下の縁が、挿通路64aの前面側の開口縁における左縁および上下の縁に夫々整合している。また貫通路70の裏面側の開口縁における右縁は、挿通路64aの前面側の開口縁における右縁(実施例では左枠部50の内壁部50b)より内側に臨むよう設定されて、貫通路70に前側から挿入された配線40aやコネクタ40bが、挿通路64aの前面側の開口縁に引掛かることなくスムーズに該挿通路64aに挿入されるよう構成してある。更に言えば、図6に示す如く、貫通路70における裏面側の開口広さS2は、挿通路64aにおける側部基板部材64と内壁部50bとで画成される前面側の開口広さをS3とした場合に、該S3よりS2が小さく設定される(S2≦S3の関係となるよう設定される)。また、挿通路64aにおける側部基板部材64と内壁部50bとで画成される裏面側の開口広さS4と前記S3とは、S3>S4の関係となっている。そして、貫通路70および挿通路64aの全体の関係は、S1>S2≦S3>S4に設定してある。
(下部装飾部材および下部基板部材について)
前記裏セット盤14における下枠部48には、図2に示す如く、各側部装飾部材62に連続するように位置する一対の下部装飾部材78,78が左右に離間して配設されている。各下部装飾部材78の基本的な構成は側部装飾部材62と同じであって、下枠部48に配設されて下部装飾部材78の裏側に位置する図示しない下部基板部材の前側を覆って、遊技盤10の前面側からは、前記透明板12を介して下部装飾部材78のみが視認し得るよう構成される。下部基板部材の基本的な構成は、前記側部基板部材64と同じであって、発光部品から下部装飾部材78に向けて光を照射して発光演出を行ない得るようになっている。
前記各下部装飾部材78は、前記透明板12の前面に配設した対応する側の電飾装置26の裏側に臨んでおり、該下部装飾部材78における電飾装置26の装飾部品26aで隠れる位置に、前後に貫通する通孔78aが形成されている。また、下部装飾部材78の通孔78aの裏側に臨む下部基板部材の対応位置に、前後に貫通する通孔が形成されており、電飾装置26の基板から裏側に延出する配線は、両通孔78aを介して裏セット盤14の裏側に引出されて、前記制御装置に接続されるよう構成される。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係るパチンコ機の作用につき説明する。
前記透明板12を裏セット盤14に配設する際には、該透明板12に配設したセンター役物20に配設した球通過検出スイッチ40の後端から導出する配線40aおよびコネクタ40bを、前記側部装飾部材62の貫通路70に前側から挿入する。貫通路70は、前側から裏側に向けて経路が小さくなるテーパー形状に形成されているから、該貫通路70への配線40aおよびコネクタ40bの挿入は容易であり、また配線40aおよびコネクタ40bは裏側に向けて円滑に案内される。そして、配線40aおよびコネクタ40bは、貫通路70から前記側部基板部材64の挿通路64aに挿入されて、該挿通路64aに案内されて裏セット盤14の通孔部54から裏側に通出される。前述したように、貫通路70における裏面側の開口縁は、挿通路64aにおける前面側の開口縁の一部に整合すると共に、残りの部分は内側に位置しているから(図4参照)、配線40aおよびコネクタ40bが貫通路70から挿通路64aに通入する際に、該配線40aおよびコネクタ40bが挿通路64aの開口縁に引掛かることなくスムーズに通入される。
そして、前記裏セット盤14の裏側に引出された配線40aは、図3に示す如く、前記複数の配線ホルダ60に掛止しつつ前記基板設置部58まで取り回された後に、該基板設置部58に配設されている中継基板56にコネクタ40bを介して接続される。前記挿通路64aは、前側から裏側に向けて経路が小さくなるテーパー形状に形成されているから、該挿通路64aから通孔部54を介して裏セット盤14の裏側に通出する配線40aの位置は略一定となる。すなわち、裏セット盤14に配設されている前記配線ホルダ60と、通孔部54から裏側に通出する配線40aとの位置関係は一定となるから、該配線ホルダ60に配線40aを引掛ける作業が容易となる。例えば、挿通路64aの経路の広さが前端から後端まで一定である場合(S3=S4)は、裏セット盤14の裏側に通出された配線40aの位置が定まらず、定位置の配線ホルダ60に該配線40aを引掛ける作業が煩わしくなる。
前記裏セット盤14に透明板12を配設した遊技盤10は、図示しない中枠に装着してパチンコ機を構成した場合、前側から見て前記球通過検出スイッチ40の略真後で、該検出スイッチ40で隠れた位置に前記貫通路70が位置しているから、該貫通路70は遊技者からは見え難い。すなわち、球通過検出スイッチ40から裏側に延出して貫通路70に挿入されている配線40aについても、該球通過検出スイッチ40で隠れるから、遊技者側から配線40aが視認されることで見栄えが低下するのを防止し得る。また、前記センター役物20のゲート部20bの前面には装飾シール42が貼着されているので、該装飾シール42によって球通過検出スイッチ40自体も遊技者側から視認され難く、見栄えが低下することはない。
前述したように、前記貫通路70は前側から裏側に向けて経路が小さくなるテーパー形状に形成されているから、該貫通路70を介して裏側が視認される領域は小さく、遊技盤10の意匠性が低下するのを抑制し得る。
なお、前記透明板12の前面に配設した電飾装置26の裏面から導出する配線は、前記下部装飾部材78における前記装飾部品26aで隠れる位置に設けた通孔78aを介して裏セット盤14の裏側に通出されている。従って、該配線および通孔78aも、装飾部品26aで隠れて前側から視認され難く、意匠性が低下するのは抑えられる。
(変更例)
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例において、側部装飾部材を半透明な材料から形成し、該装飾部材を側部基板部材の発光部品により裏側から照明して発光演出が可能な構成で説明したが、該側部装飾部材を不透明な材料から形成してもよい。この場合は、側部基板部材を省略して、透明板に配設した球通過検出スイッチ(電気部品)から裏側に延出する配線を、側部装飾部材に形成した貫通路を介して遊技盤の裏面に引出すよう構成すればよい。
(2) 実施例では、側部基板部材に形成した挿通路は、一側方が開口する形状としたが、前後方向に貫通する孔としてもよい。
(3) 実施例では、側部装飾部材の貫通路における裏面側の開口縁が、側部基板部材の挿通路における前面側の開口縁の一部と整合し、一部が内側に位置する場合で説明したが、貫通路における裏面側の開口縁と、側部基板部材の挿通路における前面側の開口縁との全周が整合する構成、または貫通路における裏面側の開口縁の全周が、側部基板部材の挿通路における前面側の開口縁より内側に位置する構成を採用し得る。
(4) 実施例では、球通過検出スイッチ(電気部品)で隠れる位置に貫通路を設けたが、該貫通路を設ける位置は、透明板に配設される不透明な部品で隠れる位置であればよく、該不透明な部品としては、電気部品に限定らず透明板に配設される発光装置や装飾体等、その他のものでもよい。例えば、電気部品に隣接して不透明な部品を透明板に配設し、電気部品から裏側に延出する配線を、装飾部材の不透明な部品で隠れる位置に形成された貫通路に挿通する構成を採用することができ、この場合も配線は電気部品自体および不透明な部品で隠れて前側から視認し得ない状態で貫通路に挿通される。
(5) 実施例では、電気部品として球通過検出スイッチを挙げたが、電気部品としてはこれに限定されるものではなく、透明板における遊技領域に配設される発光装置や電動式可動体等、裏側から配線が延出するものであればその他のものであってもよい。
(6) 実施例では、側部装飾部材の貫通孔を画成する通路画成部材の内面にリブを形成することで貫通路をテーパー形状としたが、通路画成部材自体を、前側から裏側に向かうにつれて縮径するよう形成することで貫通路(貫通孔)をテーパー形状としてもよい。
(7) 実施例では、装飾部材として裏セット盤の左右の側方に配置した側部装飾部材を挙げたが、装飾部材の配設位置はその他の部位であってもよい。
(8) 実施例では、装飾部材として裏セット盤に固定配置したものの場合で説明したが、適宜の駆動手段によって所要の動作(装飾演出)を行なう可動体を装飾部材としてもよく、この場合は、可動体に形成した貫通路に挿通される配線に影響を与えない範囲で可動体の動作領域を設定すればよい。そして、この可動体の裏側に、該可動体の装飾演出を制御する基板を備えた基板部材を配設し、この基板部材に挿通路を形成する構成を採用できる。
(9) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やスロットマシン、あるいはパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
本発明の好適な実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る装飾部材を配設した状態の裏セット盤を示す正面図である。 実施例に係る裏セット盤の背面図である。 実施例に係る装飾部材が配設されている裏セット盤の要部正面図である。 実施例に係る裏セット盤の要部背面図である。 実施例に係る側部装飾部材および側部基板部材の要部正面図である。 図4のA−A線断面図である。
符号の説明
10 遊技盤
12 透明板
12a 遊技領域
14 裏セット盤
40 球通過検出スイッチ(電気部品,不透明な部品)
62 側部装飾部材(装飾部材)
64 側部基板部材(基板部材)
64a 挿通路
70 貫通路
74 基板
76 基板カバー

Claims (3)

  1. 前側に遊技領域が設けられる透明板と、該透明板の裏側に取り付けられた裏セット盤とを有する遊技盤を備え、前記透明板における遊技領域に電気部品が配設された遊技機において、
    前記裏セット盤に配設されて前記電気部品の裏側に臨み、前記透明板を介して前側から視認可能な半透明または不透明な装飾部材と、
    前記装飾部材における前記透明板に配設された不透明な部品で隠れる位置に形成されて前後方向に貫通し、前記電気部品から裏側に延出する配線が挿通される貫通路とを備え、
    前記貫通路は、装飾部材の裏面側に向けて経路が小さくなるテーパー形状に形成される
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記装飾部材は装飾演出を行なうよう構成されると共に、前記装飾部材の裏側には、該装飾部材の装飾演出を制御する基板および基板カバーからなる基板部材が設けられ、この基板部材には、前記貫通路と連通して前記配線が挿通可能な挿通路が前面から裏面までに亘り形成されており、該挿通路は、基板部材の裏面側に向けて経路が小さくなるテーパー形状に形成される請求項1記載の遊技機。
  3. 前記貫通路の裏面側の開口縁は、前記基板部材の挿通路における前面側の開口縁と整合するかまたは内側に位置するよう設定される請求項2記載の遊技機。
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