JP2010016554A - Ebg構造ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニット全体の大形化を回避しつつ比較的低周波数で動作可能なEBG構造ユニットを得る。
【解決手段】導体からなる地板10と、地板10に対して所定距離だけ離間して対向配置された複数の導体パッチ11と、複数の導体パッチ11と地板10とを個別に導通させる複数の柱状導体12と、複数の導体パッチ11の少なくとも1つに接続された容量形成用導体13とを備えている。複数の導体パッチ11が特定周波数の波長よりも短い間隔で配列されることにより、特定周波数の電磁波の伝搬を阻止するように構成されている。容量形成用導体13は、導体パッチ11の表面から地板10に向かって延長されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、特定周波数帯の電磁波の伝搬を阻止するEBG(Electromagnetic Band−Gap)構造に関するものである。
一般に、EBG構造ユニットは、金属(導体)パッチを狭い間隔で周期的に配設(誘電体または金属などの物質を特定周波数の波長未満オーダの周期で、2次元または3次元に周期的に配置)した構造を有し、これにより、伝搬を禁止すべき特定周波数の帯域(EBG構造の内部または平面上で特定周波数の電磁波の伝搬が阻止されるバンドギャップ:周波数領域)を形成している。
このように、EBG構造ユニットは、不要な電磁波の放射を抑圧することが可能なことから、アンテナへの適用が盛んに研究されている。
従来のEBG構造ユニットにおいて、電気的にLC共振回路として機能する要素の各々は、地板と基板と導体パッチと導体パッチと地板とを導通する導電線とから構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のEBG構造ユニットは、地板の表面から一定の間隔をおいて導体パッチを周期的に2次元配列し、導体パッチと地板とを柱状導体で電気的に接続することにより、隣接する導体パッチ間のギャップにおいて静電容量成分(C)を形成している。
また、導体パッチ端部→柱状導体→地板→柱状導体→導体パッチ端部からなる電流経路により、インダクタンス成分(L)を形成している。
このように、静電容量成分(C)およびインダクタンス成分(L)からなる単位セルが隣接することにより、LC並列共振回路が形成され、LC並列共振回路が金属板(地板)上に多数配列されることになる。この結果、LC共振周波数において高いインピーダンス特性を有することにより、バンドギャップが形成される。
特表2002−510886号公報
従来のEBG構造ユニットでは、比較的低周波数で動作するEBG構造ユニットを得る場合に、隣接した単位セルが形成する静電容量成分を増加させる手法として、導体パッチ間のギャップ(周期的間隔)を狭く設定する手法があるが、物理的な限界があることから実現が困難になるという課題があった。
また、導体パッチ間にインターデジタルキャパシタやチップコンデンサを電気的に接続するなど、何らかの容量性要素を、導体パッチと同じ平面上に装荷する手法もあるが、別部品としての容量性要素が必要になるので、ユニット全体の大形化を招くという課題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、隣接する単位セルが形成する静電容量成分を増加させるために、導体パッチが配置されている同平面上に静電容量成分の増加要素を設けることのみならず、導体パッチが配置されている同平面に対して垂直に静電容量成分の増加要素を設けることにより、導体パッチが配置されている同平面に静電容量成分の増加要素を設けるのみでは不十分な場合に、静電容量成分の増加を見込めるように構成し、ユニット全体の大形化を回避しつつ比較的低周波数で動作可能なEBG構造ユニットを得ることを目的とする。
この発明によるEBG構造ユニットは、導体からなる地板と、地板に対して所定距離だけ離間して対向配置された複数の導体パッチと、複数の導体パッチと地板とを個別に導通させる複数の柱状導体とを備え、導体パッチが特定周波数の波長よりも短い間隔で配列されることにより、特定周波数の電磁波の伝搬を阻止するように構成されたEBG構造ユニットにおいて、複数の導体パッチの少なくとも1つに接続された容量形成用導体を備え、容量形成用導体は、導体パッチの表面から地板に向かって延長されているものである。
この発明によれば、大形化することなく、比較的低周波数で動作可能な構成を実現することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るEBG構造ユニットを示す平面図およびA−A断面図であり、地板10上に、複数の導体パッチ11を周期的間隔Pで平面的に配設した場合を示している。なお、複数の導体パッチ11は、厳密に周期的間隔Pで配設されていなくてもよく、また、後述するように単数であってもよい。
図1において、EBG構造ユニットは、導体(たとえば金属)からなる地板10と、地板10に対して所定距離だけ離間して対向配置されるとともに、周期的間隔Pで配置された複数の導体パッチ11と、複数の導体パッチ11と地板10とを個別に導通させる複数の柱状導体12と、複数の導体パッチ11の各々に接続された複数の容量形成用導体13と、地板10と複数の導体パッチ11との間に介在された誘電体基板14とにより構成されている。
複数の容量形成用導体13の各々は、複数の導体パッチ11の各端部に沿って設けられて静電容量成分の増加要素を構成しており、後述するように、隣接相互間でキャパシタを形成している。
また、容量形成用導体13を添加することにより、導体パッチ11が大型化することなく実質的に大きく見える効果があり、比較的低周波数で動作可能な構成を実現することができる。
また、地板10上において、各1つの導体パッチ11、柱状導体12および容量形成用導体13は、単位セル20を形成している。
各単位セル20は、地板10上の対向平面内において、特定周波数の波長よりも短い間隔Pで(たとえば、周期的に)配列されている。
このように、地板10上に、複数の導体パッチ11および複数の柱状導体12の各1つからなる単位セル20を周期的間隔Pで配設することにより、特定周波数の電磁波の伝搬を阻止するEBG構造ユニットが構成される。
容量形成用導体13が設けられた導体パッチ11は、地板10から一定の間隔を隔てて配置されている。また、複数の容量形成用導体13の各々は、導体パッチ11の表面から地板10に向かって延長されている。
各単位セル20(各導体パッチ11)の周期間隔Pは、誘電体基板14内の特定周波数の波長よりも短く設定されている。なお、図1に示すEBG構造ユニットは、単位セル20が2次元的に配列されているが、1次元的に配列されていてもよい。また、図1に示すEBG構造ユニットは、単位セル20を複数個配列しているが、1個のみの配置でもよい。ただし、複数個配列した方が、電磁波遮断の効果は高い。
次に、図2および図3の回路図を参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1に係るEBG構造ユニットの動作について説明する。
図2は図1の構成の等価回路を示し、図3は図1の簡易モデルを示している。
図2および図3において、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図3において、各単位セル20(図1参照)においては、隣接する各導体パッチ11に設けられた各容量形成用導体13の相互間のギャップGにより、静電容量成分C(破線枠参照)が形成される。
また、各導体パッチ11と地板10とを各柱状導体12で電気的に接続することにより、図3内の破線矢印で示す電流経路「1つの容量形成用導体13の端部→容量形成用導体13と一体の導体パッチ11→導体パッチ11に接続された柱状導体12→地板10→隣接する柱状導体12→隣接する柱状導体12に接続された導体パッチ11→隣接する導体パッチ11と一体の容量形成用導体13の端部」により、インダクタンス成分Lが形成される。
すなわち、図2および図3に示すように、各単位セル20は、隣接する単位セルに対して、静電容量成分Cを介して互いに容量的に接続されるとともに、地板10に対して、インダクタンス成分Lを介して誘導的に接続される。
このように、静電容量成分Cおよびインダクタンス成分Lを形成する単位セル20が隣接配置されることにより、図2に示すように、静電容量成分Cおよびインダクタンス成分LからなるLC共振回路30が構成される。
また、複数のLC共振回路30が地板10(金属板)上に多数配列されることにより、LC共振周波数において高いインピーダンス特性を有することになり、バンドギャップが形成される。
以上のように、この発明の実施の形態1に係るEBG構造ユニット(図1)は、隣接する単位セル20の各導体パッチ11の相互間のギャップにより形成される静電容量成分を増加させるために、導体パッチ11が配置されている同平面に対して垂直方向(地板10に向かって)に延長された容量形成用導体13が設けられている。
これにより、導体パッチ11が配置されている同平面に静電容量成分の増加要素を設けるのみでは不十分な場合に、静電容量成分の増加を実現することができる。
また、このときの静電容量成分の増加は、さらに低周波数で動作するEBG構造ユニットの実現を可能にするとともに、EBG構造ユニットの小形化を可能にする効果がある。
さらに、各容量形成用導体13を各導体パッチ11の端部に沿って設けることにより、静電容量成分を効果的に増加させることができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1)では、各導体パッチ11が単一層の場合を示したが、図4にように、複数層(3層)の導体パッチ11a〜11cの場合にも適用可能なことは言うまでもない。
図4はこの発明の実施の形態2に係るEBG構造ユニットを示す平面図およびB−B断面図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図4において、複数の導体パッチの各々は、地板10の上面に積層された3層の誘電体基板14a〜14cの各表面上に配設された3層の導体パッチ11a〜11cからなり、3層の導体パッチ11a〜11cは、柱状導体12を介して地板10に接続されている。
また、3層の導体パッチ11a〜11cのうち、第2および第3層の導体パッチ11b、11cには、個別の容量形成用導体13b、13cが設けられている。
また、単位セル20は、3層の導体パッチ11a〜11cと、柱状導体12と、容量形成用導体13b、13cと、3層の誘電体基板14a〜14cとにより構成されている。
容量形成用導体13b、13cは、3層の導体パッチ11a〜11cのうちの任意数の導体パッチ11b、11cに設けられる。したがって、図4に示すように、第1層の導体パッチ11aに容量形成用導体が設けられない場合もあり得る。
図4に示すEBG構造ユニットにおいても、前述(図1参照)と同様に、単位セル20は、2次元的(または1次元的)に配列され、隣接相互間の周期的間隔Pは、誘電体基板14a〜14c内における所定周波数の波長よりも短く設定されている。
また、複数の容量形成用導体13b、13cの各々は、3層の導体パッチ11a〜11cの各端部に沿って設けられている。
なお、図4では、垂直方向に積層された3層の導体パッチ11a〜11cを設けた場合を示しているが、2層または4層以上設けてもよいことは言うまでもない。
次に、図4の構成の等価回路を示す図5の回路図を参照しながら、図4に示したこの発明の実施の形態2に係るEBG構造ユニットの動作について説明する。
図5において、各単位セル20(図4参照)は、前述(図2)と同様に、隣接する単位セルに対して、静電容量成分C1〜C3を介して互いに容量的に接続されるとともに、地板10に対して、インダクタンス成分L1〜L3を介して誘導的に接続される。
各単位セル20の隣接相互間の導体パッチ11aのギャップと、各導体パッチ11b、11cに設けられた容量形成用導体13b、13cの相互間とにより、それぞれ、静電容量成分C1〜C3が形成される。
また、柱状導体12を介して、導体パッチ11a〜11cと地板10とを電気的に接続することにより、インダクタンス成分L1〜L3が形成される。
図5のように、各静電容量成分C1〜C3および各インダクタンス成分L1〜L3からなる単位セル20が隣接配置されることにより、LC共振回路40が形成される。
また、LC共振回路40が地板10(金属板)上に多数配列されることにより、LC共振周波数において高いインピーダンス特性を有することになり、バンドギャップが形成される。
以上のように、この発明の実施の形態2に係るEBG構造ユニット(図4)において、複数の導体パッチは、それぞれ、誘電体基板14a〜14cの表面(または内部)に互いに重なり合うように配設された複数層の導体パッチ11a〜11cからなり、複数の柱状導体12の各々は、地板10と複数層の導体パッチ11a〜11cとを相互に接続している。
また、単位セル20は、複数層の導体パッチ11a〜11cと各々の柱状導体12とからなり、複数の容量形成用導体13b、13cは、複数層の導体パッチ11a〜11cの少なくとも1つに設けられている。
このように、複数層の導体パッチ11a〜11cの少なくとも1つに容量形成用導体13b、13cを設けることにより、前述の実施の形態1と同様に、導体パッチ11a〜11cが配置されている同平面に静電容量成分の増加要素を設けるのみでは不十分な場合に静電容量成分の増加を実現し、さらに低周波数で動作するEBG構造ユニットを得るとともに、EBG構造ユニットの小形化を可能にする効果がある。
また、各容量形成用導体13b、13cを各導体パッチ11a〜11cの端部に沿って設けることにより、静電容量成分を効果的に増加させることができる。
さらに、LC共振回路40は、前述(図2)のLC共振回路30よりも共振点が多いので、バンドギャップ帯域の広帯域化が見込むことができる。
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2(図1、図4)では、各導体パッチ11、11a〜11cに設けられる各容量形成用導体13、13b、13cの具体的形状について言及しなかったが、図6のように、各容量形成用導体を複数のヴィアホール13Aで構成してもよく、または、図7に示すように、長穴ヴィアホール13Bで構成してもよい。
実施の形態4.
また、上記実施の形態1、2(図1、図4)では、各導体パッチの形状と各容量形成用導体の形状との関係について言及しなかったが、図8のように、各容量形成用導体の形状を方向に応じて異なるように構成してもよい。
図8はこの発明の実施の形態4に係るEBG構造ユニットを示す平面図ならびにD−D断面図およびE−E断面図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して詳述を省略する。
図8において、各導体パッチ11の平面形状は正方形であり、辺数が「4(偶数)」の多角形状を有している。
ここで、複数の容量形成用導体のうち、導体パッチ11(多角形状)の図中横方向に対向する平行2辺の端部に設けられる容量形成用導体13dは、電磁波伝播方向Fから見たD−D断面図に示すように、大きさが互いに等しくなるように構成されている。
また、複数の容量形成用導体のうち、導体パッチ11(多角形状)の図中縦方向に対向する平行2辺の端部に設けられる容量形成用導体13eは、電磁波伝播方向Gから見たE−E断面図に示すように、容量形成用導体13dよりも幅が小さいものの、大きさが互いに等しくなるように構成されている。
すなわち、各導体パッチ11(多角形状)の隣り合う辺に設けられる各容量形成用導体13d、13eは、大きさが互いに異なるように構成されている。
このように、導体パッチ11の辺位置に応じて、隣り合う辺に設けられる各容量形成用導体13d、13eの形状を変えることにより、電磁波の遮断特性の異方性を実現することができる。
たとえば、図8のように、導体パッチ11の平面形状が正方形の場合、電磁波伝播方向Fの遮断特性は、電磁波伝播方向Gの遮断特性と異なる。
なぜなら、各容量形成用導体13d、13eの形状が異なることから、導体パッチ11の隣接相互間で形成される容量が、電磁波伝播方向F、Gに応じて互いに異なるからである。
図8の場合には、容量形成用導体13dが容量形成用導体13eよりも大きいので、容量形成用導体13dで形成される容量の方が容量形成用導体13eで形成される容量よりも大きくなる。
したがって、電磁波伝播方向Fの遮断帯域の方が、電磁波伝播方向Gの遮断帯域よりも低くなる。
このように、容量形成用導体13d、13eの形状を、導体パッチ11の辺位置に応じて変えることにより、電磁波の遮断特性の異方性を実現することができる。
なお、ここでは図示しないが、導体パッチ11が、辺数が奇数の多角形状を有する場合であっても、隣り合う辺に設けられる容量形成用導体の大きさを異ならせることにより、同様の作用効果を奏することは言うまでもない。
また、容量形成用導体の設置数は任意であり、上記各実施の形態1〜3に限定されることはなく、必要に応じた数だけ設置することができる。
さらに、導体パッチと柱状導体12との対により単位セル20を構成したが、導体パッチのみを考慮しても設計可能なことは言うまでもない。
この発明の実施の形態1によるEBG構造ユニットを示す平面図および断面図である。 この発明の実施の形態1によるEBG構造ユニットの等価回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態1によるEBG構造ユニットの簡易モデルを示す回路図である。 この発明の実施の形態2によるEBG構造ユニットを示す平面図および断面図である。 この発明の実施の形態2によるEBG構造ユニットの等価回路を示す回路図である。 この発明の実施の形態3による単位セルを示す拡大斜視図であり、容量形成用導体を複数のヴィアホールで構成した場合を示している。 この発明の実施の形態3による単位セルを示す拡大斜視図であり、容量形成用導体を長穴ヴィアホールで構成した場合を示している。 この発明の実施の形態4によるEBG構造ユニットを示す平面図および異方向断面図である。
符号の説明
10 地板、11、11a〜11c 導体パッチ、12 柱状導体、13、13b〜13e 容量形成用導体、14、14a〜14c 誘電体基板、P 周期的間隔、20 単位セル、C、C1〜C3 静電容量成分、L、L1〜L3 インダクタンス成分、30、40 LC共振回路、13A ヴィアホール、13B 長穴ヴィアホール、F、G 電磁波伝播方向。

Claims (8)

  1. 導体からなる地板と、
    前記地板に対して所定距離だけ離間して対向配置された導体パッチと、
    前記導体パッチと前記地板とを個別に導通させる柱状導体とを備え、特定周波数の電磁波の伝搬を阻止するように構成されたEBG構造ユニットにおいて、前記導体パッチに接続された容量形成用導体を備え、前記容量形成用導体は、前記導体パッチの表面から前記地板に向かって延長されていることを特徴とするEBG構造ユニット。
  2. 導体からなる地板と、
    前記地板に対して所定距離だけ離間して対向配置された複数の導体パッチと、
    前記複数の導体パッチと前記地板とを個別に導通させる複数の柱状導体とを備え、
    前記導体パッチが特定周波数の波長よりも短い間隔で配列されることにより、前記特定周波数の電磁波の伝搬を阻止するように構成されたEBG構造ユニットにおいて、
    前記複数の導体パッチの少なくとも1つに接続された容量形成用導体を備え、
    前記容量形成用導体は、前記導体パッチの表面から前記地板に向かって延長されていることを特徴とするEBG構造ユニット。
  3. 前記地板と前記複数の導体パッチとの間に介在された誘電体基板を備えたことを特徴とする請求項2に記載のEBG構造ユニット。
  4. 前記複数の導体パッチは、それぞれ、前記誘電体基板の表面または内部に互いに重なり合うように配設された複数層の導体パッチからなり、
    前記複数の柱状導体の各々は、前記地板と前記複数層の導体パッチとを相互に接続しており、
    前記導体パッチと前記柱状導体との対により単位セルを構成しており、
    前記容量形成用導体は、前記複数層の導体パッチの少なくとも1つに設けられていることを特徴とする請求項3に記載のEBG構造ユニット。
  5. 前記容量形成用導体は、前記複数の導体パッチまたは前記複数層の導体パッチの各端部に沿って設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のEBG構造ユニット。
  6. 前記容量形成用導体は、複数のヴィアホールにより形成されていることを特徴とする請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載のEBG構造ユニット。
  7. 前記複数の導体パッチまたは前記複数層の導体パッチの各々は、辺数が偶数の多角形状を有し、
    前記容量形成用導体は、前記辺数に対応した複数の容量形成用導体からなり、
    前記複数の容量形成用導体のうち、前記多角形状の平行する2辺に設けられる各容量形成用導体は、大きさが互いに等しく、
    前記複数の容量形成用導体のうち、前記多角形状の隣り合う辺に設けられる各容量形成用導体は、大きさが互いに異なることを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載のEBG構造ユニット。
  8. 前記複数の導体パッチまたは前記複数層の導体パッチの各々は、辺数が奇数の多角形状を有し、
    前記容量形成用導体は、前記辺数に対応した複数の容量形成用導体からなり、
    前記複数の容量形成用導体のうち、前記多角形状の隣り合う辺に設けられる各容量形成用導体は、大きさが互いに異なることを特徴とする請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載のEBG構造ユニット。
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