JP2010015788A - 車両用の組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数の素電池をより均一に冷却して、温度むらによる特定電池の劣化を防止して全体を長寿命にする。
【解決手段】車両用の組電池は、複数の電池1を接続した電池ブロック2と、電池ブロック2に熱結合されて電池1を冷却する冷却通路3と、冷却通路3に冷却媒体を供給する冷却機構4と、電池ブロック2に接続してなる電子回路を内蔵する電子部品ケース5とを備え、冷却機構4から冷却通路3に供給される冷却媒体が電池ブロック2を冷却する。冷却媒体で冷却される電池ブロック2は、冷却通路3の往路側に熱結合してなる過冷却側電池2Aと、冷却通路3の復路側に熱結合してなる加温側電池2Bに区画している。組電池は、電子部品ケース5を電池ブロック2に熱結合状態で配置すると共に、電子部品ケース5を加温側電池2Bよりも過冷却側電池2Aに接近して配設している。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されて車両を走行させるモータに電力を供給する車両用の組電池に関する。
車両用の組電池は、多数の電池を直列に接続して出力電圧を高くしている。走行モータに大電力を供給するためである。この組電池は、大電流で放電されて車両を加速し、また走行させる。このため、この組電池は、放電電流が100A以上と極めて大きくなる。さらに、車両用の組電池は、車両の回生制動で充電されることから充電電流も相当に大きくなる。大電流で充放電される組電池は発熱して、電池を劣化させる原因となる。発熱した電池の劣化を防止するために、車両用の組電池は強制的に冷却して温度上昇を防止している。(特許文献1参照)
特開2002−219949号公報
特許文献1に記載される車両用の組電池は、強制送風して電池を冷却する。しかしながら、このように電池を強制冷却する構造にあっては、多数の電池を均一に冷却するのが極めて難しい。それは、冷却空気の温度が電池の熱で加温されるからである。多数の素電池を直列に接続している車両用の組電池は、各々の素電池の温度差を少なくすることが極めて大切である。温度差は素電池の電気特性を変動して劣化させる原因となるからである。電気特性が変化すると素電池の電気特性がアンバランスになって特定の素電池の劣化が加速される。車両用の組電池は、多数の素電池を直列に接続して同じ電流で充放電するので、電気特性が同じであると同じ状態で充放電されて、均一に劣化する。ただ、温度差によって電気特性がアンバランスになると、特定の電池が劣化しやすく、さらに劣化して内部抵抗が大きくなった電池は、さらに劣化しやすくなって劣化が加速される。多数の素電池を直列に接続している車両用の組電池は、特定の素電池が劣化すると、全体として出力が低下する。このため、車両用の組電池は、多数の素電池を均一に冷却することが極めて大切である。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、多数の素電池をより均一に冷却して温度むらによる特定電池の劣化を防止して全体を長寿命にできる車両用の組電池を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の車両用の組電池は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
車両用の組電池は、複数の電池1、31を直列または並列に複数接続した電池ブロック2、32と、この電池ブロック2、32に熱結合状態に配置されて電池1、31を冷却する冷却通路3、33と、この冷却通路3、33に冷却媒体を供給する冷却機構4、34と、電池ブロック2、32に接続してなる電子回路を内蔵する電子部品ケース5、35とを備えている。組電池は、冷却機構4、34から冷却通路3、33に供給される冷却媒体が電池ブロック2、32を冷却する。冷却媒体で冷却される電池ブロック2、32は、冷却通路3、33の往路側に熱結合してなる過冷却側電池2A、32Aと、冷却通路3、33の復路側に熱結合してなる加温側電池2B、32Bに区画している。組電池は、電子部品ケース5、35を電池ブロック2、32に熱結合状態で配置すると共に、この電子部品ケース5、35を加温側電池2B、32Bよりも過冷却側電池2A、32Aに接近して配設している。
以上の組電池は、多数の素電池を均一に冷却して温度むらによる特定電池の劣化を防止して、長寿命にできる特徴がある。それは、電子部品ケースが断熱効果を果たし、過冷却側電池の放熱を防ぐことで過冷却側電池の温度が上昇し、かつ電子部品ケースを配設していない加温側電池は、より放熱されるため、結果的に電池の温度差を少なくするからである。よって、本発明は、素電池の温度差を少なくするために特別な機構を設ける必要がなく、簡単な構造で素電池の温度差を少なくできる。
本発明の車両用の組電池は、電子部品ケース5、35に発熱素子6、36を内蔵して、この発熱素子6、36で過冷却側電池2A、32Aを加温することができる。
この組電池は、冷却媒体で低温に冷却される過冷却側電池を、電子部品ケースに収納している発熱素子の熱で加温して、より温度差を少なくすることができる。とくに、この組電池は、電子部品ケースに内蔵される発熱素子の発熱を有効に利用して素電池の温度差を少なくできる特徴がある。
本発明の車両用の組電池は、発熱素子6を、電池ブロック2と直列に接続してなるコンタクタ10、電池ブロック2と直列に接続されるプリチャージ抵抗13、電池ブロック2と直列に接続されるヒューズ、電池ブロック2と直列に接続されるバスバーのいずれかとすることができる。
本発明の車両用の組電池は、冷却媒体を、液体から気体に気化する気化熱で冷却通路3を冷却するフレオン系の冷媒として、冷却通路3を冷却パイプ7とすることができる。
この組電池は、冷媒の気化熱で電池ブロックをより低温に冷却できる。
本発明の車両用の組電池は、電池ブロック2を2列に配列して、底面に冷却パイプ7を熱結合状態に固定し、往路側の冷却パイプ7が熱結合される電池ブロック2を過冷却側電池2Aとし、復路側の冷却パイプ7が熱結合される電池ブロック2を加温側電池2Bとして、過冷却側電池2Aの上に発熱素子6を内蔵する電子部品ケース5を熱結合状態に配置することができる。
この組電池は、冷却媒体で冷却される過冷却側電池を発熱素子で加温して均一な温度にできる。
さらに、本発明の車両用の組電池は、過冷却側電池2Aの上であって、さらに冷却冷媒の流入側に発熱素子6を配置することができる。
この組電池は、過冷却側電池の特に冷却されやすい冷却媒体の流入側を、発熱素子の発熱で効果的に加温できる。
さらに、本発明の車両用の組電池は、電子部品ケース5を高温ケース5Aと低温ケース5Bに分離すると共に、高温ケース5Aに発熱素子6を内蔵して、高温ケース5Aを過冷却側電池2Aの上であって、さらに冷却冷媒の流入側に配置することができる。
さらに、本発明の車両用の組電池は、冷却媒体を空気として、冷却通路33を冷却ダクト37とすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための車両用の組電池を例示するものであって、本発明は車両用の組電池を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図4に示す車両用の組電池は、複数の電池1を直列または並列に複数接続した電池ブロック2と、この電池ブロック2に熱結合状態に配置されて電池1を冷却する冷却通路3と、この冷却通路3に冷却媒体を供給する冷却機構4と、電池ブロック2に接続してなる電子回路を内蔵する電子部品ケース5とを備える。この組電池は、冷却機構4から冷却通路3に供給される冷却媒体が電池ブロック2を冷却する。
電池ブロック2は、複数の素電池1をセパレータ(図示せず)を介して積層するように配置して、両端をエンドプレート(図示せず)で挟着して固定している。この電池ブロック2は、複数の素電池1を互いに隣接して配設して、隣接する素電池1の電極端子(図示せず)を接続している。隣接する素電池1の電極端子は、互いに積層されて、積層部を連結具で固定して電気接続している。
図の電池ブロック2は、素電池1を角形電池としている。角形電池は円筒型電池と比較して効率よく配置でき、単位体積当たりのエネルギー密度を高くできる。特に、車載用途では省スペース化の要求が高く、好ましい。このような素電池1には、リチウムイオン二次電池等、角形の二次電池が利用できる。またニッケル電池等の二次電池とすることもできる。素電池1の電極端子は、直列又は並列に接続される。
電池ブロック2は、隣接する素電池1の間にセパレータを挟着している。セパレータは、素電池1の外形に等しい大きさの四角形で、隣接する素電池1に挟まれて絶縁する。セパレータは耐熱性、断熱性に優れた絶縁材で構成され、好ましくは軽量で安価な樹脂により形成される。例えば熱伝導率の小さい(望ましくは0.5W/m以下)、ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成樹脂が利用できる。これにより、セパレータで素電池1を保護すると共に、隣接する素電池1同士を絶縁して断熱する。空気で冷却される電池ブロック2は、セパレータに凸条と溝とが交互に並ぶ凹凸状として、溝に冷却空気を流して、素電池1を側面から冷却する。
電池ブロック2は、セパレータと素電池1を交互に積層して、両端面を一対のエンドプレートで挟着して固定される。エンドプレートは、全体をプラスチックで成形し、あるいは金属をインサート成形して補強して製作される。エンドプレートは、外形を素電池1の外形として、両端面で露出する素電池1を被覆できる大きさに形成している。一対のエンドプレートはタイロッド(図示せず)で連結されて、間に積層している素電池1とセパレータを挟着して固定している。
図の組電池は、2組の電池ブロック2を直列に並べて、これを2列に配置して4組の電池ブロック2を配置している。電池ブロック2は、下面に配置している冷却通路3で冷却される。冷却通路3は、2列の電池ブロック2の下面に平行に配設されて、往路側と復路側とで2列の電池ブロック2を冷却する。この構造は、2列の電池ブロック2が、冷却通路3の往路側の上に配置されて、往路側の冷却通路3に熱結合するように配置される過冷却側電池2Aと、冷却通路3の復路側の上に配置されて、復路側の冷却通路3に熱結合するように配置される加温側電池2Bに区画される。
過冷却側電池2Aは、往路側の冷却通路3を流れる温度の低い冷却媒体で効果的に冷却されて、加温側電池2Bよりも効率よく冷却される。加温側電池2Bは、復路側の冷却通路3を流れる往路側よりも温度の上昇した冷却媒体で冷却されるので、過冷却側電池2Aに比較して冷却熱量が少なくなる。このため、冷却媒体が冷却通路3を介して冷却する冷却熱量は、過冷却側電池2Aが加温側電池2Bよりも大きくなる。
過冷却側電池2Aと加温側電池2Bの温度差は、電子部品ケース5で減少させる。このことを実現するために、電子部品ケース5は電池ブロック2の加温側電池2Bよりも過冷却側電池2Aに接近して熱結合状態で配置されている。この配置により、電子部品ケース5が断熱効果を果たし、過冷却側電池2Aの放熱を防ぐことで過冷却側電池2Aの温度が上昇し、かつ電子部品ケース5を配設していない加温側電池2Bは、より放熱されるため、電池1の温度差を少なくしている。
電子部品ケース5は、発熱素子6を内蔵しており、この発熱素子6自体が発熱する熱エネルギで過冷却側電池2Aを加温する。図の組電池は、発熱素子6を電子部品ケース5に収納している。この組電池は、発熱素子6が電子部品ケース5を加温し、加温される電子部品ケース5が過冷却側電池2Aを加温する。図示しないが、発熱素子、又は発熱素子を固定している放熱プレートを過冷却側電池に熱結合状態で配置して、発熱素子の熱で過冷却側電池を加温することもできる。
発熱素子6は、電池ブロック2と直列に接続しているコンタクタと、電池ブロック2と直列に接続されるプリチャージ抵抗である。車両用の組電池のブロック図を図5に示す。この図に示すように、車両用の組電池は、出力側にコンタクタ10とプリチャージ回路11を接続している。コンタクタ10は、車両を走行させる状態、すなわち車両のメインスイッチであるイグニッションスイッチがオンに切り換えられる状態でオンに切り換えられる。コンタクタ10は、励磁コイル(図示せず)に通電して接点をオンに切り換えるリレーである。コンタクタ10は、大電流のリレーであるから、オン状態で励磁コイルに流れる電流で発熱し、また接点を流れる大電流によっても発熱する。コンタクタ10の熱エネルギは、過冷却側電池2Aに伝導されて加温する。コンタクタ10は、車両の走行を停止する状態、すなわちイグニッションスイッチをオフに切り換える状態でオフに切り換えられる。図示しないが、発熱素子は、電池ブロックと直列に接続されるヒューズ、または電池ブロックと直列に接続されるバスバー、または電池を放電して均等化する放電抵抗であってもよい。
プリチャージ回路11は、プラス側のコンタクタ10Aをオンに切り換える前に、負荷であるDC/ACインバータ14と並列に接続している大容量のコンデンサー15をプリチャージする。コンデンサー15をプリチャージしないでコンタクタ10をオンに切り換えると、コンタクタ10の接点にコンデンサー15の過大なチャージ電流が流れて接点を損傷するからである。プリチャージ回路11は、コンデンサー15のプリチャージ電流を減少するために、プリチャージ抵抗13とプリチャージリレー12とを直列に接続した回路である。マイナス側のコンタクタ10Bとプリチャージリレー12をオンにしてコンデンサー15はプリチャージされる。プリチャージするときのプリチャージ電流は、プリチャージ抵抗13で小さく制限される。プリチャージ電流は、プリチャージ抵抗13の電気抵抗に反比例して小さくなる。したがって、プリチャージ抵抗13は、プリチャージ電流を小さく制限してコンデンサー15をプリチャージする。プリチャージ電流はプリチャージ抵抗13をジュール熱で発熱させる。プリチャージ抵抗13のジュール熱による発熱は、電流の二乗と電気抵抗の積に比例する。プリチャージ電流は大きく、プリチャージ抵抗13はコンデンサー15をプリチャージするプリチャージ電流で発熱する。プリチャージ回路11でコンデンサー15をプリチャージした後、プラス側のコンタクタ10Aはオンに切り換えてプリチャージリレー12をオフに切り換える。
電子部品ケース5は、コンタクタ10やプリチャージ抵抗13の発熱素子6のみでなく、たとえばコンタクタ10をオンオフに制御するMOSFETやパワートランジスタ等の発熱素子を内蔵する。これらの発熱素子6は、電子部品ケース5を加温する。したがって、発熱素子6で加温される電子部品ケース5で過冷却側電池2Aを加温して温度差を少なくできる。
電子部品ケース5は、電池1の電圧や電流を検出して電池1の充放電を制御する制御回路16も内蔵している。制御回路16を実現する電子部品は、コンタクタ10やプリチャージ抵抗13に比較して電流が少なく発熱量が少ない。図1ないし図4の組電池は、電子部品ケース5を、過冷却側電池2Aの上に配置して、過冷却側電池2Aの熱結合状態で配置する。さらに、この組電池は、電子部品ケース5を、コンタクタ10やプリチャージ抵抗13などの高発熱の発熱素子6を内蔵する高温ケース5Aと、制御回路16を実現する低発熱の電子部品を内蔵する低温ケース5Bとで構成している。この組電池は、電子部品ケース5を過冷却側電池2Aの上に配置するが、高温ケース5Aを往路側であって、さらにその流入部の上方に配置して、過冷却側電池2Aの温度差を少なくしている。冷却媒体は、往路側から復路側に流れて次第に温度が上昇するのが、往路側の流入部と排出部では、流入部の温度が低くなる。したがって、往路側であってその流入部の上に配置される過冷却側電池2Aは、低い温度の冷却媒体で冷却されて冷却熱量が大きくなって排出部の電池1よりも温度が低くなる。図1に示すように、高温ケース5Aを流入部の上に配置することで、往路側の流入部にある電池1は、下面から低温の冷却媒体に冷却されるが、上から高温ケース5Aに内蔵された発熱素子6の熱エネルギで加温されるので、過冷却側電池2Aの温度が上昇する。このため、往路側の流入部の上に配置される過冷却側電池2Aの上方に高温ケース5Aを配置する構造は、過冷却側電池2Aと加温側電池2Bとの温度差を少なくできる。
冷却通路3は、電池ブロック2の下面に固定されて、電池ブロック2に熱結合状態で配設される。図2の斜視図に示す組電池は、2列の電池ブロック2の各々の下面に冷却通路3となる冷却パイプ7を固定している。この図の組電池は、往路側と復路側とに2本の冷却パイプ7を平行に配列している。冷却パイプ7は上面を平面上として、電池ブロック2の底面に広い面積で熱結合するように配置している。冷却パイプ7からなる冷却通路3には、液状の冷却媒体が冷却機構4から供給されて冷却される。
図1と図2の冷却機構4は、冷却媒体を外部の放熱器22で冷却して冷却パイプ7に循環する。この冷却機構4は、循環ポンプ21と放熱器22と、循環ポンプ21と放熱器22のファン23の運転を制御する制御回路20とを備える。循環ポンプ21は、液状の冷却媒体を冷却パイプ7と放熱器22に循環させる。制御回路20は、電池ブロック2の温度を温度センサで検出して、検出温度が設定温度よりも高くなると循環ポンプ21を運転する。また、制御回路20は、冷却媒体の温度を温度センサで検出し、冷却媒体の温度が設定値よりも高くなると放熱器22のファン23を運転する。循環ポンプ21で冷却パイプ7に循環される冷却媒体は、絶縁油や不凍液である。絶縁油には、シリコンオイル等が使用できる。
冷却機構は、冷却パイプの内部で気化して気化熱で冷却するフレオン系の冷媒を冷却パイプに供給することもできる。この冷媒は、冷却パイプの内部で気化されて、冷却パイプを冷却する。冷却された冷却パイプは電池ブロックを底面から冷却する。この冷却機構は、電池ブロックを低温に冷却できる。この冷却機構24は、図6に示すように、気化した冷媒を加圧するコンプレッサ26と、このコンプレッサ26で加圧された冷媒を冷却して液化させる凝縮器27と、この凝縮器27で液化された冷媒を冷却パイプ7に供給する膨張器28とを備える。
膨張器28は、例えば、キャピラリーチーブ又は膨張弁である。細管からなるキャピラリーチーブや膨張弁は、冷媒の流量が所定の範囲に制限される。これらの膨張器28は、冷媒が冷却パイプ7から排出される状態ですべて気化される流量に設計される。コンプレッサ26が、気体の冷媒を吸入して圧縮するように設計されることから、液状の冷媒が吸入されると故障の原因となるからである。電池ブロック2の温度によって、冷媒が冷却パイプ7の内部で気化される状態が変化する。電池ブロック2の温度が高いと冷媒は気化されやすく、温度が低いと冷媒は気化し難くなる。したがって、電池ブロック2の温度が低い状態で全ての冷媒が気化されるように、キャピラリーチーブ等の膨張器28の流量を制御すると、電池ブロック2の温度が高い状態では、冷却パイプ7の途中で全ての冷媒が気化されて気化熱による冷却効率が低下する。この状態は、復路側の冷却パイプ7で発生しやすく、復路側の冷却パイプ7の温度が高くなる傾向となる。このことは、言い換えると、往路側の電池ブロック2が効率よく冷却されて過冷却状態となる。本発明の組電池は、往路側の冷却パイプ7に熱結合される過冷却側電池2Aを電子部品ケース5で加温するので、この状態においても、電池ブロック2の温度差を少なくできる。
この冷却機構24は、膨張器28から供給される液化された冷媒を冷却パイプ7の内部で気化して、冷媒の気化熱で冷却パイプ7を冷却する。この冷却機構24は、冷却パイプ7を低温に冷却して電池ブロック2を効率よく冷却する。コンプレッサ26は、モータで運転され、あるいはハイブリッドカーにおいてはエンジンやモータで運転される。エンジンで運転されるコンプレッサ26は、電磁クラッチを介してエンジンに連結される。この冷却機構24は、コンプレッサ26の運転が制御回路25で制御される。この冷却機構24は、冷媒をコンプレッサ26→凝縮器27→膨張器28→冷却パイプ7→コンプレッサ26に循環して、冷却パイプ7を冷却する。コンプレッサ26の運転は、電池ブロック2の温度を検出する制御回路25で制御され、検出温度が設定温度よりも高くなるとコンプレッサ26を運転して電池ブロック2を冷却する。
冷却機構4、24の制御回路20、25は、電池1の温度のみでなく、電池1の発熱量を検出して、循環ポンプ21や放熱器22のファン23やコンプレッサ26の運転を制御することもできる。電池1の発熱量は、電池1の充電電流や放熱電流から検出する。電池1の発熱量が設定値よりも小さい状態では、循環ポンプ21やファン23、あるいはコンプレッサ26の運転を停止し、設定値よりも大きくなると循環ポンプ21やファン23、あるいはコンプレッサ26を運転して電池1を冷却する。
また、制御回路20、25は、電池1の温度と発熱量の両方を検出し、循環ポンプ21やファン23、あるいはコンプレッサ26の運転を制御することもできる。この制御回路20、25は、電池1の温度が設定温度よりも高くなり、あるいは発熱量が設定値よりも大きい状態において、循環ポンプ21やファン23、あるいはコンプレッサ26を運転して電池1を冷却する。この制御回路20、25は、電池1の温度と発熱量の両方で循環ポンプ21とファン23とコンプレッサ26の運転を制御するので、電池1の温度上昇を制限しながら、電池1を効率よく冷却できる。
さらに、図7と図8に示す車両用の組電池は、冷却媒体を空気とする。この組電池は、冷却空気を電池ブロック32を構成する素電池31の間に強制送風して冷却する。この組電池は、冷却通路33を冷却ダクト37とする。この組電池は、2列に配列する電池ブロック32の間に第1の冷却ダクト37Aを設け、さらに、電池ブロック32の両側で外装ケース38との間に第2の冷却ダクト37Bを設けている。冷却通路33である冷却ダクト37には、冷却媒体である空気を強制送風するファン等の冷却機構34から空気を供給している。図の組電池は、第1の冷却ダクト37Aに冷却機構34から空気を供給して、複数の電池31の間に強制送風している。図8の電池ブロック32は、セパレータ39と素電池31を交互に積層している。図のセパレータ39は、凸条と溝とが交互に並ぶ凹凸状としている。この電池ブロック32は、セパレータ39の溝に冷却空気を通過させて、素電池1を側面から冷却している。
この組電池は、第1の冷却ダクト37Aを往路側の冷却ダクト37として、第2の冷却ダクト37Bを復路側の冷却ダクト37としている。この組電池は、往路側の冷却ダクト37の流入部の空気温度が低く、この領域に配設される電池ブロック32が過冷却側電池32Aとなる。さらに、過冷却側電池32Aと反対側の電池ブロック32を加温側電池32Bとしている。したがって、この組電池は、往路側の冷却ダクト37の流入部の上方に電子部品ケース35を固定して、過冷却側電池32Aに電子部品ケース35を熱結合状態で配置している。この組電池は、冷却空気で冷却される過冷却側電池32Aを、上に配置している電子部品ケース35の発熱素子36で加温して、電池31の温度差を少なくする。
本発明の一実施例にかかる車両用の組電池の概略斜視図である。 図1に示す車両用の組電池の底面斜視図である。 図1に示す車両用の組電池の分解斜視図である。 図1に示す車両用の組電池を正面側から見た斜視図である。 本発明の一実施例にかかる車両用の組電池のブロック図である。 本発明の他の実施例にかかる車両用の組電池の概略底面斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる車両用の組電池の概略斜視図である。 図7に示す車両用の組電池の内部構造を示す斜視図である。
符号の説明
1…電池
2…電池ブロック 2A…過冷却側電池
2B…加温側電池
3…冷却通路
4…冷却機構
5…電子部品ケース 5A…高温ケース
5B…低温ケース
6…発熱素子
7…冷却パイプ
10…コンタクタ 10A…プラス側のコンタクタ
10B…マイナス側のコンタクタ
11…プリチャージ回路
12…プリチャージリレー
13…プリチャージ抵抗
14…DC/ACインバータ
15…コンデンサー
16…制御回路
20…制御回路
21…循環ポンプ
22…放熱器
23…ファン
24…冷却機構
25…制御回路
26…コンプレッサ
27…凝縮器
28…膨張器
31…電池
32…電池ブロック 32A…過冷却側電池
32B…加温側電池
33…冷却通路
34…冷却機構
35…電子部品ケース
36…発熱素子
37…冷却ダクト 37A…第1の冷却ダクト
37B…第2の冷却ダクト
38…外装ケース
39…セパレータ

Claims (8)

  1. 複数の電池を直列または並列に複数接続した電池ブロックと、この電池ブロックに熱結合状態に配置されて電池を冷却する冷却通路と、この冷却通路に冷却媒体を供給する冷却機構と、前記電池ブロックに接続してなる電子回路を内蔵する電子部品ケースとを備え、前記冷却機構から冷却通路に供給される冷却媒体が電池ブロックを冷却するようにしてなる車両用の組電池であって、
    前記冷却媒体で冷却される電池ブロックが、冷却通路の往路側に熱結合してなる過冷却側電池と、冷却通路の復路側に熱結合してなる加温側電池に区画され、さらに、前記電子部品ケースを電池ブロックに熱結合状態で配置すると共に、この電子部品ケースを加温側電池よりも過冷却側電池に接近して配設してなる車両用の組電池。
  2. 前記電子部品ケースに発熱素子を内蔵して、この発熱素子で過冷却側電池を加温するようにしてなる請求項1に記載される車両用の組電池。
  3. 前記発熱素子が、電池ブロックと直列に接続してなるコンタクタ、電池ブロックと直列に接続されるプリチャージ抵抗、電池ブロックと直列に接続されるヒューズ、電池ブロックと直列に接続されるバスバーのいずれかである請求項2に記載される車両用の組電池。
  4. 前記冷却媒体が、液体から気体に気化する気化熱で冷却通路を冷却するフレオン系の冷媒で、冷却通路が冷却パイプである請求項1に記載される車両用の組電池。
  5. 前記電池ブロックが2列に配列されて、底面に冷却パイプを熱結合状態に固定して、往路側の冷却パイプが熱結合される電池ブロックを過冷却側電池、復路側の冷却パイプが熱結合される電池ブロックを加温側電池として、過冷却側電池の上に発熱素子を内蔵する電子部品ケースを熱結合状態に配置している請求項4に記載される車両用の組電池。
  6. 前記過冷却側電池のさらに冷媒の流入側に発熱素子を配置している請求項5に記載される車両用の組電池。
  7. 前記電子部品ケースが、高温ケースと低温ケースに分離されて、高温ケースに発熱素子を内蔵しており、高温ケースが過冷却側電池のさらに冷媒の流入側に配置している請求項6に記載される車両用の組電池。
  8. 前記冷却媒体が空気で、冷却通路が冷却ダクトである請求項1に記載される車両用の組電池。
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