JP2010010482A - 差動伝送回路 - Google Patents

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賢治 小貫
Hideyuki Rengakuji
秀行 蓮覚寺
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Abstract

【課題】 伝送路を平行かつ等長に保ったまま、同一のピン配置のチップで送信側及び受信側の回路を構成できる。
【解決手段】 入力信号から差動対信号を生成しP端子101及びN端子101から送信する送信部100と、送信部100から送信された差動対信号をP端子111及びN端子112で受信し出力信号を生成する受信部110と、P端子101からP端子111への第1伝送路とN端子102からN端子112への第2伝送路(120)を備え、少なくとも1つのP端子及びN端子は、第1伝送路及び第2伝送路(120)と平行に並んでいる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作動対信号の伝送を行う回路に関するものである。
電子機器のデジタル化および高速化に伴い、周波数の高いデジタル信号を伝送する必要が生じている。そのため外部インターフェースや機器内の基板間の伝送ケーブルだけでなく、同一基板上のIC間の配線から発生する放射ノイズが大きな問題となっている。この種の放射ノイズ対策として、差動伝送方式が広く用いられている。しかしながら差動伝送方式においてICの配置によっては伝送路の配線が交差することになり、その結果、特性インピーダンスの乱れが起きてしまう。そこで交差することのない適切な配線を行なおうとすると、同一の機能を持つICであってもピン配置の異なるICが必要になるという課題がある。
特許文献1では、差動伝送を行なう配線が交差した場合においても等長性を保ち且つ特性インピーダンスの乱れを軽減するプリント配線基板の構成が開示されている。特許文献2では、コネクションボールの周りを電源とGNDで囲むことによって、伝送信号を電磁気障害から保護するシールド効果を備えた集積回路が開示されている。特許文献3では、差動伝送回路の基板において1対のデータ伝送回路を線対称に配置することによって、信号の品質低下やノイズの放射を防ぐ方式が開示されている。
特開2007−149805号 特開2003−249904号 特開平11−186674号
図5に一般的な差動伝送回路基板の構成図を示す。500は差動対信号を送信する送信部であり、510は送信部500から送信された差動対信号を受信する受信部である。それぞれは例えば、BGA(Ball Gate Allay)型のP(正論理)端子501、511とN(負論理)端子502、512を備えている。520は差動対信号を転送するための伝送路である。送信部500と受信部510が基板上の同一面に実装される場合には伝送路520は等長かつ平行である。しかし、図6に示すように、送信部600と受信部610が基板上の異なる面に実装される場合には、受信部610は送信部600に対してP端子とN端子が上下反対となり、その結果伝送路320が交差し特性インピーダンスが一致しないため信号の品質が低下するという問題が起きてしまう。図中の点線は基板の反対側の面に実装されていることを表している。
特許文献1に開示されている構成では、入力部及び出力部を基板上の異なる面へ実装するとき、差動信号のペアが複数ある場合には上記の問題に対応できない。
特許文献2に開示されている構成では、コネクションボールを基板に垂直な面に対して対称に配置する。しかし、この構成では差動伝送において送信側及び受信側を基板上の異なる面へ実装する場合には伝送路が交差し、特性インピーダンスが一致しない。このため信号の品質が低下するという課題を解決することができない。
特許文献3に開示されているように差動対信号の伝送路を線対称に配置するだけでは、配線交差時の特性インピーダンスの乱れによる信号の品質低下に対処することができない。
上記目的を達成するために、本発明の入力信号から差動対信号を生成しP端子及びN端子から送信する送信部と、前記送信部から送信された前記差動対信号をP端子及びN端子で受信し出力信号を生成する受信部と、前記差動対信号を前記送信部のP端子から前記受信部のP端子に転送する第1伝送路と、前記差動対信号を前記送信部のN端子から前記受信部のN端子に転送する第2伝送路と、を備え、前記送信部及び前記受信部のうち少なくとも1つのP端子及びN端子は、前記第1伝送路及び第2伝送路と平行に並んでいることを特徴とする。
本発明によれば、伝送路を平行かつ等長に保ったまま、同一のピン配置のチップで送信側及び受信側の回路を構成でき、また、基板の異なる面への実装にも対応可能となるという効果を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に本発明を適用できる回路基板の構成図を示す。100は所定の入力信号から差動信号を生成し、生成した差動信号を送信する送信部である。110は送信部100から受信した差動信号を受信し出力信号を生成する受信部である。101及び102はそれぞれ送信部が備えるP端子及びN端子であり、111及び112はそれぞれ受信部が備えるP端子及びN端子である。120は差動対信号を転送する伝送路である。180は回路基板である。
このように、P端子及びN端子は、第1伝送路及び第2伝送路と同じ方向に並んでいる。すなわち、P端子とN端子とを結ぶ直線は第1伝送路及び第2伝送路と平行に並んでいる。また、伝送路は所定間隔で平行に保たれるように、送信部及び受信部のパッケージ内において曲げられている。なお、曲げなくても本発明の効果は得られるが、その場合、互いを接触させないために、ビアホールが一つ多く必要となる。また、内層を通ることによって周囲の信号の影響を受けやすいことになる。曲げることでこれらの不都合を回避できる。
図2は送信部200と受信部210が異なる面に実装されている様子を示している。図中280は回路基板であり、281はビアホールである。点線で示されている箇所は基板の反対側の面に実装されていることを表している。
P端子101、111とN端子102、112は、4つを結ぶ直線が伝送路120と平行であり且つ101と102及び111と112がP端子とN端子が同じ並びで等距離になるように配置されている。これにより、送信部100と受信部110が基板上の同一面に実装される場合にも、図2に示すように異なる面に実装される場合にも伝送路が交差することがない。したがって、伝送路を等長かつ平行であることを保つことが可能になり、信号の品質低下のない差動伝送が可能となる。
図3は送信部300と受信部310のP端子とN端子が異なる並びである場合であり、図4は送信部400と受信部410のどちらか一方のP端子とN端子を結ぶ直線が伝送路に対して垂直である場合であり、どちらの場合にも伝送路を平行に保つことが可能である。
従って、同一のピン配置のICで送信部と受信部を基板の同一面及び異なる面へのどちらに実装する場合においても、対応可能な差動伝送回路基板を提供することが可能となる。また基板の面積縮小や装置の小型化に対応することも可能である。
本発明の一実施形態に係わる差動伝送回路基板の構成図(同一面に実装) 本発明の一実施形態に係わる差動伝送回路基板の構成図(異なる面に実装) 本発明の一実施形態に係わる差動伝送回路基板の構成図(異なる面に実装) 本発明の一実施形態に係わる差動伝送回路基板の構成図(異なる面に実装) 従来の差動伝送回路基板の構成図(同一面に実装) 従来の差動伝送回路基板の構成図(異なる面に実装)
符号の説明
100 回路基板
110 送信部
120 受信部
130 伝送路
140 ビアホール

Claims (3)

  1. 入力信号から差動対信号を生成しP端子及びN端子から送信する送信部と、
    前記送信部から送信された前記差動対信号をP端子及びN端子で受信し出力信号を生成する受信部と、
    前記差動対信号を前記送信部のP端子から前記受信部のP端子に転送する第1伝送路と、
    前記差動対信号を前記送信部のN端子から前記受信部のN端子に転送する第2伝送路と、を備え、
    前記送信部及び前記受信部のうち少なくとも1つのP端子及びN端子は、前記第1伝送路及び第2伝送路と平行に並んでいることを特徴とする差動伝送回路。
  2. 前記送信部と前記受信部は、回路基板に対して反対側の面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の差動伝送回路。
  3. 前記第1及び第2伝送路は、所定間隔で平行に保たれるように、前記送信部及び受信部のパッケージ内において曲げられていることを特徴とする請求項1または2に記載の差動伝送回路。
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JP2013225544A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Canon Inc プリント回路板

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084830A (ja) * 2006-08-31 2008-04-10 Yamaichi Electronics Co Ltd ケーブル用コネクタ

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