JP2010010304A - 処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】角型の基板の周縁領域におけるローディング効果を抑えるための整流部材を当該基板を囲むように配置した載置台を内部に備えた処理容器において、この基板にエッチング処理を行うにあたり、このエッチング処理によって生成する生成物による基板の汚染を抑えること。
【解決手段】基板を囲むように設けられた整流部材の少なくとも当該基板に対向する面に多孔質体を配置する。そして、基板のエッチング処理により生成する生成物をこの多孔質体の表面に吸着させることによって、生成物と整流部材との密着強度を高めて当該生成物の脱落を抑える。
【選択図】図8

Description

本発明は、処理容器内において、例えばFPD(フラットパネルディスプレイ)用のガラス基板などの被処理体を囲むように整流部材を設けて、この被処理体に処理ガスを供給して処理を行う技術に関する。
LCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)の製造工程においては、ガラス基板上に形成されたアルミニウム(Al)膜に対して例えばエッチング処理を施す工程がある。この工程を行うエッチング処理装置は、例えば図17に示すように、真空チャンバ1と、被処理体である例えばFPD基板S(以下、基板Sと略記する)を載置するための載置台11と、この載置台11上の基板Sに対してエッチングガス例えば塩素(Cl)系ガスを供給するための処理ガス供給部12と、を備えている。そして、処理ガス供給部12から載置台11上の基板Sにエッチングガスを供給すると共に排気路13から真空チャンバ1内を真空排気して、高周波電源14から載置台11に高周波電力を印加してエッチングガスをプラズマ化し、このプラズマにより基板Sの表面のアルミニウム膜のエッチング処理を行うようにしている。
ところでこのようなアルミニウム膜のエッチングでは、エッチング速度(反応速度)は、エッチングガスの供給量が律速となっており、即ちエッチングガスの供給量に比例して速くなっていくこととなる。そのため、図18に示すように、例えば基板Sの周縁領域15では、被エッチング膜つまりアルミニウム膜の占める割合が中央領域16よりも少ないことから、ローディング効果として知られているように、当該周縁領域15のアルミニウム膜には中央領域16のアルミニウム膜よりもエッチングガスが多く供給されることになり、従って中央領域16よりも速くエッチングが進んでしまう。
このようなローディング効果を抑えるために、例えば図17及び図19(a)に示すように、基板Sの周囲を囲む整流部材17を設けることによって、基板Sの周縁領域15にガス溜まりを形成して当該周縁領域15へのエッチングガスの供給量を抑えて、基板Sの面内におけるエッチング速度の均一性を高めるようにしている。この整流部材17は、横長の矩形状の板状体からなる4枚の整流壁171を基板Sの各辺に沿って配置し、全体形状が四角形となるように組み合わせて構成されている。また、例えばこれら4枚のうちの対向する2枚の整流壁171の側面には、載置台11の外部に伸び出すように突出部172が設けられており、この突出部172の下面に接続された支持軸181を昇降機構18によって昇降させることにより、図19(b)に示すように、基板Sの搬入出を行う時には整流部材17全体を昇降させることができるようになっている。尚、基板Sが大型の場合例えば基板Sの1辺が2m程度の場合には、この整流壁171は、長さ寸法Lが例えば1m程度の2本の板状体を長さ方向に連結して構成されることとなる。
ここで、このような整流壁171は、エッチングガスのプラズマに触れることからプラズマに対して高い耐性を持っている必要があり、また載置台11に印加される高周波電力に悪影響を及ぼさないように高い電気絶縁性を持っている必要がある。従って、この整流壁171は、セラミックス例えばアルミナ(Al)などにより構成されている。このようなセラミックスは、通常緻密な焼結体であるノーマルセラミックスからなっており、そのため表面は図20に示すように極めて平滑であり、表面粗さRaは例えば1.0μm程度となっている。ところで、図21(a)に示すように、例えば塩素とアルミニウムとが反応すると、生成物(反応生成物)が生成する。この生成物は、未反応のエッチングガスなどと共に基板Sの外周側へと流れていき、整流部材17の内壁に到達すると、この整流部材17を乗り越えて既述の排気路13へと排気されることとなる。ここで、この生成物が整流壁171の内壁に触れた場合には、図21(b)に示すように、当該内壁に堆積物として付着する場合がある。この堆積物は、整流壁171の表面が平滑となっているので、基材であるアルミナ焼結体との密着力が弱いため剥がれやすく、パーティクルとなって基板Sの表面のパターン不良などの原因となってしまう。
そこで、予め例えばブラスト処理により整流壁171の表面を荒らす(粗面化する)ことによって整流壁171の表面積を増やし、アンカー(くさび)効果により整流壁171と堆積物との密着力を向上させて堆積物の脱落を抑える試みもあるが、アルミナ焼結体は極めて硬質であるため表面粗さRaがせいぜい5〜6μm程度までしか粗面化できない。この程度の粗面では堆積物の脱落防止には不十分であり、またブラスト処理によって整流壁171の反り、変形あるいは割れが起こってしまうおそれがある。
一方、同様に整流壁171を粗面化する手法として、例えばセラミックスを溶射する方法が知られているが、この手法によっても堆積物の脱落を抑えることができる程度の十分な粗面は得られず、また溶射工程が別途必要となることからコストアップにも繋がってしまう。
特許文献1及び特許文献2には、プラズマを利用した装置において、ウェハの周辺を覆う物質あるいはシールド板として多孔質体を用いることが記載されており、特許文献3にはエッチング装置においてシールドリングやフォーカスリングに粗面を形成する技術が記載されているが、上記の整流壁171における課題については何ら検討されていない。
特開昭61−276322(2頁目右欄6行目〜9行目) 特開2002−217172(段落0017) 特開2004−289003(段落0021)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、被処理体の周囲にローディング効果を抑えるための整流部材を設けて処理ガスにより処理を行う処理装置において、整流部材に付着した堆積物の脱離を抑えて被処理体のパーティクル汚染を低減することのできる処理装置を提供することにある。
本発明の処理装置は、
処理容器の内部に設けられ、被処理体を載置するための載置台と、
被処理体に対して処理を行う処理ガスを前記載置台の上方側から供給するための処理ガス供給手段と、
前記処理容器内の雰囲気を排気するためのガス排気部と、
前記載置台上の被処理体を囲むように設けられた整流部材と、を備え、
前記整流部材の少なくとも処理雰囲気側の表面部は、多孔質体により構成されていることを特徴とする。
前記整流部材は、前記多孔質体よりも強度の大きい支持部材により支持されていても良い。また、この整流部材は、多孔質体からなる整流壁を含んでいても良い。
前記支持部材は、前記整流壁の自重を受け止めるように当該整流壁に係合していることが好ましい。
前記整流壁は長さ方向に分割されていても良く、その場合には互いに隣接する分割部分同士は多孔質体よりも強度の大きい連結部材により連結され、
この連結部材は、前記整流壁の自重を受け止めるように当該整流壁に係合していることが好ましい。
前記連結部材は、互いに隣接する分割部分同士に跨ってその分割部分の内部に嵌め込まれていても良い。
前記整流部材は、多孔質体よりも強度の大きい本体部分と、この本体部分の処理雰囲気側に積層された多孔質体と、により構成されていても良い。この場合において、多孔質体は、前記本体部分から着脱自在に構成されていることが好ましい。
前記多孔質体は、多孔質セラミックスにより構成されていることが好ましい。
前記支持部材、前記連結部材または前記本体部分はセラミックスにより構成されていることが好ましい。
また、上記の処理装置は、前記支持部材を昇降軸を介して昇降させる昇降機構を備えていても良い。
本発明によれば、被処理体の周囲にローディング効果を抑えるための整流部材を設けて処理ガスにより処理を行う処理装置において、当該整流部材における少なくとも処理雰囲気側の表面部を多孔質体により構成している。そのため、被処理体の処理により生成した生成物が整流部材に付着して堆積しても、整流部材の表面が極めて粗い面状態となっているため、堆積物と整流部材との密着力が大きく、従って当該堆積物の脱離を抑えることができ、被処理体のパーティクル汚染を低減することができる。
本発明の実施の形態の処理装置の一例について、図1〜図6を参照して説明する。図1の縦断面図に示したエッチング処理装置2は、被処理体例えばFPD(フラットパネルディスプレイ)基板である角型の基板Sの表面に形成されたアルミニウム(Al)膜に対してエッチング処理を行う装置であり、真空チャンバである角型の処理容器20を備えている。この処理容器20は、例えばアルミニウムなどの熱伝導性及び導電性の良好な材質により構成されている。この処理容器20の側壁部21の一面側には、基板Sを処理容器20内に搬入するための搬入出口22が形成されており、この搬入出口22はゲートバルブ23により開閉自在に構成されている。尚、処理容器20は接地されている。
処理容器20の内部には、その上面に長さが例えば2.5m角程度の角型の基板Sを載置するための下部電極をなす載置台3が配置されている。この載置台3は、プラズマ発生用の第1の高周波電源部311及びプラズマ中のイオン引き込み用の第2の高周波電源部312に電気的に接続されており、処理容器20内にプラズマを発生させ、当該プラズマ中のイオンを基板Sの表面に引き込むように構成されている。この載置台3は、処理容器20の底面上に絶縁部材32を介して配設されており、これにより処理容器20から電気的に浮いた状態となっている。
また、載置台3の上面の周縁部及び側面と絶縁部材32の側面とは、例えばセラミックス材料により構成されたフォーカスリング33により覆われている。このフォーカスリング33は、例えば載置台3の上方におけるプラズマを基板S上に集め、基板Sの面内のエッチング速度を向上させるためのものである。
更に、載置台3には、エッチング処理装置2の外部に設けられた図示しない基板搬送装置との間で基板Sの受け渡しを行うための昇降ピン34が突没する貫通孔34aが形成されている。処理容器20の下方位置には、この昇降ピン34に接続された昇降機構35が設けられており、この昇降ピン34は、昇降機構35によって前記搬送手段との間で基板Sの受け渡しを行う上位置と、載置台3に基板Sを載置する下位置と、の間で昇降するように構成されている。
処理容器20内の載置台3の上方には、この載置台3に対向するように、例えばアルミニウムにより構成された角板状のガスシャワーヘッド40が処理ガス供給手段として設けられている。このガスシャワーヘッド40は、処理容器20の天壁に固定され、下側が矩形に開口する上部電極ベース41と、この上部電極ベース41の開口部を塞ぐように当該上部電極ベース41の下面に設けられた平板状の上部電極4と、から構成されており、処理容器20と電気的に導通した状態となっている。これらの上部電極ベース41及び上部電極4により囲まれた空間は、エッチングガスのガス拡散空間42を構成している。この上部電極4には、多数のガス供給孔45が形成されており、また上部電極ベース41の上面の中央位置には、ガス拡散空間42に連通するように、処理容器20の天壁を介して処理ガス供給路43の一端側が接続されている。この処理ガス供給路43の他端側には、処理ガス例えば塩素(Cl)系ガスなどのエッチングガスが貯留された処理ガス供給部44が接続されている。
処理容器20の底面には、載置台3の周囲を囲むように、複数箇所にガス排気部である排気路24の一端側が接続されており、この排気路24の他端側には、図示しない真空ポンプが接続されている。
更に、本発明のエッチング処理装置2は、既述のローディング効果を抑えるための整流部材5を備えている。この整流部材5について、以下に詳述する。
整流部材5は、図2及び図3に示すように、例えば高さ寸法H、幅寸法W及び長さ寸法Lが夫々5cm、1cm、250cmの板状体からなる帯状の4枚の整流壁51が基板Sの4辺に夫々沿うように配置されて構成されており、この整流部材5により基板Sの上方領域に処理雰囲気が形成される。これら4枚の整流壁51に関して例えば時計回りの並びについて見ると、一枚の整流壁51の先端から少し中央よりの側面に次の(隣接する)端面が当接するという接続形態を順次取ることによって、全体形状が四角形の枠状に構成され、各整流壁51の一端側の先端部分が突出した状態になっている。そして、一枚の整流壁51における突出した部分と次の整流壁51の端部とで形成されるL字型部分において、両整流壁51の側面に跨るL字型の固定部材52をこの整流部材5の外側から適合させて、この固定部材52のL字型の一方の部分と一方の整流壁51の側面とを固定部材52側からボルト52aにより固定すると共に、この固定部材52のL字型の他方の部分と次の整流壁51の端部の側面とを固定部材52側からボルト52aにより固定し、こうして互いに隣接する整流壁51同士を連結している。
この整流壁51は、例えば気孔率が10%〜50%の絶縁体であるセラミックスからなる多孔質体例えば多孔質アルミナ(Al)などから構成されており、従って表面の凹凸は、図4に示すように、50μm〜60μm程度となっている。一方固定部材52は、整流壁51よりも密度の高い(強度の大きい)セラミックス例えばいわゆるノーマルセラミックスである通常の緻密な焼結体例えばアルミナなどから構成されている。
搬入出口22から載置台3側を見て左右の整流壁51の外面(処理容器20の側壁部21に対向する面)には、整流壁51を支持するための2個の支持部材53が当該整流壁51の長さ方向に離間して設けられている。この支持部材53は、整流壁51の外側から夫々例えばボルト54などを介して当該整流壁51に固定されている。この支持部材53は、平面形状が概略T字型となっており、凸部53aが整流壁51から側壁部21に向けて水平方向に伸び出すように、当該凸部53aの両側位置において整流壁51に固定されている。また、この支持部材53は、上記の固定部材52と同様に、整流壁51よりも強度の強いセラミックス例えば通常の緻密な焼結体例えばアルミナなどから構成されている。
この支持部材53により支持される位置における整流壁51の下端部は、外面側から矩形に切り欠かかれており、図5に示すように、支持部材53の下端部から水平に突出する突出部56がこの切り欠き部51aに入り込んで両者が互いに係合した状態となっている。そして、この支持部材53は、この突出部56において整流壁51の自重を受け止めた状態で上記のボルト54により整流壁51と固定されるように構成されている。そのため、整流壁51は、ボルト54による固定部位に当該整流壁51の自重が集中して加わることが避けられ、このため固定部位を基点として割れることが防止される。尚、既述の図1においては、この支持部材53の位置を便宜上載置台3から外側に離して描画している。
この支持部材53の凸部53aの下面側には、各々整流壁51を昇降させるための昇降軸を兼ねた支持軸55の一端側が当該凸部53aを介してボルト55aにより固定されている。既述の図1に示すように、この支持軸55は処理容器20の底面を貫通しており、当該支持軸55の他端側は昇降板62を介して処理容器20の外部に設けられた昇降機構61に接続されている。そして、昇降機構61を介して支持軸55を昇降させることにより、載置台3上に整流部材5の下端が接触する下位置と、この整流部材5の下端側と載置台3との間の隙間を介して基板Sの搬入出を行う上位置と、の間において整流部材5全体を昇降させることができることになる。尚、処理容器20内の気密を保つために、処理容器20の下端面と昇降板62との間には、支持軸55を覆うようにベローズ63が設けられている。
また、この例では、上記のように整流壁51の長さ寸法Lが長いので、この整流壁51は、例えば長さ方向に2枚(整流壁511、512)に分割されており、この連結部分における整流壁511、512の概略中央部は、図6に示すように、外面側から矩形に切りかかれて切り欠き部51bを形成している。この整流壁51は、連結部分における整流壁511、512に跨るように配置された例えば緻密なセラミックス例えばアルミナなどからなる板状の連結部材57によって連結されている。そして、連結部材57の中央部から水平に突出する突出部59が上記の切り欠き部51bに入り込んで互いに係合した状態となっている。そのためこの連結部材57は、既述の支持部材53と同様に、この突出部59において整流壁51の自重を受け止めた状態で、連結部材57側からボルト58aにより当該整流壁51と固定されるように構成されている。
尚、既述の固定部材52についても、これらの支持部材53や連結部材57と同様に図示しない突出部が形成され、この突出部において整流壁51の重量を受け止めた状態でボルト52aにより固定されるように構成されている。
また、既述の図1に示すように、エッチング処理装置2には制御部7が接続されている。制御部7は例えば図示しないCPU、メモリ及びプログラムなどを備えたコンピュータなどからなり、このプログラムには当該エッチング処理装置2の作用、つまり、処理容器20内に基板Sを搬入して、載置台3上にて基板Sにエッチング処理を行い、その後処理容器20内から基板Sを搬出するまでの動作に係わる制御等についてのステップ(命令)群が組まれている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、この記憶媒体からコンピュータにインストールされる。
次に、本発明のエッチング処理装置2の作用について以下に説明する。先ず、図7(a)に示すように、整流部材5を上位置に上昇させて、ゲートバルブ23を開放する。そして、整流部材5と載置台3との間の隙間を介して、図示しない搬送手段により表面にアルミニウム膜が形成された基板Sを処理容器20内に搬入し、載置台3の上方側の受け渡し位置までこの基板Sを搬送する。次いで、昇降ピン34で基板Sを受け取り、搬送手段を処理容器20から退出させ昇降ピン34を降ろすことで載置台3上に基板Sを載置する。その後、搬入出口22を閉じると共に、整流部材5を下位置に下降させる(図7(b))。
そして、図示しない真空ポンプにより処理容器20内を所定の真空度に調整すると共に、処理ガス供給部44からガス拡散空間42及びガス供給孔45を介してエッチングガス例えば塩素ガスを載置台3上の基板Sに向けて吐出する。また、高周波電源部311、312から高周波電力を載置台3に供給して基板Sの上方の空間にエッチングガスのプラズマを形成し、このプラズマを基板S側に引き寄せる。このエッチングガスのプラズマは、基板Sに到達すると、主に以下の(1)式に基づいて基板Sの表面のアルミニウム膜と反応する。
3Cl+Al→AlCl ・・・(1)
この反応により生成した生成物である塩化アルミニウム(AlCl)は、未反応のエッチングガスなどと共に基板Sの表面を伝いながら周縁領域側へと流れていく。そして、これらの生成物や未反応のエッチングガスは、基板Sの周囲を取り囲む整流壁51に到達したところで当該整流壁51により流れが遮られるので、この整流壁51の内側の領域、即ち基板Sの周縁領域においてガス溜まりを形成することになる。そのため、基板Sの周縁領域ではエッチングガスの流速が遅くなるので、基板Sの周縁領域においては中央領域よりもエッチングガスの供給量が抑えられることになり、従ってローディング効果が抑制される。そのため、基板Sの面内において均一なエッチング速度でエッチング処理が進行していく。
そして、整流壁51の内側に形成されたガス溜まりは、図8(a)に示すように、その後整流壁51を乗り越えてフォーカスリング33(載置台3)と処理容器20の側壁部21との間の空間を通って排気路24へと排気されることとなる。この時、ガス溜まり中に含まれる既述の生成物が整流壁51に触れると、当該整流壁51の表面に堆積物100として堆積する場合があるが、図8(b)に示すように、この整流壁51は多孔質体からなり、そのため表面には大きな凹凸が形成されている。従って、この堆積物100は、ガスの流れにより整流壁51の表面の凹部内に押し込まれていき、アンカー(くさび)効果により当該整流壁51の表面と強く密着することとなる。そして、整流壁51の表面の凹部が埋まるように、生成物が堆積物100として当該整流壁51の表面に順次密着していく。その結果、この堆積物100の脱落が抑えられた状態でエッチング処理が進んでいくことになる。
その後、所定の時間が経過するまでエッチング処理を行った後、エッチングガス及び高周波電力の供給を停止して処理容器20内を真空排気し、搬入時とは逆の順序で基板Sを処理容器20内から搬出する。
上述の実施の形態によれば、処理容器20内の基板Sの周囲にローディング効果を抑えるための整流部材5を設けたエッチング処理装置2において、整流部材5を構成する整流壁51を多孔質体により構成している。そのため、エッチング処理により生成した生成物が当該整流壁51に堆積物100として堆積しても、この整流壁51の表面が極めて粗い面状態となっているので、当該堆積物100が整流壁51に強く吸着することとなり、従ってこの堆積物100の脱離を抑えることができる。そのため、パーティクルなどによる基板Sの汚染を抑えることができる。
また、上記のように整流壁51の表面を粗面化するにあたって、既述のブラスト処理を行っていないので、この処理に起因する整流壁51の反りや変形、割れが起こらない。更に、セラミックスの溶射なども行っていないので、余分な工程を増やさずに表面状態の粗い整流壁51を得ることができる。
更に、整流壁51として多孔質体といった比較的強度の弱い材料を用いるにあたって、既述のように支持部材53、連結部材57及び固定部材52に突出部を設けて、この突出部において整流壁51の自重を受け止めた状態でボルトにより整流壁51を固定するようにしている。そのため、整流壁51は、ボルトによる固定部位に当該整流壁51の重量が集中して加わらないので、当該固定部位を基点とした割れなどの発生を抑えることができる。
ここで、上記の例においては、整流壁51の全てを多孔質アルミナにより構成するようにしたが、その表面部を多孔質体により構成し、内部を通常のセラミックスにより構成しても良い。図9はこのような例を示しており、絶縁体例えばアルミナなどの緻密な焼結体である通常のセラミックスからなる板状の本体部分102の露出面のうち下面を除く他の面に、上記の整流壁51と同じ材質の多孔質体を積層、例えば多孔質体からなる薄板101を接合して整流壁51を構成している。この場合には、薄板101と本体部分102とは、例えば接着剤や図示しないボルトなどにより固定されることとなる。このように整流壁51の表面部に本体部分102に対して着脱自在に多孔質体からなる薄板101を設けることで、例えば整流壁51の表面に堆積した堆積物100を除去するためのメンテナンスを行うときには、薄板101だけを交換すれば良く、このため整流壁51の取り扱い作業が簡略化され、メンテナンス性を高めることができる利点がある。
また、既述の堆積物100が処理雰囲気側(整流壁51で囲まれる空間側)に特に堆積しやすい傾向があることから、例えば図10に示すように、基板Sに対向する面の反対側の面(処理容器20の側壁部21に対向する面)には薄板101を設けなくとも良いし、あるいは図11に示すように、整流壁51の上面においても薄板101を設けなくても良い。このように、本発明では、整流壁51の少なくとも処理雰囲気側の表面を多孔質体により構成することで上記の効果を得ることができる。更に、整流壁51の処理雰囲気側の表面の全面を多孔質体で構成しなくとも、例えば図12に示すように、当該対向する面における外縁から内側領域を矩形に窪ませて凹部を形成し、この凹部に板状の薄板101をはめ込むようにしても良い。
また、支持部材53の下端側に突出部56を形成するようにしたが、図13に示すように、中央付近に形成するようにしても良い。また、支持部材53の上端側に突出部56を形成するようにしても良いし、あるいは図14に示すように、例えば整流壁51の強度が強い場合などには、突出部56を形成しなくとも良い。
更に、整流壁51を長さ方向に分割した場合、分割部分の連結方法については、例えば図15、図16に示すように、分割された整流壁511、512に跨って例えば緻密な焼結体からなるアルミナなどのセラミックスからなる芯材103を嵌め込み、この芯材103で整流壁51(511、512)の自重を受け止めるようにしても良い。この例では、分割された整流壁511、512の接合端面にて、芯材103が密に嵌入される矩形の凹部104が当該整流壁511、512の長さ方向に沿って形成されており、整流壁511、512の外側面には、使用するボルト58aよりも一回り大きい貫通孔105が形成されている。そして、この貫通孔105を介して連結部材57側から当該連結部材57と芯材103とがボルト58aにより固定されている。この芯材103により整流壁51(511、512)の自重を受け止めた状態で当該整流壁51が固定されることになる。尚、この図15、図16についてはボルト58aの数は便宜上のものである。
尚、上記の例においては、整流壁51をボルト52a、54、58aにより固定するようにしたが、接着剤などにより接着するようにしても良い。
また、上記の例では整流壁51、固定部材52、支持部材53及び連結部材57をアルミナにより構成したが、これらの部材としてはセラミックス例えば窒化シリコン(Si)などや石英(SiO)などを用いることができ、プラズマ処理の場合には絶縁体であることが好ましい。固定部材52、支持部材53及び連結部材57としては、整流壁51よりも強度の強い材質であれば良い。
また、上記の例では各辺の整流壁51が長さ方向に分割されているが、分割されていないものであっても良い。
更に、整流部材5に支持軸55を接続して当該整流部材5を昇降可能に構成したが、この整流部材5を載置台3上に固定して、この整流部材5の上方位置を介して基板Sの搬送を行うようにしても良いし、あるいは整流壁51の高さ方向における中央位置に図示しない搬送口を形成し、この搬送口を介して基板Sの搬送を行うようにしても良い。
更にまた、上記の例ではアルミニウム膜のエッチング処理について説明したが、アルミニウム膜以外のエッチング処理、あるいは成膜処理など、ローディング効果の有無に関わらず、生成物などの付着物が生じる処理に本発明の処理装置を適用しても良い。また、被処理体としては、角型の基板S以外にも、円形の基板例えば半導体ウェハに本発明を適用しても良い。
本発明のエッチング処理装置の一例を示す縦断面図である。 上記のエッチング処理装置を示す水平断面図である。 上記のエッチング処理装置における整流部材の一例を示す斜視図である。 上記の整流部材を構成する整流壁の表面を拡大して示す模式図である。 上記の整流部材を支持する支持部材の一例を示す説明図である。 上記の整流壁同士を接続する連結部の一例を示す説明図である。 上記のエッチング処理装置の作用を示す縦断面図である。 上記のエッチング処理装置においてエッチング処理を行っている時の様子を示す模式図である。 上記の整流壁の他の例を示す縦断面図である。 上記の整流壁の他の例を示す縦断面図である。 上記の整流壁の他の例を示す縦断面図である。 上記の整流壁の他の例を示す説明図である。 上記の連結部の他の例を示す縦断面図である。 上記の連結部の他の例を示す縦断面図である。 上記の連結部の他の例を示す説明図である。 上記の連結部の他の例を示す水平断面図である。 従来のエッチング処理装置を示す縦断面図である。 従来のローディング効果について説明するための基板の平面図である。 従来のエッチング処理装置の作用を示す斜視図である。 上記の従来のエッチング処理装置における整流部材の表面を示す縦断面図である。 上記の従来のエッチング処理における作用を示す模式図である。
符号の説明
S FPD基板(基板)
2 エッチング処理装置
3 載置台
5 整流部材
20 処理容器
24 排気路
40 ガスシャワーヘッド
51 整流壁
52 固定部材
53 支持部材
56 突出部
57 連結部材
59 突出部

Claims (13)

  1. 処理容器の内部に設けられ、被処理体を載置するための載置台と、
    被処理体に対して処理を行う処理ガスを前記載置台の上方側から供給するための処理ガス供給手段と、
    前記処理容器内の雰囲気を排気するためのガス排気部と、
    前記載置台上の被処理体を囲むように設けられた整流部材と、を備え、
    前記整流部材の少なくとも処理雰囲気側の表面部は、多孔質体により構成されていることを特徴とする処理装置。
  2. 前記整流部材は、前記多孔質体よりも強度の大きい支持部材により支持されていることを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記整流部材は、多孔質体からなる整流壁を含むことを特徴とする請求項2記載の処理装置。
  4. 前記支持部材は、前記整流壁の自重を受け止めるように当該整流壁に係合していることを特徴とする請求項3記載の処理装置。
  5. 前記整流壁は長さ方向に分割されており、互いに隣接する分割部分同士は多孔質体よりも強度の大きい連結部材により連結され、
    この連結部材は、前記整流壁の自重を受け止めるように当該整流壁に係合していることを特徴とする請求項3または4記載の処理装置。
  6. 前記連結部材は、互いに隣接する分割部分同士に跨ってその分割部分の内部に嵌め込まれていることを特徴とする請求項5記載の処理装置。
  7. 前記整流部材は、多孔質体よりも強度の大きい本体部分と、この本体部分の処理雰囲気側に配置された多孔質体と、により構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の処理装置。
  8. 前記多孔質体は、前記本体部分から着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項7に記載の処理装置。
  9. 前記多孔質体は、多孔質セラミックスにより構成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一つに記載の処理装置。
  10. 前記支持部材は、セラミックスにより構成されていることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか一つに記載の処理装置。
  11. 前記連結部材は、セラミックスにより構成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の処理装置。
  12. 前記本体部分は、セラミックスにより構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の処理装置。
  13. 前記支持部材を昇降軸を介して昇降させる昇降機構を備えていることを特徴とする請求項2ないし6、10及び11のいずれか一つに記載の処理装置。
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