JP2010008515A - 電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置 - Google Patents

電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】演奏者が入力した設定値によりペダルの反力を任意に変更することが可能であり、ペダルの操作感覚を演奏者が所望する感覚に設定できるようにする。
【解決手段】ペダル31と、ペダル31の動作を検出するペダル位置センサ45と、ペダル31の操作に対する反力を発生させるソレノイド40と、ペダル31の力覚制御を行うための力覚付与テーブル82と、ソレノイド40にて発生させる反力を制御する制御部50と、ペダル31の操作に対する反力を変更するための設定値を入力するペダル反力調整部(設定値入力手段)61と、を備えた電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置で、制御部50は、入力された設定値に基づいて、力覚付与テーブル82の値を変更したものを算出し、変更後の力覚付与テーブル82と、検出したペダル31の動作とに基づいて、ペダル31に対する反力を制御するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子鍵盤楽器が備える操作子であるペダルの操作に対する反力を制御する力覚制御装置に関し、特に、ペダルの操作感覚をアコースティックピアノなどの自然鍵盤楽器に近づけることができる電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置に関する。
アコースティックピアノは、押鍵に応じてハンマーを弦に打ちつけて音を発生する機構を有しており、発生する音は、押鍵の強弱やスピードによって響き方や大きさが異なる。また、アコースティックピアノには、音の余韻をコントロールするためのペダルが搭載されている。グランドピアノを例にとると、ダンパーペダル、ソステヌートペダル、ソフトペダルである。
これらのうちダンパーペダルは、弦の振動を止めるためのダンパーを制御するペダルである。ダンパーは、弦と一対一に対応して設けられており、通常、押鍵により弦から離れ、離鍵により弦を押さえて音の響きを止める。そして、各ダンパーは、幾つかの連結部を介してダンパーペダル(以下、単に「ペダル」ということがある。)に接続されている。ペダルが踏込まれると、全ての弦に対応するダンパーが解放され、鍵から指を離してもダンパーによる止音は行われず、押鍵した音が残る。この場合、押鍵されていない鍵に対応する弦を含めた全ての弦が共振し、倍音が鮮明に響く。このようにペダルでダンパーを操作することで、ピアノの発音に様々な表情を与えることができる。
ところで、上記の各ダンパーとペダルとの間の連結部には、いわゆる遊びが設けられている。この遊びにより、演奏者は常時ペダルに足を乗せておくことができる上、ダンパーが弦を僅かに拘束するような位置にペダルを踏込む所謂ハーフペダルと呼ばれる操作が可能となる。このように、ペダルを浅く踏込んだ状態ではダンパーが動作せず、ペダルを所定位置まで踏込んだときに初めてダンパーが押し上げられる。したがって、ペダルの踏込みに伴う反力(足にかかる荷重)は、ダンパーの押し上げが開始される位置で段階的に(急に)変化する。
上記のようなアコースティックピアノの音色、操作性、外観を擬似的に再現した電子鍵盤楽器として、電子ピアノがある。電子ピアノには、グランドピアノにおけるダンパーペダル、ソステヌートペダル、ソフトペダルと同様の働きをする三本のペダルを装備したものがある。ところが、電子ピアノの場合は、アコースティックピアノのように実際に打弦して発音しないので、ダンパーを弦から離す動作を行う必要がない。その代わりに、ペダル操作に対応する処理を電気的に行い、ペダルが操作されたと同等の発音を行うようになっている。従って、ペダル装置そのものの機構は簡単であり、例えば、フレームに回動可能に取り付けたペダルと底板との間にバネなどを設置し、当該バネの付勢によってペダルに上向きの反力を与えている。
このような電子ピアノのペダル装置には、特許文献1に記載のように、ペダルが単独のバネによって付勢されているものがある。しかしながら単独のバネによる付勢では、グランドピアノにおけるダンパー押し上げ時のような段階的な変化を生じさせることができない。したがって、アコースティックピアノに慣れた演奏者が電子ピアノを弾くと、演奏感覚の違いによる違和感を覚えることがあった。また、演奏者がハーフペダルの位置を感覚として把握することができなかった。
この点を改善すべく、特許文献2に記載のペダル装置では、第1バネに加えて第2バネを備え、ペダルの変位量に応じて、第1バネだけによる力と第1、第2バネを合わせた力が順番にペダルにかかるようにし、ペダルの反力が段階的に変化するようにしている。これにより、ダンパーが押し上げられる際の反力の変化を擬似的に生じさせることができる。このような複数のバネによる力を合わせた付勢力では、反力を段階的に変化させることはできるが、バネの付勢力のみに基づく反力の分布は一義的である。そのため、演奏者の設定や実際の操作などに応じて反力を任意に可変させることはできなかった。
この点、特許文献3に記載の力覚制御装置は、操作子である鍵を駆動するためのソレノイドと、ソレノイドを制御する制御装置(力覚制御手段)とを備えている。これらにより、電気的な駆動力で操作子の操作感覚を調節できるようになっている。このような力覚制御装置では、実際の操作子の操作に応じて反力を可変させることが可能である。しかしながら、特許文献3の力覚制御装置では、ソレノイド駆動用の指令値は、複数の中から選択したテーブルに基づいて生成するため、操作子の反力を演奏者自身が所望する位置や大きさに設定できるものではない。したがって、操作子の操作感覚を演奏者が自由に変えることはできなかった。
特開2001−22355号公報 特開2004−334008号公報 特開2006−146259号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、操作子であるペダルの反力を設定により可変させることが可能であり、ペダルの操作感覚を演奏者が所望する感覚に変更できる電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明にかかる電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置は、踏込操作に応じて移動可能となるように支持されたペダル(31)と、ペダル(31)の動作を検出する動作検出手段(45)と、ペダル(31)の操作に対して電気的な駆動力による反力を発生させる駆動手段(40)と、ペダル(31)の力覚制御を行うための力覚付与テーブル(82)を記憶した記憶手段(52)と、駆動手段(40)にて発生させる反力を制御する力覚制御手段(50)と、ペダル(31)の操作に対する反力を設定するための設定値を入力する設定値入力手段(61)と、を備え、力覚制御手段(50)は、設定値入力手段(61)により入力された設定値に基づいて、基準となる力覚付与テーブル(82)の値を変更したものを算出し、変更後の力覚付与テーブル(82)と、動作検出手段(45)で検出したペダル(31)の動作とに基づいて、ペダル(31)に対する反力を制御することを特徴とする。なお、ここでの括弧内の符号は、後述する実施形態の対応する構成要素の符号を本発明の一例として示したものである。
本発明にかかる電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置によれば、演奏者が設定値入力手段から設定値を入力することにより、ペダルの踏込操作に対する反力を任意に設定することが可能となる。したがって、ペダルの操作感覚を演奏者が所望する操作感覚に変更することができる。これにより、電子鍵盤楽器のペダルにおいて、ハーフペダル領域における反力を演奏者が所望する位置(ペダルの変位に対する位置)あるいは大きさで再現できる。したがって、演奏者は、所望のハーフペダル領域を利用して、ペダルの踏み込み深さを微妙に変化させて楽音の音色などを変える高度な演奏操作を行うことが可能となる。
また、上記の力覚制御装置の一実施形態として、ペダル(31)の操作に対して物理的な付勢力による反力を付与する付勢手段(35,44)をさらに備え、基準となる力覚付与テーブル(82)および付勢手段(35,44)に基づくペダルの反力は、ペダル(31)の変位領域における連続した第1乃至第3の領域(A1〜A3)において、第2の領域(A2)での反力の変化率が第1及び第3の領域(A1,A3)での反力の変化率よりも大きくなっており、第1の領域(A1)の反力は、付勢手段(35,44)による反力(F2)のみであり、第2、第3の領域(A2,A3)の反力は、付勢手段(35,44)による反力(F1)と駆動手段(40)による反力(F2)とが合成された反力であり、設定値入力手段(61)により入力された設定値に基づいて、駆動手段(40)による反力(F2)の位置あるいは大きさを変更することで、第2、第3の領域(A2,A3)での反力を変更するようにしてよい。
この構成によれば、駆動手段による反力と付勢手段による反力とを合わせた反力でペダルを駆動するようになるので、駆動手段の機構を簡単にでき、電気鍵盤楽器の構成を簡単にすることができる。また、駆動手段の駆動に必要な電力が少なくて済むので、電子鍵盤楽器の消費電力を低減することが可能となる。
なお、その場合でも、駆動手段による反力を変更することで、第2、第3の領域での反力を任意に変えることができるので、ハーフペダル領域における反力を演奏者が所望する位置あるいは大きさで再現できる。
あるいは、上記の力覚制御装置の他の実施形態として、基準となる力覚付与テーブル(82)に基づくペダル(31)の反力は、ペダル(31)の変位領域における連続した第1乃至第3の領域(A1〜A3)において、第2の領域(A2)での反力の変化率が第1及び第3の領域(A1,A3)での反力の変化率よりも大きくなっており、該力覚付与テーブル(82)は、互いに異なる値を有する二種類のテーブル(D1,D2)を有しており、第1の領域(A1)の反力は、二種類のうち一方のテーブル(D1)に基づく反力(F2−1)のみであり、第2、第3の領域(A2,A3)の反力は、一方のテーブル(D1)に基づく反力(F2−1)と他方のテーブル(D2)に基づく反力(F2−2)とが合成された反力であってよい。
これによれば、互いに異なる反力分布を有する二種類のテーブルを用いた駆動手段の制御により、ハーフペダル領域における反力の位置あるいは大きさを任意に調節することが可能となる。また、この場合、ペダルを駆動するための機構は、電気的な駆動力による反力を発生させる駆動手段だけで足りるので、ペダル装置の部品点数を削減でき、電子鍵盤楽器の構成を簡単にできる。
さらに、この場合、設定値入力手段(61)により入力された設定値に基づいて、前記他方のテーブル(D2)の値を変更し、該テーブル(D2)に基づく反力(F2−2)の位置あるいは大きさを変更することで、第2、第3の領域(A2,A3)での反力を変更することができる。これによれば、電気的な駆動力による反力を発生させる駆動手段だけで、ハーフペダル領域における反力を演奏者が所望する位置あるいは大きさで再現できるようになる。
本発明にかかる電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置によれば、ペダルの踏込操作に対する反力特性(反力の発生位置あるいは大きさ)を演奏者が任意に設定することができる。また、所望のハーフペダル領域を利用して楽音の音色などを変える高度な演奏操作を行うこともできる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、後述するペダルの長手方向の両側のうち、電子鍵盤楽器の演奏者の側を手前あるいは前といい、その反対側を奥あるいは後という。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態にかかる力覚制御装置を備えた電子鍵盤楽器の全体構成例を示すブロック図である。同図に示す電子鍵盤楽器は、ペダル31(操作子)を有するペダル装置30と、ペダル31の操作に対する反力を制御するための制御部(力覚制御手段)50とを備えている。ペダル装置30と制御部50とは、バス5を介して互いに接続されている。また、電子鍵盤楽器には、鍵(鍵盤)11を備える鍵盤装置10が設置されている。鍵盤装置10は、バス5を介して制御部50に接続されている。
図2は、第1実施形態にかかるペダル装置30の構成例を示す図で、(a)は、概略側断面図、(b)は、正面図である。ペダル装置30は、フレーム32に対して回動可能に支持された複数のペダルを備えており、本実施形態では、グランドピアノにおけるダンパーペダル、ソステヌートペダル、ソフトペダルに相当する3本のペダルが設置されているが、同図では、ダンパーペダルに相当する演奏者から見て最も右側に位置するペダル31のみを示し、他のペダルは図示を省略している。本発明の構成は、ダンパーペダルに相当するペダル31に適用されるので、以下では、ペダル31及びその周辺の構成部品について説明する。
フレーム32は、金属などで構成された板状部材を適宜に折り曲げて、略矩形の箱型に形成されている。フレーム32は、複数のペダルに対応する位置に跨る横長形状で、前壁32aにおけるペダル31の取付箇所には、開口部33が形成されている。ペダル31は、長尺状に形成された略平板状の部材からなり、前側が足で踏込操作する操作部31aになっており、後側がフレーム32に取り付けられる取付部31bになっている。そして、フレーム32の開口部33は、ペダル31の断面よりも大きな矩形状に形成されている。開口部33の内周には、両側の縁を後方に折り曲げてなる平板状の曲げ板部33a,33aが設けられている。
ペダル31は、取付部31bが開口部33からフレーム32内に差し込まれた状態で、操作部31aがフレーム32の前方に突出している。このとき、ペダル31は、取付部31bの中間がペダル支点34に支持されており、該ペダル支点34を中心として長手方向が上下に揺動自在になっている。
フレーム32内におけるペダル31の下面側には、物理的な付勢力による反力を発生する付勢手段(以下、単に付勢手段という。)である復帰バネ35が設置されている。復帰バネ35は、金属などの弾性を有する線材をコイル状に巻き回してなるバネ材であり、コイル軸方向に圧縮されることで弾発力(付勢力)を生じるものである。復帰バネ35は、ペダル支点34より前方に配置されており、その位置のペダル31を上方に向かって付勢するようになっている。
また、ペダル31の操作に対して電気的な駆動力による反力を発生する駆動手段(以下、単に駆動手段という。)として、ペダル31の上面側に設置したソレノイド40を備えている。ソレノイド40は、ペダル支点34よりも後方に配置されており、コイル41と、コイル41の中央に設置された進退移動可能なロッド42とを備えている。また、コイル41の外側(上下及び外周)を覆う位置には、ヨーク(磁性体)46が設置されている。ロッド42は、軸方向が上下方向に配置され、下端がペダル31の上面に当接している。また、ロッド42の上端には、平板状の板部材43が取り付けられている。板部材43は、その面がロッド42の軸方向と直交するように取り付けられており、板部材43がヨーク46の上端に当接する位置で、ロッド42の下端が初期位置にあるペダル31の上面に当接するようになっている。また、板部材43と、ソレノイド40の真上に張り出したフレーム32の上壁32bとの間には、コイル状のバネ(付勢手段)44が介在している。このバネ44により、ロッド42が下方へ付勢されている。
また、ペダル装置30には、ペダル31の位置を検出するペダル位置センサ(動作検出手段)45が設けられている。ここでのペダル位置センサ45は、ペダル31に取り付けたシャッタ45aと、該シャッタ45aにより光路が遮蔽されるフォトセンサ45bとで構成される光学式センサである。この場合、ペダル31の位置変化に応じて遮光量が連続的に変化するようにシャッタ45aの形状を設定し、フォトセンサ45bの出力信号からペダル31の位置が一義的に特定されるようにする。なお、ペダル位置センサ45は、ペダル31の位置を検出できるものであれば、上記のような遮光式センサ以外にも、図示は省略するが、ペダル31の位置変化に応じて反射光量を連続的に変化させることが可能な反射面をペダル31に設置し、該反射面で反射した光を受光部で受光してペダル31の位置を検出するように構成した反射式センサでもよい。さらにいえば、光学式センサに限らず他の方式のセンサでもよい。また、図示は省略するが、ペダル位置センサ45に代えて、ペダル位置検出用のスイッチなどを設置してもよい。また、ここでは、ペダル31の動作を検出する動作検出手段として、ペダル位置センサ45を設置した場合を説明したが、それ以外にも、ペダル31の速度、加速度、角度、角速度をそれぞれ検出するペダル速度センサ、ペダル加速度センサ、ペダル角度センサ、ペダル角速度センサのいずれか、あるいはこれらのうちの複数を設置することも可能である。
また、ペダル31には、ガイド部材36が取り付けられている。ガイド部材36は、取付部31bの前端に設置された略矩形状の部材であり、その両側面には、小突起36aが複数個(図では両側に各2個ずつ)設けられている。小突起36aは、フレーム32の曲げ板部33aの内側面に当接している。これにより、ガイド部材36は、ペダル31の揺動に伴って小突起36aが曲げ板部33a,33aに対して摺動しながら、その内側を上下移動してペダル31の揺動をガイドする。
また、ガイド部材36の上端に対向するフレーム32の壁面32cには、ペダル31の上限位置を規定するための上限ストッパー37が設置されている。上限ストッパー37は、ガイド部材36の衝突による衝撃を緩和するための緩衝材からなる。ペダル31は、踏込操作が開始される最上位置(以下、「初期位置」という。)にある状態で、ガイド部材36の上端が上限ストッパー37に当接するようになっている。一方、開口部33の下端には、ペダル31の下限位置を規定するための下限ストッパー38が取り付けられている。下限ストッパー38は、ペダル31の衝突による衝撃を緩和する緩衝材で構成されており、初期位置にあるペダル31の下面に対して所定距離を有して対向するように設置されている。
なお、図示は省略するが、ペダル装置30には、ペダル31の動作を電気的な出力に変換するためのスイッチ接点やボリューム検出部などの機構も設けられている。
上記構成のペダル装置30の動作について説明する。ペダル31が初期位置にあるとき、ペダル31の自重と、ガイド部材36が上限ストッパー37から受ける抗力と、復帰バネ35の付勢力と、バネ44の付勢力の各力が釣り合っている。したがって、初期位置における各力の釣り合いにより、ペダル31は、前後方向(長手方向)が略水平な状態で静止している。この状態のペダル31を踏み込むと、ペダル支点34を中心に回動し、ペダル31に押された復帰バネ35が圧縮されるとともに、バネ44が圧縮されてロッド42が上方へ移動する。これにより、ペダル31には、復帰バネ35の付勢力による反力とバネ44の付勢力による反力とが付与される。さらにペダル31を踏み込むと、ペダル31は下限ストッパー38に当接して停止する。一方、ペダル31を踏み込んでいる力を弱めると、復帰バネ35の付勢力とバネ44の付勢力とによりペダル31は逆向きに回動し、初期位置へ復帰する。このようにペダル31が復帰バネ35やバネ44の付勢力で移動する過程で、ソレノイド40のコイル41に電圧を印加してロッド42を駆動させれば、復帰バネ35やバネ44からペダル31に与えられる反力をソレノイド40による反力でアシストすることができる。したがって、制御部50によりソレノイド40の駆動を制御することで、ペダル31の操作に対する反力の力覚制御を行うことができる。この力覚制御の手順については後述する。
次に、図1に示す制御部50について説明する。制御部50は、CPU51、ROM52、RAM53、フラッシュメモリ(EEPROM)54を備えている。また、CPU51にはタイマ55が接続されている。CPU51は、ペダル装置30や鍵盤装置10を含む電子鍵盤楽器全体の制御を司る。ROM52やフラッシュメモリ54には、CPU51が実行する制御プログラムや各種テーブルデータのほか、後述する力覚付与テーブル80が記憶されている。RAM53は、演奏データ、テキストデータなどの各種入力情報、各種フラグやバッファデータ及び演算処理結果などを一時的に記憶する。タイマ55は、タイマ割り込み処理における割り込み時間などの各種時間を計時する。
また、電子鍵盤楽器には、制御部50のほか、設定操作部60、表示装置63、音声出力部65、外部記憶装置66、HDD67、通信インターフェイス68、MIDIインターフェイス69などが設けられている。通信インターフェイス68には、外部装置71を接続でき、MIDIインターフェイス69には、MIDI機器72を接続できる。また、通信インターフェイス68は、インターネットなどの通信ネットワーク73を介して外部のサーバ装置74との間で通信を行えるようになっている。設定操作部60には、演奏者が設定操作情報を入力するために用いる不図示の各種スイッチなどが含まれ、スイッチの操作による信号がCPU51に供給されるようになっている。外部記憶装置66やHDD67は、上記の制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データなどを記憶するものである。表示装置63は、表示制御回路62を介してバス5に接続されており、音声出力部65は、音源回路64を介してバス5に接続されている。
図3は、ROM52に格納された力覚付与テーブル80の構成例を示す図である。力覚付与テーブル80は、ペダル装置30のソレノイド40が発生すべき反力のパターンを格納したペダル用力覚付与テーブル82を有している。ペダル用力覚付与テーブル82には、押ペダル用のテーブル82aと戻ペダル用のテーブル82bがそれぞれ用意されている。さらに、押ペダル用のテーブル82aと戻ペダル用のテーブル82bはそれぞれ、反力パターンテーブル80aと指令値テーブル80bを備えている。反力パターンテーブル80aは、ペダル位置センサ45の検出値(または該検出値から算出したペダル31の速度、加速度などの値)に対するソレノイド40の出力値を参照するためのテーブルである。指令値テーブル80bは、ソレノイド40に上記の出力値を発生させる指令値を参照するためのテーブルである。なお、ここでのペダル用力覚付与テーブル82は、後述する基準となるペダル用力覚付与テーブル82である。
図1に示すように、制御部50からの制御信号は、ソレノイド制御ドライバ(駆動制御部)48を介してペダル装置30のソレノイド40に入力されるようになっている。また、ペダル位置センサ45の検出信号は、制御部50に入力されるようになっている。
ここで、上記構成の電子鍵盤楽器におけるペダル31の操作に対する力覚制御の手順について説明する。図4は、ペダル31の力覚制御の手順を説明するためのフローチャートである。ペダル31の力覚制御では、まず、ペダル31の位置情報を初期化する(ステップST1−1)。その後、ペダル位置センサ45にて検出したペダル31の位置(踏込量)を読み込む(ステップST1−2)。また、ペダル速度センサを設けている場合は、検出したペダルの速度を読み込み(ステップST1−3)、ペダル加速度センサを設けている場合は、検出したペダルの加速度を読み込む(ステップST1−4)。ペダル速度センサを設けていない場合は、ペダル位置センサ45で検出したペダル位置データの差分からペダル速度を算出してもよい(ステップ1−3)。また、ペダル加速度センサを設けていない場合は、ペダル速度データの差分からペダル加速度を算出(ステップST1−4)してもよい。なお、ペダル装置30に角度センサや角速度センサを設置している場合は、それらで検出したペダル角度やペダル角速度を読み込んでもよい。
次に、ステップST1−3で読み込んだペダル速度の検出値(あるいは算出値)の符号(正負)を判定する(ステップST1−5)。その結果、ペダル速度が正である場合は、ペダル31が踏み込まれる(押ペダル)過程にあるので、ペダル用力覚付与テーブル(図3参照)82から押ペダル用テーブル82aを選択し、これを読み込む(ステップST1−6)。一方、ペダル31の速度が負である場合は、ペダル31の踏み込みが解除される(戻ペダル)過程にあるので、ペダル用力覚付与テーブル82から戻ペダル用テーブル82bを選択し、これを読み込む(ステップST1−7)。続いて、読み込んだ上記いずれかのテーブル82a,82bの反力パターンテーブル80aを参照して、ソレノイド40の出力を決定するとともに、指令値テーブル80bを参照して、ソレノイド40の出力を発生させるための指令値を決定する。そして、決定した指令値をソレノイド制御ドライバ48へ出力し(ステップST1−8)、ソレノイド40を駆動する。このようにして、ペダル用力覚付与テーブル82に基づくペダル反力の制御が行われる。
図5は、上記の力覚制御を行った場合のペダル31の変位(踏込量)Xと反力(荷重)Fの関係を示すグラフである。なお、このグラフでは、ペダル踏込時における反力分布のみを示しており、ペダル戻り時における反力分布は省略している。また、このグラフの反力分布は、ペダル位置センサ(動作検出手段)45による一の検出値に対応する反力分布を一例として示したものである。すなわち、ペダル位置センサ45で検出された値が異なるものである場合は、同図に示すグラフとは別の反力分布となる。ペダル用力覚付与テーブル82による力覚制御では、ペダル踏込時において、同図に示すように、ペダル31の踏込量が小さく、反力の変化率が小さい領域A1と、ペダル31の踏込量が増して、反力の変化率が大きくなる領域A2と、さらにペダル31の踏込量が増して、再度、反力の変化率が小さくなる領域A3の三種類の領域を有している。領域A1では、アコースティックピアノにおいてダンパーの荷重がダンパーペダルに掛かる前の状態が再現され、領域A2では、ペダルとダンパーの連結部を介してダンパーに踏込力が伝わり始め、連結部全体が有する弾性要素からの反力が次第に増加する状態が再現され、領域A3では、ダンパーが完全に弦から離れて摩擦が減少するとともに、連結部全体が有する弾性要素からの反力が増加しなくなる状態が再現されている。このように、本実施形態の力覚制御装置では、アコースティックピアノのダンパーペダルの反力パターンが忠実に再現されている。また、この場合、領域A2の後半から領域A3の前半にかかるハーフペダル領域Mの反力パターンも再現されている。したがって、ペダル31がハーフペダル領域Mに位置する際の押鍵に伴う楽音の音色や響きを適宜に設定しておけば、電子鍵盤楽器の演奏者は、ハーフペダル領域Mを利用して楽音の音色や響きなどを微妙に変化させる高度な演奏操作を行うことが可能となる。
上記の力覚制御における反力パターン(ペダル変位に対する反力分布)は、図5に示すように、付勢手段である復帰バネ35及びバネ44による反力F1と、駆動手段であるソレノイド40による反力F2とが合わさった反力になっている。そして、領域A1での反力は、復帰バネ35及びバネ44による反力F1のみで占められており、領域A2と領域A3での反力は、復帰バネ35及びバネ44による反力F1とソレノイド40による反力F2とが合わさったものになっている。ここで、F1は、復帰バネ35及びバネ44による反力であるため、同図に示すように、ペダル31の変位に対して略一次関数に沿う分布になっており、F2は、力覚制御に基づくソレノイド40の電気的な駆動力であるため、F1に重畳されることで、アコースティックピアノのダンパーペダルの反力を再現するような分布になっている。
本実施形態の電子鍵盤楽器は、図1に示すように、ペダル31の操作感覚(反力)を調整するためのペダル反力調整部61を備えている。ペダル反力調整部61は、設定操作部60に設けた操作パネルとして構成されており、該操作パネルには、反力位置調整つまみ(ハーフペダル位置調整つまみ)61aと、反力量調整つまみ(ハーフペダル反力調整つまみ)61bとが設けられている。反力位置調整つまみ61aは、ペダル31の操作に対して生じる反力の位置(ペダル31の変位に対する位置)を変更することで、ハーフペダル領域Mの位置を調整するためのつまみである。また、反力量調整つまみ61bは、ペダル31の操作に対して生じる反力の大きさを変更することで、ハーフペダル領域Mの反力量を調整するためのつまみである。これらつまみ61a,61bの操作で入力されたボリューム値は、図示しない可変抵抗などの回路を介して数値化されるようになっている。この数値化される設定値は、例えば反力の位置あるいは大きさの基準からの変更量(+2,+1,0,‐1,‐2など)である。
なお、ここでは、ペダル反力調整部61の反力位置調整つまみ61aや反力量調整つまみ61bで入力されたボリューム値をアナログ回路で数値化する場合を示したが、本発明の力覚制御装置が備えるペダル反力調整部は、これ以外にも、入力された値をデジタル回路で数値化する手段を備えてもよいし、あらかじめ数値化されている値を入力するためのカウンターなどのデバイスを備えた構成であってもよい。
本実施形態の電子鍵盤楽器では、演奏者がつまみ61a,61bを操作することで、入力された設定値に基づいて、基準となるペダル用力覚付与テーブル82が変更される。これにより、ペダル31の操作に対する反力の位置及び反力量が基準に対して変更されるようになっている。以下、この手順を詳細に説明する。
図6(a)は、基準となるペダル用力覚付与テーブル82が有するペダル31の変位(ストローク)とそれに対するソレノイド40による反力F2(図5参照)との関係を数値化したものの一例を示す表であり、同図(b)は、当該ペダル31の変位とソレノイド40による反力F2との関係をグラフ化したものである。基準となるペダル用力覚付与テーブル82は、同図に示すようなソレノイド40による反力F2の分布を有している。
図7は、基準となるペダル用力覚付与テーブル82を変更する手順を説明するためのフローチャートである。ここでは、まず、ペダル反力の位置及び大きさの設定値を初期化する(ステップST3−1)。続いて、設定操作部60の反力位置調整つまみ61aや反力量調整つまみ61bで入力されたペダル反力の位置あるいは大きさの設定値を検出する(ステップST3−2)。次に、検出した設定値が0(デフォルト)であるか否かを判断する(ステップST3−3)。その結果、検出した設定値が0であれば(YES)、そのまま処理を終了する。すなわち、この場合は、ペダル31の力覚制御において、基準となるペダル用力覚付与テーブル82(図5に示す反力パターンを出力する力覚付与テーブル)を変更せず、そのまま用いる。
一方、検出した設定値が0でない場合(ステップST3−3でNO)は、該検出した設定値に基づいて、基準となるペダル用力覚付与テーブル82の反力パターンを変更したものを算出する(ステップST3−4)。その後、算出した反力パターンを新規のペダル用力覚付与テーブル82とし、これをRAM53などの記憶手段に記憶する(ステップST3−5)。図8(a)は、ステップST3−4において、反力位置調整つまみ61aで入力された反力位置の設定値に基づいて変更したソレノイド40による反力F2の一例を示す表であり、同図(b)は、当該ペダル反力F2をグラフ化したものである。ここでは、反力位置調整つまみ61aで入力された設定値に基づいて、ソレノイド40の反力F2が発生する位置をペダル31の変位方向に+2だけシフトさせている。これにより、ハーフペダル領域Mがペダル変位Xの正方向(ペダル31の踏み込みがより深くなる方向)へ移動するようにペダル31の操作感覚が変更される。
また、図9(a)は、反力位置調整つまみ61aで入力された反力位置の設定値に基づいて変更したソレノイド40によるペダル反力F2の他の例を示す表であり、同図(b)は、当該ペダル反力F2をグラフ化したものである。ここでは、反力位置調整つまみ61bで入力された設定値に基づいて、反力F2が発生する位置をペダル31の変位方向に−2だけシフトさせている。これにより、ハーフペダル領域Mがペダル変位Xの負方向(ペダル31の踏み込みがより浅くなる方向)へ移動するようにペダル31の操作感覚が変更される。
また、図10(a)は、反力量調整つまみ61bで入力された設定値に基づいて変更したソレノイド40によるペダル反力F2の例を示す表であり、同図(b)は、当該ペダル反力F2をグラフ化したものである。ここでは、反力量調整つまみ62bで入力された設定値に基づいて、ペダル31の変位領域全体での反力F2に一定値(ここでは+1.2)を乗算することで、反力F2の大きさを増加させている。これにより、ペダル31の各踏込位置での反力F2が一定の倍率で増加するように、ペダル31の操作感覚が変更される。
また、図11(a)は、反力量調整つまみ61bで入力された設定値に基づいて変更したソレノイド40によるペダル反力F2の他の例を示す表であり、同図(b)は、当該ペダル反力F2をグラフ化したものである。ここでは、反力量調整つまみ62bで入力された設定値に基づいて、ペダル31の変位領域全体での反力F2に一定値(ここでは+2)を加算することで、反力F2の大きさを増加させている。これにより、ペダル31の踏込位置に関わらず反力F2が一律の大きさで増加するように、ペダル31の操作感覚が変更される。
なお、上記では、設定操作部60で入力されたペダル反力の位置あるいは大きさの設定値に基づいてペダル用力覚付与テーブル82の値を変更し、これを新規ペダル用力覚付与テーブルとして記憶する場合を説明したが、これ以外にも、基準となるペダル用力覚付与テーブル82から抽出した値(ペダル反力値)に対して、設定操作部60で入力された設定値に応じた定数を乗算することで、新規のペダル反力値を出力するようにしてもよい。これによれば、ペダル用力覚付与テーブル82を変更せず、基準となる反力値に対する簡単な乗算を行うだけで、設定値に応じたペダル反力への変更が可能となるので、ペダル反力の変更をより簡単に行えるようになる。
本実施形態の力覚制御装置では、図4に示す手順でペダル31の力覚制御を行うが、その際、基準となるペダル用力覚付与テーブル82に代えて、ステップST3−4で算出した新規のペダル用力覚付与テーブル82を用いて、ペダル31の力覚制御を行うことができる。これにより、ペダル31の操作に対して生じる反力を演奏者自身が設定した反力とすることができる。また、ここでは、図5のグラフにおいて、ソレノイド40による反力F2の位置あるいは大きさを変更するので、領域A2と領域A3の反力パターンが変更される。これにより、ハーフペダル領域Mの反力を演奏者が所望する位置あるいは大きさで再現できる。したがって、演奏者は、所望のハーフペダル領域を利用して楽音の音色などを変える高度な演奏操作を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態では、付勢手段として、ソレノイド40のロッド42に連結されたバネ44と、ペダル31に直接当接して反力を与える復帰バネ35との両方を設置した場合を説明したが、ペダル31の踏込操作に対して反力を与える付勢手段としては、復帰バネ35とバネ44のいずれか一方のみを備えていればよい。したがって、復帰バネ35とバネ44のいずれかを省略することも可能である。
また、図2に示すペダル装置30では、付勢手段の具体的な構造として、バネ44や復帰バネ35を示したが、これ以外にも、例えば、図示は省略するが、ペダル支点34を中心に回動するペダル31に対して、回動自在に連結されたリンク機構を介して接続されたバネなどであってもよい。このようなリンク機構を備えた構造では、リンク機構で発生する摩擦によりペダルの踏み込み行程、戻り行程でヒステリシスが生じ易く、このヒステリシスにより、アコースティックピアノのペダルに近い操作感覚が得られ易くなる。しかしながら、その反面、リンク機構を設けている分、ペダル装置の構造が大掛かりになってしまう。なお、図2に示す構造のペダル装置30でも、図示は省略するが、ペダル31が揺動する際に摩擦力を生じるように構成した摩擦部材を別途設置すれば、ペダル31の踏み込み行程、戻り行程でヒステリシスを生じさせることが可能である。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態にかかる電子鍵盤楽器について説明する。なお、第2実施形態の説明及び対応する図面においては、第1実施形態と同一又は相当する構成部分には同一の符号を付し、以下ではその部分の詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項については、第1実施形態と同じである。これらの点は他の実施形態についても同様とする。本実施形態の電子鍵盤楽器は、第1実施形態のペダル装置30とは異なる構成のペダル装置を備えている。
図12は、本実施形態のペダル装置30−2の構成例を示す図で、(a)は概略側断面図、(b)は正面図である。本実施形態のペダル装置30−2では、第1実施形態のペダル装置30が備えていた付勢手段である復帰バネ35とバネ44をいずれも省略しており、駆動手段であるソレノイド40のみでペダル31の操作に対する反力を発生させるように構成している。
図13は、本実施形態のペダル装置30−2で力覚制御を行った場合のペダル31の変位Xと反力Fの関係を示すグラフである。なお、同図では、図5と同様、ペダル踏込時における反力分布のみを示しており、ペダル戻り時における反力分布は省略している。また、このグラフの反力分布も、ペダル位置センサ(動作検出手段)45による一の検出値に対応する反力分布を一例として示したものである。本実施形態における力覚制御では、ペダル31の変位Xに対する反力Fのパターン(形状)は、第1実施形態の図5に示すパターンと同じであるが、本実施形態の反力は、ソレノイド40による反力F2のみで構成されている。このソレノイド40による反力F2は、互いに異なる反力パターンを有する反力F2−1と反力F2−2とを合成したものである。そして、反力F2−1は、第1実施形態における反力F1(復帰バネ35及びバネ44による反力)と同じパターンを有するもので、反力F2−2は、第1実施形態における反力F2(ソレノイド40による反力)と同じパターンを有するものである。
そして、本実施形態のペダル用力覚付与テーブル82は、互いに異なる数値を有する二種類のテーブル(以下、テーブルD1,D2と称す。)を備えている。一方のテーブルD1は、第1実施形態における図6に示す基準となるペダル用力覚付与テーブル82と同じ検出値に対して同じ数値を有するテーブルであり、他方のテーブルD2は、第1実施形態における復帰バネ35あるいはバネ44に基づく反力F1を発生させるように設定された数値を有するテーブルである。
上記のテーブルD1に基づいて反力F2−1が発生し、テーブルD2に基づいて反力F2−2が発生する。したがって、第1の領域A1の反力は、テーブルD1に基づく反力F2−1のみであり、第2、第3の領域A2,A3の反力は、テーブルD1に基づく反力F2−1とテーブルD2に基づく反力F2−2とが合成された反力になっている。
本実施形態においても、基準となるペダル用力覚付与テーブル82が有する反力の位置あるいは大きさを、ペダル反力調整部61から入力された設定値に基づいて変更できるようになっている。そして、変更した力覚付与テーブル82を用いて、ペダル31の力覚制御を行えるようになっている。なお、基準となるペダル用力覚付与テーブル82は、第1実施形態と同様の手順で変更することができる。すなわち、ここでは、第1実施形態における復帰バネ35及びバネ44による反力F1と同じパターンを有する反力F2−1は変更せず、ソレノイド40による反力F2と同じパターンを有する反力F2−2を変更する。この変更は、第1実施形態における図8乃至図11に示す例と同様の手順で行えばよい。
本実施形態の力覚制御装置によれば、互いに異なる数値を有する二種類のテーブルD1,D2を用いたソレノイド40の制御により、ハーフペダル領域における反力の位置あるいは大きさを任意に調節することが可能となる。このように、二種類のテーブルD1,D2を用いてソレノイド40を駆動すれば、ソレノイド40だけで、第1実施形態のような復帰バネ35及びバネ44とソレノイド40の両方を備えたペダル装置30と同等のペダル反力を生じさせることが可能となる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお、第1実施形態のように、駆動手段であるソレノイド40に加えて、ペダル31に対して付勢力を付与する復帰バネ35やバネ44を備えていれば、これら復帰バネ35やバネ44でペダル31を駆動できる。したがって、第2実施形態のようにソレノイド40だけでペダル31を駆動するように構成した場合と比較して、ソレノイド40で発生させる反力の大きさが小さくて済む。したがって、ソレノイド40や周辺機器の構成を簡単にでき、かつこれらを小型化できるので、ペダル装置30の小型化、軽量化を図ることができる。また、ソレノイド40の駆動に要する電力が少なくて済むので、電子鍵盤楽器の消費電力を低減することができる。
また、上記実施形態では、ペダル31の操作に対して電気的な駆動力による反力を発生させる駆動手段として、ソレノイド40を備える場合を説明したが、本発明の駆動手段は、ペダルの踏込操作に対する反力を発生させることができるものであれば、ソレノイドには限らず、他の構成のアクチュエータなどでも良い。
本発明の第1実施形態にかかる力覚制御装置を備えた電子鍵盤楽器の全体構成例を示すブロック図である。 第1実施形態にかかるペダル装置の構成例を示す図で、(a)は概略側断面図、(b)は正面図である。 力覚付与テーブルの構成例を示す図である。 ペダルの力覚制御の手順を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態での力覚制御によるペダル変位と反力との関係を示すグラフである。 (a)は、基準となるペダル用力覚付与テーブルが有するペダルの変位とソレノイドによる反力との関係を数値化した表であり、(b)は、それらの関係を表したグラフである。 基準となるペダル用力覚付与テーブルを変更する手順を説明するためのフローチャートである。 (a)は、反力位置の設定値に基づいて変更したソレノイドによるペダル反力の一例を示す表であり、(b)は、当該ペダル反力の分布を表したグラフである。 (a)は、反力位置の設定値に基づいて変更したソレノイドによるペダル反力の他の例を示す表であり、(d)は、当該ペダル反力の分布を表したグラフである。 (a)は、反力の大きさの設定値に基づいて変更したソレノイドによるペダル反力の他の例を示す表であり、(b)は、当該ペダル反力の分布を表したグラフである。 (a)は、反力の大きさの設定値に基づいて変更したソレノイドによるペダル反力の他の例を示す表であり、(b)は、当該ペダル反力の分布を表したグラフである。 第2実施形態にかかるペダル装置の構成例を示す図で、(a)は概略側断面図、(b)は正面図である。 第2実施形態での力覚制御によるペダル変位と反力との関係を示すグラフである。
符号の説明
30 ペダル装置
31 ペダル
34 ペダル支点
35 復帰バネ(付勢手段)
40 ソレノイド(駆動手段)
44 バネ(付勢手段)
45 ペダル位置センサ(動作検出手段)
50 制御部(力覚制御手段)
60 設定操作部
61 ペダル反力調整部(設定値入力手段)
80 力覚付与テーブル
82 ペダル用力覚付与テーブル

Claims (4)

  1. 踏込操作に応じて移動可能となるように支持されたペダルと、
    前記ペダルの動作を検出する動作検出手段と、
    前記ペダルの操作に対して電気的な駆動力による反力を発生させる駆動手段と、
    前記ペダルの力覚制御を行うための力覚付与テーブルを記憶した記憶手段と、
    前記駆動手段にて発生させる反力を制御する力覚制御手段と、
    前記ペダルの操作に対する反力を設定するための設定値を入力する設定値入力手段と、
    を備え、
    前記力覚制御手段は、
    前記設定値入力手段により入力された設定値に基づいて、基準となる前記力覚付与テーブルの値を変更したものを算出し、変更後の力覚付与テーブルと、前記動作検出手段で検出した前記ペダルの動作とに基づいて、前記ペダルに対する反力を制御する
    ことを特徴とする電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置。
  2. 前記ペダルの操作に対して物理的な付勢力による反力を付与する付勢手段をさらに備え、
    前記基準となる力覚付与テーブルおよび前記付勢手段に基づくペダルの反力は、前記ペダルの変位領域における連続した第1乃至第3の領域において、第2の領域での反力の変化率が第1及び第3の領域での反力の変化率よりも大きくなっており、
    前記第1の領域の反力は、前記付勢手段による反力のみであり、前記第2、第3の領域の反力は、前記付勢手段による反力と前記駆動手段による反力とが合成された反力であり、
    前記設定値入力手段により入力された設定値に基づいて、前記駆動手段による反力の位置あるいは大きさを変更することで、前記第2、第3の領域での反力を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置。
  3. 前記基準となる力覚付与テーブルに基づくペダルの反力は、前記ペダルの変位領域における連続した第1乃至第3の領域において、第2の領域での反力の変化率が第1及び第3の領域での反力の変化率よりも大きくなっており、
    該力覚付与テーブルは、互いに異なる値を有する二種類のテーブルを有しており、
    前記第1の領域の反力は、前記二種類のうち一方のテーブルに基づく反力のみであり、前記第2、第3の領域の反力は、前記一方のテーブルに基づく反力と他方のテーブルに基づく反力とが合成された反力である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置。
  4. 前記設定値入力手段により入力された設定値に基づいて、前記他方のテーブルの値を変更し、該テーブルに基づく反力の位置あるいは大きさを変更することで、前記第2、第3の領域での反力を変更する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置。
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