JP2010008307A - 分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる複数種類の検体容器に対応しながら、検体容器をセットする際のユーザの負担を軽減することが可能な分析装置を提供する。
【解決手段】この血液分析装置1(分析装置)は、異なる複数種類のサンプル容器100(ロングバイアル101およびマイクロチューブ102)を保持するための第1検体セット部255aおよび第2検体セット部255bと、サンプル容器100から検体を吸引する検体吸引部21と、検体セット部にセットされたサンプル容器100の有無を検知する有無検知部26と、有無検知部26による検知結果に基づいて、第1検体セット部255aおよび第2検体セット部255bのうちのいずれの検体セット部にサンプル容器100がセットされているかを決定し、検体吸引部21の動作を制御するCPU51aとを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、分析装置に関し、特に、異なる複数種類の検体容器を保持することが可能な検体容器セット部を備えた分析装置に関する。
従来、異なる複数種類の検体容器を保持することが可能な検体容器セット部を備えた分析装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、検体容器を保持するための内径の異なる複数の挿入穴を有する検体容器ホルダー(検体容器セット部)と、サンプリングノズル(吸引部)とを備えた検体検査装置(分析装置)が開示されており、検体容器ホルダーが、複数の挿入穴のほぼ中心に位置する所定の軸を回動中心として回動可能に構成されている。また、この検体検査装置は、検体容器ホルダーに検体容器をセットする際に、ユーザが検体容器ホルダーを手動で回動させることにより、セットする検体容器の種類に応じた挿入穴を所定の位置に配置させた後、検体容器をセットするように構成されている。そして、サンプリングノズルは、検体容器がセットされた位置まで移動し、セットされた検体容器に収容された検体を吸引するように構成されている。これにより、異なる複数種類の検体容器に対応することが可能である。
特開平11−295321号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の検体検査装置では、異なる複数種類の検体容器に対応することが可能である一方、検体容器をセットする際に、ユーザが検体容器ホルダーを手動で回動させる必要があるので、ユーザに負担がかかるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、異なる複数種類の検体容器に対応しながら、検体容器をセットする際のユーザの負担を軽減することが可能な分析装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面における分析装置は、異なる複数種類の検体容器を保持するための複数の容器保持部を有する検体容器セット部と、検体容器セット部にセットされた検体容器から検体を吸引する吸引部と、複数の容器保持部のうちの少なくとも1つの容器保持部にセットされた検体容器の有無を検知する検知部と、検知部による検知結果に基づいて、複数の容器保持部のうちのいずれの容器保持部に検体容器がセットされているかを決定し、吸引部の動作を制御する動作制御手段とを備える。
この発明の一の局面による分析装置では、上記のように、異なる複数種類の検体容器を保持するための複数の容器保持部を有する検体容器セット部を設けることによって、異なる複数種類の検体容器に対応することができる。また、複数の容器保持部のうちの少なくとも1つの容器保持部にセットされた検体容器の有無を検知する検知部と、検知部による検知結果に基づいて、複数の容器保持部のうちのいずれの容器保持部に検体容器がセットされているかを決定し、吸引部の動作を制御する動作制御手段とを設けることによって、複数の容器保持部のうちのいずれの容器保持部に検体容器がセットされた場合でも、検知部による検知結果に基づいて、動作制御手段により検体容器がセットされた容器保持部に応じた吸引動作が自動的に行われるので、ユーザは、検体容器をセットする際に、検体容器をセットする容器保持部を手動で移動するなどの動作を別途行う必要がない。これにより、異なる複数種類の検体容器に対応しながら、検体容器をセットする際のユーザの負担を軽減することができる。
上記一の局面による分析装置において、好ましくは、検体容器がセットされる検体セット位置と、吸引部により検体が吸引される吸引位置とに検体容器セット部を移動させる移動手段をさらに備える。このように構成すれば、移動手段により、容易に、検体容器セット部を検体セット位置と吸引位置とに配置させることができる。
この場合、好ましくは、動作制御手段は、検知部による検知結果に基づいて、複数の容器保持部のうちのいずれかにセットされた検体容器が吸引位置に移動されるように移動手段の動作をさらに制御するように構成されている。このように構成すれば、複数の容器保持部のうちのいずれの容器保持部に検体容器がセットされた場合でも、検知部による検知結果に基づいて、セットされた検体容器が吸引位置に移動されるので、ユーザは、検体容器をセットする際に、セットする検体容器を吸引位置に移動させるための動作を別途行う必要がない。その結果、検体容器をセットする際のユーザの負担を容易に軽減することができる。また、検知部による検知結果に基づいて、セットされた検体容器が吸引位置に移動されるので、セットされた検体容器の種類に応じて、吸引位置を移動させる必要がない。
上記移動手段を備えた構成において、好ましくは、検知部は、セットされた検体容器が検体セット位置から吸引位置に至る経路に設けられている。このように構成すれば、検知部により、検体セット位置から吸引位置への移動径路上にある検体容器を検知することができるので、検体容器の有無を検知するために、検体セット位置から吸引位置への移動経路以外の位置にセットされた検体容器を移動させる必要がない。これにより、検体容器の検知に要する時間を短縮することができる。
上記移動手段を備えた構成において、好ましくは、容器保持部にセットされた検体容器を吸引位置で固定保持する固定保持部をさらに備える。このように構成すれば、吸引動作を行う際に検体容器を安定した状態で保持することができる。
上記固定保持部を備えた構成において、好ましくは、固定保持部は、容器保持部にセットされた検体容器を周囲から挟み込むことにより固定保持する一対のチャック部を有し、一対のチャック部は、一対のチャック部により挟み込まれる領域の中心位置を略同位置に維持した状態で、セットされた検体容器に向かって移動することにより検体容器を挟み込むように構成されている。このように構成すれば、いずれの種類の検体容器がセットされた場合でも、吸引位置において、セットされた検体容器の中心軸が略同位置に維持された一対のチャック部により挟み込まれる領域の中心位置に配置されるので、検体の吸引動作を確実に行うことができる。
上記一の局面による分析装置において、好ましくは、吸引部は、ピペットとピペットを上下方向に移動させるピペット移動手段とを含み、動作制御手段は、検知部による検知結果に基づいて、ピペット移動手段によるピペットの移動を制御するように構成されている。このように構成すれば、検知部による検知結果に基づいて、セットされた検体容器の種類に応じたピペットの移動動作を行うことができるので、これによっても、異なる複数種類の検体容器に対応することができる。
この場合、好ましくは、複数の容器保持部は、第1の容器保持部と第1の容器保持部にセットされる検体容器よりも大きさの小さい検体容器がセットされる第2の容器保持部とを含み、動作制御手段は、吸引部が第2の容器保持部に保持された検体容器から検体を吸引する際に、吸引部が第1の容器保持部に保持された検体容器から検体を吸引する場合に比べて、検体容器の底部により近接する位置にピペットを移動するようにピペット移動手段を制御するように構成されている。このように構成すれば、第1の容器保持部に保持された検体容器よりも収容容量の少ない第2の容器保持部に保持された検体容器内の検体を、より無駄なく吸引することができる。
上記一の局面による分析装置において、好ましくは、複数の容器保持部は、第1の容器保持部と第1の容器保持部にセットされる検体容器よりも大きさが小さい検体容器がセットされる第2の容器保持部とを含み、第2の容器保持部は、第1の容器保持部よりも分析装置の手前側に配置されている。このように構成すれば、ユーザは、大きさが小さい検体容器を、第1の容器保持部よりも分析装置の手前側でより手元に近い第2の容器保持部にセットすることができるので、容易に検体容器をセットすることができ、その結果、検体容器をセットする際のユーザの負担をより軽減することができる。
上記一の局面による分析装置において、好ましくは、動作制御手段は、検知部による検知結果に基づいて、吸引部による検体の吸引量を制御するように構成されている。このように構成すれば、検知部による検知結果に基づいて、セットされた検体容器の種類に応じた量の検体を吸引部に吸引させることができるので、異なる複数種類の検体容器により対応することができる。
上記一の局面による分析装置において、好ましくは、連続的に測定される連続測定検体を収容した複数の検体容器を保持可能に構成された連続測定検体保持部と、連続測定検体を収容した検体容器を連続測定検体保持部から容器保持部に移送する容器移送機構とをさらに備え、吸引部は、連続測定検体を吸引するように構成されている。このように構成すれば、容器移送機構により、連続測定検体保持部に保持された検体容器が容器保持部に移送されるので、ユーザは連続測定検体を収容した検体容器を容器保持部にセットする必要がない。その結果、ユーザの負担を軽減することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による血液分析装置の全体構成を示した斜視図である。図2〜図19は、図1に示した一実施形態による血液分析装置の各部の詳細を説明するための図である。まず、図1〜図19を参照して、本発明の一実施形態による血液分析装置1の全体構成について説明する。なお、本実施形態では、分析装置の一例である血液分析装置に本発明を適用した場合について説明する。
なお、本実施形態において、検体である血液を収容するサンプル容器100は、図5および図6に示すように、ゴム製の密閉蓋101aを有する縦長形状の検体容器であるロングバイアル101(図5参照)と、ロングバイアル101よりも小型で、主に少量の検体を収容する検体容器であるマイクロチューブ102(図6参照)とを含んでいる。本実施形態の説明では、ロングバイアル101およびマイクロチューブ102の両方に該当する場合には、ロングバイアル101およびマイクロチューブ102の両方を含む意味で「サンプル容器100」として説明し、ロングバイアル101またはマイクロチューブ102のいずれか一方にのみ該当する場合には、「ロングバイアル101」または「マイクロチューブ102」を用いて説明する。
本実施形態による血液分析装置1は、図1および図2に示すように、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3の2つの測定ユニットと、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3の前面側(矢印Y1方向側)に配置された検体搬送装置(サンプラ)4と、第1測定ユニット2、第2測定ユニット3および検体搬送装置4に電気的に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)からなる制御装置5とを備えている。また、血液分析装置1は、制御装置5によりホストコンピュータ6(図3参照)に接続されている。
また、図1〜図4に示すように、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3は、実質的に同種類の測定ユニットであり、互いに隣接して配置されている。具体的には、本実施形態では、第2測定ユニット3は、第1測定ユニット2と同じ測定原理を使用して、同一の測定項目について検体を測定する。さらに、第2測定ユニット3は、第1測定ユニット2が分析しない測定項目についても測定する。また、図3に示すように、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3は、それぞれ、検体である血液をサンプル容器(試験管)100から吸引する検体吸引部21および31と、検体吸引部21および31により吸引した血液から検出用試料を調製する試料調製部22および32と、試料調製部22および32により調製された検出用試料から血液の血球を検出する検出部23および33とを含んでいる。
また、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3は、それぞれ、検体吸引部21および31や試料調製部22および32などを内部に収容するユニットカバー24および34と、サンプル容器100をユニットカバー24および34の内部に取り込み、検体吸引部21および31による吸引位置600および700(図3参照)までサンプル容器100を搬送するサンプル容器搬送部25および35と、サンプル容器搬送部25および35により内部に搬送されるロングバイアル101の有無を検知する有無検知部26および36と、吸引位置600および700(図3参照)でロングバイアル101を固定保持する固定保持部27および37とをさらに含んでいる。また、図1および図2に示すように、ユニットカバー24および34の前面部241および341の外側表面には、それぞれ、検体セット部開閉ボタン28および38と、優先検体測定開始ボタン29および39と、サンプル容器搬送部25および35の後述する移動部255dおよび355dが通過する開口部241aおよび341aとが設けられている。
検体吸引部21および31は、それぞれ、図7に示すように、ピアサ211および311と、ピアサ移動部212および312とを含んでいる。ピアサ211および311は、先端がロングバイアル101の後述する密閉蓋101a(図5参照)を貫通可能なように形成されている。ピアサ移動部212および312は、それぞれ、ピアサ211および311を鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に移動させる機能を有している。ピアサ移動部212および312は、それぞれ、ピアサ211および311を固定保持する水平アーム213および313と、水平アーム213および313を鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に貫通するネジ軸214および314と、ネジ軸214および314に螺合するナット215および315とを有している。さらに、ピアサ移動部212および312は、それぞれ、ネジ軸214および314と平行(矢印Z1およびZ2方向)に配置されたスライドレール216および316と、スライドレール216および316に摺動可能に取り付けられた摺動部材217および317と、ステッピングモータ218および318とを有している。また、水平アーム213および313は、それぞれ、ナット215および315と、摺動部材217および317とに固定されている。
ネジ軸214および314の上端には、それぞれ、プーリ214aおよび314aが取り付けられている。また、ステッピングモータ218および318の出力軸には、それぞれ、プーリ218aおよび318aが取り付けられている。プーリ214aおよび314aと、プーリ218aおよび318aとには、それぞれ、環状に形成されたタイミングベルト219および319が回動可能に張られている。これにより、ステッピングモータ218(318)の回転駆動がタイミングベルト219(319)を介してネジ軸214(314)に伝達されてネジ軸214(314)が回転されることにより、水平アーム213(313)が鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に移動される。そして、水平アーム213(313)の鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)への移動に伴って、ピアサ211(311)が鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に移動される。
ステッピングモータ218(318)は、供給される電流値(駆動パルスの大きさ)に応じて回転トルクを変動可能に構成されている。また、ステッピングモータ218(318)は、モータの回転トルク以上の負荷がかかると脱調を起こすように構成されている。具体的には、ステッピングモータ218(318)は、マイクロチューブ102(図6参照)に収容された血液を吸引する場合には、ロングバイアル101(図5参照)に収容された血液を吸引する場合に比べて、回転トルクが小さくなるように制御されるとともに、ピアサ211(311)の先端がマイクロチューブ102の底部に当接すると、脱調するように構成されている。これにより、ピアサ211(311)の先端がマイクロチューブ102の底部に当接しても、マイクロチューブ102が損傷するのを抑制することが可能である。また、ピアサ211(311)の先端をマイクロチューブ102の底部まで到達させることによって、検体吸引部21(31)により、収容容量の少ないマイクロチューブ102に収容された検体をほとんど無駄なく吸引することが可能である。
マイクロチューブ102に比べて収容容量の多いロングバイアル101に収容された血液を吸引する場合には、ステッピングモータ218(318)は、所定の回転トルクでピアサ211(311)を降下させ、ピアサ211(311)が密閉蓋101aを貫通した後、先端がロングバイアル101の底部近傍に到達するまで降下させるように制御される。この場合、ピアサ211(311)は、マイクロチューブ102の場合と異なり、先端がロングバイアル101の底部に当接する直前で移動を停止される。このように、ロングバイアル101に収容された血液を吸引する場合には、ピアサ211(311)がロングバイアル101の底部に当接されないので、ロングバイアル101はピアサ211(311)により損傷を受けない。また、ステッピングモータ218(318)は、駆動パルスの周波数に応じて回転速度が変動されるように構成されている。
検出部23および33は、RBC検出(赤血球の検出)およびPLT検出(血小板の検出)をシースフローDC検出法により行うとともに、HGB検出(血液中の血色素の検出)をSLS−ヘモグロビン法により行うように構成されている。また、検出部23および33は、WBC検出(白血球の検出)を半導体レーザを使用したフローサイトメトリー法により行うようにも構成されている。
検出部23および33で得られた検出結果は、検体の測定データ(測定結果)として、制御装置5に送信される。なお、この測定データは、ユーザに提供される最終的な分析結果(赤血球数、血小板数、ヘモグロビン量、白血球数など)のもととなるデータである。
サンプル容器搬送部25および35は、図4に示すように、それぞれ、ロングバイアル101を把持することが可能なハンド部251および351と、ロングバイアル101を把持するようにハンド部251および351のそれぞれを開閉させる開閉部252および352と、ハンド部251および351のそれぞれを鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に直線移動させる鉛直移動部253および353と、ハンド部251および351のそれぞれを鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に振り子状に移動させる攪拌部254および354とを有している。さらに、サンプル容器搬送部25および35は、それぞれ、図3に示すように、サンプル容器100を矢印Y1およびY2方向に実質的に水平移動させるサンプル容器移送部255および355と、バーコード読取部256および356とを有している。
ハンド部251(351)は、検体搬送装置4が搬送するラック110の搬送路の上方に配置されている。また、ハンド部251および351は、それぞれ、検体搬送装置4により後述する第1提供位置43aおよび第2提供位置43b(図3参照)にロングバイアル101が搬送されると、下方(矢印Z2方向)に移動した後、開閉部252および352により開閉されてラック110に収容されたロングバイアル101を把持するように構成されている。この際、サンプル容器移送部255(355)の後述する移動部255d(355d)は、ユニットカバー24(34)の前面部241(341)よりも奥側(矢印Y2方向側)に収納されているので、ハンド部251(351)は、下方への移動を妨げられない。
また、ハンド部251(351)は、把持したロングバイアル101を上方(矢印Z1方向)に移動することによりラック110から取り出し、その後、攪拌部254(354)により振り子状に移動される(たとえば、10往復)ように構成されている。これにより、ハンド部251(351)は、把持するロングバイアル101内の血液を攪拌することが可能である。また、攪拌終了後、ハンド部251(351)は、下方(矢印Z2方向)に移動した後、開閉部252(352)によりロングバイアル101の把持を開放するように構成されている。具体的には、ハンド部251(351)は、サンプル容器移送部255(355)により検体セット位置610(710)(図3参照)に移動された第1検体セット部255a(355a)に、ロングバイアル101をセットするように構成されている。このように、ハンド部251(351)は、平面的に見てほぼ同位置で、ロングバイアル101を上下方向(矢印Z1およびZ2方向)に移動させることにより、ラック110から第1検体セット部255a(355a)にロングバイアル101を移送することが可能である。なお、図3に示すように、平面的に見て、第1提供位置43aと検体セット位置610とは、重なるように配置されているとともに、第2提供位置43bと検体セット位置710とは、重なるように配置されている。
開閉部252(352)は、エアシリンダ252a(352a)による動力により、ロングバイアル101を把持するようにハンド部251(351)を開閉するように構成されている。
鉛直移動部253(353)は、ステッピングモータ253a(353a)による動力により、レール253b(353b)に沿ってハンド部251(351)を鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に移動するように構成されている。
攪拌部254(354)は、図示しないステッピングモータによる動力により、ハンド部251(351)を鉛直方向(矢印Z1およびZ2方向)に振り子状に移動するように構成されている。
サンプル容器移送部255および355は、それぞれ、図8および図9に示すように、第1検体セット部255aおよび355aと、第1検体セット部255aおよび355aよりも手前側(矢印Y1方向側)に配置された第2検体セット部255bおよび355bと、これら2つの検体セット部がアダプタ255cおよび355cを介して取り付けられる移動部255dおよび355dと、ステッピングモータ255eおよび355e(図9参照)と、環状のタイミングベルト255fおよび355f(図9参照)とを有している。
また、図9に示すように、ステッピングモータ255eおよび355eの出力軸には、それぞれ、プーリ255gおよび355gが取り付けられている。そして、タイミングベルト255fおよび355fは、それぞれ、プーリ255gおよび355gと、ステッピングモータ255eおよび355eよりも前方側(矢印Y1方向側)に設けられたプーリ255hおよび355hとにより回動可能に張られている。これにより、ステッピングモータ255e(355e)が回転駆動することにより、プーリ255g(355g)とプーリ255h(355h)との間でタイミングベルト255f(355f)が回動するように構成されている。また、タイミングベルト255f(355f)の一部は、前後方向(矢印Y1およびY2方向)に延びるように配置されており、移動部255d(355d)は、後端部近傍の取付部255i(355i)により、タイミングベルト255f(355f)の前後方向に延びるように配置された部分に取り付けられている。これにより、タイミングベルト255f(355f)の回動に伴って、移動部255d(355d)を前後方向(矢印Y1およびY2方向)に移動させることが可能となる。
そして、ステッピングモータ255e(355e)の回転駆動を制御することにより、移動部255d(355d)に取り付けられた第1検体セット部255a(355a)と、第2検体セット部255b(355b)とを、測定処理の動作に応じた所定の位置に移動させることが可能である。具体的には、サンプル容器移送部255および355により、それぞれ、各検体セット部を、図3に示す吸引位置600および700と、検体セット位置610および710と、優先検体セット位置620および720と、試験管有無検知位置630および730とに配置させることが可能である。なお、図3に示すように、上記した各位置は、血液分析装置1の手前側(矢印Y1方向側)から、ユニットカバー24(34)の前面部241(341)よりも手前側に配置された優先検体セット位置620(720)、前面部241(341)よりも奥側(矢印Y2方向側)に配置された検体セット位置610(710)、試験管有無検知位置630(730)、吸引位置600(700)の順で検体セット部の移動経路上に配置されている。
また、図3に示すように、サンプル容器移送部255(355)は、平面的に見て、移動部255d(355d)が検体搬送装置4により搬送されるラック110の搬送路に交差するように、ラック110の搬送路の上方を通過して各検体セット部を所定の位置まで移動するように構成されている。具体的には、図10に示すように、移動部255d(355d)は、検体搬送装置4により搬送されるラック110の上端位置H2よりも高い位置H1に配置されており、実質的に水平方向で前後方向(矢印Y1およびY2方向)に移動されるように構成されている。これにより、検体搬送装置4によるラック110の搬送動作を継続しながら、移動部255d(355d)に取り付けられた各検体セット部を所定の位置まで搬送することが可能である。
第1検体セット部255aおよび355aは、それぞれ、図8に示すように、保持穴255jおよび355jを有し、保持穴255jおよび355jにロングバイアル101(図5参照)を保持可能に構成されている。また、第1検体セット部255aおよび355aの後方側(矢印Y2方向側)の側面には、それぞれ、保持穴255jおよび355jの後方側(矢印Y2方向側)が開放されるように切欠部255kおよび355kが形成されている。これにより、ロングバイアル101が第1検体セット部255a(355a)に保持された状態で、ロングバイアル101に貼付されたバーコード101b(図5参照)を外側から視認することが可能である。また、第1検体セット部255a(355a)は、アダプタ255c(355c)に取り外し可能に取り付けられており、ロングバイアル101の種類に応じて他の第1検体セット部に取替え可能である。
第2検体セット部255bおよび355bは、それぞれ、上部保持部255lおよび355lと、下部保持部255mおよび355mとを有している。第2検体セット部255b(355b)は、上部保持部255l(355l)によりマイクロチューブ102(図6参照)の上部側を保持し、下部保持部255m(355m)によりマイクロチューブ102(図6参照)の下部側を保持することにより、高さの異なる2箇所でマイクロチューブ102を保持するので、安定した状態で保持可能である。上部保持部255lおよび355lには、それぞれ、保持孔255nおよび355nが形成されているとともに、保持孔255nおよび355nの前後部分には、それぞれ、上部保持部255lおよび355lを左右方向(矢印X1およびX2方向)に2つに分割する分離部255oおよび355oが形成されている。そして、左右に2つに分割された部分は、それぞれ、外側方向に弾性変形可能な2つの支持部255pおよび355pにより支持されている。これにより、左右に2つに分割された部分を支持する支持部255p(355p)を外側方向に撓ませると、保持孔255n(355n)の内径を変化させることができ、その結果、大きさの異なる複数種類のマイクロチューブ102を保持することが可能となる。
また、下部保持部255mおよび355mは、それぞれ、平面的に見て、上部保持部255lおよび355lの保持孔255nおよび355nの位置と対応する位置に保持穴255qおよび355qを有し、マイクロチューブ102の下端部が保持穴255qおよび355qに挿入された状態でマイクロチューブ102の下部側を保持するように構成されている。また、第2検体セット部255b(355b)は、アダプタ255c(355c)に取り外し可能に取り付けられており、支持部255p(355p)の撓み変形では対応することができない種類のマイクロチューブ102に対応可能なように他の第2検体セット部に取替え可能である。
バーコード読取部256(356)は、図5に示すような、各ロングバイアル101に貼付されたバーコード101bを読み取るように構成されている。また、バーコード読取部256(356)は、図示しない回転装置によって対象のロングバイアル101を第1検体セット部255a(355a)に保持したまま水平方向に回転させながらバーコード101bを読み取るように構成されている。これにより、ロングバイアル101のバーコード101bがバーコード読取部256(356)に対して反対側に貼付されている場合にも、ロングバイアル101を回転させることによって、バーコード101bをバーコード読取部256(356)側に向けることが可能である。また、各ロングバイアル101のバーコード101bは、各検体に固有に付されたものであり、各検体の分析結果の管理などに使用される。
有無検知部26(36)は、図3に示すように、第1検体セット部255a(355a)および第2検体セット部255b(355b)が優先検体セット位置620(720)から吸引位置600(700)に移動される際の移動経路に配置されている。
固定保持部27(37)は、図11に示すように、吸引位置600(700)に移送されたロングバイアル101を固定保持するように構成されている。また、固定保持部27(37)は、図12に示すように、吸引位置600(700)に移送されたマイクロチューブ102に対しては、固定保持しないように構成されている。なお、マイクロチューブ102を用いる場合には、上記のように、第2検体セット部255b(355b)の支持部255p(355p)の撓み変形を利用して、マイクロチューブ102が安定して保持されているため、固定保持部27(37)を用いる必要がない。固定保持部27および37は、それぞれ、図11および図12に示すように、一対のチャック部271および371と、矢印X1およびX2方向に水平に延びるように配置されたスライドレール272および372と、スライドレール272および372に摺動可能に取り付けられた摺動部材273および373とを有している。さらに、固定保持部27および37は、それぞれ、図9に示すように、ステッピングモータ274および374と、環状のタイミングベルト275および375と、複数のプーリ276および376と、位置センサ277および377とを有している。
一対のチャック部271および371は、図11〜図14に示すように、それぞれ対向する側面が平面的に見て略V字形状に形成されており、大きさや外形などが異なるロングバイアル101に対応可能なように構成されている。また、一対のチャック部271(371)は、図11および図12に示すように、連結部278(378)により、摺動部材273(373)に取り付けられているとともに、タイミングベルト275(375)にも取り付けられている。これにより、タイミングベルト275(375)が回動するのに伴って、一対のチャック部271(371)は摺動部材273(373)と一体となって水平方向に移動される。また、環状のタイミングベルト275(375)は、ステッピングモータ274(374)が回転駆動することにより、複数のプーリ276(376)によってガイドされながら回動するように構成されている。また、図9に示すように、環状のタイミングベルト275(375)は、複数のプーリ276(376)により、所定の形状になるように回動可能に張られている。具体的には、タイミングベルト275(375)は、矢印X1およびX2方向に水平に延びるように配置された部分がプーリ276(376)により折り返されて、上下2段となるように形成されている。そのため、タイミングベルト275(375)が回動すると、上下2段の上側部分と下側部分とは、互いに矢印X1およびX2方向の相反する方向に移動される。
そして、矢印X1およびX2方向に水平に延びる上下2段の上側部分には、一対のチャック部271(371)の一方に取り付けられた連結部278(378)が固定されている。矢印X1およびX2方向に水平に延びる上下2段の下側部分には、一対のチャック部271(371)の他方に取り付けられた連結部278(378)が固定されている。これにより、図13および図14に示すように、一対のチャック部271(371)は、タイミングベルト275(375)が矢印P1方向に回動されると、互いの距離が小さくなる方向に移動され、タイミングベルト275(375)が矢印P2方向に回動されると、互いの距離が大きくなる方向に移動されるように構成されている。また、一対のチャック部271(371)は、上記のように構成されることにより、一対のチャック部271(371)により挟み込まれる領域の中心位置Oを実質的に同位置に維持した状態で移動可能である。そして、一対のチャック部271(371)は、平面的に見て、一対のチャック部271(371)により挟み込まれる領域の中心位置Oが鉛直方向に降下されるピアサ211(311)の降下位置と実質的に同位置になるように、連結部278(378)を介してタイミングベルト275(375)に取り付けられている。また、一対のチャック部271(371)は、吸引位置600(700)に移送されたロングバイアル101に向かって移動することによりロングバイアル101を両側から挟み込むように構成されている。これにより、平面的に見て、一対のチャック部271(371)により固定保持されるロングバイアル101の中心軸をピアサ211(311)の降下位置に実質的に一致させることが可能となる。
位置センサ277(377)は、切欠部を有し、略U字形状に形成されている。また、位置センサ277(377)は、切欠部を横切る連結部278(378)を検知するように構成されている。位置センサ277(377)による検知結果と、ステッピングモータ274(374)のステッピング数とに基づいて、後述する制御装置5のCPU51aが一対のチャック部271(371)の位置を判断することが可能である。
検体セット部開閉ボタン28(38)は、ラック110に保持されたロングバイアル101に収容された連続測定検体(連続的に測定される検体)に優先して測定される優先検体の測定を行う際に、ユーザにより押下可能なように構成されている。
優先検体測定開始ボタン29(39)は、ユーザにより押下可能なように構成されている。ユーザが、優先検体を収容したロングバイアル101またはマイクロチューブ102を、第1検体セット部255a(355a)または第2検体セット部255b(355b)にセットした後、優先検体測定開始ボタン29(39)を押下すると、セットされたロングバイアル101またはマイクロチューブ102が測定ユニットの内部に取り込まれ、測定が開始される。
また、図4および図15に示すように、検体搬送装置4は、分析が行われる前の検体を収容するロングバイアル101が収容された複数のラック110を保持することが可能な分析前ラック保持部41と、分析が行われた後の検体を収容するロングバイアル101が収容された複数のラック110を保持することが可能な分析後ラック保持部42と、ラック110を矢印X1およびX2方向に水平に直線移動するラック搬送部43と、バーコード読取部44と、ロングバイアル101の有無を検知する有無検知センサ45(図4参照)と、分析後ラック保持部42内にラック110を移動するラック送出部46とを含んでいる。
分析前ラック保持部41は、ラック送込部411を有し、ラック送込部411が矢印Y2方向に移動することによって、分析前ラック保持部41に保持されたラック110を1つずつラック搬送部43上に押し出すように構成されている。ラック送込部411は、分析前ラック保持部41の下方に設けられた図示しないステッピングモータによって駆動するように構成されている。また、分析前ラック保持部41は、ラック搬送部43近傍に規制部412(図4参照)を有し、一度ラック搬送部43上に押し出されたラック110が分析前ラック保持部41内に戻されないようにラック110の移動を規制するように構成されている。
分析後ラック保持部42は、ラック搬送部43の近傍に規制部421(図4参照)を有し、一度分析後ラック保持部42内に移動されたラック110がラック搬送部43側に戻されないようにラック110の移動を規制するように構成されている。
ラック搬送部43は、図3に示すように、第1測定ユニット2に検体を提供するための第1提供位置43a、および、第2測定ユニット3に検体を提供するための第2提供位置43bに検体が搬送されるようにラック110を搬送可能に構成されている。さらに、ラック搬送部43は、有無検知センサ45が検体を収容するサンプル容器100の有無を確認するための検体有無確認位置43c、および、バーコード読取部44が検体を収容するロングバイアル101のバーコード101b(図5参照)を読み取るための読取位置43dまで検体が搬送されるようにラック110を搬送可能に構成されている。
また、図4および図15に示すように、ラック搬送部43は、それぞれ独立して動くことが可能な第1ベルト431および第2ベルト432の2つのベルトを有している。また、第1ベルト431および第2ベルト432の矢印Y1およびY2方向の幅b1およびb2(図15参照)は、それぞれラック110の矢印Y1およびY2方向の幅Bの半分以下の大きさである。これにより、ラック搬送部43がラック110を搬送する際に、第1ベルト431および第2ベルト432は、ともにラック110の幅Bからはみ出ないように並列に配置されている。また、図16および図17に示すように、第1ベルト431および第2ベルト432は、環状に形成されており、それぞれローラ431a、431b、431c、および、ローラ432a、432b、432cを取り囲むように配置されている。また、第1ベルト431および第2ベルト432の外周部には、ラック110の矢印X1およびX2方向の幅Wよりも若干(たとえば、約1mm)大きい内幅w1(図16参照)およびw2(図17参照)を有するように突起片431dおよび432dがそれぞれ2つずつ形成されている。第1ベルト431は、突起片431dの内側にラック110を保持した状態において、ステッピングモータ431e(図4参照)によりローラ431a〜431cの外周を移動されることによって、ラック110を矢印X1およびX2方向に移動するように構成されている。また、第2ベルト432は、突起片432dの内側にラック110を保持した状態において、ステッピングモータ432e(図4参照)によりローラ432a〜432cの外周を移動されることによって、ラック110を矢印X1およびX2方向に移動するように構成されている。また、第1ベルト431および第2ベルト432は、それぞれ、互いに独立してラック110を移動することが可能なように構成されている。
バーコード読取部44は、図5に示したロングバイアル101のバーコード101bを読み取るとともに、ラック110に貼付されたバーコード110aを読み取るように構成されている。また、バーコード読取部44は、図示しない回転装置によって対象のロングバイアル101をラック110に収容したまま水平方向に回転させながらバーコード101bを読み取るように構成されている。これにより、ロングバイアル101のバーコード101bがバーコード読取部44に対して反対側に貼付されている場合にも、ロングバイアル101を回転させることによって、バーコード101bをバーコード読取部44側に向けることが可能である。また、ラック110のバーコード110aは、各ラックに固有に付されたものであり、検体の分析結果の管理などに使用される。
有無検知センサ45は、接触型のセンサであり、のれん形状の接触片451(図4参照)、光を出射する発光素子(図示せず)および受光素子(図示せず)を有している。有無検知センサ45は、接触片451が検知対象の被検知物に当接されることにより屈曲され、その結果、発光素子から出射された光が接触片451により反射されて受光素子に入射されるように構成されている。これにより、有無検知センサ45の下方をラック110に収容された検知対象のロングバイアル101が通過する際に、接触片451がロングバイアル101により屈曲されて、ロングバイアル101が有ることを検知することが可能である。
ラック送出部46は、ラック搬送部43を挟んで分析後ラック保持部42に対向するように配置されており、矢印Y1方向に水平に移動するように構成されている。これにより、分析後ラック保持部42とラック送出部46との間にラック110が搬送された場合に、ラック送出部46を分析後ラック保持部42側に移動することによって、ラック110を押圧して分析後ラック保持部42内に移動することが可能である。
制御装置5は、図1〜図3および図18に示すように、パーソナルコンピュータ(PC)などからなり、CPU、ROM、RAMなどからなる制御部51(図18参照)と、表示部52と、入力デバイス53とを含んでいる。また、表示部52は、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3から送信されたデジタル信号のデータを分析して得られた分析結果などを表示するために設けられている。また、表示部52は、図19に示すように、他の検体に優先して測定を行う必要がある優先検体の測定において、ユーザが検体を識別するための検体識別番号の入力や、測定項目の設定などを行うための優先検体測定指示画面520を表示するように構成されている。
次に、制御装置5の構成について説明する。制御装置5は、図18に示すように、制御部51と、表示部52と、入力デバイス53とから主として構成されたコンピュータ500によって構成されている。制御部51は、CPU51aと、ROM51bと、RAM51cと、ハードディスク51dと、読出装置51eと、入出力インタフェース51fと、通信インタフェース51gと、画像出力インタフェース51hとから主として構成されている。CPU51a、ROM51b、RAM51c、ハードディスク51d、読出装置51e、入出力インタフェース51f、通信インタフェース51g、および画像出力インタフェース51hは、バス51iによって接続されている。
CPU51aは、ROM51bに記憶されているコンピュータプログラムおよびRAM51cにロードされたコンピュータプログラムを実行することが可能である。そして、後述するようなアプリケーションプログラム54a、54bおよび54cをCPU51aが実行することにより、コンピュータ500が制御装置5として機能する。
ROM51bは、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROMなどによって構成されており、CPU51aに実行されるコンピュータプログラムおよびこれに用いるデータなどが記録されている。
RAM51cは、SRAMまたはDRAMなどによって構成されている。RAM51cは、ROM51bおよびハードディスク51dに記録されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。また、これらのコンピュータプログラムを実行するときに、CPU51aの作業領域として利用される。
ハードディスク51dは、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムなど、CPU51aに実行させるための種々のコンピュータプログラムおよびそのコンピュータプログラムの実行に用いるデータがインストールされている。第1測定ユニット2用の測定処理(1)プログラム54a、第2測定ユニット3用の測定処理(2)プログラム54bおよび検体搬送装置4用のサンプラ動作処理プログラム54cも、このハードディスク51dにインストールされている。これらのアプリケーションプログラム54a〜54cがCPU51aに実行されることによって、第1測定ユニット2、第2測定ユニット3および検体搬送装置4の各部の動作が制御される。また、ハードディスク51dには、測定結果データベース54dもインストールされている。
読出装置51eは、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、またはDVD−ROMドライブなどによって構成されており、可搬型記録媒体54に記録されたコンピュータプログラムまたはデータを読み出すことができる。また、可搬型記録媒体54には、アプリケーションプログラム54a〜54cが格納されており、コンピュータ500がその可搬型記録媒体54からアプリケーションプログラム54a〜54cを読み出し、そのアプリケーションプログラム54a〜54cをハードディスク51dにインストールすることが可能である。
なお、上記アプリケーションプログラム54a〜54cは、可搬型記録媒体54によって提供されるのみならず、電気通信回線(有線、無線を問わない)によってコンピュータ500と通信可能に接続された外部の機器から上記電気通信回線を通じて提供することも可能である。たとえば、上記アプリケーションプログラム54a〜54cがインターネット上のサーバコンピュータのハードディスク内に格納されており、このサーバコンピュータにコンピュータ500がアクセスして、そのアプリケーションプログラム54a〜54cをダウンロードし、これをハードディスク51dにインストールすることも可能である。
また、ハードディスク51dには、たとえば、米マイクロソフト社が製造販売するWindows(登録商標)などのグラフィカルユーザインタフェース環境を提供するオペレーティングシステムがインストールされている。以下の説明においては、アプリケーションプログラム54a〜54cは上記オペレーティングシステム上で動作するものとしている。
入出力インタフェース51fは、たとえば、USB、IEEE1394、RS−232Cなどのシリアルインタフェース、SCSI、IDE、IEEE1284などのパラレルインタフェース、およびD/A変換器、A/D変換器などからなるアナログインタフェースなどから構成されている。入出力インタフェース51fには、入力デバイス53が接続されており、ユーザがその入力デバイス53を使用することにより、コンピュータ500にデータを入力することが可能である。
通信インタフェース51gは、たとえば、Ethernet(登録商標)インタフェースである。コンピュータ500は、その通信インタフェース51gにより、所定の通信プロトコルを使用して第1測定ユニット2、第2測定ユニット3、検体搬送装置4およびホストコンピュータ6との間でデータの送受信が可能である。
画像出力インタフェース51hは、LCDまたはCRTなどで構成された表示部52に接続されており、CPU51aから与えられた画像データに応じた映像信号を表示部52に出力するようになっている。表示部52は、入力された映像信号にしたがって、画像(画面)を表示するように構成されている。
制御部51は、上記した構成により、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3から送信された測定結果を用いて分析対象の成分を解析するとともに、分析結果(赤血球数、血小板数、ヘモグロビン量、白血球数など)を取得するように構成されている。
ラック110には、図5に示すように、10本のサンプル容器100を一列に収容可能なように10個の容器収容部110bが形成されている。また、各容器収容部110bには、それぞれ収容したロングバイアル101のバーコード101bが視認可能なように開口部110cが設けられている。
図20は、図1に示した一実施形態による血液分析装置の測定処理プログラムによる測定処理動作を説明するためのフロー図である。次に、図3および図20を参照して、一実施形態による血液分析装置1の測定処理プログラム54aおよび54bによる測定処理動作を説明する。なお、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3では、それぞれ同様に分析対象の成分が測定されるので、以下では代表的な例として、第1測定ユニット2により分析対象の成分を測定する場合について説明する。
まず、ステップS1において、図3に示す吸引位置600まで搬送されたサンプル容器100から検体吸引部21により検体の吸引が行われる。そして、ステップS2において、吸引した検体から試料調製部22により検出用試料が調製され、ステップS3で、検出用試料から分析対象の成分が検出部23により検出される。そして、ステップS4で、測定データが、第1測定ユニット2から制御装置5に送信される。その後、ステップS5において、第1測定ユニット2から送信される測定結果に基づいて、制御部51により分析対象の成分が解析される。このステップS5により、検体の分析が完了され、動作が終了される。
図21は、図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定時の動作を説明するためのフロー図である。図22〜図25は、図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定時の動作を説明するための状態図である。次に、図1、図2、図19および図21〜図25を参照して、一実施形態による血液分析装置1の優先検体測定時の動作について説明する。なお、本実施形態では、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3は、それぞれ互いに独立して優先検体の測定を行うことが可能であり、第1測定ユニット2および第2測定ユニット3における優先検体測定時の動作は同様である。したがって、ここでは、代表的な例として第1測定ユニット2における優先検体測定時の動作について説明する。
まず、図21に示すステップS101において、CPU51aにより、検体セット部開閉ボタン28(図1および図2参照)が押下されたか否かが判断され、押下されるまでこの判断が繰り返される。押下された場合には、ステップS102において、図22に示すように、移動部255dがユニットカバー24の前面部241から外側に突出するように移動され、第1検体セット部255aおよび第2検体セット部255bが優先検体セット位置620に配置される。
そして、ステップS103において、図19に示すように、表示部52に優先検体測定指示画面520が表示される。ステップS104において、ユーザが検体識別番号の入力や、測定項目の設定などを行った後、優先検体測定指示画面520上に表示されたOKボタン520aが押下されたか否かがCPU51aにより判断される。この判断はOKボタン520aが押下されるまで継続される。なお、キャンセルボタン520bが押下された場合には、優先検体測定指示画面520が終了される。優先検体測定指示画面520のOKボタン520aが押下された場合には、ステップS105において、CPU51aにより、優先検体測定開始ボタン29(図1および図2参照)が押下されたか否かが判断される。ユーザは、OKボタン520aを押下した後、優先検体を収容したロングバイアル101またはマイクロチューブ102を第1検体セット部255aまたは第2検体セット部255bにセットし、その後、優先検体測定開始ボタン29を押下する。優先検体測定開始ボタン29が押下されていない場合には、この判断が繰り返され、押下された場合には、ステップS106において、図23に示すように、第1検体セット部255aが試験管有無検知位置630に移動され、有無検知部26によりロングバイアル101の有無が検知される。なお、ユーザは、マイクロチューブ102に収容された優先検体を測定する場合には、マイクロチューブ102の蓋を外した状態で第2検体セット部255bにマイクロチューブ102をセットする。
そして、ステップS107において、CPU51aにより、検知結果に基づいて第1検体セット部255aにロングバイアル101がセットされているか否かが判断され、セットされている場合には、ステップS108において、図24に示すように、第1検体セット部255aが吸引位置600まで移動される。その後、第1検体セット部255aに保持されたロングバイアル101が固定保持部27の一対のチャック部271により挟み込まれ、ロングバイアル101の中心軸がピアサ211の降下位置に来るようにロングバイアル101が固定保持される。そして、ピアサ211が密閉蓋101aを貫通し、ロングバイアル101の内部に挿入される。具体的には、ピアサ211は、所定の回転トルクで回転駆動するステッピングモータ218により降下され、密閉蓋101aを貫通した後、先端がロングバイアル101の底部近傍に到達するまで降下される。そして、検体吸引部21により、ロングバイアル101内の血液が吸引された後、ステップS110において、優先検体の測定が行われる。
ステップS107において、CPU51aにより、第1検体セット部255aにロングバイアル101がセットされていないと判断した場合には、ステップS109において、図25に示すように、第2検体セット部255bが吸引位置600まで移動される。そして、ピアサ211が第2検体セット部255bに保持されたマイクロチューブ102の内部に挿入され、先端がマイクロチューブ102の底部に到達するまで降下される。この状態で検体吸引部21による血液の吸引動作が行われた後、ステップS110に移行されて、優先検体の測定が行われる。
血液の吸引が完了すると、ステップS111において、図22に示すように、サンプル容器移送部255により、第1検体セット部255aおよび第2検体セット部255bが優先検体セット位置620に移動される。その後、ステップS112において、優先検体測定開始ボタン29が押下されたか否かが判断される。ユーザは、血液が吸引された後のロングバイアル101またはマイクロチューブ102を第1検体セット部255aまたは第2検体セット部255bから取り除いた後、次の新たな優先検体を収容したロングバイアル101またはマイクロチューブ102を第1検体セット部255aまたは第2検体セット部255bにセットし、優先検体測定開始ボタン29を押下することによって、連続して優先検体の測定を行うことが可能である。ユーザが次の新たな優先検体を収容したロングバイアル101またはマイクロチューブ102を第1検体セット部255aまたは第2検体セット部255bにセットし、優先検体測定開始ボタン29を押下した場合には、動作はステップS106に移行され、連続して次の優先検体の測定が行われる。
一方、優先検体測定開始ボタン29が押下されない場合には、ステップS113において、CPU51aにより、検体セット部開閉ボタン28が押下されたか否かが判断される。ユーザは、検体セット部開閉ボタン28を押下することによって、優先検体の測定を終了させることが可能である。検体セット部開閉ボタン28が押下されない場合には、優先検体測定開始ボタン29または検体セット部開閉ボタン28のいずれかが押下されるまで、これらの判断が繰り返される。そして、検体セット部開閉ボタン28が押下されると、ステップS114において、移動部255dが矢印Y2方向に移動されることにより、第1検体セット部255aおよび第2検体セット部255bが、第1測定ユニット2のユニットカバー24内部に戻され、優先検体の測定動作が終了される。
本実施形態では、上記のように、異なる複数種類のサンプル容器100(ロングバイアル101およびマイクロチューブ102)を保持するための第1検体セット部255a(355a)および第2検体セット部255b(355b)を設けることによって、異なる複数種類のサンプル容器100に対応することができる。また、第1検体セット部255a(355a)にセットされたロングバイアル101の有無を検知する有無検知部26(36)と、有無検知部26(36)による検知結果に基づいて、第1検体セット部255a(355a)および第2検体セット部255b(355b)のうちのいずれの検体セット部にサンプル容器100がセットされているかを決定し、検体吸引部21(31)の動作を制御するCPU51aとを設けることによって、第1検体セット部255a(355a)または第2検体セット部255b(355b)のいずれの検体セット部にサンプル容器100がセットされた場合でも、有無検知部26(36)による検知結果に基づいて、CPU51aによりサンプル容器100がセットされた検体セット部に応じた吸引動作が自動的に行われるので、ユーザは、サンプル容器100をセットする際に、サンプル容器100をセットする容器保持部を手動で移動するなどの動作を別途行う必要がない。これにより、異なる複数種類のサンプル容器100に対応しながら、サンプル容器100をセットする際のユーザの負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、有無検知部26(36)による検知結果に基づいて、第1検体セット部255a(355a)または第2検体セット部255b(355b)のいずれかにセットされたサンプル容器100が吸引位置600(700)に移動されるようにサンプル容器移送部255(355)の動作を制御するようにCPU51aを構成することによって、第1検体セット部255a(355a)または第2検体セット部255b(355b)のいずれの検体セット部にサンプル容器100がセットされた場合でも、有無検知部26(36)による検知結果に基づいて、セットされたサンプル容器100が吸引位置600(700)に移動されるので、ユーザは、サンプル容器100をセットする際に、サンプル容器100を吸引位置600(700)に移動させるための動作を別途行う必要がない。その結果、サンプル容器100をセットする際のユーザの負担を容易に軽減することができる。
また、本実施形態では、固定保持部27(37)に、第1検体セット部255a(355a)にセットされたロングバイアル101を周囲から挟み込むことにより固定保持する一対のチャック部271(371)を設けるとともに、一対のチャック部271(371)を、一対のチャック部271(371)により挟み込まれる領域の中心位置Oを略同位置に維持した状態で、セットされたロングバイアル101に向かって移動することによりロングバイアル101を挟み込むように構成することによって、大きさの異なるロングバイアル101がセットされた場合でも、吸引位置600(700)において、セットされたロングバイアル101の中心軸が略同位置に維持された一対のチャック部271(371)により挟み込まれる領域の中心位置Oに配置されるので、検体の吸引動作を確実に行うことができる。
また、本実施形態では、第1検体セット部255a(355a)と、第1検体セット部255a(355a)にセットされるロングバイアル101よりも大きさの小さいマイクロチューブ102がセットされる第2検体セット部255b(355b)とを設け、検体吸引部21(31)が第2検体セット部255b(355b)に保持されたマイクロチューブ102から検体を吸引する際に、ロングバイアル101から検体を吸引する場合に比べて、容器の底部により近接する位置にピアサ211(311)を移動するようにピアサ移動部212(312)を制御するようにCPU51aを構成することによって、ロングバイアル101よりも収容容量の少ないマイクロチューブ102内の検体を、より無駄なく吸引することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、分析装置の一例として血液分析装置を示したが、本発明はこれに限らず、連続測定検体および優先検体の両方の測定に対応した分析装置であれば他の分析装置に本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、分析装置の一例として、第1測定ユニットおよび第2測定ユニットの2つの測定ユニットを備える分析装置を示したが、本発明はこれに限らず、1つの測定ユニットを備える分析装置であってもよいし、3つ以上の測定ユニットを備える分析装置であってもよい。
また、本実施形態では、動作制御手段の一例として、第1測定ユニットおよび第2測定ユニットの各部を制御する制御装置の1つのCPUを示したが、本発明はこれに限らず、第1測定ユニットおよび第2測定ユニットの各部をそれぞれ別個に制御する複数の動作制御手段を設けてもよい。
また、本実施形態では、検体容器セット部の一例として、第1検体セット部および第2検体セット部の2つの検体セット部を含む優先検体保持部を示したが、本発明はこれに限らず、3つ以上の検体セット部を含む検体容器セット部であってもよい。
また、本実施形態では、分析装置の一例として、サンプル容器移送部により、検体容器セット部を検体セット位置から吸引位置に移動させる構成の分析装置を示したが、本発明はこれに限らず、ユーザが手動で、検体容器セット部を検体セット位置から吸引位置に移動させる構成の分析装置であってもよい。
また、本実施形態では、検知部の一例として、ロングバイアルの有無を検知する有無検知部を示したが、本発明はこれに限らず、マイクロチューブの有無を検知する検知部であってもよいし、ロングバイアルおよびマイクロチューブの両方の有無を検知する検知部であってもよい。また、2つの検知部を設けて、ロングバイアルおよびマイクロチューブをそれぞれ別々の検知部により検知するようにしてもよい。
また、本実施形態では、固定保持部の一例として、ロングバイアルを固定保持する固定保持部を示したが、本発明はこれに限らず、ロングバイアルおよびマイクロチューブの両方を固定保持する固定保持部であってもよい。
また、本実施形態では、分析装置の一例として、検体搬送装置を備えた分析装置を示したが、本発明はこれに限らず、検体搬送装置を備えていない分析装置であってもよい。
また、本実施形態では、容器移送機構の一例として、平面的に見て略同位置で上下方向(矢印Z1およびZ2方向)に移動するように構成されたハンド部を示したが、本発明はこれに限らず、連続測定検体保持部から容器保持部に検体容器を移送可能であれば、上下方向に対して傾斜する方向に移動するように構成された容器移送機構であってもよい。
また、本実施形態では、吸引部の一例として、検体容器の種類に応じてピアサの降下量(降下位置)を調整するように構成された検体吸引部を示したが、本発明はこれに限らず、検体容器の種類に応じて検体の吸引量を調整するように構成された吸引部であってもよい。
本発明の一実施形態による血液分析装置の全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の各部の詳細を説明するための斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の測定ユニットおよび検体搬送装置を示す概略図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の測定ユニットおよび検体搬送装置を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置のラックおよびロングバイアルを示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置のマイクロチューブを示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の検体吸引部近傍を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の検体セット部を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置のサンプル容器移送部および固定保持部近傍を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の移動部の位置を説明するための図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の固定保持部近傍を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の固定保持部近傍を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の固定保持部の構成を説明するための図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の固定保持部の構成を説明するための図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の検体搬送装置を説明するための平面図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の検体搬送装置を説明するための側面図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の検体搬送装置を説明するための側面図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の制御装置を説明するためのブロック図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定指示画面を示した図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の測定処理プログラムによる測定処理動作を説明するためのフロー図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定時の動作を説明するためのフロー図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定時の動作を説明するための状態図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定時の動作を説明するための状態図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定時の動作を説明するための状態図である。 図1に示した一実施形態による血液分析装置の優先検体測定時の動作を説明するための状態図である。
符号の説明
1 血液分析装置(分析装置)
21、31 検体吸引部
26、36 有無検知部
27、37 固定保持部
51a CPU(動作制御手段)
100 サンプル容器(検体容器)
101 ロングバイアル(検体容器)
102 マイクロチューブ(検体容器)
110 ラック(連続測定検体保持部)
211、311 ピアサ(ピペット)
212、312 ピアサ移動部(ピペット移動手段)
251、351 ハンド部(容器移送機構)
255、355 サンプル容器移送部(移動手段)
255a、355a 第1検体セット部(検体容器セット部、第1の容器保持部)
255b、355b 第2検体セット部(検体容器セット部、第2の容器保持部)
271、371 チャック部
600、700 吸引位置
620、720 優先検体セット位置(検体セット位置)

Claims (11)

  1. 異なる複数種類の検体容器を保持するための複数の容器保持部を有する検体容器セット部と、
    前記検体容器セット部にセットされた検体容器から検体を吸引する吸引部と、
    前記複数の容器保持部のうちの少なくとも1つの容器保持部にセットされた検体容器の有無を検知する検知部と、
    前記検知部による検知結果に基づいて、前記複数の容器保持部のうちのいずれの容器保持部に検体容器がセットされているかを決定し、前記吸引部の動作を制御する動作制御手段とを備える、分析装置。
  2. 前記検体容器セット部を、検体容器がセットされる検体セット位置と、前記吸引部により検体が吸引される吸引位置とに移動させる移動手段をさらに備える、請求項1に記載の分析装置。
  3. 前記動作制御手段は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記複数の容器保持部のうちのいずれかにセットされた検体容器が吸引位置に移動されるように、前記移動手段の動作をさらに制御するように構成されている、請求項2に記載の分析装置。
  4. 前記検知部は、前記セットされた検体容器が前記検体セット位置から前記吸引位置に至る経路に設けられている、請求項2または3に記載の分析装置。
  5. 前記容器保持部にセットされた検体容器を、前記吸引位置で固定保持する固定保持部をさらに備える、請求項2〜4のいずれか1項に記載の分析装置。
  6. 前記固定保持部は、前記容器保持部にセットされた検体容器を周囲から挟み込むことにより固定保持する一対のチャック部を有し、
    前記一対のチャック部は、前記一対のチャック部により挟み込まれる領域の中心位置を略同位置に維持した状態で、前記セットされた検体容器に向かって移動することにより前記検体容器を挟み込むように構成されている、請求項5に記載の分析装置。
  7. 前記吸引部は、ピペットと、前記ピペットを上下方向に移動させるピペット移動手段とを含み、
    前記動作制御手段は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記ピペット移動手段による前記ピペットの移動を制御するように構成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の分析装置。
  8. 前記複数の容器保持部は、第1の容器保持部と、前記第1の容器保持部にセットされる検体容器よりも大きさの小さい検体容器がセットされる第2の容器保持部とを含み、
    前記動作制御手段は、前記吸引部が前記第2の容器保持部に保持された検体容器から検体を吸引する際に、前記吸引部が前記第1の容器保持部に保持された検体容器から検体を吸引する場合に比べて、検体容器の底部により近接する位置に前記ピペットを移動するように前記ピペット移動手段を制御するように構成されている、請求項7に記載の分析装置。
  9. 前記複数の容器保持部は、第1の容器保持部と、前記第1の容器保持部にセットされる検体容器よりも大きさが小さい検体容器がセットされる第2の容器保持部とを含み、
    前記第2の容器保持部は、前記第1の容器保持部よりも前記分析装置の手前側に配置されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の分析装置。
  10. 前記動作制御手段は、前記検知部による検知結果に基づいて、前記吸引部による検体の吸引量を制御するように構成されている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の分析装置。
  11. 連続的に測定される連続測定検体を収容した複数の検体容器を保持可能に構成された連続測定検体保持部と、
    前記連続測定検体を収容した検体容器を前記連続測定検体保持部から前記容器保持部に移送する容器移送機構とをさらに備え、
    前記吸引部は、前記連続測定検体を吸引するように構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の分析装置。
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