JP2010008197A - 基板検査装置用ステージ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板検査装置の検査用ステージを軽量化する。
【解決手段】基板検査装置において検査対象の基板を載置する基板検査装置用ステージを、少なくとも2枚の長尺状の板材を含む構造部材を互いに交差させ結合させてなる枠体構造とする。枠体構造には、2枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるL字型の断面形状を備える構造部材13、3枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるコの字型の断面形状を備える構造部材12、あるいは4枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるロの字型の断面形状を備える構造部材11を用い、何れか一種類の構造部材、あるいは複数種類の構造部材を組み合わせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶ディスプレイや有機ELディスブレイなどに使われる基板を検査する基板検査装置に関し、特に、真空室内において基板を支持するステージに関する。
液晶基板や薄膜トランジスタアレイ基板(TFTアレイ基板)は、ガラス基板等の基板上に薄膜トランジスタ(TFT)がマトリックス状に配置されてなるTFTアレイと、この薄膜トランジスタに駆動信号を供給する信号電極とを備え、薄膜トランジスタは走査信号電極端子,映像信号電極端子からの信号により駆動される。
基板に形成されるTFTアレイや液晶基板を検査する装置としてTFTアレイ検査装置や液晶基板検査装置等の基板検査装置が知られている。基板検査装置は、走査信号電極端子,映像信号電極端子と電気的に接続する検査用プローバと検査回路を備える。検査回路は、検査用プローバを通して液晶基板に所定の電圧を印加し、このときの液晶基板の駆動状態を検出することによってゲート−ソース間の短絡、点欠陥、断線等を調べる。
液晶基板の駆動状態の検出は、例えば、電子ビーム等の荷電粒子ビームを液晶基板に照射し、液晶基板から放出される二次電子を検出することによって行う。液晶基板から放出される二次電子は液晶基板の電圧に応じて変化するため、二次電子を検出することによって検査信号に応じて変化する電圧を検出し、これによって液晶基板の欠陥等を検出する。基板検査は、真空室内に基板を導入し、検査用ステージ上に載置した状態で検査を行う。検査用ステージは、検査位置の位置合わせや基板搬送を行うために、基板を載置した状態でXY方向あるいはZ方向に移動させる移動機構を備えている。
従来、基板検査装置が備える検査用ステージは、アルミニウムやSUS(ステンレス鋼)等の金属素材を削り出し、加工を施すことによって形成している。
金属素材を削り出すことによって形成されるステージは、重量の点で課題を有している。例えば、液晶基板検査装置では、検査対象となるガラス基板のサイズの大型化に伴って、検査用ステージも大型化している。例えば、2m角を超えるガラス基板も用いられている。検査用ステージは、大型化に伴って重量も重くなるため、駆動用のモータも大容量のものを選択する必要が生じる。
しかしながら、通常、基板検査は真空室等の内容積が限られたスペース内で行われるため、例えば、Z軸駆動機構に用いる大容量用の駆動モータを設けることが困難である。
また、メンテナンス時等において、検査用ステージを分解する場合には、検査用ステージ自体を検査室から取り出す必要があるが、大型化に伴って大重量化した検査用ステージを取り扱うために、検査用ステージ専用にクレーン等の機材や機構を別途設置する必要が生じることになる。
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、基板検査装置の検査用ステージを軽量化することを目的とする。
本発明は、基板検査装置において検査対象の基板を載置する基板検査装置用ステージを、少なくとも2枚の長尺状の板材を含む構造部材を互いに交差させ結合させてなる枠体構造によって構成するものである。
本発明の枠体構造は、構造部材を互いに交差させ結合させる構造とすることによって、重量を軽量化する。
本発明の枠体構造に用いる構造部材は、2枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるL字型の断面形状を備える構造部材、3枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるコの字型の断面形状を備える構造部材、あるいは4枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるロの字型の断面形状を備える構造部材を用い、何れか一種類の構造部材、あるいは複数種類の構造部材を組み合わせることで、枠体構造を構成することができる。
いずれの構造部材も、従来の構成のように金属素材を削り出す構成ではなく、長尺状の板材により構成されているため、重量を容易に軽量化することができる。
また、本発明の基板検査装置用ステージに用いる枠体構造において、構造部材の結合は、交差する構造部材間において、少なくとも一方の構造部材が備える切り欠き部に対する他方の構造部材の嵌合により結合させることで行うことができる。この嵌合による結合構成により、構造部材を結合させるための結合機構を簡略化し、軽量化することができる。
本発明の態様によれば、基板検査装置用ステージを軽量化することによって、基板検査装置用ステージを駆動する駆動機構の負荷を軽減し、駆動機構が備える駆動モータのサイズを小型化することができる。
また、本発明の態様によれば、基板検査装置用ステージを軽量化することによって、メンテナンス等において基板検査装置用ステージを移動、搬送する際の作業性を向上させることができる。
本発明によれば、基板検査装置の検査用ステージを軽量化することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の基板検査装置の概略構成を説明するための図である。図1において、真空室5内には、検査対象の基板4を支持する検査用ステージ1、検査用ステージ1を駆動する駆動機構(図1には示していない)、検査用ステージ上1に載置される基板4を検査する検査機構(図1には示していない)を備える他、真空室5内を真空排気する排気機構(図1には示していない)、真空室5と大気側あるいは隣接するチャンバとの間を開閉して基板4の搬出入を行うゲート(図1には示していない)等を備える。
検査用ステージ1は、例えば、基板4をX方向に移動するXステージ1x、基板4をY方向に移動するYステージ1y、基板4をZ方向に移動するZステージ1zを含む構成とすることができる。
図2は、本発明の検査用ステージ1の構成を説明するための概略斜視図である。なお、図2に示す構成は、説明のために簡略化して示すものであり、実際の構成を示すものではない。
図2では、検査用ステージ1としてXステージ1xとYステージ1yの例を示し、Zステージについては示していない。ここで、Yステージ1yはY方向駆動機構によってY方向に移動することができ、Xステージ1xはX方向駆動機構によってX方向に移動することができ。図2では、Y方向駆動機構の構成として駆動レール3を示し、X方向駆動機構として駆動レール2を示している。
Xステージ1xおよびYステージ1yは、複数本の構造部材11a〜11dを組み合わせることで構成することができる。図2では、構造部材11として、断面形状がロの字型の中空部材の例を示している。
本発明のステージ1は、これら構造部材11を交差させ、交差部分で結合させることによって枠体構造を構成する。図2に示すXステージ1xおよびYステージ1yは、それぞれ4本の構造部材11a〜11dを井桁状の矩形形状に組み、構造部材が互いに交差する部分で結合させることで枠体構造を構成している。
なお、この枠体構造は、必ずしも矩形形状である必要はなく、検査対象の基板のサイズ、検査用ステージの駆動機構等の条件に応じて任意に設計することができ、また、交差する構造部材の交差角度も図示するような90°に限られるものではない。
図3は、本発明の基板検査装置用ステージに用いる構造部材の例を説明するための概略斜視図である。
図3(a)は、断面形状がロの字型の中空部材からなる構造部材11の例を示している。構造部材11は、長尺状の板材10a〜10dの各長尺辺を結合させることによって断面形状がロの字型の中空部材を構成している。ここで、板材10a〜10dの長さ、幅、および厚さは、構成する枠体構造のサイズに応じて、所定の剛性が得られる等の条件を満足するように定めることができる。
図3(b)は、断面形状がコの字型の構造部材12の例を示している。構造部材12は、長尺状の板材10e〜10gの各長尺辺を結合させることによって断面形状がコの字型の部材を構成している。ここで、板材10e〜10gの長さ、幅、および厚さは、構成する枠体構造のサイズに応じて、所定の剛性が得られる等の条件を満足するように定めることができる。
図3(c)は、断面形状がLの字型の構造部材13の例を示している。構造部材13は、長尺状の板材10h,10iの各長尺辺を結合させることによって断面形状がLの字型の部材を構成している。ここで、板材10h,10iの長さ、幅、および厚さは、構成する枠体構造のサイズに応じて、所定の剛性が得られる等の条件を満足するように定めることができる。
また、図3(a)〜図3(c)に示した構造部材11,12,13には、長尺状の板材の長さ方向に沿って配線を設けることができる。この配線は、例えば、ステージを駆動する駆動機構への電力配線や、検査に用いる検査信号や検出信号等の信号配線として用いることができる。
図4は、図3(b)で示した断面形状がコの字型の構造部材12を用いた枠体構造の例を示している。図4に示す基板検査装置用ステージ1は、4本の構造部材12a〜12dを井桁状の矩形形状に組み、構造部材が互いに交差する部分で結合させることで枠体構造を構成している。
図5は、本発明の構造部材の結合例を説明するための概略斜視図である。ここでは、交差する構造部材において、一方の構造部材に切り欠き部を形成し、この切り欠き部に他方の構造部材を嵌め込むことで結合させる構成を示している。
図5(a)は2つの構造部材を嵌合させる前の状態を示し、図5(b)は2つの構造部材を嵌合させた後の状態を示している。
一方の構造部材11は、長尺状の板材11b,11c,11dの一部を切り欠いて切り欠き部14を形成している。ここで、切り欠き部14の切り欠き部分のサイズは、嵌合させる他方の構造部材12の外周のサイズに合わせて定めることができる。
構造部材11の切り欠き部14に構造部材12を嵌合させることよって、2つの構造部材を結合させることができる。なお、結合は、この嵌合に限らず他の結合手段を用いることができる。
図6は、本発明による基板検査装置用ステージ1の一例を示す図である。ここでは、Xステージ1xとYステージ1yの例を示している。
上記した例では、基板検査装置用ステージとして、XステージおよびYステージについて示しているが、Zステージについても同様とすることができる。
また、ステージに大型化による駆動モータの大容量化の課題は直接的にはZステージに関わり、Zステージについて本発明の枠体構造によって軽量化することで直接的な効果を奏することができるが、Zステージ上にXステージやYステージを設置する構成によれば、ZステージにはこれらのXステージやYステージの重量の加わるため、XステージやYステージについても本発明の枠体構造を適用して軽量化することで同様の効果が得られる。
本発明の基板検査装置用ステージは、TFTアレイ検査装置や液晶基板検査装置等の真空室を備える基板検査装置に適用することができる。
本発明の基板検査装置の概略構成を説明するための図である。 本発明の検査用ステージの構成を説明するための概略斜視図である。 本発明の基板検査装置用ステージに用いる構造部材の例を説明するための概略斜視図である。 本発明の基板検査装置用ステージに用いる構造部材の他の例を説明するための概略斜視図である。 本発明の構造部材の結合例を説明するための概略斜視図である。 本発明による基板検査装置用ステージの一例を示す図である。
符号の説明
1…基板検査装置用ステージ、1x…Xステージ、1y…Yステージ、2,3…駆動レール、4…基板、5…真空室、10,10a〜10i…板材、11,12,13…構造部材、11a〜11d…構造部材、12a-12d…構造部材、14…切り欠き部、21〜23…配線、101…ステージ。

Claims (3)

  1. 基板検査装置において検査対象の基板を載置する基板検査装置用ステージであって、
    前記基板検査装置用ステージは、
    少なくとも2枚の長尺状の板材を含む構造部材を互いに交差させ結合させてなる枠体構造を備えることを特徴とする基板検査装置用ステージ。
  2. 前記枠体構造は、2枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるL字型の断面形状を備える構造部材、
    3枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるコの字型の断面形状を備える構造部材、
    4枚の長尺状の板材の互いに長尺辺部で結合してなるロの字型の断面形状を備える構造部材の少なくとも何れか一種類の構造部材を備えることを特徴とする、請求項1に記載の基板検査装置用ステージ。
  3. 前記枠体構造は、交差する構造部材間において、少なくとも一方の構造部材が備える切り欠き部に対する他方の構造部材の嵌合により結合させたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の基板検査装置用ステージ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108682U (ja) * 1983-12-28 1985-07-24 ワイケイケイ株式会社 パネル・飾り格子付障子
JPH0290078U (ja) * 1988-12-27 1990-07-17

Patent Citations (2)

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