JP2010007887A - 建造物管理サーバ、建造物管理方法および建造物管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より容易に空調機の設定を行うことができる建造物管理サーバ、建造物管理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】サーバ1は、画像生成部14dにより、建造物内のテナント端末が設置された領域および空調機の物理的な位置を図示するレイアウト画像を生成し、端末制御部14bにより、そのレイアウト画像を当該テナント端末装置に表示させ、このテナント端末装置のユーザに当該テナント端末が設置された領域内の空調機の動作設定に関する設定情報の入力を促す。これにより、テナント端末装置が設置された領域の空調機を容易に特定することができるので、結果として、空調機の設定をより容易に行うことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、建造物の空調を管理する建造物管理サーバ、建造物管理方法および建造物管理プログラムに関するものである。
複数のテナントが入居しているオフィスビルなどの建造物の空調は、その建造物内に配設された空調機により制御されている。この空調機の予約や温度調節などの各種設定は、各テナントに設けられた端末装置により行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−282909号公報
しかしながら、従来では、空調機の各種設定を行う場合、まず、その設定を行う空調機を一覧表の中から特定しなければならないので、予めその空調機の名称やID等を把握しておく必要があり、結果として設定操作に手間がかっていた。特に、大型の建造物では、膨大な数量の空調機が配設されるため、一覧表に表示される空調機の数量も膨大になるので、設定する空調機を特定するのが容易ではなかった。
そこで、本願発明は、より容易に空調機の設定を行うことができる建造物管理サーバ、建造物管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述したような課題を解消するために、本発明に係る建造物管理サーバは、建造物に配設された複数の空調機の運転を制御するための設定をするとともに、建造物の所定の領域ごとに設置された端末装置と通信回線を介して接続された建造物管理サーバであって、建造物内の所定の領域および空調機の物理的な位置を図示する画像を生成する画像生成手段と、画像を端末装置に表示させ、当該端末装置のユーザに所定の領域内の空調機の動作設定に関する設定情報の入力を促す端末制御手段と、端末装置において入力された設定情報を空調機の運転を制御するための設定とする設定手段とを備えたことを特徴とする。
上記建造物管理サーバにおいて、設定情報に基づいて、空調機の運転を制御する空調制御手段をさらに備えるようにしてもよい。
上記建造物管理サーバにおいて、空調機の運転状態および所定の領域の状態に関する状態情報を取得する取得手段をさらに備え、画像生成手段は、画像に状態情報を合わせて図示するようにしてもよい。
また、本発明に係る建造物管理サーバは、建造物に配設された複数の空調機の運転を制御するための設定をするとともに、建造物の所定の領域ごとに設置された端末装置と通信回線を介して接続された建造物管理サーバにより建造物を管理する建造物管理方法であって、画像生成手段に、建造物内の所定の領域および空調機の物理的な位置を図示する画像を生成させるステップと、端末制御手段に、画像を端末装置に表示させ、当該端末装置のユーザに所定の領域内の空調機の動作設定に関する設定情報の入力を促させるステップと、設定手段に、端末装置において入力された設定情報を空調機の運転を制御するための設定とさせるステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係る建造物管理プログラムは、コンピュータを、上記建造物管理サーバとして機能させることを特徴とする。
本発明によれば、建造物内の所定の領域および空調機の物理的な位置を図示する画像を生成し、その画像を端末装置に表示させ、当該端末装置のユーザに所定の領域内の空調機の動作設定に関する設定情報の入力を促すことにより、端末装置が設置された所定の領域の空調機を容易に特定することができるので、結果として、空調機の設定をより容易に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
一般的に空調システムは、ヒートポンプ、ボイラ、冷凍機、冷却塔などの熱源機と、建造物の各所に配設されるエアハンドリングユニット、ファンコイルユニット、パッケージエアコンなどの熱交換機からなる空調機と、これらを制御する制御装置とを備え、熱源機により加熱または冷却された冷媒を空調機に送出し、この空調機によって冷媒の熱と空調機の周囲の空気との間で熱交換を行うことにより、建造物内の空調を実現するものである。
本実施の形態に係る建造物管理サーバは、複数のテナントが入居するオフィスビルなどの建造物に設置された空調システムを管理するものであって、空調機ごとにその運転状態を設定し、この設定に基づいて熱源機および空調機を含む空調システム全体を制御する制御装置を兼ねるものである。なお、本発明に係る建造物管理サーバは、必ずしも空調システムの制御装置として機能しなくてもよく、例えば、空調システム全体を制御する制御装置を別途設けることにより、建造物管理サーバ自体は空調機ごとの運転状態を設定する機能のみを有するようにしてもよい。この場合、建造物管理サーバによる設定に基づいて、空調システムの制御装置と協働して空調システム全体を管理することができる。
<建造物管理システムの構成>
図1に示すように、本実施の形態に係る建造物管理システムは、複数のテナントが入居するオフィスビルなどの建造物内またはこの建造物から離れた場所に配設されるサーバ1と、その建造物内のテナントごとに配設されるテナント端末2a〜2nと、サーバ1と各テナント端末2a〜2nとを接続するLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信回線3とを少なくとも備えている。その建造物には多数の空調機や温度センサが配設されており、これらはLAN,WAN等の図示しない通信回線を介してサーバ1に接続されている。
≪サーバの構成≫
サーバ1は、図2に示すように、端末I/F部11と、空調I/F部12と、記憶部13と、制御部14とを備えている。
端末I/F部11は、通信回線3を介して各テナント端末2a〜2nと制御信号や各種情報の送受信を行う通信回路である。
空調I/F部12は、図1等に図示しない通信回線を介してサーバ1が管理する建造物に配設された各空調機や温度センサとの間で、制御信号や気温などの各種情報の送受信を行う通信回路である。
記憶部13は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、サーバ1が管理する建造物に関する建造物データ13a、その建造物に配設された各空調機に関する空調機データ13b、その建造物に入居するテナントごとに配設されたテナント端末2a〜2nに関する端末データ13c、および、制御部14での制御処理に必要な動作プログラム13dを記憶する。
建造物データ13aは、サーバ1が管理する建造物の各フロアの平面図の画像データからなる。この平面図には、当該平面図上における各空調機の位置および識別番号、並びに、その平面図上でテナントに割り当てられる領域に関する情報が含まれる。ここで、その領域は、建造物の構造にしたがって、予め複数に分割されるようにしてもよい。例えば、図4に示す任意のフロアの平面図の場合、テナントに割り当てられる領域は、領域a〜gの7つに分割されている。テナントは、その何れか1つの領域に入居してもよいし、複数の領域に亘って入居するようにしてもよい。
空調機データ13bは、サーバ1が管理する建造物に配設された各空調機の識別番号、種類、能力、配設位置などに関する情報からなる。
端末データ13cは、各テナント端末が配設されたテナントのフロア数、このフロアにおける各テナント端末が配設されたテナントの位置、そのテナント内部に配設されている空調機の識別情報、各テナント端末の識別情報などから構成される。
制御部14は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、記憶部13に記憶された動作プログラム13dを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアと動作プログラムを協働させ、空調制御部14a、端末制御部14b、空調データ取得部14cおよび画像生成部14dを実現する。
空調制御部14aは、テナント端末2a〜2nから受信する空調機の動作設定に関する設定情報に基づいて、サーバ1が管理する建造物に配設された空調機の運転を制御する。
端末制御部14bは、テナント端末2a〜2nの操作入力や電源のON/OFFなどテナント端末2a〜2nの状態を検出する。
空調データ取得部14cは、空調I/F部12を介してサーバ1が管理する建造物に配設された空調機や温度センサから、各空調機のON/OFFや設定温度などの運転状況や各領域の現在温度などに関する情報(以下、状態情報という)を取得する。
画像生成部14dは、テナント端末2a〜2nから平面図の送信が要求されると、そのテナント端末2a〜2nに表示させる画像(以下、レイアウト画像という)を生成する。
≪テナント端末の構成≫
テナント端末2a〜2nは、図3に示すように、I/F部21と、表示部22と、操作入力部23と、記憶部24と、制御部25とを備えている。
I/F部21は、通信回線3を介してサーバ1と制御信号や各種情報の送受信を行う通信回路である。
表示部22は、制御部25からの指示に応じてサーバ1から受信するレイアウト画像などを表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置である。
操作入力部23は、ユーザの操作を検出して制御部25に出力するキーボードやマウスなどの操作入力装置である。
記憶部24は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、サーバ1から受信したレイアウト画像を一時的に格納する画像格納部24a、および、制御部25での制御処理に必要な動作プログラム24bとを備えている。
制御部25は、CPUなどのマイクロプロセッサとその周辺回路からなり、記憶部24に記憶された動作プログラム24bを読み込んで実行することにより、上記ハードウェアと動作プログラムを協働させ、動作制御部25aおよび空調設定部25bを実現する。
動作制御部25aは、操作入力部23を介したユーザの操作入力に応じて、テナント端末2a〜2nの各種動作を実現する。例えば、レイアウト画像の表示が要求されると、サーバ1に対してレイアウト画像の送信を要求し、この要求に対してサーバ1からレイアウト画像を受信すると、これを表示部22に表示させる。
空調設定部25bは、表示部22にレイアウト画像が表示された後、このレイアウト画像に基づくユーザの操作入力に基づいて、テナント端末2a〜2nが配設されたテナント内の空調機のON/OFF,設定温度の変更などの設定や予約等に関する操作入力を受け付け、この受け付けた情報を設定情報としてサーバ1に送信する。ここで、設定情報には、設定変更や予約を行う空調機の識別番号、動作のON/OFFや設定温度に関する情報が含まれる。
<建造物管理システムの動作>
次に、図5を参照して、本実施の形態に係る建造物管理システムの動作について説明する。
まず、何れかのテナント端末2a〜2nにより、そのテナント端末が配置されているテナントのレイアウト画像が要求されると(ステップS1:YES)、サーバ1は、制御部14の画像生成部14dにより、そのテナントを含むレイアウト画像を生成し、端末制御部14bによりそのテナント端末に表示させる(ステップS2)。
例えば、テナント端末2aのユーザは、空調機の設定や予約のために表示部22にレイアウト画像を表示させる場合、操作入力部23に対してその旨の操作入力を行う。すると、動作制御部25aは、レイアウト画像の表示を要求する制御信号(以下、要求信号という)を、サーバ1に送信する。その要求信号には、レイアウト画像の表示を要求する旨の情報とテナント端末2aの識別情報が少なくとも含まれている。このような要求信号を受信すると、サーバ1の端末制御部14dは、画像生成部14dに、テナント端末2aが配設されたテナントに対応するレイアウト画像を生成させる。
具体的には、画像生成部14dは、要求信号に含まれるテナント端末2aの識別情報に基づいて、記憶部13の端末データ13cからテナント端末2aが配設されたフロアを確認し、このフロアの平面図を記憶部13の建造物データ13aから抽出する。また、要求信号に含まれるテナント端末2aの識別情報に基づいて、記憶部13の空調機データ13bおよび端末データ13cから、テナント端末2aが配設されたテナントに設置された空調機および温度センサを特定する。この特定した空調機および温度センサの状態情報を空調データ取得部14cから取得し、これを抽出した平面図上の当該空調機に対応する位置に重ね合わせる。これにより、図4に示すようなレイアウト画像が生成される。
図4に示すレイアウト画像は、居住空間が領域a〜gで分割された建造物の所定のフロアの平面図からなり、この平面図上の対応する位置にはそこに配設された空調機の識別番号が表示される。本実施の形態においては、領域a〜g内部に配設された空調機には識別番号1〜40が、建造物の壁面に配設された空調機には識別番号41〜89が、それぞれ付与されている。
領域a〜g内部には、識別番号1〜40の空調機が空調制御を行う範囲が、平面視略矩形の形状で表示される。例えば、領域aの識別番号2の空調機は、範囲101に対して空調制御を行う。
また、レイアウト画像を要求したテナント端末が設置されている領域には、この領域に含まれる各空調機に対応する箇所にチェックボックスが表示される。例えば、領域aの識別番号2の空調機には、範囲101の内部にチェックボックス102が表示されている。図4の場合、レイアウト画像を要求したテナント端末は領域a〜dのテナントに配設されているので、そのようなチェックボックスは、領域a〜dに含まれる識別番号1〜20の空調機およびその領域a〜dの壁面に配設されている識別番号41〜66の空調機に対応する箇所の表示されている。例えば、マウスにより、カーソルを合わせてクリックするなどによって、このチェックボックスをチェックすることにより、ユーザは、設定や予約を行う空調機を指定する。このように、レイアウト画像上に空調機に対応するチェックボックスを表示することにより、空調機の名称やID等を把握しなくても設定や予約を行いたい空調機を容易に選択することができるので、結果として、設定操作が容易になるとともに、誤操作を防ぐことができる。
また、レイアウト画像において、チェックボックスは、1つずつ選択できるが、まとめて選択することもできる。例えば、図4では、壁に配設された識別番号1〜26の空調機には、所定の数量ごとにまとめた一括チェックボックス111〜116が設けられている。この一括チェックボックスをチェックすることにより、ユーザは、設定や予約を行う空調機を一括して指定することができる。例えば、一括チェックボックス111をチェックすると、識別番号41〜44の空調機のチェックボックスもチェックされることとなる。なお、領域内に配設された空調機については、何れか1つの空調機のチェックボックスをチェックすると、同じ領域に配設された空調機についても一括して指定されるようにしてもよい。
また、図4において、テナント端末2aが配置されたテナントに対応しない領域e〜gには、チェックボックスのアイコンが表示されていない。これにより、他のテナントに配置された空調機に対して設定や予約を行わせることを防ぐことができる。
また、図4において、テナント端末2aが配置されたテナントに対応する領域a〜dには、その領域の現在気温が示される気温ウィンドウh〜kが表示される。この現在気温は、状態情報に基づいて表示される。また、チェックボックスの周囲は、空調機の運転状態に応じて表示が変更される。例えば、図4において、領域dのように現在運転中の識別番号19〜22,64〜66の空調機のチェックボックス102a〜102gの周囲は、黒色に表示されている。一方、領域a〜cのように、現在停止中の識別番号1〜18,41〜63の空調機のチェックボックスの周囲は、白色に表示されている。これにより、ユーザは、各領域における現在気温や空調機の運転状況を踏まえた上で室温の設定や予約を行うことができる。
また、図4において、平面図の近傍には、設定変更確定ボタン120および予約確定ボタン121が表示される。何れかのチェックボックスをチェックした後、設定変更確定ボタン120が選択されると、そのチェックボックスに対応する空調機の設定変更を行うことが確定される。一方、何れかのチェックボックスをチェックした後、予約確定ボタン120が選択されると、そのチェックボックスに対応する空調機の予約を行うことが確定される。設定変更確定ボタン120および予約確定ボタン121の選択は、例えばマウスによってカーソルを合わせてクリックすることにより行われる。
このようにしてサーバ2の画像生成部14dによりレイアウト画像が生成されると、端末制御部14bは、レイアウト画像の送信を要求したテナント端末2aの表示部22に、そのレイアウト画像を表示させる。
図4に示すようなレイアウト画像が表示部22に表示されると、ユーザは、操作入力部23により、例えばマウスによってカーソルを合わせてクリックするなどにより、設定変更や予約をしたい空調機に対応するチェックボックスをチェックする。何れかのチェックボックスがチェックされた後、操作入力部23により、図4に示す設定変更確定ボタン120または予約確定ボタン121が選択されて、その内容が確定すると(ステップS3:YES)、空調設定部25bは、そのチェックした空調機の識別情報、テナント端末2aの識別情報、および、設定変更確定ボタン120または予約確定ボタン121の何れを選択したかに関する情報などを含む情報(以下、選択情報という)を生成してサーバ1に送信する。なお、選択情報を受信しない場合(ステップS3:NO)、空調機制御部14aは、ステップS7の処理に進む。
サーバ1の空調機制御部14aは、選択情報を受信すると、この選択情報で特定される空調機の予約や設定を行うための入力画面を生成し、これをテナント端末2aに送信して表示部22に表示させる(ステップS4)。この入力画面としては、例えば、図6に示すような画像が生成される。
この図6は、空調機の設定変更を行うための入力画面の一例である。この画面には、チェックボックスがチェックされた空調機の識別番号を示す識別番号表示ウィンドウmが設けられている。この例では、識別番号59〜63の空調機が選択されたことを表している。選択した空調機を運転させるときには、運転チェックボックスnをチェックし、停止させるときには、停止チェックボックスoをチェックする。温度の設定を行う場合には、温度設定ウィンドウpに所望の温度を入力する。このとき、温度設定ウィンドウpに近接して設けられた現在温度表示ウィンドウqには、現在温度も同時に表示されるので、ユーザは、温度設定をする際に参考にすることができる。入力画面に入力した内容を確定するときには、OKボタンrをクリックする。一方、入力した内容をキャンセルするときには、キャンセルボタンsをクリックする。
入力画面に入力された内容が確定されると、テナント端末2aの動作制御部25aは、その内容に関する情報を含む設定情報を生成し、サーバ1に送信する。その設定情報には、テナント端末2aの識別情報、設定変更や予約を行う空調機の識別情報、運転停止、運転開始、設定温度などの設定内容に関する情報などが含まれる。
なお、図6に示す入力画面は、選択された空調機の設定変更を行う場合の例を示しているが、予約を行う場合にも、図6と同等の入力画面がテナント端末2aの表示部22に表示される。この予約を行う場合には、図4の予約ボタン121が押下される。このときの入力画面には、図6の入力画面に予約する時間を入力するウィンドウも表示され、このウィンドウに予約時間を入力することにより、選択した空調機を動作させる時間を設定することができる。設定情報には、設定変更を行う場合の情報に加えて、予約する時間に関する情報が含まれる。
設定情報を受信すると(ステップS5:YES)、空調機制御部14aは、その設定情報に基づいて、対応する空調機の設定変更や予約を行う(ステップS6)。
設定変更または予約が行われた後、もしくは、何れかの空調機が選択されないと、端末制御部14bは、テナント端末2aから、レイアウト画像の表示を終了する操作入力を検出する旨を示す情報(以下、終了情報)を受信したか否か確認する(ステップS7)。例えば、テナント端末2aの電源をOFFにする、レイアウト画像が表示されたウィンドウを閉じるなどのユーザの操作入力を操作入力部23が検出すると、動作制御部25aは、終了情報を生成してサーバ1に送信する。
終了情報を受信した場合(ステップS7:YES)、端末制御部14bは、テナント端末2aが配設されたテナントの領域に設置された空調機の設定や予約動作を終了する。
終了情報を受信しない場合(ステップS7:NO)、端末制御部14bは、空調データ取得部14cに所定時間が経過したか否か確認させる(ステップS8)。この所定の時間としては、前回状態情報を送信してから経過した時間を意味し、適宜自由に設定することができる。
所定時間経過していない場合(ステップS8:NO)、空調データ取得部14cは、ステップS3の処理に戻り、空調機制御部14aに処理を行わせる。
一方、所定時間経過した場合(ステップS8:YES)、空調データ取得部14cは、レイアウト画像上の状態情報を現在の状態情報に更新し、この更新したレイアウト画像をテナント端末2aに送信する(ステップS9)。これにより、レイアウト画像上の状態情報は、最新のデータ更新される。更新すると、空調データ取得部14cは、ステップS3の処理の戻る。
このように、本実施の形態によれば、建造物内のテナント端末が設置された領域および空調機の物理的な位置を図示するレイアウト画像を生成し、このレイアウト画像を当該テナント端末装置に表示させ、当該テナント端末装置のユーザに当該テナント端末が設置された領域内の空調機の動作設定に関する設定情報の入力を促すことにより、テナント端末装置が設置された領域の空調機を容易に特定することができるので、結果として、空調機の設定をより容易に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、平面図からなるレイアウト画像を生成する場合を例に説明したが、空調機の物理的な位置を特定できるのであればレイアウト画像は平面図に限定されず、例えば、3次元画像など適宜自由に設定することができる。また、本実施の形態においては、テナント端末が配設されたフロアのレイアウト画像を生成する場合を例に説明したが、そのレイアウト画像には複数のフロアが含まれるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、図4に示すように、現在運転中の空調機のチェックボックスの周囲は黒色、現在停止中の空調機のチェックボックスの周囲は白色に表示するようにしたが、空調機の運転状態を識別できるのであれば各種方法で表示するようにしてもよい。例えば、黒色と白色の2色に限定されず、他の色を用いるようにしてもよい。また、表示する運転状態としては、運転しているか否かのみならず、冷房や暖房などの運転モード、風量、稼働率などを表示するようにしてもよい。この場合、複数の色や複数の点滅パターンによりそれぞれを表示するようにしてもよい。
本発明は、オフィスビル、大型商業施設、医療施設、教育施設などの建造物の空調を管理する各種システムに適用することができる。
本発明に係る建造物管理システムの構成を示す図である。 サーバの構成を示す図である。 テナント端末の構成を示す図である。 レイアウト画像の一例を示す図である。 建造物管理システムの動作を示すフローチャートである。 表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1…サーバ、2a〜2n…テナント端末、3…通信回線、11…端末I/F、12…空調I/F部、13…記憶部、13a…建造物データ、13b…空調機データ、13c…端末データ、13d…動作プログラム、1 4…制御部、14a…空調機制御部、14b…端末制御部、14c…空調データ取得部、14d…画像生成部、21…I/F部、22…表示部、23…操作入力部、24…記憶部、24a…画像格納部、24b…動作プログラム、25…制御部、25a…動作制御部、25b…空調設定部、101…範囲、102,102a〜102g…チェックボックス、111〜116…一括チェックボックス、120…設定変更ボタン、121…予約ボタン、a〜g…領域、h〜k…気温ウィンドウ、m…識別番号表示ウィンドウ、n…運転チェックボックス、o…停止チェックボックス、p…温度設定ウィンドウ、q…現在温度表示ウィンドウ、r…OKボタン、s…キャンセルボタン。

Claims (5)

  1. 建造物に配設された複数の空調機の運転を制御するための設定をするとともに、前記建造物の所定の領域ごとに設置された端末装置と通信回線を介して接続された建造物管理サーバであって、
    前記建造物内の所定の領域および前記空調機の物理的な位置を図示する画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像を前記端末装置に表示させ、当該端末装置のユーザに前記所定の領域内の空調機の動作設定に関する設定情報の入力を促す端末制御手段と、
    前記端末装置において入力された前記設定情報を前記空調機の運転を制御するための設定とする設定手段と
    を備えたことを特徴とする建造物管理サーバ。
  2. 前記設定情報に基づいて、前記空調機の運転を制御する空調制御手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1記載の建造物管理サーバ。
  3. 前記空調機の運転状態および前記所定の領域の状態に関する状態情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記画像生成手段は、前記画像に前記状態情報を合わせて表示する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の建造物管理サーバ。
  4. 建造物に配設された複数の空調機の運転を制御するための設定をするとともに、前記建造物の所定の領域ごとに設置された端末装置と通信回線を介して接続された建造物管理サーバにより前記建造物を管理する建造物管理方法であって、
    画像生成手段に、前記建造物内の所定の領域および前記空調機の物理的な位置を図示する画像を生成させるステップと、
    端末制御手段に、前記画像を前記端末装置に表示させ、当該端末装置のユーザに前記所定の領域内の空調機の動作設定に関する設定情報の入力を促させるステップと、
    設定手段に、前記端末装置において入力された前記設定情報を前記空調機の運転を制御するための設定とさせるステップと
    を有することを特徴とする建造物管理方法。
  5. コンピュータを、請求項1記載の建造物管理サーバとして機能させることを特徴とする建造物管理プログラム。
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