JP2010005859A - 流体噴射装置及び流体噴射方法 - Google Patents

流体噴射装置及び流体噴射方法 Download PDF

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Abstract

【課題】媒体上の適切な位置に流体を着弾させること。
【解決手段】 媒体を外周部に保持し回転するドラムと、前記外周部に保持された前記媒体に対して流体を噴射するためのヘッドと、前記ヘッドにより噴射された前記媒体上の流体を定着させる定着部と、前記ドラムの外径を測定するための測定部と、前記測定部により測定された前記ドラムの外径の変動に応じて、前記ヘッドからの前記流体の噴射のタイミングを変化させるコントローラと、を備える流体噴射装置。
【選択図】図12

Description

本発明は、流体噴射装置及び流体噴射方法に関する。
媒体を外周部に保持するドラムを回転させ、その媒体にヘッドからインクなどの流体を噴射する。そして、媒体上に画像を形成するインクジェット式のプリンタが使用されている。このような流体噴射装置において、ヘッドから噴射される流体に紫外線硬化型のインクなどを使用した場合、媒体上に着弾した流体の定着を促進するために紫外線などがドラム上の媒体に対して照射される。
特開2007−320236号公報
このように紫外線がドラムに照射されると、その影響からドラムが熱せされる。そうすると、その熱の影響によりドラムが膨張し、その外径が変動する場合がある。ドラムの外径が変動すると、ドラム表面とヘッドとの距離も変動する。ドラム表面とヘッドとの距離が変動すると、媒体上に着弾する流体の位置も変動することとなる。このように媒体上に着弾する流体の位置が変動すると、想定した画像とは異なる変形した画像が媒体上に形成されるという不具合を生ずる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ドラムの外径が変動する場合であっても、媒体上の適切な位置に流体を着弾させることを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
媒体を外周部に保持し回転するドラムと、
前記外周部に保持された前記媒体に対して流体を噴射するためのヘッドと、
前記ヘッドにより噴射された前記媒体上の流体を定着させる定着部と、
前記ドラムの外径を測定するための測定部と、
前記測定部により測定された前記ドラムの外径の変動に応じて、前記ヘッドからの前記流体の噴射のタイミングを変化させるコントローラと、
を備える流体噴射装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
媒体を外周部に保持し回転するドラムと、
前記外周部に保持された前記媒体に対して流体を噴射するためのヘッドと、
前記ヘッドにより噴射された前記媒体上の流体を定着させる定着部と、
前記ドラムの外径を測定するための測定部と、
前記測定部により測定された前記ドラムの外径の変動に応じて、前記ヘッドからの前記流体の噴射のタイミングを変化させるコントローラと、
を備える流体噴射装置。
このようにすることで、媒体上の適切な位置に流体を着弾させることができる。
かかる流体噴射装置であって、前記定着部は光照射装置であることが望ましい。また、前記定着部は紫外線照射装置であることが望ましい。また、前記紫外線照射装置は、前記紫外線の照射率を前記媒体の領域毎に異ならせることが望ましい。また、前記照射部と前記ヘッドは同時に前記ドラムの回転軸の方向に移動することが望ましい。
また、前記測定部は前記ヘッドと同時に移動することが望ましい。また、前記測定部は、前記回転軸の方向について前記ドラムの端部に設けられることとしてもよい。
このようにすることで、媒体上の適切な位置に流体を着弾させることができる。
媒体をドラムの外周部に保持し回転させるステップと、
前記外周部に保持された前記媒体に対して流体を噴射するステップと、
噴射された前記媒体上の流体を定着させるステップと、
前記ドラムの外径を測定するステップと、
測定された前記ドラムの外径の変動に応じて、前記流体の噴射のタイミングを変化させるステップと、
を含む流体噴射方法。
このようにすることで、媒体上の適切な位置に流体を着弾させることができる。
===実施形態===
<プリンタ1の構成について>
図1は、プリンタ1の構成の概略図である。また、図2は、プリンタ1の全体構成のブロック図である。以下、これらの図を参照しつつ、プリンタ1の構成について説明を行う。
プリンタ1は、ドラム回転機構10と、ヘッド移動機構30と、ヘッドユニット40と、検出器群50と、コントローラ60と、インタフェース63と、駆動信号生成回路70と、照射ユニット移動機構80と、紫外線照射ユニット90とを備える。
ドラム回転機構10は、ドラム11をコントローラ60の制御により所望の速度で回転させるための機構である。ドラム回転機構10は、ドラム11と不図示のモータを含んでいる。モータの出力軸はドラム11の回転軸12に連結されており、コントローラ60の制御によりモータが制御されることにより、ドラム11の回転角速度が制御される。
ドラム11は、その外周部に用紙Sなどの媒体を保持する。媒体の保持は、例えば、媒体の端部を保持装置13とドラム外周部との間に挟み込むことによって行われる。また、媒体の保持は、ドラム外周部に小さな孔を形成し、そこから媒体を吸引するようなバキューム吸引機構を用いるようにして行うこととしてもよい。
尚、本実施形態では説明の容易のため、媒体の厚みは極めて薄いものとし、ドラムの外径は媒体の厚みを含んだものとする。
ヘッド移動機構30は、ヘッドユニット40を保持するためのキャリッジ31を備える。キャリッジ31にはベルト32が取り付けられている。また、キャリッジ31は、ガイド33を摺動可能に保持しており、これによりキャリッジ31はガイド33が延びる方向(主走査方向)に移動できるようになっている。ベルト32は、不図示のモータの出力により主走査方向に移動できるようになっており、ベルト32が主走査方向に移動することによりキャリッジ31も主走査方向に移動する。ベルト32は、コントローラ60によって、その動作を制御されるので、コントローラ60の制御によりヘッドユニット40も主走査方向に移動することとなる。
ヘッドユニット40は、後述するような6つのヘッド41〜46からなる。そして、各ヘッドからインクを噴射して媒体に画像を形成する。ヘッドユニット40は、不図示のケーブルによってコントローラ60及び駆動信号生成回路70に接続されている。そして、駆動信号COM、及び、インクの噴射を制御するための信号が送られる。本実施形態におけるヘッドユニット40からは、UVインク(紫外線硬化型インク)が噴射される。
検出器群50は、ロータリーエンコーダ51や外径測定装置52などの検出器を含む。
図3は、ロータリーエンコーダ51を説明するための図である。ロータリーエンコーダ51は、所定の間隔毎に設けられた多数のスリットを有する回転円板511と、検出部512とを有する。回転円板511は、ドラム11の回転軸12に固定されており、ドラム11の回転に応じて回転する。検出部512は、プリンタ1に固定されている。ロータリーエンコーダ51は、回転円板511に設けられたスリットが検出部512を通過する毎に、パルス信号ENCをコントローラ60に出力する。コントローラ60は、このパルス信号ENCに基づいて、プリンタ1の様々な制御を行うことができるようになっている。
図4は、レーザフォーカス方式の外径測定装置52を説明するための図である。外径測定装置52は、半導体レーザ521とハーフミラー522とピンホール523と受光素子528と受光信号を増幅するためのアンプを備える。また、外径測定装置52は、コリメートレンズ524と、対物レンズ525と音叉526と音叉位置検出センサ527と、位置信号を増幅するためのアンプを備える。
半導体レーザ521は、距離を測る対象物に対してレーザを照射する。照射されたレーザ光は、音叉526によって高速で上下運動する対物レンズ525を通り、対象物上において焦点を結ぶ。レーザ光は対象物により反射し、ハーブミラー522及びピンホール523を通過して受光素子528に到達する。このとき、レーザ光が対象物において焦点を結んだときに、その反射光はピンホール523の位置で一点に集光され、受光素子528に入光する。このときの音叉526の位置を音叉位置検出センサ527によって測定することによって、対象物までの距離を測定することができるようになっている。各位置において対象物までの距離が測定されると、これに基づいて各位置におけるドラム半径(外径)が求められる。そして、ドラム半径はコントローラ60に送られる。
外径測定装置52は、キャリッジ31に取り付けられており、キャリッジ31の移動と共に主走査方向に移動する。そして、ヘッドユニット40の各位置におけるドラム11の外径を取得できるようになっている。そして、ドラム11は回転するため、ドラム11の外周部の各位置における外径を取得できるようになっている。
尚、外径測定装置52は、外径表面に接触する部分を有する接触式の機械的な測定装置であってもよい。
コントローラ60は、プリンタ1の各部を制御するためのものであって、CPU61及びメモリ62を備える。メモリ62には、プリンタ1を動作させるためのプログラム及びデータが記憶されている。CPU61は、メモリ62に記憶されているプログラムを実行することにより、プリンタ1の各部を制御し印刷を行うことができるようになっている。
また、コントローラ60による制御により、ドラム11の外径の変動に応じて、噴射タイミングを変化させつつヘッド41〜46からインクを噴射することができるようになっている。このようにドラム11の外径の変動に応じて噴射タイミングを変化させる方法については後述する。
インタフェース63は、プリンタ1のコントローラ60とコンピュータ110を接続するために設けられたインタフェースである。
コンピュータ110は、印刷を行う画像に応じた印刷データをプリンタドライバを介してプリンタ1に送る。印刷データには、媒体の各画素についてインク色毎に噴射するインク滴のサイズを示す画素データが含まれている。
駆動信号生成回路70は、後述する駆動信号COMを生成する。駆動信号生成回路70は、コントローラ60から、駆動信号COMの波形に関するデータを取得する。そして、この波形に関するデータに基づいて電圧信号を生成し、これを電力増幅することにより駆動信号COMを生成する。駆動信号COMの波形の一例については、後述する。
照射ユニット移動機構80は、紫外線照射ユニット90を保持するためのキャリッジ81を備える。キャリッジ81には、ベルト82が取り付けられている。また、キャリッジ81は、ガイド83を摺動可能に保持しており、これによりキャリッジ81はガイド83が延びる方向(主走査方向)に移動できるようになっている。ベルト82は、不図示のモータの出力により主走査方向に移動できるようになっており、ベルト82が主走査方向に移動することにより、キャリッジ81も主走査方向に移動する。ベルト82も、コントローラ60によって、その動作を制御されるので、コントローラ60の制御により紫外線照射ユニット90も主走査方向に移動することとなる。尚、紫外線照射ユニット90は、照射ユニット移動機構80によって、主走査方向についての位置がヘッド41の位置と同じになるように移動される。そして、ヘッド41〜46から噴射され媒体に着弾したUVインクを紫外線により硬化させることができるようになっている。
紫外線照射ユニット90は、媒体に噴射されたUVインクに対して紫外線を照射してUVインクを硬化させるための装置である。紫外線照射ユニット90は、例えば、メタルハライドランプやLEDなどによって構成される。そして、コントローラ60からの制御により紫外線の照射率が制御できるようになっている。このようにすることで、媒体の各位置おいて紫外線を照射する量を変化させることもできるようになっている。尚、この紫外線照射ユニット90は、定着部に相当する。
<ヘッドの配置について>
図5Aは、ヘッドユニット40について説明するための図である。ヘッドユニット40は、第1ヘッド41〜第6ヘッド46を含む。図では、ヘッドユニット40を上部から見た図となっている。本来であれば、ヘッドユニット40における各ヘッドは、他の要素に阻まれて視認することができないが、ここでは、説明の容易のために、第1ヘッド41〜第6ヘッド46が見えるように示している。
各ヘッドは、第1ヘッド41から第6ヘッド46まで主走査方向に並ぶように配置される。但し、主走査方向について、第1ヘッド41の端部から第6ヘッド46の端部にかけてのノズル間隔が常に一定になるようにするために、奇数番号のヘッドと偶数番号のヘッドとは、副走査方向についてずれるようにして配置されている。
図5Bは、第1ヘッド41のノズル配列について説明するための図である。ここでも、第1ヘッド41を上部から見た図となっている。本来であれば、第1ヘッド41におけるノズルは上部の要素に阻まれて視認することができないが、ここでは説明のためにノズル配列が見えるように示されている。
第1ヘッド41は、イエローY、マゼンタM、シアンC、及び、ブラックKのそれぞれのノズル列を含む。第1ヘッド41は、各インク色について2列のノズル列を有し、各ノズル列のノズルピッチPは360dpiとなっている。また、第1ヘッド41の各インク色について、一方のノズル列のノズルが他方のノズル列のノズル間に配置されるようにして、主走査方向についてP/2のノズルピッチを実現する。このようにすることで、本実施形態では、主走査方向について720dpiのノズルピッチを実現している。
第2ヘッド42〜第6ヘッド46の構成も第1ヘッド41と同様である。そして、第1ヘッド41のノズル#360のノズルと、第2ヘッド41のノズル#1のノズルとのノズルピッチがPとなるように、第1ヘッド41と第2ヘッド42は配置される。第2ヘッド42〜第6ヘッド46の各ヘッドの配置もこれと同様の配置にすることによって、第1ヘッド41の端部のノズルから第6ヘッド46の端部のノズルまでにおいて、主走査方向について720dpiのノズルピッチを実現する。
<ヘッドの構造について>
図6は、ノズル列の周辺の断面図である。ここでは、この図を参照しつつ、第1ヘッド41における個々のノズルからインクを噴射するための駆動ユニットの構造について説明する。
駆動ユニットは、複数のピエゾ素子421と、このピエゾ素子群421が固定される固定板423と、各ピエゾ素子421に給電するためのフレキシブルケーブル424と、から構成される。各ピエゾ素子421は、所謂片持ち梁の状態で固定板423に取り付けられている。固定板423は、ピエゾ素子421からの反力を受け止め得る剛性を備えた板状部材である。フレキシブルケーブル424は、可撓性を有するシート状の配線基板であり、固定板423とは反対側となる固定端部の側面でピエゾ素子421と電気的に接続されている。そして、このフレキシブルケーブル424の表面には、ピエゾ素子421の駆動等を制御するための制御用ICであるヘッド制御部(不図示)が実装されている。ヘッド制御部は、各ヘッドのノズル群毎にそれぞれ設けられる。
流路ユニット414は、流路形成基板415と、ノズルプレート416と、弾性板417とを有し、流路形成基板415がノズルプレート416と弾性板417に挟まれるようにそれぞれを積層して一体的に構成される。ノズルプレート416は、ノズルが形成されたステンレス鋼製の薄いプレートである。
流路形成基板415には、圧力室451及びインク供給口452となる空部が各ノズルに対応して複数形成される。リザーバ453は、インクカートリッジに貯留されたインクを各圧力室451に供給するための液体貯留室であり、インク供給口452を通じて対応する圧力室451の他端と連通している。そして、インクカートリッジからのインクは、インク供給管(不図示)を通って、リザーバ453内に導入される。弾性板417は、島部473を備えている。そして、この島部473にピエゾ素子421の自由端部の先端が接着される。
フレキシブルケーブル424を介してピエゾ素子421に駆動信号を供給すると、ピエゾ素子421は伸縮して圧力室451の容積を膨張・収縮させる。このような圧力室451の容積変化により、圧力室451内のインクには圧力変動が生じる。そして、このインク圧力の変動を利用することでノズルからインクを噴射させることができる。
本実施形態では、各ヘッドに対してインクは若干の圧力がかけられて供給されている。このようにすることで、本実施形態のようにヘッドユニット40が横置きにされても、確実にインクが供給され各ヘッドからインクを噴射することができるようになっている。
<駆動信号について>
図7は、駆動信号生成回路70によって生成される駆動信号COMの例を説明する図である。図に示されるように、駆動信号COMは、繰り返し周期TDPごとに繰り返し生成される。
繰り返し周期である期間TDPは、ノズルが1画素分移動する間の期間に対応する。例えば、印刷解像度が720dpiの場合、期間TDPは、ノズルが用紙Sに対して1/720インチ移動するための期間に相当する。そして、印刷データに含まれる画素データに基づいて、期間TDPに含まれる各区間の駆動パルスPS1〜PS4をピエゾ素子421に印加することによって、1つの画素内に大きさの異なるインク滴が噴射され、複数階調を表現可能としている。
駆動信号COMは、繰り返し周期における区間T1で生成される駆動パルスPS1と、区間T2で生成される駆動パルスPS2と、区間T3で生成される駆動パルスPS3と、区間T4で生成される駆動パルスPS4とを有する。
図には、駆動パルスPS1の振幅がVhmであることが示されている。また、図には、駆動パルスPS3の振幅がVhlであることが示されており、駆動パルスPS4の振幅がVhsであることが示されている。駆動パルスの振幅が大きいほどピエゾ素子421の変化量が大きいため大きなサイズのインク滴が噴射される。よって、インク滴はそれぞれの駆動パルスの振幅に応じた大きさのものが噴射される。図において、駆動パルスPS3の振幅Vhlが最も大きく、次に、駆動パルスPS4の振幅Vhmが大きい。そして、駆動パルスPS1の振幅Vhsがその次に大きいものとなっている。
このため、小ドットの形成時には駆動パルスPS4がピエゾ素子421へ印加される。また、中ドットの形成時には、駆動パルスPS1がピエゾ素子421へ印加され、大ドットの形成時には、駆動パルスPS3がピエゾ素子421へ印加される。駆動パルスPS2は、メニスカスを微振動させるための微振動パルスであり、ドット無しの場合にピエゾ素子421へ印加される。このようにすることで、駆動パルスPS4は小ドットのインク滴を噴射するための駆動パルスとなり、駆動パルスPS1は中ドットのインク滴を噴射するための駆動パルスとなり、駆動パルスPS3は大ドットのインク滴を噴射するための駆動パルスとなる。
駆動信号COMは、後述するラッチ信号LATの発生タイミングを基準として生成される。よって、このラッチ信号LATの発生タイミングを早めたり遅らせたりすることによっても、インクの噴射タイミングをずらすことができるようになっている。
<印刷方法について>
図8は、印刷時におけるヘッドユニット40の用紙Sに対する相対的な位置を説明するための図である。ドラム11に保持された用紙Sに対する印刷方法は、様々な方法があるが、ここでは画像形成方法の一例について説明する。
まず、用紙Sがドラム11にセットし印刷が開始させられると、ドラム11の回転を開始する。そして、ドラム11の回転が定速になると、ヘッドユニット40は図に示す位置Aに移動する。そして、位置Aにとどまりインク滴を噴射する。用紙Sがドラム11に保持され回転させられることによって、位置Aを含む副走査方向についての印刷が行われる。このとき、ドラム11は、数回転〜数百回転させられ、その間のインクの噴射により、位置Aを含む副走査方向についての印刷を完了させる。位置Aを含む副走査方向についての印刷が完了すると、ヘッドユニット40は位置Bへと移動させられる。そして、位置Aのときと同様にして、位置Bを含む副走査方向についての印刷を完了させる。このような動作を、位置Fまで行うことによって、用紙S全体に対する印刷を行う。
尚、ここでは、ヘッドユニット40が位置Aから位置Fまで順番に各位置に移動しながら印刷を行うこととしたが、位置Aから位置Fまで順番に移動させるのではなく、主走査方向について分散させるような移動を行って印刷を行うこととしてもよい。
このようなヘッドユニット40の移動に伴い、主走査方向について同じ位置になるように、紫外線照射ユニット90も照射ユニット移動機構80によって主走査方向に移動される。そして、紫外線照射ユニット90は、用紙Sに着弾したUVインクを硬化させるように、紫外線を照射する。このとき、紫外線の照射率は0%から100%まで任意に変更することができる。このようにすることで、用紙Sに形成する画像に応じた量の紫外線を用紙Sに照射することができるようになる。
このようにして、主走査方向についてドラム11の主走査方向にヘッドユニット40が移動しつつ印刷を行うこととすると、紫外線照射ユニット90もドラム11の主走査方向に移動しつつ紫外線を照射することとなる。また、形成する絵柄に応じて紫外線の照射率を変更できることとすると、ドラムの一部の領域について温度が高くなったりするなどの温度差を生じる。温度が高い場合にはドラム半径は膨張し、低い場合には収縮するので、温度差を生ずることとなるとドラム半径の大きさが場所によって異なることとなる。
図9は、ドラム11の温度ごとの外径について説明するための図である。図には温度が20℃のときにおけるドラムの外径11を基準半径として実線で示している。また、部分的に温度が10℃になったときにおいて、ドラムの外径が温度20℃のときよりも小さくなることが破線で示されている。また、部分的に温度が30℃になったときにおいて、ドラムの外径が温度20℃のときよりも大きくなることも破線で示されている。このように紫外線の照射率がドラムの場所によって異なることにより、ドラムの場所によって温度に差が生ずることとなる。
図10は、ドラム11の表面に対するヘッドユニット40における第1ヘッド41からの距離を説明するための図である。図には、ドラム11の半径が基準半径のときの第1ヘッド41とドラム表面との距離D0が示されている。これに対して、温度の上昇に伴いドラム半径が大きくなったときの第1ヘッド41とドラム表面との距離D1が示されている。また、温度の低下に伴いドラム半径が小さくなったときの第1ヘッド41とドラム表面との距離D2が示されている。このように、ドラムの半径が温度によって変化することにより、第1ヘッド41とドラム表面との距離が異なることとなる。そうすると、ヘッドから噴射されたインクの用紙における着弾位置が温度により異なることとなる。このとき、ドラム11の表面の各場所によってドラムの温度が異なることとなると、各場所によってインクの着弾位置が一定しないこととなり、所望の画像とは異なる変形した画像が印刷されることとなる。
図11は、ドラム11の外径が変化したときにおいて、画像の形成に与える影響を説明するための図である。図には、ドラム11に保持された用紙Sが展開されたときの様子が示されている。用紙Sにおいて、斜線が付された部分EX(以下、領域EX)は、ドラムの一部が膨張することによって、半径が基準半径よりも大きくなった部分の領域である。一方、斜線が付されていない部分は、ドラム11の半径が基準半径となっている。
ドラム11の半径が主走査方向にわたって基準半径である場合には、回転方向(副走査方向)においてドットの位置がずれることはない。これは、主走査方向について図10に示すようにヘッドとドラム表面間距離が常にD0となっているためである。よって、このような領域において、主走査方向に延びるラインL1を形成した場合には、副走査方向についてずれの生じない直線が形成されることとなる。
一方、領域EXのように、他の領域に比してドラム11の半径が異なっているような場合がある。このようなとき、ドラム11の半径が基準半径のときのヘッドとドラム11の表面との距離がD0(図10)であるのに対して、領域EXにおけるヘッドとドラム11の表面との距離はD1(図10)となっている。そうすると、領域EXでは、インクが基準半径の領域よりも早く着弾することとなるため、前述のラインL1と同様のラインを形成しようとした場合であっても、他の領域に比して、領域EXにおけるラインが副走査方向についてずれて形成されることとなる。
このように、ドラムの外周部の場所によって半径が異なることとなると、ドットがずれて形成されるため、形成される画像が所望の画像とは異なったものとなる。よって、本実施形態では、外径測定装置52によって測定されたドラムの外径の変動に応じて、以下の方法により、ヘッドユニット40からのインクの噴射のタイミングを変化させることとしている。
図12Aは、エンコーダパルスENCの周期について説明するための図である。図には、前述のロータリーエンコーダ51から得られたエンコーダパルスENCが示されている。また、図には、ロータリエンコーダ51の1パルスあたりのエンコーダ周期TENCが示されている。
図12Bは、エンコーダパルスENCに対する印刷タイミング信号PTSを説明するための図である。図には、印刷タイミング信号PTSのパルスが示されている。印刷タイミング信号PTSは、エンコーダ周期TENCを16分割することにより生成される。そして、印刷タイミング信号PTSの周期はTDPとされ、この周期は駆動信号の1周期分の長さとされる。このようにして、エンコーダパルスENCに基づいて、印刷タイミング信号PTSを生成するので、ドラム11の角速度にかかわらずドラム11の回転位置に応じて印刷タイミング信号PTSを生成することができる。
図12Cは、印刷タイミング信号PTSとラッチ信号LATとの関係を説明するための図である。本実施形態では、原則として、ラッチ信号LATが印刷タイミング信号PTSと一致するようにして出力される。
一方、ドラム11の半径が基準半径よりも大きくなったときには、ヘッドとドラム11の表面との距離が近くなるため、インクが早く着弾するようになってしまう。これを相殺するために、本実施形態では、ラッチ信号LATが印刷タイミング信号PTSの発生タイミングを基準として、遅らせて発生させることができるようになっている。このようにすることによって、ドラム11の半径が基準半径よりも大きくなったときは、その度合いに応じてインクの噴射タイミングを遅らせるようにして、インクの着弾タイミングを調整することができる。
また、ドラム11の半径が基準半径よりも小さくなったときには、ヘッドとドラム11の表面との距離が遠くなるため、インクが遅く着弾するようになってしまう。これを相殺するために、本実施形態では、ラッチ信号LATが印刷タイミング信号PTSの発生タイミングを基準として、早めて発生させることができるようになっている。このようにすることによって、ドラム11の半径が基準半径よりも小さくなったときは、その度合いに応じてインクの噴射タイミングを早めるようにして、インクの着弾タイミングを調整することができる。
尚、ラッチ信号のタイミングをずらすことができる範囲は、印刷タイミング信号PTSの1周期TDPの範囲内である。周期TDPは、駆動信号COMの1周期であるため、ずらすことができる範囲は1画素の範囲内であり、副走査方向について画素をずらす際の微調整に使用することができる。
図13は、画素データが示すドットの配置を説明するための図(その1)である。図には、格子状の各区画が示され、これらの1つ1つが画素を示す。また、図には、各画素の位置が2次元の座標として示されている。さらに、図には各画素に対する主走査方向が示され、これと交差する方向にドラムの回転方向(副走査方向)が示されている。
ところで、画素データは、用紙のどの画素にドットを形成するか否かを示すデータである。図13は、画素データが示すドットの配置を視覚的に表現したものである。ここでは、ドラム11の温度が20℃であるとし、ドラム11の半径は基準半径となっているものとする。そして、このとき画素データによると、座標(i+1,j+1)、(i+2,j+1)、(i+1,j+2)、(i+2,j+2)にドットが形成されることとなっている。
一方、ドラムの温度が20℃よりも低い場合(例えば10℃など)には、ドラム11の半径は基準半径よりも小さくなる。そうすると、ヘッドからドラム11の表面までの距離が長くなるため、ヘッドからインクが噴射されてから着弾するまでに、より時間を要することとなる。そのため、インクの着弾を早めることとして、ドラムが基準半径であるときにおいて着弾するべきであった位置にインクが着弾するようにする必要がある。そのようにするために、画素データにおいて、ドットの配置をずらすように画素データを作り替える。
図14は、各画素に対するドットの形成を説明するための図(その2)である。ここでは、ドラム11の温度が20℃よりも低いものとし、ドラム11の半径は基準半径よりも小さくなっているものとする。よって、前述の通り、より早くインクを噴射するために、画素データを作り替える。このときの画素データの作り替え方法は、各ドットの位置を回転方向についてより先行する位置に移動させる。例えば、図13において座標(i+1,j+1)のドット(「1」と表示)をより、回転方向において先行した座標(i+1,j)となるように画素データを変更する。
このようにすることで、ドラム11の半径が基準半径よりも小さくなり、ヘッドからドラム11の表面までの距離が長くなった場合であっても、インクを噴射するタイミングが早くなるので、ドラム11の半径が基準半径のときにおいて着弾するべきであった位置にインクを着弾させることができる。
一方、ドラムの温度が20℃よりも高い場合(例えば30℃など)には、ドラム11の半径は基準半径よりも大きくなる。そうすると、ヘッドからドラム11の表面までの距離が短くなるため、ヘッドからインクが噴射されてから着弾するまでの時間がより短くなる。そのため、インクの着弾を遅らせることとして、ドラム11が基準半径であるときにおいて着弾するべきであった位置にインクが着弾する必要がある。
図15は、各画素に対するドットの形成を説明するための図(その3)である。ここでは、ドラム11の温度が20℃よりも高いものとし、ドラム11の半径は基準半径よりも大きくなっているものとする。よって、前述の通り、より遅くインクを噴射するために、画素データを作り替える。このときの画素データの作り替え方法は、各ドットの位置を回転方向について、より後ろの位置に移動させる。例えば、図13において座標(i+1,j+1)のドットを、より回転方向において後ろの座標(i+1,j+2)となるように画素データを変更する。
このようにすることで、ドラム11の半径が基準半径よりも大きくなり、ヘッドからドラム11の表面までの距離が短くなった場合であっても、インクを噴射するタイミングが遅くなるので、ドラム11の半径が基準半径のときにおいて着弾するべきであった位置にインクを着弾させることができる。
尚、ここでは説明の容易のために、ドットの位置を1画素分だけ回転方向に移動させることとしたが、ドラム11の膨張具合により、より多くの画素分だけ移動するように画素データを変更することとしてもよい。
上述のように、画素データを変更すること、及び、ラッチ信号LATのタイミングをずらすようにすることで、ドットの位置を副走査方向に移動して、ドラムの外径の変動により生ずることとなったドットの着弾位置を調整することができる。
前述の実施形態では、外径測定装置52はキャリッジ31に取り付けられていたが、2つの外径測定部52’をドラム11の軸方向における両端部に取り付けることとしてもよい(図1)。そして、これらは両端部におけるドラム11の外径をそれぞれ取得する。そして、2つの外径測定装置52’の間における主走査方向についての外径については、両者の測定値から補間するようにして求めることとしてもよい。
ヘッドユニット40と紫外線照射ユニット90を主走査方向に移動させることとしたが、これらのヘッドユニット40と紫外線照射ユニット90を複数設けることとしてもよい。その場合、これらを主走査方向に並べるように配置することができる。このようにした場合であっても、紫外線照射率が各領域において異なる場合には、上述と同様にドラムの外径が各領域において異なることとなるのであるが、測定したドラム11の外径に基づいてインクの噴射タイミングを変化させることができるので適正な画像を形成することができるようになる。
また、ヘッドユニット40と紫外線照射ユニット90が同時に主走査方向に移動しつつ印刷が行われることとして説明を行ったが、ヘッドユニット40と紫外線照射ユニット90が同時に移動することには限られない。紫外線照射はインクの噴射された場所に追従するようにして主走査方向に移動することができる。そのため、ヘッドユニット40の移動に若干遅れるようにして紫外線照射ユニット90が主走査方向に移動することとしてもよい。
===その他の実施の形態===
前記実施形態では、流体噴射装置をインクジェット式のプリンタに具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の液体(液体以外にも、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体を含む)や液体以外の流体(流体として流して噴射できる固体など)を噴射したり吐出したりする流体噴射装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出する液状体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ジェルを噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体を例とする固体を噴射する粉体噴射式記録装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
また、本実施形態において、インクはUVインクに限られない。このとき、紫外線照射ユニット90は、インクの乾燥を促進するためのヒータなどであってもよい。また、このときのインクは、水性インクも油性インクも含むものとする。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
プリンタ1の構成の概略図である。 プリンタ1の全体構成のブロック図である。 ロータリーエンコーダ51を説明するための図である。 レーザフォーカス方式の外径測定装置52を説明するための図である。 図5Aは、ヘッドユニット40について説明するための図であり、図5Bは、第1ヘッド41のノズル配列について説明するための図である。 ノズル列の周辺の断面図である。 駆動信号生成回路70によって生成される駆動信号COMの例を説明する図である。 印刷時におけるヘッドユニット40の用紙Sに対する相対的な位置を説明するための図である。 ドラム11の温度ごとの外径について説明するための図である。 ドラム11の表面に対するヘッドユニット40における第1ヘッド41からの距離を説明するための図である。 ドラム11の外径が変化したときにおいて、画像の形成に与える影響を説明するための図である。 図12Aは、エンコーダパルスENCに対する印刷タイミング信号PTSを説明するための図であり、図12Bは、エンコーダパルスENCに対する印刷タイミング信号PTSを説明するための図であり、図12Cは、印刷タイミング信号PTSとラッチ信号LATとの関係を説明するための図である。 画素データが示すドットの配置を説明するための図(その1)である。 画素データが示すドットの配置を説明するための図(その2)である。 画素データが示すドットの配置を説明するための図(その3)である。
符号の説明
1 プリンタ、
10 ドラム回転機構、11 ドラム、12 回転軸、
30 ヘッド移動機構、31 キャリッジ、32 ベルト、33 ガイド、
40 ヘッドユニット、41 第1ヘッド、42 第2ヘッド、43 第3ヘッド、
44 第4ヘッド、45 第5ヘッド、46 第6ヘッド、50 検出器群、
51 ロータリーエンコーダ、511 回転円板、512 検出部、
52 外径測定装置、521 半導体レーザ、522 ハーフミラー、
523 ピンホール、524 コリメートレンズ、525 対物レンズ、
526 音叉、527 音叉位置検出センサ、528 受光素子、
60 コントローラ、61 CPU、62 メモリ、63 インタフェース、
70 駆動信号生成回路、80 照射ユニット移動機構、81 キャリッジ、
82 ベルト、83 ガイド、90 紫外線照射ユニット、
110 コンピュータ

Claims (8)

  1. 媒体を外周部に保持し回転するドラムと、
    前記外周部に保持された前記媒体に対して流体を噴射するためのヘッドと、
    前記ヘッドにより噴射された前記媒体上の流体を定着させる定着部と、
    前記ドラムの外径を測定するための測定部と、
    前記測定部により測定された前記ドラムの外径の変動に応じて、前記ヘッドからの前記流体の噴射のタイミングを変化させるコントローラと、
    を備える流体噴射装置。
  2. 前記定着部は光照射装置である、請求項1に記載の流体噴射装置。
  3. 前記定着部は紫外線照射装置である、請求項1又は2に記載の流体噴射装置。
  4. 前記紫外線照射装置は、紫外線の照射率を前記媒体の領域毎に異ならせる、請求項3に記載の流体噴射装置。
  5. 前記照射部と前記ヘッドは同時に前記ドラムの回転軸の方向に移動する、請求項1〜4のいずれかに記載の流体噴射装置。
  6. 前記測定部は前記ヘッドと同時に移動する、請求項1〜5のいずれかに記載の流体噴射装置。
  7. 前記測定部は、前記回転軸の方向について前記ドラムの端部に設けられる、請求項1〜5のいずれかに記載の流体噴射装置。
  8. 媒体をドラムの外周部に保持させ回転させるステップと、
    前記ドラムの外周部に保持された前記媒体に対して流体を噴射するステップと、
    噴射された前記媒体上の流体を定着させるステップと、
    前記ドラムの外径を測定するステップと、
    測定された前記ドラムの外径の変動に応じて、前記流体の噴射のタイミングを変化させるステップと、
    を含む流体噴射方法。
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