JP2010005347A - 4輪型車椅子用サスペンション機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪を確実に路面に接地できる4輪型車椅子用サスペンション機構を提供する。
【解決手段】ボディが、メインフレーム41と、メインフレーム41の左右の脇で前後方向へ延出するサブフレーム42L,42Rと、を備え、前輪をサブフレーム42L,42Rの前部で回転可能に支持し、後輪をサブフレーム42L,42Rの後部で回転可能に支持し、サブフレーム42L,42Rの前部とメインフレーム41との間と、サブフレーム42L,42Rの後部とメインフレーム41との間とに、それぞれサスペンション50L,50Rを設け、サスペンション50L,50Rが、基端部をメインフレーム41に回転可能に取り付けると共に、先端部をサブフレーム42L,42Rに回転可能に取り付けたロッド51,52を備え、サブフレーム42L,42Rをメインフレーム41に対して揺動可能に取り付けて構成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、車輪外周に沿って並んで配置した複数個の回転体を備え、各回転体がそれぞれ車輪回転軸と直交する軸まわりに回転可能に支持されている車輪を、非旋回式に配設した4輪型車椅子に係り、特にサスペンションの構造に関する。
従来の電動車椅子は、左右の前輪と、左右の後輪と、前輪及び後輪を回転可能に支持するボディと、を備えている。一般的な車椅子では、前輪がボディに対して旋回式に取り付けられるが、この種の電動車椅子の車輪として、例えば図8に示す車輪100はボディに非旋回式に取り付けられる。この車輪(以下、全方向車輪と言う場合がある)100は、車輪外周に沿って並んで配置した複数個の回転体110を備え、各回転体110はそれぞれ車輪100の回転軸Xと直交する軸Yまわりに回転可能に支持されている。
このような車輪100を有する従来の電動車椅子のボディ140は以下のように構成されている。図中のFrは車椅子前方を、Upは車椅子上方を、LHは車椅子幅方向であって左方を示す。
図9〜図11は従来の電動車椅子のボディ140及びそれに取り付けた車輪100を示す模式図である。これらの図に示すように、ボディ140は、メインフレーム141と、このメインフレーム141に対して揺動可能に取り付けた左右のサブフレーム142L,142Rと、から成る。
メインフレーム141は、左右に間隔を置いて前後に延出した一対の第1メンバー141A,141Bと、これらの第1メンバー141A,141B間に架設した第2メンバー141Cと、第2メンバー141Cの下面から下方へ左右に間隔をおいて突出した一対の第3メンバー141D,141Eと、これらの第3メンバー141D,141Eの下端部を連結し幅方向へ延出した第4メンバー141Fと、から成る。
この第4メンバー141Fには、軸受けブラケット143が固定されている。この軸受けブラケット143は、筒状部143Aと、この筒状部143Aの表面から突出し上記第4メンバー141Fに固定される取付片143B,143Cと、を備えている。この筒状部143Aには、回転軸144が回転可能に支持される。
サブフレーム142L,142Rは、ボディ左右の各側で一つずつ設けられる部材であり、前後方向へ延出するようにそれぞれ配設されている。サブフレーム前部に前輪が回転可能に支持され、サブフレーム後部に後輪が回転可能に支持されている。
このサブフレームの長手方向における中間部に、前述の筒状部から突出した回転軸144の先端部が回転可能に取り付けられる。
さらに、図9及び図10に示すように、サブフレーム142L,142Rとメインフレーム141との間にスプリング150が取り付けられている。具体的には、車椅子前部における左右各側で、スプリング150は、その上端が第1メンバー141A,141Bの前部に、下端がサブフレーム142L,142Rの前部に連結されて、ボディ140に設けられている。さらに車椅子後部では、スプリング150は、その上端が第1メンバー141A,141Bの後部に、下端がサブフレーム142L,142Rの後部に連結されて、ボディ140に設けられている。
このように構成されたボディ140に対して、例えば図11に示すように、サブフレーム142L,142Rの後部内面に、左右の後輪をそれぞれ駆動するモータ160が装備され、これらのモータ160のバッテリー等の電源装置(図示省略)がメインフレーム141に支持されている。電源装置は、例えば図11に示す第1メンバー141A,141B間の空間S(図11参照)に配設される。
図8に示すタイプの全方向車輪が特許文献1に開示されている。
特開2004−344289号公報
しかし、図9〜図11に示すボディ140では、サブフレーム142L,142Rが単にメインフレーム141に対して揺動可能に支持されているだけであるため、図12(A)及び(B)に示すように、左側の前輪W1が段差Bに乗り上げた場合、メインフレーム141も持ち上がってしまう。これにより、段差Bに乗り上げた車輪と対角にある車輪とを結ぶ仮想線を軸として、他の車輪W2が浮き上がる虞があり、乗り心地が悪くなってしまう。四輪タイプの車椅子は、常に全車輪が接地していることが走行安定性を確保する上で望ましい。
さらに、図13に示すように、ボディ140は中央にボディ構成部材、即ち軸受けブラケット143等が配設されているため、バッテリー等の部材V3,V4の容量や位置に制限がある。
本発明は、以上の点に鑑みて創作されたもので、車輪が確実に路面に接地を行える、4輪型車椅子用サスペンション機構を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、左右の前輪及び左右の後輪でなる車輪と前輪及び後輪を回転可能に支持するボディとを備え、車輪が車輪外周に沿って並んで配置された複数個の回転体を備え、各回転体がそれぞれ車輪の回転軸と直交する軸まわりに回転可能に支持されている4輪型車椅子において、ボディが、メインフレームと、このメインフレームの左右の脇で前後方向へ延出するようにそれぞれ配設したサブフレームと、を備え、前輪がサブフレームの前部で回転可能に支持され、後輪がサブフレームの後部で回転可能に支持され、サブフレームの前部とメインフレームとの間と、サブフレームの後部とメインフレームとの間とに、それぞれサスペンションが設けられており、サスペンションが、基端部をメインフレームに回転可能に取り付けると共に、先端部をサブフレームに回転可能に取り付けたロッドを備え、サブフレームがメインフレームに対して揺動可能に取り付けられていることを特徴としている。
本発明の4輪型車椅子用サスペンション機構において、好ましくは、サスペンションはロッドを2本備えている。サスペンションは、サブフレームとメインフレームとの間にスプリングを備えていることが望ましい。本発明の4輪型車椅子用サスペンション機構において、テンションロッドがサブフレームとメインフレームとに架設されて、サブフレームがメインフレームに対して前後方向へ移動することを規制している。
本発明によれば、前後の車輪が独立懸架のように、しなやかに四輪を確実に接地させることができるため、良好な操縦性を得ることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。なお、図中のFrは車椅子前方を、Upは車椅子上方を、LHは車椅子幅方向であって左方を示す。
図1は本発明の実施形態に係る電動車椅子1の概略側面図である。
この電動車椅子1は、図2〜図4に示すように、左右の前輪(以下、単に車輪と言う場合がある)20L,20Rと左右の後輪(以下、単に車輪と言う場合がある)30L,30Rとで成る車輪と、前輪20L,20R及び後輪30L,30Rを回転可能に支持するボディ40と、を備えている。
この電動車椅子1では、車輪20L,20R,30L,30Rの内、前輪又は後輪のどちらか一方が、ボディ40に対して非旋回式、即ち回転軸がその軸芯の向きを変えないよう、図8に示すような全方向車輪として構成されて、軸芯方向が電動車椅子1の幅方向に沿うように固定されており、他方の車輪はゴムタイヤとして構成されている。
この種の車輪20L,20R,30L,30Rを支持するボディ40は、本実施形態では以下のように構成される。
ボディ40は、メインフレーム41と、このメインフレーム41の左右の脇で前後方向へ延出するようにそれぞれ配設したサブフレーム42L、42Rと、を備えている。
メインフレーム41は、前後に間隔を開けて配置され幅方向へ水平に延びたフロントバー41A及びリアバー41Bと、これらのフロントバー41Aとリアバー41Bとを連結する前後方向へ延出していて幅方向へ間隔を置いて配置された一対のサイドバー41C,41Dと、各サイドバー41C,41Dの長さ方向における前部、中間部、後部から下方へ突出した第1垂直バー41E,41F、第2垂直バー41G,41H及び第3垂直バー41J,41Kと、を備えている。
なお、これらのフロントバー41A、リアバー41B、サイドバー41C,41D、第1垂直バー41E,41F、第2垂直バー41G,41H及び第3垂直バー41J,41Kは、それぞれ角柱の部材であり、例えば鋼材で構成されてスポット溶接等によって一体に組み立てられている。
サブフレーム42L、42Rは、ボディ左右の各側で一つずつ設けられる部材であり、前後方向へ延出するようにそれぞれ配設されている。サブフレーム前部に前輪20L,20Rの回転軸21L,21Rが回転可能に支持され、サブフレーム後部に後輪30L,30Rの回転軸31L,31Rが回転可能に支持されている。
本実施形態に係るボディ40では、その左右各側で、図2に示すように、サブフレーム42L、42Rにおける前輪取付位置周辺である前部とメインフレーム41との間にサスペンション50L,50R,が設けられ、サブフレーム42L、42Rにおける後輪取付位置周辺である後部とメインフレーム41との間にサスペンション60L,60Rが設けられていることを特徴としている。
サブフレーム42L,42Rの前部に対応して設けられたサスペンション50L,50Rは、2本のロッド51,52を有し、これらのロッド51,52は、基端部をメインフレーム41の第1垂直バー41E,41Fに回転可能に取り付けられ、先端部をサブフレーム42L,42Rに回転可能に取り付けられている。なお、サスペンション50L,50Rの2本のロッド51,52は、上下方向に間隔をおいて並設されており、常に互いに平行姿勢をとる。図示例では、第1垂直バー41E,41Fにおける取付間隔Dが、サブフレーム42L,42Rの上下方向の寸法、即ち高さH(図2参照)より大きいため、各ロッド51,52の先端部は、サブフレーム42L,42Rに固定したブラケット43L,43Rに回転可能に取り付けられている。
サスペンション60L,60Rも、サスペンション50L,50Rと同様に2本のロッド61,62を有し、これらのロッド61,62は、基端部をメインフレーム41の第3垂直バー41J,41Kに回転可能に取り付けられ、先端部をサブフレーム42L,42Rに固定したブラケット44L,44Rに回転可能に取り付けられている。このサスペンション60L,60Rの2本のロッド61,62も上下方向に間隔をおいて並設されており、常に互いに平行姿勢をとる。
さらに、本実施形態に係るサスペンション50L,50R,60L,60Rは、サブフレーム42L,42Rとメインフレーム41との間にスプリング70を備えている。具体的には、左右各側で、車椅子前部のスプリング70は、その上端をフロントバー41Aの幅方向外側の端部に、下端をサブフレーム42L,42Rの前部に連結して設けられている。さらに車椅子後部では、スプリング70は、その上端をリアバー41Bの幅方向外側の端部に、下端をサブフレーム42L,42Rの後部に連結してボディ40に設けられている。
なお、スプリング70は、ボディ40に取り付けられた状態で、メインフレーム41に対してサブフレーム42L,42Rを支持する、各車輪20L,20R,30L,30Rに対応して設けられた2本のロッド51,52,61,62が、図3に示すように、水平な姿勢をとるように、そのバネ定数が選定されている。図3に示すように各ロッド51,52,61,62が水平にある位置を、「定位置」とする。
したがって、水平な面を電動車椅子1が走行する際に各ロッド51,52,61,62は定位置にあるが、電動車椅子1が凹凸面を走行するとサブフレーム42L,42Rのメインフレーム41に対する相対的な位置が変わり、上下方向へ移動する。その際、サブフレーム42L,42Rはスプリング70の弾性力に抗してメインフレーム41に対して相対的に動くため、サブフレーム42L,42Rの動きがそのままメインフレーム41へ伝達することを緩和し、例えばサブフレーム42L,42Rからメインフレーム41への振動の伝達が抑制される。
さらに、電動車椅子1のボディ40には、テンションロッド80L,80Rがサブフレーム42L,42Rとメインフレーム41とに架設されている。具体的には、図4に示すように、サブフレーム42L,42Rの後部のブラケット44L,44Rと第2垂直バー41G,41Hとに架設するように、テンションロッド80L,80Rが設けられている。このテンションロッド80L,80Rによって、サブフレーム42L,42Rがメインフレーム41に対して前後方向へ移動することを規制している。即ち車輪20L,20R,30L,30Rは予め設定したボディ40に対する相対的な位置に保持される。
このように構成されたボディ40に対して、例えば図4に示すように、サブフレーム42L,42Rの後部内面に、左右の後輪30L,30Rをそれぞれ駆動するモータ90L,90Rが装備され、これらのモータのバッテリー等の電源装置(図示省略)がメインフレーム41に取り付けられる。
また、ボディ40には、図1に示すように、シート91や、フットレスト92、側面カバー93、持ち上げ用パイプ部材94、手押し用パイプ部材95、アームレスト96、操作手段97などが取り付けられる。なお、持ち上げ用パイプ部材94とは、介助者が電動車椅子1を持ち上げる際に把持するものであり、電動車椅子1の前方を除いてシート周りを囲むようにボディ40に設けられている。
このように構成された電動車椅子1によれば、各車輪20L,20R,30L,30Rに対応して設けたサスペンション50L,50R,60L,60Rによって車輪20L,20R,30L,30Rはボディ40に支持されているため、例えば図5に示すように左側の前輪20Lが段差Aに乗り上げても、他の車輪20R,30L,30Rが当該前輪20Lの段差Aへの乗り上げに影響を受けずに、確実に4つの車輪20L,20R,30L,30Rを接地することができて、ボディ40は安定な姿勢を維持することができる。
また、電動車椅子1によれば、車輪20L,20R(30L,30R)に近接して設けた2本のロッド51,52(61,62)でサブフレーム42L,42Rをメインフレーム41に対して連結し、各車輪20L,20R(30L,30R)に対応して設けた2本のロッド51,52(61,62)は常に平行であるため、図9〜図11に示す従来の電動車椅子のボディ140のように車輪100がハの字に開くことが規制され、左右の車輪20L,20R(30L,30R)は常に図6に示すように、上下方向に真っ直ぐに起立した姿勢を維持する。
また、電動車椅子1では、図9〜図11に示す従来の電動車椅子のボディ140と異なり、図7に示すように、ボディ40の中央に自由な空間を確保できるため、バッテリー等の部材V1,V2の配置個所の選択の自由度が向上する。
以上詳述したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
例えば、電動車椅子のモータは、ホイールインモータであってもよい。また、各車輪がモータによって駆動されるように構成されてもよく、前輪だけ駆動するタイプであってもよい。また、図示を省略するが、モータで駆動される後輪の回転軸にプーリーを同軸に設け、前輪の回転軸にもプーリーを前輪回転軸と同軸に設け、それらの前後のプーリーにベルトを装着して、後輪の駆動力を前輪に伝達させるように構成してもよい。
また、本発明は、電動車椅子に限らず、手押し式の車椅子に適用できることは勿論である。
また、メインフレームやサブフレームの構成や寸法等は図示例に限るものではない。
各車輪を支持するロッドの数は、実施形態の二本に限るものではなく、一本でも三本であってもよい。
本発明の実施形態に係る電動車椅子を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る電動車椅子の要部の側面図である。 本発明の実施形態に係る電動車椅子の要部の正面図である。 本発明の実施形態に係る電動車椅子の要部の平面図である。 (A)は図1の電動車椅子の概略正面図であり、(B)は概略側面図である。 図1の電動車椅子の概略正面図である。 図1の電動車椅子の概略平面図である。 従来の車輪の斜視図である。 従来の電動車椅子の概略側面図である。 図9の電動車椅子の概略正面図である。 図9の電動車椅子の底面図である。 (A)は図9の電動車椅子の概略正面図であり、(B)は概略側面図である。 図9の電動車椅子の底面図である。
符号の説明
1 電動車椅子
20L,20R,30L,30R 車輪
21L,21R,31L,31R 回転軸
40 ボディ
41 メインフレーム
41A フロントバー
41B リアバー
41C サイドバー
41E 第1垂直バー
41G 第2垂直バー
41J 第3垂直バー
42L,42R サブフレーム
43L,44L ブラケット
50L,50R,60L,60R サスペンション
51,52,61,62 ロッド
70 スプリング
80L,80R テンションロッド
90L,90R モータ
91 シート
92 フットレスト
93 側面カバー
94 持ち上げ用パイプ部材
95 手押し用パイプ部材
96 アームレスト
97 操作手段
100 車輪
110 回転体

Claims (4)

  1. 左右の前輪と、左右の後輪と、上記前輪及び上記後輪を回転可能に支持するボディと、を備え、
    車輪が車輪外周に沿って並んで配置された複数個の回転体を有し、各回転体がそれぞれ車輪の回転軸と直交する軸まわりに回転可能に支持されている、4輪型車椅子において、
    上記ボディが、メインフレームと、このメインフレームの左右の脇で前後方向へ延出するようにそれぞれ配設したサブフレームと、を備え、
    上記前輪が上記サブフレームの前部で回転可能に支持され、上記後輪が上記サブフレームの後部で回転可能に支持され、
    上記サブフレームの前部と上記メインフレームとの間と、上記サブフレームの後部と上記メインフレームとの間とに、それぞれサスペンションが設けられており、
    上記サスペンションが、基端部を上記メインフレームに回転可能に取り付けると共に、先端部を上記サブフレームに回転可能に取り付けたロッドを、備え、
    上記サブフレームが上記メインフレームに対して揺動可能に取り付けられていることを特徴とする、4輪型車椅子用サスペンション機構。
  2. 前記サスペンションは、前記ロッドを2本備えていることを特徴とする、請求項1に記載の4輪型車椅子用サスペンション機構。
  3. 前記サスペンションは、前記サブフレームと前記メインフレームとの間にスプリングを備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の4輪型車椅子用サスペンション機構。
  4. テンションロッドが前記サブフレームと前記メインフレームとに架設されて、
    前記サブフレームが前記メインフレームに対して前後方向へ移動することを規制している、請求項1〜3の何れかに記載の4輪型車椅子用サスペンション機構。
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