JP2010003972A - 電源モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で外部装置への取り付けが容易な電源モジュールを提供する。
【解決手段】ヒートシンク13と、ヒートシンク13の両面側にそれぞれ配置された電源回路1,2と、電源回路1,2と外部装置とを接続するための入出力コネクタ14とを備え、入出力コネクタ14は、取付金具15によりヒートシンク13に固定され、配線16,17により、電源回路1,2が実装されたプリント基板5,7に接続される。
【選択図】図1
【解決手段】ヒートシンク13と、ヒートシンク13の両面側にそれぞれ配置された電源回路1,2と、電源回路1,2と外部装置とを接続するための入出力コネクタ14とを備え、入出力コネクタ14は、取付金具15によりヒートシンク13に固定され、配線16,17により、電源回路1,2が実装されたプリント基板5,7に接続される。
【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチング電源等の電源モジュールに関する。
従来、スイッチング電源等の電源回路を有する電源モジュールにおいて、電源回路を構成する電子部品のうち発熱する電子部品を冷却するために、ヒートシンクが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
1つの電源モジュールに2つの電源回路を設ける場合、ヒートシンクの両面に電源回路を実装することにより小型化を図っている。図2は、従来の2つの電源回路を備えた電源モジュールの構成の一例を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)におけるA−A断面図である。
図2に示す電源モジュールは、入力される電力の電力変換を行うスイッチング電源の電源回路1,2と、アルミニウム等の熱伝導率が高く放熱効果の良好な金属からなる板状のヒートシンク3とを備える。
電源回路1は、電源回路1の動作を制御する制御回路11と、電力変換を行う素子等の発熱する電子部品からなる発熱回路12とを備える。
制御回路11は、ヒートシンク3の表面3a側にスペーサ4を介して配置されたプリント基板5の表面5a上に実装されている。
発熱回路12は、プリント基板5にリードフレーム(図示せず)により接続されるとともに、ヒートシンク3の表面3a上に配置され、ヒートシンク3により冷却されるようになっている。
プリント基板5の表面5a上には、電源回路1と外部装置とを接続するための入出力コネクタ6が半田付けされている。
電源回路2は、ヒートシンク3の裏面3b側に配置され、電源回路1と同様の構成であり、ヒートシンク3の裏面3b側にスペーサ4を介して配置されたプリント基板7の表面7a上に実装された制御回路21と、ヒートシンク3の裏面3b上に配置された発熱回路22とを備える。プリント基板7の表面7a上には、入出力コネクタ8が半田付けされている。
このような電源モジュールは、入出力コネクタ6,8を外部装置のマザーボードに設けられたコネクタに差し込むことにより、外部装置に取り付けられる。そして、外部装置から入出力コネクタ6,8を介して入力される電力を電源回路1,2により所望の電力に変換して、外部装置に出力する。
特開2005−142292号公報
上述のように、2つの電源回路1,2を備える電源モジュールにおいては、それぞれに対応する2つの入出力コネクタ6,8が設けられていた。電源モジュールには小型化の要求があるが、制御回路11,21および発熱回路12,22を構成する部品が小型化されても、それらの部品に比べて入出力コネクタ6,8が大きいため、電源モジュール全体の小型化が困難であった。
また、2つの入出力コネクタ6,8の位置出しが困難であり、外部装置側のコネクタとの間に位置ずれが生じて、電源モジュールの外部装置への取り付けができなくなることがあった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、小型で外部装置への取り付けが容易な電源モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電源モジュールは、外部装置から入力される電力の電力変換を行う第1および第2の電源回路と、前記第1および第2の電源回路で発生する熱を吸収して放熱する板状のヒートシンクと、前記第1および第2の電源回路と前記外部装置とを接続する入出力コネクタとを備え、前記第1の電源回路は、前記ヒートシンクの一方面側に配置された第1のプリント基板の前記ヒートシンクに対向する面の反対側の面である表面上に実装され、前記第1の電源回路の動作を制御する前記第1の制御回路と、前記第1のプリント基板に接続されるとともに前記ヒートシンクの前記一方面上に熱的に接合された、発熱する電子部品を含む第1の発熱回路とを有し、前記第2の電源回路は、前記ヒートシンクの他方面側に配置された第2のプリント基板の前記ヒートシンクに対向する面の反対側の面である表面上に実装され、前記第2の電源回路の動作を制御する前記第2の制御回路と、前記第2のプリント基板に接続されるとともに前記ヒートシンクの前記他方面上に熱的に接合された、発熱する電子部品を含む第2の発熱回路とを有し、前記入出力コネクタは、前記ヒートシンクに取付金具を介して固定され、前記第1のプリント基板に第1の配線により接続されるとともに前記第2のプリント基板に第2の配線により接続されていることを特徴とする。
また、本発明の電源モジュールに係る前記第1の配線または前記第2の配線が、前記ヒートシンクに設けられた配線用穴を介して前記ヒートシンクの両面間を貫通していることを特徴とする。
また、本発明の電源モジュールに係る前記入出力コネクタは、前記ヒートシンクの前記一方面および前記他方面に直交する方向において、前記第1の制御回路の前記第1のプリント基板の表面からの最高点と前記第2の制御回路の前記第2のプリント基板の表面からの最高点との間に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、小型で外部装置への取り付けが容易な電源モジュールを提供することができる。
以下、本発明の電源モジュールを実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源モジュールの構成を示す図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)におけるA−A断面図である。なお、図1において、図2に示した従来の電源モジュールと同様の構成要素には同一の符号を付している。
図1に示すように本実施の形態に係る電源モジュールは、入力される電力の電力変換を行うスイッチング電源の電源回路1,2と、アルミニウム等の熱伝導率が高く放熱効果の良好な金属からなる板状のヒートシンク13と、電源回路1,2と外部装置とを接続するための入出力コネクタ14とを備える。
電源回路1は、電源回路1の動作を制御する制御回路11と、電力変換を行う素子等の発熱する電子部品からなる発熱回路12とを備える。
制御回路11は、コンデンサや抵抗等の部品から構成される比較的発熱量の小さい回路であり、ヒートシンク13の表面13a側にスペーサ4を介して配置されたプリント基板5の表面5a上に実装されている。
発熱回路12は、直流電力を別の直流電力に変換するDC−DCコンバータ等を含み、プリント基板5にリードフレーム(図示せず)により接続されるとともに、ヒートシンク13の表面13a上に熱的に接合されて配置されている。
電源回路2は、ヒートシンク13の裏面13b側に配置され、電源回路1と同様の構成であり、ヒートシンク13の裏面13b側にスペーサ4を介して配置されたプリント基板7の表面7a上に実装された制御回路21と、ヒートシンク13の裏面13b上に配置された発熱回路22とを備える。
ヒートシンク13は、発熱回路12,22で発生する熱を吸収して放熱する。ヒートシンク13には、図示上側の一辺に沿って断面略L字形状の取付金具15が固定され、この取付金具15に入出力コネクタ14が固定されている。
入出力コネクタ14および取付金具15は、ヒートシンク13の表面13aおよび裏面13bに直交する方向(図1(b)の図示左右方向)において、制御回路11の表面11aと制御回路21の表面21aとの間から外側に突出せず、表面11a,21a間に入るように配置されている。
ここで、制御回路11の表面11aは、制御回路11を構成する部品のうちプリント基板5の表面5aからの高さが最も高い部品における最高点を含み、プリント基板5の表面5aおよびヒートシンク13の表面13aに略平行な平面とする。制御回路21の表面21aについても同様である。
入出力コネクタ14は、配線16,17によりプリント基板5,7にそれぞれ接続されており、この入出力コネクタ14を介して電源回路1,2と外部装置との間で電力等の入出力が行われる。
ヒートシンク13には、配線用穴131が設けられており、この配線用穴131により、入出力コネクタ14からヒートシンク13の両面側への配線が可能となっている。図示例では、配線17が配線用穴131を介してヒートシンク13の表面13a側から裏面13b側へ貫通し、入出力コネクタ14とプリント基板7とを接続している。
なお、取付金具15のヒートシンク13との接合部分には、配線用穴131を避けるように切り欠き部151が設けられている。
上記のように構成された電源モジュールは、入出力コネクタ14を外部装置のマザーボードに設けられたコネクタに差し込むことにより、外部装置に取り付けられる。そして、外部装置から入出力コネクタ14を介して入力される電力を電源回路1,2により所望の電力に変換して、外部装置に出力する。電源回路1,2の動作中に発熱回路12,22発生する熱は、ヒートシンク13により吸収されて放熱される。
上記説明のように本実施の形態では、入出力コネクタ14をヒートシンク13に固定し、配線用穴131を設けてヒートシンク13の両面側への配線を可能とすることで、1つの入出力コネクタ14により電源回路1,2と外部装置とを接続する。そして、入出力コネクタ14を、制御回路11の表面11aと制御回路21の表面21aとの間から外側に突出しないように配置することで、電源モジュールの厚さが表面11a,21a間の間隔tとなるので、図2に示す従来例のように2つの電源回路1,2のそれぞれに対応する2つの入出力コネクタ6,8をプリント基板5,7に取り付ける場合に比べて、電源モジュールの厚さを小さく抑え、小型化することができる。
また、入出力コネクタ14がヒートシンク13と一体化されているので、機械的な剛性を確保することができるとともに、入出力コネクタ14の位置出しが容易となる。これにより、外部装置側のコネクタとの間の位置ずれの発生を抑制し、電源モジュールの外部装置への取り付けが容易となる。
なお、本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1,2 電源回路
3,13 ヒートシンク
5,7 プリント基板
6,8,14 入出力コネクタ
11,21 制御回路
12,22 発熱回路
16,17 配線
131 配線用穴
3,13 ヒートシンク
5,7 プリント基板
6,8,14 入出力コネクタ
11,21 制御回路
12,22 発熱回路
16,17 配線
131 配線用穴
Claims (3)
- 外部装置から入力される電力の電力変換を行う第1および第2の電源回路と、
前記第1および第2の電源回路で発生する熱を吸収して放熱する板状のヒートシンクと、
前記第1および第2の電源回路と前記外部装置とを接続する入出力コネクタとを備え、
前記第1の電源回路は、
前記ヒートシンクの一方面側に配置された第1のプリント基板の前記ヒートシンクに対向する面の反対側の面である表面上に実装され、前記第1の電源回路の動作を制御する前記第1の制御回路と、
前記第1のプリント基板に接続されるとともに前記ヒートシンクの前記一方面上に熱的に接合された、発熱する電子部品を含む第1の発熱回路とを有し、
前記第2の電源回路は、
前記ヒートシンクの他方面側に配置された第2のプリント基板の前記ヒートシンクに対向する面の反対側の面である表面上に実装され、前記第2の電源回路の動作を制御する前記第2の制御回路と、
前記第2のプリント基板に接続されるとともに前記ヒートシンクの前記他方面上に熱的に接合された、発熱する電子部品を含む第2の発熱回路とを有し、
前記入出力コネクタは、前記ヒートシンクに取付金具を介して固定され、前記第1のプリント基板に第1の配線により接続されるとともに前記第2のプリント基板に第2の配線により接続されていることを特徴とする電源モジュール。 - 前記第1の配線または前記第2の配線が、前記ヒートシンクに設けられた配線用穴を介して前記ヒートシンクの両面間を貫通していることを特徴とする請求項1に記載の電源モジュール。
- 前記入出力コネクタは、前記ヒートシンクの前記一方面および前記他方面に直交する方向において、前記第1の制御回路の前記第1のプリント基板の表面からの最高点と前記第2の制御回路の前記第2のプリント基板の表面からの最高点との間に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電源モジュール。
Priority Applications (1)
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JP2008163435A JP2010003972A (ja) | 2008-06-23 | 2008-06-23 | 電源モジュール |
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JP2008163435A Pending JP2010003972A (ja) | 2008-06-23 | 2008-06-23 | 電源モジュール |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180131384A (ko) * | 2017-05-30 | 2018-12-10 | 한온시스템 주식회사 | 전기 접속부들을 연결하기 위한 시스템 |
JP7468221B2 (ja) | 2020-07-24 | 2024-04-16 | 株式会社デンソー | 電子制御装置および電子制御装置の集合体 |
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2008
- 2008-06-23 JP JP2008163435A patent/JP2010003972A/ja active Pending
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