JP2009193990A - Dc−dcコンバータ回路の冷却構造 - Google Patents

Dc−dcコンバータ回路の冷却構造 Download PDF

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Abstract

【課題】回路素子で発生する熱を回路基板上の配線パターンを介して適切な放熱性を有するヒートシンクに伝導して放熱できるDC−DCコンバータ回路の冷却構造を提供する。
【解決手段】ボード35上に形成されたDC−DCコンバータ回路3に含まれ発熱源となる上段側整流FET31及び下段側整流FET32と、ボード35上に配置された入力部配線パターン35a、出力部パターン35b及びGNDパターン35cと、各配線パターンにはんだ付けによって固着されたヒートシンク33a、33b33cとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、DC−DCコンバータ回路内のFET(Field Effect Transistor)が発する熱をPWB(Printed Wiring Board)のパターンに実装されたヒートシンクを介して周囲に放熱する構造に関する。
近年、LSIの高集積化に伴いこれらの消費電力は増加し、各電圧を供給するDC−DCコンバータ回路の出力電流値も増加している。また、DC−DCコンバータ回路の高速動作に伴い、DC−DCコンバータ回路の損失が高まっており、DC−DCコンバータの回路を構成するFETやコイル等の発熱が増加している。
電子機器装置の信頼性の一因となる温度管理はLSI等とともにFET、コイル等においても重要な事項となっている。
このような状況の中で、高信頼性の一因となるFET、コイル等の冷却構造を安価に効率よく提供する必要がある。
図3に、DC−DCコンバータ回路のSMD(Surface Mount Device)タイプのFETの冷却構造を示す。上段側整流FET11及び下段側整流FET12はボード15に実装されている。上段側整流FET12と下段側整流FET12とには、温度上昇を抑えるために接着剤14によってヒートシンク13が固着されている。
図4は、同じくSMDタイプのFETの冷却構造を示す。上段側整流FET21及び下段側整流FET22は、ボード25に実装されている。図3と同様に、ヒートパイプ付きヒートシンク23が放熱シート24を介して上段側整流FET21及び下段側整流FET22に接し、ボード25に固定されている。
ヒートシンク13の固着には、接着剤14を使用するためパッケージ組立工程後に別工程としておこなう必要があり、固着後に取り外すことは困難であった。
ヒートパイプ付きヒートシンク23は、ヒートシンク13よりも高価であり、実装するためのスペースもより広く確保する必要がある。
ヒートシンク13やヒートパイプ付きヒートシンク23は、上段側整流FET11及び下段側整流FET12の表面に固着、又は上段側整流FET21及び下段側整流FET22の表面に接するため、これらのFETが発する熱はその樹脂モールド部を介してヒートシンク13又はヒートパイプ付きヒートシンク23に伝導・伝達される。
しかし一般にFETの樹脂モールドに用いられる樹脂は熱伝導率が低いため、FETが発する熱を効率良くヒートシンク13やヒートパイプ付きヒートシンク23に伝導・伝達することはできない。
FETの熱伝導に関連する技術として、特許文献1に開示される「混成集積回路装置」がある。特許文献1に開示される発明は、ヒートシンクと半導体素子とを一体に形成し、半導体素子で発生した熱を複数のヒートシンクを介して基板のパターン部に伝導するものである。
特開2007−096083号公報
半導体装置は、半導体素子自体が同じであっても、内部に蓄積する熱は設置する場所によって異なる。このため、半導体素子に設けるヒートシンクは装置のレイアウトに応じて放熱性を変えることが好ましいが、特許文献1に開示される発明は、半導体素子とヒートシンクとが一体に形成されており、ヒートシンクのみを取り外すことはできない。
実際の製品において半導体素子の正常な動作を保証するためには、ヒートシンクの放熱性が不足することを避ける必要がある。このため、特許文献1に記載の発明では、半導体装置を過剰な放熱性を有するヒートシンクと組み合わせなければならなくなってしまう。これは、半導体装置の必要以上の大型化の原因となる。
また、特許文献1に記載の発明において、装置レイアウトに応じた放熱性を有するヒートシンクを半導体素子と組み合わせようとしても半導体装置の生産性が極めて低くなってしまうため、現実問題としてこれを実現することは難しい。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、回路素子で発生する熱を回路基板上の配線パターンを介して適切な放熱性を有するヒートシンクに伝導して放熱できるDC−DCコンバータ回路の冷却構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、回路基板上に形成されたDC−DCコンバータ回路に含まれ発熱源となる少なくとも一つの回路素子と、DC−DCコンバータ回路が形成された回路基板上に配置された配線パターンと、配線パターンにはんだ付けによって固着された少なくとも一つのヒートシンクとを有することを特徴とするDC−DCコンバータ回路の冷却構造を提供するものである。
本発明によれば、回路素子で発生する熱を回路基板上の配線パターンを介して適切な放熱性を有するヒートシンクに伝導して放熱できるDC−DCコンバータ回路の冷却構造を提供できる。
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係るDC−DCコンバータ回路の冷却構造を示す。上段側整流FET31及び下段側整流FET32はボード35の同一面に実装されている。絶縁性接着剤34によって予め固着されたヒートシンク33a、33b、33cは、それぞれDC−DCコンバータ回路の入力部パターン35a、出力部パターン35b、GNDパターン35cにはんだにて固着されている。
DC−DCコンバータ回路が動作する場合、上段側整流FET31と下段側整流FET32とが交互にON−OFFし、その際に上段側整流FET31と下段側整流FET32とが発熱する。
この熱は入力部パターン35a、出力部パターン35b、GNDパターン35cを介して、ヒートシンク33a、33b、33cに伝導・伝達され、周囲に放熱される。
ヒートシンク33a、33b、33cは、はんだによって配線パターンに固着されるため、他の部品と一緒にはんだ付けすることが可能となり、新たな作業工数は発生しない。また、ヒートシンク33a、33b、33cは、はんだを溶融することで容易に取り外すことが可能である。
ヒートシンク33a、33b、33cは、絶縁性接着剤34によって予め互いに固着されているため、電圧の異なるパターンに固着しても異種電圧間接続とはならない。
上段側整流FET31及び下段側整流FET32の発する熱は、熱伝導率が低い樹脂モールド部を介さず、熱伝導率の高い(例えば、Cu製の)リードフレーム部を介してボード35の入力部パターン35a、出力部パターン35b、GNDパターン35cを経てヒートシンク33a、33b、33cへ伝導・伝達されるため、FETの発する熱を効率よく周囲に放熱できる。
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。図2に、本実施形態に係るDC−DCコンバータ回路の冷却構造を示す。上段側整流FET41及び下段側整流FET42は、ボード45の表裏面にそれぞれ実装されている。
ヒートシンク43a、43b、43c、43dは、絶縁性接着剤44によって予め固着されている。ヒートシンク43a、43b、43c、43dは、それぞれDC−DCコンバータ回路の入力部パターン45a、出力部パターン45b、45c、GNDパターン45dにはんだによって固着されている。
DC−DCコンバータ回路が動作する場合、上段側整流FET41と下段側整流FET42とが交互にON−OFFし、その際に上段側整流FET41及び下段側整流FET42が発熱する。
この熱は、入力部パターン45a、出力部パターン45b、45c、GNDパターン45dを介してヒートシンク43a〜43dに伝導・伝達され、周囲に放熱される。
第1の実施形態と同様に、ヒートシンク43a〜43dは、はんだによって配線パターンに固着されるため、他の部品と一緒にはんだ付けすることが可能となり、新たな作業工数は発生しない。また、ヒートシンク43a〜43dは、はんだを溶融することで容易に取り外すことが可能である。
ヒートシンク43a〜43dは、絶縁性接着剤44によって予め互いに固着されているため、電圧の異なるパターンに固着しても異種電圧間接続とはならない。
上段側整流FET41及び下段側整流FET42の発する熱は、熱伝導率が低い樹脂モールド部を介さず、熱伝導率の高い(例えば、Cu製の)リードフレーム部を介してボード45の入力部パターン45a、出力部パターン45b、45c、GNDパターン45dを経てヒートシンク43a〜43dへ伝導・伝達されるため、FETの発する熱を効率よく周囲に放熱できる。
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることはない。
例えば、上記実施形態においては、複数のヒートシンクが絶縁性接着剤で接合された構成を例としたが、ヒートシンク同士の接合部分を絶縁性樹脂で封止することにより機械的に固定するようにしても良い。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
本発明を好適に実施した第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ回路の冷却構造を示す図である。 本発明を好適に実施した第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ回路の冷却構造を示す図である。 DC−DCコンバータ回路のSMDタイプのFETの冷却構造を示す図である。 DC−DCコンバータ回路のSMDタイプのFETの冷却構造を示す図である。
符号の説明
11、21、31、41 上段側整流FET
12、22、32、42 下段側整流FET
13、33a、33b、33c、43a、43b、43c、43d ヒートシンク
14 接着剤
15、25、35、45 ボード
23 ヒートパイプ付きヒートシンク
24 絶縁性放熱シート
34、44 絶縁性接着剤
35a、45a 入力部パターン
35b、45b、45c 出力部パターン
35c、45d GNDパターン

Claims (7)

  1. 回路基板上に形成されたDC−DCコンバータ回路に含まれ発熱源となる少なくとも一つの回路素子と、
    前記DC−DCコンバータ回路が形成された回路基板上に配置された配線パターンと、
    前記配線パターンにはんだ付けによって固着された少なくとも一つのヒートシンクとを有することを特徴とするDC−DCコンバータ回路の冷却構造。
  2. 電圧が異なる前記配線パターンに固着された2以上の前記ヒートシンクが絶縁性接着剤によって接合されたことを特徴とする請求項1記載のDC−DCコンバータ回路の冷却構造。
  3. 電圧が異なる前記配線パターンに固着された2以上の前記ヒートシンクが絶縁性樹脂によって機械的に固定されていることを特徴とする請求項1のDC−DCコンバータ回路の冷却構造。
  4. 複数の回路素子が前記回路基板の一方の面のみに配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のDC−DCコンバータ回路の冷却構造。
  5. 複数の回路素子が前記回路基板の両面に少なくとも一つずつ配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のDC−DCコンバータ回路の冷却構造。
  6. 前記回路素子がFETであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のDC−DCコンバータ回路の冷却構造。
  7. 前記回路素子がコイルであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のDC−DCコンバータ回路の冷却構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024069416A1 (en) * 2022-09-28 2024-04-04 Delphi Technologies Ip Limited Systems and methods for low inductance phase switch for inverter for electric vehicle

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