JP2010001963A - 車両用差動制限装置の制御装置 - Google Patents

車両用差動制限装置の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】路面の外乱に起因する車両の挙動変化を抑制する車両用差動制限装置の制御装置を提供する。
【解決手段】車両72が走行する路面74の外乱を予測する外乱予測手段42と、その外乱予測手段42により予測された外乱に応じて発生するヨーレイトを算出するヨーレイト算出手段44と、そのヨーレイト算出手段44により算出されるヨーレイトに応じて発生するヨーモーメントを算出するヨーモーメント算出手段46と、そのヨーモーメント算出手段46により算出されるヨーモーメントに応じて、車両72の挙動変化を抑制するために必要とされる差動制限力を算出する差動制限力算出手段48とを、備えたものであることから、車両72が走行する路面74の外乱が車輪20、30に加わり始める前にその路面74の外乱を予測して差動制限制御を開始することで、車両72の挙動変化を未然に抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両における左右一対の車軸の差動回転を制限する車両用差動制限装置の制御装置に関し、特に、路面の外乱に起因する車両の挙動変化を抑制するための改良に関する。
左右一対の車輪と、それらの車輪それぞれに対応して設けられた左右一対の車軸(ドライブシャフト)とを、備えた車両において、例えば油圧アクチュエータ等の装置によりそれら左右一対の車軸の差動回転を制限するための差動制限力を発生させる車両用差動制限装置が知られている。また、斯かる車両用差動制限装置の制御装置として、路面の外乱に起因する車両の挙動変化を抑制する制御を行うものが提案されている。例えば、特許文献1に記載された差動制御装置がそれである。
実開昭63−86455号公報 実開昭63−151316号公報
しかし、前述したような従来の技術は、路面から車輪に加わる外乱を検出するセンサを備え、そのセンサにより検出される外乱の大きさに応じて前記差動制限装置における差動制限力を制御するものであることから、そのセンサにより路面の外乱が検出されるまで差動制限力の制御を開始することができず、一時的に車両の挙動変化が発生するのを避けられなかった。また、路面の外乱が車輪に加わり始めてから差動制限制御を開始することで、トラクションが悪化するおそれがあった。すなわち、路面の外乱に起因する車両の挙動変化を抑制する車両用差動制限装置の制御装置は、未だ開発されていないのが現状である。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、路面の外乱に起因する車両の挙動変化を抑制する車両用差動制限装置の制御装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、左右一対の車輪と、それらの車輪それぞれに対応して設けられた左右一対の車軸とを、備えた車両において、それら左右一対の車軸の差動回転を制限するための差動制限力を発生させる車両用差動制限装置の制御装置であって、車両が走行する路面の外乱を予測する外乱予測手段と、その外乱予測手段により予測された外乱に応じて発生するヨー変動を算出するヨー変動算出手段と、そのヨー変動算出手段により算出されるヨー変動に応じて、前記車両の挙動変化を抑制するために必要とされる前記差動制限力を算出する差動制限力算出手段とを、備えたことを特徴とするものである。
このようにすれば、車両が走行する路面の外乱を予測する外乱予測手段と、その外乱予測手段により予測された外乱に応じて発生するヨー変動を算出するヨー変動算出手段と、そのヨー変動算出手段により算出されるヨー変動に応じて、前記車両の挙動変化を抑制するために必要とされる前記差動制限力を算出する差動制限力算出手段とを、備えたものであることから、車両が走行する路面の外乱が車輪に加わり始める前にその路面の外乱を予測して差動制限制御を開始することで、車両の挙動変化を未然に抑えることができる。すなわち、路面の外乱に起因する車両の挙動変化を抑制する車両用差動制限装置の制御装置を提供することができる。
ここで、好適には、車両進行方向に関して少なくとも前記車輪の前方に、その車両が走行する路面との間の変位を検出する変位検出装置を備え、前記外乱予測手段は、その変位検出装置により検出される路面との間の変位に基づいてその路面の外乱を予測するものである。このようにすれば、車両が走行する路面の外乱を実用的な態様で予測することができる。
また、好適には、前記外乱予測手段は、前記変位検出装置により検出される路面との間の変位に基づいて、車両進行方向に対して左右方向のその路面の傾き角を算出するものであり、前記ヨー変動算出手段は、その外乱予測手段により算出される傾き角に応じて前記ヨー変動を算出するものである。このようにすれば、車両が走行する路面の外乱を実用的な態様で予測することができると共に、その予測された外乱に基づいて好適にヨー変動乃至必要差動制限力を算出することができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用される駆動力配分制御装置26を備えた前置エンジン前輪駆動(FF)を基本とする前後輪駆動車両の駆動力伝達装置10の構成を説明する骨子図である。この図1に示す車両において、駆動力源であるエンジン12により発生させられた駆動力(トルク)は、自動変速機14、前輪用差動歯車装置16、及び左右一対の前輪車軸18l、18r(以下、特に区別しない場合には単に前輪車軸18という)を介して左右一対の前輪20l、20r(以下、特に区別しない場合には単に前輪20という)へ伝達される一方、中央差動歯車装置(センターデフ)22、駆動力伝達軸であるプロペラシャフト24、駆動力配分制御装置26、及び左右一対の後輪車軸28l、28r(以下、特に区別しない場合には単に後輪車軸28という)を介して駆動輪である左右一対の後輪30l、30r(以下、特に区別しない場合には単に後輪30という)へ伝達される。ここで、図1に示すように、斯かる駆動力伝達装置10では、上記駆動力配分制御装置26による駆動力の配分に係る駆動輪としての後輪30の回転軸と上記プロペラシャフト24の回転軸とが相互に直交するように配設されている。また、上記駆動力伝達装置10には、上記駆動力配分制御装置26に備えられた油圧式係合装置の係合状態を制御するための油圧等を制御する油圧回路32と、その油圧回路32に備えられた図示しない電磁制御弁等を介してその油圧回路32から駆動力配分制御装置26内に供給される油圧等を制御する制御装置としての駆動力配分コントローラ34とが、設けられている。なお、図1では、前記油圧回路32から出力される油圧を細い破線矢印で、上記駆動力配分コントローラ34から出力される制御信号(制御指令)及び各種センサからの入力信号を細線矢印でそれぞれ示している。
上記エンジン12は、例えば、気筒内噴射される燃料の燃焼によって駆動力を発生させるガソリンエンジン或いはディーゼルエンジン等の内燃機関である。また、上記自動変速機14は、例えば、上記エンジン12から入力される回転を所定の変速比γで減速或いは増速して出力する有段式の自動変速機(オートマチックトランスミッション)であり、前進変速段、後進変速段、及びニュートラルのうち何れかが選択的に成立させられ、それぞれの変速比γに応じた速度変換が成される。なお、この自動変速機14の入力軸は、図示しないトルクコンバータ等を介して上記エンジン12の出力軸に連結されている。
前記駆動力配分コントローラ34は、CPU、ROM、RAM、及び入出力インターフェイス等を含んで構成され、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を実行する所謂マイクロコンピュータであり、例えば、前記油圧回路32に備えられた電磁制御弁に供給される電流の指令値を制御することにより前記駆動力配分制御装置26に備えられた係合要素へ供給される油圧を制御することで、後述する差動制限制御及びヨーコントロール(yaw control)制御等の各種制御を実行する。斯かる制御を実行するために、車速判定手段36、旋回判定手段38、係合制御手段40、外乱予測手段42、ヨーレイト算出手段44、ヨーモーメント算出手段46、及び差動制限力算出手段48等を機能的に備えている。これら制御機能については、図3乃至図10等を用いて後述する。また、前記動力伝達装置10には、前記左右一対の後輪30l、30rそれぞれの実際の回転速度を検出する車輪速センサ50、図示しないハンドルの操舵角を検出する操舵角センサ52、図示しないアクセルペダルの踏込量に対応するアクセル開度を検出するアクセル開度センサ54、及び車両が走行する路面との間の変位を検出する変位検出装置としての左右一対の変位センサ56l、56r(以下、特に区別しない場合には単に変位センサ56という)等の機器が設けられており、それぞれの機器から車速を表す信号、ハンドルの操舵角を表す信号、アクセル開度を表す信号、車両前方の物体を表す信号、及び車両が走行する路面との間の変位を表す信号等の各種信号が前記駆動力配分コントローラ34へ入力されるようになっている。
図2は、前記駆動力配分制御装置26の構成を例示する骨子図である。この図2に示すように、前記駆動力配分制御装置26は、例えば、前記エンジン12により中央差動歯車装置22を介して回転駆動されるプロペラシャフト24の端部に接続された傘歯車60と、その傘歯車60と噛み合う傘歯車62とを、備えており、それら1組の傘歯車60、62を介して駆動力が入力されるように構成されている。また、前記プロペラシャフト24から傘歯車60、62を介して伝達される駆動力を前記左右の後輪30l、30rに配分するための差動装置64と、その差動装置64に隣接して設けられ、前記後輪車軸28l、28rと同軸に配設された変速装置66と、その変速装置66の出力を上記差動装置64に選択的に伝達するための係合要素である第1クラッチC1及び第2クラッチC2とを、備えて構成されている。
上記差動装置64は、第1回転要素RE1である第1リングギヤR1、互いに噛み合う複数対の第1ピニオンギアP1、それら第1ピニオンギヤP1を自転及び公転可能に支持する第2回転要素RE2である第1キャリアCA1、及び上記複数対の第1ピニオンギヤP1を介して第1リングギヤR1と噛み合う第3回転要素RE3である第1サンギヤS1を備えたダブルピニオン型の遊星歯車装置であり、そのギヤ比ρ(=第1サンギヤS1の歯数/第1リングギヤR1の歯数)はたとえば0.5に設定されている。上記第1リングギヤR1は、上記差動装置64のケース68内にそのケース68と一体的に設けられており、前記プロペラシャフト24の回転が傘歯車60、62により減速されてその第1リングギヤR1に伝達されるようになっている。すなわち、本実施例においては上記ケース68が入力部材として機能する。また、上記第1キャリアCA1は、前記左後輪車軸28lを介して左後輪30lに接続されている。また、上記第1サンギヤS1は、前記右後輪車軸28rを介して右後輪30rに連結されている。なお、上記第2回転要素RE2及び第3回転要素RE3は置換可能であり、以下の説明についていも同じである。
前記変速装置66は、第5回転要素RE5である第2サンギヤS2、第2ピニオンギヤP2、その第2ピニオンギヤP2を自転及び公転可能に支持する第6回転要素RE6である第2キャリアCA2、及び上記第2ピニオンギヤP2を介して第2サンギヤS2と噛み合う第4回転要素RE4である第2リングギヤR2を備えたシングルピニオン型の遊星歯車装置を備えて構成されている。上記第5回転要素RE5は、上記第1回転要素RE1に連結されており、上記ケース68と同様に前記変速装置66の入力部材として機能する。また、上記第6回転要素RE6は、トルク移動切換用の係合要素であるブレーキBに連結されており、そのブレーキBを介して非回転部材70に選択的に連結されるようになっている。また、上記第4回転要素RE4は、前記変速装置66の出力部材として機能させられる。この第4回転要素RE4は、上記第1クラッチC1を介して第2回転要素RE2である差動装置64の第1キャリアCA1及び左後輪車軸28lに選択的にスリップ係合乃至完全係合されると共に、上記第2クラッチC2を介して第3回転要素RE3である差動装置64の第1サンギヤS1及び右後輪車軸28rに選択的にスリップ係合乃至完全係合される。なお、上記ブレーキB、第1クラッチC1、及び第2クラッチC2は、好適には、それぞれスリップ係合可能な多板式の油圧式摩擦係合装置であり、前記駆動力配分コントローラ34からの制御指令に応じて制御される前記油圧回路32から出力される油圧により係合或いは解放されると共に、必要に応じて油圧制御が行われることによりスリップ係合時の伝達トルクが制御される。
図1に戻って、前記駆動力配分コントローラ34に備えられた係合制御手段40は、前記油圧回路32を介して係合要素としての前記第1クラッチC1、第2クラッチC2、及びブレーキBそれぞれの係合状態を制御することにより、前記エンジン12により発生させられる駆動力の左右の後輪30l、30rへの伝達を制御する駆動力制御を実行する。前記エンジン12により発生させられた駆動力は、前記自動変速機14、中央差動歯車装置22、及びプロペラシャフト24等を介して前記差動装置64のケース68を回転駆動する駆動力として入力される。その差動装置64の第1リングギヤR1は、斯かるケース68と一体的に設けられているため、前記プロペラシャフト24からの駆動力は第1リングギヤR1から入力部材としてのケース68を介して前記差動装置64に入力される。前記係合制御手段40は、前記油圧回路32に備えられた電磁制御弁等を介してその油圧回路32から前記第1クラッチC1、第2クラッチC2、及びブレーキBそれぞれに供給される油圧を制御することで、それら係合要素を係合、スリップ係合、或いは解放状態とするように制御する。そのようにして前記第1クラッチC1、第2クラッチC2、及びブレーキBそれぞれの係合状態が制御されることで、前記差動装置64に入力された駆動力の左右の後輪30l、30rへの配分が制御される。以下、前記駆動力配分制御装置26による左右の後輪30l、30rへの駆動力の配分について詳述する。
図3乃至図6は、前記駆動力配分制御装置26の差動装置64における複数の回転要素の回転数を示す共線図である。これらの共線図において、左側の縦軸は前記左後輪30lに連結された第2回転要素RE2である第1キャリアCA1の回転数Nlを、右側の縦軸は前記右後輪30rに連結された第3回転要素RE3の回転数Nrを、中央の縦軸は前記ケース68と一体的に回転させられる第1回転要素RE1である第1リングギヤR1の回転数Ni及び第4回転要素RE4の回転数Ncをそれぞれ示している。また、図の右側に示される表は、前記ブレーキB、第1クラッチC1、及び第2クラッチC2の状態を示しており、「○」が係合状態、「×」が解放状態を示している。なお、回転数NlとNcとの間の直線は前記第1クラッチC1の状態を示しており、実線がスリップ係合状態、破線が解放状態を示している。また、回転数Ncと回転数Nrとの間の直線は前記第2クラッチC2の状態を示しており、実線がスリップ係合、破線が解放状態を示している。
図3は、前記駆動力配分制御装置26の非制御時の共線図である。非制御時においては、係合要素である前記ブレーキB、第1クラッチC1、及び第2クラッチC2はそれぞれ解放状態となっている。この状態では、前記差動装置64のみが機能し、前記変速装置66は空転状態とされることで、前記左右の後輪30l、30rに均等に駆動力が配分される。これにより、前記駆動力配分制御装置26においてトルク移動及び差動制限は行われず、通常のオープンデフとして機能する。また、直進時においては、図3に示されるように差動装置64が一体的に回転させられ、前記左右の後輪30l、30rの回転数Nl、Nrは略同回転となる。
図4は、ヨーコントロール制御すなわち左右輪トルク配分制御(左右輪トルク差制御)時の共線図の一例であり、例えば左旋回中等において前記右後輪30rの駆動力を増大させてアンダーステアを抑制させている状態の共線図である。この図4に示す態様では、前記ブレーキBが係合されると共に、前記第1クラッチC1がスリップ係合され、前記第2クラッチC2が解放されている。このように、前記ブレーキBが係合されると、前記変速装置66の第2キャリアCA2がロックされ、前記第4回転要素RE4の回転数Ncが逆回転方向に減速されて出力される。また、前記第1クラッチC1がスリップ係合されることで、前記第4回転要素RE4の出力が第2回転要素RE2に伝達される。ここで、前記第4回転要素RE4の回転数Ncは逆回転方向に減速されているため、前記第1クラッチC1のスリップ係合により前記左後輪30lの駆動力が減少させられる一方、前記右後輪30rの駆動力が相対的に増大させられる。また、前記左後輪30lの回転数Nlがスリップ係合により減速されるため、前記差動装置64によって前記右後輪30rは増速させられる。
また、例えば右旋回中等においては、図5に示されるように前記左後輪30lの駆動力を増大させてアンダーステアを抑制させることができる。この図5に示す態様では、前記ブレーキBが係合されると共に、前記第2クラッチC2がスリップ係合され、前記第1クラッチC1が解放されている。図4と同様に、前記ブレーキBが係合されると、前記変速装置66の第2キャリアCA2がロックされ、前記第4回転要素RE4の回転数Ncが逆方向に減速されて出力される。また、前記第2クラッチC2がスリップ係合されることで、前記第4回転要素RE4の出力が第3回転要素RE3に伝達される。ここで、前記第4回転要素RE4の回転数は逆回転方向に減速されているため、前記第2クラッチC2がスリップ係合されることで、前記右後輪30rの駆動力が減少させられる一方、前記左後輪30lの駆動力が相対的に増大させられる。また、前記右後輪30rの回転数Nrがスリップ係合により減速されるため、前記差動装置64によって前記左後輪30lは増速させられる。
図6は、左右輪差動制限制御時の共線図である。前記一対の後輪車軸28(乃至後輪30)の差動回転を制限するための差動制限制御時においては、前記ブレーキBが解放されると共に、前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2が共に係合させられる。このように、前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2が共に係合させられることで、前記左右の後輪車軸28l、28rの相対回転が制限され、それにより前記左右の後輪30l、30rの差動制限が行われる。すなわち、前記駆動力配分制御装置26は、前記一対の後輪30に対応する後輪車軸28の差動回転を制限するための差動制限力を発生させる車両用差動制限装置として機能する。ここで、前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2が共に完全係合されると、ノンスリップデフとして機能し、前記左右の後輪30l、30rが同回転となる。なお、差動制限力は、クラッチ制御トルクに比例し任意に設定することができる。
図1に戻って、前記係合制御手段40は、予め定められた所定基準から、前記駆動力制御すなわち左右の後輪30l、30rへの駆動力の伝達制御の制御要求が行われる可能性を判断し、その制御要求が行われる可能性があると判断される場合には、係合要素である前記ブレーキB、第1クラッチC1、及び第2クラッチC2の係合状態を、前記駆動力制御を実行する前段階まで制御する予備制御を実行する。前記車速判定手段36及び旋回判定手段38は、斯かる予備制御のために前記制御要求が行われる可能性があるか否かを判定する制御要求判定手段として機能する。この車速判定手段36は、前記車輪速センサ50から供給される車速を表す信号に基づいて、車速が予め定められた所定車速以下であるか否かを判定する。また、前記旋回判定手段38は、前記操舵角センサ52から供給される操舵角を表す信号に基づいて、車両が旋回を行っているか否かを判定する。
前記係合制御手段40は、前記左右の後輪30l、30rの差動制御を制限する差動制限制御に対応する駆動力制御の制御要求が行われる可能性があると判定される場合、すなわち前記車速判定手段36の判定が肯定される場合には、前記駆動力配分制御装置26に備えられた係合要素の係合状態を、前記差動制限制御を実行する前段階まで制御する予備制御を実行する。具体的には、前記差動制限制御におけるトルク伝達容量よりも弱いトルク伝達容量となるように、その差動制限制御に関与する係合要素である第1クラッチC1及び第2クラッチC2それぞれの係合状態を制御する。この予備制御時のトルク伝達容量は、好適には、各係合要素を係合させるためのピストンが摩擦板を押圧する状態となるまで前進させられる所謂ガタ詰めが完了する程度の締結力に相当するものであり、前記左右の後輪30l、30rの差動状態への影響が無視できる限度において可及的に強いトルク伝達容量となるように前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2の油圧アクチュエータへ供給される油圧が制御される。また、斯かる差動制限制御の予備制御において、前記ブレーキBの制御は行われずに解放されたままとされる。
図7は、前記係合制御手段40による予備制御における各係合要素の係合状態をまとめた表である。この図7の表に示すように、前記係合制御手段40による予備制御では、車両の発進乃至低速走行時において、前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2が比較的弱い係合状態すなわち所謂ガタ詰めが完了した程度の係合状態とされる。車両の発進時乃至低速走行時等の直進走行時においては、トラクション性能が要求される走行場面が多く、差動制限制御の制御要求が出力される場面が多いが、このように前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2のガタ詰めを予め完了させておくことで、実際の制御要求が出力されてから各係合要素の実質的な係合制御が開始されるまでの時間を短縮することができ、差動制限制御の応答性を向上させることができる。また、車両の中速乃至高速走行時において、前記ブレーキBが完全係合される。車両の中速乃至高速走行時においては、操舵追従性が要求される走行場面が多く、左右輪トルク差制御(ヨーコントロール制御)の制御要求が出力される場面が多いが、このように前記ブレーキBを完全係合させておくことで、実際の制御要求が出力されてから各係合要素の実質的な係合が完了するまでに要する時間を短縮することができ、左右輪トルク差制御の応答性を向上させることができる。
図8は、前記駆動力伝達装置10を有する車両72に備えられた変位センサ56について説明する図であり、車両進行方向を白抜き矢印で示している。また、図9は、図8の車両72を矢印IXで示す方向に視た正面図である。前記変位センサ56は、車両進行方向に関して少なくとも前記後輪30の前方に備えられており、好適には図8に示すように前記前輪20の前方、更には車両72における最前部(例えば、バンパの近傍)に設けられている。また、好適には図9に示すように、車両進行方向と垂直を成す車両左右方向に関して前記左右一対の後輪30l、30r(前輪20l、20r)に対応する位置に、少なくとも1つずつの変位センサ56l、56rがそれぞれ設けられている。そのように設けられた変位センサ56は、図8に示すように、その変位センサ56と車両72が走行する路面74との間の変位Xを検出する。また、図9に示すように、前記左右一対の変位センサ56l、56rと上記路面74との間の変位Xl、Xrをそれぞれ検出する。換言すれば、前記左右一対の変位センサ56l、56rにより、左輪20l、30lに対応する上記路面74との間の変位Xlと、右輪20r、30rに対応する上記路面74との間の変位Xrとをそれぞれ検出する。なお、図9においては、前記変位センサ56の検出点をドットで示しており、水平な路面74からθ°傾斜した路面74′を走行する車両72における、前記左右一対の変位センサ56l、56rにより検出される路面74′との間の変位Xl、Xrを破線で例示している。
図1に戻って、前記外乱予測手段42は、予め定められた関係から、前記左右一対の変位センサ56l、56rにより検出される路面74′との間の変位Xl、Xrに基づいて、その路面74′の水平面に対する傾き角θを算出する。例えば、左輪20l、30lに対応する変位センサ56lにより検出される変位に関してXlを計測する。また、複数の変位センサを使ってXlを計測する場合は、その平均値として下記(1)式に従う。また、右輪20r、30rに対応する変位センサ56rにより検出される変位に関してXrを計測する。また、複数の変位センサを使ってXrを計測する場合は、その平均値として下記(2)式に従う。そして、下記(3)式に従って、上記変位Xl、Xr、及び車輪のトレッドT[m]に基づいて、前記車両72の走行する路面74の水平面に対する傾き角θを算出する。本実施例においては、このようにして算出される車両進行方向に対して左右方向の路面74の傾き角θがその路面74の外乱に相当する。
Figure 2010001963
Figure 2010001963
Figure 2010001963
前記ヨーレイト算出手段44は、予め定められた関係から、前記外乱予測手段42により算出される傾き角θに基づいて、その傾き角θに対応して車両72に発生するヨーレイトγを算出する。例えば、下記(4)式に従って斯かる発生ヨーレイトγを算出する。この(4)式において、hは車両の重心高[m]を、Wは車両の重量[kg]を、Ktは車輪のバネ定数[kg/m]を、Idはデフギヤ比を、Ninはデフ入力回転[rad/s]をそれぞれ示している。
Figure 2010001963
前記ヨーモーメント算出手段46は、予め定められた関係から、前記ヨーレイト算出手段44により算出されるヨーレイトγに基づいて、そのヨーレイトγに対応して車両72に発生するヨーモーメントMを算出する。例えば、下記(5)式に従って斯かる発生ヨーモーメントMを算出する。この(5)式において、Iは車両の慣性モーメント[kgm2]を示している。このように、前記ヨーレイト算出手段44及びヨーモーメント算出手段46により、前記外乱予測手段42により予測された外乱すなわち路面傾き角θに応じて発生するヨー変動が算出される。すなわち、前記ヨーレイト算出手段44及びヨーモーメント算出手段46は、前記外乱予測手段44により予測された外乱に応じて発生するヨー変動を算出するヨー変動算出手段に対応する。
Figure 2010001963
前記差動制限力算出手段48は、予め定められた関係から、前記ヨーモーメント算出手段46により算出されるヨーモーメントMに基づいて、前記車両72の挙動変化を抑制するために必要とされる差動制限力ΔTを算出する。例えば、下記(6)式に従って斯かる差動制限力ΔTを算出する。この(6)式において、Rtは車輪の半径[m]を示している。前記係合制御手段40は、このようにして前記差動制限力制御手段48により算出された差動制限力ΔTを発生させるように前記駆動力配分制御装置26の作動を制御する。すなわち、その駆動力配分制御装置26において斯かる差動制限力ΔTが発生させられるように、前記油圧回路32を介して前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2の係合圧を制御する。斯かる制御により、前記駆動力配分制御装置26において、前記車両72の走行する路面74において予測される外乱に起因するその車両72の挙動変化を抑制するために十分な差動制限力ΔTが発生させられ、その車両72の直進安定性が保証される。
Figure 2010001963
図10は、前記駆動力配分コントローラ34による差動制限力制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、前記変位センサ56による検出結果に基づき、左右輪それぞれに対応する路面74との間の変位Xl、Xrが計測される。次に、前記外乱予測手段42の動作に対応するS2において、S1にて計測された変位Xl、Xrに基づき、前述した(3)式等に従って、前記車両72の走行する路面74の傾き角θが算出される。次に、前記ヨーレイト算出手段44の動作に対応するS3において、S2にて算出された路面傾き角θに基づき、前述した(4)式等に従って、前記車両72に発生することが予測されるヨーレイトγが算出される。次に、前記ヨーモーメント算出手段46の動作に対応するS4において、S3にて算出されたヨーレイトγに基づき、前述した(5)式等に従って、前記車両72に発生することが予測されるヨーモーメントMが算出される。次に、前記差動制限力算出手段48の動作に対応するS5において、S4にて算出されたヨーモーメントに基づき、前述した(6)式等に従って、前記車両72の挙動変化を抑制するために必要とされる差動制限力ΔTが算出される。次に、前記係合制御手段40の動作に対応するS6において、S5にて算出された差動制限力ΔTが前記駆動力配分制御装置26において発生させられるように、前記油圧回路32を介して前記第1クラッチC1及び第2クラッチC2の係合圧が制御された後、本ルーチンが終了させられる。
このように、本実施例によれば、車両72が走行する路面74の外乱を予測する外乱予測手段42(S2)と、その外乱予測手段42により予測された外乱に応じて発生するヨー変動を算出するヨー変動算出手段としてのヨーレイト算出手段44(S3)及びヨーモーメント算出手段46(S4)と、そのヨー変動算出手段により算出されるヨー変動に応じて、前記車両72の挙動変化を抑制するために必要とされる差動制限力を算出する差動制限力算出手段48(S5)とを、備えたものであることから、車両72が走行する路面74の外乱が車輪20、30に加わり始める前にその路面74の外乱を予測して差動制限制御を開始することで、車両72の挙動変化を未然に抑えることができる。すなわち、路面74の外乱に起因する車両72の挙動変化を抑制する車両用差動制限装置の制御装置を提供することができる。
また、車両進行方向に関して少なくとも前記車輪30の前方に、その車両72が走行する路面74との間の変位を検出する変位センサ56を備え、前記外乱予測手段42は、その変位センサ56により検出される路面74との間の変位に基づいてその路面74の外乱を予測するものであるため、車両72が走行する路面74の外乱を実用的な態様で予測することができる。
また、前記外乱予測手段42は、前記変位センサ56により検出される路面74との間の変位に基づいて、車両進行方向に対して左右方向のその路面74の傾き角を算出するものであり、前記ヨー変動算出手段は、その外乱予測手段42により算出される傾き角に応じて前記ヨー変動を算出するものであるため、車両72が走行する路面74の外乱を実用的な態様で予測することができると共に、その予測された外乱に基づいて好適にヨー変動乃至必要差動制限力を算出することができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例では、前記一対の後輪30l、30rの差動回転を制限するための差動制限力を発生させる駆動力配分制御装置26に本発明が適用された例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前述した後輪用の構成の代替として或いはそれに加えて前輪用の差動制限装置に適用されるものであってもよい。
また、前述の実施例では、左右一対の車輪の差動回転を制限する差動制限制御を行うと共に、それら一対の車輪相互間におけるトルク移動制御を行い得る駆動力配分制御装置26について説明したが、本発明の適用対象は、少なくとも左右一対の車輪の差動回転を制限する差動制限制御を行い得る差動制限装置であればよく、必ずしもそれら一対の車輪相互間におけるトルク移動制御は実行できなくともよいことは言うまでもない。
また、前述の実施例では、前記左右一対の車輪20l、20r(30l、30r)にそれぞれ対応して1つずつの変位センサ56l、56rを備えた構成を例示したが、左右輪それぞれに対応して複数個ずつの変位センサ56を備えたものであってもよい。また、車両72が走行する路面74の傾き角θを検出し得る単一のセンサを有するものであってもよく、その路面74の外乱を検出し得るものであればその態様は問わない。
また、前述の実施例では、車両72が走行する路面74の外乱として、その車両72の進行方向に対して左右方向の傾き角θを算出するものであったが、必ずしも路面傾き角θを算出するものでなくともよく、例えばその路面74における凹凸(悪路状態)等を外乱として予測するものであっても構わない。すなわち、車両72の挙動変化の原因となり得る外乱を予測できるものであればその態様は問わない。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が好適に適用される駆動力配分制御装置を備えた前置エンジン前輪駆動を基本とする前後輪駆動車両の駆動力伝達装置の構成を説明する骨子図である。 図1の駆動力伝達装置に備えられた駆動力配分制御装置の構成を例示する骨子図である。 図2の駆動力配分制御装置の非制御時における各回転要素の回転数を示す共線図である。 図2の駆動力配分制御装置の左右輪トルク制御時における各回転要素の回転数を示す共線図である。 図2の駆動力配分制御装置の左右輪トルク制御時における各回転要素の回転数を示す共線図である。 図2の駆動力配分制御装置の差動制限制御時における各回転要素の回転数を示す共線図である。 図1の駆動力伝達装置に備えられた駆動力配分コントローラによる駆動力制御の予備制御における各係合要素の係合状態をまとめた表である。 図1の駆動力伝達装置を有する車両に備えられた変位センサについて説明する図である。 図8の車両を矢印IXで示す方向に視た正面図である。 図1の駆動力伝達装置に備えられた駆動力配分コントローラによる差動制限力制御の要部を説明するフローチャートである。
符号の説明
26:駆動力配分制御装置(車両用差動制限装置)
28:後輪車軸
30:後輪
56:変位センサ(変位検出装置)
72:車両
74:路面

Claims (3)

  1. 左右一対の車輪と、それらの車輪それぞれに対応して設けられた左右一対の車軸とを、備えた車両において、それら左右一対の車軸の差動回転を制限するための差動制限力を発生させる車両用差動制限装置の制御装置であって、
    車両が走行する路面の外乱を予測する外乱予測手段と、
    該外乱予測手段により予測された外乱に応じて発生するヨー変動を算出するヨー変動算出手段と、
    該ヨー変動算出手段により算出されるヨー変動に応じて、前記車両の挙動変化を抑制するために必要とされる前記差動制限力を算出する差動制限力算出手段と
    を、備えたものであることを特徴とする車両用差動制限装置の制御装置。
  2. 車両進行方向に関して少なくとも前記車輪の前方に、該車両が走行する路面との間の変位を検出する変位検出装置を備え、
    前記外乱予測手段は、該変位検出装置により検出される路面との間の変位に基づいて該路面の外乱を予測するものである請求項1に記載の車両用差動制限装置の制御装置。
  3. 前記外乱予測手段は、前記変位検出装置により検出される路面との間の変位に基づいて、車両進行方向に対して左右方向の該路面の傾き角を算出するものであり、
    前記ヨー変動算出手段は、該外乱予測手段により算出される傾き角に応じて前記ヨー変動を算出するものである請求項2に記載の車両用差動制限装置の制御装置。
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