JP2009544403A - ローターリブを備える混合装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、飲料を調製するための、水等の液体とインスタント原料とを混合する混合装置(2)に関する。混合装置は混合チャンバー(24)とローター(25)とを備え、ローターは、回転軸(26)に対して、回転中にローターの外周に沿って延伸する回転面(50)を規定する。ローターは、混合チャンバー内に配置されている。混合チャンバーは、実質的な円形断面をもつ周壁ゾーン(51)を有する。周壁ゾーンは回転面を取り囲む。生成した混合物を放出する出口ダクト(36)が、混合チャンバーに連結されている。出口ダクトの注入口はローターに設けられている。少なくとも1つのローターリブ(54)が周壁ゾーンに備えられている。このローターリブは周壁ゾーンからローターの回転面の方向へ延伸する。本発明は、さらに、本発明の混合装置を有する飲料製造装置(1)に関し、また本発明の混合装置の使用にも関する。

Description

本発明は、インスタント飲料を調製する分野に関する。本発明は、特に、飲料を生成するために、熱湯又は冷水等の液体と、インスタント粉末又はインスタント液体等のインスタント原料とを混合する、その分野で使用される混合装置に関する。
インスタント飲料を調製する分野における混合装置は周知である。一例は、国際公開第03/068039号に言及されている。
かかる混合装置は、通常、熱湯又は冷水である液体と、国際公開第03/068039号の場合はインスタント粉末であるインスタント原料とを混合するために必要である。国際公開第03/068039号の例を参照すると、かかる混合装置は、ローターを備える混合チャンバーを有する。混合チャンバーは、通常、注入チャンバーとローターチャンバーにさらに分割されている。注入チャンバーは上部に、分量のインスタント粉末が通過して注入チャンバーへ投入される投入開口部(access opening)を備える。注入チャンバーは、熱湯が供給される注入口をさらに有する。注入チャンバーが円形で、かつ、注入が放射状に配向される場合、液体が円運動をするので、混合が注入チャンバー内で起こる。注入チャンバーから、インスタント粉末と共に液体はローターが設置されているローターチャンバーへと移動する。ローターは、国際公開第03/068039号の場合のように、通常、水平の回転軸に対して回転するように配置されている。その結果、パイプベンド(pipe bend)が、通常、注入チャンバーとローターチャンバーとの間に設けられている。ローターは組み合わせてもよく、様々な機能を果たすことができ、一つにはこの理由のため、様々な形状を有してもよい。1つの機能は、混合を向上させることである。別の機能は、空気の混入により又は別の方法により、飲料を泡立てることである。さらに別の機能は、搬送機能である。さらに、一般的に、製造された混合物を、ビーカー、マグ、カップ又はポット等の飲料を飲むこと又は注ぐことができる容器中へと放出するため、出口が混合チャンバーに、通常はローター付近のローターチャンバーに連結される。出口は一般的に水平に配向し、及び、ベンドにより下向きの流出開口部をもつ放出部を端に有する。
インスタント飲料を調製する周知の混合装置には様々な欠点があり、つまり、改善することができる様々な点がある。
改善できる点の1つは、ローターの作動である。ローターの作動改善を目的とする多くの特許出願が知られている。
そして、国際公開第03068039号から、回転しているローターにより規定される回転面をテーパリング表面(tapering surface)に設計し、かつ高い泡立て効果を生じるような長さとサイズに作製することが知られている。ローターの回転面には、この場合、曲線に沿って軸方向に延伸する溝が設けられている。この場合は、回転面をテーパーにする特定の角度、特定の回転速度、ローターの回転面とローターハウジングの周囲の周壁ゾーンとの間の特定の間隙幅、ローターの軸端表面とローターハウジングとの間の特定の間隙幅とにより問題解決をする。
さらに、欧州特許第1.639.924号を参照してもよく、上記の文献を出発点として、ローターの作動を改善するためにローターの回転面のさらなる特徴を開示している。
溶解しなかったインスタント粉末の塊を原因とするローターの作動に関する問題を防止するため、欧州特許第1.116464号は、スクリーンをローターの上流に設置して、それにより、かかる溶解しなかったインスタント粉末の塊を遮ることを記載している。
一般的に、ローターの様々な形状が周知であり、その設計は、通常、ローターの接触面を拡大するという出発点を基にし、ローターの回転面の凹部(recesses)、及び/又はリブ(ribs)によって達成されることが多い。
本発明の目的は、発泡、及び/又は向上した混合作用、及び/又はその他の目的でローターの効果をさらに改善することである。
国際公開第03/068039号 欧州特許第1.639.924号 欧州特許第1.116464号
出発点として最新の先行技術、現在のところ、国際公開第03/068039号を用い、飲料を生成するために、熱湯又は冷水等の液体と、インスタント粉末又はインスタント液体等のインスタント原料とを混合する混合装置であって、
混合チャンバーと、
ローターとを備え、
ローターは混合チャンバー内に配置され、
混合チャンバーは、実質的に円形断面を有する周壁ゾーンを有し、周壁ゾーンは回転面を取り囲み、
生成された混合物を放出する出口ダクトが、混合チャンバーに連結され、その注入口がローターに設けられている前記混合装置であって、
少なくとも1つのローターリブが周壁ゾーンに備えられ、
かつ、前記ローターリブが周壁ゾーンからローターの回転面の方向に延伸することを特徴とする前記混合装置を提供する本発明により、本目的は達成されている。
ここで、周壁ゾーンからローターの回転面の方向に延伸する、ローターリブと称される、少なくとも1つのリブを周壁ゾーンに設けることにより、ローターによって外側に押し出された液体が、周壁ゾーンに設けられた少なくとも1つのローターリブによって、ローターへ向かって半径方向に戻される結果となる。これにより、液体が再度ローターの作用を受けて、そのため、ローターの作動効率が増加することを図る。これら全ての結果、ローター周辺の液体はより乱流になる。本発明者らによると、外側に押し出された液体はローターの円周方向に周壁ゾーンに沿って流動しやすく、その後、液体はローターリブへ向かって押され、そのため、ローターへ向かって半径方向に内側に偏向されるという事実により、周壁ゾーンからローターへ向かって液体を戻すことがこの場合達成される。
この場合、混合チャンバーの円周方向壁ゾーンとは、混合チャンバーの内壁の区域を意味すると解釈され、ローターの半径方向に見た場合、ローターの回転面と重複する。
液体を周壁ゾーンからローターの方向に効率的に戻すためには、ローターリブがローターの全軸長に沿って延伸するとこの場合は有利である。この場合、ローターリブは軸方向への延伸に加え、半径方向及び/又は接線方向への延伸を含んでもよい。
本発明の別の実施態様によると、少なくとも1つのローターリブが、平面で回転軸に対して直角に見た場合、三角形の断面形状を有すると有利である。三角形の断面形状であれば、周壁ゾーンに沿って流動し、ローターリブに押し付けられている液体が、ローターの方向へより効率的に戻され、そのため、ローターの回転と反対方向に面したリブ側の周壁ゾーンに沿った、多かれ少なかれ液体の不動層(stationary layer)を形成することを防止する。
この場合、この少なくとも1つのローターリブが、軸方向に延伸する角端を有するとさらに有利である。このような角端は、液体中の乱流の発生を促進する。乱流を増加させることは、混合作用及び/又は発泡の目的において有利である。
さらなる実施態様によると、この少なくとも1つのローターリブが、ローターの半径方向から見た場合、約2mm等、1〜3mmの高さを有し、かつ、回転面とこの少なくとも1つのローターリブとの間の半径方向公差(radial tolerance)が、約1mm等、0.5〜2mmであると有利である。一方では、ローターとローターリブとの間の公差に、及び、他方では、リブの高さにこのような寸法を用いると、一方では、ローターが十分滑らかにリブを通過して回転し、及び、他方では、外側に押し出された液体を回収しローターへ向かって内側に戻すために、リブに隣接した十分な空間を設けることを可能にする。
本発明によると、出口ダクトの注入口がローターの回転面に設けられ、かつ出口ダクトがローターの軸方向に注入口へ延伸し、さらに、前記少なくとも1つのローターリブがこの出口ダクトの注入口の両側に、注入口に直接隣接して備えられるとより有利である。これにより、ローターによって外側に押し出された液体が、出口ダクトを通ってすぐに消失せず、そのため、混合チャンバーにより長く残留する結果となる。
本発明による混合装置のさらなる実施態様によると、ローターが後ローターハウジング壁により区切られている後側を有し、混合チャンバーが、液体とインスタント粉末又はインスタント液体等のインスタント原料とを含む混合物を、ローターの前側からローターへ供給するように設計され、ローターの前側が部分的に前ローターハウジング壁により区切られ、かつ、出口ダクトの注入口が前ローターハウジング壁に設けられている。そして、ローターへの供給とローターからの出口が同じ側に設けられるので、ローターを駆動するモーターを、ローターの反対側のローターの比較的近くに備えることができ、効率的な配置が達成される。
さらなる態様によると、本発明は、熱い又は冷たいインスタント飲料を調製する飲料製造装置に関し、前記飲料製造装置は、
・本発明による少なくとも1つの混合装置と、
・前記少なくとも1つの混合装置の混合チャンバーへの注入口へ熱湯又は冷水を供給する水供給システムと、
・インスタント粉末又はインスタント液体等のインスタント原料用の少なくとも1つの貯蔵容器と、
・貯蔵容器と前記少なくとも1つの混合装置の混合チャンバーへの投入開口部とを連結する原料供給ダクトとを含む。
また、さらなる態様によると、本発明は、スープ、コーヒー、ホットココア、茶、ブイヨン、レモネード又はフルーツジュース等の熱い又は冷たいインスタント飲料を調製する、本発明による混合装置の使用に関する。
本発明は、図示された実施態様を参照して以下で説明される。
図1は、本発明による飲料製造装置の斜視図である。 図2は、本発明による飲料製造装置の開放した状態の斜視図である。 図3は、本発明による混合装置の断面図である。 図4は、図3による混合装置の詳細な断面図である。 図5は、図4からの詳細な、図4の矢印Vで示される方向の上面図である。 図6は、図4からの詳細な、図4及び図5の矢印VIで示される方向の上面図である。 図7は、図3の矢印VIIで示される方向の断面図である。 図8は、図7に対応する別の断面図である。
図1及び2は、本発明による飲料製造装置1の斜視図である。本飲料製造装置は、実質的に閉鎖されているキャビネット9、ヒンジカバー(hinged cover)8、ヒンジドア(hinged door)6を含む。コントロールパネル5が、ドア6上に備えられ、コントロールパネル5によって、ユーザーは特定の飲料を選択することができる。前側の底面に、カップ又はマグ用の2箇所の位置決め場所(positioning locations)3がパネル上に設けられている。位置決め場所3それぞれの上方には、飲料用の注出ポイント(dispensing point)4がドア5に備えられている。
ドアが開いている時、図2を参照すると、4つの貯蔵容器7が見える。それぞれの貯蔵容器は、インスタント飲料調製用の異なるベース原料を含有してもよい。したがって、例えば、左側の容器7は粉乳、左から2番目の容器はカプチーノ用のインスタントコーヒー粉末、左から3番目の容器はスタンダードコーヒー又はエスプレッソコーヒー用のインスタントコーヒー粉末、及び右側の容器はインスタントスープ粉末を含有してもよい。容器は、またインスタント粉末の代わりにインスタント液体を含有してもよく、及びインスタント液体を含有する容器に加え、インスタント粉末を含有する容器を備えることもできる。
貯蔵容器7の下には、本発明による3つの混合装置があり、粉末供給ダクトを介して貯蔵容器に連結されている。本発明による飲料製造装置は、本発明による混合装置をより少なく又はより多く備えてもよい。
NEN−EN−IEC60335−2−75(オランダ規格−ヨーロッパ規格−国際電気標準会議60335−2−75)の規格に準じ、3つのいわゆる「エリア」を本発明による飲料製造装置内に区別することができる。すなわち、いわゆる「ユーザーエリア」(規格3.109条)、いわゆる「メンテナンスエリア」(規格3.110条)、及びいわゆる「サービスエリア」(規格3.111条)である。
ユーザーエリアはユーザーが飲料を入手する空間である。そのため、ユーザーエリアは、図1に示されるように、基本的に外側から利用しやすいエリアである。
メンテナンスエリアは、標準の、通常毎日のメンテナンス、特に貯蔵容器の補給が実行される空間である。メンテナンスエリアを利用するために、ヒンジドア6が飲料製造装置1の前面に設けられ、かつヒンジカバー8が飲料製造装置1の上部に設けられる。ヒンジカバー8はちなみに省略してもよい。
いわゆるサービスエリアは、キャビネット形フレーム9に囲まれた空間に位置する。このサービスエリアは、メンテナンス技術者のみが利用できる。サービスエリアは、電源、電気モーター、加熱手段等の電気部品等を含む。
図3は本発明による混合装置の断面を示す。本混合装置2について、最初に一般的な用語で、本発明自体の詳細に触れずに説明する。
混合装置2は、混合チャンバー13、16、24を含む。混合チャンバーは注入チャンバー13、ローターチャンバー24、及び注入チャンバー13とローターチャンバー24とを連結するパイプベンド16とにさらに分割される。ローターチャンバー24はローター25を備える。ローター25は電気モーター23、略してエレクトロモーター(electromotor)によって駆動される。この電気モーター23は、ローターチャンバーの外部に設置され、ドライブシャフト26によってローター25に連結されている。
排気フード10が、注入チャンバー13に備えられている。この排気フード10は、投入開口部14と注入チャンバー13とを区切る。排気フード10は、さらに排気ダクトに通じる連結部15を有する。図2に示されているように、1又は複数の粉末供給ダクト27は投入開口部14が終端である。使用時、インスタント粉末、少なくとも一人分の量のインスタント粉末が、これらの粉末供給ダクト27を通って注入チャンバー13へ供給される。注入チャンバー13内には、さらに熱湯供給用の注入口12がある。この熱湯は注入チャンバーへ流出するように矢印30で示される方向へ、水平方向に供給される。注入チャンバーがボウル形をしているため、それにより熱湯は渦運動(swirling motion)をする。投入開口部14を通って注入チャンバーへ供給されたインスタント粉末は、その結果、注入チャンバー内ですでに熱湯と混合され、その過程で完全に又は部分的に溶解される。
熱湯が存在するため、注入チャンバー13内には蒸気があり、及びインスタント粉末が存在するため、注入チャンバー13内の蒸気中に浮遊している微粉末粒子もある。この蒸気は粉末供給ダクト27へ進入するべきではないことは明らかであり、排気フード10がまさにこの理由のため設けられている。使用時、空気は連結部15を通って注入チャンバー13から排気されるので、蒸気及び微粉末粒子は周辺部へと取り除かれる。
注入チャンバー13の底面28は、パイプベンド16の注入開口部29の中央で終端するように、いわば、じょうごのような(funnel like)デザインであり、この場合はおよそ円錐形である。本パイプベンド16は、ローターチャンバー24内のパイプベンド16の出口開口部31で終端するように、約90°に屈曲している。
混合物はさらにローターチャンバー24内のローター25による処理を受ける。本発明によると、本ローターは様々なデザインであってもよい。図3に示されるローターは、実質的に平面的で、かつディスク形である。しかしながら、ローターはまた異なるデザインでもよく、例えば、欧州特許第639,924号のローターと同様に、又は国際出願第03/068039号のローターと同様にしてもよい。
ローターチャンバー24は、後方では、本特許出願中、第1壁部という用語でも呼ばれている後方壁19により区切られている。この第1壁部19には、シャフトシール21が設けられ、ここを貫通してドライブシャフト26がローターチャンバー24へと突出している。
後方壁19は、電気モーター23を支持するモーターサポート17に収容されている。取付け中、モーターサポート17は、キャビネット9の前壁に取り付けられる。モーターサポート17は、さらに混合チャンバーが収容されているハウジング32を支持している。後方壁19は、柔軟性シール20を備え、その周辺に沿って混合チャンバーハウジング32のリブ34がシールを形成する。
さらに、混合チャンバーハウジング32は、混合チャンバー13、16、24で生成された混合物を放出する出口ダクト36、33を備えている。出口ダクト36、33は、直線部分36と混合物をカップ又はビーカーに注出する放出部33とを含む。図2を参照すると、混合装置2が位置決め場所の上に垂直に設置されない場合、パイプ、さもなければダクトを直線部分36と放出ダクト33との間に設けてもよいことは明らかである。
本発明による混合装置がインスタント粉末と液体、特に水とを混合する混合装置として上に記載されているが、本発明による混合装置は、実際、「液体原料」とよく呼ばれるインスタント液体を水と混合するタイプでもよい。かかる液体原料の粘度は、本発明によると、低いものから高いものまで様々でもよく、非常に粘性のあるものであってもよい。本発明によると、かかる液体原料は、例えば、濃縮抽出物又は濃縮液体でもよい。混合チャンバーへの供給を、液体原料の場合、異なった設計にしてもよいことは、当業者には明らかなことである。排気フードは、完全に省略することができる(しかし、所定の位置に残すこともできる)。注入チャンバーの形は異なってもよい(しかし、所望ならば、ほぼ同様にしてもよい)。
さらに、本発明による混合装置は、熱い及び冷たい飲料の両方を調製するために使用することができる。本発明によると、熱い飲料は、インスタント粉末から及びインスタント液体又はいわゆる「液体原料」の両方から調製することができる。同様のことが冷たい飲料に適用される。本発明によると、冷たい飲料は、インスタント粉末から及びインスタント液体又はいわゆる「液体原料」の両方から調製することができる。
本発明による混合装置が備えた多数の改良点は、より詳細に以下で説明される。これらの改良点は、4つの異なる部分にある。本発明による混合装置の第1の改良点は、パイプベンド16に関する。本発明による混合装置の第2の改良点は、ローター25の作動向上に関する。本発明による混合装置の第3の改良点は、出口ダクト36、33に関する。本発明による混合装置の第4の改良点は、電気モーター23の欠点の数を減少させることに関する。
図3で部分的に示されるように、パイプベンド16の外側カーブ側11は、本発明によるパイプベンド16と共に平面37として設計されている。この平面37は、ユニットの詳細のみを示す図4、5、及び6に、より詳細に示されている。図4はこの場合、図3による断面図の描写を示す。図5は、図4中で矢印Vにより示される方向から見た図であり、図6は、図4及び5の矢印VIにより示される方向から見た図である。図5中、平面37は陰影によって識別しやすくしてある。図6中、ローターは、位置を示すためと、それとは別に、ローターチャンバー24の傾斜面37への明確な図を提供するために破線の円25で示されているのみである。
図4、5、及び6を参照すると、パイプベンド16の外側カーブ側全体が平面37として設計されていることが示されている。注入チャンバー13の円錐形底面28は、中央に開口部をもち、その開口部は、パイプベンド16の注入開口部29も形成する。垂直方向に約1〜2mmの高さを有する小円錐形転移端(small conical transition edge)38を介在して、この平面37は、ここでパイプベンドの注入開口部29のみでなく、また注入チャンバー13の底面28にも隣接する。
図5を参照すると、パイプベンド16側全体がややテーパーになっているため、注入チャンバー13の底面28から他の平面37へ、斜めに急角度で達するパイプベンドの両側の円錐形壁部39において、特にテーパーになっている。そのようなテーパー曲面40は内側カーブ側にも見られる。図4及び5参照。
平面37は、水平方向に走る第1方向H(図5の二重矢印H参照)、及びこの第1方向Hに直角に走る第2方向Dにより規定される。この第2方向は、図4で二重矢印Dにより示されている。平面37は水平面に対して角度αである。図3〜6で図解されているように実施態様では、αは45°である。そのため、二重矢印Dは、水平方向を示す二重矢印H及び垂直方向を示す二重矢印Vの両方に対して45°の角度である。この場合、本発明による「平面」(planar surface)という表現は、表面が、延伸方向D及び延伸方向Hにもまた平面であるという意味に理解される。延伸方向H及びDでは、そのため表面37はカーブしておらず、少なくとも0.5cmの距離以上等、0cmより長い一定の距離以上直線状である。
図4は、内側カーブ側で、パイプベンドが角転移(angular transition)42を有することを示している。この角転移42は、全体的に角張った構造である弓形の円弧端41の中心(図5参照)を形成する。この円弧端41はC字の形状で、2つの自由端43を有し、これによって円弧端41が平面37と隣接する(図5参照)。
平面37の全体的な位置をさらに詳細に図解するために、図5では平面37に陰影を付けた。
図4中矢印Vによって示される方向から見た図5は、注入開口部29での平面37のいわゆる垂直投影もまた示す。これは、図5から見る平面部分は、実際に見ることができ、他の部分によって隠れていないということである。さらに、図5は平面37が注入開口部29の50%より多くと重複することを示す。この重複は、50%よりかなり多く、さらに70%よりも多い。
パイプベンド16の外側カーブ側に設けられる平面37は、パイプベンドを通って流れる液体が平面に沿って比較的速い速度で進行し、それによりパイプベンドの外側カーブにある粒子の沈殿物や付着物を解消し、かつ、ほぼ完全にそれらを防止することさえできるという有利な点を有する。そのような沈殿物や付着物は、周知の混合装置における問題点であり、それら周知の混合装置は定期的に洗浄されなければならないことを意味する。
図4、5、及び6をさらに説明すると、ローターチャンバー24は、ローター25の上流で、端49付近でローター25が収容されている拡張部分と結合する円錐形に拡張する壁部47によって区切られている。円錐形壁部47と区切り端49は、図4及び図6中に示されている。
以下で、ローターの作動向上について特に図4及び6を参照して、さらに詳細に説明する。
回転軸26の周りに回転可能なローター25は、回転中にローターの周囲に沿って回転面50を規定する。混合チャンバー、特にローターチャンバー24は実質的な円形断面を有する周壁ゾーン51を備える。この周壁ゾーン51はローターの回転面50を取り囲む。
ローター25の作動を向上させるために、本発明による少なくとも1つのローターリブ54、55、56、57が周壁ゾーン51に備えられる。この少なくとも1つのローターリブは、円形の周壁ゾーン51からローター25の回転面50の方向に延伸する。
図6中、これらローターリブの5つが描写されている。ローターリブの2つは両方とも符号55で示され、本発明によると、ローターリブの数を様々に変化させることができることを明確に示すため破線によって示されている。このローターリブ55は、どのような場合でもまた簡単に省略することができる。さらに、ローターリブ56及び57は、出口ダクト36の注入口53のいずれかの側に備えられる一対を形成する。ローターリブ56、57は、他のローターリブと任意で組み合わせて設置してもよい。1又は複数のローターリブ54、55はローターリブ56、57と任意で組み合わせて設置してもよい。
図6を参照し、ローター25の回転方向は、矢印Rで示される方向であると仮定すれば、ローターリブ54と任意のローターリブ55の作用は以下の通りである。求心力のため、液体はローター25によって外側に押し出され、周壁ゾーン51で混合チャンバーの内壁に沿って進行する。混合チャンバーの壁に沿って周壁ゾーン51で進行するこの液体がローターリブ54又は55と接触すると、液体はローターリブ54によってローター25の方向に戻される。周壁ゾーン51に沿ったこの進路と液体流の戻り運動は、矢印Qによって示されている。この戻り運動は液体をローターにより近く接触させ、そのためローターの働きを向上させている。ローターリブ56において矢印Wによって示されているように、この点においてローターリブ56の作用は同様である。
図4に示されているように、ローターリブ54及び56、同様にローターリブ57及び任意のローターリブ55は、ローター25の軸長全体に沿って延伸することが好ましい。
図6はさらに、ローターリブ54、55、56、及び57のすべてが、実質的に三角形の断面形状を有することを示す。これは、液体が矢印Q及びWに示される方向にローターへ向かって流動し、ローター方向の傾斜面に沿って通過することとなり、そのため、ローターリブから離れていくので、部分的にローターの回転方向である運動要素を有する。これは、戻された液体を押し流すことを簡単にし、かつ周壁ゾーン51に沿って液体が集合することを防止する。
図6は、さらにローターリブ54、55、56、及び57が軸方向に延伸する角端58、59、60を有することを示す。これは、それぞれのローターリブから遠ざかる時、液体中に乱流が生成することを促進する。
ローターリブ54、55、56、及び57の高さは、ローターの半径方向から見ると、1〜3mmの範囲であり、図6では約2mmである。回転面50とそれぞれのローターリブとの間の半径方向公差Sは、特に0.5mm〜2mmの範囲であり、図6では約1mmであるが、2mmでもよい。これにより、不正確な大きさのローター、又はローターシャフトに正確に中央位置されていないローターが、ローターリブに衝突することを防止する。
出口部分36の注入口53は、ローターの回転面付近に設けられ、より正確には、少なくともこの実施態様では、部分的にローターの軸方向の前面に沿っている。出口36の注入口53に直接隣接して、この注入口53には両側にローターリブ56及び57が備えられている。出口36の注入口53のいずれかの側にローターリブ56及び57を備えることは、液体がこれらローターリブでローターへ戻されるようになるのみだけでなく、またこの液体が簡単に出口から流出しないという効果を有する。これにより、液体がローターチャンバー内により長く留まる結果になる。出口36の注入口53はここで軸平面に延伸しているが、この注入口は簡単に接平面に延伸してもよく、この場合、出口ダクトはそこで少なくとも最初に半径方向に屈曲する。
特に図3、7、及び8を参照して、出口ダクトの改善について、ここでさらに詳細に説明する。他ならぬローターの所望の作動によって、出口ダクト36、33を通過して流れる液体は渦巻き、それによりカップ又はビーカーへ注ぎ込む時に乱流を引き起こすことが知られている。この乱流を防止するために、放出口を、すなわち放出の終端を、特定の特徴で備えることが知られている。ここで、出口ダクトの縦方向に延伸するリブを出口ダクト36、33に設けることによって、乱流を滑らかな流れに容易に変化させることができることを、本発明者らは見い出した。このリブには、出口ダクトを通過する流れを誘導する効果があり、かつ流れを滑らかに流出させる。驚くことに、この場合、その中で生成された泡等の液体の品質は、著しい影響を受けていないか、又はほとんど全く影響を受けていない。
図示される実施態様では、この少なくとも1つのリブは放出部33に配置されている。図3の放出部33は、図7で断面が示されている。ここで示されているように、リブ62は出口ダクトの内側に配置され、そのため、この場合は、放出部33の内側である。このリブ62は、出口ダクトの縦方向に延伸する。特に、リブ62は出口ダクトの縦方向と平行に延伸する。さらに、リブ62は放出部のカーブ全体に沿って延伸することが好ましい。後者はこの場合、パイプベンド33であるので、図3にも示されるように、リブ62はそのためカーブに従う。この少なくとも1つのリブ62を、外側カーブ側に最も近い位置のパイプベンド33の部分に配置することは、特に有利であることが見い出された。液体はパイプベンドの外側に押し流され、したがって、リブ62の誘導作用を最大限に受ける。
図8は、放出部33の別の実施態様を断面で示す。この場合、図7のリブ62に加え、3つの追加のリブ63、64が備えられている。したがって、十字の断面形状が実現される。
図3に示されているように、出口ダクトは、混合チャンバー13、16、24のハウジング32と一体化して形成される第1部分36と、放出部である第2部分33とからなる。もし所望ならば、第1部分36と第2部分33との間に第3部分を設けてもよい。そのような第3部分は、例えば、放出部33が第1部分36に直接連結されていない場合、パイプでもよい。第1部分36に誘導リブを備えないことにより、全体のハウジング部(universal housing part)を使用することができ、及び第2部分又は第3部分のリブは所望の目的に、特に出口ダクトを通過する液体に具体的に合わせることができる。誘導リブの要件は、非常に泡立つ液体の場合と、ほとんど泡立たない液体又はスープ液体との場合では異なる。
図3の放出部33はベンドを有し、そのため、水平の流動から実質的に垂直の流動に方向が変化する。放出部33の流出端65は、下向きにされる。さらに図3は、流出端65の外側カーブ66側が、内側カーブ67側より下方にあることを示す。これは、放出部からの滑らかな流出を促進する。
さらに図3は、リブ62が端68で下向きの方向に流出端65から突出していることを示す。これは、ビーカーやカップが満たされた後、最後の液体が放出部から出てくることを助け、そのため、液だれを抑える。図3中の矢印69によって示されるように、この液だれはこの場合、出口ダクトの縦軸方向に円錐形にテーパーする突出リブ端68によってさらに抑えることができる。
以下では、実質的に図2及び3を参照して、電気モーター23の耐用年数の延長について、さらに詳細に説明する。
図3に示されるように、ローターチャンバー24の後部壁19は、ローター25の後方に位置している。この後部壁は、これに関連して、第1壁部と称される。この第1壁部19は、シャフトシール21を備え、これを貫通してドライブシャフト26がローターチャンバーに突出する。それ自体周知のように、第1壁部19の後方に中間領域70がある。先行技術から周知の装置では、この中間領域70は、2つの通路、すなわち、シャフトシール21の通路と、及びシャフトが通って中間領域70に入る第2壁部71の別の通路とをもつ実質的に閉鎖的な空間である。シャフトシール21が摩耗又は別の原因の結果として液漏れし始めた場合、中間領域70は満杯になる。一定時間経過後、液体は電気モーターに行き着き、その後、電気モーターは故障する。
本発明は、液体が中間領域70に浸入するとすぐ表示をする表示システムを提供することを提案する。そして、これによって初期段階でメンテナンス技術者を呼ぶことができ、そのため、それによって、シャフトシールを交換しなければ、しばらく後に故障したであろう電気モーターではなく、シャフトシールを交換することができる。そのような表示システムは、センサーによって構成することができる。しかしながら、本発明によると、この表示システムは非常に簡単な方法で構成され、底部側に漏出ドレイン22を備えた中間領域70を設けることによる安全な装置であり、これは、中間領域へ浸入した液体を、簡単な収集面又は簡単な収集トレイの形の表示器へと排水するものである。そして、液体は漏出ドレイン22を通過して収集面へと流出する。本件の場合、収集面は単に前面のドアの底面部75である。ユーザーが、インスタント粉末用の容器に補給するためにドア6を開いた時、液体が漏出したかは自動的に見えるであろう。その場合、ユーザーはシャフトシール21を交換できるメンテナンススタッフに連絡しなければならない。これらすべてが初期段階で行われるので、飲料製造装置1は通常どおり操作を継続でき、メンテナンススタッフが問題に対応するのを待つまでサービス中止にしなくてもよい。
本発明によると、シャフトシール21の交換が容易になるように、シャフトシール21が別個の部品として、任意で第1壁部19全体と組み合わせて、本発明による混合装置に取り付けられると有利である。
漏出液用の収集面、又は所望ならば収集トレイは、混合装置自体に取り付けることもでき、そのため、飲料製造装置の一部を形成する代わりに混合装置自体の一部を形成することはそれ自体明確である。
本発明による混合装置、又は本発明による飲料製造装置を使用して調製することができる飲料の例としては、茶、アイスティー、フラッペコーヒー(アイスコーヒー)、(コールド)レモネード、スープ、ブイヨン、(人工)フルーツジュース、AA−ドリンク(AA-drink)(登録商標)等の健康飲料がそれぞれ挙げられる。これら飲料のすべては、原則として、インスタント粉末、又はいわゆる「液体原料」であるインスタント液体のどちらを使用しても生成することができる。

Claims (10)

  1. 飲料を生成するために、水等の液体とインスタント原料とを混合する混合装置(2)であって、混合チャンバー(13、16、24)と、
    ローター(25)とを備え、ローターは、回転軸(26)に対して回転中、ローターの外周に沿って延伸する回転面(50)を規定し、
    ローターは、混合チャンバー(13、16、24)内に配置され、
    混合チャンバー(13、16、24)は、実質的な円形断面を有する周壁ゾーン(51)を有し、周壁ゾーン(51)は回転面(50)を取り囲み、
    生成された混合物を放出する出口ダクト(36)が、混合チャンバー(13、16、24)に接続され、ローターにその注入口(53)が設けられている前記混合装置であって、
    少なくとも1つのローターリブ(54、55、56、57)が周壁ゾーンに備えられ、
    かつ、前記ローターリブ(54、55、56、57)が周壁ゾーン(51)からローター(29)の回転面(50)の方向へ延伸することを特徴とする前記混合装置。
  2. ローターリブ(54、55、56、57)が、ローターの軸長全体に沿って延伸する、請求項1に記載の混合装置。
  3. 少なくとも1つのローターリブ(54、55、56、57)が、平面で回転軸(26)に対して直角に見た場合、三角形の断面形状を有する、請求項1又は2に記載の混合装置。
  4. 少なくとも1つのローターリブ(54、55、56、57)が、軸方向に延伸する角端(58、59、60)を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の混合装置。
  5. 少なくとも1つのローターリブ(54、55、56、57)が、ローターの半径方向に見た場合、約2mm等、1〜3mmの高さを有し、かつ、回転面(50)と前記少なくとも1つのローターリブとの間の半径方向公差(S)は、約1mm等、0.5〜2mmである、請求項1〜4のいずれかに記載の混合装置。
  6. 出口ダクト(36)の注入口(53)が、ローター(25)の回転面(50)に設けられ、出口ダクト(36)は注入口へローター(25)の軸方向に延伸し、かつ、少なくとも1つのローターリブ(56、57)が、出口ダクトの注入口の両側に隣接して備えられる、請求項1〜5のいずれかに記載の混合装置。
  7. ローター(25)が、後ローターハウジング壁(19)により区切られている後側を有し、混合チャンバー(13、16、24)は、液体とインスタント原料とを含む混合物をローター(25)の前側からローター(25)へ供給するように設計され、ローターの前側は、前ローターハウジング壁(61)により部分的に区切られ、かつ、出口ダクト(36)の注入口(53)は、前ローターハウジング壁に設けられる、請求項1〜6のいずれかに記載の混合装置。
  8. 駆動用途でローター(25)に接続されたモーター(23)をさらに有する、請求項1〜7のいずれかに記載の混合装置。
  9. インスタント飲料を調製する飲料製造装置(1)であって、請求項1〜8のいずれかに記載の少なくとも1つの混合装置(2)と、前記少なくとも1つの混合装置(2)の混合チャンバー(13、16、24)の注入口(12)へ水を供給する水供給システムと、インスタント原料用の少なくとも1つの貯蔵容器(7)と、
    貯蔵容器(7)と前記少なくとも1つの混合装置(2)の混合チャンバー(13、16、24)の投入開口部(14)とを接続する粉末供給ダクト(27)とを含む、前記飲料製造装置(1)。
  10. コーヒー、スープ、ホットココア、茶、ブイヨン、レモネード又はフルーツジュース等のインスタント飲料を調製する請求項1〜8のいずれかに記載の混合装置(2)の使用。
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