JP2009542937A - 誘導または走行用床レールラクナ備付による自動清掃一式装置 - Google Patents

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Abstract

床と面が合うかあるいは少しだけこれを越えるように切り込み部(4)内に収納されると同時に、フランジの通路に対応するレールの脇にラクナ(12)を呈するローラーあるいはフランジ(15)付き車輪による床付き誘導あるいは走行レール(1)向けラクナの備付部品による自動清掃一式装置が、備付(14)材料がフランジの動的影響範囲外のラクナ(12)内に配置されると同時に、少なくとも部分的にこれを埋めることで少なくとも部分的にラクナ(12)を提供すること、ならびに、備付材料(14)が圧縮特性を示すと同時に、あらゆる利用または環境の正常な利用条件で、フランジの動的影響範囲の外でラクナの埋め込みが維持されるように配置されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも1つのローラーまたはフランジ付き鉄道車輪を介した鉄道あるいは都市公共輸送車両の誘導または走行の床レ―ル用のラクナ備付部品に関する。
レールの上面は一般的に床に対して面が合うかあるいはこの面の高さを少し越える。
ある特定の用途において、本発明は、単一あるいは1対の傾斜ローラーによるタイヤ式車両誘導一式装置向けの走行路を形成する面の床内に埋め込まれる誘導レール用のラクナ備付部品に関する。
従来は、フランジ付きローラーを通じるかあるいはこれを伴う誘導または走行に関しては、フランジすなわちレール受け溝切り込み部と隣接する縁部とレール固定具との間に自由空間が存在するはずである。この空間は「ラクナ」という名で表される。このまたはこれらのラクナにはレールに沿う1本または両側の2本の溝が形成される。
悪天候や周囲環境へ露出されるために、このラクナは、植物、氷、雪、小石その他の異物物体の破片の蓄積によって局部的に塞がれ、誘導ローラーや鉄道車輪の通行時にフランジの障害物となるのはよくあることである。このような障害は、ローラーや車輪の損傷だけでなく、さらに深刻なその脱輪などの大きな問題に至りかねない。
これらの問題に遭遇しないためには、誘導レールあるいは走行レール網に沿ってラクナの定期的清掃が必要である。しかし、この清掃は時間だけでなく費用もかかり、輸送網の運行時、特にレールの通行時には実施できない。さらに、定期清掃によってさえも、悪天候、飛び交うごみ類に常時露出されると同時に悪意の被害の企てを受けやすいラクナの完全な無害化は確保されない。
「排障器」といわれる前面防護要素によりレールからさらにもっと一般的には誘導あるいは走行路からある一定サイズの堅い障害物を取り除くことができる。しかし、この防護は誘導機能や車両のローラーまたは車輪に関してレールに沿って起こり得る危険を示す経路の両側に存在しうる破片や小物体には全く有効ではない。
このようにこれらの物体を完全に安全に乗り越えることができるラクナの必要が感じられる。
本発明は床面と同位置にある誘導あるいは走行のレールに沿ったラクナの備付部品を提供することも目的とする。
本発明によるこのラクナには、車輪またはローラーのフランジの自由な通行を保証する特別な材料が備えられるとともに、これらのフランジ付き車輪またはローラーの通行時に行われる自動清掃の性格が付与される。
高さの同じレールによる床誘導装置が都市に組み込まれることによって、この固有な利点類が示されると同時に、本発明のおかげであらゆる種類の破片類や悪天候に最も頻繁に露出される場所においても誘導と走行の安全性が確保できる。
ラクナの備付材料により、ローラーあるいは車輪の通行時や通行後の物体の排出またはこの通行時の材料内へのこれらの消し込みまたは打ち込みを確保できる圧縮特性が示される。
この備付材料に関する基本の性質や特性、すなわちその圧縮性を入手する方法のすべては本発明の対象となる。
ラクナの備付部品の形態はローラーの動的影響範囲とは干渉しないものである。備付材料は、どのような環境上の干渉条件、特に、天候条件やメーカーにより規定された制限内での車両利用条件でも決してこの影響範囲と干渉しないように選択される。特に、備付部品は、環境条件あるいは利用条件、特に、熱変動あるいは降雨の影響下における条件がどのようなものであっても膨れたり伸びたりもしないかあるいはあっても殆どないというものである。
然るべき場合には、この材料は床レールの電気絶縁用に設けることができるのが好ましい。
本発明の一部の好ましい実施形態では備付材料は次の1つあるいは複数の特性を示し得る。つまり、電気絶縁材であり、熱膨張が小さく、不浸透性、弾性があって、および/または、内部に水分を保持しないものである。
レールにより誘導機能が確保されるだけでなくさらに車両がその走行中に支持される場合には、ラクナの備付部品によってレールの固定は確保されず、この固定は別の方法で得られるものと考えられる。
一方、レールにより車両の誘導機能しか確保されない場合には、ラクナの備付時にラクナの備付材料を使ってレールを固定することは容易に考えられる。例えば、備付材料を利用してレール収納に充てられる切り込み部の底を充填したり、切り込み部内にレールを正確に位置決めしながら構成される床上にレールを敷設した後、備付材料を利用して、他の切り込み部の無用の自由空間とも一緒に、レール縁に沿って長手方向にラクナを充填することが出来る。
本発明のその他の特徴は以下の詳細説明、付録の図面を参照して行われる説明を読めば浮かび上がってこよう。
本発明による誘導または走行レール用のラクナ備付部品は、これより、図1から図12を参照して詳細に説明される。様々な図面に示される同じ要素には同じ参照番号が振られる。
ラクナ備付部品は鉛直方向にあるいは傾斜して配置されるフランジ付きローラーによる誘導レールに適用されるが、鉄道走行レール、すなわち、単一あるいは対の、鉛直または傾斜位置にあるレール上を走行するフランジ付き鉄道車輪にも適用される。
は本発明の鉄道走行レールへの用途を図解する横断面図である。 は本発明の溝付き鉄道走行レールへの用途を図解する横断面図である。 は本発明によるラクナ備付部品が含まれる面と面が同じレールによる床付き第1誘導装置に関する上方透視図である。 は本発明によるラクナの備付部品が含まれる面と面が同じレールによる床付き第2誘導装置に関する上部透視図である。 はそのラクナが固体物体により塞がれた本発明によるラクナの備付部品の上部透視図である。 図3の物体などの固体物体がラクナを塞ぐ場合における本発明によるラクナ備付部品によりもたらされる通行の放出機能が例示される断面図である。 図3の物体などの固体物体がラクナを塞ぐ場合における本発明によるラクナ備付部品によりもたらされる通行の放出機能が例示される断面図である。 図3の物体などの固体物体がラクナを塞ぐ場合における本発明によるラクナ備付部品によりもたらされる通行の放出機能が例示される断面図である。 雪または氷により塞がれるラクナの場合における本発明によるラクナの備付部品によりもたらされる通行の放出機能が例示される透視図である。 雪または氷により塞がれるラクナの場合における本発明によるラクナの備付部品によりもたらされる通行の放出機能が例示される透視図である。 雪または氷により塞がれるラクナの場合における本発明によるラクナの備付部品によりもたらされる通行の放出機能が例示される透視図である。 は鉛直ローラー向けの誘導状態にある用途が示される横断面図である。
図1および図2では従来の特徴と溝付き特徴の鉄道走行レールの場合が示されて本発明の適用に関する全般的特徴が例示されることが意図される。
明らかなように、本発明は鉄道走行に関して利用される床誘導レール2と同じく床レール1にも関係する。
本発明の目的とするレール1および2は、特に、堅固な基部5内に形成される切り込み部4内に取付けられるかあるいは収納される、床表面よりも低い高さに固定される支持基部または支持レール底3が含まれるタイプのものである。
これらのレールは、従来は、多少とも幅広の支持レール底3のような台座ならびに必要に応じて溝9(図2)と同時に、多少とも長いウェブ6と上部走行踏面8に合わされる技術的形状の、きのこ状部7を呈する。
本発明で利用されるレールは、床面とほぼ同じ高さよりも高い部分を通るタイプのものであるのが好ましい。
一般的な場合には、図1上に例として示される走行レール1の基部3は、特にあらゆる脱輪の危険を回避する目的で、少なくとも1ヵ所のラクナ12が上部部分に定義される充填部11を形成する充填材料10により取り囲まれ、このラクナが圧縮性の備付材料14の備付部品13で被覆されるか充填され、十分に高さの低いフランジ15付きローラーまたは車輪の通行時に、材料の圧縮による物体類の消し込みおよび/または弾性効果によるこれらの排除ができる、および/または打ち込みまたははめ込みによりこれらを保持できるもので、ローラーあるいは車輪の誘導阻止も破損もさせないものである。
このことは、溝9(図2)付き走行または誘導レール2にもあてはまる。この場合には、ラクナ12の役を果たすのはレールの溝9である。本発明によると、この場合には、この材料がメーカーによって規定される制限内のどのような環境または車両の利用の条件であっても、ローラーまたは車輪の動的影響範囲と決して干渉しないよう、備付部品上部で十分な空間が調整されながら、レールの溝の底が材料14といった適合する材料で埋められる。
同一路線の鉄道車両の車輪16がこのレール上を走行する。これは上部走行踏面8上を往来する走行リング17とフランジ18付きの従来の鉄道車輪の問題である。
後で分かるように、これには、鉄道車輪の通行時および通行後に、備付部品または充填部品の上面に存在する厄介な破片類と物体類を排出させるとともに、沈ませるという効果が実際にある。
特に、誘導機能しか保証されないフランジ15付きローラーまたは車輪の場合には、ラクナ12の備付部品14の材料は充填材料10でもあり得る。この材料により、フランジ15の通行によってこの材料に強いられる物体の圧力下で少なくとも収縮すると同時に、脱輪に至る可能性のある誘導ローラーと鉄道車輪の持ち上がりが回避される傾向が付与される圧縮特性が示されなくてはならない。この材料14は、メーカーにより規定されるすべての環境と利用の条件におけるいかなる場合にもフランジ付きローラーまたは車輪の影響範囲と干渉してはならないので、この材料は熱膨張が小さく、外部環境からの侵害に強度があって、ゲルの場合にはフランジの動的影響範囲との干渉を生じる余地のある備付材料14の膨張の回避のために例えば降雨からくる水分を保持しないことが望ましい。
少なくとも圧縮性であるこの材料はさらに弾性特性と電気絶縁性および/または防音性を示しうる。これは、例えば、耐熱、引き裂きと引き抜きに対して高い物理的強度ならびに光線、特に紫外線、ならびに、一般外部環境からの侵害に対して持続的な強度を示す重合体材料の問題であり得る。
例として、次の適合しうる材料が引用できる。すなわち、多孔質プラスチック材料、特に閉鎖的細胞構造フォーム、例えばポリウレタンフォーム、重合体、エラストマー、プラストマー、重合体樹脂、複合材料、鉱物質または有機物添加剤が含まれる材料である。
ラクナ12の備付材料14は閉鎖的細胞構造フォームあるいは重合体樹脂で製作されるのが好まししい。これはまた複合材料あるいはゴムあるいはゴム製品の派生物あるいは同等物でも製作できる。
これより非限定的な例として、誘導レール2を堅固な基部5内に形成される管路あるいは切り込み部4の充填により所定位置に固定する図3および図4に透視図で示されるようなある一式装置が説明される。
誘導レール2は本発明の範囲から外れなくても多数の様々な特徴を呈しうる。
図4および図5では、1つは図1のものと同一形状で、もう一つはI型の全体形状の外形19の2つの支持レール底3の外形例が示される。示された2本のレールにはそれぞれフランジ25および26付きの傾斜した誘導ローラー23および24が走行する対称に中央上部踏面22により分離された2本の走行路20および21が含まれる。
勿論、この用途では、本発明は唯一の誘導レールタイプに限定されず、さらに具体的には、合わされた特性の単一材料によるか、または、一つは充填のまたもう一つは備付の2種の材料による切り込み部4の部分的または完全な充填に関するもので、その備付材料は所要の圧縮性の主要特性を呈する。
本発明は2つの傾斜ローラー付き特殊誘導一式装置に限定されないだけでなく、逆に床面と同位置で取り付けられるレールによるあらゆる誘導タイプが対象とされる。
常にというわけではないがニーズによってはその備付材料14を利用したラクナ12の備付部品13により車道での誘導レール2の固定が任意で可能である。この場合には負荷の小さなレールつまり誘導機能しか確保しないレールの場合であって、備付部品によりレールの下部と中間部分が包み込まれると同時に堅固な基部5内に設けられる切り込み部4が占有されるだけで、好ましい実施形態では、誘導レール2の上部部分の高さが合わされるとともに、特に誘導ローラー23および24が上を走行する傾斜横面27および28が走行路として利用される。
その上部面では、切り込み部4を占有する材料の質量空間により誘導レール2の突出部分におけるその中央が開いて下部点に向かうV字形状が呈され、レールのウェブ近辺でそれぞれ横方向に、液体類と小片類の回収兼排出用の横樋として利用される溝31および32で毎回終わるレールに沿って傾斜する下り勾配29および30の境界が区切られる。ラクナ12の備付部品13の上部部分のV字形状により誘導ローラー23および24の動的影響範囲とのあらゆる干渉の回避ができる。
本発明によるラクナの備付部品13が劣化した場合には、雰囲気温度で重合化する材料の流し込みによる局部補修の実施が可能であるのが便利である。こうして、劣化したラクナ備付部品13の補修が出来てこれを交換する必要は無い。
この備付部品13は鋳造、押し出し、一体押し出しによりあるいは現場で打設されるかあるいはその他の適切な任意の方法により工業的に製作可能であるのが便利である。
次いで、この部品はレール網に合わせて所要の図面に合わせて芯合わせされると同時に、車道内の溝部を占有する堅固な基部5自体の切り込み部4内に何とか収納されうる。
本発明によるラクナの備付部品13は、図12に示されるように両フランジ34および35付きの誘導ローラー33にも適用される。この場合には、レールにより各側面のラクナ12が提供されると同時にこれら相互間の各ラクナが上記で説明されたように備付材料14が利用されて充填されよう。
さて、次に、本発明によるラクナ12の特性と備付部品13の形状に関連付けられる物体類の挙動と合わせてフランジ15の通行に必要な空間の放出機能が説明される。
1)ラクナ内に存在する物体類あるいは固体断片類
図5から図8に図5の透視図で示されるようにラクナ12を塞ぐ可能性のある様々な固体物体36あるいは固体断片の場合における本発明によるラクナ12の放出機能と同時に備付部品13の自動清掃効果が図解されている。
この図は片方の誘導ローラーがこれと接触する直前の較正試験シリンダーの形で具現化された固体物体36の高さの断面図である。
傾斜誘導ローラー23および24の通行時に、固定物体36は、その圧縮性のため図示されるように物体により伝達されるローラー圧力下でラクナ12の備付部品14の材料に押しつけられて沈む。
このように、物体あるいは断片によりラクナ12の備付部品13の柔軟な材料14が多少なりとも圧縮されることで、これらは一時的あるいは永続的に十分に消し込まれて、ローラーの通行を妨害しないか、あるいは少なくともこれを脱輪させる点を越えて持ち上がらない。このように、このローラーが損傷することも正常コースをそれることもない。
さらに、図8に示されるように、例えば、誘導ローラー23の通過後には、固体物体36は、ラクナ12の備付部品13が製作される材料の柔軟性や弾力性の付加特性による弾性作用によりラクナ12の外に跳ね返されるかあるいははじき出されることが多い。
2)ラクナ内に存在する氷あるいは類似品の場合
図9から図11に雪あるいは氷により塞がれたラクナの場合における本発明によるラクナ備付部品の自動清掃ならびに放出の作用と挙動が図解されている。
ラクナ内の水分の保持により、マイナス温度の場合には、図9に示されるようにラクナ12が凍ると同時に埋められうる。
しかし、この氷は、レールを利用する輸送網の運行中断の場合、例えば夜間の場合にしか形成され得ない点に注意しなくてはならない。実際には、レールによる誘導車両の繰り返し通行がラクナの清掃効果となるからである。
誘導傾斜ローラー23および24の通行時に、これらのフランジ25および26には進行しながら下方に向けられる鉛直応力が作用する。この応力下で、氷はラクナ12の備付13の柔軟性のある材料14内に打ち込まれて消し込まれるかあるいは、打ち込まれると同時に氷の桟または塊37内に生ずる曲げとせん断の応力のためにばらばらになる。
これらの外力に対して脆弱であることが多い氷の塊37は局部的にばらばらになる。この作用は、氷の上部に位置した傾斜する2つのローラーの少なくとも片方により連続して氷が砕かれ(図11)ローラーの進行に応じてこれが繰り返されることによりこれらの氷が材料内に打ち込まれるおかげで、走行路との接触を失うことなくあるいは最悪でも脱輪することなく行われ得る。ローラーは損傷も正常の軌道をはずれることもない。
次に氷38の破片は前出と同じ自動清掃方法により誘導ローラーの通行によって排出される。
一般的に、物体あるいは材料はラクナ12の備付部品13の柔軟性のある材料14に一時的に押し込められるかあるいは打ち込まれてしまうので、誘導ローラーの移動の障害にはならない。従って、このローラーは損傷もしないし、正常なコースから外れることもない。
また、ローラーの通行後、破片またはフランジと接触するサイズの小さい固体物体は、通常は、ラクナ12の備付13の材料14の柔軟性からくる弾性の力により跳ね除けられるかあるいはラクナ12の外にはじき出されることによって、本発明による誘導レール用のラクナ12の備付部品13に関する自動清掃の性質が特徴付けられる。
物体36は、ラクナの備付材料を圧縮しながら圧力が作用するフランジ15の通行時に備付部品13の材料14の厚さ内に消し込まれると考えることも出来る。次に、この物体がローラーの通行後に前の位置に戻ったりその通行中とその後に続くローラーの通行中にローラーと干渉しないように柔軟性のある材料内に十分に嵌め込まれてしまう。いずれの場合も、ローラーの通行は元通り可能になる。
その他の実施形態も本発明の全般的原則からそれることなく専門家によって考えられうる。
ラクナ12の備付13材料14は、あらゆる種類と形状のレールを包み込んだ上にさらに固定することができると同時に、すべてのタイプの誘導やフランジ付きローラーによる走行に合わされうる。
備付材料14は通常、少なくとも部分的に各ラクナ12を埋めるために付加される追加の材料であるが、この材料は充填材料10であっても良いことを明確にしなくてはならない。この場合には、この材料により切り込み部4が埋められると同時にレールが包み込まれる。

Claims (24)

  1. 固定基部(5)内に形成される切り込み部(4)内に収納されると同時に該切り込み部(4)内に取り付けられ固定されて床と面が合うかあるいは少しだけ床高さを越えると同時に1つあるいは複数フランジの通行に対応したレール脇ラクナ(12)が提供されるレールの、地上車両向けフランジ(15)付きローラーまたは車輪による誘導(2)または走行(1)床レール用自動清掃一式装置であって、フランジの動的影響範囲外の該ラクナ(12)内に材料すなわち備付材料(14)が配置されるとともに少なくとも部分的に該ラクナに備えられて該ラクナが少なくとも部分的に埋め合わせられること、ならびに該備付材料(14)が圧縮特性を示すと同時に、正常な利用または環境のすべての状況下で、該レール上を移動する該ローラーまたは該車輪の該フランジ(15)の動的影響範囲外に配置されて該ラクナの埋め合わせが保持されることを特徴とする自動清掃一式装置。
  2. 該レールが、該備付材料(14)が少なくとも部分的に該ラクナを埋め合わせる目的で該切り込み部(4)上部に配置される充填材料(10)を用いて、予め該切り込み部(4)内に取付けられることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  3. 該レール基部(3)だけが該充填材料(10)を用いて該切り込み部(4)内に取り付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動清掃一式装置。
  4. 該レールが該充填材料(10)上にのることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の自動清掃一式装置。
  5. 障害物(36,37)が通路またはフランジ上にあって、該備付材料(12)内にあるいはこれと一緒に沈んで消えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  6. 該備付材料(14)が電気絶縁されていることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  7. 該備付材料(14)が熱膨張の小さい材料であることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  8. 該備付材料(14)が不浸透性であることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  9. 該備付材料(14)が下部に水分を保持しないことを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  10. 該備付材料(14)が弾力性のある材料であることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  11. 該備付材料(14)が重合体、エラストマー、プラストマー、多孔質プラスチック材料、閉口多孔フォーム、合成樹脂、あるいは複合材料タイプの材料であることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  12. 該備付材料(14)がポリウレタンフォームであることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  13. 該備付材料(14)に鉱物質あるいは有機質添加剤が含まれることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  14. 該充填材料(10)が該備付材料(14)と同一であることを特徴とする請求項2から請求項13のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  15. 該レールが誘導レール(2)であること、また該充填材料(10)がレールを包み込むことを特徴とする請求項2に記載の自動清掃一式装置。
  16. 該備付部品(13)がその上部部分でV字に開放された構造を呈すると同時に、少なくともその中間部分内に該レール(2)を包み込むと同時に、長手溝部(31,32)に沿ってレールに向かう下がり勾配で該レール(2)の両側で毎回、区域(29,30)の境界を区切ることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  17. 該備付材料(14)により形成される該備付部品(13)の上面がほぼ水平であることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  18. 該備付材料(14)がラクナ(12)内に埋め込まれることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  19. 該備付材料(14)が押し出しされるかあるいは一体押し出しされることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  20. 該誘導ローラーが傾斜した2つのローラー(23,24)付きの誘導装置の部分をなすことを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  21. ローラー(23,24)が下方点に向うV字に傾斜することを特徴とする請求項1から請求項20のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  22. 該レールが溝(9)付きレールであることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
  23. 該備付材料(14)により溝(9)が占有されることを特徴とする請求項1から請求項22のいずれか1項に記載の自動清掃一式装置。
  24. 該ローラー(33)または該車輪(16)が両側にフランジ(34,35)をもつこと、ならびに該レールがローラーあるいは両側フランジ(34,35)付き車輪を受け入れるよう合わされる走行レール(1)または誘導レール(2)であることを特徴とする請求項1に記載の自動清掃一式装置。
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