JP2001254303A - 踏切用防護材 - Google Patents
踏切用防護材Info
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Abstract
に埋めることができ、且つ列車車輪のフランジの通過に
支障がない踏切用防護材を提供する 【解決手段】ゴム等の弾性材により断面略台形状をなす
筒状に形成し、底部を肉厚で、且つ踏切の軌間内ブロッ
クの側壁と本線レールの首部との間に嵌合する幅に形成
し、上部を本線レールとガードレールとの間に形成され
る隙間(フランジウエイ)の間隔よりやや幅狭に形成
し、その上面を本線レールの頭部上面と略同一平面を成
すような高さを有すると共に、両側部をやや肉薄に形成
し、夫々内側に湾曲する。
Description
とガードレールとの間に形成される隙間、所謂フランジ
ウエイを埋める踏切用防護材に関するものである。
ジの通過を確保するため、本線レールとガードレールと
の間にフランジウエイが形成されている。そしてこのフ
ランジウエイには、該踏切を通行する人の足等が落込む
のを防止するため、ゴム等の弾性材で形成され防護材が
嵌め込まれている。
防護材は、列車車輪のフランジの通過に支障がないよう
にその上面はレールの首部の高さまでしかなく、レール
の頭部上面までには達していない。従ってフランジウエ
イを完全に埋めることができないため、特に道路が斜め
に横切る踏切等においては、自転車の車輪や車椅子等の
車輪が該フランジウエイに落込んでしまうという虞があ
った。
保護設備に関し、鉄道駅などの旅客施設や車両について
は、交通事業者が、高齢者及び身体障害者等の公共機関
を利用した円滑化の促進、所謂交通バリアフリー化が進
められており、前記踏切のフランジウエイにおいても安
全性の向上したバリアフリー化が望まれている。
来の問題点及び課題を解決するために成されたものであ
って、フランジウエイをレールの頭部上面まで略完全に
埋めることができ、且つ列車車輪のフランジの通過に支
障がない踏切用防護材を提供することを目的とするもの
であって、ゴム等の弾性材により断面略台形状をなす筒
状に形成され、底部は肉厚で、且つ踏切の軌間内ブロッ
クの側壁と本線レールの首部との間に嵌合される幅に形
成され、上部は本線レールとガードレールとの間に形成
される隙間(フランジウエイ)の間隔よりやや幅狭に形
成され、その上面は本線レールの頭部上面と略同一平面
を成すような高さを有していると共に、両側部はやや肉
薄に形成され、夫々内側に湾曲されていることを特徴と
する。
に説明する。1は本線レール、2は踏切に設置された軌
間内ブロックであって、該軌間内ブロック2の本線レー
ル1と対向する縁部にはガードレール3が固着されてい
る。又、本線レール1と軌間内ブロック2との間には列
車車輪4のフランジ4aの通過を可能にするための隙
間、所謂フランジウエイ5が形成されている。
防護材であって、ゴム等の弾性材により断面略台形状を
なす適宜な長さを有する筒状に形成され、その底部6a
は肉厚で、且つ軌間内ブロック2の側壁2aと本線レー
ル1の首部1aとの間に嵌合される幅に形成されてい
る。又、該防護材6の上部6bは前記フランジウエイ5
の間隔よりやや幅狭に形成され、その上面6cは本線レ
ール1の頭部1bの上面1cと略同一平面を成すような
高さに設定されている。又、該防護材6の両側部6d,
6dはやや肉薄に形成され、夫々内側に円弧状に湾曲さ
れて形成されている。更に、前記防護材6の上部6bの
両側面6e,6eには長手方向に沿って2本のひれ7,
7、7,7が夫々一体形成され、一方は本線レール1の
頭部1bの側面1dに、他方はガードレール3の側面3
aに圧接するようになされている。尚、実施例ではひれ
7,7を両側面に2本づつ形成したが、1本づつでもよ
く、その本数は限定されない。
ブロック8と本線レール1との間に形成された隙間10
を閉塞する閉塞材、11,11はレール締結ボルト、1
2,12,12,12は前記軌間内ブロック2と軌間外
ブロック8との間に形成されたレール締結溝13内に嵌
込まれた間隔材である。
明する。先ず、該防護材6を長手方向には水平にし、端
面側からみて本線レール1側が下になるように傾けてフ
ランジウエイ5内に挿入し、該防護材6の本線レール1
側に位置する底部6aの端縁6fを本線レール1の首部
1aに係合させるようにして押し込む。これにより該防
護材6は間隔材12上に載置され固定される。その結
果、防護材6の上面6cは本線レール1の頭部1bの上
面1cと略同一平面になされると共に、本線レール1の
頭部1bの側面1dとガードレール3の側面3aの間は
ひれ7,7によって閉塞される。
車の荷重による列車車輪4のフランジ4aの押圧力によ
って、防護材6の上部6bの本線レール1側側面6eを
斜め下方(X方向)に押し潰しながら通過する。通過後
は、該防護材6の弾性力により元の状態に復帰する。
するだけの耐圧性を持たせるため、該防護材6の両側部
6d,6dの肉厚が設定されている。従って、該防護材
6に自転車等の荷重が掛かったとしても該防護材6は押
し潰されることがないので、該自転車等はスムースに踏
切を渡ることが出来る。該防護材6の両側部6d,6d
の肉厚は該防護材6を構成する材質にもよるが、硬質ゴ
ムの場合、その肉厚は5〜8mm程度が好ましく、もっ
とも好ましいのは6.5mm程度である。肉厚が4.5
mm以下であると、耐圧性が低くなり、自転車等の荷重
が掛かっても押し潰される虞があり、又、肉厚が8.5
mm以上であると耐圧性が高くなりすぎ、列車車輪4の
フランジ4aの押圧力が掛かっても該防護材6はスムー
スに押し潰されることがないため、列車車輪4のフラン
ジ4aによって該防護材6が損傷を受けるだけではな
く、延いては列車の走行に支障をきたす虞がある。
で、防護材6の上部6bの本線レール1側を自転車等が
該踏切を通行しても支障がない程度に低く設定したもの
で、このようにした場合、列車車輪4のフランジ4aの
押圧力による押し潰され量が少なくなるため、疲労度が
少なく該防護材6の耐久性を向上させることが出来る。
れば、ゴム等の弾性材により断面略台形状をなす筒状に
形成し、底部を肉厚で、且つ踏切の軌間内ブロックの側
壁と本線レールの首部との間に嵌合する幅に形成し、上
部を本線レールとガードレールとの間に形成される隙間
(フランジウエイ)の間隔よりやや幅狭に形成し、その
上面を本線レールの頭部上面と略同一平面を成すような
高さを有すると共に、両側部をやや肉薄に形成し、夫々
内側に湾曲したので、列車通過の際は、該列車の荷重に
よる列車車輪のフランジによる押圧力により、防護材の
上部の本線レール側側面を斜め下方(X方向)に押し潰
しながら通過するので列車の走行に支障を来すことがな
い。又通過後は、該防護材の弾性力により元の状態に復
帰するので、自転車等は支障なくスムースに踏切を渡る
ことが出来る。
面に、本線レールの頭部側面とガードレールの側面に圧
接するひれを夫々長手方向に沿って形成したので、防護
材と本線レール及び防護材とガードレールとの隙間を完
全に無くすことが出来た。
肉厚を5mm〜8mmとしたので、列車の荷重に対して
は押し潰されるが、自転車等の荷重に対抗するだけの耐
圧性を有し、防護材に自転車等の荷重が掛かったとして
も該防護材は押し潰されることがないので安全性の向上
したバリアフリー化を実現させることが出来た。
本線レール側が低くなるように上面を長手方向に沿って
段状に形成したので、列車車輪のフランジの押圧力によ
る押し潰され量が少なくなるため、疲労度が少なく該防
護材の耐久性を向上させることが出来た等の効果を有す
るものである。
図
Claims (4)
- 【請求項1】ゴム等の弾性材により断面略台形状をなす
筒状に形成され、底部は肉厚で、且つ踏切の軌間内ブロ
ックの側壁と本線レールの首部との間に嵌合される幅に
形成され、上部は本線レールとガードレールとの間に形
成される隙間(フランジウエイ)の間隔よりやや幅狭に
形成され、その上面は本線レールの頭部上面と略同一平
面を成すような高さを有していると共に、両側部はやや
肉薄に形成され、夫々内側に湾曲されていることを特徴
とする踏切用防護材。 - 【請求項2】防護材上部の両側面に、本線レールの頭部
側面とガードレールの側面に圧接するひれが夫々長手方
向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に
記載の踏切用防護材。 - 【請求項3】防護材両側部の肉厚を5mm〜8mmとし
たことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の踏切
用防護材。 - 【請求項4】防護材上部は、本線レール側が低くなるよ
うに上面が長手方向に沿って段状に形成されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の踏切用防護
材。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007277848A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Nippon Kido Kogyo Kk | バリアフリー型レール側方間隙閉塞構造、及びレール側方の間隙閉塞方法 |
JP2009542937A (ja) * | 2006-07-07 | 2009-12-03 | ロール インデュストリー | 誘導または走行用床レールラクナ備付による自動清掃一式装置 |
JP2016014267A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-28 | 株式会社総合車両製作所 | レール溝部用弾性スペーサ |
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- 2000-03-09 JP JP2000065351A patent/JP4417515B2/ja not_active Expired - Fee Related
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