JP2009541146A - 破裂ポンプを備えたシールされた製品取出しユニット - Google Patents

Abstract

シールされた取出しユニット１０は、薬剤１０Ｍを有しており、向き合った成形された部材１０Ｓと選択的に係合するように押し付けられたほぼ平坦な部材１０Ｆによって形成されている。部材の間に包囲されたポンピング室１２Ｐは、ユーザによって提供された外力に応答して破裂圧力を生ぜしめる。包囲された薬剤室１２Ｍは、取り出されるべき薬剤を収容している。トンネル導管１４は、破裂圧力に応答して薬剤室を破裂するために、室の間の流体連通を提供している。周縁シール１６は、ポンピング室と、薬剤室と、トンネル導管との周囲に延びている。周縁シールは、取出し中に生ぜしめられる内部破裂圧力に耐えるように十分に堅固である。引きちぎり閉鎖体１８Ｃ（図１Ｃ参照）を備えた取出しポート１８は、薬剤を薬剤室１２Ｍから取り出す。破裂個所１８Ｓは取出しポートの近傍に配置されている。破裂個所における破裂によって形成された破裂フラップ１８Ｆは、引きちぎり閉鎖体に結合されている。フラップは外方へ突出し、ユーザが引きちぎり閉鎖体を掴むのを可能にする。

Description

本願は、２００６年４月１０日に出願された仮出願連続番号第６０／７９０４８３号明細書の利益を請求する。

技術分野
本発明は、製品取出しユニット、特にシール破裂圧力を生ぜしめるためのポンプを備えたシールされたユニットに関する。

背景
これまで、薬剤は、薄い箔シールを用いて透明なブリスタカバーと剛性材料との間において平坦なパックに包装されていた。複数の薬剤は、１つの矩形のパックにおいてマトリックス配列で提供されていた。エンドユーザは、ブリスタカバーを通して薬剤を見ることができ、パックの底部から基部及び箔を突き破って押し出すことができた。ユーザは、基部材料を突き破り、箔を裂くために十分な力を使用しなければならなかった。押す力は直接透明なカバーに提供され、薬剤へ伝達された。時には、伝達された力は、錠剤を圧壊するか又はカプセルのジャケットを破壊した。薬剤は、出口の周囲の粗いエッジに引っ掛かった。ユーザは出口エッジ及び薬剤を突っつき、薬剤にさらなる損傷を生ぜしめた。薬剤を押し出すために要求される手先の動きは、老人にとってしばしば困難であった。

概要
したがって、本発明の目的は、製品取出しユニットを提供することであり、この製品取出しユニットにおいて、取出し中に製品にユーザの力又はその他の押圧強制が直接に製品に加えられることはない。ユーザは製品をユニットから押し出さない。ユーザが製品チャンバを破裂させ、取り外し可能なポート閉鎖体を引きちぎることによってポートを開放させた後に、製品は取出しポートを通って落下する。ユーザは、隣接するポンピング室に直接に力を加え、これにより、空気を圧縮し、この空気が破裂圧力を生ぜしめる。

本発明の別の目的は、取出しの後まで薬剤に接触する又は薬剤を取り扱うことを必要としない、薬剤のためのこのようなシールされた取出しユニットを提供することである。薬剤は、エンドユーザの手又は使い捨てカップ等の排出容器の中へ直接に落下する。

本発明の別の目的は、老人によって容易に理解されかつ行われるが若い子供にとっては困難である開放手順を有するこのような取出しユニットを提供することである。大人は、取出しユニットの物理的なレイアウトを容易に概観し、手順を理解し、圧縮空気を生ぜしめるために押すことができる。これに対して、子供は、着色された薬剤に直接に取りかかり、硬い透明なカバーと苦闘する。

本発明の別の目的は、粗い出口エッジに引っ掛かった薬剤をユーザが取り除くのを補助するこのようなデリバリユニットを提供することである。ポンピング室からの圧縮空気は空気流を供給し、この空気流は出口個所から滑らかな薬剤を搬送する。

本発明の別の目的は、複数の取出しユニットを有する薬剤取出しシステムを提供することであり、この薬剤取出しシステムにおいて、隣接する取り出されないユニットの妨害が低減されている。

簡単に言えば、本発明のこれらの目的及びその他の目的は、破裂圧力に応答して製品又は薬剤を取り出すためのシールされたユニットを提供することによって達成される。ユニットは、概して平坦な部材と、この概して平坦な部材と選択的に係合するように押し付けられた向き合った成形された部材とを有している。部材の間に包囲されたポンピング室は、外部から加えられる力に応答して破裂圧力を生ぜしめる。包囲された薬剤室も、取り出されるべき薬剤を収容している。室の間の流体連通は、破裂圧力に応答して薬剤室を破裂させることを可能にする。選択的な押し付け係合の間に形成された周縁シールは、室の周囲に延びており、破裂圧力に耐えることができる。引きちぎり閉鎖体を備えた取出しポートは、薬剤を薬剤室から取り出す。取出しポートの近傍における破裂個所は、破裂圧力下で外方へ破裂する。破裂によって形成されかつ引きちぎり閉鎖体に結合された破裂フラップは、薬剤を取り出すための取出しポートを開放させるためにユーザが引きちぎり閉鎖体を引きちぎることを可能にする。

図面の簡単な説明
本願の取出しユニットの別の目的及び利点並びにポンピング室の操作は、以下の詳細な説明及び図面（実寸で示されていない）から明らかになるであろう。

図１Ａは、薬剤室１２Ｍ及びポンピング室１２Ｐを示す、取出しユニット１０の分解斜視図である。

図１Ｂは、ポンピング室１２Ｐに提供された外部圧力を示す、図１Ａの取出しユニット１０の斜視図である。

図１Ｃは、図１Ａの取出しユニット１０の裏側の斜視図であり、薬剤室１２Ｍから出る薬剤１０Ｍと共に、開放した取出しポート１８及び引きちぎり閉鎖体１８Ｃを示している。

図２Ａは、複数の取出しユニット２０Ｕを有する取出しシステム２０の正面図であり、各取出しユニットは薬剤室２２Ｍ及びポンピング室２２Ｐを有している。

図２Ｂは、複数の取出しポート２８を示す、図２Ａの取出しシステム２０の背面図である。

図３は、共通の室３０Ｃ内に薬剤３０Ｍ及び破裂個所３８Ｓを備えた取出しユニット３０の平面図である。

図４は、平坦な面において開放されている同一平面取出しユニット４０の側面図である。

上の図面における各参照符号の最初の数字は、エレメント又は特徴が最も顕著に示されている図面を表している。二番目の数字は、関連するエレメント又は特徴を表しており、最後の文字（使用されている場合）は、エレメント又は特徴の構成部分を示している。

図面における参照符号
以下の表は図面において使用されている参照符号を列挙しており、各符号によって表されたエレメントを認識している。
取出しユニット １０
ほぼ平坦な部材 １０Ｆ
密閉シール層 １０Ｈ
薬剤 １０Ｍ
成形された部材 １０Ｓ
頑強な層 １０Ｔ
力矢印 Ｆ
薬剤室 １２Ｍ
ポンピング室 １２Ｐ
トンネル導管 １４
周縁シール １６
周縁リップ １６Ｆ
周縁リップ １６Ｓ
取出しポート １８
引きちぎり閉鎖体 １８Ｃ
破裂フラップ １８Ｆ
破裂個所 １８Ｓ
取出しシステム ２０
分割パーフォレーション ２０Ｄ
ほぼ平坦な部材 ２０Ｆ
薬剤 ２０Ｍ
成形された部材 ２０Ｓ
取出しユニット ２０Ｕ
薬剤端部 ２１Ｍ
ポンピング端部 ２１Ｐ
薬剤室 ２２Ｍ
ポンピング室 ２２Ｐ
トンネル導管２４
薬剤出口 ２４Ｍ
ポンピング入口 ２４Ｐ
内部シール ２４Ｓ
周縁シール ２６
取出しポート ２８
引きちぎり閉鎖体 ２８Ｃ
破裂フラップ ２８Ｆ
破裂個所 ２８Ｓ
弱い破裂シール ２８Ｗ
間隔 Ｓ
取出しシステム ３０
共通の室 ３０Ｃ
薬剤 ３０Ｍ
薬剤容積 ３２Ｍ
ポンピング容積 ３２Ｐ
取出しポート ３８
破裂個所 ３８Ｓ
取出しユニット ４０
透明な成形された部材 ４０Ｓ
薬剤室 ４２Ｍ
ポンピング室 ４２Ｐ
破裂フラップ ４８Ｆ
テーブルトップ ４８Ｔ
押圧矢印 Ｐ
破裂矢印 Ｒ
通常の実施形態（図１Ａ，Ｂ，Ｃ）
シールされた取出しユニット１０（図１Ａに分解されたフォーマットで示されている）は、薬剤１０Ｍ等の小さな製品を含んでいる。取出しユニットは、向き合った成形された部材１０Ｓと選択的に係合するように押し付けられたほぼ平坦な部材１０Ｆを有している。室１２Ｐ等の適切なポンピング容積は平坦な部材と成形された部材との間に包囲されている。ポンピング室は、ユーザによって加えられた外力に応答して破裂圧力を生ぜしめる（図１Ｂに矢印Ｆによって示されている）。ユーザは、エンドユーザ、（薬剤を消費する人）、又は家庭世話人又は進行役、又はプロフェッショナルなスタッフであることができる。薬剤室１２Ｍ等の適切な製品容積は、提供されるべき薬剤を収容するために、ポンピング室に隣接して包囲されている。２つの室は、ポンピング室からの破裂圧力に応答して薬剤室を破裂するために、トンネル導管１４を介して流体連通している。トンネル導管は、選択的な押し付け係合によって平坦な部材と向き合った成形された部材との間に形成されている。選択的な押し付け係合の間に形成された周縁シール１６は、ポンピング室と、薬剤室と、トンネル導管との周囲に延びている。周縁シールは、取出しの間に生ぜしめられる内部破裂圧力に耐えるのに十分に堅固である。周縁シールは、周囲空気及び塵芥がシールされたユニットに侵入し、薬剤に悪影響を与えることを阻止する。周縁シールは、長期的な貯蔵の間にユニットへの湿気の侵入を回避するように密閉されている。

周縁シールの内側のガスは、周囲空気、乾燥空気、又は窒素等の不活性ガス等のあらゆる適切な流体であることができる。引きちぎり閉鎖体１８Ｃ（図１Ｃ参照）を備えた取出しポート１８は、薬剤１０Ｍを薬剤室１２Ｍから供給する。破裂個所１８Ｓは取出しポートの近傍に位置する。破裂個所において破裂することによって生ぜしめられた破裂フラップ１８Ｆは引きちぎり閉鎖体に結合されている。フラップは外方へ突出し、ユーザが引きちぎり閉鎖体を掴み、薬剤の取出しのための取出しポートを開放させることを可能にする。成形された部材は好適には透明であり、ユーザが、破裂及び取出しの前に薬剤を視覚的認識することを可能にする。周縁リップ１６Ｆは（分解図１Ａに示されているように）平坦な部材の周縁に沿って延びており、向き合った周縁リップ１６Ｓは、成形された部材の周縁に沿って延びている。向き合った周縁リップは、ポンピング室及び薬剤室の周囲に周縁シールを形成している。

成形された部材１０Ｓは、薬剤を保護するためにＰＶＣ又はＰＥＴ等のあらゆる適切な材料から形成されていることができる。平坦な部材１０Ｆは、強度及び包囲を提供するための複数の層を有することができる。成形された層に対して押し付けられた頑強な層１０Ｔは、ポリエチレン等のあらゆる適切な耐性の材料であることができる。頑強な層に対して押し付けられた密閉層１０Ｈは、金属箔等のあらゆる適切なシーリング材料であることができる。

取出しポートは（図１Ｃに示されているように）平坦な部材に設けられていることができる。破裂個所１８Ｓは、レーザビーム又は機械的な掻取りエッジによって形成された刻み目等の、平坦な部材における適切な尖端又は切れ目であることができる。好適には、平坦な部材の材料への刻み目の食込みは、平坦な部材を弱くするのに十分に深いが、シールされたユニットの破裂を生ぜしめるほど深くはない。刻み目は、破裂圧力下で破裂するように十分にもろくかつシールされた閉鎖を維持するように十分に堅固でなければならない。破裂フラップ１８Ｆは、破裂個所上における平坦部材材料のタブ又は三角形片であることができる。取出しポートの引きちぎり閉鎖体１８Ｃは平坦な部材における破裂境界線によって規定されていることができる。破裂境界線は、図１Ｃに示されているように３つの側を有しており、第４の側は平坦な部材に取り付けられたままである。図２Ｂの実施形態において、破裂境界線は、図２Ｂに示されているように４つの側を備えた環状であり、引きちぎり閉鎖体２８Ｃは完全に取外し可能である。破裂境界線及び引きちぎり閉鎖体は、薬剤が取出しポートを通過することができる限り、様々な形状及び寸法であってよい。破裂境界線は、弱めるパーフォレーション又は平坦な部材を途中まで貫通した凹所の連続であることができる。択一的に、破裂境界線は破裂刻み目と同様に、平坦な部材における刻み目であることができる。

複数ユニット実施形態（図２Ａ，Ｂ）
シールされた取出しシステム２０は複数の取出しユニット２０Ｕを有しており、これらの取出しユニットは、成形された部材２０Ｓ（正面図２Ａ参照）と平坦な部材２０Ｆ（背面図２Ｂ参照）との間に包囲されている。各ユニットは、ポンピング室２２Ｐと薬剤室２２Ｍとを有しており、導管２４がポンピング室と薬剤室との間の流体連通を提供している。周縁シール２６は、ポンピング室と薬剤室とをシールするために取出しユニットの周囲に延びている。各ユニットは、裏側に取出しポート２８を有しており、この取出しポートは、破裂フラップ２８Ｆを備えた引きちぎり閉鎖体２８Ｃを備えている。図２の実施形態において、破裂個所２８Ｓは、周縁シール上の、閉鎖体２８Ｃの境界線の近傍のＸ字形の刻み目である。（１つの斜線によって示されている）弱い破裂シール２８Ｗは、各破裂個所の近傍に設けられている。破裂シールは、成形された部材２０Ｓと平坦な部材２０Ｆとの間の弱い結合であり、破裂個所における周縁シールの強度を減じるために、押し付け係合の前に予備処理されている。ポンピングサイクルの間、製品室内においてポンピング圧力が上昇する。圧力は破裂シールを通ってスリップし、破裂個所を開放させ、破裂フラップを形成する。

取出しシステム２０において、各取出しユニット２０Ｕは、細長く、ポンピング室のためのポンピング端部２１Ｐと、薬剤室のための薬剤端部２１Ｍとを有している。取出しユニットは並置されており、この場合、各取出しユニットのポンピング室が、隣接する取出しユニットの薬剤室に隣接するように交互に配置されている。ユニットは好適には分割刻み目又はパーフォレーション２０Ｄによって分離されている。

ポンピング室は、破裂圧力を生ぜしめるために、ユーザによる容易な圧縮のために（図１Ａに示されているように）ドーム状である。ドームは、降伏及び圧壊し、空気をトンネル導管を通って移動させる。薬剤室は、剛性の側壁を備えた立方体形状であり、側壁は、ドームほど容易に潰れることはない。側壁は（図２Ａに間隔Ｓによって示された）交互のドーム状のポンピング室の間に間隔を置いて配置されたバリヤを提供する。間隔は、ユーザの親指又は人差し指のために、又は小さな押圧装置のために十分に広い。バリヤは、ユーザが一度に２つ以上のドームを押し潰すのを防止する。ドームは、圧縮後に元のドーム状に戻るように十分に弾性的であり、空気の別の噴出を提供するために再充填する。ユーザは、取出しポートの粗い引き裂かれたエッジに引っ掛かった薬剤を解放するのを助けるために、ドームを再ポンプすることができる。

トンネル導管２４は、ポンピング室に開放したポンピング入口２４Ｐと、薬剤室に開放した薬剤出口２４Ｍとを有している。導管は、ポンピング室から薬剤室内への流体連通を提供している。内部シール２４Ｓは、トンネル導管を密閉するために使用されており、ポンピング室から薬剤室を遮断している。内部シールはシールされたユニットの輸送及び貯蔵中、又はその他の非使用期間の間、流体連通を遮断する。内部シールは、破裂圧力下で破裂し、取出しの直前に流体連通を回復する。幾つかの薬剤は、絶対的にシールされた周縁を備えた環境的に保護された容積を要求する。容積が小さいと、薬剤と接触する内部空気はより少なくなり、周縁が短いと、故障及び汚染の可能性が低くなる。内部シールは、薬剤をポンピング室内の空気から隔離し、ポンピング室の周囲の周縁シールにおける漏れの効果から隔離する。ポンピング室２２Ｐは、破裂圧力が内部シールを無力化する又は除去するまで、薬剤室２２Ｍと流体連通していない。

共通室実施形態（図３）
取出しユニット３０は共通の室３０Ｃを有しており、共通の室は、一方の端部にポンピング容積３２Ｐを、他方の端部に薬剤容積３２Ｍを有している。ポンピング容積に圧力を加えると、薬剤端部における破裂個所３８Ｓ上の切れ目が破裂する。共通室実施形態はトンネル導管を有していない。ポンプと薬剤とは、共通の室であることにより流体連通している。切れ目は、取出しポート３８の角隅位置におけるＬ字形の刻み目（図３に太線で示されている）であることができる。

同一平面実施形態（図４）
平坦な部材及び向き合った周縁リップは同一平面であることができ、取出しユニットを開放するための安定した作業平面を規定している。同一平面取出しユニット４０は平坦なカウンタ又はテーブルトップ４８Ｔのエッジの近傍に配置されており（図４参照）、ポンピング室４２Ｐはテーブルトップに対してしっかりと定着されており、薬剤室４２Ｍはエッジから突き出してオーバハングしている。薬剤室の少なくとも切れ目の部分は、テーブルエッジを超えて延びている。テーブルトップの平面は、取出しユニットの平坦な側を収容及び支持するためのしっかりとした水平な面を提供している。ユーザは、ポンピング室４２Ｐをテーブルトップに対して押し付け（矢印Ｐによって示されている）、破裂フラップ４８Ｆを下方へ開放させる（矢印Ｒによって示されている）。

他方の端部において破裂イベントＲを得るためのユニットの一方の端部において圧力Ｐを加えることは、子供にとって明らかでない"遠回し"である。わがままな子供は、透明な剛性の成形された部材４０Ｓを通して明るく着色された薬剤を見て、すぐに"キャンディーのような"物体に集中する。

産業上の用途
本発明の目的は、これまでに説明されているように、ユーザが薬剤に直接的に力又はその他の押し付け強制を提供しない製品取出しユニットを提供することによって達成されたことが当業者に明らかになるであろう。圧縮された空気に応答して薬剤ちゃん歯が破裂し、製品は取出しポートを通って落下する。薬剤は、取出しの後まで触られる必要がない。開放方法は、大人によって容易に理解されるが、若い子供には不透明で遠回りである。圧縮空気は、取出しポートに詰まった薬剤をユーザが取り出すのを助ける。取り出されない隣接する薬剤を妨害することなく薬剤は取り出されることができる。

発明の概念から逸脱することなく、ここに示された構造及び実施形態において様々な変更が行われることができる。さらに、様々な図面に示された実施形態の特徴は、別の図面に示された実施形態と組み合わせて使用されることができる。したがって、発明の範囲は、以下の請求項の言葉及びその法的均等物によって決定されるべきである。

図１Ａは、薬剤室１２Ｍ及びポンピング室１２Ｐを示す、取出しユニット１０の分解斜視図である。 ポンピング室１２Ｐに提供された外部圧力を示す、図１Ａの取出しユニット１０の斜視図である。 図１Ａの取出しユニット１０の裏側の斜視図であり、薬剤室１２Ｍから出る薬剤１０Ｍと共に、開放した取出しポート１８及び引きちぎり閉鎖体１８Ｃを示している。 複数の取出しユニット２０Ｕを有する取出しシステム２０の正面図であり、各取出しユニットは薬剤室２２Ｍ及びポンピング室２２Ｐを有している。 複数の取出しポート２８を示す、図２Ａの取出しシステム２０の背面図である。 共通の室３０Ｃ内に薬剤３０Ｍ及び破裂個所３８Ｓを備えた取出しユニット３０の平面図である。 平坦な面において開放されている同一平面取出しユニット４０の側面図である。

符号の説明

１０ 取出しユニット、 １０Ｆ ほぼ平坦な部材、 １０Ｈ 密閉シール層、 １０Ｍ 薬剤、 １０Ｓ 成形された部材、 １０Ｔ 頑強な層、 Ｆ 力矢印、 １２Ｍ 薬剤室、 １２Ｐ ポンピング室、 １４ トンネル導管、 １６ 周縁シール、 １６Ｆ 周縁リップ、 １６Ｓ 周縁リップ、 １８ 取出しポート、 １８Ｃ 引きちぎり閉鎖体、 １８Ｆ 破裂フラップ、 １８Ｓ 破裂個所、 ２０ 取出しシステム、 ２０Ｄ 分割パーフォレーション、 ２０Ｆ ほぼ平坦な部材、 ２０Ｍ 薬剤、 ２０Ｓ 成形された部材、 ２０Ｕ 取出しユニット、 ２１Ｍ 薬剤端部、 ２１Ｐ ポンピング端部、 ２２Ｍ 薬剤室、 ２２Ｐ ポンピング室、 ２４ トンネル導管、 ２４Ｍ 薬剤出口、 ２４Ｐ ポンピング入口、 ２４Ｓ 内部シール、 ２６ 周縁シール、 ２８ 取出しポート、 ２８Ｃ 引きちぎり閉鎖体、 ２８Ｆ 破裂フラップ、 ２８Ｓ 破裂個所、 ２８Ｗ 弱い破裂シール、 Ｓ 間隔、 ３０ 取出しシステム、 ３０Ｃ 共通の室、 ３０Ｍ 薬剤、 ３２Ｍ 薬剤容積、 ３２Ｐ ポンピング容積、 ３８ 取出しポート、 ３８Ｓ 破裂個所、 ４０ 取出しユニット、 ４０Ｓ 透明な成形された部材、 ４２Ｍ 薬剤室、 ４２Ｍ 薬剤室、 ４２Ｐ ポンピング室、 ４８Ｆ 破裂フラップ、 ４８Ｔ テーブルトップ、 Ｐ 押圧矢印、 Ｒ 破裂矢印

Claims (20)

1. 破裂圧力に応答して製品を取り出すためのシールされたユニットにおいて、
   概して平坦な部材と、
   該平坦な部材に向き合って配置されておりかつ該平坦な部材と選択的に係合するように押し付けられた、成形された部材とが設けられており、
   外部から加えられる力に応答して破裂圧力を生ぜしめるための、平坦な部材と向き合った成形された部材との間に包囲されたポンピング容積が設けられており、
   取り出されるべき製品を収容するための、平坦な部材と向き合った成形された部材との間に包囲された製品容積が設けられており、
   ポンピング容積と製品容積との間の流体連通が、ポンピング容積からの破裂圧力に応答して製品容積を破裂させるようになっており、
   製品容積に収容された製品が設けられており、
   選択的な押し付け係合の間に形成された周縁シールが設けられており、該周縁シールが、ポンピング容積と製品容積との周囲に延びており、前記周縁シールが、破裂圧力に耐えることができ、
   製品を製品容積から取り出すための、引きちぎり閉鎖体を備えた取出しポートが設けられており、
   破裂圧力下で外方へ破裂する、取出しポートの近傍における破裂個所が設けられており、
   破裂個所における破裂によって破裂フラップが形成され、該破裂フラップが引きちぎり閉鎖体に結合されており、これにより、製品容積内に収容された製品を取り出すために取出しポートを開放させるために、引きちぎり閉鎖体を引きちぎることを可能にすることを特徴とする、破裂圧力に応答して製品を取り出すためのシールされたユニット。
2. シールされたポンピング容積がポンピング室であり、シールされた製品容積が製品室である、請求項１記載の取出しユニット。
3. 選択的な押し付け係合によって形成された、平坦な部材と向き合った成形された部材との間に形成された、周縁シール内のトンネル導管が設けられており、
   該トンネル導管が、ポンピング室に開放したポンピング入口と、製品室に開放した製品出口とを有しており、
   前記トンネル導管が、ポンピング室から製品室への流体連通を提供している、請求項２記載の取出しユニット。
4. 製品室とポンピング室との間のトンネル導管を遮断するための内部シールが設けられており、該内部シールが、破裂圧力下で破壊される、請求項３記載の取出しユニット。
5. 平坦な部材の周囲の周縁リップが設けられており、
   成形された部材の周囲の向き合った周縁リップが設けられており、
   これらの周縁リップが、選択的な押し付け係合の間にポンピング容積と製品容積との周囲の周縁シールを形成する、請求項１記載の取出しユニット。
6. 周縁シールが密閉性である、請求項５記載の取出しユニット。
7. 平坦な部材及び周縁リップが同一平面に位置する、請求項５記載の取出しユニット。
8. 平坦な部材がさらに、成形された装置に対して押し付けられた頑強な層と、
   該頑強な層に対して押し付けられた密閉箔とを有している、請求項１記載の取出しユニット。
9. シールされた製品容積からの取出しポートが平坦な部材を貫通しており、
   破裂個所が平坦な部材における切れ目である、請求項１記載の取出しユニット。
10. 破裂個所切れ目が、平坦な部材における刻み目である、請求項９記載の取出しユニット。
11. 破裂個所において周縁シールの弱い区分を形成する破裂シールが設けられており、該破裂シールが、破裂圧力に耐えることができずかつ破裂フラップの破裂を生ぜしめる、請求項９記載の取出しユニット。
12. 破裂フラップが、破裂個所において被覆する平坦な部材の三角形片である、請求項９記載の取出しユニット。
13. 取出しポートの引きちぎり閉鎖体が、製品容積の周囲の周縁シール内の破裂境界線によって規定されている、請求項９記載の取出しユニット。
14. 破裂境界線が、平坦な部材におけるパーフォレーションの連続である、請求項１３記載の取出しユニット。
15. 破裂境界線が、平坦な部材における刻み目である、請求項１３記載の取出しユニット。
16. 破裂圧力に応答して薬剤を取り出すためのシールされたシステムにおいて、
    平坦な部材と、
    該平坦な部材と選択的に係合するように押し付けられた、前記平坦な部材と向き合った成形された部材と、
    平坦な部材と向き合った成形された部材との間に包囲された複数の取出しユニットと、
    破裂圧力を生ぜしめるための、各取出しユニット内のポンピング室と、
    取り出されるべき薬剤を収容するための、各取出しユニット内の薬剤室と、
    破裂圧力をポンピング室から薬剤室へ伝達するための、ポンピング室と薬剤室との間の流体連通と、
    各薬剤室に収容された薬剤と、
    破裂圧力に耐えるように選択的な押し付け係合の間に形成された、ポンピング室及び薬剤室をシールするために取出しユニットの周囲に延びている、周縁シールと、
    シールされた薬剤室内の薬剤を取り出すための、各薬剤室からの引きちぎり閉鎖体を備えた取出しポートと、
    破裂圧力下で外方へ破裂する、各取出しポートの近傍における破裂個所と、
    破裂個所の破裂によって形成されかつ引きちぎり閉鎖体に結合された破裂フラップとが設けられており、該破裂フラップが、薬剤室内に収容された薬剤の取出しのために取出しポートを開放させるために、引きちぎり閉鎖体の引きちぎりを可能にするようになっていることを特徴とする、破裂圧力に応答して薬剤を取り出すためのシールされたシステム。
17. 各取出しユニットが細長くて、ポンピング室のためのポンピング端部と薬剤室のための薬剤端部とを備え、
    取出しユニットが並置されており、各取出しユニットのポンピング室が、隣接する取出しユニットの薬剤室に隣接するように交互に連続して配置されている、請求項１６記載のシールされた取出しシステム。
18. ポンピング室が、破裂圧力下での容易な圧縮のためにドーム状であり、
    薬剤室が、１つおきのポンピング室の間に間隔を置いて配置されたバリヤを提供するための剛性の側壁を有している、請求項１７記載のシールされた取出しシステム。
19. バリヤ間隔が、破裂圧力を生ぜしめるためにポンピング室に外力を提供することを可能にするように十分に広い、請求項１８記載のシールされた取出しシステム。
20. ドーム状のポンピング室が、圧縮後にドーム形状を回復するように十分に弾性的である、請求項１８記載のシールされた取出しシステム。

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