JP2009540536A - 蒸発装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1
Description
さらに、業者から入手した供給物質の運搬から、供給物質で満たされる蒸発器の蒸気受け取りシステムへの接続までを、有効的かつ安全に促進する方法に対するニーズもある。これは、人の習熟しやすさを確保するために、標準化された手法により達成されることが好ましい。
前記キャニスター本体中の固体物質を蒸発させるための加熱器は、前記頂部閉鎖部材に取り外し可能に配置され、前記頂部閉鎖部材の弁を、固体物質が加熱される温度よりも高い温度に維持する、蒸発装置ユニットである。
前記弁は、熱伝導性アルミニウムからなり、前記弁を通る蒸気を固体物質が蒸発する温度よりも高い温度に維持するように、加熱器に熱伝導可能な関係に配置される。
前記加熱器は、前記頂部閉鎖部材の凹部内のカートリッジ加熱器である。
前記組の一方の蒸発装置はデカボラン専用であり、前記組の他方の蒸発装置はオクタデカボラン専用である。
前記蒸発装置が専用とするそれぞれの固体物質の通常の蒸発温度よりも高くかつ危険な温度よりも低い安全温度が設定された、温度制限スイッチを備える。
少なくとも前記底部区分は、供給物質の輸送容器としての使用のために構成される。
前記蒸発可能な供給物質は、ボロン、炭素、リンまたはヒ素の複数の原子を含む分子である。
固体物質はデカボラン(B10H14)であり、前記ユニットは、前記底部区分の前記底壁を、デカボランの蒸発範囲を越えて約40℃の操作限界まで加熱するように構成された制御システムに関連付けられる。
物質はC2B10H12である。
物質はC4B12H22である。
前記ユニットは、前記ユニットの前記底部区分で、前記熱検出器に応答する閉ループ温度制御装置に関連付けられ、前記頂部区分の加熱器への電力を制御し、前記ユニットの前記底部区分の温度を選択された設定点に維持することを可能にする。
前記弁は、空気式に操作可能なベローズ弁である。
前記外側側部突起部は、前記ユニットの重量を支え、前記突起部が前記凹部に係合したときに前記ユニットの支えとして機能する。
前記ユニットは、前記さらなる装置にねじ込み可能な取り付けネジを受け入れるネジ通路を備え、前記取り付けネジは、前記端部に、前記さらなる装置の対合面に対して力を付与し、シールを確立して安定させる力を供給する。
前記ユニットと外部の制御および給電回路との間に電気接続を形成するために、前記ユニットは、前記さらなる装置の所定位置の対応する接続器に係合するための、所定位置の電気接続器を備え、前記蒸発装置の所定位置は、前記蒸発装置ユニットの、前記側部突起部が前記さらなる装置の前記凹部に係合する向きへの移動に際して、前記接続器の自動的な接続を可能にする。
前記外側側部突起部は、前記ユニットと前記さらなる装置との係合を案内するための、前記さらなる装置の前記凹部の対応する整合面にスライド式に係合するように構成された、整合面を備える。
前記ユニットは、分配されるまたは蒸発させる物質のための輸送キャニスターとして構成される。
空気式に作動可能なベローズ弁が前記通路に沿って配置される。
前記加熱器は、前記頂部区分の前記金属の凹部に取り付けられたカートリッジ加熱器である。
前記蒸発装置は、前記蒸発装置を前記取り付け台に取り付けるための取り外し可能な取り付け具と、手動で操作可能な閉鎖装置とを備え、前記閉鎖装置は、蒸気が蒸発装置から流れることを防止する閉鎖位置を備え、前記閉鎖装置は、前記閉鎖装置が前記閉鎖位置にあるときを除いて取り付けられた蒸発装置の前記取り外し可能な取り付け具に作業者がアクセスするのを防止する、アクセス防止装置に関連付けられ、それにより、蒸発装置が取り外されている間、前記蒸発装置からの有毒な蒸気の流れを防止する。
前記イオン源は、注入のためのイオンを提供するために、イオン注入システム内にある。
本発明の他の側面は、上述の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、イオン化可能な蒸気を形成することができる固体供給物質を含み、またクラスター分子を含む、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムである。
本発明の他の側面は、上述の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質は、トリメチルスチビンを有するアンチモン化合物を有する、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムである。
説明されるシステムは、物質から生成される蒸気が、温度が上昇する通路を通ることを保障し、蒸気は、発生点から弁V1を通り、流れ相互接続装置10まで移動する。同様に、蒸気利用の点に先立つ蒸気受け取り装置22の一部は、流れ相互接続装置10の温度よりも高く温度を保持するように構成された他の加熱領域を画定する。
蒸発装置キャニスターが直立に取り付けられることを確保するために、案内特徴が突出部−凹部の組み合わせに関連付けられる。図1B、1Cの実施形態にいおいて、突出部34および凹部35は、軸方向に延びる平坦な弦状の表面が突出部34の上部に沿って形成されることを除いて、円形の横断断面であり、この平坦な弦状の表面、凹部35の接触表面により係合される。図13A−Dを参照されたい。
1つの相違点は、蒸発装置キャニスターが図1Bおよび1Cのように構成せれることであり、キャニスターからの片持ち梁突出部により支持される。また、キャニスターへの全ての接続は、インターフェースIにおいて形成される。これには、蒸発装置の加熱器に電力を供給する電力接続が含まれ、さらに温度および他の蒸発装置の状態およびキャニスター内の弁の空気を制御するための圧縮空気のパラメータの信号を送るための信号接続が含まれる。
現在のところのより好ましい実施形態である、図1D−1Eに示される蒸発装置キャニスターが、さらに図12−12E、13、14を参照しながらより詳細に以下に説明される。
1.加熱器カートリッジ
蒸発装置キャニスターユニットの頂部閉鎖体区分14B´´の加熱器を形成する電気抵抗加熱器カートリッジ136Aは、約10cmの高さおよび0.8cmの直径の円筒形の形状である。各加熱器カートリッジは、アルミニウムの頂部閉鎖体14B´´の実質的に全深さに延びる。アルミニウム本体に機械加工された穴136は、加熱器カートリッジをきつく嵌合させるように挿入するために、頂部において開口しており、また、挿入中に排気できるように底部において僅かに開口している。図1Eおよび図1Hに示すように、加熱器カートリッジは、頂部区分14A´´および底部区分14B´´をシールするOリングGの位置から半径方向外側に配置されている。従って、カートリッジの底部は、接合面の微細な不完全性を空気で埋めるために空気にさらされている半径r1の大きな熱接触部分の領域のすぐ上の位置する。図1Hおよび図1Kは、このアルミニウム本体を示し、また、カートリッジ加熱器の本体に対する、および本体を通って延びる蒸気通路に対する関係を示す。加熱器の軸は、蒸気通路の垂直吸込み部37Aの軸に平行である。水平蒸気運搬区分37Bは、2つの加熱器カートリッジの間を延び、3つ目の加熱器カートリッジは、通路の水平蒸気運搬区分の反対側に位置する。これにつき図1Hを参照されたい。これにより、蒸気通路は、頂部区分のアルミニウム体を通る短い熱伝達経路により、加熱器から直接的な伝導により加熱される。
好適なカートリッジ加熱器は、たとえば、ドイツのTurk & Hillingerから入手できる。類似のカートリッジ加熱器を、弁ブロック流れ相互接続装置10に適用してもよい。
蒸発装置キャニスターユニットの底部およびシステム内のその他の場所に位置する好適な測温抵抗体(RTD;resistive thermal detector)は、たとえば、スイスのThermocontrolから入手できる。このセンサからの信号伝達のための導線は、蒸発装置キャニスターユニットの底部区分14A´´の側面から上方に頂部区分14B´´の境界における接続器CRTDまで延びる。この接続器は、頂部区分の噛み合う接続部とともに、横方向に位置合わせされる。これは、ユニットの頂部区分の全ての取り付けネジ穴を、底部区分の取り付けネジ穴に、取り付けネジを受け入れられるように整合させることにより行われる。底部区分に係合させるための、位置合わせされた頂部区分の下方への動きは、底部区分接続器CRTDの噛み合い接続部の上に、検出回路の接続部を下方に移動させる。接続部の提供された弾性たわみ性により、頂部区分が底部区分に完全に着座する前に、電機接続か確立されることが可能になる。このたわみ性は、頂部区分が底部区分にきつくネジ留めされる間に、頂部区分が下方に動くことを可能にし、さらに増加する。
図1Eおよび図12に示すように、導線Lのための垂直ワイヤ通路溝は、実質的に、側壁の厚さ方向に凹んでいる。これにより、たとえば、ユニットを運搬キャニスターとして扱うときなどに、導線を保護することができる。深い凹部にもかかわらず、この溝は、溝が狭いのでキャビティ壁に有意なコールドスポットを発生させない。説明として、底部区分の熱伝達は、頂部区域から主に下方向であり、熱流は円筒形の壁の均一の厚さに対して実質的に均一に分配される。溝の反対側に位置するキャビティ表面の狭い部分を加熱するために、横方向の熱伝達経路が、溝の両方の側面から、全厚さの壁の隣接する部分より延びる。手短にいえば、これらの徐々に狭くなっている熱伝達経路は、小さな熱需要を提供し、必要な熱伝達に対して相対的に小さな抵抗を提供する。結果として、実質的に横方向の温度平衡が生じ、溝の領域におけるキャビティ表面の温度が、実質的に壁の他の部分と均一になることが分かる。また、この溝は、垂直方向の正の温度勾配に対して実質的に何ら影響を与えない。
図12Bに示す加熱器への電源回路における超過温度スイッチ165´´は、周知の熱電対型のものであり、ユニットの頂部区分に位置する。この機能は、局所的な温度を感知し、調節された加熱システムが熱エネルギーの廃棄に失敗したときに、蒸発装置キャニスターをオーバーヒートから保護することである。これは、頂部区分14B´´の温度を直接感知し、予め設定された温度で加熱器への電力の供給を中断させる。設定温度は、ユニットを満たしている特定の供給物質に応じて選択される。オーバーヒートの原因となる不一致が訂正されたら、このスイッチは、通常の方法でボタンを押すことによりリセットすることができる。
遠隔熱制御ユニットによって制御されるRTD温度センサの温度調整範囲の上限は、一例して、B10H14用は40℃、B18H22用は120℃と設定することができ、また、一例として、蒸発装置キャニスターユニットの頂部の超過温度制限スイッチは、B10H14蒸発装置キャニスターは50℃、B18H22蒸発装置キャニスターは140℃に設定することができる。同様の温度設定は他の供給物質に対しても適用でき、特定の値は、選択した物質の蒸発特性に応じて決まる。ユニットの熱設計により、蒸発装置キャニスターの運転中、蒸発装置キャニスターの底部から頂部への正の温度勾配は、B10H14については5℃のオーダーであり(たとえば、3℃程度でもよい)、B18H22については10℃のオーダーである。
いくつかの例において、運転中、蒸発装置キャニスターから物質が供給される蒸気受け取り装置は、蒸発装置よりも高温に維持される。蒸気受け取り装置から蒸発装置への温度移動の防止は、実質的な熱遮断部を導入することによりなされる。
端部位置熱遮断部
好ましい実施形態の端部位置熱遮断部は、図1Dに示され、蒸気運搬突起部の側面の端部に位置する。この実施形態において、端部位置熱遮断部は、断熱ワッシャTBeの形態である。この断熱ワッシャは、突起部の端部表面と、対向する、突起部を受け入れる支持凹部の内部端部の内部当接面との間に配置される。ワッシャは、それぞれの側面がそれぞれのOリングにより、これらの面に対してシールされている。現在のところ好ましい設計である図13Aおよび13Bにおいて、ワッシャTBeは、蒸気受け取り装置の凹部組立体の一部として存在する。端部表面および断熱ワッシャは、蒸気受け取り装置のねじ込まれる蒸発装置キャニスターの取り付けネジにより互いに力を受ける。このワッシャは、剛体材料であり、蒸発装置キャニスターの蒸気受け取り装置への安定した接続を可能にする。1つの好ましい実施形態において、ワッシャは、4mmの軸方向の厚さを持ち、PEEK樹脂からなる。
この熱遮断部TBcは、蒸発装置キャニスターユニットの蒸気運搬突起部の円筒形外面に形成される。これは、剛性で、断熱性で、摩損抵抗性の剛性樹脂の調和する円筒形状部材からなり、1つの実施形態として、この熱遮断部は、アラルダイトNU樹脂の成形物を備える。図13Bに示す実施形態において、円周熱遮断部TBcは、蒸気受け取り装置に固定されており、スライド可能に突起部を受け入れかつ支持するように構成され、それにより、蒸発装置キャニスター全体を受け入れかつ支持する。案内表面は蒸発装置キャニスターの直立の向きを確保するように提供され、凹部の固定はそれの角度方向の変位を防止する。好ましくは、案内は、かみ合い部品上の調和スライド可能な案内表面により行われる。図13A−Dに示される特定の実施形態において、案内表面Gsは、突起部の外側とスライド挿入される円筒形の断熱材の内側との二次元構成物である。電気的接続および圧縮空気接続のために、蒸発装置キャニスターおよび蒸気受け取り装置に取り付けられる対応する複合接続器は、蒸気運搬突起物およびかみ合い凹部の案内表面により、後者が向かうときに最初の接続に案内される。
他の実施形態において、端部位置の断熱部は周囲部と統合されて形成される。
図12Aおよび12Bを参照すると、複合接続器が、たとえば、電力、電気信号および圧縮空気などの全ての必要な機能を接続するために用いられる。このような接続器は、前述したように、ドイツのFCT Electrical GmbH of Munichから入手できる。
図12Bを参照すると、接続ピンの割当ては以下の通りである。
ピンA2およびA3は、加熱器を画定するように並列に接続された3つの加熱器カートリッジに電流を切り換えるために、高電圧接続に接続される。
ピン7、8は、手動閉鎖装置のアクセス禁止バーの位置を検出するための、蒸発装置キャニスターユニットの頂部区分に位置する微小スイッチへの信号接続である。微小スイッチは、開許可機構の最上(引き戻し)位置を読み、この開許可機構が、蒸気流を制御するための空気式弁の操作範囲を外れていることを示す。従って、スイッチの閉鎖は、空気式弁が適切に自由に操作できることを示す。
電気接続器の副接続部が、シールのためのOリングを備える圧縮空気接続管51とともに、図12の複合接続器44´に組み込まれている。また、案内ピン52は、複合接続器の蒸気受け取り装置のかみ合い接続部への最終係合を案内するために備えられる。
整合的になる手法で取り付けられているので、複合接続器の案内ピン52の凹部への粗いい位置あわせは、前述したように、蒸気受け取り装置の対応する凹部に蒸気運搬突起部が入ったときに、蒸気運搬突起部の案内表面Gsにより提供される。全ての機能性ピン(電力、電気信号、圧縮空気)およびピンを受け入れる穴のより正確な位置合わせは、接続器自身のテーパーの付いた案内ピン52の作用により提供される。軸方向の弾性たわみ性は、蒸気運搬突起部が蒸気受け取り装置の凹部内の熱遮断ワッシャおよび当接面に対して向かうように取り付けネジが締め付けられるときに、すばやく接続を確立でき、さらに蒸気運搬突起部の追加的な運動を許容できるように、2つの接続器間に提供される。
蒸発装置キャニスターは、でこぼこした構造であり、運搬キャニスターとして使用されている間、すべての機能的部分が保護される。図示しない保護用プラスチックキャップは、表面を保護するために、側面の突起部にスナップ嵌合する。現時のところの好ましい実施形態において、蒸発装置の操作のための断熱材は、移動可能なジャケットとして提供され、ユニットが供給物質を運ぶために積まれるときには同梱されない。
蒸発装置ユニットは、取り付けまたは取り外したときに、有毒な蒸気が大気に偶発的に開放されることを防止するように構成された安全システムを備える。頂部部材132Bは、手動装置、および蒸発装置ユニットを取り付け台に取り付けるための取り外し可能な取り付け具を含む。手動装置は、蒸発装置ユニットを閉じるための閉鎖位置を持ち、外への流れを防止するために、弁に優先する、あるいはそれ自身が弁として機能することによって、蒸発装置を閉じる。手動装置は、防止装置に関連付けられており、防止装置は、手動弁が閉鎖位置にあるときを除いて、作業者が取り付けられた蒸発装置の取り外し可能な取り付け具にアクセスすることを防ぐ。従って、蒸発装置キャニスターは、装置が取り外される前に閉じられることが保証され、蒸発装置から有毒な蒸気が逃げるのを防止する。
B18H22は温度が180℃以上に上昇すると、酸素の存在下で発火する。
B10H14およびB18H22は、室温で固体であり、人間にとても有毒である。この物質は、たやすく皮膚を通って吸収される。皮膚への露出は避けなければならない。
前述のとおり、図7のシステムは、ガス運搬の2つのガス源を持つ。すなわち、反応性洗浄ガス源からのガス、および蒸気運搬システムからのホウ化水素である。分離弁V7およびV8は、NF3/FおよびBXXをイオン源に運ぶ、これらの2つのガスの流れが決して交差接続されないように、機械的に関連している(具体的には、たとえば、スプール弁ユニットによって)。
A.応用
一般的に、少なくとも1sccmの範囲で、20℃から150℃の間の流れを提供することができる任意の物質が、上述した原理により構成される蒸発装置ユニットおよび蒸気運搬システムに用いるための候補物質である。
B、P、As、Sb、Inなどの元素の電気的なドーパント種の複数の原子を含む分子イオンを効率的に注入するのに有効であり、これらは、周期表のC、Si、Ge、SnのIV族元素の両側に位置し、また、たとえば、アモルファス化、ドーパント拡散制御、ストレスエンジニアリング、欠陥ゲッタリングなどを実現する半導体基板修正に有効である、C、Si、Geなどの元素の原子を複数含む分子イオンを効率的に注入するのに有効である。このような分子イオンは、60nm以下の臨界的な寸法で集積回路を製造するのに有効である。以下、このようなイオンを、集合的に「クラスター」イオンとよぶ。
MmDnRxHy + (1)
で表すことができる。ここで、Mは、基板の物質変更に有効であるC、Si、またはGeなどの原子である。Dは基板に電荷キャリアを注入するためのB、P、As、SbまたはInなどのドーピング原子である(周期表のIIIまたはIVグループ)。Rは、ラディカル、リガンド、または分子である。Hは、水素原子である。一般的に、RまたはHは、安定なイオンを生成または形成するのに必要な、単に完全な化学構造の一部として存在し、注入プロセスにおいては特に要求されない。一般的に、Hは、注入プロセスにおいて特に有害ではない。これはRについても同様に当てはまる。たとえば、Feのような金属原子、またはBrのような原子を含むRは望ましくない。上記の式において、m、n、xおよびyは、すべてゼロ以上の整数であり、mとnの合計は2以上である。すなわちm+n≧2である。イオン注入の特定の関心は、高Mおよび/またはD原子多様性である。すなわちm+n≧4である。これは低エネルギー、高ドーズ注入のための改良された効率によるものである。
ホウ化水素イオン:B18Hy +、B10Hy +
カルボランイオン:C2B10Hy +、C4B18Hy +
リン水素化物イオン:P7Hy +、P5(SiH3)5 +、P7(SiCH3)3 +
ヒ素水素化物イオン:As5(SiH3)5 +、As7(SiCH3)3 +
である。
これらのボロン含有物質およびそのイオンの性質は、論文に説明されており、たとえば、VasyukovaのN.Iを参照されたい[A.N. Neseyanov Institute of Heteroorganic Compound, Academy of Sciences of the USSR, Moscow. translated from Izvestiya Akademii Nauk SSSR, Seriya Khimicheskaya, No.6, pp.1337-1340, June, 1985. Original article submitted March 13, 1984. Plenum Pblishing Corporation]。
一般的に、n≧4かつy≧0のCnHyの化学式で表される任意の炭化水素は、シリコンへの有効炭素ドーズ量を増加さ、さまざまな程度のアモルファス化を提供し、いずれの場合でも、単体の炭素注入よりも有益である。フルオランテン(Flouranthane)C16H10は、100℃で蒸発し、電子衝突イオン源に用いるのに好適である。この蒸発温度は、B18H22の蒸発温度に類似している。0.5mAのビーム電流は、とても低いエネルギー(炭素原子あたり約1keV)で、ウェーハ上に8mAの炭素相当の注入を可能にする。イオンビーム電流は>1mAであり、容易に実現できる。他の炭素クラスター物質は有効である。たとえば、以下の炭化水素は使用できる可能性がある。
・2,6 diisopropylnaphthalene(C16H20)
・N-octadene(C18H38)
・P-Terphenyl(C18H14)
・1-phenylnaphthalen(C16H12)
As、PおよびSbは、N型ドーパント、すなわち「ドナー」である。
Sbについては、トリメチルスチビンが供給物質の候補のよい大きな分子であり、たとえば、Sb(CH3)C3である。
AsおよびPについては、イオンはAnHx+またはAnRHx+の形態であり、ここで、nおよびxは、nは4より大きく、xは0以上の整数であり、AはAsまたはPのいずれか、Rはリンまたはヒ素を含まない、注入プロセスに有害でない分子である。
ホスファン(phosphanes)、オルガノホスファン(organophosphanes)、リン化物、の化合物は、クラスターリン分子およびその後のN型ドーピングイオンの潜在的な源である。例として、(1)ホスファン(phosphane)、たとえはヘプタホスファン(Heptaphosphane)、P7H3およびシクロペンタホスファン(cyclopentaphosphane)、P5H5、(2)オルガノホスファン(organophosphane)、たとえば、Tetra-terbutylhexaphosphane、tBu4P6、Pentamethylheptaphosphane、Me5P7、(3)ホスファイド(phosphide)、たとえば、ポリホスファイド(polyphosphides):Ba3P14、Sr3P14、または者ホスファイド(monophosphide):Li3P7、Na3P7、K3P7、Rb3P7、Cs3P7、などが含まれる。
リン含有種および合成技術は、外殻電子の構成の類似性、および同属元素が示す化学反応性の類似性により、リン原子のヒ素による直接的な代用を可能にするために理論化される。分子予測ソフトウェアは、また、リンをヒ素で代用することに類似性を示す。As7H3の予測された分子の構造は、個別の原子の径はリンおよびヒ素のものに限定されるという違いはあるが、ほぼP7H3と同一である。P7H3およびAs7H3の合成経路は、類似しており、また、交換可能である。加えて、SiおよびHは共に、シリコンウェーハ上に形成される装置に有害ではないので、As7(SiH3)3およびAs5(SiH3)5の化合物は非常に魅力であり、また安定な化合物であると予測される。
(P/As)6の6員環に加えて、R=Me、Rt、Pr、Ph、CF3、SiH3、GeH3とともに5員環が得られ、R=CF3、Phとともに4員環が得られる(N.N. Greemwood, A.Earshaw, Chemistry of the Elements, Butterworth and Heinemann Ltd, 1983, pgs 637-679)。従って、本技術分野で周知のように、カルボニル基は、シリコン水素化物と直接的に交換可能である。加えて、シリコンリン化物は、Si12P5と同定された。この物質は、ハロ(Halos)およびS/D延長(S/D extension)の超浅接合形成(ultra-shallow junction formation)、およびPoly Gateドーピングに極めて有効である。Si12P5の原子量は491原子質量単位である。従って、この化合物で極めて浅い注入を実現できる。加えて、SiはN型ドレインの拡張注入を実行する前に、ルーチン的に用いられるので、Si12P5注入は自己アモルファス化となる。シリコンはP原子とほぼ同様の飛程を持つので、損傷を浅くとどめ、この注入により形成される、有害な飛程端欠陥がない。このような欠陥は、消滅するとき、これらは表面に拡散する傾向があるので、非常に効率的にアニールされる。
前述したように、好ましい実施形態において、説明された1組の蒸発装置の一方のユニットは(または、輸送キャニスターおよび加熱蒸発装置の両方として用いられるように構成された組の一方、または解放容器)、一方の供給物質に特化およびコード化され、他方の蒸発装置は他方の供給物質に特化およびコード化される。蒸気運搬加熱器の制御システムは、蒸発装置または解放容器のコードの自動読取りにより確認できるように、選択された供給物質に従った安全遮断パラメータおよび他のパラメータが設定される。ある場合は、物質はデカボラン、オクタデカボランおよび1つ以上の選択されたデカボランである。他の場合は、供給物質は、上述の実行する処理に従って同定される物質の中から選択される。各ユニットは、温度制限スイッチを組み込んでもよく、このスイッチには、ユニット内のそれぞれの供給物質の通常の蒸発温度よりも高く、危険な温度よりも低い安全温度が設定される。
Claims (87)
- 加熱器を備える蒸発装置ユニットであって、前記蒸発装置ユニットは、固体供給物質を保持しかつイオン化するための蒸気を生成する温度まで固体供給物質を加熱するように構成され、前記蒸発装置ユニットは垂直にかかるように構成され、かつ、固体受け入れ容積を持つキャニスター本体と、取り外し可能な頂部閉鎖部材とを有し、前記頂部閉鎖部材は、取り付け台、および前記キャニスターから前記取り付け台まで蒸気が流れることを可能にする弁に、前記キャニスターの取り付け表面を画定し、
前記キャニスター本体中の固体物質を蒸発させるための加熱器は、前記頂部閉鎖部材に取り外し可能に配置され、前記頂部閉鎖部材の弁を、固体物質が加熱される温度よりも高い温度に維持する、蒸発装置ユニット。 - 請求項1に記載の蒸発装置ユニットであって、前記弁は、熱伝導性アルミニウムからなり、前記弁を通る蒸気を固体物質が蒸発する温度よりも高い温度に維持するように、加熱器に熱伝導可能な関係に配置される、蒸発装置ユニット。
- 請求項1に記載の蒸発装置ユニットであって、前記頂部閉鎖部材により取り付けられた1つ以上の加熱素子を有する、単一の加熱領域を備える、蒸発装置ユニット。
- 請求項2に記載の蒸発装置ユニットであって、前記加熱器は、前記頂部閉鎖部材の凹部内のカートリッジ加熱器である、蒸発装置ユニット。
- 請求項1に記載の蒸発装置ユニットであって、前記蒸発装置を、取り付け台および手動閉鎖装置に取り付けるための、取り外し可能な取付け具を備え、前記閉鎖装置は、蒸気が前記蒸発装置から流れるのを防止する閉鎖位置を持ち、前記閉鎖装置は、前記閉鎖装置が前記閉鎖位置にあるときを除いて、取り付けられた蒸発装置の前記取り外し可能な取り付け具への作業者のアクセスを防止する、アクセス防止装置に連結されており、それにより、前記蒸発装置が取り外されている間、前記蒸発装置からの有毒な蒸気の流れを防止する、蒸発装置ユニット。
- 請求項5に記載の蒸発装置ユニットであって、前記取り外し可能な取り付け具は、前記取り付け台に関連づけられた噛み合い継手に係合する固定ネジまたはナットのパターンを備え、前記アクセス防止装置は、前記閉鎖装置の部材に応じて動くアクセス防止保護部を有し、前記保護部は、前記閉鎖装置が前記閉鎖位置にあるときにのみ、前記蒸発装置を取り外すための前記固定ネジまたはナットへのアクセスを可能にするように構成および配置される、蒸発装置ユニット。
- 請求項6に記載の運搬システムであって、蒸気が前記蒸発装置から流れるのを許可するように、前記蒸発装置に取り付けられ、ばねにより付勢されかつ空気式に操作可能な弁を備え、前記閉鎖装置は、空気圧の存在に関わらず、空気式に操作可能な前記弁を閉鎖位置に圧しつけるように構成された機械的なオーバーライド装置である、運搬システム。
- 請求項1に記載の運搬システムであって、前記蒸発装置は、蒸発装置制御システムに応答して前記蒸発装置からの蒸気の流れを制御するための、常態では閉じた空気式弁を備え、空気接続のために、前記空気式弁は、前記蒸発装置の対応するシール面に噛み合うように構成されたシール面を備える取り付け台に連結される圧縮空気の通路に接続可能であり、各シール面は、前記空気式弁を開くための圧縮空気の十分な接続が、対応するシール面の互いのシールに依存するように、蒸気流および圧縮空気の両方のポートを囲み、それにより、蒸気が大気に流れることができる条件での前記空気式弁の開放を防止する、運搬システム。
- 請求項1に記載の蒸発装置であって、前記蒸発装置は、異なる固体供給物質を保持する異なる蒸発装置の組とともに用いられるように構成されたシステムとともに用いられるように構成され、前記蒸発装置は、内容物を示す特有の物理的特徴を備え、前記物理的特徴は、認識システムによる認識に適当であり、蒸発装置制御システムが、認識された蒸発装置の内容物に適切な条件で操作できる、蒸発装置。
- 請求項9に記載の蒸発装置であって、前記蒸発装置が専用とする内容物に応じた独特のパターンの、1つ以上のスイッチアクチュエータ構成を備え、前記スイッチアクチュエータ構成は、1組の駆動可能なスイッチを有する認識システムと相互作用するのに適当である、蒸発装置。
- 請求項9に記載の蒸発装置およびその他の蒸発装置であって、それぞれ異なる蒸発温度および認識可能な異なる特有の物理的特徴を備える、異なる固体供給物質に専用な組を備える、蒸発装置。
- 請求項11に記載の蒸発装置であって、前記組の一方の蒸発装置はデカボラン専用であり、前記組の他方の蒸発装置はオクタデカボラン専用である、蒸発装置。
- 請求項11に記載の蒸発装置であって、前記組の一方の蒸発装置はボラン専用であり、前記組の他方の蒸発装置はカルボラン専用である、蒸発装置。
- 請求項1に記載の蒸発装置であって、前記蒸発装置が専用とするそれぞれの固体物質の通常の蒸発温度よりも高くかつ危険な温度よりも低い安全温度が設定された、温度制限スイッチを備える、蒸発装置。
- 請求項14に記載の蒸発装置であって、前記組の一方の蒸発装置は、デカボラン専用であり、他方の蒸発装置はオクタデカボラン専用であり、前記制限スイッチの設定温度は、それぞれ約50℃および約140℃である、蒸発装置。
- 供給物質を蒸発させかつ蒸気を他の装置に提供するための減少した圧力の下で操作可能な、加熱される蒸発装置ユニットであって、前記蒸発装置ユニットは、内部表面により、供給物質受け入れ部を画定する側壁および底壁を持つ底部区分と、蒸発室と、取り外し可能な蓋および前記ユニットから他の装置への蒸気を運搬するための蒸気通路を画定する頂部区分と、を有し、前記頂部区分および前記底部区分は、組み立てられてとき、蒸気気密な境界部において係合するように構成され、
前記蒸発装置キャニスターユニットの前記頂部区分および前記底部区分の両方は、熱伝導性金属からなり、
電気抵抗加熱器が前記頂部区分に配置され、
前記頂部区分は、前記底部区分との前記境界部への熱分配器として構成および配置され、
前記境界部は、熱伝導性であり、供給物質を蒸発させるために、前記底部区分へ熱を伝達するように構成され、
前記底部区分の前記側壁および前記底壁は、供給物質の量的な減少にともない、前記境界部から受け取った熱を、供給物質を加熱して蒸発させるために、供給物質に露出している前記室の表面に分配し、
前記ユニットは、前記底部区分の前記底壁における蒸発温度から、前記頂部区分の前記蒸気出口通路における高温までの、概ね正の温度勾配を確立するように構成される
蒸発装置ユニット。
- 請求項16に記載の蒸発装置であって、少なくとも前記底部区分は、供給物質の輸送容器としての使用のために構成される、蒸発装置。
- 請求項16に記載の蒸発装置であって、
前記頂部区分の加熱器は、前記頂部区分の金属本体の開口にきつく嵌合して配置された1組のカートリッジ加熱要素を有し、
前記カートリッジ加熱要素は、前記底部区分の物質を蒸発させるための実質的に唯一の熱源である、蒸発装置。 - 請求項16に記載の蒸発装置であって、前記底部区分の前記室に蒸発可能な供給物質の場所があり、物質は室温で低い蒸気圧を持つ固体物質である、蒸発装置。
- 請求項19に記載の蒸発装置であって、前記蒸発可能な供給物質は、ボロン、炭素、リンまたはヒ素の複数の原子を含む分子である、蒸発装置。
- 請求項20に記載の蒸発装置であって、固体物質はデカボラン(B10H14)であり、前記ユニットは、前記底部区分の前記底壁と前記頂部区分の蒸気出口との間の温度差が約5℃となるように構成される、蒸発装置。
- 請求項20に記載の蒸発装置ユニットであって、固体物質はデカボラン(B10H14)であり、前記ユニットは、前記底部区分の前記底壁を、デカボランの蒸発範囲を越えて約40℃の操作限界まで加熱するように構成された制御システムに関連付けられる、蒸発装置ユニット。
- 請求項20に記載の蒸発装置ユニットであって、固体物質はデカボラン(B10H14)であり、前記ユニットは、安全装置が前記ユニットの前記頂部区分のオーバーヒートを防止するように、約50℃の設定を持つ超過温度制限スイッチに関連付けられる、蒸発装置ユニット。
- 請求項20に記載の蒸発装置ユニットであって、固体物質はオクタデカボラン(B18H22)であり、前記ユニットは、前記底部区分の前記底壁から前記頂部区分の前記蒸気出口通路への温度差が約10℃である、蒸発装置ユニット。
- 請求項20に記載の蒸発装置ユニットであって、固体物質はオクタデカボラン(B18H22)であり、前記ユニットは、前記底部ユニットの前記底壁を、オクタデカボランの蒸発範囲を越えて約120℃の操作限界まで加熱するように構成された制御システムに関連付けられる、蒸発装置ユニット。
- 請求項20に記載の蒸発装置ユニットであって、固体物質はオクタデカボラン(B18H22)であり、前記ユニットは、安全装置が前記ユニットの前記頂部区分のオーバーヒートを防止するように、約140℃の設定を持つ超過温度制限スイッチに関連付けられる、蒸発装置ユニット。
- 請求項20に記載の蒸発装置ユニットであって、物質はデカボランである、蒸発装置ユニット。
- 請求項27に記載の蒸発装置ユニットであって、物質はC2B10H12である、蒸発装置ユニット。
- 請求項27に記載の蒸発装置ユニットであって、物質はC4B12H22である、蒸発装置ユニット。
- 請求項16に記載の蒸発装置ユニットであって、組み立てられた前記ユニットの前記境界部は、シールの外側に、前記ユニットの頂部区分および底部区分のそれぞれにより画定される金属表面に緊密に接触することにより、真空シールにより画定され、前記金属表面は圧力に係合し、対合する面の不完全性による微小開放間隙は大気からの空気で満たされ、係合する前記金属表面により画定される前記境界部の部分は、前記頂部区分から、物質を受け入れる蒸発室の境界となる前記底部の表面への、主な熱伝達経路を提供する、蒸発装置ユニット。
- 請求項30に記載の蒸発装置ユニットであって、前記頂部区分および前記底部区分は、実質的に平坦な対合面を前記境界部に画定し、前記対合面は、取り付けネジのアレイにより互いに力を受け、前記底部区分は、実質的に均一な厚さを持つ側壁を備える、概ね円筒形の容器を有する、蒸発装置ユニット。
- 請求項16に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、前記ユニットの前記底壁に配置された熱検出器を備え、前記熱検出器は、前記ユニットの前記底壁の温度を選択された設定点に維持することを可能にするために、前記頂部区分加熱器への電力を制御するために接続できように構成される、蒸発装置ユニット。
- 請求項32に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、前記検出器から、前記ユニットの前記頂部区分と前記底部区分との間の境界部まで延びる電気信号伝達装置を備え、前記頂部区分および前記底部区分は、前記頂部区分および前記底部区分の対合面が互いに結合したときに自動的に互いに係合する位置に、対合電気接続部を備える、蒸発装置ユニット。
- 請求項33に記載の蒸発装置ユニットであって、前記伝達装置は、前記底部区分の熱伝導性の壁の表面に上方に延びる溝に配置される、蒸発装置ユニット。
- 請求項32に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、前記ユニットの前記底部区分で、前記熱検出器に応答する閉ループ温度制御装置に関連付けられ、前記頂部区分の加熱器への電力を制御し、前記ユニットの前記底部区分の温度を選択された設定点に維持することを可能にする、蒸発装置ユニット。
- 請求項16に記載の蒸発装置ユニットであって、加熱される前記頂部区分内の前記蒸気通路は、前記蒸発室からの蒸気を受け取るように開口した蒸気受け取り部を備え、前記蒸気通路は、最初の部分は概ね上方に延び、概ね横方向に延びる蒸気運搬部に向かう曲げ部が後に続く、蒸発装置ユニット。
- 請求項36に記載の蒸発装置ユニットであって、前記加熱器は、前記蒸気通路の上方に延びる部分に概ね平行に延びるカートリッジ加熱要素を有し、前記カートリッジ加熱要素の少なくとも1つは、前記蒸気通路の横方向に延びる運搬部のそれぞれの側部に配置され、前記カートリッジ加熱要素の少なくとも1つは、前記通路の横方向に延びる運搬部の方向から反対の、前記頂部区分の側部に配置され、前記加熱要素は、前記蒸気通路を画定する面と熱伝導可能な関係にある、蒸発装置ユニット。
- 請求項36に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットから蒸気が流れるのを許容する弁が、前記蒸気通路の前記曲げ部に存在し、前記弁の表面は、前記加熱器と熱伝導可能な関係にある、蒸発装置ユニット。
- 請求項38に記載の蒸発装置ユニットであって、前記弁は、空気式に操作可能なベローズ弁である、蒸発装置ユニット。
- 請求項39に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、さらなる蒸気受け取り装置の取り付け台に、前記ユニットを取り付けるための、取り外し可能な取り付け具と、手動操作可能な閉鎖装置と、を有し、前記ユニットの前記閉鎖装置は、前記ベローズ弁にオーバーライドして前記蒸気通路を通る蒸気の流れを防止する、閉位置を持ち、前記閉鎖装置は、前記閉鎖装置が前記閉位置にあるときを除いて、作業者が取り付けられた蒸発装置の前記取り外し可能な取り付け具にアクセスするのを防止する、アクセス防止装置に関連付けられ、それにより、前記ユニットが取り外されている間、前記ユニットからの有毒な蒸気の流れを防止する、蒸発装置ユニット。
- 請求項40に記載の蒸発装置ユニットであって、前記取り外し可能な取り付け具は、前記取り付け台に関連付けられた噛み合い継手に係合可能な保持ネジのパターンを有し、前記アクセス防止装置は、前記閉鎖装置の部材に応じて移動するアクセス防止保護部を有し、前記保護部は、前記閉鎖装置が閉位置にあるときにのみ、前記ユニットを取り外すための前記保持ネジにアクセス可能にするように構成および配置される、蒸発装置ユニット。
- 請求項16に記載の蒸発装置ユニットであって、前記蒸気通路の前記運搬部分は、外側側部突起部を通って延び、前記突起部は、さらなる蒸気受け取り装置の所定の構成の凹部に嵌入するように構成される、蒸発装置ユニット。
- 請求項42に記載の蒸発装置ユニットであって、前記外側側部突起部は、前記ユニットの重量を支え、前記突起部が前記凹部に係合したときに前記ユニットの支えとして機能する、蒸発装置ユニット。
- 請求項42に記載の蒸発装置ユニットであって、前記外側側部突起部の端部は、さらなる蒸気受け取り装置の対合面とのシールを画定するように構成される、蒸発装置ユニット。
- 請求項44に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、前記さらなる装置にねじ込み可能な取り付けネジを受け入れるネジ通路を備え、前記取り付けネジは、前記端部に、前記さらなる装置の対合面に対して力を付与し、シールを確立して安定させる力を供給する、蒸発装置ユニット。
- 請求項42に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、前記蒸発装置ユニットの温度と異なる温度に維持されるさらなる装置とともに利用するためのものであり、断熱部が、前記ユニットと前記さらなる装置との間の前記外側側部突起部を通しての熱伝達を遮断する、蒸発装置ユニット。
- 請求項46に記載の蒸発装置キャニスターユニットであって、前記断熱部は、前記突起部を囲む断熱スリーブ部分と、前記突起部の端部と前記蒸気受け取り装置の蒸気受け取り通路を画定する壁との間に配置された断熱端部とを含む、蒸発装置キャニスターユニット。
- 請求項42に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットと外部の制御および給電回路との間に電気接続を形成するために、前記ユニットは、前記さらなる装置の所定位置の対応する接続器に係合するための、所定位置の電気接続器を備え、前記蒸発装置の所定位置は、前記蒸発装置ユニットの、前記側部突起部が前記さらなる装置の前記凹部に係合する向きへの移動に際して、前記接続器の自動的な接続を可能にする、蒸発装置ユニット。
- 請求項48に記載の蒸発装置キャニスターユニットであって、前記接続器は、前記ユニットの空気式弁を駆動するための、前記ユニットに圧縮空気を接続する接続要素を含む、蒸発装置キャニスターユニット。
- 請求項48に記載の蒸発装置キャニスターユニットであって、前記外側側部突起部は、前記ユニットと前記さらなる装置との係合を案内するための、前記さらなる装置の前記凹部の対応する整合面にスライド式に係合するように構成された、整合面を備える、蒸発装置キャニスターユニット。
- 請求項16に記載の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、取り囲み断熱部材がないときは輸送キャニスターとして機能し、蒸発装置として使用されるときは、断熱部材内に配置される、蒸発装置ユニット。
- 加熱される放出容器として、または物質を放出または蒸発させて、放出されたガスまたは蒸気をさらなる装置に提供する蒸発装置として構成されるユニットであって、
前記ユニットは、前記ユニットの電気抵抗加熱器により加熱されるように構成された物質受け取り領域を画定し、また、前記ユニットから前記他の装置へガスまたは蒸気を運搬するためのガスまたは蒸気通路を画定し、
前記蒸気通路の運搬部分は、外側の側方に延びる突起部を通って延び、前記突起部は、ガスまたは蒸気受け取り装置の所定の構成の凹部に嵌入するように構成され、前記側部突起部は、前記ユニットの重量を支えるように構成され、前記側部突起部は、前記突起部が前記凹部に係合しているときは前記ユニットの支えとして機能し、前記突起部の端部は、前記さらなる装置の対合面とのシールを画定するように構成され、
前記ユニットと外部の制御および給電回路との間の電気接続を形成するため、前記ユニットは、前記さらなる装置の所定位置の対応する接続器に係合する、所定位置の電気接続器を備え、前記ユニットの接続器の前記所定位置は、前記ユニットの、前記側部突起部が前記さらなる装置の前記凹部に係合する向きへの移動に際して、前記接続器の自動的な接続を可能にする、ユニット。 - 請求項52に記載のユニットであって、前記ユニットは、分配されるまたは蒸発させる物質のための輸送キャニスターとして構成される、ユニット。
- 請求項52に記載のユニットであって、前記外側の側方に延びる突起部は、前記ユニットの前記さらなる装置への係合を案内するための、前記さらなる装置の前記凹部の対応する整合面にスライド式に係合するように構成された整合面を備える、ユニット。
- 請求項52に記載のユニットであって、前記接続器は、前記ユニットの空気式弁の駆動のために、前記ユニットへ圧縮空気を接続するための接続要素を含む、ユニット。
- 請求項55に記載のユニットであって、空気式に作動可能なベローズ弁が前記通路に沿って配置される、ユニット。
- 請求項56に記載のユニットであって、前記ユニットは、前記さらなる装置の取り付け台に前記ユニットを取り付けるための、取り外し可能な取り付け具と、手動操作可能な閉鎖装置とを備え、前記ユニットの前記閉鎖装置は、前記ベローズ弁にオーバーライドする閉鎖位置を持ち、前記通路を通る流れを防止し、前記閉鎖装置は、前記閉鎖装置が前記閉鎖位置にあるときを除いて、取り付けられたユニットの前記取り外し可能な取り付け具への作業者のアクセスを防止するアクセス防止装置に関連付けられ、それにより、前記ユニットが取り外されている間、前記ユニットからの有毒なガスまたは蒸気の流れを防止する、ユニット。
- 請求項57に記載のユニットであって、前記取り外し可能な取り付け具は、前記取り付け台に関連付けられた噛み合い継手に係合する保持ネジのパターンを有し、前記アクセス防止装置は、前記閉鎖装置の部材に応じて動くアクセス防止保護部を有し、前記保護部は、前記閉鎖装置が閉鎖位置にあるときにのみ、前記ユニットを取り外すため、前記保持ネジへのアクセスを可能にするように構成および配置される、ユニット。
- 請求項52に記載のユニットであって、前記ユニットは、取り付けネジを受け入れるネジ通路を備え、前記取り付けネジは、シールを確立し、かつ安定化させる力を提供するために、前記さらなる装置にねじ込むことができ、前記端部面に、前記さらなる装置の対合面に向かって力を付与する、ユニット。
- 請求項52に記載のユニットであって、前記ユニットは、前記キャニスターユニットの温度とは異なる温度に維持されるさらなる装置とともに使用され、断熱部が前記ユニットと前記さらなる装置との間の熱移動を遮断する、ユニット。
- 請求項52に記載のユニットであって、前記ユニットは蒸発装置の形態であり、前記蒸発装置は、側壁および底壁を有する底部区分を有し、前記側壁および前記底壁は、それらの内面により、供給物質受け取り部を画定し、前記蒸発装置はさらに、蒸発室および頂部区分を備え、前記頂部区分は、取り外し可能な蓋、および前記ユニットから前記さらなる装置へ蒸気を運搬する蒸気通路を画定し、前記頂部区分および前記底部区分は、組み立てられたとき、蒸気気密境界部で、前記頂部区分から突き出した、外側の側方に延びる突起部に係合する、ユニット。
- 排気される蒸気受け取りシステムとともに使用する固体物質の蒸発装置ユニットであって、前記ユニットは、固体を受け入れる蒸発容積を画定する底部区分と、蓋を画定する頂部区分とを備え、前記頂部および底部のユニットは伝導性金属および蒸発装置の加熱器を備え、前記加熱器は、前記頂部の取り外し可能な蓋の区分に1つだけ配置され、前記頂部区分と前記底部区分と間の境界部を横切り、前記底部区分を画定する周縁の側壁および底壁を通る熱伝導により、前記底部区分の底壁の面を加熱する、蒸発装置ユニット。
- 請求項62に記載の蒸発装置ユニットであって、前記加熱器は、前記頂部区分の前記金属の凹部に取り付けられたカートリッジ加熱器である、蒸発装置ユニット。
- 請求項63に記載の蒸発装置ユニットであって、蒸気通路は、軸方向に延びる入口区分と前記頂部区分内の弁とを含み、前記カートリッジ加熱器は、前記入口区分および前記弁に平行かつその横に並んで、それらと熱伝導可能な関係に延びる細長い要素を有する、蒸発装置ユニット。
- システムであって、前記システムは、流れ相互接続装置に連結される蒸発装置を備え、前記流れ相互接続装置は、前記蒸発装置を取り外し可能に受け入れかつ前記蒸発装置と連絡するための取り付け台を画定し、前記システムはさらに、前記取り付け台において、大気への有毒な蒸気の偶発的な流れを防止するインターロックシステムを有する、システム。
- 請求項65に記載のシステムであって、前記蒸発装置は、前記蒸発装置を前記取り付け台に取り付けるための取り外し可能な取り付け具と、手動で操作可能な閉鎖装置とを備え、前記閉鎖装置は、蒸気が蒸発装置から流れることを防止する閉鎖位置を備え、前記閉鎖装置は、前記閉鎖装置が前記閉鎖位置にあるときを除いて取り付けられた蒸発装置の前記取り外し可能な取り付け具に作業者がアクセスするのを防止する、アクセス防止装置に関連付けられ、それにより、蒸発装置が取り外されている間、前記蒸発装置からの有毒な蒸気の流れを防止する、システム。
- 請求項66に記載のシステムであって、前記取り外し可能な取り付け具は、前記取り付け台に関連付けられた噛み合い継手に係合可能な保持ネジまたはナットのパターンを有し、前記アクセス防止装置は、前記閉鎖装置の部材に応じて動くアクセス防止保護部を有し、前記保護部は、前記閉鎖装置が閉鎖位置にあるときにのみ、前記蒸発装置を取り外すための前記保持ネジまたはナットへのアクセスを可能にするように構成および配置される、システム。
- 請求項67に記載のシステムであって、前記蒸発装置からの蒸気の流れを許容するため、ばねにより付勢され、空気式に操作可能な弁が、蒸発装置上に取り付けられ、前記閉鎖装置は、空気圧の存在にかかわらず、前記空気式に操作可能な弁に、閉鎖位置に向かって力を付与するように構成された機械的オーバーライド装置である、システム。
- 請求項65に記載のシステムであって、前記相互接続装置は、異なる蒸発温度を持つ異なる固体供給物質を備える1組の異なる蒸発装置とともに使用されるように構成され、前記システムは、取り付けられた蒸発装置の特有の物理的特長を認識する認識システムを含み、前記システムは取り付けられた蒸発装置の内容物を表示し、蒸発装置の制御装置が、認識された蒸発装置の内容物に適切な条件の下で操作できるようにする、システム。
- 請求項69に記載のシステムであって、前記認識システムは、蒸発装置が取り付け位置にあるときに、前記蒸発装置に露出される1組の駆動可能なスイッチを有し、前記1組のスイッチは、前記蒸発装置の内容物に応じた独特のパターンの、1つ以上のスイッチアクチュエータ構成を備える蒸発装置と協動するように構成される、システム。
- 請求項69に記載のシステムであって、前記システムは、1組の1つ以上の蒸発装置ユニットを含み、前記1組の蒸発装置は、それぞれ異なる蒸発温度を持つそれぞれ異なる固体供給物質を備えるように特化され、前記蒸発装置ユニットは、認識のための異なる特有の物理的特徴を備える、システム。
- 請求項65に記載のシステムであって、イオン源が真空チャンバ内に取り付けられ、前記流れ相互接続装置が、蒸気を前記イオン源へ伝達するように構成される、システム。
- 請求項65に記載のシステムであって、前記イオン源は、注入のためのイオンを提供するために、イオン注入システム内にある、システム。
- 請求項73に記載のシステムであって、前記イオン源は、ターゲット基板へ注入するためのビームラインにイオンを提供する、システム。
- 請求項1乃至74のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、イオン化可能な蒸気を形成することができる固体供給物質を含み、またクラスター分子を含む、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項75に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体物質から生成された蒸気をイオン化することができるイオン源に組み合わせられる、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質はC14H14、C16H10、C16H12、C16H20、C18H14またはC18H38からなる、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質はN型ドーピングのための化合物を含む、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質はヒ素、リンまたはアンチモンクラスター化合物を有する、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質はAnHx +、AnRHx +の形態のイオンを形成することができるヒ素またはリン化合物を有し、nは4より大きい整数、xは0以上の整数であり、AはAsまたはPのいずれかであり、Rはリンまたはヒ素を含まずかつイオン注入プロセスに有害でない分子である、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質は、ホスファン(phosphanes)、オルガノホスファン(organophosphanes)およびホスファイド(phosphides)からなる群から選択される化合物を有する、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質はP7H7を有する、蒸発装置。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質は、トリメチルスチビンを有するアンチモン化合物を有する、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 請求項1乃至76のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムであって、固体供給物質は、Sb(CH3)C3を有する、蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システム。
- 半導体装置または半導体材料を処理する方法であって、クラスターイオンを生成するために請求項75乃至84のいずれか一項に記載の蒸発装置、蒸発装置ユニットまたは蒸発装置システムを使用し、前記イオンを前記処理に用いる、方法。
- 請求項85に記載の方法であって、前記処理する方法はイオン注入を含む、方法。
- 請求項85に記載の方法であって、前記処理する方法はイオンビーム注入を含む、方法。
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