JP2009523740A - (6s)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体の位置選択的なn(5)−ホルミル化のための方法 - Google Patents

(6s)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体の位置選択的なn(5)−ホルミル化のための方法 Download PDF

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Abstract

式Iで表される(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体を位置選択的にN(5)−ホルミル化する本発明の方法は、6.5〜7.5のpHを有する水性緩衝液を、反応容器に入れた式Iで表される化合物、酸化防止剤およびホルミル供与体の混合物に添加し、得られた懸濁液に不活性ガスを吹き込み、塩基水溶液を連続的に撹拌しながら滴下または数回に分けて添加して、6.5〜8.3のpHを有する透明溶液を得、酵素である組換型単機能性グルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼ(rGFT)を前記水性緩衝液に添加し、温度を30℃〜45℃に上昇させて反応混合物を反応させることにより、ホルミル供与体から式Iで表される化合物へのホルミルの移動の少なくとも95%を生じさせ、得られた反応混合物を0℃〜5℃に冷却し、無機酸水溶液を滴下してpHを2.7〜3.1とすることにより、式IIで表される未精製化合物を沈殿させ、沈殿を完了させるために少なくとも1時間撹拌を続け、式IIで表される未精製化合物を得ることを特徴とする。

Description

本発明は、式Iで表される(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体の位置選択的なN(5)−ホルミル化のための方法に関する。
5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸(THF)のホルミル化は重要な工業プロセスであり、N(5)−ホルミル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸(フォリン酸またはロイコボリン(Leucovorin)ともいう)を得ることができる。N(5)−ホルミル−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸は、腫瘍学分野およびビタミン分野で広く使用されている医薬活性成分である(例えば、「葉酸塩およびプテリン(Folates and Pterins)」、R.L.Blakley,V.M.Whitehead編,第1〜3巻、(1986年),John Wiley & Sonsを参照)。
ホルミル化を行うために使用される試薬はホルムアミドおよび/またはギ酸を含有する(例えば、ノルウェー特許第172 492号および米国特許第5,198,547号を参照)。
環境汚染および毒性試薬の使用を避ける現代の傾向に合わせて、THFおよびプテロイン酸のその他の誘導体のホルミル化のためのより安全な代替手段を見い出す必要がある。
上記ホルミル化のためにホルムアミドおよび/またはギ酸の代替物を探すことが必要である別の理由は、これらの「強力な」試薬を使用することによって望ましくない副生成物が生成するためである。そのため、医薬活性物質に現在求められている高い純度基準を満たすために、単離された未精製生成物(例えばフォリン酸)を長く複雑な工程によって精製しなければならない(上記ノルウェー特許第172 492号を参照)。
酵素委員会(EC)による一般的な分類(例えばEC番号および名称)によれば、式Iで表される化合物のN(5)−位へのホルミル基の付加を触媒する酵素はトランスフェラーゼに属し、コード番号EC2.1.2.5に対応する。現在の命名法ではこの酵素に対して以下のような複数の定義がある。
グルタミン酸ホルムイミドイルトランスフェラーゼ(glutamate formimidoyltransferase)
グルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼ(glutamate formyltransferase)
ホルムイミノグルタミン酸トランスフェラーゼ(formiminoglutamic acid transferase)
ホルムイミノグルタミン酸ホルムイミノトランスフェラーゼ(formiminoglutamic acid formiminotransferase)
グルタミン酸ホルムイミノトランスフェラーゼ(glutamate formiminotransferase)
5−ホルムイミドイルテトラヒドロ葉酸:L−グルタミン酸 N−ホルムイミドイルトランスフェラーゼ(5−formimidoyltetrahydrofolate:L−glutamate N−formimidoyltransferase)
重要なのはコード番号EC2.1.2.5である。
グルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼ(GFT)は、ヒスチジンの生化学的分解経路で作用する成分としてだけではなく、葉酸塩によるC代謝において活性を示す。
GFTは、ホルミルトランスフェラーゼ活性を示すだけではなく、N(5)−ホルムイミノ−THFをN(5),N(10)−メテニル−THFに転換する環化脱アミノ化(cyclodeamination)を触媒する二機能性(bifunctional)酵素として哺乳類の体内に存在する。
文献に記載されている酵素EC2.1.2.5に関する全ての生化学研究は、哺乳類の肝臓由来の二機能性酵素を対象にして行ったものである。これらの研究は、ホルムイミノトランスフェラーゼとしての主要活性およびホルミルトランスフェラーゼとしての副次活性に関するものである(Miller A.およびWaelsch H.,J.Biol.Chem.,1957年,第228巻,397〜417頁;Tabor H.およびWyngarden,L.J.Biol.Chem.,1959年,第234巻,1830〜1849頁;Silvermanら,J.Biol.Chem.,1957年,第226巻,83〜84頁;BortoluzziおよびMcKenzie J.,Biol.Chem.,1983年、第61巻,248〜253頁)。
ブタの肝臓由来のGFT酵素のクローニングおよび配列決定後に(Murley L.L.ら,Journal of Biol.Chem.,1993年,第268巻,22820〜22824頁)、推定ホルムイミノトランスフェラーゼをコードし得る別のDNA配列が発見された。また、これらのDNA配列は哺乳類以外の生物の体内からも発見された。近年の自動配列決定法の進歩によって、実際には非常に多くの原核生物および真核生物に関する非常に多くのゲノムデータを作成することができる。
また、イネ(Oryza sativa)、コムギ(Tryticum aestivum)およびダイズ(Glycine max)に関する研究に関連して、グルタミン酸ホルムイミノトランスフェラーゼ活性を有する植物酵素に関する報告が発表されている(米国特許出願公開第2002/0102689号を参照)。
ブタの肝臓由来のGFT酵素の機能性を示す上記文献データに基づいて、GFTをコードする対応するDNA配列をクローニングし、高い機能蓋然性を有する酵素を得ようとすることは明らかだろう。しかし、二機能性酵素(例えば肝臓由来の酵素)は、特に酵素反応による最終生成物がN(5)−ホルミル型ではなくN(5),N(10)−メテニル型であるため、式Iで表される(6S)−N(5)−ホルミル化化合物を工業的に製造するには適していない。
本発明の目的は、上記副生成物の大部分の生成を抑制する、より穏やかで環境に優しいホルミル化方法を提供することにある。
本発明の方法は、精製工程がずっと短くてすみ、純粋な生成物(特に(6S)−N(5)−ホルミル−THF)のトータル収率を向上させることができる未精製生成物(特にフォリン酸)を提供する。
本発明の方法は、上記精製化学プロセスの酵素的な代替手段を含む。
本発明の方法は、式IIで表される(6S)−N(5)−ホルミル化化合物の工業的な製造に適している。
本発明では、ホルムイミノ(ホルミル)トランスフェラーゼの機能のみを示し、式Iで表されるN(5)−ホルミル化化合物の工業的な製造に適した原核細菌由来の組換型単機能性酵素を使用する。
上記目的は本発明によって達成される。
式Iで表される(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体を位置選択的にN(5)−ホルミル化する本発明の方法は、
6.5〜7.5のpHを有する水性緩衝液を、反応容器に入れた式Iで表される化合物、酸化防止剤およびホルミル供与体の混合物に添加し、
得られた懸濁液に不活性ガスを吹き込み、
塩基水溶液を連続的に撹拌しながら滴下または数回に分けて添加して、6.5〜8.3のpHを有する透明溶液を得、
酵素である組換型単機能性グルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼ(rGFT)を前記水性緩衝液に添加し、
温度を30℃〜45℃に上昇させて反応混合物を反応させることにより、ホルミル供与体から式Iで表される化合物へのホルミルの移動の少なくとも95%を生じさせ、
得られた反応混合物を0℃〜5℃に冷却し、無機酸水溶液を滴下してpHを2.7〜3.1とすることにより、式IIで表される未精製化合物を沈殿させ、
沈殿を完了させるために少なくとも1時間撹拌を続け、
式IIで表される未精製化合物を得ることを特徴とする。
本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。
本発明では、ホルムイミノ(ホルミル)トランスフェラーゼの機能のみを示す原核細菌由来の組換型単機能性(monofunctional)酵素を使用する。
この酵素は上述した二機能性肝臓酵素とは異なるが、一部(特にホルムイミノトランスフェラーゼ領域に対応する部分)が類似している。
微生物から得られた原核細菌由来酵素、具体的には化膿性レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)によってコードされた酵素を使用する利点は、その単機能性グルタミン酸ホルムイミノ(ホルミル)トランスフェラーゼ活性にある。
生化学的反応を行う前にはこの酵素の有効活性について予見することはできなかったが、この酵素の単機能性は、ゲノムデータベースにおけるアミノ酸配列の比較分析によって推測された。
本発明で使用するGFTのDNA配列およびアミノ酸配列は、米国特許出願公開第2002/0102689号で報告されている植物の配列とは異なる。
酵素の本質的な立体選択性に起因して、(6RS)−5,6,7,8−テトラヒドロ葉酸を基質として使用することにより、(6S)−異性体のホルミル化のみが生じた。
以下の実施例によって本発明を説明する。
[実施例1]
(化膿性レンサ球菌(S.pyogenes)のグルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼ(GFT)遺伝子の起源)
化膿性レンサ球菌(ATCC 19615)のGFT遺伝子をクローニングし、大腸菌(E.coli)株BL21(DE)中に過剰発現させた。
この方法により、十分な組換型単機能性酵素が製造された。
(ゲノムDNAの抽出)
化膿性レンサ球菌(ATCC 19615)の培養液25mlをMRS培地(Oxoid社製)にて一晩にわたって37℃で培養した。
遠心分離後に得られたペレットを、ゲノムDNA抽出キット(Qiagen社製)の手順を変更した手順によってさらに処理した。
ペレットを500μlのSTET緩衝液(8%スクロース、50mM Tris−Cl(pH8.0)、50mM EDTA、0.1%トリトンX−100)に溶解し、リゾチーム溶液(50mg/ml)400μlを添加した。細胞が完全に溶解するまで混合物を37℃で150分間培養した。
次に、推奨量の半分のみを使用したこと以外は、キットの製造業者(Qiagen社)の指示に従って、溶解混合物を処理した。
イソプロパノールによる沈殿後、得られたDNAを最初にフェノール/クロロホルム(1:1)、次にクロロホルムを使用した処理、次いでエタノールによる沈殿によって精製した。
(GFT DNAの単離および増幅)
化膿性レンサ球菌(ATCC 19615)から抽出したゲノムDNAを使用し、以下のオリゴヌクレオチド対を用いることにより、45℃のハイブリダイゼーション温度でポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によってGFTのDNA配列を増幅した。
オリゴ1:
5’AGGAGGAAATAAAAATGGCGAAAATTGTTGAATGTATTCCC3’
オリゴ2:
5’TAAGAATTCCTACTAACCTAGCAAATGGTTTTCAAGAATC3’
コード領域のクローニングおよびその後の配列決定によって、以下の配列が得られた。
ATGGCGAAAATTGTTGAATGTATTCCCAACTTCTCAGAAGGCCAAAATCAGGCTGTTATCGATGGTTTGGTAGCGACGGCCAAAAGTATTCCTGGAGTGACCCTTCTCGACTACTCTTCTGATGCGAGCCACAACCGGAGCGTGTTTACCTTGGTTGGAGATGACCAGTCTATTCAAGAAGCAGCTTTCCAACTGGTGAAATACGCTTCTGAAAACATTGATATGACCAAACATCATGGCGAACACCCTCGTATGGGAGCAACTGATGTCTGCCCATTCGTTCCGATCAAAGACATCACTACACAAGAATGTGTTGAGATTTCCAAACAAGTCGCAGAACGGATTAACCGTGAACTTGACATTCCAATCTTCCTTTATGAAGATTCTGCCACACGTCCAGAACGTCAAAACCTTGCTAAAATCCGTAAAGGTCAGTTTGAAGGCATGCCAGAAAAACTGTTGGAAGAGGACTGGGCACCTGACTACGGAGATCGTAAGATTCACCCAACTGCTGGGGTAACTGCCGTTGGTGCTCGCATGCCATTGGTTGCCTTCAATGTTAATTTGGATACTGACAATATCGACATTGCTCATAAAATTGCTAAAATTATCCGCGGTTCAGGTGGTGGCTACAAATATTGTAAGGCTATCGGTGTCATGTTAGAAGACCGTCATATTGCCCAAGTCTCCATGAACATGGTTAACTTTGAAAAATGTTCTCTTTACCGTACTTTTGAAACCATCAAATTTGAAGCGCGTCGCTACGGTGTGAATGTTATTGGTTCTGAAGTCATCGGCTTAGCGCCAGCCAAGGCCTTAATCGATGTGGCTGAATACTACTTACAAGTTGAGGACTTTGACTACCCTAAACAGGTTCTTGAAAACCATTTGCTAGGTTAG
(発現ベクターpET22bへのクローニング)
組換型単機能性rGFTの発現および精製において高い収率を得るために、6つのヒスチジンをコードする配列(His−tag)をrGFTのカルボキシル末端に付加した。
市販の発現ベクターpET22b(Novagen、EMD Biosciences社製)のXbaI/BamHI制限部位に、rGFT DNA断片をクローニングすることによって、上記操作を行った。
発現ベクター中に存在するHis−Tagを用いて同一の配列を融合させることができるように、最初に、XbaI/BamHI制限部位をrGFT DNA断片に組み込んだ。以下のオリゴヌクレオチド対を使用して、50℃のハイブリダイゼーション温度でrGFT DNAを増幅することによって、上記操作を行った。
オリゴ3:
5’CCCTCTAGAAGGAGGAAATAAAAATGGCG3’
オリゴ4:
5’GTCCCAGGATCCAAACCTAGCAAATGGTTTTCAAGAATCTG3’
次に、新たに増幅されたrGFT DNA断片を、pET22bのXbaI/BamHI制限部位にクローニングし、クローニングした構造をE.coli BL21(DE)に形質転換した。
E.coli BL21(DE)でのクローニング後に得られたプラスミドによって、T7プロモーターの制御により、(C−末端にHis−tagを有する)rGFT遺伝子を発現させることができる。
このようにして組み替えられた酵素の発現を、抗His抗体(Novagen社製)を使用したウェスタンブロット法によって確認した。
(rGFT酵素を発現するE.coli BL21(DE)の培養)
rGFT酵素を発現する組換型E.coli BL21(DE)の培養物を一晩にわたって成長させた後、300mlの新鮮なL培地(LB)中で1:50に希釈し、OD600が0.7となるまでアンピシリン(100μg/ml)存在下で振盪機(180rpm)内において37℃で成長させた。
0.1M IPTG(イソプロピル−チオ−ガラクトシド)1.4mlを用いて誘導した後、約3時間培養した。
(rGFTの精製)
得られた細胞培養物を遠心分離し、上澄み液を捨てた。
細胞ペレットを−70℃で保存した。
次に、細胞ペレットを30mlの緩衝液A(20mM リン酸ナトリウム、150mM NaCl、10mM MgCl、1mM フェニルメチルスルホニルフルオライド、pH7.4)に添加した。
次に、再懸濁させた細胞ペレットを、0.5g/lのリゾチームの存在下で4℃にて30分間インキュベートした。
得られた懸濁液をマイクロ流動化装置(microfluidizer)によって10,000psiの圧力で処理した。
次に、懸濁液をDNase/RNase(各10μg/ml)を用いて4℃で45分間インキュベートした。
次に、懸濁液を10,000rpmで10分間遠心分離し、ペレットを捨てた。
上澄み液を5mlのNi2+−Sepharose 6 FFカラム(Amersham Biosciences社製)に充填した。
緩衝液B(20mM リン酸ナトリウム、500mM NaCl、pH7.5)を用いて未結合のサンプル材料を結合させ、洗浄した。
緩衝液C(20mM リン酸ナトリウム、500mM NaCl、500mM イミダゾール、pH7.5)を用いて、結合したrGFTを溶離した。
次に、最終的な調製および保存のために、Sephadex G25−Fカラム(5ml)を使用して緩衝液を交換した(緩衝液D:100mM リン酸カリウム、pH7.0)。
組換型単機能性rGFT酵素を含有する溶液は−70℃で保存した。
このようにして得られたrGFTの対照サンプルの活性(ユニット/mlおよびユニット/mg)を、ホルムイミノ−(L)−グルタミン酸の代わりにホルミル−(L)−グルタミン酸を使用し、25℃の代わりに37℃で培養することによって、EC2.1.2.5酵素用Sigmaアッセイに準拠して確認した。
Sigmaアッセイは、Tabor H.およびWyngarden L.,「臨床試験(Journal of Clinical Investigation)」1958年,第37巻,824〜828頁に記載されているアッセイを変更したものである。
[実施例2]
欧州特許第0 600 460 B1号に準拠して調製された(6S)−THF 445mg(1mmol)、アスコルビン酸880mg(5mmol)、およびN−ホルミル−(L)−グルタミン酸875mg(5mmol)を、マグネチックスターラー、窒素注入口および温度計を備えた25mlの3つ口反応容器に投入した。
N−ホルミル−(L)−グルタミン酸は、H.Tabor,A.H.Mehler,J.Biol.Chem.,210、559(1954年)に準拠してを調製された。
pHが6.7の100mM リン酸カリウム緩衝液5mlを、窒素雰囲気下で上記混合物に撹拌下で添加した。
pHが6.7の均一な溶液が得られるまで、得られた懸濁液に20%NaOHを滴下した。
次に、酸素を除去するために反応容器を排気し、窒素を導入した。この操作をさらに2回繰り返した。
次に、組換型単機能性グルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼ0.35Uを添加し、pH6.7の100mM リン酸カリウム緩衝液0.32mlに溶解した。この酵素は、上記実施例1にしたがって調製された。
次に、排気および窒素導入をさらに3回行った。
反応混合物の温度を40℃に昇温させ、混合物を合計で72時間撹拌した。
ホルミル化反応の進行は、逆相カラムを用いたHPLCによって確認された。
72時間の反応時間中に、N−ホルミル−(L)−グルタミン酸(0.57mmol)100mgを4回に分けてさらに添加した。
反応終了時に得られたHPLCクロマトグラムによれば、得られた(6S)−N(5)−ホルミル−THFの純度は95.07%であった(図3Aを参照)。
次に、反応混合物を5℃に冷却した。
pHが3.0になるまで撹拌下で18%HClを滴下した。
この酸性化時に、白色固体が生成した。
沈殿を完了させるために、得られた懸濁液を5℃でさらに1時間撹拌した。
得られた固体を濾過により単離した後、約2mlの冷水中で再懸濁させ、再度濾過した。
このようにして得られた固体(6S)−N(5)−ホルミル−THFのHPLCクロマトグラムによれば、純度は96.88%であった(図3Bを参照)。
ノルウェー特許第172 492号に記載されているように、例えば対応するCa2+塩を調製することによって、生成物をさらに精製することができる。
残基Rの定義を含む反応スキームを示す。 ノルウェー特許第172 492号に準拠して調製された未精製(6S)−N(5)−ホルミル−THFの逆相カラムによるHPLCクロマトグラムを示す。 本発明の実施例2に準拠して調製された未精製(6S)−N(5)−ホルミル−THFの逆相カラムによるHPLCクロマトグラムを示す。なお、保持時間1分間における大きなピークはアスコルビン酸に対応する。 冷水中で再懸濁させ、濾過した後に、本発明の実施例2に準拠して調製された精製(6S)−N(5)−ホルミル−THFの逆相カラムによるHPLCクロマトグラムを示す。

Claims (19)

  1. 式Iで表される(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体を位置選択的にN(5)−ホルミル化する方法であって、
    6.5〜7.5のpHを有する水性緩衝液を、反応容器に入れた式Iで表される化合物、酸化防止剤およびホルミル供与体の混合物に添加し、
    得られた懸濁液に不活性ガスを吹き込み、
    塩基水溶液を連続的に撹拌しながら滴下または数回に分けて添加して、6.5〜8.3のpHを有する透明溶液を得、
    酵素である組換型単機能性グルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼ(rGFT)を前記水性緩衝液に添加し、
    温度を30℃〜45℃に上昇させて前記反応混合物を反応させることにより、前記ホルミル供与体から前記式Iで表される化合物へのホルミルの移動の少なくとも95%を生じさせ、
    得られた反応混合物を0℃〜5℃に冷却し、無機酸水溶液を滴下してpHを2.7〜3.1とすることにより、前記式IIで表される未精製化合物を沈殿させ、
    前記沈殿を完了させるために少なくとも1時間撹拌を続け、
    前記式IIで表される未精製化合物を得ることを特徴とする方法。
  2. 請求項1において、
    前記式Iで表される化合物が(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸((6S)−THF)であることを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記反応容器に、
    まず、固体である前記式Iで表される化合物を添加し、
    次に、好ましくは、アスコルビン酸、メルカプトエタノールおよびジチオトレイトールからなる群から選択される前記酸化防止剤を添加し、
    次に、好ましくは、N−ホルミル−(L)−グルタミン酸、N−ホルミル−(L)−グルタミン、N−ホルミル−(L)−イソグルタミンおよびN−ホルミル−(L)−アスパラギン酸、あるいはそれらの水溶性塩(好ましくはナトリウム塩またはカリウム塩)からなる群から選択される前記ホルミル供与体を添加し、
    不活性ガス下において前記混合物を室温で調製することを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    6.5〜7.5のpHを有する前記水性緩衝液が、リン酸緩衝液(好ましくは10mM〜1M(特に100mM)のリン酸ナトリウムまたはリン酸カリウム緩衝液)であることを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記塩基水溶液が20%NaOH溶液または20%KOH溶液であることを特徴とする方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、
    前記塩基を添加した後に得られる前記透明溶液が6.5〜6.8のpHを有することを特徴とする方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記酵素を添加した後に前記温度を37℃〜42℃に上昇させることを特徴とする方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、
    前記酵素を添加した後に、前記成分を少なくとも8時間(好ましくは1〜5日間)反応させることを特徴とする方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項において、
    前記無機酸がHCl(好ましくは18%HClまたはHSO)であることを特徴とする方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項において、
    前記式IIで表される未精製化合物の沈殿を完了させるために少なくとも2時間撹拌を行うことを特徴とする方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項において、
    前記式IIで表される未精製化合物を濾過または遠心分離によって得ることを特徴とする方法。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項において、
    前記ホルミル化反応時の前記ホルミル供与体と前記式Iで表される化合物とのモル比が2:1〜10:1(特に5:1〜3:1)であることを特徴とする方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項において、
    前記酸化防止剤と前記式Iで表される化合物とのモル比が1:1〜5:1(特に2:1〜3:1)であることを特徴とする方法。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項において、
    6.5〜6.8のpHにおいて37℃〜42℃の温度で24〜48時間にわたって、0.01〜0.1U/ml(特に0.03〜0.04U/ml)の酵素によって1mM〜200mMの(6S)−THFをホルミル化することを特徴とする方法。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項において、
    式IIで表される前記未精製化合物の精製が、冷水中での前記未精製混合物の再懸濁、および濾過を含むことを特徴とする方法。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項において、
    前記組換型単機能性酵素をコードするDNA配列が、微生物(特にレンサ球菌科、好ましくは化膿性レンサ球菌種(例えば菌株ATCC 19615))または同一の機能を有する変異株から単離された配列、あるいは化学合成した配列であることを特徴とする方法。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項において、
    前記組換型単機能性酵素が担体(例えばエポキシ活性樹脂)に固定化されていることを特徴とする方法。
  18. 式Iで表される(6S)−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体を位置選択的にN(5)−ホルミル化するための組換型単機能性グルタミン酸ホルミルトランスフェラーゼの使用。
  19. 請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法によって得られ、
    式Iで表される(6S)−N(5)−ホルミル−5,6,7,8−テトラヒドロプテロイン酸およびその誘導体。
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