JP2009521134A - シーン認識撮影システム及びシーン認識撮影方法 - Google Patents

シーン認識撮影システム及びシーン認識撮影方法 Download PDF

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伸之 渡辺
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Abstract

【課題】撮像されているシーンを認識して、初心者でも容易に良好な構図の画像を取得できるようにしたシーン認識撮影装置及びシーン認識撮影方法を提供することである。
【解決手段】カメラ制御部11にて、撮像素子16より取得した取得画像から該取得画像の特徴量を算出する。また、構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報は、内部メモリ20またはストレージデバイス22にデータベースとして複数種類格納している。更に、カメラ制御部10では、上記算出された特徴量と基準特徴情報とを比較することで、上記基準特徴情報の中から上記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する。そして、上記取得画像と検索された上記基準特徴情報を比較した結果に基づいて、構図に関する情報を表示装置24に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、良好な構図の画像を取得できるようにユーザに情報を提示するシーン認識撮影システム及びシーン認識撮影方法に関するものである。
近年、デジタルカメラは高機能化が進み、多様な撮影モードを設定することが可能となってきている。そして、各種撮影モードに適したAE(自動露出)やシャッタスピードで撮影を行うことができるようになってきている。
ところが、カメラの構図を適切に決めることは初心者にはまだ難しいものである。更に、ユーザ毎の主観的な好ましい構図というのは、それぞれ異なっている。
そのため、複数の撮影モードの中から、ユーザが撮影しようとする撮影モードを選択すると、表示画面上に撮影対象に応じた撮影アドバイスを表示するカメラが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。このカメラは、選択された撮影モードに応じたアイコンが表示画面上に表示され、撮影モードに応じた撮影アドバイスが表示され、ユーザに対して失敗撮影を起こさないよう注意を促すものである。
また、下記特許文献2には、エリアセンサの出力を基に撮影する被写体情報を認識する被写体認識手段と、該被写体認識手段による認識結果に応じてカメラの撮影機能の制御を行う制御手段を有し、前記被写体認識手段は設定された撮影モードに応じて被写体情報を認識するためのアルゴリズムを変更するカメラが開示されている。
更に、撮影時に画像データに付与された位置情報を参照し、その位置情報から関連する複数の構造物画像を抽出し、撮影された画像と、抽出された複数の関連する構造物画像との相関値を算出して、相関が最も高い画像に含まれる構造物を撮影された画像として被写体を推定する方法が、下記特許文献3に開示されている。
特開2000−333045号公報 特開2001−330882号公報 特開2004−214760号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ユーザが表示されたアドバイスを見ながら失敗がないように構図を設定するよう考える必要があり、構図をどちらの方向に移動すればよいかはユーザ自身が決める必要があるという課題を有している。
また、上記特許文献2に記載のカメラでは、被写体認識を行う際に、入力された画像情報のみから、色情報や物体の面積情報等の認識処理を行うため、正確な認識を行うことは困難である。
更に、上記特許文献3に記載のカメラは、被写体認識を行うときに位置情報を参照してその位置情報に関連する複数の画像から相関値を算出することにより被写体を推定しているが、この方法によると位置に関連する画像しか参照されないため、撮影位置と共に参照画像が登録されていない場合、検索を行うことができないものであった。
したがって本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、初心者でも容易に良好な構図の画像を取得できるようにしたシーン認識撮影システム及びシーン認識撮影方法を提供することである。
すなわち第1の発明は、撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する算出部と、構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報を複数種類格納するデータベースと、前記算出部で算出された特徴量と、前記基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する検索部と、前記取得画像と前記検索部で検索された前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて構図に関する情報を報知する報知部と、を具備することを特徴とする。
第2の発明は、撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する算出部と、構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報を複数種類格納するデータベースと、前記算出部で算出された特徴量と、前記基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する検索部と、前記取得画像と前記検索部で検索された前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて、撮影装置の方向を制御する方向制御部と、を具備することを特徴とする。
第3の発明は、シーンを認識して撮影を行うシーン認識撮影方法であって、撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する第1のステップと、前記算出された特徴量と、データベースに格納された構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する第2のステップと、前記取得画像と前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて構図に関する情報を報知する第3のステップと、を具備することを特徴とする。
そして第4の発明は、シーンを認識して撮影を行うシーン認識撮影方法であって、撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する第1のステップと、前記算出された特徴量と、データベースに格納された構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する第2のステップと、前記取得画像と前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて、撮影装置の方向を制御する第3のステップと、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、初心者でも容易に良好な構図の画像を取得できるようにしたシーン認識撮影システム及びシーン認識撮影方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシーン認識撮影システムが適用された撮像装置としてのカメラの基本的な構成を示すブロック図である。
図1に於いて、このカメラは、カメラ制御部10と、光学系12と、ズーム制御部14と、撮像素子16と、撮影モード設定部18と、内部メモリ20と、ストレージデバイス22と、表示装置24及び操作部26とを有して構成されている。
前記カメラ制御部10は、制御手段としてこのカメラ全体の制御動作を司るもので、画像特徴の算出手段と検索手段としての機能をも有している。光学系12は撮影レンズ等を有して構成されるもので、カメラ制御部10からの指示に従って、ズーム制御部14により光軸方向に位置制御されるようになっている。また、撮像素子16は、光学系12を介して入射される被写体の光学像を結像するためのもので、CCD等により構成される。この撮像素子16で取り込まれた光学像は、図示されない画像処理部を介して電気信号に変換された後、カメラ制御部10に出力される。
前記撮影モード設定部18は、このカメラの撮影時の撮影モードを設定するためのものである。内部メモリ20及びストレージデバイス22は、構図を決定する際の基準となる特徴量(基準特徴量)を備えた基準特徴量情報として複数の参照画像が格納されている。特徴量とは、例えば、色の割合、輝度のヒストグラムやテクスチャ情報等である。これらの内部メモリ20及びストレージデバイス22内の基準特徴量が検索されることにより、後述するように構図が設定される。
報知手段として機能する表示装置24には、撮影された被写体の画像や構図に関する情報等が表示される。また、操作部26は操作手段を構成するもので、例えば撮影動作の実行を指示するレリーズスイッチやズームスイッチ、電源スイッチ、後述するスイッチ群26a等、当該カメラを操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群で構成される。
図2は、本発明の第1の実施形態に於けるカメラの構造を示したもので、カメラの後方より見た背面図である。
このカメラ30の背面側には、表示装置24としての液晶ファインダ24aと、操作部26の一部を構成する操作スイッチ群26aが設けられている。この操作スイッチ群26aは、決定釦と方向指示釦とから構成されている。
次に、図3のフローチャートを参照して、本発明の第1の実施形態に於けるカメラの撮影動作について説明する。先ず、カメラの移動方向を指示して良好な構図設定を行う場合について説明する。
本シーケンスが開始されると、先ず、ステップS1に於いて、撮影モードの設定を行う。撮影モードとは、ユーザが撮影しようとするシーンの種類に対応して、自動露出、シャッタ速度、オートフォーカスの条件や、撮影した画像に対する画像処理の内容を変えて設定された撮影条件である。例えば、人物を撮影するシーンに対応するポートレートモード、遠くの被写体を撮影するシーンに対応する景色モード、近くの被写体を撮影するシーンに対応するマクロモード、人物と遠くの景色を同時に撮影するシーンに応じた記念撮影モード、ユーザがカメラを手にして自分自身を撮影するシーンであるセルフポートレートモード等が、撮影モードとして例示できる。ステップS1では、ユーザが撮影しようとするシーンに合わせて操作釦を操作することで、撮影に先立って選択した撮影モードを設定する。
次にステップS2に於いて、被写体の画像を、光学系12を介して撮像素子16から取得する。このステップS2で取得される被写体の画像は、いわゆるプリ撮影で取得される画像であってもよいし、いわゆる本撮影で取得される画像であってもよい。例えば、ここで取得した取得画像(入力画像)が、図4Aに示されるような構図であったとする。この場合の構図は、被写体34と背景の山36の一部が写っている画像32である。
次いで、ステップS3にて前記ステップS2で取得された画像の画像信号から、その画像の特徴量をカメラ制御部10内にて算出する。そして、ステップS4にて、前記特徴量に基づいて、内部メモリ20またはストレージデバイス22内に格納されている参照画像から、前記ステップS2で取得された画像に類似する類似画像を検索する。尚、この参照画像が、撮影モード毎に用意された理想的な構図を示すものである。例えば、ステップS4では、図4Bに示されるような構図の画像が類似画像35として検索される。
ステップS5では、前記ステップS2で取得された取得画像とステップS4で検索された類似画像とを比較することにより、両者のずれをカメラ制御部10内で算出する。次に、ステップS6に於いて、ずれ量の大きさを判定する。この判定の結果、ずれ量が十分小さい、すなわち類似画像40の構図に似ていると判定されたならば、ステップS9へ移行する。一方、ずれ量が大きいと判定された場合は、ステップS7へ移行する。
そして、ステップS7にて、前記ステップS6の比較結果より得られたずれ量に基づいて、図4Aに示される取得画像32の構図を、図4Bに示される類似画像40の構図となるように変更するべく構図の変更方向(移動方向)を算出する。次いで、ステップS8に於いて、構図を算出した移動方向に変更させることをユーザに報知するために、指示表示38を、表示装置24の液晶ファインダ24a内に表示(画像32)する。
この後、ユーザが液晶ファィンダ24a内の指示表示38に従って、カメラ30の構図を調整して、再び撮影を行うと、ステップS2からの処理を繰り返す。
取得画像32と類似画像40が似ていると判定された場合は、ステップS9に於いて液晶ファインダ24aに撮影OKの指示が表示される(図示せず)。そして、ステップS10に於いて、前記ステップS9でOKとなった構図にて、ユーザは本撮影を行うことができる。
ここで、ずれ量の大きさは、特徴量の比較に於いて、取得画像と検索された画像との位置ずらしを行うことにより、類似度の変化の様子から類推することができる。すなわち、検索された画像を上下、左右方向に微妙にずらし、類似度の変化を観察し、類似度が高くなる方向を探索し、更に、探索された類似度が大きくなる方向へずらし、複数のずらした量とそれに伴う類似度の値との関数関係より、類似度が極小となるようなずれ量を求めれば、その値が初期ずれ量となる。したがって、前述の類似度が極小となるようなずれ量は、いわゆる、最急降下法や最小2乗法のような最適化問題を解くことになる。
以上が、カメラの移動方向を指示して良好な構図設定を行う場合の例である。
このように、撮像素子16に取り込まれた入力画像と、該入力画像に対して検索された類似画像とが位置的なずれを有している可能性は高いが、類似画像が良好な構図である場合は、撮影装置を平行移動、またはパン、或いはティルトして、検索された類似画像に近い配置になるようにカメラを移動させるべき方向である移動方向を、構図に関する情報として、液晶ファインダ20a内に表示する。このことにより、ユーザは、表示に従ってカメラを操作して、類似画像の構図と近い構図になるまで、現在の構図を適切に設定することができる。
以上のように、本実施形態では、取得画像と類似画像とのずれ量に基づいて構図の移動方向を算出しているが、これに限られるものではなく、取得画像と類似画像で被写体の大きさの違いを算出し、大きさの違いに応じてズーム量の変更を指示する表示を出力して、検索された類似画像と取得画像の構図が似たものになるように構図設定の支援を行うようにすることもできる。
次に、こうしたズーム操作を支援して良好な構図設定を行う場合のカメラの撮影動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
本シーケンスが開始されると、先ずステップS11に於いて、撮影モードの設定を行う。次いで、ステップS12に於いて、被写体の画像を、光学系12を介して撮像素子16から取得する。このステップS12で取得される被写体の画像は、いわゆるプリ撮影で取得される画像であってもよいし、いわゆる本撮影で取得される画像であってもよい。例えば、ここで取得した取得画像(入力画像)が、図6Aに示されるような構図であったとする。この場合の構図は、画面の略半分位に被写体44が写っている画像42である。
次いで、ステップS13にて、前記ステップS12で取得された画像の画像信号から、その画像の特徴量をカメラ制御部10内にて算出する。ここで、特徴量とは、例えば、色の割合、輝度のヒストグラムやテクスチャ情報等である。そして、ステップS14にて、前記特徴量に基づいて、内部メモリ20またはストレージデバイス22内に格納されている参照画像から、前記ステップS12で取得された画像に類似する類似画像を検索する。尚、この参照画像は、撮影モード毎に用意された理想的な構図であり、例えば、図6Bに示されるような構図が、類似画像48として検出される。
ステップS15では、前記ステップS12で取得された取得画像とステップS14で検索された類似画像とを比較することにより、ズーム量がカメラ制御部10内で算出される。次に、ステップS16に於いて、ズーム量の大きさが判定される。この判定の結果、ズーム量が適切である、すなわち類似画像48の構図に似ていると判定されたならば、ステップS19へ移行する。一方、まだズーム量が適切でないと判定された場合は、ステップS17へ移行する。
そして、ステップS17にて、前記ステップS16の比較結果より得られたズーム量に基づいて、図6Aに示される画像42の構図を、図6Bに示される類似画像48の構図となるように、ズームアップ(またはズームダウン)するべくそのズーム量やズーム方向が算出される。次いで、ステップS18に於いて、カメラ30のズームアップ(またはズームダウン)操作を行わせるべく、ズーム量やズーム量を変える方向(ズーム方向)の表示46を、表示装置24の液晶ファインダ24a内に表示(画像42)する。この場合、矢印の表示46が右上に向いていることから、ズームアップ操作を促していることがわかる。図示されないが、矢印の表示が右下に向いている場合はズームダウン操作を促している。また、例えば、矢印の色や大きさでズーム量を報知することもできる。
この後、ユーザが、液晶ファィンダ24a内の矢印表示46に従ってカメラ30のズームアップ(またはズームダウン)操作を行って、構図を調整して、再び撮影を行うと、ステップS12からの処理を繰り返す。
取得画像42と類似画像48が似ていると判定された場合は、ステップS19に於いて液晶ファインダ24aに撮影OKの指示が表示される(図示せず)。そして、ステップS20に於いて、前記ステップS19でOKとなった構図にて、実際の撮影が行われる。
以上がカメラのズーム操作を指示して良好な構図設定を行う場合の例である。
尚、前述した例では、ズーム方向を液晶ファインダ24a内に表示し、ユーザが表示に従ってズームを変化させるようにしているが、これに限られずにカメラ側で自動的にズーム量を変化させるようにしてもよい。
このように、撮像素子で取り込まれた入力画像に於いてズーム値が適切でない場合に、ズーム量やズーム量を変える方向を、構図に関する情報として報知することによって、より適切な構図の設定が行えるような情報をユーザに提供することができる。
また、カメラ制御部10に方向検出手段の機能を持たせ、構図の長手方向が水平方向であるか垂直方向であるかを検出して、縦構図であるか横構図であるかを判別し、それぞれの構図に対して適切な構図の支援を行うようにしてもよい。
尚、報知手段として表示装置24を説明したが、報知手段として液晶ファインダ24aとは別に設けたランプを用いて、ランプの点灯パターンによって移動方向またはズーム量、ズーム方向を報知するようにしてもよい。例えば、液晶ファインダ24aの接地面とは反対の面に別途ランプを設けておけば、ユーザ自身を撮影する際(例えば、セルフポートレートモードや記念撮影モードが設定された場合)の構図の調整が簡単になる。セルフポートレートモードが設定された場合に、報知手段として、液晶ファインダ24aとは別に設けられたランプを用いて、その他の撮影モードが設定された場合に、報知手段として液晶ファインダ24aを用いるようにカメラ制御部10で制御してもよい。
また、報知手段としてスピーカを用いて、音乃至音声で移動方向やズーム量を報知するようにしてもよい。更に、本実施形態での移動方向またはズーム量、ズーム方向の報知には、直接的に移動方向またはズーム量、ズーム方向を報知する場合の他、構図の適否、すなわちカメラが好ましい方向を向いているか否か、ズーム量が適切か否かの情報のみを報知する場合を含むこともできる。
以上のように、第1の実施形態によれば、参照画像として登録されている良好な構図の画像に類似する画像との比較によって入力画像との差異を表示するために、ユーザはその表示された情報に基づいて構図の微調整を行うことができ、良好な構図を設定することができるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
前述した第1の実施形態は、入力画像と類似画像とを比較して、そのずれ量またはズーム量に応じて、ユーザがより適切な構図の設定を行うことができるようにしている。しかしながら、第1の実施形態の構成に加えて、方向制御部を設けて前記ずれ量に応じてカメラの方向を制御して良好な構図を設定することができるようにしてもよい。
以下、この第2の実施形態について説明するが、カメラの基本的な構成については、図1に示される第1の実施形態と同じであり、基本的な撮影動作についても同様である。したがって、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略するものとし、異なる部分の構成及び動作についてのみ説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るシーン認識撮影システムが適用されたカメラの構成を示すブロック図である。
図7に於いて、カメラ制御部10には、更に該カメラの方向を制御するための方向制御部28が接続されている。この方向制御部28は、例えば図示されないモータ付の三脚に取付けられたカメラの向きを、求められたずれ量に応じてモータに制御信号を与えて変更させるものである。
次に、図8のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態に於けるカメラの撮影動作について説明する。
本シーケンスが開始されると、先ずステップS21に於いて、前述した第1の実施形態と同様に、撮影モードの設定を行う。次に、ステップS22に於いて、図示されない被写体の画像を、光学系12を介して撮像素子16によって取得する(図4A参照)。
次いで、ステップS23にて前記ステップS22で取得された画像の画像信号から、その画像の特徴量がカメラ制御部10内にて算出される。そして、ステップS24にて、前記特徴量に基づいて、内部メモリ20またはストレージデバイス22内に格納されている参照画像から、前記ステップS22で取得された画像の類似画像を検索する。
ステップS25では、前記ステップS22で取得された取得画像とステップS24で検索された類似画像とを比較することにより、適切な方向をカメラ制御部10内で算出する。そして、ステップS26に於いて、カメラ制御部10から方向制御部28に指示が出力されて、前記ステップS25の比較結果より得られた方向に、該カメラの向きを変更する(図4B参照)ために、モータへの制御信号を出力する。モータは、制御信号に従って作動する。
次いで、ステップS27にて、液晶ファインダ24aに撮影OKの指示が表示されると、続くステップS28に於いて、前記ステップS27でOKとなった構図にて、実際の撮影が行われる。
このように、第2の実施形態によれば、入力画像と類似画像とを比較してその差よりカメラの移動すべき方向を求め、移動方向制御部28によってカメラの方向を制御するので、良好な構図でカメラの撮影を行うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
前述した第1及び第2の実施形態は、基準特徴情報である参照画像については全ての参照画像が検索対象となっているが、この第3の実施形態は、検索対象となっている基準特徴情報が撮影モード別に分類されている。
尚、以下に述べる第3の実施形態に於いて、カメラの基本的な構成については、図1に示される第1の実施形態と同じであり、基本的な撮影動作についても同様である。したがって、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略するものとし、異なる部分動作についてのみ説明する。
参照画像は、内部メモリ20またはストレージデバイス22内に格納されているが、本実施形態に於いては、撮影モード毎に分類されて格納されている。そのため、ステップS4やステップS14またはステップS24に於いて参照画像から類似画像を検索する際には、ステップS21で設定された撮影モードに対応して分類されている構図の画像が検索される。
したがって、第1の実施形態や第2の実施形態のように、全ての構図の画像から参照画像を検索するのではなく、撮影モード毎に分類された参照画像について検索すればよいので、撮影モードに適した画像の検索がされやすくなる。
尚、前述した例では、カメラの移動方向を指示して良好な構図設定を行う場合の例について述べたが、ズーム操作を指示して良好な構図設定を行う場合についても同様であるので、ここでの説明は省略する。
このように、第3の実施形態によれば、撮影モード毎に基準特徴情報が分類されているので、検索時間が短縮されると共に、撮影モードでの分類がなされているためにシーンが限定されており、精度の良い検索が行える。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態は、検索対象となっている基準特徴情報である参照画像を、ユーザ側で設定することができるようにしている。
尚、以下に述べる第4の実施形態に於いて、カメラの基本的な構成については、図1に示される第1の実施形態と同じであり、基本的な撮影動作についても同様である。したがって、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略するものとし、異なる部分動作についてのみ説明する。
つまり、第4の実施形態に於いては、内部メモリ20またはストレージデバイス22内に格納される参照画像を、例えば操作部26の操作により、ユーザの好みに応じて予め登録するようにする。これにより、ユーザ毎の主観による良好な構図の画像を設定することが可能になる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態は、入力画像に人物が含まれている場合には、人物の顔画像を検出して参照画像から類似する画像を検索するものである。種々のシーンの中でも人物を含む構図は、比較的多くの場面で撮影対象となってくる構図である。人物の顔の認識技術は周知であるので、本実施形態では、これらの技術を利用して特徴量として顔領域を抽出し、最適な構図の画像が得られるように支援する。
以下、本発明の第5の実施形態について説明するが、カメラの基本的な構成については、図1に示される第1の実施形態と同じであり、基本的な撮影動作についても同様である。したがって、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略するものとし、異なる部分動作についてのみ説明する。
図9は、本発明の第5の実施形態に係るカメラの撮影動作について説明するためのフローチャートである。
本シーケンスが開始されると、先ずステップS31に於いて、前述した第1、第2の実施形態と同様に、撮影モードの設定を行う。次に、ステップS32に於いて、被写体の画像を、光学系12を介して撮像素子16から取得する。このステップS32で取得される被写体の画像は、いわゆるプリ撮影で取得される画像であってもよいし、いわゆる本撮影で取得される画像であってもよい。例えば、ここで取得した取得画像(入力画像)が、図10Aに示されるような構図であったとする。この場合の構図は、画面の略半分位で、且つ左側に被写体52a〜52cが写っている画像50である。
次いで、ステップS33にて前記ステップS32で取得された画像の画像信号から、顔の領域(顔画像)の数を、顔画像検出手段であるカメラ制御部10にて検出する。この場合、被写体52a、52b、52cに対して顔画像の数は、54a、54b、54cの3つである。尚、この顔領域の検出に関しては、周知の技術であるので、ここでの説明は省略する。そして、続くステップS34にて、内部メモリ20またはストレージデバイス22内に格納されている参照画像から、前記ステップS33で取得された顔画像の数に一致したものを検索する。
ステップS35では、前記ステップS32で取得された取得画像とステップS34で検索された類似画像とを比較することにより、ずれ量及びズーム量をカメラ制御部10内で算出する。次に、ステップS36に於いて、ずれ量及びズーム量の大きさを判定する。この判定の結果、ずれ量及びズーム量が適切である、すなわち、図10Bに示されるような類似画像56の構図に似ていると判定されたならば、ステップS39へ移行する。一方、まだ適切でないと判定された場合は、ステップS37へ移行する。
そして、ステップS37にて、前記ステップS35の比較結果より得られたずれ量に基づいて、カメラを移動させるべく方向及びズーム量を算出する。次いで、ステップS38に於いて、構図を算出した移動方向に変更させることをユーザに報知するために、指示表示及びズーム方向指示を、表示装置24の液晶ファインダ24a内に表示する(図示せず)。
この後、ユーザが液晶ファィンダ24a内の指示表示に従ってカメラ30の構図を調整して、再び撮影を行うと、前記ステップS32からの処理を繰り返す。
取得画像50と類似画像56が似ていると判定された場合は、ステップS39に於いて液晶ファインダ24aに撮影OKの指示が表示される(図示せず)。そして、ステップS40に於いて、前記ステップS39でOKとなった構図にて、ユーザは本撮影を行うことができる。
このように、第5の実施形態によれば、入力画像の顔領域を抽出して参照画像との類似度の比較を行うことにより、更に精度の良い検索を行うことが可能となり、入力画像をよりよく表現した参照画像が得られ、好ましい構図を設定するための支援を行うことが可能となる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態を説明する。
前述した第1乃至第5の実施形態は、液晶ファインダ24aには入力画像のみが表示されて、カメラの移動方向やズーム量やズーム方向の指示表示が、構図に関する情報として表示されるようになっている。この第6の実施形態では、入力画像と共に構図に関する情報として類似画像を液晶ファインダ24aに表示するようにしている。
以下、本発明の第6の実施形態について説明するが、カメラの基本的な構成については、図1乃至図10A及び図10Bに示される第1乃至第5の実施形態と同じであり、基本的な撮影動作についても同様である。したがって、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略するものとし、異なる部分動作についてのみ説明する。
図11は、本発明の第6の実施形態に係るカメラの撮影動作について説明するためのフローチャートである。
本シーケンスが開始されると、先ずステップS41に於いて、撮影モードの設定を行う。次いで、ステップS42に於いて、被写体の画像を、光学系12を介して撮像素子16から取得する。このステップS42で取得される被写体の画像は、いわゆるプリ撮影で取得される画像であってもよいし、いわゆる本撮影で取得される画像であってもよい。例えば、ここで取得した取得画像(入力画像)が、図12Aに示されるような構図であったとする。この場合の構図は、被写体62と背景の山64の一部が写っている画像60である。
次いで、ステップS43にて前記ステップS42で取得された画像の画像信号から、その画像の特徴量をカメラ制御部10内にて算出する。そして、ステップS43にて、前記特徴量に基づいて、内部メモリ20またはストレージデバイス22内に格納されている参照画像から、前記ステップS42で取得された画像に類似する類似画像を検索する。
更に、ステップS45に於いて、前記ステップS44にて検索された類似画像を、例えば、図12Bに示されるように、入力画像66aと共に類似画面66bとして、液晶ファインダ24aに表示する。すなわち、液晶ファインダ24aに表示される画像66としては、入力画像66aと類似画像66bの2つが同時に表示される。
この後、ユーザが液晶ファィンダ24a内の類似画像66bを見ながらカメラ30の構図を調整する。そして、ユーザによって入力画像66aと類似画像66bが似ていると判定された場合に、ステップS46に移行して、実際の撮影が行われる。
このように、第6の実施形態によれば、入力画像と類似画像の両方を見ながらユーザが構図変更を行うので、実際にどれくらい構図を移動させればよいのか視覚的に確認することができる。
また、前述した例では構図の移動方向の変更について説明したが、これに限られるものではなく、ズーム操作の場合についても同様の操作を行うことによって変更が可能であるのは言うまでもない。
(第7の実施形態)
前述した第1乃至第6の実施形態は、参照画像がカメラ30内の内部メモリ20またはストレージデバイス22に格納されているものとして説明した。これに対し、第7の実施形態は、撮像装置としてのカメラ30とは遠隔のサーバを、インターネット、電話網等の通信回線を介して設けて、該サーバに基準特徴情報の少なくとも一部を格納しておき、通信回路を利用してカメラ側に取得するようにしている。
図13は、本発明の第7の実施形態に係るシーン認識撮影システムが適用されたカメラシステムの構成を概略的に示した図である。
図13に示されるように、このカメラ30は、通信回線を介して、カメラ30の外部に設けられたサーバ70と通信が行われるようになっている。前述した第1乃至第6の実施形態で説明した内部メモリ20及びストレージデバイス22に格納される参照画像や関連情報は、サーバ70側で有しているので、通信手段であるアンテナ30aを介して通信回線を利用して該サーバ側70にカメラ30側の画像情報を送信し、サーバ70側で検索を行うことにより類似する画像を取得するようになっている。
尚、カメラ30内の構成は、図1或いは図7のブロック図に示される構成と同様である。また、カメラの構図設定の動作についても、参照画像が通信回線を介してサーバから取得される以外は、前述した第1乃至第6の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
このように、第7の実施形態によれば、遠隔地にサーバを設けて通信手段によりサーバ側で検索処理を行い、サーバ側で負荷の高い処理を行わせることにより、カメラ側の処理に負荷をかけることなく処理を行うことができる。また、基準特徴情報としても、カメラ内のストレージデバイスに保存しておく場合と比較して、より多くの参照画像を保存しておくことが可能となり、より多様なシーンに対応することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
例えば、基準特徴情報として画像の特徴量のみがデータベース内に格納されている場合も考えることができ、取得画像に関する特徴量算出演算を行うことにより、必要な特徴量が求められれば、類似度の計算を行うことができ、この方法により、直接的な画像がデータベースに登録されていなくてもその特徴量のみが保存されていれば、特に画像そのものがデータベースに登録されている必要はない場合でも同様に前述の手法を用いて対応することが可能である。
更に、前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシーン認識撮影システムが適用されたカメラの基本的な構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に於けるカメラの構造を示したもので、カメラの後方より見た背面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に於けるカメラの撮影動作について説明するもので、カメラの移動方向を指示して良好な構図設定を行うためのフローチャートである。 図4Aは第1の実施形態に於いてカメラの移動方向を指示して良好な構図設定を行う場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、入力画像の例を示した図である。 図4Bは第1の実施形態に於いてカメラの移動方向を指示して良好な構図設定を行う場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、類似画像の例を示した図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に於けるカメラの撮影動作について説明するもので、カメラのズーム操作を支援して良好な構図設定を行うためのフローチャートである。 図6Aは第1の実施形態に於いてカメラのズーム操作を支援する場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、入力画像の例を示した図である。 図6Bは第1の実施形態に於いてカメラのズーム操作を支援する場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、類似画像の例を示した図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係るシーン認識撮影システムが適用されたカメラの構成を示すブロック図である。 図8は、本発明の第2の実施形態に於けるカメラの撮影動作について説明するためのフローチャートである。 図9は、本発明の第5の実施形態に係るカメラの撮影動作について説明するためのフローチャートである。 図10Aは第5の実施形態に於いてカメラの操作を支援する場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、入力画像の例を示した図である。 図10Bは第5の実施形態に於いてカメラの操作を支援する場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、類似画像の例を示した図である。 図11は、本発明の第6の実施形態に係るカメラの撮影動作について説明するためのフローチャートである。 図12Aは第6の実施形態に於いてカメラの操作を支援する場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、入力画像の例を示した図である。 図12Bは第6の実施形態に於いてカメラの操作を支援する場合の液晶ファインダに表示される画像の例を示すもので、入力画像と類似画像を同時に表示した例を示した図である。 図13は、本発明の第7の実施形態に係るシーン認識撮影システムが適用されたカメラシステムの構成を概略的に示した図である。
符号の説明
10…カメラ制御部、12…光学系、14…ズーム制御部、16…撮像素子、18…撮影モード設定部、20…内部メモリ、22…ストレージデバイス、24…表示装置、24a…液晶ファインダ、26…操作部、26a…操作スイッチ群、28…方向制御部、30…カメラ、30a…アンテナ、32…取得画像(入力画像)、34…被写体、36…山、38…指示表示、40…類似画像。

Claims (22)

  1. 撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する算出部と、
    構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報を複数種類格納するデータベースと、
    前記算出部で算出された特徴量と、前記基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する検索部と、
    前記取得画像と前記検索部で検索された前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて構図に関する情報を報知する報知部と、
    を具備することを特徴とするシーン認識撮影システム。
  2. 前記データベース内には撮影モード毎に前記基準特徴情報が分類されて格納されており、
    前記検索部は、ユーザが設定した撮影モードに対応して分類された基準特徴情報に対して検索を行うことを特徴とする請求項1に記載のシーン認識撮影システム。
  3. 前記報知部は、前記構図に関する情報として構図の変更方向を報知することを特徴とする請求項1若しくは2に記載のシーン認識撮影システム。
  4. 前記報知部は、前記構図に関する情報としてズームに関する情報を報知することを特徴とする請求項1若しくは2に記載のシーン認識撮影システム。
  5. 前記基準特徴情報をユーザが設定するための操作部を更に具備することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1に記載のシーン認識撮影システム。
  6. 前記算出部は、前記特徴量として人物の顔に関する情報を算出し、
    前記検索部は、前記基準特徴情報を検索する際に前記人物の顔に関する情報を用いて検索を行うことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1に記載のシーン認識撮影システム。
  7. 前記構図の長手方向が水平方向であるか垂直方向であるかを検出する方向検出部を更に具備することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1に記載のシーン認識撮影システム。
  8. 前記撮像素子を備えた撮像装置と、該撮像装置と通信部を介して通信を行うサーバと、で構成され、
    前記データベースの少なくとも一部を、前記サーバに備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1に記載のシーン認識撮影システム。
  9. 撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する算出部と、
    構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報を複数種類格納するデータベースと、
    前記算出部で算出された特徴量と、前記基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する検索部と、
    前記取得画像と前記検索部で検索された前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて、撮影装置の方向を制御する方向制御部と、
    を具備することを特徴とするシーン認識撮影システム。
  10. 前記データベース内には撮影モード毎に前記基準特徴情報が分類されて格納されており、
    前記検索部は、ユーザが設定した撮影モードに対応して分類された基準特徴情報に対して検索を行うことを特徴とする請求項9に記載のシーン認識撮影システム。
  11. 前記基準特徴情報を選択して設定する操作部を更に具備することを特徴とする請求項9若しくは10に記載のシーン認識撮影システム。
  12. 前記算出部は、前記特徴量として人物の顔に関する情報を算出し、
    前記検索部は、前記基準特徴情報を検索する際に前記人物の顔に関する情報を用いて検索を行うことを特徴とする請求項9乃至11の何れか1に記載のシーン認識撮影システム。
  13. 前記構図の長手方向が水平方向であるか垂直方向であるかを検出する方向検出部を更に具備することを特徴とする請求項9乃至12の何れか1に記載のシーン認識撮影システム。
  14. 前記撮像素子を備えた撮像装置と、該撮像装置と通信部を介して通信を行うサーバと、で構成され、
    前記データベースの少なくとも一部を、前記サーバに備えたことを特徴とする請求項9乃至13の何れか1に記載のシーン認識撮影システム。
  15. シーンを認識して撮影を行うシーン認識撮影方法であって、
    撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する第1のステップと、
    前記算出された特徴量と、データベースに格納された構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する第2のステップと、
    前記取得画像と前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて構図に関する情報を報知する第3のステップと、
    を具備することを特徴とするシーン認識撮影方法。
  16. 前記第3のステップは、前記構図に関する情報として構図の変更方向を報知することを特徴とする請求項15に記載のシーン認識撮影方法。
  17. 前記第3のステップは、前記構図に関する情報としてズームに関する情報を報知することを特徴とする請求項15に記載のシーン認識撮影方法。
  18. 前記第2のステップの前に前記基準特徴情報をユーザが設定する第4のステップを更に具備することを特徴とする請求項15に記載のシーン認識撮影方法。
  19. 前記第1のステップは、前記特徴量として人物の顔に関する情報を算出し、
    前記第2のステップは、前記基準特徴情報を検索する際に前記人物の顔に関する情報を用いて検索を行うことを特徴とする請求項15若しくは18に記載のシーン認識撮影方法。
  20. シーンを認識して撮影を行うシーン認識撮影方法であって、
    撮像素子より取得された取得画像から該取得画像の特徴量を算出する第1のステップと、
    前記算出された特徴量と、データベースに格納された構図を決定する際の基準となる特徴量を備えた基準特徴情報とを比較することで、前記基準特徴情報の中から前記取得画像の特徴量に類似する特徴量を備えた基準特徴情報を検索する第2のステップと、
    前記取得画像と前記基準特徴情報を比較した結果に基づいて、撮影装置の方向を制御する第3のステップと、
    を具備することを特徴とするシーン認識撮影方法。
  21. 前記第2のステップの前に前記基準特徴情報をユーザが設定する第4のステップを更に具備することを特徴とする請求項20に記載のシーン認識撮影方法。
  22. 前記第1のステップは、前記特徴量として人物の顔に関する情報を算出し、
    前記第2のステップは、前記基準特徴情報を検索する際に前記人物の顔に関する情報を用いて検索を行うことを特徴とする請求項20若しくは21に記載のシーン認識撮影方法。
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