JP2009518507A - エチレンエラストマー組成物 - Google Patents

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Abstract

本明細書は、エチレン、高級アルファオレフィン、及び少なくとも1つのジエン、特にビニルノルボルネン(VNB)を重合する方法、特にエチレンプロピレンジエン(EPDM)等のアモルファス又は準結晶ポリマーを製造する方法に関する。
【選択図】なし

Description

本発明はエチレン、高級アルファオレフィンコモノマー、及びジエン、特にビニルノルボルネン(VNB)を重合するためのオレフィン重合方法、特に、エチレンプロピレンジエン(EPDM)ゴム等のアモルファス又は準結晶ポリマーを製造するための方法に関する。
エチレンエラストマー組成物は通常エチレン、プロピレン等のアルファオレフィン、及びジエン等の加硫を促進するための第三の成分を含んでいる。第三成分の選択は通常、ポリマーの分岐反応の性質、及び/又は得られた分子の構造に影響する。例えば、通常行われているように、エチリデンノルボルネン(ENB)をジエン成分として用いた場合、チグラーナッタ(Z−N)重合におけるカチオンカップリング反応により、ジエンを介した長鎖分岐の生成が促進される。一方、直鎖はメタロセン触媒で製造される。
非共役ジエンであるVNBを含むEPDMはEP843698、EP843702、及びEP843701から知られている。これらのポリマーは通常、チグラーナッタ触媒を用いて合成したときに、高いレベルの長鎖分岐(LCB)を生じる。LCBのレベルが高いと、加工性が改善されるが、押出成形及び鋳型成形によるポリマー成形後の最終生成物の物理的性質が弱くなる。EPDM製造の他の方法はWO99/00434、WO99/45062、米国特許No.6,806,336、米国特許No.6,096,849、及び米国特許No.6,319,998に記載されている。
VNB由来EPDMは、ENB由来EPDMと比較してフリーラジカル硬化において硬化速度が改善されており、高度に分岐した構造を有することから改善された加工特性を有し、最終製品における好適な物理的性質を提供するためのジエンの必要量が少ない。
メタロセン重合でのENBの分岐の欠如は、立体特性の影響によりペンダント二重結合がポリマー骨格中に取り込まれる可能性が小さいことに起因すると考えられている。ジビニルベンゼン(DVB)又はVNB等を第三成分として小さなメタロセン触媒を用いて重合する場合、ペンダント二重結合の取り込みが容易に行われ、多量の分岐及びゲルとなる。前記第三成分を用いる場合、そのようなモノマーは、ENBと比較したときに、ペルオキシド等の架橋剤を添加して得る架橋とともに大変好ましい加硫特性を有するポリマーを製造する。それ故、メタロセン触媒を用いると、過剰に長い分岐鎖又はゲルを有さずに、ジエン、特にVNBを取り込む方法を提供するので、これはゴム工業において有効なことである。
発明の概要
EPDMポリマー
本開示の一つの態様は、架橋されたビスインデニル遷移金属メタロセン触媒化合物と非配位アニオン(NCA)をアルファオレフィン、エチレン、及び少なくとも1つのジエンと接触させる工程を含む方法であって、
前記架橋されたインデニル遷移金属メタロセン触媒化合物が、配位子に対して2つの環系を有するシクロペンタジエニル(Cp)複合体を含み、
前記Cp複合体が一般式:
(Cpm)R(Cpp)MXq
で表され、
式中、配位子(Cpm)のCp及び配位子(Cpp)のCpは同じであり、R及びRはそれぞれ独立して、20までの炭素原子を含むハロゲン基、又はヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヒドロカルビル置換有機メタロイド基、又はハロカルビル置換有機メタロイド基であり、mは1乃至5であり、pは1乃至5であり、シクロペンタジエニル環の隣接する炭素原子上の置換基の2つのR及び/又はRは、お互いに結合して4乃至20炭素原子を含む環を形成することができ、Rは2つの配位子の間のダイレクトチェーン(direct chain)の炭素原子の数が1乃至8となる条件を満たす架橋基であり、Mは3乃至6の価数を有し、周期表の4、5、又は6族から選択される遷移金属であり、最も高い酸化状態において、各Xは非Cp配位子であり、独立して、20までの炭素原子を含む、ヒドロカルビル基、オキシヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヒドロカルビル置換有機メタロイド基、オキシヒドロカルビル置換有機メタロイド基、又はハロカルビル置換有機メタロイド基であり、qはM−2の価数に等しいことを特徴とする、方法である。
発明の詳細な説明
本明細書で述べる方法の生成物であるエチレン−アルファオレフィン、及びジエンポリマーはエチレン、アルファオレフィン、及びジエンの誘導単位を含む。
エチレン、アルファオレフィン、及びジエンポリマーのモノマー組成物の範囲は広い。好ましくは、前記ポリマーは、40乃至80重量%のエチレン誘導単位、より好ましくは40乃至75重量%のエチレン誘導単位、及び0.3乃至15重量%の1つ以上のジエン誘導単位を含む。残り部分は高級アルファオレフィンである。好適な態様において、前記ポリマーは好ましくは0.3乃至3重量%のジエン、及びより好ましくは0.3乃至1.5重量%のジエンを含む。本明細書において、ポリマーについて用いる重量%はポリマーの総重量に基づく値である。
前記アルファオレフィンは好ましくは、1つ以上のC3乃至C8アルファオレフィンであり、より好ましくはプロピレン又はブテンであり、最も好ましくはプロピレンである。前記ポリマー中のアルファオレフィンの量は約95重量%乃至約15重量%の範囲、より好ましくは約80重量%約20重量%の範囲、最も好ましくは約60重量%乃至約20重量%の範囲で変化させることができる。
前記ジエンは好ましくは1,4−ヘキサジエン、1,6−オクタジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、ジシクロペンタジエン(DCPD)、ノルボルナジエン、5−ビニル−2−ノルボルネン(VNB)、エチリデンノルボルネン(ENB)、及びこれらの組合せからなる群より選択され、最も好ましくはVNBである。エチレン、アルファオレフィン、及びジエンポリマー中のジエンの量は0.3乃至6重量%の範囲、好ましくは0.3乃至3重量%の範囲、より好ましくは0.3乃至2重量%の範囲で変化させることができる。
好適な態様において、本明細書で開示する方法におけるエチレン、アルファオレフィン、及びジエン中のエチレンの量は約5乃至約85重量%、好ましくは約20重量%乃至約80重量%、最も好ましくは約40重量%乃至約80重量%の間で変化することができる。エチレン含量はASTM D3900で決定することができ、ジエン含量により補正されない。ポリマー中に取り込まれるENB含量はFTIR、ASTM D6047で決定する。VNBを含むターポリマーのジエン含量は、好ましくはH NMRで測定する。これらの方法は、測定可能な不飽和を測定するものである。ペンダント不飽和部分を有するジエンは、例えば、水素によって転換され、この測定方法では検出されないので、測定された取り込みは実際の取り込みよりも低く評価されることになる。ENB及びVNBが存在する場合は、13CNMRの使用がジエン含量を決定するのに好ましい。
本明細書で開示する方法の生成物であるエチレン、アルファオレフィン、及びジエンポリマーは高度に分岐していないことが好ましい。分岐指数(BI)は約0.1乃至約1.0であり、より好ましくは約0.5乃至約1.0であり、更に好ましくは約0.9乃至約1.0である。
本明細書で説明するEPDMポリマーは約2乃至約20のMWDを有する。本明細書において、MWD(Mw/Mn)は、例えば、示差散乱インデックス検出器(DRI)及びクロマティックスKMX−6オンライン散乱光度計を装備したウォーターズ 150ゲルろ過クロマトグラフ装置等の良く知られたGPC(ゲルろ過クロマトグラフィー)法で測定することができる。このシステムは、ショーデックス(昭和電工)ポリスチレンゲルカラム802、803、804、及び805を用いて1,2,4−トリクロロベンゼンを移動相として135℃で行われる。この技術は、”Liquid Chromatography of Polymers And Related Materials III,” J. Cazes編、Marcel Dekker. 1981、p.207に記載されている。該文献を参照により本明細書に援用する。カラムスプレッディング(column spreading)については補正をしていない、しかしながら、米国規格基準局(National Burean of Standards)のポリエチレン1484及びアニオン的に製造された水素化ポリイソプレン(変性エチレンポリエチレンコポリマー)の一般的な標準についてのデータの係る補正は、MWDが0.05単位未満であることを示している。Mw/Mnは溶出時間から計算した。数値解析は標準的なゲルろ過パッケージと連動する市販のBeckman/CISカスタマイズドLALLSソフトウェアを用いて行った。Mw/Mnは、上で説明するように、MwがLALLS検出器を用いて報告された値であり、MnがDRI検出器を用いて報告された値である。
エチレン、アルファオレフィン、及びジエンポリマー中の分岐の相対的な程度は、分岐インデックス指数(BI)を用いて検出される。この指数の計算はVerStrate,Gray,“Ethylene−Propylene Elastomers”, Encyclopedia of Polymer Science And Engineering, 6, 2nd edition (1986)に開示されており、溶液中のポリマー性質についての3つの実験値が必要である。それらは、(i)ゲルろ過クロマトグラフィー(GPC)と組み合わせた低角レーザー光散乱(LALLS)技術で測定されるMw、GPC、LALLS、重量平均分子量、(ii)ゲルろ過クロマトグラフィー(GPC)と連結した示差屈折指数(DRI)検出器を用いて測定される重量平均分子量(MwDRI)及び粘度平均分子量(MvDRI)、及び(iii)デカリン中、135℃で測定される固有粘度である。最初の2つの測定値(i及びii)はトリクロロベンゼン中のポリマー溶液を希釈してフィルター処理した溶液を用いたGPCで得られる。
平均分岐インデックス(即ち、本明細書における分岐指数)は以下の式で定義される。
式1
Figure 2009518507
式中、Mv,brは(IV/k)1/aであり、“a”はマークホウインク(Mark−Houwink)係数(135℃デカリン中のエチレン、プロピレン、ジエンエラストマーポリマーについては0.759)である。前記式によると直鎖ポリマーの分岐指数は1.0となる。分岐ポリマーの分岐の程度は直鎖ポリマーに対する分岐として表される。コンスタント数平均分子量、Mn、(Mw)分岐>(Mw)直鎖、において、分岐ポリマーに対するBIは1.0未満であり、より小さいBIはより高い分岐の程度を示している。デカリン中のIVを測定する替わりに、GPC−3D装置と呼ばれているRDI及びLALLSと並行して測定することができる粘度計を用いてIVを測定してもよい。この場合、GPC溶媒に適した“k”及び“a”の値が上の式に用いられる。
前記エチレン、アルファオレフィン、及びジエンポリマーはゲルを含まない。本明細書において、“ゲルを含まない”の語は、シクロへキサン等の通常EPDMを溶解するための炭化水素溶媒に100%溶解することを意味する。ゲルがポリマー中に存在する場合、ゲル部分は更に温度を上げても溶解しない。

メタロセン
“メタロセン”及び“メタロセン触媒前駆体”の語は、シクロペンタジエニル(Cp)配位子、又は置換された配位子、少なくとも1つの非シクロペンタジエニル誘導体配位子X、及び0乃至1のヘテロ原子含有配位子Yを有するIV、V、又はVI族遷移金属Mを含む化合物を意味することは当業者に知られている。前記配位子は、それらの価数に応じてMに配位結合している。前記メタロセン触媒前駆体は、オレフィンに配位し、挿入し、重合することができる活性メタロセン触媒となるために、一般的に空の配位部位を有する有機金属複合体である、好適な共触媒(活性剤という)で活性化される。
好適なメタロセンはシクロペンタジエニル(Cp)複合体である。該複合体はリガンドとして2つのCp環を有している。このCp環は好ましくは金属を含む折れ曲がったサンドイッチの形であり、架橋基により強固な構造に固定されていることが好ましい。これらのシクロペンタジエニル複合体は以下の式を有している。
式2
Figure 2009518507
式中、(CP )のCp及び(CP )のCpは好ましくは同じであり、R及びRはそれぞれ独立して約20炭素原子までの、ハロゲン基、又はヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヒドロカルビル置換有機メタロイド基、又はハロカルビル置換有機メタロイド基であり、mは好ましくは1乃至5であり、pは好ましくは1乃至5であり、並びに付随しているシクロペンタジエニル環の隣接する炭素原子上の置換基2つのR及び/又はRはお互いに結合して4乃至約20炭素原子を含む環を形成していてもよい。Rは架橋基であり、2つの環の間を直接的に結ぶ水素原子以外の原子、好ましくは炭素原子の数が1乃至8、好ましくは1乃至3、であり、最も好ましくはRは“−CR’−CR’−”である。ここで、R’は、独立して、水素、アルキル、アリール、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリール、及びこれらの任意の混合物より選択される。Mは3乃至6の価数を有する遷移金属であり、好ましくは周期表4、5、又は6族の遷移金属であり、最も高い酸化状態のものが好ましい。各Xは非シクロペンタジエニル配位子であり、独立して、炭素数が約20までのヒドロカルビル基、オキシヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヒドロカルビル置換有機メタロイド基、オキシヒドロカルビル置換有機メタロイド基、又はハロカルビル置換有機メタロイド基である。qはMの価数より2を引いた値である。
好適なビシクロペンタジエニルメタロセンの例としては、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロライド、エチレンビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロライド、エチレンビス(インデニル)ジメチルジルコニウム等、及びエチレンビスインデニルジルコニウムジメチル、及びエチレンビスインデニルハフニウムジメチルを含む前記遷移金属がハフニウム又はチタニウムであるものを含むが、これらに限定されない。

非配位アニオン
既に説明したメタロセン又はメタロセン触媒前駆体は非配位アニオンで活性化される。“非配位アニオン(NCA)”の語は、遷移金属カチオンに配位しておらず、従って中性のルイス酸塩基によって置換られるのに充分に不安定なままであるアニオンを意味する。“相性のよい”NCAは初め形成された複合体を分解したときに中性にならないNCAである。更に、前記アニオンはアニオン置換基又はフラグメントをカチオンにして、中性の4つの配位メタロセン化合物及び中性の副生成物を形成しないものである。NCAは、好ましくはメタロセンカチオンのイオンチャージのバランスにおいて、相性が良く、安定なものであり、更に、重合の間に、エチレン不飽和モノマー又はアセチレン不飽和モノマーが置き換わるのに充分なほど不安定であることが好ましい。更に、本明細書において好適なアニオンは、重合プロセス中に存在する重合可能な他のモノマーよりも、ルイス塩基によるメタロセンカチオンの中性化を抑制又は避けるのに充分大きなサイズ又は嵩を有するものが好ましい。通常、このアニオンは約4オングストロームかこれよりも大きい分子サイズを有している。EP277004に記載のタイプのNCA生成活性剤が好ましい。好適な活性剤はアルベマールコーポレーション(Albemarle Coporation(Baton Rouge、LA))より販売されているジメチルアニリニウムテトラキス(ヘプタフルオロナフチル)ボレートである。

プロセス
第三成分として相当量のVNBを含むEPDM組成物は、好ましくはメタロセン触媒を用いた連続法により製造される。ジルコニウムの代わりにハフニウムを用いた触媒は同じか又はより高い分子量生成物を製造するために、より高い反応器温度で重合を行うことが信じられている。
一般的には、単一の反応器又は機械的なブレンドを含む任意の方法を本明細書で開示するポリマーを製造するために用いることができる。好適な方法は、単一連続流れ撹拌タンク反応器(CSTR)を用いる方法である。ポリマーのMWDを調整するために連続又は並行反応器において2つの反応器を用いるような、変更も可能である。
ポリマー鎖に沿って硫黄硬化による不飽和度を高めることも好ましい。ENBを重合の間に添加して、硫黄硬化ポリマーを得ることができる。通常、硫黄硬化性を付与するためには、約0.5乃至約10重量%(原料の重量に基づき)のENBを反応器に添加することが好ましい。
前記EPDMポリマーは、単一のCSTRにおいて、約20乃至200℃の温度範囲、約50乃至2,000psi(約350乃至14,000kPa)、及び約5乃至15分の滞留時間で製造することが好ましい。
本明細書で開示するポリマー組成物には任意数及びタイプの添加剤を配合することができる。例としては、カーボンブラック、パラフィンオイル等の可塑剤、脂肪酸、ワックス等の加工助剤、抗酸化剤、硬化剤、炭酸カルシウム、クレイ、シリカ等の充填剤、オゾン劣化防止剤、粘着剤、及びスコーチ抑制剤がある。
これらのポリマー組成物は既知の方法で硬化又は加硫されていてもよい。硬化剤の例としては、”Vulcanization”, Chapter 7 of “Science And Technology of Rubber”, by A. Y. Coran,(F. R Eirich, editor)Academic Press Inc., 1978に記載のC−C結合を形成する過酸化物、又はC−Si−C結合を形成するヒドロシル化物等がある。
成形又は素練り等の後続工程で、組成物をベール状又はペレットに成形することができる。特定の態様において、前記ポリマーブレンドはポリマーペレットに成形される。本明細書の1つの態様において、前記ポリマーはダイプレートを通して直接押出成形され、脱気装置から出るときにペレット化される。ポリマーはアンダーウォーターペレタイザーを用いて小さなペレットに切断される。前記ポリマーをスピンダイに適用して水を除去する。このペットを流動床乾燥機に通して水及び他の揮発性成分を除去する。乾燥した生成物が販売される。本明細書の1つの態様において、ベールプレスを用いてこのペレットをより大きな、通常約11乃至約45キログラムの大きなベールに再結合する。
本明細書のエチレン、アルファオレフィン、ジエンコポリマーは、水シール、冷却ホース、屋根ふき材、ワイヤー及びケーブル断熱材、動的加硫アロイ、パワートランスミッションベルト、エンジンマウント、熱可塑性オレフィンブレンド等の各種過酸化物硬化EPDM製品に用いることができる。
試験法
Figure 2009518507
21/Iの比がメルトインデックス比(MIR)であることが知られている。MIRは通常、MW及びMWDの関数である。所与のMIにおいて、より高いMIRは長鎖分岐の程度が高いことを示す。

実施例1及び2
実施例1及び2は既存の市販ポリマーの性質を測定する。特定の性質を表2に従って測定した。実施例1のポリマーはエクソンモービル ケミカル EPDMエラストマーであり、ムーニー粘度が24、エチレン含量が約76重量%、VNB含量が約0.9%であり、従来のチグラーナッタ法を用いて製造されたものである。実施例2のポリマーは、メルトインデックスが約1、エチレン含量が約72重量%、でありメタロセン触媒を用いて製造された、エチレンプロピレンコポリマーである。この実施例2のコポリマーは、表3において0.67の分岐指数を示すことから、実質的には直鎖のポリマーである。

実施例3及び4
実施例3及び4のポリマーを表2で示すプロセス条件下で製造し、同じ条件下で試験された比較のための実施例1及び2と比較し、表3に結果を示した。製造速度は一定量が排出される時間と、溶媒を蒸散させた後の固形物の濃度を測定して求めた。
実施例3及び4のVNB−EPDMポリマーは以下のように調製した。モノマーを溶媒(ヘキサン)と混合し、混合原料流れとして反応器に移した。触媒及び活性剤を900ccのトルエン中で予備混合し、定量ポンプを用いて1リットルのCSRT反応器に移した。エチレンビスインデニルジルコニウムジメチル(Et(Ind)ZrMe)を触媒として用い、ジメチルアニリウムテトラキス(ヘプタフルオロナフチル)ボレートを活性剤として用い、トリ−n−オクチルアルミニウム(TNOA)をスカベンジャーとして用いた。触媒と活性剤は1:1の割合で用いた。重合は50℃で行った。反応器内の滞留時間は7分に維持した。
実施例1乃至4のポリマーのデータを表3に示す。表3のMLRAデータは、同じレベルのVNBにおいて、実施例3のポリマーが実施例1のポリマーよりも分岐が少ないことを示す。実施例3及び4は実施例1のポリマーよりも高い分岐指数(BI)を有している。このことは、これらがより直鎖状のポリマーであることを示している。より高いVNBレベルの実施例4のポリマーは長鎖分岐のポリマーであった。
表3に示したように、実施例1乃至4の組成物において、本発明の方法(実施例4)は従来のチグラーナッタ触媒で製造される好ましい分岐レベルに匹敵していただけでなく、それをしのぎ、より線状なポリマー(実施例1)を製造したことを示している。本発明の方法は好ましくないゲルを生成せずに、Z−N法と比較して(0.9重量%)、2倍(1.8重量%)のVNBを付加することができる。
Figure 2009518507
Figure 2009518507
本発明は特定の態様を参照することにより説明されているが、他の変更も可能である。当業者に自明の幾多の異なる方法で、本開示に基づいた、別のタイプの構成を採用し、構成を組み合わせることが可能である。それ故、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲は、本明細書の好適な態様に限定されるべきではない。
本明細書で引用する全ての文献は、法律が許容し、本明細書に矛盾しない範囲で、参照により本明細書に援用される。

Claims (18)

  1. 架橋されたビスインデニル遷移金属メタロセン触媒化合物と非配位アニオン(NCA)をアルファオレフィン、エチレン、及び少なくとも1つのジエンと接触させる工程を含む方法であって、
    前記架橋されたインデニル遷移金属メタロセン触媒化合物が、配位子に対して2つの環系を有するビスシクロペンタジエニル(Cp)複合体を含み、
    前記Cp複合体が一般式:
    (Cpm)R(Cpp)MXq
    で表され、
    式中、配位子(Cpm)のCp及び配位子(Cpp)のCpは同じであり、R及びRはそれぞれ独立して、20までの炭素原子を含むハロゲン基、又はヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヒドロカルビル置換有機メタロイド基、又はハロカルビル置換有機メタロイド基であり、mは1乃至5であり、pは1乃至5であり、シクロペンタジエニル環の隣接する炭素原子上の置換基の2つのR及び/又はRは、お互いに結合して4乃至20炭素原子を含む環を形成することができ、Rは2つの配位子の間のダイレクトチェーン(direct chain)の炭素原子の数が1乃至8である条件を満たす架橋基であり、Mは3乃至6の価数を有し、周期表の4、5、又は6族から選択される遷移金属であり、最も高い酸化状態であり、各Xは非Cp配位子であり、独立して、20までの炭素原子を含む、ヒドロカルビル基、オキシヒドロカルビル基、ハロカルビル基、ヒドロカルビル置換有機メタロイド基、オキシヒドロカルビル置換有機メタロイド基、又はハロカルビル置換有機メタロイド基であり、qはM−2の価数に等しいことを特徴とする、方法。
  2. 2つの配位子の間のダイレクトチェーン(direct chain)の炭素原子の数が1乃至8である条件を満たす架橋基であるR架橋基の原子数が2に等しいことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記架橋されたビスインデニル遷移金属メタロセン触媒化合物における、Rが−CR’−CR’−であり、式中、R’が独立して、水素、アルキル、アリール、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリール、及びこれらの混合物から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記アルファオレフィンがプロピレンであることを特徴とする、請求項1乃至3に記載の方法。
  5. 前記架橋されたビスインデニル遷移金属メタロセン触媒化合物がエチレンビスジルコニウムハフニウムジメチルであることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記架橋されたビスインデニル遷移金属メタロセン触媒化合物がエチレンビスインデニルハフニウムジメチルであることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  7. 前記NCA活性剤がジメチルアニリニウムテトラキス(ヘプタフルオロナフチル)ボレートであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. アルファオレフィン、エチレン、及びジエンからの誘導単位を含むポリマーを回収する工程を更に含む、請求項1乃至7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記ポリマーが約2乃至約20のMWDを有することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ポリマーがゲルを含まないことを特徴とする、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記ポリマーが約0.1乃至約1.0の分岐指数を有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の方法。
  12. ペレット化されたポリマーを更に含むことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記アルファオレフィン、エチレン、及び少なくとも1つのジエンが約5乃至15分の滞留時間で重合されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記アルファオレフィン、エチレン、及び少なくとも1つのジエンが約20乃至200℃の温度で重合されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の方法。
  15. 前記アルファオレフィン、エチレン、及び少なくとも1つのジエンが約50乃至2000psi(約350乃至14000kPa)の圧力で重合されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記ジエンが1,4−ヘキサジエン、1,6−オクタジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、3,7−ジメチル−1,6−オクタジエン、ジシクロペンタジエン(DCPD)、ノルボルナジエン、5−ビニル−2−ノルボルネン(VNB)、エチリデンノルボルネン(ENB)、及びこれらの組合せから選択されることを特徴とする、請求項1乃至15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記ジエンがエチリデンノルボルネン(ENB)であることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記ジエンがビニルノルボルネン(VNB)であることを特徴とする請求項16に記載の方法。
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