JP2009516194A - ククルビツリルを結合されたシリカゲルを用いた静止相およびカラム、そして該カラムを用いたタキソールの分離方法 - Google Patents
ククルビツリルを結合されたシリカゲルを用いた静止相およびカラム、そして該カラムを用いたタキソールの分離方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009516194A JP2009516194A JP2008541062A JP2008541062A JP2009516194A JP 2009516194 A JP2009516194 A JP 2009516194A JP 2008541062 A JP2008541062 A JP 2008541062A JP 2008541062 A JP2008541062 A JP 2008541062A JP 2009516194 A JP2009516194 A JP 2009516194A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- substituted
- unsubstituted
- alkyl
- taxane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 CCC[C@](CCCC1)(C(*)=C(C)CC2)N=CN*[C@@](*)(*(C)C)[*@@](C)*=C*(C)C2(C)C1(C)*(C)C=* Chemical compound CCC[C@](CCCC1)(C(*)=C(C)CC2)N=CN*[C@@](*)(*(C)C)[*@@](C)*=C*(C)C2(C)C1(C)*(C)C=* 0.000 description 2
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D487/04—Ortho-condensed systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/281—Sorbents specially adapted for preparative, analytical or investigative chromatography
- B01J20/286—Phases chemically bonded to a substrate, e.g. to silica or to polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D305/00—Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms
- C07D305/14—Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms condensed with carbocyclic rings or ring systems
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Epoxy Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
Abstract
Description
本発明は、ククルビツリルを結合されたシリカゲルを用いた静止相およびカラム、そして前記カラムを用いたタキサンの分離方法に係り、具体的には、精製コストを節減してタキサンの高純度精製を可能にする静止相およびカラム、そして前記カラムを用いたタキサンの分離方法に関する。
パクリタキセル(paclitaxel)は、これまでの15年間で最も重要な抗ガン剤の一つとして知られている。パクリタキセルを含むタキサン(taxane)と呼ばれる天然産物の部類は、ガン関連疾患の治療剤として知られており、多くの他の薬剤に拡大適用される。パクリタキセルは、イチイ科であるタイヘイヨウイチイ(Taxus Brevifolia)の樹皮から抽出された天然産物であるタキサンに含まれている。タキサンのソースとしては、それ以外にも、セイヨウイチイ(Taxus baccata)、カナダイチイ(Taxus canadensis)、ヒマラヤイチチ(Taxus wallichiana)、タキサス・ユンナネンシス(Taxus yunnanensis)、Taxus densiformis、Taxus hicksii、タキサス・ワルディ(Taxus wardii)、イチイ(Taxus cuspidata)、スズメノヤリ(Taxus capitata)、およびTaxus brownieなどがある(Miller et al. J. Org. Chem., 46: 1469(1981)(非特許文献1); McLaughlin et al. J. Nat. Prod., 44: 321(1981)(非特許文献2); Kingston et al. J. Nat. Prod., 45: 466(1982)(非特許文献3))。
発明の技術的目標
本発明がなそうとする技術的課題は、精製コストが節減され、かつタキサンの高純度精製の可能なククルビツリルを結合されたシリカゲルを採用したタキサン分離用の静止相を提供することである。
本発明によれば、下記化学式1または2で表示されるククルビツリルと、化学式3で表示される変形されたシリカゲルとが共有結合されたククルビツリル結合シリカゲルを含むタキサン分離用の静止相が提供される:
式中、R1のうち少なくとも一つは、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XはO、S、またはNHであり、前記nは4から20までの整数であり、
式中、Rのうち少なくとも一つは、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XはO、S、またはNHであり、前記nは3から19までの整数であり、
式中、R2は、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルチオール基、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルアミン基、C2−C10のアルキル部分を有するエポキシアルキルオキシアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するイソシアナートアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するハロゲン処理されたアルキル基、またはヒドロキシ基である。
式中、Yは、チオール基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、ヒドロキシ基、カルボキシル化されたハロゲン、アジド基、アルケニルオキシ基、カルボニルアルキルオキシ基、チオアルキルオキシ基、アルキルチオールオキシ基、ヒドロキシアルキルオキシ基、アルキルシリルオキシ基、アミノアルキルオキシ基、アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、ヘテロシクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基、アリールアルキルオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、ヘテロアリールアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ基、カルボニルアルキルチオ基、チオアルキルチオ基、ヒドロキシアルキルチオ基、アルキルシリルチオ基、アミノアルキルチオ基、アミノアルキルチオールアルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、ヘテロシクロアルキルチオ基、アリールチオ基、アリールアルキルチオ基、ヘテロアリールチオ基、ヘテロアリールアルキルチオ基、アルキルアミン基、アルケニルアミン基、アルキニルアミン基、カルボニルアルキルアミン基、チオアルキルアミン基、ヒドロキシアルキルアミン基、アルキルシリルアミン基、アミノアルキルアミン基、アミノアルキルチオールアルキルアミン基、シクロアルキルアミン基、ヘテロシクロアルキルアミン基、アリールアミン基、アリールアルキルアミン基、ヘテロアリールアミン基、およびヘテロアリールアルキルアミン基からなる群より選択され、aは1から10までの整数であり、R3は、水素、ハロゲン原子、アリル基、C1−C20アルキル基、C1−C20ハロゲン処理されたアルキル基、およびC1−C20アルキルオキシ基からなる群より選択される。
式中、R1のうち少なくとも一つは、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XはO、S、またはNHであり、前記nは4から20までの整数であり、
式中、Rのうち少なくとも一つは、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XはO、S、またはNHであり、前記nは3から19まで間の整数であり、
式中、R2は、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルチオール基、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルアミン基、C2−C10のアルキル部分を有するエポキシアルキルオキシアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するイソシアナートアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するハロゲン処理されたアルキル基、またはヒドロキシ基である。
式中、Yは、チオール基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、ヒドロキシ基、カルボキシル化されたハロゲン、アジド基、アルケニルオキシ基、カルボニルアルキルオキシ基、チオアルキルオキシ基、アルキルチオールオキシ基、ヒドロキシアルキルオキシ基、アルキルシリルオキシ基、アミノアルキルオキシ基、アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、ヘテロシクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基、アリールアルキルオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、ヘテロアリールアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ基、カルボニルアルキルチオ基、チオアルキルチオ基、ヒドロキシアルキルチオ基、アルキルシリルチオ基、アミノアルキルチオ基、アミノアルキルチオールアルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、ヘテロシクロアルキルチオ基、アリールチオ基、アリールアルキルチオ基、ヘテロアリールチオ基、ヘテロアリールアルキルチオ基、アルキルアミン基、アルケニルアミン基、アルキニルアミン基、カルボニルアルキルアミン基、チオアルキルアミン基、ヒドロキシアルキルアミン基、アルキルシリルアミン基、アミノアルキルアミン基、アミノアルキルチオールアルキルアミン基、シクロアルキルアミン基、ヘテロシクロアルキルアミン基、アリールアミン基、アリールアルキルアミン基、ヘテロアリールアミン基、およびヘテロアリールアルキルアミン基からなる群より選択され、aは1から10までの整数であり、R3は、水素、ハロゲン原子、アリル基、C1−C20アルキル基、C1−C20ハロゲン処理されたアルキル基、およびC1−C20アルキルオキシ基からなる群より選択される。
本発明によれば、精製コストが節減され、かつタキサンの高純度精製の可能なククルビツリルを結合されたシリカゲルを採用したタキサン分離用の静止相が提供されうる。
本発明は、ここで添付の図面を参照して、本発明による実施例についてさらに具体的に説明をする。
式中、R1のうち少なくとも一つは、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XはO、S、またはNHであり、前記nは4から20までの整数である。
式中、Rのうち少なくとも一つは、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XはO、S、またはNHであり、前記nは3から19までの整数である。
式中、R2は、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルチオール基、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルアミン基、C2−C10のアルキル部分を有するエポキシアルキルオキシアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するイソシアナートアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するハロゲン処理されたアルキル基、またはヒドロキシ基である。
式中、Yは、チオール基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、ヒドロキシ基、カルボキシル化されたハロゲン、アジド基、アルケニルオキシ基、カルボニルアルキルオキシ基、チオアルキルオキシ基、アルキルチオールオキシ基、ヒドロキシアルキルオキシ基、アルキルシリルオキシ基、アミノアルキルオキシ基、アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、ヘテロシクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基、アリールアルキルオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、ヘテロアリールアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ基、カルボニルアルキルチオ基、チオアルキルチオ基、ヒドロキシアルキルチオ基、アルキルシリルチオ基、アミノアルキルチオ基、アミノアルキルチオールアルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、ヘテロシクロアルキルチオ基、アリールチオ基、アリールアルキルチオ基、ヘテロアリールチオ基、ヘテロアリールアルキルチオ基、アルキルアミン基、アルケニルアミン基、アルキニルアミン基、カルボニルアルキルアミン基、チオアルキルアミン基、ヒドロキシアルキルアミン基、アルキルシリルアミン基、アミノアルキルアミン基、アミノアルキルチオールアルキルアミン基、シクロアルキルアミン基、ヘテロシクロアルキルアミン基、アリールアミン基、アリールアルキルアミン基、ヘテロアリールアミン基、およびヘテロアリールアルキルアミン基からなる群より選択され、aは1から10までの整数であり、R3は水素、ハロゲン原子、アリル基、C1−C20アルキル基、C1−C20ハロゲン処理されたアルキル基、およびC1−C20アルキルオキシ基からなる群より選択される。
パクリタキセル:式中、R1=Ph、R2=OH、R3=H、R4=CH3CO
10−デアセチルタキソール:式中、R1=Ph、R2=OH、R3=H、R4=H
7−エピタキソール:式中、R1=Ph、R2=H、R3=OH、R4=CH3CO
セファロマニン:式中、R1=CH3−CH=C(CH3)、R2=OH、R3=H、R4=CH3CO
タキソールC:式中、R1=C5H11、R2=OH、R3=H、R4=CH3CO
7−エピ−10−デアセチルタキソール:式中、R1=Ph、R2=H、R3=OH、R4=H
7−シロキシルタキソール:式中、R1=Ph、R2=H、R3=CH3CO
7−シロキシル−10−デアセチルタキソール:式中、R1=Ph、R2=H、R3=H
7−シロキシル−10−デアセチルタキソールC:式中、R1=C5H11、R2=H、R3=H
7−シロキシル−10−デアセチルセファロマニン:式中、R1=CH3−CH=C(CH3)、R2=H、R3=H
バッカチンIII:式中、R=CH3CO
10−デアセチルバッカチンIII:式中、R=H
タキシニンM
以下、本発明について下記実施例を挙げて説明するが、本発明が下記実施例のみに限定されるものではない。
下記化学式5(n=3)のククルビツリルを結合されたシリカゲルは、前記化学式1のククルビツリルと前記化学式3のシリカゲルとが、前記化学式4のシランリンカーを介して結合させることにより合成された。この場合、化学式1で、XはOであり、R1はいずれもOHであり、nは7であり、化学式3で、R2はOHであり、化学式4で、R3は(OC2H5)3であり、YはNCOであり、aは3である。
13C−CP MAS:δ(ppm):162.3、155.1、98.6、44.4、28.6、23.5、14.8。
FT−IR(KBr):3485、3150、2969、1737、1467、1120−1095cm−1。
下記化学式6(n=3)で表示されるククルビツリルを結合されたシリカゲルは、前記化学式2のククルビツリルと前記化学式3のシリカゲルとが、前記化学式4のシランリンカーを介して結合させることにより合成された。この場合、化学式2で、XはOであり、RはいずれもC6H5−NH2であり、nは6であり、化学式3で、R2はOHであり、化学式4で、R3は(OC2H5)3であり、YはNCOであり、aは3である。
式中、nは3である。
13C−CP MAS:δ(ppm):161.8、152.5、133.3、131.6、128.9、121.4、97.3、49.6、27.5、25.2、15.3。
FT−IR(KBr):3450、3025、2978、1737、1530、1471、1100−1090cm−1。
前記化学式5(n=3)のククルビツリルを結合されたシリカゲル(2.5g)を、メタノール溶媒(50ml)でスラリにした後、前記スラリを長さ15cm、内径0.46cmのHPLC鋼鉄カラム(米国・SUPELCO社製)に充填した。次に、スラリパックキング器具を利用し、前記スラリを鋼鉄カラムの中に押入れ、化学式5のヒドロキシククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされた鋼鉄カラムを得た。次に、前記カラム物質をHPLC機器を使用する分析前に、800psiの圧力下で3時間メタノールで洗浄した。このように準備した鋼鉄カラムをHPLC機器に装着し、HPLC分析のための静止相カラムとして使用した。
イチイの木から得られた原料抽出物からのパクリタキセルの分離を、前記化学式5(n=3)のヒドロキシククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされたHPLC機器を使用して行った(純度62.9wt%)。原料抽出物試料をアセトニトリル/水の混合物に溶解してカラムに注入した(10μl)。このとき、抽出液(アセトニトリル:水=35:65v/v)を0.4ml/分の流速で流れるように調節し、パクリタキセル分子の分離がなされるようにし、分離プロセスをUV検出器によって227nmでモニタリングした(図1)。前記クロマトグラムは、前記逆相HPLC精製プロセスから由来する高純度のパクリタキセルを、他の不純物ピークと明確に区別することによって明らかに示す。
イチイの木から得られた原料抽出物からのパクリタキセルの分離を、前記化学式5(n=3)の部分置換されたヒドロキシククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされたHPLC機器を使用して行った(純度26.6wt%)。原料抽出物試料をアセトニトリル/水の混合物に溶解し、実施例2の条件で、HPLC分析のためにカラムに注入した(10μl)。結果的に、クロマトグラムを得た(図2)。前記クロマトグラムは、前記逆相HPLC精製プロセスから由来する高純度のパクリタキセルを、他の不純物ピーク等と明確に区別することによって明らかに示す。
イチイの木から得られた原料抽出物からのパクリタキセルの分離を、前記化学式5(n=3)の部分置換されたヒドロキシククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされたHPLC機器を使用して行った(純度7.1wt%)。原料抽出物試料をアセトニトリル/水の混合物に溶解し、実施例2の条件で、HPLC分析のためにカラムに注入した(10μl)。結果的にクロマトグラムを得た(図3)。前記クロマトグラムは、前記逆相HPLC精製プロセスから由来する高純度のパクリタキセルを、他の不純物ピーク等と明確に区別することによって明らかに示す。
細胞培養から得られた原料抽出物からのパクリタキセルの分離を、前記化学式5(n=3)の部分置換されたヒドロキシククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされたHPLC機器を使用して行った(純度51.6wt%)。原料抽出物試料をアセトニトリル/水の混合物に溶解し、実施例2の条件で、HPLC分析のためにカラムに注入した(10μl)。結果的にクロマトグラムを得た(図4)。前記クロマトグラムは、前記逆相HPLC精製プロセスから由来する高純度のパクリタキセルを、他の不純物ピーク等と明確に区別することによって明らかに示す。
細胞培養から得られた原料抽出物からのパクリタキセルの分離を、前記化学式5(n=3)の部分置換されたヒドロキシククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされたHPLC機器を使用して行った(純度19.3wt%)。原料抽出物試料をアセトニトリル/水の混合物に溶解し、実施例2の条件で、HPLC分析のためにカラムに注入した(10μl)。結果的にクロマトグラムを得た(図5)。前記クロマトグラムは、前記逆相HPLC精製プロセスから由来する高純度のパクリタキセルを、他の不純物ピーク等と明確に区別することによって明らかに示す。
パクリタキセル分子(純度99.9wt%)の分析を、前記化学式5(n=3)の部分置換されたヒドロキシククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされたHPLC機器を使用して行った。純粋なパクリタキセルをアセトニトリル/水の混合物に溶解し、実施例2の条件で、HPLC分析のためにカラムに注入した(10μl)。結果的にクロマトグラムを得た(図6)。前記クロマトグラム上に示されたパクリタキセルのピーク位置に対応するものとして、本発明の他の実施例によるクロマトグラム上のパクリタキセルピーク位置を確認することができた。
実施例2で製造されたジアミノフェニルククルビツリルを結合されたシリカゲル(2.6g)をメタノール溶媒(55ml)でスラリにした後、前記スラリを長さ15cm、内径0.46cmのHPLC鋼鉄カラム(米国・SUPELCO社製)に充填した。次に、スラリパックキング器具を利用し、前記スラリを鋼鉄カラムの中に押入れ、化学式6のジアミノフェニルククルビット[7]ウリルの結合されたシリカゲルでパックキングされた鋼鉄カラムを得た。次に、前記カラム物質をHPLC機器を使用する分析前に、800psiの圧力下で3時間メタノールで洗浄した。このように準備された鋼鉄カラムをHPLC機器に装着し、HPLC分析のための静止相カラムとして使用した。
細胞培養から得られた原料抽出物(純度19.3wt%)からのパクリタキセル分子の分離を、実施例9で製造されたHPLCカラムを用いて行った。原料抽出物試料をアセトニトリル/水の混合物に溶解し、得られた溶液の10μlの一定分量をHPLCカラムに入れた。HPLC分析は実施例4と同じ条件下で行った。結果的にクロマトグラムを得た(図7)。前記クロマトグラムは、前記逆相HPLC精製プロセスから由来する高純度のパクリタキセルを、他の不純物ピークと明確に区別することによって明らかに示す。
純粋なパクリタキセル(4mg)をD2O(1ml)に溶解し、この溶液にククルビット[7]ウリル(10mg)を添加し、室温でパクリタキセル分子の一部分がククルビット[7])ウリルに内包された形態の複合体の1H−NMR分析を記録した。ククルビット[7]ウリルとパクリタキセルとのホスト−ゲスト相互作用を1H−NMRスペクトロスコピによって研究した(図8)。図8で、上側に記録された1H−NMRスペクトルは、パクリタキセル溶液に係るものであり、下側に記録された1H−NMRスペクトルは、パクリタキセル−ククルビット[7]ウリル溶液に係るものである。パクリタキセル溶液中のパクリタキセル内のC6H5−COの芳香族環プロトンのピークは、1H−NMRスペクトル上で、7.45〜8.15ppm間で示される。かような芳香族環プロトンは、ククルビット[7]ウリルとの相互作用後に6.35〜7.05ppm間の範囲にあるアップフィールド(upfield)にシフトされるが、これは、パクリタキセル分子の部分がククルビット[7]ウリルに含まれているという事実を明らかに示す。ククルビット[7]ウリルとパクリタキセルとの相互作用による複合体の形成後に、パクリタキセルの脂肪族プロトンに相応するnmrピークが0.4−1.0ppmで示され、これは、パクリタキセルの脂肪族基がククルビット[7]ウリルと相互作用するという事実を示している。
Claims (27)
- 下記化学式1または2で表示されるククルビツリルと、下記化学式3で表示される変形されたシリカゲルとが共有結合されたククルビツリル結合シリカゲルを含む、タキサン分離用の静止相:
式中、R1のうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、XがO、S、またはNHであり、nが4から20までの整数であり、
式中、Rのうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、XがO、S、またはNHであり、nが3から19までの整数であり、
式中、R2が、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルチオール基、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルアミン基、C2−C10のアルキル部分を有するエポキシアルキルオキシアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するイソシアナートアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するハロゲン処理されたアルキル基、またはヒドロキシ基である。 - 前記ククルビツリル結合シリカゲルが、下記化学式4で表示されるシランリンカーを介して化学式1または2のククルビツリルと化学式3の変形されたシリカゲルとを結合させることにより合成される、請求項1に記載の静止相:
式中、Yが、チオール基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、ヒドロキシ基、カルボキシル化されたハロゲン、アジド基、アルケニルオキシ基、カルボニルアルキルオキシ基、チオアルキルオキシ基、アルキルチオールオキシ基、ヒドロキシアルキルオキシ基、アルキルシリルオキシ基、アミノアルキルオキシ基、アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、ヘテロシクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基、アリールアルキルオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、ヘテロアリールアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ基、カルボニルアルキルチオ基、チオアルキルチオ基、ヒドロキシアルキルチオ基、アルキルシリルチオ基、アミノアルキルチオ基、アミノアルキルチオールアルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、ヘテロシクロアルキルチオ基、アリールチオ基、アリールアルキルチオ基、ヘテロアリールチオ基、ヘテロアリールアルキルチオ基、アルキルアミン基、アルケニルアミン基、アルキニルアミン基、カルボニルアルキルアミン基、チオアルキルアミン基、ヒドロキシアルキルアミン基、アルキルシリルアミン基、アミノアルキルアミン基、アミノアルキルチオールアルキルアミン基、シクロアルキルアミン基、ヘテロシクロアルキルアミン基、アリールアミン基、アリールアルキルアミン基、ヘテロアリールアミン基、およびヘテロアリールアルキルアミン基からなる群より選択され、aが1から10までの整数であり、R3が、水素、ハロゲン原子、アリル基、C1−C20アルキル基、C1−C20ハロゲン処理されたアルキル基、およびC1−C20アルキルオキシ基からなる群より選択される。 - 前記化学式4のR3が−OC2H5であり、YがNCOであり、aが3である、請求項2に記載の静止相。
- 前記化学式5および6のnが、3である、請求項4に記載の静止相。
- 前記化学式1のR1のうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、アミノフェニル基、アリルオキシ基、ハロゲンメチル基、およびC1−C10アミノアルキル基からなる群より選択され、XがOであり、nが7である、請求項1に記載の静止相。
- 前記ハロゲンメチル基が、ブロモメチル基、フルオロメチル基、またはヨードメチル基である、請求項6に記載の静止相。
- 前記化学式1のR1が、いずれもヒドロキシ基である、請求項1に記載の静止相。
- 前記化学式2のRのうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、アミノフェニル基、アリルオキシ基、ハロゲンメチル基、およびC1−C10アミノアルキル基からなる群より選択され、XがOであり、nが6である、請求項1に記載の静止相。
- 前記ハロゲンメチル基が、ブロモメチル基、フルオロメチル基、またはヨードメチル基である、請求項9に記載の静止相。
- 前記化学式2のRが、いずれもC6H5−NH2である、請求項1に記載の静止相。
- 前記化学式3のR2が、ヒドロキシ基である、請求項1に記載の静止相。
- 請求項1から請求項12までのうちいずれか1項に記載の静止相を充填したタキサン分離用カラム。
- (a)下記化学式1または2で表示されるククルビツリルと、下記化学式3で表示される変形されたシリカゲルとが共有結合されたククルビツリル結合シリカゲルを含む静止相を充填し、タキサン分離用カラムを準備する段階と、
(b)タキサン粉末を所定の溶媒に溶かしてタキサン含有溶液を製造する段階と、
(c)段階(b)で得られたタキサン含有溶液を段階(a)で得られたカラムに適用する段階と、
(d)移動相溶媒を前記カラムに提供し、カラムからタキサン抽出物を抽出する段階と、
(e)段階(d)で得られたタキサン抽出物からタキサンを精製する段階とを含むタキサン分離方法:
式中、R1のうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XがO、S、またはNHであり、前記nが4から20までの整数であり、
式中、Rのうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルオキシ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルチオールオキシ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシロキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルオキシ基、置換または非置換のC6−C30アリールオキシ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールオキシ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルオキシ基;置換または非置換のC1−C30アルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルケニルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキニルチオ基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルチオ基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルチオ基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルチオ基、置換または非置換のC6−C30アリールチオ基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールチオ基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルチオ基;置換または非置換のC1−C30アルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルケニルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキニルアミン基、置換または非置換のC2−C30カルボニルアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30チオアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30ヒドロキシアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルシリルアミン基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−チオカルバメート基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルアルキル−カルボニルオキシ基、置換または非置換のC1−C30トリアルキルオキシシリルヘテロアルキル−アルキルオキシ基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アミノアルキルチオールアルキルアミン基、置換または非置換のC5−C30シクロアルキルアミン基、置換または非置換のC2−C30ヘテロシクロアルキルアミン基、置換または非置換のC6−C30アリールアミン基、置換または非置換のC6−C20アリールアルキルアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアミン基、置換または非置換のC4−C30ヘテロアリールアルキルアミン基、置換または非置換のC1−C30アルキルアジド基、置換または非置換のC1−C30アリールアジド基、置換または非置換のC1−C30アルキルカルボキシルアジド基、および置換または非置換のC1−C30アリールカルボキシルアジド基からなる群より選択され、前記XがO、S、またはNHであり、前記nが3から19までの整数であり、
式中、R2が、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルチオール基、C2−C10のアルキル部分を有するアルキルアミン基、C2−C10のアルキル部分を有するエポキシアルキルオキシアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するイソシアナートアルキル基、C2−C10のアルキル部分を有するハロゲン処理されたアルキル基、またはヒドロキシ基である。 - タキサン分離用カラムの準備において、前記ククルビツリル結合シリカゲルが、下記化学式4で表示されるシランリンカーを介して化学式1または2のククルビツリルと化学式3の変形されたシリカゲルとを結合させることにより合成される、請求項14に記載の方法:
式中、Yが、チオール基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、イソチオシアネート基、ヒドロキシ基、カルボキシル化されたハロゲン、アジド基、アルケニルオキシ基、カルボニルアルキルオキシ基、チオアルキルオキシ基、アルキルチオールオキシ基、ヒドロキシアルキルオキシ基、アルキルシリルオキシ基、アミノアルキルオキシ基、アミノアルキルチオールアルキルオキシ基、シクロアルキルオキシ基、ヘテロシクロアルキルオキシ基、アリールオキシ基、アリールアルキルオキシ基、ヘテロアリールオキシ基、ヘテロアリールアルキルオキシ基、アルキルチオ基、アルケニルチオ基、アルキニルチオ基、カルボニルアルキルチオ基、チオアルキルチオ基、ヒドロキシアルキルチオ基、アルキルシリルチオ基、アミノアルキルチオ基、アミノアルキルチオールアルキルチオ基、シクロアルキルチオ基、ヘテロシクロアルキルチオ基、アリールチオ基、アリールアルキルチオ基、ヘテロアリールチオ基、ヘテロアリールアルキルチオ基、アルキルアミン基、アルケニルアミン基、アルキニルアミン基、カルボニルアルキルアミン基、チオアルキルアミン基、ヒドロキシアルキルアミン基、アルキルシリルアミン基、アミノアルキルアミン基、アミノアルキルチオールアルキルアミン基、シクロアルキルアミン基、ヘテロシクロアルキルアミン基、アリールアミン基、アリールアルキルアミン基、ヘテロアリールアミン基、およびヘテロアリールアルキルアミン基からなる群より選択され、aが1から10までの整数であり、R3が、水素、ハロゲン原子、アリル基、C1−C20アルキル基、C1−C20ハロゲン処理されたアルキル基、およびC1−C20アルキルオキシ基からなる群より選択される。 - 前記化学式4のR3が−OC2H5であり、YがNCOであり、aが3である、請求項14に記載の方法。
- 前記化学式5および6のnが、3である、請求項17に記載の方法。
- タキサン抽出物からのタキサン精製が、
有機溶媒を除去するために前記タキサン抽出物を真空蒸留し、タキサン濃縮物を得る段階と、
前記タキサン濃縮物を結晶化させる段階とを含む、
請求項14に記載の方法。 - タキサン抽出物からのタキサン精製が、前記タキサン濃縮物を結晶化させる段階後に、前記タキサン濃縮物を凍結乾燥させる段階をさらに含む、請求項19に記載の方法。
- 前記化学式1のR1のうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、アミノフェニル基、アリルオキシ基、ハロゲンメチル基、およびC1−C10アミノアルキル基からなる群より選択され、XがOであり、nが7である、請求項14に記載の方法。
- 前記ハロゲンメチル基が、ブロモメチル基、フルオロメチル基、またはヨードメチル基である、請求項21に記載の方法。
- 前記化学式1のR1が、いずれもヒドロキシ基である、請求項14に記載の方法。
- 前記化学式2のRのうち少なくとも一つが、水素、ヒドロキシ基、アミノフェニル基、アリルオキシ基、ハロゲンメチル基、およびC1−C10アミノアルキル基からなる群より選択され、XがOであり、nが6である、請求項14に記載の方法。
- 前記ハロゲンメチル基が、ブロモメチル基、フルオロメチル基、またはヨードメチル基である、請求項24に記載の方法。
- 前記化学式2のRが、いずれもC6H5−NH2である、請求項14に記載の方法。
- 前記化学式3のR2が、ヒドロキシ基である、請求項14に記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/KR2006/001096 WO2007111390A1 (en) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | Stationary phase and column using cucurbituril bonded silica gel, and separation method of taxol using the column |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009516194A true JP2009516194A (ja) | 2009-04-16 |
JP4651717B2 JP4651717B2 (ja) | 2011-03-16 |
Family
ID=38541302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008541062A Expired - Fee Related JP4651717B2 (ja) | 2006-03-24 | 2006-03-24 | ククルビツリルを結合されたシリカゲルを用いた静止相およびカラム、そして該カラムを用いたタキソールの分離方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8002987B2 (ja) |
EP (1) | EP1999122B1 (ja) |
JP (1) | JP4651717B2 (ja) |
KR (1) | KR100948143B1 (ja) |
AT (1) | ATE489375T1 (ja) |
DE (1) | DE602006018532D1 (ja) |
WO (1) | WO2007111390A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2022196275A1 (ja) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9525092B2 (en) | 2010-11-05 | 2016-12-20 | Pacific Light Technologies Corp. | Solar module employing quantum luminescent lateral transfer concentrator |
US20130112942A1 (en) | 2011-11-09 | 2013-05-09 | Juanita Kurtin | Composite having semiconductor structures embedded in a matrix |
US9159872B2 (en) | 2011-11-09 | 2015-10-13 | Pacific Light Technologies Corp. | Semiconductor structure having nanocrystalline core and nanocrystalline shell |
US9425365B2 (en) | 2012-08-20 | 2016-08-23 | Pacific Light Technologies Corp. | Lighting device having highly luminescent quantum dots |
US8889457B2 (en) | 2012-12-13 | 2014-11-18 | Pacific Light Technologies Corp. | Composition having dispersion of nano-particles therein and methods of fabricating same |
EP3075735B1 (en) * | 2013-11-25 | 2020-09-23 | Shikoku Chemicals Corporation | Glycolurils having functional group and use thereof |
CN103920477B (zh) * | 2014-04-29 | 2016-03-30 | 河南中医学院 | 一种葫芦[6]脲键合硅胶固定相、制备方法及应用 |
CN105067744B (zh) * | 2015-07-31 | 2017-04-26 | 中国检验检疫科学研究院 | 一种采用葫芦脲固相萃取测定玩具中塑化剂迁移量的方法 |
CN108383197A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-08-10 | 山东冬瑞高新技术开发有限公司 | 一种绿色印染废水处理剂及其制备方法 |
CN110078756A (zh) * | 2018-10-27 | 2019-08-02 | 西北大学 | 一种葫芦脲[6]修饰的硅胶载体及其制备方法和在高压液相色谱中的应用 |
CN111896670B (zh) * | 2020-07-24 | 2022-05-17 | 杭州师范大学 | 一种郁金的微提取方法 |
CN112375049B (zh) * | 2020-10-16 | 2023-03-07 | 广西民族大学 | 一种利用松香基键合硅胶固定相分离紫杉醇的方法 |
CN113917060A (zh) * | 2021-10-08 | 2022-01-11 | 苏州圣苏新药开发有限公司 | 一种人血浆中紫杉醇的定量分析方法 |
CN115626930B (zh) * | 2022-10-20 | 2024-04-09 | 贵州大学 | 一种七元瓜环-三聚茚衍生物的合成方法及应用 |
CN115651098B (zh) * | 2022-11-15 | 2023-07-25 | 吉林大学 | 一种葫芦脲[7]/二硫代氨基甲酸酯超分子结合的raft链转移试剂及其制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001122877A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-05-08 | Pohang Univ Of Science & Technology | ククルビツリル誘導体、その製造方法及び用途 |
JP2004521949A (ja) * | 2001-07-04 | 2004-07-22 | ポステック・ファウンデーション | 水溶性及び有機溶解性ククルビツリル誘導体、その調製方法、その分離方法ならびに用途 |
JP2005526708A (ja) * | 2002-01-03 | 2005-09-08 | ポステック ファンデーション | ヒドロキシククルビツリル誘導体、その製造方法及び用途 |
JP2006520789A (ja) * | 2003-03-17 | 2006-09-14 | ナチュラル・ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド | ポリエチレンイミン−結合樹脂を使用するタキサンおよびタキサン混合物の精製 |
JP2006521263A (ja) * | 2003-02-11 | 2006-09-21 | ポステック ファンデーション | ククルビツリルが結合したシリカゲル |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4539399A (en) | 1984-07-27 | 1985-09-03 | Advanced Separation Technologies Inc. | Bonded phase material for chromatographic separations |
US5475120A (en) | 1990-11-02 | 1995-12-12 | University Of Florida | Method for the isolation and purification of taxol and its natural analogues |
ATE180477T1 (de) * | 1991-04-19 | 1999-06-15 | Univ Mississippi | Verfahren und zubereitungen zur isolierung von taxanen |
US5279949A (en) * | 1992-12-07 | 1994-01-18 | Board Of Trustees Operating Michigan State University | Process for the isolation and purification of taxol and taxanes from Taxus spp |
WO1994013827A1 (en) * | 1992-12-07 | 1994-06-23 | Michigan State University | PROCESS FOR THE ISOLATION AND PURIFICATION OF TAXOL AND TAXANES FROM TAXUS spp |
KR100390808B1 (ko) | 1998-11-19 | 2003-11-15 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 안정화된 포커스 오케이신호 발생회로 |
US5969165A (en) * | 1999-01-07 | 1999-10-19 | 508037 (Nb) Inc. | Isolation and purification of paclitaxel and other related taxanes by industrial preparative low pressure chromatography on a polymeric resin column |
JP3425900B2 (ja) | 1999-07-26 | 2003-07-14 | エヌイーシーマイクロシステム株式会社 | スイッチングレギュレータ |
SE9904367D0 (sv) | 1999-12-02 | 1999-12-02 | Hoeganaes Ab | Lubricant combination and process for the preparation thereof |
US6706208B2 (en) | 1999-12-22 | 2004-03-16 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Stabilized hydroxyalkyl (meth)acrylate |
AU2002214883A1 (en) * | 2000-11-13 | 2002-05-21 | Lahu Saiji | Isolation of taxanes |
US7745620B2 (en) | 2004-03-13 | 2010-06-29 | Postech Foundation | Disubstituted cucurbiturils and preparing method thereof |
CA2521829A1 (en) * | 2004-09-30 | 2006-03-30 | University Of Ottawa | Process for extracting taxanes |
-
2006
- 2006-03-24 AT AT06732696T patent/ATE489375T1/de not_active IP Right Cessation
- 2006-03-24 JP JP2008541062A patent/JP4651717B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2006-03-24 DE DE602006018532T patent/DE602006018532D1/de active Active
- 2006-03-24 KR KR1020087002688A patent/KR100948143B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2006-03-24 WO PCT/KR2006/001096 patent/WO2007111390A1/en active Application Filing
- 2006-03-24 US US12/092,663 patent/US8002987B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-03-24 EP EP06732696A patent/EP1999122B1/en not_active Not-in-force
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001122877A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-05-08 | Pohang Univ Of Science & Technology | ククルビツリル誘導体、その製造方法及び用途 |
JP2004521949A (ja) * | 2001-07-04 | 2004-07-22 | ポステック・ファウンデーション | 水溶性及び有機溶解性ククルビツリル誘導体、その調製方法、その分離方法ならびに用途 |
JP2005526708A (ja) * | 2002-01-03 | 2005-09-08 | ポステック ファンデーション | ヒドロキシククルビツリル誘導体、その製造方法及び用途 |
JP2006521263A (ja) * | 2003-02-11 | 2006-09-21 | ポステック ファンデーション | ククルビツリルが結合したシリカゲル |
JP2006520789A (ja) * | 2003-03-17 | 2006-09-14 | ナチュラル・ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド | ポリエチレンイミン−結合樹脂を使用するタキサンおよびタキサン混合物の精製 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2022196275A1 (ja) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | ||
WO2022196275A1 (ja) * | 2021-03-17 | 2022-09-22 | 日本水産株式会社 | 精製の方法および精製された製品 |
JP7289994B2 (ja) | 2021-03-17 | 2023-06-12 | 株式会社ニッスイ | 精製の方法および精製された製品 |
JP2023116560A (ja) * | 2021-03-17 | 2023-08-22 | 株式会社ニッスイ | 精製の方法および精製された製品 |
JP7492064B2 (ja) | 2021-03-17 | 2024-05-28 | 株式会社ニッスイ | 精製の方法および精製された製品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1999122B1 (en) | 2010-11-24 |
KR100948143B1 (ko) | 2010-03-18 |
DE602006018532D1 (de) | 2011-01-05 |
US20080290028A1 (en) | 2008-11-27 |
US8002987B2 (en) | 2011-08-23 |
EP1999122A1 (en) | 2008-12-10 |
EP1999122A4 (en) | 2010-02-24 |
KR20080075832A (ko) | 2008-08-19 |
WO2007111390A1 (en) | 2007-10-04 |
JP4651717B2 (ja) | 2011-03-16 |
ATE489375T1 (de) | 2010-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4651717B2 (ja) | ククルビツリルを結合されたシリカゲルを用いた静止相およびカラム、そして該カラムを用いたタキソールの分離方法 | |
FI109904B (fi) | Menetelmä lääkeaineina käyttökelpoisten 14-b-hydroksi-10-asetyylibakkatiini-III:n ja sen johdannaisten valmistamiseksi | |
US6002025A (en) | Method for the purification of taxanes | |
EP1786798B1 (en) | One pot synthesis of taxane derivatives and their conversion to paclitaxel and docetaxel | |
CA2569498C (en) | Semi-synthesis of taxane intermediates and their conversion to paclitaxel and docetaxel | |
CN101560197A (zh) | 从人工栽培的红豆杉枝叶中提取紫杉醇的方法 | |
US5900367A (en) | Method for purifying taxol from taxus biomass | |
US20150005517A1 (en) | Purification of taxanes | |
CN109790140B (zh) | 二萜类衍生物及其合成方法和作为抗癌剂的用途 | |
US20070032668A1 (en) | Semi-synthesis of taxane intermediates from a mixture of taxanes | |
Zhang et al. | Preparation of a new β-cyclodextrin-bonded chiral stationary phase with thiocarbamated benzamide spacer for HPLC | |
EP1255745B1 (en) | Synthesis of water soluble 9-dihydro-paclitaxel derivatives from 9-dihydro-13-acetylbaccatin iii | |
RU2276669C2 (ru) | Способ хроматографического разделения паклитаксела и цефаломаннина | |
KR100562963B1 (ko) | 파클리탁셀과 13-아세틸-9-디히드로바카틴 ⅲ 의 제조방법 | |
WO1998007712A1 (en) | Preparation scale isolation and purification of taxanes | |
US20070190623A1 (en) | Process for purification and recovery of paclitaxel compounds | |
KR100259396B1 (ko) | 택서스속 식물체로부터 택솔의 대량 추출 정제방법 | |
KR100259395B1 (ko) | 택서스속 식물체로부터 택솔의 대량 추출 정제방법 | |
US7259268B2 (en) | Method for purification of paclitaxel from paclitaxel-containing materials | |
CN107188895B (zh) | C-13和c-14位结构改造的紫杉醇类化合物及其制备方法 | |
KR101379694B1 (ko) | 탁산유도체의 제조방법 | |
EP2239565A1 (en) | Optical-isomer separating agent for chromatography and process for producing the same | |
KR101401144B1 (ko) | 파클리탁셀의 분리 및 정제방법 | |
US6215000B1 (en) | Crystalline complexes of baccatin III with imidazole, 2-methylimidazole or isopropanol | |
JPH1160565A (ja) | タキソール含有成分の精製方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |