JP2009513400A - ドアモジュール - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明はドアモジュール(1)および該ドアモジュールを有する車両用ドア(3)に関する。該ドアモジュール(1)は車両用ドア(3)内の開口部(2)を覆うためのベース本体(4)を有する。ブラケット(5)が、好ましくは該ベース本体の縁部領域に設けられ、該ベース本体に対して移動可能であり、前記開口部の縁部領域(2a)上に支持されるようになっている。前記ブラケットは、ドアトリムを留め付けるための少なくとも1つの固定点(5a)を有している。本発明はドア内側トリムの縁部とドア内側パネルとの間の隙間寸法を正確にかつ経済的に調節可能である。

Description

本発明は、自動車用ドア内の開口部を覆うためのドアモジュールに関する。
自動車用ドア内の開口部を覆い、且つ電動式ウィンドウリフティング機構およびスピーカなどの機能部品を保持するためのドアモジュールは、基本的にはすでに既知である。しかし、車両内部に快適な外観を与えるために、ドアモジュールを車両内部の側部上のドア内側トリムでさらに覆う必要がある。
このドア内側トリムは通常、ドアモジュールの任意場所に取り付けられる。しかし、これに関して、ドア内側トリムと、ドアモジュール用の開口部が設けられるドア内側パネルとの間の隙間寸法が、一定の大きさを超えないように注意しなければならない。しかし、一方では、ドアモジュールをドア内側パネルの開口部内に非常に正確にはめ込まなければならず、加えて、必要な隙間寸法を達成するべく、ドア内側トリムも非常に正確に位置決めする必要があるので、この許容差の要件は、実際に実現することが非常に困難である(これに関して、さらに詳細に後述する予定である図1をここですでに参照しており、これは現時点での最新の技術水準による構造を示し、tは、守るべき隙間寸法を表す)。
このため、現時点での最新の技術水準によるこの構造には、隙間寸法について美観的妥協を受け入れなければならないか、許容差に関する要求により、製造コストが高くなるかのいずれかの不都合がある。
これらの不都合を回避する目的で、ドア内側トリムをドアモジュールに留め付けるのではなく、たとえば、それをドア内側パネル自体に留め付けることが提案されている(これらの状態が図2aに表されている)。これにより、図2aにtで示された隙間寸法の設定がより容易になる。しかし、これに伴って発生する重大な不都合は、このためにドア内側パネルに穴を等間隔に設ける必要があり、これは湿気の流入を許容する、又は非常に広範且つ高価な手段で封止しなければならないという事実である。この封止は非常に重要であり、そうでなければ、湿気および水分がドアモジュールの外側からドア内側トリムの背後に入り、これにより、腐食が起き得るからである。
この現時点での最新の技術水準と対照して、本発明の目的は、低コストで製造することができる一方、腐食などに関する問題を引き起こさないドアモジュール、又はこのドアモジュールを備える自動車用ドアを提供することである。
ドアモジュールに関するこの目的は、請求項1の主題によって達成される。
これは、自動車用ドア内の開口部を覆うためのドアモジュールであって、ドアモジュールは、ベース本体を有し、ベース本体は好ましくは、ドアモジュールの縁部領域に、ベース本体に対して移動可能な(すなわち、材料がより薄いか、ばねなどの別体の部品のためにより容易に変形可能な)少なくとも1つのブラケットを有し、それにより、開口部の縁部領域上に支持されるようになっており、又、ブラケットは、ドアトリムを留め付けるための少なくとも1つの固定点を有する、ドアモジュールを開示する。
これにより、たとえば、ドア内側トリムを従来のようにベース本体の任意場所に留め付けるのではなく、ブラケットに留め付けることにも成功する。
このブラケットは、直接的に開口部の縁部領域内に、すなわち、たとえば、ドア内側パネルに載置され、それにより、ここに基準寸法が得られる。これにより、ドアモジュールを留め付けたとき、ブラケットが常に(好ましくは加圧状態で)内側トリムの一定点上に支持されるように、ブラケットを構造に関して、且つドア内側パネルに関して構成すべきである。ブラケットが内側トリム用の固定点を有することにより、ドア内側トリムを基準点に組み付けることができる。ブラケットを開口部の縁部領域上(すなわち、たとえばドア内側パネル上)に支持することにより、直接的に縁部領域上に支持されたブラケットを介してドアトリムをドア内側パネルに対して簡単且つ正確に位置決めすることができるので、上記の長い許容差連鎖が短くなる。これにより、正確な隙間寸法を非常に簡単に達成することができる。
自動車用ドアに関する目的は、請求項13の主題事項によって達成される。これは、本発明によるドアモジュールを備える。
これは、(板金)パネル構造を有する自動車用ドアに最も関連し、ドアモジュールによって覆われるべき開口部は、ドア内側パネルの切り欠き部である。これは、ほとんどの車両について言える、ドア内側パネルおよびドア外側パネルの典型的な構造で与えられる。しかしながら、もちろん、自動車用ドアの第2実施形態では、ドアモジュールによって覆われるべき開口部が、(たとえば、4つの中空部分を含む)フレームによって少なくとも部分的に制限されるようにしたフレーム構造を有することもできる。
本発明の有利なさらなる形態が、従属の請求項に記載されている。
したがって、本発明が、先に概要を述べた現時点での最新の技術水準に比べて重要な利点を与えることは、明らかである。特に、ドア内側トリムを直接的にドア内側パネル上に留め付ける場合と異なり、防水性のある留め付け技術が不要であることに注目しなければならない。これにより、コストおよび重量が相当に軽減される。これに加えて、組み付け中にドア内側パネルのシールが機能不能に設置され、したがって、モジュール平面を湿気/水分が通過する危険がないので、品質管理に関する利点がある。
本発明の有利なさらなる形態は、従属請求項に記載されている。
1つの好適なさらなる形態は、板金を含む、又はプラスチックでもよいドアモジュールを考えている。この場合、製造コストが低く、重量軽減および防水特性以外に、衝突挙動に関しても好都合であるので、プラスチックが特に適する。プラスチックには、好ましくはポリプロピレンに長い繊維を添加したもの、たとえばPP30LGFが考えられる。
さらなる有利な形態は、ドア開口部に関する湿気を制限するための外周シールを有するドアモジュールを考えている。これはたとえば、外周収容部でよく、それにはたとえば、エラストマー中空異形材が後方で係合するようにして組み込まれる。それはもちろん、載置されているエラストマーウェブでもよい。シールを、ドアモジュールと接触するように、たとえばドア内側パネル上に付着させてもよい。製造上の理由のために、このシールをドア内側パネルの、後半の車両内部に面する側に組み込むことが推奨される。この場合、非常に多くの実施形態が提供できるが、乾湿を分離するドアモジュールの仕事が達成されることが重要である。
1つのさらに有利な実施形態は、ドアモジュールのベース本体に一体成形されているブラケットを考えている。これにより、ブラケットに固定された、たとえばドア内側トリム用の基準寸法を保持するべく、振動/負荷状態においてもブラケットが常に縁部領域(したがって、たとえばドア内側パネル)上に押し付けられているように、ドアモジュールの本来的な(固有の)変形を設計すべきである。それには、たとえば、ベース本体からブラケットへの移行領域内に配置されている、ベース本体に属するフィルムヒンジを考えることができる。このフィルムヒンジは、この領域で脆弱化している材料のために、より高い弾性を与え、このため、所望の変形特性を与えるであろう。一体的に配置されているブラケットは、このように特に簡単なやり方で製造される、たとえば、それらはプラスチック射出成形法で簡単に同時射出されるであろう。さらに、ブラケットへの接続部を剛化するべく、ベース本体が、たとえばフィルムヒンジに垂直なこの領域内にブリッジウェブを有することもできる。
さらなる有利な実施形態は、固定点として内側トリムの一部を挟み込むための開口を有する少なくとも1つのブラケットを考えている。これにより、たとえば、特に簡単なやり方で背後に係合して挟み込む留め付けシステムを提供することができる。ドアトリムをブラケット上に固定することを目的として、もちろん、ねじ付け、接着又はリベット留めにしてもよい。
ドアトリムの安定性に応じてブラケットの数を変更してもよい。ドアトリムの外形の周囲に均一な隙間寸法を実現するべく、2〜20個、好ましくは5〜15個、特に好ましくは8〜10個のブラケットをトリム又はモジュールの外周に沿って分散させることが特に有利である。
代替として、又はブラケットの一体的組み込みと組み合わせて、少なくとも1つの可動ばね部材によってブラケットをドアモジュールのベース本体に留め付けることが考えられる。これにより、より後の時点で設定することもできる、個別に移動可能なカップリングが可能になる。たとえば、軸方向ばねガイドを適用してもよく、それにより、この変更で、おそらくは最も経済的であると言えるとしても、ブラケットがベースモジュールに対して移動できるようにするべく、ドアモジュール材料の固有変形が必要ないことが、実際に明らかになる。
さらなる発展は、ドアモジュールを開口部の縁部領域に留め付けるための固定部材を有するドアモジュール(又はドアモジュール用のベース本体)を考えている。これらは好ましくは、たとえばロッキングピンであって、ドア内側パネル内にスナップ式に留め付け/ロックされる。これにより、乾湿分離するべく、これらを上記シール内に配置すれば、特に有用であり、この場合、これら、たとえばロックピンが内部から遠い側に配置されるとき、湿気/水分が貫入するおそれがなく、このため、これらは、流体がドアモジュールを通過する通路を形成しない。
1つのさらなる有利な実施形態は、開口部の縁部領域に対する支持縁部の圧力を維持しながら、ベース本体が基準点(好ましくは支持縁部)に対して、ドア平面又はモジュール平面に垂直に1〜10mm、好ましくは2〜6mmだけ移動できるように、ベース本体に対するブラケットの弾性を設計することを考えている。これにより、支持縁部は常に開口部の縁部領域(たとえば、ドア内側パネル)上に確実に押し付けられており、これにより、ドアが凹凸領域を有するか、又はモジュールがドア内側パネルに対してどのように留め付けられるかに関係なく、ブラケットに組み付けられるドアトリムの接続用の基準点が常に存在する。
以上にすでに示されているように、ウィンドウリフティング機構やスピーカなどのための収容部を有する本発明に従ったドアモジュール、特にプラスチックのドアモジュールは、これにより、ドア内側パネル付近でドア内側トリムに均一な隙間寸法を低コストで与えるのに特別に有利である。
さらなる有利な形態は、残りの従属請求項に特定される。
次に、幾つかの図面によって本発明を説明する。
図1は、現時点での最新の技術水準による構造を示す。これには、縁部領域2a'によって取り囲まれた開口部2'を有する自動車用ドア内側パネルが示されている。(シールを省いて図1に示されている)現時点での最新の技術水準によるプラスチックモジュール1'は、ここには図示しない直接的なやり方でドア内側パネルに接続される。ドア内側トリム6'が、ロッキングラグによってドアモジュール1'の縁部領域内に留め付けられている。すべての締結具を正確に合わせれば、ドア内側トリムの縁部とドア内側パネルとの間の隙間寸法tが守られる。
図2aは、現時点での最新の技術水準によるさらなる変更例を示す。この場合、開口部2"を有し、その開口部の周囲の縁部領域を2a"で表しているドア内側トリムが示されている。ドアモジュール1"は、開口部2"を覆うようにして組み付けられる。所望の隙間寸法tを守るべく、ドア内側トリム6の留め付けが、ドア内側パネルの縁部領域2a"内で直ぐ続いて行われ、その結果、この場合にはドアモジュール又はドア内側パネルの平面による乾湿分離を達成するために、追加のシール手段が必要である。
図2bは、本発明に従った構造を示す。これには、本発明に従ったドアモジュール1が示され、ドアモジュール1は、その縁部領域内に、ドア開口部2の湿気を制限するための外周シール9を有する。図2bに示すシールの概略的描写を再度、図3aによりわかりやすく見ることができる。この場合、エラストマーシールが、ドア内側パネルに面するU字形リセス内に後方で係合するようにして組み込まれている。ドアモジュールは、ポリプロピレンに長手方向の繊維を添加したものからなり、その材料はPP30LGFと呼ばれる。ドア内側パネル13へのドアモジュール1の留め付けは、ロッキングラグ9の形の固定部材を介して行われ、ロッキングラグ9は、ドアモジュールの、車両内部から遠い側で一体的に同時に組み込まれ、且つ外周シール7内でドア内側パネル内に挟み込まれている。
ブラケット5(合計10個のブラケット)が、ドアモジュールの縁部領域内に取り付けられている。これらのブラケットは、ドアモジュールの一体構成部分である。このため、ドアモジュールは、ブラケットに接続されたベース本体を有し、この場合、ブラケットは、(この場合はブラケットおよびベース本体間の移行領域の固有弾性のために)移動可能である。ブラケット5は、支持縁部10を有し、この支持縁部10は、ドアモジュールが組み付け位置にあるとき、ドア内側パネルをしっかりと押し付ける。ブラケット5は、その材料厚さおよび外形のために、非常に剛直な構造を有する。ブラケット5はさらに、たとえばドア内側トリムが挟み込まれる固定点、この場合に開口5aを有する。この構造により、ドア内側パネルおよびドア内側トリム間に厳格な許容測定値tの隙間寸法を維持することができる。
このため、本例では、自動車用ドア3の開口部2を覆うためのドアモジュール1が示されている(この場合、パネル(板金)構造のドアで示され、ドアの外側パネル12が組み立てられているドア内側パネル13の縁部領域をくるんでいる)又、ドアモジュールは、ベース本体4を備え、これは好ましくはドアモジュールの縁部領域に、開口部の縁部領域2a上に支持/載置されるようにベース本体に対して移動できる少なくとも1つのブラケット5を有し、又、ブラケットは、ドアトリム6を留め付けるための少なくとも1つの固定点5aを有する。本例では、この固定点は、ドア内側トリムのロッキングラグを後方で係合するようにしてスナップ式に留め付けることができる開口5aとして画定されている。すでに上述したように、ブラケットに関して言うと、これは、ドア内側トリムの留め付けに役立つ一方で、負荷状態でも支持縁部10付近での基準寸法が一定のままであり、それにより、ドア内側トリムの許容寸法tが常に一定であるように安定している必要があるので、モジュールの断面が非常に安定していると言える。したがって、ブラケットとドアモジュール1のベース本体4との間の移行領域をフィルムヒンジとして構成することが有利であり、その場合、製造が特に簡単である実施形態と言えるからである。このフィルムヒンジは、射出成形法で正確に製造することがすでに可能である。これは特に、プラスチックモジュールに適している。これらのプラスチックモジュールはさらに、ウィンドウリフティング機構、スピーカ、ミドルコンソール用締結具などのための無限の収容部が簡単にできるという利点も与える。
ドアの負荷状態、又はドア内側パネルに対するベース本体1に生じ得る緩み若しくは変形に関係なく、ブラケットが常に明確な基準点として支持縁部10を有することが重要である。このために、ベース本体に対するブラケットの弾性(具体的には、ブラケットおよびベース本体間の中間スペースの適当な形状による)は、開口部の縁部領域に対する支持縁部の圧力を維持しながら、ベース本体がブラケットの支持縁部10に当接した状態でドアの平面に垂直に(すなわち、図2bの方向11に)2〜6mmだけ移動できるように設計される。これにより、支持縁部は常にドア内側パネル上に確実に押し付けられ、これにより、たとえば、ドア内側パネルが凹凸領域を有するか、又はモジュールが(たとえば、車両の長期動作後に)ドア内側パネルからわずかに外れるかに関係なく、ドア内側トリム用の基準点が常に維持される。
最後に、本発明に従った実施形態の2つの詳細について述べる。
図3aは、ドア内側パネル上に向けられたドアモジュールの縁部領域の断面図である。この場合、ベース本体4に外周シール7が設けられ、シールは、(ドア内側パネルによって形成された)縁部領域2aに押し付けられ、又、縁部領域2aは、ドア内側パネル内の開口部2を取り囲んでいる。ベース本体4を除いて、ここではブラケット5を2つの移動段階に示そうとしている。この場合、実線は、ブラケットおよびベース本体間の移行領域が未変形状態にあるときのブラケットの状態を示す。しかし、ドア内側パネルが存在するため、フィルムヒンジの変形が起きて、破線で示されるブラケット5の移動状態が生じる。この場合、ドア内側パネルはカウンターベアリングとして作用し、ブラケット5は、その支持縁部10でドア内側パネル上に支持される。このことは、組み付け状態のドアモジュールでは、ブラケット5が常にドア内側パネル上に加圧状態で固定されることを意味する。これにより、ブラケットの開口5a内に挟み込まれるドア内側トリム用の、ドア内側パネルに対する明確な基準点が常に生じる。本発明に従ったブラケットの固定により、ドア内側トリムおよびドア内側パネル間の所望の基準寸法を常に確実に設定することができる。この場合、(フィルムヒンジ8に対する)ブラケットのわずかな固有変形により、許容寸法に悪影響を与え得るブラケットの固有変形が決して発生しない。
これらの状態は、図3bの斜視図によって再度明らかになっている。この場合も、たとえば、ウィンドウリフティング機構の部材を挟み込むことができるベース本体4を有するドアモジュール1が示されている。ベース本体4は、ベース本体8に属するフィルムヒンジ8を介してブラケット5に接続されている。フィルムヒンジ8は、プラスチックモジュール内に一体的に組み込まれる。フィルムヒンジを剛化するために、フィルムヒンジを垂直方向に横切るブリッジが設けられている。
図3bで、ブラケット5の支持縁部10がドア内側パネル11上にいかに支持されるかが特によくわかるであろう。この場合、開口5aは、ドア内側トリムをスナップ式に留め付けるための固定点になる。
とりわけ本発明に関して重要なことは、フィルムヒンジ又は弾性部材によってモジュールに接続された一体形ブラケットを保護することである。
モジュールのこの一体形弾性ブラケットは、内側パネル上に支持されて、ドアトリムを収容する。
この結果、既知のように内側パネルは平面性に一定の許容差を有する。モジュールの弾性ブラケットは、内側パネルの実際の状態に個別的且つ自動的に適合する。それから、ドアトリムがこれらのブラケットの各々に組み付けられる。
その結果、この時にはドアパネルおよびドアトリム間の隙間寸法は、ブラケットの高さおよび高さ許容差によって左右されるだけである。この高さは非常に小さいので、許容量も非常に小さいであろう(公称寸法および許容差間の相互依存性)。
現時点での最新の技術水準による第1実施形態による構造を示す図である。 現時点での最新の技術水準による第2実施形態による構造を示す図である。 本発明による組み付け状態のドアモジュールの構造の詳細な断面図である。 本発明によるドアモジュールの詳細図である。 本発明によるドアモジュールの詳細図である。

Claims (15)

  1. 車両用ドア(3)内の開口部(2)を覆うためのドアモジュール(1)であって、該ドアモジュールは、ベース本体(4)を有し、該ベース本体は、縁部領域に該ベース本体に対して移動可能な少なくとも1つのブラケット(5)を有し、それにより、前記開口部の縁部領域(2a)上に支持されるようになっており、前記ブラケットは、ドアトリムを留め付けるための少なくとも1つの固定点(5a)を有する、ドアモジュール。
  2. 板金又はプラスチックを含むことを特徴とする、請求項1に記載のドアモジュール。
  3. 前記トリムは、ドア内側トリム(6)であることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  4. 前記ドア開口部(2)の湿気を制限するための外周シール(7)を備えることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  5. 前記ブラケット(5)は、前記ベース本体(4)に一体成形されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  6. 前記ベース本体に属するフィルムヒンジ(8)が、前記ベース本体(4)から前記ブラケット(5)への移行領域内に配置されることを特徴とする、請求項5に記載のドアモジュール。
  7. 前記ブラケット(5)は、固定部材として、前記内側トリムの一部を挟み込むための開口(5a)を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  8. 幾つかの前記ブラケット(5)が存在し、3〜20個、好ましくは5〜15個、特に好ましくは8〜12個のブラケットが該モジュール(1)の外周に沿って分散されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  9. 前記ブラケット(5)は、少なくとも1つの可動ばね部材によって前記ベース本体に留め付けられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  10. 前記ドアモジュール(1)は、前記開口部(2)の前記縁部領域(2a)上に該モジュールを留め付けるための固定部材(9)を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  11. 前記ベース本体(4)に対する前記ブラケット(5)の弾性は、前記開口部の前記縁部領域に対する支持縁部(10)の圧力を維持しながら、前記ベース本体(4)が前記ブラケットの前記支持縁部に対してドア平面に垂直に(方向11に)1〜0mm、好ましくは2〜6mmだけ移動できるような性質を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  12. ウィンドウリフティング機構およびスピーカなどのための収容部を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュール。
  13. 自動車用ドア(3)であって、先行する請求項のいずれか1項に記載のドアモジュールを備える自動車用ドア。
  14. 前記ドア(3)は、パネル構造を有し、前記ドアモジュール(5)によって覆われる開口部は、ドア内側パネル(13)の切り欠き部であることを特徴とする、請求項13に記載の自動車用ドア。
  15. 前記自動車用ドア(3)は、フレーム構造を有しかつ前記ドアモジュール(1)によって覆われる前記開口部(2)は、前記フレームによって少なくとも部分的に制限されることを特徴とする、請求項13に記載の自動車用ドア。
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