JP2009508772A - ポリオキシメチレンをベースにした燃料低透過性の熱可塑性容器 - Google Patents

ポリオキシメチレンをベースにした燃料低透過性の熱可塑性容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009508772A
JP2009508772A JP2008531284A JP2008531284A JP2009508772A JP 2009508772 A JP2009508772 A JP 2009508772A JP 2008531284 A JP2008531284 A JP 2008531284A JP 2008531284 A JP2008531284 A JP 2008531284A JP 2009508772 A JP2009508772 A JP 2009508772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
copolyester
thermoplastic polyurethane
polyoxymethylene
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008531284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5199099B2 (ja
Inventor
クルッグ,ジェレミー
タジャー,ジョセフ・ジョージ
Original Assignee
ティコナ・エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ティコナ・エルエルシー filed Critical ティコナ・エルエルシー
Publication of JP2009508772A publication Critical patent/JP2009508772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5199099B2 publication Critical patent/JP5199099B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L59/00Compositions of polyacetals; Compositions of derivatives of polyacetals
    • C08L59/02Polyacetals containing polyoxymethylene sequences only
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08L67/025Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds containing polyether sequences
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/03177Fuel tanks made of non-metallic material, e.g. plastics, or of a combination of non-metallic and metallic material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2205/00Polymer mixtures characterised by other features
    • C08L2205/03Polymer mixtures characterised by other features containing three or more polymers in a blend
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L75/00Compositions of polyureas or polyurethanes; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L75/04Polyurethanes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1352Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
    • Y10T428/1397Single layer [continuous layer]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

本発明は熱可塑性中空容器、タンク、ドラム、および他の工業的に適用可能なハウジングに関する。 本発明は例えば5g・mm/m2/日より低い燃料透過性を有する単層構造の燃料用ポリタンクに適したものである。 これらの容器は優れた氷点下での衝撃特性を有し、比較的に安いブロー成形または回転成形により成形され得る。
本願においては、ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの相溶化されていないが溶合されたブレンド組成物からなる単層中空容器を開示した。 一実施態様においては、単層中空容器はそれぞれの重量部が100部、5〜15部、5〜15部であるポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルからなる。より好ましい態様によると、熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比が1:3〜3:1である。

Description

優先権主張
この特許出願は、2005年9月15日に出願された同名の米国仮特許出願第60/718053号の出願日の利益を主張し、これに言及することにより、その開示の全ての内容は本出願に組み込まれるものである。
技術分野
本発明は熱可塑性中空容器、タンク、ドラム、および他の工業的に適用可能なハウジングに関する。本発明は特に燃料用ポリタンクに適したものである。
背景技術
ポリオキシメチレンから適当な容器を製造するためにはその衝撃特性を向上することが必要である。 ポリオキシメチレンを強化するための、いくつかのアプローチが報告されている。
米国特許第5693709号には、ポリオキシメチレンと、ポリオキシメチレン100重量部に対して多塩基酸のアルカリ金属塩0.01〜5部(PPH)と、PEG等のポリアルキレングリコール0.01〜5PPHと、そして/又は熱可塑性ポリウレタン0.1〜100PPHとの組合せが開示されている。米国特許公開第2005/017433号には、ポリオレフィン外層に非接合状態で密接に面接触するポリアセタール樹脂の側バリヤー層を含むブロー成形した多層燃料収納体が開示されている。
米国特許第5693709号には、数平均分子量が20000〜100000であるポリオキシメチレン85〜95重量%と、ポリオキシメチレンへ離散的粒子として分散した、ソフトセグメントのガラス転移温度が0℃より低い熱可塑性ポリウレタン5〜15重量%とから主としてなる耐衝撃性ポリオキシメチレン組成物が開示されている。
米国特許第4804716号には、ポリオキシメチレン重合体60〜85重量%と、熱可塑性ポリウレタンの分散相15〜40重量%とから主としてなるポリオキシメチレン組成物が開示されている。
米国特許第5244946号には、ゴムで任意に修飾されてもよいモノビニリデン芳香族共重合体と、ポリオキシメチレン重合体と、熱可塑性ポリウレタンやエラストマー性コポリエステルから選択されるエラストマー性材料とからなる熱可塑性のポリマー混合物が開示されている。
熱可塑性ポリウレタンを含むポリオキシメチレン組成物では射出成形工程においては低い熱安定性による、押出成形工程においては相分離またはダイスウェルによる取り扱いの困難性等の様々な問題点があったことが知られている。相溶化剤がこれらの問題点を克服すると報告されている。 例えば、米国特許第6512047号は相溶化剤により均質性を向上させることによってをダイスェルを低減した射出成形用組成物に関する。 これらの組成物はポリオキシメチレン、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリウレタンおよびマレイン化ポリオレフィン相溶化剤の混合物からなる。
射出成形または押出成形工程においてそれぞれのポリマーを同時処理し、形成された層を積み重ねる、或いはこれらの工程を組み合せることによって作製した多層収納体を使用して低減した燃料透過性を達成することができる。 多層形状物としては、米国特許公開第2005/017433号に開示されている外側ポリオレフィン層に非接合状態で密接に面接触するポリアセタール製内側バリヤー層を含むブロー成形した多層燃料収納体を例示することができる。米国特許第5891373号には二つの粘着層で接合したナイロンの外層とETFEなどの内側蒸気バリヤー層を共押出成形することによって形成した炭化水素蒸気不透過性のチューブが開示されている。
ポリオレフィン系熱可塑性樹脂から製造された燃料タンクにおいては、HDPEは例えば最近州・連邦規制機関により提案した上限値を超える50g・mm/m2/日より高い燃料透過率を有する。 HDPEの燃料透過率を低減させる即知アプローチとしてはナイロン・HDPE混合物の使用、HDPEのポストフッ素処理、HDPE製形状物のポストスルホン化処理を例示することができるが、これらのアプローチは複雑さおよびコスト高を増加させる。
強化され、安定され、または多層形状物へ合成され得る熱可塑性樹脂に関する教示はたくさんあるにもかかわらず、塗布などの後処理がない場合、一つの主成分である熱可塑性樹脂からなる単層燃料容器の燃料透過性を抑制する見地からの教示はない。 例えば5g・mm/m2/日より低い燃料透過性を有し、比較的に安いブロー成形または回転成形により成形することのできる単層熱可塑性容器の需要がまだ満たされていない。
本発明の概要
本発明は粉末状組成物およびそれからなる燃料Cとメチル第3級ブチルエーテル(MTBE)とによる透過率が5g・mm/m2/日より低い単層中空容器に関する。 これらの組成物とそれからなる容器はポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステル相溶化されていないブレンド組成物からなる。 好ましい組成物とそれからなる中空容器はそれぞれの重量部が100部、5〜15部、5〜15部であるポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルからなり、2g・mm/m2/日より低い燃料Cおよび11%MTBEにより測定された透過率を持つ。 これらの組成物とそれらより作られた容器に関する、より好ましい態様によると、熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比は1:3〜3:1、より好ましくは1:2〜2:1である。
本発明の別の態様は組成物が焼結するまでポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの相溶化されていないが融合されたブレンドを回転成形し、組成物を冷却し、得られた成形容器を金型から取り出すことによって中空収納体を作る方法である。
好ましい態様においては、回転成形方法はそれぞれの重量部が100部、5〜15部、5〜15部であるポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルからなる相溶化されていないが融合された熱可塑性粉末状組成物の所定量を回動型内に入れ、回動型を加熱しながら組成物が焼結するまで回動型を2軸回転させ、回動型を冷却し、それにより得られた中空容器を回動型から取り出す。 回転成形方法の好ましい態様においては、熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比は1:3〜3:1、より好ましくは1:2〜2:1である。
本発明の別の態様は、ブロー成形法により(1)ポリオキシメチレン、(2)熱可塑性ポリウレタン、および(3)コポリエステルの相溶化されていないが融合されたブレンド組成物を押出すことによって中空収納体を作る方法である。 ブロー成形方法の好ましい態様においては、(1)、(2)と(3)のそれぞれの重量部が100部、5〜15部、5〜15部である組成物を使用して押出成形法により中空パリソンを形成し、パリソンを型締めし、パリソン内に気体を送り込んでパリソンの壁部を金型の内面に圧接させ、成形した形状物を冷却し、成形部品を型開した金型から取り出す。 もう一つの好ましい態様においては、ブロー成形方法はそれぞれの重量部が100部、5〜15部、5〜15部であり、熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比が1:3〜3:1、より好ましくは1:2〜2:1であるポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルからなる相溶化されていない組成物を押出成形することを含む。
驚いたことに、本発明に係る容器は優れた室温および-40℃における落錘衝撃性能を示すとともに、5g/容器の肉厚のmm/ 試料面積のm2/日より低い燃料Cと11%MTBE(MOCON方法)による平衡燃料透過速度を示すことができるが、現在使用の個別のポリウレタン成分とコポリエステル成分の燃料Cおよび11%MTBEにより測定された透過速度は200g・mm/m2/日以上である。 従って、多層または後処理した単層方法の複雑さおよびコスト高を防止する単層燃料容器に好適で、工業的に重要な熱加工性の靭性燃料バリア性材料が見つけられた。
発明の詳細な説明
本発明の詳細な説明は熱可塑性樹脂の分野における通常の知識を有する者に対する本発明の案出と実施化の案内で、その目的は例示だけであり、添付されている請求項の範囲によって示す発明を制限することを意味するものではない。 用語はこの説明により補足された通常の意味で用いる。
本発明に係る熱可塑性組成物に関しては、相溶化されていないという表現は当該技術において一般的に相溶化剤と呼ぶものを含まないという意味である。回転成形は、一般的に商業規模で行われ、それを詳説する必要はない。
回転成形企業協会(アドレス:2000 Spring Road, Suite 511 Oak Brook, Illinois 60523、またはwww.rotomolders.com)の刊行物から回転成形に関するさらなる情報を得ることができる。 本発明に係る中空容器を形成する好ましい実施態様によれば、ここで開示された微粉砕されたポリオキシメチレン組成物を金型による表面形状と容器の望ましい肉厚によって一定量分配し、この一定量をアルミ金型等の回動型の中に置く。 金型を加熱し、通常2軸回転パターンによって所定の速度で回転させる。 熱可塑性組成物は溶融して金型の内面に合ったコーティングを形成する。 そして金型を冷却して成形品を硬化することにより、中空容器の外面が金型の内面の形状と一般的特性を取る。
ブロー成形による実施形態では、押出した熱いパリソンを拡張させて気体で組成物からなるパリソンを金型の内面に圧接させることによってペレット状のポリオキシメチレン組成物から容器を作る。 従来の連続方法によれば、定置押出器を使って溶融したポリオキシメチレン組成物を金型から押出して連続したパリソンを形成する。 より大きい容器をブロー成形するため、アキュムレーターを使用してポリオキシメチレンのパリソンの垂れ落ちを防止する。
本発明の好ましい実施態様は流体容量が20リットル以下、好ましくは10リットル以下、より好ましくは3リットル以下、最も好ましくは1リットル以下の単層燃料収納体に関する。
本発明に係る容器は重量比が50重量%以上ポリオキシメチレンから構成されている。 この樹脂は大部分の主たる繰り返し単位がオキシメチレン繰り返し単位であることを特徴とする。 "Acetal Resins", Dolce and John A. Grates, Second Edition of Encyclopedia of Polymer Science and Engineering, John Wiley and Sons, New York, 1985, Volume 1, pp. 46-61からポリアセタールに関するさらなる情報を得ることができる。単独重合体は無水ホルムアルデヒドまたはその3量体であるトリオキサンを重合して製造できる。 ここで採用され得る適当な分子量を持つポリオキシメチレン類は例えばフッ化アンチモンまたは三フッ化ホウ素等のルイス酸触媒存在下でトリオキサンを重合して調製することができる(米国特許第2989506号参照)。
周知のとおり、反応後のポリオキシメチレンは一方の末端にエンドキャップすること(例えば、エステル基またはエーテル基を介してヘミアセタール末端基をアセチル化すること(米国特許第2998409号参照)または加水分解を行うこと(Celanese社、米国特許第3219623号参照))によって安定化される。
ここで、好ましい共重合体は繰り返し単位の60〜99.9%がオキシメチレンであり、その残りがオキシ(高級アルキレン)基であるポリオキシメチレン共重合体である。 オキシ(高級アルキレン)基はトリオキサンや環内に少なくとも2個の隣接する炭素原子を有する環状ホルマルまたは環状エーテル(例えば、トリオキサンやエチレンオキシド1,3−ジオキソラン)を介して挿入される。 ここで用いた好ましいポリオキシメチレン樹脂の数平均分子量は少なくとも10000であり、その(25℃における0.2重量%HFIP溶液での)I.V.は少なくとも1.0である。
CELCON(登録商標)というブランド名でTicona LLC社により売り出される適当な結晶性ポリオキシメチレン共重合体はASTM D1238-82に従って検査される場合、1.3、2.3、2.7〜5.0g/10分以上の優れたメルトインデックスを持つ。メルトフローインデックスが5以上であるポリオキシメチレンの利用はやや低い耐落下衝撃性能をもたらすと予想されるので、ここで指定したレベルを超える熱可塑性ポリウレタンおよびコポリエステルのレベルを使用してこの問題点を克服する試みがなされるので、燃料透過率が悪くなってしまうであろう。 採用されるポリオキメチレン樹脂の2.16kg荷重で測定された190℃におけるメルトインデックスが2.2±0.5cm3/10分である場合、驚くほど優れた-40℃における耐落下衝撃性を得ることができ、燃料Cおよびメチル第3級ブチルエーテル(MTBE)により測定された透過率も2g・mm/m2/日より低い。
また、中空容器は結晶性ハードセグメントおよび非結晶性ソフトセグメントを有するポリエステル共重合体であるコポリエステルを含む。ハードセグメントは芳香族二酸または芳香族二酸アルキルエステルと短鎖ジオールとを反応させて重縮合させることによって得られ、ソフトセグメントは長鎖ジオールから調製される。 芳香族二酸およびそのアルキルエステルとしては、テレフタル酸ジメチル、テレフタル酸、イソフタル酸、イソフタル酸ジメチル、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジメチル−2,6−ナフタレートおよびそれらの混合物を例示することができる。 そのうちでも、テレフタル酸ジメチルが好ましい。
採用される短鎖ジールとしては1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、およびエチレングリコールを例示することができ、長鎖ジオールの代表例としては平均分子量が500〜5000であるポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリエチレングリコール、およびそれらの混合物を例示することができる。短鎖ジオールのセグメントの50%以上の分子量は3000〜8000、好ましくは4000〜8000範囲内であり、その融点が150℃以上、好ましくは200℃以上である。 1,4−ブタンジオールおよびポリテトラメチレンエーテルグリコールはそれぞれ短鎖ジオールと長鎖ジオールとして好ましい。 ポリエステルエラストマーの標準的な末端基はカルボキシル基とヒドロキシル基である。
コポリエステルのハードセグメントとソフトセグメントのモル%としては、好ましいコポリエステル重合体はポリブチレンテレフタレート(PBT)からなるハードセグメント70〜98モル%と、ポリテトラメチレンエーテルグリコールからなるソフトセグメント2〜30%とを含む。 より好ましいコポリエステルはPBTからなるハードセグメント70〜85モル%と、ポリテトラメチレンエーテルグリコール由来のソフトセグメント15〜30モル%とを含む共重合体である。 このような市販のポリエステルはRITEFLEX(登録商標)という商標でTicona社により売り出される。 好ましいコポリエステルとしては、ショアーD硬度が40であるRITEFLEX 640というコポリエステルを例示することができる。
好ましいコポリエステルはポリブチレンテレフタレートとポリテトラメチレングリコールのブロック共重合体、ポリブチレンテレフタレート・ポリブチレンイソフタレートとポリエチレングリコール・ポリプロピレングリコールのブロック共重合体、ポリブチレンテレフタレート・ポリヘキセンテレフタレートとポリテトラメチレングリコールのブロック共重合体、およびポリウレタンとポリテトラメチレングリコールのブロック共重合体である。
ここで用いた好ましいコポリエステルのTgは0℃より低く、通常約−20℃であり、その軟化点は150〜180℃の範囲内にあり、即ち約170℃である。 この熱可塑性ポリエステルはポリオキシメチレンと分散相を形成するようであり、5〜15PPH、好ましくは7〜12PPHの範囲内において有利に利用可能である。 これらの好ましいコポリエステルはHytrel(登録商標)というブランド名でdu Pont De Nemours社から、およびRiteflex(登録商標)というブランド名でTicona社から商業的に入手し得る。
ここで用いた熱可塑性ポリウレタンエラストマーは平均分子量が800〜2500である長鎖ジオールからなるソフトセグメント、鎖延長剤とジイソシアネートからなるハードセグメントを有し、一般に−40℃〜20℃の範囲内のTgおよび70〜100℃の範囲内の軟化点を有する。 好ましいポリウレタンエラストマーはジイソシアネートと長鎖ジオールとを反応させてイソシアネート基末端ポリウレタンプレポリマーを製造し、ついでジオール鎖延長剤によりプレポリマーを鎖延長することによって調製されるポリエステル系のものである。 長鎖ジオールの代表例としてはポリブチレンアジペートジオール、ポリエチレンアジペートジオール、ポリ(ε−カプロラクトン)ジオール等のポリエステルジオールおよびポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリ(プロピレンオキシド)グリコール、とポリ(エチレンオキシド)グリコールなどのポリエーテルジオールを例示することができる。 適当なジイソシアネートとしては4,4’−メチレンビス(フェニルイソシアネート)、2,4−トルエンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、および4、4 ’−メチレンビス(シクロオキシイソシアネート)を挙げることができ、その中でも特に4,4’−メチレンビス(フェニルイソシアネート)と2,4−トルエンジイソシアネートが好ましい。 適当な鎖延長剤はエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、およびネオペンチルグリコール等の脂肪族ジオールである。 好ましい熱可塑性ポリウレタンは実質的にポリ(アジピン酸−コ−ブチレングリコール−コ−ジフェニルメタンジイソシアネート)であることを特徴とする。 この熱可塑性ポリウレタンのショアーA硬度(DIN53505)が78〜88であり、10kg荷重で測定された210℃におけるメルトフローインデックスが70〜120g/10分であるポリエステルである場合、ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタンおよびコポリエステルからなる組成物における落錘衝撃性能と燃料透過率の特性バランスが良い。好ましい熱可塑性ポリウレタンエラストマーの一例はBASF Polyurethane Elastomers Co.社から商業的に入手し得るELASTOLLAN(登録商標)である。ここで用いた熱可塑性ポリウレタンは分散相を形成し、5〜15PPH、好ましくは7〜12PPHの範囲において利用される。
任意の助剤としては、顔料、ティント剤;紫外線、熱などの色々な安定剤;ヒンダードフェノール類とステアリン酸カルシウム等の酸またはホルムアルデヒド捕捉剤;アルキレンビスステアリン酸アミド等の滑剤および加工助剤等の従来の助剤を採用することができる。
成形用組成物はそれぞれの成分を70〜110℃範囲内の適当な温度で熱風炉において乾燥させてからブラベンダー(Brabender(登録商標))型混練機で混練することによって相溶化されていないが融合されたブレンドを作り、或いはポリオキシメチレンの融点以上の、即ち180〜230℃、好ましくは190〜210℃の温度で常用の1軸または2軸押出機でそれぞれの成分を溶融させてから溶融混練して、従来のよいうにペレット化することのできる溶融押出しされたストランドを形成することによって得られる。 配合の前には、熱可塑性ポリウレタンとコポリエステルを0.05重量%以下の含水率まで乾燥させる。 そして、その溶融加工した、ペレット化した化合物を100〜500ミクロンの範囲内の粒度まで粉砕する。 本発明の組成物を粉砕できる商業粉砕企業としてはICO Polymers 社(テネシー州Grand Junction市)、Brunk Corporation 社(インジアナ州Goshen市)を挙げることができる。粉砕された粉末を定型的にふるい分析すると以下の結果を得る。
Figure 2009508772
実施例以下の組成物を常用の2軸押出し機(ZSK、Coperion社)で配合してから、ペレット化し、耐落下衝撃性と燃料透過性の比較のために試験小板に成形した。 以下の落錘衝撃性能データは0.125インチ×4インチの円板状の射出成形した試料を5回試験した結果である。
Figure 2009508772
数週間にわたってMOCON(7500 Boone Avenue North, Minneapolis, Minnesota 55428)の方法、即ち燃料CとMTBEによる方法で平衡透過率を測定した。 この試験においては、恒温水槽を備え、窒素パージされたアルミ容器の中に試験片を固定し、その一方には燃料混合液を流し、他方にはヘリウムキャリアー気体を流す。 試料を透過した燃料蒸気はキャリア気体に乗せ、炎イオン化検出器を備えたキャピラリー型クロマトグラフィーカラムで分離させた。 試料素材と燃料の温度は40±0.25℃の設定温度で保温される。
本発明を多くの可能な実施態様を用いて詳述したが、本明細書に添付されている請求項に述べた本発明の精神と範囲から逸脱しない限りの本実施態様の変形および修飾は当業者に明らかであろう。

Claims (20)

  1. ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの相溶化されていないが融合されたブレンド組成物からなる単層中空容器。
  2. 燃料Cと11%MTBEによる、5g・mm/m2/日より低い40℃における燃料透過率を有する容器であって、該ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの重量部がそれぞれ100部、5〜15部、および5〜15部である請求項1記載の容器。
  3. 熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比が1:3〜3:1である請求項1記載の容器。
  4. 該重量比が1:2〜2:1であり、燃料Cと11%MTBEによる、40℃における燃料透過率が2g・mm/m2/日より低い請求項3記載の容器。
  5. 流体容量が20リットル以下の請求項1記載の容器。
  6. 該ポリオキシメチレンの、2.16kg荷重で測定された190℃におけるメルトインデックスが2.2±0.5cm3/10分である請求項1記載の容器。
  7. 該熱可塑性ポリウレタンのショアーA硬度(DIN53505)が78〜88であり、およびその10kg荷重で測定された210℃におけるメルトフローインデックスが70〜120g/10分である請求項6記載の容器。
  8. 該コポリエステルがポリブチレンテレフタレートからなるハードセグメント70〜98モル%と、ポリテトラメチレンエーテルグリコールからなるソフトセグメント2〜30%とを含む請求項1記載の容器。
  9. ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの相溶化されていないブレンドからなる粉末状組成物の所定量を回動型内に入れ、回動型を加熱しながら組成物が焼結するまで回動型を2軸回転させ、組成物を冷却し、得られた中空容器を回動型から取り出すことからなる中空容器収納体の製造方法。
  10. 該ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの重量部がそれぞれ100部、5〜15部、および5〜15部である請求項9記載の方法。
  11. 熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比が1:3〜3:1である請求項10記載の方法。
  12. 該重量比が1:2〜2:1である請求項11記載の方法。
  13. ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの相溶化されていないが融合されたブレンド組成物を押出すことにより中空溶融パリソンを形成し、パリソンを型締めし、パリソン内に気体を送り込んでパリソンの壁部を金型の内面に圧接させ、成形した形状物を冷却し、成形部品を取り出すことからなるブロー成形した容器の製造方法。
  14. ポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルの重量部がそれぞれ100部、5〜15部、および5〜15部である請求項13記載の方法。
  15. 熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比が1:3〜3:1である請求項14記載の容器。
  16. 該重量比が1:2〜2:1である請求項15記載の方法。
  17. それぞれの重量部が100部、5〜15部、5〜15部であるポリオキシメチレン、熱可塑性ポリウレタン、およびコポリエステルからなる、相溶化されていないが融合された組成物を粉砕してなる、100〜500ミクロンの範囲内の粒子を有する粉末状成物。
  18. 熱可塑性ポリウレタン対コポリエステルの重量比が1:3〜3:1である請求項17記載の容器。
  19. 該ポリオキシメチレンの、2.16kg荷重で測定された190℃におけるメルトインデックスが2.2±0.5cm3/10分である請求項17記載の容器。
  20. 該熱可塑性ポリウレタンのショアーA硬度(DIN53505)が78〜88であり、およびそのメルトフローインデックスが70〜120g/10分である請求項19記載の容器。
JP2008531284A 2005-09-16 2006-09-14 ポリオキシメチレンをベースにした燃料低透過性の熱可塑性容器 Expired - Fee Related JP5199099B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US71805305P 2005-09-16 2005-09-16
US60/718,053 2005-09-16
PCT/US2006/035687 WO2007035371A1 (en) 2005-09-16 2006-09-14 Low fuel-permeable thermoplastic vessels based on polyoxymethylene

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009508772A true JP2009508772A (ja) 2009-03-05
JP5199099B2 JP5199099B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=37600860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008531284A Expired - Fee Related JP5199099B2 (ja) 2005-09-16 2006-09-14 ポリオキシメチレンをベースにした燃料低透過性の熱可塑性容器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090220719A1 (ja)
EP (1) EP1924636A1 (ja)
JP (1) JP5199099B2 (ja)
CN (1) CN101263186B (ja)
WO (1) WO2007035371A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008018967A1 (de) 2008-04-16 2009-10-22 Ticona Gmbh Oxymethylenpolymere, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
US8840976B2 (en) * 2010-10-14 2014-09-23 Ticona Llc VOC or compressed gas containment device made from a polyoxymethylene polymer
EP2505609B1 (en) 2011-04-01 2015-01-21 Ticona GmbH High impact resistant polyoxymethylene for extrusion blow molding
US9090769B2 (en) * 2011-04-05 2015-07-28 Ticona Llc Molded articles having a swirl-like or marble-like appearance and compositions for producing same
BR112014007776A2 (pt) 2011-09-29 2017-04-18 Ticona Llc composições de polioximetileno para a produção de dispositivos de contenção
WO2013101624A1 (en) 2011-12-30 2013-07-04 Ticona Llc Printable molded articles made from a polyoxymethylene polymer composition
US9745467B2 (en) 2012-12-27 2017-08-29 Ticona, Llc Impact modified polyoxymethylene composition and articles made therefrom that are stable when exposed to ultraviolet light

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088162A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Kureha Chem Ind Co Ltd 回転成形用樹脂材料及び該樹脂材料を用いた回転成形体
JP2002530457A (ja) * 1998-11-14 2002-09-17 コリア・エンジニアリング・プラスチックス・カンパニー・リミテッド 向上した引張り伸び、熱安定性および耐衝撃性を有するポリオキシメチレン樹脂組成物
JP2003181908A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Takagi Seiko Corp 深絞りブロー成形燃料タンク及びその金型と成形方法
JP2004231733A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ガソリンバリア性に優れた成形部品
JP2005007943A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Toray Ind Inc 自動車用燃料タンク
JP2006511649A (ja) * 2002-12-20 2006-04-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 向上した表面特性を有するポリオキシメチレンブレンド基材とその上の少なくとも1つの層とを有する層状物品、およびその製造方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2998409A (en) * 1954-04-16 1961-08-29 Du Pont Polyoxymethylene carboxylates of improved thermal stability
US2989506A (en) * 1957-10-21 1961-06-20 Celanese Corp Catalytic polymerization
US3219623A (en) * 1960-04-21 1965-11-23 Celanese Corp Stabilization of oxymethylene copolymers with an hydroxy containing reactant
DE1694204A1 (de) * 1967-10-11 1971-04-08 Hoechst Ag Thermoplastische Formmassen aus Polyestern
DE2449343B2 (de) * 1974-10-17 1978-06-08 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Formmasse auf der Basis von Oxymethylenpolymeren
US4179479A (en) * 1978-04-20 1979-12-18 Mobay Chemical Corporation Thermoplastic polyurethane blends containing a processing aid
US4243580A (en) * 1979-01-08 1981-01-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Elastomeric copolyether-ester/polyoxymethylene
DE3303761A1 (de) * 1983-02-04 1984-08-09 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Schlagzaeh modifiziertes polyoxymethylen und daraus hergestellte formkoerper
US4804716A (en) * 1983-02-07 1989-02-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Toughened polyoxymethylene compositions
US5286807A (en) * 1983-02-07 1994-02-15 E. I. Du Pont De Nemours And Company Impact resistant polyoxymethylene compositions
US4535127A (en) * 1983-03-23 1985-08-13 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Polyacetal copolymers and process for production thereof
US4640949A (en) * 1985-05-21 1987-02-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Stabilized polyoxymethylene compositions
JP2503051B2 (ja) * 1988-06-22 1996-06-05 東レ株式会社 ポリアセタ―ル樹脂組成物
MX168922B (es) * 1989-10-12 1993-06-14 Du Pont Mezclas de polimeros termoplasticos amorfos/polioximetileno/poliuretano termoplastico
US5244946A (en) * 1990-02-02 1993-09-14 The Dow Chemical Company Styrenic copolymer/polyacetal/thermoplastic polyurethane or elastomeric copolyester blend compositions
JPH06340794A (ja) * 1990-06-22 1994-12-13 E I Du Pont De Nemours & Co ポリアセタール配合物
JP3137395B2 (ja) * 1991-12-27 2001-02-19 ポリプラスチックス株式会社 ポリアセタール樹脂組成物
JP3185809B2 (ja) * 1992-03-19 2001-07-11 三菱瓦斯化学株式会社 ポリアセタール樹脂組成物
US5693709A (en) * 1992-10-24 1997-12-02 Degussa Aktiengesellschaft Polyoxymethylene with improved acid stability, process for production and use thereof
DE19528191A1 (de) * 1995-08-01 1997-02-06 Basf Ag Schlagzähe thermoplastische Formmassen
US5891373A (en) * 1996-05-23 1999-04-06 Eagle-Picher Industries, Inc. Process of making a multi-layer tube
JP3771008B2 (ja) * 1997-07-16 2006-04-26 ポリプラスチックス株式会社 分岐又は架橋ポリアセタール樹脂の製造方法
US6512047B2 (en) * 1998-11-14 2003-01-28 Korea Engineering Plastics Co., Ltd. Polyoxymethylene resin compositions having enhanced tensile elongation, thermal stability and impact resistance properties
US6433106B1 (en) * 2000-06-09 2002-08-13 E. I. Du Pont De Nemours & Company Toughened polyacetal resin composition
US20030044553A1 (en) * 2001-08-23 2003-03-06 Ravi Ramanathan Fuel tanks
JP4206811B2 (ja) * 2003-05-02 2009-01-14 セイコーエプソン株式会社 給紙装置
CN1233734C (zh) * 2003-09-18 2005-12-28 林安良 高自润滑、高耐磨、增强聚甲醛工程塑料合金及制造方法
US7906594B2 (en) * 2005-09-14 2011-03-15 Ticona Gmbh Process for preparation of polymer blends composed of polyoxymethylenes and of thermoplastic elastomers

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002530457A (ja) * 1998-11-14 2002-09-17 コリア・エンジニアリング・プラスチックス・カンパニー・リミテッド 向上した引張り伸び、熱安定性および耐衝撃性を有するポリオキシメチレン樹脂組成物
JP2002088162A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Kureha Chem Ind Co Ltd 回転成形用樹脂材料及び該樹脂材料を用いた回転成形体
JP2003181908A (ja) * 2001-12-14 2003-07-03 Takagi Seiko Corp 深絞りブロー成形燃料タンク及びその金型と成形方法
JP2006511649A (ja) * 2002-12-20 2006-04-06 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 向上した表面特性を有するポリオキシメチレンブレンド基材とその上の少なくとも1つの層とを有する層状物品、およびその製造方法
JP2004231733A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ガソリンバリア性に優れた成形部品
JP2005007943A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Toray Ind Inc 自動車用燃料タンク

Also Published As

Publication number Publication date
CN101263186A (zh) 2008-09-10
US20090220719A1 (en) 2009-09-03
CN101263186B (zh) 2013-04-17
EP1924636A1 (en) 2008-05-28
JP5199099B2 (ja) 2013-05-15
WO2007035371A1 (en) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5199099B2 (ja) ポリオキシメチレンをベースにした燃料低透過性の熱可塑性容器
EP1657280B1 (en) Resin composition, and method for producing the same
KR100852313B1 (ko) 폴리에스테르계 수지 조성물 및 이에 의한 성형체
EP0879265B1 (en) Polyester/polyesteramide blends
AU758177B2 (en) Polyster resin composition
US6512047B2 (en) Polyoxymethylene resin compositions having enhanced tensile elongation, thermal stability and impact resistance properties
JP2012219269A (ja) 押出ブロー成形用の高耐衝撃性ポリオキシメチレン
AU663569B2 (en) A process for producing a polyacetal resin composition
EP4397689A1 (en) Biodegradable polyester polymer with excellent transparency and impact strength and biodegradable polymer composition comprising same
EP1165687B1 (en) Polyoxymethylene resin compositions having enhanced tensile elongation, thermal stability and impact resistance
JP2003020389A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
US5137790A (en) Polyester/polyesteramide blends
JPS63196649A (ja) ポリオキシメチレンおよび熱可塑性ポリウレタンを基礎とする改善された冷間衝撃強さを有する成形材料の製造法
EP0212449A2 (en) Poly(vinylchloride) polyblend containing a crystalline polyester with limited miscibility and reinforced composites thereof
WO1981003027A1 (en) Blends of thermoplastic polyurethane elastomers and acetal resins
JP6511852B2 (ja) バリア性に優れた熱可塑性樹脂組成物
WO2022075232A1 (ja) 樹脂組成物、及びその成形体
JP4247971B2 (ja) 生分解性農業用被覆材
JP2009029863A (ja) 熱可塑性樹脂組成物および樹脂成形体
JP3297247B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物及びその成形品
EP0038881A1 (en) Blends of thermoplastic polyurethane elastomers and acetal resins and articles blow molded therefrom
JP2965660B2 (ja) ポリアセタール樹脂製ガソリンタンク
KR102328189B1 (ko) 폴리옥시메틸렌 수지 조성물 및 이로부터 제조된 성형품
JP2652878B2 (ja) ポリエステル中空成形体
JP2574728B2 (ja) 中空容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120918

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees