JP2009508693A - 折り曲げシート材料の製造方法及び折り曲げシート材料及び継手 - Google Patents

折り曲げシート材料の製造方法及び折り曲げシート材料及び継手 Download PDF

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Abstract

【課題】折り曲げ線(42)に沿って所定角度に折り曲げるのに適したシート材料(40)を提供する。
【解決手段】シート材料(40)は、折り曲げ線の一方の側の一つの平らなセグメントと、折り曲げ線の他方の側の別の平らなセグメントと、一つの平らなセグメントから、シート材料の厚さ方向に延びる一つのディスプレースメント(46)と、別の平らなセグメントから、シート材料の厚さ方向に延びる別のディスプレースメント(46’)とを含む。これらのディスプレースメントは、折り曲げ中に一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントが互いに係合し、一方の側の他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められる。シート材料(40)は、平面−平面継手を含み、一つの平らなセグメントに形成されたタング(77)と、このタングを長さ方向に受け入れるため、別の平らなセグメントに形成された受け(79)と、一つの平らなセグメントに形成されたラッチ突出部(84)と、別の平らなセグメントに形成されたラッチ凹所(86)とを含む。受けは、別の平らなセグメントの上面と近接した一つの平らなセグメントの下面を保持し、一つの平らなセグメント及び別の平らなセグメントを横方向で制限する。ラッチ突出部及びラッチ凹所は、タングを受けに挿入したとき、自己ラッチする。
【選択図】図21

Description

本願は、2005年9月23日に出願された「折り曲げ線に沿って所定角度に折り曲げるのに適したシート材料及びこのシート材料の製造方法」という表題の米国仮特許出願第60/720、417号の優先権を主張するものである。
本願は、2005年5月17日に出願された「折り曲げ制御ディスプレースメントを持つシート材料を形成する方法及び工具」という表題の米国仮特許出願第60/682,057号の優先権を主張するものである。
本願は、更に、2005年2月17日に出願された「折り曲げたシート材料の縁部を整合し、立体的構造を形成するための装置及び方法」という表題の米国仮特許出願第60/654,545号の優先権を主張するものである。
本願は、更に、2005年3月14日に出願された「折り曲げ制御ディスプレースメントを持つシート材料及びその製造方法」という表題の米国特許出願第11/080,288号の一部継続出願である。米国仮特許出願第11/080,288号は、2004年3月3日に出願された「折り曲げ制御ディスプレースメントを持つシート材料及びその製造方法」という表題の米国特許出願第10/795,077号の一部継続出願である。米国特許出願第10/795,077号は、2003年9月26日に出願された「精密に折り曲げた高強度の耐疲労性構造及びこの構造用のシート」という表題の米国特許出願第10/672,766号の一部継続出願である。米国特許出願第10/672,766号は、2002年9月26日に出願された「シート材料を精密に折り曲げるための方法、スリットシート、及び製造プロセス」という表題の米国特許出願第10/256,870号の一部継続出願である。米国特許出願第10/256,870号は、2000年8月17日に出願された「シート材料を精密に折り曲げるための方法、及びそのスリットシート」という表題の米国特許出願第09/640,267号(現在は米国特許第6,481,259B1号である)の一部継続出願である。
上記の特許出願の出典を明示することにより、これらの特許出願に開示された内容全体は本明細書の開示の一部であるものとする。
本発明は、全体として、シート材料の精密折り畳み及び接合に関する。詳細には、本発明は、シート材料を折り曲げて所定のアングルにする工程と、シートを折り曲げ、又は折り畳み、前記所定のアングルを備えた立体的構造にする工程とを含む。本発明は、更に、シート材料を折り曲げ又は折り畳んで立体的構造にした後、シート材料の平らなセグメントを平面−平面係合するようにシート材料を加工する方法に関する。
上掲の関連出願には、シート材料を折り曲げ又は折り畳み、立体的構造を形成するための装置及び方法がかなり詳細に説明してある。平らなシートには、非常に正確に制御できる折り目線に沿ってシートを折り曲げるための複数の折り畳み構造が設けられている。折り畳み構造は、代表的には、スリット、溝、又はディスプレースメント(displacement)であり、これらは、シートの折り畳みを正確に制御する間隔が隔てられた折り曲げた又は折り畳んだストラップを形成するように、所望の折り目線の両側に位置決めされる。更に好ましくは、折り畳み構造は、シート材料を折り畳み構造の両側で縁部−面係合し、折り畳みの正確さ及び構造強度を更に高める。
関連出願の折り曲げたシートは、多くの場合、電子部品、コンピュータのシャシー、オーディオレシーバ、テレビ、DVDプレイヤー、自動車、車輛、構造物、航空宇宙の用途、産業的用途、パッケージ、及び他の及び他のエレクトロニクスと関連していない商品を含むがこれらに限定されない立体的構造を提供するのに使用されてきた。折り曲げたシートは、一般的には、平らなセグメントがないか或いは隣接しており、これらのセグメントは、折り畳んで当接関係又は重なり関係にした後、互いに取り付け及び/又は接合し、結果的に形成された構造が拡がらないように安定化させ、又はその他の態様で剛性を向上させる。折り曲げたシートの平らなセグメントを互いに取り付け及び/又は接合するための上述の技術には、用途に応じて実に様々なものがある。
多くの場合において、折り曲げ線の両側の隣接した平らなセグメントを、第3の、交差する平らな中間セグメント又は他の交差する構造を使用して立体的に固定し、自由度を制限し、又は他の態様で隣接した平らなセグメント間の剛性を高める。両方の場合において、第3の平らなセグメント又は他の構造を、ねじ、リベット、他の機械的ファスナ等の標準的ファスナを使用して、及び/又は溶接、鑞付け、又は接着剤を使用して、隣接した平らなセグメントに取り付ける。この他の場合には、平らなセグメントが互いに重なっている場合には、重なった平らなセグメントを、ねじ、リベット、他の機械的ファスナ等の標準的ファスナを使用して、及び/又は溶接、鑞付け、又は接着剤を使用して互いに接合する。
米国仮特許出願第60/720、417号 米国仮特許出願第60/682,057号 米国仮特許出願第60/654,545号 米国特許出願第10/795,077号 米国特許出願第10/672,766号 米国特許出願第10/256,870号 米国特許出願第09/640,267号(米国特許第6,481,259B1号)
隣接した平らなセグメント間の自由度を制限するための交差する平らなセグメント又は他の交差する構造に対する必要をなくすように、シート材料を正確に折り曲げることができる装置及び方法が求められている。更に、シート材料の平らなセグメントをファスナを用いずに高強度で低価格で接合できるように、シート材料を正確に折り曲げることができる装置及び方法が求められている。
簡単に述べると、本発明の一つの特徴は、折り曲げ線に沿って所定角度に折り曲げるためのシート材料の製造方法において、シート材料に折り曲げ線の一方の側に沿って少なくとも一つのキー止めエレメントを形成する工程と、シート材料に折り曲げ線の他方の側に沿って少なくとも一つの別のキー止めエレメントを形成する工程とを含み、少なくとも一つのキー止めエレメント及び少なくとも一つの別のキー止めエレメントは、シート材料を折り曲げたときに互いに係合し、材料の一方の側の材料の他方の側に対する角変位を制限するように協働関係で配置される、方法に関する。
本方法は、更に、キー止めエレメントを形成する工程の前に、シート材料に少なくとも一つの折り曲げ制御構造を折り曲げ線に沿って形成する工程を含み、少なくとも一つのキー止めエレメント及び少なくとも一つの別のキー止めエレメントは、少なくとも一つの折り曲げ制御構造と近接して折り曲げ線の両側に形成される。
本発明の別の特徴は、折り曲げ線に沿って所定角度に折り曲げるためのシート材料の製造方法において、シート材料の厚さ方向に折り曲げ線の一方の側に一つのディスプレースメントを形成する工程と、シート材料の厚さ方向に折り曲げ線の他方の側に別のディスプレースメントを形成する工程とを含み、別のディスプレースメントは、一つのディスプレースメントに対して相補的形状であり、一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントは、折り曲げ中に一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントが互いに係合し、一方の側の他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形態が定められている、方法に関する。
一つのディスプレースメントを形成する工程及び別のディスプレースメントを形成する工程は、折り曲げ線に沿って間隔が隔てられた一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントを含む複数の協働する組を提供する工程によって行われる。方法は、更に、ディスプレースメント形成工程の前に、折り曲げ線に沿ってシート材料を通して穴を形成する工程を含む。一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントは、折り曲げ線の両側で穴の直ぐ近くにあってもよい。穴は、シート材料を完全に貫通していてもよい。ディスプレースメント形成工程及び穴形成工程は、同時に行われてもよい。穴形成工程は、型押しプロセス、打抜きプロセス、ロール形成プロセス、及びエンボス加工プロセスのうちの少なくとも一つのプロセスを使用して行われてもよい。ディスプレースメント形成工程は、型押しプロセス、打抜きプロセス、ロール形成プロセス、及びエンボス加工プロセスのうちの少なくとも一つのプロセスを使用して行われてもよい。ディスプレースメント形成工程は同時に行われてもよい。
一つのディスプレースメントを形成する工程は、一つの自由縁部を形成することによって行われてもよく、別のディスプレースメントを形成する工程は、別の自由縁部を形成することによって行われてもよい。一つの自由縁部及び別の自由縁部は、所定角度で互いに当接するように寸法及び形体が定められていてもよい。一つのディスプレースメントを形成する工程は、半径がR1の一つの自由縁部を形成することによって行われてもよく、別のディスプレースメントを形成する工程は、半径がR2の別の自由縁部を形成することによって行われてもよい。半径R1は、R2とほぼ等しくてもよい。一つのディスプレースメントを形成する工程及び別のディスプレースメントを形成する工程のうちの少なくとも一方を、半円筒形ディスプレースメントを形成することによって行ってもよい。半円筒形ディスプレースメントは、シート材料から斜めに延びていてもよい。別の態様では、半円筒形ディスプレースメントは、シート材料の平面とほぼ平行に延びる。一つのディスプレースメントを形成する工程及び別のディスプレースメントを形成する工程のうちの少なくとも一方が、半球形ディスプレースメントを形成することによって行われてもよい。別の態様では、一つのディスプレースメントを形成する工程及び別のディスプレースメントを形成する工程は、半球形ディスプレースメントを形成することによって行われてもよい。更に、一つのディスプレースメントを形成する工程及び別のディスプレースメントを形成する工程は、複数の半球形ディスプレースメントの組を形成することによって行われてもよい。
一つのディスプレースメントを形成する工程及び別のディスプレースメントを形成する工程は、更に、一つのディスプレースメントに外面を形成し別のディスプレースメントに内面を形成することによって行われてもよく、外面及び内面は、その間に摩擦係合を提供し、一方の側の他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められていてもよい。別の態様では、一つのディスプレースメントを形成する工程は、更に、一つのディスプレースメントに半径方向に延びる突出部を形成することによって行われてもよく、別のディスプレースメントを形成する工程は、更に、別のディスプレースメントに半径方向に延びる凹所を形成することによって行われてもよい。突出部及び凹所は、互いに係合し、一方の側の他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められていてもよい。
別のディスプレースメントを形成する工程は、更に、周方向に間隔が隔てられた半径方向に延びる複数の凹所を形成することによって行われてもよい。突出部及び凹所は、互いに係合し、一方の側の他方の側に対する角変位を調節自在に制限するように寸法及び形成が定められていてもよい。
方法は、更に、シート材料を折り曲げ線に沿って折り曲げる工程を含む。折り曲げ工程は手作業で行われる。
本発明の更に別の特徴は、折り曲げ線に沿って所定角度に折り曲げるのに適したシート材料において、折り曲げ線の一方の側の一つの平らなセグメントと、折り曲げ線の他方の側の別の平らなセグメントと、一つの平らなセグメントから、シート材料の厚さ方向に延びる一つのディスプレースメントと、別の平らなセグメントから、シート材料の厚さ方向に延びる別のディスプレースメントとを含む。一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントは、折り曲げ中に一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントが互いに係合し、一方の側の他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められていてもよい。
シート材料は、更に、折り曲げ線に沿ってシート材料を貫通した穴を含む。一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントは、折り曲げ線の両側で穴と近接していてもよい。シート材料は、更に、折り曲げ線に沿って間隔が隔てられた、一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントを含む複数の組を含む。一つのディスプレースメントは、一つの自由縁部を含んでいてもよく、別のディスプレースメントは、別の自由縁部を含んでいてもよい。一つの自由縁部及び別の自由縁部は、シート材料を折り曲げたとき、所定角度で互いに当接するように寸法及び形体が定められている。一つの自由縁部は半径R1を有してもよく、別の自由縁部は半径R2を有してもよく、半径R1は、R2とほぼ等しくてもよい。一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントは、実質的に対称であってもよい。一つのディスプレースメント及び別のディスプレースメントのうちの少なくとも一方は、半円筒形であってもよい。半円筒形ディスプレースメントは、シート材料から斜めに延びていてもよい。半円筒形ディスプレースメントは、シート材料の平面と実質的に平行に延びていてもよい。ディスプレースメントのうちの少なくとも一方は半球形であってもよい。一つのディスプレースメントは外面を有してもよく、別のディスプレースメントは内面を有してもよく、一つのディスプレースメントの外面及び別のディスプレースメントの内面は、その間に摩擦係合を提供し、一方の側の他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形体が定められていてもよい。この場合も、ディスプレースメントは、半球形状であってもよい。
一つのディスプレースメントは、半径方向に延びる突出部を含んでいてもよく、別のディスプレースメントは、半径方向に延びる凹所を含んでいてもよい。突出部及び凹所は、互いに係合し、一方の側の他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められていてもよい。この場合も、ディスプレースメントは、周方向に間隔が隔てられた半径方向に延びる複数の凹所を含んでいてもよく、突出部及び凹所は、互いに係合し、一方の側の他方の側に対する角変位を調節自在に制限するように寸法及び形成が定められていてもよい。
本発明の更に別の特徴は、平面−平面継手を持つシート材料において、一つの平らなセグメントと、別の平らなセグメントと、一つの平らなセグメントに形成されたタングと、タングを長さ方向に受け入れるため、別の平らなセグメントに形成された受けであって、別の平らなセグメントの上面と近接した一つの平らなセグメントの下面を保持し、一つの平らなセグメント及び別の平らなセグメントを横方向で制限するように寸法及び形成が定められた受けと、一つの平らなセグメントに形成されたラッチ突出部と、別の平らなセグメントに形成されたラッチ凹所とを含む。ラッチ突出部及びラッチ凹所は、タングを受けに挿入したとき、自己ラッチするように寸法及び形態が定められていてもよい。
受けは、別の平らなセグメントの両側に型押しによって形成された長さ方向に延びるチャンネルを含んでいてもよい。タングは、長さ方向に延びるチャンネルのうちの少なくとも一方と係合し且つこれと当接し、受け内へのタングの長さ方向挿入を制限するように寸法及び形態が定められたチャンネル係合肩部を含んでいてもよい。タング及び受けの少なくとも一方が、一つの平らなセグメントの両側が別の平らなセグメントの長さ方向に延びるチャンネルの下面に当接するように、一つの平らなセグメントを別の平らなセグメントから遠ざかるように押圧するための押圧膨出部を含んでいてもよい。ラッチ突出部は、一つの平らなセグメントに沿って平面内を延びる片持ち梁式部分と、ラッチ凹所内に受け入れられた片持ち梁式部分から平面の外に延びる係止部分とを含んでいてもよい。タングは、タングの第2側が受けの第2側と係合する前にタングの第1側が受けの第1側と係合するようにテーパしていてもよい。受けは、タングの第2側が受けの第2側と係合する前に受けの第1側がタングの第1側と係合するようにテーパしていてもよい。タング及び受けはモノリシックに形成されていてもよい。
本発明の更に別の特徴は、平面−平面継手を持つシート材料において、一つの平らなセグメントと、別の平らなセグメントと、一つの平らなセグメントに形成されたタングと、タングを受け入れるため、別の平らなセグメントに形成された受けであって、別の平らなセグメントの上面と近接した一つの平らなセグメントの下面を保持するように寸法及び形成が定められた受けと、一つの平らなセグメントに形成されたファスニング部材と、別の平らなセグメントに形成された噛み合いファスニング部材とを含む、シート材料に関する。ファスニング部材及び噛み合いファスニング部材は、タングを受けに挿入したとき、互いに係合する。
受けは、タングを受けに挿入したとき、一つの平らなセグメント及び別の平らなセグメントが互いに対して移動しないように横方向で制限するため、別の平らなセグメントの両側に型押しによって形成された整合部材を含んでいてもよい。タングは、整合部材のうちの少なくとも一方と係合し且つこれと当接し、受け内へのタングの長さ方向挿入を制限する少なくとも一つのストップ部材を含んでいてもよい。タング及び受けのうちの少なくとも一方が、一つの平らなセグメントの両側が別の平らなセグメントの整合部材の下面に当接するように一つの平らなセグメントを別の平らなセグメントから遠ざかるように押圧するための少なくとも一つの押圧部材を含んでいてもよい。タングは、タングの第2側が受けの第2側と係合する前にタングの第1側が受けの第1側と係合するようにテーパしていてもよい。受けは、タングの第2側が受けの第2側と係合する前に受けの第1側がタングの第1側と係合するようにテーパしていてもよい。タング及び受けは同時に形成されていてもよい。タング及び受け、ファスニング部材、整合部材、ストップ部材、及び押圧部材は同時に形成されてもよい。
本発明の方法及びシート材料は、本明細書に組み込んだ、本発明の原理を説明するのに役立つ、本明細書の一部を形成する添付図面及び本発明の以下の詳細な説明から明らかになる又はこれらに更に詳細に記載した、この他の特徴及び利点を有する。
次に、添付図面に例を示す本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。本発明を好ましい実施例と関連して説明するが、これらの実施例は、本発明をこれらの実施例に限定しようとするものではないということは理解されよう。それとは逆に、本発明は、添付の特許請求の範囲によった定義された本発明の精神及び範囲内に含まれる変形、変更、及び均等物を含もうとするものである。
次に、添付図面を参照すると、これらの図面では、様々な図に亘り、同様の構成要素に同様の参照番号が付してある。図1を参照すると、この図には、本発明による一枚の平面的シート材料から形成した立体的ブラケットが示してある。ブラケットの全体に参照番号30が付してある。例示の実施例はブラケットであるが、コンピュータの電子部品用のシャシー、オーディオレシーバ、テレビ、DVDプレイヤー、車輛、構造物、航空宇宙の用途、パッケージ、電気機器、産業的用途、金属、及び他のエレクトロニクスと関連していない商品を含むがこれらに限定されない多くの立体的構造を、本発明に従って形成してもよいということは理解されよう。
例示の実施例では、ブラケットは、モノリシックなシート材料32で形成されており、5枚の平らなセグメント33、35、37、39、及び40を含む。隣接した平らなセグメントの各々は、夫々の折り曲げ線42によって分けられる。各折り曲げ線には、一つ又はそれ以上の折り曲げ制御構造44が設けられている。結果的に形成される立体的構造の所望の全体形状に応じて、3枚、4枚、5枚、又はそれ以上の平らなセグメントが設けられていてもよいということは理解されよう。
折り曲げ制御構造及びシート材料の正確な折り畳みを制御する他の原理は、本出願人の従来の米国特許出願第11/080,288号、米国特許出願第10/095,077号、米国特許出願第10/672,766号、米国特許出願第10/256,870号、及び米国特許出願第09/640,267号(現在の米国特許第6,481,259号)に詳細に記載されている。これらの同特許出願に触れたことにより、これらの同特許出願に開示された内容は本明細書中に含まれたものとする。例示の実施例では、折り曲げ制御構造は、型押しによって形成された構造であるが、上掲の出願に開示された任意の折り曲げ制御エレメント及び他の適当な手段を使用してもよいということは理解されよう。
本発明によれば、シート材料32は、角度をなしたキー止めエレメント(angular-keying element)46及び平面−平面継手(plane-to-plane joint)47を含む。図1では、キー止めエレメント46は、ブラケットの二つの隅部にしか示してないが、好ましくは、四つの隅部全てに同様のキー止めエレメントが設けられていてもよい。更に、シート材料には、キー止めエレメントを備えた又は備えていない一つ又はそれ以上の折り曲げ線、一つ又はそれ以上の平らな継手、又はこれらの任意の組み合わせが設けられていてもよい、ということは理解されよう。
例示の実施例では、シート材料は、18ゲージの鋼板である。しかしながら、本発明によれば、この他の金属、複合材料、及びプラスチックを含む様々な材料でできた、並びに他のゲージの他のシート材料を使用してもよいということは理解されよう。例えば、16ゲージのシート材料、18ゲージのシート材料、20ゲージのシート材料、又は比較的薄いシート材料及び比較的厚いシート材料、及び他の適当な厚さのシート材料を使用してもよい。更に、ステンレス鋼、アルミニウム、及び他の適当な金属及び合金を含むがこれらに限定されない他のシート材料を使用してもよい。更に、複合材料、プラスチック、マグネシウム、及び他の適当な材料を含むがこれらに限定されない他のシート材料を使用してもよいということは理解されよう。
次に、図2及び図3を参照すると、シート材料に折り曲げ線に沿ってキー止めエレメントを形成するため、型押し、打抜き、ロール形成、エンボス加工、及び他の適当な手段を使用してもよい。詳細には、図2は、上掲の本出願人の従来の出願に記載された構造と同様に型押し、打抜き、又は他の方法で折り曲げ制御構造が形成された第1中間シート材料32’を示す。更に、一つ又はそれ以上のキー止め穴49が、第1中間シートに、折り曲げ線に沿って及び折り曲げ制御構造間に、型押し、打抜き、又は他の方法で形成されている。図4に示すように、キー止め穴は、シート材料を完全に貫通している。キー止め穴は、シート材料を完全に貫通しているのが好ましいけれども、これらの穴は、必ずしもシート材料を完全に貫通していなくてもよいということは理解されよう。
例示の実施例では、キー止め穴49は、折り曲げ制御構造44と同時に形成される。このように形成を同時に行うことは、折り曲げ制御構造、キー止め穴、及び結果的に形成されたキー止めエレメント間の製造許容差を小さくするのに役立つ。しかしながら、キー止め穴を折り曲げ制御構造とは別個に形成してもよいということは理解されよう。例えば、キー止め穴を折り曲げ制御構造よりも前に又は後に、同様の手段で又は異なる手段で形成してもよい。例えば、折り曲げ制御構造を型押しで形成するのに対し、キー止め穴を打抜きで形成してもよい。キー止めエレメントを別個に形成することにより、一つ又はそれ以上の追加の中間シート材料が形成され、即ちシート材料に加工を行う一つ又はそれ以上の中間工程があるということは理解されよう。
図3に示すように、対をなしたキー止めエレメント46、46’が型押し、打抜き、又は他の方法でキー止め穴49の直ぐ近くに形成された第2中間シート材料32’’が提供される。各キー止めエレメントは、折り曲げ線の両側に形成されている。図3でわかるように、キー止め穴は、この場合には、図2に示す細長い形状と比較して、末広がりになるように変形させてある。例示の実施例では、二組のキー止めエレメント46、46’が設けられているけれども、折り曲げ線の長さ並びにシート材料の厚さ及び種類を含むがこれらに限定されない様々なファクタに応じて、一組、二組、三組、又はそれ以上のキー止めエレメントの組が折り曲げ線に沿って設けられていてもよいということは理解されよう。好ましくは、隅部を所定角度でキー止めし、即ち隅部を所定角度に保持するのに十分な構造強度及び剛性を提供するのに十分な数のキー止めエレメントが設けられる。
図5及び図7に示すように、各キー止めエレメント46、46’は、第2中間シート材料32’’から上方にその平面の外に厚さ方向に延びている。各キー止めエレメントは、更に、自由縁部53、53’を持つ実質的にルーバー様のウェブを形成する本体51、51’を含む。キー止め穴49の内側面は、キー止めエレメントの形成時に自由縁部表面56、58’を形成するということは理解されよう。
シート材料に折り曲げ制御構造44を形成するとき、シート材料を、上掲の本出願人の従来の出願に詳細に記載された方法で、折り曲げ線42に沿って正確に折り曲げる。折り曲げ制御構造44の折り曲げ精度を使用し、本発明のキー止めエレメント46、46’及び60、51’の寸法及び形体を、シート材料32を折り曲げ線42に沿って折り曲げたときに互いに整合し、折り曲げを図6及び図8に示すように所定角度に制限するように定める。詳細には、キー止めエレメントの各対は、特定の形状を持つ一つのキー止めエレメント46(本明細書中、「一つのディスプレースメント(one displacement)」とも呼ぶ)と、この一つのキー止めエレメントと相補的形状の別のキー止めエレメント46’(本明細書中、「別のディスプレースメント(another displacement)」とも呼ぶ)とを含む。
折り曲げるとき、キー止めエレメント46及びキー止めエレメント46’は折り曲げ中に互いに係合し、折り曲げ線の一方の側の一つの平らなセグメント33の、折り曲げ線の他方の側の別の平らなセグメント35に関する角変位を制限する。例えば、図6及び図8に示すように、自由縁部は、互いに所定角度で当接するように寸法及び形体が定められる。例示の実施例では、自由縁部は、シート材料の平面に関して約45°で延びており、シート材料の折り曲げが90°に達したとき、互いに当接する。所定角度は、所望の通りに、30°、45°、60°、又は他の所定の角度であってもよく、自由縁部と平面との間の相対的角度をこれに従って調節してもよいということは理解されよう。
図3に示すように、一方の自由縁部53は半径R1を有し、他方の自由縁部53’は、半径R1とほぼ等しい半径R2を有する。詳細には、これらの自由縁部は、所定角度に達したとき、互いに直接当接する。この実施例では、本体及び自由縁部は実質的に対称であり、シート材料から斜めに延びる半円筒形プロファイルを有する。
本体及び自由縁部は、互いに相補的であって係合できるのであれば、この他の適当な形状を備えていてもよいということは理解されよう。例えば、本体は、半球形状であって、半円形の自由縁部を形成してもよい。別の態様では、本体は、三角形形状であって、三角形の自由縁部を形成してもよく、矩形形状であって、垂直な自由縁部を形成してもよく、台形形状であってもよく、六角形形状であってもよい。平らなセグメントの平面から所定角度で延びる構造を提供するのであれば、この他の適当な幾何学的プロファイルを使用してもよいということは理解されよう。
図9及び図10に示す一実施例では、一組のキー止めエレメント46a、46a’は円筒形プロファイルを有する。詳細には、半円筒形本体51a及び51a’がシート材料の平面と実質的に平行に延びる。このような形体は純粋に美観のために使用してもよいし、実用的理由のために使用してもよいということは理解されよう。例えば、半円筒形本体51a及び51a’が提供する細長いチャンネルは、配線、他の部品、材料、又は物質用の経路を提供してもよく、又は平らなセグメント33a及び35aの剛性を更に高める目的でリブを提供してもよい。
他の実施例では、本体は、自由縁部以外の場所が互いに協働するように寸法及び形体が定められる。例えば、図11及び図12に示す実施例では、キー止めエレメント46b、46b’は、一方が他方の中に受け入れられるように寸法が定められる。一方のキー止めエレメント46bの本体は、所定の外半径を持つ外面61を持つのに対し、他方のキー止めエレメント46b’の本体は、所定の内半径を持つ内面63を有する。外面61及び内面63は、所定角度に達した後、それらの間に摩擦係合を提供するように寸法及び形体が定められている。例えば、外面61の外半径及び内面63の内半径は、所定角度に達した後、一方の側部33b’’の他方の側部35b’’に対する角変位を制限するように、締まり嵌め、及びかくして摩擦係合を提供するように形成されている。これを行うための一つの方法は、自由縁部53bと隣接した外半径R1を自由縁部53b’と隣接した内半径R2よりも僅かに小さくし、自由縁部53bから遠方の外半径を自由縁部53b’から遠方の内半径よりも僅かに大きくすることである。
キー止めエレメント間の相対的移動に抵抗するのにこの他の適当な手段を使用してもよいということは理解されよう。例えば、図13及び図14では、キー止めエレメント46cの本体51cは半径方向に延びる突出部65を含み、キー止めエレメント46c’の本体51c’は半径方向に延びる凹所67を含む。突出部65及び凹所67は、所定角度に達したとき、突出部が凹所にスナップ嵌めし、互いに係合して角変位を制限するように寸法及び形体が定められている。図14でわかるように、周方向に間隔が隔てられた半径方向に延びる複数の凹所67、67’、67’’は、半径方向に延びる突出部65’と係合し、平らなセグメント33c、35cの別の側部に対する角変位を所望の角変位に基づいて調節自在に制限するように寸法及び形体が定められている。
キー止めエレメント間の相対的移動を制限するため、この他の適当な手段を使用してもよいということは理解されよう。例えば図15及び図16では、キー止めエレメント46d及び46d’は、自己ラッチフランジ68、70’の形態である。これらの自己ラッチフランジは、シート材料32dを所望の角度に折り曲げたとき、互いにラッチ止めするような形体を備えている。例示の実施例では、これらのフランジは、フランジ68のラッチピン72がフランジ68’のラッチフック74内に受け入れられるように、垂直であり且つ整合している。ラッチフックは、傾斜した縁部75を有する。この縁部75は、シート材料を所定の角度まで折り曲げるとき、ラッチピンを一時的に一方の側部に押圧する。ラッチピンがラッチフックの凹所にスナップ嵌めすると、平らなセグメント33d及び35dが所定角度にしっかりと固定される。自己ラッチキー止めエレメントを上文中に説明したように形成する場合、レーザー切断、鋳造、及び他の適当な手段を含むこの他の手段を使用してキー止めエレメント46d、46d’を形成してもよいということは理解されよう。更に、このような切断手段及び鋳造手段は、上文中に論じたキー止めエレメントのうちの任意のエレメントの形成にも使用できるということは理解されよう。
更に、キー止めエレメント46、46a、46b、46c、又は46dのうちの一つ、二つ、三つ、又はそれ以上、又はこれらの組み合わせの中に任意の折り曲げ線42が場所を占めるということは理解されよう。例えば、折り曲げ線には、平らなセグメント33及び35間の所望角度でぴったりとキー止めするため、一組のキー止めエレメント46、46’が設けられており(例えば、図8参照)、更に、平らなセグメントが所定角度から拡げられないようにするため、一組のキー止めエレメント46d、46d’が設けられている(例えば、図16参照)。このような組み合わせは、シート材料が閉鎖構造をなすように折り畳まれるのでない場合、例えば四角形等の構造になるように折り畳まれるのでなく、その代りにU字形状構造になるように折り畳まれる場合に特に有用である。更に、様々なキー止めエレメントの様々なエレメントを組み合わせてもよい。例えば、図9及び図10に示すリブを備えた形体を、図13及び図14に示す3ディンプル半球形体で使用し、図17及び図18に示すキー止めエレメント46e及び46e’を提供してもよい。このような形体は、構造的一体性が高い平らなセグメント33e及び35eを提供し、三つの所望の角度間で調節自在のシート32eを提供する。
次に図19、図20、及び図21を参照すると、シート材料32は、平らなセグメント33及び40を、追加のファスナを必要とせずに、互いに解放自在に固定するように形成された平面−平面継手47を含む。継手は、一方の平らなセグメント33に形成されたタング77と、他方の平らなセグメント40に形成された、タングを長さ方向で受け入れるための受け79とを含む。受けは、平らなセグメント33の下面81を平らなセグメント40の上面82とぴったりと近接した状態に保持し、これらの平らなセグメントを互いに関して横方向に制限するように寸法及び形体が定められている。
平らなセグメント33のタング77には、ラッチ突出部84が形成されており、他方の平らなセグメント40は、これと対応するラッチ凹所86が形成されている。好ましくは、ラッチ突出部は、平面内で、即ちシート材料32の厚さ内を延びる。ラッチ突出部及びラッチ凹所は、タングを受けに挿入したときに自己ラッチするように寸法及び形体が定められている。詳細には、ラッチ突出部は、タング77を受け79に挿入したとき、受けのテーパした縁部89と係合してこの縁部に載り、上方に移動する傾斜した端部88を有する。この傾斜した端部88は、片持ち梁式の部分から平面の外に延びる係止部分である。タングを受けに一杯に押し込むと、傾斜した端部88がラッチ凹所86に落ち込んでこれと係合し、受け79からのタング77の望ましからぬ分離が起らないようにする。
ラッチ突出部84及び/又はラッチ凹所86は、型押し、打抜き、ロール形成、エンボス加工、又は他の適当な手段によって形成されていてもよい。好ましくは、ラッチ突出部及び/又はラッチ凹所は、シート材料とモノリシックに形成されている。
図19に示すように、受け79は、平らなセグメント40の両側に型押しによって形成した長さ方向に延びるチャンネル91、91’を含む。これらのチャンネルがタング77を入れ子式に受け入れる。この他の適当な位置決め手段を、本発明に従って使用してもよいということは理解されよう。例えば、多数の突出部によって形成されたセグメント状チャンネルを使用してもよい。この場合には、各突出部は、チャンネルがタングを受け入れるのと同様の方法でタングを摺動自在に受け入れるように多数の凹所が直線的に配置された凹所を提供する。
好ましくは、タング77及び/又は受け79は、タングの第2側が受けの第2側と係合する前にタングの第1側が受けの第1側と係合するようにテーパしている。このような形体により、一方のチャンネル91(例えばセグメント40の左側に示すチャンネル)を他方のチャンネル91’よりも短くでき、これによって、図20に示すように、受け79の外端でタング77の挿入を開始する必要なしに、タング77を受け79に挿入できる。例えば、一方の側部を長い方のチャンネル91’に横方向に滑り込ませることができるようにタングを近付けて重ねた状態に位置決めしてもよい。この際、他方の側部は、短い方のチャンネル91と整合しておらず、図20に示す位置になっていない。別の態様では、空間が許すのであれば、タングを、図19に示す位置から図20に示す位置まで長さ方向に簡単に滑り込ませることができる。
好ましくは、タング及び/又は受けは、タングの第2側が受けの第2側と係合する前にタングの第1側が受けの第1側と係合するようにテーパしている。
タングには、受け内へのタングの長さ方向挿入を制限するように、長さ方向に延びるチャンネル91、91’と係合し且つ当接するような寸法及び形体を持つ一つ又はそれ以上のチャンネル係合肩部93、93’が設けられていてもよい。更に、タング及び/又は受けには、平らなセグメントを互いから押し離すための一つ又はそれ以上の押圧用膨出部95が設けられていてもよい。このような押圧形体により、製造許容差により生じる継手の望ましからぬ遊びをなくし、これによってガタ付き及び他の望ましからぬ特徴をなくすことができる。
添付の特許請求の範囲での説明及び正確な定義における便宜のため、「上」又は「上方」、「下」又は「下方」、及び「内側」又は「外側」等の用語を使用し、本発明の特徴を添付図面に示すその位置に関して説明する。
多くの点に関し、様々な図の変形例は、それ以前の変更と類似しており、対応する部分には、添え字「a」、「b」、「c」、「d」、及び「e」を付けた同じ参照番号が付してある。
本発明の特定の実施例の以上の説明は、例示及び説明を目的としたものである。これらは網羅的ではなく、即ち本発明を開示の正確な形態に限定しようとするものではなく、明らかに、以上の教示に照らして多くの変形及び変更を行うことが可能である。実施例は、本発明の原理及びその実施態様を最も良く説明するために選択され且つ説明されたものである。当業者は、これによって、本発明、及び考えられる特定の使用に適した様々な変更を行った様々な実施例を最も良く使用できる。本発明の範囲は、本願の特許請求の範囲及びその均等物によって定義される。
図1は、シート材料から形成した、本発明に従って形成した所定の角度及び平面−平面継手を持つ、立体的ブラケットの斜視図である。 図2は、図1のブラケットを形成するための中間シート材料の部分平面図である。 図3は、図2の3−3線に沿った中間シート材料の部分断面図である。 図4は、図1のブラケットを形成するための図2の中間シートから形成した、別の中間シート材料の部分平面図である。 図5は、実質的に図4の5−5線に沿った図4の中間シート材料の部分断面図である。 図6は、所定角度に折り曲げた後の図4の中間シート材料の部分断面図である。 図7は、所定角度に折り曲げる前の図4の中間シート材料の部分斜視図である。 図8は、所定角度に折り曲げた後の図4の中間シート材料の部分斜視図である。 図9は、所定角度に折り曲げる前の、図4に示すのと同様の別の中間シート材料の部分斜視図である。 図10は、所定角度に折り曲げた後の、図4に示すのと同様の中間シート材料の部分斜視図である。
図11は、所定角度に折り曲げる前の、図4に示すのと同様の別の中間シート材料の部分斜視図である。 図12は、所定角度に折り曲げた後の、図4に示すのと同様の中間シート材料の部分斜視図である。 図13は、所定角度に折り曲げる前の、図4に示すのと同様の別の中間シート材料の部分斜視図である。 図14は、所定角度に折り曲げた後の、図4に示すのと同様の中間シート材料の部分斜視図である。 図15は、所定角度に折り曲げる前の、別の中間シート材料の部分斜視図である。 図16は、所定角度に折り曲げた後の、別の中間シート材料の部分斜視図である。 図17は、所定角度に折り曲げる前の、別の中間シート材料の部分斜視図である。 図18は、所定角度に折り曲げた後の、別の中間シート材料の部分斜視図である。 図19は、図1の平面−平面継手の係合前の部分斜視図である。 図20は、図1の平面−平面継手の部分的係合中の部分斜視図である。 図21は、図1の平面−平面継手の完全係合後の部分斜視図である。
符号の説明
30 ブラケット
32 シート材料
32’ 第1中間シート材料
33、35、37、39、40 平らなセグメント
42 折り曲げ線
44 折り曲げ制御構造44
46 キー止めエレメント
47 平面−平面継手
49 キー止め穴

Claims (53)

  1. 折り曲げ線に沿って所定角度に折り曲げるためのシート材料の製造方法において、
    前記シート材料に前記折り曲げ線の一方の側に沿って少なくとも一つのキー止めエレメントを形成する工程と、
    前記シート材料に前記折り曲げ線の他方の側に沿って少なくとも一つの別のキー止めエレメントを形成する工程とを含み、
    前記少なくとも一つのキー止めエレメント及び前記少なくとも一つの別のキー止めエレメントは、前記シート材料を折り曲げたときに互いに係合し、前記材料の一方の側の前記材料の他方の側に対する角変位を制限するように協働関係で配置される、方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、更に、
    前記キー止めエレメントを形成する工程の前に、前記シート材料に少なくとも一つの折り曲げ制御構造を前記折り曲げ線に沿って形成する工程を含み、
    前記少なくとも一つのキー止めエレメント及び前記少なくとも一つの別のキー止めエレメントは、前記少なくとも一つの折り曲げ制御構造と近接して前記折り曲げ線の両側に形成される、方法。
  3. 折り曲げ線に沿って所定角度に折り曲げるためのシート材料の製造方法において、
    前記シート材料の厚さ方向に前記折り曲げ線の一方の側に一つのディスプレースメントを形成する工程と、
    前記シート材料の厚さ方向に前記折り曲げ線の他方の側に別のディスプレースメントを形成する工程とを含み、
    前記別のディスプレースメントは、前記一つのディスプレースメントに対して相補的形状であり、
    前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントは、折り曲げ中に前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントが互いに係合し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形態が定められている、方法。
  4. 請求項3に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程及び前記別のディスプレースメントを形成する工程は、前記折り曲げ線に沿って間隔が隔てられた前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントを含む複数の協働する組を提供する工程によって行われる、方法。
  5. 請求項3に記載の方法において、更に、
    前記ディスプレースメント形成工程の前に、前記折り曲げ線に沿って前記シート材料を通して穴を形成する工程とを含み、
    前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントは、前記折り曲げ線の両側で前記穴の直ぐ近くにある、方法。
  6. 請求項5に記載の方法において、
    前記穴は、前記シート材料を完全に貫通している、方法。
  7. 請求項3に記載の方法において、
    前記ディスプレースメント形成工程及び前記穴形成工程は、同時に行われる、方法。
  8. 請求項3に記載の方法において、
    前記穴形成工程は、型押しプロセス、打抜きプロセス、ロール形成プロセス、及びエンボス加工プロセスのうちの少なくとも一つのプロセスを使用して行われる、方法。
  9. 請求項3に記載の方法において、
    前記ディスプレースメント形成工程は、型押しプロセス、打抜きプロセス、ロール形成プロセス、及びエンボス加工プロセスのうちの少なくとも一つのプロセスを使用して行われる、方法。
  10. 請求項3に記載の方法において、
    前記ディスプレースメント形成工程は同時に行われる、方法。
  11. 請求項3に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程は、一つの自由縁部を形成することによって行われ、
    前記別のディスプレースメントを形成する工程は、別の自由縁部を形成することによって行われ、
    前記一つの自由縁部及び前記別の自由縁部は、前記所定角度で互いに当接するように寸法及び形体が定められている、方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程は、半径がR1の一つの自由縁部を形成することによって行われ、
    前記別のディスプレースメントを形成する工程は、半径がR2の別の自由縁部を形成することによって行われ、
    前記半径R1は、R2とほぼ等しい、方法。
  13. 請求項3に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程及び前記別のディスプレースメントを形成する工程のうちの少なくとも一方が、半円筒形ディスプレースメントを形成することによって行われる、方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、
    前記半円筒形ディスプレースメントは、前記シート材料から斜めに延びる、方法。
  15. 請求項13に記載の方法において、
    前記半円筒形ディスプレースメントは、前記シート材料の平面とほぼ平行に延びる、方法。
  16. 請求項3に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程及び前記別のディスプレースメントを形成する工程のうちの少なくとも一方が、半球形ディスプレースメントを形成することによって行われる、方法。
  17. 請求項3に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程及び前記別のディスプレースメントを形成する工程は、半球形ディスプレースメントを形成することによって行われる、方法。
  18. 請求項3に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程及び前記別のディスプレースメントを形成する工程は、複数の半球形ディスプレースメントを形成することによって行われる、方法。
  19. 請求項18に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程及び前記別のディスプレースメントを形成する工程は、更に、前記一つのディスプレースメントに外面を形成し、前記別のディスプレースメントに内面を形成することによって行われ、
    前記外面及び前記内面は、その間に摩擦係合を提供し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められている、方法。
  20. 請求項18に記載の方法において、
    前記一つのディスプレースメントを形成する工程は、更に、前記一つのディスプレースメントに半径方向に延びる突出部を形成することによって行われ、
    前記別のディスプレースメントを形成する工程は、更に、前記別のディスプレースメントに半径方向に延びる凹所を形成することによって行われ、
    前記突出部及び前記凹所は、互いに係合し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められる、方法。
  21. 請求項20に記載の方法において、
    前記別のディスプレースメントを形成する工程は、更に、周方向に間隔が隔てられた半径方向に延びる複数の凹所を形成することによって行われ、
    前記突出部及び前記凹所は、互いに係合し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を調節自在に制限するように寸法及び形成が定められる、方法。
  22. 請求項3に記載の方法において、更に、
    前記シート材料を前記折り曲げ線に沿って折り曲げる工程を含む、方法。
  23. 請求項22に記載の方法において、
    前記折り曲げ工程は手作業で行われる、方法。
  24. 折り曲げ線に沿って所定角度に折り曲げるのに適したシート材料において、
    前記折り曲げ線の一方の側の一つの平らなセグメントと、
    前記折り曲げ線の他方の側の別の平らなセグメントと、
    前記一つの平らなセグメントから、前記シート材料の厚さ方向に延びる一つのディスプレースメントと、
    前記別の平らなセグメントから、前記シート材料の厚さ方向に延びる別のディスプレースメントとを含み、
    前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントは、折り曲げ中に前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントが互いに係合し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められる、シート材料。
  25. 請求項24に記載のシート材料において、更に、
    前記折り曲げ線に沿って前記シート材料を貫通した穴を含み、
    前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントは、前記折り曲げ線の両側で前記穴と近接している、シート材料。
  26. 請求項24に記載のシート材料において、更に、
    前記折り曲げ線に沿って間隔が隔てられた、前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントを含む複数の組を含む、シート材料。
  27. 請求項24に記載のシート材料において、
    前記一つのディスプレースメントは、一つの自由縁部を含み、
    前記別のディスプレースメントは、別の自由縁部を含み、
    前記一つの自由縁部及び前記別の自由縁部は、前記シート材料を折り曲げたとき、前記所定角度で互いに当接するように寸法及び形体が定められている、シート材料。
  28. 請求項27に記載のシート材料において、
    前記一つの自由縁部は半径R1を有し
    前記別の自由縁部は半径R2を有し、
    前記半径R1は、R2とほぼ等しい、シート材料。
  29. 請求項27に記載のシート材料において、
    前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントは、実質的に対称である、シート材料。
  30. 請求項24に記載のシート材料において、
    前記一つのディスプレースメント及び前記別のディスプレースメントのうちの少なくとも一方は、半円筒形である、シート材料。
  31. 請求項30に記載のシート材料において、
    前記半円筒形ディスプレースメントは、前記シート材料から斜めに延びている、シート材料。
  32. 請求項30に記載のシート材料において、
    前記半円筒形ディスプレースメントは、前記シート材料の平面と実質的に平行に延びている、シート材料。
  33. 請求項24に記載のシート材料において、
    前記ディスプレースメントのうちの少なくとも一方は半球形である、シート材料。
  34. 請求項24に記載のシート材料において、
    前記一つのディスプレースメントは外面を有し、前記別のディスプレースメントは内面を有し、
    前記一つのディスプレースメントの前記外面及び前記別のディスプレースメントの前記内面は、その間に摩擦係合を提供し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形体が定められている、シート材料。
  35. 請求項34に記載のシート材料において、
    前記ディスプレースメントは、半球形状である、シート材料。
  36. 請求項34に記載のシート材料において、
    前記一つのディスプレースメントは、半径方向に延びる突出部を含み、
    前記別のディスプレースメントは、半径方向に延びる凹所を含み、
    前記突出部及び前記凹所は、互いに係合し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を制限するように寸法及び形成が定められる、シート材料。
  37. 請求項36に記載のシート材料において、更に、
    周方向に間隔が隔てられた半径方向に延びる複数の凹所を含み、
    前記突出部及び前記凹所は、互いに係合し、前記一方の側の前記他方の側に対する角変位を調節自在に制限するように寸法及び形成が定められる、シート材料。
  38. 平面−平面継手を持つシート材料において、
    一つの平らなセグメントと、
    別の平らなセグメントと、
    前記一つの平らなセグメントに形成されたタングと、
    前記タングを長さ方向に受け入れるため、前記別の平らなセグメントに形成された受けであって、前記別の平らなセグメントの上面と近接した前記一つの平らなセグメントの下面を保持し、前記一つの平らなセグメント及び前記別の平らなセグメントを横方向で制限するように寸法及び形成が定められた受けと、
    前記一つの平らなセグメントに形成されたラッチ突出部と、
    前記別の平らなセグメントに形成されたラッチ凹所とを含み、
    前記ラッチ突出部及び前記ラッチ凹所は、前記タングを前記受けに挿入したとき、自己ラッチするように寸法及び形態が定められている、シート材料。
  39. 請求項38に記載のシート材料において、
    前記受けは、前記別の平らなセグメントの両側に型押しによって形成された長さ方向に延びるチャンネルを含む、シート材料。
  40. 請求項39に記載のシート材料において、
    前記タングは、前記長さ方向に延びるチャンネルのうちの少なくとも一方と係合し且つこれと当接し、前記受け内への前記タングの長さ方向挿入を制限するように寸法及び形態が定められたチャンネル係合肩部を含む、シート材料。
  41. 請求項38に記載のシート材料において、
    前記タング及び前記受けの少なくとも一方が、前記一つの平らなセグメントの両側が前記別の平らなセグメントの前記長さ方向に延びるチャンネルの下面に当接するように、前記一つの平らなセグメントを前記別の平らなセグメントから遠ざかるように押圧するための押圧膨出部を含む、シート材料。
  42. 請求項38に記載のシート材料において、
    前記ラッチ突出部は、前記一つの平らなセグメントに沿って平面内を延びる片持ち梁式部分と、前記ラッチ凹所内に受け入れられた前記片持ち梁式部分から平面の外に延びる係止部分とを含む、シート材料。
  43. 請求項38に記載のシート材料において、
    前記タングは、前記タングの第2側が前記受けの第2側と係合する前に前記タングの第1側が前記受けの第1側と係合するようにテーパしている、シート材料。
  44. 請求項38に記載のシート材料において、
    前記受けは、前記タングの第2側が前記受けの第2側と係合する前に前記受けの第1側が前記タングの第1側と係合するようにテーパしている、シート材料。
  45. 請求項38に記載のシート材料において、
    前記タング及び前記受けはモノリシックに形成されている、シート材料。
  46. 平面−平面継手を持つシート材料において、
    一つの平らなセグメントと、
    別の平らなセグメントと、
    前記一つの平らなセグメントに形成されたタングと、
    前記タングを受け入れるため、前記別の平らなセグメントに形成された受けであって、前記別の平らなセグメントの上面と近接した前記一つの平らなセグメントの下面を保持するように寸法及び形成が定められた受けと、
    前記一つの平らなセグメントに形成されたファスニング部材と、
    前記別の平らなセグメントに形成された噛み合いファスニング部材とを含み、
    前記ファスニング部材及び前記噛み合いファスニング部材は、前記タングを前記受けに挿入したとき、互いに係合する、シート材料。
  47. 請求項46に記載のシート材料において、
    前記受けは、前記タングを前記受けに挿入したとき、前記一つの平らなセグメント及び前記別の平らなセグメントが互いに対して移動しないように横方向で制限するため、前記別の平らなセグメントの両側に型押しによって形成された整合部材を含む、シート材料。
  48. 請求項46に記載のシート材料において、
    前記タングは、前記整合部材のうちの少なくとも一方と係合し且つこれと当接し、前記受け内への前記タングの長さ方向挿入を制限する少なくとも一つのストップ部材を含む、シート材料。
  49. 請求項46に記載のシート材料において、
    前記タング及び前記受けのうちの少なくとも一方が、前記一つの平らなセグメントの両側が前記別の平らなセグメントの前記整合部材の下面に当接するように前記一つの平らなセグメントを前記別の平らなセグメントから遠ざかるように押圧するための少なくとも一つの押圧部材を含む、シート材料。
  50. 請求項46に記載のシート材料において、
    前記タングは、前記タングの第2側が前記受けの第2側と係合する前に前記タングの第1側が前記受けの第1側と係合するようにテーパしている、シート材料。
  51. 請求項46に記載のシート材料において、
    前記受けは、前記タングの第2側が前記受けの第2側と係合する前に前記受けの第1側が前記タングの第1側と係合するようにテーパしている、シート材料。
  52. 請求項46に記載のシート材料において、
    前記タング及び前記受けは同時に形成される、シート材料。
  53. 請求項46に記載のシート材料において、
    前記タング及び前記受け、ファスニング部材、整合部材、ストップ部材、及び押圧部材は同時に形成される、シート材料。
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