上記目的は、車両ヘッドライト又は車両前方ヘッドライト、より詳細には、第1の光源と、少なくとも第2の光源と、一体に構成された透明な成形部とを備えた自動車ヘッドライト又は自動車前方ヘッドライトであって、成形部は第1の光源によって発光される光の配向のための第1の光学構造、及び第2の光源によって発光される光の配向のための少なくとも第2の光学構造を備えており、第1の光学構造及び第2の光学構造はそれぞれ、それぞれが2つの垂直方向に、少なくとも0.5センチメートル、より詳細には1センチメートルの範囲を有する連続して湾曲する面又は連続湾曲面を備えているヘッドライトによって達成される。面は、特に面が最小の長手方向範囲に対応する直径を有する少なくとも1つの円を備えている、又は完全に覆っている場合に、2つの垂直方向に少なくとも最小の長手方向範囲を有する。本発明の意味での第1の光学構造は特に、集光構造である。本発明の意味での連続面は特に、連続して誘導できる面である。本発明の意味での連続面は特に、上記最小の範囲内でジャンプがない。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造、また適当な場合に、例えば反射器などのさらなる要素と合わせて第1の光源は、ディップ・ビーム・ライト、全ビーム・ライト、及び/又はフォッグ・ライトを形成する。
本発明の1つの構成では、第1の光学構造と協働する第1の光源は、第2の光学構造と協働する第2の光源と異なる方向に光を案内する。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光源は、ランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯を備えている、又はランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯として構成されている。第1の光源は例えば、ハロゲン・ランプ又はキセノン・ランプであってもよい。第1の光源に適した構成は、例えば、書籍「Bosch,Kraftfahrtechnisches Taschenbuch」(「Bosch、自動車技術ハンドブック」)、第23版、Vieweg、1999年、ISBN3−528−03876−4の739から753ページまでで収集することができる。しかし、第1の光源はLED又はLEDの配列であるとすることもできる。この場合、LED又はLEDの配列は特に、ディップ・ビーム・ライト、全ビーム・ライト、及び/又はフォッグ・ライトを構成させるために使用できるように構成されている。
本発明のさらなる有利な構成では、第2の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。自動車用信号照明器具に対してLEDを使用することは、例えば、ドイツ特許DE10207431A1、ドイツ特許DE10237263A1、及びドイツ特許DE19507234B4に開示されている。
本発明のさらなる有利な構成では、車両ヘッドライトは少なくとも第3の光源を備えており、成形部は、第3の光源によって発光される光の配向のための少なくとも第3の光学構造を有する。本発明のさらに有利な構成では、第3の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、第1の、第2の及び/又は第3の光学構造、ならびに/あるいは別の光学構造がブランク・プレスされている。本発明のさらに有利な構成では、成形部が、より詳細には両側でブランク・プレスされている。ブランク・プレスとは、特に、プレスの後のレンズの光学的にアクティブな面がその後の処理をしなくてもよいようにレンズをプレスすることと、本発明の意味において理解されるものである。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、レンズ又はレンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、映写レンズ、又は映写レンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、収束レンズ、又は収束レンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光源から離れている第1の光学構造の光学的にアクティブな面は、凸状に又は非球面状に構成されている。
本発明のさらに有利な構成では、車両ヘッドライトは光シールドを備えており、光シールドの縁部は第1の光学構造により明暗境界部として像が形成される。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は実質的にガラスからなっている、又は透明な成形部はガラスを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は車両ヘッドライトの外側部分を形成する。すなわち、より詳細には、本発明の有利な構成では、例えば、ドイツ特許DE102004061873A1の参照記号30で示された透明なカバーなどの追加の外側ディスクが設けられない。
有利な構成では、特に面での光透過率が少なくとも90%である場合、光学構造は実質的に又は事実上0.05μm未満の粗さを有すると規定することができる。しかし、特に第1の光学構造の部分的領域はより大きい粗さを有することができる。より大きな粗さを有するこのような部分的領域は、特にドイツ特許DE102004011084により構成されている。本発明の意味における粗さは、特にISO4287に従って、特にRaとして規定されるものとする。
さらなる構成では、特に、(第1の)光源に面する透明な成形部の面に標章がエンボス加工されている。前記標章は有利には、第1の光源に面する透明な成形部のその面上に配置されている。上記標章は有利には、ドイツ特許DE102004011104に開示された標章により構成されている。
有利な構成では、標章は、透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に沿って又はこれと平行に(第1の)光源から離れた面を通して透明な成形部内に貫通する光が基本面で全反射に曝されるように、(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。有利な構成では、標章は、25°から80°まで、より詳細には35°から60°までの間の角度だけ(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は10°から65°まで、より詳細には30°から55°までの間の角度だけ透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。
第1の光源に面する第1の光学構造の面上、又は光源に面する透明な成形部の面上では、第1の光学構造の領域内で、配置は、第1の光源によって生成することができる光の一部を第1の光学構造と協働する第1の光源の主な発光領域の外側の二次発光領域内に屈折させるために、特にブランク・プレスした変形又はエンボス加工を備えている。変形又はエンボス加工は、ドイツ特許DE102004024107に開示された変形又はエンボス加工により構成することができる。代替形態として、又は加えて、さらなる(例えば、第2の)光学構造と協働するさらなる(例えば、第2の)光源により、光を前記二次発光領域内に案内することができる。有利な構成では、第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも95%、より詳細には少なくとも97%が、主な発光領域に割り当てられる。さらなる構成では、第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の5%未満、より詳細には3%未満、また有利には第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも0.2%、より詳細には少なくとも0.5%が、二次発光領域に割り当てられる。例として、交通標識は、二次発光領域により照明され、又は照らされる。主な発光領域と二次発光領域は、非照明領域がその間にある場合に別のものとみるべきである。前記非照明領域では、光強度は実質的にゼロである、又は無視することができるほど小さい。
さらに有利な構成では、第2の光源からの光は第1の光学構造を実質的に通過せず、第1の光源からの光は第2の光学構造を実質的に通過しない。
さらに有利な構成では、第1の光学構造の連続して湾曲した又は連続湾曲面は、2つの垂直方向に、少なくとも2センチメートル、より詳細には少なくとも4センチメートルの範囲を含んでいる。さらに有利な構成では、第1の光学構造の連続して湾曲した又は連続湾曲面、及び第2の光学構造の連続して湾曲した又は連続湾曲面はそれぞれ、2つの垂直な方向に、少なくとも2センチメートル、より詳細には少なくとも4センチメートルの範囲を含んでいる。
上記目的は加えて、上記特徴の1つ又は複数を含む透明な成形部により達成される。
上記目的は加えて、上記特徴の1つ又は複数を含む車両ヘッドライト又は車両前方ヘッドライトを備えた自動車により達成される。本発明の有利な構成では、この場合、明暗境界部は自動車が通る道路の上に像が形成される。
上記目的は加えて、第1の光源と、少なくとも第2の光源と、一体に構成された透明な成形部とを備えた車両ヘッドライト又は車両前方ヘッドライト、より詳細には、自動車ヘッドライト又は自動車前方ヘッドライトであって、成形部は第1の光源によって発光される光の配向のための第1の凸状レンズと、第2の光源によって発光される光の配向のための少なくとも第2の凸状又は凹状レンズとを備えており、第1の光源によって発光され、透明な成形部を通過する光のほとんどが第1の凸状レンズから放射される、ヘッドライトによって達成される。この意味における凸状レンズは特に、少なくとも1つの凸状面を有するレンズである。この意味における凸状レンズは特に、2つの凸状面を有するレンズ、1つの凸状面と1つの凹状面を有するレンズ、又は1つの凸状面と1つの平らな面を有するレンズである。この意味における凸状レンズが、1つの凸状面と1つの凸状面を有するレンズを含んでいる場合、これらの面は特に、凸状レンズが集光するように構成されるように構成されている。
本発明の意味では、光源によって発光され、透明な成形部を通過する光のほとんどは特に、分散光によって少なくなった光のほぼすべてである、又はこれを含んでいることを意図している。
本発明の有利な構成では、第2の光源によって発光され、透明な成形部を通過する光のほとんどは、第2の凸状又は凹状レンズから出る。
本発明のさらに有利な構成では、第1の凸状レンズと第2の凸状レンズ又は凹状レンズはそれぞれ、2つの垂直方向に少なくとも1センチメートルの範囲を含んでいる。
本発明のさらに有利な構成では、第1の凸状レンズ、及びまた適当な場合に、例えば反射器などのさらなる要素と合わせて第1の光源は、ディップ・ビーム・ライト、全ビーム・ライト、及び/又はフォッグ・ライトを形成する。
本発明の1つの構成では、第1の凸状レンズと協働する第1の光源は、第2の凸状又は凹状レンズと協働する第2の光源と異なる方向に光を案内する。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光源は、ランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯を備えている、あるいはランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯として構成されている。第1の光源は例えば、ハロゲン・ランプ又はキセノン・ランプであってもよい。第1の光源に適した構成は、例えば、書籍「Bosch,Kraftfahrtechnisches Taschenbuch」(「Bosch、自動車技術ハンドブック」)、第23版、Vieweg、1999年、ISBN3−528−03876−4の739から753ページまでで収集することができる。しかし、第1の光源はLED又はLEDの配列であると規定することもできる。この場合、LED又はLEDの配列は特に、ディップ・ビーム・ライト、全ビーム・ライト、及び/又はフォッグ・ライトとするために使用することができるように構成されている。
本発明のさらなる有利な構成では、第2の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。自動車用信号照明器具に対してLEDを使用することは、例えば、ドイツ特許DE10207431A1、ドイツ特許DE10237263A1、及びドイツ特許DE19507234B4に開示されている。
本発明のさらなる有利な構成では、車両ヘッドライトは少なくとも第3の光源を備えており、成形部は、第3の光源によって発光される光の配向のための少なくとも第3の凸状又は凹状レンズを有する。本発明のさらに有利な構成では、第3の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、第1の、第2の及び/又は第3の凸状もしくは凹状レンズ、ならびに/あるいは別の凸状又は凹状レンズがブランク・プレスされている。本発明のさらに有利な構成では、成形部が、より詳細には両側でブランク・プレスされている。ブランク・プレスは、特に、プレスの後のレンズの光学的にアクティブな面のその後の処理をなくすことができるようにレンズをプレスするとして、本発明の意味において理解されるものである。
本発明のさらに有利な構成では、第1の凸状レンズは、レンズ又はレンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の凸状レンズは、映写レンズ、又は映写レンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光源から離れている第1の凸状レンズの光学的にアクティブな面は、非球面状に構成されている。
本発明のさらに有利な構成では、車両ヘッドライトは光シールドを備えており、光シールドの縁部は第1の凸状レンズにより明暗境界部として像が形成される。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は実質的にガラスからなっている、又は透明な成形部はガラスを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は車両ヘッドライトの外側部分を形成する。すなわち、より詳細には、本発明の有利な構成では、例えば、ドイツ特許DE102004061873A1の参照記号30で示された透明なカバーなどの追加の外側ディスクが提供されない。
有利な構成では、特に面での光透過率が少なくとも90%である場合、凸状レンズは実質的に又は事実上0.05μm未満の粗さを有すると規定することができる。しかし、特に第1の凸状レンズの部分的領域はより大きい粗さを有することができる。より大きな粗さを有するこのような部分的領域は、特にドイツ特許DE102004011084により構成されている。本発明の意味における粗さは、特にISO4287に従って、特にRaとして規定されるものとする。
さらなる構成では、特に、(第1の)光源に面する透明な成形部の面に標章がエンボス加工されていると規定することができる。前記標章は有利には、第1の光源に面する透明な成形部のその面上に配置されている。上記標章は有利には、ドイツ特許DE102004011104に開示された標章により構成されている。
有利な構成では、標章は、透明な成形部(又は、例えば第1の凸状レンズ)の光軸に沿って又はこれと平行に(第1の)光源から離れた面を通して透明な成形部内に貫通する光が基本面で全反射に曝されるように、(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は透明な成形部(又は、例えば第1の凸状レンズ)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。有利な構成では、標章は、25°から80°まで、より詳細には35°から60°までの間の角度だけ(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は10°から65°まで、より詳細には30°から55°までの間の角度だけ透明な成形部(又は、例えば第1の凸状レンズ)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。
第1の光源に面する第1の凸状レンズのその面上、又は光源に面する透明な成形部のその面上では、第1の凸状レンズの領域内で、配置は、第1の光源によって生成することができる光の一部を第1の凸状レンズと協働する第1の光源の主な発光領域の外側の二次発光領域内に屈折させるために、特にブランク・プレスした変形又はエンボス加工を備えている。変形又はエンボス加工は、ドイツ特許DE102004024107に開示された変形又はエンボス加工により構成することができる。代替形態として、又は加えて、さらなる(例えば、第2の)凸状レンズと合わせたさらなる(例えば、第2の)光源により、光を前記二次発光領域内に案内することができる。有利な構成では、第1の凸状レンズから生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも95%、より詳細には少なくとも97%が、主な発光領域に割り当てられる。さらなる構成では、第1の凸状レンズから生じる可能性がある、又は生じる光の5%未満、より詳細には3%未満、また有利には第1の凸状レンズから生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも0.2%、より詳細には少なくとも0.5%が、二次発光領域に割り当てられる。例として、交通標識は、二次発光領域により照射され、又は照らされる。主な発光領域と二次発光領域は、非照明領域がその間にある場合に別のものとみるべきである。非照明領域では、光強度は実質的にゼロである、又は無視することができるほど小さい。
上記目的は加えて、上記特徴の1つ又は複数を含んだ透明な成形部により達成される。
上記目的は、第1の光源と、少なくとも第2の光源と、光シールドと、一体に構成された透明な成形部とを備えた車両ヘッドライト又は車両前方ヘッドライト、より詳細には、自動車ヘッドライト又は自動車前方ヘッドライトであって、成形部は第1の光源によって発光される光に対して明暗境界部として光シールドの縁部の像を形成する第1の光学構造と、第2の光源によって発光された光の配向のための少なくとも第2の光学構造を備えている、ヘッドライトによって達成される。本発明の意味における光学構造は特に、少なくとも1つのマクロ構造であり、ミクロ構造ではない、又は単なるミクロ構造ではない。この場合、このようなミクロ構造はより詳細には、面上の小さな変質からなる構造であることを意図しており、面上の小さな変質は光の分散を生じる。本発明の意味におけるマクロ構造はより詳細には、少なくとも0.5センチメートルの範囲を有する。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造と協働する第1の光源は、ディップ・ビーム・ライトの一部である。
本発明の1つの構成では、第1の光学構造と協働する第1の光源は、第2の光学構造と協働する第2の光源と異なる方向に光を案内する。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光源は、ランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯を備えている、あるいはランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯として構成されている。第1の光源は例えば、ハロゲン・ランプ又はキセノン・ランプであってもよい。第1の光源に適した構成は、例えば、書籍「Bosch,Kraftfahrtechnisches Taschenbuch」(「Bosch、自動車技術ハンドブック」)、第23版、Vieweg、1999年、ISBN3−528−03876−4の739から753ページまでで収集することができる。しかし、第1の光源はLED又はLEDの配列であると規定することもできる。この場合、LED又はLEDの配列は特に、ディップ・ビーム・ライト、全ビーム・ライト、及び/又はフォッグ・ライトを実装するために使用することができるように構成されている。
本発明のさらなる有利な構成では、第2の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。自動車用信号照明器具に対してLEDを使用することは、例えば、ドイツ特許DE10207431A1、ドイツ特許DE10237263A1、及びドイツ特許DE19507234B4に開示されている。
本発明のさらなる有利な構成では、車両ヘッドライトは少なくとも第3の光源を備えており、成形部は、第3の光源によって発光される光の配向のための少なくとも第3の光学構造を有する。本発明のさらに有利な構成では、第3の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、第1の、第2の及び/又は第3の光学構造、ならびに/あるいは別の光学構造がブランク・プレスされている。本発明のさらに有利な構成では、成形部が、より詳細には両側でブランク・プレスされている。ブランク・プレスは、特に、プレスの後のレンズの光学的にアクティブな面のその後の処理をなくすことができるようにレンズをプレスするとして、本発明の意味において理解されるものである。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、レンズ又はレンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、映写レンズ、又は映写レンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、収束レンズ、又は収束レンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光源から離れている第1の光学構造の光学的にアクティブな面は、凸状に又は非球面状に構成されている。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は実質的にガラスからなっている、又は透明な成形部はガラスを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は車両ヘッドライトの外側部分を形成する。すなわち、より詳細には、本発明の有利な構成では、例えば、ドイツ特許DE102004061873A1の参照記号30で示された透明なカバーなどの追加の外側ディスクが提供されない。
有利な構成では、特に面での光透過率が少なくとも90%である場合、光学構造は実質的に又は事実上0.05μm未満の粗さを有すると規定することができる。しかし、特に第1の光学構造の部分的領域はより大きい粗さを有することができる。より大きな粗さを有するこのような部分的領域は、特にドイツ特許DE102004011084により構成されている。本発明の意味における粗さは、特にISO4287に従って、特にRaとして規定されるものとする。
さらなる構成では、特に、(第1の)光源に面する透明な成形部の面に標章がエンボス加工されていると規定することができる。前記標章は有利には、第1の光源に面する透明な成形部のその面上に配置されている。上記標章は有利には、ドイツ特許DE102004011104に開示された標章により構成されている。
有利な構成では、標章は、透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に沿って又はこれと平行に(第1の)光源から離れた面を通して透明な成形部内に貫通する光が基本面で全反射に曝されるように、(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。有利な構成では、標章は、25°から80°まで、より詳細には35°から60°までの間の角度だけ(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は10°から65°まで、より詳細には30°から55°までの間の角度だけ透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。
第1の光源に面する第1の光学構造のその面上、又は光源に面する透明な成形部のその面上では、第1の光学構造の領域内で、配置は、第1の光源によって生成することができる光の一部を第1の光学構造と協働する第1の光源の主な発光領域の外側の二次発光領域内に屈折させるために、特にブランク・プレスした変形又はエンボス加工を備えている。変形又はエンボス加工は、ドイツ特許DE102004024107に開示された変形又はエンボス加工により構成することができる。代替形態として、又は加えて、さらなる(例えば、第2の)光学構造と協働するさらなる(例えば、第2の)光源により、光を前記二次発光領域内に案内することができる。有利な構成では、第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも95%、より詳細には少なくとも97%が、主な発光領域に割り当てられる。さらなる構成では、第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の5%未満、より詳細には3%未満、また有利には第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも0.2%、より詳細には少なくとも0.5%が、二次発光領域に割り当てられる。例として、交通標識は、二次発光領域により照明される、又は照らされる。主な発光領域及び二次発光領域は、非照明領域がその間にある場合に別のものとみるべきである。前記非照明領域では、光強度は実質的にゼロである、又は無視することができるほど小さい。
上記目的はさらに、第1の光源、少なくとも第2の光源、及び一体に構成された透明な成形部を備えた車両ヘッドライト又は車両前方ヘッドライト、より詳細には、自動車ヘッドライト又は自動車前方ヘッドライトであって、成形部は第1の光源によって発光される光の配向のための第1の集光光学構造、及び第2の光源によって発光される光の配向のための少なくとも第2の光学構造を備えている、ヘッドライトによって達成される。本発明の意味における第1の光学構造はより詳細には、構造物である。
発明の意味における光学構造、より詳細には第1の光学構造は特に、少なくとも1つのマクロ構造であり、ミクロ構造ではない、又は単なるミクロ構造ではない。この場合、このようなミクロ構造はより詳細には、面上の小さな変質からなる構造であることを意図しており、面上の小さな変質は光の分散を生じる。本発明の意味におけるマクロ構造はより詳細には、少なくとも0.5センチメートルの範囲を有する。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造、また適当な場合に、反射器などのさらなる要素と合わせて第1の光源は、ディップ・ビーム・ライト、全ビーム・ライト、及び/又はフォッグ・ライトを形成する。
本発明の1つの構成では、第1の光学構造と協働する第1の光源は、第2の光学構造と協働する第2の光源と異なる方向に光を案内する。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光源は、ランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯を備えている、あるいはランプ、より詳細にはガス放電灯又は白熱灯として構成されている。第1の光源は例えば、ハロゲン・ランプ又はキセノン・ランプであってもよい。第1の光源に適した構成は、例えば、書籍「Bosch,Kraftfahrtechnisches Taschenbuch」(「Bosch、自動車技術ハンドブック」)、第23版、Vieweg、1999年、ISBN3−528−03876−4の739から753ページまでで収集することができる。しかし、第1の光源はLED又はLEDの配列であると規定することもできる。この場合、LED又はLEDの配列は特に、ディップ・ビーム・ライト、全ビーム・ライト、及び/又はフォッグ・ライトを実装するために使用することができるように構成されている。
本発明のさらなる有利な構成では、第2の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。自動車用信号照明器具に対してLEDを使用することは、例えば、ドイツ特許DE10207431A1、ドイツ特許DE10237263A1、及びドイツ特許DE19507234B4に開示されている。
本発明のさらなる有利な構成では、車両ヘッドライトは少なくとも第3の光源を備えており、成形部は、第3の光源によって発光される光の配向のための少なくとも第3の光学構造を有する。本発明のさらに有利な構成では、第3の光源は、半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードである、又は半導体発光素子、より詳細にはLEDすなわち発光ダイオードを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、第1の、第2の及び/又は第3の光学構造、ならびに/あるいは別の光学構造がブランク・プレスされている。本発明のさらに有利な構成では、成形部が、より詳細には両側でブランク・プレスされている。ブランク・プレスは、特に、プレスの後のレンズの光学的にアクティブな面のその後の処理をなくすことができるようにレンズをプレスするとして、本発明の意味において理解されるものである。
本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、レンズ又はレンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、映写レンズ、又は映写レンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光学構造は、収束レンズ、又は収束レンズの一部として構成されている。本発明のさらに有利な構成では、第1の光源から離れている第1の光学構造の光学的にアクティブな面は、凸状に又は非球面状に構成されている。
本発明のさらに有利な構成では、車両ヘッドライトは光シールドを備えており、光シールドの縁部は第1の光学構造により明暗境界部の像が形成される。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は実質的にガラスからなっている、又は透明な成形部はガラスを備えている。
本発明のさらに有利な構成では、透明な成形部は車両ヘッドライトの外側部分を形成する。すなわち、より詳細には、本発明の有利な構成では、例えば、ドイツ特許DE102004061873A1の参照記号30で示された透明なカバーなどの追加の外側ディスクが提供されない。
有利な構成では、特に面での光透過率が少なくとも90%である場合、光学構造は実質的に又は事実上0.05μm未満の粗さを有すると規定することができる。しかし、特に第1の光学構造の部分的領域はより大きい粗さを有することができる。より大きな粗さを有するこのような部分的領域は、特にドイツ特許DE102004011084により構成されている。本発明の意味における粗さは、特にISO4287に従って、特にRaとして規定されるものとする。
さらなる構成では、特に、(第1の)光源に面する透明な成形部の面に標章がエンボス加工されていると規定することができる。前記標章は有利には、第1の光源に面する透明な成形部のその面上に配置されている。上記標章は有利には、ドイツ特許DE102004011104に開示された標章により構成されている。
有利な構成では、標章は、透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に沿って又はこれと平行に(第1の)光源から離れた面を通して透明な成形部内に貫通する光が基本面で全反射に曝されるように、(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。有利な構成では、標章は、25°から80°まで、より詳細には35°から60°までの間の角度だけ(第1の)光源に面する透明な成形部のその面に対して、又は10°から65°まで、より詳細には30°から55°までの間の角度だけ透明な成形部(又は、例えば第1の光学構造)の光軸に対して傾斜した基本面を備えている。
第1の光源に面する第1の光学構造のその面上、又は光源に面する透明な成形部のその面上では、第1の光学構造の領域内で、配置は、第1の光源によって生成することができる光の一部を第1の光学構造と協働する第1の光源の主な発光領域の外側の二次発光領域内に屈折させるために、特にブランク・プレスした変形又はエンボス加工を備えている。変形又はエンボス加工は、ドイツ特許DE102004024107に開示された変形又はエンボス加工により構成することができる。代替形態として、又は加えて、さらなる(例えば、第2の)光学構造と協働するさらなる(例えば、第2の)光源により、光を前記二次発光領域内に案内することができる。有利な構成では、第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも95%、より詳細には少なくとも97%が、主な発光領域に割り当てられる。さらなる構成では、第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の5%未満、より詳細には3%未満、また有利には第1の光学構造から生じる可能性がある、又は生じる光の少なくとも0.2%、より詳細には少なくとも0.5%が、二次発光領域に割り当てられる。例として、交通標識は、二次発光領域により照明する、又は照らされる。主な発光領域及び二次発光領域は、非照明領域がその間にある場合に別のものとみるべきである。前記非照明領域では、光強度は実質的にゼロである、又は無視することができるほど小さい。
本発明の意味における自動車はより詳細には、交通で個別に使用することができる陸上車両である。本発明の意味における自動車は特に、内燃機関を有する陸上車両に制限されるものではない。