JP2009505144A - 光導波路を位置決めするための装置 - Google Patents
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Abstract
光導波路(1,2)をスプライシングするための装置が、プリント配線板として形成された支持プレート(10)に配置されている。当該装置は、第1の光導波路(1)を長手方向に移動させるためのばね薄板(80a)に配置されている第1の光導波路ガイド(20a)と、第2の光導波路(2)を長手方向に移動させるための別のばね薄板(80b)に配置されている第2の光導波路ガイド(20b)とを有している。両ばね薄板(80a,80b)はそれぞれ曲げ可能なレバーアーム(60a,60b)に配置されている。該レバーアーム(60a,62b)を曲げることにより、前記光導波路ガイド(20a,20b)内に挿入された光導波路を横方向(Sx,Sy)に移動させることができる。このような曲げ装置(60a,62b,80a,80b)に作用する力を減速させることにより、光導波路を位置合わせするために必要となる精度を形成することができる。
Description
本発明は、光ファイバ等の光導波路(Lichtwellenleiter)を、たとえばスプライシング(接合)過程の前に互いに位置合わせ(調芯)することのできる、光導波路を位置決めするための装置に関する。
少なくとも2つの光導波路の結合はスプライシング装置を用いて行われる。スプライシング装置では、両光導波路の端部が加熱されて、互いに融着される。加熱は一般に2つの電極先端の間でのグロー放電により行われる。両光導波路の結合個所におけるスプライシング減衰は、とりわけ実際の加熱プロセスの前に行われる両光導波路の互い相対的な正確な位置合わせ、つまり調芯に関連している。両光導波路の端部を調芯するためには、両光導波路が、互いに対峙して位置する2つの光導波路ガイド内に挿入される。これにより、スプライシングしたい両光導波路は互いに粗く調芯されている。
両ファイバの精密調芯は、たとえばピエゾ構成素子を介して行われる。このピエゾ構成素子は両光導波路ガイドの下に配置されている。この圧電式のピエゾ構成素子に電圧を印加することにより、該ピエゾ構成素子に結合された光導波路ガイドを互いに相対的に移動させることができる。このときに、温度変動も両光導波路ガイドの互いに相対的なずれを生ぜしめる恐れがある。ピエゾ構成素子を用いても光導波路の小さな移動しか達成され得ないので、温度変動に基づいた光導波路ガイドの位置変化が補償されなければならない。
ピエゾ構成素子により温度変化に基づいた光導波路ガイドのずれを補償したい場合、このためには、大きなストローク変化を得ることのできるピエゾ構成素子が使用されなければならない。しかし、このようなピエゾ構成素子は極めて高価である。ピエゾ構成素子に高電圧を供給するための制御回路や、手間のかかるDC/DC変換器によっても、さらに別の高いコストが生じる。
本発明の課題は、冒頭で述べた形式の、光導波路を位置決めするための装置を改良して、光導波路を簡単かつ信頼性良く互いに対して位置合わせすることのできるような装置を提供することである。
この課題は本発明によれば、光導波路を位置決めするための装置において、支持プレートが設けられており、第1の光導波路ガイドが設けられており、該第1の光導波路ガイド内に少なくとも1つの第1の光導波路が挿入可能であり、第2の光導波路ガイドが設けられており、該第2の光導波路ガイド内に少なくとも1つの第2の光導波路が挿入可能であり、第1の光導波路の長手方向に対して直交する横方向に第1の光導波路を移動させるための第1のストローク減速装置が設けられており、該第1のストローク減速装置が第1の端部と第2の端部とを有していることにより解決される。第1の光導波路ガイドは、第1のストローク減速装置の、該第1のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接する範囲に配置されている。当該装置はさらに、第1の駆動装置を有しており、この第1の駆動装置は支持プレートに連結されており、該第1の駆動装置によって、第1のストローク減速装置の第2の端部でストローク変化が生ぜしめられるようになっている。第1のストローク減速装置は、第1の駆動装置により第1のストローク減速装置の第2の端部において生ぜしめられたストローク変化が、第1のストローク減速装置の、該第1のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換されるように調整されている。
本発明による装置の改良形では、第2の光導波路の長手方向に対して直交する横方向に第2の光導波路を移動させるための第2のストローク減速装置が設けられており、該第2のストローク減速装置が第1の端部と第2の端部とを有している。第2の光導波路ガイドは第2のストローク減速装置の、該第2のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した、つまり第1の端部の近くに隣接した範囲に配置されている。さらに、当該装置は第2の駆動装置を有しており、該第2の駆動装置は支持プレートに連結されている。該第2の駆動装置によって第2のストローク減速装置の第2の端部でストローク変化を生ぜしめることができる。第2のストローク減速装置は、第2の駆動装置により第2のストローク減速装置の第2の端部において生ぜしめられたストローク変化が、第2のストローク減速装置の、該第2のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換されるように調整されている。
本発明による装置の別の構成では、第1の光導波路の長手方向に第1の光導波路を移動させるための第1の移動装置が設けられており、該第1の移動装置に第1の光導波路ガイドが配置されており、さらに第3の駆動装置が設けられており、該第3の駆動装置が支持プレートに連結されており、該第3の駆動装置が、第1の移動装置への力作用によって第1の光導波路の長手方向における第1の光導波路の移動を生ぜしめるようになっている。第1の移動装置は、該第1の移動装置が、第3の駆動装置により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように調整されている。第1の移動装置は第1のストローク減速装置の、該第1のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲に連結されている。
本発明のさらに別の構成では、当該装置が、第2の光導波路の長手方向に第2の光導波路を移動させるための第2の移動装置を有しており、該第2の移動装置に第2の光導波路ガイドが配置されている。さらに、第4の駆動装置が設けられており、該第4の駆動装置が支持プレートに連結されており、該第4の駆動装置が、第2の移動装置への力作用によって第2の光導波路の長手方向における第2の光導波路の移動を生ぜしめるようになっている。第2の移動装置は、該第2の移動装置が、第4の駆動装置により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように調整されている。第2の移動装置は、第2のストローク減速装置の、該第2のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲に連結されている。
当該装置の改良形では、第1の保持装置が設けられており、該第1の保持装置に第1の光導波路ガイドが配置されている。この第1の保持装置は第1の移動装置に連結されている。さらに、第2の保持装置が設けられており、該第2の保持装置に第2の光導波路ガイドが配置されている。第2の保持装置は第2の移動装置に連結されている。
当該装置のさらに別の構成では、第1のストローク減速装置が、第1の端部と第2の端部とを備えたレバーアームを有している。第1のストローク減速装置のレバーアームの第1の端部は支持プレートに結合されている。第1のストローク減速装置のレバーアームの第2の端部は第1の駆動装置によって運動可能である。第2のストローク減速装置は第1の端部と第2の端部とを備えたレバーアームを有している。第2のストローク減速装置のレバーアームの第1の端部は支持プレートに結合されている。第2のストローク減速装置のレバーアームの第2の端部は、第2の駆動装置によって運動可能である。
本発明による装置のさらに別の構成では、第1の光導波路を横方向に移動させるための第1の光導波路のための別の第1のストローク減速装置が設けられており、該別の第1のストローク減速装置が、第1の端部と第2の端部とを有している。前記別の第1のストローク減速装置は、該別の第1のストローク減速装置の第2の端部において生ぜしめられたストローク変化を、前記別の第1のストローク減速装置の、該別の第1のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換するように調整されている。当該装置はさらに、第3の駆動装置により生ぜしめられた力作用に基づいて第1の光導波路の長手方向に第1の光導波路を移動させるための別の第1の移動装置を有している。前記別の第1の移動装置は、該別の第1の移動装置が、第3の駆動装置により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように調整されている。前記別の第1の移動装置は、前記別の第1のストローク減速装置の、該別の第1のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲に連結されている。第1の保持装置は前記別の第1の移動装置に配置されている。
さらに、本発明による装置には、第2の光導波路を横方向に移動させるための、第2の光導波路のための、第1の端部と第2の端部とを備えた別の第2のストローク減速装置が設けられていてよい。前記別の第2のストローク減速装置は、前記別の第2のストローク減速装置が、該別の第2のストローク減速装置の第2の端部において生ぜしめられたストローク変化を、前記別の第2のストローク減速装置の、該別の第2のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換するように調整されている。さらに、第4の駆動装置により生ぜしめられた力作用に基づいて第2の光導波路の長手方向に第2の光導波路を移動させるための別の第2の移動装置が設けられている。前記別の第2の移動装置は、該別の第2の移動装置が、第4の駆動装置により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように調整されている。前記別の第2の移動装置は、前記別の第2のストローク減速装置の、該別の第2のストローク減速装置の第1の端部に近傍で隣接した範囲に連結されている。第2の光導波路ガイドが配置されている保持装置は、前記別の第2の移動装置に配置されている。
本発明による装置のさらに別の構成では、第1の保持装置が、曲げヒンジを介して第1の移動装置に結合されている。第1の保持装置は曲げヒンジを介して前記別の第1の移動装置に結合されている。第2の保持装置は曲げヒンジを介して第2の移動装置に結合されている。第2の保持装置は曲げヒンジを介して前記別の第2の移動装置に結合されている。
本発明による装置のさらに別の構成では、前記別の第1のストローク減速装置が、第1の端部と第2の端部とを備えたレバーアームを有している。前記別の第1のストローク減速装置のレバーアームの第1の端部は支持プレートに結合されている。前記別の第1のストローク減速装置のレバーアームの第2の端部は運動可能である。前記別の第2のストローク減速装置は第1の端部と第2の端部とを備えたレバーアームを有している。前記別の第2のストローク減速装置のレバーアームの第1の端部は支持プレートに結合されている。前記別の第2のストローク減速装置のレバーアームの第2の端部は運動可能である。
本発明による装置のさらに別の改良形では、前記別の第1のストローク減速装置のレバーアームの第2の端部に第1の駆動装置によってストローク変化を生ぜしめることができる。前記別の第2のストローク減速装置のレバーアームの第2の端部に第2の駆動装置によってストローク変化を生ぜしめることができる。
本発明による装置のさらに別の構成では、前記レバーアームが、支持プレートと同じ材料を有する支持プレートの一部として形成されている。
有利な実施態様では、前記レバーアームの、その各第1の端部から遠ざけられて位置する各1つの範囲が、支持プレートから打抜き加工されている。
本発明による装置のさらに別の有利な実施態様では、前記レバーアームの各第1の端部が、各1つのウェブを介して支持プレートに結合されている。
本発明による装置のさらに別の構成では、第1の駆動装置および第2の駆動装置が、支持プレートにより形成された平面から前記レバーアームの各第2の端部を変位させるための各1つの行程装置と、各行程装置を駆動するための各1つのモータとを有している。
さらに別の実施態様では、第1の駆動装置および第2の駆動装置の各行程装置が、各1つの回転可能な偏心体を有しており、該偏心体が、それぞれ第1の駆動装置および第2の駆動装置のモータのうちのいずれか一方のモータによって運動させられる。
本発明による装置のさらに別の構成では、前記移動装置を移動させるための第3の駆動装置および第4の駆動装置が、各1つのモータと、回転可能な偏心体とを有している。第3の駆動装置および第4の駆動装置の各モータによって、第3の駆動装置および第4の駆動装置の各偏心体の回転運動が生ぜしめられる。第3の駆動装置および第4の駆動装置の各偏心体の回転運動によって、第1の光導波路および第2の光導波路の長手方向における前記移動装置の移動が生ぜしめられる。
有利な実施態様では、前記移動装置が、金属薄板から成る各1つのばね薄板を有している。
本発明による装置のさらに別の構成では、プリント配線板は、電気的な線路が案内されるプリント配線板として形成されている。プリント配線板は、たとえばガラス繊維強化されたプリント配線板として形成されていてよい。また、支持プレートがプラスチックから形成されているか、または支持プレートが金属製のプレートとして形成されていることも可能である。この場合には、支持プレートの下にプリント配線板が配置されていて、該プリント配線板に沿って電気的な線路が案内されていると有利である。
プリント配線板の使用には、次のような利点がある。すなわち、電極保持部、光導波路ガイドおよびスプライシング範囲を照明するための照明ユニットのようなコンポーネントあるいはまた画像処理ユニットのようなモニタリングユニットを、自動装着機によってプリント配線板に配置することができる。さらに、このようなコンポーネントに電圧を供給するための供給線路を同じくプリント配線板に組み込むことができる。したがって、手間のかかるケーブル配線は不要となる。
両光導波路が長手方向でのみ互いに向かって運動させられるような、光導波路を位置決めするための装置の別の構成では、支持プレートが設けられており、第1の光導波路ガイドが設けられており、該第1の光導波路ガイド内に少なくとも1つの第1の光導波路が挿入可能であり、第2の光導波路ガイドが設けられており、該第2の光導波路ガイド内に少なくとも1つの第2の光導波路が挿入可能であり、第1の光導波路の長手方向に第1の光導波路を移動させるための第1の移動装置が設けられており、該第1の移動装置に前記第1の光導波路ガイドが配置されており、第1の駆動装置が設けられており、該第1の駆動装置が、支持プレートに連結されており、該第1の駆動装置が、第1の移動装置への力作用によって第1の光導波路の長手方向における第1の光導波路の移動を生ぜしめるようになっている。第1の移動装置は、該第1の移動装置が、第1の駆動装置によって生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように調整されている。
本発明による装置の改良形では、第2の光導波路の長手方向に第2の光導波路を移動させるための第2の移動装置が設けられており、該第2の移動装置に第2の光導波路ガイドが配置されている。さらに、第2の駆動装置が設けられており、該第2の駆動装置が、支持プレートに連結されていて、第2の移動装置への力作用によって、第2の光導波路の長手方向における第2の光導波路の移動を生ぜしめる。第2の移動装置(8b)は、該第2の移動装置が、第2の駆動装置によって生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように前記調整されている。
光導波路を位置決めするための装置のさらに別の実施態様は、請求項1〜請求項30ならびに請求項32〜請求項41に記載されている。
図1は、光導波路をスプライシングするための装置を備えた支持プレートの上面を示す斜視図であり、
図2は、光導波路をスプライシングするための装置を備えた支持プレートの下面を示す斜視図であり、
図3は、光導波路をスプライシングするための装置を配置するための支持プレートを示す概略図であり、
図4は、光導波路の長手方向に対して直交する横方向に光導波路を移動させるための機構を示す概略図であり、
図5は、スプライシング個所周辺の範囲におけるコンポーネントの配置を示す概略図であり、
図6は、スプライシング過程のために互いに位置合わせされるべき2つのファイバリボンを示す概略図であり、
図7は、2つのファイバリボンをスプライシングするための装置を配置するための支持プレートを示す概略図であり、
図8は、2つのファイバリボンをスプライシングするための装置を備えた支持プレートの上面を示す斜視図であり、
図9は、2つのファイバリボンをスプライシングするための装置を配置するための支持プレートの下面を示す斜視図であり、
図10は、所定の装置を用いた2つのファイバリボンの移動を示す概略図であり、
図11は、スプライシングしたい2つのファイバリボンをファイバリボンの長手方向に移動させるためのばね薄板を示す概略図であり、
図12は、プリント配線板と結合された支持プレートを示す斜視図である。
図2は、光導波路をスプライシングするための装置を備えた支持プレートの下面を示す斜視図であり、
図3は、光導波路をスプライシングするための装置を配置するための支持プレートを示す概略図であり、
図4は、光導波路の長手方向に対して直交する横方向に光導波路を移動させるための機構を示す概略図であり、
図5は、スプライシング個所周辺の範囲におけるコンポーネントの配置を示す概略図であり、
図6は、スプライシング過程のために互いに位置合わせされるべき2つのファイバリボンを示す概略図であり、
図7は、2つのファイバリボンをスプライシングするための装置を配置するための支持プレートを示す概略図であり、
図8は、2つのファイバリボンをスプライシングするための装置を備えた支持プレートの上面を示す斜視図であり、
図9は、2つのファイバリボンをスプライシングするための装置を配置するための支持プレートの下面を示す斜視図であり、
図10は、所定の装置を用いた2つのファイバリボンの移動を示す概略図であり、
図11は、スプライシングしたい2つのファイバリボンをファイバリボンの長手方向に移動させるためのばね薄板を示す概略図であり、
図12は、プリント配線板と結合された支持プレートを示す斜視図である。
図1には、支持プレートの上面が図示されている。この支持プレート上には、2つの光導波路をスプライシングするための装置の種々のコンポーネントが配置されている。第1の光導波路1と第2の光導波路2とをスプライシングするためには、両光導波路1,2の端部が加熱されて、互いに接触させられ、そして互いに融着される。光導波路1,2の両端部の、融着過程のために必要となる加熱は、グロー放電(Glimmentladung)によって生ぜしめられる。このためには、支持プレート上に第1の電極保持部40aと第2の電極保持部40bとが配置されている。グロー放電の際に生じるアークは、第1の電極保持部40aの上面に配置されている電極41aと、第2の電極保持部40bの上面に配置されている電極41bとによって形成される。
第1第2の両光導波路1,2はそれぞれ第1の光導波路ガイド20aと第2の光導波路ガイド20bとに設けられた溝内に挿入されている。光導波路ガイド20aおよび光導波路ガイド20bはそれぞれ第1の保持装置21aおよび第2の保持装置21bに配置されている。保持装置21aは、光導波路1を該光導波路の長手方向Zに移動させるための第1の移動装置8aに固定されている。光導波路1を該光導波路の長手方向Zに移動させるための移動装置8aは、たとえば金属薄板から成るばね薄板80aとして形成されている。第1の光導波路ガイド20aもしくは第1の光導波路1をその長手方向で第2の光導波路2の端部へ向かう方向で移動させるためには、ばね薄板80aがレバー51aによって、書き込まれた方向Zに曲げられる。ばね薄板80aの曲げは駆動装置A3によって行われる。レバー51aの一方の端部には切欠きが設けられており、この切欠き内には偏心体50a係合している。この偏心体50aの回転運動により、レバー51aはZ方向に移動して、ばね薄板80aを第1の光導波路ガイド20aと共に第2の光導波路2の方向へ押圧する。
第2の光導波路2の光導波路ガイド20bも、対応する第2の保持装置21b内に配置されている。この保持装置21bは、第2の光導波路2をその長手方向Zで第1の光導波路1に向かって移動させるための移動装置8bに固定されている。光導波路2をその長手方向で移動させるための移動装置8bは、金属薄板から成るばね薄板80bとして形成されていると有利である。駆動装置A4による力作用によってレバー51bを介して、第2の光導波路ガイド20bもしくは第2の光導波路2が第1の光導波路1の方向へ運動させられるようにばね薄板80bを曲げることができる。レバー51bの移動は偏心体50bの回転により行われる。この偏心体50bはレバー51bの端部において切欠き内に係合している。したがって、両ばね薄板80a,80bを曲げることによって、両光導波路を負のZ方向に移動させることができるので、両光導波路の端部をスプライシング過程のために互いに接触させることができる。
光導波路1,2の両端部を正確に互いに位置合わせする、つまり調芯することができるようにするためには、両光導波路1,2がその各長手方向に対して直交する横方向においても移動可能でなければならない。光導波路1をこのように移動させるためには、ばね薄板80aが、ひいては光導波路ガイド20aが、光導波路1をその横方向に移動させるための第1のストローク減速装置6aに配置されている。このストローク減速装置6aはレバーアーム60aを有しており、このレバーアーム60aは曲げ軸線70aを中心にして曲げ可能である。レバーアーム60aはプリント配線板の一部としてプリント配線板10から打抜き加工されていて、片側の端部61aにおいてのみ2つの小幅のウェブ63aを介してプリント配線板10の残りの本体に結合されている。他方の端部62aに力が作用すると、曲げ軸線70aを中心にしてレバーアーム60aを曲げることができる。これにより、光導波路ガイド20a内の光導波路1も横方向に移動させられる。
第2の光導波路2をその長手方向に対して直交する横方向に移動させるためには、ばね薄板80bが同じく、光導波路2を横方向に移動させるための第2のストローク減速装置6bに配置されている。このストローク減速装置6bはレバーアーム60bを有しており、このレバーアーム60bは一方の端部61bにおいてのみ、小幅のウェブを介して、レバーアーム60aと同様にプリント配線板10の残りの本体に結合されている。この結合部分を除いてレバーアーム60bはプリント配線板10から打抜き加工されている。自由端部62bを曲げることにより、光導波路ガイド20b内の光導波路2を横方向に移動させることができる。
したがって、本発明によれば、光導波路1,2もしくは光導波路ガイド20a,20bの、各光導波路の長手方向における移動は、2つのばね薄板80a,80bを曲げることにより行われ、両光導波路1,2の横方向における移動は、2つのレバーアーム60a,60bを曲げることにより行われる。したがって、ばね薄板80a,80bならびにレバーアーム60a,60bは従来汎用されていた精密ガイド、たとえばボール支承されたリニアガイドに代わるものである。両ばね薄板ならびに両レバーアームは、これらのばね薄板ならびにレバーアームに作用する調節力の減速変換を可能にする。両偏心体50a,50bを運動させるためには、たとえば慣用のステッピングモータを使用することができる。ばね薄板80a,80bへの大きな力作用は、該ばね薄板の戻し力によって、光導波路の長手方向における該光導波路の小さな移動へ減速変換される。
光導波路を横方向に移動させるためのレバーアーム60a,60bも、該レバーアームの自由端部62a,62bに作用する力の減速変換を生ぜしめる。レバーアーム60a,60bの両自由端部62a,62bへの大きな力作用に基づいた大きな運動により、レバーアーム60a,62bの両端部61a,61bにおける曲げ軸線70a,70bの近傍に配置されている光導波路ガイド20a,20bの十分に小さな移動を得ることができる。したがって、レバーアーム60a,62bの両自由端部62a,62bへの大きな力作用に基づき、光導波路1,2をその横方向に小さく移動させることができる。この場合、減速比はレバーアーム60a,62bの長さに関連していて、広い範囲内で設定され得る。
両自由端部62a,62bには、ストロークアクチュエータ、たとえば廉価なステッピングモータあるいはまた熱膨張素子またはプランジャ型ソレノイドを配置することができる。このストロークアクチュエータは曲げ軸線70a,70bを中心としたレバーアーム60a,62bの曲げを生ぜしめる。たとえば調節モータの偏心体の表面粗さにより生ぜしめられる、ストロークアクチュエータにおける非線形のストローク変化はこの場合、有利にはレバーアームの減速を介して一緒に減速される。この減速はレバーアームの曲げおよびこれにより生ぜしめられる、真っ直ぐなレバーアームからのジオメトリ的な偏倚により一層増幅される。
したがって、本発明によれば、従来よりも粗い廉価な運動機構に基づき、曲げおよび相応する減速によって、スプライシング過程のために必要となる光導波路の所要の精密位置決めが達成される。これにより、コストのかかる構成要素、たとえば精密ガイド、精密機械装置部品あるいはまた高価なピエゾ構成素子を、より単純な機械装置部分および駆動装置コンポーネントにより代えることができる。光導波路を位置合わせするために必要となる所要の精度は、曲げ装置を用いた減速により再び形成される。
支持プレート10はプリント配線板として形成されていると有利である。これにより、多数のコンポーネント、たとえば電極保持部をそのグロー放電電気装置と共にプリント配線板にはんだ付けにより装着することが可能となる。プリント配線板に設けられた導体路L40a,L40bにより、電極保持部のための従来必要とされていたケーブル配線手間が不要となる。また、プリント配線板の使用により、多数のコンポーネント、たとえば電極保持部を、プリント配線板構築の際に汎用される自動装着装置を用いたプリント配線板への自動的な搭載によってプリント配線板に精密に配置することが可能となる。
図2には、支持プレート10の下面が示されている。支持プレート10の下には、駆動装置A1,A2,A3,A4が配置されている。これらの駆動装置は各1つのモータを有しており、このモータはロッドを介して行程装置に結合されている。レバーアーム60aのルーズな自由端部62aの下には、モータM1aにより駆動される行程装置H1aが配置されている。この行程装置H1aは、たとえば偏心体として形成されていてよい。レバーアーム60bのルーズな自由端部62bの下には、モータM1bにより駆動される行程装置H1bが配置されている。この場合にも、この行程装置H1bは偏心体として形成されていると有利である。モータはそれぞれ保持部を介して支持プレート10の下面に結合されている。
ばね薄板80a,80bは固定エレメントS、たとえばねじまたはリベットを介してレバーアーム60a,62bに結合されている。偏心体50aの下では、保持部にモータM2aが取り付けられている。偏心体50bの下では、別のモータM2bが取り付けられている。これらのモータは、ばね薄板80a,80bをZ方向に曲げるための偏心体50a,50bの回転運動を可能にする。
モータとしては、たとえば廉価なステッピングモータを使用することができる。図2に示したモータおよび偏心体を用いた行程装置の他に、その他のストロークアクチュエータ、たとえば熱膨張素子またはプランジャ型ソレノイドを使用することもできる。支持プレートとしてプリント配線板が使用されると、ストロークアクチュエータを有利にはプリント配線板の下に自動装着装置を用いた自動的な装着によって取り付けることができる。ストロークアクチュエータへの電圧供給のための供給線路をプリント配線板の内部もしくは表面に組み込むことができるので、ストロークアクチュエータの手間のかかるケーブル配線は不要となる。
さらに、プリント配線板の下面には、画像処理装置C1,C2、たとえばCCDカメラを配置することができる。この光学装置の光路は円筒体として描かれていて、図1に示したように、スプライシングしたい両光導波路の端部の直ぐ下で成端している。
図3には、支持プレート10が、光導波路ガイド20a,20bおよび光導波路を長手方向に移動させるための移動装置8a,8bなしで図示されている。支持プレート10からは、曲げ可能なレバーアーム60aが打抜き加工されていて、ウェブ63aを介して支持プレート10の残りの部分と結合されている。レバーアーム60bはプリント配線板10から打抜き加工されていて、ウェブ63bを介してのみ支持プレート10に結合されている。ウェブ63a,63bは曲げ軸線70a,70bを中心とした各レバーアーム60a,62bの曲げを可能にする。ばね薄板は、図2にも図示されているように、たとえばねじ結合またはリベット結合によりレバーアームに結合され得る。このためには、レバーアーム60a,62bにそれぞれ孔Bが設けられている。
図4には、第1の電極保持部40aおよびこの電極保持部40aに配置された第1の電極41aならびに第2の電極保持部40bおよびこの電極保持部40bに配置された第2の電極41bが図示されている。曲げ軸線70aを中心としたレバーアーム60aの曲げによって横方向Sxに沿って光導波路1を移動させることができる。レバーアーム60bの曲げによって横方向Syに沿って光導波路2を移動させることができる。したがって、曲げ時には、互いにほぼ直交して位置する2つの運動ベクトルSx,Syが生じる。
図5には、スプライシングしたい両光導波路1,2のスプライシング個所の直ぐ近くに設けられたプリント配線板10に位置するコンポーネントが図示されている。第1の光導波路1は第1の光導波路ガイド20a内に配置されている。第2の光導波路2は第2の光導波路ガイド20b内に配置されている。両光導波路の端部は、互いに位置合わせされた後に、電極保持部40a,40b上に配置されている両電極41a,41bによって加熱される。
第1の電極保持部40aの範囲では、プリント配線板10に、第1の光導波路ガイド20aに設けられた挿入範囲を照明するための第1の照明装置90aが設けられている。第2の電極保持部40bに並んで、第2の光導波路ガイド20bの挿入範囲を照明するための第2の照明装置90bが設けられている。挿入範囲は、たとえば溝として形成されている。スプライシングしたい両光導波路の両端部の下には、スプライシング個所を照明するための別の照明装置90cが設けられている。挿入範囲および固有のスプライシング個所を照明するためには、照明装置としてたとえばLEDを使用することができる。
支持プレート10がプリント配線板として形成されていると、照明装置のためにも手間のかかるケーブル配線も不要となる。この場合には照明装置90aのための電圧供給部L90a、照明装置90bのための電圧供給部L90bおよび照明装置90cのための電圧供給部L90cを有利には直接にプリント配線板に組み込むことができる。
接合過程もしくはスプライシング過程をビデオモニタリングするためには、支持プレート10にカメラチップ30aとカメラチップ30bとが配置されていると有利である。この場合にも、支持プレートとしてプリント配線板が使用されると、電圧を供給する電圧供給線路L30a,L30bをプリント配線板に配置することができる。
この場合にも、照明装置90a,90b,90cおよびカメラチップ30a,30bの配置は、支持プレートとしてプリント配線板が使用されると、自動装着装置による自動的な装着もしくは搭載によって行うことができる。また、プリント配線板10に配置された種々の照明装置の使用の代わりに、1つの照明装置、たとえばLEDを設けることも可能である。その場合、LEDの光路は種々の変向ミラーを介して光導波路ガイドの挿入範囲とスプライシング個所とに向けられる。
以下に、特に複数の光導波路、いわゆるファイバテープもしくはファイバリボン(Faserbaendchen)をスプライシング過程のために位置合わせするために適している、光導波路をスプライシングするための装置の改良された配置形式について説明する。
このために図6には、第1のファイバリボン1´と第2のファイバリボン2´とが示されている。個々のファイバリボンは相並んで配置された複数の光導波路を有している。ファイバリボンを横方向Sxおよび横方向Syに移動させるための装置は、この場合にはリボン中心軸線を中心としたリボンのねじれが回避されるように形成されていると有利である。なぜならば、さもないと、スプライシングしたい個々の光導波路の間に種々異なるずれが生じてしまうからである。
このために図7には、両レバーアーム60a,60bの他に付加的にレバーアーム60c,60dを有する支持プレート10が示されている。これらのレバーアーム60c,60dはレバーアーム60a,60bと同一に形成されている。レバーアーム60c,60dはそれぞれプリント配線板10から打抜き加工されていて、小幅のウェブ63c;63dを介して支持プレート10の残りの部分と結合されている。レバーアーム60cのルーズな自由端部62cへの力作用により、このレバーアーム60cは曲げ軸線70cを中心にして曲がる。レバーアーム60dのルーズな自由端部62dへの力作用により、このレバーアーム60dは曲げ軸線70dを中心にして曲がる。
図8に示した支持プレート10の上面には、第1第2の両ファイバリボン1´,2´を位置合わせする、すなわち調芯するための別のコンポーネントと、ファイバリボンをスプライシングするための電極保持部とが配置されている。第1の光導波路ガイド20aは保持装置21aに配置されている。保持装置21aはジョイントGを介してばね薄板80aにもばね薄板80bにも結合されている。レバーアーム60a,60cのルーズな端部62a,62cを均一に曲げることにより、保持装置をファイバリボン1´の長手方向に対して直交する横方向に移動させることができる。ばね薄板80aとばね薄板80cとは1つのジョイントを介して保持装置21aに結合されているので、レバーアーム60a,60cの曲げ時にファイバリボン1´の個々のファイバのねじれが生じないことが確保される。
光導波路ガイド20bも保持装置21bに配置されている。この保持装置21bはジョイントGを介して、レバーアーム60bに配置されているばね薄板80bと、レバーアーム60dに配置されているばね薄板80dとに結合されている。レバーアーム60bのルーズな端部62bとレバーアーム60dのルーズな端部62dとが同時に曲げられると、ファイバリボン2´の長手方向に対して直交する横方向Syに保持装置21bを移動させ、ひいてはファイバリボン2´全体を移動させることができる。ばね薄板80b,80dは1つのジョイントGを介して保持装置21bに結合されているので、この場合にも、ファイバリボン2´の個々の光導波路のねじれが回避されることが確保される。
図9には、支持プレート10の下面が示されている。第1のファイバリボン1´の長手方向でばね薄板80a,80cを曲げるための偏心体50aの回転運動はモータM2aにより行われる。このモータM2aは偏心体50aに結合されており、この偏心体50aはレバー51aを介してばね薄板80a,80cをファイバリボン1´の長手方向に移動させる。第2のファイバリボン2´の長手方向でばね薄板80b,80dを移動させることも、同じく偏心体50bの回転運動により行われる。この偏心体50bは、支持プレート10の下に配置されているモータM2bにより駆動される。
レバーアーム60a,60cの曲げは行程装置H1aと行程装置H1cとを介して行われる。行程装置H1aおよび行程装置H1cは偏心体として形成されていると有利である。この偏心体は共通の結合軸線を介してモータM1aに結合されている。レバーアーム60b,60dの曲げは、偏心体として形成された2つの行程装置H1b,Hldの回転運動により行われる。偏心体H1b,H1dは共通の結合軸線を介してモータM1bに結合されている。リボン横方向軸線を互いに精密位置決めするために意図的なねじりが必要となる場合には、レバーアーム60a,60cもしくはレバーアーム60b,60dを同時に曲げるための1つのモータの代わりに2つのモータが使用される。この場合には、たとえば行程装置H1cは共通の結合軸線を介してモータM1aに結合されていない。行程装置H1cはこの場合には専用のモータによって駆動される。行程装置H1bも共通の結合軸線を介してモータM1bに結合されていない。行程装置H1bもこの場合には専用のモータによって制御される。
図10には、ファイバリボン1´,2´を横方向Sxおよび横方向Syに移動させるための位置決めメカニズムの原理が概略的に図示されている。レバーアーム60a,60cのルーズな自由端部は力成分もしくは分力Kによって曲げ軸線70a,70cを中心にして曲げられる。レバーアーム60a,62cの曲げ軸線70a,70cの範囲は、たとえばばね薄板80a,80cの脚部により形成される凸部を介して、第1の光導波路ガイド20aのための保持装置21aに結合されている。レバーアーム60a,62cのルーズな自由端部に力が作用すると、保持装置21aは横方向Sxに移動する。
レバーアーム60b,62dは、第2の光導波路ガイド20bのための保持装置21bを第2のファイバリボン2´の横方向Syに移動させるために働く。このためには、保持装置21bが、ばね薄板80b,80dの脚部により形成される凸部を介してレバーアーム60b,62dに結合されている。レバーアーム60b,62dの自由端部における力Kの力作用により、保持装置21bは横方向Syに移動する。
ばね薄板の脚部が保持装置21aおよび保持装置21bに結合されている個所では、曲げヒンジ、たとえば図8に示したジョイントGが設けられている。この曲げヒンジは、レバーアームの曲げ時にばね薄板と保持装置との結合個所に応力が生じることを阻止する。
図11には、第1のファイバリボン1´を長手方向に移動させるためのばね薄板80a,80cと、第2のファイバリボン2´を長手方向に移動させるためのばね薄板80b,80dとが図示されている。レバーアームはばね薄板に設けられた各ラグ81内に係合する。ばね薄板80a,80cはそれぞれジョイントGを介して第1の保持装置21aに結合されている。ばね薄板80b,80dはやはりそれぞれジョイントGを介して第2の保持装置21bに結合されている。ばね薄板と保持装置との間の剛性的な結合を回避することにより、レバーアームの曲げ時に保持装置と、この保持装置に結合された、ばね薄板の脚部との間に応力が生じることが阻止される。
図12には、支持プレートの2層式の構成が示されている。支持プレート10´は、たとえばプラスチック材料または金属から成形されている。プラスチックプレートまたは金属プレートの下には、プリント配線板11が配置されている。支持プレート10´が、たとえば曲げ可能な金属薄板材料から成る金属プレートとして成形されていると、レバーアームは、たとえば曲げ可能な金属薄板部分として支持プレート10´に配置されている。電極保持部40の範囲ならびにカメラチップ30および照明装置90の範囲では、金属製の支持プレート10´もしくはプラスチック製の支持プレート10´に切欠きA40,A30,A90が設けられている。これらの切欠きにより、電極保持部40とカメラチップ30と照明装置90とを直接にプリント配線板11にはんだ付けすることができる。電極保持部40とカメラチップ30と照明装置90とは、プリント配線板11に組み込まれている供給線路によって電圧供給部に接続されている。
Claims (41)
- 光導波路を位置決めするための装置において、
−支持プレート(10)が設けられており、
−第1の光導波路ガイド(20a)が設けられており、該第1の光導波路ガイド(20a)内に少なくとも1つの第1の光導波路(1)が挿入可能であり、
−第2の光導波路ガイド(20b)が設けられており、該第2の光導波路ガイド(20b)内に少なくとも1つの第2の光導波路(2)が挿入可能であり、
−第1の光導波路(1)の長手方向(Z)に対して直交する横方向(Sx)に第1の光導波路(1)を移動させるための第1のストローク減速装置(6a)が設けられており、該第1のストローク減速装置(6a)が第1の端部(61a)と第2の端部(62a)とを有しており、
−第1の光導波路ガイド(20a)が、第1のストローク減速装置(6a)の、第1のストローク減速装置(6a)の第1の端部(61a)に近傍で隣接する範囲に配置されており、
−第1の駆動装置(A1)が設けられており、該第1の駆動装置(A1)が、支持プレート(10)に連結されており、該第1の駆動装置(A1)によって、第1のストローク減速装置(6a)の第2の端部(62a)でストローク変化が生ぜしめられるようになっており、
−第1の駆動装置(A1)により第1のストローク減速装置(6a)の第2の端部(62a)において生ぜしめられたストローク変化が、第1のストローク減速装置(6a)の、該第1のストローク減速装置(6a)の第1の端部(61a)に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換されるように第1のストローク減速装置(6a)が調整されている
ことを特徴とする、光導波路を位置決めするための装置。 - 第2の光導波路(2)の長手方向(Z)に対して直交する横方向(Sy)に第2の光導波路(2)を移動させるための第2のストローク減速装置(6b)が設けられており、該第2のストローク減速装置(6b)が第1の端部(61b)と第2の端部(62b)とを有しており、
−第2の光導波路ガイド(20b)が、第2のストローク減速装置(6b)の、該第2のストローク減速装置(6b)の第1の端部(61b)に近傍で隣接した範囲に配置されており、
−第2の駆動装置(A2)が設けられており、該第2の駆動装置(A2)が、支持プレート(10)に連結されており、該第2の駆動装置(A2)によって第2のストローク減速装置(6b)の第2の端部(62b)でストローク変化が生ぜしめられるようになっており、
−第2の駆動装置(A2)により第2のストローク減速装置(6b)の第2の端部(62b)において生ぜしめられたストローク変化が、第2のストローク減速装置(6b)の、該第2のストローク減速装置(6b)の第1の端部(61b)に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換されるように第2のストローク減速装置(6b)が調整されている、
請求項1記載の装置。 - −第1の光導波路(1)の長手方向(Z)に第1の光導波路(1)を移動させるための第1の移動装置(8a)が設けられており、該第1の移動装置(8a)に第1の光導波路ガイド(20a)が配置されており、
−第3の駆動装置(A3)が設けられており、該第3の駆動装置(A3)が支持プレート(10)に連結されており、該第3の駆動装置(A3)が、第1の移動装置(8a)への力作用によって第1の光導波路(1)の長手方向(Z)における第1の光導波路(1)の移動を生ぜしめるようになっており、
−第1の移動装置(8a)が、第3の駆動装置(A3)により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように第1の移動装置(8a)が調整されており、
−第1の移動装置(8a)が、第1のストローク減速装置(6a)の、該第1のストローク減速装置(6a)の第1の端部(61a)に近傍で隣接した範囲に連結されている、
請求項1または2記載の装置。 - −第2の光導波路(2)の長手方向(Z)に第2の光導波路(2)を移動させるための第2の移動装置(8b)が設けられており、該第2の移動装置(8b)に第2の光導波路ガイド(20b)が配置されており、
−第4の駆動装置(A4)が設けられており、該第4の駆動装置(A4)が支持プレート(10)に連結されており、該第4の駆動装置(A4)が、第2の移動装置(8b)への力作用によって第2の光導波路(2)の長手方向(Z)における第2の光導波路(2)の移動を生ぜしめるようになっており、
−第2の移動装置(8b)が、第4の駆動装置(A4)により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように第2の移動装置(8b)が調整されており、
−第2の移動装置(8b)が、第2のストローク減速装置(6b)の、該第2のストローク減速装置(6b)の第1の端部(61b)に近傍で隣接した範囲に連結されている、
請求項3記載の装置。 - −第1の保持装置(21a)が設けられており、該第1の保持装置(21a)に第1の光導波路ガイド(20a)が配置されており、
−第1の保持装置(21a)が第1の移動装置(8a)に連結されており、
−第2の保持装置(21b)が設けられており、該第2の保持装置(21b)に第2の光導波路ガイド(20b)が配置されており、
−第2の保持装置(21b)が第2の移動装置(8b)に連結されている、
請求項4記載の装置。 - −第1のストローク減速装置(6a)が、第1の端部(61a)と第2の端部(62a)とを備えたレバーアーム(60a)を有しており、
−第1のストローク減速装置(6a)のレバーアーム(60a)の第1の端部(61a)が支持プレート(10)に結合されており、
−第1のストローク減速装置(6a)のレバーアーム(60a)の第2の端部(62a)が、第1の駆動装置(A1)によって運動可能であり、
−第2のストローク減速装置(6b)が、第1の端部(61b)と第2の端部(62b)とを備えたレバーアーム(60b)を有しており、
−第2のストローク減速装置(6b)のレバーアーム(60b)の第1の端部(61b)が支持プレート(10)に結合されており、
−第2のストローク減速装置(6b)のレバーアーム(60b)の第2の端部(62b)が、第2の駆動装置(A2)によって運動可能である、
請求項2から5までのいずれか1項記載の装置。 - −第1の光導波路(1)を横方向(Sx)に移動させるための第1の光導波路(1)のための別の第1のストローク減速装置(6c)が設けられており、該別の第1のストローク減速装置(6c)が、第1の端部(61c)と第2の端部(62c)とを有しており、
−前記別の第1のストローク減速装置(6c)が、該別の第1のストローク減速装置(6c)の第2の端部(62c)において生ぜしめられたストローク変化を、前記別の第1のストローク減速装置(6c)の、該別の第1のストローク減速装置(6c)の第1の端部(61c)に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換するように前記別の第1のストローク減速装置(6c)が調整されており、
−第3の駆動装置(A3)により生ぜしめられた力作用に基づいて第1の光導波路(1)の長手方向(Z)に第1の光導波路(1)を移動させるための別の第1の移動装置(8c)が設けられており、
−前記別の第1の移動装置(8c)が、第3の駆動装置(A3)により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように前記別の第1の移動装置(8c)が調整されており、
−前記別の第1の移動装置(8c)が、前記別の第1のストローク減速装置(6c)の、該別の第1のストローク減速装置(6c)の第1の端部(61c)に近傍で隣接した範囲に連結されており、
−第1の保持装置(21a)が、前記別の第1の移動装置(8c)に配置されている、
請求項3から6までのいずれか1項記載の装置。 - −第2の光導波路(2)を横方向(Sy)に移動させるための、第2の光導波路(2)のための別の第2のストローク減速装置(6d)が設けられており、該別の第2のストローク減速装置(6d)が、第1の端部(61d)と第2の端部(62d)とを有しており、
−前記別の第2のストローク減速装置(6d)が、該別の第2のストローク減速装置(6d)の第2の端部(62d)において生ぜしめられたストローク変化を、前記別の第2のストローク減速装置(6d)の、該別の第2のストローク減速装置(6d)の第1の端部(61d)に近傍で隣接した範囲における、より小さなストローク変化に変換するように前記別の第2のストローク減速装置(6d)が調整されており、
−第4の駆動装置(A4)により生ぜしめられた力作用に基づいて第2の光導波路(2)の長手方向に第2の光導波路(2)を移動させるための別の第2の移動装置(8d)が設けられており、
−前記別の第2の移動装置(8d)が、第4の駆動装置(A4)により生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように前記別の第2の移動装置(8d)が調整されており、
−前記別の第2の移動装置(8d)が、前記別の第2のストローク減速装置(6d)の、該別の第2のストローク減速装置(6d)の第1の端部(61d)に近傍で隣接した範囲に連結されており、
−第2の光導波路ガイド(20b)が配置されている保持装置(21b)が、前記別の第2の移動装置(8d)に配置されている、
請求項7記載の装置。 - −第1の保持装置(21a)が、曲げヒンジ(G)を介して第1の移動装置(8a)に結合されており、
−第1の保持装置(21a)が、曲げヒンジ(G)を介して前記別の第1の移動装置(8c)に結合されており、
−第2の保持装置(21b)が、曲げヒンジ(G)を介して第2の移動装置(8b)に結合されており、
−第2の保持装置(21b)が、曲げヒンジ(G)を介して前記別の第2の移動装置(8d)に結合されている、
請求項8記載の装置。 - −前記別の第1のストローク減速装置(6c)が、第1の端部(61c)と第2の端部(62c)とを備えたレバーアーム(60c)を有しており、
−前記別の第1のストローク減速装置(6c)のレバーアーム(60c)の第1の端部(61c)が、支持プレート(10)に結合されており、
−前記別の第1のストローク減速装置(6c)のレバーアーム(60c)の第2の端部(62c)が運動可能であり、
−前記別の第2のストローク減速装置(6d)が、第1の端部(61d)と第2の端部(62d)とを備えたレバーアーム(60d)を有しており、
−前記別の第2のストローク減速装置(6d)のレバーアーム(60d)の第1の端部(61d)が、支持プレート(10)に結合されており、
−前記別の第2のストローク減速装置(6d)のレバーアーム(60d)の第2の端部(62d)が運動可能である、
請求項8または9記載の装置。 - −前記別の第1のストローク減速装置(6c)のレバーアーム(60c)の第2の端部(62c)に第1の駆動装置(A1)によってストローク変化が生ぜしめられるようになっており、
−前記別の第2のストローク減速装置(6d)のレバーアーム(60d)の第2の端部(62d)に第2の駆動装置(A2)によってストローク変化が生ぜしめられるようになっている、
請求項10記載の装置。 - レバーアーム(60a,60b,60c,60d)が、支持プレートと同じ材料を有する支持プレート(10)の一部として形成されている、請求項10または11記載の装置。
- レバーアーム(60a,60b,60c,60d)の、その各第1の端部(61a,61b,61c,61d)から遠ざけられて位置する各1つの範囲(62a,62b,62c,62d)が、支持プレート(10)から打抜き加工されている、請求項12記載の装置。
- レバーアーム(60a,60b,60c,60d)の各第1の端部(61a,61b,61c,61d)が、各1つのウェブ(63a,63b,63c,63d)を介して支持プレート(10)に結合されている、請求項12または13記載の装置。
- 第1の駆動装置(A1)および第2の駆動装置(A2)が、支持プレートにより形成された平面からレバーアームの各第2の端部(62a,62b,62c,62d)を変位させるための各1つの行程装置(H1a,H1b,H1c,H1d)と、各行程装置を駆動するための各1つのモータ(M1a,M1b)とを有している、請求項1から14までのいずれか1項記載の装置。
- 第1の駆動装置および第2の駆動装置の各行程装置(H1a,H1b,H1c,H1d)が、レバーアームの各第2の端部(62a,62b,62c,62d)の下の範囲に配置されている、請求項15記載の装置。
- 第1の駆動装置および第2の駆動装置の各行程装置が、各1つの回転可能な偏心体(H1a,H1b,H1c,H1d)を有しており、該偏心体が、それぞれ第1の駆動装置および第2の駆動装置のモータ(M1a,M1b)のうちのいずれか一方のモータによって運動させられる、請求項16記載の装置。
- 移動装置(8a,8b,8c,8d)を移動させるための第3の駆動装置(A3)および第4の駆動装置(A4)が、各1つのモータ(M2a,M2b)と回転可能な偏心体(50a,50b)とを有しており、
−第3の駆動装置および第4の駆動装置の各モータ(M2a)によって、第3の駆動装置および第4の駆動装置の各偏心体(50a)の回転運動が生ぜしめられ、
−第3の駆動装置および第4の駆動装置の各偏心体(50a)の回転運動によって、第1の光導波路(1)および第2の光導波路(2)の長手方向(Z)における移動装置(8a,8b,8c,8d)の移動が生ぜしめられるようになっている、
請求項4から17までのいずれか1項記載の装置。 - 移動装置(8a,8b,8c,8d)が、各1つのばね薄板(80a,80b)を有している、請求項4から18までのいずれか1項記載の装置。
- 駆動装置のモータ(M1a,M1b,M2a,M2b)が、それぞれ支持プレート(10)の下に配置されている、請求項18または19記載の装置。
- 駆動装置のモータ(M1a,M1b,M2a,M2b)が、それぞれステッピングモータとして形成されている、請求項18から20までのいずれか1項記載の装置。
- プリント配線板は、電気的な線路が案内されるプリント配線板(10)として形成されている、請求項1から21までのいずれか1項記載の装置。
- プリント配線板が、ガラス繊維強化されたプリント配線板(10)として形成されている、請求項22記載の装置。
- プリント配線板(10´)がプラスチックから形成されている、請求項1から21までのいずれか1項記載の装置。
- 支持プレートが金属製のプレート(10´)として形成されている、請求項1から21までのいずれか1項記載の装置。
- 支持プレート(10´)の下にプリント配線板(11)が配置されており、該プリント配線板(11)に沿って電気的な線路が案内されている、請求項24または25記載の装置。
- −第1の光導波路(1)および第2の光導波路(2)をスプライシングするためのグロー放電を発生させるための第1の電極保持部(40a)および第2の電極保持部(40b)が設けられており、
−第1の電極保持部(40a)および第2の電極保持部(40b)が、プリント配線板(10,11)に配置されており、
−第1の電極保持部(40a)および第2の電極保持部(40b)に電圧を供給するための供給線路(L40a,L40b)がプリント配線板(10,11)に配置されている、請求項22、23または26記載の装置。 - −第1の光導波路ガイド(20a)を照明するための第1の照明ユニット(90a)が設けられており、
−第2の光導波路ガイド(20b)を照明するための第2の照明ユニット(90b)が設けられており、
−第1の照明ユニット(90a)および第2の照明ユニット(90b)がプリント配線板(10,11)に配置されており、
−第1の照明ユニット(90a)および第2の照明ユニット(90b)に電圧を供給するための供給線路(L90a,L90b)がプリント配線板(10,11)に配置されている、
請求項22、23または26記載の装置。 - −第1の光導波路(1)および第2の光導波路(2)のスプライシング個所を照明するための第3の照明ユニット(90c)が設けられており、
−第3の照明ユニット(90c)がプリント配線板(10,11)に配置されており、
−第3の照明ユニット(90c)に電圧を供給するための供給線路(L90c)がプリント配線板(10,11)に配置されている、
請求項22、23または26記載の装置。 - −プリント配線板(10,11)に配置されている画像処理ユニット(30a,30b)が設けられており、
−該画像処理ユニット(30a,30b)に電圧を供給するための供給線路(L30a,L30b)がプリント配線板(10,11)に配置されている、
請求項22、23または26記載の装置。 - 光導波路を位置決めするための装置において、
−支持プレート(10)が設けられており、
−第1の光導波路ガイド(20a)が設けられており、該第1の光導波路ガイド(20a)内に少なくとも1つの第1の光導波路(1)が挿入可能であり、
−第2の光導波路ガイド(20b)が設けられており、該第2の光導波路ガイド(20b)内に少なくとも1つの第2の光導波路(2)が挿入可能であり、
−第1の光導波路(1)の長手方向(Z)に第1の光導波路(1)を移動させるための第1の移動装置(8a)が設けられており、該第1の移動装置(8a)に前記第1の光導波路ガイド(20a)が配置されており、
−第1の駆動装置(A3)が設けられており、該第1の駆動装置(A3)が、支持プレート(10)に連結されており、該第1の駆動装置(A3)が、第1の移動装置(8a)への力作用によって第1の光導波路(1)の長手方向(Z)における第1の光導波路(1)の移動を生ぜしめるようになっており、
−第1の移動装置(8a)が、第1の駆動装置(A3)によって生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように前記第1の移動装置(8a)が調整されている
ことを特徴とする、光導波路を位置決めするための装置。 - −第2の光導波路(2)の長手方向(Z)に第2の光導波路(2)を移動させるための第2の移動装置(8b)が設けられており、該第2の移動装置(8b)に第2の光導波路ガイド(20b)が配置されており、
−第2の駆動装置(A4)が設けられており、該第2の駆動装置(A4)が、支持プレート(10)に連結されていて、第2の移動装置(8b)への力作用によって、第2の光導波路(2)の長手方向(Z)における第2の光導波路(2)の移動を生ぜしめるようになっており、
−第2の移動装置(8b)が、第2の駆動装置(A4)によって生ぜしめられた力作用に抗して戻し力を付与するように前記第2の移動装置(8b)が調整されている、
請求項31記載の装置。 - 第1第2の両移動装置(8a,8b)が、金属薄板から成るそれぞれ1つのばね薄板(80a,80b)を有している、請求項31または32記載の装置。
- 第1の駆動装置(A3)および第2の駆動装置(A4)が、移動装置(8a,8b)を移動させるためにそれぞれ1つのモータ(M2a,M2b)と、回転可能な偏心体(50a,50b)とを有しており、
−第1の駆動装置および第2の移動装置の各モータ(M2a)により、第1の駆動装置および第2の駆動装置の各偏心体(50a)の回転運動が生ぜしめられるようになっており、
−第1の駆動装置および第2の駆動装置の各偏心体(50a)の回転運動によって、第1の光導波路(1)および第2の光導波路(2)の長手方向(Z)における移動装置(8a,8b,8c,8d)の移動が生ぜしめられるようになっている、
請求項31から33までのいずれか1項記載の装置。 - 駆動装置の各モータ(M2a,M2b)がそれぞれプリント配線板(10)の下に配置されている、請求項34記載の装置。
- 駆動装置のモータ(M2a,M2b)が、それぞれステッピングモータとして形成されている、請求項34または35記載の装置。
- 支持プレートがプリント配線板(10)として形成されており、該プリント配線板(10)に沿って電気的な線路が案内される、請求項31から36までのいずれか1項記載の装置。
- プリント配線板が、ガラス繊維強化されたプリント配線板(10)として形成されている、請求項37記載の装置。
- プリント配線板(10´)がプラスチックから形成されている、請求項31から36までのいずれか1項記載の装置。
- 支持プレートが、金属製のプレート(10´)として形成されている、請求項31から36までのいずれか1項記載の装置。
- 支持プレート(10´)の下にプリント配線板(11)が配置されており、該プリント配線板(11)に沿って電気的な線路が案内される、請求項39または40記載の装置。
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