JP2009504418A - 強化された手動制御によるcmmアーム - Google Patents

強化された手動制御によるcmmアーム Download PDF

Info

Publication number
JP2009504418A
JP2009504418A JP2008525460A JP2008525460A JP2009504418A JP 2009504418 A JP2009504418 A JP 2009504418A JP 2008525460 A JP2008525460 A JP 2008525460A JP 2008525460 A JP2008525460 A JP 2008525460A JP 2009504418 A JP2009504418 A JP 2009504418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rca
arm
joint
reporting device
control loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008525460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009504418A5 (ja
Inventor
クランプトン,ステファン,ジェイムズ
Original Assignee
スリーディー スキャナーズ エルティーディー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スリーディー スキャナーズ エルティーディー filed Critical スリーディー スキャナーズ エルティーディー
Priority claimed from PCT/EP2006/007810 external-priority patent/WO2007017235A2/en
Publication of JP2009504418A publication Critical patent/JP2009504418A/ja
Publication of JP2009504418A5 publication Critical patent/JP2009504418A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/004Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points
    • G01B5/008Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring coordinates of points using coordinate measuring machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • B25J13/08Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices
    • B25J13/088Controls for manipulators by means of sensing devices, e.g. viewing or touching devices with position, velocity or acceleration sensors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • G01B21/047Accessories, e.g. for positioning, for tool-setting, for measuring probes
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/40Robotics, robotics mapping to robotics vision
    • G05B2219/40619Haptic, combination of tactile and proprioceptive sensing

Abstract

本発明は、外郭が設けられた強固CMMアーム用装置に関し、内部CMMアームと、内部CMMアームを、1つ以上の内部ボリュームが、固体対象物および流体の進入に対してシールされるように、複数の伝達手段を介して駆動する外郭を備える。本発明はまた、RCAの触覚制御にも関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、過酷な環境において、正確な測定および操作を行うための、また手動操作のための、強化された手動制御によるCMMアームに対する装置および方法に関する。本発明はまた、外郭を有するCMMアームの装置および方法にも関する。
座標測定機械(CMM)アームは、介在するジョイントにより接続された2つ以上のリンクを備える多関節測定装置である。CMMアームは、可動位置報告装置として機能し、該リンクにより選択された内角を監視し、それにより、プローブ端の位置と方位が、典型的には0.1mm未満のある精度で計算できる。CMMアームは普通、非接触プローブのような測定装置を支持するためのプローブ端を備えている。CMMアームは、この技術においてはよく知られている。CMMアームは、計測アプリケーションにおいて主に使用される。CMMアームは、手動装置であり、これは人間のオペレータが、測定を行う所望の位置において、手動でアームを移動し、時には、アームを支持しなければならないことを意味する。そのようなアームの製造業者は、例えば、FaroまたはCimcoreがある。
ロボットもまた多関節装置であり、ツールおよび/または測定装置を支持する2つ以上のリンクおよびジョイント、およびプローブ端を備えている。ロボットは可動部材として機能する。しかし、CMMアームとは異なり、ロボットリンクは、例えばサーボまたは油圧機構のような動力手段により動かすことができる。ロボットは、プローブ端に関する位置および方位情報を与える機能を有しているが、その精度はCMMアームほど良好ではない。従って、ロボットは高精度の計測アプリケーションには使用されない。ロボットの製造業者は、例えば、KukaまたはFanucがある。
ロボットCMMアーム(RCA)は、ロボットの動力による運動を、CMMアームの精度と組み合わせる。RCAは、このように可動部材、つまりロボットと、可動位置報告装置、つまりCMMアームと、該可動部材と該可動位置報告装置の両者と接触している伝達手段を備えている。これらの要素は、ロボットの運動が、伝達手段を介してCMMアームに伝達されるように構成されている。実際、RCAのロボットは、人間のオペレータの手と置き換わり、CMMアームの重量を運動機構により支えることを可能にし、プローブ端の半自動または自動化運動を可能にしている。従って、RCAにより、自動化された方法で、高精度の計測アプリケーションが可能になる。
手動制御によるRCA
RCAの制御は、アーム上に設けられたボタンを使用することで行われる。プローブを、走査されている対象物に衝突することなく、十分に値が読み取れるほど接近した所望の位置に導くための操作には多大な訓練と技術が要求される。ロボットの加速度と速度は、手動制御のもとでは、緩慢であることが必要であり、そのため測定も緩慢になる。更に、衝突防止センサおよびバッファのシステムが重要になり、そのためRCAのコストと重量が嵩む。本発明は、RCAを制御する問題を克服して、より正確な測定が、衝突の危険性を削減しながら行えるようにする。
外郭を有する強固(Robust)なRCA
RCAの例としては、本発明の発明者である、CramptonによるPCT/GB2004/001827(特許文献1)に開示された、外郭を有するRCAがあり、そのアプリケーションは参照により本明細書に組み込まれるものとする。多関節アームに対してのプローブ端モジュールは、GB0424729.2(特許文献2)においてCramptonにより開示されている。外郭を有するRCAは、PCT/GB2004/001827の図(例えば、図1C)に示されているように、内部CMMアーム5と、外郭6を備えている。生産ラインにおいては、一千万サイクルを超える機器のライフタイム動作サイクルは珍しいことではなく、平均故障間隔は、一万時間を越えることが期待されている。液体および固体に対する、IP54以上のライン機器の保護等級(ingress protection ratings)は、よく要求される。外郭を有するRCAが強固であるためには、すべての機構的、電気的、およびソフトウェアシステムは、これらの必要条件を達成するためのコンセプトおよび設計を有していなければならない。過酷な環境に対して、外郭を有するRCAの開発の課題を克服する際の本発明者の経験により本発明に到達した。
PCT/GB2004/001827号明細書 GB0424729.2号明細書
本発明の1つの実施形態は、ロボット座標測定機械アーム、RCA(1、17、1100)であって、ロボット(14)と、座標測定機械、CMM、アーム(2)と、伝達手段(9)を備え、プローブ端(12、1000)を触覚モードで平行移動および/または回転させるように構成されている。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、触覚制御のために、オペレータの手動圧を受け取る感知ハンドル(1170)を更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該感知ハンドル(1170)は、最終ジョイント(13)の後ろで、ロボットアーム(14)上に取り付けられる。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、感知ハンドルは、ステム(1171)とグリップ(1172)を備え、グリップ(1172)は、ステム(1171)とグリップ(1172)の間に、グリップ(1172)がステムに対して、柔軟な方法で、自由度6で自由に動けるように3つの柔軟に動くトランスファ(1183)を有する。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、X長センサ(1174)およびY長センサ(1175)は上部柔軟トランスファ(1173)および下部柔軟トランスファ(1173)に埋め込まれており、Z剪断センサ(1176)および捩れ剪断センサ(1177)は中間柔軟トランスファ(1173)に埋め込まれている。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、エルボーにおいて、またはエルボーに向けて2つの対向するボタン(1178)を更に備えており、アームのエルボーを時計方向または反時計方向に回転させるように構成されている。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、コンタクトプローブを更に備え、該プローブに接触または力が加えられたときは、RCAを減速するように構成されている。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、コンタクトプローブを更に備え、該プローブに接触または力が加えられたときは、1回以上の測定を自動的に実行するように構成されている。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、接触力走査プローブを更に備え、RCAは、該走査プローブと走査されている対象物の間のほぼ理想的な接触および方位を維持するように構成され、一方、オペレータは手動でアームを導くことによりRCAを動かす概略方向を提供する。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、RCAの応答を、オペレータの好みに適合させる応答手段を更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該応答手段はRCAの応答を、軽量で、かつオペレータのアームを操作する手に応答するように適合させる。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該応答手段はRCAの応答を、オペレータのアームを操作する手に対して高い慣性および低加速度を有するように適合させる。
本発明の別の実施形態はRCAであって、
可動部材と、
可動位置報告装置と、
該可動部材と、該可動位置報告装置の両者に接触する伝達手段を備え、
流体および固体対象物の有害な侵入からシールされている。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該可動部材は、複数の、リンクされ、シールされたボリュームを更に備え、該可動位置報告装置は、複数の、リンクされ、シールされたボリュームを備え、それにより、流体および小粒子が、該可動部材と、該位置報告装置の間を通過できる。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、各シールされたボリュームは、少なくとも最小保護等級でシールされている。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、エントランスギャップ制限手段(1124)を更に備え、該可動部材と、該可動位置報告装置の間において、損傷を与えるのに十分な大きさの異物の侵入は、該エントランスギャップ制限手段により防止される。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該可動部材と、該可動位置報告装置の間への侵入を許可される異物の最大サイズは、該可動部材と、該可動位置報告装置がお互いに対して動くときの、該可動部材と、該可動位置報告装置の最小ギャップよりも小さい。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、少なくとも1つのモーターポッド(pod)手段を更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、内部イーサネット(登録商標)システムと、外部イーサネット(登録商標)システムと、該内部イーサネット(登録商標)システムおよび該外部イーサネット(登録商標)システムの間のゲートウェイと、を更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、外部位置制御ループと内部速度制御ループを更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該可動部材上のエンコーダと、該可動位置報告装置上のエンコーダと、該可動位置報告装置上の該エンコーダから、コントローラの位置制御ループへ入力される高いゲインと、該可動部材上の該エンコーダから、該コントローラの速度および加速度制御ループへ入力される高いゲインに特徴付けられるコントローラを更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングを更に備え、該少なくとも1対のベアリングは、較正されて較正データを生成し、該較正データは、測定精度を高めるために使用される。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングを更に備え、該少なくとも1対のベアリングは、較正されて較正データを生成し、該較正データは、パス追尾の精度を高めるために使用される。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングと、各ベアリングの振れを測定するために配置される複数の変位センサを更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、遠隔操作手段により、手動または非手動RCAであってよい第2装置に接続される。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、ベースアセンブリを更に備え、ベースアセンブリは、
該可動部材のベースと、該可動位置報告装置のベースの間における制限された相対運動を可能にし、
手動で位置を決めることが容易であり、
強固であり、
該可動位置報告装置の整列が高いアライメント精度を有している。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、多数の参照マークを、該参照マーク間で可変の間隔を有する格子上に備える、ジョイント参照手段を更に備える。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該RCAは上述した通りである。
本発明の別の実施形態は上述したRCAであって、該RCAはロボット外郭を備える。
本発明の別の実施形態はジョイントを参照する方法であって、
複数の参照マークの位置を突き止めるステップと、
該参照マークのそれぞれの位置を、その隣接する参照マーク位置に関して減算して、該参照マーク間の1つ以上の間隔を決定するステップと、
リスト内で該1つ以上の間隔を探し、該ジョイントを参照するステップを含む方法。
本発明の別の実施形態はRCAを制御するシステムであって、各軸に対して外部制御ループと内部制御ループを備え、それにより、
外部制御ループは、RCAジョイント上のロータリエンコーダから角度位置フィードバックを受け取り、
外部制御ループは、各軸の内部制御ループに要求速度を提供し、
内部制御ループは、外部制御ループと、モーターエンコーダから要求速度を受け取り、
内部制御ループは、モーターを駆動するための制御信号を提供する。
従来技術において、Cramptonにより、外郭を有するRCAが開示されている。外郭を有するRCAが必要な生産およびアセンブリラインのような環境は、外郭を有するRCAに対して、強固さおよび保護についての高い要求を突きつける。
従って、本発明の第1実施形態の目的は、新規かつ強固なシーリングを有する外郭を有するRCAを提供することである。本発明の更なる目的は、より強固な、イーサネット(登録商標)ベースのアーキテクチャを提供することである。本発明の更なる目的は、より強固な制御システムを提供することである。本発明の更なる目的は、ベアリング較正のための、より強固な装置を提供することである。本発明の更なる目的は、補正のための改善された装置を提供することである。本発明の更なる目的は、改善されたベースアセンブリを提供することである。本発明の更なる目的は、改善された参照を提供することである。本発明の更なる目的は、改善された熱的安定性を提供することである。本発明の第2実施形態においては、触覚モードにおける手動操作のための装置と方法が提供される。本発明の第3実施形態においては、遠隔操作のための装置と方法が提供される。
特に他に定義されなければ、ここで使用されるすべての技術的および科学的用語は、この当業者が通常に理解するのと同じ意味を有する。ここで参照されるすべての刊行物は、参照によって本明細書に引用されたものとする。ここで参照されるすべての特許と特許出願は、図も含めてそのすべてが、参照によって本明細書に引用されたものとする。
ここで使用される冠詞「a」および「an」は、1つまたは2つ以上、つまり、冠詞の文法上の対象物の少なくとも1つを含む。例えば、「ボタン」は、1つのボタンまたは2つ以上のボタンを意味する。
本出願を通して、用語「約(about)」は、値が、その値を決定するために採用された装置または方法に対する誤差の標準偏差を含むことを示している。
両端の点により示される数値範囲の個々の数字は、すべての整数を含み、適切であればその範囲に含まれる分数も含む(例えば、1から5の範囲は、例えば、構成要素の数に言及するときは1、2、3、4を含むことができ、また、例えば、距離に言及しているときは、1.5、2、2.75、および3.80を含むことができる)。その範囲はまた、その両端の数字も含むことができる(例えば、1.0から5.0は1.0と5.0を含むことができる)。
下記の記載においては、本発明の特別な実施形態を例示する図を参照するが、それらの図は制限されたものとはまったく意図されていない。当業者であれば、本発明、その構成要素、および特徴を、この当業者の普通の実践に従って適合できる。
ここで記載される第1実施形態は、外郭を有する強固RCAである。強固RCAは、ここに参照により本明細書に引用される、WO 2004/096502に記載されているように、内部CMMアームと外郭を備えることができる。前述の記載においては、内部CMMアーム5、外郭6、プローブ端3、プローブ90、接触トリガプローブ92、および接触力走査プローブ99に関しては、時折、WO 2004/096502の図(例えば、図1、2、10)と対応する記載を参照した。用語それ自身は、当業者には自明であるが、図の参照記号は、明確さを目的として設けられている。
シーリング
本発明の1つの実施形態はRCAに関し、
可動部材と、
可動位置報告装置と、
該可動部材と該可動位置報告装置の両者に接触している伝達手段を備え、
流体および固体対象物の有害な侵入からシールされている。
上記のように、可動部材はロボットを構成する。可動位置報告装置はCMMアームのことを指し、伝達手段は、ロボットの動きをCMMアームに機械的に伝達する機構のことである。これらの要素は共にRCAを構成する。RCAは、下記に言及されるように特別な構成を有することができ、それにより、可動部材要素は、内部CMMアームを取り囲み、内部CMMアームを伝達手段により、それが測定を行えるように操作するロボット外郭である。ロボット外郭と内部CMMアームは、ベースに強固に取付けられている。ロボット外郭および内部CMMアームは、同じジョイント軸方位とジョイント中心を有している。
本発明の1つの実施形態によれば、強固RCAはローカライズされたシールが設けられる。強固RCAの内部CMMアームは、そのすべての可動ジョイントにおいて、およびケーブルが貫通しているすべての場所において、内部CMMアームの内部に液体または固体が侵入できないように、IP54にシールされている。強固RCAの外郭は、ベアリングおよびギヤリングのような、構成要素またはジョイントを保護する必要がある場所ではどこでもIP54にシールされている。伝達手段は、内部CMMアームと外郭の間の伝達インタフェースにおいて、液体または固体の侵入がないようするためにIP54にシールされる。液体および固体は、内部CMMアームと外郭の間に侵入することができる。
図1を参照すると、強固RCA1100は、ベースシールドボリューム1101と、CMMアームシールドボリューム1103、1104と、外郭シールドボリューム1112−1116と、伝達シールドボリューム1131、1132と、プローブ端モジュールシールドボリューム1000を備える。ベースシールドボリューム1101は、ベース内部開口部1121により相互接続されているCMMアームボリューム1102と外郭ボリューム1111を備える。ベースシールドボリューム1101は、その外部スキンに、制御パネルシールドドア1122を更に備える。各シールドボリュームは、少なくとも最小保護等級にシールできる。シールドボリューム1101、1103、1104、1112−1116、1000、1131、1132は、環境からIP54にシールできる。シールドボリューム1101、1103、1104、1112−1116、1000、1131、1132は、構造および搭載機構により、強固RCA1100の機能を実行するように機械的に相互接続されている。空気、液体、粒状固体、および小さな異物は、シールドボリューム1101、1103、1104、1112−1116、1000、1131、1132の間を、強固RCA1100の機能を妨げることなく通過できる。このように、本発明の1つの実施形態は上述した強固RCAであり、該可動部材は、複数のリンクされたシールドボリュームを更に備え、該可動位置報告装置は、複数のリンクされたシールドボリュームを更に備え、それにより、流体および小粒子は、該可動部材と該位置報告装置の間を通過できる。
シールドボリューム1101、1103、1104、1112−1116、1000は、強固RCA1100の機能を実行するように、ケーブルにより電気的に相互接続できる。シーリングは、それに制限されるわけではないが、ボルトジョイント、シャフトシール、ゲートル、エンドキャップ、シリコンシーラント、シーリングテープ、および「O」リングシールを含む多数の普通の方法で達成できる。
接続セグメントが、その間に、典型的には厚さ数mmの相当大きな空気ギャップを有するチューブを備える場合は、液体または固体粒子は、それらの間を流れ落ちることができる。強固RCA1100の表面の形状は、液体および固体が集積する可能性のある凹領域を有しないように設けられる。
作動中、CMMアームと外郭はお互いに対して動く。CMMアームと外郭の間にエントランスギャップがあってもよい。CMMアームと外郭の間のエントランスギャップは、十分に狭く、十分に柔軟であってよくそれにより、内部CMMアームと外郭の間で捕捉されるほど大きな固体は侵入できない。一般的に、エントランスギャップは、固体または液体が、空間的なほとんどの方位から、内部CMMアームと外郭の間に侵入しないように方向を変える形状で設けられる。このようにして、ネジ付き固定ナットまたは石のような中間サイズの異物は、侵入すると詰まり、および損傷の原因になる、内部CMMアームと外郭の間のボリュームに侵入できない。より小さな異物は詰まることなく、通過できる。
ここで図2を参照すると、CMM下部リム(limb)ボリューム1103と外郭ジョイント3ボリューム1113は、最大「m」のわずかな距離を相対的に動く。柔軟偏向器1124のようなエントランスギャップ制限手段は、固体が、CMM下部リムボリューム1103と外郭ジョイント3ボリューム1113の間のギャップに侵入ないように方向を変えるように位置決めされている。該可動部材と該可動位置報告装置の間への、損傷を与えるのに十分な大きさの異物の侵入は、該エントランスギャップ制限手段により防止される。該可動部材と該可動位置報告装置の間に侵入することが許可される異物の最大サイズは、該可動部材と該可動位置報告装置がお互いに関して動くときの、該可動部材と該可動位置報告装置の間の最小ギャップよりも小さい。
エントランスギャップ1125の幅は通常は「w」である。CMM下部リムボリューム1103と外郭ジョイント3ボリューム1113の間の次に小さいギャップは「d」である。CMM下部リムボリューム1103と外郭ジョイント3ボリューム1113の間に侵入できる最大異物サイズは、エントランスギャップ1125が、CMM下部リムボリューム1103と外郭ジョイント3ボリューム1113の間の相対運動により最大である点においてはw+mである。異物サイズw+mがいったんCMM下部リムボリューム1103と外郭ジョイント3ボリューム1113の間を貫通すると、それが遭遇する最小ギャップはd−mである。従って、「w」に対する値は典型的には、w>mおよびw+m<d−mのように選択される。この当業者には、本発明の範囲は、損傷の原因となるサイズの異物がCMMアームと外郭の間に侵入することを防止すると共に、より小さい異物、液体、および粒子は自由に侵入させる装置の上記の例としての記述に制限されず、損傷の原因となるサイズの異物がCMMアームと外郭の間に侵入することを防止すると共に、より小さい異物、液体、および粒子は自由に侵入させるいかなる手段も含むということは理解されよう。
強固RCAのショルダー、エルボー、およびリストにおけるヨークにおいて、CMMアームのヨークは外郭のヨーク内を動き、ジョイントが開閉するときに、重大な損傷の原因となる可能性のあるバールまたは類似の物体が挿入する機会を与えてしまう。おそらくは破壊行動であることに対する完全な保護は提供されないが、内部CMMアームのヨークと外郭のヨークはその形状において補完的であって、それにより、バールまたは類似の物体が損傷を与えるように引っ掛かる方向はほとんどない。同様に、ジョイント回転の範囲のギャップは、指が挟まれる危険性を回避するために維持される。
ギヤボックス、エンコーダ、およびブレーキを有するモーターは、一般的にはモーターの製造業者によっては保護されず、重要なIP等級は有していない。本発明の目的は、典型的に、その内部に組み込まれており、シールドインタフェースにより外郭にボルトで取付けられているギヤボックス/モーター/エンコーダ/ブレーキ/反バックラッシュアセンブリを備えるポッドを提供することである。このように、本発明の1つの実施形態はここで記述されたようなRCAであり、少なくとも1つのモーターポッド手段を更に備える。ここで図3を参照すると、ポッド1126は、モーター/ギヤボックス176と、スパ−ギヤ1008と、エンコーダ179と、ブレーキ177と、増幅器175と、手動ブレーキリリースシステム846と、反バックラッシュアセンブリ1150を含む。ポッド1126は、好ましくは、アルミニウムから鋳造されるが、IP54保護を提供し、またモーター/ギヤボックスで生成された熱を外郭に導く。ポッドはまた良好に見え、配線を被覆する。外郭のベースは好ましくは鋳造部品1123である。このように、モーター/ギヤボックス176と、スパーギヤ1008と、エンコーダ179と、ブレーキ177と、増幅器175と、手動ブレーキリリースシステム846と、反バックラッシュアセンブリ1150は、ベース鋳造部品1123の形状内でシールされ、別のベースポッド1126を提供するための余分なコストが不要になる。ポッド1126が強固RCA1100に搭載されると、反バックラッシュアセンブリ1150をポッド1126の外側から調整するためにネジが提供される。この当業者には、ポッド1126は、多様な異なる構成で提供できることは理解されよう。例えば、ポッド1126は、反バックラッシュ手段なしで提供できる。または、ポッド1126は、手動ブレーキリリースシステム846なしで提供できる。本発明の範囲は、少なくともモーターと駆動出力を含むいかなる構成のポッド1126も含む。
制御パネル1122とアクセスパネルは、ベース鋳造部品1123において提供され、IP54にシールされる。鋳造ベースの1つの利点は、構成要素数が減少することである。鋳造ベースは、組立てられたベースと比較して、典型的に8アイテムの構成要素を減少する。強固RCA1100のプローブ端において、プローブ端モジュール1000が搭載され、それ自身でシールされている。全体の結果としては、すべての空間的方位において、それ自身にかかる水または小固体粒子に対する耐性がある強固RCA1100が得られる。このアプローチは、IP54を超える、またはIP54未満の保護に対して使用できる。この実施形態は、ツーリングコストの削減、より迅速なアセンブリおよび保守操作、および構成要素数の削減のような多数の結果としての利点を有するカバーを必要としない。
本発明の更なる実施形態において、カバーを使用する代替アプローチが提供され、それにより、強固RCA全体は、単一ボリュームとしてシールされ、内部CMMアームと外郭の間へ、または単一ボリューム内への液体または固体粒子の貫通はない。図4を参照すると、強固RCAシールドボリューム1140は、内部CMMアームと外郭を取り囲んでいる。シールドプローブ端モジュール1000は、プローブ端に搭載されている。または、搭載面がシールされていないプローブ端モジュール1000は、搭載されたときに強固RCA1100内に単一ボリュームを形成できる。ベローズがヨークにおいて使用され、内部CMMアームが、外郭カバーを通して動く場所でギャップをシールする。典型的には、外郭においてシールされる強固RCA1100に対して、約20のカバーが必要とされる。各カバーは、その対応する表面にシールされる。二次保護レベルが要求されない限り、内部CMMアームのジョイントのいくつかをシールする必要はない。
この当業者には、強固RCA1100は、十分なシーリングを有し、単一のシールドボリュームまたは複数のシールドボリュームが設けられるRCAであり、本発明の範囲は、上記に開示された例としてのボリュームの機構に限定されず、1つ以上のシールドボリュームを有するいかなるRCAも含むということは理解されよう。特に、本発明の、より多くの強固RCAがシールドボリュームを備えて、シールドボリューム内で、1つ以上のシーリングレベルに対して提供される。
イーサネット(登録商標)
イーサネット(登録商標)ベースのRCAアーキテクチャの強固さは、強固RCAイーサネット(登録商標)システムと、それを取り付けることができる任意の外部イーサネット(登録商標)システムの間にゲートウェイ/ルーターを追加することにより増大される。ルーターは、ファイアウォールのように機能し、外部イーサネット(登録商標)システム上の動作が、強固RCAイーサネット(登録商標)システムの性能を低下させることを防止できる。図5を参照すると、ルーター397は、強固RCA1100のベースにおいて、外部ネットワーク200とスイッチ396の間に接続できる。一連のスイッチ396は、強固RCA1100と接続できる。ベーススイッチ396は更に、制御PCB172、ペンダント153、PCラップトップ151に接続でき、ショルダーにおいては更に強固RCA1100と次のスイッチ396に接続できる。ショルダースイッチ396はエルボーにおいて、ジョイントPCB173と、次のスイッチ396に更に接続される。エルボースイッチ396はリストにおいて、ジョイントPCB173、ジョイスティック639、および次のスイッチ396に更に接続される。リストスイッチ396は、プローブ90、カメラ196、ジョイスティック639、およびジョイントPCB173に更に接続される。余分なイーサネット(登録商標)接続を有するイーサネット(登録商標)スイッチは、強固RCAイーサネット(登録商標)システム上のショルダー、エルボー、およびリストジョイントにおいて提供され、ユーザーが、強固RCAの手動制御のために、イーサネット(登録商標)静止/ビデオカメラまたはスイッチ/ジョイスティックのようなイーサネット(登録商標)装置を追加できる。強固RCAイーサネット(登録商標)システムへのゲートウェイ/ルーターの追加により、イーサネット(登録商標)のユーザーは、イーサネット(登録商標)パワーリンクプロトコルを使用して、コントローラとインテリジェント増幅器の間の動きの制御が可能になる。2つ以上の強固RCAが接続されたセルにおいては、2つ以上の強固RCAイーサネット(登録商標)システムを直接接続できる。この当業者には、本発明の範囲は、イーサネット(登録商標)タイプのネットワークに制限されず、ルーターによる望ましくない外部使用から遮断できるいかなるタイプのネットワークも含むことは理解されよう。例えば、スイッチ396は、ルーター397の機能も含むことができ、それにより、組み合わされた機能を有する1つの構成要素を提供することによりスペースとコストを削減できる。このように、本発明の別の実施形態はここで記載されるようなRCAであって、内部イーサネット(登録商標)システムと、外部イーサネット(登録商標)システムと、該内部イーサネット(登録商標)システムと該外部イーサネット(登録商標)システムの間のゲートウェイを更に備える。
制御ループ
この強固RCAに対する制御システムの実施形態においては、外部位置制御ループが使用されて、各ジョイントに対して、内部速度制御ループのための速度を生成し、内部速度制御ループは、そのジョイントに対する速度を維持する。外部制御ループは、逆運動機構を使用し、強固RCA内のすべてのジョイントを全体として考慮する。外部制御ループへの入力は、内部CMMアームジョイント上のロータリエンコーダからの角度位置フィードバックである。ここで図6を参照すると、制御アーキテクチャすなわちシステム1160は、各軸上のCMMエンコーダ178からの入力回転角を有する外部制御ループ1162と、予め計画されたターゲット1161を備える。外部制御ループ1162は、要求速度を、各軸に対する内部制御ループ1163に出力する。内部制御ループ1163は、モーターエンコーダ179からの更なる入力を受け取り、制御信号を、モーター176を駆動する増幅器393に出力する。外部ループ閉結時間は一定であるが、変更できる。典型的な外部ループ閉結時間は、1ミリ秒から15ミリ秒の間で変化する。各ジョイント内部制御ループ1163は、要求速度を達成して維持する作業を受け持ち、この作業に対するソリューションは、この当業者にはよく知られている。典型的な内部ループ閉結時間は、1ミリ秒である。この要求速度に対する更新は、1から15ミリ秒ごとに内部制御ループ1163に到達できる。外郭ジョイント上のモーターエンコーダ179と内部CMMアームジョイント上のロータリエンコーダ178は、ジョイントの運動中は、典型的には異なるジョイント角度位置トレースを提供する。2つのエンコーダトレースの間における差は、リンク長の差、ジョイントの整列、伝達におけるコンプライアンス、1つ以上の駆動におけるバックラッシュ、および「静摩擦」スティック/スリップ摩擦に特徴付けられる1つ以上の伝達における急速スリップのような機構的効果が原因となっている。
制御アーキテクチャすなわちシステム1160は、外部および内部ループの作業を少なくとも実行する複数の手段を有する装置内に実現できる。または、コンピュータ読取可能媒体上に格納された、上記のステップを実行するコンピュータプログラムとして実現できる。
本発明の1つの実施形態はRCAを制御するシステムであって、各軸に対する外部制御ループと内部制御ループを備え、それにより
外部制御ループは、RCAジョイント上のロータリエンコーダから角度位置フィードバックを受け取り、
外部制御ループは、各軸に対して、内部制御ループに要求速度を提供し、
内部制御ループは、外部制御ループとモーターエンコーダから要求速度を受け取り、
内部制御ループは、モーター駆動用の制御信号を提供する。
強固RCA1100の発明の目的の1つは、それが非常に正確に運動経路に追従するようにすることである。計画された経路に沿う各点は、数学的にXYZIJKIJKと定義でき、それにより、強固RCAと、プローブ端に取り付けられたセンサの経路の定義が可能になる。従来のロボット逆運動機構が、転置ヤコビアンに基づいて採用される。各位置制御ループ閉結においては、偏微分方程式が生成され、エンドエフェクタ要求ベクトルからジョイントベクトルを生成するために使用される。これらのジョイントベクトルは、反復アプローチによりフィードバックされ、十分な収束が達成されるまで新しい偏微分方程式を生成する。反復は単一外部ループ位置閉結サイクルにおいて起こる。必要な反復回数は、ループ閉結時間と共に減少する。使用される外部ループ位置制御アプローチは、ターゲットを、典型的には1から15ミリ秒である、少なくとも外部制御ループ閉結時間間隔の時間ファクタだけは離れている、予め生成された一連の要求された中間ターゲットとして使用することである。
外部ループ位置制御1162は、各ジョイントの内部ループ位置制御1163に対して、更新された要求速度を生成する。内部制御アプローチは、速度制御を使用して、強固RCAが最小の誤差で、一連の中間ターゲットのそれぞれを通過できるようにすることである。本発明の範囲は、固定ループ閉結時間を有する外部制御ループ1162に制限されず、十分な精度に収束するための反復回数に少なくとも依存する、可変ループ閉結時間を有することができる。
この強固RCAに対する制御システムの代替実施形態においては、単一制御ループが使用される。内部CMMアームジョイント上のエンコーダは、コントローラの位置ループに入力される高いゲインを有しており、強固RCAの正確な位置決めに対する必要条件を満たす。外郭ジョイント上のモーター上のエンコーダは、コントローラの速度および加速度ループに入力される高いゲインを有している。このように、本発明の1つの形態によれば、ここで開示されるRCAは、該可動部材上のエンコーダと該可動位置報告装置上のエンコーダと、該可動位置報告装置上の該エンコーダから該コントローラの位置制御ループへ入力される高いゲインと、該可動部材上の該エンコーダから該コントローラの速度および加速度制御ループへ入力される高いゲインに特徴付けられるコントローラを更に備える。
この強固RCAに対する制御システムの更なる実施形態においては、経路の正確さが重要でない急速トラバースに対して単一制御ループが使用される。産業ロボットの較正で使用される方法を使用して、外郭の較正が行われる。コントローラは、内部CMMアーム上のロータリエンコーダからの位置フィードバックなしで、単に外郭を制御するだけである。
内部CMMアームの端部上のプローブが、サーボ制御のもとで安定に保持され、または絶対座標系において所定のXYZIJKIJK経路に正確に追従することは、測定および高精度な制御のための必要条件である。これを行うために、外郭ジョイント上の各モーターエンコーダ179は、ギヤ比により乗算されたときに十分な分解能を有していなければならない。典型的には、これは、エンコーダ上のエッジ1つ当たりのプローブ運動が少なくとも0.1ミクロンである。
ベアリング較正
内部CMMアームのジョイントにおけるベアリングは、軸の周りを完全には回転しない。実際は、ある程度の振れがある。ベアリングの振れは2つの成分を有し、各回転ごとに繰り返される特徴的で反復的なトレースと、いかなる動きに対しても変化するランダムな振れノイズである。テストにより、繰り返されるトレースが、振れの主な原因であり、良好にシールされたベアリングの有効ベアリング寿命中に変化しないことが示された。内部CMMアームの各ジョイントは、典型的に50−150mmの距離だけ離れた、ハウジング内のシャフト上に2つの対向するベアリングを有している。2つのベアリングが100mm離れていて、各ベアリング軸が反対方向に1ミクロン動くと、ジョイントの中心から1m離れた誤差は20ミクロンである。強固RCAは、ベアリングにおける繰返し振れに対して各ジョイントを較正し、その較正をベアリング較正ファイルに保存することにより、更に精度を高めることができる。ジョイントの較正は、目的構築ジグ(purpose built jig)において行われる。ジョイントハウジングはジグ内に搭載される。球体がジョイントシャフトの各端において一時的に搭載され、それに対して目的参照孔(purpose reference bore)がシャフトの各端において提供される。4つのコンタクト線形変位センサは、90度の間隔で各球体の大径上で作動する。8つの線形変位センサのそれぞれは、50ナノメートルのオーダーの分解能を有する。ロータリエンコーダがシャフトの端部に取り付けられる。シャフトは手動またはモーターによりゆっくりと回転される。ロータリエンコーダと、8つの線形変位センサからのデータは、シャフトの数回の順方向および数回の逆方向回転に対して収集される。各球体に4つの線形変位センサを設ける利点は、シャフト中心からの、球体中心の固定誤差オフセットが、対向するセンサの各対からのデータを平均することにより自動的に補正されることである。ジョイント較正ファイルは単純に計算されて、シャフト角度を伴うシャフトの各端部において、平均の振れが提供される。ジョイント較正ファイルは、強固RCAの較正のための工程において使用される。ジョイント較正ファイルは、ジョイントに接着されたメモリチップに保存され、それにより、強固RCA上のジョイントが置換されたとき、新しいジョイント上のジョイント較正ファイルが、再較正時に自動的に使用される。強固RCAの使用中に、較正は、ジョイント較正ファイルデータを取り込み、測定および/または経路追尾の精度を高める。
このように、本発明の別の実施形態はここで記載されるようなRCAであって、該可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングを更に備え、該少なくとも1対のベアリングは、較正されて較正データを生成し、該較正データは測定精度を高めるために使用される。本発明の更なる実施形態はここで記載されるようなRCAであって、該可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングを更に備え、該少なくとも1対のベアリングは、較正されて較正データを生成し、該較正データは経路追尾の精度を高めるために使用される。本発明の更なる実施形態はここで記載されるようなRCAであって、該可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングと、各ベアリングの振れを測定するために配置された複数の変位センサを更に備える。
この発明の更なる実施形態において、線形変位センサは、強固RCAの各ジョイントに恒久的に内蔵される。これは、特徴的な振れおよびノイズ振れの両者を補正するという利点がある。
内部CMMアームは標準的な方法で較正され、外郭を較正する必要はない。内部CMMアームの較正は、各ジョイントに対してジョイント較正ファイルを取り込み、内部CMMアームの精度をより高める。較正は、典型的には製造後で、出荷前に行われる。また、保守作業が行われた後に行ってもよく、またはユーザーにより指定された時間間隔で行ってもよい。
補正
アームの補正または平衡化は、ショルダーヨークジョイントにおける加工バネにより達成される。アセンブリまたは生産ライン上において、強固RCAには、多様な測定タスクにおける実用性を最大化するために、垂直線を挟んで、前進のみならず後退できるショルダージョイントが要求される。加工バネが設けられ、アームを前進方向に重力に対して支持するためにコイル状に巻き、後退方向にアームを重力に対して支持するためにコイル状から巻き戻る。または、バネは、反対方向にコイル状に巻き、コイル状から巻き戻ることもできる。支持されるべき強固RCAの重量は、垂直方向に対する角度の余弦で変化する。加工バネの支持力は、垂直方向に対する角度に対して線形である。これは、線形加工バネは、強固RCAのすべての空間的方位に対する補正を完全には提供できないことを意味する。固定加工バネにより、バネ力は、垂直方向を除くすべての角度において存在する。これは、エネルギー消費を最小化して、機械的寿命を最大化するための、アームのほとんどの支持を提供するための次善策である。この発明の目的は、加工バネに対して、非エネルギーの角度を与えることであって、その状態においては、加工バネの通常は捕捉されている端部が、2つの停止点の間を自由に動ける。加工バネにおいて、巻いていない状態での運動の典型的な角度は25度であり、その運動中に加工バネはほとんどエネルギーを保存しない。各異なるアーム長に対して、最適な、巻いていない状態の角度は、固定バネ定数に対して異なっている。この巻いていない状態の角度は、走行行程の各端部における2つの停止点を調整することにより変更できる。強固RCAは典型的には、6アーム長の範囲で設けられる。これは通常、6つの異なる加工バネを必要とし、それぞれは、異なるバネ定数を有する。この巻いていない状態の角度を利用することにより、典型的には、異なるバネ定数を有する2つの異なる加工バネのみが必要となる。生産において、加工バネは熱処理され、その結果、バネ定数にはバラツキが発生する。2つの調整可能停止点により、加工バネを、前進および後退方向両者の巻きに対して最適に調整することが可能になる。
反バックラッシュ
ほとんどのギヤリングシステムは、その内部にある量のバックラッシュを有している。ハーモニック駆動ジョイントにはバックラッシュはない。ロボットの場合、ジョイントにおけるこのバックラッシュは、RCAの寿命を縮める振動の原因となる。市場はロボットの更に速い動きを要求し、振動は通常、加速度が高くなるにつれて増大する。この発明の目的は、ヨークジョイントにおいてハーモニック駆動を有し、軸ジョイントにおいて反バックラッシュ手段を有する、振動に影響されにくい強固RCAを提供することである。好ましくは、反バックラッシュは、バネ圧力により強制的に半分に離された2つの部分を有するスプリットギヤリングにより提供される。スパーギヤは、好ましくは、ハーモニック駆動ギヤボックスを介して駆動され、駆動チェーンにおける上流でバックラッシュを削除する。代替反バックラッシュは、スパーギヤおよび関連するモーター、ギヤボックスが、スパーの歯が、ギヤリングの歯に対して押し付けられるように跳ね返されるときに提供される。
ベースアセンブリ
外郭およびCMMベースが相対的に動き、外郭上の応力が、外郭ベースを介してCMMベース上に伝達されないようになることが望ましい。このようにして、CMMの精度は、外郭の動きにより影響されない。また、CMMベースが、1つの強固RCAが別のものと置き換えられたときに、高いアライメント精度を有するように位置することも望ましい。更なる必要条件は、強固RCAの位置決めが容易であることである。また、ベースアセンブリはがたがた動かず、強固で容易には損傷を受けにくいことも望ましい。これらの必要条件の組合せにより、新規のベースアセンブリの発明がなされる。この強固RCAの発明の目的は、外郭およびCMMベースの制限のある相対運動が可能で、位置決めが簡単で、CMM整列が高いアライメント精度を有し、強固であるベースアセンブリを提供することである。この新規のベースが、図6A1、6A2、6A3、6A4を参照してここで開示される。
ここで図6A1を参照すると、ベースアセンブリ1190は、内部CMMアーム5のCMMセグメント1 31と、外郭6の外郭セグメント1 41を備える。外郭セグメント1 41とCMMセグメント1 31は、2つの柔軟ジョイント1191により接続され、それにより、CMMセグメント1 31が、外郭セグメント1 41に対して、少なくとも自由度1で、制限された量だけ動ける。これは、外郭セグメント1 41が上昇すると、CMMセグメント1 31もまた上昇することを意味する。柔軟ジョイント1191は、強固RCA1100の輸送中に、外郭セグメント1 41内でのCMMセグメント1 31のがたつきを回避するために、ゴムまたはフォームのような柔軟材料を含む。外郭セグメント1 41は、6つの突出リムセグメント1193を更に備える。CMMセグメント1 31は、2つの突出ツーリングドエル1194を更に備える。ここで図6A2を参照すると、プレート1192が設けられ、その上に強固RCA1100のベースアセンブリ1190が搭載されている。プレート1192は、6つの溝セグメント1195と、位置穴1196と、位置スロット1197を含む。ここで図6A3を参照すると、ベースアセンブリ1190の幾何学的レイアウトが示されている。6つのリムセグメント1193は、交互に長短セグメントを備える。ここで図6A4を参照すると、プレート1192の幾何学的レイアウトが示されている。6つの溝セグメント1195は、交互に長短セグメントを備える。3つの特有かつ容易に見分けられるマーキング1198がプレート1192上に設けられており、円形、正方形、および三角形を備える。これらの3つの特有なマーキング1198は、これもまたベースアセンブリ1190上の円形、正方形、および三角形(図には示されていない)である整合マーキング1198と整列する。
オペレータは、強固RCA1100を、そのベースアセンブリ1190のリムセグメント1193上で、プレート1192の平坦参照面全体を手動によりスライドする。スライド中、ツーリングドエル1194は、プレート1192の表面を妨害しないように配置される。オペレータは目視により強固RCA1100の位置決めを行い、マーキング1198の2つのセットを、マーキング1198が整合するように整列させる。プレート1192の6つの溝セグメント1195と、位置穴1196と、位置スロット1197は幾何学的に配置されて、ベースアセンブリ1190の6つの突出リムセグメント1193と、2つの突出ツーリングドエル1194を整合させ、それによりベースアセンブリ1190は、整列しているマーキング1198の2つのセットと正しく整列したときは、プレート1192内に沈み込むことができる。リムセグメント1193は、長短セグメントが交互に配置され、それにより、ベースアセンブリ1190のリムセグメント1193が、プレート1192の溝セグメント1195に部分的に位置できなくなり、それにより強固RCA1100は常に、少なくとも3つのセグメント上で支持され、溝セグメント1195内に傾いたり、そこに挟まれたりすることはない。リムセグメント1193は先が細くなっており、そのため、オペレータは、それを溝セグメント1195に滑り落とすためには、強固RCA1100を大雑把に整列させればよい。溝セグメント1195におけるリムセグメント1193は、緩やかな許容誤差があり、典型的には0.25mmであり、それにより、示差熱膨張および加工許容誤差を許容する。ツーリングドエル1194もまた先が細くなっている。強固RCA1100がプレート1192に滑り落ちるとき、ツーリングドエル1194は、別にCMMセグメント1 31をプレート1192内に位置させる。プレート1192内のCMMセグメント1 31の位置は、典型的には約0.025mmと、非常に厳格な許容誤差である。位置スロット1197は、CMMセグメント1 31とプレート1192の間の如何なる示差熱膨張と加工許容誤差をも許容する。プレート1192は強固であり、それにより、外郭セグメント1 41の固定により、プレートにかかるいかなる変動負荷もプレート1192を変形させることはなく、プレート1192に取り付けられたCMMセグメント1 31に重大な影響を与えることもない。プレート1192は、典型的には非常に堅い材料で作られており、厚さもかなりある。典型的な材料としては、100mmの厚さを有する花崗岩がある。すべての整列手段1193、1194、1195、1196、1197に対する許容誤差と、それらのテーパの寸法と、柔軟ジョイント1191の運動は、慎重に制御する必要があり、それにより、外郭セグメント1 41はプレート1192内に沈むことなく、CMMセグメント1 31の位置を固定させることなく、プレート1192上で、その2つのツーリングドエル1194上に静止する。好適な実施形態においては、CMMセグメント1 31と外郭セグメント1 41の間の半径方向の嵌合(fit)は、滑り嵌合(sliding fit)である。
本発明の1つの実施形態はここで開示されるロボットCMMであり、
該可動部材のベースと該可動位置報告装置のベース間の制限された相対運動を可能にし、
手動での位置決めが容易であり、
強固であり、
該可動位置報告装置の高いアライメント精度を有するベースアセンブリを更に備える。
この当業者には、この実施形態が適切なベースアセンブリを提供するための唯一の方法ではなく、本発明の範囲はこの実施形態に制限されることなく、外郭とCMMベースの制限された相対運動を可能にし、容易に位置決めでき、高いCMMアライメント精度を有し、強固であるベースアセンブリを有する如何なる実施形態も含むということは理解されよう。
絶対参照位置
内部CMMアーム5の各エンコーダにおいては正確な測定が行われる。内部CMMアーム5のジョイント上のロータリエンコーダ格子は、典型的に16,384本の線と、1つの参照マークを有している。これは、強固RCA1100が起動されるたびに、参照マークが、リードヘッド内の参照マークセンサを通過するまで、ジョイントを動力により動かさなければならないことを意味する。これは、1つの角度方位においてのみ起こり得、最大360度の相当な動きが必要なこともよくある。この参照運動は時間がかかり、強固RCA1100がアセンブリライン環境におけるように、他の機器に囲まれているときは不便でもある。各ジョイント上に、ポテンショメータのような別の絶対位置フィードバック装置が設けられない限り、自動化される参照に対して、大雑把にさえ各ジョイントの角度を知ることができないという問題がある。ポテンショメータは、製造および保守コストの追加的なソースであり、システムの複雑さを増し、システムの強固さを減少する。動力による参照が間違った方向で行われると、堅いバンプ停止点が衝撃を受ける。従って、技量のあるオペレータに、動力参照を手動で行わせるのが普通である。この強固RCA1100の発明の更なる目的は、自動的かつ迅速に内部CMMアームを、強固RCA1100を実質的に動かすことなく参照する新規の装置および方法を提供することである。
強固RCA1100を実質的に動かすことなく、内部CMMアームを参照するこの新規の装置および方法は、ここで図6B1を参照して開示される。ジョイント1205の一方に搭載されたロータリエンコーダ光学格子1200は、104mmのピッチでの円の直径上に、16,384本のエンコーダ線1202と、362個の参照マーク 1201を備える。ロータリエンコーダ光学格子1200は、直径が108mmであり、ガラスから製造され、一方が、ジョイント1205の他方上に搭載されている4つのリードヘッド186に面している。エンコーダ線1202は、各対の間に20ミクロンの均一な間隔を有している。各参照マーク1201は、エンコーダ線1202上の中央に位置している。参照マーク1201の各対の間には間隔1203がある。2つの隣接する参照マーク1201の間の最小間隔1203は27線であるが、間隔1203が、27線よりも近いと、リードヘッド186上の参照マークセンサは、不正確な結果を与える可能性がある。参照マーク1201は、隣接する参照マーク1201の間のエンコーダ線1202による可変間隔1203に基づいて、コード化されたパターンでロータリエンコーダ光学格子1200上に配置されている。整列、熱的、および光学的要因による誤差を許容するために、間隔1203の任意の隣接対間最小差は、2エンコーダ線1202である。設定マーク1209がロータリエンコーダ光学格子1200上に彫り込まれており、オペレータがジョイント186のアセンブリ中に正確にロータリエンコーダ光学格子1200の方位を決めることを支援する。
図6B2に関し、リスト1204は、ロータリエンコーダ光学格子1200の約360度の周囲に、エンコーダ線1202単位の間隔1203を順に提供するものであり、リスト1204における、27エンコーダ線1202の値を有する最初の間隔1203は、67エンコーダ線1202の値を有する最後の間隔1203と隣接するようになっている。表における間隔1203の合計は16,384であり、これはロータリエンコーダ光学格子1200上のエンコーダ線1202の総計である。隣接する間隔1203の各対は特有である。間隔1203の対の最小距離は27+29=56エンコーダ線1202であり、間隔1203の対の最大距離は57+67=124エンコーダ線1202である。
図6B3に関し、ジョイント1205は起動されると、開始角度1206から、R2,R3,R4と表示されている3つの参照マーク1201が読まれるまで連続する正方向を横切り、一方、この当業者には知られている方法を使用して、エンコーダ線1202をカウントし、3つの連続する参照マーク1201であるR2、R3、R4に対応する、COUNT2、COUNT3、COUNT4で表示される3つのエンコーダ線カウント1207という結果になる。3つのエンコーダ線カウント1207である、COUNT2、COUNT3、COUNT4の間の、エンコーダ線1202でのS2、S3と表示される2つの間隔1203は、減算S2=COUNT3−COUNT2と、S3=COUNT4−COUNT3により得られる。隣接する間隔1203であるS2、S3のこの対は、リスト1204上の特有な位置に位置している。この位置により、ジョイント1205の参照に対して、ジョイント1205を更に動かすことなく十分な情報が提供される。参照の間の、エンコーダ線1202での、ジョイント1205の動きの角度弧1208「A」は、2つの間隔1203であるS2、S3の合計に、間隔1203のS1のほとんどと、加速および減速に対する少量を加算したものである。この角度弧1208Aは、第1参照マーク1201のR2に遭遇したときに方向を変更し、2つの間隔1203であるS1、S0上を後退させることにより、2つの間隔1203に減少できる。参照中の、最大正角度と最大負角度の間の減少された角度弧1208「B」は、1度から3度であり、ロータリエンコーダ光学格子1200上の開始角度1206の位置に依存する。
この発明の範囲はこの実施形態に制限されず、自動的かつ迅速に、強固RCA1100の実質的な動きなしに、内部CMMアームを参照する強固RCA1100のすべての実施形態を含む。例えば、角度弧1208は、1度をかなり下回っても、3度をかなり上回ってもよい。参照マーク読込みの不正確さを回避するためのエンコーダ線1202の最小間隔は、27よりも少なくても多くてもよい。パターンにおけるエンコーダ線の増分は1であっても2を超えてもよい。ロータリエンコーダ光学格子1200は、16,384本よりも少ないまたは多い線を有することもできる。リードヘッド186の数は、1つでも2つでも、また2つを超えてもよい。参照に必要な間隔1203の数は、1または2を超えてもよい。参照に必要な間隔1203の数が1の場合は、リスト1204における各間隔1203は、特有な整数のエンコーダ線1202となる。参照マーク間隔1203のリスト1204は、この分野に精通した者により、この発明の如何なる有効な実施形態にも適合するように生成できる。リスト1204は、この分野に精通した者により、リスト1204により定義された参照マーク1201に対する適切な間隔1203を有する、互換性あるロータリエンコーダ光学格子1200を製造するためのマスクを設計するために使用できる。
ここで図6B4に関し、強固RCA1100の内部CMMアーム5のジョイント1205を参照する方法が提供される。第1ステップ1210において、ジョイント1205は、参照マーク1201の位置が突き止められるまで回転される。第2ステップ1211において、第1参照マークのカウントはCOUNT1として格納される。第3ステップ1212において、ジョイント1205は、第2参照マーク1201の位置が突き止められるまで回転される。ジョイント1205は、隣接参照マーク1201の位置が突き止められるまで回転される。第4ステップ1213において、第2参照マークのカウントはCOUNT2として格納される。第5ステップ1214において、2つの参照マーク1201の間の間隔1203は、間隔=COUNT2−COUNT1として計算される。第6ステップにおいて、リスト1204上の間隔1203を探して、ロータリエンコーダ光学格子1200の参照場所を与える。
本発明の範囲はこの方法には制限されず、自動的かつ迅速に、強固RCA1100の実質的な動きなしに、内部CMMアームを参照するすべての方法を含む。例えば、位置を突き止められる参照マーク1201の数は、3つまたはそれを超えてもよく、計算された間隔1203は、2つまたはそれを超えてもよい。参照マーク1201の位置を突き止めるために使用されるリードヘッド186の数は、角度弧1208を削減し、従って、参照中に強固RCA1100の運動による衝突の危険性を削減するために、2つまたはそれを超えてもよい。強固RCA1100の各ジョイント1205の参照は、他のジョイントに対していつでも開始でき、最も時間効率のよい方法は、同時にすべてのジョイント1205を参照することである。参照はすべて1方向であってもよく、または方向の変更があってもよい。各ジョイント1205は、オペレータが設定可能な検索方向を有することができ、その方向においてオペレータは、運動方向を、衝突を起こす可能性が最も少ないように設定する。ジョイント1205の参照中にバンプ停止点が衝撃を受けると、その工程は停止し、それに続いて新しい工程が、他の方向で参照マーク1201を見つけることができる。
本発明の1つの実施形態はここで開示されるようなRCA1100であって、多数の参照マークを、該参照マーク間の可変間隔で格子上に備えるジョイント参照手段を更に備える。
本発明の別の実施形態はここで開示されるような、RCA1100のジョイントを参照する方法であって、
複数の参照マークの位置を突き止めるステップと、
該参照マークのそれぞれの位置を、その隣接する参照マークの位置に関して減算して、該参照マークの間の1つまたは2つ以上の間隔を決定するステップと、
リストにおいて該1つまたは2つ以上の間隔を探して、該ジョイントを参照するステップと、を含む。
熱安定性内部CMMアーム
強固RCA1100の精度を、モーター動力出力およびアーム方位における変化に伴って見られる変動する熱的条件のもとで、より安定させることは本発明の目的である。内部CMMアーム5は典型的には、小さな熱膨張係数を有し、アルミニウムから製造されたいくつかのジョイントによりリンクされた3つのカーボンファイバチューブを備える。アルミニウムは相対的に高い熱膨張係数を有しており、そのため、各アルミニウム構成要素に対して2つの問題を引き起こす。(a)温度によるその膨張は、測定して補正しなければならない。(b)熱膨張中の曲がりおよび捩れを解消するために、熱的に対称に設計し製造しなければならない。内部CMMアーム5のベースと先端の間のアルミニウムの距離は600mmもあり、温度が15℃変化すると、アームを0.2mm膨張させる。アルミニウムは典型的には、下記の領域に存在し、各領域におけるアーム長のアルミニウムの百分率を括弧内に示している。ベース(5%)、ショルダージョイント(32%)、エルボージョイント(24%)、リストジョイント(20%)、およびプローブ端モジュール(19%)である。それぞれが異なる熱膨張/収縮特性を有するカーボンファイバーの異なる層が組み合わされると、全体の効果により、相当な温度変化による長さの変化をほとんどゼロにしてしまうことができる。この技術は、チューブのような対称対象物に対して確立されている。
強固RCA1100の実施形態が開示され、そこにおいては、ベース(5%)およびプローブ端モジュール(19%)におけるアルミニウムのほとんどが、対称カーボンファイバー構造により置き換えられている。アルミニウム長の残りの76%は、ショルダー、エルボー、およびリストにおける3つの非対称ヨーク内である。3つのヨーク内のアルミニウム長のほとんどは、現在は鋳造アルミニウムにより製造されている6つの構成要素により説明される。この強固RCA1100発明の更なる実施形態においては、これらの6つの構成要素は、カーボンファイバーの層を使用して、鋳型に収められている。鋳型の形状および層の組合せは、熱膨張を最小にし、剛性を最大にするように注意深く設計される。これは、内部CMMアーム5の長さのほぼ100%が、熱的に中性の材料で構成されることを意味する。
無限ジョイント
強固RCA1100の幅広い手動による起動を目標とする、この発明のこの実施形態においては、軸ジョイントの1つ以上に、制限のない無限回転を提供することができ、この無限回転において筐体ケーブルは、トレードに精通した者には知られている方法で、ジョイントにおける無限回転コンタクトリングを介して信号を送る。軸ジョイントの無限回転による強固RCA1100の手動の起動により、アームは使い易くなる。更なる実施形態においては、光学エミッターとレシーバを、無限回転ジョイントの中心において対にすることができ、任意の軸方位においてお互いにエミッターおよびレシーバと操作可能であり、データは高帯域でそこを通して送ることができる。
本発明の第2主要実施形態は、複雑でなく、オペレータの疲労もなく、出力データにおいて、精度の一貫性あるレベルを維持しながら、容易に手動で操作できるRCAに関する。
第2実施形態の上記の記載においては、そのような強化された手動制御を有するRCA1は図10の装置が参照により記載されている。しかし、その記載はこの実施形態に制限されない。RCA1は他の要素を含むことができる。本発明の強化された手動制御を有するRCAは、例えば、第2実施形態に従って適合され、図7に記載された、上述の強固RCA1100であってもよい。それは、それにより、ロボットが、図11に示すような外郭の構成となるRCAであってもよい。このように、下記に記載するRCA1は、上述した強固RCA1100と、図11で記載された外郭RCA17とを有する任意のRCAのことであり、この技術で知られているRCAを含む。
図10に関し、強化された手動制御を有するRCA1は、典型的RCAを備える。そのような典型的RCAは、ロボット14、つまり、ジョイント16により接続された、2つ以上のリンク8を備える1つの可動部材を備え、そのロボットの運動は、サーボまたは油圧構成要素のような機構手段により動力が与えられる。ロボット14は、普通はベース11を介して床の上に設置される。ロボット14はこの技術ではよく知られている。典型的RCAの第2要素は、CMMアーム2、つまり、介在ジョイント15により接続された2つ以上のリンク7を備える可動位置報告装置である。CMMアーム2は、ベース10を介して床上に設置できる。上記で既に説明したように、CMMアーム2は、非常に高い精度でプローブ端12の位置を計算できる。CMMは、プローブ端12にプローブ90を設けることができる。CMMアーム2は、この技術ではよく知られている。典型的RCAの第3要素は伝達手段9であり、ロボットリンク8の運動を、CMMアーム2の対応するリンク7へ伝達する。RCAを形成するロボット14、CMMアーム2、および伝達手段9の構成は、よく知られている。
図11もまた、強化された手動制御を有するRCA17を示している。それは、図10に対して上記に記載され、同じ参照符号を有するそのような典型的RCA構成要素を特徴とするが、ロボット14は、内部CMMアーム2の周りの外郭として設置される。従って、可動部材は、内部CMMアーム2を取り囲み、伝達手段9を介して内部CMMアーム2を操作してそれが測定を行えるようにするロボット外郭14である。ロボット外郭と内部CMMアームは、ベース10、11において強固に取り付けることができる。ロボット外郭と内部CMMアームは、同じジョイント軸方位およびジョイント中心を有する。外郭RCAの構成はよく知られている。
本発明の第2実施形態は上記に記載したようなRCA1に関し、触覚モードで操作できる。RCA1は、オペレータがそれを放したときに、空間におけるその位置を維持しながら、オペレータはそれがほとんど重さがないように扱うことができる。オペレータの手からの力によりRCA1のプローブ端12を操作する。力はセンサにより読み込まれ、センサは運動方向を決定し、オプションとしてアームの速度も決定し、抵抗および/またはモーメントによりオペレータにフィードバックすることができる。オペレータの手からの力は、CMMアームに直接力またはモーメントをまったく加えない。例えば、強固RCA1100は、最小の力およびトルクしか内部CMMアームに加わらない環境において、ロボット外郭6に置かれた内部CMMアーム5上への直接の、いかなる大きさの力またはモーメントも受けることはない。これは、手動操作によってはRCA構造に歪みを与えることはないので、操作のそのような強化された、触覚モードを有するRCAは、等価の手動CMMアームよりも、より精度が高いことを意味する。更に、触覚モードは、ボタンパッドまたはジョイスティックのようなボタンインタフェースでは得ることのできなかった、正確な制御を達成するための、オペレータの手およびグリップの自然の運動を利用する。
従来の直交系CMMの手動制御は、いくつかの理由により広くは使用されていない。その理由とは、(a)従来の直交CMMは、普通は、大きな花崗岩のテーブルを使用し、それが、対象物のすべての側面に近接する領域へのオペレータのアクセスの邪魔になるからであり、(b)従来の直交系CMMは、慣性が大きく自然には扱えないからである。オペレータがRCAを手動で操作することが自然であり、数千もの多数のCMMアームのオペレータがそのような自然な技術に慣れ、それが動力によるツールのように、RCAを直感的に手動で操作することを体得できるようにすることは本発明の目的である。
本発明の1つの実施形態は、触覚モードで、プローブ端12、1000を平行移動および/または回転するように構成された、ロボット座標測定機械、つまりCMMアームに関する。
制御の触覚モードを有するRCA1は、下記に記載される1つ以上の特徴を有することができる。
感知ハンドル
手動CMMアームは、典型的には、一方の手でCMMアームのリストを握り、他方の手でCMMアームのエルボーに向かう更に上部をグリップすることにより手動で操作される。7軸アームは、しばしばリストにおいてハンドルが設けられ、オペレータによるアームの制御を支援する。他の手は2つの機能を有する。1つは、重力に対してアームの残りの部分を支持することであり、オペレータが手動CMMアームを放すと、それは落下する。第2の機能は、ショルダーとリストが固定された位置の間で、可能な位置を通る弧上の好適な位置へエルボーを動かすことである。
本発明の1つの実施形態はここで記載されるようなRCA1であり、触覚制御のために、オペレータの手動圧を受け取るための感知ハンドル1170を更に備える。感知ハンドルは、自由度(DOF)6の感知ハンドルであってよい。それは、ロボットアームとプローブ端の間のリストに位置する。更に、エルボーにおいて、またはそこに向けて、2つの対向するボタンもまたあってもよい。DOF6の感知ハンドルは、RCA制御システムに対して、完全な平行移動および回転命令を与える。2つの対向ボタンにより、エルボーが時計方向にまたは反時計方向に運動するか、または、ボタンが押されない場合である相対的位置を維持するかを信号で送ることができる。リストにおける感知ハンドルの配置、およびエルボーに向けてのボタンのセットの配置は、手動の7軸CMMアームを両手で制御する配置に類似しており、このため、訓練されたオペレータは、手動CMMアームから、本発明のRCAへ、必要以上の努力をすることなく容易に移ることができる。
図10を参照すると、本発明のRCA1は、最終ジョイント13または最終軸の後ろで、ロボットアーム14上に搭載される感知ハンドル1170を有することができる。それは好ましくは強固に搭載される。
図7は、最終軸の後ろで、リストにおいて強固に搭載された感知ハンドル1170と、外郭セグメント5 45の反対側に搭載された2つのエルボーボタン1178が配置された強固RCA1100の構成を示している。
ここで図8を参照すると、感知ハンドル1170は、ステム1171とグリップ1172を有してよく、グリップ1172は、ステム1171とグリップ1172の間に、グリップ1172が、ステム1171に対して柔軟な方法で、自由度6で自由に動けるように3つの柔軟トランスファ1173を有している。X長センサ1174とY長センサ1175は、上部柔軟トランスファ1173と下部柔軟トランスファ1173に埋め込むことができる。Z剪断センサ1176と捩れ剪断センサ1177は、中間柔軟トランスファ1173内に埋め込まれている。これらの6つのセンサ1173−1176は、自由度6の誘導情報をRCAの制御部へ提供するためには十分である。センサ1173−1176は、応力ゲージまたは任意の類似感知構成要素であってよい。オペレータがグリップ1172を握ったときの、オペレータにより加えられる手動力のX、Y、Z、ヨー、ピッチ、およびロール成分は、この当業者にはよく知られた方法を使用して、6つのセンサ信号から分解される。グリップ1172が握られていないときのセンサ出力の中立位置は、重力に対して、すべての方位で較正できる。応力ゲージは、オペレータにより加えられた応力X、Y、Z、ヨー、ピッチ、およびロール成分の大きさを検出し、より高い応力が、構成要素の、より速い、所望の相対運動に対応する。改善された実施形態においては、エルボーボタン1178が、エルボーのより速い、所望の相対運動に対応するより高い圧力による、オペレータの手動圧の大きさを検出できる。別の改善された実施形態においては、ボタン1178は、感知ハンドル1170上に位置してよく、オペレータは片手でRCAを操作できる。
RCA手動制御
図9を参照すると、RCA手動(触覚)制御システム1180は、8つのセンサ1174−1178からベクトルジェネレータ1181への入力を備えることができ、ベクトルジェネレータ1181は、感知ハンドル1170およびオプションのエルボーボタン1178上のオペレータの手動圧により提供されるRCAの運動に関する大きさと所望の方向に対応するベクトル1183を生成する。ベクトルジェネレータ1181により生成されたベクトル1183は、経路ジェネレータ1182に入力し、経路ジェネレータ1182もまた、外部ループ1162から、強固CMMアーム1100の現在位置と方位を受け取る。経路ジェネレータ1182は、外部ループ1162に対して新しいターゲット1161を生成する。経路ジェネレータ1182は、下記を含む種々のパラメータを備える。
a)ジョイントにおける最大角速度
b)ジョイントにおける最大角加速度
c)力が除去されたときの設定角減速度
d)アーム運動機構
e)計測アプリケーション
手動操作中、RCA手動制御1180は、関連する速度およびエネルギーを削減することにより安全性を高めるために速度制限を組み込むことができる。ケーブル上の緊急ボタンまたは手動操作用ボタンは、起動中のRCAを瞬時に停止する。計測アプリケーションによっては、経路ジェネレータ1182は、直線状で、および/または一定速度を有する経路を生成できる。
パネルおよび力センサ
この第2実施形態の代替においては、RCA1の外部表面の多くは、CMMまたはロボットアームに、複数のアナログ力センサを介して搭載されたパネルで覆われている。RCAが強固RCA1100の場合は、パネルは外郭6に搭載され、パネルはその基盤となるロボット外郭と類似した形状をしている。または、パネルは、人間工学的、美的、機能的、または他の必要性に適合するような形状にすることができる。パネルは異なるサイズおよび形状であるが、2つのパネルが同一で、単一のツールを使用してそれを製造でき、それによりコストを下げるようにRCA1を設計することも可能である。各パネルは典型的には、CMMアーム、ロボット、またはロボット外郭6に、1つから4つの力センサおよび多数の剛性取付け器具により取り付けられる。各センサは1つ以上の方向で加えられた力を感知する。RCA1に対してのパネルの実際の動きは少なく、これによりオペレータに対しては、RCA1は剛性であるとの感じを与える。全体として、パネルはRCAの表面領域の約80%を覆う。RCAパネルは、RCA1のプローブ端3に取り付けられたすべてのプローブまたはツールを除いて、RCAの可動部分の多くを効果的に覆う。パネルは軽量であり、それにより、重力に対してのロボットの加速またはパネルの方位の変化が、オペレータの手からの相対的に大きい力と比較して無視できる。パネルはRCAのほとんどを覆い、いかなる衝突も、手動誘導として触覚制御ループにより処理され、それにより、アームを後退または少なくとも停止させることにより衝撃を削減する。
RCA1のこの実施形態もまた、自動モードで作動できる。RCA1の表面領域のほとんどを覆うパネルを設けることにより、RCA1の安全性が高められる。RCA1が、プログラムされた経路に従って、または適合的に経路を生成しながら自動運転で正常に機能しているときに、人間がアーム動作のボリュームに入り込むと、アームが人間にぶつかることがある。人間と接触すると、RCAパネル上の力は増大して、RCA1はこれに応答して元の方向での運動を停止し、パネル上の力をゼロにするように遠ざける。オペレータが捕捉されても、オペレータは単にRCA1を押しやることができる。RCA1が機能不良を起こしてオペレータに何かがぶつかる場合は、この発明に適用できるいくつかの追加的安全モードがある。第1に、アームは軽量で柔らかいパネルに覆われていて、それにより衝突による損傷を削減できる。第2に、物理的にスリップできる機械的クラッチを設けることにより、オペレータが依然として捕捉されている場合に、オペレータに加えられる力の量を制限できる。第3に、モーター制御システムにおける後に続くエラーの急激な増大は、制御ループで検出でき、アームの動きに対して停止をトリガし、モーターに対してはデフォルトの制動が適用される。第4に、モーター制御システムにおける動力要求の急激な増加は、制御ループにおいて検出でき、アームの動きに対して停止をトリガし、モーターに対してはデフォルトの制動が適用される。RCAが強固RCA1100の場合は、内部CMMアームは衝突の際は、ロボット外郭とパネルにより保護される。ロボット外郭とスキンもまた、完全にまたは部分的に、強固RCA1100に取り付けられた繊細なプローブをすべて保護する。RCA手動制御1180における衝突応答および既に開示された機能不良応答は、強固RCA1100と、光学プローブ91に対して更なる保護を提供する。光学プローブ91は、衝突およびその結果としての損傷、または精度が落ちることから保護される。ほとんどの衝突は、RCA1またはそのプローブ(例えば、光学プローブ91)の再較正を必要としない。
スキン
この第2実施形態の代替実施形態においては、パネルはオペレータの手により加えられる力およびモーメントを感知でき、その力とモーメントをRCA手動制御1180に通信できる接触感知スキンと置き換えることができる。スキンは、RCA1の表面領域のすべてまたはその多くを覆う。スキンは、特別な表面感触または色により、RCA1の表面の残りの部分から区別できる。
オペレータはRCA1を、Faro Technologies and Romerにより製造された手動CMMアームと同様な方法で維持および操作できる。RCA1のスキンは、オペレータにより作用されると人間の操作の意図をRCA1手動(触覚)制御1180に提供する、複数の力センサを備えることができる。RCA1手動制御1180は、7ジョイントへの駆動システムを起動することにより、その意図への触覚応答を提供する。手動接触に対するRCA1の触覚的行動は、それが、手動CMMアームに類似した応答により手動で使用できることを意味するが、関連する努力の利点がかなり削減される。
ナッジバー
この第2実施形態に対する更なる実施形態においては、RCA1上(例えば、強固RCA1100のロボット外郭上)に適切に位置され、オペレータの手により加えられた力とモーメントを感知でき、その力とモーメントをRCA1手動(触覚)制御1180に通信できる、オペレータが手でアクセスする多数のナッジバーが設けられる。この第2実施形態に対する代替実施形態においては、RCA1上に適切に位置され、オペレータの手により加えられた力とモーメントを感知でき、その力とモーメントをRCA手動制御1180に通信できる、オペレータが手でアクセスする多数のジョイスティックが設けられる。感知装置は、ロボット外部(例えば、強固RCA1100のロボット外郭)上に設置され、操作中にCMMアーム(または強固RCA1100の内部CMMアーム)へ加えられる力とモーメントを最小にすることは好ましいが、感知装置は、RCA1のいずれの部分にも設置できる。
コンタクトプローブ衝突、データ化および測定
本発明の1つの実施形態はここで記載されるようなRCA1であって、コンタクトプローブを更に備え、コンタクトまたは力が該プローブに加えられたときにRCA1を減速するように構成される。RCA1に嵌合されるコンタクトプローブは、接触トリガプローブ92であってよく、または、その先端に加えられるいかなるコンタクトおよび/または力を、RCA手動制御1180に対して信号として送るプローブ90の他の形態が好ましい。接触トリガプローブ92からコンタクト信号を受け取ると、RCA手動制御1180は、強固RCA1100を急速に停止させるために減速できる。更なる動作は、次のような選択された操作の手動モードにより自動的である。
(a)プローブ92を表面から後退させる
(b)円錐形状の位置を測定するために、自動プロービングサイクルを開始する
(c)球体の中心を測定するために、自動プロービングサイクルを開始する
(d)平面を測定するために、自動プロービングサイクルを開始する。
RCA手動制御1180におけるこのコンタクトプローブ機能は、接触トリガプローブ92を使用する標準測定サイクルと、衝突の場合の両者において有効である。もっとも精度のよい測定は、制御された方法で行われる。プローブの先端は、最初対象物に高速度で衝突するが、穏やかなアプローチが続く後退工程により、正確な表示が可能になる。
点走査プローブ測定
RCA手動制御1180に対する新規のコンタクト走査自由度6モードがここに開示され、そこにおいて、対象物の表面といったん接触した接触力走査プローブ99は、RCAがオペレータにより手動で誘導される間、対象物の表面に沿う経路を詳細に示すことができる。オペレータは、アームを手動で誘導することにより、RCA手動制御1180に、運動する概略方向を提供する。RCA手動制御1180はまた、接触力走査プローブ99からの入力を受け取る。RCA手動制御1180は、RCA1の物理的制限が与えられれば、対象物の表面との、接触力走査プローブ99のほぼ理想的な接触および方位を維持しながら、オペレータにより所望された概略方向における経路を生成する。そのような経路は、後で走査される表面領域の境界を詳細に示すために使用できる。いったん境界が定義されると、走査プログラムは自動的に生成され実行される。このように、本発明の1つの実施形態はここで開示されるようなRCA1であって、コンタクトプローブを更に備え、接触または力が該プローブに加えられると、1回以上の測定を自動的に実行するように構成される。
当業者には理解されるように、類似の非接触点走査自由度6制御ループが、Wolf & Beck(ドイツ)によるレーザー走査点プローブのような、非接触点プローブとの使用のためにここで開示される。新規の自由度6制御ループは、ここで開示された装置に制限されることなく、一般的に適用可能である。
応答パラメータ
本発明の1つの形態によれば、ここで開示されるRCA1は、RCA1の応答を、オペレータの好みに適合させる応答手段を更に備える。本発明の1つの形態によれば、オペレータは、RCA1の応答をオペレータの好みに適合させる応答パラメータを調整できる。応答パラメータは、応答手段により使用され、RCAの応答を適合させる。RCA1手動制御1180により使用される応答パラメータは、応答規則の適用比率を調整できる。応答パラメータは、RCAユーザーインタフェースにより調整される。応答パラメータを高く設定すると、RCA1は、オペレータには非常に軽量で、パネルを押すオペレータの手によく反応するように見える。応答パラメータを低く設定すると、RCA1は、オペレータには、パネルを操作するオペレータの手に対する応答において大きな慣性と、低加速度を有しているように見える。6−7軸RCAにおいては、オペレータに対して、多数の異なる応答パラメータが提供され、それによりオペレータは、RCAの応答を、オペレータが所望する応答に合わせるための多数の異なる方法で設定できるということは理解されよう。例えば、プローブ端における軸は高い応答を有するように設定でき、ベース端に向かう軸は低い応答を有するように設定できる。本発明は、応答パラメータがどのように指定でき、RCA手動制御1180内でどのように実現できるかをいかなる意味でも制限しない。この実施形態の更なる形態は、多数の応答パラメータに対してオペレータにより設定される設定が、設定ファイルに保存されるということである。この実施形態の更なる形態は、多数の異なる設定ファイルがRCAの供給者により提供され、オペレータはそれらの間で選択できるということである。オペレータは1つの設定から他の設定に変更できる。オペレータにとって好ましい設定ファイルは設定することができ、オペレータがログオンするときに自動的に呼び出すことができる。供給された設定ファイルの1つ以上を、操作における努力を最小にしたいと所望することにより課せられるかなりの拘束において、手動CMMアームの扱いに類似する応答をする手動CMMアームの使用に慣れているオペレータに対して特別に設定することができる。
ソフトサーボ動作
この第2実施形態の代替実施形態においては、ソフトサーボ動作が提供され、そこにおいて、RCAは、それを押す人間の方向に動くように構成される。
この第3実施形態においては、マスター強固RCA1100はオペレータにより手動で操作され、スレーブ強固RCA1100を遠隔操作する。この第3実施形態は、危険な環境における測定のような操作に特に適用できる。この第3実施形態の目的は、強固RCA1100の発明が触覚モードで操作可能で、それによりマスター強固RCA1100によるスレーブ強固RCA1100の遠隔操作が、スレーブ強固RCA1100からマスター強固RCA1100への触覚フィードバックを伴って起こるということである。マスター強固RCA1100が、スレーブ強固RCA1100と類似の軸配置を有することは好ましい。2つの強固RCA1100は、寸法またはいかなる他の機能においても同一である必要はない。この第3実施形態の更なる目的は、如何なる適切な遠隔操作装置も、スレーブ強固RCA1100を遠隔操作するマスター装置として使用できるということであり、例えば、手動CMMアームをマスター装置として使用でき、オペレータの意図を感知し、それに応答する力センサを有するロボットを、マスター装置として使用できる。
本発明の実施形態が、例としての目的のみのために、付随する図面を参照して記載される。
図1は、強固RCAにおけるシールされたボリュームの模式図である。アームは断面ブロックで描かれている。 図2は、大きな異物の侵入を防止する装置の図である。装置は、ボリュームと外郭の断面を示している。 図3は、モーターポッドの断面を示す断面図である。 図4は、平面図における単一の外部シールされたボリュームを有する強固RCAの模式図である。 図5は、強固RCAに対する、ルーター付きイーサネット(登録商標)システムの模式図である。 図6は、強固RCAに対する、制御アーキテクチャの模式図である。 図6A1は、ベースアセンブリの断面を示す断面図である。図6A2は、プレートの断面を示す断面図である。図6A3は、ベースアセンブリのベースの断面を示す模式図である。図6A4は、平面図におけるプレートの模式図である。 図6B1は、平面図における複数の参照マークを有する格子の模式図である。 図6B2は、参照マーク間隔のリストである。 図6B3は、参照運動を示す格子の一部の直線図である。 図6B4は、参照工程のフロー図である。 図7は、感知ハンドルとエルボーボタンを有する強固RCAの三次元表現である。 図8は、感知ハンドルの三次元表現である。 図9は、強固RCAに対する手動制御アーキテクチャの模式図である。 図10は、感知ハンドルが設けられたRCAの模式図である。 図11は、感知ハンドルが設けられた、ロボット外郭を有するRCAの模式図である。
符号の説明
1 RCA
2 アーム
7 リンク
8 リンク
9 伝達手段
10 ベース
11 ベース
12 プローブ端
13 最終ジョイント
14 ロボット外郭
15 介在ジョイント
16 ジョイント
17 RCA
31 CMMセグメント1
41 外郭セグメント1
90 プローブ
151 PCラップトップ
153 ペンダント
172 制御PCB
173 ジョイントPCB
175 増幅器
176 モーター/ギヤボックス
177 ブレーキ
178 CMMエンコーダ
179 モーターエンコーダ
186 リードヘッド
196 カメラ
200 外部ネットワーク
393 増幅器
396 スイッチ
397 ルーター
639 ジョイスティック
846 手動ブレーキリリースシステム
1000 プローブ端モジュールシールドボリューム
1100 強固RCA
1008 スパ−ギヤ
1101 ベースシールドボリューム
1102 CMMアームボリューム
1103 CMMアームシールドボリューム
1103 CMM下部リムボリューム
1104 CMMアームシールドボリューム
1111 外郭ボリューム
1112 外郭シールドボリューム
1113 外郭ジョイント3ボリューム
1114 外郭シールドボリューム
1115 外郭シールドボリューム
1116 外郭シールドボリューム
1121 ベース内部開口部
1122 制御パネル
1123 ベース鋳造部品
1124 柔軟偏向器
1125 エントランスギャップ
1126 ポッド
1131 伝達シールドボリューム
1132 伝達シールドボリューム
1140 強固RCAシールドボリューム
1150 反バックラッシュアセンブリ
1160 システム
1161 ターゲット
1162 外部制御ループ
1163 内部制御ループ
1170 感知ハンドル
1171 ステム
1172 グリップ
1173 柔軟トランスファ
1174 X長センサ
1175 Y長センサ
1176 Z剪断センサ
1177 捩れ剪断センサ
1178 ボタン
1180 RCA手動(触覚)制御システム
1181 ベクトルジェネレータ
1182 経路ジェネレータ
1183 ベクトル
1190 ベースアセンブリ
1191 柔軟ジョイント
1192 プレート
1193 リムセグメント
1194 ツーリングドエル
1195 溝セグメント
1196 位置穴
1197 位置スロット
1198 マーキング
1200 ロータリエンコーダ光学格子
1201 参照マーク
1202 エンコーダ線
1203 間隔
1204 リスト
1205 ジョイント
1206 開始角度
1207 エンコーダ線カウント
1208 角度弧
1209 設定マーク

Claims (31)

  1. ロボット(14)と、座標測定機械、CMM、アーム(2)と伝達手段(9)を備え、プローブ端(12、1000)を触覚モードで平行移動および/または回転させるように構成されているロボット座標測定機械アーム、RCA(1、17、1100)。
  2. 触覚制御のために、オペレータの手動圧を受け取る感知ハンドル(1170)を更に備える請求項1に記載のRCA。
  3. 前記感知ハンドル(1170)は、最終ジョイント(13)の後で、ロボットアーム(14)に取り付けられる請求項2に記載のRCA。
  4. 感知ハンドルは、ステム(1171)とグリップ(1172)を備え、グリップ(1172)は、ステム(1171)とグリップ(1172)の間に、グリップ(1172)がステムに対して柔軟な方法で、自由度6で自由に動けるように3つの柔軟トランスファ(1183)を有する請求項2または3に記載のRCA。
  5. X長センサ(1174)およびY長センサ(1175)は上部柔軟トランスファ(1173)および下部柔軟トランスファ(1173)に埋め込まれており、Z剪断センサ(1176)および捩れ剪断センサ(1177)は中間柔軟トランスファ(1173)に埋め込まれている請求項4に記載のRCA。
  6. エルボーにおいて、またはエルボーに向けて2つの対向するボタン(1178)を更に備え、アームのエルボーを時計方向または反時計方向に回転させるように構成されている請求項1〜5のいずれかに記載のRCA。
  7. コンタクトプローブを更に備え、前記プローブに接触または力が加えられたときは、RCAを減速するように構成されている請求項1〜6のいずれかに記載のRCA。
  8. コンタクトプローブを更に備え、前記プローブに接触または力が加えられたときは、1回以上の測定を自動的に実行するように構成されている請求項1〜6のいずれかに記載のRCA。
  9. 接触力走査プローブを更に備え、RCAは、前記走査プローブと走査されている対象物の間のほぼ理想的な接触および方位を維持するように構成され、一方、オペレータは手動でアームを導くことによりRCAを動かす概略方向を提供する請求項1〜7のいずれかに記載のRCA。
  10. RCAの応答を、オペレータの好みに適合させる応答手段を備える請求項1〜8のいずれかに記載のRCA。
  11. 前記応答手段はRCAの応答を、軽量で、かつオペレータのアームを操作する手に応答するように適合させる請求項9に記載のRCA。
  12. 前記応答手段はRCAの応答を、オペレータのアームを操作する手に対して高い慣性および低加速度を有するように適合させる請求項9に記載のRCA。
  13. 可動部材と、
    可動位置報告装置と、
    前記可動部材と、前記可動位置報告装置の両者に接触する伝達手段と、を備え、
    流体および固体対象物の有害な侵入からシールされているRCA。
  14. 前記可動部材は、複数の、リンクされ、シールされたボリュームを更に備え、前記可動位置報告装置は、複数の、リンクされ、シールされたボリュームを更に備え、それにより、流体および小粒子が、前記可動部材と、前記位置報告装置の間を通過できる請求項13に記載のRCA。
  15. 各シールされたボリュームは、少なくとも最小保護等級にシールされている請求項14に記載のRCA。
  16. エントランスギャップ制限手段(1124)を更に備え、前記可動部材と、前記可動位置報告装置の間において、損傷を与えるのに十分な大きさの異物の侵入は、前記エントランスギャップ制限手段により防止される請求項13〜15のいずれかに記載のRCA。
  17. 前記可動部材と、前記可動位置報告装置の間への侵入を許可される異物の最大サイズは、前記可動部材と、前記可動位置報告装置がお互いに対して動くときの、前記可動部材と、前記可動位置報告装置の最小ギャップよりも小さい請求項16に記載のRCA。
  18. 少なくとも1つのモーターポッド(pod)手段を更に備える請求項13〜17のいずれかに記載のRCA。
  19. 内部イーサネット(登録商標)システムと、外部イーサネット(登録商標)システムと、前記内部イーサネット(登録商標)システムおよび前記外部イーサネット(登録商標)システムの間のゲートウェイと、を更に備える請求項13〜18のいずれかに記載のRCA。
  20. 外部位置制御ループと内部速度制御ループを更に備える請求項13〜19のいずれかに記載のRCA。
  21. 前記可動部材上のエンコーダと、前記可動位置報告装置上のエンコーダと、前記可動位置報告装置上の前記エンコーダから、コントローラの位置制御ループへ入力される高いゲインと、前記可動部材上の前記エンコーダから、前記コントローラの速度および加速度制御ループへ入力される高いゲインに特徴付けられる前記コントローラを更に備える請求項20に記載のRCA。
  22. 前記可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングを更に備え、前記少なくとも1対のベアリングは、較正されて較正データを生成し、前記較正データは、測定精度を高めるために使用される請求項13〜21のいずれかに記載のRCA。
  23. 前記可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングを更に備え、前記少なくとも1対のベアリングは、較正されて較正データを生成し、前記較正データは、パス追尾の精度を高めるために使用される請求項13〜21のいずれかに記載のRCA。
  24. 前記可動位置報告装置は、少なくとも1対のベアリングと、各ベアリングの振れを測定するために配置される複数の変位センサと、を更に備える請求項13〜21に記載のRCA。
  25. 遠隔操作手段により、手動または非手動RCAであってよい第2装置に接続される請求項1〜24のいずれかに記載のRCA。
  26. ベースアセンブリを更に備え、ベースアセンブリは、
    前記可動部材のベースと、前記可動位置報告装置のベースの間における制限された相対運動を可能にし、
    手動で位置を決めることが容易であり、
    強固であり、
    前記可動位置報告装置の整列が高いアライメント精度を有している請求項13〜25のいずれかに記載のRCA。
  27. 多数の参照マークを、前記参照マーク間で可変の間隔を有する格子上に備える、ジョイント参照手段を更に備える請求項13〜26のいずれかに記載のRCA。
  28. 前記RCAは請求項13〜27のいずれかに記載された通りである請求項1〜12のいずれかに記載のRCA。
  29. 前記RCAはロボット外郭を備える請求項1〜28のいずれかに記載のRCA。
  30. ジョイントを参照する方法であって、
    複数の参照マークの位置を突き止めるステップと、
    前記参照マークのそれぞれの位置を、その隣接する参照マーク位置に関して減算して、前記参照マーク間の1つ以上の間隔を決定するステップと、
    リスト内で前記1つ以上の間隔を探して、前記ジョイントを参照するステップと、を含む方法。
  31. RCAを制御するシステムであって、各軸に対して外部制御ループと内部制御ループを備え、それにより、
    該外部制御ループは、RCAジョイント上のロータリエンコーダから角度位置フィードバックを受け取り、
    該外部制御ループは、各軸の内部制御ループに要求速度を提供し、
    該内部制御ループは、外部制御ループと、モーターエンコーダから要求速度を受け取り、
    該内部制御ループは、モーターを駆動するための制御信号を提供するシステム。
JP2008525460A 2005-08-08 2006-08-07 強化された手動制御によるcmmアーム Pending JP2009504418A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0516276.3A GB0516276D0 (en) 2005-08-08 2005-08-08 Robust cmm arm with exoskeleton
GBGB0518653.1A GB0518653D0 (en) 2005-08-08 2005-09-13 Robust CMM Arm with Exoskeleton
PCT/EP2006/007810 WO2007017235A2 (en) 2005-08-08 2006-08-07 Cmm arm with enhanced manual control

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009504418A true JP2009504418A (ja) 2009-02-05
JP2009504418A5 JP2009504418A5 (ja) 2009-08-27

Family

ID=34984266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008525460A Pending JP2009504418A (ja) 2005-08-08 2006-08-07 強化された手動制御によるcmmアーム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7954250B2 (ja)
JP (1) JP2009504418A (ja)
GB (2) GB0516276D0 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254522A (ja) * 2009-11-06 2012-12-27 Hexagon Metrology Ab 改良された関節式アーム
JP2013107195A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Hexagon Metrology Sas インデックス付き固定アームを含む測定装置
WO2019023390A3 (en) * 2017-07-27 2019-03-07 Intuitive Surgical Operations, Inc. MEDICAL DEVICE HANDLE

Families Citing this family (94)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8074559B2 (en) 2007-02-06 2011-12-13 Deka Products Limited Partnership Dynamic support apparatus and system
US8956421B2 (en) 2007-02-06 2015-02-17 Deka Products Limited Partnership Dynamic support apparatus and system
GB0424729D0 (en) * 2004-11-09 2004-12-08 Crampton Stephen Probe end module for articulated arms
US8449624B2 (en) * 2007-02-06 2013-05-28 Deka Products Limited Partnership Arm prosthetic device
US8864845B2 (en) * 2007-02-06 2014-10-21 DEKA Limited Partnership System for control of a prosthetic device
US9114030B2 (en) 2007-02-06 2015-08-25 Deka Products Limited Partnership System for control of a prosthetic device
WO2008098057A2 (en) 2007-02-06 2008-08-14 Deka Integrated Solutions Corp. Arm prosthetic device
CA2679585C (en) 2007-02-06 2015-10-06 Gregory R. Lanier Method and apparatus for control of a prosthetic
US8870970B2 (en) 2007-02-06 2014-10-28 Deka Products Limited Partnership Dynamic support apparatus
US10426638B2 (en) 2007-02-06 2019-10-01 Deka Products Limited Partnership Arm prosthetic device
US8979943B2 (en) 2007-02-06 2015-03-17 Deka Products Limited Partnership Arm prosthetic device
US11779476B2 (en) 2007-02-06 2023-10-10 Deka Products Limited Partnership Arm prosthetic device
US9482755B2 (en) 2008-11-17 2016-11-01 Faro Technologies, Inc. Measurement system having air temperature compensation between a target and a laser tracker
DE102009015920B4 (de) 2009-03-25 2014-11-20 Faro Technologies, Inc. Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung
US9551575B2 (en) 2009-03-25 2017-01-24 Faro Technologies, Inc. Laser scanner having a multi-color light source and real-time color receiver
EP2419057B1 (en) * 2009-04-13 2014-10-01 DEKA Products Limited Partnership System and apparatus for orientation control
US8423186B2 (en) * 2009-06-30 2013-04-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Ratcheting for master alignment of a teleoperated minimally-invasive surgical instrument
US9113023B2 (en) 2009-11-20 2015-08-18 Faro Technologies, Inc. Three-dimensional scanner with spectroscopic energy detector
US9529083B2 (en) 2009-11-20 2016-12-27 Faro Technologies, Inc. Three-dimensional scanner with enhanced spectroscopic energy detector
US9210288B2 (en) 2009-11-20 2015-12-08 Faro Technologies, Inc. Three-dimensional scanner with dichroic beam splitters to capture a variety of signals
DE102009057101A1 (de) 2009-11-20 2011-05-26 Faro Technologies, Inc., Lake Mary Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung
US8630314B2 (en) 2010-01-11 2014-01-14 Faro Technologies, Inc. Method and apparatus for synchronizing measurements taken by multiple metrology devices
US8615893B2 (en) 2010-01-20 2013-12-31 Faro Technologies, Inc. Portable articulated arm coordinate measuring machine having integrated software controls
US9607239B2 (en) 2010-01-20 2017-03-28 Faro Technologies, Inc. Articulated arm coordinate measurement machine having a 2D camera and method of obtaining 3D representations
US9879976B2 (en) 2010-01-20 2018-01-30 Faro Technologies, Inc. Articulated arm coordinate measurement machine that uses a 2D camera to determine 3D coordinates of smoothly continuous edge features
US8677643B2 (en) 2010-01-20 2014-03-25 Faro Technologies, Inc. Coordinate measurement machines with removable accessories
WO2011090902A1 (en) * 2010-01-20 2011-07-28 Faro Technologies, Inc. Embedded arm strain sensors
US9628775B2 (en) 2010-01-20 2017-04-18 Faro Technologies, Inc. Articulated arm coordinate measurement machine having a 2D camera and method of obtaining 3D representations
DE112011100309B4 (de) 2010-01-20 2015-06-11 Faro Technologies, Inc. Tragbares Gelenkarm-Koordinatenmessgerät mit abnehmbarem Zubehör
US9163922B2 (en) 2010-01-20 2015-10-20 Faro Technologies, Inc. Coordinate measurement machine with distance meter and camera to determine dimensions within camera images
US8875409B2 (en) 2010-01-20 2014-11-04 Faro Technologies, Inc. Coordinate measurement machines with removable accessories
US8284407B2 (en) 2010-01-20 2012-10-09 Faro Technologies, Inc. Coordinate measuring machine having an illuminated probe end and method of operation
US8898919B2 (en) 2010-01-20 2014-12-02 Faro Technologies, Inc. Coordinate measurement machine with distance meter used to establish frame of reference
US8832954B2 (en) 2010-01-20 2014-09-16 Faro Technologies, Inc. Coordinate measurement machines with removable accessories
US9400170B2 (en) 2010-04-21 2016-07-26 Faro Technologies, Inc. Automatic measurement of dimensional data within an acceptance region by a laser tracker
US9772394B2 (en) 2010-04-21 2017-09-26 Faro Technologies, Inc. Method and apparatus for following an operator and locking onto a retroreflector with a laser tracker
US9377885B2 (en) 2010-04-21 2016-06-28 Faro Technologies, Inc. Method and apparatus for locking onto a retroreflector with a laser tracker
EP2381212B1 (en) * 2010-04-26 2018-04-25 Tesa Sa Coordinate measuring system for rotationally symmetric workpieces
DE102010020925B4 (de) 2010-05-10 2014-02-27 Faro Technologies, Inc. Verfahren zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung
GB2501390B (en) 2010-09-08 2014-08-06 Faro Tech Inc A laser scanner or laser tracker having a projector
US9168654B2 (en) 2010-11-16 2015-10-27 Faro Technologies, Inc. Coordinate measuring machines with dual layer arm
GB2518769A (en) 2011-03-03 2015-04-01 Faro Tech Inc Target apparatus and method
WO2012141868A1 (en) 2011-04-15 2012-10-18 Faro Technologies, Inc. Enhanced position detector in laser tracker
US9482529B2 (en) 2011-04-15 2016-11-01 Faro Technologies, Inc. Three-dimensional coordinate scanner and method of operation
US9686532B2 (en) 2011-04-15 2017-06-20 Faro Technologies, Inc. System and method of acquiring three-dimensional coordinates using multiple coordinate measurement devices
US8701298B2 (en) * 2011-06-01 2014-04-22 Tesa Sa Coordinate measuring machine
US8763267B2 (en) 2012-01-20 2014-07-01 Hexagon Technology Center Gmbh Locking counterbalance for a CMM
DE102012100609A1 (de) 2012-01-25 2013-07-25 Faro Technologies, Inc. Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung
CN104094081A (zh) 2012-01-27 2014-10-08 法罗技术股份有限公司 利用条形码识别的检查方法
US9364925B2 (en) * 2012-04-30 2016-06-14 Globalfoundries Inc. Assembly of electronic and optical devices
US9488476B2 (en) 2014-02-06 2016-11-08 Faro Technologies, Inc. Apparatus and method to compensate bearing runout in an articulated arm coordinate measurement machine
US9423282B2 (en) 2014-06-12 2016-08-23 Faro Technologies, Inc. Metrology device and a method for compensating for bearing runout error
US9482525B2 (en) 2012-05-16 2016-11-01 Faro Technologies, Inc. Apparatus to compensate bearing runout in a three-dimensional coordinate measuring system
US9746304B2 (en) 2012-05-16 2017-08-29 Faro Technologies, Inc. Apparatus and method to compensate bearing runout in an articulated arm coordinate measurement machine
EP2677270B1 (en) * 2012-06-22 2015-01-28 Hexagon Technology Center GmbH Articulated Arm CMM
US8997362B2 (en) 2012-07-17 2015-04-07 Faro Technologies, Inc. Portable articulated arm coordinate measuring machine with optical communications bus
JP6173677B2 (ja) * 2012-08-09 2017-08-02 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボットの原点位置復帰方法
DE102012109481A1 (de) 2012-10-05 2014-04-10 Faro Technologies, Inc. Vorrichtung zum optischen Abtasten und Vermessen einer Umgebung
US9513107B2 (en) 2012-10-05 2016-12-06 Faro Technologies, Inc. Registration calculation between three-dimensional (3D) scans based on two-dimensional (2D) scan data from a 3D scanner
US10067231B2 (en) 2012-10-05 2018-09-04 Faro Technologies, Inc. Registration calculation of three-dimensional scanner data performed between scans based on measurements by two-dimensional scanner
US9041914B2 (en) 2013-03-15 2015-05-26 Faro Technologies, Inc. Three-dimensional coordinate scanner and method of operation
JP6226716B2 (ja) * 2013-11-22 2017-11-08 株式会社ミツトヨ アーム型三次元測定機及びアーム型三次元測定機における撓み補正方法
US9505133B2 (en) * 2013-12-13 2016-11-29 Canon Kabushiki Kaisha Robot apparatus, robot controlling method, program and recording medium
US9395174B2 (en) 2014-06-27 2016-07-19 Faro Technologies, Inc. Determining retroreflector orientation by optimizing spatial fit
JP6644061B2 (ja) 2014-10-27 2020-02-12 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 能動的ブレーキ解放制御装置を備える医療デバイス
WO2016069648A1 (en) 2014-10-27 2016-05-06 Intuitive Surgical Operations, Inc. System and method for integrated surgical table
EP3212105A4 (en) 2014-10-27 2018-07-11 Intuitive Surgical Operations, Inc. System and method for monitoring control points during reactive motion
EP3912610B1 (en) 2014-10-27 2023-03-15 Intuitive Surgical Operations, Inc. System for registering to a surgical table
WO2016069659A1 (en) * 2014-10-27 2016-05-06 Intuitive Surgical Operations, Inc. System and method for instrument disturbance compensation
KR102479015B1 (ko) 2014-10-27 2022-12-20 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 통합 수술 테이블 운동을 위한 시스템 및 방법
DE102015200355B3 (de) * 2015-01-02 2016-01-28 Siemens Aktiengesellschaft Medizinische roboterartige Vorrichtung mit Kollisionsdetektion und Verfahren zur Kollisionsdetektion einer medizinischen roboterartigen Vorrichtung
JP6652292B2 (ja) * 2015-09-24 2020-02-19 キヤノン株式会社 制御方法、制御プログラム、ロボットシステム、回転駆動装置の制御方法、およびロボット装置
JP6630535B2 (ja) * 2015-10-22 2020-01-15 株式会社ミツトヨ 形状測定装置の制御方法
DE102015122844A1 (de) 2015-12-27 2017-06-29 Faro Technologies, Inc. 3D-Messvorrichtung mit Batteriepack
JP6423815B2 (ja) * 2016-03-30 2018-11-14 ファナック株式会社 人協働型のロボットシステム
US10085162B2 (en) * 2016-07-22 2018-09-25 Ets-Lindgren, Inc. System and method for over-the-air testing of milli-meter wave and other beamforming technologies
US10333632B2 (en) * 2017-04-03 2019-06-25 Ets-Lindgren, Inc. Method and system for testing beam forming capabilities of wireless devices
DE102017109303B3 (de) * 2017-05-02 2018-06-21 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Aktor zur Verstellung des Verdichtungsverhältnisses eines Hubkolbenmotors
IT201700097364A1 (it) * 2017-08-30 2019-03-02 Axist S R L Robot per eseguire misurazioni dimensionali.
JP6633587B2 (ja) * 2017-10-05 2020-01-22 ファナック株式会社 ロボットの構成部材の速度を制限する制御装置
US10969760B2 (en) 2018-04-12 2021-04-06 Faro Technologies, Inc. Coordinate measurement system with auxiliary axis
US11874101B2 (en) 2018-04-12 2024-01-16 Faro Technologies, Inc Modular servo cartridges for precision metrology
FR3083602B1 (fr) 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083600B1 (fr) 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083601B1 (fr) * 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083605B1 (fr) 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083603B1 (fr) 2018-07-06 2020-11-20 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
US10404384B1 (en) * 2018-08-03 2019-09-03 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg System and method for testing a device under test within an anechoic chamber based on a minimum test criteria
US10895445B2 (en) * 2018-09-14 2021-01-19 Faro Technologies, Inc. Articulated arm coordinate measuring machines with active counterbalance
EP3708944A1 (en) * 2019-03-11 2020-09-16 Faro Technologies, Inc. Modular servo cartridges for precision metrology
GB201918165D0 (en) * 2019-12-11 2020-01-22 Renishaw Plc Coordinate positioning arm
US11673257B2 (en) 2020-03-17 2023-06-13 Faro Technologies, Inc. Long-bolt cartridge clamping system
US11879727B2 (en) 2020-08-24 2024-01-23 Ford Global Technologies, Llc Flexible gauge cell
US11747126B1 (en) 2022-05-20 2023-09-05 Sa08700334 Ultra-light and ultra-accurate portable coordinate measurement machine with reduced profile swivel joints

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299087A (ja) * 1985-10-25 1987-05-08 三菱重工業株式会社 遠隔操作用マニプレ−タの相以形マスタ
JPS62100808A (ja) * 1985-10-29 1987-05-11 Toshiba Corp ロボツトア−ムの制御装置
JPH0440506A (ja) * 1990-06-06 1992-02-10 Murata Mach Ltd ロボットの教示装置
JPH05150820A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Nc装置
JPH05248852A (ja) * 1992-03-06 1993-09-28 Mitsutoyo Corp 空間誤差補正装置
JPH07318337A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Mitsutoyo Corp 測長装置
JPH08193829A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Mitsutoyo Corp 三次元測定機
JPH09145354A (ja) * 1995-11-29 1997-06-06 Nikon Corp 多次元座標測定機
JPH10230489A (ja) * 1996-12-16 1998-09-02 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 力補助装置の制御方法及びこの方法を利用した制御装置
JPH10300453A (ja) * 1997-04-24 1998-11-13 Toyota Motor Corp 計測方法および計測装置
JP2000337927A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Niles Parts Co Ltd 操舵角検出装置
JP2003071778A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology ロボットアーム用触覚センサー
WO2004096502A1 (en) * 2003-04-28 2004-11-11 Stephen James Crampton Cmm arm with exoskeleton
JP2005001013A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Mitsubishi Electric Corp ロボット位置決め誤差補正装置
JP2005118959A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Toyoda Mach Works Ltd 作業支援装置、作業支援方法、位置決め作業支援装置およびパワーアシスト作業支援装置
JP2007527323A (ja) * 2003-04-28 2007-09-27 クランプトン,ステファン,ジェームス 外骨格を有するcmmアーム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181115A (ja) 1982-04-16 1983-10-22 Fanuc Ltd 位置制御装置
US4985668A (en) 1989-09-19 1991-01-15 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Robot controller
US6535794B1 (en) * 1993-02-23 2003-03-18 Faro Technologoies Inc. Method of generating an error map for calibration of a robot or multi-axis machining center
JP2871993B2 (ja) 1993-03-31 1999-03-17 日本電気株式会社 サーボモータの位置制御装置
US5701140A (en) * 1993-07-16 1997-12-23 Immersion Human Interface Corp. Method and apparatus for providing a cursor control interface with force feedback
US5724264A (en) * 1993-07-16 1998-03-03 Immersion Human Interface Corp. Method and apparatus for tracking the position and orientation of a stylus and for digitizing a 3-D object
US5694013A (en) * 1996-09-06 1997-12-02 Ford Global Technologies, Inc. Force feedback haptic interface for a three-dimensional CAD surface
US6281651B1 (en) * 1997-11-03 2001-08-28 Immersion Corporation Haptic pointing devices
US6088020A (en) * 1998-08-12 2000-07-11 Mitsubishi Electric Information Technology Center America, Inc. (Ita) Haptic device
JP3326472B2 (ja) 1999-11-10 2002-09-24 独立行政法人 航空宇宙技術研究所 多関節ロボット
JP4576002B2 (ja) * 2002-02-14 2010-11-04 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド 内蔵ラインレーザスキャナを備えた携帯可能な座標測定装置
EP1498797A1 (en) 2003-07-15 2005-01-19 Force Dimension S.à.r.l Device for transmitting a movement having a parallel kinematics transmission structure providing three translational degrees of freedom
GB0424729D0 (en) * 2004-11-09 2004-12-08 Crampton Stephen Probe end module for articulated arms
US7797849B2 (en) * 2007-10-31 2010-09-21 Immersion Corporation Portable metrology device

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299087A (ja) * 1985-10-25 1987-05-08 三菱重工業株式会社 遠隔操作用マニプレ−タの相以形マスタ
JPS62100808A (ja) * 1985-10-29 1987-05-11 Toshiba Corp ロボツトア−ムの制御装置
JPH0440506A (ja) * 1990-06-06 1992-02-10 Murata Mach Ltd ロボットの教示装置
JPH05150820A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Nc装置
JPH05248852A (ja) * 1992-03-06 1993-09-28 Mitsutoyo Corp 空間誤差補正装置
JPH07318337A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Mitsutoyo Corp 測長装置
JPH08193829A (ja) * 1995-01-17 1996-07-30 Mitsutoyo Corp 三次元測定機
JPH09145354A (ja) * 1995-11-29 1997-06-06 Nikon Corp 多次元座標測定機
JPH10230489A (ja) * 1996-12-16 1998-09-02 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 力補助装置の制御方法及びこの方法を利用した制御装置
JPH10300453A (ja) * 1997-04-24 1998-11-13 Toyota Motor Corp 計測方法および計測装置
JP2000337927A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Niles Parts Co Ltd 操舵角検出装置
JP2003071778A (ja) * 2001-09-05 2003-03-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology ロボットアーム用触覚センサー
WO2004096502A1 (en) * 2003-04-28 2004-11-11 Stephen James Crampton Cmm arm with exoskeleton
JP2007527323A (ja) * 2003-04-28 2007-09-27 クランプトン,ステファン,ジェームス 外骨格を有するcmmアーム
JP2005001013A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Mitsubishi Electric Corp ロボット位置決め誤差補正装置
JP2005118959A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Toyoda Mach Works Ltd 作業支援装置、作業支援方法、位置決め作業支援装置およびパワーアシスト作業支援装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254522A (ja) * 2009-11-06 2012-12-27 Hexagon Metrology Ab 改良された関節式アーム
JP2016048241A (ja) * 2009-11-06 2016-04-07 ヘキサゴン メトロロジー アクチボラゲット 改良された関節式アーム
JP2013107195A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Hexagon Metrology Sas インデックス付き固定アームを含む測定装置
WO2019023390A3 (en) * 2017-07-27 2019-03-07 Intuitive Surgical Operations, Inc. MEDICAL DEVICE HANDLE
US11672621B2 (en) 2017-07-27 2023-06-13 Intuitive Surgical Operations, Inc. Light displays in a medical device
US11751966B2 (en) 2017-07-27 2023-09-12 Intuitive Surgical Operations, Inc. Medical device handle

Also Published As

Publication number Publication date
GB0516276D0 (en) 2005-09-14
US7954250B2 (en) 2011-06-07
US20090000136A1 (en) 2009-01-01
GB0518653D0 (en) 2005-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009504418A (ja) 強化された手動制御によるcmmアーム
JP7237904B2 (ja) ロボット装置、制御方法、物品の製造方法、プログラム、及び記録媒体
US7445260B2 (en) Gripping type hand
EP1920215B1 (en) Cmm arm with enhanced manual control
JP6632204B2 (ja) 駆動装置、ロボット装置、および物品の製造方法
JP2005536703A (ja) パラレルマニピュレータ
CA2522097C (en) Cmm arm with exoskeleton
JP4868235B2 (ja) Cmmアーム装置および方法
JP4625110B2 (ja) 把握型ハンド
US20150224639A1 (en) Remotely operated manipulator and rov control systems and methods
Bonev et al. A closed-form solution to the direct kinematics of nearly general parallel manipulators with optimally located three linear extra sensors
JP2010531238A (ja) 切断機用自在軸受装置の位置調整用装置および方法
EP2381212A1 (en) Coordinate measuring system for rotationally symmetric workpieces
JP6625322B2 (ja) リンク作動装置
JP5282874B2 (ja) マニプレータシステム
US20200139557A1 (en) Arrangement for an articulated arm robot and method for determining the positioning of a mount for an end effector of an articulated arm robot
US10870201B2 (en) SCARA robot
Campbell et al. Design of a low-cost series elastic actuator for multi-robot manipulation
KR102076907B1 (ko) 로봇 매니퓰레이터
JP6039382B2 (ja) ロボットシステム及びロボットシステムの制御方法
JP4984114B2 (ja) 空間3自由度パラレル機構及び該空間3自由度パラレル機構を用いた多軸制御工作機械
KR20130000496A (ko) 가속도센서와 자이로센서를 구비한 로봇 교시장치와 이를 이용한 로봇제어방법
KR102272840B1 (ko) 다축 힘센서의 센서 보정을 위한 자동 다축 힘 인가 장치
Kim et al. Design and testing of wireless motion gauges for two collaborative robot arms
Aashith et al. Design and development of robotic end-effector position measuring device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090701

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20110801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120123

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121205

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130116