JP2009299768A - バルブ - Google Patents

バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP2009299768A
JP2009299768A JP2008154229A JP2008154229A JP2009299768A JP 2009299768 A JP2009299768 A JP 2009299768A JP 2008154229 A JP2008154229 A JP 2008154229A JP 2008154229 A JP2008154229 A JP 2008154229A JP 2009299768 A JP2009299768 A JP 2009299768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
leaf
piston
main
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008154229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5064310B2 (ja
Inventor
Yuji Morita
雄二 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP2008154229A priority Critical patent/JP5064310B2/ja
Publication of JP2009299768A publication Critical patent/JP2009299768A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5064310B2 publication Critical patent/JP5064310B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】車両における乗り心地とストローク長確保の両方を満足させることが可能なバルブを提供することである。
【解決手段】上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段におけるバルブV1は、内周あるいは外周の一方が固定されて固定端とされ内周あるいは外周の他方を自由端として撓みが許容されるとともに通路の途中Pに設けられるリーフバルブ1、リーフバルブ1の内周あるいは外周の他方との間に環状隙間Gを形成する対向部材2とを備え、流体が通路Pを双方向に通過することを許容するとともに、リーフバルブ1と対向部材2との間を通過する流体の流れに抵抗を与えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、バルブの改良に関する。
この種のバルブにあっては、たとえば、車両用の緩衝器のピストン部等に具現化され、ピストンに設けたポートの出口端に環状のリーフバルブを積層し、このリーフバルブでポートを開閉するものが一般に知られている。
そして、このバルブにあっては、ポートの入口端側からポート内に導入される流体の圧力によってリーフバルブが撓んでポートの出口端を開き、ポートを通過する流体の流れに抵抗を与えるようになっており、反対に、ポートの出口端側から入口端側へ向かう流体の流れに対してはリーフバルブがポートの出口端を閉塞したままとなって、リーフバルブ流体の流れを阻止する逆止弁として機能するようになっている。
したがって、ポートは、上記リーフバルブによって一方向への流れのみが許容される一方通行に設定されるので、バルブディスクによって仕切られる二つの圧力室を交流する流体の双方向流れを実現するためには、バルブディスクに一方向への流れを許容するポートと反対方向への流れを許容するポートをそれぞれ設置しなくてはならない(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−291961号公報(図1)
このように、上述のバルブでは、流体の双方向流れを実現するためには、一方向への流れを許容するポート(一方側ポート)と他方向への流れを許容するポート(他方側ポート)を設けなくてはならないため、これらポートが形成されるバルブディクスの外径が小さい場合、一方側ポートの流路面積と他方側ポートの流路面積のうち、いずれかを大きく設定すれば他方が小さくなるというトレードオフの関係となって、双方を大きく確保することができない。
ゆえに、特に、緩衝器にあってピストンが高速で動作する際に、ポートにおける流路面積を大きく設定できないため、減衰力が大きくなってしまう傾向となり、車両における乗り心地が悪くなり、また、操縦性、安定性といった運動性能面での向上を望まれる結果となる。
また、ピストン等のバルブディスクの上下両方にリーフバルブをそれぞれ積層しなくてはならないため、ピストン部やベースバルブ部における軸方向長さが長くなり、緩衝器のストローク長の確保がし辛くなるという問題もある。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、車両における乗り心地や運動性能の向上とストローク長確保の両方を満足させることが可能なバルブを提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段におけるバルブは、内周あるいは外周の一方が固定されて固定端とされ内周あるいは外周の他方を自由端として撓みが許容されるとともに通路の途中に設けられるリーフバルブと、リーフバルブの内周あるいは外周の他方との間に環状隙間を形成する対向部材とを備え、流体が通路を双方向に通過することを許容するとともに、リーフバルブと対向部材との間を通過する流体の流れに抵抗を与えることを特徴とする。
本発明の緩衝器のバルブによれば、通路で流体を双方向通行させることが可能であるので、通路における流路面積を大きく確保することが可能となり、ピストンが高速で動作する際における減衰力を従来のバルブに比較して低減させることができ、車両における乗り心地と運動性能を向上させることができる。
また、リーフバルブが緩衝器の伸圧行程の両方で機能する両効きに設定されているので、バルブディスクの上下両方に伸側専用と圧側専用のリーフバルブをそれぞれ積層する必要がなくなるので、その分、バルブの軸方向長さを短くすることができ、緩衝器のストローク長の確保が容易となる。
したがって、本発明のバルブによれば、車両における乗り心地と運動性能を向上しつつ、ストローク長を確保することが可能となるのである。
以下、本発明のバルブ構造を図に基づいて説明する。図1は、一実施の形態におけるバルブが具現化された緩衝器の一部縦断面図である。図2は、一実施の形態におけるバルブが具現化された緩衝器の減衰特性を示した図である。図3は、一実施の形態におけるバルブの一部拡大縦断面図である。図4は、一実施の形態の一変形例のバルブが具現化された緩衝器の一部縦断面図である。図5は、他の実施の形態のバルブが具現化された緩衝器の一部縦断面図である。
一実施の形態における緩衝器のバルブV1は、図1および図3に示すように、緩衝器のピストン部の減衰バルブとして具現化されており、内周が固定されて固定端とされ外周の他方を自由端として撓みが許容されるとともに通路Pの途中に設けられるリーフバルブ1と、リーフバルブ1の外周との間に環状隙間Gを形成する対向部材2と、有底筒状であって底部に通路Pの一部を成すポート4を有するバルブディスクたるピストン5とを備えて構成されている。
他方、バルブV1が適用される緩衝器は、周知であるので詳細には図示して説明しないが、具体的にたとえば、シリンダ40と、シリンダ40の上端を封止するヘッド部材(図示せず)と、ヘッド部材(図示せず)を摺動自在に貫通するとともに図1中下端となる先端6aを小径に設定したピストンロッド6と、ピストンロッド6の先端6aに固定されるピストン5と、シリンダ40内にピストン5で隔成される図1中上方側の上室41と下方側の下室42と、シリンダ40の下端を封止する封止部材(図示せず)と、シリンダ40から出没するピストンロッド6の体積分のシリンダ内容積変化を補償する図示しないリザーバあるいはエア室とを備えて構成され、シリンダ40内には流体、具体的には作動油が充填されている。
そして、上記バルブV1にあっては、シリンダ40に対してピストン5が図1中上下方に移動して、上室41と下室42とを通路Pを介して作動油が行き交うときに、その作動油の流れに対しリーフバルブ1で抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて、緩衝器に所定の減衰力を発生させる減衰力発生要素として機能する。
以下、このバルブV1について詳しく説明すると、バルブディスクたるピストン5は、底部5aと底部5aの外周から立ち上がる筒部5bとを備えて有底筒状に形成されるとともに、底部5aの軸心部には緩衝器のピストンロッド6の先端6aが挿通される挿通孔5cが設けられ、また、底部5aの挿通孔5b周りに複数のポート4が設けられている。
そして、このピストン5は、ピストンロッド6の先端6aに固定され、筒部5bの外周をシリンダ40の内周に摺接させて、シリンダ40内を上室41と下室42とに仕切っている。また、ピストン5は、上記したポート4と筒部5bの内周側の空間を介して上室41と下室42とを連通させており、当該ポート4および空間にて通路Pを形成している。
リーフバルブ1は、対向部材2に対向して環状隙間Gを形成する環状の主リーフ1aと、主リーフ1aの図1中上下の両方に積層されて主リーフ1aの撓み剛性を調節する環状の副リーフ1bとを備えて構成され、これら主リーフ1aおよび副リーフ1bより小径でリーフバルブ1の撓みの支点となる間座7,8に挟持されて、ピストン5の底部5aに積層されている。主リーフ1aの図1中上方に配置される副リーフ1bは、主リーフ1aが上方に撓む際にこれを妨げる弾発力を発生し、主リーフ1aの図1中下方に配置される副リーフ1bは、主リーフ1aが下方に撓む際にこれを妨げる弾発力を発生し、副リーフ1bの撓み剛性の設定、積層枚数、外径の設定によって主リーフ1aの撓み剛性を調節できるようになっている。なお、主リーフ1aのみで所望する撓み剛性を確保できるのであれば、副リーフ1bは必ずしも設ける必要は無く、主リーフ1aは環状板を複数枚積層して構成するようにしてもよい。
また、間座7,8の外径の大きさの設定によって、リーフバルブ1における撓みの支点を変更することができ、リーフバルブ1の撓み剛性を変更することできるとともに、間座7,8の外径をそれぞれ異ならしめることでリーフバルブ1の上方への撓み剛性と下方への撓み剛性を異ならしめて、緩衝器の伸長側と圧縮側の減衰特性(ピストン速度に対して発生される減衰力の特性)を異ならしめることが可能である。
そして、このリーフバルブ1は、ピストン5とともにピストンロッド6の先端6aの外周に装着され、当該ピストンロッド6の先端6aに螺着されるピストンナット9とピストンロッド6の段部6bによって挟持されてピストンロッド6に内周を固定端として固定されている。したがって、リーフバルブ1は、外周が自由端とされており、外周の自由な撓みが許容されている。
この実施の形態の場合、ピストン5の底部5aの挿通孔5cの周りが図1中下方へ突出されているが、底部5aとリーフバルブ1との間に間座7を介装しており、リーフバルブ1が間座7の外縁を支点として底部5a側へ撓むことが可能なようになっているため、ピストン5の底部5aの挿通孔5cの周りを図1中下方へ突出させておく必要は無い。
また、間座8とピストンナット9との間に、リーフバルブ1の図1中下方側への撓み量を規制するバルブストッパ10が介装されているが、リーフバルブ1の撓み量を規制する必要が無ければバルブストッパ10を廃してもよく、また、撓み量を規制する場合にあってもバルブストッパ10の役割をピストンナット9に果させる場合には当該バルブストッパ10を廃止してもよい。
他方、対向部材2は、環状であってピストン5の筒部5bの内周にリーフバルブ1側へ突出されて設けられており、この対向部材2は、リーフバルブ1の外周、すなわち、この場合、主リーフ1aの外周に対向しており、リーフバルブ1の自由な撓みを阻害しないよう環状隙間Gを空けて主リーフ1aの外周に臨んでいる。
したがって、リーフバルブ1の外周は、図1中上方へも下方へも撓むことができ、ピストン5がシリンダ40に対して図1中上方へ移動する緩衝器が伸長する際には、通路Pを介して上室41から下室42へ向かう作動油の圧力の作用によって下方へ撓み、反対に、ピストン5がシリンダ40に対して図1中下方へ移動する緩衝器が圧縮される際には、通路Pを介して下室42から上室41へ向かう作動油の圧力の作用によって上方へ撓み、対向部材2とリーフバルブ1との間の環状隙間Gを通過する作動油の流れに抵抗を与え、緩衝器に減衰力を発生させる。
つまり、この実施の形態におけるバルブV1は、一つの通路Pで双方向の作動油の流れを許容しつつ、当該作動油の流れに抵抗を与えることができるようになっている。
そして、通路Pで作動油を双方向通行させることが可能であるので、通路Pにおける流路面積を大きく確保することが可能となり、図2の実線に示すように、ピストン5が高速で動作する際における減衰力を図2中破線で示す従来のバルブの減衰力に比較して低減させることができ、車両における乗り心地と操縦性、安定性といった運動性能を向上させることができる。
また、リーフバルブ1が伸圧行程の両方で機能する両効きに設定されているので、バルブディスクたるピストン5の図1中上下両方に伸側専用と圧側専用のリーフバルブをそれぞれ積層する必要がなくなるので、その分、バルブV1の軸方向長さを短くすることができ、緩衝器のストローク長の確保が容易となる。
したがって、本発明のバルブV1によれば、車両における乗り心地と運動性能を向上しつつ、ストローク長を確保することが可能となるのである。
なお、間座7,8は、この実施の形態の場合、単数あるいは複数の薄肉の環状板で構成しており、環状板の枚数や環状板そのものの厚みを変更することで間座7,8の厚みを調節することができ、対向部材2の先端2aに対してリーフバルブ1における主リーフ1aの図1中上下方向となる軸方向の位置を調節することができるようになっている。
また、図3に示すように、対向部材2の先端2aの厚みHと、先端2aに対する主リーフ1aの位置を調節することによって、作動油の流れの方向によってバルブV1にて与える抵抗の特性を異ならしめることが可能である。
図3では、対向部材2の先端2aの下端と主リーフ1aの上端との軸方向距離h1と、対向部材2の先端2aの上端と主リーフ1aの下端との軸方向距離h2とを違えてあって、軸方向距離h1より軸方向距離h2を大きく設定しているので、主リーフ1aが対向部材2の先端2aに対して撓む量が同じでも下方側へ撓んだ際の流路面積が上方側へ撓んだ際の流路面積より大きくなるようになっている。
したがって、このバルブV1を緩衝器に適用する場合、伸長側と圧縮側の減衰特性(ピストン速度に対して発生される減衰力の特性)を異ならしめることが可能である。なお、図示したところでは、対向部材2の先端2aの軸方向の厚さHをこれに対向する主リーフ1aの厚さより大きく設定しているが、逆にすることも可能である。
つづいて、一実施の形態の一変形例のバルブV2について説明する。この一変形例におけるバルブは、図4に示すように、対向部材11をピストン5の筒部5bに固定的に設けるのではなく、軸方向に位置調節ができるように設置している点が上記した一実施の形態のバルブV1と異なる。
なお、一実施の形態と同じ部材については、説明が重複するので、同じ符号を付するのみとしてその説明を省略することとして、異なる点について詳細に説明することとする。
この対向部材11は、リーフバルブ1に対向して環状隙間Gを形成する主環11aと、主環11aの図4中上下の両方に積層されて主環11aの軸方向位置を位置決める副環11bとを備えて構成されている。
主環11aは、詳しくは、環状隙間Gを介して主リーフ1aに対向しており、筒部5b内に嵌合されている。また、副環11bは、主環11aの内径より大径に設定される環状板を積層して構成されており、主環11aを上下から挟持して筒部5b内に嵌合されている。なお、主環11aの配置位置によっては、上方側あるいは下方側に配置される副環11bを設けなくともよい場合もある。
そして、対向部材11は、ピストンロッド6の先端6aにピストンナット9によって固定される止め板12によって、底部5aから浮かぶことなくピストン5に固定されている。なお、止め板12は、通路Pを閉塞しないように、複数の孔12aを備えており、上室41と下室42との連通を妨げないようになっている。
したがって、この一変形例におけるバルブV2にあっても、リーフバルブ1は双方向流れを許容する通路Pの途中にあって伸圧の両方の減衰バルブとして機能するので、一実施の形態のバルブV1と同様の作用効果を奏することが可能である。
加えて、対向部材11は、主環11aの上下のそれぞれに積層される副環11bの軸方向の厚み変更することによって、リーフバルブ1に対して軸方向の相対位置を変更、調節が可能であって、さらには主環11aの交換によって厚みの変更が容易であるので、バルブV2を構成する各部の寸法公差を吸収できるとともに、対向部材11の主環11aの厚みや位置の変更によって減衰特性を簡単に変更することができる。
なお、この実施の形態では、バルブV2の組立を容易とするために、止め板12を用いて対向部材11のピストン5への定着を図っているが、筒部5bの内周に螺子部を形成して、対向部材11を筒部5bの内周に組み付けたのちに、当該螺子部に外周に螺子部を備えた図示しないナットを螺着するようにして対向部材11のピストン5への定着を図るようにしてもよい。
また、上記したバルブV1,V2にあっては、リーフバルブ1の内周をピストンロッド6に固定して内周を固定端とし外周を自由端とした、いわゆる外開きに設定されているが、反対に、図5に示した他の実施の形態のバルブV3のように、ピストン5の筒部5bの内周にリーフバルブ13の外周を固定して外周を固定端として内周を自由端とし、ピストンロッド6に環状の対向部材14を固定するようにしておけば、リーフバルブ13を内周開きに設定することも可能であり、このようにしても発明の作用効果を失うことはない。この場合、リーフバルブ13は、主リーフ13aと、主リーフ13aより内径が大径に設定される副リーフ13bとで構成され、副リーフ13bの撓み剛性の設定、積層枚数、外径の設定によってリーフバルブ13の撓み剛性を変更することができる。なお、間座を設けることでリーフバルブ13および対向部材14の軸方向位置を調節することが可能であることは一実施の形態と同様である。
以上で本発明のバルブの各実施の形態についての説明を終えるが、本発明のバルブが緩衝器のピストン部以外にも、緩衝器の下室と図外のリザーバとを仕切るベースバルブ部に適用することが可能であり、その場合にはバルブディスクをシリンダの端部に固定するようにすればよく、本発明のバルブはおよそ減衰力を発生する減衰力発生要素として機能するバルブに適用することが可能である。
なお、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
一実施の形態におけるバルブが具現化された緩衝器の一部縦断面図である。 一実施の形態におけるバルブが具現化された緩衝器の減衰特性を示した図である。 一実施の形態におけるバルブの一部拡大縦断面図である。 一実施の形態の一変形例のバルブが具現化された緩衝器の一部縦断面図である。 他の実施の形態のバルブが具現化された緩衝器の一部縦断面図である。
符号の説明
1,13 リーフバルブ
1a,13a リーフバルブにおける主リーフ
1b,13b リーフバルブにおける副リーフ
2,11,14 対向部材
2a 対向部材の先端
4 ポート
5 バルブディスクたるピストン
5a ピストンにおける底部
5b ピストンにおける筒部
5c ピストンにおける挿通孔
6 ピストンロッド
6a ピストンロッドにおける先端
6b ピストンロッドにおける段部
7,8 間座
9 ピストンナット
10 バルブストッパ
11a 対向部材における主環
11b 対向部材における副環
12 止め板
12a 孔
40 シリンダ
41 上室
42 下室
G 環状隙間
P 通路
V1,V2,V3 バルブ

Claims (4)

  1. 内周あるいは外周の一方が固定されて固定端とされ内周あるいは外周の他方を自由端として撓みが許容されるとともに通路の途中に設けられるリーフバルブと、リーフバルブの内周あるいは外周の他方との間に環状隙間を形成する対向部材とを備え、流体が通路を双方向に通過することを許容するとともに、リーフバルブと対向部材との間を通過する流体の流れに抵抗を与えることを特徴とするバルブ。
  2. 有底筒状であって底部に通路の一部を成すポートを有するバルブディスクを備え、バルブディスクの底部あるいは筒部の一方にリーフバルブの固定端を固定するとともに、バルブディスクの底部あるいは筒部の他方に対向部材を設置してなることを特徴とする請求項1に記載のバルブ。
  3. リーフバルブは、対向部材に対向して環状隙間を形成する環状の主リーフと、主リーフの上下の一方または両方に積層されて主リーフの撓み剛性を調節する環状の副リーフとを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のバルブ。
  4. 対向部材は、リーフバルブに対向して環状隙間を形成する主環と、主環の上下の一方または両方に積層されて主環の軸方向位置を位置決める副環とを備えて構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のバルブ。
JP2008154229A 2008-06-12 2008-06-12 バルブ Expired - Fee Related JP5064310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154229A JP5064310B2 (ja) 2008-06-12 2008-06-12 バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008154229A JP5064310B2 (ja) 2008-06-12 2008-06-12 バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009299768A true JP2009299768A (ja) 2009-12-24
JP5064310B2 JP5064310B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=41546875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008154229A Expired - Fee Related JP5064310B2 (ja) 2008-06-12 2008-06-12 バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5064310B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014047829A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Showa Corp 圧力緩衝装置およびバルブ部材
WO2014156445A1 (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 カヤバ工業株式会社 減衰バルブ
WO2019131138A1 (ja) * 2017-12-26 2019-07-04 Kyb株式会社 バルブ及び緩衝器
JP2021004610A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 Kyb株式会社 バルブ及び緩衝器
US11536344B2 (en) * 2018-04-06 2022-12-27 Kyb Corporation Valve and shock absorber
WO2023002735A1 (ja) * 2021-07-20 2023-01-26 Kyb株式会社 バルブおよび緩衝器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632146U (ja) * 1979-08-21 1981-03-28
JPH0276937A (ja) * 1988-06-03 1990-03-16 Honda Motor Co Ltd 油圧緩衝器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632146U (ja) * 1979-08-21 1981-03-28
JPH0276937A (ja) * 1988-06-03 1990-03-16 Honda Motor Co Ltd 油圧緩衝器

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10408240B2 (en) 2012-08-30 2019-09-10 Showa Corporation Shock absorber and valve member
JP2014047829A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Showa Corp 圧力緩衝装置およびバルブ部材
WO2014156445A1 (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 カヤバ工業株式会社 減衰バルブ
JP2014185704A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Kayaba Ind Co Ltd 減衰バルブ
CN111279097A (zh) * 2017-12-26 2020-06-12 Kyb株式会社 阀和缓冲器
JP2019116902A (ja) * 2017-12-26 2019-07-18 Kyb株式会社 バルブ及び緩衝器
WO2019131138A1 (ja) * 2017-12-26 2019-07-04 Kyb株式会社 バルブ及び緩衝器
CN111279097B (zh) * 2017-12-26 2022-03-04 Kyb株式会社 阀和缓冲器
US11629772B2 (en) 2017-12-26 2023-04-18 Kyb Corporation Valve and shock absorber
US11536344B2 (en) * 2018-04-06 2022-12-27 Kyb Corporation Valve and shock absorber
JP2021004610A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 Kyb株式会社 バルブ及び緩衝器
JP7216618B2 (ja) 2019-06-25 2023-02-01 Kyb株式会社 バルブ及び緩衝器
WO2023002735A1 (ja) * 2021-07-20 2023-01-26 Kyb株式会社 バルブおよび緩衝器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5064310B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5064310B2 (ja) バルブ
JP2008082491A (ja) 緩衝器のバルブ構造
WO2010074323A1 (ja) 減衰機構
JP2014005923A (ja) バルブ構造
JP2010169107A (ja) バルブ
JP2014005922A (ja) バルブ構造
JP4944676B2 (ja) 油圧緩衝器の減衰力発生構造
JP2011080573A (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP2019116902A (ja) バルブ及び緩衝器
JP5156547B2 (ja) 緩衝器
JP4898547B2 (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP2011064285A (ja) バルブ構造
JP4909761B2 (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP6393572B2 (ja) 緩衝器
JP5307739B2 (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP2010196798A (ja) バルブ構造
JP5220560B2 (ja) リーフバルブ
JP4847364B2 (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP2008309214A (ja) 油圧緩衝器の減衰力発生構造
JP2008215433A (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP2008232316A (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP5870452B2 (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP2010164121A (ja) バルブ構造
JP2008309193A (ja) 緩衝器のバルブ構造
JP6408813B2 (ja) 緩衝器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120808

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5064310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees