JP2009299673A - 内燃機関のスロットル装置 - Google Patents

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嘉樹 伊藤
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Abstract

【課題】スロットルボディに対するサブアッセンブリの組付性を向上する。
【解決手段】スロットル装置10は、スロットルボディ11に回転可能に支持されたスロットルシャフト13と、スロットルシャフト13に固定されるスロットルギヤ21と、スロットルシャフト13に回転可能に設けられるオープナ37と、スロットルボディ11とオープナ37との間に介装されるバックスプリング40と、スロットルギヤ21とオープナ37との間に介装されるリリーフスプリング38とを備える。スロットルギヤ21にリリーフスプリング38を介してオープナ37を組付け、オープナ37にバックスプリング40を仮組付けしたサブアッセンブリ50をスロットルボディ11に組付ける。オープナ37にバックスプリング40を保持可能な保持壁60を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の吸入空気量を制御する内燃機関のスロットル装置に関する。
内燃機関のスロットル装置の従来例としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。なお、図14はスロットル装置の要部を示す断面図である。
図14に示すように、スロットル装置は、スロットルボディ110、スロットルシャフト118、スロットルバルブ119、スロットルギヤ123、オープナ122、バックスプリング133、リリーフスプリング134等を備えている。
前記スロットルボディ110は吸気通路111を有している。また、前記スロットルシャフト118は、スロットルボディ110に回転可能に支持されている。また、前記スロットルバルブ119は、スロットルシャフト118に設けられかつスロットルシャフト118の回動により吸気通路111を開閉する。また、前記スロットルギヤ123は、スロットルシャフト118の軸端に固定されている。なお、図示されないが、電動モータの駆動力が、スロットルギヤ123を含むギヤ伝動機構を介して最終段ギヤであるスロットルシャフト118に伝達されることで、スロットルシャフト118が開閉駆動される。
また、前記オープナ122は、スロットルボディ110とスロットルギヤ123との間において、スロットルシャフト118に回転可能に設けられている。また、前記バックスプリング133は、スロットルボディ110とオープナ122との間に介装されている。バックスプリング133は、オープナ122を閉方向に付勢する捩じりコイルスプリングからなる。なお、図示されないが、スロットルボディ110には、スロットルバルブ119の全閉位置より大きいオープナ開度(すなわち全閉位置より所定量開いた位置での開度)以下へのオープナ122の回転を阻止するオープナ開度設定用ストッパが設けられている。
また、前記リリーフスプリング134は、スロットルギヤ123とオープナ122との間に介装されている。リリーフスプリング134は、オープナ開度以下の開度領域でオープナ122に対してスロットルギヤ123を開方向へ付勢する捩じりコイルスプリングからなる。なお、オープナ開度以上の開度領域では、リリーフスプリング134が、スロットルギヤ123にオープナ122を係合させた状態に弾性的に保持する。また、オープナ開度以下の開度領域では、スロットルギヤ123がリリーフスプリング134の弾性に抗して回転され、オープナ122に対するスロットルギヤ123の係合が解除される。
特開2001−227362号公報
前記従来例において、スロットルギヤ123、リリーフスプリング134、オープナ122、バックスプリング133は、サブアッセンブリとして組付けた状態で、スロットルボディ110に組付けられる。すなわち、サブアッセンブリは、スロットルギヤ123にリリーフスプリング134を介してオープナ122を組付けるとともにオープナ122にバックスプリング133を仮組付けすることによって構成される。
ところで、サブアッセンブリにおけるバックスプリング133は、オープナ122に対して一方の端末部が掛止されるだけである。このため、サブアッセンブリをスロットルボディ110に組付ける際、バックスプリング133がオープナ122から外れやすい。したがって、作業者は、サブアッセンブリのオープナ122にバックスプリング133を外れないように保持した状態で、スロットルボディ110にサブアッセンブリを注意深く組付けなればならず、その組付性が悪かった。
本発明が解決しようとする課題は、スロットルボディに対するサブアッセンブリの組付性を向上することのできる内燃機関のスロットル装置を提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする内燃機関のスロットル装置により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載された内燃機関のスロットル装置によると、最終段ギヤにリリーフスプリングを介してオープナを組付けるとともにオープナにバックスプリングを仮組付けしたサブアッセンブリが、スロットルボディに組付けられる。その際、サブアッセンブリのオープナに仮組付けするバックスプリングを、そのオープナの保持部にその弾性を利用して保持させた状態で、スロットルボディに対する組付けを行う。これにより、作業者がサブアッセンブリのオープナにバックスプリングを保持する手間が要らなくなるため、スロットルボディに対するサブアッセンブリの組付性を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載された内燃機関のスロットル装置によると、最終段ギヤにバックスプリングを仮組付けしたサブアッセンブリが、スロットルボディに組付けられる。その際、サブアッセンブリの最終段ギヤに仮組付けするバックスプリングを、その最終段ギヤの保持部にその弾性を利用して保持させた状態で、スロットルボディに対する組付けを行う。これにより、作業者がサブアッセンブリの最終段ギヤにバックスプリングを保持する手間が要らなくなるため、スロットルボディに対するサブアッセンブリの組付性を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3に記載された内燃機関のスロットル装置によると、回動部材にバックスプリングを仮組付けしたサブアッセンブリが、スロットルボディに組付けられる。その際、サブアッセンブリの回動部材に仮組付けするバックスプリングを、その回動部材の保持部にその弾性を利用して保持させた状態で、スロットルボディに対する組付けを行う。これにより、作業者がサブアッセンブリの回動部材にバックスプリングを保持する手間が要らなくなるため、スロットルボディに対するサブアッセンブリの組付性を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項4に記載された内燃機関のスロットル装置によると、スロットルボディに対するサブアッセンブリの組付け状態において、バックスプリングが保持部から離れる。このため、バックスプリングと保持部との接触に起因するスロットルバルブの回動トルクの増加、バックスプリング及び/又は保持部の摩耗を防止あるいは低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項5に記載された内燃機関のスロットル装置によると、保持部が、周方向に配置された複数の突起部からなる。このため、保持部が周方向に連続した円弧状壁部で形成される場合と比べて、保持部の余肉を削減し、保持部を設けた部材の材料の低減及び軽量化が可能となる。
また、特許請求の範囲の請求項6に記載された内燃機関のスロットル装置によると、保持部に保持されるバックスプリングの傾きを規制する傾き規制手段が設けられている。このため、保持部に保持されたバックスプリングの傾きを傾き規制手段により規制することで、サブアッセンブリにおけるバックスプリングの仮組付け状態を安定化することができる。ひいては、スロットルボディに対するサブアッセンブリの組付性を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項6に記載された内燃機関のスロットル装置によると、保持部により保持されるバックスプリングの座巻部側のコイル巻数が1巻分に設定されている。このため、保持部の形状を簡素化することができる。ひいては、保持部の余肉を削減し、保持部を設けた部材の材料の低減及び軽量化が可能となる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。本実施例は、電子制御式のスロットル装置に適用したものである。まず、内燃機関のスロットル装置の基本的構成について説明する。なお、図1はスロットル装置を示す断面図、図2はギヤカバーを取外したスロットルボディを示す側面図、図3はスロットル装置の要部を示す断面図である。
図1に示すように、内燃機関のスロットル装置10は、スロットルボディ11を備えている。スロットルボディ11は、内燃機関すなわちエンジンの吸気系に連通される円筒状の吸気通路11aを有している。スロットルボディ11の両側に同心上に形成された一対のボス部12a,12bには、スロットルシャフト13が吸気通路11aを径方向(図1において左右方向)に横切る状態で一対の軸受14,15を介して回転可能に支持されている。スロットルシャフト13には、吸気通路11aを開閉する円板状のスロットルバルブ16が一体的に取付けられている。スロットルバルブ16は、スロットルシャフト13と一体的に回動することにより、エンジンへの吸入空気量を制御する。なお、スロットルシャフト13は、本明細書でいう「絞り弁軸」に相当する。また、スロットルバルブ16は、本明細書でいう「絞り弁」に相当する。
前記スロットルボディ11の一側部(図1において右側部)には、ギヤハウジング部18が形成されている。スロットルボディ11には、ギヤハウジング部18の開口端面を閉鎖するギヤカバー20が取付けられている。また、前記スロットルシャフト13の一端部(図1において右端部)は、スロットルボディ11の当該ボス部(ギヤ側のボス部という)12bを通じてギヤカバー20側に突出されている。スロットルシャフト13の突出端部には、扇形ギヤからなるスロットルギヤ21が固定されている。スロットルギヤ21の内周面には、一対の永久磁石22が対向状に配置されている。なお、スロットルボディ11の他方のボス部12a内には、その開口端面を閉鎖するプラグ23が圧入により取付けられている。
前記スロットルボディ11の側部(図1において下側部)には、前記ギヤカバー20内に開口するモータ収容凹部24が形成されている。モータ収容凹部24内には、例えばDCモータ等の電動モータからなる制御用モータ25が収容されている。制御用モータ25の出力軸26には、駆動ギヤ27が取付けられている。なお、制御用モータ25は、本明細書でいう「電動式アクチュエータ」に相当する。
前記スロットルボディ11と前記ギヤカバー20との間には、カウンタシャフト29が架設されている。カウンタシャフト29には、カウンタギヤ30が回転可能に支持されている。カウンタギヤ30は、前記駆動ギヤ27に噛み合う大径のギヤ部30aと、前記スロットルギヤ21に噛み合う小径のギヤ部30bとを有している。なお、スロットルギヤ21、駆動ギヤ27、カウンタギヤ30は、減速ギヤ機構いわゆるギヤ伝動機構(符号、32を付す)を構成している(図2及び図3参照)。また、スロットルギヤ21は、本明細書でいう「最終段ギヤ」に相当する。
ここで、前記スロットルギヤ21の基本的構成を述べる。なお、図15はスロットルギヤを示す斜視図である。また、スロットルギヤ21の説明の都合上、スロットルボディ11側(図3において左側)を前側とし、ギヤカバー20側(図3において右側)を後側として説明を行う。
図3に示すように、スロットルギヤ21は、樹脂製で、円板状のギヤ本体70を備えている。ギヤ本体70は、その中央部に前方に突出する円筒部150を備えている。円筒部150の前部内には、前記スロットルシャフト13の異形の軸端部に回り止め状態に嵌合されかつその軸端部のかしめにより結合される金属製の取付プレート74が同心状に設けられている。
前記円筒部150の後部内には、前記一対の永久磁石22、及び、両永久磁石22の周方向の相互間に介在される円弧状のヨーク(図示しない)等が同心状に設けられている。また、円筒部150の外周面は、前側を小径とする段付円筒面に形成されている。円筒部150の前部の小径円筒面151には、前記リリーフスプリング38の後部が遊嵌状に嵌合可能となっている。また、円筒部150の段付面152は、リリーフスプリング38の後端側の座巻部に対応するスプリング座部となっている。また、ギヤ本体70の外周部には、扇形ギヤ状をなすギヤ部76が形成されている(図15参照)。ギヤ部76は、前記カウンタギヤ30の小径のギヤ部30bと噛み合い可能となっている(図3参照)。
図15に示すように、前記ギヤ本体70の外周部には、全閉規制部34が径方向外方へ向けて突出されている。全閉規制部34は、スロットルギヤ21の前面(正面)に向かって前記ギヤ部76の左回り方向側で該ギヤ部76に対して所定角度離れる位置に設けられている。また、ギヤ本体70の全閉規制部34の基部の前側には、オープナ規制部58が突出されている。
また、ギヤ本体70の外周部には、全開規制部154が径方向外方へ向けて突出されている。全開規制部154は、スロットルギヤ21の前面(正面)に向かって前記ギヤ部76の右回り方向側で該ギヤ部76に対して隣接する位置に設けられている。また、全開規制部154は、ギヤ本体70の前方に向けて突出するようにして厚肉化されている。また、全開規制部154と全閉規制部34とは、所定角度(例えば、約180°)離間した位置関係をもって設定されている。
前記スロットルギヤ21の軸心からオープナ規制部58及び全開規制部154までの半径は、バックスプリング40(後述する)の自由状態におけるコイル部外径よりも所定量小さい径となるように設定されている。また、スロットルギヤ21の前面(正面)に向かって、全閉規制部34から左回り方向に位置する全開規制部154に至る部分におけるギヤ本体70の外径は、スロットルギヤ21の軸心からオープナ規制部58及び全開規制部154までの半径よりも僅かに小さい寸法に設定されている。
図3に示すように、前記スロットルギヤ21は、取付プレート74を前記スロットルシャフト13の異形の軸端部に回り止め状態に嵌合しかつその軸端部にかしめにより結合することによって、スロットルシャフト13に一体化されている。また、スロットルギヤ21のギヤ部76は、前記カウンタギヤ30の小径のギヤ部30bに噛み合わされている。
前記スロットルボディ11のギヤハウジング部18内には、全閉ストッパ35が配置されている。全閉ストッパ35には、前記スロットルギヤ21の閉方向への回転時において全閉規制部34が当接可能となっている。全閉ストッパ35に対する全閉規制部34の当接によって、スロットルバルブ16の最小開度すなわち全閉位置が所定位置に規制されるようになっている。
また、スロットルボディ11のギヤハウジング部18内には、全開ストッパ156が配置されている。全開ストッパ156には、スロットルギヤ21の開方向への回転時において前記全開規制部154が当接可能となっている。全開ストッパ156に対する全開規制部154の当接によって、スロットルバルブ16の最大開度すなわち全開位置が所定位置に規制されるようになっている。
なお、図示しないが、制御回路いわゆる電子制御装置ECUは、エンジンのアクセルペダルの踏み込み量、回転角センサ46(後述する。)等のエンジンの運転状態に応じた信号に基づいて、制御用モータ25を駆動制御する。制御用モータ25の駆動力が、ギヤ伝動機構32すなわち駆動ギヤ27、カウンタギヤ30及びスロットルギヤ21を介して、スロットルシャフト13に伝達されることにより、スロットルバルブ16が回動すなわち開閉される。
図3に示すように、前記スロットルシャフト13には、前記スロットルボディ11のギヤ側のボス部12bと前記スロットルギヤ21との間に位置するオープナ37が回転可能に支持されている。スロットルギヤ21とオープナ37との間には、リリーフスプリング38が介装されている。リリーフスプリング38は、捩じりコイルスプリングからなり、スロットルシャフト13と同心的に配置されている。リリーフスプリング38の一方(スロットルギヤ21側)の端末部は、スロットルギヤ21に設けられた掛止部(図示しない)に掛止されている。また、リリーフスプリング38の他方(オープナ37側)の端末部は、オープナ37に設けられた掛止部(図示しない)に掛止されている。これにより、リリーフスプリング38は、スロットルバルブ16のオープナ開度(後述する)以下の開度領域でオープナ37に対してスロットルギヤ21を開方向へ付勢する。また、スロットルバルブ16のオープナ開度以上にあっては、スロットルギヤ21の回動にオープナ37が追従するように、スロットルギヤ21とオープナ37とを周方向に係合いわゆる当接した状態に弾性的に保持する。なお、図示しないが、スロットルギヤ21及びオープナ37に対するリリーフスプリング38の両端末部の掛止構造は、一般的な掛止構造、例えばスロットルボディ11及びオープナ37にそれぞれ設けられた穴、凹所、突起等からなる掛止部(図示しない)にリリーフスプリング38の両端末部を掛止する掛止構造となっている(例えば、特許文献1等参照)。
前記スロットルボディ11のギヤ側のボス部12bと前記オープナ37との間には、バックスプリング40が介在されている。バックスプリング40は、前記リリーフスプリング38のコイル径よりも大径のコイル径をなす捩じりコイルスプリングからなり、スロットルシャフト13と同心的に配置されている。バックスプリング40の他方(スロットルボディ11側)の端末部は、スロットルボディ11に設けられた掛止部(図示しない)に掛止されている。また、バックスプリング40の一方(オープナ37側)の端末部は、オープナ37に設けられた掛止部(図示しない)に掛止されている。これにより、バックスプリング40は、オープナ37を常に閉方向ヘ付勢している。なお、図示しないが、オープナ37及びスロットルボディ11に対するバックスプリング40の両端末部の掛止構造は、前記リリーフスプリング38の両端末部の掛止構造と同様、一般的な掛止構造、例えばオープナ37及びスロットルボディ11にそれぞれ設けられた穴、凹所、突起等からなる掛止部(図示しない)にバックスプリング40の両端末部を掛止する掛止構造となっている。なお、オープナ37に対するバックスプリング40の仮組付け構造については後で説明する。
図2に示すように、前記オープナ37は、径方向外方へ突出するストッパ部42を有している。
また、前記スロットルボディ11のギヤハウジング部18内には、オープナ開度設定用ストッパ44が設けられている。オープナ開度設定用ストッパ44に対して、開位置から閉方向へ回動されるオープナ37のストッパ部42がオープナ開度において当接することにより、そのオープナ開度以下へのオープナ37の回動(図2において右回り方向)が阻止される。オープナ開度は、前記スロットルバルブ16の全閉位置より大きい開度、すなわち全閉位置より所定量開いた位置での開度である。このため、オープナ開度以下の開度領域では、スロットルギヤ21がリリーフスプリング38に付勢に抗しかつオープナ37に対する係合を解除する方向(図2において右回り方向)へ回動される。すなわち、スロットルギヤ21がリリーフスプリング38により開方向(図2において左回り方向)へ付勢されることになる。
図1に示すように、前記ギヤカバー20内には回転角センサ46が設けられている。回転角センサ46は、前記スロットルギヤ21内に遊嵌状に配置されている。回転角センサ46は、スロットルギヤ21における前記永久磁石22との相対的な位置関係に基づいて、そのスロットルギヤ21の回転角を検出し、その検出信号を前記電子制御装置ECUに出力する磁気検出素子(図示しない。)を備えている。
前記内燃機関のスロットル装置10において、制御用モータ25の通電により、ギヤ伝動機構32を介してスロットルバルブ16が回動すなわち開閉される。このとき、オープナ開度以上の開度領域では、スロットルギヤ21とオープナ37がリリーフスプリング38の付勢により係合された状態で、バックスプリング40の付勢に抗して一体的に回転される。また、オープナ開度以下の開度領域では、オープナ開度設定用ストッパ44に当接したオープナ37のオープナ開度以下への回転が阻止されるため、スロットルギヤ21がリリーフスプリング38の付勢に抗して回転される。また、制御用モータ25の非通電時には、スロットルギヤ21とオープナ37がリリーフスプリング38の付勢により係合されるとともに、バックスプリング40の付勢によりオープナ37がオープナ開度設定用ストッパ44に当接されるため、スロットルバルブ16がオープナ開度に保持される。なお、スロットルギヤ21、リリーフスプリング38、オープナ37、バックスプリング40及びオープナ開度設定用ストッパ44は、「オープナ開度設定機構」を構成している。
次に、前記内燃機関のスロットル装置10の要部構成について説明する。スロットル装置10におけるスロットルギヤ21、リリーフスプリング38、オープナ37、バックスプリング40は、サブアッセンブリ(符号、50を付す)として組付けた状態でスロットルボディ11に組付けられる。なお、図4はギヤ伝動機構、制御用モータ等が省略されたスロットルボディを示す側面図、図5はサブアッセンブリを示す正面図である。
図5に示すように、前記サブアッセンブリ50は、スロットルギヤ21にリリーフスプリング38(図3参照)を介してオープナ37を組付けるとともにオープナ37にバックスプリング40を仮組付けすることによって構成されるものである。なお、サブアッセンブリ50の説明の都合上、バックスプリング40側を前側とし、スロットルギヤ21側を後側とする。
次に、前記サブアッセンブリ50において、オープナ37に対するバックスプリング40の保持構造について説明する。なお、図6はスロットルギヤにオープナを組付けた状態を示す斜視図、図7は同じく正面図である。
ここで、バックスプリング40の保持構造を説明するにあたり、オープナ37の基本的構成を述べる。
図3に示すように、オープナ37は、樹脂製で、三重筒状をなす円筒部51,52,53と、それらの円筒部51,52,53の前端部(図3において左端部)をつなぐ端板部54とを備えている。小径の円筒部51は、スロットルシャフト13に回転可能に嵌合するボス部となっている。また、中径の円筒部52と大径の円筒部53との間の環状溝内にリリーフスプリング38の前部が遊嵌状に嵌合可能となっており、端板部54における環状溝の前端側の溝底部分がリリーフスプリング38の前端側の座巻部に対応するスプリング座部となっている。また、大径の円筒部53にバックスプリング40の後部が遊嵌状に嵌合可能となっており、その円筒部53の後端部にはバックスプリング40の後端側の座巻部に対応するスプリング座部56がフランジ状に張り出されている。このスプリング座部56の外周部に、径方向外方へ突出する前記ストッパ部42が形成されている(図6及び図7参照)。なお、ストッパ部42の前面側には、バックスプリング40の後端部すなわちコイル部の径方向外方へ張り出す端末部(図6に符号、40aを付す)を掛止可能な凹状の掛止部57が形成されている。また、ストッパ部42は、スロットルギヤ21の全閉規制部34の基部の前側に突出されたオープナ規制部58に対して、オープナ37の前面(正面)に向かって左回り方向に当接可能にかつ右回り方向へ離間可能になっている。ストッパ部42とオープナ規制部58とは、リリーフスプリング38の弾性によって相互に当接し合う「係合手段」を構成している。
図7に示すように、前記オープナ37のスプリング座部56の前面の外周部には、オープナ37の軸心を中心とする円弧状をなす保持壁60が形成されている。保持壁60は、オープナ37の前面(正面)に向かって前記ストッパ部42から右回り方向へ約110°の範囲に亘って形成されている。また、バックスプリング40の自由状態におけるコイル部は、保持壁60の内径よりも所定量大きい外径をなすものとする。また、保持壁60は、バックスプリング40の後端側の座巻部をその弾性を利用して保持可能に形成されている(図7参照)。詳しくは、保持壁60により保持されるバックスプリング40の座巻部側のコイル巻数が1巻分に設定されている。なお、保持壁60は、本明細書でいう「保持部」に相当する。
また、図7に示すように、オープナ37の前面(正面)に向かって、ストッパ部42から左回り方向に位置する保持壁60の端面に至る部分におけるスプリング座部56の外径56rは、スロットルギヤ21の前面(正面)に向かって全閉規制部34から左回り方向に位置する全開規制部154に至る部分におけるギヤ本体70の外径よりも僅かに小さい寸法に設定されている。
次に、サブアッセンブリ50に係るスロットルギヤ21、リリーフスプリング38、オープナ37、バックスプリング40の組付手順について説明する。
(1)図6及び図7に示すように、スロットルギヤ21の前側にリリーフスプリング38(図3参照)を介してオープナ37を組付ける。このとき、スロットルギヤ21の円筒部150にオープナ37の大径の円筒部53を遊嵌状に嵌合する(図3参照)。また、スロットルギヤ21のオープナ規制部58にオープナ37のストッパ部42を対向させる。また、図3に示すように、リリーフスプリング38の前部がオープナ37の中径の円筒部52と大径の円筒部53との間の環状溝内に遊嵌状に嵌合される。これとともに、リリーフスプリング38の後部がスロットルギヤ21の円筒部150の小径円筒面151に遊嵌状に嵌合される。また、リリーフスプリング38の両端末部が、スロットルギヤ21及びオープナ37の所定の掛止部(図示しない)にそれぞれ掛止される。このリリーフスプリング38の弾性により、スロットルギヤ21のオープナ規制部58とオープナ37のストッパ部42とが相互に当接し合う状態に保持される(図7参照)。
(2)次に、オープナ37の前側にバックスプリング40を組付けることにより、サブアッセンブリ50が構成される(図5参照)。このとき、バックスプリング40のコイル部がオープナ37の大径の円筒部53に外嵌状に嵌合される。これとともに、バックスプリング40の後側の端末部40aがオープナ37の掛止部57に掛止される。さらに、バックスプリング40の後部を、その弾性を利用して縮径させて、大径の円筒部53と保持壁60との間に差し込んだ後、その縮径力を解放する。すると、図5に示すように、バックスプリング40のコイル部が、弾性復元力をもって保持壁60の周方向の両端部に弾性的に接触することにより縮径状態に保持される。また、バックスプリング40のコイル部において、保持壁60の周方向の両端部に接触する部分(図5における点a,b参照)における中央部が大径の円筒部53に弾性的に接触する(図5における点c参照)。これにより、オープナ37に対してバックスプリング40が3点支持される。この状態では、バックスプリング40を解放した状態すなわち手放し状態で、サブアッセンブリ50をいずれの方向を向けても、オープナ37からバックスプリング40が外れたり、位置ずれしたりすることを防止あるいは低減することができる。
また、前記バックスプリング40のコイル部は、スロットルギヤ21のオープナ規制部58及び全開規制部154に対しても弾性復元力をもって弾性的に接触することにより、縮径状態に保持されるようになっている。これによって、オープナ37からバックスプリング40が外れたり、位置ずれしたりすることを防止あるいは低減することができる。また、スロットルギヤ21のオープナ規制部58及び全開規制部154により保持されるバックスプリング40の座巻部側のコイル巻数も1巻分に設定されている。
(3)次に、前記サブアッセンブリ50(図5参照)を、予めスロットルシャフト13、軸受14,15等が組付けられたスロットルボディ11(図4参照)に組付ける。このとき、オープナ37の小径の円筒部51がスロットルシャフト13に回転可能に嵌合される(図3参照)。これとともに、バックスプリング40に縮径方向の捩じり力が付与された状態で、そのスプリング40の前側の端末部がスロットルボディ11の所定の掛止部(図示しない)に掛止される。この状態におけるバックスプリング40のコイル部の外径は、オープナ37の保持壁60、及び、スロットルギヤ21のオープナ規制部58並びに全開規制部154に対する保持状態の外径よりも小径とされる。これとともに、バックスプリング40のコイル部の内径は、大径の円筒部53の外径よりも大径とされる。さらに、スロットルギヤ21が、スロットルシャフト13の異形の軸端部に回り止め状態に嵌合されかつかしめにより抜け止めされる(図3参照)。このようにして、スロットルボディ11にサブアッセンブリ50が組付けられる。なお、その後、スロットルボディ11に制御用モータ25、カウンタシャフト29、カウンタギヤ30等が組付けられた後、スロットルボディ11にギヤカバー20が装着される(図1参照)。
上記した内燃機関のスロットル装置10によると、スロットルギヤ21にリリーフスプリング38を介してオープナ37を組付けるとともにオープナ37にバックスプリング40を仮組付けしたサブアッセンブリ50(図5参照)が、スロットルボディ11に組付けられる。その際、サブアッセンブリ50のオープナ37に仮組付けするバックスプリング40を、そのオープナ37の保持壁60にその弾性を利用して保持させた状態で、スロットルボディ11に対する組付けを行う。これにより、作業者がサブアッセンブリ50のオープナ37にバックスプリング40を保持する手間が要らなくなるため、スロットルボディ11に対するサブアッセンブリ50の組付性を向上することができる。また、バックスプリング40のコイル部がスロットルギヤ21のオープナ規制部58及び全開規制部154に対しても弾性復元力をもって弾性的に接触することにより縮径状態に保持される(図5参照)。このため、オープナ37に対するバックスプリング40の保持状態を効果的に維持することができる。
また、スロットルボディ11に対するサブアッセンブリ50の組付け状態(図3参照)において、バックスプリング40がオープナ37の保持壁60から離れる。このため、バックスプリング40と保持壁60との接触に起因するスロットルバルブ16の回動トルクの増加、バックスプリング40及び/又は保持壁60の摩耗を防止あるいは低減することができる。また、バックスプリング40がスロットルギヤ21のオープナ規制部58及び全開規制部154からも離れる。このため、バックスプリング40とオープナ規制部58及び全開規制部154との接触に起因するスロットルバルブ16の回動トルクの増加、バックスプリング40及び/又は両規制部58,154の摩耗を防止あるいは低減することができる。
また、保持壁60により保持されるバックスプリング40の座巻部側のコイル巻数が1巻分に設定されている。このため、保持壁60の形状を簡素化することができる。ひいては、保持壁60の余肉を削減し、保持壁60を設けた部材であるオープナ37の材料の低減及び軽量化が可能となる。
また、図8は変更例に係るサブアッセンブリを示す正面図である。図8に示すように、本変更例は、前記オープナ37の保持壁60(図5参照)において、仮組付け時のバックスプリング40のコイル部が当接しない中間部分を切除することにより、周方向に配置された2つの突起部62を形成したものである。なお、周方向に配置された複数(2つ)の突起部62は、本明細書でいう「保持部」を構成している。
本変更例によると、仮組付け時のバックスプリング40(詳しくは、コイル部)を保持する保持部が、周方向に配置された複数の突起部62からなる。このため、保持部が周方向に連続した円弧状壁部すなわち保持壁60(図5参照)で形成される場合と比べて、保持部の余肉を削減し、オープナ37の材料の低減及び軽量化が可能となる。なお、突起部62は3つ以上としてもよい。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、前記実施例1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。なお、図9はスロットル装置を示す断面図である。
図9に示すように、本実施例は、前記実施例1(図1参照)におけるオープナ37及びリリーフスプリング38が省略されている。これにともない、スロットルボディ11とスロットルギヤ21との間には、前記実施例1におけるバックスプリング40(図1参照)に代えて、バックスプリング(符号、64を付す)が介在されている。バックスプリング64の一方(スロットルボディ11側)の端末部は、スロットルボディ11に設けられた掛止部(図示しない)に掛止されている。また、バックスプリング64の他方(スロットルギヤ21側)の端末部は、スロットルギヤ21に設けられた掛止部(図示しない)に掛止されている。これにより、バックスプリング64は、スロットルギヤ21を常に閉方向ヘ付勢している。
なお、図示しないが、スロットルボディ11及びスロットルギヤ21に対するバックスプリング64の両端末部の掛止構造は、一般的な掛止構造、例えばスロットルボディ11及びスロットルギヤ21にそれぞれ設けられた穴、凹所、突起等からなる掛止部(図示しない)にバックスプリング64の両端末部を掛止する掛止構造となっている。なお、スロットルギヤ21に対するバックスプリング64の仮組付け構造については後で説明する。また、バックスプリング64には、スロットルギヤ21を前記オープナ開度に弾性的に保持する機能を備えたもの(例えば、特開2005−299413号公報に開示された戻しバネ)を用いてもよい。また、スロットルボディ11のギヤ側のボス部12b内には、リング状のリテーナ65が装着されている。リテーナ65内には、前記スロットルシャフト13の外周面に対して弾性的に接触するオイルシール等からなるリング状のシール部材66が組込まれている。
前記内燃機関のスロットル装置10(図9参照)において、スロットルギヤ21及びバックスプリング64は、サブアッセンブリ(符号、68を付す)として組付けた状態で、スロットルボディ11に組付けられる。なお、図10はスロットル装置の要部を示す断面図、図11はサブアッセンブリを示す正面図である。
図11に示すように、サブアッセンブリ68は、スロットルギヤ21にバックスプリング64を仮組付けすることによって構成されるものである。
次に、前記サブアッセンブリ68において、スロットルギヤ21に対するバックスプリング64の保持構造について説明する。
ここで、バックスプリング64の保持構造を説明するにあたり、スロットルギヤ21の基本的構成を述べる。なお、スロットルギヤ21は、基本的には前記実施例1におけるスロットルギヤ21(図3及び図15参照)と同一構成をなすものであるから、異なる構成について説明することにする。
図10に示すように、前記スロットルギヤ21は、前記実施例1における円筒部150(図3参照)に代えて、二重筒状をなす円筒部71,72と、それらの円筒部71,72の中央部をつなぐ連設部73が形成されている。小径の円筒部71の前部内に前記取付プレート74が同心状に設けられている。また、小径の円筒部71の後部内に前記一対の永久磁石22及びヨーク(図示しない)等が同心状に設けられている。また、大径の円筒部72にバックスプリング64の後部が遊嵌状に嵌合可能となっている。また、ギヤ本体70の外周部は、バックスプリング64の後端側の座巻部に対応するスプリング座部となっている。
図11に示すように、スロットルギヤ21の前面(正面)に向かって前記ギヤ部76の左回り方向側の一端側には、掛止部77が形成されている。掛止部77には、バックスプリング64の後端部すなわちコイル部の径方向外方へ張り出す端末部(図11に符号、64aを付す)が掛止される。掛止部77の端面には、バックスプリング64の端末部64aの外れ止めをなす外れ止め部78が突出されている。なお、本実施例では、前記実施例1におけるオープナ規制部58は省略されている。
前記ギヤ本体70の前面の外周部には、前記ギヤ部76の掛止部77側の内周側に突出る突起部81が形成されている。また、スロットルギヤ21の軸心から突起部81までの半径は、バックスプリング64の自由状態におけるコイル部外径よりも所定量小さい径となるように設定されている。なお、突起部81及び全開規制部154は、本明細書でいう「保持部」に相当する。
次に、サブアッセンブリ68に係るスロットルギヤ21に対するバックスプリング64の組付手順について説明する。
図11に示すように、スロットルギヤ21の前側にバックスプリング64を組付けることにより、サブアッセンブリ68が構成される。このとき、バックスプリング64のコイル部がスロットルギヤ21の大径の円筒部72に外嵌状に嵌合される。これとともに、バックスプリング64の後側の端末部64aがスロットルギヤ21の掛止部77に掛止される。さらに、バックスプリング64の後部を、その弾性を利用して縮径させて、大径の円筒部72と突起部81及び全開規制部154との間に差し込んだ後、その縮径力を解放する。すると、バックスプリング64のコイル部が、弾性復元力をもって突起部81及び全開規制部154に弾性的に接触することにより縮径状態に保持される。また、バックスプリング64のコイル部において、突起部81及び全開規制部154に接触する部分(図11における点a,b参照)における中央部が大径の円筒部72に弾性的に接触する(図11における点c参照)。これにより、スロットルギヤ21に対してバックスプリング64が3点支持されることになる。この状態では、バックスプリング64を解放した状態すなわち手放し状態で、サブアッセンブリ68をいずれの方向を向けても、スロットルギヤ21からバックスプリング64が外れたり、位置ずれしたりすることを防止あるいは低減することができる。
次に、前記サブアッセンブリ68を、予めスロットルシャフト13、軸受14,15等が組付けられたスロットルボディ11に組付ける。このとき、バックスプリング64に縮径方向の捩じり力が付与された状態で前側の端末部がスロットルボディ11の所定の掛止部(図示しない)に掛止される。この状態におけるバックスプリング64のコイル部の外径は、突起部81及び全開規制部154に対する保持状態におけるコイル部の外径よりも小径とされる。これとともに、バックスプリング64のコイル部の内径は、大径の円筒部72の外径よりも大径とされる。さらに、スロットルギヤ21の取付プレート74が、スロットルシャフト13に回り止め状態に嵌合されるとともにスロットルシャフト13にかしめにより抜け止めされる(図10参照)。このようにして、スロットルボディ11にサブアッセンブリ68が組付けられる。
上記した内燃機関のスロットル装置10によると、スロットルギヤ21にバックスプリング64を仮組付けしたサブアッセンブリ68が、スロットルボディ11に組付けられる。その際、サブアッセンブリ68のスロットルギヤ21に仮組付けするバックスプリング64を、そのスロットルギヤ21の突起部81及び全開規制部154にその弾性を利用して保持させた状態で、スロットルボディ11に対する組付けを行う。これにより、作業者がサブアッセンブリ68のスロットルギヤ21にバックスプリング64を保持する手間が要らなくなるため、スロットルボディ11に対するサブアッセンブリ68の組付性を向上することができる。
[実施例3]
本発明の実施例3を説明する。本実施例は、前記実施例2に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。本実施例は、機械式のスロットル装置に適用したものである。なお、図12はスロットル装置を示す側面図、図13はサブアッセンブリを示す正面図である。
図12に示すように、本実施例におけるスロットル装置(符号、84を付す)は、前記実施例2におけるスロットル装置10(図9参照)からギヤカバー20、制御用モータ25、ギヤ伝動機構32が省略されたものである。また、前記スロットルシャフト13の駆動側端部は、スロットルボディ11の外側面に突出されている。その駆動側端部には、円板状の回動部材85が回り止め状態に装着されている。回動部材85には、アクセルペダルに連動するワイヤー、リンク等の連動部材86の端末部が偏心ピン87を介して連結されている。連動部材86が図13において右方へ牽引されることにより、スロットルバルブ16(図示しない)が開かれるようになっている。
前記スロットルボディ11と前記回動部材85との対向面間には、バックスプリング88(図13参照)が介在されている。図示しないが、バックスプリング88は、捩じりコイルスプリングからなり、スロットルシャフト13と同心的に配置されている。バックスプリング88の一方(スロットルボディ11側)の端末部は、スロットルボディ11に設けられた掛止部(図示しない)に掛止されている。バックスプリング88の他方(回動部材85側)の端末部は、回動部材85に設けられた掛止部に掛止されている。これにより、バックスプリング88は、回動部材85を常に閉方向ヘ付勢している。また、スロットルボディ11及び回動部材85に対するバックスプリング88の両端末部の掛止構造は、前記実施例2におけるバックスプリング64の掛止構造と同様である。なお、回動部材85に対するバックスプリング88の仮組付け構造については後で説明する。
前記内燃機関のスロットル装置84において、回動部材85及びバックスプリング88(後述する)は、サブアッセンブリ(符号、92を付す)として組付けた状態で、スロットルボディ11に組付けられる。
図13に示すように、サブアッセンブリ92は、回動部材85にバックスプリング88を仮組付けすることによって構成されるものである。
次に、前記サブアッセンブリ92において、回動部材85に対するバックスプリング88の保持構造について説明する。
ここで、バックスプリングの保持構造を説明するにあたり、回動部材85の基本的構成を述べる。図13に示すように、回動部材85は、樹脂製で、円板状の本体85aを備えている。本体85aの前面の中央部には、円筒状の円筒部94が同心状に形成されている。円筒部94の軸心部には、スロットルシャフト13の駆動側端部に嵌合する軸孔95が形成されている。また、円筒部94にバックスプリング88が遊嵌状に嵌合可能となっている。本体85aの前面の外周部には、前記掛止部96が形成されている。掛止部96には、バックスプリング88の後端部の端末部(符号、88aを付す)が掛止される。
前記本体85aの前面の外周部には、回動部材85の前面(正面)に向かって前記掛止部96から右回り方向へ所定間隔離れた位置から円弧状に延びる保持壁97が形成されている。保持壁97は、本体85aに同心状に形成されている。また、回動部材85の軸心から掛止部96及び保持壁97までの半径は、バックスプリング88の自由状態におけるコイル部の外径よりも所定量小さい径となるように設定されている。なお、掛止部96及び保持壁97は、本明細書でいう「保持部」に相当する。
次に、サブアッセンブリ92に係る回動部材85に対するバックスプリング88の組付手順について説明する。
図13に示すように、回動部材85の前側にバックスプリング88を組付けることにより、サブアッセンブリ92が構成される。このとき、バックスプリング88が回動部材85の円筒部94に外嵌状に嵌合される。これとともに、バックスプリング88の後側の端末部88aが回動部材85の掛止部96に掛止される。さらに、バックスプリング88を、その弾性を利用して縮径させて円筒部94と掛止部96及び保持壁97との間に差し込んだ後、その縮径力を解放する。すると、バックスプリング88のコイル部が弾性復元力をもって掛止部96及び保持壁97に弾性的に接触することにより縮径状態に保持される。また、コイル部における掛止部96及び保持壁97に接触する部分における中央部が円筒部94に弾性的に接触する。これにより、回動部材85に対してバックスプリング88が3点支持されることになる。この状態では、バックスプリング88を解放した状態すなわち手放し状態で、サブアッセンブリ92をいずれの方向を向けても、回動部材85からバックスプリング88が外れたり、位置ずれしたりすることを防止あるいは低減することができる。
次に、前記サブアッセンブリ92を、予めスロットルシャフト13等が組付けられたスロットルボディ11に組付ける(図12参照)。このとき、バックスプリング88に縮径方向の捩じり力が付与された状態で前側の端末部がスロットルボディ11の所定の掛止部(図示しない)に掛止される。この状態におけるバックスプリング88のコイル部の外径は、掛止部96及び保持壁97に対する保持状態におけるコイル部の外径よりも小径とされる。これとともに、バックスプリング88のコイル部の内径は、円筒部94の外径よりも大径とされる。さらに、回動部材85が、スロットルシャフト13に回り止め状態に装着される。このようにして、スロットルボディ11にサブアッセンブリ92が組付けられる。
上記した内燃機関のスロットル装置84によると、回動部材85にバックスプリング88を仮組付けしたサブアッセンブリ92が、スロットルボディ11に組付けられる。その際、サブアッセンブリ92の回動部材85に仮組付けするバックスプリング88を、その回動部材85の掛止部96及び保持壁97にその弾性を利用して保持させた状態で、スロットルボディ11に対する組付けを行う。これにより、作業者がサブアッセンブリ92の回動部材85にバックスプリング88を保持する手間が要らなくなるため、スロットルボディ11に対するサブアッセンブリ92の組付性を向上することができる。
[実施例4]
本発明の実施例4を説明する。本実施例は、前記実施例1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。なお、図16はスロットルギヤを示す斜視図、図17は同じく正面図、図18は図17の要部を示す部分拡大図、図19はサブアッセンブリを示す側面図である。
である。
図16及び図17に示すように、本実施例は、前記実施例1におけるスロットルギヤ21(図15参照)における全開規制部154に、バックスプリング40(図3参照)の傾きを規制するための傾き規制リブ158を設けたものである。傾き規制リブ158は、詳しくは、全開規制部154の内側面(バックスプリング40に面する側の面)におけるギヤ部76側と反対側の端部に対してスロットルギヤ21の軸線に平行をなす直線状に突出されている。また、傾き規制リブ158の前端面は、全開規制部154の内側面に対して段付状をなす傾き規制面159となっている(図18参照)。
図19に示すように、前記サブアッセンブリ50において、前記傾き規制リブ158の傾き規制面159は、スロットルギヤ21と同心状でかつ全開規制部154に保持されたバックスプリング40の後端面(図10において下端面)を当接すなわち受止可能に形成されている。すなわち、傾き規制面159は、バックスプリング40の後端面と当接することにより該バックスプリング40を受止する。これにより、全開規制部154に保持されるバックスプリング40の座巻部側のコイル巻数が1巻分に規定された状態で該バックスプリング40の傾きが規制されるようになっている。なお、傾き規制リブ158は、本明細書でいう「傾き規制手段」に相当する。
本実施例によると、オープナ37の保持壁60に保持されたバックスプリング40の傾きをスロットルギヤ21の傾き規制リブ158により規制することで、サブアッセンブリ50におけるバックスプリング40の仮組付け状態を安定化することができる。ひいては、スロットルボディ11に対するサブアッセンブリ50の組付性を向上することができる。
この点について詳述する。なお、図20はバックスプリングの傾き現象を示す側面図である。
図20に示すように、全開規制部154に傾き規制リブ158が形成されていない場合には、サブアッセンブリ50におけるバックスプリング40に傾く現象が発生する場合がある。バックスプリング40の傾き現象は、オープナ37のスプリング座部56からバックスプリング40の一部(図5において保持壁60と反対側の部分で、全閉規制部34から左回り方向に位置する全開規制部154に至る部分)が径方向外方へはみ出して、そのはみ出し部分が落ち込むことにより生じるものと考えられる。また、バックスプリング40が傾くことによって、オープナ37も傾くおそれがある。
しかしながら、本実施例では、図19に示すように、サブアッセンブリ50において、オープナ37のスプリング座部56からはみ出したバックスプリング40の一部(図5において保持壁60と反対側の部分、全閉規制部34から左回り方向に位置する全開規制部154に至る部分)が、スロットルギヤ21の全開規制部154の内側面の傾き規制リブ158により受止されることになる。これにより、全開規制部154に保持されるバックスプリング40の座巻部側のコイル巻数が1巻分に規定された状態で該バックスプリング40の傾きが規制されることになる。したがって、サブアッセンブリ50におけるバックスプリング40の仮組付け状態(すなわち、すわり状態)を安定化するとともに、オープナ37の仮組付け状態(すなわち、すわり状態)を安定化することができる。ひいては、スロットルボディ11に対するサブアッセンブリ50の組付性を向上することができる。このことは、スロットルボディ11に対するサブアッセンブリ50の組付作業の自動化の際の組付不良の防止、前工程でのバックスプリング40の組付時の気遣い作業を排除することによる組付作業性の向上等に有効である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、バックスプリングをスプリング組付部材(オープナ、スロットルギヤ21、回動部材)に3点支持するものを例示したが、スプリング組付部材の保持部にバックスプリングをその弾性を利用して保持可能であれば3点支持に限定されるものではない。また、保持部によりバックスプリングをその弾性を利用して保持可能であれば、スプリング組付部材の円筒部150に対するバックスプリングの弾性的な接触を省略してもよい。また、前記実施例では、バックスプリングをその拡径方向の弾性復元力を利用してスプリング組付部材に保持するものを例示したが、バックスプリングをその縮径方向の弾性復元力を利用してスプリング組付部材に保持することもできる。また、傾き規制手段は、傾き規制リブ158に限らず、適宜の形状に設定することができる。また、保持部により保持されるバックスプリングの座巻部側のコイル巻数は、1巻分に限らず、2巻以上の任意の巻数に設定することができる。
実施例1に係るスロットル装置を示す断面図である。 ギヤカバーを取外したスロットルボディを示す側面図である。 スロットル装置の要部を示す断面図である。 ギヤ伝動機構、制御用モータ等が省略されたスロットルボディを示す側面図である。 サブアッセンブリを示す正面図である。 スロットルギヤにオープナを組付けた状態を示す斜視図である。 スロットルギヤにオープナを組付けた状態を示す正面図である。 変更例に係るサブアッセンブリを示す正面図である。 実施例2に係るスロットル装置を示す断面図である。 スロットル装置の要部を示す断面図である。 サブアッセンブリを示す正面図である。 実施例3に係るスロットル装置を示す側面図である。 サブアッセンブリを示す正面図である。 従来例にかかるスロットル装置の要部を示す断面図である。 実施例1に係るスロットルギヤを示す斜視図である。 実施例4に係るスロットルギヤを示す斜視図である。 スロットルギヤを示す正面図である。 図17の要部を示す部分拡大図である。 サブアッセンブリを示す側面図である。 バックスプリングの傾き現象を示す側面図である。
符号の説明
10 スロットル装置
11a 吸気通路
11 スロットルボディ
13 スロットルシャフト(絞り弁軸)
16 スロットルバルブ(絞り弁)
21 スロットルギヤ(最終段ギヤ)
25 制御用モータ(電動式アクチュエータ)
32 ギヤ伝動機構
37 オープナ
38 リリーフスプリング
40 バックスプリング
44 オープナ開度設定用ストッパ
50 サブアッセンブリ
60 保持壁(保持部)
62 突起部(保持部)
64 バックスプリング
68 サブアッセンブリ
81 突起部(保持部)
84 スロットル装置
85 回動部材
88 バックスプリング
92 サブアッセンブリ
96 掛止部(保持部)
97 保持壁(保持部)
154 全開規制部(保持部)
158 傾き規制リブ(傾き規制手段)

Claims (7)

  1. 吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに回転可能に支持された絞り弁軸に設けられかつ回動により前記吸気通路を開閉する絞り弁と、
    前記絞り弁軸に固定された最終段ギヤを含むギヤ伝動機構を介してその絞り弁軸を開閉駆動する電動式アクチュエータと、
    前記絞り弁軸に回転可能に設けられたオープナと、
    前記スロットルボディと前記オープナとの間に介装され、そのオープナを閉方向に付勢する捩じりコイルスプリングからなるバックスプリングと、
    前記スロットルボディに設けられ、前記絞り弁の全閉位置より大きいオープナ開度以下への前記オープナの回転を阻止するオープナ開度設定用ストッパと、
    前記最終段ギヤと前記オープナとの間に介装され、前記オープナ開度以下の開度領域でオープナに対して最終段ギヤを開方向へ付勢する捩じりコイルスプリングからなるリリーフスプリングと
    を備え、
    前記最終段ギヤに前記リリーフスプリングを介して前記オープナを組付けるとともにそのオープナに前記バックスプリングを仮組付けしたサブアッセンブリを、前記スロットルボディに組付ける構成とした内燃機関のスロットル装置であって、
    前記オープナに、前記バックスプリングをその弾性を利用して保持可能な保持部を設けたことを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
  2. 吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに回転可能に支持された絞り弁軸に設けられかつ回動により前記吸気通路を開閉する絞り弁と、
    前記絞り弁軸に固定された最終段ギヤを含むギヤ伝動機構を介してその絞り弁軸を開閉駆動する電動式アクチュエータと、
    前記スロットルボディと前記最終段ギヤとの間に介装され、その最終段ギヤを閉方向に付勢する捩じりコイルスプリングからなるバックスプリングと
    を備え、
    前記最終段ギヤに前記バックスプリングを仮組付けしたサブアッセンブリを、前記スロットルボディに組付ける構成とした内燃機関のスロットル装置であって、
    前記最終段ギヤに、前記バックスプリングをその弾性を利用して保持可能な保持部を設けたことを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
  3. 吸気通路を有するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに回転可能に支持された絞り弁軸に設けられかつ回動により前記吸気通路を開閉する絞り弁と、
    前記絞り弁軸に固定されかつ開方向の回動力が付与される回動部材と、
    前記スロットルボディと前記回動部材との間に介装され、その回動部材を閉方向に付勢する捩じりコイルスプリングからなるバックスプリングと
    を備え、
    前記回動部材に前記バックスプリングを仮組付けしたサブアッセンブリを、前記スロットルボディに組付ける構成とした内燃機関のスロットル装置であって、
    前記回動部材に、前記バックスプリングをその弾性を利用して保持可能な保持部を設けたことを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関のスロットル装置であって、
    前記スロットルボディに対する前記サブアッセンブリの組付け状態において、前記バックスプリングが前記保持部から離れることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の内燃機関のスロットル装置であって、
    前記保持部が、周方向に配置された複数の突起部からなることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の内燃機関のスロットル装置であって、
    前記保持部に保持される前記バックスプリングの傾きを規制する傾き規制手段が設けられていることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の内燃機関のスロットル装置であって、
    前記保持部により保持される前記バックスプリングの座巻部側のコイル巻数が1巻分に設定されていることを特徴とする内燃機関のスロットル装置。
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