JP2009295073A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来、複数のユーザが入力して、完成する一の帳票等のドキュメントに対して、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの判断ができなかった。
【解決手段】第一ユーザ識別子と帳票識別子と第一ユーザが入力した第一データを有する第一情報を受け付ける第一情報受付部と、第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、第一ユーザ識別子と第一データとを蓄積する第一蓄積部と、第二ユーザ識別子と帳票識別子と第二ユーザが入力した第二データを有する第二情報を受け付ける第二情報受付部と、第一ユーザ識別子と第二ユーザ識別子が不具合ルール情報に合致するか否かを判断する判断部と、不具合ルール情報に合致する場合、第二ユーザ識別子で識別されるユーザが不適切である旨を出力する情報処理装置により、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの判断ができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、データが入力された場合に、入力の権限について検査する情報処理装置等に関するものである。
従来の情報処理装置として、以下のような内部監査を支援するシステムがあった。本システムは、ISO審査対象データを集中管理する情報収集機構と、その情報収集機構により調製された前記ISO審査対象データにより、外部認証機関からのISO資格認証状態を維持管理するための企画、実施、検証及び改善行動の手順案作成手段を備えたISO審査支援システムにおいて、構成員名簿に基づく各人別の業務並びに教育研修の履修予定及びそれらの履歴に基づき資格処遇を管理する人事管理手段と、その人事管理手段から人事情報を検索する人事情報検索手段と、前記ISO資格認証状態を維持管理するために必要な内部監査を実行し合否判定の権限を有する者を明示した有資格者台帳と、その有資格者台帳の記載事項を前記人事管理手段に反映させ得る人事情報更新手段を備えたことを特徴とするISO審査支援システムである(特許文献1参照)。
特開2002−203098号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来の情報処理装置においては、複数のユーザが入力して、完成する一の帳票等のドキュメントに対して、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの判断ができなかった。さらに具体的には、従来の情報処理装置においては、例えば、決裁願などの何らかの申請を行った申請者と、それを承認する承認者との関係において、当該承認者に権限がないことの判断ができなかった。
本第一の発明の情報処理装置は、ユーザを識別するユーザ識別子を含むユーザ情報を、2以上格納し得るユーザ情報格納部と、帳票の種類を識別する帳票種類識別子と、当該帳票に対する入力の不具合に関するルールであり、一の帳票に対してデータを入力する2以上のユーザの関係における不具合に関するルールを示す不具合ルール情報とを対応付けて有する1以上のルール情報を格納し得るルール情報格納部と、帳票種類識別子と、帳票を識別する帳票識別子と、当該帳票識別子で識別される帳票のデータとを対応付けて格納し得る帳票格納部と、第一ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第一ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第一データを有する第一情報を受け付ける第一情報受付部と、前記第一情報受付部が受け付けた第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第一情報が有する第一ユーザ識別子と第一データとを、前記帳票格納部に蓄積する第一蓄積部と、第二ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第二ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第二データを有する第二情報を受け付ける第二情報受付部と、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報に合致するか否かを判断する判断部と、前記判断部が、不具合ルール情報に合致すると判断した場合、第二ユーザ識別子で識別されるユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報を構成する不具合情報構成部と、前記不具合情報構成部が構成した不具合情報を出力する不具合情報出力部と、前記判断部が、不具合ルール情報に合致しないと判断した場合、前記第二情報受付部が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第二情報が有する第二データを、前記帳票格納部に蓄積する第二蓄積部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、複数のユーザが入力して、完成する一の帳票等のドキュメントに対して、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの検査ができる。かかることは、例えば、決裁願いの申請者と承認者が同一部署である場合に、不適切な入力とすれば、不正な決裁承認を防ぐことができる。なお、「ユーザの入力が不適切である」とは、ユーザが不適切である、と同意義であるとも考えられる。
また、本第二の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、前記判断部は、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、前記帳票格納部から取得する第一データ取得手段と、前記帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する第一ユーザ識別子取得手段と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する第二ユーザ識別子取得手段と、前記帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する帳票種類識別子取得手段と、前記帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報を、前記ルール情報格納部から取得する不具合ルール情報取得手段と、前記第一ユーザ識別子と前記第二ユーザ識別子が、前記不具合ルール情報取得手段が取得した不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する判断手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、複数のユーザが入力して、完成する一の帳票等のドキュメントに対して、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの検査ができる。
また、本第三の発明の情報処理装置は、第一の発明に対して、前記ルール情報格納部は、帳票種類識別子と、一の帳票に対して入力された1以上のデータに関する条件であるデータ条件と、不具合ルール情報とを対応付けて有する1以上のルール情報を格納しており、前記判断部は、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と、前記帳票識別子に対応する第一データが満たすデータ条件とに対応付けられている不具合ルール情報に合致するか否かを判断する情報処理装置である。
かかる構成により、入力されたデータの内容に応じて、不具合のルールを変更でき、よりきめ細かく、ユーザの入力が不適切であることの検査ができる。
また、本第四の発明の情報処理装置は、第三の発明に対して、前記判断部は、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、前記帳票格納部から取得する第一データ取得手段と、前記帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する第一ユーザ識別子取得手段と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する第二ユーザ識別子取得手段と、前記帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する帳票種類識別子取得手段と、前記帳票種類識別子、および前記第一データ取得手段が取得した第一データが満たすデータ条件と対応付けられる不具合ルール情報を、前記ルール情報格納部から取得する不具合ルール情報取得手段と、前記第一ユーザ識別子と前記第二ユーザ識別子が、前記不具合ルール情報取得手段が取得した不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する判断手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、入力されたデータの内容に応じて、不具合のルールを変更でき、よりきめ細かく、ユーザの入力が不適切であることの検査ができる。
また、本第五の発明の情報処理装置は、第一から第四いずれかの発明に対して、前記不具合情報出力部は、1以上の不具合情報を格納し得る不具合情報格納手段と、不具合情報の送信先を示す情報である送信先情報を格納し得る送信先情報格納手段と、不具合情報を通知するタイミングを示す通知タイミング情報を格納し得る通知タイミング情報格納手段と、前記不具合情報を、前記不具合情報格納手段に蓄積する不具合情報蓄積手段と、前記不具合情報格納手段に格納されている1以上の不具合情報を、前記通知タイミング情報が示すタイミングで、前記送信先情報が示す送信先に送信する送信手段とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザの入力が不適切である場合に、管理者等に、適切に知らしめることができる。
本発明による情報処理装置によれば、複数のユーザが入力して、完成する一の帳票等のドキュメントに対して、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの判断ができる。
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、例えば、帳票の種類ごとに、権限の不具合ルール情報を管理し、帳票への入力が適正か否かをチェックする情報処理システムについて説明する。なお、本実施の形態において、不具合ルール情報には、帳票内のデータ内容も含まれても良い。本実施の形態において、例えば、決裁願いの登録者と承認者が同一人である場合は不具合である。さらに、本実施の形態において、例えば、決裁願いの登録者と承認者が同一部門である場合は不具合である。
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、情報処理装置1と1以上の情報端末2とを具備する。情報処理装置1は、帳票等のドキュメントを管理するサーバ装置である。情報端末2は、ユーザの端末であり、いわゆるパーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯端末、ナビゲーション端末、テレビ等、情報を出力する機能を有する装置であれば良い。また、情報処理システムは、例えば、アプリケーションソフトウェアを実行するシステムである。また、ここでは、アプリケーションソフトウェアは、例えば、会計や、販売や、人事等の企業等の業務に用いられる業務システムとして機能するソフトウェアである。かかるソフトウェアは、企業の会計監査、内部監査等と密接な関係を有するソフトウェアである。また、業務システムは、例えば、決裁願の申請システム、出張許可申請システム、交通費申請システムなどである。
図2は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。情報処理装置1は、ユーザ情報格納部101、ルール情報格納部102、帳票格納部103、第一情報受付部104、第一蓄積部105、第二情報受付部106、判断部107、不具合情報構成部108、不具合情報出力部109、第二蓄積部110を具備する。
判断部107は、第一データ取得手段1071、第一ユーザ識別子取得手段1072、第二ユーザ識別子取得手段1073、帳票種類識別子取得手段1074、不具合ルール情報取得手段1075、判断手段1076を具備する。
不具合情報出力部109は、不具合情報格納手段1091、送信先情報格納手段1092、通知タイミング情報格納手段1093、不具合情報蓄積手段1094、送信手段1095を具備する。
情報端末2は、端末受付部21、端末送信部22、端末受信部23、端末出力部24を具備する。
ユーザ情報格納部101は、ユーザ情報を、2以上格納し得る。ユーザ情報は、ユーザに関する情報であり、ユーザを識別するユーザ識別子を含む。ユーザ情報は、ユーザが所属する部署を識別する部署識別子を有しても良い。ユーザ情報格納部101は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。ユーザ情報格納部101にユーザ情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してユーザ情報がユーザ情報格納部101で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたユーザ情報がユーザ情報格納部101で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたユーザ情報がユーザ情報格納部101で記憶されるようになってもよい。
ルール情報格納部102は、帳票種類識別子と、不具合ルール情報とを有するルール情報を、1以上格納し得る。また、ルール情報は、帳票種類識別子と、データ条件と、不具合ルール情報とを有しても良い。帳票種類識別子とは、帳票の種類を識別する情報である。不具合ルール情報とは、帳票に対する入力の不具合に関するルールであり、一の帳票に対してデータを入力する2以上のユーザの関係における不具合に関するルールである。また、不具合ルール情報は、例えば、後述する第一ユーザ識別子(例えば、決裁願いの申請者を識別する情報)と第二ユーザ識別子(例えば、決裁願いの承認者を識別する情報)が同一である場合に不具合であると判断し得るルールである。また、不具合ルール情報は、例えば、第一ユーザ識別子に対応する第一の部署識別子と第二ユーザ識別子に対応する第二の部署識別子が同一である場合に不具合であると判断し得るルールである。なお、不具合ルール情報は、上記2以上のユーザの関係が適切である場合のルールを示す情報でも良い。また、データ条件とは、一の帳票に対して入力された1以上のデータに関する条件である。データ条件とは、例えば、「決裁額>=100万円」、「出張交通費>=1万円」などである。また、帳票とは、例えば、登録(申請)、および登録(申請)に対する承認がある帳票である。さらに、不具合ルール情報とは、一の帳票に入力した二人のユーザの関係で、不具合か否かを判断するためのルールであり、不適合な場合を規定したルールでも、適合の場合を規定したルールでも良い。ルール情報格納部102は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。ルール情報格納部102にルール情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してルール情報がルール情報格納部102で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたルール情報がルール情報格納部102で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたルール情報がルール情報格納部102で記憶されるようになってもよい。
帳票格納部103は、帳票種類識別子と、帳票を識別する帳票識別子と、当該帳票識別子で識別される帳票のデータとを対応付けて格納し得る。帳票のデータとは、後述する第一データや第二データなどを含み得る。また、一つの識別子により、帳票種類識別子と、帳票識別子を含んでも良い(帳票の種類と帳票自体を識別できても良い)。帳票格納部103は、帳票種類識別子ごとに表を保持し、各表のレコードが帳票識別子で識別される帳票であっても良い。帳票格納部103におけるデータ管理の構造等は問わない。帳票格納部103は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
第一情報受付部104は、第一ユーザから、第一情報を受け付ける。第一情報は、第一ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第一ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第一データを有する。第一情報受付部104は、通常、第一ユーザ識別子で識別されるユーザが情報端末2に入力した第一情報を受信する。したがって、受付とは、無線または有線の通信手段を用いた受信が好適であるが、キーボードやマウスやテンキーやメニュー画面などの入力手段からの受け付けでも良い。第一情報受付部104は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
第一蓄積部105は、第一情報受付部104が受け付けた第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、第一情報が有する第一ユーザ識別子と第一データとを帳票格納部103に蓄積する。第一ユーザ識別子とは、ユーザにより入力された帳票内の情報でも良いし、ログイン時等に入力されたユーザIDなどでも良い。第一蓄積部105は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。第一蓄積部105の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
第二情報受付部106は、第二ユーザから、第二情報を受け付ける。第二情報は、第二ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第二ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第二データを有する。第二データとは、例えば、承認を意味する情報であり、第二ユーザ識別子でも良い。第二データが第二ユーザ識別子の場合、第二情報は、第二ユーザ識別子と帳票識別子のみでも良い。第二情報受付部106は、通常、第一ユーザから入力された第一情報に対応する第二情報を、第二ユーザから受け付ける。第二情報受付部106は、通常、第二ユーザ識別子で識別される第二ユーザが情報端末2に入力した第二情報を受信する。したがって、受付とは、無線または有線の通信手段を用いた受信が好適であるが、キーボードやマウスやテンキーやメニュー画面などの入力手段からの受け付けでも良い。第一情報受付部104は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
判断部107は、第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報に合致するか否かを判断する。また、判断部107は、第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と、帳票識別子に対応する第一データが満たすデータ条件とに対応付けられている不具合ルール情報に合致するか否かを判断しても良い。判断部107は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。判断部107の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
第一データ取得手段1071は、第二情報受付部106が受け付けた第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、帳票格納部103から取得する。
第一ユーザ識別子取得手段1072は、第二情報受付部106が受け付けた帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する。
第二ユーザ識別子取得手段1073は、第二情報受付部106が受け付けた第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する。
帳票種類識別子取得手段1074は、第二情報受付部106が受け付けた帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する。帳票種類識別子取得手段1074は、例えば、帳票格納部103から、帳票識別子に対応する帳票種類識別子を取得する。帳票種類識別子取得手段1074は、例えば、第二情報受付部106が受け付けた第二情報に含まれる帳票種類識別子を取得しても良い。
不具合ルール情報取得手段1075は、帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報を、ルール情報格納部102から取得する。また、不具合ルール情報取得手段1075は、帳票種類識別子、および第一データ取得手段1071が取得した第一データが満たすデータ条件と対応付けられる不具合ルール情報を、ルール情報格納部102から取得しても良い。
判断手段1076は、第一ユーザ識別子と第二ユーザ識別子が、不具合ルール情報取得手段1075が取得した不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する。
第一データ取得手段1071、第一ユーザ識別子取得手段1072、第二ユーザ識別子取得手段1073、帳票種類識別子取得手段1074、不具合ルール情報取得手段1075、および判断手段1076は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。第一データ取得手段1071等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
不具合情報構成部108は、判断部107が、不具合ルール情報に合致すると判断した場合、第二ユーザ識別子で識別される第二ユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報を構成する。「第二ユーザの入力が不適切である」とは、例えば、第二ユーザが入力する権限が無いことを示す。「不具合ルール情報に合致すると判断した場合」とは、適合するルールに合致しないと判断した場合と同様であることは言うまでもない。また、不具合情報とは、例えば、「本決裁願いの承認を行う資格が、ユーザ「第二ユーザ識別子」にはありません。」など、である。不具合情報のデータ構造等は問わない。また、不具合情報構成部108は、例えば、不具合情報の雛形の文「本<帳票種類識別子>の承認を行う資格が、ユーザ「<第二ユーザ識別子>」にはありません。」を保持しており、かかる雛形の文中の変数<帳票種類識別子>、<第二ユーザ識別子>に、取得された値(データ)を代入して、不具合情報を構成する。なお、雛形の文において、「<」「>」で囲まれている情報が変数である。不具合情報構成部108は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。不具合情報構成部108の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
不具合情報出力部109は、不具合情報構成部108が構成した不具合情報を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、音出力、外部の装置(情報端末2など)への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラム等への処理結果の引渡し等を含む概念である。なお、不具合情報出力部109は、不具合情報格納手段1091、送信先情報格納手段1092、通知タイミング情報格納手段1093、不具合情報蓄積手段1094、送信手段1095により構成されていることが好適であるが、不具合情報を蓄積するだけでも良いし、不具合情報を表示するだけでも良いし、不具合情報を他の装置(情報端末2など)に送信するだけでも良い。不具合情報出力部109は、例えば、無線または有線の通信手段等により実現され得る。
不具合情報格納手段1091は、1以上の不具合情報を格納し得る。不具合情報格納手段1091は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
送信先情報格納手段1092は、不具合情報の送信先を示す情報である送信先情報を格納し得る。送信先情報は、メールアドレスや、IPアドレスや、URL等である。なお、送信先は、例えば、部署の責任者、内部監査の担当者など、システムや部署を管理、監督する立場の者が好適である。送信先情報格納手段1092は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。送信先情報格納手段1092に送信先情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して送信先情報が送信先情報格納手段1092で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された送信先情報が送信先情報格納手段1092で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された送信先情報が送信先情報格納手段1092で記憶されるようになってもよい。
通知タイミング情報格納手段1093は、不具合情報を通知するタイミングを示す通知タイミング情報を格納し得る。通知タイミング情報とは、例えば、「毎週金曜日 18:00」や、「毎月末 17:00」や、「2008/6/25 10:00」などである。なお、通知タイミング情報の構造は問わない。通知タイミング情報格納手段1093は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。通知タイミング情報格納手段1093に通知タイミング情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して通知タイミング情報が通知タイミング情報格納手段1093で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された通知タイミング情報が通知タイミング情報格納手段1093で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された通知タイミング情報が通知タイミング情報格納手段1093で記憶されるようになってもよい。
不具合情報蓄積手段1094は、不具合情報構成部108が構成した不具合情報を、不具合情報格納手段1091に蓄積する。不具合情報蓄積手段1094は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。不具合情報蓄積手段1094の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
送信手段1095は、不具合情報格納手段1091に格納されている1以上の不具合情報を、通知タイミング情報が示すタイミングで、送信先情報が示す送信先に送信する。ここで、送信とは、例えば、電子メール、電話、所定のファイルへの書き込みなどである。送信手段1095は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
第二蓄積部110は、判断部107が、不具合ルール情報に合致しないと判断した場合、第二情報受付部106が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、第二情報が有する第二データを、帳票格納部103に蓄積する。なお、不具合ルール情報が適正なことを示すルールである場合は、判断部107が、不具合ルール情報に合致すると判断した場合、第二蓄積部110は、第二情報受付部106が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、第二情報が有する第二データを、帳票格納部103に蓄積する。かかる場合も、第二蓄積部110の動作に含まれる(同一の動作である)ことは言うまでもない。なお、第二蓄積部110は、判断部107における判断に関わらず、第二データを、帳票格納部103に蓄積しても良い。第二蓄積部110は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。第二蓄積部110の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、情報処理装置1の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)第一情報受付部104または第二情報受付部106は、何らかの情報(指示等も含む)を受け付けたか否かを判断する。情報を受け付ければステップS302に行き、情報を受け付けなければステップS311に行く。
(ステップS302)第一情報受付部104は、ステップS301で受け付けた情報が、第一情報であるか否かを判断する。第一情報であればステップS303に行き、第一情報でなければステップS304に行く。なお、第一情報受付部104は、ある帳票に対する最初のデータ入力、または申請のための情報の入力である場合は、第一情報であると判断する。つまり、第一情報受付部104は、例えば、帳票の属性をチェックし、受け付けた情報が、申請のための情報であるか否かをチェックする。なお、申請のための情報とは、例えば、決裁願いを発行するための情報、出張許可願いを申請するための情報、備品購入願いを申請するための情報等である。
(ステップS303)第一蓄積部105は、ステップS301で受け付けた第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、当該第一情報が有する第一ユーザ識別子と第一データとを帳票格納部103に蓄積する。なお、帳票格納部103に帳票識別子に対応する情報が存在しない場合は、第一蓄積部105は、例えば、帳票識別子と第一ユーザ識別子と第一データとを有するレコードを、対応する表(当該種類の帳票を管理している表)に追記する。ステップS301に戻る。
(ステップS304)第二情報受付部106は、ステップS301で受け付けた情報が、第二情報であるか否かを判断する。第二情報であればステップS305に行き、第二情報でなければステップS310に行く。
(ステップS305)判断部107は、第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報に合致するか否かを判断する。かかる処理を判断処理という。判断処理の詳細について、図4、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS306)不具合情報構成部108は、ステップS305における判断処理の結果が「不適切(例えば、「1」)」であるか否かを判断する。判断処理の結果が「不適切」であればステップS307に行き、「不適切」でなければステップS309に行く。
(ステップS307)不具合情報構成部108は、第二ユーザ識別子で識別される第二ユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報を構成する。
(ステップS308)不具合情報出力部109の不具合情報蓄積手段1094は、不具合情報構成部108が構成した不具合情報を、不具合情報格納手段1091に蓄積する。ステップS301に戻る。
(ステップS309)第二蓄積部110は、第二情報受付部106が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、当該第二情報が有する第二データを、帳票格納部103に蓄積する。ステップS301に戻る。
(ステップS310)図示しない動作部は、ステップS301で受け付けた指示や情報等に対応した動作を行う。ステップS301に戻る。
(ステップS311)送信手段1095は、不具合情報の送信タイミングであるか否かを判断する。送信タイミングであればステップS312に行き、送信タイミングでなければステップS301に戻る。
(ステップS312)送信手段1095は、送信先情報格納手段1092から送信先情報を取得する。
(ステップS313)送信手段1095は、不具合情報格納手段1091から不具合情報を取得する。
(ステップS314)送信手段1095は、ステップS312で取得した送信先情報が示す送信先に、ステップS313で取得した不具合情報を送信する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、ステップS305における判断処理の結果が「不適切(例えば、「1」)」であっても、ステップS309における第二情報の蓄積処理を行っても良い。かかる場合でも、不適切な第二情報の入力であることが記録されたり、第三者に通知されたりする。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS305の判断処理の第一の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)第一データ取得手段1071は、受け付けられた第二情報に含まれる帳票識別子を取得する。
(ステップS402)第一データ取得手段1071は、ステップS401で取得した帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、帳票格納部103から取得する。
(ステップS403)第一ユーザ識別子取得手段1072は、ステップS401で取得された帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する。
(ステップS404)第二ユーザ識別子取得手段1073は、受け付けられた第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する。
(ステップS405)帳票種類識別子取得手段1074は、ステップS401で取得された帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する。
(ステップS406)不具合ルール情報取得手段1075は、ステップS405で取得された帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報を、ルール情報格納部102から取得する。
(ステップS407)判断手段1076は、ステップS403で取得された第一ユーザ識別子と、ステップS404で取得された第二ユーザ識別子が、ステップS406で取得された不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する。なお、ここでの判断は、第一ユーザ識別子に対応する部署識別子と、第二ユーザ識別子に対応する部署識別子とが、不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する場合でも良い。かかる場合も、二人の関係が適正か不適正かを判断することである。
(ステップS408)判断手段1076は、ステップS407における判断結果が「合致」であればステップS409に行き、「合致」でなければステップS410に行く。
(ステップS409)判断手段1076は、変数「判断結果」に「不適切(例えば、「1」)」を代入する。上位処理にリターンする。
(ステップS410)判断手段1076は、変数「判断結果」に「適切(例えば、「0」)」を代入する。上位処理にリターンする。
次に、ステップS405の判断処理の第二の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5のフローチャートにおいて、図4のフローチャートと同一の処理は、その説明を省略する。
(ステップS501)不具合ルール情報取得手段1075は、ステップS406で取得した1以上の不具合ルール情報が有するデータ条件に対応する1以上のデータを、第一データから取得する。
(ステップS502)不具合ルール情報取得手段1075は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS503)不具合ルール情報取得手段1075は、ステップS406で取得した1以上の各不具合ルール情報に対応する1以上のデータ条件の中に、i番目のデータ条件が存在するか否かを判断する。i番目のデータ条件が存在すればステップS504に行き、i番目のデータ条件が存在しなければステップS409に行く。
(ステップS504)不具合ルール情報取得手段1075は、ステップS501で取得した1以上のデータが、i番目のデータ条件に合致するか否かを判断する。合致すると判断した場合はステップS505に行き、合致しないと判断した場合はステップS506に行く。
(ステップS505)不具合ルール情報取得手段1075は、i番目のデータ条件に対応する不具合ルール情報を取得する。ステップS407に行く。
(ステップS506)不具合ルール情報取得手段1075は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS503に戻る。
以下、本実施の形態における情報処理装置1の具体的な動作について説明する。情報処理装置1の概念図は図1である。
今、ユーザ情報格納部101は、図6に示すユーザ情報管理表を保持している。ユーザ情報管理表は、「ID」と「ユーザ情報」を有するレコードを1以上管理している表である。「ID」はレコードを識別する情報であり、表管理のための属性である。「ユーザ情報」は、「ユーザID」「パスワード」「氏名」「部署識別子」「役職」などの属性を有する。「ユーザID」は、ユーザを識別するIDである。ユーザは、例えば、情報端末2に「ユーザID」と「パスワード」を入力し、情報処理装置1の図示しない認証部による認証許可を得た後、後述するような帳票へのデータの入力を行う。なお、「ユーザID」または「氏名」が、ユーザ識別子となり得る。「部署識別子」は部署を識別する情報である。「役職」は役職を識別する情報である。
また、ルール情報格納部102は、図7に示すルール情報管理表を保持している。ルール情報管理表は、「ID」と「ルール情報」を有するレコードを1以上管理している表である。「ルール情報」は、「帳票種類識別子」「データ条件」「不具合ルール情報」を有する。「不具合ルール情報」は、ここでは、不適合であることを判断するためのルールである。図7において、「ID=1」のレコードは、帳票種類識別子「決裁願」で、決裁額が100万円以上の場合、「第一の部署識別子=第二の部署識別子」である場合、または、「第二のユーザの役職が部長でない」場合は、不具合がある、と判断されることを示す。図7の表において「!=」は、「不適合である」という意味である。また、役職の「A<B」は、役職のレベルについて、AがBより低いことを示す。さらに、ルール情報格納部102は、図8に示す役職階層情報管理表を保持している、とする。役職階層情報管理表は、「ランク」「役職階層情報」を有するレコードを1以上、保持している。図8の役職階層情報管理表は、技術系社員の役職の階層を示す役職階層情報と、営業・事務系の社員の役職の階層を示す役職階層情報の2つの役職階層情報を保持する。なお、図8において、技術系社員と営業・事務系の社員で同じ呼称の役職は、一つに記載している。役職のレベルを取得する場合に、図8の役職階層情報管理表のランクを用いる。なお、図7の「第一ユーザの役職>=第二ユーザの役職」は、「第一ユーザの役職に対応するランク(数値)<=第二ユーザの役職に対応するランク(数値)」と同意義である。つまり、図8において、ランクの数値が小さいほど、役職が上、であることを示す。
また、帳票格納部103は、図9に示す決裁願の帳票情報管理表を保持している。図9の帳票情報管理表は、帳票種類識別子「決裁願」の管理表であり、各レコードが一つの帳票「決裁願」に対応する。帳票情報管理表は、「帳票識別子」「タイトル」「決裁内容」「決裁申請者識別子」「起案日」「決裁額」「承認者識別子」「承認日」などの属性を有する。帳票情報管理表の各レコードは、決裁の起案者(第一ユーザ)と、承認者(第二ユーザ)との二人のユーザにより完成される文書に対応するレコードである。「タイトル」は、決裁願のタイトルである。「決裁内容」は決裁の内容、目的、効果などを記載する属性である。「決裁申請者識別子」は、決裁の起案者を識別する情報であり、ここでは、第一ユーザ識別子に対応する、とする。「決裁額」は、決裁の金額である。「承認者識別子」は、決裁の承認者を識別する情報であり、ここでは、第二ユーザ識別子に対応する、とする。図9において、現在、3つのレコードが格納されている。
また、送信先情報格納手段1092は、管理者のメールアドレスである送信先情報「kanri@abc.co.jp」を格納している。
さらに、通知タイミング情報格納手段1093は、ここでは、「毎月第一金曜日 17:00」を保持している、とする。
かかる状況において、ユーザ「高田正子」は、自分の情報端末2に対して、自己のユーザID「5310」とパスワード「xxx」を入力し、情報処理装置1にログインした、とする。かかるログイン処理は、公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
次に、ユーザ「高田正子」は、全社会計システムの導入の決裁を起案するために、情報処理装置1の社内帳票システム(本情報処理システム)の決裁願システムを立ち上げた、とする。なお、この決裁願システムの画面例を図10に示す。図10において、画面の破線より上のフィールドは、起案者が入力するフィールド、画面の破線より下のフィールドは、承認者が入力するフィールドである。
そして、ユーザ「高田正子」は、図11に示すような、決裁願の申請の情報を入力して、登録ボタンを押下した、とする。すると、端末受付部21は、ユーザ「高田正子」が入力した情報を受け付け、端末送信部22は、当該情報を、情報処理装置1に送信する。
次に、第一情報受付部104は、第一ユーザ識別子「5310」と、帳票識別子「04」と、当該第一ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第一データを有する。第一データは、タイトル「全社会計システム導入」、決裁内容「全社で利用できる・・・・」、起案日「2008/4/22」、決裁額「210万円」を含む。なお、第一情報受付部104は、例えば、起案者「高田正子」と対になる第一ユーザ識別子「5310」を、ユーザ情報格納部101から取得する、とする。なお、起案者「高田正子」から第一ユーザ識別子「5310」を取得する処理は、情報端末2が行っても良い。また、第一情報受付部104は、例えば、図9の帳票情報管理表から、次のレコードの帳票識別子「04」を取得する、とする。なお、次のレコードの帳票識別子「04」の取得方法は問わない。
次に、第一蓄積部105は、第一情報受付部104が受け付けた第一情報が有する帳票識別子「04」と対応付けて、第一情報が有する第一ユーザ識別子「5310」と第一データ(タイトル「全社会計システム導入」、決裁内容「全社で利用できる・・・・」、起案日「2008/4/22」、決裁額「210万円」など)とを、図9の帳票情報管理表に蓄積する。そして、第一蓄積部105は、図12に示す帳票情報管理表を得る。
次に、ユーザ「青木広」が、自分の情報端末2から帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」に対する決裁願の承認処理を行おうと、帳票識別子「04」のデータを呼び出す。そして、ユーザ「青木広」の情報端末2には、図11の画面が表示される。
次に、ユーザ「青木広」が、図13に示すように、承認部署「総務部」、承認者「青木広」、承認日「2008/4/23」を入力し、登録ボタンを押下した、とする。すると、端末受付部21は、ユーザ「青木広」が入力した情報を受け付け、端末送信部22は、当該情報を、情報処理装置1に送信する。なお、送信される情報は、例えば、帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」、承認部署「総務部」、承認者「青木広」、承認日「2008/4/23」を含む。
次に、第二情報受付部106は、情報処理装置1から情報を受け付ける。そして、第二情報受付部106は、受け付けた帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」から、既に、レコードが存在し、追記の情報を受け付けたこと(第二情報を受け付けたこと)を判断する。そして、第二情報受付部106が受け付けた第二情報は、帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」、承認部署「総務部」、承認者「青木広」、第二ユーザ識別子「5544」承認日「2008/4/23」を含む、とする。なお、例えば、第二情報受付部106は、承認者「青木広」と対になる第二ユーザ識別子「5544」を、図6のユーザ情報管理表から取得する、とする。
次に、判断部107は、以下のような判断処理を行う。つまり、第一データ取得手段1071は、受け付けられた第二情報に含まれる帳票識別子「04」を取得する。そして、第一データ取得手段1071は、取得した帳票識別子「04」と一致する帳票識別子に対応する第一データ(タイトル「全社会計システム導入」、決裁内容「全社で利用できる・・・・」、起案日「2008/4/22」、決裁額「210万円」など)を、図12の帳票管理表から取得する。
次に、第一ユーザ識別子取得手段1072は、取得された帳票識別子「04」に対応する第一ユーザ識別子「5310」を取得する。
そして、第二ユーザ識別子取得手段1073は、受け付けられた第二情報に含まれる第二ユーザ識別子「5544」を取得する。
次に、帳票種類識別子取得手段1074は、取得された帳票識別子「04」で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子「決裁願」を取得する。
次に、不具合ルール情報取得手段1075は、取得された帳票種類識別子「決裁願」と対応付けられる不具合ルール情報を、図7のルール情報管理表から取得する。そして、不具合ルール情報取得手段1075は、「ID=1」「ID=2」の不具合ルール情報を得る。また、不具合ルール情報取得手段1075は、「ID=1」「ID=2」のデータ条件を取得する。
次に、不具合ルール情報取得手段1075は、取得した1以上の不具合ルール情報に対応するデータ条件(「決裁額>=100万円」「決裁額<100万円」)に対応する1以上のデータ「決裁額:210万円」を、第一データから取得する。つまり、不具合ルール情報取得手段1075は、データ条件を構成する属性「決裁額」に対応するデータ「210万円」を取得する。
次に、不具合ルール情報取得手段1075は、取得したデータ「決裁額:210万円」が、「ID=1」の不具合ルール情報に対応するデータ条件「決裁額>=100万円」に合致する、と判断する。
次に、不具合ルール情報取得手段1075は、1番目のデータ条件に対応する不具合ルール情報「第一の部署識別子=第二の部署識別子 OR 第二ユーザの役職!=部長」を取得する。
そして、判断手段1076は、取得された第一ユーザ識別子「5310」と、取得された第二ユーザ識別子「5544」が、取得された不具合ルール情報「第一の部署識別子=第二の部署識別子 OR 第二ユーザの役職!=部長」が示すルールに合致するか否かを判断する。ここで、第一ユーザ識別子「5310」の部署識別子である第一の部署識別子が「総務部」、第二ユーザ識別子「5544」の部署識別子である第二の部署識別子が「総務部」であるので、判断手段1076は、不具合ルール情報に合致する、と判断する。
そして、判断手段1076は、変数「判断結果」に「不適切(例えば、「1」)」を代入する。
次に、不具合情報構成部108は、第二ユーザ識別子「5544」で識別される第二ユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報(例えば、「ユーザ「5544」は、決裁願「04」の承認に失敗しました。」,2008/4/23 16:14)を構成する。
次に、不具合情報蓄積手段1094は、不具合情報構成部108が構成した不具合情報(例えば、「ユーザ「5544」は、決裁願「04」の承認に失敗しました。」,2008/4/23 16:14)を、不具合情報格納手段1091に蓄積する。
そして、図示しない手段により、不具合情報または不具合情報の内容が、情報端末2に送信される、とする。そして、情報端末2は、不具合情報を受信し、出力する。そして、ユーザ「青木広」は、決裁願の承認をする権利が無いことを知る。
そして、例えば、送信手段1095は、通知タイミング情報格納手段1093に格納されている通知タイミング情報が示すタイミング「5/9(金) 17:00」になった時に、送信先情報格納手段1092に格納されている送信先情報「kanri@abc.co.jp」が示す送信先に、不具合情報格納手段1091の不具合情報を送信する。図14は、不具合情報群(不具合承認レポート)の例である。
次に、ユーザ「青木広」は、自分の部署の決裁願であって、決裁額が100万円を超えるものについて、承認ができないことを知り、経理部の部長「山本和夫」に、決裁願の承認を依頼にいった、とする。
そして、ユーザ「山本和夫」が、自分の情報端末2から帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」に対する決裁願の承認処理を行おうと、帳票識別子「04」のデータを呼び出す。そして、ユーザ「山本和夫」の情報端末2には、図11の画面が表示される。
次に、ユーザ「山本和夫」が、承認部署「経理部」、承認者「山本和夫」、承認日「2008/4/23」を入力し、登録ボタンを押下した、とする。すると、端末受付部21は、ユーザ「山本和夫」が入力した情報を受け付け、端末送信部22は、当該情報を、情報処理装置1に送信する。なお、送信される情報は、例えば、帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」、承認部署「経理部」、承認者「山本和夫」、承認日「2008/4/23」を含む。
次に、第二情報受付部106は、情報処理装置1から情報を受け付ける。そして、第二情報受付部106は、受け付けた帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」から、既に、レコードが存在し、追記の情報を受け付けたこと(第二情報を受け付けたこと)を判断する。そして、第二情報受付部106が受け付けた第二情報は、帳票種類識別子「決裁願」、帳票識別子「04」、承認部署「経理部」、承認者「山本和夫」、第二ユーザ識別子「5432」承認日「2008/4/23」を含む、とする。なお、例えば、第二情報受付部106は、承認者「山本和夫」と対になる第二ユーザ識別子「5432」を、図6のユーザ情報管理表から取得する、とする。
次に、判断部107は、上述したような判断処理を行う。つまり、第一データ取得手段1071は、受け付けられた第二情報に含まれる帳票識別子「04」を取得する。そして、第一データ取得手段1071は、取得した帳票識別子「04」と一致する帳票識別子に対応する第一データ(タイトル「全社会計システム導入」、決裁内容「全社で利用できる・・・・」、起案日「2008/4/22」、決裁額「210万円」など)を、図12の帳票管理表から取得する。
次に、第一ユーザ識別子取得手段1072は、取得された帳票識別子「04」に対応する第一ユーザ識別子「5310」を取得する。
そして、第二ユーザ識別子取得手段1073は、受け付けられた第二情報に含まれる第二ユーザ識別子「5432」を取得する。
次に、帳票種類識別子取得手段1074は、取得された帳票識別子「04」で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子「決裁願」を取得する。
次に、不具合ルール情報取得手段1075は、上述した処理により、不具合ルール情報「第一の部署識別子=第二の部署識別子 OR 第二ユーザの役職!=部長」を取得する。
そして、判断手段1076は、取得された第一ユーザ識別子「5310」と、取得された第二ユーザ識別子「5432」が、取得された不具合ルール情報「第一の部署識別子=第二の部署識別子 OR 第二ユーザの役職!=部長」が示すルールに合致しない、と判断する。
そして、判断手段1076は、変数「判断結果」に「適切(例えば、「0」)」を代入する。
次に、第二蓄積部110は、第二情報受付部106が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、当該第二情報が有する第二データを、帳票格納部103に蓄積する。そして、第二蓄積部110は、図15に示す帳票管理表を得る。
以上、本実施の形態によれば、複数のユーザが入力して、完成する一の帳票等のドキュメントに対して、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの判断ができる。
また、本実施の形態によれば、入力された第一データの内容に応じて、不具合のルールを変更でき、よりきめ細かく、第二ユーザの入力が不適切であることの検査ができる。そのため、本情報処理装置、情報処理システムが、内部監査の条件を満たすことを支援したり、保証したりでき得る。
なお、本実施の形態の具体例によれば、ルール情報は、データ条件をも有する例を用いて、主に説明した。しかし、データ条件を有さないルール情報でも良いことは、図7に示すルール情報管理表に示した通りである。
また、本実施の形態によれば、不具合ルール情報は、適合するためのルールを示す情報でも良い。かかる場合、ルール情報管理表は、図16に示すようのものになる。図7と図16のルール情報管理表は、どちらを採用しても、動作は同様である。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、第一ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第一ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第一データを有する第一情報を受け付ける第一情報受付部と、前記第一情報受付部が受け付けた第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第一情報が有する第一ユーザ識別子と第一データとを、記憶媒体に蓄積する第一蓄積部と、第二ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第二ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第二データを有する第二情報を受け付ける第二情報受付部と、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報に合致するか否かを判断する判断部と、前記判断部が、不具合ルール情報に合致すると判断した場合、第二ユーザ識別子で識別されるユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報を構成する不具合情報構成部と、前記不具合情報構成部が構成した不具合情報を出力する不具合情報出力部と、前記判断部が、不具合ルール情報に合致しないと判断した場合、前記第二情報受付部が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第二情報が有する第二データを、前記記憶媒体に蓄積する第二蓄積部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記判断部は、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、前記記憶媒体から取得する第一データ取得手段と、前記帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する第一ユーザ識別子取得手段と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する第二ユーザ識別子取得手段と、前記帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する帳票種類識別子取得手段と、前記帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報を、記憶媒体から取得する不具合ルール情報取得手段と、
前記第一ユーザ識別子と前記第二ユーザ識別子が、前記不具合ルール情報取得手段が取得した不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する判断手段を具備するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記ルール情報は、帳票種類識別子と、一の帳票に対して入力された1以上のデータに関する条件であるデータ条件と、不具合ルール情報とを対応付けて有し、前記判断部は、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と、前記帳票識別子に対応する第一データが満たすデータ条件とに対応付けられている不具合ルール情報に合致するか否かを判断するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記判断部は、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、前記記憶媒体から取得する第一データ取得手段と、前記帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する第一ユーザ識別子取得手段と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する第二ユーザ識別子取得手段と、前記帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する帳票種類識別子取得手段と、前記帳票種類識別子、および前記第一データ取得手段が取得した第一データが満たすデータ条件と対応付けられる不具合ルール情報を、前記ルール情報格納部から取得する不具合ルール情報取得手段と、前記第一ユーザ識別子と前記第二ユーザ識別子が、前記不具合ルール情報取得手段が取得した不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する判断手段を具備するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記不具合情報出力部は、前記不具合情報を、記憶媒体に蓄積する不具合情報蓄積手段と、前記記憶媒体に格納されている1以上の不具合情報を、通知タイミング情報が示すタイミングで、送信先情報が示す送信先に送信する送信手段とを具備するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。
また、図17は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した実施の形態の情報処理装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図17は、このコンピュータシステム340の概観図であり、図18は、コンピュータシステム340の内部構成を示す図である。
図17において、コンピュータシステム340は、FDドライブ3411、CD−ROMドライブ3412を含むコンピュータ341と、キーボード342と、マウス343と、モニタ344とを含む。
図18において、コンピュータ341は、FDドライブ3411、CD−ROMドライブ3412に加えて、MPU3413と、CD−ROMドライブ3412及びFDドライブ3411に接続されたバス3414と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3415と、CPU3413に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3416と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3417とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ341は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム340に、上述した実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3501、またはFD3502に記憶されて、CD−ROMドライブ3412またはFDドライブ3411に挿入され、さらにハードディスク3417に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ341に送信され、ハードディスク3417に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3416にロードされる。プログラムは、CD−ROM3501、FD3502またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ341に、上述した実施の形態の情報処理装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム340がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置は、複数のユーザが入力して、完成する一の帳票等のドキュメントに対して、他のユーザとの関係において、あるユーザの入力が不適切であることの検査ができる、という効果を有し、社内業務システム等として有用である。
実施の形態1における情報処理システムの概念図 同情報処理システムのブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同判断処理の動作について説明するフローチャート 同判断処理の動作について説明するフローチャート 同ユーザ情報管理表を示す図 同ルール情報管理表を示す図 同役職階層情報管理表を示す図 同帳票情報管理表を示す図 同決裁願システムの画面例を示す図 同決裁願システムの画面例を示す図 同帳票管理表を示す図 同決裁願システムの画面例を示す図 同不具合承認レポートの例を示す図 同帳票管理表を示す図 同ルール情報管理表を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムの内部構成を示す図
符号の説明
1 情報処理装置
2 情報端末
21 端末受付部
22 端末送信部
23 端末受信部
24 端末出力部
101 ユーザ情報格納部
102 ルール情報格納部
103 帳票格納部
104 第一情報受付部
105 第一蓄積部
106 第二情報受付部
107 判断部
108 不具合情報構成部
109 不具合情報出力部
110 第二蓄積部
1071 第一データ取得手段
1072 第一ユーザ識別子取得手段
1073 第二ユーザ識別子取得手段
1074 帳票種類識別子取得手段
1075 不具合ルール情報取得手段
1076 判断手段
1091 不具合情報格納手段
1092 送信先情報格納手段
1093 通知タイミング情報格納手段
1094 不具合情報蓄積手段
1095 送信手段

Claims (9)

  1. ユーザを識別するユーザ識別子を含むユーザ情報を、2以上格納し得るユーザ情報格納部と、
    帳票の種類を識別する帳票種類識別子と、当該帳票に対する入力の不具合に関するルールであり、一の帳票に対してデータを入力する2以上のユーザの関係における不具合に関するルールを示す不具合ルール情報とを対応付けて有する1以上のルール情報を格納し得るルール情報格納部と、
    帳票種類識別子と、帳票を識別する帳票識別子と、当該帳票識別子で識別される帳票のデータとを対応付けて格納し得る帳票格納部と、
    第一ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第一ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第一データを有する第一情報を受け付ける第一情報受付部と、
    前記第一情報受付部が受け付けた第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第一情報が有する第一ユーザ識別子と第一データとを、前記帳票格納部に蓄積する第一蓄積部と、
    第二ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第二ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第二データを有する第二情報を受け付ける第二情報受付部と、
    前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報に合致するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が、不具合ルール情報に合致すると判断した場合、第二ユーザ識別子で識別されるユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報を構成する不具合情報構成部と、
    前記不具合情報構成部が構成した不具合情報を出力する不具合情報出力部と、
    前記判断部が、不具合ルール情報に合致しないと判断した場合、前記第二情報受付部が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第二情報が有する第二データを、前記帳票格納部に蓄積する第二蓄積部とを具備する情報処理装置。
  2. 前記判断部は、
    前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、前記帳票格納部から取得する第一データ取得手段と、
    前記帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する第一ユーザ識別子取得手段と、
    前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する第二ユーザ識別子取得手段と、
    前記帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する帳票種類識別子取得手段と、
    前記帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報を、前記ルール情報格納部から取得する不具合ルール情報取得手段と、
    前記第一ユーザ識別子と前記第二ユーザ識別子が、前記不具合ルール情報取得手段が取得した不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する判断手段を具備する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記ルール情報格納部は、
    帳票種類識別子と、一の帳票に対して入力された1以上のデータに関する条件であるデータ条件と、不具合ルール情報とを対応付けて有する1以上のルール情報を格納しており、
    前記判断部は、
    前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と、前記帳票識別子に対応する第一データが満たすデータ条件とに対応付けられている不具合ルール情報に合致するか否かを判断する請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記判断部は、
    前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一データを、前記帳票格納部から取得する第一データ取得手段と、
    前記帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子を取得する第一ユーザ識別子取得手段と、
    前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子を取得する第二ユーザ識別子取得手段と、
    前記帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子を取得する帳票種類識別子取得手段と、
    前記帳票種類識別子、および前記第一データ取得手段が取得した第一データが満たすデータ条件と対応付けられる不具合ルール情報を、前記ルール情報格納部から取得する不具合ルール情報取得手段と、
    前記第一ユーザ識別子と前記第二ユーザ識別子が、前記不具合ルール情報取得手段が取得した不具合ルール情報が示すルールに合致するか否かを判断する判断手段を具備する請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記不具合情報出力部は、
    1以上の不具合情報を格納し得る不具合情報格納手段と、
    不具合情報の送信先を示す情報である送信先情報を格納し得る送信先情報格納手段と、
    不具合情報を通知するタイミングを示す通知タイミング情報を格納し得る通知タイミング情報格納手段と、
    前記不具合情報を、前記不具合情報格納手段に蓄積する不具合情報蓄積手段と、
    前記不具合情報格納手段に格納されている1以上の不具合情報を、前記通知タイミング情報が示すタイミングで、前記送信先情報が示す送信先に送信する送信手段とを具備する請求項1から請求項4いずれか記載の情報処理装置。
  6. 前記不具合ルール情報は、
    第一ユーザ識別子と第二ユーザ識別子が同一である場合に不具合であると判断し得るルールである請求項1から請求項5いずれか記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ情報は、
    前記ユーザが所属する部署を識別する部署識別子を具備し、
    前記不具合ルール情報は、
    第一ユーザ識別子に対応する第一の部署識別子と第二ユーザ識別子に対応する第二の部署識別子が同一である場合に不具合であると判断し得るルールである請求項1から請求項5いずれか記載の情報処理装置。
  8. 第一情報受付部、第一蓄積部、第二情報受付部、判断部、不具合情報構成部、不具合情報出力部、および第二蓄積部により実現される情報処理方法であって、
    前記第一情報受付部により、第一ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第一ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第一データを有する第一情報を受け付ける第一情報受付ステップと、
    前記第一蓄積部により、前記第一情報受付ステップで受け付けられた第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第一情報が有する第一ユーザ識別子と第一データとを、記憶媒体に蓄積する第一蓄積ステップと、
    前記第二情報受付部により、第二ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第二ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第二データを有する第二情報を受け付ける第二情報受付ステップと、
    前記判断部により、前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報に合致するか否かを判断する判断部と、
    前記不具合情報構成部により、前記判断ステップで、不具合ルール情報に合致すると判断した場合、第二ユーザ識別子で識別されるユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報を構成する不具合情報構成ステップと、
    前記不具合情報出力部により、前記不具合情報構成ステップで構成された不具合情報を出力する不具合情報出力部と、
    前記第二蓄積部により、前記判断ステップで、不具合ルール情報に合致しないと判断した場合、前記第二情報受付ステップで受け付けられた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第二情報が有する第二データを、前記記憶媒体に蓄積する第二蓄積ステップとを具備する情報処理方法。
  9. コンピュータを、
    第一ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第一ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第一データを有する第一情報を受け付ける第一情報受付部と、
    前記第一情報受付部が受け付けた第一情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第一情報が有する第一ユーザ識別子と第一データとを、記憶媒体に蓄積する第一蓄積部と、
    第二ユーザ識別子と、帳票識別子と、当該第二ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した第二データを有する第二情報を受け付ける第二情報受付部と、
    前記第二情報に含まれる帳票識別子と一致する帳票識別子に対応する第一ユーザ識別子と、前記第二情報に含まれる第二ユーザ識別子が、当該帳票識別子で識別される帳票の種類を識別する帳票種類識別子と対応付けられる不具合ルール情報に合致するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が、不具合ルール情報に合致すると判断した場合、第二ユーザ識別子で識別されるユーザの入力が不適切である旨を示す不具合情報を構成する不具合情報構成部と、
    前記不具合情報構成部が構成した不具合情報を出力する不具合情報出力部と、
    前記判断部が、不具合ルール情報に合致しないと判断した場合、前記第二情報受付部が受け付けた第二情報が有する帳票識別子と対応付けて、前記第二情報が有する第二データを、前記記憶媒体に蓄積する第二蓄積部として機能させるためのプログラム。
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