JP2009526309A - 複数の製造業者の機器の保守を容易にする動的な情報の知識ベース - Google Patents

複数の製造業者の機器の保守を容易にする動的な情報の知識ベース Download PDF

Info

Publication number
JP2009526309A
JP2009526309A JP2008554206A JP2008554206A JP2009526309A JP 2009526309 A JP2009526309 A JP 2009526309A JP 2008554206 A JP2008554206 A JP 2008554206A JP 2008554206 A JP2008554206 A JP 2008554206A JP 2009526309 A JP2009526309 A JP 2009526309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maintenance
company
questions
equipment
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008554206A
Other languages
English (en)
Inventor
ブダ,ジョセフ,ジー.
ブラック,アンソニー,シー.
パトリア,マイケル,ジョン.
ボンジョビ,リサ,エー.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JP2009526309A publication Critical patent/JP2009526309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling

Abstract

複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識ベースが生成される。ネットワーク(10)が、ネットワークユーザからの機器保守上の質問および回答を受けて公示する。提出された機器保守上の質問および関連する回答の各々は、検証され、サーチ可能なデータベース(20)に保存される。

Description

本発明は、複数の製造業者の機器の保守を容易にする動的な情報の知識ベースに関する。
機器の保守に係わる作業員は、複数の製造業者の機器の保守を要求されることが多い。ある保守作業員がこれら複数の製造業者のうちの1つの機器を熟知していない場合、彼または彼女は、その製造業者の機器を熟知した他の保守作業員に連絡して、その機器の最善な保守の方法を決定する。しかし、保守作業員が、解決法を知っている誰かを特定することができない場合、彼または彼女は、その機器を保守することができない。このことは、保守作業員と、その保守作業員を雇っている会社の両方に対して悪い評判を招いてしまう。また、その保守作業員が彼または彼女の質問に対する回答を有する誰かを見つけることができる場合であっても、同じ会社内の保守作業員のさまざまなグループの間で同じ質問が尋ねられて、回答されている可能性は高い。
この種の情報を交換することに費やされる時間は、軽視できない程に長く、保守作業員に効率の悪い時間の過ごし方をさせてしまう。
本発明は、複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識ベースを生成することに関する。ネットワークが、ネットワークユーザからの機器保守上の質問および回答を受けて公示する。提出された機器保守上の質問および関連する回答の各々は、検証され、その後、サーチ可能なデータベース内に保存される。
図1は、複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識ベースを生成および整備するシステム10のブロック図である。システム10は、サーバー12、保守作業員ブロック14、ローカルリードワークステーション15、知識ベースネットワークブローカワークステーション16、エキスパートブロック18、監査ワークステーション19および機器保守データベース20を含む。保守作業員ブロック14は、複数の保守ワークステーションSW1,SW2,SW3,SW4,SW5〜SWnを含む。エキスパートブロック18は、エキスパートワークステーションE1,E2,E3,E4,E5,E6を含む。保守ワークステーションSW1〜SWn、エキスパートワークステーションE1〜E6およびブローカワークステーション16の各々は、サーバー12に接続されている。サーバー12、保守作業員ブロック14、エキスパートブロック18および監査ワークステーション19の各々は、機器保守データベース20に接続されている。
システム10は、ネットワークを介して個人つまりユーザたちと接続し、エレベータ、自動車、航空機、コンピュータ、産業機械、家電製品などの機器を保守することについての知識および情報を共有する。一実施例においては、システム10は、自社以外の製造業者の機器を保守することについての知識および情報を共有するための、自社の社員の私的ネットワークである。自社の社員(または制限された数の社員)のみが、この私的ネットワークにアクセスする。情報は、複数の製造業者の機器を保守する方法に関する動的な電子化されたマニュアルとして機能する知識ベース内に保存されている。
サーバー12は、保守作業員ブロック14、ローカルリーダー15、ネットワークブローカ16、エキスパートブロック18および機器保守データベース20の相互間で機器の保守に関連する情報を交換するネットワークのハブである。サーバー12は、機器保守上の質問を受け、保守ワークステーションSW1〜SWn、ローカルリードワークステーション15、ブローカワークステーション16およびエキスパートワークステーションE1〜E6からサーチおよび審査することができるように、機器保守上の質問および関連する回答を保存および体系化する。
保守ワークステーションSW1〜SWnは、保守作業員がネットワークを介してサーバー12および機器保守データベース20と通信するために使用される。保守ワークステーションSW1〜SWnは、パソコンまたは携帯情報端末などのサーバー12と機器保守の情報を交換することができる種々の装置とすることができる。さらに、保守ワークステーションSW1〜SWnは、サーバー12を介して情報を交換するように、ローカルリーダー15と通信する携帯電話を含み得る。保守作業員ブロック14は、保守作業員グループが使用する種々の数(n)の保守ワークステーションとすることができる。保守作業員としては、機械工、現場の技師、監督者、調整者または機器の保守に関連するその他の個人とすることができる。
ローカルリードワークステーション15は、保守作業員とシステム10の残部との連絡役であるローカルリーダーによって使用される。明確にするために、1つのみのローカルリードワークステーション15を示しているが、システム10は、典型的には、世界中に分散されたローカルリーダーによって使用される複数のローカルリードワークステーション15を含み、これらのローカルリードワークステーション15は、ある地域の保守作業員たちをシステム10で提供されるグローバルネットワークに接続する。ローカルリーダーは、ネットワークを使用する保守作業員を訓練かつ認定し、ネットワークの使用(例えば、文書の投入)に関する質問に答える。さらに、ローカルリーダーは、ユーザのリスト及びユーザの領域に付随するインターネットプロトコール(IP)アドレスのリストを整備する。加えて、ローカルリーダーは、情報の交換を容易にするために、サーバー12に保存されている情報をユーザの領域で使用される言語に翻訳することができ、あるいは、ローカルリーダーは、保守作業員がネイティブ言語で提出した質問を標準言語に翻訳してサーバー12に投入することができる。さらに、ローカルリーダーは、そのローカルリーダーの領域の保守作業員がネットワークを使用することを促すことができる。ローカルリーダーは、他の保守作業員がネットワークを使用するときに手助けするように訓練された保守作業員としてもよい。保守作業員ブロック14は、代替的に、サーバー12と直接的に接続してもよいので、ローカルリードワークステーション15の枠を点線で描いている。
エキスパートワークステーションE1〜E6は、システム10を維持する会社以外の他の製造業者の機器についての知識と、他の製造業者の機器を保守することについての知識と、を熟知した個人(エキスパート)によって使用される。エキスパートの各々は、情報交換される機器保守上の質問および関連する回答に対し、自分の専門分野で検証を行う。加えて、エキスパートは、保守作業員が提出してまだ回答が与えられていない質問に対して回答することができる。図1に示した実施例においては、6つの製造業者(製造業者A〜F)の機器の保守に関するエキスパートは、それぞれ、エキスパートワークステーションE1〜E6を使用する。エキスパートブロック18は、様々な数の製造業者の機器の保守エキスパートによって使用される様々な数のエキスパートワークステーションとすることができる。また、エキスパートブロック18は、同じ製造業者からの機器保守エキスパートによって使用される複数のエキスパートワークステーションとすることができる。システム10に統合される機器保守エキスパートの数は、機器製造業者の数に依存し、機器製造業者についての保守情報が機器保守データベース20内に保存される。保守作業員グループとエキスパートグループとは相互に排他的ではなく、ある製造業者の機器について熟知している保守作業員をエキスパートとしてもよいことに留意されたい。
ブローカワークステーション16は、システム10上で交換される情報を監視するネットワークブローカによって使用される。特に、ブローカは、保守作業員と機器製造業者エキスパートとの間の情報通信を監視し、サーバー12を介しての情報交換に関連して保守作業員および製造業者エキスパートによって提出された文書を審査し、機器保守データベース20内において、正確性が検証された情報に索引をつける。一実施例においては、ブローカのみがネットワーク上に文書または画像を投入することができる。この場合、保守作業員およびエキスパートは、投入する予定の文書をブローカに送って、審査および投入してもらうことができる。代替的に、保守作業員およびエキスパートが、文書を投入することに係わる諸問題について正しく訓練されている場合、保守作業員およびエキスパートが文書や画像を直接的にネットワークに投入してもよい。
システム10は、複数のネットワークブローカが、システム10で交換される情報を管理することができるように、2つ以上のブローカワークステーション16を含むことができる。例えば、地球規模でブローカを配置し、システム10が24時間に亘って一層定常的に管理されているように計画することができる。ネットワークブローカは、助言を行うために、社内の様々な他の部門(例えば、知的財産部門)と相談することができる。
監査ワークステーション19は、ネットワークが使用される際に会社のすべてのガイドラインが遵守されているかについて、機器保守データベース20に保存された知識ベースの審査および監査を行う監査者によって使用される。また、監査者は、機器保守データベース20に保存されている情報の正確性を審査し、それらの情報に関連する知的所有権の諸問題が対処されていることを確保する。さらに、監査者は、ネットワークが使用される際に会社のすべてのガイドラインが遵守されているかについて、機器保守上の質問および関連する回答を審査することができる。監査者は、ネットワークを提供する会社の社員や部門とすることができる。なお、単一の監査ワークステーション19を示しているが、システム10にさらに監査ワークステーション19を追加してもよい。
機器保守データベース20は、電子化された保存媒体であって、この電子化された保存媒体内に、保守作業員やエキスパートによって回答され検証プロセスを介して検証された機器保守上の質問が保存される。保守作業員、エキスパートおよびブローカが、機器保守データベース20に保存された情報を利用およびサーチすることができる。機器保守データベース20に保存されている情報のサーチを容易にするように、例えば、サービスワークステーションSW1〜SWn、エキスパートワークステーションE1〜E6およびブローカワークステーション16にグラフィカルインタフェースを提供することができる。
ネットワークにアクセスするために、ネットワーク上のすべてのユーザ(すなわち、保守作業員、エキスパートおよびブローカ)は、訓練および認定され、ネットワークを使用するときには、会社のガイドライン(例えば、会社のポリシーのマニュアル)、ネットワークのガイドラインおよび知的所有権のガイドラインに従うことが要求されることがある。図1は、訓練および認定のツリーTを点線で示す。システム10において、ネットワークを介して情報および文書を交換すること、知的所有権の問題(図4を参照してさらに詳細に説明する)に関してネットワークに投入する提出文書を審査すること、機器保守データベース20を整備すること、ネットワークを使用する、ローカルリーダー、保守作業員およびエキスパートを訓練すること、および保守作業員とエキスパートとの間で効率的かつ効果的に情報交換すること、を含むシステム10のすべての面について、ネットワークブローカが訓練および認定される。あるネットワークブローカが訓練および認定されたとき、そのネットワークブローカは、後から追加されるネットワークブローカの訓練および認定を手助けすることができる。
ネットワークブローカは、保守作業員、ローカルリーダーおよびエキスパートの訓練および認定を手助けする。ネットワークブローカは、保守作業員を直接的に訓練および認定してもよいし、ローカルリーダーの領域内の保守作業員の訓練および認定を行うローカルリーダーを訓練および認定してもよい。ネットワークブローカは、ネットワークを使用するための(例えば、会社、ネットワークおよび知的所有権の諸問題の)ガイドラインに関して新規のユーザに助言する。次に、ローカルリーダー、エキスパートおよび保守作業員は、シミュレーションネットワークを使用することによって、本発明のネットワークの使用について熟知するようになる。シミュレーションネットワークは、新規のユーザがネットワークを介して情報および文書を交換するプロセスを経験することができるように、機能性に関して実際のネットワークを反映している。シミュレーションネットワークを経験したユーザは、ネットワーク使用規定に署名し、ブローカは、シミュレーションネットワークからシステム10で実施されている現実のネットワークにそのユーザを移動させる。ブローカは、登録されているすべてのユーザのリストを整備し、登録されているユーザが退社するときにリストを更新する。
訓練および認定されたユーザは、ネットワークの一員としてサーバー12に登録される。すると、登録されたユーザは、機器保守データベース20に保存される情報の投入、利用およびサーチを行うことができる。特に、ユーザは、質問を投入すること、投入された質問をサーチすること、他のユーザの質問に対する回答を投入すること、回答に関連する文書を提出すること、および機器の保守に関連した情報を求めて機器保守データベースをサーチすることができる。
図2は、複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識ベースを生成するシステム10で使用されるプロセスのフローチャートである。サーバー12は、保守ワークステーションSW1〜SWnのうちの1つを介して保守作業者から機器保守上の質問を受ける(ステップ30)。例えば、ある保守作業員が、自分の不案内な製造業者の機器の知識が要求される仕事、または自分が訓練されていない特定の専門的知識を必要とする仕事に割り当てられることがある。
サーバー12は、機器保守上の質問を保存し、かつ保守ワークステーションSW1〜SWn、ブローカワークステーション16およびエキスパートワークステーションE1〜E6で閲覧できるように電子的に投入する(ステップ32)。言い換えれば、保守作業員によって提出された機器保守上の質問は、他の保守作業員、ネットワークブローカおよび製造業者エキスパートによって閲覧されるように、ネットワーク上に公示される。機器保守上の質問が外国語で提出された場合、その質問がワークステーションに投入される前に、ワークステーションの各々に対して、その質問を所望の言語に翻訳することができる。ネットワークブローカは、投入された機器保守上の質問の各々を審査し、その質問がすでに回答および検証されて機器保守データベース20に保存されているものではないことを保証する。これに加え、ネットワークブローカは、正確かつ効率的な情報交換を確保するために、投入された質問を必要に応じて修正または削除することができる。さらに、ネットワークブローカは、他の保守作業員または機器製造業者エキスパートのいずれかによって、各質問がタイミングよく回答されるようにすることによって、情報交換を容易にすることができる。
サーバー12は、保守作業員および機器製造業者エキスパートからの機器保守上の質問に対する応答(すなわち、質問、回答または解決法の明確化)を受ける(ステップ34)。この応答は、写真、ワード文書、表計算シート、プレゼンテーション用資料または他の電子化された文書などの文書を支援することを伴う。ネットワークブローカは、これらの文書類がネットワーク上で利用可能になる前に、提出された文書が知的財産の諸問題をクリアしていることを要求することができる(図4参照)。
次に、サーバ12は、機器保守上の質問に関連した応答(および承認された支援文書)を、討議スレッドの形式で保存および電子的に投入する(ステップ36)。このようにして、他の保守作業員は、提出された機器保守上の質問および関連する応答を閲覧することができ、さらに、機器保守上の質問に応答して追加的な情報または提案を提出することができる。エキスパートも、機器保守上の質問に対して応答することができる。これにより、機器保守上の質問の各々に対する解決法が完成され、同じ質問に対して複数の代替的な解決法を提供することができるようになる。
機器保守上の質問に対する応答が投入されたとき、ネットワークブローカは、(1つまたは複数のソースからの)質問および関連する応答が、検証プロセスを介して検証されることを保証する(ステップ38)。検証プロセスによって、ネットワークのユーザは、機器保守上の質問の各々に提供された応答が正確であるということを確保することができる。例えば、エキスパートが、機器保守上の質問に対する解決法を提出することや、他のエキスパートまたは保守作業員によって提案された解決法に応答する(すなわち、提案された解決法に賛成または反対する)ことができる。これに加え、保守作業員が、提案された解決法を現場で試験し、その試験結果に関連した応答(すなわち、試験された解決法が奏効したか否か)を提出することによって、その解決法を検証することができる。
ネットワークブローカは、さらに、機器保守上の質問および関連する応答に表示された機器に熟知したエキスパートに情報のやりとりを転送することによって、迅速な応答を容易にすることができる。例えば、機器保守上の質問および関連する応答が製造業者Bの機器に関連する場合、ネットワークブローカは、エキスパートワークステーションE2で製造業者Bエキスパートに情報のやりとりを送る。すると、その機器製造業者エキスパートは、それまでの情報のやりとりを審査し、保守作業員によって提出された応答と、エキスパート自身の知識や経験によって提供された応答とに基づいて機器保守上の質問に対する正確な解決法を提供する。エキスパートは、さらに、その解決法を検証するために、提案されたいくつかの解決法が保守作業員によって現場で試験されることを要求することができる。あるいは、ネットワークブローカが、(例えば、一定期間後にも質問に対して応答がされていないという理由で、)回答されていない機器保守上の質問に機器製造業者エキスパートを差し向けた場合、そのエキスパートは、彼または彼女の知識および経験に基づいて、または保守作業員によって現場で試験された解決法の結果に基づいて、解決法を提供することができる。
機器保守上の質問および関連する応答が検証された後、ネットワークブローカは、討議スレッドを閉鎖する(ステップ40)。この時点で、機器保守上の質問に対する応答をさらに投入することはできない。その後、ネットワークブローカは、保守作業員、エキスパートおよびブローカによってサーチ可能な機器保守データベース20内に、検証された機器保守上の質問および関連する応答(および種々の支援文書)を保存する(ステップ42)。機器保守データベース20に保存されている情報のサーチを容易にするために、保守ワークステーションSW1〜SWn、ブローカワークステーション16およびエキスパートワークステーションE1〜E6にインタフェースを提供することができる。要するに、システム10は、ユーザ(すなわち、ネットワークブローカ、保守作業員、ローカルリーダーおよびエキスパート)のコミュニティが、さまざまな製造業者の機器を保守する方法に関する情報の知識データベースをつくり出すことができるようにする。
機器保守データベース20に保存されている情報の知識ベースは、継続的に監査され、その情報が正確かつ完全なものであることを確保する(ステップ44)。例えば、ネットワークブローカや監査者は、保存されている、質問、対応する回答および対応する文書を継続的に審査し、情報が体系的に保存されていること、保存されている検証された質問および解決法の間に重複がないこと、機器保守上の各々の質問に対して与えられた解決法が提示された問題に対する最善の周知の解決法であること、を保証する。提案された解決法が正確ではないことが判明した場合、ネットワークブローカは、提案された解決法が奏功しないことを確認するために、閉鎖されている討議スレッドを更新することができる。一方で、機器保守上の質問に対する代替的な解決法が見出された場合、ネットワークブローカは、機器保守上の質問に対する許容レベルの解決法として、可能な解決法のすべてを知識ベース内に保存してもよい。
また、ネットワークブローカや監査者は、検証された質問および関連する回答に関連して投入された文書を審査して、これらの文書について知的所有権の諸問題が考慮されていることを保証することができ(図4参照)、これらの文書が他の検証された質問および関連する回答に関連し得るか否かを判定することができる。さらに、ネットワークブローカや監査者は、知識ベースを監査し、知識ベース内の情報が最新の情報で正確であることと、知的財産の諸問題が対処されていることを確保する。
図3は、討議スレッドおよび機器保守データベース20に情報を投入するため又はこれらの内部にある情報の利用およびサーチを行うために、ワークステーションに提供されたインタフェース50の画面の一例である。インタフェース50は、ホワイトボードモジュール52、会社関連のリンクモジュール54、検証済み解決法モジュール56、検証済み解決法サーチモジュール58、討議スレッドモジュール60、討議スレッドサーチモジュール62、文書投入チェックリストモジュール64および支援文書提出モジュール66を含む。インタフェース50において、機器保守の情報を交換するネットワークを提供する会社のことを「Company」とし、知識ベース内に表示される機器製造業者のことを「Manufacturer A」「Manufacturer B」「Manufacturer C」「Manufacturer D」「Manufacturer E」「Manufacturer F」とする。
ホワイトボードモジュール52は、ネットワークブローカが、緊急な、または緊急ではないが重要なメッセージを投入し、保守作業員によって直ちに審査されるようにすることができる。例えば、図3に示すように、ホワイトボードは、ある機器部品が製造業者の一つによってリコールされていることを保守作業員たちに報知するために使用することができる。加えて、ホワイトボードモジュール52は、ネットワークの作動に関連した情報(ネットワークをメンテナンスするために計画された停止など)を投入するために使用することができる。
会社関連のリンクモジュール54は、機器保守情報の交換を行うネットワークを提供している会社に関連するウェブサイトやウェブサイト以外のインターネットやインターネット文書にハイパーリンクすることを含む。
検証された解決法モジュール56は、上記に示した検証プロセスによって検証され、ネットワークブローカ16によって機器保守データベース20内に保存されている、機器保守上の質問および関連する解決法の索引付きディレクトリである。これらの情報は、機器保守上の質問および関連する解決法(製造業者に関連した電子フォルダを拡張することで、これらの解決法にアクセスすることができる)の中に表示された製造業者毎に体系化されている。これらの情報は、例えば、拡張可能なフォルダ内における機器型式の数または部品の数によって整理することができる。加えて、検証された解決法を支援するネットワークブローカによって承認された文書は、図3に示すような「Supporting Documents」拡張可能フォルダ内に提供することができる。あるいは、これらの支援文書は、これらの支援文書が支援する検証された解決法に関連してアクセス可能となるようにすることができる(例えば、検証された解決法が提供されている文書へのリンク)。
検証済み解決法サーチモジュール58が、検証プロセスによって検証されてネットワークブローカによって機器保守データベース20内に保存されている機器保守上の質問および関連する解決法のサーチを容易にする。検証された解決法を支援する文書をサーチするために、検証済み解決法サーチモジュール58を使用することもできる。検証済みの情報交換および関連する文書は、例えば、キーワード、機器型式番号または機器部品番号を使ってサーチすることができる。
討議スレッドモジュール60は、まだ回答されていない質問、あるいは回答されてはいるがネットワークブローカによって閉鎖されていない又は検証プロセスによって検証されていない機器保守上の質問についての索引付きディレクトリである。討議スレッドモジュール60における討議スレッドアプリケーションは、ネットワークに統合された市販のソフトウェアを使って組み込むことができる。これらの討議スレッドは、機器保守上の質問によって表示された製造業者毎に体系化されている。その製造業者に関連したハイパーリンクを辿ることによって、各々の製造業者についての討議スレッドにアクセスすることができる。さらに、討議スレッドモジュール60の上部にあるプルダウン・メニューを使って、リストに挙げられる討議スレッドを、(「討議」プルダウン・メニューを使って)1つの製造業者に関連した討議または(「プロジェクト」プルダウン・メニューを使って)特定のプロジェクトに関連した討議に絞り込むことができる。
討議スレッドサーチモジュール62は、回答されていない又は回答されてはいるがネットワークブローカによって閉鎖されていない又は検証プロセスによって検証されていない機器保守上の質問のサーチを容易にする。討議スレッドモジュール60における討議スレッドサーチのアプリケーションもまた、ネットワークに統合された市販のソフトウェアを用いて組み込むことができる。討議スレッドは、地球規模でサーチすることができるか、あるいは、さらなる絞り込みサーチを行うために、サーチについての、分類、プロジェクトまたは討議言語を選択することができる。討議スレッドは、例えば、キーワード、機器の型式番号または機器の部品番号を使ってサーチすることができる。
文書投入チェックリストモジュール64は、機器保守上の質問に対する解決法の支援文書が投入されているか否かを判定するために、保守作業員によって使用される。特に、文書投入チェックリストモジュール64内の「文書および画像チェックリスト」ハイパーリンクは、支援文書が討議スレッド内に投入されるために支援文書が満たしていなければならない知的所有権の要求リストを開く(あるいは関連する解決法が検証されて機器保守データベース20に保存されたときにもこの要求リストを開く)。支援文書を投入することができる場合、支援文書提出モジュール66が、サーバー12への文書のアップロードを容易にする。
図4は、ネットワークに提出された情報がネットワーク内に投入され得るか否かを判定するプロセスのフローチャートである。この情報は、討議スレッドの様々な部分を含み、特に機器保守上の質問に応答して投入された回答を含む。この情報は、ネットワーク上に投入することができる様々な型式の文書および画像をさらに含む。ネットワークのすべてのユーザは、図4に示すプロセスについて訓練されている。このプロセスフローは、ネットワークのユーザが(例えば、社内文書モジュール56内の「Supporting Documents」フォルダを介して)ネットワークに投入され得る情報に関連した種々の質問に答えることによってアクセスおよび審査されるように提供される。
このプロセスにおける第1のステップは、その情報が、ネットワークを提供している会社の外部の情報源からのものであるか否かを判定することである(決定ステップ70)。その情報が、その会社に雇用されている社員によってつくり出された又は構築されたものである場合、その情報が投入されるべきではないと思われる他の理由が存在するか否かが判定される(決定ステップ72)。これは、投入することによって知的所有権の問題が生じ得る可能性がないことを保証する一般的なステップである。その情報が投入されるべきではないと思われる他の理由が存在しない場合、その情報は、アクセスおよびサーチできるように討議スレッド内に投入され、関連する機器保守上の質問および解決法が検証された後には機器保守データベース20に投入される(ステップ74)。他方で、その情報が投入されるべきではないと思われる理由がある場合(その情報の一部が会社の外部の情報源から構築されたものである場合など)、その情報は、ネットワークブローカに相談することなく投入されることはない(ステップ76)。投入される質問が会社の外部の情報源からのものである場合、その会社がその情報を使用するための許可を明らかに有するか否かが判定される(決定ステップ80)。その会社がその情報を使用するための許可を明らかに有する(すなわち、外部の情報源から直接的に許可されている)場合、ネットワークブローカと相談して、その情報を投入することが適当であるか否かを検証する(ステップ82)。これにより、提出物に含まれるすべての情報を合法的に投入できる程度に、外部の情報源から受けた許可が十分なものであることを保証する。
自社がその情報を使用するための許可を明白に有していない場合、その情報は、他社の雇用を経験した自社の社員によって得られたものであるか否かが判定される(決定ステップ90)。その情報が、他社の雇用を経験した自社の社員によって得られたものではなかった場合、その情報が他社のウェブサイトから得られたものであるか否かが判定される(決定ステップ92)。その情報が他社のウェブサイトから得られたものであった場合、その会社のウェブサイト(またはその情報を含むウェブサイトの部分)にネットワーク上のユーザを導くリンクを投入することができる(ステップ94)。
その情報が、他社の雇用を経験した自社の社員によって得られたものである場合、または、その情報が他社のウェブサイトから得られたものではなかった場合、その情報が、機密事項であるか、所有権を得ているか、および/または著作権が記されているか否かが判定される(決定ステップ96)。その情報が、機密である、所有権を得ている、または著作権が保護されたものとして記されている、のうちのいずれかであることが判明した場合、その情報は投入されない。さらにユーザは、ブローカと相談して、その情報を投入することに関する彼または彼女の分析が正しいか否かを判定することができる(ステップ76)。
その情報が、機密事項ではなく、所有権を得ておらず、著作権が保護されたものとして記されてもいない場合、その情報が投入されるべきではないと思われる他の理由が存在するか否かが判定される(決定ステップ72)。その情報が投入されるべきではないと思われる他の理由が何も存在しない場合、その情報は、アクセスおよびサーチできるように討議スレッド内に投入され、関連する機器保守上の質問および解決法が検証された後には、機器保守データベース20内に投入される(ステップ74)。他方で、その情報を投入するべきではないと思われる理由が存在する場合、その情報は投入されない。さらにユーザは、ネットワークブローカと相談して、その情報を投入することに関する彼または彼女の分析が正しいか否かを判断することができる(ステップ76)。
文書を投入するとき、文書投入チェックリストにおいて、図4に示すのと同じプロセスを実施することができる。この文書投入チェックリスト(文書投入チェックリストモジュール64を介してダウンロードすることができる)は、文書を提出する前に、保守作業員によって審査および実行される。その後、完成されたチェックリストが文書とともにネットワークブローカに提出される。ネットワークブローカは、ネットワークに文書を投入する前に、提出文書が知的所有権ガイドラインを遵守しているか否かを判定するようにチェックリストおよび文書を点検する。ネットワークブローカは、知的所有権の諸問題をクリアしているか否かを判定し、最終的に、ネットワーク上の適当な場所(例えば、討議スレッド内または機器保守データベース20内)に文書を投入する。
まとめると、本発明は、複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識ベースを生成することに関する。ネットワークが、ネットワークユーザからの機器保守上の質問および回答を受けて公示する。提出された機器保守上の質問および関連する回答の各々は、検証され、サーチ可能なデータベース内に保存される。本質的には、知識ベースは、複数の製造業者の機器を保守する方法に関する動的な電子化されたマニュアルである。このマニュアルは、定期的に更新され、検証され、審査され、それによって、様々な会社の機器の保守を効率的かつ効果的なものにする。
実施例を参照して本発明を記述したが、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな変更がなされ、構成要素が等価物で置き換えられ得ることを理解されるであろう。さらに、本発明の本質的な範囲を逸脱することなく、本発明の教示に対して特定の状況または材料を適合させるように、多くの変更を加えることができる。
複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識データベースを生成および整備するシステムを示す図。 複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識ベースを生成するプロセスのフローチャート。 知識ベースの使用を容易にするインタフェースの画面。 機器保守上の質問に対する回答に関連する文書が知識ベースに投入してもよいものか否かを判断するプロセスのフローチャート。

Claims (40)

  1. 複数の製造業者の機器の保守を容易にする情報の知識ベースを生成する方法であって、
    ユーザからの機器保守上の質問および回答を受けて公示するように作動可能なネットワークに該ユーザを接続するステップと、
    前記機器保守上の質問を検証するステップと、
    検証された機器保守上の質問および関連する回答の各々をサーチ可能なデータベース内に保存するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記サーチ可能なデータベース内で前記検証された機器保守上の質問および関連する回答をサーチするために、ユーザにインタフェースを提供することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記保存するステップは、
    前記検証された機器保守上の質問および関連する回答が、機器保守上の質問中に表示された製造業者毎に配列されることを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記機器保守上の質問および関連する回答が、討議スレッド内に提供されることを含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記回答に関連する文書を前記サーチ可能なデータベース内に保存することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. ユーザによって前記ネットワークに提出された情報を管理するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記ユーザによって前記ネットワークに提出された情報を管理するステップが、
    前記ネットワークに前記情報を提供することによって前記複数の製造業者のうちのいずれかの知的所有権が侵害されるか否かを判定するために前記情報に知的所有権クリアランスを実行し、
    前記複数の製造業者の知的所有権が侵害されない場合、前記ネットワークに情報を提供すること、
    を含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記機器保守上の質問および関連する回答を公示した言語以外の言語に翻訳すること
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記ネットワークのユーザを、前記ネットワークに接続する前に、前記ネットワークの使用および前記ネットワーク上での情報交換について訓練することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記情報が正確で、かつ前記ネットワークガイドラインを遵守していることを確かめるように前記知識ベース内の情報を監査することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記ユーザが、保守作業員、機器製造業者エキスパートおよびネットワークブローカのうちのいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 第1の会社以外の会社の機器の保守を容易にするように、ネットワークに接続された該第1の会社の保守作業員の間で情報を提供する方法であって、
    前記第1の会社以外の会社の機器についての機器保守上の質問を投入するステップと、
    前記機器保守上の質問に対して提供された回答の各々を検証するステップと、
    検証された機器保守上の質問および関連する回答の各々をサーチ可能なデータベース内で索引付けするステップと、
    を含み、
    前記サーチ可能なデータベース内で前記検証された機器保守上の質問および関連する回答をサーチするために、前記ネットワークのユーザにインタフェースが提供されることを特徴とする方法。
  13. 前記インタフェースは、前記ユーザが、前記投入された機器保守上の質問をサーチすることを可能にすることを含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記機器保守上の質問および関連する回答が、討議スレッド内に提供されることを含む請求項12に記載の方法。
  15. 前記検証するステップは、前記保守作業員が提出した機器保守上の質問および関連する回答の各々をエキスパートに提供して検証することを含む請求項12に記載の方法。
  16. 前記エキスパートは、前記第1の会社の社員であり、かつ前記機器保守上の質問中に表示された前記第1の会社以外の1つの会社の機器について熟知していることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記検証するステップが、前記機器に関する回答を試験することによって、その回答が正確であることを検証することを含む請求項12に記載の方法。
  18. 前記サーチ可能なデータベースに前記回答に関連する文書を保存するステップをさらに含む請求項12に記載の方法。
  19. ユーザによって前記ネットワークに提出された情報を管理することをさらに含む請求項12に記載の方法。
  20. 前記文書を保存するステップが、
    前記ネットワークに前記情報を提供することによって、前記第1の会社以外の会社の知的所有権が侵害されているか否かを判定するように、前記情報に知的所有権クリアランスを実行し、
    前記第1の会社以外の会社の知的所有権が侵害されていない場合、前記ネットワークに前記情報を提供すること、
    を含む請求項18に記載の方法。
  21. 前記機器保守上の質問および関連する回答を、投入された言語以外の言語に翻訳することをさらに含む請求項12に記載の方法。
  22. 前記第1の会社以外の会社の機器に関する機器保守上の質問を入力するために、第1の会社の保守作業員の各々にインタフェースを提供する複数の保守ワークステーションと、
    前記機器保守上の質問を、前記第1の会社の前記保守作業員による回答のために提供するように前記複数の保守ワークステーションの各々に接続されたネットワークサーバーと、
    前記ネットワークサーバーに接続された複数のエキスパートワークステーションであって、各々のエキスパートワークステーションは、前記機器保守上の質問および回答へのアクセスおよび入力、ならびに前記機器保守上の質問および回答の検証を手助けするように、前記第1の会社に雇われているエキスパートにインタフェースを提供し、各々のエキスパートワークステーションは、前記第1の会社以外の会社の少なくとも1つの機器について熟知しているエキスパートに対応している、複数のエキスパートワークステーションと、
    検証された機器保守上の質問および関連する回答を保存するために前記ネットワークサーバーに接続されたサーチ可能なデータベースと、
    前記ネットワークサーバーに接続され、かつ、前記保守作業員およびエキスパートによって提出された情報を管理するとともに、検証された機器保守上の質問および関連する回答を前記サーチ可能なデータベース内に提供するように、ブローカにインタフェースを提供するブローカワークステーションと、
    を含むシステム。
  23. 前記保守ワークステーションの各々におけるインタフェースは、保守作業員が、前記サーチ可能なデータベース内で前記実証された機器保守上の質問および関連する回答をサーチすることを可能にし、前記機器保守上の質問をサーチすることを可能にすることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  24. 前記保守ワークステーションの各々におけるインタフェースは、前記保守作業員が、前記機器保守上の質問に対する回答に関連する文書を提出することを可能にすることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  25. 前記ブローカが、前記保守作業員によって提出された文書を管理することを特徴とする請求項24に記載のシステム。
  26. 前記ネットワークに前記情報を提供することによって前記第1の会社以外のいずれかの会社の知的所有権が侵害されるか否かを判定するように前記情報に知的所有権クリアランスを実行し、前記第1の会社以外の会社の知的所有権が侵害されない場合に前記ネットワークに情報を提供することによって、保守作業員およびエキスパートによって提出された情報を前記ブローカが管理することを特徴とする請求項25に記載のシステム。
  27. 前記機器保守上の質問および関連する回答が、前記インタフェース上の討議スレッド内に提供されることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  28. 前記システムの使用に際して保守作業員の訓練および認定を行うローカルリーダーによって使用されるように前記ネットワークサーバーに接続され、前記システムの使用に関する前記保守作業員からの質問に答え、機器保守上の質問および関連する回答を提出された言語以外の言語に翻訳するローカルリードワークステーションをさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  29. 前記ネットワークサーバーおよび前記サーチ可能なデータベースのうちの少なくとも1つに接続され、前記ネットワークサーバーおよび前記サーチ可能なデータベースのうちの少なくとも1つに提供される情報がネットワーク使用ガイドラインを遵守しているかを審査する監査ワークステーションをさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のシステム。
  30. 第1の会社以外の会社の機器の保守を容易にするように、サーチ可能な情報のデータベースにネットワークを介して接続される第1の会社の保守作業員によって使用される当該データベースを整備する方法であって、
    前記第1の会社以外の会社の機器に関して前記保守作業員から受けた機器保守上の質問を監視するステップと、
    前記機器保守上の質問に対して提供された回答および前記回答に関連して提出された文書を監視するステップと、
    前記機器保守上の質問中に表示された前記第1の会社以外の会社の前記機器についてのエキスパートに、機器保守上の質問および関連する回答の各々を提供して検証してもらうステップと、
    前記サーチ可能なデータベース内に、前記検証された機器保守上の質問、関連する回答および関連する文書を保存するステップと、
    を含む方法。
  31. 前記機器保守上の質問を監視するステップは、
    受けた機器保守上の質問の各々が、前記サーチ可能なデータベースに保存されている前記検証された機器保守上の質問および関連する回答に含まれているか否かを判定し、
    前記サーチ可能なデータベースに保存されている前記検証された機器保守上の質問および関連する回答に含まれている場合に、前記受けた機器保守上の質問を削除すること、
    を含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 前記回答に関連して提出された文書を監視するステップが、
    前記データベースに前記文書を保存することによって前記第1の会社以外のいずれかの会社の知的所有権が侵害されるか否かを判定するように、各文書に知的所有権クリアランスを行うステップを含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
  33. 前記各文書に知的所有権クリアランスを行うステップが、
    前記第1の会社が前記文書に含まれる情報を使用することの許可を明白に有しているか否かを判定し、
    前記文書に含まれる情報が、前記第1の会社以外のいずれかの会社の雇用を経験した前記第1の会社の社員によって得られたものであるか否かを判定し、
    前記文書に含まれる情報が、前記第1の会社以外のいずれかの会社による公示から得られたものであるか否かを判定し、
    前記文書に含まれる情報が、機密事項である、所有権を得ている、あるいは前記第1の会社以外の会社によって著作権を与えられているものとして特定されるか否かを判定すること、
    を含む請求項32に記載の方法。
  34. 前記保存するステップが、前記第1の会社以外の会社の知的所有権が侵害されていない場合に前記文書を保存することを含む請求項30に記載の方法。
  35. 前記保存するステップは、
    検証された機器保守上の質問、関連する回答、および、前記検証された機器保守上の質問中に表示された前記第1の会社以外の前記会社からの関連する文書の各々に索引を付けることを含む請求項30に記載の方法。
  36. 前記サーチ可能なデータベースから不正確な情報または古い情報を除去することをさらに含む請求項30に記載の方法。
  37. 前記第1の会社以外の会社の機器の保守を容易にするように、ネットワークに接続された第1の会社の保守作業員によって使用される情報の知識ベースを生成する方法であって、
    機器保守上の質問を受けるステップと、
    前記機器保守上の質問を電子的に投入するステップと、
    前記機器保守上の質問に対する回答を受けるステップと、
    前記機器保守上の質問に関連付けて、討議スレッド内に前記回答を電子的に投入するステップと、
    前記機器保守上の質問および関連する回答を検証する応答を受けるステップと、
    前記機器保守上の質問および関連する応答が検証されたとき、前記討議スレッドを閉鎖するステップと、
    前記検証された機器保守上の質問および関連する応答をサーチ可能なデータベースに保存するステップと、
    を含む方法。
  38. 前記サーチ可能なデータベース内に保存されている前記検証された機器保守上の質問および関連する応答をサーチするために、前記保守作業員にインタフェースが提供されることを含む請求項37に記載の方法。
  39. 前記保存するステップは、
    前記検証された機器保守上の質問および関連する回答が、前記機器保守上の質問および前記機器保守上の質問中に表示された製造業者毎に配列されることを含む請求項37に記載の方法。
  40. 前記サーチ可能なデータベース内に、前記回答に関連する文書を保存することをさらに含む請求項37に記載の方法。
JP2008554206A 2006-02-07 2006-02-07 複数の製造業者の機器の保守を容易にする動的な情報の知識ベース Pending JP2009526309A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2006/004141 WO2007091999A2 (en) 2006-02-07 2006-02-07 Dynamic knowledge base of information to facilitate servicing of equipment from multiple manufacturers

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009526309A true JP2009526309A (ja) 2009-07-16

Family

ID=38345578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008554206A Pending JP2009526309A (ja) 2006-02-07 2006-02-07 複数の製造業者の機器の保守を容易にする動的な情報の知識ベース

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090222391A1 (ja)
EP (1) EP1987449A4 (ja)
JP (1) JP2009526309A (ja)
CN (1) CN101336434A (ja)
WO (1) WO2007091999A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145524A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Ohbayashi Corp サーバー装置、プログラム、及び情報通信システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8560567B2 (en) * 2011-06-28 2013-10-15 Microsoft Corporation Automatic question and answer detection
US20160078642A1 (en) * 2014-09-17 2016-03-17 Properly, Inc. Method and apparatus to create and consume a workflow as a visual checklist

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306734A (ja) * 2000-04-17 2001-11-02 Konfootokukku Kk 知的所有権ライセンス契約仲介システムおよびその方法
JP2002063033A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Toko Seiki Co Ltd オントロジを備えた知識管理システム
JP2003006207A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 質問回答方法、質問回答装置及び質問回答プログラム。
JP2003076549A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Fujitsu Ltd 故障診断装置、故障診断システム、および故障診断プログラム
JP2003173402A (ja) * 2001-09-26 2003-06-20 Fine Process:Kk 加工装置関連情報配信システム
JP2004005705A (ja) * 2000-02-09 2004-01-08 Hitachi Ltd 技術支援アンサーシステム及び、技術支援方法
JP2006526216A (ja) * 2003-05-13 2006-11-16 エヌエイチエヌ コーポレーション 質問回答サービス方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6498841B2 (en) * 1998-03-19 2002-12-24 Ameritech Corporation Method and system for providing enhanced call waiting and caller identification
US6484196B1 (en) * 1998-03-20 2002-11-19 Advanced Web Solutions Internet messaging system and method for use in computer networks
AU2001241510A1 (en) * 2000-02-16 2001-08-27 Askit Systems Inc. Customer service system and method
US6963910B1 (en) * 2000-03-03 2005-11-08 International Business Machines Corporation Graphical user interface for creating assets
US6901394B2 (en) * 2000-06-30 2005-05-31 Askme Corporation Method and system for enhanced knowledge management
WO2002101515A2 (en) * 2001-06-13 2002-12-19 American Cardiovascular Research Institute System and method for managing data and documents
US7127440B2 (en) * 2001-11-29 2006-10-24 Caterpillar Inc. Knowledge management system and method
US7010113B2 (en) * 2001-12-27 2006-03-07 Sbc Properties, L.P. Method and system for providing enhanced caller identification information including total call control for all received calls
EP1576586A4 (en) * 2002-11-22 2006-02-15 Transclick Inc LANGUAGE TRANSLATION SYSTEM AND METHOD
US7321886B2 (en) * 2003-07-29 2008-01-22 Accenture Global Services Gmbh Rapid knowledge transfer among workers
US20050278258A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-15 O'donnell Michael User software for facilitating copyright licensing and compliance

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004005705A (ja) * 2000-02-09 2004-01-08 Hitachi Ltd 技術支援アンサーシステム及び、技術支援方法
JP2001306734A (ja) * 2000-04-17 2001-11-02 Konfootokukku Kk 知的所有権ライセンス契約仲介システムおよびその方法
JP2002063033A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Toko Seiki Co Ltd オントロジを備えた知識管理システム
JP2003006207A (ja) * 2001-06-18 2003-01-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 質問回答方法、質問回答装置及び質問回答プログラム。
JP2003076549A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Fujitsu Ltd 故障診断装置、故障診断システム、および故障診断プログラム
JP2003173402A (ja) * 2001-09-26 2003-06-20 Fine Process:Kk 加工装置関連情報配信システム
JP2006526216A (ja) * 2003-05-13 2006-11-16 エヌエイチエヌ コーポレーション 質問回答サービス方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145524A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Ohbayashi Corp サーバー装置、プログラム、及び情報通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007091999A3 (en) 2007-11-15
EP1987449A4 (en) 2010-07-21
US20090222391A1 (en) 2009-09-03
EP1987449A2 (en) 2008-11-05
WO2007091999A2 (en) 2007-08-16
CN101336434A (zh) 2008-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8428810B2 (en) Data management systems for collision repair coaching
US7640165B2 (en) Web based methods and systems for managing compliance assurance information
US20030050811A1 (en) System and method for hiring an applicant
US20120245954A1 (en) Medical Record Collection System
US11416798B2 (en) Data processing systems and methods for providing training in a vendor procurement process
JP2009271601A (ja) 人材配置支援装置及びプログラム
US20070190513A1 (en) Learning system, learning server, and program
Gutiérrez-Rojas et al. Towards an Outcome-based Discovery and Filtering of MOOCs using moocrank
JP6369968B1 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、プログラム
JP2009526309A (ja) 複数の製造業者の機器の保守を容易にする動的な情報の知識ベース
JP2004118648A (ja) リソース管理サーバ、人材管理方法、及び人材管理システム
US20200387802A1 (en) Dynamically adaptable rules and communication system for managing process controls
KR20140011592A (ko) 강의 프로그램 운영 지원장치 및 그 방법
JP2002197262A (ja) Iso認証取得支援装置およびこれを用いたiso認証取得支援方法
KR20080095897A (ko) 다수 제조회사들로부터의 장비의 수리를 용이하게 하는 정보의 동적 지식 베이스
Mbabe et al. A workflow system for managing ethical clearance in research work
JP2019160272A (ja) 情報提供システム、情報提供方法、プログラム
JP2020027544A (ja) 評価装置、評価方法、及び評価プログラム
JP7411220B2 (ja) 情報共有サポートシステム
Silveira Library technology planning for today and tomorrow: A LITA guide
US20160314427A1 (en) Database, interface, and method for personalized, skill-set based crm engagement
JP4108033B2 (ja) 人材育成支援システム
Schmitknecht Building FBI computer forensics capacity: one lab at a time.
JP2022152060A (ja) 利用者管理システム及びコンテンツ管理システム
Frankova The CQC emerging concerns protocol

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110404

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110404

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110404

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110412

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110502

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110513

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110603

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110610

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111025