JP2003173402A - 加工装置関連情報配信システム - Google Patents

加工装置関連情報配信システム

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JP2003173402A
JP2003173402A JP2002277347A JP2002277347A JP2003173402A JP 2003173402 A JP2003173402 A JP 2003173402A JP 2002277347 A JP2002277347 A JP 2002277347A JP 2002277347 A JP2002277347 A JP 2002277347A JP 2003173402 A JP2003173402 A JP 2003173402A
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factory
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communication terminal
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Akihiko Tsuboi
昭彦 坪井
Noribumi Ogawa
範文 小川
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Nippon Sharyo Ltd
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FINE PROCESS KK
Nippon Sharyo Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メーカを問わず最新の加工装置をユーザ企業
が自由に絞り込めるシステムの実現。 【解決手段】 センターサーバ12と、コンサイナのパソ
コン14と、加工装置28が配置されたデモファクトリ22の
ローカルサーバ24と、クライアントのパソコン16とを備
え、パソコン14,16、ローカルサーバ24はインターネッ
ト26経由でセンターサーバ12と接続されており、センタ
ーサーバ12は、貸与装置データベース54と、デモファク
トリデータベース48と、パソコン16から送信された検索
条件に該当する加工装置28を貸与装置データベース54か
ら抽出し、検索結果をパソコン16に送信する手段と、パ
ソコン16から送信された検索条件に該当するデモファク
トリ22をデモファクトリデータベース48から抽出し、関
連情報をパソコン16に送信する手段とを備えた加工装置
関連情報配信システム10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は加工装置関連情報
配信システムに係り、特に、センターサーバのデータベ
ース内にメーカを問わず多数の加工装置に関する様々な
情報を蓄積しておき、これをインターネット等の通信ネ
ットワーク経由で多数のユーザ企業等に配信することを
可能とする加工装置関連情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザ技術の発展に伴い、レーザ
加工装置が様々な加工分野において用いられるようにな
ってきている。レーザ加工は電子ビーム加工などと共に
工具や刃物を使わない「非接触加工技術」に属し、高い
再現性と精密加工性能を有するクリーンで衛生的な加工
技術として期待されている。レーザ加工装置の場合、発
振器を中心に、光学系や制御系といった周辺装置を組み
合わせて具体的な装置を構成する必要があり、加工目的
に応じて最適な組合せを選択することが極めて重要とな
る。
【0003】これらの加工装置を導入する場合、ユーザ
企業においては製造担当者が過去の経験や学識経験者か
らのアドバイスに基づいて具体的な装置構成を絞り込
み、メーカのデモ機を用いたサンプル加工や試作加工等
を通じて実証試験を行い、問題がないことを確認した上
で本格的なライン導入に至るのが一般的である。レーザ
加工装置は比較的高価であるため、導入前には上記の実
証段階を十分に踏むことにより、導入リスクを軽減する
ことが不可欠といえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メーカ
のデモ機は必ずしも十分な数が用意されているわけでは
ないため、サンプル加工や試作加工のために長い期間待
たされることが多い。海外メーカの場合には国内にデモ
機自体が設置されていないことも希ではない。この場合
には、加工対象物をメーカの本国に送ってサンプル加工
等を依頼するしかなく、実証のためにさらに長い期間を
要することとなる。また、デモ機は関東圏を中心に配備
されていることが多いため、地方のユーザ企業が実証加
工を行うとなると、スタッフをデモ機の展示場所に長期
間出張させる必要があり、大きな負担となる。また、メ
ーカは自社製品のスペックに関して精通していても、具
体的な応用技術を保有していることは少ないため、実証
段階において有益なアドバイスを受けることは期待でき
ず、結局はユーザ企業の担当者が試行錯誤を繰り返して
問題を解決するしかなかった。加工装置導入後に故障し
た場合、当然ながらメーカから保守スタッフの派遣を受
けて修理を依頼することになるが、故障原因によっては
速やかなる復旧が望めず、2週間〜1ヶ月もの間システ
ムがダウンしてしまう危険性もあった。
【0005】これに対し、ユーザ企業とメーカとの橋渡
しをする者として、ジョブショップ(受託加工業者)と
称する企業が各地に存在している。ジョブショップは、
多数の加工装置を保有している他、経験豊かな専門スタ
ッフが在籍しており、加工目的に応じたレーザ発振器と
周辺機器との組合せ例や加工方法を提案したり、サンプ
ル加工や試作加工を請け負ったりというサービスをユー
ザ企業に提供してきた。ユーザ企業は、加工装置を導入
する前に最寄りのジョブショップを経由することによ
り、レーザ加工機の導入が自社の問題解決に役立つか否
かを十分実証することができ、高額の装置を導入する際
のリスクを軽減することができる。また、ジョブショッ
プ経由で導入した加工装置に関しては、当該ジョブショ
ップのメンテナンスサービスを受けることができ、故障
時には復旧するまでのバックアップ加工を依頼すること
もできる。
【0006】しかしながら、ジョブショップは基本的に
加工装置をメーカから自前で購入し、ユーザ企業からの
受注を待つという業態であるため、以下の問題があっ
た。まず、一つ一つの加工装置が高価であるため、常に
最新の装置を用意しておくことは困難である。このた
め、ユーザ企業に対して現時点で最高性能の加工装置を
提案できるとは限らなかった。また、各ジョブショップ
は製品購入に際して割引等の優遇措置を受けるために、
事実上特定のメーカ色が強くなり勝ちである。このた
め、複数メーカの製品を幅広く取り揃え、その中からユ
ーザ企業に最適なものを提案することができなかった。
さらに、自社内に保有できる加工装置の数には限りがあ
るため、ユーザ企業がジョブショップ経由で導入した加
工装置に故障が生じた場合、それと互換性のある加工装
置の空きが自社内になければ、迅速な「バックアップ加
工」サービスを提供することができなかった。
【0007】以上、レーザ加工装置について論じてきた
が、程度の差はあれ同様の問題は電子ビーム加工装置や
他の加工装置一般についても当てはまる。
【0008】この発明は、レーザ加工装置等の導入時及
び導入後にユーザ企業が抱えていた上記問題点を解決す
るために案出されたものであり、以下の特性を備えた支
援システムを提供することを目的としている。 (1) メーカを問わず、幅広いラインナップの中から最新
の加工装置や周辺装置をユーザ企業が自由に絞り込め
る。 (2) 絞り込んだ加工装置のデモ機を用いて容易にサンプ
ル加工や試作加工を行うことができ、必要に応じて有益
なアドバイス情報を得ることができる。 (3) 加工装置導入後に故障が発生した場合には、速やか
にバックアップ加工のサービスを受けることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の加工装置関連情報配信システム
は、センターサーバと、加工装置の貸与者である複数の
コンサイナ(メーカや輸入商社等)が管理する複数の通
信端末と、各コンサイナから貸与された加工装置が配置
された複数のデモファクトリが管理する複数の通信端末
と、加工装置の利用者である複数のクライアント(ユー
ザ企業)が管理する複数の通信端末とを備えた加工装置
関連情報配信システムであって、上記の各通信端末は、
通信ネットワーク(例えばインターネット)を介して上
記センターサーバと接続されており、上記センターサー
バは、上記コンサイナから貸与された各加工装置に関す
る情報を固有のIDに関連付けて格納しておく貸与装置デ
ータベースと、各加工装置が配置されているデモファク
トリに関する情報を固有のIDに関連付けて格納しておく
デモファクトリデータベースと、上記クライアントの通
信端末から貸与装置の検索要求が送信された場合に、当
該通信端末に検索条件入力用のフォームを送信する手段
と、当該通信端末から送信された検索条件に該当する貸
与装置を上記貸与装置データベースから抽出し、検索結
果を当該通信端末に送信する手段と、上記クライアント
の通信端末からデモファクトリの検索要求が送信された
場合に、当該通信端末に検索条件入力用のフォームを送
信する手段と、当該通信端末から送信された検索条件に
該当するデモファクトリを上記デモファクトリデータベ
ースから抽出し、当該デモファクトリに関する情報を当
該通信端末に送信する手段とを備えたことを特徴として
いる。上記「加工装置」は、レーザ加工装置や電子ビー
ム加工装置、その他の加工装置、これらの周辺装置や部
品をも広く含む概念である。
【0010】この加工装置関連情報配信システムによれ
ば、各クライアントは加工装置のスペック情報等を参照
することにより、複数のデモファクトリに配置された多
数のデモ機の中から候補となる加工装置を容易に絞り込
むことが可能となる。また、加工装置を絞り込んだ後
は、当該加工装置が配置されたデモファクトリの中か
ら、最も都合の良いものを絞り込むことが可能となり、
見学やサンプル加工、試作加工、バックアップ加工の依
頼が容易となる。しかも、各デモファクトリに配置され
た加工装置はコンサイナから貸与されたものであり、買
取制ではないため、デモファクトリはメーカを問わず最
新の加工装置を用意しておき、クライアントの利用に供
することが可能となる。
【0011】請求項2に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、請求項1を前提とし、さらに上記クライアン
トの通信端末に送信されるデモファクトリに関する情報
には、当該デモファクトリの所在地情報と、クライアン
トの選択した特定の貸与装置の稼働スケジュール情報
(待ち期間情報も含む)とが含まれていることを特徴と
している。この結果、クライアントは地理的条件と時間
的条件を天秤に掛け、自己にとって最も都合の良いデモ
ファクトリを選択できることとなる。
【0012】請求項3に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、請求項1または2を前提とし、さらに上記ク
ライアントの通信端末から特定のデモファクトリに配置
された特定の貸与装置に対する予約要求が送信された場
合に、当該通信端末に装置予約用の入力フォームを送信
する手段と、当該通信端末から送信された予約情報を、
当該クライアント、デモファクトリ及び貸与装置に関連
付けて予約案件データベースに格納する手段とを、上記
センターサーバが備えたことを特徴としている。この結
果、デモファクトリを絞り込んだクライアントは、その
ままシステムを通じて特定の加工装置に対してサンプル
加工、試作加工、バックアップ加工、見学等の予約を入
れることが可能となる。
【0013】請求項4に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、請求項3を前提とし、さらに予約案件データ
ベースに予約情報が登録された場合に、予約したクライ
アントの属性情報、及び当該予約情報が記述された電子
メールを生成する手段と、当該電子メールを予約された
デモファクトリに宛てて送信する手段とを、上記センタ
ーサーバが備えたことを特徴としている。この結果、予
約が入れられた事実をデモファクトリはいち早く認識す
ることができ、クライアントとの商談を円滑化したり、
ダブルブッキングを回避することが可能となる。
【0014】請求項5に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、請求項3または4を前提とし、さらにクライ
アントの通信端末から加工装置の制御データが送信され
た場合に、これを当該クライアントと関連付けて所定の
記憶手段に格納する手段と、当該制御データを、クライ
アントが予約したデモファクトリの通信端末に送信する
手段とを、上記センターサーバが備えたことを特徴とし
ている。この結果、クライアントが特定のデモファクト
リにバックアップ加工を依頼する場合に、制御データが
デモファクトリに転送され、加工再開の迅速化に資する
こととなる。
【0015】請求項6に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、センターサーバと、加工装置の登録者である
複数のコンサイナが管理する複数の通信端末と、加工装
置の利用者である複数のクライアントが管理する複数の
通信端末とを備えた加工装置関連情報配信システムであ
って、上記の各通信端末は、通信ネットワークを介して
上記センターサーバと接続されており、上記センターサ
ーバは、上記コンサイナによって登録された各加工装置
に関する情報を固有のIDに関連付けて格納しておく登録
装置データベースと、上記クライアントの通信端末から
登録装置の検索要求が送信された場合に、当該通信端末
に検索条件入力用のフォームを送信する手段と、当該通
信端末から送信された検索条件に該当する登録装置を上
記登録装置データベースから抽出し、検索結果を当該通
信端末に送信する手段とを備えたことを特徴としてい
る。この場合、クライアントはコンサイナによって情報
の登録がなされた加工装置に関して検索を行うことが可
能となり、デモファクトリに対する加工装置の貸与の有
無を問わず、現時点で導入可能な加工装置を広い範囲か
ら選択することが可能となる。
【0016】請求項7に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、請求項6を前提とし、さらに上記センターサ
ーバが、各コンサイナが登録した加工装置に関連した業
務を担当する(請け負う)複数のラボファクトリに関す
る情報を固有のIDに関連付けて格納しておくラボファク
トリデータベースと、上記クライアントの通信端末から
ラボファクトリの検索要求が送信された場合に、当該通
信端末に検索条件入力用のフォームを送信する手段と、
当該通信端末から送信された検索条件に該当するラボフ
ァクトリを上記ラボファクトリデータベースから抽出
し、当該ラボファクトリに関する情報を当該通信端末に
送信する手段とを備えたことを特徴としている。この結
果、各クライアントは登録装置に関するサービス(コン
サイナへの取り次ぎサービス、コンサルティングサービ
ス等)を、最寄りのラボファクトリを通じて受けること
が可能となる。
【0017】請求項8に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、請求項7を前提とし、さらに上記クライアン
トの通信端末に送信されるラボファクトリに関する情報
には、当該ラボファクトリの所在地情報と、クライアン
トの選択した特定の登録装置の稼働スケジュール情報と
が含まれていることを特徴としている。この結果、クラ
イアントは地理的及び時間的に最も有利なラボファクト
リを選択できることとなる。
【0018】請求項9に記載の加工装置関連情報配信シ
ステムは、請求項7または8を前提とし、さらに上記ク
ライアントの通信端末から特定のラボファクトリが担当
している特定の登録装置に対する予約要求が送信された
場合に、当該通信端末に装置予約用の入力フォームを送
信する手段と、当該通信端末から送信された予約情報
を、当該クライアント、ラボファクトリ及び登録装置に
関連付けて予約案件データベースに格納する手段とを、
上記センターサーバが備えたことを特徴としている。こ
の結果、ラボファクトリを絞り込んだクライアントは、
そのままシステムを通じて特定の加工装置に対してサン
プル加工、試作加工、バックアップ加工、見学等の予約
をラボファクトリに入れることが可能となる。
【0019】請求項10に記載の加工装置関連情報配信
システムは、請求項9を前提とし、さらに予約案件デー
タベースに予約情報が登録された場合に、予約したクラ
イアントの属性情報、及び当該予約情報が記述された電
子メールを生成する手段と、当該電子メールを予約され
たラボファクトリに宛てて送信する手段とを、上記セン
ターサーバが備えたことを特徴としている。この結果、
予約が入れられた事実をラボファクトリはいち早く認識
することができる。
【0020】請求項11に記載の加工装置関連情報配信
システムは、請求項1〜10を前提とし、さらに上記セ
ンターサーバが、各加工装置を用いた加工事例を固有の
IDに関連付けて格納しておく加工事例データベースと、
上記クライアントの通信端末から加工事例の検索要求が
送信された場合に、当該通信端末に検索条件入力用のフ
ォームを送信する手段と、当該通信端末から送信された
検索条件に該当する加工事例を上記加工事例データベー
スから抽出し、検索結果を当該通信端末に送信する手段
とを備えたことを特徴としている。この結果、各クライ
アントは加工装置(貸与装置及び登録装置)の選定に当
たり、過去の加工事例を参照することが可能となる。
【0021】請求項12に記載の加工装置関連情報配信
システムは、請求項1〜11を前提とし、さらに加工装
置に精通した複数のアドバイザが管理する通信端末と上
記センターサーバが通信ネットワークを介してネットワ
ーク接続されており、上記クライアント、コンサイナ、
デモファクトリまたはラボファクトリ、アドバイザの各
通信端末から送信されたメッセージ情報を、送信者に関
連付けて登録しておく掲示板データベースと、上記の各
通信端末から掲示板情報の閲覧要求が送信された場合
に、上記掲示板データベースからメッセージ情報を抽出
し、当該通信端末に送信する手段とを備えたことを特徴
としている。この結果、加工装置に関するアドバイスが
電子掲示板上に各方面から寄せられることとなり、クラ
イアントが加工装置を選定する際に有効利用できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る加工装置
関連情報配信システム10の全体イメージを示すものであ
り、このシステム10の運用者が管理するセンターサーバ
12と、複数のコンサイナが管理するパソコン14と、複数
のクライアントが管理するパソコン16と、複数のアドバ
イザ18が管理するパソコン20と、複数のデモファクトリ
22が管理するローカルサーバ24とが、インターネット26
を介してネットワークを接続されている。
【0023】上記「コンサイナ」とは、レーザ加工装置
や電子ビーム加工装置等のメーカや輸入商社であって、
本システムのためにデモ機を貸与してくれる者を意味す
る。上記「クライアント」とは、レーザ加工装置や電子
ビーム加工装置等の導入を検討しているユーザ企業、あ
るいは既に本システムを通じてこれらを導入したユーザ
企業を意味する。上記「アドバイザ」とは、大学教授や
技術士など、加工装置や加工技術に関して高度の専門知
識を有する学識経験者等を意味する。
【0024】上記「デモファクトリ」とは、日本各地に
点在している本システムのサービス拠点を意味し、所定
の敷地内に複数のコンサイナから貸与された多数の加工
装置(デモ機)28を配置している常設展示場である。各
加工装置28にはNC制御端末30が接続されており、各N
C制御端末30はLANを通じてローカルサーバ24とネット
ワーク接続されている。このデモファクトリ22は、シス
テムの運用者自身が開設する直営展示場の他、各地に点
在する既存のジョブショップ等とフランチャイズ契約を
結んで開設する委託展示場がある。
【0025】センターサーバ12は、WWW(World Wide We
b)サーバ機能、メールサーバ機能、ネームサーバ機
能、アプリケーションサーバ機能、データベースサーバ
機能等を備えており、実際には複数のワークステーショ
ンやパソコンをネットワーク接続することによって構成
されている。
【0026】図2は、この加工装置関連情報配信システ
ム10の主要な機能構成を示すブロック図であり、センタ
ーサーバ12は、認証処理部32と、データ更新処理部34
と、検索処理部36と、掲示板処理部38と、予約案件処理
部40と、電子メール生成部42と、コンサイナデータベー
ス44と、クライアントデータベース46と、デモファクト
リデータベース48と、アドバイザデータベース50と、マ
ニュアルデータベース52と、貸与装置データベース54
と、加工事例データベース56と、予約案件データベース
58と、掲示板データベース60とを備えている。
【0027】上記認証処理部32、データ更新処理部34、
検索処理部36、掲示板処理部38、予約案件処理部40、電
子メール生成部42は、センターサーバ12を構成するコン
ピュータのCPUが、OS及び専用のアプリケーションプロ
グラムに従って必要な処理を実行することによって実現
される。また、上記コンサイナデータベース44、クライ
アントデータベース46、デモファクトリデータベース4
8、アドバイザデータベース50、マニュアルデータベー
ス52、貸与装置データベース54、加工事例データベース
56、予約案件データベース58、掲示板データベース60
は、上記コンピュータのハードディスク内に格納されて
いる。
【0028】上記コンサイナデータベース44には、加工
装置の提供者であるメーカや輸入商社に関する情報が格
納されている。図3はコンサイナデータベース44内に設
定されるデータ項目例を示しており、コンサイナIDを筆
頭に、名称(商号)、パスワード、所在地、代表者、担
当部署、担当者、電話番号、FAX番号、電子メールア
ドレス、URL、会社概要等が設定されている。これらの
データ項目はあくまでも一例であり、必要に応じて増減
変更可能であることはいうまでもない(以下のデータベ
ースについても同様)。このシステム10の利用を希望す
るコンサイナは、事前にシステム運用者との間で業務委
託契約や秘密保持契約等を締結し、コンサイナデータベ
ース44内に自己のレコードを確保すると共に、コンサイ
ナID及びパスワードの発行を受けておく。
【0029】上記クライアントデータベース46には、加
工装置の利用者であるユーザ企業に関する情報が格納さ
れている。図4はクライアントデータベース46内に設定
されるデータ項目例を示しており、クライアントIDを筆
頭に、名称(商号)、パスワード、業種(自動車製造、
半導体製造、金属加工等)、所在地、代表者、担当部
署、担当者、電話番号、FAX番号、電子メールアドレ
ス、URL、保有設備、会社概要等が設定されている。こ
のシステム10の利用を希望するクライアントは、事前に
システム運用者との間で加入契約や秘密保持契約を締結
し、クライアントデータベース46内に自己のレコードを
確保すると共に、クライアントID及びパスワードの発行
を受けておく。
【0030】上記デモファクトリデータベース48には、
コンサイナから貸与された加工装置28の設置拠点に関す
る情報が格納されている。図5はデモファクトリデータ
ベース48内に設定されるデータ項目例を示しており、デ
モファクトリIDを筆頭に、名称(商号)、パスワード、
所在地、地図、代表者、担当部署、担当者、電話番号、
FAX番号、電子メールアドレス、URL、受託装置、受
託装置の稼働スケジュール、スタッフ構成、写真ファイ
ル(デモファクトリ22の内部や加工装置28の写真ファイ
ル名及び格納ディレクトリ名)等が設定されている。デ
モファクトリ22の開設を希望するジョブショップ等は、
事前にシステム運用者との間でフランチャイズ契約や秘
密保持契約等を締結し、デモファクトリデータベース48
内に自己のレコードを確保すると共に、デモファクトリ
ID及びパスワードの発行を受けておく。
【0031】上記アドバイザデータベース50には、加工
装置28や加工技術の専門家の中、事前にシステム運用者
との間で業務委託契約を締結した者に関する情報が格納
されている。図6はアドバイザデータベース50内に設定
されるデータ項目例を示しており、アドバイザIDを筆頭
に、氏名、パスワード、住所、勤務先、勤務先住所、勤
務先電話番号、勤務先FAX番号、顔写真ファイル(顔
写真のファイル名及び格納ディレクトリ名)、自宅電話
番号、自宅FAX番号、電子メールアドレス、専門分
野、学歴、職歴、資格、論文・特許、本システムにおけ
る活動実績等が設定されている。このシステム10におい
てアドバイザ18として活動することを希望する者は、事
前審査を受けた上で、システム運用者との間で業務委託
契約や秘密保持契約を締結し、アドバイザデータベース
50内に自己のレコードを確保すると共に、アドバイザID
及びパスワードの発行を受けておく。
【0032】上記マニュアルデータベース52には、加工
装置28の本体や周辺装置類の操作マニュアルや加工プロ
セスマニュアルに関する情報が格納されている。図7は
マニュアルデータベース52内に設定されるデータ項目例
を示しており、マニュアルIDを筆頭に、登録者(デモフ
ァクトリID、クライアントID、コンサイナID、アドバイ
ザID)、登録年月日、装置ID、マニュアルファイル(例
えばPDFファイル等のファイル名及び格納ディレクトリ
名)等が設定されている。
【0033】上記貸与装置データベース54には、コンサ
イナからシステム運用者に貸与された加工装置28の本体
や周辺装置類に関する情報が格納されている。図8は貸
与装置データベース54内に設定されるデータ項目例を示
しており、装置IDを筆頭に、装置種別、提供者であるコ
ンサイナのID、メーカ、型番、装置概要(スペックデー
タ)、カタログファイル(例えばPDFカタログのファイ
ル名及び格納ディレクトリ名)、関連特許、設置先であ
るデモファクトリ22のID、マニュアルID等が設定されて
いる。
【0034】加工事例データベース56には、各デモファ
クトリ22における過去の加工実績(サンプル加工や試作
加工、バックアップ加工)に関する情報の他、クライア
ントやコンサイナにおける加工実績、アドバイザ18が経
験した加工実験に関する情報等が格納されている。図9
は加工事例データベース56内に設定されるデータ項目例
を示しており、事例IDを筆頭に、報告者(デモファクト
リID、クライアントID、コンサイナID、アドバイザI
D)、報告年月日、実施年月日、実施場所、加工種別
(穴開け加工、研磨加工、切断加工等)、加工素材、装
置ID、加工条件、関連特許、公開条件、評価等が設定さ
れている。
【0035】上記加工事例データベース56の「公開条
件」には、当該加工事例の公開を許容するか否か、許容
する場合にはどのレベルまで公開するかが記述される。
すなわち、クライアントやコンサイナの都合によっては
データの流出を嫌う場合もあるため、予め公開の条件を
報告者自身が設定できるように運用することが望まし
い。例えば、「公開不可」と設定されている場合には、
当該加工事例を報告した者以外が閲覧することはできな
い。これに対し、「公開可」と設定されている場合に
は、全登録データが本システム10の全加入者に開示され
ることとなる。他にも、「抽象化公開」を設定すること
で、報告者や実施場所といった報告者を特定できる情報
以外の公開を可能とすることもできる。もちろん、報告
者はデータ更新処理部34を通じてこれらの公開条件をい
つでも変更することができる。
【0036】予約案件データベース58には、各クライア
ントから特定のデモファクトリ22に寄せられた予約情報
が格納されている。図10は予約案件データベース58内
に設定されるデータ項目例を示しており、案件IDを筆頭
に、受付日時、予約希望日時、予約目的(サンプル加
工、試作加工、バックアップ加工、見学等)、クライア
ントID、デモファクトリID、加工種別(穴開け加工、研
磨加工、切断加工等)、加工素材、装置ID、NC制御デー
タ、経過等が設定されている。上記「NC制御データ」に
は、クライアントから送信されたNC制御データのファイ
ル名及び格納ディレクトリ名が記述される。
【0037】センターサーバ12のWebサイトには電子掲
示板サービスが用意されており、本システム10に加盟し
ているコンサイナ、クライアント、デモファクトリ22の
各担当者やアドバイザ18は、加工装置28や加工技術に関
して電子掲示板上で議論を行うことができる。図11は
掲示板データベース60内に設定されるデータ項目例を示
しており、メッセージIDを筆頭に、受付日時、発言者
(クライアントID、アドバイザID、コンサイナID、デモ
ファクトリID)、タイトル、本文、リンク情報等が設定
されている。
【0038】このシステム10の運用者は、センターサー
バ12にネットワーク接続された入力端末(図示省略)を
通じて各種情報を入力する。これらの入力情報は、デー
タ更新処理部34を介して上記コンサイナデータベース4
4、クライアントデータベース46、デモファクトリデー
タベース48、アドバイザデータベース50、マニュアルデ
ータベース52、貸与装置データベース54、加工事例デー
タベース56、予約案件データベース58に格納される。ま
た、マニュアルデータベース52や加工事例データベース
56、予約案件データベース58に関しては、クライアント
やコンサイナ、アドバイザ18のパソコン14,16,20や、
デモファクトリ22のローカルサーバ24からインターネッ
ト26経由で送信された情報を、データ更新処理部34を介
して該当のデータベース内に格納することもできる。
【0039】つぎに、図12のフローチャートに従い、
クライアントがこの加工装置関連情報配信システム10を
利用する際の典型的な処理手順について説明する。例え
ば、ある加工目的のために新たにレーザ加工装置28の導
入を検討しているクライアント企業の担当者は、パソコ
ン16からインターネット26経由でセンターサーバ12のWe
bサイトにアクセスし、パソコン16のWebブラウザ上に表
示されたサービスメニューの中から「レーザ加工装置の
検索」を選択する(図示省略)。
【0040】これを受けたセンターサーバ12の認証処理
部32からは(S10)、ID及びパスワードの入力を求める
メッセージボックス(図示省略)が送信される(S1
2)。これに対し、クライアントの担当者がID及びパス
ワードを入力すると、これを受けた認証処理部32は(S
14)、クライアントデータベース46を参照し、当該クラ
イアントの正当性を確認する(S16)。
【0041】この認証ステップをクリアすると、図13
に示すように、検索処理部36からクライアントのパソコ
ン16に検索条件選択フォーム62が送信され(S18)、画
面表示される。これに対しクライアントは、レーザの光
源や制御系、必要軸数、メーカ名の中で必要な項目につ
いて、「▼」ボタンをクリックしてプルダウンメニュー
を開き、検索条件を選択入力した後、センターサーバ12
に送信する。これを受けた検索処理部36は(S20)、貸
与装置データベース54内を検索し、クライアントが選択
した検索条件に該当するレーザ加工装置を抽出する(S
22)。つぎに、検索処理部36は抽出したレーザ加工装置
のリストを生成し、クライアントのパソコン16に送信す
る(S24)。このリストには、各加工装置のIDやメーカ
名、型番等が簡潔に表示されている(図示省略)。
【0042】クライアントは、パソコン画面に表示され
たリスト中から特定のレーザ加工装置を選択し、詳細情
報の表示を要求する。これを受けた検索処理部36は(S
26)、当該レーザ加工装置の提供者であるコンサイナに
関する情報や、現在展示されているデモファクトリ22の
リスト、スペックデータ等が記述されたWebページを生
成し、クライアントのパソコン16に送信する(S28)。
この結果、クライアントはパソコン画面に表示された特
定のレーザ加工装置に関する詳細データを検討し、機種
を絞り込むことが可能となる。
【0043】また、クライアントが当該加工装置のカタ
ログや操作マニュアルを希望する場合には、Webページ
中に表示された「カタログ」ボタンや「マニュアル」ボ
タンをクリックしてファイルの送信を要求する。これを
受けた検索処理部36は(S30)、貸与装置データベース
54やマニュアルデータベース52を参照し、該当のPDFフ
ァイル等をハードディスクから抽出してクライアントの
パソコン16に送信する(S32)。
【0044】なお、クライアントが予め必要な加工装置
のメーカ名と型番を認識している場合には、上記検索条
件入力フォーム62においてメーカと型番を選択入力する
ことにより、詳細情報やカタログファイル等の送信を要
求することもできる。
【0045】上記の詳細データやカタログ、あるいはマ
ニュアルを検討しても機種を絞り込めない場合、クライ
アントはWebサイトのサービスメニュー中から「加工事
例の参照」を選択する。これを受けた検索処理部36から
は(S34)、図14に示すように、加工事例検索フォー
ム64が送信され(S36)、クライアントのパソコン画面
に表示される。これに対しクライアントは、「▼」ボタ
ンをクリックしてプルダウンメニューを開き、加工種別
や加工素材、加工装置の検索条件を選択入力した後、セ
ンターサーバ12に送信する。これを受けた検索処理部36
は(S38)、加工事例データベース56内を検索し、クラ
イアントの選択した検索条件に合致し、かつ現時点で公
開が許容されている加工事例を抽出する(S40)。つぎ
に、検索処理部36は抽出された加工事例のリストを生成
し、クライアントのパソコン16に送信する(S42)。こ
のリストには、各加工事例の案件IDや日時情報の他、加
工種別や加工素材、加工装置等が簡潔に記述されている
(図示省略)。
【0046】クライアントは、パソコン画面に表示され
たリスト中から特定の加工事例を選択し、詳細情報の送
信を要求する。これを受けた検索処理部36は(S44)、
クライアントが選択した加工事例に関する全データ中か
ら、クライアントに開示が認められた範囲のデータを加
工事例データベース56から抽出し、クライアントのパソ
コン16に送信する(S46)。この結果、クライアントは
パソコン画面に表示された特定の加工事例に関するデー
タ(成功事例及び失敗事例)を詳細に検討し、具体的な
加工装置やシステム構成を絞り込む際の参考とすること
が可能となる。
【0047】上記の加工事例を検討しても不安や疑問を
払拭できないクライアントは、電子掲示板システムを用
いることにより、アドバイザ18やコンサイナ、デモファ
クトリ22、あるいは他のクライアントからの助言を受け
ることができる。すなわち、クライアントがセンターサ
ーバ12のWebサイトにおいて「掲示板の利用」を選択す
ると、これを受けた掲示板処理部38は(S48)、掲示板
データベース60内のメッセージデータを抽出・加工し、
クライアントのパソコン16に送信する(S50)。この結
果、クライアントのパソコン画面上には、過去の電子掲
示板上におけるメッセージのタイトルがツリー状に表示
される(図示省略)。
【0048】クライアントは、各タイトルから判断して
自己の参考になりそうなメッセージを発見した場合に
は、当該タイトルをクリックして全文を展開させ、内容
を閲覧する。また、電子掲示板内に設けられた検索キー
ワード入力欄に所定の文字列を入力することで、クライ
アントは掲示板処理部38を通じて過去の全メッセージ中
から必要なものをキーワード検索することもできる。
【0049】過去のメッセージ中から参考となる情報が
得られなかったクライアントは、電子掲示板内に設けら
れた「質問」ボタンをクリックし、新規メッセージの登
録を求める。これを受けた掲示板処理部38は(S52)、
メッセージ入力用フォーム(図示省略)をクライアント
のパソコンに送信する(S54)。これに対しクライアン
トは、パソコン16のキーボードから質問事項や疑問点を
上記フォーム中に簡潔な文章で入力し、センターサーバ
12に向けて送信する。これを受けた掲示板処理部38は
(S56)、質問メッセージデータを当該クライアントの
IDに関連付けて掲示板データベース60内に格納する(S
58)。
【0050】上記の質問メッセージに対する回答を持ち
合わせているアドバイザ18やコンサイナ、デモファクト
リ22、他のクライアントは、自己のパソコン画面に表示
された電子掲示板内の「回答」ボタンをクリックし、新
規メッセージの登録を求める。これを受けた掲示板処理
部38は(S52)、上記と同様、メッセージ入力用フォー
ム(図示省略)を当該回答者のパソコンに送信する(S
54)。これに対し回答者は、パソコンのキーボードから
回答文書を上記フォーム中に簡潔な文章で入力し、セン
ターサーバ12に向けて送信する。これを受けた掲示板処
理部38は(S56)、回答メッセージデータを当該回答者
のIDに関連付けて掲示板データベース60内に格納する
(S58)。質問を発したクライアントが、次に電子掲示
板をパソコン画面に呼び出した際には、上記回答メッセ
ージが表示されることとなる。
【0051】上記のステップを通じて導入するレーザ加
工装置やその周辺装置類を絞り込んだクライアントは、
実証段階に踏み出すこととなる。図15は、この際の処
理手順を示すフローチャートである。まずクライアント
は、パソコン16からインターネット26経由でセンターサ
ーバ12のWebサイトにアクセスし、サービスメニューの
中から「デモファクトリの検索」を選択する(図示省
略)。これを受けた検索処理部36は(S60)、クライア
ントのパソコン16にデモファクトリの検索条件選択フォ
ームを送信する(S62)。この結果、図16に示すよう
に、検索条件選択フォーム66がクライアントのパソコン
画面に表示される。これに対しクライアントは、同フォ
ーム66において必要とするレーザ加工装置やデモファク
トリ22の所在地を選択入力した後、センターサーバ12に
送信する。これを受けた検索処理部36は(S64)、デモ
ファクトリデータベース48内を検索し(S66)、クライ
アントが選択したレーザ加工装置が配備されているデモ
ファクトリ22のリストをクライアントのパソコン16に送
信する(S68)。このリストには、デモファクトリ22の
名称や所在地等が簡潔に記述されている。
【0052】クライアントは、パソコン画面に表示され
たリスト中から特定のデモファクトリ22を選択し、詳細
情報の送信を要求する。これを受けた検索処理部36は
(S70)、クライアントが選択したデモファクトリ22に
関する全データ中から、クライアントに開示が認められ
た範囲のデータをデモファクトリデータベース48から抽
出し、Webファイルを生成してクライアントのパソコン1
6に送信する(S72)。
【0053】この結果、クライアントはパソコン画面に
表示された特定のデモファクトリ22に関するデータ(住
所や地図、展示場内部の写真、スタッフの陣容、周辺装
置類の充実度等)を検討し、サンプル加工や試作加工を
発注するか否かを検討する。このデモファクトリ22の詳
細情報表示ページには、コンサイナから貸与されている
全加工装置に関する「スケジュール情報」や「待ち期間
情報」も表示されているため、デモファクトリ22を選択
する際の目安とすることができる。クライアントとして
は、通常は少しでも自社から近い場所のデモファクトリ
22を選択したいところであるが、目的の加工装置につい
て表示された待ち期間が長い場合には、多少遠くても待
ち期間の短いデモファクトリ22を選択するといった柔軟
な判断が可能となる。
【0054】以上の結果、特定のデモファクトリ22を絞
り込んだクライアントは、当該デモファクトリ22の詳細
情報表示ページ中に設けられた「予約する」ボタンをク
リックする(図示省略)。これを受けたセンターサーバ
12では(S74)、予約案件処理部40が起動し、当該クラ
イアントのパソコン16に向けて装置予約用入力フォーム
が送信される(S76)。この結果、図17に示すよう
に、クライアントのパソコン画面には当該デモファクト
リ22に対する装置予約用入力フォーム68が表示される。
これに対しクライアントは、「▼」ボタンをクリックし
てプルダウンメニューを開き、加工装置の選択欄におい
て必要な加工装置を選択入力すると共に、予約目的(サ
ンプル加工、試作加工、バックアップ加工、見学等)や
加工種別、加工素材、予約希望日を選択入力した後、
「送信」ボタンをクリックする。これを受けたセンター
サーバ12の予約案件処理部40は(S78)、クライアント
から送信された装置予約データをクライアントIDに関連
付けて予約案件データベース58内に登録する(S80)。
【0055】また、電子メール生成部42は、クライアン
トが選択したデモファクトリ22に宛てた電子メールを自
動生成し(S82)、インターネット26経由で送信する
(S84)。この電子メールの本文には、クライアントデ
ータベース46から読み出した当該クライアントのプロフ
ィールデータや、予約案件データベース58から読み出し
た予約データが記述されている。この電子メールを受信
したデモファクトリ22は、内容を検討した上でクライア
ントに直接連絡を取り、具体的な商談に入る。この商談
を通じて価格や日時等において合意に至らなかった場
合、クライアントは再度センターサーバ12のWebサイト
にアクセスし、他のデモファクトリ22を検索すればよ
い。
【0056】上記のように、クライアントは自社のパソ
コン16からインターネット26経由でセンターサーバ12の
Webサイトにアクセスするだけで、数限りない加工装置
の中から自社にとって最適の機種や組合せ(システム構
成)を絞り込むことができる。この際、各加工装置のカ
タログデータのみならず、過去の加工事例を参照した
り、アドバイザ18等からの助言を受けることができるた
め、クライアント側の経験の乏しさを補うことが可能と
なる。また、加工装置を絞り込んだ後は、そのまま最適
のデモファクトリ22を絞り込み、サンプル加工や試作加
工の予約までオンラインで済ますことができる。すなわ
ち、クライアントはこのシステム10を利用することによ
り、機種の選定から実証加工の手配まで一貫した、いわ
ゆるワンストップサービスを享受することが可能とな
る。
【0057】しかも、デモファクトリ22に配置される加
工装置はコンサイナから貸与されるものであり、従来の
ジョブショップのように買取制ではないため、デモファ
クトリ22は同一メーカに拘泥することなく、常に最新の
製品を幅広く取り揃えておくことができる。すなわち、
このシステム10の登場によって初めて、クライアントは
メーカやジョブショップの思惑や都合に左右されること
なく、真に最適の加工装置や加工システムを選択する自
由を獲得したといっても過言ではない。
【0058】上記にあっては、クライアントが新規にレ
ーザ加工装置を導入する際の利用法について説明した
が、このシステム10は既に加工装置を導入したクライア
ントにとっても有効である。例えば、あるデモファクト
リ22において実証加工を行った結果、特定の加工装置の
導入を決定したクライアントは、当該加工装置をデモフ
ァクトリ22経由でコンサイナから購入し、自社内に製造
ラインを敷設する。この際、クライアントはシステム運
用者と継続サポート契約を締結することにより、各地の
デモファクトリ22を通じた保守・メンテナンスサービス
を受けることができる。
【0059】通常は、当該加工装置を導入する際に関与
したデモファクトリ22からサービスを受けることにな
る。例えば、導入した加工装置が突然故障した場合に
は、当該デモファクトリ22の専門技術者がクライアント
の工場に派遣され、直ちに修理が行われる。また、修理
に時間が掛かる場合には、取り敢えず当該デモファクト
リ22に配備されている同型機を用いたバックアップ加工
が実施される。
【0060】これに対し、当のデモファクトリ22から同
型機が既に撤去されている場合や、他のクライアントか
ら受注したサンプル加工のために塞がっている場合に
は、上記と同様の手順により、クライアントは国内各地
のデモファクトリ22の中から最適のデモファクトリ22を
検索し、バックアップ加工の予約を入れることができ
る。この際、加工装置を制御するためのNC制御データを
インターネット26経由でセンターサーバ12に送信し、予
約案件データベース58に格納しておくこともできる。デ
モファクトリ22側では、クライアントから加工対象物が
搬送され、加工装置のセッティングが完了した時点で、
センターサーバ12の予約案件処理部40からローカルサー
バ24に送信されたNC制御データを、目的の加工装置に接
続されたNC制御端末30にロードする。この結果、クライ
アントは最小限のタイムラグで加工を再開できることと
なる。
【0061】上記においてはクライアントの利益につい
て説明してきたが、このシステム10を利用することによ
ってコンサイナも大きな利益を享受できる。まず、コン
サイナの直接的な利益としては、加工現場を知り尽くし
たデモファクトリ22のスタッフによって、自社の加工装
置をクライアントに強力にアピールしてもらえることが
挙げられる。また、貸与装置データベース54やデモファ
クトリデータベース48にアクセスすることで、自社の加
工装置が設置されているデモファクトリ22の位置や利用
状況(稼動スケジュール)が把握できるため、自社の顧
客を現時点で最も適したデモファクトリ22に案内し、見
学させることが可能となる。この結果、コンサイナ自身
で展示会を頻繁に開催したり、各地にデモ機を配備する
必要がなくなる。さらに、加工事例データベース56や掲
示板データベース60に日々蓄積されるデータを分析する
ことにより、自社製品の改良や新製品開発、あるいは営
業活動に有効利用できる。
【0062】また、デモファクトリ22がフランチャイズ
形式で運営されている場合には、このシステム10を利用
することでデモファクトリ22側にも大きな利益がもたら
される。まず、加工装置を購入することなく、コンサイ
ナから貸与される形となるため、大きな投資をすること
なく最新の加工装置を揃えることが可能となり、ビジネ
スチャンスを拡大することができる。因みに、デモファ
クトリ22の収入源としては、クライアントからのメンテ
ナンス料やコンサルティング料、受託加工料の他、加工
装置をクライアントに販売した際にコンサイナから受け
取るマージン等が挙げられる。あるいは、加工装置の設
置料(場所代)をコンサイナから徴収することもでき
る。
【0063】上記にあっては、「コンサイナ=加工装置
の貸与者」を前提に説明したが、この発明はこれに限定
されるものではなく、「コンサイナ=加工装置の登録
者」の場合にも適用可能である。例えば、コンサイナが
外国企業の場合や中小・ベンチャー企業の場合には、各
地のデモファクトリ22に十分な数の加工装置を貸与する
ことができない場合がある。このような場合に対応する
ため、センターサーバ12に予め当該コンサイナの加工装
置に関する様々な情報を登録しておき、クライアントが
自由に検索できるようにしておくことが有益である。
【0064】具体的には、上記した貸与装置データベー
ス54に類似したデータ項目を備えた登録装置データベー
スをセンターサーバ12内に設けておく。あるいは上記の
貸与装置データベースと登録装置データベースとを包含
する加工装置データベースを設けると共に、貸与装置と
登録装置とを識別するためのコードを付するようにして
もよい。また、加工装置の登録者についても加工装置の
貸与者と同様に「コンサイナ」と観念し、上記コンサイ
ナデータベース44内に属性情報が格納される。さらに、
登録装置に関するマニュアル情報や加工実績情報も、上
記のマニュアルデータベース52及び加工事例データベー
ス56にそれぞれ格納される。
【0065】この結果、クライアントが上記の検索条件
選択フォーム62(図13)を通じて加工装置の検索条件
をセンターサーバ12に送信した場合、検索処理部36は検
索条件に該当する貸与装置及び登録装置に関する情報を
貸与装置データベース54及び登録装置データベースから
抽出し、クライアントのパソコン16に送信する。また、
クライアントは登録装置に関するカタログや操作マニュ
アル、加工事例に関する情報を検索処理部36を通じて入
手することもできる。
【0066】以上の結果、特定の登録装置に興味を覚え
たクライアントは、当該装置に関する情報を登録したコ
ンサイナに対し、このシステム10を通じて直接サンプル
加工や試作加工を依頼することができる。この場合、セ
ンターサーバ12の予約案件処理部40から上記の装置予約
用入力フォーム68に類似したフォームが送信される。こ
れに対しクライアントは、同フォームを通じて必要な加
工装置を選択入力すると共に、予約目的(サンプル加
工、試作加工、バックアップ加工、見学等)や加工種
別、加工素材、予約希望日を選択入力した後、「送信」
ボタンをクリックする。
【0067】これを受けたセンターサーバ12の予約案件
処理部40は、クライアントから送信された装置予約デー
タをクライアントIDに関連付けて予約案件データベース
58内に登録する。また、電子メール生成部42は、クライ
アントが選択した加工装置を登録したコンサイナに宛て
た電子メールを自動生成し、インターネット26経由で送
信する。この電子メールの本文には、クライアントデー
タベース46から読み出した当該クライアントのプロフィ
ールデータや、予約案件データベース58から読み出した
予約データが記述されている。この電子メールを受信し
たコンサイナは、内容を検討した上でクライアントに直
接連絡を取り、具体的な商談に入る。
【0068】上記のようにクライアントが直接コンサイ
ナにアクセスする代わりに、各地に登録装置に関する取
り次ぎ業務を請け負うラボファクトリを設置することも
できる。この場合、センターサーバ12のラボファクトリ
データベース(図示省略)あるいはデモファクトリデー
タベース48内に当該ラボファクトリに関する情報が登録
されると共に、登録装置データベース内の各レコードに
担当ラボファクトリのIDが記述される。この結果、上記
の検索処理を通じて目的の登録装置を絞り込んだクライ
アントは、図16に記載したものと類似した入力フォー
ムを通じて担当ラボファクトリの検索要求をセンターサ
ーバ12に送信する。これを受けた検索処理部36は、ラボ
ファクトリデータベース内を検索し、条件に合致するラ
ボファクトリのリストをクライアントのパソコン16に送
信する。
【0069】クライアントは、パソコン画面に表示され
たリスト中から特定のラボファクトリを選択し、詳細情
報の送信を要求する。検索処理部36から送信されたラボ
デモファクトリに関する詳細データ(住所や地図、スタ
ッフの陣容等)を検討し、当該ラボファクトリを通じて
コンサイナにサンプル加工や試作加工を発注するか否か
を検討する。このラボファクトリの詳細情報表示ページ
には、コンサイナから業務委託されている加工装置の
「スケジュール情報」や「待ち期間情報」も表示されて
いるため、ラボファクトリを選択する際の目安とするこ
とができる。
【0070】以上の結果、特定のラボファクトリを絞り
込んだクライアントは、当該ラボファクトリの詳細情報
表示ページ中に設けられた「予約する」ボタンをクリッ
クする(図示省略)。これを受けたセンターサーバ12の
予約案件処理部40は、当該クライアントのパソコン16に
向けて装置予約用入力フォームを送信する。この結果、
図17に示した装置予約用入力フォーム68と類似した内
容の入力フォームが、クライアントのパソコン画面に表
示される。これに対しクライアントは、必要な加工装置
を選択入力すると共に、予約目的(サンプル加工、試作
加工、バックアップ加工、見学等)や加工種別、加工素
材、予約希望日を選択入力した後、センターサーバ12に
送信する。これを受けた予約案件処理部40は、クライア
ントから送信された装置予約データをクライアントIDに
関連付けて予約案件データベース58内に登録する。
【0071】また、電子メール生成部42は、クライアン
トが選択したラボファクトリに宛てた電子メールを自動
生成し、インターネット26経由で送信する。この電子メ
ールの本文には、クライアントデータベース46から読み
出した当該クライアントのプロフィールデータや、予約
案件データベース58から読み出した予約データが記述さ
れている。この電子メールを受信したラボファクトリ
は、コンサイナに確認の連絡を入れた後にクライアント
に連絡を取り、具体的な商談に入る。
【0072】このラボファクトリの場合、加工装置自体
が敷地内に設置されているものではないため、その場で
直接加工したりクライアントに加工装置を見学させたり
することはできないが、設置スペースの限られた場所で
も開設でき、多数の加工装置に関するサービス業務を手
掛けられる利点がある。また、クライアントにしても、
直接コンサイナと交渉するよりも、最寄りのラボファク
トリを通じてコンサイナにおけるサンプル加工やバック
アップ加工の依頼を行ったり、見学の申し込みを行う方
が便利な場合が多く、経験豊富なスタッフから様々なア
ドバイスを受けることもできる。もちろん、上記したデ
モファクトリ22がラボファクトリとしての機能を兼務す
ることもできる。すなわち、敷地内に設置されていない
加工装置に関しては、コンサイナが登録した加工装置に
関する取り次ぎ業務を遂行することにより、営業のレパ
ートリーを拡充することができる。
【0073】
【発明の効果】この発明に係る加工装置関連情報配信シ
ステムによれば、各クライアントは過去の加工事例や加
工装置自体のスペック情報等を参照することにより、複
数のデモファクトリに配置された多数のデモ機の中から
候補となる加工装置を容易に絞り込むことが可能とな
る。また、加工装置を絞り込んだ後は、当該加工装置が
配置されたデモファクトリの中から、最も都合の良いも
のを絞り込むことが可能となり、見学やサンプル加工、
試作加工、バックアップ加工の依頼が容易となる。各デ
モファクトリに配置された加工装置はコンサイナから貸
与されたものであり、買取制ではないため、デモファク
トリはメーカを問わず最新の加工装置を用意しておき、
クライアントの利用に供することが可能となる。さら
に、コンサイナによって貸与された加工装置のみなら
ず、登録された加工装置に関する情報を広くクライアン
トに開放することにより、クライアントによる加工装置
の選択の幅を広げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る加工装置関連情報配信システム
の全体イメージを示す模式図である。
【図2】上記加工装置関連情報配信システムの主要な機
能構成を示すブロック図である。
【図3】コンサイナデータベース内に設定されるデータ
項目例を示す説明図である。
【図4】クライアントデータベース内に設定されるデー
タ項目例を示す説明図である。
【図5】デモファクトリデータベース内に設定されるデ
ータ項目例を示す説明図である。
【図6】アドバイザデータベース内に設定されるデータ
項目例を示す説明図である。
【図7】マニュアルデータベース内に設定されるデータ
項目例を示す説明図である。
【図8】貸与装置データベース内に設定されるデータ項
目例を示す説明図である。
【図9】加工事例データベース内に設定されるデータ項
目例を示す説明図である。
【図10】予約案件データベース内に設定されるデータ
項目例を示す説明図である。
【図11】掲示板データベース内に設定されるデータ項
目例を示す説明図である。
【図12】クライアントがこの加工装置関連情報配信シ
ステムを利用する際の基本的な処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図13】検索条件選択フォームを示すレイアウト図で
ある。
【図14】加工事例検索フォームを示すレイアウト図で
ある。
【図15】クライアントがデモファクトリを検索した
り、デモファクトリに対して予約を入れる際の処理手順
を示すフローチャートである。
【図16】デモファクトリの検索条件選択フォームを示
すレイアウト図である。
【図17】デモファクトリに対する装置予約用入力フォ
ームを示すレイアウト図である。
【符号の説明】
10 加工装置関連情報配信システム 12 センターサーバ 14 コンサイナが管理するパソコン 16 クライアントが管理するパソコン 20 アドバイザが管理するパソコン 24 デモファクトリが管理するローカルサーバ 26 インターネット 28 加工装置(デモ機) 30 NC制御端末 32 認証処理部 34 データ更新処理部 36 検索処理部 38 掲示板処理部 40 予約案件処理部 42 電子メール生成部 44 コンサイナデータベース 46 クライアントデータベース 48 デモファクトリデータベース 50 アドバイザデータベース 52 マニュアルデータベース 54 貸与装置データベース 56 加工事例データベース 58 予約案件データベース 60 掲示板データベース 62 検索条件選択フォーム 64 加工事例検索フォーム 66 検索条件選択フォーム 68 装置予約用入力フォーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 範文 愛知県名古屋市熱田区三本松町1−1 日 本車輌製造株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センターサーバと、加工装置の貸与者であ
    る複数のコンサイナが管理する複数の通信端末と、各コ
    ンサイナから貸与された加工装置が配置された複数のデ
    モファクトリが管理する複数の通信端末と、加工装置の
    利用者である複数のクライアントが管理する複数の通信
    端末とを備えた加工装置関連情報配信システムであっ
    て、 上記の各通信端末は、通信ネットワークを介して上記セ
    ンターサーバと接続されており、 上記センターサーバは、上記コンサイナから貸与された
    各加工装置に関する情報を固有のIDに関連付けて格納し
    ておく貸与装置データベースと、 各加工装置が配置されているデモファクトリに関する情
    報を固有のIDに関連付けて格納しておくデモファクトリ
    データベースと、 上記クライアントの通信端末から貸与装置の検索要求が
    送信された場合に、当該通信端末に検索条件入力用のフ
    ォームを送信する手段と、 当該通信端末から送信された検索条件に該当する貸与装
    置を上記貸与装置データベースから抽出し、検索結果を
    当該通信端末に送信する手段と、 上記クライアントの通信端末からデモファクトリの検索
    要求が送信された場合に、当該通信端末に検索条件入力
    用のフォームを送信する手段と、 当該通信端末から送信された検索条件に該当するデモフ
    ァクトリを上記デモファクトリデータベースから抽出
    し、当該デモファクトリに関する情報を当該通信端末に
    送信する手段とを備えたことを特徴とする加工装置関連
    情報配信システム。
  2. 【請求項2】上記クライアントの通信端末に送信される
    デモファクトリに関する情報には、当該デモファクトリ
    の所在地情報と、クライアントの選択した特定の貸与装
    置の稼働スケジュール情報とが含まれていることを特徴
    とする請求項1に記載の加工装置関連情報配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】上記センターサーバは、上記クライアント
    の通信端末から特定のデモファクトリに配置された特定
    の貸与装置に対する予約要求が送信された場合に、当該
    通信端末に装置予約用の入力フォームを送信する手段
    と、 当該通信端末から送信された予約情報を、当該クライア
    ント、デモファクトリ及び貸与装置に関連付けて予約案
    件データベースに格納する手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1または2に記載の加工装置関連情報配信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】上記センターサーバは、予約案件データベ
    ースに予約情報が登録された場合に、予約したクライア
    ントの属性情報、及び当該予約情報が記述された電子メ
    ールを生成する手段と、 当該電子メールを予約されたデモファクトリに宛てて送
    信する手段とを備えたことを特徴とする請求項3に記載
    の加工装置関連情報配信システム。
  5. 【請求項5】上記センターサーバは、クライアントの通
    信端末から加工装置の制御データが送信された場合に、
    これを当該クライアントと関連付けて所定の記憶手段に
    格納する手段と、 当該制御データを、クライアントが予約したデモファク
    トリの通信端末に送信する手段とを備えたことを特徴と
    する請求項3または4に記載の加工装置関連情報配信シ
    ステム。
  6. 【請求項6】センターサーバと、加工装置の登録者であ
    る複数のコンサイナが管理する複数の通信端末と、加工
    装置の利用者である複数のクライアントが管理する複数
    の通信端末とを備えた加工装置関連情報配信システムで
    あって、 上記の各通信端末は、通信ネットワークを介して上記セ
    ンターサーバと接続されており、 上記センターサーバは、上記コンサイナによって登録さ
    れた各加工装置に関する情報を固有のIDに関連付けて格
    納しておく登録装置データベースと、 上記クライアントの通信端末から登録装置の検索要求が
    送信された場合に、当該通信端末に検索条件入力用のフ
    ォームを送信する手段と、 当該通信端末から送信された検索条件に該当する登録装
    置を上記登録装置データベースから抽出し、検索結果を
    当該通信端末に送信する手段とを備えたことを特徴とす
    る加工装置関連情報配信システム。
  7. 【請求項7】上記センターサーバは、各コンサイナが登
    録した加工装置に関連した業務を担当する複数のラボフ
    ァクトリに関する情報を固有のIDに関連付けて格納して
    おくラボファクトリデータベースと、 上記クライアントの通信端末からラボファクトリの検索
    要求が送信された場合に、当該通信端末に検索条件入力
    用のフォームを送信する手段と、 当該通信端末から送信された検索条件に該当するラボフ
    ァクトリを上記ラボファクトリデータベースから抽出
    し、当該ラボファクトリに関する情報を当該通信端末に
    送信する手段とを備えたことを特徴とする請求項6に記
    載の加工装置関連情報配信システム。
  8. 【請求項8】上記クライアントの通信端末に送信される
    ラボファクトリに関する情報には、当該ラボファクトリ
    の所在地情報と、クライアントの選択した特定の登録装
    置の稼働スケジュール情報とが含まれていることを特徴
    とする請求項7に記載の加工装置関連情報配信システ
    ム。
  9. 【請求項9】上記センターサーバは、上記クライアント
    の通信端末から特定のラボファクトリが担当している特
    定の登録装置に対する予約要求が送信された場合に、当
    該通信端末に装置予約用の入力フォームを送信する手段
    と、 当該通信端末から送信された予約情報を、当該クライア
    ント、ラボファクトリ及び登録装置に関連付けて予約案
    件データベースに格納する手段とを備えたことを特徴と
    する請求項7または8に記載の加工装置関連情報配信シ
    ステム。
  10. 【請求項10】上記センターサーバは、予約案件データ
    ベースに予約情報が登録された場合に、予約したクライ
    アントの属性情報、及び当該予約情報が記述された電子
    メールを生成する手段と、 当該電子メールを予約されたラボファクトリに宛てて送
    信する手段とを備えたことを特徴とする請求項9に記載
    の加工装置関連情報配信システム。
  11. 【請求項11】上記センターサーバは、各加工装置を用
    いた加工事例を固有のIDに関連付けて格納しておく加工
    事例データベースと、 上記クライアントの通信端末から加工事例の検索要求が
    送信された場合に、当該通信端末に検索条件入力用のフ
    ォームを送信する手段と、 当該通信端末から送信された検索条件に該当する加工事
    例を上記加工事例データベースから抽出し、検索結果を
    当該通信端末に送信する手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1〜10の何れかに記載の加工装置関連情報配
    信システム。
  12. 【請求項12】上記センターサーバは、加工装置に精通
    した複数のアドバイザが管理する通信端末と通信ネット
    ワークを介してネットワーク接続されており、 上記クライアント、コンサイナ、デモファクトリまたは
    ラボファクトリ、アドバイザの各通信端末から送信され
    たメッセージ情報を、送信者に関連付けて登録しておく
    掲示板データベースと、 上記の各通信端末から掲示板情報の閲覧要求が送信され
    た場合に、上記掲示板データベースからメッセージ情報
    を抽出し、当該通信端末に送信する手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の加工装置
    関連情報配信システム。
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