JP2003168000A - 承認処理方法 - Google Patents

承認処理方法

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JP2003168000A
JP2003168000A JP2001368348A JP2001368348A JP2003168000A JP 2003168000 A JP2003168000 A JP 2003168000A JP 2001368348 A JP2001368348 A JP 2001368348A JP 2001368348 A JP2001368348 A JP 2001368348A JP 2003168000 A JP2003168000 A JP 2003168000A
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JP2001368348A
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Hironori Mitsuhayashi
浩徳 三林
Masanori Komori
正規 小森
Kenichi Sato
佐藤  賢一
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 役席者による取引の自己承認を不可能とし、
不正な取引を防止する。 【解決手段】 サーバ装置1は、依頼者端末装置2bか
ら取引の承認依頼を行う承認依頼者のユーザ認証を行い
(ステップS1)、承認依頼者によって、依頼者端末装
置2bから入力される取引内容と、取引内容を入力した
承認依頼者のユーザ認証に使用された識別情報と、承認
依頼者によって指定される取引内容を承認する承認者の
識別情報とを取得し(ステップS2)、取得した承認者
の識別情報と依頼者の識別情報とが一致しているか否か
を比較し(ステップS3)、承認者の識別情報と依頼者
の識別情報とが一致しないとき、取引の承認依頼の内容
を承認者の使用する承認者端末装置2aに出力し(ステ
ップS4)、承認者は、承認依頼内容をチェックし、承
認者端末装置2aからサーバ装置1へ承認許可情報を送
信する。サーバ装置1は、承認者端末装置2aから取引
の承認許可情報を受信して、取引を実行する(ステップ
S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取引の承認処理を
行うサーバ装置での承認処理方法に関し、特に、金融機
関における、役席者の承認を必要とする取引の承認処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関における取引は、一般オペレー
タの不正行為を防止するため、取引の金額に応じて承認
を要するものがある。例えば、一定金額以下の取引であ
れば、一般のオペレータが取引の処理を行えるが、一定
金額を超える取引においては、承認を行う権限を与えら
れた役席者に取引の承認を依頼しなければならない。
【0003】従来、一般のオペレータが、役席者へ取引
の承認依頼を行うには、一般のオペレータが使用する端
末装置から、役席者が使用する端末に、取引の承認依頼
を行う。役席者は、一般のオペレータから送られてきた
取引の承認依頼の内容をチェックし、取引の処理を行
う。これによって、一般オペレータによる、例えば、本
来の取引先でない口座に高額な取引金額を振り込むなど
の不正行為を防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法
は、一般オペレータの不正行為を防止するものであり、
役席者の不正行為は防止することができない。通常、役
席者は、多くの処理に対する権限が与えられ、一般のオ
ペレータが使用する端末装置を扱うことが可能である。
このため、オペレータが使用する端末装置から、役席者
自身の端末装置に取引の承認依頼を要求し、自己承認を
行うことが可能である。
【0005】このように、役席者による取引の自己承認
によって、不正な取引が行われてしまうという問題点が
あった。本発明はこのような点に鑑みてなされたもので
あり、役席者による取引の自己承認を不可能とし、不正
な取引を防止することができる承認方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、図1で示す構成で実現可能な承認処理方法が提供さ
れる。本発明の取引の承認処理を行うサーバ装置1での
承認処理方法は、依頼者端末装置2bから、取引内容
と、該取引内容を入力した承認依頼者の識別情報と、該
承認依頼者によって指定される該取引内容を承認する承
認者の識別情報とを取得し、前記承認者の識別情報と前
記承認依頼者の識別情報とが一致しているか否かを比較
し、前記承認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報
とが一致しない場合には、前記承認者の識別情報と対応
づけられて管理されている承認者端末装置2aから前記
取引の承認許可情報を受信した後、前記取引を実行す
る、ことを特徴とする。
【0007】このような承認処理方法によれば、依頼者
端末装置2bから取引の承認依頼を行う者と、承認者端
末装置2aで取引の承認を行うものが同一者でない場合
のみサーバ装置1は取引の実行をし、役席者による取引
の自己承認を不可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を銀行
の取引における承認処理に適用した場合について図面を
参照して説明する。
【0009】図1は、本発明の原理図である。図1に示
すようにサーバ装置1と、承認者端末装置2a,依頼者
端末装置2b・・・が、LAN3を介して接続されてい
る。また、サーバ装置1と、ホストシステム4とが専用
回線5を介して接続されている。
【0010】サーバ装置1は、取引の承認依頼を行う者
と、取引の承認をする者が同一者であるか否かを監視し
て、同一者でない場合のみ、取引の処理を行う。承認者
端末装置2aは、取引の承認を行う承認者が使用する端
末装置である。
【0011】依頼者端末装置2bは、取引の承認依頼を
行う依頼者が使用する端末装置である。以下、図1の原
理図の動作について説明する。
【0012】まず、取引の承認を依頼する承認依頼者が
サーバ装置1にログオンする。サーバ装置1は、ログオ
ンする依頼者が正規の依頼者であるか否かをユーザ認証
する(ステップS1)。ユーザ認証は、承認依頼者が所
有するパスワードと、承認依頼者を識別する識別情報と
を比較して行う。
【0013】次に、取引の承認依頼者は、依頼者端末装
置2bから、取引の内容と、取引の承認をする承認者の
識別情報と、ユーザ認証に使用した依頼者の識別情報と
をサーバ装置1に送信する。サーバ装置1は、これらの
情報を受信する(ステップS2)。
【0014】サーバ装置1は、受信した、取引の承認を
する承認者の識別情報と、ユーザ認証に使用した依頼者
の識別番号とを比較する(ステップS3)。取引の承認
をする承認者の識別情報と、ユーザ認証に使用した依頼
者の識別番号とが一致していない場合、サーバ装置1
は、取引の内容を承認者端末装置2aに送信する。サー
バ装置1は、承認者端末装置2aからの役席者による取
引の承認許可情報を待つ(ステップS4)。
【0015】サーバ装置1は、承認者端末装置2aから
送られてきた役席者による取引の承認許可情報を受信し
て、取引を承認する承認結果であれば、専用回線5を介
して、ホストシステム4に取引の決済を行うように実行
する(ステップS5)。
【0016】このように、取引の承認依頼を行う承認依
頼者と、取引内容を承認する承認者とを比較して、同一
人物であれば、取引を行えないようにしたので、承認者
が、自身が使用する端末装置に取引の承認依頼をするこ
とを不可能とし、不正な取引を防止することができる。
【0017】図2は、本発明の実施の形態の構成例を示
す図である。図2に示すように、銀行営業店内で、承認
処理サーバ10と、役席者端末装置20a,20b・・
・と、オペレータ端末装置21a,21b・・・と、ブ
ランチサーバ40とが、LAN30を介して接続されて
いる。また、ブランチサーバ40と銀行営業店のデータ
を管理するホストシステム50とが、専用回線60を介
して接続されている。
【0018】役席者端末装置20a,20b・・・は、
役席者が使用する端末装置である。役席者は、オペレー
タからの取引の承認の依頼を受け、役席者端末装置20
a,20b・・・を用いて、取引の承認を行う。
【0019】オペレータ端末装置21a,21b・・・
は、オペレータが使用する端末装置である。オペレータ
は、一定額以上の取引においては、自分で決済すること
ができず、オペレータ端末装置21a,21b・・・を
用いて、役席者に取引の承認依頼をする。
【0020】役席者端末装置20a,20b・・・、お
よび、オペレータ端末装置21a,21b・・・には、
各々を識別するための端末機番A,B・・・、K,I・
・・が割り振られている。
【0021】ブランチサーバ40は、銀行営業店の承認
処理サーバ10、役席者端末装置20a,20b・・
・、オペレータ端末装置21a,21b・・・からなる
システムと、ホストシステム50との通信を制御するサ
ーバである。ホストシステム50は、銀行営業店で行わ
れる取引の決済処理を行う。
【0022】以下に、取引の承認処理の流れを説明す
る。まず、役席者は、役席者端末装置20a,20b・
・・から、承認処理サーバ10にログオンする。承認処
理サーバ10は、役席者のログオン時に入力される、役
席者のユーザID、氏名などを含む役席者情報を記憶す
る。
【0023】オペレータは、オペレータ端末装置21
a,21b・・・から、承認処理サーバ10にログオン
する。このとき、オペレータ端末装置21a,21b・
・・は、承認処理サーバ10へのログオン時に入力され
る、オペレータのユーザIDを記憶する。
【0024】オペレータは、オペレータ端末装置21
a、21b・・・を用いて通常の取引処理を行う。も
し、一定額の取引、すなわち、役席者への取引の承認が
必要となったとき、オペレータは、オペレータ端末装置
21a,21b・・・から、取引の承認依頼を要求する
旨を承認処理サーバ10に送信する。
【0025】承認処理サーバ10は、オペレータ端末装
置21a,21b・・・から、承認依頼要求の旨を受信
して、ログオン時に記憶した役席者情報と、オペレータ
端末装置21a,21b・・・の表示画面に表示する、
承認依頼内容を入力させるためのデータとをオペレータ
端末装置21a,21b・・・に送信する。
【0026】オペレータ端末装置21a,21b・・・
は、承認処理サーバ10から送信された役席者情報と、
承認依頼内容を入力させるデータを受信し、表示画面に
表示する。
【0027】オペレータは、オペレータ端末装置21
a,21b・・・の表示画面に従って、取引の承認依頼
内容を入力し、取引の承認をする役席者を指定する。オ
ペレータは、取引の承認依頼内容の入力、承認の依頼を
する役席者の指定を終えると、オペレータ端末装置21
a,21b・・・のキーボードから取引の承認依頼完了
の旨を入力する。オペレータ端末装置21a,21b・
・・は、入力された取引の承認依頼内容と、指定した役
席者の情報(役席者のユーザID)とともに、ログオン
時に記憶したオペレータのユーザIDを承認処理サーバ
10に送信する。
【0028】承認処理サーバ10は、受信した取引の承
認を依頼する役席者のユーザIDと、取引の承認依頼を
要求したオペレータのユーザIDとを比較して、同一者
であるか否かを判定する。また、承認処理サーバ10
は、受信した取引の承認を依頼する役席者のユーザID
と、取引の承認依頼を要求したオペレータのユーザID
を、履歴を残すため保存する。
【0029】同一者であれば、承認処理サーバ10は、
取引の承認依頼を行ったオペレータのオペレータ端末装
置21a,21b・・・に、取引の承認依頼ができない
旨を送信する。
【0030】同一者でなければ、取引の承認依頼内容
を、指定された役席者の役席者端末装置20a,20b
・・・に送信する。役席者端末装置20a,20b・・
・は、受信した取引の承認依頼内容を表示画面に表示す
る。役席者は、表示画面に表示された取引内容をチェッ
クして、取引を承認するか否かを決め、役席者端末装置
20a,20b・・・にその旨を入力し、承認処理サー
バ10に送信する。
【0031】承認処理サーバ10は、受信した承認内容
が取引を許可するものであれば、LAN30、ブランチ
サーバ40、専用回線60を介して、ホストシステム5
0に取引の内容を送信する。ホストシステム50は、受
信した取引内容の決済を行う。
【0032】次に、本発明の実施の形態を実現するため
の承認処理サーバの構成について説明する。図3は、承
認処理サーバのハードウェア構成を示すブロック図であ
る。承認処理サーバ10は、CPU(Central Processin
g Unit)10aによって装置全体が制御されている。C
PU10aには、バス10gを介してRAM(Random Ac
cessMemory)10b、ハードディスクドライブ(HDD:H
ard Disk Drive)10c、グラフィック処理装置10
d、入力インタフェース10e、および通信インタフェ
ース10fが接続されている。
【0033】RAM10bには、CPU10aに実行さ
せるOS(Operating System)のプログラムやアプリケー
ションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納され
る。また、RAM10bには、CPU10aによる処理
に必要な各種データが保存される。HDD10cには、
OSやアプリケーションプログラムが格納される。
【0034】グラフィック処理装置10dには、モニタ
10hが接続されている。グラフィック処理装置10d
は、CPU10aからの命令に従って、画像をモニタ1
0hの表示画面に表示させる。入力インタフェース10
eには、キーボード10iと、マウス10jとが接続さ
れている。入力インタフェース10eは、キーボード1
0iやマウス10jから送られてくる信号を、バス10
gを介してCPU10aに送信する。
【0035】通信インタフェース10fは、LAN30
に接続されている。通信インタフェース10fは、LA
N30を介して、役席者端末装置20a,20b・・
・、オペレータ端末装置21a,21b・・・との間で
データの送受信を行う。
【0036】以上のようなハードウェア構成によって、
本実施の形態の取引の承認処理を実現することができ
る。なお、図3には、承認処理サーバ10のハードウェ
ア構成を示したが、役席者端末装置20a,20b・・
・、オペレータ端末装置21a,21b・・・も同様の
ハードウェア構成で実現することができる。
【0037】次に、承認処理サーバ10と役席者端末装
置20a,20b・・・とオペレータ端末装置21a,
21b・・・の機能について説明する。図4は、本実施
の形態に係る承認処理サーバと役席者端末装置とオペレ
ータ端末装置との機能ブロック図である。
【0038】承認処理サーバ10は、ユーザ認証部1
1、ログオン中役席者テーブル作成部12、役席者リス
ト12a、役席者テーブル12b、役席者データ送信部
13、承認依頼内容受信部14、ID記憶部15、ID
比較部16、承認内容送信部17、通信制御部18を有
している。
【0039】ユーザ認証部11は、役席者端末装置20
a,20b・・・、オペレータ端末装置21a,21b
・・・からログオンする役席者、オペレータのユーザ認
証を行う。ユーザ認証は、役席者、オペレータが所有す
る承認処理サーバ10にログオンをするためのパスワー
ドと、ユーザIDとを比較することにより行われる。
【0040】ログオン中役席者テーブル作成部12は、
承認処理サーバ10にログオンしている役席者の情報
(氏名やユーザIDなど)を、役席者リスト12aを利
用して役席者テーブル12bに保存する。
【0041】役席者リスト12aには、取引の承認を行
うことのできるすべての役席者のユーザIDが保存され
ている。ログオン中役席者テーブル作成部12は、ユー
ザ認証部11で認証された者のユーザIDと、役席者リ
スト12aに保存されているIDとを比較し、一致して
いれば、その者の情報を役席者テーブル12bに保存す
る。すなわち、役席者テーブル12bには、現在、承認
処理サーバ10にログオンしている役席者の情報が保存
される。
【0042】役席者データ送信部13は、オペレータ端
末装置21a,21b・・・から取引の承認依頼の要求
を受けて、役席者テーブル12bに保存されている役席
者の情報をオペレータ端末装置20a,20b・・・に
送信する。このとき、役席者データ送信部13は、オペ
レータ端末装置21a,21b・・・の表示画面に表示
する、オペレータに取引の承認依頼内容を入力させるた
めのデータも送信する。
【0043】承認依頼内容受信部14は、オペレータが
オペレータ端末装置21a,21b・・・に入力した取
引の承認依頼内容、承認を依頼する役席者のユーザI
D、および、オペレータがオペレータ端末装置21a,
21b・・・から承認処理サーバ10にログオンをした
ときに記憶されたユーザIDを受信する。承認依頼内容
受信部14は、受信した役席者のユーザIDと、オペレ
ータのユーザIDとをID記憶部15に記憶する。
【0044】ID比較部16は、承認依頼内容受信部1
4によって受信された役席者のユーザIDと、オペレー
タIDとを比較する。比較した結果、役席者のユーザI
Dと、オペレータIDが一致すれば、ID比較部16
は、取引の承認依頼ができない旨をオペレータ端末装置
21a,21b・・・に送信する。
【0045】承認内容送信部17は、ID比較部16の
比較結果が一致していない場合、オペレータ端末装置2
1a,21b・・・から送信された取引の承認依頼内容
を役席者端末装置20a,20b・・・に送信する。
【0046】通信制御部18は、LAN30を介して行
われる、役席者端末装置20a,20b・・・、オペレ
ータ端末装置21a,21b・・・との通信を制御す
る。役席者端末装置20aは、取引承認内容受信部20
aa、承認許可情報送信部20ab、ユーザインタフェ
ース20ac、通信制御部20adを有している。
【0047】取引承認内容受信部20aaは、承認処理
サーバ10から送信された取引の承認依頼内容を受信
し、ユーザインタフェース20acによって表示装置の
画面に取引の承認依頼内容を表示させる。
【0048】承認許可情報送信部20abは、ユーザイ
ンタフェース20acによって処理された、キーボード
から入力された取引の承認結果を承認処理サーバ10に
送信する。
【0049】ユーザインタフェース20acは、キーボ
ードやマウスからの操作入力に応じた処理を行う。ま
た、ユーザインタフェース20acは、承認処理サーバ
10から表示画面データを受け取ると、その表示画面デ
ータに基づく画像を表示装置の画面に表示する。
【0050】通信制御部20adは、LAN30を介し
て行われる承認処理サーバ10との通信を制御する。役
席者端末装置20b・・・は、役席者端末装置20aと
同じ機能を有し、説明は省略する。
【0051】オペレータ端末装置21aは、承認依頼内
容送信部21aa、ログオンID保存部21ab、ユー
ザインタフェース21ac、通信制御部21adを有し
ている。
【0052】承認依頼内容送信部21aaは、ユーザイ
ンタフェース21acによって処理された、キーボード
から入力された取引の承認依頼内容を承認処理サーバ1
0に送信する。
【0053】ログオンID保存部21abは、オペレー
タが承認処理サーバ10にログオンをしたときに入力し
たユーザIDを保存する。ユーザインタフェース21a
cは、キーボードやマウスからの操作入力に応じた処理
を行う。また、ユーザインタフェース21acは、承認
処理サーバ10から表示画面データを受け取ると、その
表示画面データに基づく画像を表示装置の画面に表示す
る。
【0054】通信制御部21adは、LAN30を介し
て行われる承認処理サーバ10との通信を制御する。オ
ペレータ端末装置21b・・・は、オペレータ端末装置
21aと同じ機能を有し、説明は省略する。
【0055】以下に、図4に示す機能ブロック図の処理
の流れを図5のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、役席者は、承認処理サーバ10にログオンをするた
めに、役席者端末装置20aのキーボードから、ユーザ
ID、パスワードを入力する。入力されたユーザID、
パスワードは、通信制御部20ad、LAN30、承認
処理サーバ10の通信制御部18を介して、承認処理サ
ーバ10のユーザ認証部11に渡される。
【0056】ユーザ認証部11は、受け取ったユーザI
D,パスワードを予め管理している情報と比較して一致
していれば、役席者端末装置20aのログオンを許可す
る(ステップS10)。
【0057】ログオン中役席者テーブル作成部12は、
ログオンに使用されたユーザIDと、役席者リスト12
aに登録されている役席者のユーザIDとを比較する。
比較して一致すれば、そのユーザIDを役席者テーブル
12bに保存する(ステップS11)。
【0058】次に、オペレータが取引の処理を行う場
合、オペレータ端末装置21aから承認処理サーバ10
にログオンをする(ステップS12)。ログオンID保
存部21abは、ログオン時に入力されたオペレータの
ユーザIDを保存する。
【0059】オペレータは、取引内容をオペレータ端末
装置21a,21b・・・に入力する。取引内容が一定
額を超える場合、すなわち、役席者の取引の承認が必要
である場合、オペレータは、オペレータ端末装置21
a,21b・・・から、取引の承認依頼を要求する旨を
承認処理サーバ10に送信する。
【0060】承認処理サーバ10の役席者データ送信部
13は、取引の承認依頼を要求する旨を受信して(ステ
ップS13)、役席者テーブル12bに保存されてい
る、現在、承認処理サーバ10にログオンしている役席
者の情報と、オペレータ端末装置21aの表示画面に表
示する、オペレータに取引の承認依頼内容を入力させる
ためのデータとをオペレータ端末装置21aに送信する
(ステップS14)。
【0061】オペレータ端末装置21aのユーザインタ
フェース21acは、役席者データ送信部13から送ら
れてきた役席者の情報とオペレータに取引の承認依頼内
容を入力させるためのデータとを受信し、表示装置の表
示画面に表示させる。オペレータは、表示画面に表示さ
れた指示に従って、取引の承認依頼内容を入力し、取引
の承認を依頼する役席者を指定し入力する。
【0062】承認依頼内容送信部21aaは、入力され
た取引の承認依頼内容と、承認を依頼された役席者の情
報を、ログオンID保存部21abに保存されているオ
ペレータのユーザIDとともに、承認処理サーバ10の
承認依頼内容受信部14に送信する。
【0063】承認依頼内容受信部14は、オペレータ端
末装置21aから送信されたオペレータのユーザID
と、承認を依頼された役席者のユーザIDと、入力され
た取引の承認依頼内容とを受信する(ステップS1
5)。
【0064】ID記憶部15は、承認依頼内容受信部1
4によって受信されたオペレータのユーザIDと、承認
を依頼された役席者のユーザIDとを記憶する(ステッ
プS16)。
【0065】ID比較部16は、承認依頼内容受信部1
4によって受信されたオペレータのユーザIDと、承認
を依頼された役席者のユーザIDとを比較する(ステッ
プS17)。
【0066】比較結果が一致した場合、すなわち、取引
の承認依頼を行った者と、取引の承認を依頼される者が
同一者である場合、オペレータ端末装置21aに、取引
の承認が行えない旨の情報を送信する(ステップS1
8)。オペレータ端末装置21aのユーザインタフェー
ス21acは、その旨の情報を表示画面に表示する。
【0067】比較結果が一致しない場合、すなわち、取
引の承認依頼を行った者と、取引の承認を依頼される者
が同一者でない場合、承認内容送信部17によって、オ
ペレータによって入力された取引の承認依頼内容が役席
者端末装置20aに送信される(ステップS19)。
【0068】役席者端末装置20aの取引承認内容受信
部20aaは、承認処理サーバ10から送られた取引の
承認依頼内容を受信する。受信された取引の承認依頼内
容は、ユーザインタフェース20acによって、表示画
面に表示される。
【0069】役席者は、表示画面に表示された取引の承
認依頼内容をチェックして、取引を承認する、または、
承認しない旨の承認許可情報をキーボードから入力す
る。入力された承認許可情報は、承認許可情報送信部2
0abによって、承認処理サーバ10に送信される。
【0070】承認処理サーバ10は、役席者端末装置2
0aからの承認許可情報を受信し(ステップS20)、
承認許可情報に応じて、図4に示さないホストシステム
に取引の決済の要求をし(ステップS21)、ホストシ
ステムは、取引の決済をする。
【0071】次に、図6〜図15を用いて承認処理の手
順について説明する。まず、役席者が承認処理サーバ1
0へログオンする。役席者が承認処理サーバ10にログ
オンをすると、承認処理サーバ10の役席者テーブル1
2bに役席者の情報が保存される。
【0072】図6は、役席者テーブルに保存される情報
の一例を示した図である。図に示すように、役席者テー
ブル12bには、役席者の「役席者氏名」と、役席者が
ログオンをした端末装置の「端末機番」と、役席者のユ
ーザIDである「ID」とが保存される。「No」は予
め役席者テーブル12bに保存される番号である。図6
には、「No」‘1’に「役席者氏名」‘阿部一郎’
が、「No」‘2’に「役席者氏名」‘伊藤二郎’が、
「No」‘10’に「役席者氏名」‘和田十郎’が保存
されている。また、‘阿部一郎’は端末機番‘A’の役
席者端末装置20aから、‘伊藤二郎’は端末機番
‘B’の役席者端末装置20bから、‘和田十郎’は端
末機番‘J’の役席者端末装置(図2には示してない)
から、ログオンしているという情報が保存されている。
さらに、‘阿部一郎’のユーザID‘000011’、
‘伊藤二郎’のユーザID‘000021’、‘和田十
郎’のユーザID‘000101’が保存されている。
【0073】図7は、役席者がログオフをしたときの役
席者テーブルに保存される情報の一例を示した図であ
る。図7に示すように、役席者‘和田十郎’がログオフ
をすると、図6と比較して、「No」‘10’の「役席
者氏名」、「端末機番」、「ユーザID」の情報が役席
者テーブル12bから消去される。
【0074】図8は、新たな役席者がログオンをしたと
きの役席者テーブルに保存される情報の一例を示した図
である。端末機番‘J’の役席者端末装置から‘佐藤三
郎’が承認処理サーバ10にログオンすると、役席者テ
ーブル12bには、図8に示すように「No」‘10’
の「役席者氏名」に‘佐藤三郎’、「端末機番」に
‘J’「ユーザID」に‘000031’が保存され
る。
【0075】次に、オペレータが、取引の承認依頼を行
うため、オペレータ端末装置21aから承認処理サーバ
10にログオンする。このとき、オペレータ端末装置2
1aのログオンID保存部21abにオペレータがログ
オンした時のユーザIDが保存される。
【0076】オペレータは、取引内容をオペレータ端末
装置21aのキーボードから入力する。取引内容が一定
額を超える場合、オペレータは、オペレータ端末装置2
1aのキーボードにある、‘承認依頼’キーを押下す
る。‘承認依頼’キーの押下に応じて、承認処理サーバ
10は、役席者テーブル12bに保存されている役席者
の情報と、オペレータ端末装置21aの表示画面に表示
する、オペレータに取引の承認依頼内容を入力させるた
めのデータとをオペレータ端末装置21aに送信する。
オペレータ端末装置21aは、これらの情報、データを
受信し、表示画面に表示する。
【0077】図9は、オペレータ端末装置の表示画面に
表示される承認依頼画面の一例である。図9に示すよう
に、承認依頼画面70には、オペレータが取引の承認依
頼理由を入力するための領域70aと、承認を依頼する
役席者を指定するための領域70bが表示される。さら
に、現在承認処理サーバ10にログオンしている役席者
の氏名、および、使用している端末装置の端末機番が表
示されている。図9において、オペレータは、オペレー
タ端末装置21aのキーボードから、承認依頼理由とし
て、‘出金500万円以上の取引’を入力し、承認役席
者として‘1’を入力している状態にある。
【0078】オペレータは、取引の承認依頼内容の入
力、取引の承認を依頼する役席者の指定を終えると、オ
ペレータ端末装置21aのキーボードにある、‘完了’
キーを押下する。オペレータ端末装置21aは、‘完
了’キーの押下により、入力された取引承認内容を承認
処理サーバ10に送信する。このとき、オペレータが承
認処理サーバ10にログオンをしたときに記憶されたユ
ーザIDも送信される。
【0079】承認処理サーバ10は、取引承認内容と、
オペレータのユーザIDとを受信し、取引承認内容に含
まれる役席者のユーザIDと、オペレータのユーザID
を保存する。図9において、承認役席者として‘1’が
選択されているので、役席者‘阿部一郎’のユーザID
が記憶される。
【0080】ID比較部16では、役席者‘阿部一郎’
のユーザIDと、取引承認依頼を行ったオペレータのユ
ーザIDとが比較される。ここで、オペレータ端末装置
21aから取引の承認依頼を行った依頼者が‘阿部一
郎’であった場合、役席者のユーザIDと、オペレータ
のユーザIDが一致する。このとき、承認処理サーバ1
0は、自己承認である旨の画面表示データをオペレータ
端末装置21aに送信する。
【0081】図10は、オペレータ端末装置の表示画面
に表示される自己承認画面の一例である。図10に示す
ように、自己承認画面71は、図9に示す承認依頼画面
70の表示の上に表示される。自己承認画面71には、
‘本人による役席承認はできません。注意キーを押下し
てください。’という警告が表示される。
【0082】オペレータ端末装置21aから取引の承認
依頼を行った依頼者が‘阿部一郎’でない場合、役席者
のユーザIDと、オペレータのユーザIDが一致しな
い。このとき、承認処理サーバ10は、役席者‘阿部一
郎’がログオンしている役席者端末装置20aに取引の
承認内容を送信する。
【0083】役席者端末装置20aは、取引の承認内容
を受信し、表示画面に表示する。図11は、役席者端末
装置の表示画面に表示される取引の承認依頼内容画面の
一例である。
【0084】図11に示すように、承認依頼内容画面7
2には、「店番」‘123’と、「口座番号」‘123
4567’と、「通帳残高」‘123,456,78
9’と、「取引金額」‘5,000,000’と、「摘
要1」‘13−11−08’と、「摘要2」‘ABCD
EFG’と、「摘要3」‘あいうえおかき’が表示され
ている。すなわち、オペレータが、オペレータ端末装置
21aから取引内容を入力した情報が表示される。
【0085】役席者が、役席者端末装置20aのキーボ
ードにある‘次項’キーを押下すると、さらに、表示画
面に役席者承認画面が表示される。図12は、役席者端
末装置の表示画面に表示される役席承認画面の一例であ
る。
【0086】図12に示すように、役席承認画面73に
は、「依頼者ID」‘12345’と、「依頼者氏名」
‘オペレータK’と、「承認依頼理由」‘出金500万
円以上取引’が表示される。また、表示73aには、
‘取引を承認するのであれば‘承認’キーを押してくだ
さい。’と表示されている。また、表示73bには、
‘取引を拒否するのであれば‘拒否’キーを押してくだ
さい。’と表示されている。役席者は、図11に示した
承認依頼内容をチェックして、承認するのであれば役席
者端末装置20aのキーボードの‘承認’キーを、承認
しないのであれば‘拒否’キーを押下する。また、役席
者端末装置20aのキーボードにある‘前項’キーを押
すと、図11に示した承認依頼内容画面に戻る。
【0087】なお、表示73a,73bを、表示画面の
表示をスクロールさせることによって表示画面に表示さ
せるようにし、その後、キーの押下を受け付けるように
してもよい。このようにすることによって、役席者が、
表示画面の内容を確認しないまま、‘承認’キーや、
‘拒否’キーを押すことを防ぐことができる。
【0088】次に、電文の構成について説明する。図1
3は、役席者照会データの電文の一例を示した図であ
る。図13に示す電文80は、オペレータがオペレータ
端末装置21aのキーボードの‘承認依頼’キーを押下
することにより、承認処理サーバ10からオペレータ端
末装置21aに送信される電文である。図に示す役席者
照会データの電文80の‘情報(1)’には、図8に示
す「役席者氏名」を示す‘阿部一郎’、「端末機番」を
示す‘A’、「ユーザID」を示す‘000011’の
情報が含まれる。同様に‘情報(2)’には‘伊藤二
郎’の情報、‘情報(10)’には‘佐藤三郎’の情報
が含まれる。オペレータ端末装置21aは、この電文を
受信すると表示画面に、図9に示すような承認依頼画面
70を表示する。
【0089】図14は、承認依頼データの電文の一例を
示した図である。図14に示す電文81は、オペレータ
が取引の承認依頼内容を入力し終え、オペレータ端末装
置21aのキーボードにある、‘完了’キーを押下した
ときに承認処理サーバ10に送信される電文である。図
に示す承認依頼データの電文81は、取引情報部81a
と、入力情報部81bとに分かれ、取引情報部81aに
は、普通預金支払いなどの取引の情報、オペレータのユ
ーザIDが含まれる。入力情報部81bには、‘店
番’、‘口座番号’、‘通帳残高’、‘取引金額’、
‘摘要1’、‘摘要2’、‘摘要3’を示す情報が含ま
れる。
【0090】図15は、役席承認データの電文の一例を
示した図である。図15に示す電文82は、取引の承認
依頼者と、役席者とが同一者でないときに、承認処理サ
ーバ10から役席者端末装置20aに送信される電文で
ある。図に示す役席承認データの電文82は、取引情報
部82aと、入力情報部82bと、依頼者ID82c
と、依頼者氏名82dと、承認依頼理由82eとに分か
れる。取引情報部82aには、普通預金支払いなどの取
引の情報が含まれ、入力情報部82bには、‘店番’、
‘口座番号’、‘通帳残高’、‘取引金額’、‘摘要
1’、‘摘要2’、‘摘要3’が含まれる。依頼者ID
82cには、取引の承認依頼を依頼したオペレータのユ
ーザIDが、依頼者氏名82dには、取引の承認依頼を
依頼したオペレータの氏名が、承認依頼理由82eに
は、承認依頼の理由が含まれる。役席者端末装置20a
は、この電文を受信すると表示画面に、図11、12に
示すような承認依頼画面72、役席承認画面73を表示
する。
【0091】このように、オペレータと、オペレータが
取引の承認依頼を要求した役席者を比較して、同一人物
であれば、取引の承認依頼を行えないようにしたので、
役席者がオペレータ端末からログオンをして、自分が使
用する端末装置に取引の承認依頼をすることを不可能と
し、不正な取引を防止することができる。また、取引の
承認依頼をしたオペレータと承認の依頼をされた役席者
のユーザIDの履歴を残すことにより、自己承認の抑制
をする。
【0092】なお、上記説明では、取引の承認依頼をし
たオペレータと承認の依頼をされた役席者のユーザID
の履歴をすべて残すようにしたが、ID比較部16で、
ユーザIDが一致した場合のみ、オペレータのユーザI
Dと役席者のユーザIDの履歴を残すようにしてもよ
い。
【0093】また、承認処理サーバ10が、役席者のユ
ーザIDと、オペレータのユーザIDとを比較するよう
にしたが、オペレータが取引の承認依頼を行ったオペレ
ータ端末装置21a,21b・・・が役席者のユーザI
Dと、オペレータのユーザIDとを比較するようにして
もよい。この場合、承認処理サーバ10は、オペレータ
端末装置21a,21b・・・からの比較結果を受信し
て、以後の取引の承認処理を行う。
【0094】また、承認処理サーバ10は、一度すべて
の承認依頼を該当する役席者端末装置20a,20b・
・・へ送信し、役席者端末装置20a,20b・・・が
役席者のユーザIDとオペレータのユーザIDとを比較
して、不一致の場合は続けて承認処理を行い、一致した
場合は、承認処理サーバ10へエラー通知を返信しても
よい。
【0095】最後に、上記の処理機能は、コンピュータ
によって実現することができる。その場合、承認処理サ
ーバ10が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで
読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述
されており、このプログラムをコンピュータで実行する
ことにより、上記処理がコンピュータで実現される。コ
ンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記
録装置や半導体メモリ等がある。市場へ流通させる場合
には、CD−ROM(Compact Disk Read OnlyMemory)や
フレキシブルディスク等の可搬型記録媒体にプログラム
を格納して流通させたり、ネットワークを介して接続さ
れたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワ
ークを通じて他のコンピュータに転送することもでき
る。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内の
ハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メ
インメモリにロードして実行する。
【0096】(付記1) 取引の承認処理を行うサーバ
装置での承認処理方法において、依頼者端末装置から、
取引内容と、該取引内容を入力した承認依頼者の識別情
報と、該承認依頼者によって指定される該取引内容を承
認する承認者の識別情報とを取得し、前記承認者の識別
情報と前記承認依頼者の識別情報とが一致しているか否
かを比較し、前記承認者の識別情報と前記承認依頼者の
識別情報とが一致しない場合には、前記承認者の識別情
報と対応づけられて管理されている承認者端末装置から
前記取引の承認許可情報を受信した後、前記取引を実行
する、ことを特徴とする承認処理方法。
【0097】(付記2) 前記依頼者端末装置から取得
した前記承認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報
との履歴を記憶することを特徴とする付記1記載の承認
処理方法。
【0098】(付記3) 前記取引内容を承認可能な承
認者の識別情報を予め記憶することを特徴とする付記1
記載の承認処理方法。 (付記4) 前記依頼者端末装置から取引の承認依頼が
あったとき、前記承認者の識別情報を前記依頼者端末装
置に送信し、前記依頼者端末装置に送信された前記承認
者の識別情報の中から、前記依頼者によって指定された
承認者の識別情報を取得する、ことを特徴とする付記1
記載の承認処理方法。
【0099】(付記5) 前記承認者の識別情報は、前
記承認者のユーザ認証に使用される識別情報であること
を特徴とする付記1記載の承認処理方法。 (付記6) 取引の承認処理を行う端末装置での承認処
理方法において、操作入力に基づいて、取引内容と、該
取引内容を入力した承認依頼者の識別情報と、該承認依
頼者によって指定される該取引内容を承認する承認者の
識別情報とを取得し、前記承認者の識別情報と前記承認
依頼者の識別情報とが一致しているか否かを比較し、前
記承認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報とが一
致しないとき、サーバ装置に前記取引内容と、前記取引
内容を入力した承認依頼者の識別情報と、前記承認依頼
者によって指定される前記取引内容を承認する承認者の
識別情報とを送信する、ことを特徴とする承認処理方
法。
【0100】(付記7) 取引の承認処理を行う承認処
理装置において、依頼者端末装置から、取引内容と、該
取引内容を入力した承認依頼者の識別情報と、該承認依
頼者によって指定される該取引内容を承認する承認者の
識別情報とを取得する取得手段と、前記承認者の識別情
報と前記承認依頼者の識別情報とが一致しているか否か
を比較する比較手段と、前記承認者の識別情報と前記承
認依頼者の識別情報とが一致しない場合には、前記承認
者の識別情報と対応づけられて管理されている承認者端
末装置から前記取引の承認許可情報を受信した後、前記
取引を実行する実行手段と、を有することを特徴とする
承認処理装置。
【0101】(付記8) 取引の承認処理を行う承認処
理プログラムにおいて、コンピュータに、依頼者端末装
置から、取引内容と、該取引内容を入力した承認依頼者
の識別情報と、該承認依頼者によって指定される該取引
内容を承認する承認者の識別情報とを取得し、前記承認
者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報とが一致して
いるか否かを比較し、前記承認者の識別情報と前記承認
依頼者の識別情報とが一致しない場合には、前記承認者
の識別情報と対応づけられて管理されている承認者端末
装置から前記取引の承認許可情報を受信した後、前記取
引を実行する、処理を実行させることを特徴とする承認
処理プログラム。
【0102】(付記9) 取引の承認処理を行う承認処
理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体において、前記コンピュータに、依頼者端末装置
から、取引内容と、該取引内容を入力した承認依頼者の
識別情報と、該承認依頼者によって指定される該取引内
容を承認する承認者の識別情報とを取得し、前記承認者
の識別情報と前記承認依頼者の識別情報とが一致してい
るか否かを比較し、前記承認者の識別情報と前記承認依
頼者の識別情報とが一致しない場合には、前記承認者の
識別情報と対応づけられて管理されている承認者端末装
置から前記取引の承認許可情報を受信した後、前記取引
を実行する、処理を実行させることを特徴とする記録媒
体。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、取引内
容を承認する承認者の識別情報と取引の承認依頼を行う
依頼者の識別情報とが一致しているか否かを比較し、承
認者の識別情報と依頼者の識別情報とが一致しないと
き、取引を実行するようにしたので、役席者による取引
の自己承認を不可能とし、不正な取引を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図3】承認処理サーバのハードウェア構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本実施の形態に係る承認処理サーバと役席者端
末装置とオペレータ端末装置との機能ブロック図であ
る。
【図5】承認処理サーバの処理の流れを示したフローチ
ャートである。
【図6】役席者テーブルに保存される情報の一例を示し
た図である。
【図7】役席者がログオフをしたときの役席者テーブル
に保存される情報の一例を示した図である。
【図8】新たな役席者がログオンをしたときの役席者テ
ーブルに保存される情報の一例を示した図である。
【図9】オペレータ端末装置の表示画面に表示される承
認依頼画面の一例である。
【図10】オペレータ端末装置の表示画面に表示される
自己承認画面の一例である。
【図11】役席者端末装置の表示画面に表示される取引
の承認依頼内容画面の一例である。
【図12】役席者端末装置の表示画面に表示される役席
承認画面の一例である。
【図13】役席者照会データの電文の一例を示した図で
ある。
【図14】承認依頼データの電文の一例を示した図であ
る。
【図15】役席承認データの電文の一例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2a 承認者端末装置 2b 依頼者端末装置 3,30 LAN 4,50 ホストシステム 5,60 専用回線 10 承認処理サーバ 20a,20b オペレータ端末装置 21a,21b 役席者端末装置 40 ブランチサーバ
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 賢一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B076 FB05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引の承認処理を行うサーバ装置での承
    認処理方法において、 依頼者端末装置から、取引内容と、該取引内容を入力し
    た承認依頼者の識別情報と、該承認依頼者によって指定
    される該取引内容を承認する承認者の識別情報とを取得
    し、 前記承認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報とが
    一致しているか否かを比較し、 前記承認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報とが
    一致しない場合には、前記承認者の識別情報と対応づけ
    られて管理されている承認者端末装置から前記取引の承
    認許可情報を受信した後、前記取引を実行する、 ことを特徴とする承認処理方法。
  2. 【請求項2】 前記依頼者端末装置から取得した前記承
    認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報との履歴を
    記憶することを特徴とする請求項1記載の承認処理方
    法。
  3. 【請求項3】 取引の承認処理を行う端末装置での承認
    処理方法において、 操作入力に基づいて、取引内容と、該取引内容を入力し
    た承認依頼者の識別情報と、該承認依頼者によって指定
    される該取引内容を承認する承認者の識別情報とを取得
    し、 前記承認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報とが
    一致しているか否かを比較し、 前記承認者の識別情報と前記承認依頼者の識別情報とが
    一致しないとき、サーバ装置に前記取引内容と、前記取
    引内容を入力した承認依頼者の識別情報と、前記承認依
    頼者によって指定される前記取引内容を承認する承認者
    の識別情報とを送信する、 ことを特徴とする承認処理方法。
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