JP2009293399A - 電動ポンプ - Google Patents

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泰之 森田
Hakushin Inoue
博進 井上
Tomoaki Okashita
友昭 岡下
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Kubota Tekkosho:Kk
株式会社久保田鉄工所
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Abstract

【課題】モータを効率よく冷却できるツイン型の電動ポンプを提供する。
【解決手段】モータ部3の両側に、それぞれ別々に流体を吸込、吐出する第1ポンプ部1及び第2ポンプ部2を一体に備えた電動ポンプである。各ポンプ部1,2では、それぞれケーシング18,22によってインペラ16,21を収容する液室20,24が区画されている。モータ部3に、両液室20,24に連通する内外の連通路25,26が設けられていて、駆動時に両液室20,24の間で発生する差圧によって流体がその連通路25,26を流れるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、1つのモータで同時に駆動される2つポンプを一体に備えたツイン型の電動ポンプに関し、なかでも、そのモータの冷却構造に関する。
本発明に関し、例えば、2つの羽根車(インペラ)を一体に備えた多段型のインラインポンプがある(特許文献1)。
このインラインポンプでは、吸込口と吐出口とが同一線上に位置するように、筒形のポンプケーシングの一方の端部に、吸込口が形成された吸込側ケーシングが設けられ、他方の端部に、吐出口が形成された吐出側ケーシングが設けられている。
そして、ポンプケーシングの内部には、駆動軸の端部各々に羽根車が取り付けられたキャンドモータが配設されていて、各羽根車は、それぞれ吸込側ケーシングと吐出側ケーシングとに収容されている。ポンプケーシングの内径は、キャンドモータの外径よりも一回り大きく形成されていて、キャンドモータの外周面とポンプケーシングの内周面との間は流体の流路となっている。
このインラインポンプでは、キャンドモータが駆動されて各羽根車が回転すると、流体は吸込口から吸い込まれ、ポンプケーシングとキャンドモータとの間を流れて吐出口から吐き出されることとなる。
特開平6−88588号公報
従来より、電動ポンプでは通電に伴う発熱によってモータが高温になり易いため、モータを効率よく冷却したいという要望がある。
特に、一つのモータで2つのポンプを駆動するツイン型の電動ポンプの場合には、比較的モータの駆動時間が長くなり易く、また、モータに対する負荷も大きくなり易いため、モータが高温になり易い。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、モータを効率よく冷却できるツイン型の電動ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、ツイン型の電動ポンプの構造を活用し、モータ内に2つのポンプ部の液室に連通する連通路を設け、両液室間の差圧を利用して、モータの駆動時には、その連通路に流体が常時流れるようにした。
具体的には、モータ部と、このモータ部の両側にそれぞれ配設され、同時に駆動される第1ポンプ部及び第2ポンプ部とが一体に設けられていて、これら第1ポンプ部及び第2ポンプ部がそれぞれ別々に流体を吸い込んで吐出するように構成された電動ポンプであって、上記第1ポンプ部は、上記モータ部の駆動軸の一端に取り付けられる第1インペラと、この第1インペラが収容される第1液室を区画するとともに、第1吸込口及び第1吐出口が設けられた第1ケーシングとを備え、上記第2ポンプ部は、上記駆動軸の他端に取り付けられる第2インペラと、この第2インペラが収容される第2液室を区画するとともに、第2吸込口及び第2吐出口が設けられた第2ケーシングとを備え、上記モータ部に、上記第1液室と第2液室とに連通する連通路が設けられていて、駆動時に上記第1液室と上記第2液室との間で発生する差圧によって上記流体が上記連通路を流れるように構成されていることを特徴とするものである。
すなわち、この電動ポンプの第1ポンプ部と第2ポンプ部とは、それぞれ別個の流路に接続され、モータ部が駆動すると、同時に2系統の流体が独立して吸込、吐出されるようになっている。
そして、これら第1ポンプ部の第1液室と第2ポンプ部の第2液室とに連通する連通路が設けられていて、電動ポンプが駆動されると、両液室間で発生する差圧によって流体が連通路を流れるように構成されている。
従って、その連通路をモータ部に設けることで、電動ポンプが駆動している間はモータ部を流体が常時流れることとなるため、モータ部を流体との熱交換によって冷却することができる。
つまり、モータ部が発熱する駆動動作に連動して、モータ部内の連通路に流体が流れるようになっているので、モータ部の駆動時間が長くなっても、その間は常に流体で冷却できるし、吐出量が増加してモータ部に対する負荷が大きくなれば、その分差圧も大きくなるため、連通路を流れる流体の流速が上がって冷却効率が向上する。
具体的には、上記第1ポンプ部における上記流体の単位時間当たりの吐出量を、上記第2ポンプ部のものよりも大きく設定すればよい。例えば、上記第1インペラを上記第2インペラよりも大きく形成し、上記第1液室の内容積を上記第2液室の内容積よりも大きく設定することができる。そうすることで、第1液室の内圧を第2液室の内圧よりも大きくして両者の間で差圧を発生させることができ、第1液室から第2液室へ流体を流すことができる。
また、上記モータ部は、上記駆動軸の中間に配設されるロータ部と、このロータ部に近接して、その周りを囲むように配設されるステータ部と、軸受部を介して上記駆動軸の端部を回転自在に支持するとともに、これらロータ部及びステータ部を収容するモータケーシングと、を備え、上記連通路として、上記モータケーシングにおけるステータ部の周りに外側連通路が設けられているものとすることができる。
モータ部では特にステータ部が高温になり易いため、このようにステータ部の周りに連通路を設けることで効果的にモータ部を冷却することができる。また、ステータ部の周りに設けることで、接触面積が比較的大きくなって冷却効率に優れる点でも有利である。
また、上記ロータ部は上記駆動軸に、上記ステータ部は上記モータケーシングに、それぞれ液密状に取り付け、上記連通路として、上記ロータ部と上記ステータ部との間、及び上記駆動軸と上記軸受部との間を通る内側連通路を設けるものとすることもできる。尚、液密状とは、液漏れしないようにという意味である。
この場合には、ステータ部をその内側から効果的に冷却することができる。流れる流体によって駆動軸と軸受部との摩擦による発熱を効率よく除去することができ、また、流体に潤滑液としての機能も発揮させることができる。ロータ部の回転に伴ってロータ部とステータ部との間を流れる流体の流速が大きくなるため、冷却効率に優れる点でも有利である。
更に、これら外側連通路と内側連通路とを組み合わせることもできる。そうすれば、モータ部を内外から同時に冷却することができるので、よりいっそう効果的に冷却できる。
上記外側連通路の具体例としては、例えば、上記駆動軸の軸方向に延びるように形成され、上記ステータ部の周りをその周方向に連なるように配設された複数の管状構造で構成することや、上記駆動軸周りをらせん状に延びるように形成された管状構造で構成することができる。そうすれば、ステータ部を万遍なく冷却することができ、冷却効率を向上させることができる。
上記モータ部がモータ制御装置を備えている場合には、このモータ制御装置が上記モータケーシングにおける上記ステータ部の周りの部分に設けられているものとすることができる。モータ制御装置もまた、比較的高温になり易いため、外側連通路が設けられたモータケーシングにおけるステータ部の周りの部分に設けることで、モータ制御装置も併せて冷却することができる。
また、上記連通路の上記第2液室側の接続端は、第2吸込口側に配設するのが好ましい。第2液室の第2吸込口側の部位は内圧が相対的に小さくなっているため、そこに連通路を接続することで、第1液室との差圧をより大きくして連通路を流れる流体の流速を増加させることができ、より冷却効率を向上させることができる。
更に、上記連通路の上記第1液室側の接続端を、第1吐出口側に配設することもできる。第1液室の第1吐出口側の部位は内圧が相対的に大きくなっているため、そこに連通路を接続することで、第2液室との差圧をより大きくして連通路を流れる流体の流速を増加させることができ、より冷却効率を向上させることができる。
以上説明したように、本発明の電動ポンプによれば、別途複雑な機構を設けることなく、モータを効率よく冷却することができるので、軽量で、耐久性に優れた電動ポンプを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(第1実施形態)
図1及び図2に本実施形態の電動ポンプを示す。この電動ポンプは、車両に搭載されるエンジン冷却用のウォーターポンプであり、第1ポンプ部1及び第2ポンプ部2と、これら第1ポンプ部1及び第2ポンプ部2を同時に駆動するモータ部3とが一体に備えられている。これら第1ポンプ部1及び第2ポンプ部2は、それぞれ別々に冷却水を吸込んで吐出するように構成されている。以下、その詳細を説明する。
モータ部3は、駆動軸5やロータ部6、ステータ部7、モータケーシング8などで構成されていて、そのうち駆動軸5の軸方向の中間に同軸に取り付けられている円柱状の部分がロータ部6である。このロータ部6はその内部に冷却水が浸入しないように密閉された状態(液密状)で駆動軸5に固定されていて、その内部には、図示しないが永久磁石が備えられている。
モータケーシング8は、第1本体部8aと、第2本体部8bとを駆動軸5の軸方向に接合することによって構成されていて、軸方向に対向する一対の側壁部81a,81bと、これら両側壁部81a,81bに連なる円筒状の周壁部82とを備え、その内部にはロータ部6やステータ部7が収容されている。
両側壁部81a,81bの中央には、それぞれ軸孔が開口しており、これら軸孔にはそれぞれプレーンベアリング9,9(軸受部)が装着されている。駆動軸5は、その各端部を各軸孔からそれぞれ外方に突出した状態で、これらプレーンベアリング9,9によって回転自在に軸支されている。
モータケーシング8内に収容されたロータ部6の外周面に僅かな隙間を介して近接するように、円筒状の区画部材10が配設されている。この区画部材10は、その両端部がOリングを介してモータケーシング8に組み付けられていて、モータケーシング8の内部は、この区画部材10によって、ロータ部6が位置する内側空間12とその周りの外側空間13とに液密状に区画されている。
そして、その外側空間13に、複数のティースに巻線が巻回されたステータコアなどで構成されたステータ部7が収容されている(図2参照)。
モータケーシング8の周壁部82の外面には、その外面に沿って制御ケース部82aが一体に設けられていて、その内部に、ステータ部7に電気を供給してモータ部3の出力を制御する制御ユニット15(モータ制御装置)が収容されている。制御ユニット15は、制御ケース82a内において、モータケーシング8の周壁部82に密着するように設置されている。
このように構成されたモータ部3の駆動軸方向の両側に、遠心ポンプとして機能する第1ポンプ部1と第2ポンプ部2とがそれぞれ配設されている。
第1ポンプ部1は、第1インペラ16や、これを収容する第1ケーシング18などで構成されている。
第1ケーシング18は、駆動軸5の軸方向側に延びるパイプ状の第1吸込口18aと、駆動軸5の直交方向側に延びるパイプ状の第1吐出口18bとを有し、ボルトを締結することによってモータケーシング8に一体に固定されている。その内部には、第1ケーシング18の内面とモータケーシング8の側壁部81aの外面とによって液密状態の第1液室20が区画形成されていて、その内部に第1インペラ16が収容されている。
第1インペラ16は、筒軸方向に軸取付孔が形成された略円筒状のボス部16aと、このボス部16aの基端部から外方に張り出した環状のベース部16bと、このベース部16bの表面に立設され、ボス部16aから放射状に延びる複数の羽根部16c,・・・と、これら各羽根部16cの先端に連なるとともに、ベース部16bと間を隔てて対向し、中央部に液導入口が開口する案内壁部16dとを備えている。
第1インペラ16は、そのベース部16bの裏面が側壁部81aの外面と僅かな隙間を介して対向するよう、ボス部16aの軸取付孔に駆動軸5の端部が圧入され、固定されている。
第1液室20内では、案内壁部16dは第1ケーシング18の内面と僅かな隙間を介して対向し、第1液室20内を緩やかに区画する第1区画部20aを形成するとともに、第1インペラ16の液導入口は第1吸込口18aに連なる第1液室20の吸込側の部位に臨む一方、第1インペラ16の外周部分は、第1吐出口18bに連なる第1液室20の吐出側の部位に臨んでいる。
一方、第2ポンプ部2は、第2インペラ21や、これを収容する第2ケーシング22などで構成されている。
第2ケーシング22は、第1ケーシング18と同様に、駆動軸5の軸方向側に延びるパイプ状の第2吸込口22aと、駆動軸5の直交方向側に延びるパイプ状の第2吐出口22bとを有し、図示しないボルトを締結することによってモータケーシング8に一体に固定されている。その内部には、第2ケーシング22の内面とモータケーシング8の側壁部81bの外面とによって液密状態の第2液室24が区画形成されていて、その内部に第2インペラ21が収容されている。
第2インペラ21は、案内壁部16dを除いて第1インペラ16と同じ構成のボス部21a、ベース部21b、羽根部21cを備え、そのボス部21aに駆動軸5の端部が圧入固定されて、ベース部21bの裏面が側壁部81bの外面と僅かな隙間を介して対向している。
第2液室24内では、複数の羽根部21c,・・・の先端が、第2ケーシング22の内面と僅かな隙間を介して対向し、第2液室24内を緩やかに区画する第2区画部24aを形成するとともに、第2インペラ21のボス部21aの先端側が第2吸込口22aに連なる第2液室24の吸込側の部位に臨む一方、第2インペラ21の外周部分は、第2吐出口22bに連なる第2液室24の吐出側の部位に臨んでいる。
そうして、第1ポンプ部1における単位時間当たりの吐出量が第2ポンプ部2におけるものよりも大きくなるように、第1ポンプ部1は第2ポンプ部2に比べて全体の構成が大きく設定されている。すなわち、第1液室20の内容積は第2液室24の内容積よりも大きく設定され、第1インペラ16は第2インペラ21よりも大きく形成されている。
そして、これら第1液室20と第2液室24とに連通する内側連通路25と外側連通路26とがモータ部3に設けられている。
内側連通路25は、駆動軸5に沿うように形成されていて、駆動軸5と各プレーンベアリング9,9との間の隙間と、これらの隙間に連通する、区画部材10で区画形成された内側空間12とで形成されている。
一方、外側連通路26は、モータケーシング8における、ステータ部7の周りを囲っている周壁部82に設けられていて、本実施形態では、駆動軸方向に延びるように形成されて、ステータ部7の周りをその周方向に連なるように配設された複数の連通孔26a,・・・(管状構造)で構成されている。
かかる構成の電動ポンプにおいて、モータ部3への通電により第1インペラ16及び第2インペラ21が回転すると、図1の矢印線に示すように、第1液室20及び第2液室24内では、冷却水が、それぞれ第1吸込口18a及び第2吸込口22aから吸込まれ、遠心力によって第1吐出口18b及び第2吐出口22bから吐き出されるようになる。
第1ポンプ部1は第2ポンプ部2に比べて吐出力が大きく設定されているため、同じ部位における内圧は、第1液室20の方が第2液室24よりも相対的に大きくなっている。
また、このとき、第1液室20は第1区画部20aによって、また、第2液室24は第2区画部24aによってそれぞれ、吸込側と吐出側とに区画されているため、各液室20,24内でも、各吸込口18a,22aに連なる吸込側の部位が相対的に低圧(負圧部20b,24bともいう)となり、各吐出口18b,22bに連なる吐出側の部位は相対的に高圧(正圧部20c,24cともいう)となっている。
このように第1ポンプ部1及び第2ポンプ部2が駆動しているときには、第1液室20と第2液室24との間では、内圧に比較的大きな差が生じるため、これを利用することによりモータ部3を効率よく冷却できるようになっている。
すなわち、内側連通路25の一方の接続端は第1液室20の正圧部20cに位置し、他方の接続端は第2液室24の正圧部24cに位置している。第1液室20と第2液室24との間には差圧が発生しているため、その差圧によって第1液室20側から第2液室24側に冷却水が内側連通路25を流れてモータ部3の内部を冷却することができる。また、この場合、駆動軸5とプレーンベアリング9,9との間を流れる冷却水は、潤滑液としても機能する。また、ロータ部6は比較的高速で回転しているため、ロータ部6とステータ部7との間を流れる冷却水はその回転によって流速が高められ、熱交換効率の点でも有利となっている。
外側連通路26も同様であり、各連通孔26aが第1液室20及び第2液室24の正圧部20c,24cに接続されているため、液室20,24間の差圧によって第1液室20側から第2液室24側に冷却水が外側連通路26を流れてモータ部3の外部を冷却することができる。モータ部3では特にステータ部7や制御ユニット15が高温になり易いが、外側連通路26では、これらに近接した部位に比較的多量の冷却水を流すことができるため効果的である。
また、吐出力を増加させるためにモータ部3の駆動出力が上がると、それに伴って発熱量も多くなるが、第1液室20と第2液室24との間の差圧も大きくなるので、内外の連通路25,26を流れる単位時間当たりの冷却水量も増加して冷却効率が向上するようになっている。
(第2実施形態)
図3は本発明の別の実施形態を示したものである。本実施形態の電動ポンプも、その基本的な構成は第1実施形態の電動ポンプと同様であるため、主な同一部材に同じ符号を付してその説明は省略し、特に異なる構成について詳しく説明する。
まず、本実施形態では、外側連通路26が駆動軸5の周りをらせん状に延びるように形成された一つのらせん孔26b(管状構造)で構成されていて、モータケーシング8のステータ部7の周りを囲っている周壁部82内に設けられている。
そして、その第1ポンプ部1側の接続端は、第1液室20の正圧部20cに接続されており、第2ポンプ部2側の接続端は、外側連通路26に別途接続された連結管27を介して第2液室24の負圧部24bに接続されている。
従って、この場合には、第2液室24の中でも相対的に内圧が低くなっている負圧部24bに接続されているので、正圧部24cに接続するのに比べて、第1ポンプ部1との差圧がよりいっそう大きくなり、外部連通路26を流れる冷却水量が増加して冷却効率を向上させることができる。
また、内側連通路25においても、差圧が大きくなるように、第2ポンプ部2側の接続端が第2液室24の負圧部24bに位置するように工夫されている。
すなわち、第2液室24側の駆動軸5の端部における、プレーンベアリング9に支持されている部位に、駆動軸5の周りを全周にわたって凹む環状の溝部28が形成されている。そして、第2液室24の負圧部24bに臨むその駆動軸5の先端には、軸中心を軸方向に延びて溝部28の形成部位に達する流出穴30が形成されている。溝部28の底面にはこの流出穴30に連通する細孔28aが形成されていて、溝部28と流出穴30とが連通するように構成されている。
従って、この場合、内側連通路25の第2ポンプ部2側の接続端は、この溝部28と流出穴30とを介して第2液室24の負圧部24bに接続されているため、正圧部24cに接続するのに比べて、第1ポンプ部1との差圧がよりいっそう大きくなり、内部連通路25を流れる冷却水量が増加して冷却効率を向上させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、ツイン型の特徴をうまく活用することによって、別途複雑な機構を設けることなくモータ部3を効率よく冷却できるようになっており、電動ポンプの軽量化や耐久性の向上を図ることができる。
なお、本発明にかかる電動ポンプは、前記の実施の形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。
例えば、上記実施形態では流体が水の場合を示したが、第1ポンプ部1と第2ポンプ部2とに流れる流体が同じであれば、その種類は水に限定されるものではなく、例えば潤滑油などであってよい。
また、第2実施形態では、各連通路25,26の第2ポンプ部2側の接続端を第2液室24の負圧部24bに接続したが、それに限らず、正圧部24cに接続してあってもよい。同様に、第1実施形態の各連通路25,26の第2ポンプ部2側の接続端を第2実施形態のように構成して、第2液室24の負圧部24bに接続してあってもよい。
第1液室20と第2液室24の間の差圧は、上記実施形態以外にも、例えば、第1液室20の内圧が高まるように、第1吐出口18bの開口面積を絞ることによって発生させてもよい。
本発明の第1実施形態の電動ポンプの概略断面図である。 図1のX−X線における概略断面図である。 本発明の第2実施形態の電動ポンプの概略断面図である。
符号の説明
1 第1ポンプ部
2 第2ポンプ部
3 モータ部
5 駆動軸
6 ロータ部
7 ステータ部
8 モータケーシング
9 プレーンベアリング(軸受部)
15 制御ユニット(モータ制御装置)
16 第1インペラ
18 第1ケーシング
18a 第1吸込口
18b 第1吐出口
20 第1液室
21 第2インペラ
22 第2ケーシング
22a 第2吸込口
22b 第2吐出口
24 第2液室
25 内側連通路
26 外側連通路

Claims (11)

  1. モータ部と、このモータ部の両側にそれぞれ配設され、同時に駆動される第1ポンプ部及び第2ポンプ部とが一体に設けられていて、これら第1ポンプ部及び第2ポンプ部がそれぞれ別々に流体を吸い込んで吐出するように構成された電動ポンプであって、
    上記第1ポンプ部は、上記モータ部の駆動軸の一端に取り付けられる第1インペラと、この第1インペラが収容される第1液室を区画するとともに、第1吸込口及び第1吐出口が設けられた第1ケーシングとを備え、
    上記第2ポンプ部は、上記駆動軸の他端に取り付けられる第2インペラと、この第2インペラが収容される第2液室を区画するとともに、第2吸込口及び第2吐出口が設けられた第2ケーシングとを備え、
    上記モータ部に、上記第1液室と第2液室とに連通する連通路が設けられていて、
    駆動時に上記第1液室と上記第2液室との間で発生する差圧によって上記流体が上記連通路を流れるように構成されていていることを特徴とする電動ポンプ。
  2. 請求項1に記載の電動ポンプにおいて、
    上記第1ポンプ部における上記流体の単位時間当たりの吐出量が、上記第2ポンプ部のものよりも大きく設定されていることを特徴とする電動ポンプ。
  3. 請求項2に記載の電動ポンプにおいて、
    上記第1インペラは上記第2インペラよりも大きく形成され、上記第1液室の内容積は上記第2液室の内容積よりも大きく設定されていることを特徴とする電動ポンプ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の電動ポンプにおいて、
    上記モータ部は、上記駆動軸の中間に配設されるロータ部と、このロータ部に近接して、その周りを囲むように配設されるステータ部と、軸受部を介して上記駆動軸の端部を回転自在に支持するとともに、これらロータ部及びステータ部を収容するモータケーシングと、を備え、
    上記連通路として、上記モータケーシングにおけるステータ部の周りに外側連通路が設けられていることを特徴とする電動ポンプ。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の電動ポンプにおいて、
    上記モータ部は、上記駆動軸の中間に配設されるロータ部と、このロータ部に近接して、その周りを囲むように配設されるステータ部と、軸受部を介して上記駆動軸の端部を回転自在に支持するとともに、これらロータ部及びステータ部を収容するモータケーシングと、を備え、
    上記ロータ部は上記駆動軸に、上記ステータ部は上記モータケーシングに、それぞれ液密状に取り付けられていて、
    上記連通路として、上記ロータ部と上記ステータ部との間、及び上記駆動軸と上記軸受部との間を通る内側連通路が設けられていることを特徴とする電動ポンプ。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の電動ポンプにおいて、
    上記モータ部は、上記駆動軸の中間に配設されるロータ部と、このロータ部に近接して、その周りを囲むように配設されるステータ部と、軸受部を介して上記駆動軸の端部を回転自在に支持するとともに、これらロータ部及びステータ部を収容するモータケーシングと、を備え、
    上記ロータ部は上記駆動軸に、上記ステータ部は上記モータケーシングに、それぞれ液密状に取り付けられていて、
    上記連通路として、上記ロータ部と上記ステータ部との間、及び上記駆動軸と上記軸受部との間を通る内側連通路と、上記モータケーシングのステータ部の周りに形成された外側連通路とが設けられていることを特徴とする電動ポンプ。
  7. 請求項4又は請求項6に記載の電動ポンプにおいて、
    上記外側連通路が、上記駆動軸の軸方向に延びるように形成され、上記ステータ部の周りをその周方向に連なるように配設された複数の管状構造で構成されていることを特徴とする電動ポンプ。
  8. 請求項4又は請求項6に記載の電動ポンプにおいて、
    上記外側連通路が、上記駆動軸周りをらせん状に延びるように形成された管状構造で構成されていることを特徴とする電動ポンプ。
  9. 請求項4、6、7又は8に記載の電動ポンプにおいて、
    上記モータ部はモータ制御装置を備え、このモータ制御装置が上記モータケーシングにおける上記ステータ部の周りの部分に設けられていることを特徴とする電動ポンプ。
  10. 請求項2〜請求項9のいずれか一つに記載の電動ポンプにおいて、
    上記連通路の上記第2液室側の接続端が、第2吸込口側に配設されていることを特徴とする電動ポンプ。
  11. 請求項2〜請求項10のいずれか一つに記載の電動ポンプにおいて、
    上記連通路の上記第1液室側の接続端が、第1吐出口側に配設されていることを特徴とする電動ポンプ。
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