JP2009291469A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ファール球と次に発射される遊技球が干渉することなくファール球を確実に回収し、球詰まりが発生しない遊技機を提供する。
【解決手段】第1連通口20は、発射装置7から発射される遊技球を遊技領域へ案内する発射レール29b,29aの外側に設けられており、該第1連通口20の背面側上方には、発射された遊技球が遊技領域に到達せずに戻ったファール球を受け止めるファール球受け部24が設けられ、該ファール球受け部24に受け止められたファール球は、貯留皿19に誘導される。
【選択図】図6
【解決手段】第1連通口20は、発射装置7から発射される遊技球を遊技領域へ案内する発射レール29b,29aの外側に設けられており、該第1連通口20の背面側上方には、発射された遊技球が遊技領域に到達せずに戻ったファール球を受け止めるファール球受け部24が設けられ、該ファール球受け部24に受け止められたファール球は、貯留皿19に誘導される。
【選択図】図6
Description
本発明は、遊技機に関する。
パチンコ機などの遊技機には、外枠に対して開閉可能な内枠に遊技盤が着脱可能に組み付けられ、該内枠には前面枠が開閉可能に設けられている。遊技盤には遊技領域を形成する内外レール(発射レール)が設けられており、その遊技領域には図柄表示装置(液晶表示装置)、遊技釘、入賞口、大入賞口、電動チューリップなどの盤面部品やアウトロなどが設けられている。
パチンコ機の前面下部にガラス枠と別体で設けられる前面枠には球受け皿が設けられている。球受け皿は、遊技球を一時的に貯留し、該貯留した遊技球を発射装置の発射位置へ誘導する。また、前面枠には発射ハンドルが設けられ、該発射ハンドルの操作により前面枠の背面側に設けられた発射装置を作動させる。発射装置は、球受け皿から発射位置に供給された遊技球を打球槌により打撃して発射レールを通じて遊技領域に向けて発射する。
近年、ホールでは、1円パチンコに代表される安価に遊技者が遊技できる営業形態が採用されており、一度に貸し出される遊技球の数が増大している。また、大当たり確率が低く(当たり易く)、大当たり一回の出球が少ない遊技機が実用化されており、大当たりするたびに、遊技者が球受け皿から溢れたわずかな余剰球を逐一ドル箱へ移しかえる必要性に迫られる。そこで、かかる事態を緩和するため、球受け皿に収容できる遊技球の収容量を増やすことが求められる。例えば遊技球の貯留領域を前面枠の前後方向(特許文献1,2)に拡大した様々な遊技機が提案されている。
特開2006−204521号公報
特許第3988866号公報
しかしながら、上述した特許文献1,2の遊技機においては、球受け皿の貯留領域が前面枠の前後方向に拡大した結果、内枠に設けられる発射装置の位置が、遊技機を正面視して前面枠の左端部近傍に限られる。このように、遊技球の貯留領域の拡大によって、発射装置が設けられる位置は前面枠の左端部近傍となり、その結果球受け皿から発射装置に供給され発射位置にセットされた遊技球は、打球槌によりほぼ真上方向に発射レールに沿って遊技領域へ打ち出される。
よって、打球槌の打撃力の不足により発射レールより逆流した遊技球は、ほぼ垂直下方に自重により落下して球発射通路の真下に設けられたファール球回収部で回収され、球受け皿へ戻されるようになっている。
よって、ファール球が自由落下してファール球回収部で跳ねて、発射装置から次に発射される遊技球と交錯して更にファール球が発生するおそれがある。また、ファール球はファール球回収部で回収されて球受け皿に戻されるため、払出装置から払い出される遊技球と合流して球詰まりの原因にもなりうる。
よって、ファール球が自由落下してファール球回収部で跳ねて、発射装置から次に発射される遊技球と交錯して更にファール球が発生するおそれがある。また、ファール球はファール球回収部で回収されて球受け皿に戻されるため、払出装置から払い出される遊技球と合流して球詰まりの原因にもなりうる。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ファール球と次に発射される遊技球が干渉することなくファール球を確実に回収し、球詰まりが発生しない遊技機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備えることを特徴とする。
遊技機の前面側で遊技球を一時的に貯留し、該貯留した遊技球を発射装置の発射位置へ誘導する球受け皿と、前記球受け皿の背面側の当板に形成された連通口を介して連通し、球払出装置から払い出された遊技球を貯留可能な貯留皿と、を備え、前記連通口は、前記発射装置から発射される遊技球を遊技領域へ案内する発射レールの外側に設けられており、該連通口の背面側上方には、発射された遊技球が遊技領域に到達せずに戻ったファール球を受け止めるファール球受け部が設けられ、該ファール球受け部に受け止められたファール球は、前記貯留皿に誘導されることを特徴とする。
遊技機の前面側で遊技球を一時的に貯留し、該貯留した遊技球を発射装置の発射位置へ誘導する球受け皿と、前記球受け皿の背面側の当板に形成された連通口を介して連通し、球払出装置から払い出された遊技球を貯留可能な貯留皿と、を備え、前記連通口は、前記発射装置から発射される遊技球を遊技領域へ案内する発射レールの外側に設けられており、該連通口の背面側上方には、発射された遊技球が遊技領域に到達せずに戻ったファール球を受け止めるファール球受け部が設けられ、該ファール球受け部に受け止められたファール球は、前記貯留皿に誘導されることを特徴とする。
前記ファール球受け部は、前記発射レールに一体的に形成されていることを特徴とする。
上述した遊技機を用いれば、ファール球受け部が、発射装置から発射される遊技球を遊技領域へ案内する発射レールの外側に設けられており、球受け皿と貯留皿を連通する連通口の背面側上方に、発射された遊技球が遊技領域に到達せずに戻ったファール球を受け止めるファール球受け部が設けられているので、ファール球が直接貯留皿に貯留されている遊技球に当たることがないので、ファール球が跳ねることなく確実に貯留皿へ回収することができる。
また、貯留皿へ誘導されたファール球は誘導方向下流側で球受け皿へ誘導されるので、球払出装置から連通口を通じて球受け皿へ払い出される遊技球と交錯して球詰まりが発生するのを防ぐこともできる。
更には、ファール球が発射装置へ直接戻ることが無いのでファール球が連続して発生することはなく、しかもファール球を再度発射装置へ誘導して遊技することができるので、遊技者の遊技継続性が損なわれることもない。
また、貯留皿へ誘導されたファール球は誘導方向下流側で球受け皿へ誘導されるので、球払出装置から連通口を通じて球受け皿へ払い出される遊技球と交錯して球詰まりが発生するのを防ぐこともできる。
更には、ファール球が発射装置へ直接戻ることが無いのでファール球が連続して発生することはなく、しかもファール球を再度発射装置へ誘導して遊技することができるので、遊技者の遊技継続性が損なわれることもない。
また、ファール球受け部は、球受け皿と貯留皿を連通する連通口の背面側上方、即ち遊技機前面より後方位置に設けられているので、当該連通口を通じて払出装置側へ異物を侵入する不正行為を防止することができる。
また、ファール球受け部は、発射レールに一体的に形成されていると、コンパクトに形成して省スペース化が図れるとともに、ファール球を確実に受け止めることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
図1及び図2を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施例としては、遊技機の一例としてパチンコ機について説明するものとする。
先ずパチンコ機1の概略構成について説明すると、パチンコ機1の外形をなす外枠2に対してヒンジ4により内枠3(図2参照)が開閉可能に取り付けられ、該内枠3に対して前面を覆うように上前面枠(ガラス枠)5a及び下前面枠5bが開閉可能に取り付けられている。
図1及び図2を参照して本実施形態に係る遊技機の概略構成について説明する。本実施例としては、遊技機の一例としてパチンコ機について説明するものとする。
先ずパチンコ機1の概略構成について説明すると、パチンコ機1の外形をなす外枠2に対してヒンジ4により内枠3(図2参照)が開閉可能に取り付けられ、該内枠3に対して前面を覆うように上前面枠(ガラス枠)5a及び下前面枠5bが開閉可能に取り付けられている。
内枠3の前面側には遊技盤6が設けられると共に該遊技盤6の下方には遊技領域へ向かって遊技球を発射する発射装置7(図4参照)が組み付けられている。また、遊技盤6の中央部には、図柄表示装置(液晶表示装置)8が設けられている。
また、図1において、下前面枠5bの下方には貸球や賞球等の遊技球を一時的に貯留し、該遊技球を発射装置7へ誘導する球受け皿9が組み付けられている。球受け皿9の右側には、発射装置7によって遊技領域へ発射される遊技球の発射力を調節するための発射ハンドル10が設けられている。
図2において、内枠3の背面側上部には球タンク11が設けられ、球タンク11にはパチンコ機1が配置されたホールの島から遊技球が供給される。球タンク11に供給された遊技球は、タンクレール12を通じて上下に配置された誘導樋13を通じて球払出装置14へ供給される。球払出装置14は、遊技盤6(図1参照)に設けられた入賞口に遊技球が入ると、払出通路15を経て所定数の遊技球を賞球として球受け皿9(図3参照)へ払い出すようになっている。
また、内枠3の背面側中央部には、図柄表示装置8を制御する画像処理装置16や球払出装置14の払出制御基板17などが設けられている。
また、内枠3の背面側中央部には、図柄表示装置8を制御する画像処理装置16や球払出装置14の払出制御基板17などが設けられている。
また、図4において、下前面枠5bの当板18の前面側に球受け皿9が組み付けられている。図3において、球受け皿9が組み付けられた当板18の背面側には球払出装置14から払い出された遊技球が球受け皿9へ誘導されなくなると該遊技球を貯留する貯留皿19が組み付けられている。
図4において、球受け皿9と貯留皿19とは、球払出装置14より払い出された遊技球を優先的に球受け皿9に誘導する第1連通口20と球受け皿9に誘導されずに貯留皿19に貯留した遊技球を再度球受け皿9へ誘導する第2連通口21により連通している。第1連通口20は、球受け皿9を正面視して左端部(上流端)に、第2連通口21は、球受け皿9を正面視して右端部(下流端)に各々設けられている。これにより、球受け皿9並びに貯留皿19に貯留できる遊技球の容量を拡大できるので、遊技者の満タンに備える心理的負担が軽減される。
図4において、球受け皿9と貯留皿19とは、球払出装置14より払い出された遊技球を優先的に球受け皿9に誘導する第1連通口20と球受け皿9に誘導されずに貯留皿19に貯留した遊技球を再度球受け皿9へ誘導する第2連通口21により連通している。第1連通口20は、球受け皿9を正面視して左端部(上流端)に、第2連通口21は、球受け皿9を正面視して右端部(下流端)に各々設けられている。これにより、球受け皿9並びに貯留皿19に貯留できる遊技球の容量を拡大できるので、遊技者の満タンに備える心理的負担が軽減される。
また、図3において、当板18の背面側には、アウトロ22(図1参照)から流下した遊技球を島に戻すためのアウト球回収路23が上下方向に設けられている。また、第1連通口20は、発射装置7から発射される遊技球を遊技領域へ案内する発射レール29の外側に設けられている。第1連通口20の背面側上方には、発射された遊技球が遊技領域に到達せずファール球として戻った当該ファール球を自重落下させて受け止めるファール球受け部24が設けられている。このファール球受け部24に受け止められたファール球は、貯留皿19へ誘導され再度球受け皿9へ導かれる。
図4において、第1連通口20より球受け皿9に払い出された遊技球は、上流側受け部9aから仕切り壁25に案内されて下流側受け部9bへ流下する。遊技球は下流側受け部9bから整流通路9cを通じて更に下方に導かれて、球供給口9dより整流器31(図6参照)へ誘導される。
また、下流側受け部9bには、シャッター26が開閉ボタン27の操作より開閉可能に設けられている。球受け皿9に貯留された遊技球を図示しないドル箱に回収する場合に、遊技者が手動により開閉ボタン27をスライド操作し続ける間だけシャッター26が開いて遊技球を回収できるようになっている。
また、下流側受け部9bには、シャッター26が開閉ボタン27の操作より開閉可能に設けられている。球受け皿9に貯留された遊技球を図示しないドル箱に回収する場合に、遊技者が手動により開閉ボタン27をスライド操作し続ける間だけシャッター26が開いて遊技球を回収できるようになっている。
図5において、貯留皿19は、第1連通口20(上流側貯留部19a)側が第2連通口21(下流側貯留部19b)より高くなるように形成されている。即ち、第1連通口20へ誘導されなかった遊技球は、貯留皿19へ誘導されて第2連通口21へ向けて流下するようになっている。第2連通口21へ流下した遊技球は、下流側受け部9bに合流して整流通路9cを通じて整流器31の球供給口9d(図6参照)に向けて誘導される。また、貯留皿19の前面側の一部には、アウトロ22に連通するアウト球通路19cが上下方向に仕切られて設けられている。アウト球通路19cへ流下した遊技球は、アウト球回収路23を通じて島へ回収されるようになっている。
図6において、当板18の背面側と貯留皿19の前面側との間には遊技球通過領域(空間部)28が形成されている。発射装置7より発射された遊技球が、遊技球通過領域28を通ってパチンコ機1上方の遊技領域へ打ち出されるようになっている。
このように、貯留皿19と当板18との間に設けられた遊技球通過領域(空間部)28を通じて遊技球がパチンコ機1上方の遊技領域へ打ち出されるので、内枠3に設けられる発射装置7のレイアウト上の制約がなくなる。即ち、下前面枠5bの背面側に配置される貯留皿19と当板18との遊技球通過領域28を発射通路とすることができるので、発射装置7の配置について設計上の自由度が拡大する。
また、貯留皿19の遊技球通過領域28に臨む前面側には発射レール29の一部(下部発射レール29a)が一体的に形成されている。下部発射レール29aは、貯留皿19を当板18に組み付けるだけで発射装置7のレール部34と連続するように配置されるので組付け性が良く、遊技球の安定した発射動作を維持できる。尚、発射レール29(下部発射レール29a)は、当板18の背面側に一体的に形成されていてもよい。
また、貯留皿19の遊技球通過領域28に臨む前面側には発射レール29の一部(下部発射レール29a)が一体的に形成されている。下部発射レール29aは、貯留皿19を当板18に組み付けるだけで発射装置7のレール部34と連続するように配置されるので組付け性が良く、遊技球の安定した発射動作を維持できる。尚、発射レール29(下部発射レール29a)は、当板18の背面側に一体的に形成されていてもよい。
また、ファール球受け部24は四方を仕切り壁に囲まれた箱形状のファール球受け部材30の底部に形成されており、第1連通口20の背面側の天板上に設けられている。このファール球受け部材30には貯留皿19へ連通するファール球通路30aが設けられている。ファール球受け部材30は、発射装置7から発射されて遊技領域に到達せずに自重落下したファール球をファール球受け部24で受け止めてファール球通路30aを通じて貯留皿19へ誘導する。貯留皿19に誘導されたファール球は、第2連通口21を通じて再度球受け皿9へ誘導される。
このように、ファール球はファール球受け部24により受け止められ直接貯留皿19に貯留されている遊技球に当たることがないので、ファール球が跳ねることなく確実に貯留皿19へ回収することができる。また、ファール球通路30aを通じて貯留皿19へ誘導されたファール球は、第2連通口21を通じて球受け皿9へ誘導されるので、球払出装置14(図3参照)から第1連通口20を通じて球受け皿9へ払い出される遊技球と交錯することもなく、第1連通口20で球詰まりが発生するのを防ぐことができる。
また、ファール球受け部材30は、球受け皿9と貯留皿19を連通する第1連通口20の背面側上方に設けられているので、当該第1連通口20を通じて球払出装置14へ異物を侵入する不正行為を防止することができる。
また、図6において、ファール球受け部材30に発射装置7から発射される遊技球を案内する発射レール29の一部(上部発射レール29b)が一体的に形成されていてもよい。この場合には、発射装置7のレール部34及び下部レール部29aと連続するように上部発射レール29bを配置できるので、遊技球の連続発射がスムーズに行なえる。
図13において、発射装置7は、発射ハンドル10(図4参照)を操作して起動するロータリーソレノイド或いはブラシレスモータなどを駆動源として打球槌33を往復動若しくは回転させて、レール部34の下方に設けられた発射位置に供給された遊技球Pが当該レール部34、発射レール29、遊技盤レール36に各々ガイドされて遊技領域へ向けて打ち出される。
また、図7及び図12において貯留皿19の遊技球の誘導方向上流側には当該貯留皿19に貯留した遊技球が所定貯留量に達したことを検出する満タン検出スイッチ(満タン検出手段)35が設けられている。満タン検出スイッチ35が満タンを検出すると、球払出装置14(図2参照)の払い出し動作を停止し、払出個数を記憶部に記憶する。そして、遊技者が球受け皿9からドル箱に遊技球を抜き取って貯留皿19に貯留された遊技球数が減ると、満タン検出スイッチ35が満タンを検出しなくなる。すると、球払出装置14により再度記憶部に記憶された未払いの遊技球の払い出し動作が開始されるようになっている。
ここで、図7乃至図13を参照して、球払出装置14などから球受け皿9に向けて払い出される遊技球の流れについて説明する。図7は、球受け皿9及び貯留皿19の平面図であり、図8乃至図13はその矢印A−A〜矢印F−F断面図である。
図8において、球払出装置14(図3参照)から払い出された遊技球は、払出通路15から第1連通口20を通過して球受け皿9の上流側受け部9aに誘導される。
図10において、遊技球は球受け皿9の上流側受け部9aから仕切り壁25に沿って下流側受け部9bへ流下する。下流側受け部9bに流下した遊技球は、整流通路9cを経て誘導方向下流側に設けられた球供給口9dから整流器31へ誘導される。整流器31で整流された遊技球は発射装置7のレール部34の発射位置へ供給される(図6参照)。
図8において、球払出装置14(図3参照)から払い出された遊技球は、払出通路15から第1連通口20を通過して球受け皿9の上流側受け部9aに誘導される。
図10において、遊技球は球受け皿9の上流側受け部9aから仕切り壁25に沿って下流側受け部9bへ流下する。下流側受け部9bに流下した遊技球は、整流通路9cを経て誘導方向下流側に設けられた球供給口9dから整流器31へ誘導される。整流器31で整流された遊技球は発射装置7のレール部34の発射位置へ供給される(図6参照)。
図11及び図12において、球受け皿9が遊技球で充填される(球受け皿9が満タン状態になる)と、払出通路15を経て払い出された遊技球は、貯留皿19の上流側貯留部19aに導かれる。そして、遊技球は上流側貯留部19aから下流側貯留部19bへ流下するようになっている(図12参照)。また、下流側貯留部19bへ流下した遊技球は、第2連通口21を通じて球受け皿9の下流側受け部9bにおいて合流して整流通路9cへと誘導される(図11参照)。
図9は、アウト球P1の流れを示すものである。遊技盤6に設けられたアウトロ22に進入したアウト球P1は、貯留皿19の前面側に設けられたアウト球通路19cを通過して流下する。そして、アウト球通路19cからアウト球回収路23を経てホールの島へ回収されるようになっている。
次に、球受け皿9及び貯留皿19に貯留する遊技球の状態変化及び遊技球の流れとの関係について図14乃至図17を参照して説明する。
図14において、払出通路15から第1連通口20を通じて球受け皿9に遊技球Pが払い出されて一時的に貯留している状態を示す。遊技球Pが発射装置7から遊技領域へ向けて発射されるにしたがって、上流側受け部9aから下流側受け部9b、整流通路9cを経て誘導方向下流側に設けられた発射装置7に向けて順次流下するようになっている。
図14において、払出通路15から第1連通口20を通じて球受け皿9に遊技球Pが払い出されて一時的に貯留している状態を示す。遊技球Pが発射装置7から遊技領域へ向けて発射されるにしたがって、上流側受け部9aから下流側受け部9b、整流通路9cを経て誘導方向下流側に設けられた発射装置7に向けて順次流下するようになっている。
図15において、球受け皿9に貯留された遊技球が第1連通口20より貯留皿19側へ溢れ出した状態を示す。払出通路15から払い出された遊技球Pは、第1連通口20へ誘導されずに貯留皿19の上流側貯留部19aより傾斜面に沿って流下し、下流側貯留部19bで一時的に貯留される。下流側貯留部19bで貯留された遊技球Pは、発射装置7から遊技領域へ向けて後続する遊技球Pが発射されるにしたがって、第2連通口21を通じて球受け皿9の下流側受け部9bに貯留された遊技球Pと合流し、整流通路9cを経て発射装置7に向けて順次流下するようになっている。
以上のように球払出装置14より払い出された遊技球Pを先ず第1連通口20を介して球受け皿9に流下させ、球受け皿9が満タン状態になって当該球受け皿9へ遊技球Pが誘導されなくなると貯留皿19への貯留が始まるようにしたため、遊技者は球受け皿9及び貯留皿19の貯留状況をゆっくり視認でき、動揺せずにドル箱の準備などに余裕をもって対処できる。
また、仮に第1連通口20付近で球払出装置14より払い出された遊技球Pが球詰まりを起こしても、貯留皿19を流下した遊技球は第2連通口21を通じて球受け皿9に供給されるので、球切れを心配することなく遊技を継続できる。
また、仮に第1連通口20付近で球払出装置14より払い出された遊技球Pが球詰まりを起こしても、貯留皿19を流下した遊技球は第2連通口21を通じて球受け皿9に供給されるので、球切れを心配することなく遊技を継続できる。
図16において、球受け皿9に貯留された遊技球Pが第1連通口20より貯留皿19側へ溢れ出しかつ貯留皿19に貯留される遊技球Pが上流側貯留部19aに設けられた満タン検出スイッチ35に検出された状態を示す。
このとき、球払出装置14による遊技球の払出動作は停止され、残りの払出される遊技球の数は記憶部に記憶される。遊技者は、発射ハンドル10を操作し続けて遊技を続行してもよいし、球受け皿9の開閉ボタン27をスライド操作してシャッター26を開放することで遊技球をドル箱に回収するようにしてもよい。貯留皿19に貯留される遊技球Pが満タン検出スイッチ35に検出されなくなると、球払出装置14からの払い出し動作が再開される。
このとき、球払出装置14による遊技球の払出動作は停止され、残りの払出される遊技球の数は記憶部に記憶される。遊技者は、発射ハンドル10を操作し続けて遊技を続行してもよいし、球受け皿9の開閉ボタン27をスライド操作してシャッター26を開放することで遊技球をドル箱に回収するようにしてもよい。貯留皿19に貯留される遊技球Pが満タン検出スイッチ35に検出されなくなると、球払出装置14からの払い出し動作が再開される。
図17において、発射装置7より発射された遊技球Pが遊技領域に届かずにファール球として戻った場合、図13において遊技盤レール36を離れると、自重により落下する。落下した遊技球(ファール球)Pは、ファール球受け部材30(ファール球受け部24)に受け止められ、ファール球通路30aを通じて貯留皿19の上流側貯留部19aに誘導される。そして、遊技球Pは、上流側貯留部19aより傾斜面に沿って流下し、下流側貯留部19bに誘導されて一時的に貯留される。下流側貯留部19bに貯留された遊技球Pは、発射装置7の発射動作が進んで球受け皿9の遊技球Pが減るにしたがって、第2連通口21を通じて球受け皿9の下流側受け部9bに貯留された遊技球Pと合流し、整流通路9cを経て発射装置7に向けて順次流下するようになっている。よって、ファール球が発射装置7へ直接戻ることが無いのでファール球が連続して発生することはなく、しかもファール球を貯留皿19を介して球受け皿9から再度発射装置7へ誘導して遊技できるので、遊技者の遊技継続性が損なわれることもない。
上述した実施形態では遊技機の一例としてパチンコ機について説明したが、他の遊技機、例えば雀球遊技機やアレンジボール遊技機などに適用してもよい。
1 パチンコ機
2 外枠
3 内枠
4 ヒンジ
5a 上前面枠
5b 下前面枠
6 遊技盤
7 発射装置
8 図柄表示装置
9 球受け皿
9a 上流側受け部
9b 下流側受け部
9c 整流通路
9d 球供給口
10 発射ハンドル
11 球タンク
12 タンクレール
13 誘導樋
14 球払出装置
15 払出通路
16 画像処理装置
17 払出制御基板
18 当板
19 貯留皿
19a 上流側貯留部
19b 下流側貯留部
19c アウト球通路
20 第1連通口
21 第2連通口
22 アウトロ
23 アウト球回収路
24 ファール球受け部
25 仕切り壁
26 シャッター
27 開閉ボタン
28 遊技球通過領域
29 発射レール
30 ファール球受け部材
30a ファール球通路
31 整流器
33 打球槌
34 レール部
35 満タン検出スイッチ
36 遊技盤レール
2 外枠
3 内枠
4 ヒンジ
5a 上前面枠
5b 下前面枠
6 遊技盤
7 発射装置
8 図柄表示装置
9 球受け皿
9a 上流側受け部
9b 下流側受け部
9c 整流通路
9d 球供給口
10 発射ハンドル
11 球タンク
12 タンクレール
13 誘導樋
14 球払出装置
15 払出通路
16 画像処理装置
17 払出制御基板
18 当板
19 貯留皿
19a 上流側貯留部
19b 下流側貯留部
19c アウト球通路
20 第1連通口
21 第2連通口
22 アウトロ
23 アウト球回収路
24 ファール球受け部
25 仕切り壁
26 シャッター
27 開閉ボタン
28 遊技球通過領域
29 発射レール
30 ファール球受け部材
30a ファール球通路
31 整流器
33 打球槌
34 レール部
35 満タン検出スイッチ
36 遊技盤レール
Claims (2)
- 遊技機の前面側で遊技球を一時的に貯留し、該貯留した遊技球を発射装置の発射位置へ誘導する球受け皿と、
前記球受け皿の背面側の当板に形成された連通口を介して連通し、球払出装置から払い出された遊技球を貯留可能な貯留皿と、を備え、
前記連通口は、前記発射装置から発射される遊技球を遊技領域へ案内する発射レールの外側に設けられており、該連通口の背面側上方には、発射された遊技球が遊技領域に到達せずに戻ったファール球を受け止めるファール球受け部が設けられ、該ファール球受け部に受け止められたファール球は、前記貯留皿に誘導されることを特徴とする遊技機。 - 前記ファール球受け部は、前記発射レールに一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008149099A JP2009291469A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008149099A JP2009291469A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 遊技機 |
Publications (1)
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JP2009291469A true JP2009291469A (ja) | 2009-12-17 |
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ID=41540210
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008149099A Pending JP2009291469A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 遊技機 |
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Country | Link |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2001334049A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Mrd:Kk | パチンコ機 |
JP2004275206A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Samii Kk | 弾球遊技機のファール球回収装置 |
JP2007044120A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Mrd:Kk | 遊技機 |
-
2008
- 2008-06-06 JP JP2008149099A patent/JP2009291469A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334049A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Mrd:Kk | パチンコ機 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120918 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130212 |